伊吹文明

いぶきぶんめい

小選挙区(京都府第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

伊吹文明の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 外務省の公金横領疑惑については、既に外務省から、委員御指摘のとおり、警視庁に告発が出されております。私から指示をいたしておりますことは、これは事国民の納められた税金に関する問題でございますので、社会正義に反することは法律に準拠して、粛々とかつスピーディーにやってほ...全文を見る
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 私、当選して十七年になりますが、初当選以来ずっと酒販組合の御支援をいただいて、酉和会からは政治団体として御支援をいただき、そのことは政治資金規正法にのっとって御報告はしてあります。
○伊吹国務大臣 数字はちょっと私は定かにしませんが、夏と冬と会費をちょうだいしておりますから、その程度の金額じゃないかと思います。はっきり今おっしゃった数字かどうかは確認しておりません。
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○伊吹国務大臣 今先生御質問の件につきまして、まず遭難をされた方、それから、なお行方不明になっていらっしゃる方々の御家族に対して、心からお見舞いと、事故というものに対して遺憾の意をあらわしたいと思います。  今の御質問について、まず経緯を御報告いたしたいと思いますが、総理官邸内...全文を見る
○伊吹国務大臣 時間の関係もございますので、経緯は先ほど来若松委員にお答えしたとおりでございます。  それで、原因については、米側においても現在調査中でございますけれども、フォーリー大使それから国務長官、国防長官、それから太平洋軍の司令官等が、防衛庁長官あるいは外務大臣、総理大...全文を見る
○伊吹国務大臣 昨日、総理からその点についても強い御指示がございました。現実問題として、大変深い海、約六百メートルの海底に沈んでおりますので、これを再浮上させることについての技術的な可能性はいろいろ意見が分かれているところでございますが、今持っておる技術で最大限の努力をアメリカ側...全文を見る
○伊吹国務大臣 この点につきましても、今国土交通省の海上保安庁を中心に捜査が続けられているわけですけれども、なお残念ながら生存者の発見ができないというまま現在推移しております。  先生が今御提起になったことは、まさに国家の危機という形でとらえるべきものと、事故としてとらえるべき...全文を見る
○伊吹国務大臣 十時十五分に私が情報を聞いたというわけではございません。先ほど御説明を申し上げましたように、内閣の情報集中管理センターに海上保安庁からの一報が入ったということでございます。
○伊吹国務大臣 済みません。正確を期すために、報告があるそのものを持ってまいりました。  内閣情報管理センターには、四人の職員が二十四時間体制で詰めております。そして、その職員は、情報を受ける、言うならば受け手でございます。これを受けまして、安全保障・危機管理室の担当事務官とい...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは非常に技術的なことでございますので、少し御説明をさせていただきたいと思いますが、海上保安庁は、日本国籍の船について、遭難信号をすべて識別できるように置いているようでございます。したがって、先生の御指摘の時間に事故があったというか、やられたというものが入ってき...全文を見る
○伊吹国務大臣 私は、実は四日の日に母の三回忌をやりまして、その後始末でお寺にごあいさつに行こうと思って京都駅をおりて、車の中で連絡を十時四十分に受けました。そして、その際に受けた情報は、先ほど先生に申し上げたとおりであります。
○伊吹国務大臣 実は、そういう状況でございますので、内閣の情報集約センターで九時十五分に情報を受けた後、安全保障・危機管理室の方へその情報を移しまして、同時に、情報の内容を確認しながら、十時半ごろから総理、危機管理担当大臣、官房長官、官房副長官の各秘書官に順次連絡を開始したという...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど若松委員にもお答えしたとおり、いろいろな事情はあるだろうけれども、日本人の生命が危険にさらされているわけですから、ともかく外交、防衛ルートを通じて人命救助に全力を挙げてもらいたいということを申し上げたんです。(生方委員「伊吹大臣がどうされたのか。聞いたとき、...全文を見る
○伊吹国務大臣 ちょっと大切なことですから、状況を……(生方委員「短目に」と呼ぶ)いやいや、それは大切なことですから。(発言する者あり)ちょっと待ってください。
○伊吹国務大臣 今、生方委員がおっしゃったように、危機管理センターでやるべきことは、生命財産の大規模な侵害を受けることをどうするかということでございます。  したがって、この事件は、残念ながら米国の主権下で起こっていることなんですね。もし日本沖でこの事故が起これば、海上保安庁を...全文を見る
○伊吹国務大臣 危機管理センターというのは、これはマスコミやなんかでいろいろな報道なされておりますが、つくったのは、連絡室を立ち上げたということですよ。
○伊吹国務大臣 今回は、先ほど申し上げたような事情でございますから、米国主権下で一生懸命やってもらうということをまずやらねばなりません。したがって、そのあらゆる情報を確保するための情報連絡室を立ち上げたということです。  それから、二番目は、これはまことに申しわけありませんが、...全文を見る
○伊吹国務大臣 引き続き、十一時に、総理秘書官を通じて、人命救助と情報収集に最大限の米側の協力を要請してもらいたいという総理からの御指示が情報連絡室に来ているということです。
○伊吹国務大臣 ただいまの御質問について、二つを分けて考えねばなりません。  政界の大先輩であり総理の御経験をなさいました宮澤財務大臣が、先ほどビジュアルな時代だからということをおっしゃいました。私は、確かにそういう面は否定はいたしません。しかし、そのことと、総理が最終的な責任...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま官房長官と外務大臣に御質問の件でございますが、かねてからこの委員会で資料提出の要求がございました。それで、被害届と告発状についてはかなり詳細なことが書いてございます。しかし、それは私は一部だろうと思います、強制捜査権がございませんから。その一部の被害や告発...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず、今回の事態が、国家が管理すべき危機であるのか、重大な事件と認識するかは、これは御意見の分かれるところだと思いますが、実は、阪神・淡路大震災の大変な教訓、あのときは村山内閣時代ですが、これは村山内閣に責任があったわけでも何でもなくて、当時は各省に情報が入ってき...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○伊吹国務大臣 昨日来本委員会でお答え申し上げているような経緯でございまして、十時四十分に内閣情報集約センターからこの事故の連絡が私のところにございました。  それで、危機管理の対象とすべきことか事故かというようなお話もあるようでございますけれども、ともかく、国民の命が危険にさ...全文を見る
○伊吹国務大臣 大変難しい御質問だと思いますが、ちょっとお時間をいただきますと、先生今御指摘のように、平成七年にはいろいろな事件、事故が起こりました。阪神・淡路大震災、地下鉄のサリン事件、全日空の乗っ取り事件等いろいろな事件が起こった反省から、内閣に、情報を一元的に管理するという...全文を見る
○伊吹国務大臣 内閣部内ではかなりのマニュアルは整備されております。しかし、率直に申し上げまして、日本の主権外で起こった今回の船舶の事故というものに対するマニュアルがあったかというと、先生御指摘のとおりだろうと思います。  そこで、そういうことも踏まえて、今の御提言を私どもは真...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○伊吹国務大臣 まず、山本先生のお地元の宇和島で今回の事故に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、なお行方不明の御家族の方々の心情を思い、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  それから、事故が起こりまして、先生が今お話しのように、水産高校においでいただき、そ...全文を見る
○伊吹国務大臣 総理の認識については、後ほど官房長官からお話しいただくのが適当だと思いますが、昨日の党首討論でも、事故か危機かというのは非常に議論になりましたので、少し、先生の今のお話をも含めて、説明させていただきたいと思います。  まず、先生御指摘のとおり、平成七年のいろいろ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生がおっしゃっていることと私が答弁していることは、ほぼ合っているんじゃないかと思いますが、先生も広い意味での危機管理という言葉を今使われました。つまり、国民の生命財産ということからいたしますと、私は、情報が入ってきたときに、何度も申しておりますように、これが内閣...全文を見る
○伊吹国務大臣 そのとおりだろうと思います。ですから私は、まず情報を受けたときに即座に、今先生がおっしゃったことをまずやってくれということを申し上げ、総理も即座に、連絡室というか、まだそのときは連絡室は立ち上がっていないと思いますが、担当者のところへそのようなお話が来たわけです。...全文を見る
○伊吹国務大臣 きちっと整理してお話ししないと失礼だと思いますので、申し上げたいと思います。  先生が一番最初御指摘になったように、阪神・淡路大震災の大変な教訓からこの情報集約センターというものができまして、そして、中でつくっているマニュアルは、三十分で官邸に担当者が集まろうと...全文を見る
○伊吹国務大臣 マニュアルには、何分以内に入らなければならないということは明示はされておりません。ただし、明示されているのは、今の、地震で六弱の地震があった場合には三十分をめどに担当者が集まろうという申し合わせはありますから、我々は、例えば十五分で来なければならないときもあるし、...全文を見る
