岩屋毅

いわやたけし

小選挙区(大分県第三区)選出
自由民主党
当選回数9回

岩屋毅の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第198回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) 室井議員にお答えいたします。  基地周辺の国有地管理の在り方についてお尋ねがありました。  防衛省においては、騒音障害防止等のために、防衛施設周辺の土地を取得し行政財産として管理しておりますが、平成二十九年度決算検査報告におきまして、千歳基地及び横田基...全文を見る
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岩屋国務大臣 まず、自衛隊の活動について御理解と激励をいただきましたことにお礼を申し上げたいというふうに思います。  今、今村先生御指摘のオスプレイですけれども、御承知のように、固定翼機のように速く飛べる、長い航続距離がある、また高高度を飛行することが可能でありまして、また回...全文を見る
○岩屋国務大臣 本事案に関するこれまでの日韓間のやりとりについては、今、小野寺委員、前大臣から詳しく紹介をしていただいたとおりでございます。  私ども、二度の実務者協議を行いました。一度はテレビ会議、二回目は実際にお会いして、シンガポールというところを選んで、両方の大使館を使っ...全文を見る
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岩屋国務大臣 事業を進めておりますのは沖縄防衛局でございますので、私からお答えをさせていただきたいと思います。  三年間、調査結果を隠していたわけではございません。最初のボーリング調査だけで判断をするのは早計だということで、追加のボーリング調査を行って、それが昨年末に中間報告...全文を見る
○岩屋国務大臣 最初の調査の、二十八年三月にまとめられた報告書におきましては、調査地点が限定されておりまして、したがって、その内容のみでは地盤の強度等を評価できる段階になかった、したがって追加のボーリング調査を行ったということでございますので、結果を隠していたということではないと...全文を見る
○岩屋国務大臣 その報道については、私も読ませていただいたというか承知はしておりますけれども、それはまだ推測の域を出ない報道であると思います。  先ほども申し上げましたとおり、私ども、追加の子細なボーリング調査の結果を踏まえて、今、工法について検討を開始しているところでございま...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほど申し上げたとおり、国交省において審査をしていただいている最中でございますので、今の公開は差し控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 まず、先ほどの、工事をとめるべきではないかということでございますが、今私ども、南側といいますか、辺野古側から埋立ての事業を始めさせていただいているところでございますので、工事全体に大きな支障が今生じているわけではないというふうに思っております。  それから、先生...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどの、先生言われた十三年というのは、沖縄県側さんが試算をされた数字だと承知をしておりますが、私ども、それほどかかると思っておりません。  しかし、そのためには、ぜひ地元の皆様の御理解、御協力をいただきたいというふうに思っておりますが、先ほど来総理もおっしゃっ...全文を見る
○岩屋国務大臣 普天間基地の運用停止、五年以内に実現したいということは、安倍総理、当時の仲井真知事の間で共通の認識に立っていたということだと思いますが、残念ながら、その後、埋立ての許可も取り消されるというようなことになりまして、さまざま紆余曲折があった中で、なかなかそれが実現困難...全文を見る
○岩屋国務大臣 本件についての防衛省の見解は、一月二十一日に公表した最終見解のとおりでありまして、韓国側には、事実を受けとめ、再発防止を徹底してもらいたいというふうに考えております。  御指摘の低空脅威飛行と言われるものでございますが、海自の哨戒機、もう長きにわたって警戒監視活...全文を見る
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(岩屋毅君) 現在、東京都内には、飛行場や通信施設など七か所の米軍専用施設・区域が所在しております。よろしいですか。
○国務大臣(岩屋毅君) 赤坂ヘリポートではなくて赤坂プレスセンターというのがございます。このプレスセンターと申しますのは、米軍の宿舎であったりヘリポートであったりという施設でございますが、主に米国の要人の輸送のために使われている、あのヘリポートはですね、そのように承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ヘリポートの機能としては着陸はできるものというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 過去の記録については承知しておりません。つまり、そのオスプレイがそこに離着陸をしたという記録については承知をしておりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 赤坂プレスセンター始め、東京都内にある米軍の施設を使っての米軍機の運用等については、今後ともしっかりと安全の運用を求めてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) いや、ですから、先ほどお答えしたのは、それを前提でお答えをしているわけでございます。当然、我が国の国内法を尊重して安全な運用をしてもらう、そのことをしっかり求めてまいるということでございます。
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) 我が国を取り巻く安全保障環境は、前回大綱を作ったときに想定していたよりもはるかに速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。国家間のパワーバランスも急速に変化をしてきておりますし、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域の利用が急速に拡大をしてまいりま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 日中の外交環境が総理がおっしゃったように改善の方向に向かっているのはそのとおりだと思いますけれども、防衛当局といたしましては、やはり中国の軍事力あるいはその活動の状況というものをしっかり見据えなければいけないというふうに思っております。  したがって、大...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その安全保障のジレンマということをどう考えているかということですか。これは、防衛力を増強することが相手方の更なる軍事力の増強を招いて、それがどんどんとエスカレートしていくということを安全保障のジレンマと言うのだというふうに思いますが、我が国の場合は、むしろ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛力の装備の規模については、先ほど申し上げましたように、年率でいっても一・一%の伸びにしかなりません。それから、もう御案内のとおり、GDPの一%枠というのは取り払われているわけですけれども、三十年度の防衛費というのは対GDP比で〇・八八%ほどであるという...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米国では事実を説明したのであって、胸を張っていたわけではございませんので、御理解をいただきたいと思います。  F35の各国の保有状況についてでございますが、全部申し上げると長くなりますので、当然米国が一番多くて二千四百五十六機、保有見通しです、それから英...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) F35につきましては、今先生御指摘のように、昨年六月に米国の会計検査院が議会に提出した報告書におきまして、搭載するソフトウエアを中心に多数の課題がある旨指摘されているところでございます。  米国防省は、この報告書における指摘につきまして既に改善のための取...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 昨年十二月に決定した中期防におきましては、STOVL機、短距離で離陸ができて垂直に降りられる航空機のことでございますけれども、それを導入するということは決定しておりますけれども、機種の選定はこれからでございます。  機種の選定に当たりましては、当然のこと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それはおっしゃるとおりでございまして、憲法上ですね、性能上、専ら他国の国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられるような兵器、これを保有することは、自衛のための必要最小限度の範囲を超えることになるため、憲法上許されないというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) この攻撃型空母と申しますのは、先ほど申し上げましたように、我が国の憲法上持てないとされている大陸間弾道弾でありますとか戦略爆撃機などと並べて当時政府が説明をした用語でございまして、この考え方は現在も維持されております。  したがって、他国の国土を壊滅的に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 極めて大きな破壊力という意味で例示として挙げさせていただいたところでございまして、いわゆる大量破壊兵器と言われるものであればそれに該当するのではないかというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 「いずも」型護衛艦というのは、そもそも多用途に造られておりまして、輸送機能あるいは医療の機能、指揮艦としての機能等、そして、通常は哨戒ヘリを積んで、対潜水艦戦といいますか哨戒活動に当たれるように造られている護衛艦でございます。  今回の改修は、そこに機能...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 他国の艦艇のその運用の方法について評価は控えたいというふうに思いますけれども、「いずも」型護衛艦における航空機の運用は、新たな安全保障環境に対応し、我が国の場合、広大な太平洋を含む海と空というものを有しておりますので、その守りを自衛隊員の安全を確保しながら...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そのときの調査は、「いずも」という護衛艦について、変化する安全保障環境や急速な技術革新に対応できるのか、果たしてどのくらいの拡張性を「いずも」という護衛艦が有しているのか、最新の航空機のうちどのようなものが離発着可能なのかという、現有している艦艇の最大限の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この調査に当たる前にも、「いずも」には、米軍のMV22オスプレイあるいは哨戒ヘリMH60R、多用途ヘリUH60Lのほか、オーストラリア、インド、カナダ、フランスといった国の航空機が共同訓練の際に発着艦をいたしておりました。  また、既に我が国には米軍のF...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 例えば、仮に重要影響事態という事態認定が行われた際には米軍の後方支援を行うことができるというふうにされているわけでございますから、そういう事態に立ち至ればそういう活動も可能であるということだと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 同様でございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 重要影響事態にしても国際平和共同対処事態にしても、それは地理的な要因を前提にしたものではないというふうに承知をしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどの先生のお話では、事態認定が行われれば必ずそういうことを行うかのようなお話でございましたが、当然、何を行うかという計画を立て、国会等の関与をいただいて決定をするということでございます。  補正予算についてでございますが、主な内容といたしましては、自...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これは累次説明をさせてきていただいたように、非常に厳しさを増す安全保障環境に一刻も早く対応するために、企業に前倒しで支払を行うことで製造工程の進捗を図り、必要な装備品を着実かつ可能な限り早期に取得するためでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 何がどの程度早まるかということについて確定的に申し上げることはできませんけれども、というのは、今、米側と調整中でございますが、早まることは確実でございます。
○国務大臣(岩屋毅君) そのときの調査、平成二十八年三月にまとめられた報告書でございますが、この報告書の段階では調査地点が限定をされておりましたので、新たに追加のボーリング調査を行って、昨年末にその中間報告を得たところでございまして、そこにおいては軟弱地盤というものの可能性がある...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 確かにその軟弱地盤の、何といいますか、可能性はあるということだったと思いますけれども、そのときの、そのときのボーリング調査というのは二十四か所でございました。非常に限られた地点での調査でございましたので、新たにその倍以上の五十二か所のボーリング調査を行うこ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) しかしながら、先ほども申し上げましたように、この調査地点が極めて限定された数でございましたので、追加の調査をしっかりと行ったということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) その最初のその調査結果の詳細についての問いの御通告がなかったので今正確にはお答えができませんが、N値ゼロという地点があったことも事実だろうと思いますけれども、何度も申し上げておりますが、それだけでは調査が不十分であるということで追加の調査をしっかり行う必要...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) N値ゼロというのは、国民の皆様にも分かるように説明をさせていただきたいと思いますが、ボーリング調査におきまして、所定の重さ、これは六十三・五キログラムプラスマイナス〇・五キログラムの重さのハンマーを所定の高さ、これは七十六センチプラスマイナス一センチの高さ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 前回の調査も今回の調査もそうですが、現在私ども、国土交通省に審査請求をしている最中でございます。沖縄県の埋立ての承認の撤回を取り消されたいという、その審査請求をしている最中でございますので、詳細についてのお答えは控えさせていただきたいと思いますが、地盤改良...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それは、先ほどから申し上げておりますように、現在私どもは国交省に対して審査請求中でございますから、その判断を待たせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 現在工事を行っておりますのは、南側はいわゆる辺野古側でございまして、ここの工事には地盤上の支障はございません。したがって、今度、大浦湾側については、総理がおっしゃったように、設計変更の申請をやがてさせていただくことになるということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもは、一日も早く普天間基地の全面返還を成し遂げるために着実にこの事業を進めさせていただきたいと思っておりますので、辺野古側における工事は着実に進めさせていただきながら、設計変更の申請を沖縄県側にさせていただいて、御理解をいただいてまいりたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、中間報告ではありますが、調査結果を踏まえて工法を検討をしているところでございますので、現段階でそれを正確にお答えすることはできません。
○国務大臣(岩屋毅君) 審査請求で書類を出させていただいておりますが、それを踏まえて国交省に審査をしていただくわけでございますから、その今過程にあるわけでございますから、現段階で明らかにすることはできませんが、しかるべき時期に、当然、沖縄県側に設計変更の申請をさせていただくわけで...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その数が今確定をしているわけではありませんで、何度も申し上げますが、今検討中でございます。  いずれにしても、いずれにしても、これまで実績のある工法を使えば沖縄側に示している環境への影響も最大値を下回る、つまり、クリアできるという工法をきちっと確定をして...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私ども、抑止力を維持しつつ沖縄の負担軽減をするためにはこの方法しかないということで事業を進めさせていただいております。  辺野古という場所に決まって、もう二十年近くがたつわけでございます。順調に推移していれば、今頃普天間基地は返ってきていたかもしれない、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その何年掛かるかということをこの時点でお答えすることはなかなか困難でございます。  工法によって、その地盤改良をしっかりと行うことによって工事は可能だということを私ども確認をさせていただいております。当然、一日も早くその事業が完成するように努力をしてまい...全文を見る
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○岩屋国務大臣 泉委員にお答えいたします。  今御紹介いただいた事例は、おっしゃるとおり、平成二十九年の五月十八日、尖閣諸島周辺の我が国領海に侵入した中国海警の船上からドローンが発射をされたということでございますが、国際法上、国家は領空について完全かつ排他的な主権を有しておりま...全文を見る
○岩屋国務大臣 基本的には、シカゴ条約第一条、これは国際民間航空条約、ICAO条約でございますが、これによりまして、各国は領域上の空間において完全かつ排他的な主権を有するということでございますから、ドローンによる、つまり無人機による領域内の飛行については、やはり自衛隊法の八十四条...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に、先生の問題意識は、ドローンに対して、一々スクランブル発進、戦闘機が出ていくというのはパイロット等にとっても負担ではないかという御心配をいただいたことに対しては、感謝を申し上げたいというふうに思います。  その上で、今御提案の、そういった我が国の島におい...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に、FMSですけれども、小野寺前大臣の時代から改善、改革に取り組んでおりまして、成果を上げてきていることも事実でございます。更にその改善を進めてまいりたいというふうに思っております。  それから、イージス・アショアにつきましては、現場から要求が上がったとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス艦はもちろん、ミサイル対処能力、防衛能力があるわけでございますけれども、本来は、イージス艦の役割は、諸外国の対艦攻撃能力の向上等を踏まえて、護衛隊群の艦隊防空に万全を期すために導入を図ってきたところでございます。  したがいまして、イージス艦をもうミサイ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどもお答えしたように、イージス艦八隻体制にして、イージス艦というものを常時ミサイル防衛のために使うということができればいいわけですけれども、イージス艦の本来の任務を果たさなければいけない、非常に厳しい安全保障環境の中にあります。  したがって、八隻体制はしっ...全文を見る
○岩屋国務大臣 官房長官に対してなされた質問に関して、事実関係、逐一は申し上げませんが、防衛省からは、質問の内容については事実に反するという回答を、防衛省担当者から総理大臣官邸広報室長にさせていただいております。  当該記者の方も防衛記者クラブにもお越しになったんですが、沖縄の...全文を見る
○岩屋国務大臣 私どもの見解は一月二十一日に公表した最終見解のとおりでございまして、要は、韓国側に、このレーダー照射の事実を認め、再発防止をしっかり行ってもらいたいということでございますが、これは、十カ国語ではなくて、日本語、韓国語、英語にしております。英語で十分だと私どもは考え...全文を見る
○岩屋国務大臣 例えば東アジアの安全保障全体を考えましても、日韓関係、日米韓の関係は極めて重要でございますので、米側もこの案件について、特段はっきりとしたスタンスを示しておられるわけではないというふうに思いますが、機会のあるたびに、又は問われるたびに、しっかりと事案については説明...全文を見る
○岩屋国務大臣 難しい御質問だと思いますが、少なくとも現段階では、北朝鮮が我が国を射程におさめる数百発のミサイルを実戦配備しているという現実に変わりはない、近い将来にそれが変わるという確実な見通しもないということですから、差し迫った脅威であることに変わりはないというふうに思ってお...全文を見る
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岩屋国務大臣 「いずも」の改修は、先生御案内のとおり、今般の大綱、中期防の中で方針として決まったわけでございますが、この決め方というのは、どこか一部の声を反映して決めたということではなくて、政府においても懇談会がつくられましたし、私が参加する以前から国家安全保障会議でも長らく議...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省の中にも、私を委員長とする、私の前は小野寺前大臣を委員長とする会議がございまして、その中で、これからの防衛力のあり方はどうあるべきかということをずっと議論してまいりました。その中で、各幕からもいろいろな意見が上がってきていたことは事実ですが、その何か一つを取...全文を見る
○岩屋国務大臣 変更はございません。
○岩屋国務大臣 憲法上の攻撃型空母という定義はございますけれども、これはもう先生御案内のように、今、国際的に空母という定義があるわけではございません。  そして、本多委員も見ていただいたように、「いずも」型の護衛艦はあくまでも多機能の護衛艦でございます。そこに、STOVL機、こ...全文を見る
○岩屋国務大臣 多用途運用護衛艦でございます。  自民党の提言の際は、何といいますか、漠然としたイメージで母艦という言葉を使われたんでしょうけれども、今般、「いずも」という護衛艦を改修するという方針を決めさせていただいたので、今後の呼び方も多用途護衛艦ということになります。
○岩屋国務大臣 その前に、先ほどの御指摘ですが、総理がお答えになったように、空母という国際的な定義はありませんけれども、専ら航空機の運用機能に特化した艦船でございまして、米国の空母も、艦載機が陸にいるときもありますけれども、運用するときは常に戦闘機を七、八十機載せている運用しかや...全文を見る
○岩屋国務大臣 それを言っていると、例えば、今の自衛隊の戦闘機、航空機も、他国まで行ける、米国まで行けるわけでございまして、もちろん弾薬を積むこともできるわけでありまして、それでいうと、それで敵基地攻撃ができるじゃないかという議論と同じになるんだろうと思います。  およそ、防衛...全文を見る
○岩屋国務大臣 ただいまの総理の答弁は、やはり、現代の軍事技術が極めて進展をしていて、例えば精密誘導兵器というのは非常に命中精度が高い。一たび攻撃を受ければ、これを回避することは極めて困難という状況になっております。  例えば、湾岸戦争のときは、使用された弾薬のわずか六%が精密...全文を見る
○岩屋国務大臣 六割の自治体から協力をしっかり得られていないということは事実でございます。  私、きのう会見で説明をさせていただきましたが、その六割のうち三割の自治体は、閲覧はさせてくれているわけですが、本来は情報をしっかり紙媒体などの形で出していただきたい。四割の自治体はその...全文を見る
