今村雅弘
いまむらまさひろ
比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月09日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○今村委員 自民党の今村雅弘でございます。本日は、こういう機会をつくっていただきまして、ありがとうございます。 早速質問に入りたいところでございますが、その前に一言申したいんですが、先ほど来の政府側のいろいろな答弁を聞いておりますと、何か本当に元気がないといいますか、何かお通...全文を見る |
○今村委員 ないものと思っておりますというのは結構でございますが、しっかり調べてこれは取り組んでください。次から次に閣僚等がこういったことでやめていくというのはやはり非常に私は問題があると思いますから、ぜひ、副大臣、政務官も、そういうところをもう一回チェックしてやっていただくとい...全文を見る | ||
○今村委員 私がこういうことを冒頭に聞くのは、先ほども申しましたが、やはり、閣僚クラスがしっかりしてもらわないと、あるいはきちっと意思統一をしてもらわないと、我々だってそれを信頼していくことができない、あるいは、質問して、答えられても、違うじゃないかということになってしまうので、...全文を見る | ||
○今村委員 言われることはわかりますけれども、やはり全体のパイをどういうふうに配分していくかということにかかってくるわけであります。ですから、できるだけそういった不幸な人が少なくなる、これは目指さなければいけないわけでございますが、そういった配分の仕方をどういうふうにしていくかと...全文を見る | ||
○今村委員 現実にこれから進めていこうとする農業の政策は、実際は小農切り捨て、格差拡大につながっていくんじゃないかというふうな危惧を私は持っておりますので、そういったことをあえて聞いたわけでございます。この辺についてはまた後ほど詳しく聞きたいと思います。 それで、済みません、...全文を見る | ||
○今村委員 副大臣はそう言われますけれども、これは日経新聞にもそうだし、農業新聞にも出ているんですよ。何と書いてあるかというと、新聞記事ですから恐縮ですが、ちょっとさわりを紹介しますが、「これに対し文書は「単純労働者が自由化の対象とされた例はない」「過去の自由貿易協定(FTA)で...全文を見る | ||
○今村委員 ここでいろいろやりとりをしてもしようがないでしょうから、我々もやはり、いろいろな情報源をしっかり探って、そういった文書が本当にないのかあるのか、その点をしっかり明らかにして、また今後の議論を進めていきたいというふうに思っております。 済みません。お忙しいでしょうか...全文を見る | ||
○今村委員 私が言いたいのは、今大臣が言われた方向なんでしょうが、具体的に、この四カ月間、目立った動きがないわけですよね。今、長崎県の理解云々と言われましたけれども、これだって、一回か二回行ってお話しされたということで終わっているわけでしょう。全然見えないわけですよ、その真摯な取...全文を見る | ||
○今村委員 ぜひそういうことで、誠意を持って真摯に、とにかくスピードを上げて取り組んでください。 次に、中身に入ってまいりますが、先般、農林水産大臣所信表明ということをお聞きしたわけでございます。これを読んでみまして、確かに立派なことが書いてありますが、よく読んでみると、結構...全文を見る | ||
○今村委員 大臣、ある意味では、政治はやはり口で言うよりきちっと実行ですよ。それがやはり信頼を受けると思います。ですから、今どんなに、とにかく農業をしっかりやっていこう、守っていこうと言われても、肝心の予算が減っているということについては、やはりこれはおかしいじゃないかという指摘...全文を見る | ||
○今村委員 大臣、今、税金で見るのか消費者に負担してもらうかの話がありましたけれども、これはある意味では、いい意味でのバランスが必要じゃないかと私は思うんですよ。 それで、もし、大臣が今言われたように、これは所得の、戸別にお金をやって、こういった方向にかじを切ったんだと言われ...全文を見る | ||