○伊吹国務大臣 ちょっと先生、正確に議論したいんですが、申し合わせがあると言っているのは震度六弱の地震なんです。そのときのマニュアルにそう書いてあるわけです。それ以外のところには時間の定めはないんです。ないからといって、三十分以内に来ないのは当たり前だという話ではございません。そ...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(伊吹文明君) 今回のえひめ丸の事故につきましての総理の御発言について、私の所感のお尋ねがございました。  今回の事故は、米国の主権のもとでの原子力潜水艦による事案でありまして、御指摘のように、我が国の安全保障を揺るがしかねない、日米の信頼関係を損なう可能性を含む重大...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○伊吹国務大臣 今先生ずっと御質問していただいているところは、私も今回の経験に即して考えてみなければいけないところなんだろうなと思うんです。大変大切な、ポイントをついた御質問なんで、私ちょっとお答えをさせていただきたいと思うんです。  今危機管理マニュアル、危機管理マニュアルと...全文を見る
○伊吹国務大臣 間違いございません。
○伊吹国務大臣 お答えいたします。  御承知のように、のぞみは一時間に一本しかございません。それで、それを受けまして、私は先ほど先生にお話ししたような指示を出しまして、その後状況がどう動いているのか報告をしてほしいと言って、実は私の事務所でそれをとっておりました。その間の時間の...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○伊吹国務大臣 先生御指摘なのは、内閣官房にございます初動対策マニュアルのことだと思います。これは事務的な初動の体制を書いたものですから、もしこのとおりやっているとすれば、対策室を立てて、その段階で政治家に連絡することになっています、内容すべて御存じのように。しかし、今回起こった...全文を見る
○伊吹国務大臣 当日、当番の安倍副長官にお願いをしておりましたので、私は存じませんでした。
○伊吹国務大臣 先ほど来御答弁がございますように、まことに不適切な事案だと思いますが、法律に違反するかどうかについては、私は二つポイントがあると思います。  一つは、縄を引いた日本人が銃刀法、火薬類取扱法に違反するか。そしてもう一つ、それをあれした……(横光委員「私は日米地位協...全文を見る
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○伊吹国務大臣 後ほど扇大臣からも御答弁があると思いますけれども、今政策統括官が参考人として申し上げましたように、災害基本法として取り組めるかどうかというのは、法律上いろいろな考えがあると思います。しかし、政治主導ということは、そのような法律的な解釈を大切にしながら、今先生がおっ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 このたび、防災担当を命じられた国務大臣の伊吹文明でございます。第百五十一回国会における御審議に当たり、災害対策に関する私の所信を申し上げます。  昨年は、有珠山噴火災害、三宅島噴火災害及び新島・神津島近海地震、東海地方での大雨、鳥取県西部地震など大規模な災害が相...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○伊吹国務大臣 国家公安委員会及び防災・危機管理の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  まず、警察行政に係る基本的認識を申し上げます。  新しい世紀を迎えた最近の治安情勢を見ますと、殺人、強盗などの凶悪事件が増加するとともに、少年による犯罪、女性や子供を被害...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○伊吹国務大臣 ただいま先生が御指摘になりましたように、昭和五十六年にこの犯罪被害者給付金制度ができまして、その後、平成七年でございましたか、地下鉄のサリン事件のような無差別の殺傷事件に象徴されるような、全く被害者には思いがけないような被害が出てくるという社会状況が非常に重なって...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま参考人が申しましたような実態でございまして、率直に申しますと、私、実は、この仕事を担当して警察の諸君ともいろいろ話をしたのですが、個人の人権の尊重と社会秩序の維持とのバランスというのは常に政治の永遠のテーマだろうと思うのです。年末にも、実は初日の出暴走とい...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま参考人が申しましたような法令整備はいたしておりますけれども、現行法の中でも、これは先ほど私が申しましたように、暴走行為を行うであろうということがあらかじめわかる場合に、事前にこれを抑えられるかどうかというところに一番の大きな問題があると思います。  加害...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 どうぞよろしくお願い申し上げます。  ただいまの御質問でございますが、警察法改正の際にも先生に大変な御議論をいただき、御厄介になってきた経緯があるわけでございます。  よく御承知のように、私は、旧内務省時代の大臣ではございませんので、直接警察に対する指揮権はご...全文を見る
○伊吹国務大臣 危機管理という言葉は、私たち使って、今先生も御質問の中でございましたが、法律に書かれているのは、今先生がお引きになりました内閣法十五条に言う、国民の生命、身体もしくは財産に重大な被害が生じということがあります。この重大なというのをどのように解釈するかということだと...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生今御指摘の情報の一元化を図れと森総理がおっしゃったのは、その前に中央防災会議がございまして、その際に、地方自治体等の持っている防災情報が大変充実している、災害も大きなものは当然国家危機に結びつきます、そういう意味では危機管理と言ってもいいと思うのですが、したが...全文を見る
○伊吹国務大臣 大変広範囲な、実は深い、日本の根に絡んでくる問題を含んでいる御質問だと思います。  まず最初に、下積みで黙々と国の治安と国民の生命財産を守るために努力してくれている第一線の警察官に対して先生が温かいお言葉をかけていただいたことに対して、心から御礼を申し上げたいと...全文を見る
○伊吹国務大臣 外国人犯罪の取り締まりの実態等については、必要でございましたら参考人から答弁をさせますが、まず、先生御指摘のとおり、国際化が非常に進んでいる中、また、日本がある意味では消費社会になっているということも影響があるんだと私は思うんですが、外国人の方が非常に日本に大勢お...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず大前提として申し上げておきますが、民主党の中沢先生から御質問がございましたときに申し上げたように、事国民の血税に関することでございますから、粛々と、いかなることにもとらわれず、迅速に捜査をするようにということは指示してございます。  その上で、先生は御経験が...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず、日本の法制度あるいは捜査は極めて公平になさねばなりません。したがって、例えばある公安事件について、政党人である私が、このことを一生懸命やれ、こちらはやるなというようなことは言ってはならないことです。  したがって、本件についても、告発が出た、被害届が出たか...全文を見る
○伊吹国務大臣 なかなか一言というわけにはいかないと思うのですが、簡単に申し上げたいと思います。  阪神・淡路大震災のときには、実はいろいろな情報が各省にばらばらにございまして、官邸に集中しておりませんでした。その反省がございましたので、官邸に情報集約センターというのがございま...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○伊吹国務大臣 今先生と参考人との間のやりとりを伺っておりまして、制度、政策すべてそうなんですが、あることを担保しようとすると、必ずその副作用が起こる。その難しい事例だなと思っておりますが、しかし、今国土交通省が申しました、守るべきものを守りながら、そのあたりをどうするかというこ...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま先生のいろいろなお話を伺っておりまして、私は政治家としてこれは先生とやはり少しお話をしなくちゃいけないと思うのです。  確かに、外国人一般とか中国人一般という言葉を使ったのは、明らかに先生がおっしゃっているような観点から不用意であって、これは私は直すべき...全文を見る
○伊吹国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。同時に、これは警察が取り締まる部分と、こういう人たちをつくり出さない教育というのかしつけというのか、これは両々相まっていることだと思います。  一番最初に東先生から御質問をいただきまして、私は非常に共感を覚えながらお伺いしておりまし...全文を見る
○伊吹国務大臣 私は、先生と同じような考えです。
03月08日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○伊吹国務大臣 おはようございます。  今先生御指摘のように、日本は、その地理的な条件から、極めて地震を初めとする台風その他の自然災害の多い国でございますし、また、先生のお地元のお話をなさいましたけれども、その自然災害が特に人口密集地域に発生した場合の災害は、単に災害にとどまら...全文を見る
○伊吹国務大臣 お答えを申し上げます。  四点お尋ねがあったと思いますが、まず有珠山関係の激甚災の指定については、あすの閣議に御了承を得なければいけませんけれども、これは災害の査定が終わっておりますので、当然、先生御指摘のように、そのような措置がなされるものと考えております。 ...全文を見る