○岩屋国務大臣 自治体に要請しているのは防衛大臣でございますから、私の方から答えさせていただきたいと思いますが、自衛隊法第九十七条第一項によりまして、「都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官の募集に関する事務の一部を行う。」と規定をしております。これを受けま...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは提供していただいているのではなくて、先ほどもお答えしたとおり、閲覧をやむを得ずして、それを自衛隊員が写しているということでございますから、これは協力をいただいているということにはならないというふうに思っているところでございます。
○岩屋国務大臣 事業を行っておりますのは沖縄防衛局なので、そういう事業の、工事の細かいことについてはぜひ防衛省に聞いていただきたいというふうに思います。  私どもは、総理に対しては、辺野古側から工事を始めますという報告をしております。そして、そちら側のサンゴは移植をいたしました...全文を見る
○岩屋国務大臣 大浦湾側には多くて、七万四千群体でございます。
○岩屋国務大臣 工事の進め方に関しましては、事業者であります沖縄防衛局において事務手続を踏み、適切に移設工事を進めているという報告を受けておりまして、総理から対応を指示されているものではありません。沖縄防衛局から私に報告があり、私が了解し、そして総理に報告をしているところでござい...全文を見る
○岩屋国務大臣 ちょっと、寺田委員の事実の認識に少し誤認があるんじゃないかなと思いますが、埋立承認の取消処分を受けたことによって工事ができなくなりました。そこで、私どもは、行政不服審査法に基づいて国交大臣に承認取消処分の執行停止の審査請求をさせていただき、その決定を受けて、状況判...全文を見る
○岩屋国務大臣 今先生が触れていただいたように、自衛隊法上あるいはその施行令上で、防衛大臣は、都道府県知事及び市町村長に対して、自衛官募集に関する協力を要請できるということとなっております。  この規定に基づいて、私どもとしては、要請をした際に、対象、該当する資料を紙媒体等でい...全文を見る
○岩屋国務大臣 百二十条では、防衛大臣は、自衛官の募集に関し必要があると認めるときは、都道府県知事又は市町村長に対し、必要な報告又は資料の提出を求めることができると定められておりますので、紙媒体というような形、それは必ずしも紙でなくてもいいかもしれませんけれども、そういう資料の提...全文を見る
○岩屋国務大臣 閲覧だけですと私人でも可能なわけでございますので、この自衛隊法上の規定又は施行令の規定に基づけば、もう少し積極的な協力をいただきたいというのが本音でございます。  もちろん防衛省は、一つでも多くの自治体に御理解いただき、御協力いただけるように、これからもしっかり...全文を見る
○岩屋国務大臣 私どもが要請して求めているものは募集の対象になり得る方々の情報でございますので、住民基本台帳をもとにした情報であれば、それは用をなすわけでございますので、そういう御協力がいただければ大変ありがたいというふうに思っております。
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○岩屋国務大臣 そのとおりでございます。
○岩屋国務大臣 憲法改正については、閣僚の立場でコメントすることは控えたいと思いますし、特に防衛大臣が九条の改正について所見を述べるということは控えるべきだということだと思いますので、御理解をいただきたいと思います。  もう先生御承知のとおり、自衛隊法九十七条、そしてその施行令...全文を見る
○岩屋国務大臣 影響があるかないかということをコメントすることも憲法改正についてコメントするということになろうかと思いますので、これは控えさせていただきたいと思います。
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岩屋国務大臣 まず、先生がおっしゃった認識とは私どもはちょっと違っておりまして、自衛隊法九十七条によって、まず、自衛官の募集というのは、自治体の事務とされている法定受託事務でございます。それを受けて、自衛隊法施行令第百二十条によりまして、防衛大臣は、自衛官の募集に関し必要がある...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、先ほども申し上げましたように、政令にもありますように、資料の提出を自治体に求めることができるということで、防衛大臣からの依頼書もそのことを明確に記して、協力をいただきたいという依頼をさせていただいておりますので、それができないところは、やむなく、やむなく閲覧...全文を見る
○岩屋国務大臣 私の地元の大分県の状況を子細に承知しているわけではありません。  全市町村に対して、もう繰り返しませんが、法令と政令に基づいて防衛大臣は依頼書を出させていただいております。願わくば、全市町村から紙媒体等で資料を、情報を提供していただきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○岩屋国務大臣 依頼をする根拠は、先ほどから申し上げておりますように、自衛隊法第九十七条一項、そして自衛隊法施行令の百二十条でございます。  そこには、資料を求めることができるというふうに書いておりますし、法令で定めた自治体の受託事務でございますから、義務という言葉を使うかどう...全文を見る
○岩屋国務大臣 今委員もおっしゃっていただきましたが、千七百四十一市町村のうち、紙媒体による提供を受けているのが六百三十二市町村、三六%。(渡辺(周)委員「電子媒体もありますよね」と呼ぶ)いや、電子媒体という分類はございません。住民基本台帳による閲覧、九百三十一市町村、五三%。そ...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、一つ訂正させてください。  先ほど電子媒体はないというふうに申し上げましたが、紙媒体等による提供でございまして、この中には、三六%の中には、電子媒体でいただいているところもあるということでございます。  それから、防衛大臣からの依頼は全市町村にさせていた...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは、先ほど申し上げた一〇%でございます、百七十八市町村ということでございますが、これは、委員がおっしゃった、離島とか極端な過疎とかそういうことだけではなくて、残念ながら長きにわたって全く協力がいただけなかったというところなども含めてこの割合になっております。
○岩屋国務大臣 五つの自治体、これはもちろん名前は申し上げませんが、そもそも、採用ポスターの掲示などの募集広報を含む、自衛隊法第九十七条第一項が規定する自衛官等の募集に関する事務を残念ながら全く実施していただけていないということでございます。  残りにつきましては、依頼はもちろ...全文を見る
○岩屋国務大臣 こういった、六割近くの自治体からは防衛大臣の依頼書に対して何らの回答もいただいておらないということでございますので、その理由について私どもが逐一承知しているというわけではございません。
○岩屋国務大臣 自治体の対応の理由が那辺にあるのかということについて、私どもが逐一把握をしているわけではございません。  さまざまなケースが考えられるんだろうと思います。首長さんのお考えであったり議会のお考えであるのかもしれませんし、市民団体の声であるのかもしれませんが、その逐...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、防衛大臣の依頼に対して、自衛官募集に係る事務の協力をしていただいている自治体には、厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。  私どもとしては、法令、政令に基づいて、願わくは紙媒体あるいは電子媒体等で、もちろん四情報に限られております、住民基本台帳という...全文を見る
○岩屋国務大臣 報道については承知をしておりますけれども、我が国としては、あくまでも、昨年六月の米朝の第一回目の首脳会談において確認された、北朝鮮の完全な非核化に向けた具体的なステップが次の会談において踏まれるということを強く期待しておりますし、その考え方に基づいて、米国側とさま...全文を見る
○岩屋国務大臣 いえいえ、報道は承知をしておりますけれども、そのような事実は確認しておりません。
○岩屋国務大臣 防衛当局としては、極東における、あるいは北方領土におけるロシア軍の動向は常時注視をしております。もう委員お詳しいので一々申し上げませんけれども、それはしっかりとウオッチをさせていただいております。  それから、今後のことについては、今からまさに日ロの交渉が本格化...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘の報告書については承知をしております。  また、今委員が御指摘になった、頸部損傷の可能性があるという課題が指摘されているということも承知をしておりますが、米国防省は、この指摘につきまして、軽量パイロット用のパラシュートの展開を遅延させるスイッチの追加、頭部...全文を見る
○岩屋国務大臣 現在、我が国に配備中の機体や今後配備予定の機体については、追加的な予算措置を必要とせずに、既にこの改善は反映されております。
○岩屋国務大臣 委員今おっしゃったように、昨年六月の米国会計検査院の報告書におきまして、F35のパイロットが酸欠の症状を訴えた事例が発生したと指摘をされております。米国防省は、F35の飛行を行いつつ原因の調査を行っておりまして、F35の導入国に対して逐次情報の提供が行われていると...全文を見る
○岩屋国務大臣 本年一月末に、米国の運用試験・評価局が、F35Aの機関砲の精度について、米国の契約仕様を満たしていない旨を議会に報告をしております。米国政府がいかなる契約仕様としているかは承知をしておりませんけれども、この記述の趣旨については現在確認中でございます。  なお、航...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、先ほどの機関砲の件ですけれども、我が国の契約仕様は満たしているというふうに申し上げておりますので、御理解をいただきたいと思います。  ただいま委員から御指摘をされました米国会計検査院の報告書におきましては、二〇一八年一月時点で未解決の課題が、F35のA、B...全文を見る
○岩屋国務大臣 今申し上げましたように、我が国が導入しているF35Aの機体につきましては、運用の安全性に影響を及ぼすような課題がないということを確認をしているわけでございます。
○岩屋国務大臣 これらの報告書は、もちろん米国もF35を、最終的には二千四百機超導入するということで、導入を進めているわけですけれども、その導入を停止せよという趣旨の報告書ではなくて、課題について解決をしなさいという趣旨で報告書が出されているわけでございますから、米国においても改...全文を見る
○岩屋国務大臣 昨年十二月に決定した新たな中期防におきましては、STOVL機を新たに導入するということとしておりますけれども、正式な機種選定はこれからでございます。しっかり、透明性のあるプロセスを踏んで、機種を決定していきたいというふうに思っております。  その上で申し上げれば...全文を見る
○岩屋国務大臣 いや、ですから、ロッキード・マーチン社は、二十五回以上耐えられるタイヤの開発を行っているということでございます。  我が国の戦闘機でありますれば、三十回程度で交換することが通常でございますので、要求性能というものをしっかりと示した上で、機種選定をしっかりと行って...全文を見る
○岩屋国務大臣 F35Bの機体を構成する一部分であるタイヤ一組の価格や維持費については、公表されている情報は承知をしておりません。
○岩屋国務大臣 先ほどから、まだ決まっているわけではありませんが、F35の性能について、委員からさまざまな御指摘がありました。  私どもは、きちんと我が国の要求性能というものを示して、そして、それに合った機種を選定していきたいというふうに思っておりますので、当然、さまざまな改善...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○岩屋国務大臣 自衛官募集に際しては、やはり、対象になる方々の情報をもとに丁寧なアプローチを行っていくという以外にないというふうに考えております。  自衛隊法の第九十七条及び自衛隊法施行令第百二十条の規定に基づきまして、防衛大臣は、全ての都道府県知事及び市町村長に対しまして、公...全文を見る
○岩屋国務大臣 済みません。御通告がなかったものですから、調べて、また御報告します。
○岩屋国務大臣 まずは、今般の大綱、中期防の取りまとめに当たりまして、与党ワーキングチームの座長代理として御尽力をいただいた佐藤先生に、心からお礼を申し上げたいというふうに思います。  そして、ただいまの御質問ですが、我が国を取り巻く安全保障環境は、前大綱の策定時に想定していた...全文を見る
○岩屋国務大臣 前大綱におきましては、ただいま先生御指摘のように、陸海空の統合ということに重きを置いておりました。多様な活動を統合運用によりましてシームレスかつ機動的かつ持続的に行い得るような防衛力として、統合機動防衛力を構築するとしていたわけでございます。  しかしながら、現...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に、与党ワーキングチームでいただいた確認書、特に公明党さんの御意見を反映していただいた確認書、大変参考になりました。特に、改修された「いずも」型の護衛艦の運用のあり方について明確にしていただいたという意味で、大変感謝を申し上げたいというふうに思います。  ...全文を見る
○岩屋国務大臣 お尋ねの点についても、自民党そして御党公明党との確認書において明確にしていただいたところでございます。  STOVL機は、「いずも」型護衛艦に常に搭載することは考えておらず、他のF35A戦闘機やF15戦闘機と同様に、平素における対領空侵犯措置や警戒監視任務、有事...全文を見る
○岩屋国務大臣 これは、中期防にも明記をさせていただいたように、STOVL機の運用は、有事における航空攻撃への対処、警戒監視、訓練、災害対処など、必要な場合に行うことといたしております。  また、これまでの基礎的な調査研究を踏まえれば、「いずも」型護衛艦は、F35クラスのSTO...全文を見る
○岩屋国務大臣 「いずも」型の護衛艦は、ただいま先生が指摘していただいたように、多くの機能を持った護衛艦でございます。  ヘリコプター運用機能、対潜水艦作戦機能、指揮中枢機能、人員、車両の輸送機能、医療機能等を兼ね備えた多機能な護衛艦でございますが、これまでの実績といたしまして...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほど説明を申し上げました「いずも」型護衛艦の任務に変わりはございません。これまでどおり、多機能な護衛艦として活用していきたいというふうに考えております。  そこにSTOVL機が運用できる機能をつけ加えるということになるわけですけれども、そのことによって、緊急事...全文を見る
○岩屋国務大臣 新たな中期防におきましても、STOVL機の運用が可能となるよう、「いずも」型護衛艦の改修を行うとされているとおりですね。現有の「いずも」型護衛艦二隻、「いずも」と「かが」でございますが、これ以外の艦艇を改修したり、新たにSTOVL機の運用が可能な艦艇を導入する計画...全文を見る
○岩屋国務大臣 予算につきましては、ただいま佐藤先生から御指摘ありましたとおり、新中期防で我が国の防衛に必要な事業を積み上げた結果といたしまして、おおむね二十七兆四千七百億円程度をめどとするということになっております。この意味するところは、おおむね二十七兆四千七百億円程度の実力は...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛関係費の内訳は、大きく、人件糧食費と物件費の二つに大別されます。そして、自衛隊員の定数と給与は法律で定められておりまして、人件糧食費はいわば義務的な経費である一方、物件費は、裁量の余地が大きい、政策的な経費となるわけでございます。  従来の中期防では、この二...全文を見る
○岩屋国務大臣 本日午前九時十八分ごろ、山口県沖合の日本海洋上で、航空自衛隊築城基地所属の戦闘機F2B一機について、レーダー航跡が消失いたしました。  現在、当該F2Bの搭乗員二名の捜索救助に万全を期しておるところでございます。また、部外への影響は現時点で確認されておりません。...全文を見る
○岩屋国務大臣 お答えする前に、先ほど申し上げたF2Bの搭乗員二名ですが、詳細はまだはっきりしていないものの、生存している模様でございます。まず、そのことをお知らせしたいと思います。  キャンプ・シュワブ、特に北側地域の海域につきましては、軟弱かどうかというのは、その地盤に実際...全文を見る
○岩屋国務大臣 費用は、具体的な設計が明らかになって積み上げてみないと、明確なことは申し上げられないというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 北側地区の軟弱地盤については、これまで実績のある工法で施工可能だというふうに確認をされておりますけれども、その地盤改良のためのコストはふえる可能性があると考えております。
○岩屋国務大臣 沖縄県の試算に反論するという気持ちはないんですけれども、その試算を拝見してみますと、着手済みの護岸工事に係る当初見込み額を約八十億円とし、その上で、その護岸の建設のみならず、環境調査や警備など、護岸工事以外の経費も含む今までの代替施設建設事業に係る支出済み総額を、...全文を見る
○岩屋国務大臣 実際に、どういう規模の、もっと具体的に、どういう深さの地盤改良工事になるかというのは、今後、その設計というものがしっかり定まらないと明らかにできないことだと思いますが、海上土木工事における地盤改良工事の実績につきましては、今先生がおっしゃったサンド・コンパクション...全文を見る
○岩屋国務大臣 九十メートルというのは、現段階では仮定の数字ということになるわけですが、ボーリング調査結果を踏まえて、これまでの実績のある工法を使って施工することが可能だと、これは土木工学にかかわることでございますので、専門家の知見を踏まえて可能だと確認をさせていただいたというこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 ただいま御指摘の点については、防災対策上考慮すべき地震にかかわる国内の知見を包括的に集約し、提供している地震調査研究推進本部が、活断層として整理、紹介している各種の調査結果やデータベースのいずれにも、辺野古沿岸域に活断層の存在を示す記載はございません。  また、...全文を見る
○岩屋国務大臣 今実施しておりますキャンプ・シュワブ南側の埋立工事におきましては、外周護岸により閉鎖的な水域をつくりまして、その中に埋立材を投入する工法によって事業を進めておりまして、土砂による濁りが外海に拡散しないようにいたしております。  また、沖縄県の赤土等流出防止条例に...全文を見る
○岩屋国務大臣 拒否をしているということではなくて、今申し上げたように、一月三十日に既に現状確認が行われていて、そこで指摘はなかったわけでございます。また、防衛局としても、埋立材について必要な性状確認を行って、関係書類を県に提出もしておりますので、その上で更に立入調査というのはど...全文を見る
○岩屋国務大臣 赤土等防止条例に指摘するところの、濁りがないかどうかという確認にお越しになったと承知をしております。
○岩屋国務大臣 先に私の方から事実関係だけ。  現在埋立てを進めているキャンプ・シュワブの南側、辺野古側とも言っておりますが、そこにおけるサンゴについては、護岸で締め切り周囲と隔離されるとその生息に影響が生じるために、一群体、既に移植をしたところでございます。  総理は、辺野...全文を見る
○岩屋国務大臣 事実関係ですから、私の方から。  そして、その前に、先ほどのF2Bの搭乗員二名は救助されました。御報告を申し上げます。  また、事故の詳細については、わかり次第御報告を申し上げたいというふうに思います。  それから、総理が求めている協力ではなくて、自衛隊法及...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生の御認識、ちょっと違うんじゃないかなと思うんですが、住民基本台帳法、これは総務省の所管でございますけれども、他に法令に規定のあるときは、国又は地方公共団体は閲覧することができるという規定がございますので、閲覧をさせていただいていると申し上げておりますけれども、...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、安倍総理から、私、迷惑は受けておりませんので、はっきり申し上げておきたいと思います。  それから、今、先生は法令上の根拠が曖昧だというようなことをおっしゃいましたが、自衛隊法並びに政令におきまして、実は根拠は明確なんですね。ただ、確かに、自治体側の解釈と私...全文を見る
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○岩屋国務大臣 杉本委員とは長い御縁がありますが、こうやって質疑をさせていただけるのを大変うれしく思います。  今質問を飛ばされましたけれども、多次元統合防衛力というのは、言うまでもなく、宇宙、サイバーといった新領域で優位性を保てないと陸海空の機能、能力が発揮できない状況にある...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省本省が所在する市谷の施設における警備ですが、具体的な内容は、これは明かすと警備が警備になりませんので控えさせていただきたいと思いますが、言うまでもなく、我が国防衛のための重要な拠点でございますので、平素から必要な警備体制を維持しております。先般、門の中に人が...全文を見る
○岩屋国務大臣 幾つかのことを質問されたと思いますが、時間がないでしょうからそれぞれ簡潔に申し上げたいと思います。  まず、ルーマニアなんですけれども、この守備範囲について日本の立場から申し上げるのは控えたいと思いますが、これは、中東地域から発射されるかもしれない弾道ミサイルの...全文を見る
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○岩屋国務大臣 国内の六十五メートルの実績については、横浜港のコンテナターミナル等であると承知をしておりますが、何本かというのは、済みません、ちょっと、御通告もなかったのですぐさま答えられません。
○岩屋国務大臣 資料が出てまいりました。  例えば、東京国際空港D滑走路建設工事におきましては、サンドドレーン工法で約十八万本のくいを打っているということであります。(川内委員「何メートルですか、それ」と呼ぶ)これはマイナス三十七・五メートルですね。  サンドコンパクションの...全文を見る
○岩屋国務大臣 その一〇%というのは、水面を締め切らないで行う工事に際しては、それが基準でなければならないということでございまして、締め切って、その中に土砂を投入しているわけでございますから、それは四〇%以下で十分だというふうに考えているところでございます。  それから、岩ズリ...全文を見る
○岩屋国務大臣 当該埋立承認願書の添付図書であります環境保全図書におきましては、一部の埋立区域については閉鎖的な水域にならない等とした上で、閉鎖的な水域に埋立材を投入する場合、工法自体によって水の濁りを拡散させない措置が十分なされていると考えられることを踏まえ、投入する岩ズリの細...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう文献、論文があるとは確認されておりません。  締め切った水面であれば何でもいいということではなくて、したがって、四〇%以下のものでなければならないというふうに私どもは考えているわけであります。
○岩屋国務大臣 その前に、汚濁防止のためには、ブロック、砕石、防砂シート、汚濁防止シートを重層的に組み合わせて、汚濁が起こらないように万全を期しているところでございます。  それから、サンゴの移植については、委員御承知のように、今回は那覇空港以上の厳しい基準を採用しております。...全文を見る
○岩屋国務大臣 私ども、先ほど申し上げた基準に照らして、保護対象になるサンゴ類の群体数は把握しておりますけれども、保護対象に当たらないサンゴ類の群体数は把握しておらないところでございます。
○岩屋国務大臣 知らないと申し上げているわけではなくて、保護対象に当たらないサンゴ類の、それはあるんでしょう、あるんでしょうが……(川内委員「あるんでしょうじゃないですよ、あるんだよ。政府の書類なんだから」と呼ぶ)いやいや、だから……
○岩屋国務大臣 だから、あるけれども、その群体数は把握をしておらないということを申し上げているわけでございます。
