岩屋毅

いわやたけし

小選挙区(大分県第三区)選出
自由民主党
当選回数9回

岩屋毅の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○岩屋委員 自民党の岩屋です。  時間がないので、きょうは、安保の問題に絞ってお伺いをしたいと思います。  まず、官房長官は余り時間がないというので、先にお願いしたいと思いますが、武器輸出三原則についてでございます。  これは、私どもにとっても長年の課題であり、懸案でござい...全文を見る
○岩屋委員 今お話がありましたけれども、私は、一番大事なところは、国内における防衛産業基盤をしっかり維持する、その技術を維持するというところにあると思うんですね。  これは我々も反省しなければいけないことだが、やはり防衛装備の調達については、ある意味でいうと、余りにも同盟国に依...全文を見る
○岩屋委員 そうですか。  では、官房長官、もう一回見解を聞かせてください。
○岩屋委員 しからば、この三原則を緩和して国際共同開発に道を開いていくということになりました。  今、FXの問題が重要な課題となってきております。我々は、ちょっとF35を選定したという過程について疑問を持っているところであって、これはこの後、石破委員の方から詳しく聞かせていただ...全文を見る
○岩屋委員 将来のことは個別に判断するということですが、官房長官、私は、そういったところにも道が開かれていかなければ、この三原則を緩和した意味は出てこないのではないか、こう思っているんですね。重要な装備について、やはり国際共同開発を研究も含めてやっていくんだということでなければ、...全文を見る
○岩屋委員 そうしたら、私は、一点、どうしてもこれは聞きたかったんですけれども、既に日米で共同開発している弾道ミサイル迎撃用のミサイルですね、能力を向上したミサイル、SM3ブロック2Aというものなんですが、これについては、従来の日米間で交わした交換公文、覚書によって、第三国に対す...全文を見る
○岩屋委員 官房長官、私が申し上げたいことは、個別に行ってきた例外化措置をやめて、今度、包括的に三原則を緩和したということになったわけですから、しかも、これから国際共同開発にも道を開いていこうということですから、そこでの成果物が第三国に移転される場合は、私は移転に否定的なわけでは...全文を見る
○岩屋委員 それでは、大綱、中期防についてお伺いをしたいと思います。  どうぞ、官房長官。  大綱、中期防がまだ国会で正式に議論されていないというのは極めて異常なことですね。これは一昨年つくったわけでしょう。去年は確かに大震災という不測の事態があった。けれども、一年以上たって...全文を見る
○岩屋委員 これをつくったのは前の総理のときですね、前の前の防衛大臣のときですね。そういう意味では、はるかにピントがずれちゃっているんですね。しかし、これは何も国会の承認事項ではないが、国の防衛の基本方針、装備の計画というものを国会できちんと審議するというところから、初めてこの防...全文を見る
○岩屋委員 沖縄の負担軽減はもちろんのことでありますが、今大臣が言われた、抑止力を維持するというのは極めて重要なところだと私は思います。  つまり、米軍は戦略上のかなり大きな転換を図ったと私は思うんですね。フォーメーションを懐深くして分散するというのは、やはり中国というものをか...全文を見る
○岩屋委員 大臣、そういう御認識をお持ちであるならば、大綱、中期防が策定された後、こういう同盟国の重大な戦略転換があった、これから大きなフォーメーションの変化も出てくる、こういうことですから、しからば、大綱、中期防というのは早目に見直す必要があるんじゃないですか。いかがですか。
○岩屋委員 もう今、あなた方がつくられた大綱、中期防の不備というのは、この時点でかなり明らかなんじゃないですか。  この間、輸送力の欠如というか、不十分であることについても質疑が行われたと思います。この間、北海道から民間フェリーで戦車を私ども大分県の日出生台に持ってきて訓練をす...全文を見る
○岩屋委員 ちょっとらちが明かないので、大綱、中期防の議論をしっかりさせていただくときに、またやらせてもらいたいと思います。  外務大臣、来てもらっているので、最後にちょっと済みません。  南スーダンPKOの話ですけれども、これはなかなか、現地の情勢がかなり厄介みたいですね。...全文を見る
