伊吹文明

いぶきぶんめい

小選挙区(京都府第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

伊吹文明の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月08日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○伊吹委員 自由民主党の伊吹でございます。  私は、数年前この法律を初めて国会に議員提案という形で出したときに、自由民主党としてこの法案を国会に出そうということの自民党の厚生政策の責任者でありました。当時は今の総理の橋本さんが実は政務調査会長で、私の上司であったわけですが、その...全文を見る
10月07日第141回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 ただいま深谷委員がおっしゃいましたように、国際化が進み生産拠点が海外に行くとか、あるいはまた若い方の意識の違いもございましょうし、いろいろな理由があって、おっしゃっているような大変残念な事態が生じているということは十分認識をいたしております。  科学がどのように...全文を見る
10月20日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 今の御質問、私は大変共感を持って伺っておりました。現在、御承知のように、六十五歳以上の人口は六人に一人、こう言われておりますが、二〇二〇年には大体四人に一人ということになってまいります。  そこで、御年配の方々の勤労の能力というのがどの程度であるかというのは、的...全文を見る
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
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○伊吹国務大臣 今先生お尋ねの数字についてまず申し上げますが、平成八年度の雇用保険の高年齢求職者給付金の支給実績は、対象者が十二万六千人、支給額は九百一億円、支給総額のうちの国庫負担は百五十四億円であります。  ただ、一つ私から申し上げたいと思いますが、六十五歳以降の方は厚生年...全文を見る
10月21日第141回国会 参議院 労働委員会 第2号
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○国務大臣(伊吹文明君) このたび労働大臣を拝命いたしました伊吹文明でございます。労働委員会の御審議に際しまして、一言ごあいさつをさせていただきます。  先生方御承知のとおり、現在我が国はいや応なく国際化時代の波をかぶっており、国内的には少子・高齢化が進むなど大きな構造の転換期...全文を見る
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○伊吹国務大臣 労働大臣としての御質問ではないという前提でお答えをしたいと思いますが、年金というのは一種の保険計算によって掛けられているわけでありますが、これは、長寿’少子化、それからもう一つはバブル崩壊に伴う運用利回りの低下、そういうことを踏まえて、年金財政というものが将来的に...全文を見る
○伊吹国務大臣 どうも労働大臣として答弁の機会がないのはまことに残念でございますが、私は、私が申し上げた信念は今も変わりません。  しかし同時に、橋本内閣、橋本総理が考えておられることは、そのような税体系に持っていく前に、まず現在の財政の中で、民にお願いできること、地方にお願い...全文を見る
○伊吹国務大臣 やっと労働大臣としての答弁の番が回ってまいりましたが、一九八五年、これは昭和六十年ですが、このときは大体六人に一人、現在は四人に一人、そして二〇二〇年には二人に一人が六十五歳以上になると言われております。したがって、もはや、平均寿命が六十歳に達していなかった終戦以...全文を見る
10月27日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第8号
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○伊吹国務大臣 先生がおっしゃった基本認識と私の考えは共通をしておると思います。  その後、政府では、ことしの五月十六日に閣議決定をいたしました経済構造の変革と創造のための行動計画というのがございます。この中では、現在の医療、福祉分野の雇用の規模が三百四十八万人、これが二〇一〇...全文を見る
11月07日第141回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(伊吹文明君) 広中議員にお答え申し上げます。  この法律をお認めをいただいた後は、明年度以降の予算編成において公共事業費が七%削減されるので失業がふえるという試算があるがどうかという御質問であったと思いますが、試算モデルというのは御承知のように一定の条件を置いて将来...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(伊吹文明君) 経済の構造改革が進んでまいりますと、当然のこととして産業のあり方が変わってまいります。産業というのは、生産を行い、同時に雇用の受け皿になるわけでございまして、先生がおっしゃったような国際化の進展に対応できる産業の体制になっていくわけでありますが、その際の...全文を見る
