岩屋毅

いわやたけし

小選挙区(大分県第三区)選出
自由民主党
当選回数9回

岩屋毅の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第174回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○岩屋委員 おはようございます。  きょうはまず、岡田大臣、遅刻しないで来ていただいて、まことにありがとうございます。鳩山政権、ちょっとたるんでいると思いますね。しっかりと引き締めていただきたいということを冒頭に申し上げておきたい、こう思います。  きょうは、一時間の時間をい...全文を見る
○岩屋委員 私は、二つの成果を調査によって生まなければいけないんだと思います。一つは、今大臣がおっしゃった、国民の皆様の外交全般に対する信頼の回復というのか、強化というのか、この成果を一つ生まないといけない。もう一つは、これは事日本の安全保障の根幹にかかわる問題ですから、しからば...全文を見る
○岩屋委員 その問題は、後で触れたいと思っておりました。大臣の指摘については、自民党として、歴代政権はほとんど自民党政権下でしたから、私どもにもちろん責任はあるわけで、自民党として、どう受けとめ、特に九〇年代以降の問題についてどう整理すべきかということを党の中でしっかり協議しよう...全文を見る
○岩屋委員 今までの大臣の御答弁を聞いておりましても、私は、ある意味、ちょっと安心しているんですね。非常に冷静にこの問題を受けとめていただいておると思います。  やはり、これは歴代政権が何党であったかという次元の問題ではなくて、戦後日本の外交、安全保障、どういう判断があり、苦渋...全文を見る
○岩屋委員 もう一つ、この報告書の中の記述で気になるところが私はありました。報告書文中には、「明白な嘘をつき続けた」という記述であるとか、「嘘をふくむ不正直な説明」などの表現がございます。  ただ、事は一国の安全保障にかかわる問題なのでございます。マックス・ウェーバーの言を引く...全文を見る
○岩屋委員 報告書の記述が厳し過ぎるのではないかと思いながらもそれを受けとめたい、こういう大臣の御発言は了解したいと思います。  ただ、何度も申し上げますが、やはり事は国の安全保障の根幹にかかわる問題ですから、極論すればですよ、極論すれば、うそをつかなければ国をきちんと守ること...全文を見る
○岩屋委員 大いに甘んじて論争を、大臣、受けてください。我々も真摯にその論争に臨んでいきたいというふうに思うし、国民の皆さんも賢明ですし、問題の本質がどこにあるかということを理解していただいた後は、妥当な政府の結論が出てくれば、理解をし、受け入れてくれるというふうに私は思っており...全文を見る
○岩屋委員 では、それまで形骸化してきた事前協議は、そうなった場合にどうしたらよかったのか。そういう日米間の取り決めが変わるということによって、近隣国の安全保障あるいは極東の安全保障の環境にどういう影響を与えるのかとか、あるいは方針の変更なりを国民の皆さんがどう受けとめてくれたで...全文を見る
○岩屋委員 だから、戦略核というものは配備されているわけですね。
○岩屋委員 次に、これまでの岡田大臣の説明なんですが、戦略核搭載の機種は特定できる、特に攻撃型潜水艦は常時、米国周辺に配備されているのであって、したがって、それらが我が国近傍に出てくることはない、こういう説明をされておられますが、これは事実ですか。
○岩屋委員 だから、オハイオ級というものなんですね。十四隻あって、一隻に二十四発、SLBMを積んでいる。ただ、これについて触れられたことは、それはそれでちょっと不適切だったのではないかなと私も感じていました。  今、副大臣が答弁されたように、やはり潜水艦の運用というのは軍事機密...全文を見る
○岩屋委員 心配なきように、くれぐれもお願いしたいと思います。  防衛省にもうちょっと聞きます。  撤去された戦術核、現在、どのような状況に置かれておりますか。そして、それは再配備しようと思えば可能な状況にありますか。
○岩屋委員 続けて聞きますが、仮に、我が国の近傍国から核を搭載したミサイルが不幸にして我が国に向けて発射された場合に、着弾までの時間はおおよそどのくらいだと見積もっておられますか。
○岩屋委員 これらの防衛省の説明で、大臣、私が持っている問題意識というのは、確かに、米国本土にあるICBM、戦略核、それから潜水艦に積んでいる戦略核、それから一部爆撃機に今なお積まれている戦略核、今、アメリカの核抑止というのは大体この三本柱ですよね。戦術核はできるだけ撤去しよう、...全文を見る
○岩屋委員 そこが大臣、私は問題だと思うんですよ。大臣は、米国の戦略というものに依拠して日本の核抑止の政策を決めるという言いぶりに終始しているわけですね。問題意識は持っておられると思うんですよ。箱をあけた後、暗黙が支えていた核抑止というものが揺らいだ、新しい方針をつくらなきゃいか...全文を見る
○岩屋委員 トマホークをやめていくというときに日本政府が懸念を表明したのではないかというのは、私もちょっと調べてみたいと思うんですが、ただ、そういう問題意識は、必ずしも否定されるべきものではないんではないかなと私自身は思っています。大臣はそうではないというふうに今おっしゃいました...全文を見る
○岩屋委員 そうですね。だから、議論の門戸は、大臣、ぜひあけておいていただきたいというふうに思うんです。  日米の核持ち込み、イントロダクションに関する認識の相違が明らかになった、明らかになったけれどもそれは放置しておきます、なぜならば、もうアメリカの核が近づいてくる心配がない...全文を見る
○岩屋委員 きょうは、そこまでの話が聞けてよかったなというふうに思います。やはり、そのときの政権として、万やむを得なき場合には、非核三原則の一部にその例外が生じることがあってもやむを得ない、これは当然、そういう判断に立ってしかるべきだと私は思うんですよ。  がらっと話はかわりま...全文を見る
