今村雅弘

いまむらまさひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数9回

今村雅弘の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月21日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○今村委員 スピード第一ということで、早速質問に入らせていただきます。ひとつ、皆様方にもてきぱきとお答えを願いたいと思います。  先般の大臣の所信表明を伺いました。確かに立派なことを言っておられます。すばらしいとも思っておりますが、どうも言っていることと実態とは大分違うんじゃな...全文を見る
○今村委員 今、一括交付金等で一千億以上を見ていると言われましたけれども、それを見たって、結局、三千八百七十八億も減っておいて一千億ちょっとでは、明らかに誰が考えたって少ないわけでしょう。しかも、御案内のように、戸別所得補償ということで金が行っているわけですけれども、何のことはな...全文を見る
○今村委員 我々自民党も、よく、対案を出せと言われております。今、我々の方でも、少なくともいろいろな今の仕組みを見直して、例えばこの一万五千円の定額補助の問題にしても、一律にやるんじゃなくて、もう少しやはり地域別に、あるいはいろいろな作物別にめり張りをつけてやろうじゃないかといっ...全文を見る
○今村委員 しっかりやってください。  時間の関係で、次に参ります。  もう一つ、言っていることとやっていることと違うじゃないかという中で、諫早干拓の開門調査の問題。今いみじくも大臣が一瞬顔をゆがめられましたけれども、また嫌な質問だなというふうに思っておられると思いますよ。し...全文を見る
○今村委員 今、一生懸命説得していると言われましたけれども、大臣、全然現地に行かないじゃないですか。副大臣、この間行ったばかりでしょう。もっと徹底的にやったらどうですか。そういった本当にひたむきな、やはりこれはやらなければいけないんだという気持ちが伝わらないから、長崎県も、ちょっ...全文を見る
○今村委員 三回じゃなくて三十回ぐらい行ってくださいよ。そのぐらいのことをやらないと、なかなか伝わりませんよ。  それと、これはまさかと思いますけれども、もともと農水省は、お役人さんたちは、開門調査に反対だったんですよ。私は随分言いました。しかし、ああだのこうだの、だから開門調...全文を見る
○今村委員 では、そういう気があるなら私は要求しますが、もう余り時間がないんですよ。いろいろな工事もやらなきゃいけないでしょう。その工程表、工程管理、どうなっているんですか。これは、前回の委員会でも、これはどうなっているんだと言いましたけれども、なかなか返事がもらえない。しかし、...全文を見る
○今村委員 長崎県のことを言われますけれども、しかし、客観的に見て、やはりこれだけの物理的な時間が必要なんだと示すことによって、それでもって交渉が、長崎県との話し合いがまた進むという可能性もあるわけでしょう。だからそれが、要するに出さないということは、もうやる気がないということで...全文を見る
○今村委員 これは佐賀県だけじゃないんですよ。福岡県も熊本県もみんな、ノリをやっているところは非常にナーバスになっていますから。ですから、そういったノリの関係もあるから、そういったことも頭に入れながらこの工程表をきちっと管理してやらなきゃいけませんよ、もうその時期が来ているんです...全文を見る
○今村委員 後ろから何か言われたからといって答弁を変えないでくださいよ。(筒井副大臣「いや、後ろで今全然違うことを言った」と呼ぶ)そうですか。それだったら、わかりましたと言えばいいじゃないですか。後ろで余計なことを言って返事が変わったような感じがしたから言っているんですよ。(筒井...全文を見る
○今村委員 今副大臣言われますけれども、今年度末で見込みが、被災地を除いて、あと残りが〇・五%、こういうことなんですよ。二十二年度末にはかなり残っているんです。だから、これでは返さなきゃいけないからというので、慌ててこの一年間で使っちゃえということでやったと思いますが、もう少し平...全文を見る
○今村委員 とにかく、冒頭申しましたように、これは非常に皆さん喜んでおられる制度ですから、ぜひ円滑にこれからも運用できるように、御指導のほどお願いしたいと思います。  次に、いわゆる担い手の育成に関連して、特に新規就農の問題あるいは農地集積の問題、これについてちょっとお伺いした...全文を見る