○今村委員 今、環境税等の話も出ました。確かにそういう案もあるでしょう。あるいは消費税という話もあるでしょう。 しかし、現実問題、例えば今回の予算を見ても、先ほど谷君もいろいろ言っていましたが、私が見ても、先ほど言った農業の水利施設の補修とか修繕がこれから必要なものは、データ...全文を見る | ||
○今村委員 大臣、それでしたらはっきり言いますが、今、こういった生産基盤整備の、いわゆる新しい整備あるいは既存のものの保全、修理、そういったもの全体でどのくらい必要なのかという計画が実はないんですよ。それは御存じでしょう。ですから、そこはやはりしっかり、これから本当に必要なのはど...全文を見る | ||
○今村委員 今大臣が答えられたのは、何か、一生懸命何かを読んでおられるような感じがするから、大臣の言葉として聞こえないんですよ。ですから、やるんだ、やります、必ず計画をつくってやります、そう言ってもらえばいいんです。いいですか。 | ||
○今村委員 とにかく頑張ってください。 それから、もう一つ言っておきますが、先ほどは、いろいろな、クリークだ何だ、そういったことも話しましたが、現実、農家のもっと身近なところでいうと、コンバインとかトラクター、こういったものを買うお金というのは、今、物すごい減ってしまいました...全文を見る | ||
○今村委員 大臣、お言葉ですけれども、借金は返さなきゃいけないんですよ、融資、融資と言われますけれども。これで、例えば、今、畜産農家が、酪農家がどのくらい借金を負っていますか。そんなに簡単に、融資でもってやるからという、そんな話じゃないですよ。もうこの場では時間がないからやめます...全文を見る | ||
○今村委員 とにかく借金地獄に陥らないように、それはちゃんとやってください。そこはしっかり言っておきます。 次に行きます。 いろいろな問題がございますが、今回といいますか、先ほどもちょっと話には出ていましたが、いわゆる所得補償関連の法案、これは出さないということになりまし...全文を見る | ||
○今村委員 国会の情勢がどうだこうだということより、やはり政策の責任者としては、こうやるんだということを自信と確信を持って出すべきじゃないですか。 そしてもう一つは、正直言って自信がないわけでしょう、いろいろな分野に広がっていくと。だから、自信のない部分はない部分でいいじゃな...全文を見る | ||
○今村委員 ゆっくり考えるのも結構でしょうけれども。いろいろなことを考えて、いろいろな状況があるから。時間をかけることがいいことかどうか、とりあえずやれることはやるという方向だって出していいんじゃないですか。 皆さんの、農家の受け取りは、この法案を出すということで皆さんは受け...全文を見る | ||
○今村委員 もっと急いでください。 それでは次に行きます。 先般、変動部分の交付単価、これは六十キロ当たり千七百十五円が発表されたわけでございます。このことに参りたいと思いますが、これは、まず赤松大臣のころに、米は絶対下がらないと言っていた。しかも、予算は大体一俵当たり千...全文を見る | ||
○今村委員 赤松大臣と言いましたけれども、やはりこれは政府としての見解だったわけだから、こんなに一俵当たり下がってしまったことについて、申しわけなかったという言葉が何で出ないんですか。 | ||
○今村委員 何回も言いますけれども、政府としてそういう発言をされたわけですから、下がらないと。それについて、こんなに下がったことについて、これはもう申しわけないと言うべきじゃないですか。リーマン・ショックだ何だと言われますけれども、そんなにお米の値段が下がっていますか、市中で。そ...全文を見る | ||
○今村委員 私は、鹿野大臣には個人的に云々ということじゃないんですよ。やはり政府として見通しを誤ったということについての一言があっていいんじゃないかなということを言っておるわけでございますので、今の言葉で一応よしとします。 そして、ただ、やはり千二百円ぐらいだと言っておったの...全文を見る | ||
○今村委員 時間が大分迫ってきましたので、一言言っておきますが、一たん下がったお米はなかなか上がらないと私は思いますよ、基本的に供給圧力が非常に強いわけですから。そういった点をしっかり指摘しておきます。 それに関連して、先ほど、いわゆる全国均一だ、一律だという話が出ました。 ...全文を見る | ||