○岩屋国務大臣 沖縄防衛局は、キャンプ・シュワブ周辺海域において、海上部における工事等を安全に実施するために必要な海上警備業務を実施するものとしております。  委員御指摘の海上警備計画書は、受注者において警備業務に必要な範囲においてその内容を記載し、監督官、私どもの沖縄防衛局の...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省、国が行う事業でございますから、そういうチェックは当然にしておりまして、私どもは適法だと考えております。  それから、警備事業者が警備に係る現状の把握等の警備の目的の範囲内で行っていることであるというふうに考えておりまして、沖縄防衛局は、海上警備業務に係る...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたように、沖縄防衛局は、契約書上、個人情報の保護に関する特約条項を付して、個人情報保護の観点から適切に警備を行うようにしているところでございます。  実際に許可なく埋立工事施行区域への立入りを図ろうとする方も現実にいらっしゃるという中で、やは...全文を見る
○岩屋国務大臣 現在、確認中でございます。しっかり調べなきゃいけないと思っておりますので、まだ確認中でございます。
○岩屋国務大臣 御指摘の行政機関が行う政策の評価に関する法律施行令第三条第三号におきましては、事前評価の対象となる政策として、「道路、河川その他の公共の用に供する施設を整備する事業その他の個々の公共的な建設の事業であって十億円以上の費用を要することが見込まれるものの実施を目的とす...全文を見る
○岩屋国務大臣 米軍が、国土交通省と調整の上に、先ほど来お話が出ておりますアルトラブというものを設定をしているということは承知をしております。
○岩屋国務大臣 アルトラブは、先ほど国交大臣からお話がありましたように、継続的なものではなく、時間の経過により終了するものであるというふうに承知をしております。
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたが、このアルトラブ、空域の一時的留保につきましては、国交省と米軍との間で調整し、設定しているものと承知しておりますので、民航機への影響に関しましては国交省にお尋ねいただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 御指摘の文書につきましては、防衛省として対外的に明らかにした文書ではありませんので、その真贋も含めて、当該文書についてお答えすることは控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 何か密約があるかのような先生のお話ですけれども、自衛隊の運用の詳細を私ども承知していないということは事実でございますので、そこはぜひ御理解をいただきたいと思います。(発言する者あり)米軍、はい。
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○岩屋国務大臣 本件についての事実関係は明らかだというふうに私ども思っております。これを広く理解していただくために、我が国の主張が客観的根拠に裏づけられた正当なものであるということを示すために、既に、レーダーが照射された際の映像を公表しておりますし、一月二十一日には委員御指摘の最...全文を見る
○岩屋国務大臣 今局長からお答えさせていただいたとおりでございまして、私ども、沖縄県の埋立承認撤回について、これを取り消されたいという審査請求を国交相に対して行っている最中でございます。  したがって、審査請求の最中でありますので詳細を述べることはできませんけれども、最初の二十...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省が行っている事業ではございませんので、横浜の場合は何本であったか、あるいは羽田の場合はどうであったかということは調べさせていただきましたが、その他の詳細については、調べればわかることでございますので、また後刻、できるだけ速やかに御報告をしたいというふうに思い...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、局長からもお答えさせていただきましたように、施工業者によっては名前を明かすことも控えてほしいというようなところもございますので、さまざまな情報を精査してからお答えをする必要があると思いますので、きょうの段階ですぐさまお答えできないということは、ぜひ御理解をいた...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○岩屋国務大臣 平成三十一年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成三十一年度予算においては、我が国を取り巻く安全保障環境が格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増す中、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、平成三十一年度以降に係る防衛計画の大綱と、こ...全文を見る
○岩屋国務大臣 宮川委員にお答えいたします。  今回の沖縄の県民投票の結果については、評価することは避けたいと思いますが、沖縄の皆さんの一つの民意だと私どもは受けとめなければいけないというように思っております。  今、国と沖縄の間に大きな溝ができているのではないかという御指摘...全文を見る
○岩屋国務大臣 その報道については私も承知をしておりますが、ホワイトハウスに求める署名活動は、他国が行っている施策に関することでございますし、御指摘のロブ・カジワラさんの入国に関しましては、まさに入管の問題でございまして、防衛省として関与したということではないことから、ちょっとお...全文を見る
○岩屋国務大臣 今御指摘の二〇一六年の第十一次隊の派遣に際しましては、同年七月の衝突事案後も南スーダンは厳しい状況にありましたので、みずからの力だけでは平和と安定を確保することができなかったために、国連が新たに地域保護部隊を創設するなど、取組を強化しておりました。  したがって...全文を見る
○岩屋国務大臣 なかなか難しい御質問だと思いますが、先ほども説明をさせていただいたように、我が国においては、通常の裁判体系と切り離されたいわゆる軍法会議等の設置は、憲法七十六条第二項によって禁止されている特別裁判所に当たることから、現憲法下においてその設置は認められていないところ...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省では、南スーダンに派遣される要員に対して、これまでも、事前に十分な教育訓練を実施して現地に派遣をしてまいりました。  御指摘の十一次隊でございますけれども、平成二十八年の十二月から二十九年の五月までの間、駆けつけ警護や宿営地の共同防護の新しい任務を付与され...全文を見る
○岩屋国務大臣 全自衛隊員は、事に臨んでは危険を顧みずという宣誓をして任務についてもらっているわけでありまして、その隊員が残されたというか書かれた文書は、そういう覚悟、決意のあらわれではないかなというふうに思いますけれども。  何度も申し上げますように、隊員の派遣に当たりまして...全文を見る
○岩屋国務大臣 総理は、総理として憲法改正について述べるのは適切ではないというふうにお断りになった上で、問いに答える形で、自由民主党総裁として憲法についての御意見を述べられたんだというふうに思いますが、私は、一閣僚の立場で、党を代表する立場でもありませんし、ましてや、防衛大臣は、...全文を見る
○岩屋国務大臣 安全確保業務は、防護を必要とする住民等の生命、身体及び財産に対する危害の防止及びその抑止その他特定の区域の保安のための監視、駐留、巡回、検問及び警護などを行うものでございます。  この安全確保業務というのを付与して派遣するかどうかというのは、その都度判断をしてい...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアの配備に関しましては、地元の御理解を得るための努力を最大限行っていきたいというふうに考えております。  そのためにも、現在実施している各種調査の結果と、それを踏まえました防衛省の検討結果につきまして丁寧に御説明をしたいというふうに考えております...全文を見る
○岩屋国務大臣 何をもって地元の皆様の御理解を得たとするかということについては、その時々の状況において、お地元の自治体等からの御意見あるいは住民の皆様の声も踏まえつつ判断していくものでありまして、一概にお答えできるようなものではないと思いますけれども、私どもとしては、先ほど申し上...全文を見る
○岩屋国務大臣 決してそのようなことではございません。たまたま線を引くと、先生の資料はそういうふうに見えなくもないわけでございますが、米国を防護するということを意図した候補地の選定ではございませんで、候補地については、まずバランスよく我が国全域を防護できるかどうか、それから遮蔽が...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアにつきましては、陸上に迎撃用の装備品を固定的に設置するため、平素の施設警備について高い能力を持っているということが必要でございます。したがいまして、陸上自衛隊が運用を担当するということにいたしました。  今後は、長年イージス艦を運用してきた海上...全文を見る
○岩屋国務大臣 どこで訓練するかということも含めてこれから検討してまいりたいと思いますが、今申し上げましたように、長年、海上自衛隊がイージス艦、イージスシステムを運用してきておりますので、まずはその経験、知見を生かしてしっかり訓練、養成を行っていきたいというふうに考えております。
○岩屋国務大臣 今までのイージス艦とPAC3による対応に加えて、ここにイージス・アショアが加わってくるということになりますと、まさに指揮統制をどうするかということが大きな課題になってくるわけでございますけれども、この三つの要素というものが最大限に効率よくその能力を発揮することがで...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、早期警戒衛星による第一報というのは米軍に依存をしているわけでございますけれども、我が国のミサイル防衛システムというものも自己完結できるような仕組みになっているわけでございます。  もちろんあってはならないことですが、有事というような場合に立ち至れば、米軍と...全文を見る
○岩屋国務大臣 早期警戒衛星の情報については、私ども独自に今開発する予定はございませんので、今後ともそこは米軍に依拠していくということになろうかと思います。  それから、我が国の弾道ミサイル防衛は、海上自衛隊のイージス艦による上層での迎撃、それから航空自衛隊のPAC3による下層...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、先ほどの答弁で、自衛隊法第八十二条の三の第三項と申し上げましたが、八十三条の二の第三項の間違いでございますので、訂正をさせていただきたいと思います。  それから、存立危機事態というのは、我が国と密接な関係にある国に対する、まず武力攻撃が発生をしていなければ...全文を見る
○岩屋国務大臣 いろいろな論評というのはあるんでしょうけれども、私どもがイージス・アショアの導入を決めたのは、あくまでも我が国の防衛のためでございます。  ちなみに、米国のミサイル防衛政策の基本指針でありますMDR、ミサイル防衛見直しにおきましては、同盟国及びパートナー国との協...全文を見る
○岩屋国務大臣 済みません、一点だけ。先ほど、正確には、自衛隊法八十二条の三の第三項でございましたので。  それから、先生の御指摘も踏まえて、住民の皆さんにはしっかり丁寧に説明を行ってまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 今回の県民投票の結果については、沖縄の皆様の一つの民意だというふうに真摯に受けとめたいというふうに思っております。  しかし、この案件は、先生御承知のとおり、もう橋本・モンデール会談から二十三年、辺野古に決まってから二十年近くが経過をしている問題でございまして、...全文を見る
○岩屋国務大臣 安倍政権では、沖縄の基地負担軽減を、一日も早く、できることは全て目に見える形で実現するという基本方針のもとに取り組んでおりまして、今般の移設事業も、もちろんその中の重要な課題の一つでございます。  これまでも、総理と玉城知事、また官房長官、あるいは私も、この四カ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御承知のように、国家安全保障戦略は、国防の基本方針にかわるものとして、我が国の掲げる理念や我が国の国益等を含め、外交等も含む国家安全保障に関する基本方針を示したものでございまして、最上位に存在する大方針でございまして、これは、安易にといいますか軽々に変えていい...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、安保委員会等で先生とは長らく一緒に議論させていただきましたが、日本を取り巻く安保環境は本当に速いスピードで変わりつつあるというふうに考えておりまして、先ほど先生がおっしゃった宇宙、サイバーといった新しい領域も、ここで劣後してしまうと、今まで蓄えてきた陸海空の能...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも先生御案内のとおり、現在諸外国の軍事技術の革新は著しい状況でございまして、いわゆる第五世代というステルス性能を持つ戦闘機の開発、生産が進んでおりますことは御案内のとおりでございます。  このような第五世代の戦闘機の開発、生産の進展によりまして、わかりやすく...全文を見る
○岩屋国務大臣 対艦、対地攻撃用のスタンドオフミサイルでありますJSMは、F35Aの機体の内部に搭載ができます。また、外につけますとステルス性は損なわれるということになりますが、搭載することも、外にも可能でございます。また、このJSMは射程約五百キロでございます。  それから、...全文を見る
○岩屋国務大臣 専守防衛の考え方は、もう先生御案内のとおりですから、逐一申し上げません。この基本的な考え方を変えるものではございません。  スタンドオフミサイルにつきましては、まさに小野寺大臣のときに国会でもしっかり説明をさせていただいておりますが、あくまでも、相手から武力攻撃...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、「いずも」改修の予算についてですが、まず調査研究を行って、その結果、きちんと見積りが出れば、当然また予算に計上して御審議をいただくということになろうかと思います。  それから、改修型「いずも」はどういう運用をするのかというお尋ねだと思いますが、これは今まで...全文を見る
○岩屋国務大臣 時間がないでしょうから簡潔に申し上げますが、まず、改修された「いずも」は、能力的に米軍の35Bの発着艦は可能になると考えております。  例えば、訓練で、お互いの航空機を乗せ合いっこするというクロスデッキという訓練がありますが、そういう場合や、米軍機が事故になって...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう会話、対話の機会は必要だと思いますので。
○岩屋国務大臣 これまでの自衛隊の各種誘導弾部隊は、車両等に搭載することによって移動することが可能でございましたが、イージス・アショアは、御案内のとおり、陸上に据え付けるというものでございますので、このような誘導弾の発射装置を含む装備品を自衛隊が導入するということは初めてのことに...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げたように、このような誘導弾の発射装置を含む装備品を自衛隊が導入する、つまり陸上に据え付けるということは初めてのこととなります。
○岩屋国務大臣 そのとおりでございます。
○岩屋国務大臣 新屋については、候補地として選定して御理解をいただくべく、今一生懸命説明をしている段階でございまして、配備先として確定をしているということではございませんので、具体的な検討を行っているわけではありませんが、陸上自衛隊の部隊等が所在する施設については、通常、部隊等の...全文を見る
○岩屋国務大臣 演習場に仮に配備を行った結果、演習場としての機能を維持し得ないということになれば、名称を変更する可能性はあると考えています。
○岩屋国務大臣 演習の規模、形態によってはあり得ると思います。
○岩屋国務大臣 先ほど申し上げたのは、あくまでも一般論として申し上げたのであって、当該地を想定しての名称の変更検討というのは今行っていないということでございます。
○岩屋国務大臣 これも一般論ですけれども、演習場というものに、今までは演習場であったところに新たな機能が加えられて、全体を演習場と称するのが適当でないといった場合には、やはり名称の変更を考える可能性はあるというふうに思っていますが、今は、一生懸命に候補地に対してさまざまな説明を行...全文を見る
○岩屋国務大臣 変わる可能性は非常に高いと思いますし、委員おっしゃったように、イージス・アショアを配備した場合に、それを演習場とだけ言い続けるということは適当ではないというふうに思っておりますので。  ただ、これまでは原則、さっき申し上げたように、駐屯地あるいは分屯地と称するこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、委員から重要なヒントをいただいたというふうに思っておりますが、確かに駐屯地というのはそういうことなのかなと。そういう御指摘、御示唆も踏まえて、今後検討してまいりたいというふうに思います。
○岩屋国務大臣 現時点で、もし配備地として決定をさせていただければ、新屋演習場に配備する装備品はイージス・アショアを主として念頭に置いておりまして、その重要性を踏まえて、しっかりした警備体制を演習場内に構築する必要があると思っております。また、その警備をしっかりやってくれというこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアというものが主になるという意味でございます。  それは、しっかり警備、警護をする必要がある施設ということになりますので、それに必要な装備品は当然必要になるわけでございますけれども、それ以外の装備品の具体的な配備計画はないということでございます。
○岩屋国務大臣 そのイージス・アショア関連のものというのは、委員の場合、何を想定して言っておられるんでしょうか。
○岩屋国務大臣 だから、イージス・アショアがあって、それを警備しなければいけない。当然、警備のための装備は要りますよね。  それ以外のものを何か配置する計画、予定はあるかという問いですか。(寺田(学)分科員「そうです」と呼ぶ)それは、今のところありません。
○岩屋国務大臣 初めて、これから我が国で固定式のイージス・アショアという装備を配備するわけでございますから、そのために何が必要かということを子細に検討した上で答えが出てくるんだろうと思いまして、この時点ではなかなか断言しがたいところはありますが、イージス・アショアという装備、そし...全文を見る
○岩屋国務大臣 何度も申し上げますが、現段階で、それ以外の装備というものを予定しているものはございません。
○岩屋国務大臣 これについては、委員も御承知のとおり、もう二十三年来の課題になっているわけでございます。そして、一旦は知事さんも当該市の市長さんも合意をして、埋立承認をいただいたのでありますけれども、紆余曲折があって多くの時間を要しているということでございます。  そして、簡潔...全文を見る
○岩屋国務大臣 両方とも沖縄の民意なんだというふうに私は考えております。  普天間だけではなくて、基地負担を軽減してほしい、返還してほしいという声もたくさんあると思うし、できれば新しい施設はつくってほしくないというのも沖縄の皆さんの民意なんだろうと思いますが、しかし、答えを出し...全文を見る
○岩屋国務大臣 私どもとしては、やはり国の安全保障における責任をしっかり果たしていかなければいけない。一方で、沖縄の基地負担、過重な負担を少しでも目に見える形で軽減しなければいけない。その思いで事業を進めさせていただいておりますので、最終的に御理解がいただけるように、全力を尽くし...全文を見る
○岩屋国務大臣 単純な言葉で答えられる事柄ではないというふうに私は思っておりますので、先ほど来丁寧にお答えをさせていただいているところでございます。
○岩屋国務大臣 一部に反対の御意見があるということも承知をしておりますが、しかし、その中でも、ぜひこの事業は、最終的に普天間の全面返還、沖縄の基地負担の軽減を果たすために進めさせていただきたいというふうに考えております。(寺田(学)分科員「答えていないですよ、こんなの。シンプルな...全文を見る
○岩屋国務大臣 シンプルに答えられる御質問ではないというふうに私は考えておりますので、私なりに誠心誠意答弁をさせていただいているところでございます。
○岩屋国務大臣 本当にシンプルに答えられない質問だと思うんですよね。私、専権事項という言葉を使うつもりはありませんが、国はやはり安全保障上の重大な責任を担っている。しかし、地元の皆さんの声もある。そのはざまの中でできるだけ最大限の御努力をいただく。その努力をしながら防衛政策という...全文を見る
○岩屋国務大臣 地元の理解というのは、なかなか一概に言い得ることではないと思います。ここは丁寧に申し上げなければいけないところだと思います。  辺野古についても、さまざまな曲折がありました。知事さんからも市長さんからも、つまりは、当時、県民からも市民からも御理解を得ていたという...全文を見る
○岩屋国務大臣 どちらの話をされて……(寺田(学)分科員「沖縄」と呼ぶ)沖縄については、さまざまな民意があると思いますけれども、普天間基地の危険性を除去し、返還を果たすための事業であるということを御理解いただいている方もいらっしゃると思います。  私どもは、最終的に沖縄の基地負...全文を見る
○岩屋国務大臣 ADMMプラスの海上訓練については、私ども、韓国との防衛交流は適宜適切に判断して進めていくという考え方のもとに、当初から、釜山への入港は見送るけれども、それ以降のプログラムについては参加をするという方向で調整を行ってまいりました。  これは、先般の二十一日、二十...全文を見る
○岩屋国務大臣 遠山先生には、大綱、中期防の策定に当たって、与党ワーキングチームで、小野寺先生が座長でいらっしゃいましたが、極めて重要な役割を果たしていただいたことに敬意を表し、お礼を申し上げたいというふうに思います。  したがって、自問自答できる御質問ですが、大臣が本当にわか...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に、先ほどの、改修された「いずも」型の護衛艦の運用については、自民党と公明党の間で、御党の御意見を取り入れる形で確認書を交わしていただきまして、その運用のあり方について明確に定義をしていただきました。それが大綱、中期防にもしっかり反映されておりまして、そのこ...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○岩屋国務大臣 もちろん、沖縄にも民主主義というものがある、地方の民主主義というものがあると思います。一方、国は、先ほど委員がおっしゃったように、民主的に選ばれた国会、その国会が内閣を選ぶというか構成をして、国政における責任を種々負っているわけでございます。  そのお話をさせて...全文を見る
○岩屋国務大臣 全く同じだと思います。そういう思いで申し上げたところでございます。地方における民主主義も大切ですし、国を単位として行われているこの民主主義の営みも非常に大切だ、そういう思いで申し上げたところでございます。
○岩屋国務大臣 地盤改良の深さは、具体的な設計を踏まえまして、構造物等の安定性を確保するために必要な深度まで施工をするものでございます。  サンド・コンパクション・パイル工法等による地盤改良の深さは、必ずしも十分にかたく安定した土層に達する深度まで施工しなくても、構造物等の安定...全文を見る
○岩屋国務大臣 その深度は最大のところで九十メートルあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、構造物等の安定性を確保するために必要な深度は七十メートルで、その下にかなりかたい粘土層があるということが、地盤工学会が発行している出版物に記載の分類によりますと、非常にかたい粘...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、最も深い深度で水面下九十メートル程度まで分布をしている部分がございますけれども、水面下七十メートルを超える深度では非常にかたい粘土層に分類される強度を有していることから、七十メートルの施工であっても十分に安定性を確保できるというふ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、全体でいいますと、七十メートルまで施工しなければいけないということは、九十メートル……(赤嶺委員「いや、九十メートルあるか」と呼ぶ)九十メーターぐらいあるということですが、その割合は、全部の施工面積の数%にとどまるということでご...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも再三申し上げておりますし、先ほども申し上げましたが、私ども、沖縄県さんが出された埋立承認撤回の処分を取り消していただきたいという審査請求を、今国交省宛てにさせていただいております。  審査を受けている最中でございますし、まさに地盤のこともその審査の対象にな...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生が配っていただいた資料にありますように、自衛隊法第九十七条、また施行令第百二十条に基づいて、防衛大臣は、地方自治体に、隊員募集に必要な資料の提出をいただいております。多くは、就職や進学など将来の進路を決定する時期に当たる十八歳から二十二歳の方々の氏名等の四情報...全文を見る