○岩屋委員 とにかく、大臣の今回の調査によって非常にいい材料を提供していただいたと思うので、決して議論を封印することなく、建設的、前向きな議論をこれからも続けていきたいと思います。  残った時間で、最後に、普天間の問題を聞きたいんですよ。  私は、十二月にワシントンに一人で行...全文を見る
○岩屋委員 私は、もう細かいことは言いません。本当に、この問題を越年させたというのはやはり失策だったんじゃないかなと私は思うんですね。去年の国会で、岡田大臣も防衛大臣も、もう大方、県外、国外と言っても難しい、年内に決めなきゃいかぬと言っていたときに決断してほしかった。  ぜひ、...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岩屋委員 おはようございます。岩屋です。  中谷委員に引き続いて、普天間問題も後で聞かせていただきたい。聞かせていただきたいというよりも、意見を申し上げさせていただきたいと思っておりますが、きょうは、その前に、防衛大臣に二、三お伺いをさせていただきたいと思います。今も中谷委員...全文を見る
○岩屋委員 大臣、邪道だというのは、私、ちょっと言い過ぎ、言葉が過ぎているのではないかなと思いますよ。  我が国は唯一の被爆国ですよね。やはり戦後、核に対する国民の皆さんの特別の感情があった、今もある、これは当然ですよね。その一方で、やはり核の抑止力というものを必要としてきたこ...全文を見る
○岩屋委員 この問題ばかりやってもどうかなと思うんですけれども、ただ、やはり安全保障というのは、大臣、申し上げるまでもなく、結果責任の世界でございますね。これはやはり心情倫理じゃないんですね。責任倫理なので、結果がオーライでなければ意味をなさないわけでございます。そういう重たい重...全文を見る
○岩屋委員 世界各国も、軍事支出をできるだけ切り詰めたいという思いは基本的に一緒だと思うんですね。共同開発というのは、ある意味そういう要請の中から生まれてきたものであると私は思います。  だから、短絡的に何か武器輸出イコール死の商人みたいなことではなくて、やはり将来の日本の防衛...全文を見る
○岩屋委員 そうですね。最後に大臣が言われましたが、この武器輸出三原則というのは意外と手続的にはハードルが低くて、何か官房長官談話みたいなものでおしまいということになっているわけですが、これは事柄の重さからすると、ちょっと手続的にはハードルが低過ぎるのではないかなと以前から私は思...全文を見る
○岩屋委員 検討を指示されたことは大変結構なことだというふうに思います。  我が国は、周辺各国とそれぞれ領土問題を抱えている。我々は領土問題ではないと言っている問題もありますけれども、向こうがそういう主張をしているということも含めれば、すべての隣国と領土問題を抱えている国であり...全文を見る
○岩屋委員 今、地政学的にも極めて重要なポイントであるという大臣の御指摘だったと思います。  さて、普天間問題に入りたいと思うんですが、先ほど中谷委員から詳しく聞かせていただきましたが、何ぼ聞いてもなかなか言わない、言えないという今段階なんだろうと思うので、ディテールについて聞...全文を見る
○岩屋委員 正しい認識だと思いますよ、本当に。  だから、できれば県外に、国外にというふうにずっと民主党は真剣に思ってきた。それは本当に思ってきたんだと思いますよ。だけれども、政権を担ってみて、周辺の安全保障環境を真剣に検討し直してみた結果、やはり米国の抑止力というのは今後も維...全文を見る
○岩屋委員 ただ、外務大臣、ここまで時間がたったわけですね、政権をとられて検証を始めて。海兵隊がどこに位置すべきかということを今なお、沖縄であるべきなのか、そうでないのかというところでまだ議論しているということは、作業としては余りにも遅過ぎる、説明も遅過ぎるということではないかな...全文を見る
○岩屋委員 そうしたら、ゼロベースという言葉もちょっとひとり歩きしていると思うんですよ。私、ゼロベースというふうに、総理や各大臣がどういうふうに今まで言ってきたかという資料もこんなにいっぱいあって、読む気も余りしないんです、特に総理の発言が一番当てにならないので。  このゼロベ...全文を見る
○岩屋委員 ゼロベースには現行案も含まれているということを聞いて、私は正直、ちょっと安心をいたしたところでございます。  岡田大臣は、さっきも中谷委員の質問にありましたが、先般、ゲーツ国防長官あるいはクリントン国務長官と一連の会談をなさいました。そこで、現行案は難しい、より困難...全文を見る
○岩屋委員 今考えている腹案というのは、現行案よりも困難性が低いということまで余り断定して物を今言わない方がいいような気が私はしているんですね。  では、現行案というのは本当にそんなに難しいのか。私は、まさしくゼロから基地をつくり上げていくなどという話、あるいはゼロから合意をつ...全文を見る
○岩屋委員 では、腹案と言われるものの具体的なパーツについて外務大臣から説明したわけでは必ずしもない、こういうことですか。
○岩屋委員 北澤大臣は沖縄側にお話をされたと聞いておりますが、そのときにお話をされたのは総理が言われる腹案の中身だった、こういうふうに理解してよろしいですか。
○岩屋委員 本当に心配なんですよね。  現地の合意を得るためには、知事さんなり市長さんなり首長さんにはきちんと政府が誠意を持って案を説明しなきゃいけなくなると思うんですね。ところが、首長さんも、話を聞いたからといって、自分の独断で物を決めるわけにいかない。政府から提案をいただい...全文を見る