○今村委員 ここは今後、もうちょっと数字がはっきりした中で詰めますけれども、少なくとも、でこぼこがあるのは確かなんですよ、県ごとに見るときには。そういうことでしょう。これは認めなさい。今後、やはりもうちょっと地域に合った、全国一律ではないやり方も考えなきゃいけないんじゃないか。 ...全文を見る | ||
○今村委員 副大臣、そう言われますけれども、この記事も、上の方にあるでしょう、「農林水産省幹部は「減反廃止は政府としても検討中だ。今後三〜五年ぐらいで廃止するべきだ」と、党の素案に理解を示した。」と書いてあるじゃないですか。おまけに、きょうは出していませんが、これは三月三日ですが...全文を見る | ||
○今村委員 今の話、最後の方で何か北陸だ東北だとぐずぐずと言われましたけれども、そっちは何ですか、減反廃止でいいということですか、どんどんつくれということですか。では、西日本の人たちはだめだということですか。どうなんですか、今の最後の言葉は。 | ||
○今村委員 これが非常に大事な話と私は思いますから、ある意味では、最初私が言ったように、すべての農家に云々ということで来ているわけでしょう。これは、減反廃止となってくると、例えば東京周辺の農家でとにかくどんどんつくるんだ、それでもって東京でわっと売る、薄利多売、そんなことになって...全文を見る | ||
○今村委員 今、えさ米のことを例にしましたけれども、やはり、貴重な税金を使って、あるいは消費者の人に負担してもらうというようなことになれば、麦とか大豆とか、あるいはいろいろな野菜とか、やはり人間が、国民が必要とするというものについてこうしますよということにやっていかなきゃいけない...全文を見る | ||
○今村委員 まだたくさん課題がございますが、また次の機会に時間をいただいてお伺いしたいと思います。 これで終わります。ありがとうございました。 | ||
07月14日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○今村委員 大変暑くなりました。ことしは、冬寒い、そしてまた梅雨が来るのも早かったし、大変暑い夏になったわけでございます。被災地の方も、震災当時は雪が降って大変だった、そして今、大変な暑さの中で頑張っておられますが、ぜひ農水関係の方も、大臣、しっかり気合いを入れて、一日も早い復旧...全文を見る |
○今村委員 批判を受けとめて、それを糧にしてというふうに言われましたけれども、どうも今の菅内閣というのは、全く、受けとめるどころか、ひらひらひらひら風のように、まさにどこ吹く風じゃありませんが、そんな感じがあるんですね。 私たちの地元に玄海原発というのがありますが、これも、先...全文を見る | ||
○今村委員 大臣の気持ちはよくわかりますけれども、菅総理は、この諫早干拓の開門の話はもうお忘れになっているんじゃないですか、ひょっとして。もう全然話も聞きませんし、そして、大臣、菅総理に、この問題は今長崎県との間でこういうことになっているけれどもどうしましょうかというような相談な...全文を見る | ||
○今村委員 総理はやめるという意思表示をされたかもしれませんけれども、しかし、総理の時代に総理の決断で決めたことですから、やはりこれはきちっとしてもらわなきゃいけません。 そして、総理は、玄海原発もそうですけれども、地元の首長と会うとか、そういうことが全然ないんですよね。です...全文を見る | ||
○今村委員 大臣の苦しい表情を見ましたから、もうこれでこの話はやめます。 次に、米の先物取引の試験上場ということでございます。 これについては、経緯は省略いたしますが、とにかく、私たち自民党も、それから与党・民主党内でも随分異論があり、我々もこれは見直すべきだ、やるべきじ...全文を見る | ||
○今村委員 私たちがこの間申し入れに行ったときも、いろいろな議論もありましたが、最後は、今言われたように、これはあくまで試験上場だと。ですから、大したことないよというようにしか見えないんですよ。だけれども、現実問題、試験上場であれ何であれ、これは学校の理科室でフラスコの中で実験す...全文を見る | ||
○今村委員 先ほども言われましたし、今もいろいろな意見を聞かれたと言いましたけれども、例えば、先ほど言われた有識者会議の中に、いわゆる全中なりなんなり全農なり主たる出荷団体、そういったものは入っているんですか。あるいは、そういった方の意見はちゃんと聞かれたんですか。それなしでの有...全文を見る | ||