11月11日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(伊吹文明君) 全般的に申せば、構造改革が進むことによって、あらゆる政策に効果と副作用がございますように、雇用が抑えられる部分もあり、新たに雇用が創出される部分も当然出てくるわけであります。  そこで、先生が今御指摘になりました建設関係について言えば、特に先生が御指摘...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま御質問のございましたところについては、先生よくこの法案の趣旨は御存じで御質問になっていると思いますが、六十五歳を過ぎて働いておられて退職をされた方は、年金をもらうと同時に今の雇用保険の給付をお受けになる。ところが、六十五歳を過ぎてお働きに出ておら...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま政府委員が御答弁を申し上げましたような実績であり、またこの制度ができました経緯は今先生がおっしゃったとおりでございます。  そこで、この制度は働く方、そして働きながら介護しなければならない方と企業の双方にとってそれなりのメリットのある制度だと私...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ぜひ先生にもこのいい制度をテレビを通じて多くの方に呼びかけていただきたいと思うんですが、御指摘があってから私なりにいろいろ、なぜだめなのかなということを考えてみました。  一つは、労働省はやはり雇用保険というのを企業との間にやっております。ところが、こ...全文を見る
11月12日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(伊吹文明君) 今、総論としては政府の年金担当大臣である小泉大臣からお答えがございました。  先ほど来先生がお話しになっているように、労働力というものが非常に流動性を増してくるという意味では、この四〇一Kという仕組みは職場を移るにつれて持っていけるという利点がございま...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、基本的に構造改革が進み、先生がおっしゃいましたように国際化が進みますと、終身雇用制が徐々に崩れて、労働力の移動というものが激しくなると思います。  あらゆる政策には効果と副作用が伴いますので、弱い人たち、比較的力がない人たちが切り捨てられないよう...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 御指摘のように、有料職業紹介事業を、従来はこれとこれとこれまでやっていいですよという形から、これとこれ以外は自由におやりになって結構ですという形に実は変えました。その大きな対象は、専門技術職の一部、それから事務職、今、先生がおっしゃったホワイトカラー、そ...全文を見る
11月17日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(伊吹文明君) たびたび本委員会でも景気の問題について御審議がありましたのと同様に、短期的に景気を浮揚させるということと、構造的に元気の出る経済構造をつくっていくというのとちょうどよく似た先生の御質問だと私は思います。  来年度予算をどうするかということと、少し長い目...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今おっしゃいましたように、ヘルス・インベストメント・アクトという言葉は大変格好がいい言葉だと思います。  英国でもサッチャーがやりました構造改革というのは、当時非常に賛否両論あったと思いますが、今皮肉なことに労働党政権のもとで私はその成果が出てきている...全文を見る
11月18日第141回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(伊吹文明君) 今御指摘のございました告発が基準署長あてに出ましたことは、すぐに私のところにも報告がございました。  御承知のように、市場経済では基本的に賃金は労使の交渉で決まってくるわけですが、四十四時間労働時間のものを四十時間に改正いたしますと、単位当たりの労働賃...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) わかります、わかります。  ですから、先生が今おっしゃったその告発そのものが、結局のところこの事案が法律に違反しているからであるということであればすぐに受理できます。しかしながら、先ほど申し上げかけたように、二年間の経過期間を置きながら賃金を減らさない...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 このたび労働大臣を拝命いたしました伊吹文明でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  衆議院石炭対策特別委員会の審議に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  現在、政府は二十一世紀を展望いたしまして、大きな視野から、経済構造改革を初...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 このたび、労働大臣を務めることになりました伊吹文明でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  先生方御承知のとおり、我が国はいや応なく国際化の大波をかぶり、国内的にも少子・高齢化が進むなど、大きな転換期にございます。このような中で、日本国と日本人が現在...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(伊吹文明君) 私は二つの側面があると思いますが、まず女性が社会に出て、家庭にいるときだけではないいろいろな価値観に触れて、そのことが女性を人間として大きく育てるということは非常に私はいいことだと思いますし、その権利を男性だけが独占しているような社会からだんだん脱皮して...