○岩屋委員 したがって、米軍も含めた米側の理解が得られるような現実的な案でなければ、あるいは、決めた後また政権内がごたごたするようなことであっても困るので、連立三党がしっかり合意した案でなければ、あるいは、ここへ持っていきたいんだけれどもという、現地の皆さん方が大方了解をしている...全文を見る
○岩屋委員 中谷委員に引き続いて、私は提案したいと思います。  現行案というものを、これはゼロベースに含まれているときょうおっしゃったので、きちんとテーブルの端っこでいいからのせておいて、今ある腹案ももちろん一生懸命検討していただけばいい。しかし、現行案についても、現行案の改良...全文を見る
○岩屋委員 現行案の実現可能性が一見低くなってしまったのは、昨年のうちに決断せずに、選挙にゆだねてしまったというところからまた困難性が高まったということは言えると思うんですよ。でも、ここまで来たら、その反省にのっとった上で、現行案そのままというわけにはいかないでしょうが、あれを少...全文を見る
○岩屋委員 終わります。
05月14日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○岩屋委員 岩屋です。  新藤議員が熱心な余り、大分時間が超過しましたので、余り細かいことは私は聞きません。  この時局ですから、いよいよ、この普天間の問題、総理みずからが約束された期限が近づいてきました。私は、岡田大臣、北澤大臣の力量をもってすれば、難しい問題ではあるけれど...全文を見る
○岩屋委員 交渉事ですから、ディテールについてここで細かく述べてほしいとは言いません。言わないが、しかし、政府原案というからには、これは政府・与党案ですか、与党の中での基本的なコンセンサスというのはできている案ですか。
○岩屋委員 鳩山総理の国民に対する約束、あるいは同盟国に対する約束は、政府・与党内の合意、移設先との、現地との合意、それから米側との合意、こういうことではなかったんでしょうか。  残りもう二週間ちょっとでしょう。与党の中でも、きのうも何か社民党さんは集まって、県内移設には反対だ...全文を見る
○岩屋委員 本当にそれは真剣にやってくださいよ。例えば、受け入れてくれないかという話を持ち込まれた現地の皆さんも、あるいは日本政府としてはこういう案だということを示された米国側も、与党の中のコンセンサスすらできていないなんという案では、それはまともに受けとめていただけないんじゃな...全文を見る
○岩屋委員 期限も迫っていて、何かをやらなきゃいかぬ、できることは何でもやらなきゃいかぬ、そういうお気持ちなんだろうと思います。それはそれでわかるんですけれども、やはり一国の内閣総理大臣の行動、いかにあるべきか。こういうものはよほど慎重に手順を考えてもらわなきゃいかぬと思いますよ...全文を見る
○岩屋委員 純粋な気持ちはわかりますが、何度も言っているように政治は結果責任ですからね。心からそう願っていたからということで免罪されるような話じゃないので、そのことは指摘しておきたいと思います。私は、徳之島の案は早目に断念をされた方がいいと進言をさせていただきます。  もう一つ...全文を見る
○岩屋委員 では、続けて聞きます。  もう一つは、何で総理が矢面に立っているんですか、今。  総大将が出ていって相手にされなかったら、後はだれが決めるんですか、この問題。私は、この進め方も稚拙だと思いますよ。やはりまず役人が行って地ならしを一生懸命して、担当大臣が行ってさらに...全文を見る
○岩屋委員 取りまとめの責任者は官房長官ということなんでしょうけれども、官房長官というのは、森羅万象を扱っていて、危機管理の責任者でもあるし、そんなに長いこと外せないし、これはやはり両大臣ですよ、外務大臣、防衛大臣ですよ、ここで働かなきゃいけないのは。  それは、連休中、外遊し...全文を見る
○岩屋委員 ある意味で、ちょっと岡田さんらしくないなと思ったんですが。  私も、一〇〇%完璧に、米軍あるいは米軍の基地をなくしていくというようなことを今提起しているわけではないのであって、ただ、基地の負担を減らしていくということは、常時駐留している米軍の規模を次第に縮小していく...全文を見る
○岩屋委員 これで終わりますが、私は、失敬な言い方かもしれないが、今回の鳩山政権のこの問題に対する迷走の唯一の副産物は、全国民が初めてこの問題に直面をして、普天間の問題を考えるようになり、在日米軍基地の問題を考えるようになり、日米安保についてもう一度考え直す機会ができた、これが唯...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○岩屋委員 自民党の岩屋毅です。  川島智太郎委員は私の別府の後輩でございまして、活躍を期待しております、別府が続きますが。  前原大臣、私、やはりこれはタイミングを失していると思いますよ、きょうようやくこの法案の審議をして、採決まで行くということですけれども。  事の起こ...全文を見る
○岩屋委員 だから、法案の性格というのは、まさに、北朝鮮の特定貨物というものをきちんと検査せないかぬ、これが法案の性格というか趣旨なわけですから、最初の法律の名前、今の衆法の名前、北朝鮮特定貨物の検査等に関する特別措置法案というのでいいんじゃないですか。なぜ決議を引かなきゃいけな...全文を見る
○岩屋委員 それでは聞きますが、これまで、特定の国連決議を表題にした立法例というのは過去にありますか。
○岩屋委員 そうでしょう。だから、過去に例があるのは、国際連合の決議に基く民生事業のため必要な物品の無償譲渡に関する法律というのがあるだけなんですよ。こういう決議の番号を引用したというのはないので、なぜそこでそういう無理をするのかなと私は疑問に思っているわけですよ。  本法案と...全文を見る
○岩屋委員 それは、やることが一緒なら、法律の名前がどうであろうが変えなくてもいいというのはそのとおりですよ。だけれども、変わってくる可能性がある、新しい決議が出てくる可能性がある、それが積み重なっていく可能性があるというのがわかっていながら、こういう法律名をわざわざつける必要は...全文を見る
