岩屋毅

いわやたけし

小選挙区(大分県第三区)選出
自由民主党
当選回数9回

岩屋毅の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第196回国会 衆議院 情報監視審査会 第6号
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○岩屋委員 岩屋です。  きょうは、三先生には、お忙しい中、ありがとうございました。また、国会の都合で、一度決めた日程を延期することになりまして、大変申しわけありませんでした。  三先生に、端的に質問をそれぞれさせていただきたいと思います。  まず、植松先生は、今、朝鮮半島...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○岩屋議員 これについては、先ほど浜地先生御自身がおっしゃったように、公営競技につきましては、もう御案内のとおり、特別立法によって刑法上の違法性を阻却し、一方で、納付金をいただき、それを公益還元するという仕組みをつくっているわけでございます。  それぞれの制度に基づいて、公営競...全文を見る
○岩屋議員 まず、第十六条に基づく医療提供体制の整備についてですけれども、各都道府県・指定都市におきまして、ギャンブル等依存症の専門的な治療機関を整備し、地域の関係機関との連携体制を構築するとともに、他の医療機関への研修や地域住民への普及啓発等を通じて、ギャンブル等依存症である方...全文を見る
○岩屋議員 本法第七条に言う関係事業者とは、ギャンブル等の実施に係る事業のうち、ギャンブル等依存症の発症、進行及び再発に影響を及ぼす事業を行う事業者を指します。  現時点におきまして、それでは関係事業者とは何かということですが、例えば、公営競技の施行者、場外券売場の運営事業者、...全文を見る
○岩屋議員 例えば、ドクター、医師については、これから、医学教育のモデル・コア・カリキュラムの中にギャンブル等依存症を含む依存症対策を明確化する、それから医師の臨床研修の到達目標の中にもそういう項目をきちんと入れていく。  それから、保健師や看護師さんについても、国家試験出題基...全文を見る
○岩屋議員 まず、先生が今紹介していただきましたように、我が国は特別立法を行って幾つかの公営競技を認めてきました。なおかつ、遊技としてのパチンコも事実上認めてきて今日に至っているわけですが、一方で、ギャンブル依存症対策というのは、まともに調査、対策がなされずに今日まで来たというこ...全文を見る
○岩屋議員 先生がおっしゃった先生方の案の中の検討事項、全部とは言いませんが、かなりの部分について共通の関心を私どもも持っておりますが、やはりこの法案は基本法案でございますので、そこに書き込んでいくにはちょっと施策の中身が具体的に過ぎるのではないかなと思っております。  今、中...全文を見る
○岩屋議員 おっしゃるとおりだと思います。これまで、さまざまな公営競技あるいは遊技を認めてきたにもかかわらず、しっかりとしたギャンブル依存症対策の調査、対策がとられていなかったということに問題があったと思っておりまして、対策をしっかり講じることによって、結果的にギャンブル依存症比...全文を見る
○岩屋議員 自由民主党でございますが、賛成をさせていただきました。
○岩屋議員 ここはIR実施法について審議をしている場ではありませんが、お尋ねでございますのでお答えさせていただきますと、IR実施法の場合は、ギャンブル依存症を抑止するための仕組みが法案の中にビルトインされているというふうに承知をしております。それは、厳格な本人確認であったり、厳格...全文を見る
○岩屋議員 現段階では日本にIRはない、カジノも存在しないということですから、この法案は、既存の公営競技や遊技等、違法なものも含めて、そこに起因している依存症にまず対策をとるための法案でございますが、仮にIRが誕生し、カジノができるということになりますと、それは当然、この法律の対...全文を見る
○岩屋議員 先ほども申し上げましたように、まずIRについてはしっかりとした抑止政策がビルトインされている、そして既存のものについても今までにない対策をしっかり講じる、相まって、全体としての依存症の比率を必ず低下せしめることができるというふうに私どもは考えております。
○岩屋議員 まず、公営競技についてですけれども、これについては、既に政府においてギャンブル依存症対策関係閣僚会議というのが設けられておりまして、対策が既に発表され、実施に移されているところでございます。  私どもは、この法律を成立させていただくことによって更にその取組を強化充実...全文を見る
05月24日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○岩屋議員 ギャンブル等依存症で苦しんでおられる方々の回復のための努力をサポートすべきことは、当然のことだと思います。私どももまさにそこに着目してこの法案を提出させていただいているわけですが、しかし、それがためには、相談窓口を充実させたり、そのための専門家の育成もしっかり行ったり...全文を見る
○岩屋議員 先生がおっしゃるように、ギャンブル依存症の問題は、これまであった問題、今そこにある問題ですから、私どもはそれに対応するためにこの法案を提出しているわけです。したがって、IRの議論とは切り離して議論されるべき問題だと思っております。  一方、IR整備法は、先生御案内の...全文を見る
○岩屋議員 例えば、パチンコは、先生、風適法で監督されているわけですが、その二十条に、国家公安委員会規則で定める基準に照らして、著しく客の射幸心をそそるおそれがあるものを設置して営業してはならないという規定がありますので、これに基づいて監督されているわけで、最近では、出玉率を三分...全文を見る
07月05日第196回国会 参議院 内閣委員会 第24号
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○衆議院議員(岩屋毅君) 先生御指摘のとおり、この問題に対する調査研究というのが非常に重要だというふうに私どもも考えております。  これまでは、正直に申し上げて、その調査研究が不十分だったと思うんですね。したがって、ギャンブル等依存症に対する専門的な医療も確立しているとは言い難...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 先生御指摘のとおり、本法案の第七条におきましては事業者の努力義務を定めているところでございます。  この趣旨は、ギャンブル等依存症の予防を図る上では、まず関係事業者が自主的に取組を行うことが極めて重要であるというふうに考えたからでございます。いわゆるレ...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 先生おっしゃるように、依存症対策のための費用がまだ少ないということは、私どももそのように考えております。先ほど中谷発議者から説明させていただいたように、今、三つの依存症が一つの本部で対策が取られるということになっておりまして、予算は毎年、まだ微々たるもの...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 関係事業者の自主的な取組を尊重しつつ講ずるものとしたのは、本条、第七条におきまして、関係事業者は、その事業活動を行うに当たってギャンブル等依存症の予防等に配慮するよう努めなければならないと定めているからでございまして、私どもは、この依存症の予防の上では、...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 先生が指摘をされましたのはIR整備法のことだと思いますけれども、御案内のとおり、これは一昨年の暮れに成立をいたしましたIR推進法の第五条に基づいて講じられる法制上の措置でございます。本来ですと昨年のうちに国会に提出されていなければいけなかったということだ...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 私ども、午前中にも答弁させていただきましたが、法案の七条において、関係事業者はギャンブル依存症等の予防に配慮するように努めなければならないという、いわゆるレスポンシブルゲーミング、責任あるゲーム施行の規定を置いております。  その上での十五条でございま...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 今日も政府から度々答弁があっておりますけれども、この間、ギャンブル依存症対策関係閣僚会議というものが設けられまして、そこにおいて、第一弾と言っていいと思いますが、対策が出されました。その中身についても今日政府から度々答弁があっているところですけれども、も...全文を見る
○衆議院議員(岩屋毅君) 確かに、現段階で十分なものになっているかどうかというと、まだ課題があるんだろうと思います。  しかし、これまでは全くと言っていいほど対策がなされてこなかったわけですね。全部国が、国会が特別立法において公営競技も認めてきているわけでありますけれども、それ...全文を見る
07月17日第196回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○岩屋委員長代理 それでは、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  森山浩行君提出、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長平沢勝栄君不信任に関する動議を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。森山浩行君。
○岩屋委員長代理 これにて趣旨弁明は終わりました。  討論の申出がありませんので、直ちに採決をいたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者あり)     〔賛成者起立〕
○岩屋委員長代理 起立少数。よって、本動議は否決されました。  平沢委員長の復席をお願いいたします。     〔岩屋委員長代理退席、委員長着席〕
10月29日第197回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) 稲田議員にお答えいたします。  まず、防衛計画の大綱の見直しに関して、日本にとって望ましい安全保障環境についてお尋ねがありました。  議員御指摘のとおり、我が国の平和と安定のためには、平素から、我が国にとって望ましい国際秩序や安全保障環境を創出すること...全文を見る
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岩屋国務大臣 こういう形で川内委員と質疑ができることを本当にうれしく思います。余り乗せないでいただきたいと思います。  今、防衛局が一般人に成り済ましたというような御発言がありましたが、私どもはそうは考えておりませんで、行政不服審査法は、不服申立てができる対象を必ずしも一般私...全文を見る
○岩屋国務大臣 物すごく伸びているという本多委員の御指摘ですが、先生も御案内のとおり、今の中期防では、防衛関係費を毎年、平均実質〇・八%伸ばすという計画になっております。実際、防衛費は六年連続伸びてはいますけれども、それでも、今年度、平成三十年度の防衛関係費は、SACO、米軍再編...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに、委員御指摘のように、後年度負担額がどんどんふえてきていることは事実でございます。平成三十年度予算成立を受けた後年度負担額は五兆七百六十八億円、SACO等を含めるわけですが、三十一年度概算要求後では五兆三千三百七十二億円となるわけで、非常に大きくなってきてお...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたが、朝鮮半島情勢は確かに変化しつつありますが、私ども、楽観論や期待論で防衛政策をつくるわけにはいかないというふうに思っておりまして、やはり現在、現実としては、数百発のミサイルが日本に向いていることは事実でございます。二十四時間三百六十五日対応...全文を見る
○岩屋国務大臣 自衛官の教本については、ある意味防衛秘密をたくさん含んだものでもございますので、一人一人に渡すというよりも、必要な分をそろえて、そのとき勉強のために使ってもらうというふうにしております。  というのは、かつて、それがロシア側に渡ったというような事案も発生したこと...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に一つ訂正をさせていただきたいと思いますが、さっき、フォーリン・ミリタリー・サービスと言いましたが、セールスでございますので、訂正をさせてください。  それから、教範については、さっき申し上げた事案は、平成二十五年、陸上自衛隊東部方面総監が駐日ロシア大使館...全文を見る