○今村委員 大臣、その辺が非常に官僚的なんですよ。  いいですか。例えば、おやじは自分の息子に継がせたい、しかし、息子が会社に勤めていて、そして、休み、夜勤明けに手伝う、そういったことを通してやっていくとしますね。その場合に、結局、例えば、ここのどこかにもありましたけれども、二...全文を見る
○今村委員 ではもう簡単に言いますけれども、ここの資料に、括弧二番目の下の方に、「親元に就農する場合であっても、親の経営に従事してから五年以内に経営を継承する場合や、親の経営から独立した部門経営を行う場合は、その時点から対象とする。」ということになっているんですよ。だから、それを...全文を見る
○今村委員 よくもう一度、本当に心を開いて、実態はどうなんだということで見ていただきたいと思います。このままではこれは本当に失対事業でしか終わりませんよ。時間がないので次へ移ります。ひとつぜひ検討してみてください。いいですか、何か。
○今村委員 では、もう一つの問題で、次に農地集積の問題に移ります。  これについてはもう二十三年度からもそうですが、一つにはいわゆる規模拡大加算、そしてまた今度の予算で農地集積協力金、それぞれ百億あるいは六十五億、組まれていますね。それで、この二十三年度の規模拡大加算、これでい...全文を見る
○今村委員 大臣、申しわけないですけれども、それは認識が違いますね。これは周知はしているんですよ。周知していたら、何のことない、利用権設定が必要だから法人化しないとだめだというような要件があるんですよ。法人化がそんなに簡単にできますか。集落営農を維持するんだって大変なんですよ。そ...全文を見る
○今村委員 ですから言っているんですよ、そういう理屈をこねぬでくださいと。それはわかりますよ、利用権という権利を設定するのは法人格がないとだめだということは。しかし、そこが非常に問題だと言っているわけです。  これは次の質問に関連しますけれども、今度、集積協力金は集落営農を認め...全文を見る
○今村委員 大臣、何回も言いますけれども、法人化というのはそんな簡単なものじゃありませんよ。集落営農の経営だって大変なのに、法人化すれば税法から何から全部やらなきゃいけない。一体誰がやるんですか、これを。そういった認識をしてください。  しかし、大臣が言われるように、いずれはそ...全文を見る
○今村委員 いや、これは、大臣らしくない異なことをおっしゃいますよ。今言った、AからBさんに行きますね、そういうことを通してこの集落営農が一つの法人化、担い手に固まっていくんじゃないですか。(鹿野国務大臣「逆の」と呼ぶ)いや、逆のことというのはあり得ないですよ。皆さん、集落の中で...全文を見る
○今村委員 山形ではそういう例があるのかもしれませんけれども、佐賀ではそんなことはありませんよ。それは、そういうごく一部の例をとって言わないで、全体の流れとして、何回も言うように、とにかく将来の高齢化に向けて担い手を育成しなきゃいけない、そのための農地集積も必要だ、この大きな流れ...全文を見る
○今村委員 とにかく、せっかくこうやって目的はいいわけですから、それに沿うことにもうちょっと柔軟に対応してください。  具体的に言うと、今言われましたこの百億、残っちゃったらどうするんですか。今、五万ヘクタールで仮に七千ヘクタールとすると、一四%しか使っていないんですかね。あと...全文を見る
○今村委員 くどいようですけれども、とにかく、せっかくのお金をしっかり生かして、貴重な国民の税金ですから、そういったことをやはり柔軟にやってください。それが本当に農家のためになるというふうに思っております。  これで終わります。
06月20日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○今村委員 おはようございます。  昨晩の台風の騒ぎで皆さんお疲れかと思いますが、時間の関係で、早速でございますが、質疑に入らせていただきます。  まず最初に、大臣にお伺いしたいと思います。  私が言うまでもなく、今、民主党は、国民に約束したことをなかなか守らない、約束した...全文を見る
○今村委員 大臣、のんきなことを言わぬでくださいよ。時間がないんですよ。はっきりしているじゃないですか、あけるということは、調査をするということは。なぜもっと長崎県なりなんなりに積極的にアプローチをしてやらないんですか。いろいろ今言われた、防災の問題だ何だかんだというのは我々も聞...全文を見る