○岩屋委員 だけれども、船舶検査という活動に目的を限定した法律なわけですから、北朝鮮に対する制裁内容がつけ加わったとしても、この法案の趣旨、性格というのはそう変わらないはずなんですよ。まあ、いいです。そのことを指摘しておきたいと思います。  このように、法律名をわざわざこういう...全文を見る
○岩屋委員 我々は、自公政権のときは、安保に関する与党PTというのをつくっておって、安保だけじゃない、すべての分野において、それは本当に議論を詰めていきましたよ、すり合わせを。  当然、御承知のようにと今政務官はおっしゃったが、連立与党三党がそういうコンセンサスづくりをしっかり...全文を見る
○岩屋委員 何か手順を今説明しただけであって、どこでだれがいつこの意思決定をしたのかというのを私は聞きたかったわけですよ。後で、きょうは辻元副大臣にも聞かせていただきたいと思っております。  法律名から北朝鮮というのをわざわざ外したというところに、私は、何か外交的配慮というもの...全文を見る
○岩屋委員 事の経過からして、前政権が北朝鮮という国名をつけた法律を出して、国会で、衆議院は通過をして、だけれども廃案になった。鳩山政権にかわって、それを名前を変えて出し直したという経緯は、北朝鮮当局はもとより、変な話、国際社会にオープンになっているわけですから、その経過を考える...全文を見る
○岩屋委員 当然といえば当然ですが。  問題の九条二項ですね。九条二項を政府案ではわざわざ削っているわけですが、この九条二項というものがなくても、自衛隊法八十二条、「防衛大臣は、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特別の必要がある場合には、内閣総理大臣の承認を...全文を見る
○岩屋委員 前の政府案、だから、今で言う衆法ですね、前の法律案をつくるとき、自民党の中の部会の最初の議論から私は参画をいたしました。もちろん中谷委員も、みんなそうです。そのときに議論になったことは、やはり北朝鮮の船舶を検査するに当たっては、海保の活動と海自の活動がシームレスで直ち...全文を見る
○岩屋委員 政務官の御主張は御主張として承りますけれども、私は、やはり最初の案文も、それは当然北朝鮮当局も国際社会も見ているわけだし、今度、鳩山政権が同じような法律を出してきた、あれ、何でこの九条二項を削っているのかなと。やはり物事には事の経過というのがあるので、法的効果が同じだ...全文を見る
○岩屋委員 でしたよね。だから、本当に特定貨物を北朝鮮が積んで、核関連物質とかいうものであれば、やはりかなり重武装している可能性もあるわけで、だから、もちろん海保がまず対応するけれども、自衛隊もしっかりと、いつでも出ていく用意がありますよということをしっかりメッセージとして伝えて...全文を見る
○岩屋委員 自社さ政権のときは、僕は浪人しておりました。幸いに、あの自社さ政権というわけのわからないものには参加せずに済んだわけでございます。  辻元副大臣、じゃ、例えば現在も自衛隊が派遣されているPKO活動、それから海賊対策などについて、社民党さんとしてはどう評価しておられま...全文を見る
○岩屋委員 自民党は今度、自衛隊による国際貢献のための一般法というのをまとめて、中谷さんが責任者になって国会に出します。  やはり、事態が起こるたびに特措法、特措法で、どたばたどたばた対応する、期限が切れたら船を戻してくる、また出す。これは、鳩山政権はとうとう引っ込めましたけれ...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○岩屋委員 岩屋です。  どうも新藤さんの後だといつも時間が削られて、これも熱心さの余りですから、よくわかっておるんですが、今度は順番を変えてもらおうかなと思っているところでございます。  両大臣には、曲がりなりにも日米共同声明までたどり着いた、これについては一定の評価をさせ...全文を見る
○岩屋委員 旧政権の悪弊というのはようわからぬのですが、ただ、両大臣とも前向きに対応してくれるということで、ぜひそうしてもらいたいと思います。  それで、領土問題です、北方領土問題。  この間、五月十九日、ロシアのラブロフ外相は、下院の公聴会において、さきの大戦の結果を日本が...全文を見る
○岩屋委員 報道があるというか、何のために大使館を置いているんですか。そのぐらいのことは、ロシアの外務大臣が領土問題について国会において何をしゃべっているか、承知しておかなきゃいけないんじゃないですか。もう一度聞きます。
○岩屋委員 さほど驚くほどの発言内容ではない、ロシア政府のこれまでのある意味の公式見解でございますけれども。  ただ、私は、この北方領土問題は、鳩山総理は、日ソ国交回復を実現された鳩山一郎元総理のお孫さんでもあるし、非常に意欲を燃やしておられるというふうに承知をしているので、こ...全文を見る
○岩屋委員 ただ、こう言うと失敬かもしれないが、今、日本側の政権のグリップが弱過ぎるということは非常に日本にとってのマイナス材料かなと思いますよ。鳩山政権のもとでこの難しい問題を本当に解決していけるのかということについて私は不安を持っておりますが、一縷の望みを託しておきたい、こう...全文を見る
○岩屋委員 これはネットでも、全マスコミに出ている問題ですから、外相は今かばうつもりでおっしゃったのかもしれないが、明らかにそういう趣旨の発言をしていると思いますよ。  だから、認識していないんですよ、総理大臣は。これはすぐにどこかの局面で訂正させた方がいいですよ。それじゃなく...全文を見る
