伊吹文明

いぶきぶんめい

小選挙区(京都府第一区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数12回

伊吹文明の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○伊吹委員 総理、お疲れでした。少しゆっくり休んでいただけましたか。  皆さんが野党であれば、多分、九時から審議を始めろと言ったと思うんですよ。あなたは、きょう未明にお帰りになりましたよね。日本の命運を担って、やはり非常な緊張感を持って渡り合ってこられたと思います。そういうとき...全文を見る
○伊吹委員 私は、もう一度取り寄せて読んでみました。ずっと聞いているだけじゃ、なかなかやはり頭に入らないんですよね。大島副総裁や特に野田毅先生が質問されたことを、ぜひ、官邸にお戻りになったら、夜にでももう一度目を通していただきたいと思います。  つまり、私たちの基本方針は、決し...全文を見る
○伊吹委員 国民の皆さんが今の総理の御発言をどう受けとめられたか、これは国民の御判断だと思います。  そして、あと、今おっしゃったようなことの必要性その他については追って議論をしたいと思いますが、まず、今、内閣総理大臣として日本の行政権を掌握してそこに座っておられるのは、どうし...全文を見る
○伊吹委員 そのとおりなんですね。  私、この国会手帳というのは憲法と国会法が書いてありますから、いつもこれを持っているんですけれども、ここの内閣のところに、内閣は行政権の行使について国会に連帯して責任を負う、そして、行政権は内閣にある、内閣総理大臣は国会議員の中から国会の議決...全文を見る
○伊吹委員 憲法に書いてあるように、主権者は国民なんです。日本の主人公は国民です。そして、国民が国を決める権限を委ねるのが選挙ですね。これが代表民主制と言われる制度です。  多くの場合は、権力を握るのは、近代までは、人を殺して、無辜の民を集めてけんかをさせて血を流させて、そして...全文を見る
○伊吹委員 おっしゃるとおりなんですよ。だけれども、野田さんがまさにおっしゃったように、私は、若い世代の方が子ども手当につられて投票に行ったか、あるいは自分の判断で選挙に参加されたのか、これは評価の分かれるところです。ただ、従来は選挙場に来ておられない世代の方が随分たくさん来てお...全文を見る
○伊吹委員 この議論は、国民に対して、もう少し言いわけをせずにありのままの謙虚な姿でお互いに対応しようじゃないですか。  そして、今度は、出す方の約束違反じゃなくて入ってくる方の約束違反。まず私は、お手元にある自民党の選挙公約、これは総選挙のときの公約、昔、昔というかちょっと前...全文を見る
○伊吹委員 正直、そうだと思いますよ。いや、正直に総理はお答えになっていると思います。  それで、ちょっとこの点は後で詰めます。岡田さんも答弁したいようだから、ちょっと岡田さんにも答弁……(発言する者あり)いやいや、そう言わずに、答弁をさせてあげたいと思いますが、次に、公職選挙...全文を見る
○伊吹委員 これはやはり、一国の総理が外国へ行って話したことは、必ずその国の意見になるんですよ。だから、総理も今回、非常に疲れて帰ってこられたと思いますよ。だから、私は、午前中は審議をやるのをやめろと言ったんですよ。  それと同じで、一党の党首が言ったということは、その党のやは...全文を見る
○伊吹委員 岡田さん、良心に恥じることは、あなたはないですよ。あなたの発言をずっと一貫して聞いていると、あなたの発言はぶれていないです。ただ、表現力が稚拙だったということですよ、あえて言えば。国民にうそをついた印象を与えちゃった。  だから、これは国民の皆さんが、私が今ずっと議...全文を見る
○伊吹委員 これは最後に、テレビを見ていらっしゃる国民の御判断に委ねなくちゃいけないことだし、この次の選挙のときの民主党の議員、候補者の人たちの新聞のアンケート、あるいは、民主党がつくられるマニフェスト、代表である野田さんあるいは幹事長である輿石さんの発言というものをその程度のも...全文を見る
○伊吹委員 私は、二つ大きな目的があると思うんですね。これは今おっしゃったことと重複するかもわかりませんが、一つは、やはり世代間の義務ですよ。次の世代の納税の使途を次の世代に決めさせる、これは我々、今に生きる者の責任なんですよ。  だから、財政再建というのは若い方のためにやると...全文を見る
○伊吹委員 みんな合計すると幾らですか。
○伊吹委員 そうすると、ここに、交付国債分が含まれていないから、交付国債分を入れると約二十五兆円ですよ。将来、もちろん人口がふえていくからあれだけれども、今回消費税が仮に五%引き上げになったとすれば、地方消費税の分と、それから、地方に行く交付税特会に繰り入れる分、現行でいえば消費...全文を見る
○伊吹委員 そうすると、年金への三分の一から二分の一とか、医療の長寿者医療や国民健康保険の助成金とか、介護の国庫負担とか、少子化対策とか、合計すると二十四兆八千億、約二十五兆。そのうち、今幾らと言ったかな。(発言する者あり)いやいや、そうじゃなくて。ごめんなさい、主計局長、国の取...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○伊吹委員 野田総理、大変御苦労さまです。  やっとここまでやってまいりましたので、三党で協議した内容については、お互いに誠実に、裏表なく、参議院の出口まで協力をしてやっていくというのが政党間の信義であり、人としての矜持だと私は思います。  先ほど来、あなたの発言がつじつまが...全文を見る
○伊吹委員 党首としてあなたは今何も答えていないんですよ。あなたが代表である民主党だから、あなたがこうしてほしいと言わないとだめですよ、それは。どうですか。
○伊吹委員 ずっと我々は我慢しながらやってきたことが、先ほどの石原さんや町村さんの質問の中の端々に出ているなと私は思いながら聞いていたんだけれども、あなたの党の中は、明確に反対をすると言っておられる小沢さんたちのグループ、あるいは、欠席をするという方以外に、そのことが明るみに出る...全文を見る
○伊吹委員 今テレビをごらんになる皆さん、野田党首は私の質問について何も答えていないということはおわかりだと思いますが、しかし、総理のお気持ちは私はよくわかります、お気持ちは。だけれども、あなたのお気持ちどおり、あなたの党が動いていないんですよ。やはりそこに大きな問題が今回はいろ...全文を見る
○伊吹委員 このことばかりやっていると時間が過ぎますので、これ以上申し上げませんけれども、やはり、党首であり、党首であると同時に与党の党首として、憲法に定める日本の行政権、日本の主権を守り、国民の日常生活を動かしていくところの行政権を全て掌握しておられるという立場の重みをもう少し...全文を見る