○今村委員 ですから、今、そういうことをやられたことはわかっているんですが、一番肝心かなめの、最大の出荷団体なりなんなりが反対と言っている。その中でこういうことをやって、仮に出荷団体が協力しないということになると、この価格形成というのがある意味では完全に二重価格になってしまいます...全文を見る | ||
○今村委員 せっかく戸別所得補償の仕組みを米等についてつくられて、それは一定の評価を私もしてはおります。だからといって、先物でもって価格が下がって、それでもって農家が大損害を受けるということは、状況は以前出したときとは私は違ってきていると思うんです。以前出してこられて、認めなかっ...全文を見る | ||
○今村委員 とにかく、七十二年前と言われましたよね。七十二年前も、大阪での米相場ができたときも、米が非常に足りない時代なんですよ。ぴちぴちでしょう。そういうときにはやはりこの相場が成り立ったということで、現在の米が潜在的な過剰である状況では、米については非常になじまない仕組みだと...全文を見る | ||
○今村委員 建前としてはそういうことなんでしょうけれども、現実問題、本当に幾ら必要なのかということの精査も必要だし、それから、今、信用事業強化計画の作成と言われましたけれども、これをやるのは、実際は作業としては農協、漁協の職員ですね。この人たちに、今のこういう状況の中で果たしてそ...全文を見る | ||
○今村委員 関連してお聞きしますけれども、農協、漁協は、農業者、漁業者だけじゃなくて、一般の商工業の人に融資しているケースもありますね。その場合に、今言ったいろいろな債務の認定なりなんなり融資計画等々をつくる中でも、農業、漁業だけでも大変なんだけれども、商工業に対してその辺の対応...全文を見る | ||
○今村委員 ちょっと提案になるかもしれませんけれども、金融機能強化法を改正しましたね。この際、農協、漁協のそういった商工業関係の皆さんの融資の関係なりは、むしろそっちに振りかえをして、そっちで一本化してやってもらう。というのは、商工業の人もいろいろな信用金庫とかなんとか、銀行から...全文を見る | ||
○今村委員 大臣、これはちょっと頭の中に入れていてほしいんですが、今言ったように、実務面でも非常に難しい作業になります。現場は大変ですよ。ましてやそれを、特に商工業の人まで面倒を見るというのは。 それが一つと、最終的に、仮にそういう商工業の方の融資の問題もこっちの方で対応する...全文を見る | ||
○今村委員 ありがとうございます。 次に、いわゆる二重債務問題というのがあるんですね。この辺について、国の方でも、こういった農林漁業関係だけじゃなくて全般的にどうしようかという話で今進んでいるわけですね。そうなってきたときに、先ほど言った、非常にいろいろな救済策が絡んでくる。...全文を見る | ||
○今村委員 とにかく、拙速を旨とするという言葉もあります。しかし、そうはいっても、最終的に、全くいいかげんな融資をしても、最後はそれをだれが負担するかという問題がありますから、その辺の兼ね合いがあるとは思いますが、とにかく現場第一で、ぜひ必要なお金が早く回るように、少なくとも農協...全文を見る | ||
○今村委員 政務官、ちょっと一言言っておきますけれども、農水省のお役人もそうですけれども、三千億あるという話をされるんですよ。これは、早い話が、今回のこの法案の審議だって随分おくれたでしょう。まあ、このくらいあれば大丈夫だろうというようなことがあると思いますよ。 しかし、そう...全文を見る | ||
08月09日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号 議事録を見る | ○今村委員 おはようございます。暑い中、御苦労さまでございます。 時間がないので、早速質問に入らせていただきます。 きょうは、大きく分けて二つのグループになるかなと。一つは諫早干拓の対応の問題でございます。そしてもう一つは米の問題です。特に、昨日、試験上場ということであり...全文を見る |
○今村委員 では、お伺いしますが、長崎県の理解が得られなければ開門しないということですか。 | ||