○岩屋国務大臣 多くは、先ほど申し上げたように、十八歳から二十二歳の方々の情報といいますか資料を提出していただいているわけですが、所によってはといいますか、地域によりましては、そういう対象の方々の人口が非常に少ない地域などもございますので、そういうところについては、もう少し年齢幅...全文を見る
○岩屋国務大臣 今先生からも御紹介いただきましたが、海上自衛隊におきましては、これまでもいじめによる自殺事案が発生をしてまいりました。  防衛省としては、そのような痛ましい事案を起こさないように、平成二十八年にパワハラ防止に関する訓令を策定をし、また、パワハラ防止教育や通報、相...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生が従来から部外の公正中立な者をオンブズマンとして任命する制度の導入を提唱されておられるということは、承知をしております。そして、私も以前にドイツに伺いまして軍事オンブズマンの制度について学んだことがありまして、現役のオンブズマンの方にも会ってお話を聞いてまいり...全文を見る
○岩屋国務大臣 定期機体整備におきましては、機体の内部構造を点検して、腐食や損傷等の修復をする、それから部品交換等が行われます。  今回の米海兵隊オスプレイの整備におきましても、同様の修復や部品交換が行われたものと承知をしております。  個別の米軍機の詳細な状態について防衛省...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省としては、昨年十月以降、新たに配備されたCV22が横田飛行場においてどのように運用されるかといった地元の皆様の関心等を踏まえまして、CV22の離着陸の状況について、新たに初めて配備をされたということでございましたので、日々、地元自治体へ情報提供してきたところ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御指摘の航跡調査については、確かに米側からは、昨今の国際安全保障環境を踏まえて、航空機の運用に係る情報保全をより厳しくする必要があるということで、国の内外から誰もがいつでもアクセスできるホームページへ掲載することについては強い懸念が示されたということは事実でご...全文を見る
○岩屋国務大臣 米側は、CV22の日本国内における飛行運用に際しましては、地域住民に十分に配慮し、最大限の安全対策をとるとしておりまして、先生御指摘の平成二十四年九月のMV22に関する日米合同委員会合意を含め、既存の全ての日米間の合意を遵守する旨、明言をしております。  CV2...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般のCV22オスプレイの嘉手納基地への飛来は、タイで行われておりましたコブラゴールドという共同訓練に参加の行き帰りのために一時的に飛来をするということだったと承知をしております。  沖縄におけるCV22の訓練につきましては、米側が作成したCV22の横田飛行場配...全文を見る
○岩屋国務大臣 はい。  いずれにしても、沖縄の負担軽減のために、訓練移転等を始め、しっかり進めてまいりたいと思いますし、CV22についても安全運航をしっかり求めてまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 国際平和協力活動法は、国際連携平和安全活動、国連が頭にならないその活動の契機として、一つ、国連総会や国連安保理等の決議に基づくもの、二つ、国際連合難民高等弁務官事務所や欧州連合等の国際機関の要請に基づくもの、三つ、当該活動が行われる地域の属する国の要請に基づくもの...全文を見る
○岩屋国務大臣 先刻の官房長官の記者会見での御発言で、派遣を検討するという御発言があったと承知をしておりますが、それを受けまして、防衛省といたしましても、先般の薗浦補佐官の調査の御報告もいただきまして、大変有益でございましたが、もし派遣するとなれば、自衛官を派遣するということでご...全文を見る
○岩屋国務大臣 赤嶺委員との質疑の中でも申し上げましたが、私ども、今、審査請求で審査を受けている立場でございますので、私どもが出した報告書について公表することは差し控えたいということで申し上げてまいりましたが、私どもの報告書をもとに沖縄県さんが意見書をまたつくられて、それをホーム...全文を見る
○岩屋国務大臣 沖縄県さんが審査請求に関して国交省に意見書を提出されたのは、二月二十一日でございました。したがって、それ以降、私どもの報告書の内容が沖縄県さんのホームページ等を通じてだんだん公知のものになってまいりましたので、その状況を踏まえますと、詳細についてはなお控えさせてい...全文を見る
○岩屋国務大臣 普天間飛行場の移設に関する経費につきましては、平成二十一年に約三千五百億円以上という全体見積りを出しましたが、現時点で、その全体見積りの約五割の経費につきまして、まだ入札や予算要求を行っていないという不確定な状況があることも事実でございます。  具体的には、全体...全文を見る
○岩屋国務大臣 きょうも一部お話ししましたが、一回目と二回目のボーリング調査で、確かに大浦湾側には軟弱地盤があって、それを……(本多委員「いや、軟弱地盤がなくても」と呼ぶ)いや、工事をする必要があるということなどから、当初の見込みよりはふえていくというふうには思いますが、それは、...全文を見る
○岩屋国務大臣 沖縄県さんの試算は、二兆五千五百億円と言っていらっしゃるわけですけれども……(本多委員「その数字については聞いていません」と呼ぶ)ええ。多分、その中に今委員がおっしゃった千五百億円というのが含まれての試算だと思うんですけれども、よく承知をしておりません。
○岩屋国務大臣 先般も先生との議論で申し上げたと思うんですけれども、私どもの見方は、沖縄県さんの試算というのは、当初の護岸工事の見込み額を八十億円とし、その護岸工事以外の環境調査と警備等々の全部の費用を足したら九百三十億円、支出済み総額が九百三十億円になっているので、政府の見込み...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは土砂の性状のことをおっしゃっておられると思うんですけれども、これは、沖縄防衛局において何度も何度も確認をして、適切な埋立材というふうに私ども確認をしております。  それから、赤土については、沖縄県さんも問題がないというふうに言っていただいているというふうに...全文を見る
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(岩屋毅君) 事業を行っておりますのは沖縄防衛局でございますので、私の方からお答えをさせていただきますが、今総理がおっしゃったように、私ども、沖縄の負担軽減を一日も早く目に見える形で実現をしていかなければいけないというふうに思っております。沖縄県さんとも累次にわたって対...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 平成三十一年度予算案においては、契約ベースで約七百七億円、歳出ベースで約六百十一億円を計上しているところでございます。細目は必要ですか。  その内訳は、環境影響評価等に要する経費として、契約ベースで約三十四億円、歳出ベースで約三十七億円。埋立工事に要する...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これまでの執行の総額は千二百七十億円だと思いますが、全体の経費が幾ら掛かるかという御質問ですか、それはこの段階では確たることは申し上げられません。先般、軟弱地盤の改良工事が必要だということも申し上げておりますが、詳細な設計が済み、また概要が分かり次第、報告...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生、三年前から軟弱地盤が分かっていたとおっしゃいましたが、そうではありませんで、最初に二十四本のボーリング調査を行いました。その中にN値ゼロ、完全なN値ゼロが一本、それに近いものが三本ございましたが、ボーリングを行った地点が数が少なかったものですから、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この四ページの右側ですか。  前述したように、C―1護岸計画箇所付近には大きくくぼむ谷地形が形成されており、そこには非常に緩い、軟らかな堆積物、これは谷、何と読むんでしょうか、済みません、砂質土、粘性土が堆積している。N値は、上位の砂質土Avf2、済みま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 最初の二十四本のボーリングの中に確かにそういう地点があったということは分かっていたことではありますが、先生から出していただいた資料を見ていただいても、大浦湾側の中央部分を含め、ボーリングをした箇所、あっ、ボーリングをしていない箇所が大きく広がっておりました...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 大浦湾側はまだ工事着手しておりません。辺野古側といいますか、南側から着手をしているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県さんの指摘の中には入っていたと思います。この件に関しては、今、私ども、国交省に行政不服審査法に基づく撤回処分を取り消されたいという審査請求を行っておりまして、必要な書類を国交省さんには提出をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) そうですか。いやいや。  今、局長から説明させていただいたように、既に出しておりますのは最初の二十四本の調査結果でございまして、その添付書類の中でまだ整理ができずに公開できていないものがあるということを局長から説明させていただいたわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当初、最大深度は九十メートルなのではないかという見込みでしたけれども、詳しく調査した結果、七十メーターを超えた下の部分にはかなり固い粘土層があるということが確認をされましたので、最大深度七十メートルということで施工ができれば安定的な施工ができるというふうに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そうです。しっかりと専門家の知見を得て、また沖縄防衛局においても確認をさせていただいたところです。
○国務大臣(岩屋毅君) 普天間飛行場の返還につきましては、平成二十五年に日米両政府で作成し公表した沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画において、辺野古への移設及びこれに関連する諸条件を合わせた八項目が返還条件として示されております。これをして返還八条件と言っているところ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) おおむね八条件全てを満たせるものというふうに考えておりますが、米側との調整が必要なものは中にございます。例えば、普天間代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善がそれに当たると思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 今申し上げた普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善という項目につきましては、実際に緊急事態が発生した際における事態に応じた臨機の対応に関する事柄でございますので、現時点で具体的な内容を定めること...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これは、先ほども申し上げましたように、事態に応じて調整をして確保をするということになるわけでございますから、どこかに決まっているということではございません。それで特段の問題は生じないというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今工事を行っておりますのは、先生御承知のように、辺野古側、南側でございまして、総理から今御答弁ありましたように、そこのサンゴは移植をさせていただいております。  それから、大浦湾側には七万四千群体の移植が必要なサンゴがございますが、これは全部移植する予定...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 辺野古側、南側の埋立工事に着手する以前に移植を済ませております。
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県さんに聞いていただかないと分かりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 移植が必要な、これは防衛省が勝手に申し上げているんじゃなくて、部外の専門家による環境監視等委員会の指導、助言を踏まえて、大浦湾側には七万四千群体のサンゴ、これを移植する必要があると。それを移植する必要がないともし沖縄県さんがおっしゃっているんだったら、その...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生が指摘をされた、移植をしようと思ったところに既にサンゴがあるので移植ができないから認められないというような話は、私どもは承知をしておりません。
○国務大臣(岩屋毅君) 本件については、ただいま事務方から説明をいたしたとおりでございます。  で、私どもの見解は、一月二十一日に公表した最終見解のとおりでございます。要すれば、火器管制レーダーの照射を受けたということは明らかであって、韓国側にはこの事実を認め再発防止を徹底して...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 強く抗議をし、再発防止を求めるということで、私どもの主張は先方にしっかりと伝わっているというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今、西太平洋海軍シンポジウムの取組、それからCUESについて、先生と事務方の質疑によって詳細に説明をしていただいた、また説明をさせていただいたところでございます。  CUESは、極めて、法的な拘束力はないものの、洋上における不測事態の発生を予防し、回避す...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その前に、先ほどの中国の軍事費ですが、元で申し上げましたのでちょっとぴんとこないと思うんですが、円換算にいたしますと、公表されているだけで約十七兆七千百十二億円という規模でございます。  それから、昨年の暮れに作らせていただいた防衛計画の大綱、中期防でご...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 平和安全法によりまして、特に日米同盟という観点から申し上げますと、あらゆる事態に対し日米が互いに助け合うということが可能になったというふうに考えております。言ってみれば、助け合うことのできる同盟という形により深化をしてきていると考えております。そのきずなを...全文を見る
03月05日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○岩屋国務大臣 防衛大臣の岩屋毅でございます。  本日は、岸委員長を始め理事及び委員の皆様に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。  ...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(岩屋毅君) 工事を行っておりますのは沖縄防衛局でございますので。  今総理からも御答弁ありましたように、私どもとしては、一日も早く辺野古に代替施設を建設をして普天間の全面返還につなげていきたいという思いで事業を継続させていただいたところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄防衛局による事業ですから、私でございます。  やはりこの二十三年来の課題を一日も早く解決をしたいと、そういう思いで事業を続けさせていただきました。
○国務大臣(岩屋毅君) かねてより、事業は継続をさせていただきたいというふうに決めておりました。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) 当然、御報告はいたしております。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、事業については逐次総理に御報告をしておりますが、今般につきましても事業の継続については御報告はいたしております。
○国務大臣(岩屋毅君) あらかじめあの事業については継続をさせていただくというふうに決めておりましたので、総理への御報告は逐次行っておりますけれども、まあ御了解をいただいていたということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 事務方等も通じて常日頃から緊密に御連絡、御報告をしておりますので、事業を継続するということも、今総理から御答弁があったように、私どもの基本的な考え方でございますので、逐一総理に事業の細かい点について御了解をいただいているということではありません。(発言する...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 県民投票の結果については防衛省から御報告する事柄ではないというふうに思います。  ただ、事業は、沖縄との話合いは続けていくけれども事業は続けさせていただくということは、累次にわたって、累次にわたって沖縄側にも説明をしてきておりますし、そういう全体の流れに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 大浦湾側の埋立て等の設計、施工については、最新のボーリング調査結果を踏まえて検討を行っているところでございます。設計の変更が必要だということであれば、今先生確認していただいたように、変更承認申請を行うということになります。
○国務大臣(岩屋毅君) 実施設計の概要がまとまりましたら県と協議をする、つまり丁寧にしっかり説明をさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) それは、その設計の在り方について県と協議を行うということではなくて、こういう実施設計になりますということを丁寧に説明をさせていただくということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県さんとその設計の中身をあらかじめ協議をするということではなしに、沖縄防衛局が検討した結果こういう実施設計になりますということを丁寧に説明をさせていただき、沖縄側の御意見も伺うということをもって協議というふうに申し上げているわけでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 事前にしっかり説明をさせていただくということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 同じことを申し上げていると思いますけれども。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) ですから、何の案も考えもなしに協議をすることはできませんので、したがって、ボーリング調査結果を踏まえて、こういう実施設計にさせていただきたいという概要が固まった段階では協議をさせていただくということを言っているわけでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 現在、私どもは、沖縄県さんに対して、その埋立承認の撤回処分を取り消されたいという申請を行政不服審査法に基づいて国交相に対してさせていただいておりまして、審査をされているという状況にございます。したがって、その内容の公表は控えさせていただきたいと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 設計を今検討していることが工事の一環かというお尋ねですか。そういうことになろうかと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) まず、先ほどの不規則発言についてはおわびを申し上げたいというふうに思います。  今も説明させていただいたように、現在工事を行っておりますのは、南側あるいは辺野古側と言っておりますが、そちらの工事は所要の手続をしっかり踏んでやらせていただいているところでご...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、審査を受けているのは埋立承認の撤回を取り消していただきたいということについてでございますが、既に執行停止、処分の執行停止という審査結果をいただいておりますので、工事を継続させていただいているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 一部お話しできるところをお話ししたというのは……(発言する者あり)いやいや、先ほど、先ほど理由は説明させていただいたように、先生もその資料をお持ちでございますし、沖縄県の意見書というものももうホームページに公開されておりまして、あたかも全域をその九十メート...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 審査の結果というか、審査そのものに大きな影響が与えるおそれがあるという場合は公表を控えさせていただくということも法律によって認められているということでございますから、それは控えさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどから申し上げておりますが、行政不服審査法に基づく審査はその過程を公にするものとはされておらず、審査請求に関して沖縄防衛局が国土交通省に提出した報告書がそのまま公になることで、審査請求における審理に影響を及ぼすおそれがあり、沖縄防衛局の審査請求人として...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 都合のいいことを申し上げているのではなくて、軟弱地盤があって、改良工事が必要だということは私どもも認めて申し上げているところでございます。  当時、そういう九十メートルに及ぶような地盤改良工事というのはできないのではないかということが言われておりましたけ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも先ほどから御説明をしておりますが、本来、さっき説明した法の規定もございますし、公表は控えるべきというところでございますが、衆議院での審議段階においてもその軟弱地盤ということに焦点が当たりまして、九十メーターということでは施工不可能ではないかという御質...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどから累次にわたって御説明をしておりますように、私どもの報告書に対する意見書を沖縄県さんが作られまして、それを既にホームページ等で公表しておられます。その中に九十メーター等の記載がございまして、それを基に国会での質問も相次いでおりましたので、やはり誤っ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私が直接に見ているわけではありませんが、私どもの報告書の一部がそこに紹介されているという報告は受けております。それに基づいて私は答弁をさせていただいているわけでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) これも度重ねて同じ説明で恐縮ですけれども、行政不服審査法に基づけば私どもの報告書は公表を控えさせていただけるわけでございますけれども、既に沖縄県の意見書等を通じて明らかにされている事柄をめぐって国会で審議、質問が続いたものですから、やはり最小限説明をさせて...