○伊吹国務大臣 参考人というかお役人が答弁すると今のようなことになると思うのですが、先ほども、自民党の方からもお話がございまして、自治体にこれを任せた方がいいんじゃないかというようなお話もございました。  先生も内容をよく御存じのように、被害の状況とその被害を受けた自治体の財政...全文を見る
○伊吹国務大臣 三宅島については全く人口が今おられませんので、これは特別の法律をつくらないと難しいと思います。  虻田町については、先般、私も現地に参りまして町長さん等からいろいろお話を伺ってまいりました。そのことを今の総務省にお伝えをして、そして今先生がおっしゃった措置によっ...全文を見る
○伊吹国務大臣 お気持ちは先生がおっしゃったのと全く同じだと思いますが、同時に、日本という自由な国において、場所の選択を強制するということもまた非常に難しいと思いますから、今のような気持ちを地元の人が持っているので、そういうことを踏まえて、なろうことなら、できるだけおっしゃってい...全文を見る
○伊吹国務大臣 防災担当大臣というのは、各省にまたがっている各種の施策をできるだけ機能的に動かしていく、各省の縦割りの弊害をできるだけ排除していくということだろうと思うんです。  したがって、今の共済の話については、共済そのものの運営の健全性その他いろいろなことがあろうかと思い...全文を見る
○伊吹国務大臣 学校には学校の目的があると思いますが、国民の税金を使ってつくる公共施設でございますから、新しくお建てになるような場合には、いろいろな視点を含めてつくっていただけるということは、私は結構なことだと思います。  ただ、それによって財源がどういうふうにふえるかという問...全文を見る
○伊吹国務大臣 私も、現地にも参りまして、先月二十七日に、大勢の方がいらっしゃる北区の都営住宅へ行きまして、先生と同じように、五、六十人いらっしゃいましたが、お話を伺ってまいりました。だれの責任というわけではない自然のガスの噴出であるだけに、やきもきをしながら、しかし精神的にかな...全文を見る
○伊吹国務大臣 そのとおりだと思います。予算と、それからもう一つは、予算をつぎ込んだときに、それにたえ得る知見というか、予知の科学的能力のレベルがどこまでかということがあると思いますから、その両々相まって国が今先生がおっしゃったような姿勢で取り組むということだと思います。
○伊吹国務大臣 本当にこれは、忘れたころにやってくる、しかし、備えあれば憂いなしと言われているわけですから、平成十年六月に中央防災会議で、今先生がお話しになっている南関東地域直下の地震対策に関する大綱というのを改正いたしまして、先ほどもお話がありましたが、道路などの公共施設、そう...全文を見る
○伊吹国務大臣 今御指摘がございましたように、阪神・淡路大震災のときにいろいろ不十分なことがあって、結果的には六千人を超える方のとうとい命が失われたわけですが、そのとうとい命に報いるためにも、まず、当時各省に分散してしまっておった情報を内閣官房に集中するという措置をとっております...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来申し上げたように、事態がどうなっているかということを最終的な決断をする者がまず完全に把握していなければいけないと思います。したがって、今、情報管理センター、情報集約センターにすべての情報が入ってくる、そしてそれを見て、地方自治体からの要請がない場合も、大変...全文を見る
○伊吹国務大臣 西先生がおっしゃったのは、私は、今回、原子力潜水艦の事故、これは災害ではありませんけれども、これを重大な事故として処理するのか、言われているような危機管理として処理するのかの際にも、いろいろ率直に言って考えさせられました。  今おっしゃっているような恒久的な組織...全文を見る
○伊吹国務大臣 ここは災害特別委員会でございますので、防災担当大臣を私はいたしておりますが、今先生の御質問のことは、この前の御質問にも関係してくるんですが、大規模な災害から生ずる国家危機をも含めて、危機管理大臣という立場からすると、私は実は内閣官房の大臣になっちゃうんですね。です...全文を見る
○伊吹国務大臣 大変難しいというか、答えにくい御質問でございますが、先生十分御理解いただいて御質問があると思うのですが、まず、内閣法十五条に言う国家危機というものは、国民の生命財産が大規模に侵される、あるいは国の秩序が侵される、主権が侵されるという場合です。ですから、海外から侵略...全文を見る
○伊吹国務大臣 私の所信でも申し上げましたように、従来、防災機能といいますか、災害の中でも、先生御指摘のように、大きなものは国家危機になります。しかし、そうではないもの、災害もたくさんあるわけでして、これらの行政は、基本的には、国土庁という横並び省庁の一部局、防災局という局で対応...全文を見る
○伊吹国務大臣 そこのところが実は一番大切なところだと思います。それを官邸ができるためには、官邸に十分な情報が入っていなければならないわけです。それから、自治体との連絡網がつくられていなければなりません。  阪神・淡路大震災のときは、先ほど西先生からもお話があったように、まこと...全文を見る
○伊吹国務大臣 これも、先ほどお許しをいただいたように、災害特別委員会ではございますけれども、危機管理大臣として答弁させていただきたいと思います。  情報集約センターに入ってまいりましたいろいろな情報に対してどのように対応するかという、初動対処マニュアルというものを実はつくって...全文を見る
○伊吹国務大臣 私も、この前、大勢の方が集団的に避難生活を送っておられる団地へ行って、五、六十人の方と話してまいりました。異口同音におっしゃっているのは、やはり今先生が御指摘になっていることでございまして、特に、全島避難から六カ月がたちましたから、義援金や国からのお金やあるいは失...全文を見る
○伊吹国務大臣 総理は、三宅島に行かれまして、その後の二次災害といいますか、また道路が埋まっているとか、橋がまた崩れているという状況を見てこられておっしゃったのだと思います。したがって、状況がかなりひどいので、これはなかなか従来の激甚災害ではだめだという感覚で私にはおっしゃったと...全文を見る
○伊吹国務大臣 今先生からお話がございましたように、この被災者生活再建支援法による枠組みについて自治体からいろいろな御要望があることは、私もよく伺っております。  ただ、これは率直に私は申し上げたいんですが、お金は天から降ってこないわけですね。だれかが出さねばならない。今、この...全文を見る
○伊吹国務大臣 その点は待ってください。先ほど来、先生のこの拡充についての御議論については、私も防災担当大臣としては同じ考えで努力をしたいと思いますが、まことに失礼でございますが、防衛費であるとか公共事業等については、これは日本共産党の御主張ということでは承りますけれども、その点...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生のおっしゃっていることはよく理解できます。  鳥取の地方自治体、市町村がそういうことができて、兵庫県や神戸市というところでなぜそれができなかったかというのは、やはり被災をされた方が非常に多かったということだと思うんですね。ですから、今、超党派の議連で、共済制...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生の二番目の御質問にお答えするということは、一番目の御質問に対する答えにもなるのではないかと思うのですが、例えば、東北地方を中心にことしは大変な豪雪がございました。道路予算で除雪費をどういうふうに措置するか。例えば、特別交付税をどこへ総務省が持っていかれるのかに...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生おっしゃっていることはよくわかります。私は実は町のど真ん中の選挙区なんですけれども、私たちの選挙区に洪水が起こらないとか、清らかな水が流れているというのは、何に原因があるのかということは私よくわかっておりますので、今林野庁長官が参考人としてお話をしましたような...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(伊吹文明君) 先生おっしゃるとおり、増員をしたということですべてが解決することでは私はないと思います。  いろいろ社会情勢が変わってまいりまして、外国人の犯罪、あるいはハイテクの犯罪、カードの犯罪、いろいろふえてまいりましたし、また日本が大切にしておりました家族制度...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(伊吹文明君) 先生の今の御提案は一つの御見識だと思います。  御承知のように、これは大変大切な国民の財産でございますので、財務大臣の御所管でございますが、関東財務局の国有財産審議会がお地元の人たちの意見をも聞きながら多様な開発に着手してもらいたいということになってお...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 総理のお立場から後ほどお話があると思いますが、まず、先生御指摘のようにいろいろな教訓がございました。特に阪神・淡路大震災を例にとって申し上げるのがいいと思いますが、あのときは情報が各省に縦割りに入ってきておりまして、国として一体的に動かすべき内閣には情報...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生御指摘のように、情報が集中的に入ってこないのを情報集約センターに集約するということをとった反面、その中のどれが一番重大な情報であるのか、どれが危機管理でありどれが重大事故の情報であるかという仕分け、振り分けですね、これの機能が率直に言うと必ずしも十分...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生が御指摘のような事態は生じては困るわけですけれども、しかし、そういう事態が皆無とは言えないわけですが、少なくとも、政治家が最終的に責任をとらなければならないという意味では、閣僚が全員とらわれたというのか拉致された場合には、これはもう副大臣初め皆さんが...全文を見る