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 委員も労働省で政務次官としてそのあたりの御努力を重ねておられたということは私も労働省でよく伺っておりますが、労働省だけでできることではございません。  今、年金の例をお挙げになりましたが、関係各省とも御相談をしなければなりませんし、何よりも日本社会全体...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 大きな歴史の流れの中での現在ということを考えてみますと、女性が社会に出られていろいろな価値観に触れられて、人間的に大きくなられる権利を持たれるということは、女性にとっても、また女性のパートナーである男性にとっても、私はすばらしいことだと思います。  た...全文を見る
11月20日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(伊吹文明君) 今ニュージーランドの例をお引きになりましたが、雇用は、基本的には商売が活気を持って行われていればふえるわけでございます。そこで、この財政構造改革によって財政を通ずる有効需要、つまり商売の元は減ると考えられますが、先ほど来お話がございましたように、条件が変...全文を見る
12月01日第141回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○伊吹国務大臣 金融不安に伴い雇用不安が生じてきているということは、先生御指摘のとおりだろうと思います。  そこで、私は三つの問題があると思いますが、一つは、まじめに働いていた労働者、勤労者の労働債権をしっかりとまず確保するということでありますが、これは現在までのところ、北拓、...全文を見る
12月01日第141回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(伊吹文明君) 基本的には、構造改革を進める過程で摩擦的な失業が出るということは私は否定できないと思います。しかし、大きな流れとしては、構造改革を達成することによって新たな雇用を創出するということも期待できます。したがって、その摩擦的な失業に対しては全力を挙げて対応いた...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 非常に大きな問題でございますが、基本的には、今いろいろ御答弁があったような措置、あるいは政府の確固たる意思を表明することによって、金融市場の過剰反応ということを抑えながら景気が安定していく、これはもう基本です。  しかしながら、今御指摘の雇用対策基本計...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、総理から御答弁を申し上げました、特に当該企業ではなく、当該企業の結果生ずる関連企業の方々の立場を守るための雇用調整助成金の支出につきましては、金融機関にも大型倒産企業としての指定が及ぶように、今その指定の基準を変えるべく審議会に持ち回りで鋭意検討いた...全文を見る
12月05日第141回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 今、大石委員が的確におっしゃいましたような構成メンバーでお話をさせていただきまして、特に、ロシアが初めてこの会議に参加をして、サミット八カ国ということで協議をいたしました。  日本でも雇用問題は今大変深刻だと言われておりますが、諸外国では大体失業率が二けた近くに...全文を見る
○伊吹国務大臣 今委員が御指摘になりましたように、基本的には私たちは、いわゆる国際的じゃなくて、国際的というのは英語で言うとインターナショナルだと思いますが、インターナショナルではなくてグローバルな地球社会という形に今なっておると思います。その中で、お互いにやはり経済面での競争が...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま御指摘になったと同じことが実は神戸の労働サミットで各国の大臣からお話がございまして、そのときに私はこのように申し上げました。日本の実体経済は、率直に言って、諸外国と数字の上で比べて非常に健全であると。国際競争力もまだまだあるし、そして失業率も、今先生がおっ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほども申し上げましたように、どのような経済システムをとっていても、生産活動というのは、資本と立派な技術と、その技術、資本を有効に利用できる良質な労働力の結合によってなされます。したがって、経済構造の変化に従って労働力というか雇用というものは必ず移動しなければ、そ...全文を見る
○伊吹国務大臣 私は、アメリカには訪問した程度で余り経験がございませんが、英国には四年ほど住んでおりましたので、やはり雇用の形態というのは各国おのおの、その国の伝統とか成り立ちによってかなり私は違うと思います。  日本の場合は、やはり終身雇用制度というものを原則として、そこにパ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来御議論になっておりますように、日本の伝統的な終身雇用制のもとでは、ある意味では、会社は安心をして学卒の人に能力を高めるための投資をすることができるというメリットがあります。しかし、これから労働力の移動がかなり御指摘のように流動化していくという面では、会社も...全文を見る