○岩屋委員 ただ、その総理の発言というのは、五月二十日、調査結果が発表された直後に行われているんですね。韓国の李明博大統領が安保理の付託について触れたのは五月二十四日の演説なんですよ。だから、総理は、恐らく韓国は安保理にそういう問題を提起するであろうということを見越しておっしゃっ...全文を見る
○岩屋委員 総理の発言されたことなのでといつも岡田大臣はおっしゃるんですけれども、やはり外交案件については、総理のそばにも外務省はついているんでしょうから、これは本当に言葉をしっかりコントロールしてもらわないと困りますよ。これも外務大臣の仕事だと思います。  それから、多分ぶら...全文を見る
○岩屋委員 進次郎さんもここにいますけれども、やはりお父さんはある意味では達人でしたよ。だからああいうのをこなせたんだと思うんですけれども、鳩山総理はかなりつたないと私は思いますよ。非常に心配です。特にこういう外交案件について、ぽろっと思いつきで物を言ったりされると困るんですね。...全文を見る
○岩屋委員 これ以上言いませんけれども、とにかくこのツールを早く準備する、持っておくということが大事だと思うので、もちろん国会も頑張らなきゃいけませんが、政府においても、早く成立するように努力をしてもらいたいと思います。  自民党は既に北朝鮮に対する追加制裁措置のメニューを取り...全文を見る
○岩屋委員 やはり迅速なメッセージの発出が大事だと思います。そういう意味でいうと、船舶検査も遅きに失したわけですね。ちょうど解散になっちゃって廃案になったということもありましたけれども、新政権において、あれももうちょっと早く取り組んでもらいたかったと思います。今度の制裁措置も、迅...全文を見る
○岩屋委員 北朝鮮にしてみると、中国が頼みの綱なんでしょう。そういう意味では、さきの金正日氏の訪中というのは、ある意味では絶妙のタイミングだったのかもしれない。しかし、言うまでもないことですが、世界広しといえども、今般の北朝鮮の行動、あるいはこれまでの行動を支持するような国は一つ...全文を見る
○岩屋委員 この問題について、冒頭に申し上げたように、余り前のめりになり過ぎずに、事態を冷静に分析して、誤りなき対応をしていってもらいたい。また、防衛大臣には、日本の危機管理の体制に抜かりないように、しっかりと備えをしておいていただきたいということをお願いしたいと思います。  ...全文を見る
○岩屋委員 さっき、北澤大臣も、一般論としてというふうにおっしゃいましたが、あれが本当に筋論ですよ。だから、やはり責任感を持って、勇気を持って、社民党さんとの問題もけじめをつけるべきはきちんとけじめをつけていただきたいと思います。  正しい判断であれば、国民は必ず理解しますよ。...全文を見る
10月21日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○岩屋委員 自民党の岩屋毅です。  影の防衛大臣でございます。同僚には、やみの防衛大臣と呼べ、こういうふうに言っておりますが、北澤大臣とはもうしばらくのおつき合いでございます。お疲れになったらいつでも言ってください、いつでもかわってさしあげますので。  きょうは、質問の前に、...全文を見る
○岩屋委員 手続に瑕疵があるとか、おやめになるべきだと言っているわけではありません。ただ、今後の国会のあり方ということで問題提起をさせていただいたわけでありまして、そういうことを踏まえてお互いやっていかなきゃいけないというふうに思っているところであります。  それでは、質問に入...全文を見る
○岩屋委員 両大臣とも、さきの合意をしっかり実現していくんだという決意だったと思います。ぜひそうあっていただきたいと思います。  ただ、北澤大臣、我々の自民党政権時代の作業がベールに包まれていたという御発言がありましたが、そんなことないですよ。ほとんどつまびらかにされてきたわけ...全文を見る
○岩屋委員 大物の副大臣から答弁をいただきましたが、大物というのは態度が大きいという意味でございますけれども。  要は、今はどういうことになっているかというと、知事選まではなかなか具体的な動きがとれないということだと思うんですけれども、私が申し上げたいのは、関係閣僚会議それから...全文を見る
○岩屋委員 とにかく日米同盟の再構築というのはやはり急務だと思います。  先ほど、この一年余の民主党外交はやはり問題点が多かったんじゃないかと指摘をさせていただきましたが、大臣おっしゃったように、こういう問題は与党も野党もないんですね。だから、政権交代しても一番安定的でなければ...全文を見る
○岩屋委員 国民は、その説明に怒っているんですよ。私は、細かいクロノロジーなんか聞きませんよ。そんなことはどうだっていい。これはもうすぐれて外交問題ですから。それは、逮捕した瞬間から外交が始まらなきゃいけない、というか、それ以前に外交的判断がなければいけないという問題ですよね。自...全文を見る
○岩屋委員 やはりこの事案は、これを契機に日本の対中外交をもう一回見直してみる、アプローチのあり方を見直してみるという契機にしなければいけないと思うんですね。だから、我々にとってもスタディーケースなんですね。国民にとってもそうなんですね。  菅総理は、国民全員が外交を自分の問題...全文を見る
○岩屋委員 もう時間が来たので終わりますが、まさに、そこは私も同意いたします。やはり中国というのは、大事な隣国であるけれども、異質な大国ですよね。やはり、今まで余りにも事なかれ主義に終わっていたなという反省が私どもにもありますね。中国が責任ある世界のプレーヤーになっていただくため...全文を見る
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岩屋委員 自民党の岩屋です。影の防衛大臣でございまして、北澤大臣のカウンターパートでございます。よろしくお願いしたいと思います。  ゆうべ言われたものですから必ずしも十分な通告ができておりませんが、余り細かいことは言いませんので、建設的な議論をしっかりやらせていただきたいと思...全文を見る