○岩屋委員 どうも今の外務大臣の説明では何か安心できない中身ですね。  また、今回、バングラデシュに自衛隊の駐屯している周辺の安全確保をしてもらうということでしたけれども、やはり、早くPKO法を改正するなり一般法を制定するなりして、自衛隊の権能を拡充して、あるいは新たな安全確保...全文を見る
○岩屋委員 これは、大臣、やはり急ぎましょうよ。そして、我々ももう一般法を国会に提出しているわけですから、全然ほったらかしになっていますけれども、早くそういうものを議論して、自衛隊の国際貢献のための権能を充実したものにしないと、このまま危ないところにどんどん出していくということは...全文を見る
○岩屋委員 万が一の場合は、我が国経済、国民生活に極めて甚大な影響を及ぼす地域の話ですから、政府としてしっかり検討を進めておいていただきたいと思います。  終わります。
03月16日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○岩屋委員 自民党の岩屋です。両大臣、よろしくお願い申し上げます。  言うまでもないことですが、国の安全保障というのは、外交と国防が車の両輪ですね。常に大局的な見地に立って進めていかなければ、国の安全保障というのは確保することができません。  私、最近つくづく思うんですけれど...全文を見る
○岩屋委員 最後、今大臣が言われたことについては私も詳細情報を持っておらないので、万全の体制で対処方をお願いしておきたいと思います。  大臣から今お話があったように、米軍にしてみると、中国軍の能力もどんどん上がっている。そういう意味でいうと、米軍もリスクを分散しておかなきゃいけ...全文を見る
○岩屋委員 日米間はさまざまな課題がありますが、今、アジアの国々が、日米同盟、つまり軍事同盟というか、安全保障上の日米同盟がこれからどうなっていくかということをやはり注視していると思いますよね。したがって、もし日米首脳会談が行われるということであれば、そこで、安全保障に関して一つ...全文を見る
○岩屋委員 そうですね。だから、国民に対して説得力を持つためにも、では、日米同盟がアジアの中でどういう役割を果たすのか、その中でどう役割を分担するのか、そのためにお互いに力を合わせ、金も出し合おう、こういう話を順番にきちっとしてもらいたいというふうに思っております。  我が国が...全文を見る
○岩屋委員 集団的自衛権というのは、今の時代は昔のようなおどろおどろしい世界ではないと私は思うんですね。国際社会もいろいろな経験を通じて、そういう意味では進化してきていると思います。国連の機能もいろいろなところで果たされてくるようになってきた。やがて、将来はアジア全体に屋根をかけ...全文を見る
○岩屋委員 ですから、大臣、やはり軍事技術の進展とか安全保障環境の変化に伴って専守防衛というレンジが変わってきているんではないですか、だから、そこに対応する装備、能力というものを獲得していかなければ、専守防衛そのものが成り立たなくなるところに来ているんではないですかという問題意識...全文を見る
○岩屋委員 我が国でいうと、韓国、北朝鮮、中国、ロシア、この本当に近い国々といかに緊張を緩和し、あるいは危機を回避し、未然に防いでいくかという努力が非常に大事なので、ロシアについては、もちろん原則論は譲るべきではないが、私は柔軟な発想も時に必要だと思いますよ。やはりロシアという国...全文を見る
○岩屋委員 もう時間が参りましたので終わりますが、こういう国々との緊張緩和のために、玄葉大臣、やはりさまざまな対話のチャネルを確保するように努力をしていただきたいと思います。  以上申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
04月17日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○岩屋委員 田中大臣、ミサイル発射からきょうで五日目ですよね。私は、これだけの時間があれば、今回の政府の対処のあり方について分析も反省も十分できているはずだ、こういうふうに思います。先ほど官房副長官が、検証委員会を立ち上げて二週間かけてやると言っていましたけれども、私はこれも間抜...全文を見る