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) もう儀間先生、お地元ですから御承知だと思いますが、沖縄防衛局としては当初二十四本のボーリング調査を行ったわけですが、埋立予定地の全面積からすると非常にそれでは数が少ないと、十分に地盤の評価をその数だけではすることができないということで追加の五十二本のボーリ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今日も何度も申し上げてきたんですけれども、私ども、今審査請求を行って審査を受けている立場でございますので、その詳しい中身についてはこの段階では公表することができないのでありますけれども、度々この軟弱地盤のことが国会でも話題になり、御質問も受けておりますし、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 工期についてもあるいは経費についても、沖縄県さんの試算といいますか考え方というのは私どもも承知をしておりますけれども、例えば、今先生言われた工期につきましても、埋立てで五年、地盤改良で五年、その他の作業で三年というのを機械的に足し合わせておられる試算だろう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県さんの試算は、私ども、その試算の中身も拝見はしておりますけれども、着手済みの護岸工事に係る当初の見込額約八十億円とし、その上で、護岸建設のみならず、環境調査、警備、護岸工事以外の経費も含む今までの総支出済額を約九百三十億円として両者を比較いたしますと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先日、私は嘉手納町議会の皆さんの御訪問をいただきましたが、その際に、今先生がおっしゃった話が出ました。米側にも照会しておりますけれども、米側は現在、老朽化し、また散在している施設を改修、集約をするための工事を行っていると承知をしております。この工事に伴って...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般の嘉手納町議会の皆様の御要請、また、今、ただいまの先生の御意見も踏まえて、飛行場周辺の地域の皆様の負担の軽減ができるだけ図れるように米側に申し入れてみたいというふうに思います。  ただ、米軍の運用上の様々な課題というのもございましょうから、そこは申入...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 総理から御答弁がありましたように、私ども、今般の県民投票の結果は真摯に受け止めたいというふうに思っております。しかし、一方で、一方で普天間基地の全面返還を果たしたいということも沖縄の皆さんの強い民意であるというふうに思います。  防衛当局としては、今、日...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これは、私どもが今審査請求を受けるに当たって国交省に提出したあの報告書の中にこのボーリング調査の結果が含まれておりまして、沖縄県さんの今般出された意見書を通じて一部が紹介をされているところでございます。したがって、本来、審査請求が終わるまでは公表をしないと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それは違います。室内試験の結果、その七十メートルを超える下の部分には固い粘土層がある、したがって最大施工深度は七十メートルで十分に安定的な施工が可能であると、こういうことを確認をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 報告書はあくまでも私ども公表しないと、審査請求が続いている段階においては公表しないという前提で、私どもが確認をしたお話しできることをお話をさせていただいているわけでありまして、安定的な施工は可能であるという結論を得ているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 今、先生、工事を進めているのは大浦湾側ではございません。辺野古側で工事を行っているわけでございまして、そして、審査請求等が終わりますればしっかりと説明をさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今局長が説明させていただいたことを赤嶺先生にもお答えをさせていただいたつもりでございます。つまり、七十メートルより下には非常に固い粘土層があるということから、その施工深度は七十メートルで済むと考えておりますというお話を赤嶺先生にもさせていただいたつもりです...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどの砂の話にしても、局長から答弁いたさせましたように、これまでの国内での他の工事実績等を鑑みれば必ず調達はできますし、調達をしてまいります。工事はしっかりと進めさせていただきたいと思っております。  それから、詳細の設計ができましたならば、あるいは審...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ただいま辺野古側、南側で適正な手続にのっとって工事を前に進めさせていただいているところでございます。大浦湾側につきましては、もう一度沖縄県さんに承認を設計変更についていただかなければなりませんので、そういう手続も適切に進めてまいりたいというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 総理が再三おっしゃっておられますように、沖縄の負担軽減を目に見える形で一日も早く成し遂げたいと、普天間の全面返還に一日も早く近づきたいと、こういう思いで事業を進めさせていただいているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) これまでもそうでございますけれども、米軍の航空機の運用、運航については安全対策をしっかり取ってもらうようにしっかりと私ども申し入れてまいりますし、そもそも、この辺野古に造られる基地、滑走路というのは、飛行経路が陸上部ではなくて……(発言する者あり)いえいえ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いえいえ、KC130の岩国飛行場への全十五機の移駐に伴いまして、軍人軍属及び家族約九百名が沖縄県外に転出をしております。  それから、普天間飛行場における同型機の離着陸等の回数で比較すると、移駐前の一年間は月平均で約百四十一回、移駐完了後の一年間では月平...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(岩屋毅君) 自衛隊の運用につきましては、先生御案内のとおり、これまでも陸海空自衛隊を一元的に運用する統合運用体制を取ってきております。また、統合幕僚監部の機能強化を進めてまいりました。  新たな中期防におきましても、統合幕僚監部において、自衛隊全体の効果的な能力発揮...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生示していただいたように、中国軍の最近の動向を見ますと、第一列島線を抜けて太平洋側に進出するという活動が非常に活発化しております。  それから、今も予算のお話がありましたが、中国の公表国防費は過去十年間で二・五倍、過去三十年間で四十八倍に増加しており...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 隠蔽とは、人又は物が目に付かないように意図的に覆うこと、隠すことだとされていると承知しておりますが、南スーダン日報についても、イラク日報においても、防衛省・自衛隊に不適切な対応があったことは事実ですけれども、それぞれ隠蔽には当たらないというふうに考えており...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○岩屋国務大臣 ただいま議題となりました特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  厳しい財政状況のもとで防衛力の計画的な整備を行うため、平成二十七年四月に制定された特...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(岩屋毅君) 特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  厳しい財政状況の下で防衛力の計画的な整備を行うため、平成二十七年四月に制定された特定防衛調達に係る国庫債務負担行為によ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 武田良太議員にお答えいたします。  まず、昨今の安全保障環境を踏まえた防衛力の整備についてお尋ねがありました。  今、国際社会のパワーバランスは大きく変化しつつあり、我が国を取り巻く安全保障環境は、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 篠原豪議員にお答えいたします。  まず、長期契約法における縮減効果の客観性についてお尋ねがありました。  長期契約による縮減額につきましては、過去の契約実績を考慮の上、各種経費を構成する要素ごとに細かく計算した数値を積み上げることによって算定を行ってお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 下条みつ議員にお答えいたします。  長期契約による縮減効果の比較や公表の仕方についてお尋ねがありました。  自衛隊が使用する装備品につきましては、各装備品ごとに製造に要する期間が異なることから、長期契約を適用する場合の縮減額の算定に当たりまして、一律に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 宮本徹議員にお答えいたします。  まず、長期契約法と財政民主主義の関係についてお尋ねがありました。  日本国憲法第八十三条は、財政民主主義の原則として、「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」と規定をしております...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 重徳和彦議員にお答えいたします。  まず、平和安全法制の整備に伴う防衛装備品の取得についてのお尋ねがありました。  国民の命と平和な暮らしを守り、国際社会の平和と安全に貢献することは、自衛隊の重要な責務であります。平和安全法制は、このような任務を切れ目...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) 本日は、渡邉委員長を始め、理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増しております。  朝鮮半島を見ると、先月に二...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(岩屋毅君) 昨年の十二月にF35A戦闘機について、従来四十二機としていた調達数量を百四十七機に増加させることにいたしました。しかし、決して突然ではございませんで、平成二十五年に閣議決定した前中期防におきまして、近代化改修に適さないF15戦闘機について能力の高い戦闘機に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 「いずも」型の護衛艦は、ヘリコプター運用機能、対潜水艦作戦機能、指揮中枢機能、人員や車両の輸送機能、医療機能等を兼ね備えた多機能な護衛艦でございます。今後、これを改修いたしまして、航空機の運用機能が加わりましても、引き続き多機能な護衛艦として活用していく考...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岩屋国務大臣 先生と全く同じ認識に立っております。
○岩屋国務大臣 最大の理由は、我が国を取り巻く安全保障環境が、前の大綱をつくったときから比べると、想定をしていた以上に格段に速いスピードでその厳しさと不確実性を増しているというところにあると思います。  もう周辺の脅威は先生御案内のとおりなのであえて逐一申し上げませんけれども、...全文を見る
○岩屋国務大臣 FMSというのは、申し上げるまでもなく、単なる商取引ではなくて、米国の極めて高性能な装備を、同盟国である我が国に導入をその方式で図るというシステムでございます。  先ほど申し上げた厳しい安全保障環境に照らせば、この高性能な装備というものをできるだけ早く調えること...全文を見る
○岩屋国務大臣 例えば北朝鮮にしてみても、この数年間の間に、まあ今は一種のモラトリアム状態にございますけれども、核開発の能力、運搬手段の能力等々、格段に進んできているということは事実だと思います。しかも、我が国を射程におさめる数百発のミサイルはいまだに実戦配備されているという状況...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国の平和を確立をするためには、当然、外交努力と、そして防衛努力の両方が必要なんだと思います。  私どもは、やはり朝鮮半島情勢というのはいい方向に向かってほしい、つまり非核化の方向に向かってほしいと期待をしておりますが、残念ながら二回目のあの米朝会談も、成果な...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず前提として、先生も御承知のように、敵基地攻撃と憲法との関係について申し上げますと、政府としては従来から、法理上の問題として、他に手段がないと認められる場合に限り、敵の誘導弾等の基地をたたくことも憲法が認める自衛の範囲に含まれ、可能であるという見解をかねてより示...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般つくりかえたあの大綱、中期防も、基本は、言うまでもないことですが、憲法の精神にのっとった専守防衛という考え方を決してはみ出すものではない。その専守防衛という考え方の中におさまるということを前提にしてつくらせていただいております。  したがいまして、外国の基地...全文を見る
○岩屋国務大臣 既に今まで制定をしていただいて、この法律のもとに装備調達も図ってまいりました。そして縮減効果も上げてきているところでございますが、いよいよ三月三十一日に期限が切れるということで、今後とも、効果的な、合理的な装備調達を行い、できるだけ予算の縮減というか節減を図ってい...全文を見る
○岩屋国務大臣 そのとおりです。一番大きな項目だけ申し上げた次第でございました。
○岩屋国務大臣 御指摘のPAC3やE2Dというのは、FMSによって調達をするものでございますから、直接すぐさま国内企業が裨益をするということではないと思いますが、例えばE2Dにつきましては、中期防で九機の取得が明記されておりますけれども、その削減効果は三百二十五億円ほどになる。約...全文を見る
○岩屋国務大臣 そういう報告は受けておりますけれども、私自身がそういう細かいところまで子細に見ているわけではございません。
○岩屋国務大臣 私が報告を聞いておりますのは、今の先生の問題意識にお答えするとするならば、平成二十六年度から二十八年度にかけて大幅な円安になった、為替の変動等があった中で、長期契約によらずに調達した一機当たりの契約額五十九億円と、長期契約によって十七機を一括調達した平成二十八年度...全文を見る
○岩屋国務大臣 大綱に示した考え方、中期防に示した考え方というのは、我が国を取り巻く安全保障環境に対応するために、適切な考え方に私はなっているというふうに思っております。  ミサイル防衛ということも、今後の日本の防衛力の中の重要な柱の一つになっていくと思います。脅威というものは...全文を見る
○岩屋国務大臣 これまでの我が国の弾道ミサイル防衛体制というのは、ミサイル発射の兆候を早期に察知して、そしてイージス艦などを展開させて、必要な期間、迎撃態勢をとるということを基本にしてきたところでございます。  こうした考え方のもとに、当初は、政府としては、イージス艦八隻体制で...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、では、細かいところは参考人から説明いたさせますが、今行っている調査というのは、もちろん米国から得た情報に基づいてシミュレーションを行うわけですけれども、シミュレーションそのものが果たして確かなのかというやはり住民の皆さんの不安がおありだと思いますので、自衛隊...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生からきょう御指摘いただいたことは、しっかりまず受けとめさせていただきたいと思います。  今年度中に主たる調査を終わる予定でございまして、あと、最初の地元の説明会のときに住民の皆さんから御要望いただいた水質の調査であるとか、そういう追加の調査もさせていただいた...全文を見る
○岩屋国務大臣 よく地図上に、そういう線を引っ張った図とか出てきているんですけれども、あくまでもこの二カ所は、我が国のミサイル防衛のために適地を検討した結果、候補地に選ばせていただいたわけであって、米国を防護するためのミサイル防衛システムをつくるということでは決してございません。...全文を見る
○岩屋国務大臣 偶然という言い方が適切かどうかはわかりませんが、つまり、二基を置いたときに、我が国の空域をほぼ一〇〇%カバーできる位置はどこかということをしっかりとシミュレーションした上で選ばせていただいた、自衛隊の演習場を中心に検討させていただいたということでございます。
○岩屋国務大臣 先ほどから申し上げているとおり、あくまでも我が国の防衛のためにこのイージス・アショアというものを導入しようとしているわけでございまして、もちろん、ミサイル防衛ということに関しても、同盟国米国といろいろと協力はしていかなければいけないと思っておりますが、私、ハワイの...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたが、我が国が米国に向かうミサイルを撃ち落とせるというのは、ある意味、限定的な自衛権の行使ということになろうと思いますので、それはやはり、平和安全法に基づく存立危機事態であるという認定がなければ迎撃ができるものではないというふうに考えております...全文を見る
○岩屋国務大臣 私ども、迎撃弾というものについては、SM3ブロック2Aという我が国も開発に参加した最新のものを考えておりますけれども、このSM3ブロック2Aは、弾道ミサイルに対して広い防護範囲を持つように設計されておりまして、イージス・アショアの真正面に飛翔するミサイルのみならず...全文を見る
○岩屋国務大臣 私は、その知事さんの御発言、承知しておりませんし、知事さんの御発言について、私ども、一々というか、コメントをするのは控えたいというふうに思いますが、防衛省からは決してそういう説明はしておらないというふうに思います。  先ほど局長からも答弁いたさせましたように、あ...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国に対する弾道ミサイルの脅威に対しては、今委員御指摘あったように、米軍もイージス艦を我が国に展開するなど、日米間で緊密に日ごろから連携をさせていただいているところでございます。  そのために、これまでも、ミサイルの発射がかなり続いた時期がありましたけれども、...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、米国の最新のイージス艦ということになると、二千億円ぐらいするということになろうかと思います。  どうしても、船でありますから、常時ミサイル防護のために使えるというわけではなくて、八隻あっても二隻ぐらいが展開できるということになるわけでございますから、やはり、...全文を見る
○岩屋国務大臣 地上固定型のイージス・アショアが配備されれば、それが攻撃の標的になるのではないかというお声があるということは私どもも承知をしておりますけれども、先ほど来説明をさせていただいておりますように、イージス・アショアは、他の弾道ミサイル防衛システムと同様に、国民をミサイル...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御指摘のように、我が国の防衛産業は、高コスト構造、国際競争力の不足、そもそも競争環境に乏しいという、正直、実態がございます。  これはなかなか一朝一夕には変えていくことは難しいと思いますけれども、そういう問題意識を持って今度の大綱、中期防には、装備品の効果的...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに、安全保障環境というものは刻々と変わっていくものですけれども、防衛装備の調達には、どうしても単年度の予算では済まない、やはり複数年度を要して初めて装備が整うということがございます。  そこで、大綱という大きな方針をつくって、そして五年の中期防衛力整備計画を...全文を見る
○岩屋国務大臣 「いずも」型護衛艦の改修を行えば、能力的には、米軍の有するF35Bの発着艦も可能になると考えております。  今御指摘の私の会見で申し上げたのは、例えば、事故あるいは日米共同訓練といった場合における米軍機の離発着は現行法上も可能だということを申し上げたところでござ...全文を見る
○岩屋国務大臣 米軍のF35Bが発着艦できるようにはもちろん能力的にはなるわけですけれども、実際どういう地域でどういう訓練を行うことが適切かというのは、そのたびにしっかり判断をしていく事柄だというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 どういう訓練を行うかということによっていろいろ評価は変わってくるんだろうと思います。地域が南シナ海であってはどんな訓練も、適当でない、適切でないということではないのではないかというふうに思います。
○岩屋国務大臣 今具体的に、どこでどういう訓練をやることが適切でない、適当でないということを言うつもりはありませんけれども、先ほども申し上げたように、それは適切に私ども、判断をしてまいりたいというふうに思います。
○岩屋国務大臣 やっている訓練というのは、委員、さまざまな種類のものがございます。  例えば、災害対応のための訓練も各軍種間でやっておりますし、したがって、今、「いずも」ということも何か特定されて先生はおっしゃっていますけれども、「いずも」という護衛艦も、御案内のとおり、さまざ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生は何かケースを物すごく限定して、それについてやるかやらないか答えろという御質問なんですけれども、例えばいろいろな事態がございます。重要影響事態とかいうような事態がありますが、そういう場合に一体どういう米軍に対して支援を行うかということについて、今、具体的な構想...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは、何といいますか、外交上どういう振る舞いが我が国に適切か、適当かということも含めて総合的に判断をしていくということになると思います。  米国の艦艇、空母が出てくれば、それに必ず自衛隊の艦艇が出ていく、航空機が出ていくということではなくて、与えられたその事態...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げたように、いろいろなことが考えられるわけです。緊急時に米側の航空機が急にふぐあいを生じて近傍におりれる空港、滑走路がないという場合もあるでしょうし、通常の、クロスデッキといいますが、お互いに載せている航空機を載せ合いっこをしてその技量をはかるという...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほどもお答えしましたけれども、改修後の「いずも」型護衛艦によってどのように米軍への支援を行うかについては、今、具体的な構想があるわけではありません。特に検討しておるわけでもありません。  実際に発生した事態の様相を踏まえて、法律の定める要件ともちろん国益に照ら...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、一般論として申し上げたのは、法律上は可能だということを申し上げたので、排除されないのかと言われれば排除されないんですけれども、どういう支援を我々が主体的に行うかというのは、その事態に応じて決める事柄でございますし、国会の関与をいただいて決める事柄でございますの...全文を見る
○岩屋国務大臣 例えば、重要影響事態のときに私どもが可能になるのは後方支援でございまして、武力の行使ではございません。  そして、先ほどの、例えば米軍機への整備、給油の支援ということは、武力の行使と一体化ということにはならないわけでございまして、それをもってして、「いずも」型の...全文を見る
○岩屋国務大臣 存じませんが、これを拝見すると、「変質するということではなかろうか」という言いぶりですから、何か断定をして物を言っているということではないのではないかなというふうに思います。  私どもが申し上げてきたのは、これまで、性能上専ら他国の国土の壊滅的な破壊のために用い...全文を見る
○岩屋国務大臣 現下の厳しさを増す財政状況の中で、中期防で定められた防衛力整備を確実に実施をしていく、しかもその調達コストを縮減をしていく、それから、調達を安定的に実施していくということが求められていると思います。  どうしても、自衛隊が使用する装備品やその整備に係る役務につい...全文を見る
○岩屋国務大臣 E2Dの取得については、我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえて、今後の防衛体制を検討する中で、我が国の主体的な判断として、新中期防期間中に九機の取得を決定をしたところでございます。  その上で、これら九機の取得について、FMS調達の諸課題に関してさまざまな御指摘...全文を見る