03月15日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○伊吹国務大臣 ただいま議題となりました犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  犯罪被害給付制度は、故意の犯罪行為により不慮の死亡または重障害という重大な被害を受けたにもかかわらず、何らの公的救済も得られな...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(伊吹文明君) ただいま御指名をいただきました伊吹でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国家公安委員会及び防災・危機管理の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  まず、警察行政に係る基本的認識を申し上げます。  新しい世紀を迎えた最近の...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○伊吹国務大臣 私は、中沢先生と全く同じ立場で、警察の専門家でもありませんし、法律家でもありません。しかし、政治家として、先生と同じ気持ちを持っている者としてお答えいたしたいと思います。  まず、告発という行為は、御承知のように、特段、刑訴法上の罪名を特定したものではありません...全文を見る
○伊吹国務大臣 昨日、民主党と社民党の共同提案で細川先生が御提案されましたものを私、読ませていただきました。  私の率直な政治家としての印象を申し上げますと、今の先生の御質問にそれがお答えすることになると思うんですが、民主党という政党の理念とか御主張からするとこういう御提案にな...全文を見る
○伊吹国務大臣 昨日、先生が提案者代表となられて議員立法として基本法的性格のものをお出しいただいて、先ほど中沢先生の御質問に対して、私、それをずっと読ませていただいたということを申し上げましたが、まさに今先生がお尋ねのところがその基本的なところだろうと私は思うのです。リベラル政党...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生の御質問を二つに分けたいと思いますが、見舞金かどうかという基本的な理念の話は先ほど申し上げたようなことで御理解いただきたいんですが、総合的にやっていくべきだ、そして同時に生活をもう少ししっかりと支えていくべきだというただいまの御主張は、私は全く賛成でございます...全文を見る
○伊吹国務大臣 けさの答弁でもお答えいたしましたように、これは代位弁済の制度ではなくて、基本的には見舞金ということでございますから、日本国内におられる外国人の方であっても、日本の社会秩序を守っていく中でのほころびから結果的に生じることでございますから、当然それは対象として考えてい...全文を見る
○伊吹国務大臣 日本は今私が御答弁申し上げたような形で措置すると思いますし、諸外国においても当然そういうことになると思いますが、このことについての条約があるわけではございませんので、少し正確なところは詰めてみなければなりませんけれども、日本人が外国で同じような立場になって、外国に...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど参議院の本会議がございまして、失礼いたしました。その間、井上先生からいろいろ御質疑があったようでございます。  長官から御説明を申し上げましたように、先生は一番よく御存じだと思いますが、国家公安委員会とそれから警察庁との関係、そして自治体警察、つまり昔の内...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来御質問の中にたびたび出てくることでございますが、社会を動かしていく基本的な理念というか、政策を判断する尺度というのか、これは党によってやはりしっかりしていないといけないと思います。尺度は違っても、尺度がしっかりしているということに対しては私は敬意を払います...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは先生よく御存じでおっしゃっていることだから。自賠責というのは基本的に共済制度なんですよ。これは見舞金制度として組み立てているわけですから、その点はよく御認識していただいていると思いますけれども、どうぞよろしくお願いします。
○伊吹国務大臣 先生の御議論をずっと伺っておりますと、やはり基本的な理念のところにどうしても返っていくんですけれども、故意による身体犯というのは、本来法秩序を破るという意思を持って行われている悪質な犯罪でございますから、これから生じた被害というのは、またこういうものを放置しておく...全文を見る
○伊吹国務大臣 被害者の方が憲法上いろいろ持っていらっしゃる人権とか権利というものを守っていくというのは、これはもう党派を超えて、我々日本国憲法のもとでやっている限り当たり前のことだと思います。それをどういう形で実現をしていくのか。  そしてまた、一つ一つが納税者の税金でござい...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず、御答弁を申し上げる前に、この制度ができるに当たっての歴史的背景、大変感動的なお話をお伺いしました。  率直に申して、法律のいろいろな法治国家の要件がございますので、遡及等十分なことができ得なかったということには申しわけないと思いますけれども、やはり、高い地...全文を見る
○伊吹国務大臣 実は、午前中に、民主党、社民党さんが議員提案として出されている基本法についての関連でもいろいろな御議論がありました。  基本的には、この法律というものは、日本社会の基本原則である自己責任原則がどうしてもうまく動かない部分について、本来は加害者が当然民事上の責任も...全文を見る
○伊吹国務大臣 大変建設的なお話でございます。  私の率直な印象を申し上げておきますと、今回初めて、危機管理担当という辞令をもらいまして、この辞令には、内閣官房の所掌する危機管理の事務を委嘱するとだけ書いてあるんですよ。ところが、法律から何から、内閣法から何からみんな、危機管理...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは先生、非常に本質的な話であって、この自由社会、市場経済の原理原則、つまり自己責任と自助努力型の社会の基本的なルールからいきますと、今のお考えをとことん突き詰めていきますと、民間の損害保険というのは要らなくなっちゃうんですよ、極端なことを言えば。したがって、そ...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは国家公安委員会、地方自治体の公安委員会の名誉にかかわることでございますので申し上げておきますが、我々は、警察当局を管理する立場でありますけれども、警察ではございません。私も、国家公安委員長でございますが、旧内務省のように直接警察を指揮しておる国家警察の長では...全文を見る
○伊吹国務大臣 当然そういうことでございます。しかし同時に、NPOの本来の目的を逸脱した行為をなさるNPOについては、公安委員会は関知をいたしませんが、その他の規制がかかることは当然です。
○伊吹国務大臣 昨日、議員提案の案をいただいて、私も読ませていただきました。そして、きょういろいろ各委員からの御議論を伺っておりまして、二つの観点を申し上げたいと思います。  一つは、もし御提案の犯罪被害者基本法の一番底に流れる社会システムを考える理念が、加害者にかわって国家が...全文を見る
○伊吹国務大臣 森総理がどのような御決断をなさるかは、私にはうかがい知るすべもございませんし、いずれにしろ内閣というものは信任をされたわけですから、あとは党総裁としての御決断をどうされるかということだろうと思いますね。それが政党政治において国会に御判断を仰ぐ機会が来るかどうか、こ...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○国務大臣(伊吹文明君) このたび防災担当を命じられた国務大臣の伊吹文明でございます。  第百五十一回国会における御審議に当たりまして、災害対策に関する私の所信を申し上げます。  昨年は、有珠山噴火災害、三宅島噴火災害及び新島・神津島近海地震、東海地方での大雨、鳥取県西部地震...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(伊吹文明君) 被災者への公的支援の抜本的拡充についてのお尋ねがございました。  自然災害の被災者に対する生活再建の支援策といたしましては、災害援護資金の貸し付けや被災者生活再建支援法による支援金の支給制度などがございます。  これに加えて、お説のように、現在の被災...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(伊吹文明君) 先生がおっしゃったとおり、自然が相手でございますので、現在噴出しております有毒ガスがいつとまるかというところに最大のポイントがございます。けさも六時半過ぎに、今おさまったようですが、また噴火がございました。  それで、まず問題は二つあると思うんですが、...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○伊吹国務大臣 ただいまの附帯決議の御趣旨を尊重し、委員会での御審議の内容を参考にいたしまして、本法律案の実施を初めとする犯罪被害者対策を円滑に推進するよう警察を管理運営してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。     —————————————