○岩屋委員 大いに不安を抱かせ、不信を買ったんですよ、大臣。もう韓国もアメリカも、すぐ反応しているわけでしょう。世界じゅうが注目していた事案なんですから、もうあらゆるメディアを通じて情報は流れているわけですよね。その第一報を得ていながら、政府は国民に知らせることができなかったわけ...全文を見る
○岩屋委員 大臣、三年前に誤報という問題がありましたよね。確かに、その教訓は生かさなきゃいけないと思います。  ただ、こういう事案は、時間をかけて正確な情報を流すというよりも、いち早く第一報を伝える、そして、情報を追いかけてどんどんどんどん分析していくわけですから、継続的に追加...全文を見る
○岩屋委員 大臣、何らかの飛翔体が発射された、それが何であるかという確認がまず第一だったというお話をされましたけれども、これも、国民が聞けばかなり間抜けな話だと私は思いますよ。  それは、当該ミサイルでない可能性というのは排除されないですよ。排除されないが、北朝鮮がないことに記...全文を見る
○岩屋委員 大臣、時間がかかってしまったと簡単に言っていますけれども、さっきから議論があるように、これは本当に我が本土に向かっていたミサイルだったらもう着弾しているんですよ、十分ちょっとで。その緊張感が防衛省にも政府にもなさ過ぎると私は思いますよ。  国民に対する知らせはおくら...全文を見る
○岩屋委員 だから、これも手抜かりですね、大臣。たまたま宮古島の部隊だけがそんなことをやったという説明ですよね。これだけの準備期間がありながら、では、何でそれを部隊で徹底できなかったのか、自治体、住民に周知をしていなかったのか、これも大変な手抜かりだというふうに私は思いますよ。 ...全文を見る
○岩屋委員 大臣、就任以来、大臣の適格性についてさまざまな議論がされてきましたよね。でも、私は私なりに温かく見てきたつもりですよ。つもりなんだけれども、今回のミサイルの対処のあり方、大臣だけの責任ではないかもしれないが、やはり今の政府には任せられないな、心配だな、こういう国民の声...全文を見る
○岩屋委員 続く議論は今津委員に譲りたいというふうに思います。  外務大臣、議長声明ということになったわけですが、はっきり言うと、ランクはかなり下がりますよね。我が方の国連での努力、十分だったというふうに言えますか。
○岩屋委員 終わりますが、最後に、これはちょっと通告していないんですが、東京都が尖閣を買い取りたいということを言ったという報道があります。これは、外務省、政府、承知していますか。
○岩屋委員 本来国有地であるべきだと私どもも思っておりますが、ただ、自治体による、政府と全く関連のない動きについてはよくウオッチしておく必要があると私は思いますので、お願いしておきたいと思います。  終わります。
06月15日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○岩屋委員 自民党の岩屋毅です。  大臣、御就任おめでとうございます。  大臣とは、私ども、長きにわたって一緒に勉強をさせていただきました。また、自民党の防衛政策をつくるに当たっては、大臣からたくさんの御指導や御示唆をいただきました。そういう意味でいうと、私どもは、これから森...全文を見る
○岩屋委員 私どもも、民間人を防衛大臣にしたことはありませんが、例えば外務大臣、民間から自民党政権時代も登用したことがございます。外交も日本の国益に直結する極めて重要な分野ですよね。それだけに、私ども、民間人の方に大臣になっていただいたときはしっかり支える体制をつくっておりました...全文を見る
○岩屋委員 大臣、答弁が慎重ですね、ある意味ではそれでいいんだと思いますが。  しからば、この問題について更問いを一つさせていただきます。  今、大臣がおっしゃったようなことを過去に検討したことがございますね。柳井懇談会というところで、これはもう言うまでもなく、米国に向けて飛...全文を見る
○岩屋委員 せっかく専門家が大臣になられたわけですから、やはり、今まで未解決の問題、あるいは検討が不十分な問題が半歩でも一歩でも前に進むということであっていただきたいと思うので、ぜひとも大臣も積極的にこの問題の前進に御尽力をいただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。 ...全文を見る