○伊吹国務大臣 きょう、実は今先生が御指摘になりました答申というのは、正式に私はまだちょうだいいたしておりません。これをよく拝見をいたしまして、いずれ法制化をいたしまして、当委員会の御審議に供して、言うならば、当委員会の御審議に供するということは国民の理解を得るということでござい...全文を見る
○伊吹国務大臣 もう大変広範な、大変難しい御質問でございますので的確にお答えできるかどうかわかりませんが、最初に川端委員がおっしゃいましたように、本来国会の議論というのは、大きな物事の流れとか判断とか理念というものをお互いに政治家同士が議論をする、そういう場であるというのが私は一...全文を見る
○伊吹国務大臣 率直に申し上げて、先生の出身企業である例えば東レとかあるいは繊維関係、こういうところは、なかなか私はやはり経済構造の転換の中で大変な部分があったと思いますし、かつての東レではなくて、もう新しい、今やっておられるのはほとんど繊維ではないところへ移ってきておられる。そ...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは私、非常に難しいと思います。経済はやはり生き物でありまして、トレードサイクルというものがございますから、そのどこの部分に今あるかというのは大変難しい判断だと私は思いますが、経済企画庁が政府の正式の見解として述べているのは、従来の景況感より現在は決していいもの...全文を見る
○伊吹国務大臣 基本的には、先ほど申し上げましたように、政府も労働状況は非常に厳しいという認識を持っているということは御理解いただいていると思います。  その上で、例えば夏までの政府の景況判断と今の景況判断が違ってきている、厳しくなってきているという御指摘はそのとおりです。ただ...全文を見る
○伊吹国務大臣 今は亡き私の師匠でございました渡辺美智雄先生とともに書きました本を真摯に読んでいただいて、それについての御質問をいただいたことは本当にうれしいことでございます。  今先生が申されました金融システムへのてこ入れ、これは、残念でございますが細川内閣、羽田内閣のときに...全文を見る
○伊吹国務大臣 ありがとうございました。政治家同士として大変気持ちのいい話をさせていただいたと私は思います。若干時間をとるかもわかりませんが、先生のお尋ねにお答えをいたしたいと思います。  まず、先ほども申しましたように、雇用というのは、基本的にはやはり経済の活動、有効需要によ...全文を見る
○伊吹国務大臣 金融機関であるからといって、私は、本来は市場原理の例外であってはならないと思っています。したがって、市場経済においては、経営判断を誤った経営者あるいは企業というものは、当然自己責任の範囲内でその責任をやはり果たしていかねばならないと思っていますが、同時に、本来自己...全文を見る
○伊吹国務大臣 雇用保険の本来の役割というのは幾つかあると思いますが、これは基本的には厚生省の金であったり政府の金であるわけではありません。国民の税金とまじめに働いている人の汗とあぶらの結晶から拠出をされた保険料の塊であります。  そして、その人たちがお互いに助け合いながら、も...全文を見る
○伊吹国務大臣 そこはいろいろ議論のあるところであると思います。  例えば基礎年金については、国がこれは公的な保障として国の責任において運営をしております。かつては厚生年金にも二〇%の給付に対する助成が入っておりましたが、今はこれは入っておりません。いないけれども、これは国が運...全文を見る
○伊吹国務大臣 私は何も年金のことを主題として申し上げたわけではありません。厚生年金は一つの例示として申し上げたわけであります。  雇用保険にも、御承知のように二〇%の給付に対する補助金が現行法律のもとでは入っているということは、補完的に自助努力の間の需要と供給の差を埋めていく...全文を見る
○伊吹国務大臣 極論は、私はいたしておりません。今の質問者の御質問が極論であるのだと私は思います。国が、必要であるから、法律を国会の御審議を経て成立をさせて、強制的な徴収権を持っているわけですから、国が運営をしているということは当然のことで、これは社会に必要であるからやっているわ...全文を見る
○伊吹国務大臣 私は雇用保険というものを残念ながら掛けたことはありませんが、私のうちは二百年商売をしておりますから、雇用保険をずっと掛けたうちで育っておりました。
○伊吹国務大臣 委員を含めて、民主主義のもとではすべての政治家は今のお答えにいつも直面をしながら政治活動を行っていると思います。  つまり、まずそれは、この場合で言えば税の負担、達観的に言えば、五分の一の補助金を入れる税の負担をだれがするのか、それからもう一つは、保険料の制度を...全文を見る
○伊吹国務大臣 私の政治家としての物の考え方は、やはり国家社会あるいは日本人全体をいかにうまく動かしていくかということが政治家の一番のプライオリティーを置かねばならないところだと思います。その中で、雇用保険がどうだ、教育がどうだ、あるいは公共事業がどうだ、中小企業対策がどうだ、こ...全文を見る
○伊吹国務大臣 御党の先輩でございます川端委員と午前中に議論をいたしましたように、今日の経済状況の判断あるいはそこに至った政策について、だれに責任があるかれに責任があるということについてはいろいろな意見があると私は思います。  しかしながら、一つ申し上げておきたいのは、国のとい...全文を見る
○伊吹国務大臣 私の地元の事務所は平均以下の人員しかおらないと思いますが、何分厳しい政治資金規正法のもとで、家族もいる秘書をそんなにたくさん雇える余裕のある議員はほとんどいないのじゃないかと私は思いますが、もし欠員があるとか少し余裕があればもちろん、ただし立派な人であればですよ、...全文を見る