○伊吹委員 今、実態をお話しになりましたが、しかし、やはり国の運営、あるいは、特に政権与党になった場合の党の運営というのは、一つの筋道があるんですよ。  今回、税と社会保障の改革というのも、私は、我々が考えていたところへ与党になって勉強されておりてきてもらったというか、近づいて...全文を見る
○伊吹委員 そのとおりなんですよ。じゃ、何で税負担だけ先に求めるんですか。
○伊吹委員 その点は後ほど詰めますが、それなら、長妻さんたちも、棚上げにしたとか棚上げにしていないなんという議論はもともと今回ないんですよ、法案を出していないんだもの、国民に対して。そうでしょう。それは、マニフェストを今後どうするかというだけのことなんですよ。  ですから、私た...全文を見る
○伊吹委員 どういうものになるかはともかく、今、民主党の皆さんが、自分たちがこの前のマニフェストで言ったことでうそをついていると言われたくないというお気持ちはよくわかります。だから、それは今回の法律とは何の関係もないことです。だから、それを主張し続けられることは皆さんの自由です。...全文を見る
○伊吹委員 ですから、一〇%にしても、今のままの長寿者人口であっても、これはまだ三兆円足りないということを十分自覚された上で、民主党の方は、最低保障年金を掲げて、さらにあと何%消費税率を上げるのかということを国民に訴えてください。心からお願いしておきます。  それから、次に、竹...全文を見る
○伊吹委員 私は、野田さんも高橋是清という方を尊敬していると伺ったので、僕も少し高橋大蔵大臣時代の予算演説をずっとひもといてみたんですけれども、私は総理大臣としての高橋さんは余り感心した人じゃないなと思っているんだけれども、財政家としてはやはり超一流の方ですよ。  この方は、大...全文を見る
○伊吹委員 よほど、よくよく憲法をみんなが読み込んでやっておかないと、大連立というのは、民主党の政党のあり方はそのままにして、自民党の政党のあり方はそのままにして、野田さんが首班なのか谷垣さんが首班なのか知らないけれども、閣僚を出し合うという形態ですよね。  しかし、憲法には、...全文を見る
○伊吹委員 終わります。
12月26日第182回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○伊吹議長 それでは、一言御挨拶を申し上げます。  さきの本会議で皆様の御推挙によりまして、衆議院議長の重責を担うことになりました。  もとより浅学非才ではありますが、円満公正な議会の運営に赤松副議長とともに全力を挙げて尽くしたいと思います。  佐田委員長初め国会運営につい...全文を見る
12月26日第182回国会 衆議院 本会議 第1号
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○議長(伊吹文明君) ただいま同僚の皆様の御推挙により、衆議院議長を務めることになりました伊吹文明でございます。  職務の重さを十分に認識し、本院の円満公正な運営に努め、国民の期待と信頼に応えるべく最善の努力をいたしますので、同僚の皆様には、御支援、御協力をよろしくお願い申し上...全文を見る
○議長(伊吹文明君) この際、保利耕輔君から発言を求められております。これを許します。保利耕輔君。     〔保利耕輔君登壇〕
○議長(伊吹文明君) 日程第三、議席の指定を行います。  衆議院規則第十四条によりまして、皆さんのおのおのの議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおり指定いたします。      ————◇—————  日程第四 会期の件
○議長(伊吹文明君) 日程第四、会期の件につきお諮りいたします。  今回の特別会の会期は、十二月二十八日まで三日間といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、会期は三日間とすることに決まりました。      ————◇—————  日程第五 常任委員の選任
○議長(伊吹文明君) 日程第五に入ります。  議院運営委員の選任を行います。  衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名いたします。     ————————————— 議院運営委員       あべ 俊子君    赤澤 亮正君     ...全文を見る
○議長(伊吹文明君) なお、その他の常任委員の選任は延期することに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。      ————◇—————  日程第六 常任委員長の選挙
○議長(伊吹文明君) 日程第六に入ります。  議院運営委員長の選挙を行います。
○議長(伊吹文明君) あべ俊子君の動議に御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。  議長は、議院運営委員長に佐田玄一郎君を指名いたします。     〔拍手〕     —————————————
○議長(伊吹文明君) なお、その他の常任委員長の選挙は延期するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおりと決まりました。      ————◇—————
○議長(伊吹文明君) あべ俊子君の動議に御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。      ————◇—————  日程第九 内閣総理大臣の指名
○議長(伊吹文明君) 日程第九、内閣総理大臣の指名を行います。  この手続は、衆議院規則及び先例によることといたします。衆議院規則第十八条第一項によりますと、記名投票で指名される者をまず定めることとなっております。お手元に配付の投票用紙に、指名される者の氏名を記載し、かつ、投票...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。  これより投票の計算及び点検を命じます。     〔参事投票を計算、点検〕
○議長(伊吹文明君) 投票総数は四百七十八。  本投票の過半数は二百四十です。  投票中、被指名者の記載をしていないものが二票あります。これは当然無効であります。  投票中、投票者の氏名を記載していないものが一票あります。これは当然無効であります。  投票の結果を事務総長...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 右の結果、安倍晋三君を、衆議院規則第十八条第二項により、本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました。     〔拍手〕     ————————————— 安倍晋三君に投票した者の氏名 あかま 二郎君   あべ  俊子君   安倍  晋三君...全文を見る