○岩屋委員 私は、アメリカの方がむしろ心配をしてくれているんだと思いますよ。こんな日本外交のままだったらほっておけない、かなり自分たちが手助けをしなければなかなか日本の外交は安定しない、もしかしたらおかしな方向に行くかもしれない、同盟国としてむしろそういう心配をされているという状...全文を見る
○岩屋委員 その虚偽の説明に国民は怒っているわけですよ。国民はばかじゃないですよ。  これは外交問題だということはみんなわかっているわけですよ。逮捕するのかしないのか、船長を勾留延長するのかしないのか、その前に船と船員を帰すのか帰さないのか、釈放するのかしないのか、関係省庁全部...全文を見る
○岩屋委員 それが、やはり領土問題に対する認識がそもそも甘かったということだと思いますよ。  あの海域にはもちろん領土問題はありません。これは政府の一貫した主張ですよね。ただ、中国が領有権を主張している以上は、外交問題が存在する海域ではあったわけですね。しからば、ああいう事件が...全文を見る
○岩屋委員 私から見ればうそですよね、それは。実際、この答弁書からすれば、そういう事態が起こった場合には、検察において国際情勢を判断してもよいという内閣の方針なんですよ。あり得ないですよ、これは。  ある意味で政治というのは、これは誤解を招くかもしれませんが、法律とぎりぎりのと...全文を見る
○岩屋委員 やはり、大臣が無理なら政務三役が現場に飛んでいって、それはもしかしたら本当に命にかかわるような事案だったわけですから、諸君、よく頑張ってくれたと、まず労をねぎらうというのが当たり前じゃないですか。  今何か調査ばかりがされているみたいですけれども、まずはあの海域を守...全文を見る
○岩屋委員 そういうことをしっかりやらないと、士気が落ちますよ。今回の政府の対応、一生懸命頑張った海保、一生懸命頑張った検察、最後は検察のせいにして、自分たちは報告を受けただけだと。こういう対応をしていたら、検察の士気も海保の士気も落ちますよ。そこはやはり大臣、よく気をつけて、し...全文を見る
○岩屋委員 そうですよね。だから、流出したビデオは確かに海保が撮ったものと同一のものだろう、ここまではわかったということだと思いますが、私は、この流出事件が発生した後、ちょっと菅政権、あたかも海保いじめというか、政府がひた隠しにしていたものを流出させたのはけしからぬと、あたかも海...全文を見る
○岩屋委員 いいです、いいです。  私が言いたいことは、なぜこういうことになったかと。間抜けな話ですよ。政府はひた隠しに隠しておって、予算委員長も御苦労されて、理事のみんなだけ見ろと。それは私も文句があるんですよ、では、予算委員会が国会を代表しているのか、外務委員会はどうなんだ...全文を見る
○岩屋委員 いや、だから、もう配慮する必要はないんじゃないですか。捜査中の資料だというけれども、では、公判に持ち込まれる可能性はあるんですか。ゼロでしょう。官房長官自身が認めているわけでしょう。塩崎議員が起訴するのかしないのかというのには、答えもないわけでしょう。するつもりないわ...全文を見る
○岩屋委員 公開の方法なんていうのは、国民の皆さんにとって一番簡便な方法をとればいいんですよ。方法の問題じゃないんですよ。  官房長官、ちょうどいいところに来てくれました。  きのうも、柿澤議員ですか、質問したと思いますが、例の盗撮事件の話があります。  盗撮そのものはどう...全文を見る
○岩屋委員 官房長官がお見えになる前にちょっと議論をしていたんですけれども、今検察の捜査が開始されていますが、犯人というあえて言葉を使えば、必ずしも政府職員であるかどうかはまだわからないわけですね。もちろん、政府の職員であれば、国家公務員法の守秘義務違反で、これは罪は罪ですから、...全文を見る
○岩屋委員 まあ、撮影されたというそのペーパーによれば、官房長官、そのメリットの方としては、中国による日本非難を退けることができるというのがあったというふうに言われておりますが、私、この方が大事だと思いますよ。  つまり、それによってやはり抑止というものができてくるというふうに...全文を見る
○岩屋委員 そういう気の使い方をする必要があるんですかね。  私は、中国と日本、それぞれ大国ですよ、お互い引っ越しができない国ですよ、こういう問題だけで日中関係が崩れるような二国間関係であってはならぬと思いますよ。それは、多少緊張は高まると思いますよ。しかし、それをマネジメント...全文を見る
○岩屋委員 そうしたら、ビデオの話はちょっとおいておいて、もう少し大きな話をしたいと思うんですけれども、やはり今回の事案は、これからの日中外交を考え直してみるいい機会だと私は思うんです。  もちろん、戦略的互恵関係というものは維持発展をさせていかなくちゃいかぬ、これは当然なんで...全文を見る
○岩屋委員 石垣、与那国に行った私の感想は、与那国なんというのは、特に台湾が目の前で、晴れた日は壁のように台湾が見える。人口千六百人、漁業者は今三十人ぐらいに減ったと言っていましたが、私も船に乗りましたが、二・五メーター、三メーターぐらいのところを四・五トンぐらいの船で行くと、本...全文を見る
○岩屋委員 最近、どうも菅政権は十分間外交が得意みたいですね。立ち話が得意みたいですけれども、そういう中途半端な会談なら、私はやらなくていいと思いますよ。やはり、日中間にいろいろな問題がある、今回の問題もある。しっかりと向き合って、きちんとした日中首脳会談を行って、その中で言うべ...全文を見る
○岩屋委員 そういう会談が実現するように期待をしておきたいと思います。  それから、北方領土の問題もありますが、仙谷官房長官、日本とロシアはまだ戦争状態にあるんでしょうか。