○今村委員 我々が見てみると、民主党政権、政府は全然だめじゃないかということは、これからもはっきりと言わせていただきます。今みたいな姿勢が続く限りは。  では、次に移ります。  今回は林野の問題でございますが、この法案の前に、昨年来やっています、いわゆる森林・林業再生プランの...全文を見る
○今村委員 それだけですか。先ほど言いました木材価格の低落あるいは産地間の格差等々、そういったものにはお答えがいただけませんが、どうなっているんですか。
○今村委員 質問をよく聞いてからやってくださいよ。  全般的な話はわかるけれども、この森林・林業再生プランによって一定程度の出荷をしなきゃいけないということを私は言ったでしょう。そういったことが影響しているんじゃないかということを聞いているんですよ。円高の話なんか聞いていません...全文を見る
○今村委員 まあ、女性の政務官ですから、少し私もやわらかく言うつもりではありますけれども。  ただ、この問題は、何でこんなことを言うかというと、今後この一兆円なり何がしのこれを売却して、債務を償還していきますよね。そういうことでしょう、国有林の林野については。そのときにこれは非...全文を見る
○今村委員 もう一つ、さっき暗示をしましたけれども、ヒントと言ったらなんですけれども、産地間格差の拡大の問題についても答えがないですね。  これはどういうことかというと、新しい大きな機械を入れるとか、そういうことができるところと、そうじゃないところがあるんですよ。あるいは、消費...全文を見る
○今村委員 さっきから答弁を聞いていますと、非常に危機感というか問題意識が薄いような感じがしますよ、はっきり言って。答弁もばらばらだし、そういった危機感がないような気がします。  なぜ私はこんなことを言うかというと、今回、国有林についても仕組みを変えるわけでしょう。よくも悪くも...全文を見る
○今村委員 今、公益的機能と言われましたね。この言葉は、ある意味では非常に便利な言葉なんですよ。私は昔、国鉄にいました。ローカル線を維持するのがまさに公益だということでやって、しかし、どんどんどんどん赤字が膨らんだじゃないですか。まさに政治とのはざまに置かれ、そうなってきた。 ...全文を見る
○今村委員 今回こういう仕組みをやるということで、これはこれでいろいろな経緯のあった話ですからよしとしても、とにかく後のフォローをしっかりやってもらわないととんでもないことになる。  もう一つ言っておきますけれども、先ほど来、公益的機能云々と言っておりますけれども、公益的機能の...全文を見る
○今村委員 交渉に当たる人の立場を考えてみてください。今回はこれでなくしますよと言いながら、政府の方では、また新しくつけますよと言っている。どうやって交渉すればいいんですか。この辺はもう少し大胆な取り組みをされた方がいいんじゃないかというふうに思いますけれども、当面この部分につい...全文を見る
○今村委員 とにかく今は、山が荒れて目印の岩が崩れたり、あるいは地形が変わったりして、所有者だってわからなくなってきているようなところがありますから、これはもうどんどんどんどん悪くなります。ぜひ緊急に対応をしていただくように、これはまさにみんなで協力してやることだと思いますので、...全文を見る
11月08日第181回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○今村委員 おはようございます。  早速でございますが、時間がないので質問に入らせていただきます。  まず一点目、諫早干拓の問題でございます。  きょう、お手元に資料を配らせてもらっておりますけれども、ここに書いてあるように、四日ですか、大臣が長崎の方へ行っていろいろ話をさ...全文を見る
○今村委員 ちらほらこの話は新聞等にも漏れていたんですよ。だから、当然何か話があるんだろうなと思っていたけれども、一切ない。  今、おわびを申し上げますと言われますけれども、単なる日程の、時間がないとかそういうことだったのか、あるいはあえて説明することを避けられたのか、それはど...全文を見る
○今村委員 関係者と言われましたけれども、関係者は諫早だけじゃないんですよ。そこをよく肝に銘じてください。  中身に入りますけれども、何で十二月に、ここの新聞にも書いてあるように、これは秋に一番最盛期になるところなんですよ。こういう時期に汚い水がどんと出されたらどういうことにな...全文を見る