○議長(伊吹文明君) この際、暫時休憩いたします。     午後二時五十二分休憩      ————◇—————     〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕
12月27日第182回国会 衆議院 本会議 第2号
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○議長(伊吹文明君) これより会議を開きます。      ————◇—————  日程第一 常任委員の選任
○議長(伊吹文明君) 日程第一に入ります。  既に選任されました議院運営委員を除き、その他の常任委員の選任を行います。  衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名をいたします。     —————————————   内閣委員     あか...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 日程第二に入ります。  既に選挙されました議院運営委員長を除き、その他の常任委員長の選挙を行います。
○議長(伊吹文明君) あべ俊子君の動議に御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。  議長は、各常任委員長を指名いたします。           内閣委員長 平井たくや君            〔拍手〕           総務委員長 北側 一雄君            〔...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 日程第三、憲法審査会委員の選任を行います。  衆議院憲法審査会規程第三条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名をいたします。     —————————————   憲法審査会委員     あかま 二郎君    青山  周平君     ...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 日程第四、政治倫理審査会委員の選任を行います。  衆議院政治倫理審査会規程第七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名をいたします。     —————————————   政治倫理審査会委員     伊東  良孝君    小泉 進次郎君...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 次に、特別委員会の設置につきお諮りいたします。  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる災害対策特別委員会  政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する調査を行うため委員四十人よりなる政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会  沖縄及び北方問...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。  次に、海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等の諸問題を調査するため委員四十五人よりなる海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。  ただいま議決されました九特別委員会の委員は追って指名をいたします。      ————◇—————
○議長(伊吹文明君) 本日は、これにて散会いたします。     午後一時九分散会
12月28日第182回国会 衆議院 本会議 第3号
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○議長(伊吹文明君) これより会議を開きます。      ————◇—————
○議長(伊吹文明君) 御報告することがあります。  元本院副議長安井吉典君は、去る十一月六日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。  安井吉典君に対する弔詞は、去る二十三日贈呈いたしました。これを朗読いたします。     〔総員起立〕  衆議院は 多年憲政の...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員、裁判官弾劾裁判所裁判員及び同予備員及び裁判官訴追委員及び同予備員の選挙を行います。
○議長(伊吹文明君) 御法川信英君の動議に御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。  議長は、皇室会議予備議員に       衛藤征士郎君 及び 横路 孝弘君 を指名いたします。  なお、その職務を行う順序は、ただいま指名した順序によることといたします。  次に、皇室経済会...全文を見る
○議長(伊吹文明君) お諮りいたします。  国家基本政策委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十四常任委員会並びに災害対策特別委員会外八特別委員会から、閉会中審査をいたしたいとの申し出があります。     —————————————     〔閉会中審査案件は本号(二)末尾...全文を見る
○議長(伊吹文明君) 各委員会において申し出のとおり閉会中審査をするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊吹文明君) 異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。      ————◇—————
○議長(伊吹文明君) この際、一言御挨拶を申し上げます。  総選挙後の新しい構成のもと、同僚の皆様の御協力によって、本院の態勢を整えることができました。  これから多忙な年末年始を迎えますが、健康に留意され、一層御活躍あらんことを願ってやみません。(拍手)      ———...全文を見る
○議長(伊吹文明君) これにて散会いたします。     午後二時八分散会