○岩屋委員 長官も毎日いろいろなところで会見したり大変でしょうから、言い間違えたんだと思いますが、あたかもまだ日ロが戦争状態にあるかのような発言をされたというのは、内閣のかなめとしてはいかがなものかと思います。ぜひお気をつけいただきたいと思います。  メドベージェフ大統領の北方...全文を見る
○岩屋委員 だから、前原大臣が、ベールイさんですか、大使を呼んだのはもう直近だったんですよね。  私が知り得ている範囲では、この対日戦勝記念日法案が可決された際に、当時の武正外務副大臣は、ロシア側が一定の配慮を行っている、一定の配慮というのは対日戦勝記念日法案という名前にはしな...全文を見る
○岩屋委員 武正さん本人がここにおられました。もっといろいろなことをやったんだとおっしゃっておられました。それはそうでしょう。それは私も理解したいと思います。  ただ、さらにハイレベルでやはりいろいろな動きが行われてしかるべきだったと思うんですよ。ハノイでもチャンスがあったと思...全文を見る
○岩屋委員 これは取り返しのつかないような失態だったと思うんですけれども、でも、取り返していかなくちゃいかぬわけですよね。  APECでの日ロ首脳会談についてはどうされますか。
○岩屋委員 これは、こういうことまでされて会う必要がないという意見もあるでしょう。しかし、私はやはり会談を求めるべきだと思います。そして、日本としての抗議もしっかりと言った上で、あなたは国内の視察のために行っただけでしょう、我々が今まで長い時間をかけてやってきたこの領土交渉という...全文を見る
○岩屋委員 日中、日ロ、それを総理、ぜひやってくださいよ。我々も、国益を担って立つ内閣総理大臣は応援しますよ。当たり前ですよ、こんなことは。主権を担って立つ、国益を担って立つ内閣総理大臣は党派を超えて支援をいたしますから。本当に、私は、失点が多過ぎると思いますが、これは国家のため...全文を見る
11月11日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岩屋委員 おはようございます。岩屋です。  きょうは、さわやかな小原さんの後でもなく、さわやかでない下地さんの後でもなく、いつも時間を食い込まれる新藤さんの後でもなく、よかったなと思っております。  法案ですから、法案のことを二、三、まず聞きたいと思いますが、その前に、北澤...全文を見る
○岩屋委員 大臣は、防衛大臣というよりもむしろ外務大臣に向いておられるのではないかなと感じました。御評価をいただいて恐縮ですが、褒め殺しに乗らないようにしたいと思います。  ただいまの大臣の御発言、そのとおりだと思います。だから、政治主導というのは、政治家の責任というのは、トッ...全文を見る
○岩屋委員 今回は、一部、医療だとか子供のスクールバスだとか、そういうことにも使われるようにしたんでしょうか。ソフト事業ということになると対象範囲が広いので、あれもやってくれ、これもやってくれということで、対象事業がどんどんと拡大していくということにもなりはしないかという心配があ...全文を見る
○岩屋委員 大臣にお聞きしたいんですけれども、これも先ほどから小原さんや木村さんからもお話がありましたが、今回の改正というのは、行政刷新会議による事業仕分けが発端になっているわけですね。  事業仕分けそのものの評価、私自身は、ある程度は必要だと思っておりますが、いささか、スター...全文を見る
○岩屋委員 そうですね。だから、防衛関係予算というのは、ある意味で特別扱いにしなくちゃいけない領域だと思うんですね。そのためにこそ、大綱があったり、中期防があるわけですよね。防衛計画全体のビジョンをつくるのは、やはり十年単位ぐらいで物を考えなくちゃいかぬ。装備も、単年度でどんどん...全文を見る
○岩屋委員 しかし、徳之島の皆さんも、全国の皆さんも、ああいう経緯を経て今日に至っているわけですから、大方もうあの案はなくなったんだろうなと認識されておるんじゃないでしょうかね。  続いて聞きますが、あのときに鳩山政権は、全国の知事会で、突如と言っていいと思いますが、全国の皆さ...全文を見る
○岩屋委員 だから、私たちは前からそう理解しているんですよ。今野球の話で説明されましたが、私も前に言ったことがあると思います、海兵隊とヘリ部隊の関係は、騎兵隊の馬と騎兵の関係と一緒だと。だから、馬がいるところと、騎兵がいるところと、騎兵が馬に乗って訓練するところをばらばらに置いた...全文を見る
○岩屋委員 一点確認したいけれども、アセスは要らないの。例えばV字の場合は、この間から台形の飛行経路がどうだこうだという議論もありますが、飛行経路も変わるわけでしょう。これは手続がやはり余計に要るということなんじゃないですか。
○岩屋委員 私も専門家じゃないのでよくわからないんですが、私の認識では、かなりしっかりしたアセスをやり直さなきゃいけない案なのではないかというふうに思っているので、それはまた、もしわかれば、調べて、後でいいですから、教えてください。  話をかえますが、この間、米軍が日本のマスコ...全文を見る
○岩屋委員 私も同じような答弁をしておりましたが、私が言ったときの方が本当に聞こえたなという感じもいたしますが、いずれにしても、これは誠実に対応してください。それを申し上げておきたいと思います。  それから、大臣、安保改定五十年で、本当はことしはとても大事な年だったと思います、...全文を見る
○岩屋委員 中国との間もなかなか今難しい、ロシアとの間も難しい。しかし、私は、きのうも予算委員会で申し上げましたが、会うべきだと言っているんですよ、十分間外交とか立ち話とか、もうそんなのじゃだめだと。あれを見るたびに国民の誇りが傷つけられているんですよ、日本国内閣総理大臣が何でこ...全文を見る