○伊吹国務大臣 御承知のように、六十五歳までの年金制度の中には、在職老齢年金というのがあります。したがって、働きながら年金をもらっておられる方には、別途働くことによる給与があるので、減額的な給付がされる。しかし、六十五歳以降はそのような制度は実はございません。  したがって、本...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほどは先生も御一緒でございましたが、御党の菅代表がわざわざおいでいただきまして、通産大臣と私に対して、現下の中小企業の方々のお立場を踏まえた申し入れをいただきました。  その中で、労働省として対応しなければならない部分について三項目ございまして、一つは、いわゆ...全文を見る
○伊吹国務大臣 例えば今北拓が考えている営業譲渡というのは、一種のそういうものだと思います。良質な部分を他の金融機関に譲って、当然雇用もそれについていく。三洋であれば会社更生法によって新しく再建の道を探っている。  ただ、中坊さん云々というお話がございましたが、あそこが今回収し...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生の医師としての御経験に基づいた貴重な御意見であろうかと思います。しかし、制度、法律というのは一種のある程度割り切りでできておりまして、例えば十八歳とか二十歳とかという。では、十八歳の場合に十七歳三百六十四日はどうで十八歳プラス一日はどうだという議論は、これは必...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生のお話をずっと伺っておりまして、私は、将来の方向として大体意見を同じゅうするものでありますが、特に今御指摘のように、労働の流動性が増したり働き方が多様化していきますと、いろいろな個別問題が起こってくると私は思います。  そこで、私はまだ実はこれを正式に受け取...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生はもうすべて御存じの上で御質問になっておりますので、私がるる申し上げるまでもありませんが、やはり主権を持っている国にはその国固有の法律というものがあって、その法律との整合性を考えながら、今御指摘のように、日本はそのあたりを割に律儀に、厳しくやってきているのじゃ...全文を見る
○伊吹国務大臣 今職業安定局長が申しましたような基本線に沿って、御意見を労働省にお持ちになり、担当者がお目にかかった内容については、私は伺っております。  しかし、当該責任はまず経営者にあるわけでありますから、山一証券の経営主体と話をし、情報を十分我々に提供すべきことという前提...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来御答弁を申し上げておりますように、我々は国民からお預かりをしている雇用保険を使い、あるいは国民からの税金をいただいて仕事をしているわけでございますから、できるだけ仕事は効率的にしなければなりません。  そこで、今委員がお挙げになりましたいろいろな金融機関...全文を見る
○伊吹国務大臣 何度も申し上げておりますように、今先生は破綻に至る理由はいろいろあるとおっしゃいました。それはいろいろあります。しかし、これから会社がどのような形になっていくかという形態について法律的にいろいろあるということを私は申し上げているわけです。したがって、もちろんその他...全文を見る
○伊吹国務大臣 まずはっきりさせておかねばならないことは、中央労働基準審議会の名誉のために申し上げたいんですが、公正な立場で御審議をいただいていると私は思いますし、また、労働省がこの審議会に対して、今お言葉のあった、私は繰り返すのはややいかがな言葉かと思いますので繰り返しませんが...全文を見る
○伊吹国務大臣 直接の所管は厚生大臣でありましょうし、国立病院でございますから、国家公務員の労働関係というのは、実は労働省の枠の外にあって、人事院が所管しているということは御承知のとおりだと思います。  ただ、人事院が所管しているといっても、労働基準法の枠の中でよく似た、枠の中...全文を見る
○伊吹国務大臣 今実態については、先生なりに一つの情報というか、お話を伺いました。厚生省を含めてもう少しいろいろな角度から情報をお伺いした上で、必要なことがあれば厚生大臣にお話しさせていただきます。
○伊吹国務大臣 実は、今先生御指摘のものについては、部会から審議会に報告があったということを昨日担当者から伺いまして、私への正式の建議というのはまだちょうだいいたしておりませんので、私もあくまで報道によってその内容を把握しているにすぎないという前提でお答えさせていただきたいと思い...全文を見る
○伊吹国務大臣 実は、先ほど申し上げましたように、私はまだ正式に建議をいただいておりませんし、建議をいただいた上で立法化の措置が実はあるわけでありまして、立法作業を行いますとまた審議会にもう一度お話をさせていただくという手順が当然踏まれるんじゃないかと思います。  したがって、...全文を見る
12月09日第141回国会 参議院 労働委員会 第3号