○今村委員 政務官、もう朝九時を過ぎているんですよ。寝ぼけたような答えをしないでくださいよ。  いいですか。大臣は覚えているでしょうけれども、私は、この問題については、ノリの漁期を外せよ、大変なことになるよということはかねてから言ってきているんです。  六月二十日の農水委員会...全文を見る
○今村委員 何回でも言いますけれども、この工程表を引いて、これこれこういう時期を外さなきゃだめだよということは言ってきているんですよ。だから、事務当局にもこの話はしているんです、タイムリミットはいつなんだと。こういう方法でやればここまで、こういう方法でやれば最低限ここまでにやらな...全文を見る
○今村委員 論点を変えましょう。端的に聞きます。  大臣は、十二月にこうやって開門調査をやって、被害が出れば損害賠償をするというような発言が出ていますが、それは間違いないですね。当然、これはノリの方の被害が出た場合もその対象にするということで間違いありませんね。端的に答えてくだ...全文を見る
○今村委員 わかりました。湾外のこの被害についても、もし被害を受ければ、因果関係があれば損害賠償をするということの理解でよろしいですね。明確に言ってください。
○今村委員 わかりました。では、そういうことでしっかり受けとめます。  次に、ここでも出ていますが、淡水化施設というのが出てきているんですね。これは三百五十億近く金がかかるわけです。しかも、五年間調査をしたらまたこれを閉める。こんなお金を使って本当にいいんですか。一方では、先ほ...全文を見る
○今村委員 要するに、ぐずぐずして時間がかかったから、結局、こういう海淡に頼らざるを得なくなるようなことになってしまったわけでしょう。だから、開門ということについてはもう決まったんだから、やはりそれについてどう対応していくかということをもっとてきぱきとやるべきだったと私は思います...全文を見る
○今村委員 要するに、これ以上つきませんけれども、これだけのお金をかけるだけの生産高はないと思いますよ。  次に行きましょう。  いずれにしろ、この問題は、北村先生が今度は長崎県サイドで話をされますので、これでやめます。  次に、きょうの農業新聞にも出ていますが、財政制度審...全文を見る
○今村委員 知らなかったと言いますけれども、私が知っているぐらいですから、当然、農政の最高責任者である大臣は知ってしかるべきじゃないですか。あるいはまた、あなたの周りのスタッフだって、こういうことがありますよ、どうしましょうという相談があってしかるべきでしょう。全然、政治主導でも...全文を見る
○今村委員 大臣がホームページを一々見る必要はありませんよ。だから、周りがきちっとサポートしなきゃだめじゃないですか。それをきちっと言ってくださいよ。それが本当の政治主導でしょう。  それで、もう一度言いますけれども、これを消してくれ、誤解を受けやすいということをやるんですか、...全文を見る
○今村委員 これは、農業新聞がまたやっていますよ、「党内あつれき露呈」とか。後でよく読んでおいてください。民主党の中でもいろいろな意見があるということがおもしろおかしく書かれているんです。  もう一つ大事なことは、これはある意味ではTPPの地ならしみたいな感じがするんですよ。要...全文を見る
○今村委員 全然答えになっていないじゃないですか。時間がないんだから、もうちょっときちっと答えてくださいよ。  なぜこういうことが起きているんですか。これは、なぜこんなことを言っているかというと、これだけ需給が緩むのにこれだけ高値を保っている、しかもそれを先買いで買っていますよ...全文を見る
○今村委員 さっき、大幅に値崩れするおそれがあるかもしれないよと言っているのは、要するに、今の米の所得補償の仕組みでは、下がった分を補償せぬといかぬでしょう。莫大な額になりますよ、これは扱いを間違うと。そういうこともあるから、私は言っているわけですよ。  もう一つ聞きますけれど...全文を見る
○今村委員 では、もう一度聞きますけれども、なぜこんなに値段が高いんですか。あるいは、今言ったように、MA米をSBSでこんなに高値で取引しなきゃいけないんですか。それを答えてください。
○今村委員 ということは、MA米のような外国産の米が質がいいということになりますよ。それでいいんですか。
○今村委員 何かよくわからない答えですが、とにかくしっかりこの辺を分析して、しっかりした対策をとってくださいよ。  以上です。