○今村委員 何回も同じ質問をさせないでください。得られるように努力するという気持ちはわかりますが、私は、得られなかったらこれはどうなるんだと聞いているんですよ。論理的に答えてください、論理的に。 | ||
○今村委員 では、聞きますが、この判決の既判力というものはどうなるんですか。頑張ったけれども理解が得られない、だからあけられないということで、それでいいんですか。 | ||
○今村委員 では、お伺いしますが、きょうは法務省にも来てもらっております。 こうやって上告を断念して、そして、その判決に従って国が行動する義務があるわけですね。今言われたように、理解を得るように努力している、努力していると言っているけれども、現実問題、それがかなわなかった場合...全文を見る | ||
○今村委員 法理論的にはそういうことになると思うんですね。ですから、国が国を相手取って執行するという、本当に漫画みたいな、こんなことは前代未聞のことだと思いますが、こういう例は今まであるんですか。 | ||
○今村委員 申立人はそういうことなんでしょうが、現実に執行するのは国がやるわけでしょう。だから私はそれを言っているんですよ。 これでもう法務省は結構です。理論的にはわかりました。 ですから、こんな恥ずかしいことが起きないように、とにかく国はきちっとやってくださいよ。 ...全文を見る | ||
○今村委員 では、もう一度聞きますが、いつまでに、少なくとも、遅くとも着工しなきゃいけないというふうに思っていますか。 | ||
○今村委員 ちょっと副大臣、ごまかさぬでくださいよ。こういうことで三年以内にあける、工事も竣工しなきゃいけないと言われたでしょう。そのためにはいつから工事を始めなきゃいけないんだと言っているんですよ。これは物理的なことを聞いているわけですから、きちっと答えてください。 | ||
○今村委員 ちょっとくどいようですけれども、要するに、刺激するとかなんとかそういうことは抜きにして、単純に、例えば最大限のあけ方をしたときに、一番工事も多くかかるわけでしょう、たくさん。そのときに、さかのぼって云々すれば、遅くともここまでには始めなきゃいけないという客観的な基準が...全文を見る | ||
○今村委員 正直言って理解できないですね。 私は、単純に、要するに、この必要な工事をやる、それには遅くともいつまでに始めなきゃいけないんだ、そういうことぐらいはきちっとしているんですかと言っているんですよ。それがなかなか出てこないということは、そういう考え方も持っていないとい...全文を見る | ||
○今村委員 もう時間がないのでやめますが、とにかく、上告を断念されたわけですから、その判決に従ってきちっと行動するということをやはりやってください。そうしないと、さっき言ったように、国が国に対して代執行をするような漫画みたいなことをやって、皆さん方の恥になりますよ。 この問題...全文を見る | ||
○今村委員 先般も言ったように、今回のこの原発の被災がある中で、非常に米に対する不安感がある中で、こういう上場をやれば投機筋が必ずこれに飛びついて、そしてこういう法外な値段をつける、あるいは値がつかないというようなことは当然予想されていたわけですよ。しかもこれが、後でまたいろいろ...全文を見る | ||
○今村委員 これをいつか言ったときに、実験だからということを言われましたよ。しかし、フラスコの中で実験するのと違うわけですからね、これは。(発言する者あり)一種の社会実験でしょう。現実にこうやって、米のいろいろな生産から農家の経営に大きくやはり今影響を与えてきているわけじゃないで...全文を見る | ||
○今村委員 現実にとんでもないことが今起きているじゃないですか。そういう問題認識はないんですか。 では、もう一つ確認しますけれども、今、値幅制限云々と言いましたけれども、基準価値というのは今幾らですか。答えてください。副大臣、どうぞ。(筒井副大臣「ちょっともう一回、何」と呼ぶ...全文を見る | ||
○今村委員 それはもうきのうの話でしょう。何を言っているんですか、寝ぼけたことを。(筒井副大臣「きょうのことですか」と呼ぶ)いや、きのうでもきょうでもいいですよ、両方言えばいいじゃないですか。 | ||