○岩屋国務大臣 今御紹介された企業側の発言は承知しておりますけれども、防衛大臣という立場から、その御発言に直接コメントすることは差し控えたいというふうに思います。  その上で、先生の問題意識は私も共有をいたしておりまして、日本の防衛産業は、防衛省だけがずっと顧客であったというこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 そうなんですね。長期契約法というと、何か防衛省の調達を全部そうするのではないかというふうに誤解をされることもあるんですが、もちろんそういうことではなくて、もともと、平成二十七年の法の制定後、長期契約の対象となる装備品の選定に係る基本的な考え方を示した指針というもの...全文を見る
○岩屋国務大臣 簡潔に申し上げます。  先生御指摘のように、今般、FACO機による調達ではなくて、完成機を調達するということにさせていただいたわけでございます。それはやはり、F35Aの機体価格を一層低減する必要があるということが最大の理由でございます。完成機輸入における機体単価...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは先生、全くの誤解でございます。  私、記者会見で記者さんから、たしか、辺野古の移設はアメリカのためにやっているんですか、日米同盟のためにやっているんですかという質問を受けたと思います。それに対して、日米同盟のためではない、抑止力を維持しながら沖縄の負担を軽...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも、かなり誤解、曲解されて一部に報じられたことを私は非常に残念に思っております。  これは、記者会見のときだったかテレビに出演をしたときだったか、どっちだったか、両方だったか。今般の県民投票の結果を受けて、記者さんから、民主主義が問われていると思いませんか、...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に先生、私、先生に防衛省でお約束したとおり、できるだけ丁寧に沖縄に説明をしていきたいということで、知事さんにも、もう四回、会わせていただきました。これからもその努力をさせていただくということを申し上げておきたいと思います。  それから、今御指摘のいわゆるド...全文を見る
○岩屋国務大臣 この四年間、装備品の購入三件、整備四件に係る長期契約を実施してまいりまして、総額で約七百八十七億円の契約額の縮減を実現したというふうに総括しております。  もう余り細かくは申し上げませんが、固定翼哨戒機で約四百五十七億円、哨戒ヘリコプター百十四億円、輸送ヘリコプ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般はE2Dでお願いをしているわけですが、それに至った経緯は、これまでも述べてまいりましたけれども、米側の調達とタイミングを合わせることによってコストの縮減が可能である、しかも安定的な調達が可能になってくるという判断のもとに、長期契約法の対象にさせていただいたわけ...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(岩屋毅君) 専守防衛は憲法の精神にのっとった我が国防衛の基本方針でございます。今後ともこれを堅持してまいります。このことは新しい防衛大綱、中期防でもいささかも揺らぐことはございません。  それから、日米同盟は、我が国自身の防衛体制と相まって、引き続き我が国の安全保障...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 運用を大きく変えるということではございませんで、これまでどおり、「いずも」型護衛艦は、ヘリコプターの運用機能、対潜水艦作戦機能、指揮中枢機能、人員、車両の輸送機能、医療機能等を備えた、そこにSTOVL機の運用も可能とした機能を、可能とする機能を付け加えた形...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この大綱、中期を検討していく中で、先ほど局長から説明もございました太平洋側の防空体制の強化の必要性でありますとか、航空機、戦闘機の運用の柔軟性の確保といった課題を解決するために、防衛省の中でもしっかりと検討させていただき、また国家安全保障会議においても御議...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 良い意味の政治主導で決まったことでございまして、恐らく先生聞かれたのは、「いずも」型の護衛艦改修しますと、当然、船そのものは海上自衛隊が運営しておりますけれども、そこに航空自衛隊あるいは陸上自衛隊というものがまさに統合運用をしていくということになりますので...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) どういう類いの、先生、資料でしょうか。(発言する者あり)検討の経緯。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) 様々なところで検討してまいりました。防衛省の中でもそうですし、国家安全保障会議の中身は公表するわけにはいかないと思いますが、これまでの検討経緯の中で公表できるものについては公表させていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 機種はこれから透明性の高い手続を経て選定してまいりますので、F35Bがこの時点で決まっているということではございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 「いずも」を改修してSTOVL機を載せるということは先生おっしゃるようにセットで決めているんですが、機種の選定はあくまでもこれからだということでございます。  それから、米国のそのF35Bが、例えば事故であったり、共同訓練の際にですね、改修された「いずも...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○岩屋国務大臣 今、外務大臣からもありましたように、いわゆるCVID、不可逆的な、検証可能な、完全な非核化に向けて具体的な進展がなかったということについては残念に思っておりますけれども、一方、安易な妥協がされることがなかったという意味では、トランプ大統領の決断を支持したいというふ...全文を見る
○岩屋国務大臣 やはり国連安保理決議の完全な履行を実効性あるものにしていくためにも、やはり、瀬取り対策というのは非常に重要だというふうに思っております。  私どもも、決議違反が強く疑われる行為を確認した場合には、国連安保理の制裁委員会への通報、関係国への関心表明を行ってきており...全文を見る
○岩屋国務大臣 委員御指摘の、東倉里におけるミサイル発射台及びエンジン試験場の再建作業という報道は私ども承知しておりますし、その点も含めて北朝鮮の軍事動向については、防衛省としてもしっかりとウオッチしておりますし、情報収集、分析を行っております。  内容については控えさせていた...全文を見る
○岩屋国務大臣 外務大臣と同様でございます。
○岩屋国務大臣 外務大臣からお話がありましたように、今の特別協定は二〇二一年三月まで有効でございますので、今、日米間でこの交渉は全然開始されていないと承知をしておりますし、二年前ですか、マティス前国防長官が来日されたときには、日本は同盟諸国の中でも非常に高い貢献をしてくれていて、...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御案内のとおり、これから我が国が導入する予定のイージス・アショアは、既にルーマニア等に配備されているイージス・アショア、ハワイの実験施設とは、搭載するレーダーの種類が異なります。  我が国がイージス・アショアのレーダーとして選定したLMSSR、このレーダーと...全文を見る
○岩屋国務大臣 性能確認の方法をどうすることが適切かということで今日米間で協議をしておりまして、必ず実験施設が必要だということではない。それが必要なのか必要でないのか、実験施設がなくても十分に確認することができるのかということなども含めて今協議をしているところでございます。
○岩屋国務大臣 まだ何といいますか、そこまでの具体的な協議をしているということではなくて、果たして、その性能確認のためにそういう実験施設がなければいけないのか、ない形でもやれるのかどうかなどということについて、今、情報交換、意見交換をさせていただいているところでございます。  ...全文を見る
○岩屋国務大臣 まだ、先ほど申し上げたようにこれからの協議ですから、確たることは申し上げられませんけれども、もしその性能確認のために一定の費用が生じるという可能性がある場合は、我々の方でも、適切な形で、そのイージス・アショア導入の全体コストをできるだけ縮減するような形で交渉を行っ...全文を見る
○岩屋国務大臣 中距離ミサイルをめぐる国際状況については、今、河野外務大臣からお話しいただいたものと同じ認識を持っております。  今回のINF条約の全廃が中距離ミサイルの開発競争みたいなことにつながらないように願っておるところでございまして、なかなかこれも外務大臣からお話しがあ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今御指摘があったように、プーチン大統領は、二月二日、ラブロフ外相及びショイグ国防相との間でINF全廃条約をめぐる対応を協議し、ロシアとしては、条約の義務を停止する旨表明するとともに、今御指摘のあった極超音速の地上発射型中距離ミサイルといった新型ミサイル開発に着手し...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げたように、今般のことが国際的な中距離ミサイル開発競争みたいなことにつながらないということが大事だというふうに思っておりまして、したがって、そのことを今前提にした先生のお尋ねでございますので、そういう事態にならないように努力をしていくことが大事ではな...全文を見る
○岩屋国務大臣 このMFOにつきましては、一月二十二日に、国際平和協力法に基づき、MFOへの司令部要員への派遣の可能性について検討を行う旨を公表した上で、検討を開始いたしました。  先般、薗浦国家安全保障担当総理大臣補佐官が、本件検討に資するべく、現地視察を行っていただきました...全文を見る
○岩屋国務大臣 まずその前に、先生から実績づくりのためではないかという御指摘がありましたが、御案内のとおり、我が国は、一九八八年度からMFOに対する財政支援をずっと行ってきておりまして、MFOからは高い評価が寄せられてまいりました。  こうした中、平成二十七年、二〇一五年秋以降...全文を見る
○岩屋国務大臣 ほぼ間違いないとは思っておりますが、いや、閣議決定して実際に自衛官を派遣するまでにはもちろんしっかりとした説明ができなければなりませんので、精査をしているというのはそういう意味でございます。  また、MFOの設立議定書の前文において、エジプトとイスラエルが国連憲...全文を見る
○岩屋国務大臣 はい。我々の方から何か働きかけをしたということではなくて、先ほど申し上げたように、平成二十七年秋以降、MFOの事務局長から我が国の人的貢献に関する要請を受けてきております。  それに応える形で検討を行って、今般、二名の自衛官を、あくまでも司令部要員でございますけ...全文を見る
○岩屋国務大臣 詳細なやりとりについては、申し上げるのは控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 繰り返しで申しわけありませんけれども、個々の要請に関する経緯の詳細について申し上げるのは控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 今先生からMFO幹部の来日について詳しく御紹介がありましたが、累次の機会に御要請があったということで、いつ、誰に対して、どうあったということについては控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 先生御指摘のように、ソマリア沖・アデン湾の海賊というのは、我が国始め各国の取組によって、昨年の発生件数は三件にまで減少しています。そういう意味でいうと、効果はしっかり出ているということだと思います。  問題は、これはソマリア国内の現状については、あれでしたら外務...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、海賊対処行動を今継続しておりますので、ジブチの拠点はその活動拠点として運用しているということがございます。  しかし、それだけではございませんで、南スーダンPKOの際、派遣部隊への物資輸送などもここを拠点に行いました。また、西アフリカにおけるエボラ出血熱の...全文を見る
○岩屋国務大臣 FMSは、もう前原先生に申し上げるまでもなく、経済的な利益を目的とした装備品販売ではなくて、米国が安全保障政策の一環として同盟国に装備品を有償で提供するという仕組みでございますが、ふえてきていることは御指摘のとおりでございます。  特に、F35Aの調達を開始した...全文を見る
○岩屋国務大臣 なかなか、当然、FMSで調達せざるを得ないというものも、もちろんこれから調達するものの中にございますけれども、年度で、年度ごとの予算の策定の際にどういう方針で臨むかということを今確定的に申し上げることは難しいので、ちょっと勉強させてください。
○岩屋国務大臣 FMSについてさまざまな課題があるというふうに我々も考えておりまして、例えば、価格の透明性であるとか、今御指摘があった精算遅延などの問題がありまして、これまでも、事務レベルのみならず、大臣レベルの働きかけなども含めて、FMS調達の適正化ということに積極的に取り組ん...全文を見る
○岩屋国務大臣 問題意識は共有させていただいております。  ただ、フォーリン・ミリタリー・セールスとはいえ、通常の商取引とは違うというFMSの特性ということもありますけれども、見積価格の問題、納期の問題、精算の問題等について、改善の余地があるし、改善しなければならないという問題...全文を見る
○岩屋国務大臣 正直申し上げて、FACOという仕組みをやめるということは苦渋の決断でありました。ただ、F35というものを百機を超えて追加調達するというふうになったときに、やはり全体のコストということも考えざるを得ないというふうに考えました。  平成三十四年まではこのFACOを通...全文を見る
○岩屋国務大臣 それがゆえに、先ほど苦渋の決断だというふうに申し上げたところでございます。  アメリカから言われてということではなくて、先生御案内のとおり、近代化改修に向かないF15九十九機は新しい機種に代替しなければいけない、やはりここは最新鋭のF35にかえることが適当だとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般、F2の後継機については、今御指摘があったように、「国際協力を視野に、我が国主導の開発に早期に着手する。」という方向性を示したところですけれども、この考え方は、将来戦闘機については、まず、将来の航空優勢に必要な能力、次世代技術も適用できる拡張性、改修の自由度、...全文を見る
○岩屋国務大臣 方向性については、先ほど申し上げたとおりでございます。FACOをやめるに至ったのは本当に苦渋の決断でしたけれども、そのF35も、我が国が開発に参画した戦闘機ではないわけです。したがって、私は、このF2の後継機については、さまざま各界からの御提言もいただいております...全文を見る
○岩屋国務大臣 いえいえ。先ほども申し上げましたけれども、性能確認というのは、どういう方法が適当か、果たして実験施設が要るのか要らないのかということも含めて、今、協議というか、意見交換をしているところでございます。
○岩屋国務大臣 そのやりとりの詳細については控えさせていただきたいと思いますが、そういう報道にあるような内容ではございません。
○岩屋国務大臣 そのように決まったということではなくて、新しいレーダーの性能確認の方法について米国政府と協議を行っているまだ最中でございますので、必ず追加の費用が発生するというようなことが今決まっているわけではございません。
○岩屋国務大臣 ですから、まだそういうものをつくるということが決まったわけではありませんで、LMSSRというのは、先ほども本多先生にお答えしたのかな、ロッキード・マーチン社が米国に配備予定の大型レーダー、LRDRと同様の技術によって製造されることになっており、このレーダーの開発は...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも先生御案内だと思いますが、平成二十年に成立をいたしました宇宙基本法におきまして、宇宙の開発及び利用を我が国の安全保障に資するよう行うものと位置づけられたわけでございます。それ以降、我が国の防衛のために宇宙を開発利用することが可能となりました。  ちなみに、...全文を見る
○岩屋国務大臣 我々、この宇宙、サイバーといった新しい領域を含む多次元統合防衛力をつくっていこうとしているわけですけれども、我が国の安全保障上、宇宙空間の活用は今死活的に、先生がるるおっしゃっていただいたように重要になってきていると考えておりまして、当然、同盟国である米国との連携...全文を見る
○岩屋国務大臣 田中沖縄防衛局長は、二月十九日、北谷町議会の代表団の皆様と沖縄防衛局長との面談の場におきまして、瞬発的に発生する騒音の人体への影響については医学的に確立した見解や確定的な定説はないと発言したというのは承知をしておりますが、一方で同局長は、当該発言に続けて、航空機の...全文を見る
○岩屋国務大臣 WHOが公表しているガイドラインは、環境省において、健康影響に関する内容も含めて、ガイドラインで示された値や知見を精査する段階であるというふうに承知をしております。  いずれにしても、防衛省といたしましては、周辺住民の方々にとって深刻な問題であるこの航空機騒音へ...全文を見る
○岩屋国務大臣 私自身、日米防衛相会談の際には、沖縄の基地負担軽減に関する日本政府の立場、取組についてしっかりと説明をしてきております。  これは、マティス前国防長官、現在のシャナハン代行との面談においてもそういう説明をさせていただいているところでございます。
○岩屋国務大臣 普天間飛行場の固定化と申しますのは、普天間飛行場が移設されずに、同飛行場を継続して使用せざるを得ない状態を指すと考えております。  私どもは、この普天間飛行場の固定化、これが危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならないというふうに考えております。 ...全文を見る
○岩屋国務大臣 照屋先生御指摘の建白書は、翁長前知事が那覇市長時代に主導して取りまとめられたものと承知をしております。これは、沖縄県における今後の政策立案、実施について理解していく上で重要な参照資料の一つになるものと判断するに至ったために、昨年三月、その保存期間を一年延長したとこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 非常に真面目な男なんですけれども、やはり何といいますか、話し方とか言葉の選び方とか、局長に限らず、沖縄の防衛局の諸君には、くれぐれも懇切丁寧に誠心誠意対応するように私からしっかり申しておきたいと思います。
03月12日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(岩屋毅君) 我が国の国際緊急援助隊ですけれども、自衛隊を含む国際緊急援助隊が実施する任務としては、救助活動、医療活動、災害応急対策及び災害復旧のための活動が規定されておりますけれども、今、武見先生おっしゃったような現地の治安維持あるいは緊急援助隊の安全対策を目的とした...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど総務省さんから地方自治法の規定については説明があったところでございまして、今般、沖縄県さんが条例を制定して県民投票を実施されたということについては、まさに地方自治体において判断をされたことだというふうに考えております。  一方、私ども、抑止力を維持...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これらはまさに地方自治の本旨に沿って沖縄県において判断をされたことだと思います。そういうことに対して、国として、防衛省として関与すべきではないというふうに考えておりましたので、中身を詳しく見たわけではございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 評価しないと私が申し上げたわけではありませんが、総理はたしかそういう表現を使われたと思いますが、県民投票の結果について様々な評論があったことは事実だと思います。メディア等を通じてでも、また国会議員の先生の中にも様々な御発言があったと思いますが、そういう類い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 全くそのようには考えておりません。沖縄県さんは、まさに地方自治の本旨にのっとって県民投票を行うという判断をされて実施をされたと。私どもは、それをまず真摯に受け止めるということを申し上げているわけでありまして、御指摘は当たらないというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 昨年十一月二十二日の本委員会におきまして、大野先生から、陸上自衛隊の個人携行救急品について、米軍の装備品と比べ質又は量が劣っているのではないかと、また、調達金額が市場価格よりも高いのではないか等の御指摘をいただいたことから、私から実態調査を行うように指示を...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 正直、私もコンピューターについては余り知識がないんですけれども、今日、先生の御意見聞かせていただいて、確かに調達の方法、仕方にまだまだ工夫の余地があるのかなと。防衛省がこのサブシステムを一々調達するというよりも、システム全体を請け負った企業に構成品の内容を...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 是非、調達の、特にこのコンピューター関連の調達の在り方についてしっかり検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) STOVL機の機種選定についてはこれから透明性のある手続でしっかりやらせていただきたいと思いますので、この段階ではSTOVL機と言わせていただきたいというふうに思います。  今般、新たに導入するSTOVL機の部隊については、平素における警戒監視等の任務に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、「いずも」型の護衛艦、改修しても、多機能な護衛艦として運用したいというふうに考えております。  したがって、常時このSTOVL機を搭載したままで常に運用するというような形は考えておらないところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど来、改修された「いずも」型の護衛艦というのは、これまでどおり多機能な護衛艦として運用していくというふうに申し上げましたが、先生おっしゃるとおり、特に太平洋側の警戒監視というのはこれから非常に重要だというふうに私ども考えております。  この我が国周辺...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおり、今般、二日ですか、米国防省は、米韓の国防相が、例年春に実施されていた米韓合同演習、キー・リゾルブ、フォール・イーグルという演習を終結する旨発表したと承知をしております。一方、米韓両軍は四日から十二日までドンメン、同盟と書いてドンメンと呼ばれ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、御党のこの問題に対するお取組に敬意を表させていただきたいと思います。防衛省にも是非来ていただきたかったですけれども、外務省を通じていただいておりますので、しっかり勉強をさせていただきたいというふうに思います。私どもも、もちろんこの問題には非常に重大な...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 三月七日の本委員会におきまして、今先生御指摘いただいたような中身の所信を申し上げたところでございます。  隊員募集の現状について申し上げますと、自衛官の採用対象者人口の減少、高学歴化及び労働市場が今売手市場であることなども手伝って、採用環境は厳しさを増し...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) お答えする前に、先ほど、平安法の影響もあるのではないかという先生の御指摘でしたけれども、一方で、さきの日本経済新聞の調査などによりましても、いわゆる国家組織の中で最も信頼されているのは自衛隊というような結果も出ておりますので、そういう自衛隊に対する見方が厳...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 総理の御発言は、あくまでもその問いに答える形で、党を代表する自民党総裁というお立場もございますので、憲法について御意見を述べられたんだと思いますけれども、防衛大臣の立場で憲法改正について、あるいは関連する事柄についてコメントをするのは適切ではないと思います...