○岩屋委員 ただ、納期が守られるといっても、一部報道によれば、所有権だけは日本に移転するけれども、機体はしばらく米国に据え置くというような話もありますね。だから、書類上、形式上だけの納期が守られるという話なんじゃないですか、それは。
○岩屋委員 どこに確認したんですか。
○岩屋委員 何か、定かじゃないですよね。  我々が心配しているのは、運用開始がおくれた場合、実際に日本の防空体制に穴があいていくおそれがあるということなんですね。もし納期がおくれ、運用開始がおくれるということになった場合には、どういう穴埋めをされるお考えですか。
○岩屋委員 だから、空のバランスが崩れるというのは、やはり我が国の抑止力、防衛力に極めて深刻な影響を及ぼすわけですから、そこは、そうなったらそうなったで考えるという程度のことでいいのかなと私は正直感じますよ。  F35がどうしても開発がおくれているので、いろいろな国が方針を転換...全文を見る
○岩屋委員 四十二機、計画どおりに買っていくということですが、その際、全部で八千億円ぐらい予定していたと思うんですけれども、しかし、これはフォーリン・ミリタリー・セールス契約、FMS契約ということですから、最初の四機はほぼ予定どおりの価格になるんでしょうけれども、一機当たりの価格...全文を見る
○岩屋委員 とにかく抜かりなきようにやってください。  そこで、大臣、主力戦闘機の調達、これから将来に向かってどうしていくべきかということを真剣に考えざるを得ないと思うんですよ。よその国がつくったものを言い値で買う、ブラックボックスつきで買う、いつできるかわからない、価格がどう...全文を見る
○岩屋委員 そうですね。まずは目の前の課題をしっかりと解決していかなきゃいけないわけですが、そういう将来における考え方も念頭に置いていただいた上でこれからの政策を遂行していただきたいと思います。  米軍再編問題に移ります。  大臣は、就任前から、日米両政府が二度も合意文書を交...全文を見る
○岩屋委員 お考えに変わりはないということを確認させていただきました。  その一方で、大臣は、就任直後のこれは民放番組だったでしょうか、沖縄の意見を入れて、場所、位置、方向を真剣に考える可能性はあるということをおっしゃって、場合によってはこの合意案を変更する可能性についても触れ...全文を見る
○岩屋委員 よくわかりました。大きな考え方は変わっていない、また、合意案の全体が守られるという前提で、沖縄側の意向やいろいろな要素を考えて微修正、微調整は柔軟に考えていきたい、またその余地はある、こういうことでよろしいですね。  もう長きにわたる懸案でございまして、大臣が冒頭に...全文を見る
○岩屋委員 それ以外にも厳しい環境が幾つかございますよね。  先般、沖縄では県議選が終わりました。沖縄の先生方は皆真っ黒になって帰ってきておられます。激戦だったんだと思いますが、結果は知事の与党が負けたという形になったようでございます。  こういう沖縄県議選などの結果をどのよ...全文を見る
○岩屋委員 防衛大臣が次から次にかわったということもありますが、私は、沖縄に対する誠心誠意の姿勢というものは、この政権になって以降、決して十分なものではなかったというふうに感じております。そういう意味で、厳しい環境ではあっても、大臣がおっしゃるように、まずは誠心誠意を示して、説得...全文を見る
○岩屋委員 これは大臣、我々が政権をとっていたときも、そもそもグアムに米軍の施設をつくるのに何で日本が金を出さないかぬのか、おかしいじゃないか、こういう議論がございましたが、これは、沖縄の負担を軽減するということを目的として、あくまでもやむを得ない措置として国民の皆さんにも御理解...全文を見る
○岩屋委員 今、海賊対策のために臨時で海外に自衛隊が駐屯する施設をつくっていたりすることも事実ですが、いよいよ海外に本格的な、自衛隊がある意味、一部常駐しなければいけないような施設をつくるという場合には、これはやはり丁寧な手続を踏んで、私どもは、それに決して否定的だということを申...全文を見る