○岩屋委員 今ほど国民の皆さんが外交、国防ということに関心を持っておられるときはないと思うんですね。そういう意味でいうと、大綱というのはこれからの日本の国防方針ですよね。これは国民的な注目を集めると思いますので、ある意味では一年間猶予があったわけでありますから、しっかりとしたもの...全文を見る
○岩屋委員 大きな方向性としては私も賛成ですけれども、かといって、陸を軽くしていいという話ではないと思いますので、むしろ、やはり自主防衛力を強化していかなくちゃいかぬ、ここに対する国民の関心と支持も従来になく高まっていると思います。もちろん、それに悪乗りをしてはいけませんけれども...全文を見る
○岩屋委員 まず、省庁間調整というか大臣同士の連携、特に外務、防衛というのはしっかりやっていただきたいと思います。それから、余り中途半端なものをつくらないようにしてくださいね、準自衛官というのはどんなものかよくわかりませんが。  最後に、民主党内でも武器輸出禁止三原則についての...全文を見る
○岩屋委員 終わります。
11月16日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○岩屋委員 岩屋です。  野党の筆頭というのはしょっちゅう質問に立っておかないかぬのやなということを痛感しておりますが、重大な時局でございますので、きょうもよろしくお願いしたいと思います。  APECの会合が終わりました。幾つかの重要な会談が行われました。私は、この機会に、日...全文を見る
○岩屋委員 極めて良好な雰囲気の中で日米首脳会談が行われたということについては私は非常によかったというふうに思っているんですが、それまでの民主党さんの言いぶりが、対等な日米関係と、今までの日米関係がいかにも対等でなかったかのようなことを言い、それを大きく修正するんだという姿勢がや...全文を見る
○岩屋委員 全面評価ではございませんので、一定の評価をさせていただくということでございます。  それから、さっき普天間問題に佐藤先生が触れられましたが、普天間問題については余り突っ込んだやりとりがなかったと承知をしております。しかし、私も、佐藤委員がおっしゃったように、来年春、...全文を見る
○岩屋委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  それから、また下地さんはいなくなったのかな、いつもしゃべるといなくなるので。僕は友人だから彼がいるところで言いたかったんですが、やはりそのためにも与党内調整をしっかりやってください。前も同じことがありました。やはり、最後の最後...全文を見る
○岩屋委員 一方、後で言いますが、日ロ首脳会談の両者のやりとりというのはかなり幅広に公表されているんですね。  だから、私、もちろん中国というのは非常に、日中関係はセンシティブですから、いろいろと外交上気を使わなきゃいかぬということはよくわかりますが、ただ、尖閣の海域をめぐる問...全文を見る
○岩屋委員 このテーブルにお互いが戻るということはすごく大事なことですよ。これができれば、かなり日中関係は改善され、前進をされ、いわゆる領海防衛の抑止もきいてくるということになると私は思っているので、やはりこういう機会を通じて、早くあのテーブルに戻ろうぜという話を首脳からちゃんと...全文を見る
○岩屋委員 これも、余り包み隠しておって、ある日突然、もう相当の段階まで中国の単独開発が進んだということが明るみになった場合は、この不信はまた政府に来ますよ。政権に来ますよ。だから、やはり早く事実を公表して、ある意味では中国にも突きつけて、これはあなた、約束が違うじゃないか、やは...全文を見る
○岩屋委員 ロシア大統領の発言の中身が事実でしたかということを聞きたかったんですが、要は、そういうふうに大統領が言ったとするならば、明らかに今までのロシア側の態度とは変わってきているわけですよね。大きく、著しく変わってきているわけですよね。  だから、菅総理が日本側の立場を述べ...全文を見る
○岩屋委員 もう一点聞きますが、もう既に国後訪問を終えて大統領は日本に来た。これから先、同じようなことが繰り返されたのでは、もうすべてがパアになるわけですね。だから、島の名前は挙げたか挙げないかは別にして、歯舞や色丹などの他島への大統領訪問などということは今回の会談を通じて抑止が...全文を見る
○岩屋委員 そのワーディングの中、その総理の言葉の中に、もうこんなことはしてくれるなよという意味が含まれていると言われればそうなのだと思いますが、私は、もう一押し必要だったと思いますね。二度とこのようなことをしていただきたくはないんだという一言がやはりあってしかるべきだったと思い...全文を見る
○岩屋委員 向こうからするとやらずぶったくりみたいなことにならないように、やはり緊張関係を持って、戦略的に日ロ交渉を進めていっていただきたいと思います。  それで、残った時間、給与法について触れたいと思いますけれども、本来ですと、さほど問題があるような法案ではありません。これま...全文を見る
○岩屋委員 仕分けもそうだったんですけれども、あれはあれで、いつも申し上げておるように、一定の成果があったし、そこは評価したいと思うんだけれども、仕分けシリーズが大方終わってはっきりしたことは、民主党マニフェストのあのときの前提、無駄を削れば二十兆円近くは出てくるということが破綻...全文を見る
○岩屋委員 それから最後に、これも、きょう、みずから矛盾するような発言かもしれませんが、本来は防衛関係職員給与というのは特別扱いであってもいいぐらいだと本当は私は思っているんです。  そういう意味でいうと、先般もちょっと聞きましたが、何か準自衛官構想みたいな、自衛官ダッシュみた...全文を見る
○岩屋委員 これからは、むしろ自衛隊に関しては、質、量ともに、あるいは予算ともに充実強化をしていかなければいけない局面だと思いますので、その方向に向かって努力をしていただくように要請をして、質問を終わります。  ありがとうございました。