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 自治体との協力は極めて隊員募集に際しては重要でございまして、私ども、これまで以上に積極的に働きかけていきたいと思っておりますが、確かに、先生御指摘のように様々な項目の中で御協力をいただいていることも事実でございまして、それについては感謝を申し上げたいという...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その総理の御発言の真意まで私が全部承知しているわけではありませんけれども、六割とおっしゃったのは、最も肝腎なと申しますか、私どもにしますと、対象者宛てにそのDMを発送させていただいて自衛隊の活動をお知らせするというのが非常に重要な自衛官募集のための活動だと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 繰り返しになりますが、自衛隊法の第九十七条において、都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官等の募集に関する事務の一部を行うと規定をされております。また、自衛隊法施行令第百二十条によって、防衛大臣は、自衛官の募集に関し必要があると認める...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、これは法令上、自衛官等の募集は法定受託事務として自治体の行う事務でございますというふうに申し上げましたけれども、ぎりぎり義務かどうかと言われれば、当然に遂行していただけるものだというふうに私どもは考えた上で、その上で丁寧にお願...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたが、閣僚の立場で、とりわけこの場合は憲法改正の中でも九条の改正ということになろうかと思いますが、防衛大臣の立場でそれに関してコメントすることは適切でないというふうに考えておりますので、控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 総理もたしか答弁のたびに、内閣総理大臣としてコメントをするのは本来は適切ではないけれども、問いに答える形で自民党総裁としての立場でお答えになっているものというふうに承知をしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 私ども、その資料を提供いただく場合にも、当然のことではありますけれども、個人情報保護には万全の留意をさせていただいておりまして、特に、いただいた資料については、いわゆるダイレクトメールをお届けした後は廃棄をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 私の発言の趣旨は、沖縄の民主主義も大切であると、当然、今回の県民投票の結果も真摯に受け止めなければいけないと。一方、国も、民主的に国会議員が選挙され、そして首班指名をし、内閣が構成され、国としての様々な責任を負っているわけでございます。先ほど地方自治法のお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども国交省からも説明がありましたように、この種の海上埋立工事においては、施設供用後に、まあ長い年月を経て沈下が起こることは一般的だというふうに考えております。  したがって、この地盤沈下の問題についても、その沈下量を見込んだ上であらかじめ考慮した高さ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、今審査請求中でございますから、基本的に私どもの報告書の内容はその審査を受けている立場として公表しないという前提ですが、今先生がおっしゃったように、二十日に沖縄県さんが意見書を出されまして、私どもの報告書の一部を公表されておられ...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(岩屋毅君) 山下芳生議員にお答えいたします。  自衛隊員の募集に対する自治体の協力についてお尋ねがありました。  自衛隊法第九十七条において、都道府県知事及び市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官等の募集に関する事務の一部を行うと規定されております。また、自...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省の所管ではありませんけれども、地元のことなので感想だけ申し上げたいと思いますけど。  確かに、入湯税を上げると。しかし、上げた分のその増えた増収分については、何か審議会を別府市はつくられて、業者も市民も有識者も入って、見える形で使っていくので上げさ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 我が国の防衛政策は、特定の国を対象としてこれに軍事力で対抗していくという発想には立っておりません。日本の防衛力は、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを守り抜くためにしっかりとした備えを行っておく必要があるというふうに考えております。  その意味...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(岩屋毅君) このイージス・アショアにつきましては、現在、人体や周辺環境への影響も含めて、電波環境調査あるいは地質調査という調査をやっております。新屋演習場では済んでおりまして、今はむつみ演習場の方で実施をしております。  委員御指摘のように、候補地の知事さんや市長さ...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(岩屋毅君) 特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  厳しい財政状況の下で防衛力の計画的な整備を行うため、平成二十七年四月に制定された特定防衛調達に係る国庫債務負担行為によ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 宇都隆史議員にお答えいたします。  初めに、長期契約法の適用事業と予算の硬直化への対策についてお尋ねがありました。  長期契約の対象となる装備品等につきましては、中長期的な防衛所要を勘案した上で、確実かつ計画的に調達することが不可欠な装備品等のうち、仕...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 福島みずほ議員にお答えいたします。  まず、予算の単年度主義についてお尋ねがありました。  憲法第八十六条においては、「内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。」とあり、我が国は、各会計年度ごとに国会の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 大野元裕議員にお答えいたします。  まず、現行法の成立時における附帯決議への対応についてお尋ねがありました。  防衛省としては、長期契約法の趣旨を十分に認識し、例えば長期契約の対象となる装備品や役務の選定に係る基本的な考え方を示した指針を定めるなど、こ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 浅田均議員にお答えいたします。  まず、専守防衛についてお尋ねがありました。  専守防衛は、憲法の精神にのっとった我が国防衛の基本方針であり、政府としては、今後ともこれを堅持してまいります。  その上で、今御指摘がありましたように、テクノロジーの進化...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 井上哲士議員にお答えいたします。  まず、在日米軍の駐留経費負担についてお尋ねがございました。  我が国は、日米地位協定第二十四条一の規定によりまして、米側に負担義務がある経費の一部について日米地位協定の特則である特別協定を締結することによって負担をし...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(岩屋毅君) 先般も先生にお答えいたしましたが、県民投票条例については、これに係る状況について、私ども、報道はもとより各般の情報を日頃から丁寧に確認をしてまいりました。私も、沖縄の二紙を含め、毎日目を通させていただいておりますので、その概要については確認をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県議会において、富川副知事さんから県民投票条例案の付議に際して、本件は、地方自治法第七十四条第一項に基づき条例の制定請求がなされ、同条第三項の規定により議会に付議されたものであって、本条例の制定請求は、請求に必要な署名数を上回る約九万三千筆の署名をもっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そのようには考えておりません。  先ほど総務大臣から地方自治法の趣旨についての御説明がありましたが、その中においても、国の存立に関わる外交、防衛等の事務については、やはり国が責任を持って行う旨の規定もあるところでございまして、私ども、普天間飛行場の危険性...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) やはり、国の責務ではありましても、丁寧に対話をする、説明をする、理解を求める努力をするということは大事なことだというふうに考えておりますし、私も就任以来四回、玉城知事さんにもお目にかかりました。これからもお目にかからせていただきたいと思っておりますが、そう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも、先ほどから申し上げておりますとおり、今般の県民条例に至った経緯などについては、私ども、日々情報は入手しておりました。したがって、何のために行われた県民投票であるかというのはよく分かっております。その上で申し上げているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) この問題は、長きにわたって沖縄との様々な会話を続けてきた問題でございますから、県民投票条例の制定に至った全体状況というのは私どもよく理解をしていたところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) その必ずしも詳細を把握していなくても、この辺野古移設という問題について県民の意見を問いたいという趣旨で県民投票条例が制定されたということはよく理解をしておったところでございますので、それで特段その住民自治についてその理解が足らないという御指摘は当たらないの...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄の皆さんの御意見というのは様々な形で私ども聞かせていただいてまいりましたし、これからも丁寧に対話を続けていきたいというふうに思っているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) その直接詳細を承知はしておりませんでしたけれども、全体状況についてはよく理解をしていたというふうに申し上げております。
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(岩屋毅君) 天皇皇后両陛下におかれましては、憲法に定められた国事行為のほかに、国内における各種の式典や行事へのお出まし、各種施設への御視察、内外の方々とお会いなさる等の御活動をされておられます。  また、皇族の方々におかれましては、それぞれの御活動状況には相違がござ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 全体について簡潔にできるだけ説明させていただきたいと思います。  私ども、二回にわたるボーリング調査の結果を踏まえて、その報告書を審査請求の関係から国土交通省に提出をしておりましたが、この度、予算委員長の御指示を受けまして公表させていただいたところでござ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、その前に、大野委員からは、昨年、陸上自衛官が携行する衛生用品の一部に改善が必要ではないかという御指摘をいただいて、早速調べたところ改善すべき点があるということで、これをすぐに実行に移させていただきました。御指摘に改めて感謝申し上げたいというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもとして、米国の退役軍人さんの私人としてのお立場での発言一つ一つについてコメントすることは控えたいというふうに思います。  その上であえて申し上げますと、報道されているのは一九九〇年代前半のお話ではないかというふうに受け止めております。冷戦の終結直後...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いやいや、私の発言に言及されましたので、そこは……(発言する者あり)いやいや、そこはしっかり答えさせていただきたいと思います。  私、記者会見のときだったと思いますが、その……(発言する者あり)いやいや、辺野古移設というのは半ばアメリカのためなのかという...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) このFCLP、いわゆる空母艦載機の離発着訓練でございますけれども、私ども、馬毛島を候補地として検討を進めているところでございます。  本年一月に原田副大臣が、防衛副大臣が西之表市長や鹿児島県知事等とお目にかかり、現地調査の説明を行った上で、今調査を実施し...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省としては、御指摘のあった一月九日に、馬毛島の土地の大半を所有するタストン・エアポート社との間でその時点までに合意した内容を確認する文書を取り交わし、今後売買契約を正式に締結できるように今引き続き協議をしているところでございます。  協議中のことでご...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、その大前提として、FCLPにつきましては現在硫黄島で暫定的に実証いたしております。岩国飛行場から約千四百キロと極めて遠く、硫黄島への往復の際にトラブルが発生した場合に緊急着陸用の飛行場が確保できないと、そういう問題もございまして、防衛省としては、この...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、開発行為に係る事柄については、一義的には開発事業者と鹿児島県において対応されるべきものだと考えておりますが、いずれにしても、土地を取得するに当たりましては、私ども関係法令等に基づき適切に対応してまいることは当然のことだというふ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 原田副大臣は、予算委員会の分科会でしたか、そういう答弁をしたというふうに私も報告を受けましたが、防衛省においては、土地を取得する際には、所有者との契約において、その土地の上に所有権以外の権利が設定されているときは、あらかじめこれらを消滅させた上で取得するこ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 繰り返しになりますが、防衛省においては、土地を取得する際には、所有者との契約において、その土地の上に所有権以外の権利が設定されているときは、あらかじめこれを消滅させた上で引渡しを受けることとしており、これまでもそのようにしてきているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) まず、先ほどの馬毛島については、引き続き関係自治体に丁寧に説明をしてまいりたいというふうに思っております。御理解をいただくべく努力をしてまいります。  それから、ただいまのこの築城あるいは新田原基地の米軍施設の整備は、やはり沖縄の負担軽減の一環でございま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 普天間飛行場が有する緊急時における航空機の受入れ機能は、緊急時に築城、新田原のそれぞれの基地において、十二機程度の戦闘機、一機程度の輸送機及び二百人程度の米軍人を受け入れられるようにするため整備するものでございます。  緊急時における使用でございますから...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その今先生がおっしゃったやり取りについては詳細を承知しておりませんが、先ほど申し上げたように、緊急時に十二機程度の戦闘機、一機程度の輸送機及び二百人程度の軍人を受け入れられるようにするために整備をしていきたいと思っておりますが、ただ、その緊急時におけるその...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 緊急時というのは、例えば我が国に対する武力攻撃事態なども、あってはならないことではありますが、事態の中には含まれるわけでございまして、そういう場合には日米同盟に基づいてその緊急事態にしっかりと備えていくことは当然のことなんだろうと思います。  様々な安全...全文を見る
03月19日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(岩屋毅君) ただいま議題となりました特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  厳しい財政状況の下で防衛力の計画的な整備を行うため、平成二十七年四月に制定さ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 堀井先生にお答えいたします。  御指摘がございましたMFOでございますけれども、本年一月、要員派遣の可能性の検討を行う旨公表した上で検討を開始いたしました。二月初めには、国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官である薗浦補佐官が本件検討に資するべく現地視察を実...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおり、国内の防衛産業というのは、私は、我が国の防衛力、抑止力を構成する重要な一部だというふうに認識をしておりますので、この防衛産業の強靱化という課題は本当に重要な課題だというふうに認識をしております。  その上で、先ほど装備庁長官からも申し上げ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 将来戦闘機については、次の五つの点が非常に重要だというふうに思っております。  一つは将来の航空優勢に必要な能力、二つ目には次世代の技術も適用できる拡張性、三つ目に改修の自由度、四つ目に国内企業の関与、五つ目に開発、取得のコストでございます。この五つの視...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 奈良県については、紀伊半島の中心に位置しておりまして、南海トラフ地震等の大規模災害がもし発生した際には津波被害のおそれもなく、また周辺の和歌山、三重、大阪、各府県に所在する防災拠点に対する後方支援機能が期待できるというふうに思っております。また、紀伊半島の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 法案制定時の法目的というか、は変わっておりませんで、今先生おっしゃったように、長期契約による縮減効果あるいは企業が予見可能性が高まって、特に国内産業においては撤退を抑制できる効果でありますとか、そういうものを予定、期待をしているという点では変わりがございま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) メリットがあればデメリットもあるだろうという御指摘ですが、この長期契約法を適用するのは何でもかんでもということではなくて、やはり厳選をしていかなければいけないと思っております。  まず、中長期的な防衛所要を勘案した上で、確実かつ計画的に調達することが不可...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど一点だけ重要な点を言い落としていたと思います。  長期契約の対象となる装備品等については、そもそも競争性の働かない装備品等を想定していることから、当該装備品等を製造可能な特定の企業と契約することになります。もし競争環境があるということでしたら、また...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ですから、例えば同じようなものを造れる企業群がある、競争性があるとした場合は、Aグループ、Bグループというのがあるとしたならば、先生がおっしゃるように、Aグループが向こう十年一つの装備を受注するということになると、Bグループというのはむしろ非常に厳しい状況...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私の言葉の選び方が必ずしも適切でなかったのかもしれません。  ただ、防衛省としては、長期契約を結ぶときには当然一番大事なコスト削減、縮減効果というものを目的にして企業側と交渉するわけですから、もうその段階で、やはりいい条件を出さなければ受注ができないとい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今までの防衛省の調達のやり方からすると、先ほどお答えしたとおりなんですね。従来までのやり方であれば、確かにデータがしっかりあって比較はできるわけですけれども、ある意味仮定ですよね、五年間で十機買った場合はどうなのかということは。  じゃ、実際にそれをやっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これまでの国庫債務負担行為も、ある意味では向こう五年を制約しているわけで、そういうときに予算が否決されれば、やはり当然リスクは発生するわけで、それは、長期契約で六年になっても七年になってもそのリスクが発生するということでは同じことなのではないかなというふう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いや、当年の予算が否決されるということは、予算が執行できなくなるというリスクだと思いますが。