03月22日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○伊吹国務大臣 今先生の御主張は、災害という面では一番いい御提言だと私は思います。  しかし、同時に、国の組織、あるいは、先生も公務員でいらしたと思いますが、公務員の日常生活というのは国民の税金によって支えられているわけですね。そうしますと、法律でおのおのの事業を所管している、...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来、先生がおっしゃいました文教施設であるとか社会福祉施設というのは、特に弱い人たちの生活の場でございますから、私たちもできるだけのことはしたいと思いますし、先生のそれにかけるお気持ちというものは、私も共有をいたしております。  今、ふさわしい予算の確保とい...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど申しましたように、これは基本的には事業主体は地方自治体でございますから、地方自治体の意向や国の財政事情も考えた中で、防災担当大臣としては、私はそのような方向で努力はさせていただきます。しかし、全体の国のバランスというものの中で内閣としては動かねばなりませんの...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは、先生の情熱とお気持ちは私はよく理解しますけれども、地方分権がどんどん進んでいく中で、学校については、事業主体はあくまで地方自治体なんですよ。そして、その学校を建てるについて、国は補助をするという立場なんですね。ですから、かさ上げをしてほしいという、つまり三...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず、本法律案の提出について、委員長初め議員各位の御努力と御熱意に敬意を表したいと思います。  政府といたしましては、本法律案については特に異存はございません。本法律案が成立いたしますれば、その趣旨とそれから当委員会での御審議を踏まえまして、適切な運用に努め、地...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど来、先生、ドメスティック・バイオレンスやあるいはまたストーカー事案について御質問がございましたように、善良に生きている弱い人たちの立場を守るというのは法治国家の一番大きな私は使命だと思っております。  御質問のあった二つの事案は、御指摘がございま...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 昨年来、神奈川の件があり、そして新潟の件がございまして、国会にも大変な御迷惑をかけて警察法を改正していただき、国家公安委員会の監察権また管理権を強化するという運用をやってきたわけでございます。  それで、今参考人が申しましたように、一つは従来、組織の中...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(伊吹文明君) えひめ丸事故から得た反省、教訓についてのお尋ねでございました。  今回の残念な事故は、内閣法十五条に規定をいたしております国民の生命が大規模に危険に侵されるという危機管理対象の事案ではございませんけれども、米国の主権下の原子力潜水艦により引き起こされま...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(伊吹文明君) 御報告を申し上げます。  三月二十四日の十五時二十八分に安芸灘を震源とするマグニチュード六・四の地震が発生をいたしまして、広島県の河内、大崎、熊野町で震度六弱が観測をされました。  先生からもおっしゃいましたが、私からも、広島、愛媛両県で二名の方がお...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(伊吹文明君) 今、先生が御指摘のとおり、犯罪の刑法犯の認知件数はふえております。一方、検挙件数が落ちているというのは申しわけない現実でございますが、まず、犯罪件数の増加要因でございますけれども、これは国際化であるとか、いろいろな生活様式が変わってきたことに伴う新しい犯...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 基本的にはピッキングでそう簡単にあかないかぎをつけるということしか当面対応ができないと思うんですけれども、大部分のこの犯罪を犯す人たちは、率直に言って外国人、しかも不法滞在の外国人なんですね。  私は、実は就任以来警察の諸君に申し上げているのは、これは...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生御指摘のとおりでございまして、昨年十二月に重要インフラへのサイバーテロ対策に対する特別行動計画というのを政府が発表いたしております。ことしになりまして、一月に情報セキュリティ対策推進会議をつくりまして、今後、官民連携して当たっていきたいと考えているわ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 一歩間違えればこれは大事故になって、事故を起こしたり、飲酒をして事故を起こした人だけではなくて、その事故の相手方に大変な迷惑をかけることでございますので今後も取り締まりを私は強化していきたいと思いますが、先ほど先生から御注意がございましたように、私も守る...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、御指摘をいただきましたように、昨年来、国会に大変御迷惑をかけて警察法の改正をしていただき、公安委員会の機能の強化等を図っていただきましたにもかかわらず、国民の皆さんに必ずしも御満足いただけるような結果が出ていないということについて、私からおわびを申...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 基本的にはこれは法律で決めていただいた情報公開法の範囲の中で私はやるべきだと思っております。そして、公益を守るためには、その中で権利というものはある程度、すべての国民の知る権利というものも公益との範囲内でやはり考えていかねばならないということは当然でござ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 国家公安委員会につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、四月一日から国家公安委員会の会務を担当する部屋を別につくってございます。ここにかなりの人間を配置いたしまして、国家公安委員会の各委員に直属をして、これは管理運営という言葉の意味というのは非常...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これは、私が申し上げることはまことに僣越なことでございますし、国家公安委員会委員長は国務大臣をもって充てるということになっておりますが、各公安委員の先生方は、これは政党とは全く関係のない中立的な立場の方であるべきだと思います。したがって、国家公安委員会の...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) まず、国民の税金から払われているということは先生御指摘のとおりでございますが、だからといって所属の当該委員会でお一人お一人の面接をするということになりますと、同じような立場の政府の委員あるいは常設の委員はたくさんおられます。したがって、これは内閣委員会だ...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○伊吹国務大臣 民主党の御主張は、私、よく伺っております。議院運営委員会での御主張もよく伺っております。  一般論としては、やはり憲法七条の規定と議院内閣制という本旨からすると、公務員の任免というのは各省の長、つまり内閣総理大臣と各省大臣にあるということは原則だろうと思います。...全文を見る
○伊吹国務大臣 この前は失礼しました。先生の御質疑は、私、みんな速記で読ませていただきました。  平成十一年の四月に国家公安委員会はこの方を警視正に任命しているようです。そのときは今御指摘の事実は把握していなかったということですから、今から考えると私はまことに遺憾なことだと思い...全文を見る
○伊吹国務大臣 ただいま先生と参考人の御質疑を伺っておりまして、まず基本的に、薬物問題というのは、それだけが犯罪ではなくて、実は、二次犯罪を誘発する大変大きな社会問題でございますので、ただいまお話がございましたような薬物乱用防止の五カ年戦略にのっとって、政府としては、関係省庁、水...全文を見る
○伊吹国務大臣 警察実務については、もう平沢先生の方がはるかに私より御造詣が深いわけでございますが、お互いに政治家でございますから、私たちが日常対応していらっしゃる方が額に汗して納税をしたものの使途についてこのようなことが起こっているということは看過すべきことではない、これは私は...全文を見る
○伊吹国務大臣 二つお尋ねがあったと思いますが、まず交通事故、それから、このごろ社会面を時々にぎわします特に残忍な手口でのタクシーの強盗、両方の抑止についてのお話であったと思います。  まず、交通事故の死者数は、先生が御指摘になりましたように一万人をはるかに超えている時期が残念...全文を見る
○伊吹国務大臣 福田長官の御答弁についてもいろいろ御質疑がございました。したがって、私の言いましたこともきちっと速記録をとってきておりますので、それにのっとって率直に申し上げます。  私の、まず附帯決議のときに、委員会の御審議にもと申し上げましたのは、通していただいた法案の執行...全文を見る
○伊吹国務大臣 今回の、お願いして御審議をいただいて通していただいた法案は、私は当然その原則の枠の中のものだと思っております。
○伊吹国務大臣 いや、これは本来議事録をもって、私が奈良県警の刑法及び刑訴法上の対応が常識外と言ったかどうかということははっきりさせねばなりません。  それは、その後の御党の機関紙、しかし私も買って読ませていただいておりますから、もう政党機関紙というより一般紙の扱いをしてもいい...全文を見る
03月28日第151回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○国務大臣(伊吹文明君) ただいま委員長から御指示がございました平成十三年芸予地震について、お手元の資料に基づき御報告を申し上げます。  三月二十四日十五時二十八分ごろ、安芸灘を震源とするマグニチュード六・四の地震が発生し、広島県河内町、大崎町及び熊野町で震度六弱が観測されまし...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいまの心境でございますか、それとも……
○国務大臣(伊吹文明君) 事件が起こったときでございますか。