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○国務大臣(伊吹文明君) 大変広い、大きなお尋ねでございますので的確にお答えができるかどうかはやや心もとないのでございますが、我々政治家として一番大切なことは、やはり過去の歴史に学び、歴史としての現在を認識し、そして歴史になるであろう未来を的確に把握してつくっていくことだろうと思...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 私が労働大臣に選任されましてから労働省の諸君にも申し上げていることは、やはり基本的には雇用というのは経済がうまく回り、有効需要が創出されることによって受け皿が決まってまいります。したがって、経済官庁としての自信と自負を持って経済政策に積極的に発言をするこ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これまた非常に広い御質問でございますが、財政構造改革に限って言えば、先ほど申しましたように、あらゆる政策には効果と副作用がございます。副作用だけをあげつらっておれば政策は進みませんし、副作用を無視して効果だけで暴走すれば失敗をすることになると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 基本的にはマクロ経済のかじ取りの責任者がどの役所であるかということになっていくんだろうと思いますが、政府としてとっております対策で若干数字で申し上げますと、現在、医療・福祉の分野では約三百五十万人の人が雇われておりますが、積極的に今とっております規制緩和...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 我々は民主主義の国に住んでいるわけでございますから、一番大切なことは、やはり各政党が公約を行う、その公約に応じて有権者の皆さんが一票を投じられる、その公約がうそにならないように努力をするということだと思います。我が自由民主党は、選挙の際には行政組織の半減...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 私は両立は可能であろうと思います。ただ、従来のような日本人の生き方、従来のような政策、従来のような制度、従来のような法律を一つも変えないということなら、それは非常に難しいんではないでしょうか。  先ほど私が申し上げましたように、日本の財政というのは、直...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) きょうはもう何か大変大きな問題の御質問ばかりで、私はとてもお答えするのに適任ではないと思いますが、この環境問題というのは、先ほど私が申し上げたように、あらゆる政策には効果と副作用があるということが最も端的にあらわれるところでございまして、したがって、政治...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、まさに委員が御指摘になったように、労働の状況、雇用のあり方というのは各国の伝統と文化のようなもので、各国みんな違います。しかし、幸いなことに、神戸に集まりましたのは、新たにロシアが参加をいたしまして八カ国になりましたが、いわゆるサミット国でございまし...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、先生が御指摘になったようなことがなぜ起こっているかということをまずしっかりと考えてみる必要があると思います。  このことは、ある意味では決して私は悪いことではないと思いますが、女性が社会に進出できる余裕が先進諸国では出てくるわけであります。社会に出...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、市場経済の、自由社会の世界におきましては一人一人が選択を行い、意思決定を行いますけれども、その結果責任はやはり本人が自己責任としてとっていくというのが当然のルールであります。  したがって、違法行為をしたとか経営判断を間違った企業が結果的に責任を...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、参考人から申されたとおりの状況であるということは労働省としても十分把握いたしておりますし、なかんずく経営のミスによって本来何も御存じじゃなかった方がこういう目に遭うということは、社会的公平感からいっても私は大変お気の毒なことだと思います。  そこで...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 公共職業安定所は、委員が一番よく御存じのように、強制徴収をいたしました雇用保険の失業に対する給付を行いながら新たな仕事をあっせんさせていただくというやり方をやっておるわけでございますから、独立行政法人、エージェンシーというものがいろいろ新聞等で論じられて...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず初めに、お尋ねにお答えを申し上げます前に、労働福祉省のことについて長谷川先生から御言及をいただきまして、私も全く同じ考えでございます。  もっと申し上げれば、私は名前ということもある程度は大切でしょうが、新しくできた役所が国民のために、自分のポスト...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど来御答弁申し上げておりますように、あらゆる政策には効果と副作用というものがございます。したがって、規制緩和を進めていく結果、プラスの面はたくさん出てまいりますが、同時にマイナスの面が出てまいります。今先生の御指摘になったのは、規制緩和を進めることに...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 閣僚の一人としてというお尋ねでございますが、お許しをいただいて政治家の一人として答えたいと思います。  私は、このハッピーマンデー構想が、今御指摘がございましたように景気対策、緊急経済対策として論じられることには非常に抵抗を持っております。ゆとりのある...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど来労働債権のことについていろいろ御心配をかけているわけでございますが、総論から申せば、山一証券は債権、債務を洗い直して、債務は超過していない、債権がかなり上回っているということを大蔵省から我々は伺っております。  