○岩屋国務大臣 済みません。全施設でという問いではないと思っておりましたので、ちょっと今手元にデータがございません。済みません。
○岩屋国務大臣 確かに、先般の北海道胆振東部地震の際に、発電機がないために一日対応がおくれたというところもございました。  したがいまして、今後は、自家発電機が未整備の施設については、それぞれの自衛隊施設における自家発電機の必要性を踏まえて、整備に係る検討を加速してまいりたいと...全文を見る
○岩屋国務大臣 そのような話は、実は私も防衛大臣に就任する前に、地元の自衛隊家族会の皆さんから聞かされたことがございました。  お尋ねのトイレットペーパーについては、隊員が自費購入していた場合もあると承知をしております。しかし、現在では、消耗品の中でも特に優先度の高いものとして...全文を見る
○岩屋国務大臣 お答えします。  十月十四日に開催した平成三十年度自衛隊記念日観閲式に御出席いただいた国会議員につきましては、政党別に申し上げますと、自由民主党五名、公明党四名、立憲民主党三名、計十二名でございました。
○岩屋国務大臣 私は、毎年一回のパーティーと年四回の政経セミナー、飲食つきのものをやっているわけですが、その三年間の合計でそのぐらいになっていると承知をしています。
○岩屋国務大臣 IRそのものについては、もう法律ができ上がったので所管大臣に聞いていただきたいと思いますが、私は長年にわたって超党派のIR議連の幹事長という役でございました。その関係で、さまざまなシンポジウムにパネラーとして出たり、私が講師としてお話をしたりということがありまして...全文を見る
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岩屋国務大臣 その閣議決定の存在を承知していたかという御質問ですか。(赤嶺委員「いやいや、国土交通大臣はその存在を知っていたかということを防衛大臣も知っていたんですねということです」と呼ぶ)いや、そういうことではなくて、私ども沖縄防衛局がこの場合事業者になるわけでございますが、...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほど国交大臣から御答弁もありましたように、今般は、国交大臣はまさに審査庁の立場として、私どもの審査請求、執行停止申立てに、法令にのっとって御判断をいただいたということだと思います。
○岩屋国務大臣 沖縄防衛局長が十月十七日に国交大臣に提出した執行停止申立て書におきまして、宜野湾市のホームページに掲載されている苦情電話の内容を引用し、紹介をしております。そこを読むんですか。  低空で大きな飛行機が宜野湾市を旋回しています、爆音もひどいし、とても低空なので、い...全文を見る
○岩屋国務大臣 数字だけ申し上げますが、平成二十四年度のFMSに係る総額は千五百二十一億円、平成三十一年度概算要求時におけるFMSに係る総額は一兆五千七十六億円でございます。
○岩屋国務大臣 そのときの発言も、FMSそのものを全部否定したわけではなくて、やはり日本の防衛のために、米国でしかつくれない高性能の装備を導入する必要というのはあるんだろうと思います。  ただ、今も、例えば、未納が多いとか、未精算が多いとか、納期がおくれてしまうとか、最初の見積...全文を見る
11月07日第197回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) お答え申し上げます。  本件については、本年二月に実施しようとしていたところ、米側から更なる準備が必要なため延期をしたい旨の連絡があったことから、これを延期したものでございます。  私も就任してからこれを速やかに実施するように指示をしているところであり...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これは、当局間の取決めによりまして、相手方の同意なく米軍機の事故調査を私どもがすることはございませんが、情報を提供していただいております。防衛省が事故原因の調査のために米軍基地に立ち入るということはございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 地位協定そのものについては是非外務大臣に聞いていただきたいと思いますが、総理からも答弁がありましたように、これまで二つの補足協定を作るなど、日本政府としては努力をしてきていると思います。その努力をこれからも継続をしていくべきだというふうに考えております。
11月08日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○岩屋国務大臣 防衛大臣の岩屋毅でございます。  本日は、岸委員長を始め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、従前想定していたよりも格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。  朝鮮半島を見ますと、六月の米...全文を見る
11月13日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○岩屋国務大臣 今、イージス・アショアの配備について、先生のお地元の皆さんにさまざまな説明をさせていただいているところでございます。  今のお尋ねは小野寺大臣の御答弁についてでございますが、小野寺前大臣も答弁しているとおり、地元の御理解と御協力を得るということは大前提であるとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 小野寺前大臣についても、先生御指摘の答弁の後に、更に寺田委員から確認を求められたのに対して改めて答弁されていたと承知をしています。地元の御理解と御協力が必須とのお考えであったと思います。私も、この前大臣のお考えを踏襲しております。
○岩屋国務大臣 何をもって地元の御理解を得たとするかということについては、その時々の状況において、地元の自治体等からの御意見、それから住民の方々の声も踏まえつつ判断していくものであって、一概にお答えできるようなものではないというふうに考えております。  いずれにしても、今後とも...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前大臣の答弁の後に確認を求められて、地元の皆様の御理解が必須だというふうにお答えになったというふうに承知をしておりますので、その考え方を私も踏襲しているということでございます。
○岩屋国務大臣 今説明があったとおりだと承知をしています。
○岩屋国務大臣 今、役所から説明のあったとおりでございますので、私もそのように認識をしております。
○岩屋国務大臣 何も防御的な答弁をしているつもりはありませんで、説明があったとおりに私も認識をしておりますということですから、協議が必要だということだと思います。
○岩屋国務大臣 イージス・アショアに関する契約等につきましては、今後米国政府等と締結をすることになりますが、そのためには、我が国の予算上の根拠が当然のことながら必要でございますので、平成三十一年度予算が国会において承認を得るまで、締結することはありません。
○岩屋国務大臣 政府の立場から、これからの国会における御議論を予断して契約時期を答えることはできませんが、国会の承認をいただいた後、できるだけ早い段階で契約を締結したいと思っておりますが、現在、地元へ丁寧な説明をするための各種調査を行っております。これは年度内には答えが出てくるだ...全文を見る
○岩屋国務大臣 現在の安保環境を踏まえれば、イージス・アショアをできる限り早期に配備を行う必要があると考えておりますが、現在、米国政府等から、契約締結後一基目の製造及び配備までに約六年を要するという提案を受けているところでございます。  したがって、地元の御理解はしっかりと得た...全文を見る
○岩屋国務大臣 契約時期については、米国政府等との調整状況など、予算の承認をいただいた後の状況を踏まえて決めることになりますが、地元の皆様の御理解を得ているというのは前提になろうかと思います。
○岩屋国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございます。
○岩屋国務大臣 繰り返しになりますが、予算が成立をしなければまず契約はできない。そして、地元の御理解をいただいて初めて前に進めるものだと思っております。
○岩屋国務大臣 プロセスとしては、私ども丁寧に地元の御理解を得て前に進めていきたいと思っておりますので、先生がおっしゃるとおりに進めていくということだと思います。
○岩屋国務大臣 昨日、午前十一時四十五分ごろ、沖縄県那覇市の東南東の海上におきまして、日米共同訓練中の米海軍第五空母航空団所属のFA18戦闘機一機が、エンジントラブルのために墜落をいたしました。当該機の搭乗員二名は緊急脱出し、那覇市の東南東百五十六マイル、約二百九十キロですが、の...全文を見る
○岩屋国務大臣 米軍機の飛行停止につきましては、これまで事故の個別の対応等を踏まえて、それぞれの事案に即して判断をしてきておりますが、まだ原因の調査中ということでもございますし、詳細を確認した上で適切に対応してまいりたいと思っております。
○岩屋国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございまして、それぞれの事案に即して判断する必要があろうかと思います。  米側に詳細を確認しつつ、適切に対応してまいりたいと思っております。
○岩屋国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮なんですが、米軍機の飛行停止については、事故の個別の対応等を踏まえて事案ごとに判断をするということでございます。  詳細な情報の提供を今米側に求めております。それに沿って適切に対応してまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 確かに、自衛官による普天間飛行場におけるブリーフ受けが二月の段階で延期されて以降、さまざまな事情があったにせよ、実現できていなかったことは事実でございます。  私が就任してから、その間の事情を聴取いたしまして、速やかに実現をするように事務方に指示をいたしましたと...全文を見る
○岩屋国務大臣 日米間の航空機の整備に関する基本認識ですとか、予防着陸あるいは緊急着陸といったものに対する認識ですとか、そういったものが必ずしも一致していないということはあったんだというふうに思います。  それから、小野寺大臣がおっしゃっておられたのは、整備の状況を情報を提供し...全文を見る
○岩屋国務大臣 メディアの誤訳だけが原因だったというふうに申し上げているわけではございません。当然、報道されているのは誤訳であって、私どもが言っているのは、現場で米軍からブリーフを受けて理解をするという意味であって、権限を持って米軍の点検整備を検査するということを意味しているもの...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、私は記者会見でメディアだけのせいにしたわけではありません。しっかり読んでいただきたいというふうに思います。さまざまな原因があった中の一つにそういうこともあったのではないかというふうに申し上げておりますので、そこは御確認をいただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう御指摘がありましたので、調べるようにというふうに指示を出しました。  一部、海上幕僚監部において、今後の検討事項として、統一した一定の基準が必要だと記載された資料が作成されておりまして、管理者を対象とする研修で使用されていたことが確認されましたが、現時点...全文を見る
○岩屋国務大臣 マニュアルの一番上に、要は文書はしっかりつくるようにと書いた上で、その下に、例示として課長級の会議等の例示があっておりました。  そういうマニュアルでございますので、しかも、内閣府に毎回確認した上でつくっておりますので、マニュアルそのものに問題はないと我々は思っ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般の通達によりましてその趣旨は明確になったというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 当然ながら、全省内、全自衛隊内に周知徹底をしております。
○岩屋国務大臣 防衛省においては、米軍基地が返還された場合は、建物の撤去等の原状回復作業を実施した上で、国有地にあっては、財務省へ財産を引き継ぐ、それから、民公有地にあっては土地所有者への引渡しを行うこととしております。  返還後の跡地利用につきましては、地元自治体が具体的な利...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアの予算についてのお尋ねでございます。  平成三十一年度概算要求後の新しいデータは、LMSSRを搭載したイージス・アショア一基当たりの取得経費は約千二百三十七億円でございまして、二基で約二千四百七十四億円となります。これ以外の経費を含むライフサイ...全文を見る