○岩屋委員 普天間の移設を含む米軍再編全体をできるだけ円滑に進めていくためにも、このオスプレーの問題の扱いも丁寧に進めていただくことが大事なのではないか。やはり政府の姿勢や取り組む手法に不信感を持たれると、進むものも進まなくなっていくおそれがあると思うので、この新しい事態を深刻に...全文を見る
○岩屋委員 大臣は、場合によっては行くおつもりがございますか。
○岩屋委員 必ずしもすぐ行かなくちゃいけないということではないかもしれませんが、やはり節目、折り目には大臣が直接現地の皆さんに説明をするという努力をしていただきたいと思います。  それでは、今、政府ではPKO法の改正の検討を進めておられると聞いておりますが、大臣、そもそも私ども...全文を見る
○岩屋委員 大臣も御承知のように、私どもが出している一般法、恒久法は、PKO活動を包含するような形の提案になっております。したがって、まずPKO法の改正を検討しようということであれば、なかなか一足飛びに一般法、恒久法というわけにはいかないかもしれません。  ただ、邦人救出のため...全文を見る
○岩屋委員 正直ちょっと納得できません。この大綱ができた後、米国の戦略もかなり大きく変わってきたと私は思うし、だからこそ再編計画も変わってきているわけで、やはりそういうものを踏まえた上で、あるいは去年の震災の教訓も踏まえた上で、早期にこれは見直ししてしかるべきだというふうに思って...全文を見る
○岩屋委員 よく御検討いただきたいと思います。  大臣、防衛大臣は二十四万人の指揮官ですからね、健康が第一ですから、お体に気をつけて、頑張っていただきたいと思います。  終わります。
07月25日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
議事録を見る
○岩屋委員 続きまして、自民党の岩屋でございます。  きょうは質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。委員長を初め理事の皆様にお礼を申し上げたいと思います。  そして、今般の豪雨災害によって亡くなられた方々、また被災をされた方々に対しまして、心からお悔やみを申し上...全文を見る
○岩屋委員 やはり災害というのは、政府の指揮官が一刻も早く現場を見る、見ていただくということが一番大事だと思いますね。そういう意味で、生々しい被災直後の状況を大臣が見ていただいたということは、私は非常に意義があったと思います。  地域の皆さんも生活がありますから、やはりすぐに片...全文を見る
○岩屋委員 かなりいい意味の政治的判断をしていただいて、手続をできるだけ簡素化していくとか、今、副大臣からお話があったように、人的なサポートも行っているということでしたが、特に人的なサポート体制を充実していただきたいと思うんですよ。  大分県は、全国でも一番と言っていいぐらい、...全文を見る
○岩屋委員 具体的に申し上げると、今般、大分県でいえば、日田市と竹田市は直ちに適用になったんですね。市街地を流れる川が氾濫しているので、住宅密集地を流れる川が氾濫したので、被害戸数は当然多くなるわけですが、私どもの中津耶馬溪地方というのは、どっちかというと中山間地帯を流れる川が氾...全文を見る
○岩屋委員 大臣、ぜひその協議を続けていただいて、より国民の皆様にわかりやすい、納得していただける仕組みに変えていっていただきたい。災害に与党も野党もないので、私どもも全面的に協力をさせていただきたいと思います。  それから、農林水産業、たくさんの被害が出ておりますし、中小零細...全文を見る
○岩屋委員 ありがとうございます。  しっかりお取り組みを願いたいと思います。私も、地元の皆さんに今の御答弁の内容をしっかりお伝えしてまいりたいと思います。  時間がなくなってまいりましたので、ダムについて、二件お伺いしたいと思うんです。  山国川は、ダムがありながら、二回...全文を見る
○岩屋委員 今回は、適切な水量調整をしたにもかかわらず、その想定をもはるかに超える豪雨であったというふうに私は理解をしておりますけれども、やはり、地域住民の皆さんが、そういうダムの水量調整の仕組み、やり方について、十分に理解をしていただけるように、これからも、これは大分県のダムだ...全文を見る
○岩屋委員 速やかな整備に向けて、国としてしっかり支援をお願いしたいと思います。  ちょっと質問が残りましたが、時間が参りましたので、政府、与野党、一体となって、一日も早い復旧復興のために努力をしていきたいというふうに思いますので、大臣、よろしくお願いしたいと思います。  終...全文を見る