○国務大臣(伊吹文明君) 事件が起こりましたときは、内閣の情報集約センターに第一報が入ってまいりましてから十五分で私のところへ連絡が参りました。それを伺ったときに、アメリカの原子力潜水艦により、当時はまだ練習船という情報が入っておりませんでした、日本の船が接触をして、現在行方不明...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 当時、安全危機管理というのを私と官房長官と安倍官房副長官と三人で当番をすることを取り決めておりまして、この日は安倍さんにお願いをして、私は、ちょうど母の三回忌が前の週に終わりまして、その後のごあいさつもせずにこちらへ戻ってきておりましたので、後始末に京都...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) それは先生、当時、私が戻りましたときはこの事故は起こっておりません。この事故は戻りましたときは起こっておりません。戻って、京都へ着いたときにその情報を受けたわけです。そして、その情報を受けて私は今のような指示をいたしました。  と同時に、まだそのときは...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 私たち国会議員として選ばれた者で政府の一員になった者は、政府としての立場と、そして国会議員としての立場と、それから私人としての立場と、三つの立場があると思います。  先生御指摘のように、私人としての立場は最低限削り取ってやらねばならない、これはもう当然...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 誤解があるといけませんが、選ばれるとか、次に選ばれるために実は国会議員の仕事ということを私は申し上げたわけではございません。国会議員として選ばれた限りは、例えば地元の、地元というかいろいろな人のところへ話しにいかなければいけないとか、あるいは公的な行事が...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 何をですか。
○国務大臣(伊吹文明君) はい、わかりました。
○国務大臣(伊吹文明君) いや、ちょっと先生、それはね……
○国務大臣(伊吹文明君) 先生のおっしゃっていることはよくわかります。私は、前回、母の後始末のために戻ったということについて今申し上げたわけではございません。一般論として、国会議員は三つの立場があるということを申し上げたわけです。  ヘリコプター等で戻るような手配もすべてできて...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ええ。一番早いヘリコプターの航続距離はそれだけないんです。一番早いのは新幹線なんですよ。これだけは御理解いただきたいんです。  ヘリコプターでやる場合は、ヘリコプターで最寄りの自衛隊基地へ行きまして、自衛隊の飛行機を飛ばして帰るんです。そういう準備はす...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) いや、五百キロ飛べますかね。
○国務大臣(伊吹文明君) よく御意見を承って、検討いたします。
○国務大臣(伊吹文明君) ちょっと済みません。私、途中で伺ったので、都市型水害の話をしていらっしゃったんですか、今のお話は。
○国務大臣(伊吹文明君) ちょっと、前後の御質問の流れがちょっとわからなかったものだから。
○国務大臣(伊吹文明君) わかりました。済みません、失礼しました。御質問は伺っていたんですが、どのあたりまで進んでいたのかなということがちょっとわかりませんでしたので、失礼しました。  東海の水害の一般的なことではなくて、その中の都市型水害のことについての御質問だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 今の話を聞いておりまして、新しく来られた方はそのように思っておられたかもわかりませんが、そういう地形であれ、そういう危険であるということを、大変申しわけなかったことですが東海水害の教訓として、地域の方々にやはりきちっと事前にお教えする、またそういう広報を...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 御指摘の点も含めて新体制が発足したわけですから、そういう方向を定着させていきたいと思います。
○国務大臣(伊吹文明君) 激甚災等については、先生御承知のとおり、その被害の実態、それからその地方自治体の財政力、その他いろいろ勘案してやるわけでございますから、しかし、大体めどがついたら、いつも指定はおくれるわけですけれども、こういう形でいけそうだということはできるだけ早く当該...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これはもう先生はよく御存じでお話しになっておると思いますが、阪神・淡路大震災のときにやりましたことも、公共事業、つまり災害復旧対策としてやる場合は国民の税金もしくは将来の国民の税金を担保にした建設国債をその財源としているわけですから、そのすべてをやってい...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 衆議院においても御党から同じようなお話がございました。ですから、税金を使って何か起こったときに対策をするか、あるいは平時においてお互いにそういうことが起こるからお金を出し合って積み立てておくか、例えば今の損害保険とか共済制度と同じようなことで積み立ててお...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生がおっしゃったことは政治家の姿勢として非常に大切なことだと思います。同時に、連日、両院の各委員会で私は御答弁を申し上げ、またいろいろな委員会へ出席を要請されておりますので、副大臣と、それから先ほど来御報告を申しましたように、大臣政務官を現地に赴かせま...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生がおっしゃるようなこともあると思います。  それから、先ほどの低周波の富士山の地震については、これは中央防災会議で内閣総理大臣の指示がございまして、これは非常に科学的に今いろんな学者の人たちに集まってもらって予知、検討しているわけですが、先ほど御報...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生の今のお話というのは、一言で言ってしまえば、私たちが拳々服膺してそのとおりでございますと申し上げるに尽きると思うんです。この前何度か私お目にかかっているんですが、三宅島の村長さんにまたお目にかかりました。そのときに、今おっしゃっているのと同じことをお...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど民主党からも御質問があったことと関連すると思うんですが、私たちは防災という観点の切り口を持っておりますので、公共事業も、災害対策としての公共事業と例えば生活環境だとか何かの公共事業と両方各省庁が持っておりますので、災害の部分だけ取り出してというのは...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これはもう言うまでもなく新しい省庁、新省庁体制が発足する前の監察結果でございますのでそういうことになっていると思います。  この内容について、先ほど来先生のお話を伺っておりまして、大変言葉を選んで苦労して御質問になっているというのは私よくわかります。防...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) この法律は政府が出したものではございませんので、まさに本院及び衆議院でお決めになっているものでございます。  各地方公共団体からいろんな要望が来ていることも私存じております。同時に、かさ上げをしてくれと、今までかさ上げじゃないものをかさ上げしてくれとい...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 災害が起こった場合にどこを避難所にするかというのは、先ほど来、民主党の御質問でも言葉を選んでおっしゃっていますが、これは地方分権、地方自治の中で、地方自治体がお決めになることです。それを国がどこにしろ、ここにしろということは、なかなか私は申し上げにくいこ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生のおっしゃっていることはよくわかります。しかし、私たちは、少なくとも中央集権的な統制国家では日本はございませんので、どこに避難をしろとかどこにあれをしろということを私たちは言うわけにはいきません。体育館を使っていらっしゃらないところもあるだろうし、体...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) いや、寡聞にして拝見いたしておりません。
○国務大臣(伊吹文明君) 五カ年計画を私も県別に見まして、確かに進捗率が違うようでございますが、先ほど来から御質問がございますように、地方分権、地方自治の建前から、あくまでこれは地方自治体の申請によっていろいろな事業に対しかさ上げあるいは補助金の交付が行われるという仕組みで動いて...全文を見る