○岩屋国務大臣 陸上自衛隊がイージス・アショアを運用する場合の部隊の規模や配置のあり方に関しては、まだ確定しているわけではありませんが、ルーマニアの例を参考にしつつ、今、省内で検討を進めているところでございます。  現時点では、あえて申し上げれば、運用や警備の要員を含め、一カ所...全文を見る
○岩屋国務大臣 委員御指摘のように、ミサイル防衛体制を充実強化するためにどういう手段、装備が適切かということは、防衛省内でもしっかり検討させていただいた結果、イージス・アショアを導入することが適切だろうと判断をしたところでございます。  先ほども申し上げましたように、イージス・...全文を見る
○岩屋国務大臣 御質問ありがとうございます。  最初から、簡単そうで実は非常に難しい御質問をいただいたというふうに思っております。  もう細々としたことは申し上げませんが、北朝鮮もまだプロセスが始まったばかりで、今後については予断を許さない。やはり能力はしっかり保持している。...全文を見る
○岩屋国務大臣 現在の装備の中にどういうものが含まれているかということは、明らかにするとまさに攻撃の対象になりかねないのでそれは控えさせていただきたいと思いますが、前原委員の御指摘はしっかりと念頭に置いておかなければいけないというふうに考えております。
○岩屋国務大臣 中国が、前原委員がおっしゃるような措置をとった、つまり海警というものを軍の傘下に加えたということは承知をしておりますが、現段階では、その海警の活動自体がいわゆる我が方の海上保安庁と大きく変わってきているかというと、それはまだそういうことではないんだろうと思います。...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに委員おっしゃるように、みんな、異常気象、異常気象と言っておりますが、もしかすると異常ではないのではないかというか、毎年このようなことが続いていくのではないかという不安を持っておられる方もたくさんいらっしゃいます。  そういう中で、今も報告させていただいたよ...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、災害派遣に従事する自衛隊員を思っての、先生の先ほどの御意見をいただきました。  災害派遣手当の水準というのは不断に見直しを行っておりますが、今後も、そこはしっかり検討して、適切なものにしていきたいというふうに思っております。  それから、今、女性自衛官の...全文を見る
○岩屋国務大臣 お時間がないというので簡潔に私も答弁をさせていただきたいと思いますが、ロシアが極東で軍事力を増強しているというのは、もう今委員のお尋ねの中にございましたので省略をさせていただきたいと思います。  私、所信のときには触れませんでしたけれども、防衛当局としては当然ロ...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘の点はとても重要な点だと思っておりまして、それは三十一年度概算要求においても、運用基盤の強化に資するものとして重要事項と我々いたしております。  航空優勢及び水中における優勢の確保に必要な弾薬の取得経費として五百七十一億円、火薬庫の新設に必要な経費として二...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず輸送力の強化ですが、これも極めて重要な要素だというふうに思っておりまして、現行の中期防に続いて、これまで、オスプレイやC2輸送機、あるいは水陸両用車を搭載するための「おおすみ」型輸送艦、あるいはナッチャンワールドなどという船の利用とか、いろいろなことをやってま...全文を見る
○岩屋国務大臣 浜地委員はもう既に立派な安全保障の専門家になっておられると思います。これから大綱、中期防をつくっていくわけでございまして、委員は与党PTのメンバーでもいらっしゃると思いますので、与党の立場からも私ども御指導いただきたいというふうに思っております。  おっしゃると...全文を見る
○岩屋国務大臣 自由で開かれたインド太平洋というのは何も一帯一路の対抗構想ではありませんけれども、この構想をしっかり進めていくためにこの域内での防衛協力をしっかり構築していくというのは大事だと思っておりまして、先般、河野大臣と一緒に日豪2プラス2に行ってまいりましたが、もうすぐ総...全文を見る
○岩屋国務大臣 後輩がこうやって活躍されていることを大変うれしく思います。先輩にはぜひ優しくしていただきたいというふうに思います。  日本を取り巻く安全保障環境は、もう先生御案内のとおりですから多くは申し上げませんが、まず北朝鮮ですけれども、確かに、米朝首脳会談、南北首脳会談、...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般の私の所信では、戦後最も厳しいという表現は確かに使っておりませんけれども、そういう状況が今なお継続しているというふうに考えております。  戦後というと長い時間になりますけれども、発射してから我が国に着弾するまでわずか十数分という兵器が開発され、それが数百発も...全文を見る
○岩屋国務大臣 北朝鮮のたび重なる核実験、あるいは弾道ミサイルの発射、これは委員が触れていただいたとおりです。なおかつ、その中の二発は日本列島を飛び越していったということでもございました。河野大臣の答弁にもありましたが、それらの能力、あるいは核にまつわる能力が今排除されているかと...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに、この一年だけの動きを見るとそういうことも言えるかもしれませんが、核実験のたびにその爆発する規模は大きくなってきたわけですし、ミサイル発射手段も、TELと言われる移動式のものもどんどんふえていると承知しておりますし、潜水艦からの発射実験も行ったというふうに承...全文を見る
○岩屋国務大臣 専守防衛とは、申し上げるまでもなく、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使する。その態様も、自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るという憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略を指しますが、今委員御指摘の、...全文を見る
○岩屋国務大臣 それについては、約二百時間に及んだ平安法の議論の中でかなり尽くされていると思うんですけれども、新しい三要件では、我が国に武力行使があった場合、あるいは、我が国と密接な関係にある他国に対する攻撃が国の存立を脅かし、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される...全文を見る
○岩屋国務大臣 切迫事態というのは個別的な自衛権にかかわる段階だと思いますが……(広田委員「同じような明白な危険がある、放っておけば」と呼ぶ)ええ。しかし、切迫した事態というのは準備はできるということだと思いますが、実際の武力行使に至るまでにはまだ及ばない段階だということだろうと...全文を見る
○岩屋国務大臣 もともと、限定的な集団的な自衛権が必要ではないかという議論が始まったのは、幾つか要因がありますが、その中の大きなものの一つはやはり弾道ミサイル防衛だったと思うんです。  先ほど申し上げたように、今や十数分で我が国に着弾する弾道ミサイルというものが開発され、配備を...全文を見る
○岩屋国務大臣 昨日の事案については、冒頭、委員から触れていただいたとおりでございます。  詳細な墜落地点についてはまだ明らかになっておりませんが、緊急脱出した当該機の搭乗員二名は、那覇市の東南東百五十六マイル、二百九十キロの海上において救助されたというふうに承知をしております...全文を見る
○岩屋国務大臣 本件については私も、就任して以来、どうなっているのかということを直ちに聞きました。  小野寺前大臣がおっしゃった確認、検証するという意味は、米側から情報を得て、そのことをしっかり理解するという意味だというふうに思いますけれども、残念ながら、そこの米側との意思の疎...全文を見る
○岩屋国務大臣 そこのニュアンスが日米間でちょっと何といいますか、意思の疎通が十分でなかったと思うんです。  もう先生に申し上げるまでもないことですが、自衛隊であれ米軍であれ、相手の軍用機の整備について、インスペクトするということはあり得ません。つまり検査するということはあり得...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたように、自衛隊であれ米軍であれ、相手方の軍用機の整備について検査をするなどということはあり得ない。自衛隊がその指令を受けてもお断りをするということになるわけでございます。  ただ、同盟関係で、お互いに共同訓練などもやっております。米軍の事故...全文を見る
○岩屋国務大臣 米国の情報公開法を通じて入手したとされる海兵隊の資料によって、先生御指摘のように、普天間飛行場において、有機弗素化合物であるPFOSやPFOAが検出されていたことが明らかになった旨の報道は承知しております。  防衛省といたしましては、沖縄県民の皆様がPFOS等の...全文を見る
○岩屋国務大臣 今後の工事のスケジュールなどはまだ決まっておりませんけれども、埋立土砂である岩ズリについては、私ども、海上搬入することとしておりまして、今、事業者と本部町との間での協議を行っているところでございます。  しかるべき段階で適切に許可が得られるように、本部町との調整...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、私ども、海上搬入ということを前提として作業を進めてきております。したがって、本部町から許可が得られるように、引き続き努力してまいります。  いずれにしても、公有水面埋立法や、沖縄県から公有水面埋立承認書の別紙として付された留意事項に...全文を見る
○岩屋国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成三十年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  以上が、...全文を見る
11月13日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(岩屋毅君) この度、防衛大臣を拝命しました岩屋毅でございます。  本日は、渡邉委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、従前想定していたよりも格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。 ...全文を見る
11月16日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岩屋国務大臣 今般、十一月十四日十三時二十分ごろ、滋賀県の饗庭野演習場において射撃訓練を実施中、八十一ミリ迫撃砲弾により、演習場外の一般車両の窓ガラスを割るなどの被害を及ぼす事故がありました。  被害に遭われた方に心よりおわびを申し上げますとともに、演習場周辺地域の高島市や滋...全文を見る
○岩屋国務大臣 事故の原因については、あくまでもまだ調査中で確定的なことは申し上げられませんが、万が一、装備そのものにふぐあいがあるということであってはいけないということで、全国的に八十一ミリ迫撃砲の演習を中止をしたところでございます。  あとは、委員おっしゃったように天候とか...全文を見る
○岩屋国務大臣 饗庭野演習場は、防衛省・自衛隊にとっても極めて重要な演習場でございまして、長らく、滋賀県、高島市を始め、関係自治体の皆さんにお世話になってまいりました。  それだけに、委員おっしゃるとおり、一日も早く信頼を回復して演習も再開をさせていただきたいと思っておりますが...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう人材の養成が極めて重要だと我々も思っておりまして、現在、防大では、理工学専攻の学科のうち情報工学科において、サイバーセキュリティーについて学ぶための講座を提供しておりますが、引き続きそういうカリキュラムを充実させていきたいと思っておりますし、将来像がどうあ...全文を見る
○岩屋国務大臣 佐藤先生とは、安全保障の分野でもこれまで長らく一緒に議論をさせていただいてまいりました。これからも御指導よろしくお願いいたします。  少子化それから人口減少の中でいかに自衛隊の人的基盤を維持していくかというのは、極めて重要な課題であると我々も思っております。 ...全文を見る
○岩屋国務大臣 改めて、今般の事案について深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  原因については、現在、中部方面総監部に設置された事故調査委員会で調査中でありまして、しっかりとしたことを早く報告にまとめて公表したいというふうに思っておりますが、委員御指摘のように、本来...全文を見る