07月31日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
議事録を見る
○岩屋委員 自民党の岩屋です。  上着をとらせていただきます。よろしかったら、両大臣もお楽にしていただきたいと思います。  一年八カ月かかったとはいえ、やっと大綱、中期防の議論がきちんとできた、これはよかったと私も思っております。  言うまでもなく、大綱、中期防は、我が国の...全文を見る
○岩屋委員 確かに、そういう努力を大臣もしていただいたというふうに思うんですよ。  ただ、今、岩国にオスプレーが揚がって、アメリカの事故調査結果が八月の終わりに出るということであれば、一月以上にわたってあそこにとどめられたままになるわけです。もちろん、日米の約束からいえば飛ばす...全文を見る
○岩屋委員 我々もそう説明してきたわけですね。  ただ、そうなると、重要な装備の変更とは核弾頭及びその運搬手段である中距離、長距離ミサイルの編成の変更みたいなことだという説明になるのならば、我が国は非核三原則を堅持している、米国の核戦略は変わった、持ち込む必要もなくなったという...全文を見る
○岩屋委員 そこで、私が申し上げたいことは、安保条約上の事前協議に当たるような重要な装備の変更、これまで私どもが説明してきたような重要な装備の変更が行われる可能性というのは、実は余りないというのが現実だと思うんですね。ということは、もう既に事前協議というものは形骸化している。 ...全文を見る
○岩屋委員 誤解のないように申し上げておきたいと思いますが、私ども、オスプレーがやがて日本に導入される、配備されるということについては、オスプレーという機種の持っている性能、能力、スピードが二倍で、積載量が三倍で、航続距離も五倍ぐらいになる、やはり、展開力、機動力というものが非常...全文を見る
○岩屋委員 今大臣は、米国の調査報告書、どの程度のものが公表されるかまだ定かではないというふうにおっしゃいましたが、防衛省の専門家チームも、設立目的を見ると、大臣の判断に資するためにこういうチームをつくるんだ、こう書いておりますね。  だけれども、ただ大臣の判断に資するためだけ...全文を見る
○岩屋委員 せっかくその専門家チームを大臣はつくられたわけなので、そこでの分析評価結果というものが国民の、あるいは当該地域の皆さんの安心につながるものになるように、最大限の御努力をいただきたいと思います。  質問がちょっと前後しますが、しからば大臣、今からアメリカの事故調査結果...全文を見る
○岩屋委員 今の大臣の御説明を伺っておりますと、私は真っ当なお話だと思うんですけれども、今からの調査分析の結果次第で、まだいつ沖縄に配備されるかということは不確定だ、それは今断定的に言える段階ではない、こういうふうに理解してよろしいですか。はい。  そこで、今岩国にオスプレーが...全文を見る
○岩屋委員 事故原因の究明に専念している、正しい御説明だろうと思いますが、一方で、大臣、やがてオスプレーの配備が完了したとした場合に、年三百三十回ぐらいの、日本を六つとか七つのルートに分けて飛行訓練をやるんだということが言われておりまして、だからこそ、その当該地の自治体、知事さん...全文を見る
○岩屋委員 一方で、国防総省の、この方は何というんですか、リトル報道官というんですか、ルートに変更はないんだということを、まだ協議が始まったばかりですから、今のところは変更するつもりはないということをおっしゃったのかもしれませんが、ぜひ、将来予測される事態についても、政府は米国と...全文を見る
○岩屋委員 乗ってしかるべきだと思いますね。御無事をお祈りしております。  一回大臣が乗ったからといって、それをまた安全だと強弁するのはいかがかと思いますけれども、乗ったこともないようなことでは説得力を欠くと思うので、ぜひ乗ってみていただきたいと思います。  さて、次に、尖閣...全文を見る
○岩屋委員 当然、尖閣は日本の領土であって、私どもも、本来、あそこにある民有地というものは国が保有することの方が望ましいというふうに思っておりますけれども、事は外交の問題でもありますから、やはりマネジメント、ハンドリングについては、さまざまな角度からの検討を両大臣においてもしっか...全文を見る