ただ、率直に言って、大蔵省には再...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今お尋ねの件は、率直に言ってまことに悩ましい御質問だろうと思います。  というのは、大蔵大臣の発言について武田先生から御批判、おしかりがございましたが、私は、市場経済においては経営判断を失敗した経営者あるいは企業というのが自己責任をとるというのはこれは...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、北拓、三洋、山一、いろいろな企業名をお挙げになりましたが、御承知のように一つ一つ実は法律上の手続が異なっております。  北拓は、企業がいまだ存在をしながら持っている営業権を譲渡するという形で企業の将来を展望しようといたしております。三洋証券は、会社...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 午前中の質疑でも申し上げましたように、雇用というのはやはり経済活動に基本を置いておりますので、これ以上日本の景気が悪くならないようにしてもらいたいというのが私の率直な願いであります。  しかしながら、今、実体経済面では私は日本はまだまだ世界で一番強い国...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 働くための過労死ということは本来私はあってはならないことだと思っておりますが、残念ながら労災認定は最近では大体年間八十件ぐらいあるというふうに事務局から伺っております。  そこで、先生のお言葉をかりれば、労使とも働き過ぎということについての意識改革をし...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これはもう今泉先生非常に難しい御質問でございます。再三申し上げておりますように、雇用と申しますのは、やはり基本的には経済活動によって有効需要が創出され、その有効需要によって雇用の場が確保されるということを考えれば、これからの技術開発の戦いの中で日本がどの...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 再三申し上げておりますように、基本的にはやはり雇用というのは経済運営の中で有効需要が創出をされ、その有効需要が景気の受け皿になるわけでございますから、雇用問題だけを考えれば、これはまた予算委員会の御議論に譲らねばならないんですが、補正予算を組むとかいろい...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) お答えをする前に、私は、経営者というものがどういう立場かということを、各大企業、特に上場企業の経営に当たっておられる方が今よく考えるべきだと思っております。  それは、私の観念から言えば、基本的に会社は株主のものであります。そして、しかしそれが上場した...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほども同じような御質問がございまして、まことに大きな問題で、私がお答えするにはやや荷が重いんでございますが、結局、基本的に今先生がおっしゃったことは政策選択の問題だろうと私は思います。あらゆる政策には、先生のお言葉をかりれば光と影がございます。私はそれ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まずビルド・アンド・スクラップというお話でありますが、それは私は本来のあるべき姿だと思います。  しかし先般、朝日新聞でありましたが、このような記事が出ておりました。  バブルの時代あるいは高度成長の時代に私たちが常識だと思っていた考えはそろそろ改め...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 実は、私にこの建議をいただくのは十一日になると伺っておりますので、ただいまは部会から審議会に御報告がなされて、十一日にちょうだいするまでもう一度審議会の御議論があるのではないかと思いますから、私からそれを先取りしたことを申し上げるのは委員の方々に対して失...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、お答えする前に、同じ京都の笹野先生から大臣就任のお祝いを言っていただきましたのですが、私の率直な気持ちを申しますと、赤字会社の立て直しの重役陣に選任されたような気持ちで、大変だなというのが実感でございます。したがって、ちょうちん行列などというお話も...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今、三点にわたって先生からお話がございました件については、実は、沖縄関係の閣僚協議会がございました際に知事さんからも先生と同じようなお話が私にございました。そして、特に総理からは、先生と全く同じ気持ちであったと思いますが、先般の大戦の際に沖縄県民の方々が...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) それはもう申すまでもなく当然のことであります。事後監視型という言葉が適切かどうかわかりませんが、間違ったことをした人を後で見つけ出して罰を与えるとか是正させるというのではなくて、事前からこういうことは困るよということの法律であるというのは労働基準法として...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 再三申し上げておりますように、私たちは先生とは少し立場が違うと思いますが、市場経済という自由社会の中に生きております。