○岩屋国務大臣 饗庭野演習場全部がそうなっているわけではありませんけれども、委員御指摘のように、今回砲弾が着弾した付近には、外柵や立入禁止の看板等は設置をしておりませんでした。今回被害に遭った車両は、演習場外の国道の路肩に駐車をされていたと承知をしております。  しかし、今般の...全文を見る
○岩屋国務大臣 冒頭に申し上げましたように、私も、ここのところ続いた事故、極めて深刻なことだというふうに思っておりまして、昨日、私から正確な報告を指示したところでございますので、原因究明とそれを踏まえた再発防止策を確実に講じるためにも、その作業を急がせたいというふうに思っておりま...全文を見る
○岩屋国務大臣 外務省からるる答弁があったというふうに思いますが、地位協定の第五条では、米国によって、米国のために又は米国の管理のもとに公の目的で運航される航空機について、米軍が使用している施設及び区域に出入りすることを認めているということでございますので、そのこと自体がよろしく...全文を見る
○岩屋国務大臣 どのぐらいということは現段階では申し上げられませんが、今、事務方から答弁いたさせましたように、当該作業に必要な経費を三十一年度予算に計上できるように、財政当局としっかり調整してまいります。
○岩屋国務大臣 委員御指摘のように、沖縄県では、跡地利用特措法に基づいて、引き渡されてから使用収益するまでの間に給付金などが支払われるという仕組みになっておりますけれども、この跡地利用特措法に基づく措置は、駐留軍用地及び駐留軍用地跡地が広範囲かつ大規模に存在しているという沖縄県の...全文を見る
○岩屋国務大臣 詳細まで拝見したということではありませんが、防衛省該当部分についてはしっかり報告を受けております。
○岩屋国務大臣 委員の御指摘を重たく受けとめなければいけないと思っております。  先ほど説明もありました。今般、会計検査院から八件の指摘を受けたことはまことに遺憾でありまして、今後このような指摘を受けることがないよう、再発防止に全力を尽くしてまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 私、技術的なことは余りよくわかりませんが、原因となったアウトボードボルトというもののどこに脆弱性があったかというのを調べるために、何かスライスをずっとして今調べているというふうに報告を受けております。それでちょっと時間がかかっているんだと思いますが、できるだけ作業...全文を見る
○岩屋国務大臣 国家安全保障戦略は、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で、外交政策及び防衛政策を中心とした国家安全保障に関する基本方針を示したものでございます。  この見直しについては現時点で何も決まってはおりませんけれども、同戦略が今申し上げたような性質の文書であるという...全文を見る
○岩屋国務大臣 そのときの発言の真意は、もう委員御案内のとおり、特にアジアは軍事費がどんどんと増加しているという傾向にあるわけでございまして、大局的に見れば、そういうことがどんどん続いていくということではなくて、緊張が緩和されて、できるだけ各国ともに軍事費に割くその予算をどんどん...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛装備の調達に際しては、一層の合理化、効率化を果たしていきたいというふうに決意をしております。
○岩屋国務大臣 まず、広田委員におかれましては、東日本大震災時に防衛大臣政務官として被災者の救出等に御尽力をいただいたこと、また、隊員に対する手当の見直しなどの対応をしていただいたことに心から感謝申し上げたいと思います。  また、ただいまの御意見も、災害派遣に当たる隊員のことを...全文を見る
○岩屋国務大臣 普天間飛行場の一日も早い返還を実現するために、防衛省としては、普天間飛行場代替施設建設事業を着実に進めていきたいと考えております。その際、環境や住民への影響にも配慮しながら進めていくとともに、工事の安全な実施に努めていくことが重要だと考えております。  したがい...全文を見る
○岩屋国務大臣 国交省からの出向者は、先ほど来御説明しておりますように、その専門的な知見のゆえに出向してもらい、防衛省の職員として働いてもらっているわけでございますから、防衛省としてこの事業に当たっているということであって、国交省と連帯、もちろん関連する事柄はたくさんございますけ...全文を見る
○岩屋国務大臣 行政不服審査法は、私人だけではなくて、国あるいは地方自治体も審査請求ができる仕組みだと私ども考えておりますので、その法令にのっとって審査請求をし、国土交通大臣は、まさにその法令に基づいて審査庁としての御判断をいただいたというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 ただいまの下地先生の御意見は、崇高な使命に当たる自衛隊、自衛官を思っていただいての御意見だと思って、それはありがたく受けとめたいと思いますが、しかし、自衛官の俸給につきましては、今委員からもお話しいただいたように、職務の類似する一般職の国家公務員の警察官等に適用さ...全文を見る
○岩屋国務大臣 せっかくの先生の御指摘、御意見ですから、検討させていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 基地が危険であるということのその基準とか定義というものがしっかりあるとは思っておりませんが、先般、先週末、私も沖縄にお邪魔して、宜野湾の市役所の上から改めて普天間基地を拝見させていただきました。  そこに地図がございまして、周りにある学校に赤い印がついておりまし...全文を見る
○岩屋国務大臣 本件は、石垣市に建設予定の陸上自衛隊駐屯地の用地取得のために測量業務を実施しておりましたところ、先生御指摘のように、委託業者が用地の境界を誤認して、測量範囲外の土地の地権者の方に無断で土地に入って、くいの設置及び枝打ちを行ったものでございます。  委託業者による...全文を見る
○岩屋国務大臣 石垣島への陸自部隊の配備に向けまして、今月の二日に造成工事の入札公告を行いました。  これは、今年度に計上されている予算を執行する上で必要な契約に向けた手続を進めていたところ、その準備が整いましたので入札公告を行ったものでございまして、御指摘のように、沖縄県の条...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう認識ではございません。  私どもとしては、五年以内の運用停止、当時の仲井真知事さんと共有した認識、これを果たすべく懸命に努力してきたわけでございますけれども、もう多くは申し上げませんが、その後、さまざまな紆余曲折がございまして、辺野古への移設作業もおくれ...全文を見る
○岩屋国務大臣 十日の現地での記者会見における私の、先生が今挙げられた発言は、国と沖縄県の双方が、移設が完了するまでの間における普天間飛行場の危険性の除去について認識を共有し得るような環境をつくっていくことが大事だという趣旨を申し上げたものでございます。
○岩屋国務大臣 この段階では、国家安全保障戦略を見直すという判断には至っていないと承知しています。
○岩屋国務大臣 そのとおりであると思います。
○岩屋国務大臣 もうこれは専門家である長島委員に一々申し上げる必要もないことだと思いますが、私も、五年前に大綱をつくった段階の想定よりもはるかに速いスピードで安全保障環境は変わってきていると思います。  北朝鮮の核、ミサイルの問題もありますし、中国の不透明な形での軍事の増強、さ...全文を見る
○岩屋国務大臣 それはなかなかに難しい御質問であろうかというふうに思います。  どの国を特定するということではなくて、五年前の段階に比べて我が国を取り巻く安全保障環境は非常に厳しさを増してきている。だから、それに対応できる防衛力をこれからつくっていかなきゃいけないと思いますし、...全文を見る
11月20日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) この度の饗庭野演習場における迫撃砲弾の着弾による事故について御報告を申し上げます。  今般、十一月十四日十三時二十分頃、滋賀県の饗庭野演習場において射撃訓練を実施中、八十一ミリ迫撃砲弾により、演習場外の一般車両の窓ガラスを割るなどの被害を及ぼす事故が発生...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御指摘のように、二十七年にも事故が起きました。その際、高島市の方とは覚書を交わしまして、事故が起こった際には直ちに連絡をするということをお約束していたわけでありますが、今般も第一報が遅れてしまったことを大変申し訳なく思っております。  先般、市長さん...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 饗庭野演習場全体がそうなっているわけではありませんが、今般事故が起こった周辺については、演習場の管理といいますか体制が必ずしも十分でなかった点もあろうかと思いますので、その辺も含めて、しっかり調査結果を待って適切に対応したいと思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 直ちにその演習場の管理体制が適切であったかどうかということを子細に検討して、適切な措置をとりたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 今の政府専用機とは別に持つべきではないかという、それについてどう思うかということですか。  いや、なかなか一概にはお答えしにくいんですが、もし財政事情等許して、国会のお許しがあればそういうことも可能かと思いますけれども、よく御議論いただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 日米首脳会談でどういうやり取りがあったかということについて、私の立場から申し上げることは控えたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) トランプ大統領の発言、報道は承知しておりますが、実際にどういうやり取りでそういう御発言があったのかということについては私自身存じ上げませんので、お答えは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御承知のように、FMSによる調達が増加傾向にあるのは事実でございます。直近でも、F35A戦闘機、あるいはイージスシステム、こういった我が国を守るために必要な装備をFMSによって調達をしてきておりまして、その量が増加していることも確かでございまして、そう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その本件に関する質疑が十一月二日に衆議院の予算委員会で行われておりまして、そのとき安倍総理からは、中期防衛力整備計画に基づいて、米国製の防衛装備品を含めて計画的に取得をするわけでございますので、例えば、私がそのときにいきなりあることを考えて、これを買います...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 首脳会談の詳細については私は存じ上げませんが、安倍総理が答弁でおっしゃったように、何を買う、これを買うというようなことをそこで話すということはあり得ないという答弁をされておられますので、そのとおりではないかなと私は思います。
○国務大臣(岩屋毅君) そのような事実があったとは承知しておりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 今ちょっと聞き取りもしましたが、現段階ではそういう事実があったということは確認できておりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 今回の事故を受けまして、現在、中部方面総監部幕僚副長を長とする事故調査委員会を立ち上げておりまして、現在調査中でございます。その調査結果につきましては、委員会から御指示がございましたならば適切に御報告をさせていただきます。