○今村委員 今、きのうのことを言われました。しかし、当然きょうもそういうことになっているでしょう。基準値が変わっているでしょう。当然その両方を答えるべきじゃないですか。 | ||
○今村委員 今、聞いておりますと言われましたね。先ほど副大臣は、これはきちっと役所で監督するんだと言われたんじゃないんですか。聞いておりますということでいいんですか。それでは全部任せきりじゃないですか。どうなんですか。 | ||
○今村委員 副大臣、その前の答弁で、ちゃんと自分たちがこれをよく見ていきますと言われたじゃないですか。それと全然矛盾するじゃないですか。 | ||
○今村委員 この基準値の策定ですけれども、要するに、一万三千五百円、これがきょうになって一万六千四百円になったということですよね、一万四千百円をさらに超して。ここでもってぐっと上がっているわけですが、こうなってくると、この基準値とかなんとかはそもそも意味があるんですか。全然これは...全文を見る | ||
○今村委員 その都度好き勝手に決めていいんですか。本当ですか。もう一回確認します。 | ||
○今村委員 副大臣、いつか私があなたに、この仕組みを本当によく御存じなんですかと言ったとき、失礼なことを言うなと言われましたね。だけれども、今の答えぶりなんかを聞いていると、何か後ろでちょこちょこちょこちょこやって、全然、あなたは、自分で頭の中に入っているという感じじゃないじゃな...全文を見る | ||
○今村委員 もう本音の話をしましょうよ、本音の話を。 例えば、きょうの日経新聞にもはっきり書いてございますけれども、要するに、こう書いてあるんですよ。「コメ先物が映す農水省の思惑 東工取との統合撤回、牙城を死守」ということまで書かれちゃっているんですよ。 そしてまた御丁寧...全文を見る | ||
○今村委員 こっちからも声が出ていますけれども、野党のころと全然言うことが違うじゃないかと言っていますよ、隣で。 とにかく、そんな後ろめたいことはないというなら、きちっと資料でも何でも出して、そしてまた、今度の合併をつぶした経緯はどういうことだということをきちっと説明すればい...全文を見る | ||
○今村委員 次に、いわゆる原発汚染米対策も含めてでございますが、とにかくその前に、今流通が、中小の卸は大変困っている。農水省に言うと、全体の需給は間に合っているんだというんですね。確かにそうでしょう。しかし、言ってみれば、米の大きな、水でいえば、タンクの中には水がいっぱいあるけれ...全文を見る | ||
○今村委員 今までのことは今までとして、これからもこういうことは恐らくかなり厳しい状況が起きてくるんじゃないかと思っています。というのは、やはり、この汚染米に対する不安ですね。 そこでちょっと確認したいんですが、食糧法の二条と三条にありますが、それから備蓄と放出。ここは、いわ...全文を見る | ||
○今村委員 それでも足りないときは。 | ||
○今村委員 それは、この食糧法の考え方でできるんですか。今言ったような、今回想像されるようなことについては。どうなんですか。 | ||
○今村委員 これはちょっとよく検討してください。今、想定していないと言われましたけれども、まさに想定外の起きる時代でありますから。しかも、今、既に米の先物から何から含めて、具体的なそういう動きがやはり出てきているわけですから、私は、これについてきちっと対応した方がいい、準備をして...全文を見る | ||
○今村委員 ですから、こういう考え方で本当にいいのかねということですよ。余りにも目が粗過ぎるんじゃないかという感じがしますが、ほかの皆さんはどうでしょうか。 | ||
○今村委員 これは起きてからでは遅いですからね。これはもう大変なことになりますよ。ですから私は、あえて言いますが、確かにこういうことが出なきゃいいです。出なきゃいいにこしたことはない、またそういうことを考えたくもない。しかし、現実問題として、放射能の積もりぐあいといいますか、非常...全文を見る | ||
○今村委員 三千カ所でも、全体のカバー率がどのくらいなのかよくわかりません。むしろ、この際は、言葉は悪いんですが、シラミつぶしという言葉がありますけれども、とりあえず全部、福島県なら福島県に絞ってやってみようじゃないかと。そういうことぐらいの検討をやられたらどうですか。それでもっ...全文を見る |