○岩屋委員 私が申し上げたいことは、都知事は極めて有意義な提案をしていただいた、そして、それに多くの国民が共感をされた、お金も集まった、それはそれで結構なことだと思いますけれども、政府が何となくポピュリズム的にそれに乗っかって事を進めようなどという考えを持っておったのでは、これは...全文を見る
○岩屋委員 これも、私が申し上げたいことは、日本の主張はもちろん譲る必要は全然ない。尖閣については、できるだけ静かな環境の中で、粛々と、着々と実効支配を強化していくということが大事であって、いたずらに外交的な緊張を高めるようなパフォーマンスというのは避けるべきだというふうに私は思...全文を見る
○岩屋委員 私は何も中国と敵対して頑張れと言っているわけではなくて、レスポンシブルステークホルダーという言葉がありましたけれども、中国が責任あるプレーヤーにアジアの中においてもなっていただかなきゃいかぬ、それが中国のためでもあり、アジア全体、私どものためにもつながっていく、アジア...全文を見る
○岩屋委員 はい。  いずれにせよ、日本の空を守る主力戦闘機の導入と配備が、計画どおり、予定どおり行われるように努力をしていただきたいと思います。  終わります。
11月08日第181回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○岩屋委員 おはようございます。  村越政務官の挨拶、立派でしたけれども、ちょっと長かったですよね。外務大臣、厳格な指導をぜひお願いしておきたいと思います。  私は、このたび、自民党の安保調査会長に就任をさせていただきました。何せ石破さんの後ですから非常に荷が重たいわけであり...全文を見る
○岩屋委員 何かよくわからなかったのですけれども、PKO法改正の議論をしていて、どこでつっかえているのかというのは容易に想像がつくわけですね。  具体的に言えば、駆けつけ警護みたいなことができるのかできないのか、それが憲法の容認するところになるのかならないのか。あるいは、地域の...全文を見る
○岩屋委員 想像どおりの答えでして、法制局とだけでも三時間ぐらいこの問題でやりたいなと思っているんですが、きょうはもうそれだけ聞いておきたいと思います。  国または国に準ずる組織が出てくれば問題が生じるんだということなんですけれども、うちの石破さんがよく言うんだけれども、やあや...全文を見る
○岩屋委員 なかなか残念な答弁でありましたが、今のお立場なら、大臣もそう答えるしかないのかなと思います。これは、本当に真剣に議論していかなくちゃいかぬ課題だと思うんですね。  きのう、自民党本部で私は、ラドスさんという、国連事務次長、PKOの担当局長さんにお目にかかりました。日...全文を見る
○岩屋委員 我が国にふさわしいといいますか、我が国のステータス、力量、技量、そういうものにふさわしい、より高度なオペレーションができるようなことを目指して、ぜひ努力をしていただきたいと思います。  それから、同盟強化のための法的基盤整備ということになれば、年来の課題であります集...全文を見る
○岩屋委員 両大臣とも少し前向きなお話をいただきましたが、ちょっと隔靴掻痒の感もございます。もう早く政権を離れて、自説をばんばん述べてくださいよ、森本大臣。  もう時間がなくなったので、沖縄の問題で、最後に一つだけお聞きしておきたいと思います。  これも、米軍再編問題、どこが...全文を見る
○岩屋委員 終わります。
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○岩屋委員 おはようございます。自民党の岩屋毅です。  野田総理と向き合うのはこれが初めてでございます。恐らく最初で最後になるかもしれませんが、一期一会の精神で、真摯な議論をさせていただきたいと思っております。  まず、解散・総選挙についてですけれども、もう私はぐちゃぐちゃと...全文を見る
○岩屋委員 私は、野田総理はうそをつかない人だと信じております。国益を第一に、しかるべき時期に決断をしていただけるものと確信をしております。  そういうわけで、近いうちに新しい政権をこの国につくらなくてはならないという前提でお話をさせていただきたいと思います。結果は国民が決める...全文を見る