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の件につきましてもおわびを申し上げたいと思います。  この事案は、福岡県田川市で行われたイベントにおいて、地方協力本部が採用活動を行っておりまして、元力士の方に自衛隊車両において広報用写真の撮影をお願いしたのでございますが、撮影には応じていただいたん...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生おっしゃったことは一々ごもっともだというふうに思います。私どもがしっかりと説明責任を果たさなければいけないというのは、まさにそのとおりだというふうに思います。  今般の事案についても、今日明日に実施される各方面総監部の募集・援護担当者会議において、人...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) しっかり徹底をさせてまいりたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 八十一ミリ迫撃砲による射撃訓練におきましては、通常、迫撃砲一門につき砲手や弾薬手などから成る四人一組により射撃を実施するとともに、安全を管理する隊員、射場内への立入りを警戒する隊員、射撃を観測する隊員等を置くこととされております。  今般もそういう体制で...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般、この事案を受けまして、市長さんの申入れを受ける形で演習場での実弾射撃を当面中止をすることとさせていただきました。    〔理事宇都隆史君退席、委員長着席〕  しっかりと調査結果を御報告をし、また被害者の方にしっかりと事後の対応を行って信頼を回復し...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 選挙結果につきましては、やはりまず真摯に受け止めなければいけないというふうに思っております。  その上で、やはりこの問題の原点は、ある意味世界で一番危険だとも言われている普天間飛行場の危険性を一日も早く除去する、最終的には全面返還を果たすということでござ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般、沖縄防衛局が受けた埋立承認の撤回処分は、一般私人たる事業者が埋立ての免許につき撤回処分を受けるのと同様に埋立てを行うことができる法的地位を失うものでございますので、一般私人が権利利益を害された場合と同様で、したがって行政不服審査法に基づいて審査請求及...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) アントニオ先生御指摘のように、今年に入ってからも六月の大阪の北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震など大きな災害が続いております。その都度、防衛省・自衛隊は、全力で捜索救助、復興等に当たらせていただいたと思っておりますが、今後に備えてやはり平素から全国の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般、沖縄に伺ったときに、先生も市長を務めておられた宜野湾市に伺いまして、市役所の屋上から改めて普天間基地を見てまいりました。この基地の危険性を一日も早く除去しなければいけないという思いを新たにさせていただいたところでございます。  そのときの記者会見に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) やり取りの詳細については控えさせていただきたいと思いますが、沖縄の負担軽減を図っていく、特に普天間飛行場の危険性を除去していくという話については、累次にわたってあらゆるレベルで米側と協議を続けてきているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども防政局長から答えさせましたけれども、具体的には、例えば空中給油機を岩国に移転をする、あるいはオスプレイの訓練を県外に移転をする等々のことをこれまで進めてまいりましたし、更にこれからもできる限りやれることは全部やるという決意で、普天間の危険性を除去し...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米国の連邦航空法について、その詳細までは把握しておりませんけれども、クリアゾーンの設置に関する規定が存在することは承知をしております。そして、委員御指摘の普天間飛行場のクリアゾーン内に普天間第二小学校が入っていることは承知をしております。  しかし、であ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省としては、昨年の窓落下事案の発生以降、学校側やPTAからの御要望を踏まえまして、学校屋上等にカメラを設置して米軍機の飛行状況を確認できる体制を取るとともに、今委員御指摘のありました校庭に避難用工作物を設置することで児童等の安全確保に努めてまいりました...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、先生触れられた先般の饗庭野演習場での事案について改めておわびを申し上げたいと思います。調査結果が出次第、委員会の指示に従って御報告もさせていただきたいと思いますし、再発防止に全力を挙げてまいりたいというふうに思っております。  そして、ただいまのお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その報道については承知をしております。  本件については、ペンス副大統領が先月四日に行った演説の中で、米駆逐艦ディケーターが南シナ海において航行の自由作戦を実施していた際、中国海軍艦船が同駆逐艦に約四十一メートルまで迫る事案が発生したと明らかにしたという...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 基本は変わらないんだろうと思います。  我が国に対する侵害に対して、我が国がまず主体的に対応し国民を守ると、これは当然のことだろうというふうに思いますが、今般、平和安全法が整備されたことによりまして、日米防衛協力が一層深化し、日米間の連携も切れ目なくスム...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般のガイドラインとその後に続く平和安全法というのを併せ考えてみますと、先生がおっしゃるように、日本のなし得る役割というのは増えたんだと思います。例えば、米艦防護等がしっかりやれるようになった、あるいは我が国の存立が脅かされるような事態においては、限定的で...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 安保条約そのものについてはまた外務大臣にも是非聞いていただきたいと思いますが、私どもも日米安保条約は決して片務条約ではないと考えております。  第五条においては、我が国への武力攻撃に対して日米が共同対処するということを定めておりますし、六条において、米国...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の一連の事故を私ども大変深刻に受け止めております。今先生御指摘のあったように、本来国民を守るべき自衛隊が国民を傷つけかねない、そういう事故を起こしたということについては、省を挙げて、自衛隊を挙げて深刻に反省しなければいけないというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成三十年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講ずる必要があります。  ...全文を見る
11月22日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(岩屋毅君) 防衛医科大学出身の医官、いわゆる自衛隊医官の充足率なんですけれども、平成三十年四月現在で八二・七%でございます。これは、過去十年間で最も低かった平成二十一年の六七・一%に対して一五・六%増加しておりまして、全体としては改善傾向にあると考えておりますが、充足...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、白先生御指摘の件は極めて重要な課題だと私どもも考えております。  自衛隊に求められる活動も年々多様化しております。この人的基盤をどうやって強化していくか、人口減少という中にあってどうやってやっていくかというのは極めて重要な課題だというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 確定しているわけではありませんけれども、陸上自衛隊が運用する場合の部隊の規模や配置の在り方に関しましては、ルーマニアの例を参考にしつつ、今省内で検討を行っておりますが、現時点では運用や警備の要員を含めて一か所当たり二百名程度は配置する必要があるのではないか...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 現中期防の中で行っておりますのは、例えば調査のための経費でありますとかそういうものでございまして、これは昨年十二月に政府として閣議決定を行った、つまり導入についての閣議決定を行ったということに沿って行っている作業でございまして、これは現中期防からはみ出して...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 自衛隊の精強性をこの厳しい募集環境の中で確保していくということは、極めて重要だと思っております。  平均年齢は若い方がまあいいんだろうとは思いますけれども、必ずしも、今の自衛隊の任務の多様化等を考えますと、若さのみならず技能や経験、体力、士気など、それぞ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、大野先生の主導された法案は審議できなかったことは残念でありましたけれども、先生の御指摘に沿って、防衛省・自衛隊としても自衛隊の個人携行救急品を充実させようという方向にかじを切らせていただきました。そのことは厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 大変申し訳ありません。にわかには分かりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 個人携行救急品については、米軍の例に倣ってしっかりと整備しているという報告を受けておりましたが、私も子細に点検をしていたわけではございません。先生の御指摘を踏まえて、できるだけ隊員の安全を確保できるような方策を取ってまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 青であろうかと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) まず、自衛隊の携行品について子細に分析をしていただいた先生に敬意を表したいというふうに思います。  チェストシールについては報告を聞いておりまして、現行品が製造終了となっていることから新製品に切り替えることを検討しております。それから、手袋のことについて...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今日は、先生から非常に貴重な御指摘をいただいたというふうに受け止めております。  おっしゃるとおり、隊員の携行救急品というのは隊員の命を守るという意味で極めて重要な装備の一つだと思っておりますので、先生からの御指摘も参考にさせていただいて、今後、携行救急...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、現状をしっかり調査をさせていただきまして、委員会の御指示があれば報告をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄防衛局におきまして、C1護岸からC3護岸の施工予定箇所付近を含めて適切にボーリング調査を実施しており、現在実施中のものも含めたボーリング調査の結果を踏まえて、地盤の強度等を総合的に判断した上で実施設計の検討を行い、その上で沖縄県と協議することとしており...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 局長からお答えをさせていただいたように、現在追加の調査も行っているところでございまして、現時点では地盤についての確定的な評価をするには至っておりませんので、ボーリング調査の結果を踏まえて総合的に判断をしたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 何度もお答えしておりますように、現在、追加の調査を行っている最中でございますので、地盤についての確定的な評価をするには至っておりません。  したがいまして、変更が必要かどうかということについてもこの段階では判断をするには至っておらないわけでございますので...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 地盤についての評価が確定できない、調査が終わってみないと総合的な判断ができないということでございますので、先生は必ず変更が必要だというふうにおっしゃいますが、それもまだ確定的に申し上げられることではないというふうに思っております。  私どもは、やはりこの...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 基本的には外務大臣の答弁と同じになるというふうに思いますけれども、憲法九条で言う交戦権というのは、戦いを交える権利という意味ではなくて、交戦国が国際法上有する種々の権利の総称であって、相手国兵力の殺傷及び破壊、相手国の領土の占領、そこにおける占領行政等を含...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 現在は、先生御承知のとおり、国際法においても国連憲章においても、いわゆる戦争というものは禁止されているわけですね。したがいまして、その交戦権というものが何を意味するのかという、ここについても種々の議論があろうかと思います。  確かに言えることは、我が国に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 部隊行動基準は、それぞれの部隊行動の内容や性質に応じて必要な部隊等に対して配付しているものでありまして、必ずしも全ての自衛隊の部隊等との間で共有しているわけではありません。
