伊吹文明

いぶきぶんめい

小選挙区(京都府第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

伊吹文明の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第169回国会 衆議院 本会議 第2号
議事録を見る
○伊吹文明君 自由民主党の伊吹文明であります。  自由民主党を代表して、私は、自党のプロパガンダではなく、福田総理の所信に対して質問をいたします。(拍手)  昨年九月末の福田政権発足から三カ月半が経過いたしました。  この間、昨年夏の参議院選挙での我が党の大敗の結果、衆参両...全文を見る
○伊吹文明君(続) 以上申し上げて私の質問は終わりますが、結びに、かつて、内閣支持率が落ちても消費税に踏み切られた、民主党小沢代表の自民党創政会時代の先輩である竹下総理は、消費税がなければ日本の財政や社会保障はどうなっていたかなと、今天国で日本政治の現状を見ておられるのではないで...全文を見る
09月19日第169回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 財務大臣を拝命いたしました伊吹でございます。委員長を始め委員の皆様にはどうぞよろしくお願いを申し上げます。  ただいまの御質問については、田村委員がおっしゃった現状認識と私はほぼ同じような感じを持っております。先ほど茂木大臣の御報告にございましたように...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 基本的には、税というのは最大の政治と言われておりますから、所得、資産を多く持っている人、そうじゃない人、各々価値観がやっぱり違うと思います。民主主義の中でこれをどう扱っていくかということがあるから、政党だけでは決められない、あるいは政府だけで決めてはいけ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これは、ある政策目的を達成するためには先生がおっしゃっていることはそのとおりだと思いますよ。  しかし、ある政策目的を達成するために、結果的にその目的は達成できたけれども国民の中で資産や所得の配分に恵まれない人には大変な不公平感を与えるということはやは...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) ちょっと御質問の趣旨を取り違えているといけませんが、アメリカが今報道によれば考えていると言われている債権の処理機構、買取り機構とはあえて言いませんが、RTCのようなものなのか、あるいは住宅債権そのものをある程度ディスカウントした形で政府が引き取るというよ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これは、まあ国際的な各国協調の機関が、例えばG8、G7の中で話合いができて、あるいは既存のIMFだとかBISだとかというものが今先生がおっしゃったような役割を果たし得るということであれば、そこに国民の税が結果的に毀損されないような形の協定を結んで政府が資...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 福田総理の辞意表明というのは、私にとっても非常に突然のことで驚きました。  しかし、次の首班が指名されるまでは厳然として現内閣が三権分立である行政権を掌握しておりますので、福田総理が辞任表明をされた後の閣議において、我々は恥ずかしいことのないようにしっ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 閣僚は、基本的には委員会の決定に従って、委員長の御指示どおりの行動を取らねばならないということは、国権の最高機関が国会である限りは──よろしゅうございますか、先生、答弁しておりますが、よろしゅうございますか。国権の最高機関が国会である限りは私は当然のこと...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほどから、政府参考人の将来に影響するから言いたくないとかという御発言がありましたが、私は幾ら持っているかは存じております。そして、財務省の現在のしぶりのすべての責任は私にあります。個々の参考人が勝手なことをできるようなシステムにはなっておりません。 ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) どちらが今後の日米関係に対していいのか。同時に、どちらが国民の今後のこの経済あるいは金融安定を通じて得る利益に貢献するのか。私は非常に難しいところだと思いますが、先生の御提言は一つの御提言として受け止めさせていただきます。
○国務大臣(伊吹文明君) 単にこの二つの住宅関連の会社の発行している債券、これは先生が御承知のように、評価としてはトリプルAを取っておるわけですね。そして、税の免除がある、あるいはフェデラル・リザーブが資金を入れることができるという規定があって、今回のポールソンのスキームにおいて...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これは、もう先生いろいろなことを分かって御質問になっていると思いますが、例えばドルの短期金利の方が仮に高いと、今局長が申しました四・八七より高いからといって、そういう御意向は全くないと思いますが、それじゃユーロだとか何かをドルに移せばどうなるかとか、ある...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 外貨準備というものは投資ファンドではありませんから、ですから、その点は運用益が高ければいいというものでは私はないと思います。しかし同時に、先ほど来おっしゃっているように、その運用の在り方が外国為替市場にかえって悪い影響を与えているという点があるならば、そ...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 私が参ります前に決まっていたことだと思いますが、私が参りましてから正式に決裁をした中に、今先生がおっしゃったことに関連することがあります。それは、民間銀行、旧輸出入銀行に任せるのがいいかどうかは別として、民間の方に、いろいろな為替情報その他運用のいわゆる...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) これで十分かどうかは分かりませんが、状況を見なければいけないと思いますし、まあリスク管理という観点から外為の資産を闊達に動かす、先生の先ほどおっしゃっていたようにこれをすべて処分するという、処分するというか動かすということは、これは日米関係に大きな問題を...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先ほど田村委員や大久保委員にもお答えしたとおり、また今、荒木委員がおっしゃったとおりだと思います。  不動産、住宅債権等が毀損したことから始まってはおりますけれども、そのことが結果的に企業間の信用の収縮を引き起こし、それが不安をかき立てて、企業その他の...全文を見る
○国務大臣(伊吹文明君) 先生のお気持ちはよく分かります。それで、実はお金に投機のお金と投機じゃないお金という区別はできないんですね。そして、市場において、これが実需であるか投機であるかというのは実は分からないわけですよ、取引が。ただ、それを使っている人間のよこしまな気持ちがある...全文を見る