03月29日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○伊吹国務大臣 平成十三年芸予地震につきまして、お手元に資料を配付してございますが、その内容、政府の対応等について御報告を申し上げます。  三月二十四日十五時二十八分ごろ、安芸灘を震源とするマグニチュード六・四の地震が発生し、広島県の河内町、大崎町及び熊野町で震度六弱が観測され...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(伊吹文明君) 昨日も各党から同様のお尋ねがございまして私がお答えいたしましたので、お許しをいただきたいと思います。  まず、先生がおっしゃいました、先生の党のお立場を離れて、公安委員のあり方についての御質問だということを私はよく理解した上で申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) そういう前提で今職についていただいております。ですから、必ずきちっと公安委員会の職務に専念していただけるということを確認してございますし、それから、その他先生が御要請になったような書類をつけるかどうかということについては、これは立法府の御要請があれば、私...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま参考人が申し述べましたような事案でございますが、先生御指摘のように、警察官が職務に関して収賄をするなどということは、警察に対する信頼はもちろんでありますが、職務執行の公平さということに対して大変な疑念を抱かせるまことに遺憾な事案だと思っております...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(伊吹文明君) 犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  犯罪被害給付制度は、故意の犯罪行為により重大な被害を受けた被害者またはその遺族に対して、国が一定の給付金を支給するものであり、被害者及びその遺族の被害の軽減に重要な役割を果た...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 江田議員から思い出を含めて数多くの御質問がありましたので、逐次お答えをさせていただきたいと思います。  犯罪被害給付制度と憲法二十九条の関係であります。  御指摘は、公益目的のため行った行為により、結果的に一部の方に特別の犠牲が生じた場合には、議員の...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 大変失礼いたしました。  外国人の扱いについて答弁漏れがございましたので、お許しをいただいて答弁を申し上げます。  日本国内に住所を持たない外国人も支給対象にすべきではないかというお尋ねであったと思います。  犯罪被害給付制度は日本社会の共助のため...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(伊吹文明君) ただいま議題となりました犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  犯罪被害給付制度は、故意の犯罪行為により不慮の死亡または重障害という重大な被害を受けたにもかかわらず、何らの公的救済...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(伊吹文明君) 税金を使うから嫌だということはございません。これは税金を納められる方が御判断なさるべきことでございまして、私たちは税金をお預かりしているだけでございますから。  私も長く厚生関係の仕事をしておりましたので、精神障害の方の認定というのは率直に言って非常に...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 私も実はボランティアで障害者の方の御相談に乗っておりますので、また私の家内も点字のボランティアをしておりますから、そのあたりのことはよくわかっております。ボランティアという本来の言葉の意味も先生、しかしよく御存じだろうと思いますね。財政援助というのは、や...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生の、何というのか、困った方に対する優しいお気持ちは私全く共感を覚えます。しかし、同時に、法律というものはかわいそうだとかいうことで適用すべきものではないということもまた御理解いただきたいんですね。これは基本的なことに関することですから、我が国の基本的...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 別途のことを国民的な合意の上で考えていくということは私も賛成です。  それから、今、先生がおっしゃった警察の対応が甘い、あるいは事故を起こした人に一定の期間置くとまた免許を与える、重大な事故を起こした人の処罰が甘い、実はそういうことを盛り込んで、いずれ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 非常にたくさんの実は御質問が詰まっていたと思いますので、まず、デパートから飛びおりた云々というのは、私がお答えをしたのは、過失でございますから本来はこの法律の対象にやはり原則としてはならないと、しかし飛びおりるときに明らかに下に人がたくさんいて、そして何...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 具体的な事例、一つ一つで違うと思います。  今のおばあさん、おじいさんが子供を扶養しない息子、娘夫婦にかわって云々という場合に年金しかなくて生活費というようなことについては、やはり生活保護だとかいろいろなその手だてで考えていくべきことなんだと思うんです...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 二点あったと思いますが、見舞金的性格を改めるということは、これは先生も今これになかなか合わないような極端な例を出して御質問になっていると御自分でおっしゃっていましたが、逆の意味から極端なことを言いますと、見舞金的性格を改めてしまいますと、犯罪を起こした人...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま円先生も御質問になっておりまして、その中であらわれている弱い立場の方へのいたわりの気持ちといいますか、公明党の皆さんはずっとそういうものを基本に政治を私はしてこられたと思いますから、白浜先生のおっしゃっている最初のお気持ちはよくわかります。ここに...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ルーシー・ブラックマンさんという具体的なお話についてのお尋ねですが、まことに先生がおっしゃるとおり、今の制度のもとでは大変日本の国としても申しわけないような結果になったにもかかわらず、特段の御援助ができないという仕組みになっているということは先生がおっし...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 制度としてつくるためには、やはり特定の外国を外していくというのは、租税条約とかそういうものは二国間のバイラテラルな形の条約としてありますけれども、大体は制度というのは一般条約なんですね。ですから、そういうことが、外務省とも相談してみますけれども、二国間の...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) とりあえず今は御意見として承らせてください。
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど円先生の御質問にもお答えしたように、精神的な障害の認定というのは非常に難しいですね。私も、厚生関係の仕事を長くやっておりますので、その辺の難しさはよくわかるんですが、だから、一度でこれは機械的にはねるとかどうだとかはやっぱりなかなかできにくい部分が...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ごもっともなことだと思います。  それで、実は警察改革の話がございまして、都道府県の公安委員会以外に警察署単位で協議会をつくるという動きが別途あります。これもなかなかボランティアとか地元の方の熱意だけで私できるものじゃないなと思っておりますので、自治体...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど来先生から幾つかの御提案もいただきましたし、円先生のお話の中にもありましたようなこともございますので、そういうことも踏まえまして、この制度、法律を成立させていただいた暁には、ともかくうまく動くように、そして多くの人たちがそういうものがあるんだという...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 参考人がお答えをしたことで尽きていると思いますが、先ほど来申し上げているように、性的被害に起因するかどうかということも含めて精神的な疾病、障害の認定というのは非常に難しい問題です。そのときによっても違いますし、聞く相手によっても違いますし、大変状況が違い...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) それは先生のお考えとして、私は決してそのことを非難するつもりはありません。しかし、私たちが考えている日本の国のあり方としては、そのお考えには私は賛成ではございません。家族というものはやはり基本的には一体となって社会の構成の一つのユニットとして助け合ってや...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 少なくとも、こうあるべきだという社会の実態を崩していく、法律や制度によって崩していくような方向があっては私はならないと思っております。  日本社会の大きな流れの中で、それがいいか悪いかはともかく、現実として、そういう現実を受けて、参議院の皆さん方を中心...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど来いろいろな御質問に私はお答えをしておりますが、今先生がおっしゃった権利という観点からこれをとらえるということは、私たちの社会の成り立ちのルールからは相入れないものだと思っております。  基本的にはこれは、犯罪を犯した者は刑によって罰せられ、民事...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいま参考人が申し上げましたような実績でございますけれども、この法律において警察がいろいろな面での、被害者の金銭的な給付はこの法律でお許しをいただいて行うわけですが、それ以外の部分についての援助その他の規定を今回の法律にも盛り込んでおりますので、そうい...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生は法律家でいらっしゃいますから、円委員と私とのお話を法律的に非常に整理して聞いていただいていたと、今の御質問で私よくわかります。  私は、御党や民主党さんがお出しになりました基本法というものは、民主党さんや社民党さんがお出しになった法律だなという意...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいまの附帯決議の御趣旨を尊重いたしまして、また委員会での御審議の内容を参考にして、本法律案の実施を初めとする犯罪被害者対策を円滑に推進するよう警察を管理してまいりたいと思います。