○国務大臣(岩屋毅君) 宇宙分野、極めてこれから大事な領域だと私ども考えております。と申しますのは、弾道ミサイル発射の早期探知にいたしましても迎撃ミサイルなどの誘導にいたしましても自衛隊の部隊間の通信にいたしましても、あるいは情報収集等の様々な場面におきましても、この宇宙という分...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 猪木委員御指摘のように、宇宙空間ではスペースデブリが増加しているほか、主要国の一部は今お話にあった対衛星兵器の開発も進めておりまして、宇宙空間の安定的利用に対するリスクが安全保障上の重要な課題の一つとなっております。これらのリスクに効果的に対処する必要があ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般の委員会で、基地が危険であるということのその基準とか定義というものはしっかりないのではないかというふうに申し上げました。  民間用に供される飛行場と違いまして、軍用に供される空港の場合は、まさに様々な要素が複合的に関係していると思うんですね。どのよう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 繰り返しになりますけれども、それぞれの基地の危険性、特に軍用に供されている基地の危険性、まあ自衛隊の基地もそうかもしれませんが、様々な要素が複合的に関係しておりますので、画一的な基準によって判断することは困難ではないかというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) これは直接拝見をしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生御指摘のあった、日米合同委員会で合意している事項を遵守してもらうためには申入れのレベルをもっと上げるべきではないかということについては、もちろん様々なレベルで累次にわたって我々申入れを行っておりますが、さらに高いレベルでも申入れを行わなければいけない...全文を見る
11月26日第197回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(岩屋毅君) まず、今般の事故によって、被害者の方はもとより、関係自治体の皆様あるいは周辺住民の皆様、また御地元の二之湯委員にも大変御迷惑を掛け御心配をお掛けいたしましたことを深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  今御指摘がありましたように、今般の事故に際...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(岩屋毅君) 委員御指摘のように、先般の日印首脳会談におきまして、両国は、共通の価値観に基づく日印特別戦略的グローバルパートナーシップの下に、共に自由で開かれたインド太平洋を目指していこう、共に活動していこうということで一致を見たところでございます。  防衛省といたし...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも委員御指摘のとおりだと思います。日米豪に加えて印と、日米豪印という連携が非常に重要だと私どもも考えております。  インド太平洋地域の要衝に位置するインドにつきましては、先ほど申し上げました特別戦略的グローバルパートナーシップの下に、日印でしっかり防...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 板付の飛行場について地元から返還要望があることは承知をいたしております。  防衛省としては、機会があるごとに返還の可能性について米側に確認をしてきているところですが、米側からは、今外務大臣から御答弁いただいたように、そういう理由で、すぐに返還することは難...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ただいま国交省からも答弁がありましたとおり、また委員御指摘のとおり、板付における米軍機の使用回数が他の民間空港と比較して多くなっているということについては私ども重く受け止めたいと思っております。  しかし、日本の守りの最前線はだんだん南方の方に移動してき...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 様々な検討を年末の大綱、中期防策定について行っておりますし、航空機の体制をこれからどうするかというのも重要なテーマでございますが、今御指摘の35Bの導入がこの段階で決まったということではありません。
○国務大臣(岩屋毅君) 様々な検討を行っていると、様々な航空機の導入の可能性について検討を行っているということで御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) F35Bについては、現在我が国が導入しております35Aと先生御承知のように同一ベースの機体でありますが、性能が違うと、いわゆるSTOVL機、短距離で離陸し垂直に着陸できるという性能を持っているわけでございます。  我が国国土が狭いということもありまして、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 一度「いずも」型の護衛艦についてどういうような活用が可能かという調査を行ったことがございますが、御案内のとおり、現段階ではヘリを搭載するための護衛艦として造られておりますので、直ちにそういう航空機が離発着できるようなことにはなっておらないというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 可能性はもちろんあると思います。
○国務大臣(岩屋毅君) そういうことを今目的として検討を進めているわけではありませんが、大綱、中期防の策定について様々な検討を行っているということで御理解をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) どういう活用が可能かということについては検討しておりますけれども、先生がおっしゃるような空母化を目的として検討を進めているということではございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 今、空母という定義が国際的に確立をしているわけではないと承知をしております。しかし、以前は他国に壊滅的な打撃を与える能力を持ったものをして攻撃型空母というふうに言っていたときもあったと承知をしておりますが、現在空母についての国際的なこの定義というのが定まっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 一般に空母化と言った場合に、どうしてもかつての攻撃型空母というものを想起することがどうしても多くなるものですから、そういう問いであれば、そういうことを考えているわけではないという答弁をさせていただいたところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) それはそのとおりでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 候補地はそうでございまして、はい、今地元と交渉させていただいているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) それは、これまでの国会答弁にもありましたように、仮に存立危機事態というようなものが認定をされれば迎撃をすることができるということだと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 存立危機事態の認定がなければ迎撃はできないというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) そのとおりです。
○国務大臣(岩屋毅君) 前もってするということはできないんだと思います、はい。
○国務大臣(岩屋毅君) 存立危機事態というのは、我が国と密接な関係にある国に対して攻撃が行われたということが前提になりますので、そういう事態に至ってなければ事態の認定もできませんし、事態の認定がなければ迎撃もできないということだと思います。つまり、はい、そういうことだと思いますが...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 個々具体の事例に即して判断するということになるんだと思いますが、委員御指摘のグアム、ハワイといったような米国領である場合は、当然ミサイル防衛の体制はしっかり取られていると思いますので、我が国の迎撃によらずしても私は十分対応が可能なのではないかというふうに考...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いずれにしても、ミサイルの脅威に二十四時間三百六十五日しっかりと対応できる体制をつくるというのが防衛当局の責務だというふうに思っておりますので、これまでのイージス艦あるいはPAC3に加えて、地上配備のイージス・アショアというものも是非お地元の御理解もいただ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当初、昨年十一月、建造中の海自イージス艦に搭載するイージスシステムの費用を参考にして八百億円と御説明をしたのでありますけれども、本年七月のレーダー選定時における見積りとして、一基当たり千三百四十億円であると公表し、三十一年度概算要求時点においては一基当たり...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ミサイルの取得経費につきましては、イージス艦でも活用可能なものでございますので、そのイージス・アショアの導入に専属的なものではないためにイージス・アショアのライフサイクルコストには含まれないものと考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今、ロシアの北方領土における、あるいは極東における軍備拡張の状況について大野先生から詳しくお話をしていただきましたが、この北方領土及び千島列島におけるそのロシアの軍備強化、また活動の活発化の傾向は、私どもとしてはしっかりウオッチをさせていただいております。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、浅田先生には、装備庁御視察、ありがとうございました。  その上で御質問にお答えしたいと思いますが、今AIがあらゆる産業分野で積極的に活用されて、いわゆる業務の効率化に役立っていることは御指摘のとおりでございます。  防衛省・自衛隊としても、我が国...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いわゆる自律型致死兵器でない無人のシステム等については、特に偵察、監視等に使う装備については研究開発も行っていくべきだというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、隊員の安全確保でありますとか、それから負担軽減などに資する、そういう無人の装備については取り入れていくべきだというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生、冒頭に国籍不明のというふうにおっしゃいましたけれども、いずれにしても我が国が自衛権を発動するためには三要件を満たさなければいけませんし、その自衛権の発動の態様についても専守防衛の考え方に沿ったものでなければいけないというふうに思っておりますが、その...