○岩屋委員 しからば、野田政権として、野田内閣として、二度にわたる日米合意に基づいて、現在の普天間基地を辺野古に移設させるという計画を着実に実行に移していく、この方針に変わりはありませんか。
○岩屋委員 我々と全く同じ認識に立っていると思います。新しい再編計画は確かに辺野古を一旦切り離すという形になったんですけれども、これは、やはり最後はそこに戻ってこざるを得ない、でなければ、普天間の固定化ということにつながってしまうということだと思います。  沖縄選出の下地国務大...全文を見る
○岩屋委員 下地大臣、尊重すると今おっしゃったわけですけれども、あなたは、十月六日の那覇市内の、そうぞうの会というんですか、これは下地さんが主宰されている会ですよね、そこで、普天間の県外、国外移設をどう解決するのか、そのシナリオをつくる役割を政府内で担いたいと述べたと報じられてい...全文を見る
○岩屋委員 下地さん、私、友人だからあえて申し上げたいと思いますけれども、この間、民主党政権というのは、実は、民主・国民新党連立政権だったわけですよね。この安全保障上の極めて大きな課題について、やはり与党内がしっかりすり合わせをして意見を一致させておかないと、とても前に進めること...全文を見る
○岩屋委員 それで、今政府がやっている作業は、環境影響評価書に対する知事の意見書が届いたものを、補正作業を行っているというふうに聞いておりますが、これは防衛大臣にお伺いしたいと思いますが、補正作業はいつ終わる予定ですか。
○岩屋委員 この補正の作業が終わると、手続的には、公告縦覧という作業を経て、埋立申請に進んでいくということだと思います。  しかし、これはもちろん政治的に非常に難しい判断になろうかと思うんですけれども、総理、私が申し上げたいのは、米軍が使う航空機がオスプレイであろうがなかろうが...全文を見る
○岩屋委員 総理、国会が開かれていないときに総理が任命できる、それはもちろん規定がありますが、これはあくまでも、言ってみれば緊急避難措置ですよね。国会が開会されれば、次の国会で直ちに同意を求めるというのが私は筋だと思いますよ。  官房長官は、不同意のおそれがあるからということを...全文を見る
○岩屋委員 官房長官、確かに緊急事態宣言中ではあるかもしれない。しかし、政府みずからが冷温停止状態にあると宣言しているんでしょう。そういう意味では、事態は小康状態にあるんでしょう。国会で同意人事を行わないという支障はどこにあるんですか。  私は、やはり、こういうことはしっかりと...全文を見る
○岩屋委員 どうも納得できませんね。しかし、ちょっと先に進みたいと思います。  この問題でも、原発・エネルギー政策に関しても、ちょっと閣内でいろいろな意見が出ておられるようで、統一して対応できるのかなという懸念を私は持っております。  田中文部科学大臣は、原発ゼロと核燃料サイ...全文を見る
○岩屋委員 いや、とにかく、私は、大臣のこの件に関する指摘は正しいなと思っているんですよ。  というのは、総理、やはり核燃サイクルというのはなかなか難しい問題です。IAEAに参加している核を持っていない国の中で、唯一我が国だけが使用済み燃料の再処理を認められているわけですね。総...全文を見る
○岩屋委員 いや、矛盾はありませんというか、私、責任がとれないんじゃないかなと懸念しているわけです。  冒頭、私が申し上げたように……(発言する者あり)ちょっと静かに聞いていて。冒頭申し上げたように、外交、安全保障などと同じように、このエネルギー政策は、余り選挙の具にしたり政争...全文を見る
○岩屋委員 今の大臣の答弁では、来年の七月ごろとおっしゃいましたか、そこからその安全基準で点検が始まっていくわけですよね。クリアするところもあるだろうし、できないところもあるだろうし、今やっている大飯原発のように、その他の活断層等の理由でまた違う判断をしなければいけないところも出...全文を見る
○岩屋委員 何度も申し上げますように、できるだけ原発に対する依存度を減らしたいというのは私たちも全く同じです。だけれども、不確定要因過ぎるんですよ。不確定要因だらけなんですよ。  ほかにも聞きたいことがありましたが、時間がなくなったのでやめますが、例えば……(発言する者あり)ち...全文を見る