04月06日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○伊吹国務大臣 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近における道路交通をめぐる情勢にかんがみ、運転免許証の有効期間の延長及びその他の運転免許証の更新を受ける者の負担の軽減のための...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(伊吹文明君) 道路交通法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における道路交通をめぐる情勢にかんがみ、運転免許証の有効期間の延長及びその他の運転免許証の更新を受ける者の負担の軽減のための規定の整備を行うとともに、あわせて、運転者の安...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  私に対しては、三つのお尋ねがありました。  まず、酒酔い運転の法定刑についてであります。  懲役刑につきましては、刑法の往来妨害罪及び往来危険罪とのバランスを考慮して、現行の二年以下を三年以下に引き上げてお...全文を見る
04月11日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○伊吹国務大臣 ここは国会の場でございますから、特定政党の総裁選、党首選のことは、ちょっと答弁をするのは差し控えたいと思います。  一般論としまして、先ほど来、先生と参考人の間でいろいろやりとりがございましたように、この法律は、基本的にはやはり利用していただく方の安全、そしてそ...全文を見る
○伊吹国務大臣 まず、島先生から党首討論的質問ということでございますが、先生は党首討論的質問をされる資質は十分おありでございますけれども、私の場合は、ちょっとそこまでまだまだ人間的にも立派な域に達しておりませんので、担当大臣として御答弁させていただきます。  まず、党首討論で大...全文を見る
○伊吹国務大臣 免許証にかかわらず、個人の情報というものは、IC化されていようとそうでなかろうと、本来、公益のために開示を求められる以外には、これは当然守秘されるものであると思っております。
○伊吹国務大臣 今御指摘のようなお話を伺っていると、まことに私はそのとおりだと思います。  問題は、法律改正をする場合は、そのような事案というものが、社会の秩序を乱すために、検挙数その他どの程度出てきているのか、これをやはりにらみながら、私は、必要なことがあるのならば、先生がお...全文を見る
○伊吹国務大臣 詳細は参考人からお答えすると思いますが、世の中何事も進歩に伴う欠陥というものは出てくるわけで、自動車がなければ自動車事故というのは起こらないのですが、だからといって自動車が必要でないかというと、そうではない。だから、今おっしゃったようなことは、我が国が便利になり、...全文を見る
○伊吹国務大臣 事実関係は刑事局長から参考人としてお話をさせますが、このことについて、これは率直に言うと、例えば人間が背広を着ている、背広の形は決まっているけれども、人間がだんだん太ってきたような場合にこの背広に入り切れない、だから背広が悪いのか太った人間が悪いのかという話によく...全文を見る
○伊吹国務大臣 実は、私も地元の身体障害者団体連合会の会長をボランティアでやっておりますので、このことについては大変関心を持っております。  旧総理府の先生御指摘のものに従いながら今回改正をやったわけでありますけれども、同時に、警察としては、交通の安全、そしてそれによる事故、死...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは先生、一番最初に私が申し上げた、できるだけ交通事故によって一般の方々の生活、生命等が侵されないように守っていくという公益と障害のある方の個人の人権とのバランスの問題だと思うんですね。  今のようなケースも、先生がおっしゃったような場合には、例えば、救急車が...全文を見る
○伊吹国務大臣 政治家として、法案を提出した我々の理念としては、日本という今の国の現状において、大多数の人の生命や交通の安全を守っていかないといけないというところでは、これがぎりぎりだと実は私自身は思っているのです。  しかし、万一先生がおっしゃったような条件緩和をした結果事故...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど、小野先生からも同じような御質問がずっとございまして、実は、この法案の原案を私のところへ持ってきましたときも、このように限定する必要があるのかなということを私も実は率直に言って考えました。  それで、しかし、先生は法律家だからよく御存じだと思いますが、立法...全文を見る
○伊吹国務大臣 この法律は、目的に書いてあるとおり、やはり利用者の安全ということで立法したわけでございますから、先生の御指摘はごもっともでございます。  ですから、まず法律が通りますれば、国土交通省と警察において、できるだけ業界団体はやはり一つであった方がいいと私は思います。そ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生御承知のとおり、従来は三年というものが基本になっておりましたのですが、今回はできるだけ支障のない範囲で五年というものを基準にいたしておりますから、優良運転者の方のメリットというのは従来に比べると少ないわけですね、更新期間が一般の方と同じということですから。です...全文を見る
○伊吹国務大臣 会議の開催はただいま坂井副大臣がお答えしたとおりだと思うのですが、実は、私も当然そのメンバーでございます。  私が森内閣の閣僚になりましてからは、会長である森総理は交通安全ということに実は大変熱心におやりになりまして、私の記憶だけでも、私は十二月五日に閣僚の任命...全文を見る
○伊吹国務大臣 国家公安委員長という立場よりも、閣僚の一人としてお答えした方が適当だと思います。  ただいま参考人である警察庁の交通局長が申しましたように、その因果関係は種々だろうと思います。しかし、先生がおっしゃっていたようなことに起因するものを私は否定するものではございませ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生のおっしゃっていることはよくわかります。しかし、一般にそのようなものが原因の大宗を占めておるような場合は、また、それを私が確認した上でそういうことがあれば、先生の御意見を尊重したいと思いますので、私がもう無条件に先生の御意見に賛同したというような記事にまたなら...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生の、身体の障害はもちろんですが、精神障害、知的発達障害を持たれる方々に対する温かいお気持ちは、全く私も共有いたしております。  午前中、石毛先生からも同じようなお尋ねがございまして、これから政令を書く段階で、各障害団体の方も含めまして、どういう形がいいのかと...全文を見る
○伊吹国務大臣 交通の取り締まり、治安に限定をする前に、警察というものの基本的に課されている仕事というのは、やはり、日本の社会秩序を守って国民に安心した暮らしをしていただく、この一点に私は尽きると思います。そのために憲法に保障されている国民の諸権利を制限するという公権力を与えられ...全文を見る
04月12日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○伊吹国務大臣 今、先生と事業を持っております国土交通省との間のいろいろなお話を伺いましたが、まず事実関係をちょっとはっきりしておかなければいけないし、またこちらから申し上げねばいけないこともあります。  阪神・淡路大震災のときは、おっしゃるとおり、擁壁について特例として補助制...全文を見る
○伊吹国務大臣 これは、先ほど来先生の御質問にあったように、上の擁壁が壊れればその下に住んでおられる民有地の人がお困りだという質問をしていらっしゃるのでしょう。だから、それは下にあるのはあくまで私有財産なんですよ。  私が阪神・淡路大震災のときの例として申し上げているのは、阪神...全文を見る
○伊吹国務大臣 先ほど来申し上げたように、国というのは一定のやはりルール、規範によって動いているわけですから、それを曲げることについては、国会の最終的な御判断というものはもちろん必要でしょう。しかし、それについて、その法律を出すについて、閣法で出してもいいし、もちろん民主党がお出...全文を見る
○伊吹国務大臣 非常に広範な分野にわたる御意見がございましたので、私がすべてお答えする能力もありませんけれども、常日ごろからあらゆることに対する準備をしておかなければならないということは確かだと思います。  今回、先ほども山田先生から御質問がありましたが、特に地形上の問題で、い...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生、私たちは私有財産を認めるという基本的なプリンシプルのもとにある国家ですから、逆に私からお尋ねしたいのですが、同じように人工擁壁があったお宅で、もし大雨のためにそのお宅一軒の人工擁壁が壊れて下の民家に被害を与える場合と今回と阪神・淡路大震災の、それではどこで線...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生がおっしゃったような歴史的背景と同時に、しかし、その土地を現に持っているのは決して国ではなく、国有地ではないという事実も踏まえて、自治体がどういう公共性をそこに出してこられるかという、その知恵を私たちは見きわめながら、国としての知恵を出したいと思います。
○伊吹国務大臣 先生御指摘のように、呉の市長は、昔の自治省、地方行政の経験者です。それだけに、法律や何かをよく熟知しているので、しかし、自治体の首長としては言わざるを得ないということもよくわかっておられます。ですから、その辺のバランスをとらないといけない、おっしゃるように。  ...全文を見る
○伊吹国務大臣 先生、ごもっともなんです。  それで、実は、学校だけではなくて病院その他、公共施設においても同じようなことは考えられますので、各省にまたがることでございますから、閣議が終わりました後の閣僚の話し合いの中で、どこに原因があったのか、今後こういうことは多く考えられる...全文を見る