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生がおっしゃっただけの条件では、なかなか、どう対応するかということを、これまた予断を持ってお答えするのは非常に難しいんですけれども、ただホバリングをしているという状態であれば、護衛艦としては専ら、安全上の理由から、針路を変えるあるいは加速するなどによっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これもなかなか仮定の問いにお答えするのは非常に難しいんですが、一般論として申し上げれば、何ができるかということだけで申し上げると、護衛艦に向かって例えば飛来してくる小型の無人機については機関砲で対応するというようなことも能力としてはできると思うんですけれど...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 尖閣諸島の現況につきましては、中国の公船が尖閣諸島周辺の我が国領海への侵入を繰り返しているということは先生御承知のとおりでございます。また、海軍艦艇が尖閣諸島周辺海域で活動を恒常化させております。また、本年一月には潜没潜水艦及び水上艦艇が同日に尖閣諸島周辺...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 普天間飛行場の周辺におきましては、騒音規制措置によりまして、夜間訓練飛行は、在日米軍に与えられた任務を達成し、又は飛行要員の練度を維持するために必要な最小限に制限される旨合意をしております。その上で、米側に対しまして、日米間の合意を遵守し、航空機の運用によ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) オスプレイの訓練移転によりまして普天間飛行場に所在するオスプレイが長期間沖縄を離れることになり、その間は沖縄における駐留及び訓練の時間が削減されると考えております。その上で申し上げれば、航空機の離発着回数は、周辺の安全保障情勢あるいは天候等の影響によっても...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 宜野湾市に対しまして、ここ数年、年間四百前後の苦情が寄せられていて、過去五回の訓練移転期間中にも苦情が寄せられているということは承知をしております。そして、私もそれを拝見させていただきました。  訓練移転期間中、その苦情の件数は相対的に減少していると思い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米軍の航空機の訓練移転につきましては、これまで日米合同委員会を始めとする累次の機会に、在沖米海兵隊を含む米側との間でその目的等について認識を共有した上で具体的な訓練実施に係る調整を行い、進めてきております。  特にMV22オスプレイにつきましては、沖縄の...全文を見る
11月29日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○岩屋国務大臣 冒頭、まず質問にお答えする前に、岸委員長から饗庭野演習場視察の御報告がございました。改めて、今回の事故を重たく受けとめ、原因の究明と再発防止に全力を尽くしてまいりたいというふうに思います。  その上で、中谷先生から御質問ありましたが、もう全部中谷先生が自問自答で...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘のように、多数の弾道ミサイルが飛来するような状況にあっては、我が国が有する複数のイージス艦やこれから導入しようとするイージス・アショアが最適な迎撃を行うための仕組みを導入することが非常に重要だというふうに考えております。  この点から、今、中谷先生から御紹...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも先生がおっしゃるとおりで、座して死を待つわけにはいかない、他に手段がないというときには法理的には相手の基地を攻撃することができるというのが従来からの政府の解釈でございますが、他方で我が国は、海外派兵、いわゆる武装した部隊を他国の領土、領海、領空へ派遣する海外...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたように、憲法上、そのような武力の行使も、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能だというふうに考えておりますけれども、これまでも、日米の役割分担の中で、敵基地の攻撃については米国の打撃力に依存をしてきておりまして、政府としては、この基本的な役割分担...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、高村先生には、自衛官を支援する議員連盟の事務局長として日ごろから熱心に自衛官の処遇改善にお取り組みをいただいていることに敬意を表し、お礼を申し上げたいと思います。  この役につくまで私が議連の会長だったんですが、今はもともとイニシアチブをとっておられる江渡...全文を見る
○岩屋国務大臣 現大綱をつくったときは私は自由民主党の安全保障調査会長でございまして、党においてその策定の作業にかかわらせていただきました。  その経験に照らしても、やはり、我が国を取り巻く安全保障環境は、その当時想定していたよりも格段に速いスピードで厳しさ、不確実性を増してき...全文を見る
○岩屋国務大臣 いや、もちろん私だけではありませんが、何といいますか、多くの議論の結果としてこういう表現を使わせていただいているわけですが、私自身、実際にそういう認識を持たせていただいているということでございます。
○岩屋国務大臣 予算委員会でその件について本多先生から御指摘をいただきまして、トイレットペーパーを含め、必要な日用品や事務用品が隊員に確実に行き渡るように、防衛省・自衛隊の全ての機関に対して、実態を把握しつつ必要な措置を講じるべしという大臣指示を出させていただきました。  また...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも大変重要な課題であるというふうに認識をしております。  現在、陸上自衛隊、全部で百五十九施設ある中で、三十四の施設がまだ自家発電機を備えておりません。それから航空自衛隊でも、七十三施設ある中の一施設が備えておりませんので、これを早急に整備してまいりたいとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、装備の調達だけではなくて、その維持整備が大事だという御指摘は全くそのとおりだというふうに思っておりまして、最新鋭の、高い性能を有する装備を導入するだけではなくて、現有の装備の維持整備をしっかりやらなければいけないということで、三十一年度の概算要求においては、...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは今先生御自身がおっしゃっていただいた理由もございまして、控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 まず朝鮮半島の情勢ですが、今、本多先生もどうなるかはわからないというふうにおっしゃいましたが、私ども、もちろん、南北首脳会談、米朝首脳会談が今後望ましい方向に展開をしていくことには期待はしたいと思いますけれども、期待感や楽観論で防衛政策をつくるわけにもいかないとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 迎撃のためのミサイルの数をどのくらい持っているかということは、今、先生御自身が御指摘になられたように、これまでも公表しておりませんし、これからも公表するつもりはありません。  アメリカの国防省は、FMSで海外に装備を移転する場合には米国議会に対して説明をしなけれ...全文を見る
○岩屋国務大臣 「いずも」型の護衛艦はもともと多用途につくられております。哨戒ヘリを積んで哨戒活動をしっかりやるということはもちろんですが、そういう哨戒ヘリ等の航空機運用機能に加えて、指揮艦になる、指揮をする艦船になる、あるいは補給という活動を行う。今度は先生見に行っていただける...全文を見る
○岩屋国務大臣 航空機である以上は当然のことながら航空法の適用を受けるわけでありまして、航空法第七十条では、航空機の乗組員は、アルコール、麻酔剤その他の薬品の影響によって航空機の正常な運航ができないおそれがある間は、その航空業務を行ってはならないと規定されておりまして、政府専用機...全文を見る
○岩屋国務大臣 行ってはおりません。
○岩屋国務大臣 現場でどういう確認をしているかというのは、もしお許しいただければ事務方から報告させますが、政府専用機は自衛隊が運用しているわけですが、そこのパイロットというのは、私どもとしては、もうプロ中のプロだというふうに思っておりますので、自覚に欠けたような行為は行っていない...全文を見る
○岩屋国務大臣 これまでは、先ほど申し上げたようなことで、やってきていないわけでございますが、委員の、先生の御指摘を踏まえて、今後の民間エアラインの対応や指導監督に当たる国交省の対応もしっかりと見きわめて、適切に我々も検討してまいりたいというふうに思います。
○岩屋国務大臣 定時に飛んでいる民間の航空機と自衛隊の航空機、政府専用機だけではなくて、今、ヘリや戦闘機という話もありましたけれども、戦闘機などでは、スクランブル発進、一分一秒を争うというようなそういう飛び方もするわけでございまして、だから、対応は一様ではありませんので、どういう...全文を見る
○岩屋国務大臣 自衛隊の装備を扱う隊には、それぞれに本当に崇高な使命感を持って任務に当たっていただいていると思いますので、当然問題がないように日々対処してもらっていると思います。  アルコールについてもしっかりと指示を徹底したいとは思いますけれども、決まりのつくり方によっては、...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどの本多先生も、あたかも何かそれが決まったかのような前提でお話をされていましたし、今の渡辺先生もそうですが、私ども、きょうも申し上げたように、「いずも」という護衛艦を、今でも多用途艦なんですけれども、この装備をほかの用途にも使えるということができないかどうかと...全文を見る
○岩屋国務大臣 従来から政府としては、性能上専ら相手国の国土の壊滅的破壊のために用いられるいわゆる攻撃型兵器を保有することは、これは自衛のための必要最小限度を超えるというふうに言っておりまして、例えば攻撃型空母を保有することは許されないと累次答弁をしてきておりますが、この際の攻撃...全文を見る
○岩屋国務大臣 専守防衛のいわゆる確立した定義の中に書いているわけではありませんけれども、この専守防衛の姿勢に沿ったものだと思うのです。  つまり、平安法によって許された限定的な集団的自衛権の行使というものは、他国を守ることを目的とするものではなくて、我が国を守ることを目的とす...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国が攻撃を受ける場合というのは、まさに武力攻撃事態でございます。武力攻撃が切迫している事態にまだ自衛権を行使できないというのは、まさに攻撃が今なお発生していないからでございます。  一方の存立危機事態というのは、我が国と密接な関係にある国に対して武力攻撃が既...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどからお答えしているように、専守防衛というのは、相手から攻撃を受けたときに初めて自衛権を行使し、その対応も必要最小限でなければならないという憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢を言うというふうに政府はずっと説明をしてきているわけでございまして、したがっ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生のお気持ちはよくわかります。だから、我々は、平和安全法における存立危機事態において行使できる自衛権というのは、これまでの専守防衛の考え方、姿勢を外れるものではないと思っているから、この文言で十分に説明できると思っているわけですが、先生は、そうであるならば、もう...全文を見る
○岩屋国務大臣 繰り返しにどうしてもなってしまうんですけれども、平和安全法で言うところの存立危機事態というのは、我が国が直接の攻撃を受けていない、密接な関係にある国に対する攻撃であっても、現在、弾道ミサイルが配備をされ、また、そこに核兵器等の大量破壊兵器が載せられる時代であり、な...全文を見る
○岩屋国務大臣 質問にお答えする前に、先生から中国との関係についてお話が冒頭ございましたけれども、中国の活動はしっかりウオッチしていかなければいけないと思っていると同時に、防衛当局間の信頼醸成の努力もしていかなきゃいけないと思っておりまして、日中海空連絡メカニズムに加えて、今度ホ...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういうことではございませんで、まずは島嶼をしっかりと防衛する、侵略、侵害をさせないということが何より大事なことでございまして、それがために、南西地域に空白がないように自衛隊の部隊を配備をして抑止力を強化し、まずは侵害、侵略を防ぐということが最大の目的なわけでござ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生、侵攻があったということは、我が国が侵された、沖縄が侵されるということですから、奪回をするのは当然のことだというふうに私どもは考えております。  その際、国民保護ということに最大の配慮を払いつつ、もし侵攻があった場合には、これを奪回するということを考えていく...全文を見る