したがって、経営者には経営者の判断があると思います。その判断が法律だとか何かに対して違反をするとか、あるいはおかしいという場合は私は責任...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 極めて医学的、専門的な御討議が交わされておりましたので私はそれを伺っていたわけであります。今御指摘の健康手帳というのは、離職者の方に対してできるだけその予防、早期発見を目的として無料で健康診断が受けられる証明のために交付しているものだというふうに伺ってお...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先般来いろいろ御論議がございましたが、我々は山一を特別扱いするつもりは毛頭ございません。ただ、北拓や三洋証券は、廃業という法律行為ではない企業の存続の道を探っておりますので、その状況を見ているということであります。  山一については、先生が御承知のよう...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、労働債権という言葉の中にはいろいろな意味が含まれていると思いますが、日々の労働に対して月々払われているいわゆる月給については、今大蔵省の課長が申しましたように今のところ順調に支払われていると。そして、それはまた朝お見えになった山一証券常務取締役の参...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まさに先生がおっしゃったことに尽きていると思いますが、これは市場経済の世界でも計画経済の世界でも、共産主義国であっても自由主義国であっても、やはり資本と技術とそれを利用していく立派な労働力の結合によって生産活動というのは行われるわけでございますから、労働...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 基準法の改正について、大変広範な範囲から建設的な御討議をしていただいてまことにありがとうございました。  実は、私はまだ建議そのものをちょうだいいたしておりませんで、部会から審議会に提出をされたところで、審議会でもう一度御議論を経た上で私がちょうだいす...全文を見る
12月11日第141回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 先生御指摘のとおり、石炭産業というのは、戦後の大変な日本への貢献の後のエネルギーの構造改革の中で苦難の道を歩んでおられるわけでございますから、今御指摘のございました三井三池炭鉱が三月三十日に閉山をいたしましたが、これを含めまして、今御理解いただいたように早急にその...全文を見る
○伊吹国務大臣 基本的には先生御指摘のとおりだろうと思います。先ほど御確認いただいた数字でも、約千四百五十人のうち四百八人の御就職で、四百人を御承知のような職業訓練の中で手当てをしておるわけでございますが、労働省としては、三井三池の問題については、もちろん地元の福岡県それから熊本...全文を見る
○伊吹国務大臣 けさの当委員会におきます御審議をいろいろ伺っておりまして、エネルギーの安全保障の面やあるいは経済発展の観点、いろいろな観点から、通産大臣からも、今御指摘のありました二つの炭鉱、これは太平洋炭鉱と松島池島炭鉱だと思いますが、この存続といいますか、石炭の持つ重要性につ...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま政府委員からお答えいたしましたような数字でございますが、まさに中西委員がおっしゃいましたように、市場経済の世界では、まず三井石炭に、構造的な問題ではありますが、一義的な責任はやはりあると私は思います。  そういう中で、通産当局にも私はお願いをしておきたい...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま御決議のございました石炭政策の確立に関する件につきましては、関係省庁と連携をとりながら、適切に対処してまいる所存でございます。
12月16日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(伊吹文明君) ただいま先生御指摘のように、アカス事件というまことに残念な恥ずかしい事件がございまして、その御指摘を受け、労働省といたしましても、事業所内で人権が無視をされたような悪質な事件が起こるなどということはあってはならないことだと考えまして、関係各省庁、具体的に...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、御指摘のような恥ずかしいことが起こらないようにするためには、国民一人一人がそういう自覚を持ってやっていただくということが基本でございますので、とりわけ事業主の方に対しまして、障害者を雇用することの意味をよく理解していただき、そのための細かい指導ある...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 御承知のように現下の経済・雇用情勢はまことに厳しくなっておりますが、今御指摘がございましたように、障害者雇用促進法で定められた身体障害者を雇用していただく率というのがございます。これはもう先生よく御承知のことですが、民間企業では一般に一・六%という率が定...全文を見る
12月17日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(伊吹文明君) ただいま御決議のございました知的障害者の雇用に係る事件の再発防止につきましては、関係機関との連携を一層強化いたしまして、行政による指導を行うなど、御決議の趣旨に沿って努力してまいりたいと存じます。