○岩屋国務大臣 参加したということは知っております。
○岩屋国務大臣 済みません、この記念行事の詳細について事前に報告を受けていたわけではありません。
○岩屋国務大臣 私もそのように思います。  今回、初めて米海兵隊が那覇駐屯地の記念行事に訓練展示という形で参加をしたということは、日米間の連携協力について地域の皆さんに広く発信し、また、御理解をいただくという意味で非常に意義があったものと考えておりまして、もちろん、お地元のさま...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、太平洋地域の防衛の重要性を先生指摘していただきましたが、それは私どももそうだと思っておりまして、硫黄島ぐらいしか陸地としては、南の方に行くと南鳥島とかありますけれども、部隊を置いて守るというわけにはなかなかいかないところなので、太平洋の守りがこれから大事だな...全文を見る
○岩屋国務大臣 基地の騒音対策というのは非常に大事だと我々も思っておりまして、しかし、それがためには、現在の騒音の状況を反映をした区域指定といいますか、コンターでなければいけないというふうに思っております。  したがって、区域に指定された後、長期間が経過をしていたり、この間に配...全文を見る
○岩屋国務大臣 普天間飛行場については、これまでも、一日も早い移設、返還の実現に向けて取り組んでまいりましたし、これからも取り組んでまいりたいと思っております。  この間、先生御案内のように、空中給油機の県外への移設でございますとか、まさに委員長のところにお世話になったわけでご...全文を見る
○岩屋国務大臣 嘉手納飛行場においても、騒音の問題は周辺住民の皆さんにとっては深刻な問題だと私どもも認識しておりまして、できるだけその軽減を図ってまいりたいというふうに思います。  防衛省としては、これまでも米側に、累次にわたって、騒音規制措置の遵守や、休日や地元の行事への配慮...全文を見る
11月29日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(岩屋毅君) まず、質問にお答えする前に、中国との関係ですが、私ども、当然のことながら尖閣周辺の中国の動きについてはしっかりウオッチをしてまいりますが、一方で防衛当局間の信頼醸成はしっかり図っていかなくてはいけないというふうに考えておりまして、既にワークしてる日中海空連...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、「いずも」の件でございますが、私が二十七日朝の会見で申し上げましたのは、「いずも」型護衛艦というのは三年前に就役をしたばかりでございまして、今後約四十年間ぐらいは使っていくということを前提にしている護衛艦でございますので、できるだけ多用途に使っていけ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、今先生がおっしゃったようなことが決まっているわけではございません。「いずも」の多用途での活用、あるいは航空機体系全体を捉まえた新しい航空機の導入については今検討中でございまして、何かが決まっているというわけではございません。  いずれにいたしまして...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、どのような装備を持ち、どのような運用をしていくかということについて、現段階で何か具体的に決まっているわけではありません。その上で、どのような種類の装備を有することになろうとも、我が国が専守防衛に徹し、他国に脅威にならない、他国にとって脅威にならないと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今までも、例えば日米共同訓練、米国だけではなくて他国との共同訓練におきまして、クロスデッキというふうに申しておりますが、お互いに持っている航空機をお互いの甲板の上に載せるという訓練などを行ってきておりますので、幾つかの種類の他国の航空機、米国の航空機が「い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、私ども、今検討中の大綱、中期防において、サイバーや宇宙、電磁波という新領域が非常に大事だということで検討を進めておりますが、先生にはそこに関する御質問を続けていただいておりまして、私どもにとりましても大変勉強になっておりますことを感謝申し上げたいとい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げましたように、冒頭、先生はサイバー攻撃が甚大な被害をもたらす場合はどうかという御質問だったので、それは武力行使三要件を満たせばサイバー攻撃ができるというふうに申し上げましたが、自衛権の発動は必要最小限でなければならないということでございますの...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) サイバー攻撃が起こされてそれに対して反撃をする場合にも、そこにもやはり専守防衛の基本的な考え方というのは適用されなければならないというふうに考えておりまして、関係する国内法及び国際法を遵守しなければならないと思っておりますが、ただ、サイバー攻撃というものに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その前に、サイバーについても当然私ども勉強、研究しているだけではありませんで、既にそれに対応する部隊を備えておりますけれども、次期大綱、中期防においても、このサイバーの分野、重点分野だということで、これを充実強化すべく今検討を進めております。具体的なことは...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) はい。  お尋ねのシステムにつきましては、中長期技術見積りにおきまして、今後重視する取組の一つとして実証しております。これまでにレーザー光の集光、集める技術や追尾照準技術といった研究に取り組んでおりまして、三十年度からは迫撃砲弾や小型無人機等を破壊するた...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(岩屋毅君) 先日の日米首脳会談のやり取りについて防衛大臣の立場からお答えすることは控えたいと思いますが、私もあの報道を拝見しまして原文を取り寄せて見てみましたが、ジャパン・イズ・バイイング・ラージ・アマウンツ・オブ・アワ・ファイター・ジェッツ、アワ・Fサーティーファイ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 昨日ですね、沖縄県から御指摘のあった事柄につきましては、今局長から答弁いたさせましたように、現在、沖縄防衛局において事業者に対して事実確認をしているところでございます。もし不備があれば、適切に対応させていただいた上で事業を進めさせていただきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 本日の岩ズリの搬出作業は現在行っておりません。事実確認をしっかりさせていただいた上で、もし不備があれば、適切に迅速に対応させていただいた上で事業を進めさせていただきたいというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 繰り返しになりますが、現在、沖縄防衛局から事業者に、沖縄県の指摘についての事実確認をさせていただいております。法令で定められた手続をしっかり取ることは当然でございますので、もし不備があれば、直ちに対応させていただいた上で事業を続けさせていただきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 安和桟橋の使用に当たりまして、事業者が沖縄県に提出した公共用財産使用許可申請書の施設の使用目的におきまして、その他資材の出荷桟橋として、骨材等の資材の出荷と記載をしております。また、大気汚染防止法に基づく届出におきましては、ベルトコンベヤーの運搬物に石材と...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(岩屋毅君) 本日午前一時四十二分頃、高知県室戸岬の南南東約五十五マイル、約九十九キロ付近の海上におきまして、米海兵隊岩国基地所属のFA18戦闘機一機とKC130空中給油機一機が空中で接触し墜落したものと承知をしております。  詳細についてはまだ明らかになっておりませ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 済みません、にわかに詳細は分かりません。調べてお知らせいたします。
○国務大臣(岩屋毅君) 私には午前三時頃に連絡が入りました。防衛省に通報があったのは二時半過ぎだそうでございます。私には三時。二時半頃だそうです、防衛省にまず一報があったのは。
○国務大臣(岩屋毅君) お尋ねの件でございますけれども、今般、装備品の維持整備におきまして、部品の在庫状況を精査しつつ、過去に契約した部品の調達数量を追加するため、契約の変更を行うことを検討しておりまして、本件について十一月二日及び五日に、計六十二社に対しまして企業説明会を実施し...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたように、これはあくまでも本当に強制ではございませんで、そういうことが可能だろうかという問合せを企業側に行って、企業側の意向も確かめた上で今調整をしているところでございます。  既存部品の中には、やはり早めに調達をしておかなければ、予想以上...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ちょっと記者会見のときは、ありていに言い過ぎてしまったかなというふうに反省をしているんですけれども。  ただ、あくまでも今調整中でございますが、恐らく現段階で確定しておりませんが、そういうことがもし可能になったとしても十億ぐらいの金額ではないかなと思って...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 確かに、防衛大綱というのはおおむね十年を目途として今まで作ってきたわけでございますけれども、そうでない事例も過去にございました。  そして、過去五年を振り返ってみますと、安全保障環境の急激な変化はもう先生御承知のことですから省略をさせていただきますが、や...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 五年前の大綱は、当時、統合機動防衛力というキーワードの下に陸海空の統合を図っていくということを大きな目標として作られたものでございますが、そのときに見積もった安全保障環境からすると、やはりこの五年間で極めて速いスピードで事態は変化しているというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 国家安全保障戦略は、これも先生御承知のとおり、我が国が掲げる理念、我が国の国益と国家安全保障の目標を示した上で、そのような目標を達成するための防衛政策のみならず外交政策を中心とした戦略的アプローチを含む基本方針を示したものでございます。  国家安全保障戦...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) はい。  確かに、宇宙やサイバーにおいては肉眼で可視できない攻撃である場合があるわけですけれども、やはり、そうではあっても、憲法の精神にのっとった専守防衛の基本的な方針というのは私ども堅持していく必要があるというふうに思っておりまして、そのために攻撃の実...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄防衛局においてそこは適切に対応できているというふうに思っております。  そもそも、これからの作業に使う岩ズリについて不適当なものを使うべきではないと思っておりますので、そこはしっかりと判断ができているというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども局長から答弁いたさせましたように、一隻ごとに確認をしているという報告を受けておりますので、また、先般の沖縄県からの御指摘につきましては、事実確認をした結果、沖縄県国土交通省所管公共用財産管理規則第十一条に基づく届けが提出されていなかったということで...全文を見る