○国務大臣(岩屋毅君) それは、その長期契約、FMSだけに言えることではなくて、すべからく予算が否決され、執行できなければ、あらゆる事業にリスクが生じるということになるんだろうと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 継続費については先生御指摘のとおりだと思いますが、国庫債務負担行為の場合は、歳出化の年に予算が否決されれば支出はできないということだと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 今度、三十一年度予算で長期契約法を適用させていただこうとしているE2Dについては、米側とのやり取りはございます。  今回のE2Dの九機一括取得に当たりましては、米側には様々な問合せをしております。仮に五年契約に収める場合は、平成三十一年度に五機、そして三...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いや、確かに米国が大量に調達をするというタイミングに合わせて調達をすることによってスケールメリットが発生をしてコストを縮減できるというタイミングを選んだというか、そういうふうに米側と調整をしていったということは事実でございます。  ただ、七年間で、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 確かに今回米側の調達と合わせて調達するということによって仕様も安定するし、何といいますか、生産ももちろん安定的になされるわけですから、長期契約を適用するにまさに適しているというふうに判断をしたところでございますので、先生がおっしゃるように、米側との同時調達...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当時の中谷大臣の答弁は、つまり、FMSというのは何でもかんでもいわゆる長期契約法の要件を満たすということにはならないということについてはそのとおりですということをおっしゃったんだと私は理解をしております。今般は米国の調達と合わせる、つまりまとめ買いのスケー...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当然、防衛省としては、これまでの長期契約について経費の縮減効果は総括をしておりますし、評価も行っておりましたが、その具体的内容について、必ずしもペーパーという形にしていたわけではございませんでした。国会での御指摘も受けてこのような形にまとめさせていただき、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それぞれのペーパーが各部署にあったということで、それをまとめた形には必ずしもしていなかったということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 総括という言葉の解釈にもよると思いますが、それぞれの縮減効果でありますとか撤退抑制効果でありますとかいうのは、それぞれの部署にちゃんとデータとしてあったと。したがって、省内で会議をするときはそれらのデータを寄せ集めて議論をしていたわけでございまして、外向け...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛力の整備につきましては、言うまでもなく、長い年月を要するために、防衛大綱あるいは中期防に基づいて計画的、確実に行っていく必要があると思います。  十年以内の長期契約を行うに際しましては、中長期的な見通しに立った大綱や中期防に基づいて計画的に調達するこ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) カシミール地方におきましてインドとパキスタンの間の緊張が高まっているということについては、私どもも大変懸念をいたしております。両国共に自制をして、話合いによって状況の安定化に向けた取組を進めることを期待しているところでございまして、外交当局におかれても是非...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘の三点についての評価を申し上げれば、まず、コストの削減については、三件の装備品調達、四件の維持整備の調達を行っておりますけれども、この七件の契約で合計約七百八十七億円の縮減を実現をしております。  次に、企業としては、将来の予見可能性が高まり、人員...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今回、長期契約法の適用とするE2Dを例に申し上げますと、E2Dは航空自衛隊の装備でございます。航空自衛隊がニーズ元になって米国政府から基礎的な情報を収集してまいります。  昨年来、より効率的な取得を追求する中で、防衛省の整備計画局が責任を持って、省内の関...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 現在、サイバー、宇宙の調達に関していいますと、この段階でFMSによって調達しているものはなく、また予定をしているものもありません。  というのは、やはりこのサイバー、宇宙の分野というのは非常に技術革新が著しいということから、契約先企業から期間を定めて借り...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 専守防衛は、言うまでもなく、憲法の精神にのっとった我が国防衛の基本方針でございまして、この考え方はサイバー空間においても変わるものではございません。  他方で、先生御指摘のように、サイバー空間は、攻撃の予兆であるとか実態を把握することが従来の領域に比べる...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 後年度負担というものがどんどん増えてきているということについて、問題意識を持っていないわけではございません。  ただ、今回の法案に即して申し上げますと、そういう中にあってもコストの削減努力、効率化の努力をしっかり我々やっていかなければいけないというふうに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 新たな中期防におきましては、これまででこういう規定ぶりは初めてなんですけれども、向こう五年間に新規契約する事業費の枠を設定をしております。  したがって、後年度負担を含め適切に防衛関係費の管理をこれに沿ってしっかり図っていきたいと考えておりますし、当然の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛装備品の調達というのは、言うまでもなく大綱、中期防に沿って行っていくわけでございますが、格段に早いスピードで厳しさと不確実性を増しているという安全保障環境の中で、やはり必要な装備をできるだけ早く、できるだけ低いコストで調達をしなければならないという私ど...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 会計検査院からの指摘は重たく受け止め、是正を図っていかなければいけないというふうに私ども考えております。  今先生から御指摘ありましたように、昨年の十月に、不具合報告提出の遅れ、それから計算書と受領検査調書の照合に関して是正措置を求める等の指摘を検査院か...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ですから、そういうわけにはいかないというふうに私も考えておりまして、このFMS調達については様々な御指摘があることも事実でございます。検査院からの御指摘もありました。こういった問題を改善しなければいけないと強く決意をしておりまして、先般、今、長官代行でいら...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、装備庁長官からお答えさせていただいたように、現在はそういう方式を取っておらないわけでございますが、そういうことが可能かどうかということも含めて勉強、検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) サイバー攻撃の態様というのは、姿というかスタイルというか、形は様々なんだろうと思います。例えば、交通インフラ等の重要インフラに対してかなり強力なサイバー攻撃が仕掛けられて、あたかも武力攻撃を受けたかと同じような甚大な被害が生ずる場合もあり得るでしょうし、そ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御指摘のシュワブ平成二十五地質調査、いわゆる最初の二十四本のボーリング調査結果でございますけれども、この内容については、私が防衛大臣に就任直後、平成三十年十月四日の業務説明、普天間飛行場代替施設建設事業に関する業務説明の一環で報告を受けたところでござい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この問題の原点は、もう先生に釈迦に説法で、申し上げるまでもなく、普天間飛行場の危険性の除去、ひいては返還を成し遂げるということにございます。  私どもは、この辺野古への移設作業なかりせば普天間は固定化すると、これは断じて避けなければならないと決意をしてい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私ども、二十四本に加えて、五十二本の追加のボーリング調査結果をその専門家によって検討してもらった結果、そのような今予測値を得ているわけでございまして、土木工学的にどうしてそうなるのかという理屈まではもう私は分かりませんけれども、しっかりと検討していただいた...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 言うまでもなく、関空や羽田は民間空港でございますが、個々における、何といいますか、使用頻度といいますか、飛行機がどのぐらいの頻度でどういう機体が降りるかということによっても、多分当初の計算値と違ってくるところが出てくるんだろうと思いますし、恐らく近年の、何...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これから、得られた結果を基に詳細な設計に入っていくわけでありまして、その際に、先生御指摘のような点も含めてしっかり克服できる工法というものをお示しをしてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 是非、設計変更の承認願には応じていただきたいというふうに私ども考えております。  先ほども申し上げましたように、この問題が仮に再び漂流するということになれば、普天間飛行場は間違いなく固定化する、それだけは是非避けたいと。これは沖縄の皆さんも、あるいは各党...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(岩屋毅君) 平成三十一年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成三十一年度予算におきましては、我が国を取り巻く安全保障環境が格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増す中、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、平成三十一年度以降に係る防衛計画...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 瀬取りにつきましては、私ども、北朝鮮関連の国連安保理決議を完全に履行するという観点から、決議違反が強く疑われる行為を確認した場合は、安保理制裁委員会への通報あるいは関係国への関心表明を行ってきております。  防衛省・自衛隊としても、昨年一月以降、瀬取りの...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 中国という特定の国に対抗するためということではなくて、また私もそのようには申し上げておりませんが、諸外国の艦艇に射程が非常に長い対空火器の導入が始まっております。これに適切に対応し、自衛隊員の安全を確保するためには、やはり射程の長い誘導弾を研究開発する必要...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 宇宙領域におきましては、宇宙領域を活用した情報収集、通信、測位等の各種能力の向上、それから宇宙空間の状況監視、これを地上及び宇宙空間から常時継続的に監視する体制の構築といったことを考えております。それから、相手方の宇宙空間を利用した指揮統制、情報通信を妨げ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米国とは、当然のことながら、あらゆるテーマ、課題について緊密に情報交換、意見交換をさせていただいております。  先生が今指摘された例えば電磁パルス爆弾といいますかEMP兵器などのケースについても、当然、詳細は申し上げられませんが、様々米国との間で情報交換...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 専守防衛という考え方は今後とも堅持をしてまいります。したがって、武力攻撃を受けた際に初めて、必要最小限においてそれを取り除くための自衛権の発動ができるという考え方に変わりはございません。  軍事技術の進展がなかなかそれを難しくしてきているのではないかとい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 考え方は先ほど申し上げたとおりですが、先生の問題意識というのも受け止めさせていただいて、この電磁パルス攻撃あるいは電磁パルス兵器の相手側の使用に際して、どのような対応が可能であるかということは更に研究をさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先般、玉城沖縄県知事さんが安倍総理と面談をされたというふうに承知をしております。  その中で、普天間基地負担軽減協議会等などの場で協議を続けていこうと、こういうことで認識を共有されたというふうに承知をしておりますけれども、私どもとしては、そういった場を始...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) サンド・コンパクション・パイル工法等による地盤改良の深さは、必ずしも十分に固く安定した土層、基盤に達する深度まで施工しなくても構造物等の安定性を確保し得るというふうに私どもは確認をいたしているところでございまして、いわゆる作業船の能力によって七十メートルで...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の調査の結果を踏まえて、地盤改良工事が追加されることになりました。したがって、設計の概要等の変更を行って、変更承認申請を沖縄県さんに対して行う必要があるというふうに考えております。そして、今、地盤改良に係る具体的な設計等の検討を行っているところでござい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いや、先生、そのとおりというのは。
○国務大臣(岩屋毅君) 私ども、地盤改良に関しては海上部分で三年八か月、陸上で一年ということが報告書の中には書かれているわけでありますけれども、様々な工事を同時に進行させるというようなことも含めて創意工夫を行って、できるだけ工期を短くしてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 工事を進める上で必要な調査の概要などについては米側に適宜説明を行っておりますが、そのやり取りの一つ一つについては、相手のあることでもありますし、控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもとしては、法令等にのっとって、設計変更をいたしました際には沖縄県さんに承認のお願いをさせていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) それはそうでありますけれども、是非承認をいただけるように最大限の努力を行ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) これは準備が整い次第、事業は継続をさせていただきたいと、その二の区域についても進めさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今私どもが進めておりますのは、先生、あくまでも辺野古側、南側の工事でございまして、これについては手続上の瑕疵はないものと思います。  それから、軟弱地盤について、大浦湾側についても調査結果を何も隠していたわけではなく、広範な海域の中での調査としては当初の...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(岩屋毅君) いわゆるGDPの一%枠というのは、御案内のとおり、昭和六十一年十二月三十日の閣議決定、当時中曽根内閣ですが、そこで撤廃をされております。その後、一時期を除き、当初予算はGDP比一%未満で推移をしていると承知をしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、一%枠というのは撤廃されておりますので、それに対するコンセンサスがあるという状況とは言えないと思います。イメージとして残存しているというのはあるかもしれません。
○国務大臣(岩屋毅君) 今、先生、NATO基準とおっしゃいましたか。NATO基準ということで防衛費について、当然私どもNATOの一員でもありませんし、また、NATO、いわゆるNATO基準といっても結構国によって当てはめ方が様々のようでございまして、そういう計算というか算定はしてお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いえ、目下のところは、そのいわゆるNATO基準で防衛関係費を算定するという予定はございません。
○国務大臣(岩屋毅君) この地盤の調査に当たりましては、どのような種類の土の層がどのように分布しているかということを把握するとともに、その土の層の強度を把握する必要がございます。これを把握するためには、音波探査、あるいは所要のボーリング調査、またボーリング調査地点の間において、コ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) B27そのものはやっておりませんが、要は、どういう土の層があって、それは、その強度がどのくらいかということを、周辺、同じような、同じ土の層を調べておりますので、B27についても非常に固い粘土層に分類されるというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) S3、S20、S58でございます。(発言する者あり)済みません、私の持っている資料のプリントが間違えておりました。S3、S20、そしてBの58でございます。
○国務大臣(岩屋毅君) B27からの距離は、S3が百五十メートル、S20が三百メートル、B58が七百五十メートルでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、ボーリング調査の結果によって、同じ土の層にそこが含まれているということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) その土の堆積の層が同じだということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、コーン貫入試験を実施するとともに、その密度を確認するための室内試験等を行ったところ、同じ層のところは非常に固い粘土層に分類されると確認をしたということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 様々累次の機会に私、答弁させていただいていると思いますけれども、海洋土木工事においては、必ずしも、何といいますか、軟らかい層に到達しなくても、それ以前の深さであっても十分に安定性を確保できるとされております。  我々の詳細に二十四か所プラス五十二か所で行...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどから申し上げておりますように、どういう土の層があって、それがどういう強度であるのかというのは十分に試験、確認をさせていただいておりますので、問題はないというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) ケーソンの仮置場の地盤につきましては、N値は小さいものの、室内試験の結果から、一定の圧縮強さを有する部分もあるといった特徴がございます。  いずれにいたしましても、これまで得られたボーリング調査等の結果を踏まえまして、今後、ケーソン規模の見直しを含めて、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そこでは四本のボーリング調査を実施しておりますけれども、各ボーリング層の一部にN値ゼロが確認されたということでございます。    〔委員長退席、理事二之湯武史君着席〕
○国務大臣(岩屋毅君) ケーソンとは、港湾構造物において護岸や岸壁を構築するために設置される鉄筋コンクリート等で製作された箱型の構造物でございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 普天間代替施設建設事業におけるケーソンは、今回の検討においては、最も大きいもので幅二十二メートル、高さ十九メートル、長さ約五十メートル、製作重量については約六千四百トン程度を想定しておりますけれども、先ほど申し上げたように、そのケーソンの規模を含めてこれか...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そういうことも含めて検討を行っているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 工事が必ずできるように検討を行ってまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) これも何度も説明しておりますように、やがて詳細な設計を行って設計変更の承認願を沖縄県さんにさせていただくことになりますが、その段階でしっかりと説明をさせていただきます。
○国務大臣(岩屋毅君) その御趣旨がよく分かりませんが、御質問の。
○国務大臣(岩屋毅君) したがって、検討対象でございます。だから、そういう地盤の状況も踏まえて、ケーソンというものは例えばどういう規模であるべきか、どういう工法を取るべきかということを今検討しているということでございます。(発言する者あり)  その検討はいたしますけれども、現在...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そのようなことにならないように検討を行っているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) まだ決めているわけではありませんが、例えば規模を小さくして仮置きをせずに直接工事現場で施工するという方法なども含めて今検討しているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 済みません、今の御質問についてはちょっと御通告がなかったので、今手元に数字がございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 環境保全図書におきましては、埋立てに用いる土砂の供給元などの詳細を決定する段階で生態系に対する影響を及ぼさない材料を選定することなどによって環境保全に配慮することとしておりまして、地盤改良に使用する材料についても、同様に環境保全にしっかりと配慮をしてまいり...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今回の地盤改良の検討結果におきまして、地盤改良工事による環境負荷は、環境保全図書の中で予測されている影響の最大値、ピークの範囲にとどめることが可能であるという検討結果が得られたところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 環境影響評価の手続上、まずその環境評価に最大限の配慮をして施工することは当然のことでございますけれども、事業の実施後は、事業者は、事業の実施による周辺環境の状態を把握するための調査、事後調査を行うとともに、その結果を踏まえて環境の保全についても適正な配慮を...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、今回の施工をもし行っても、環境影響評価書で示した予測の範囲内で工事ができるというふうに確認をしているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) それをやっているというふうに申し上げております。
○国務大臣(岩屋毅君) そのサンドコンパクション工法やサンドドレーン工法で地盤改良工事を実施した場合、大気質、騒音、振動、土砂による水の濁り、海域生物に対する海底振動、ジュゴンに対する水中音といった環境負荷の増加量を考慮する必要があるが、このうち振動については環境負荷の増加がほと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それらも含めて、そのピークを超えないということを確認をしているところでございます。また、当然超えないように施工をしてまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) ですから、その七万七千本のサンドコンパクション、あるいはサンドドレーン工法を行うという前提で、環境保全図書に定めるピークを超えないということを確認しているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) いかなる事態においても、弾道ミサイルの脅威から国民の生命、財産を守れる隙のない防衛体制を構築する必要があると考えております。今回の大綱で、陸海空に加えて宇宙、サイバー、電磁波といった新領域も非常に重要だということを打ち出したわけですけれども、私は、こういっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これまではイージス艦を八隻体制にして対応するということを前提にミサイル防衛体制考えてきたわけですが、先生御案内のように、最近ではいわゆるミサイルの発射手段というものが非常に多様化をしておりまして、あらかじめ発射兆候を把握して一定の場所で備えるということが非...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米国で今、アラスカ州で二〇二〇年に配備予定の大型レーダーのLRDRというものはこのLMSSRと同一の技術を使用して製造されていると、そしてこの開発は順調に進んでいると承知をしておりますが、このLMSSRを採用するというのは我が国が初めてになるんだろうと思い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) レーダーの選定においては、LMSSRの提案者でありますロッキード・マーチン社からは、製造について、国内企業、つまり我が国企業の参加の可能性がある旨の提案を受けました。その上で私ども検討を行った結果、国内企業が参画をする場合、米国提案の納入スケジュールよりも...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 国内企業の参画の評価結果が変わったとしても、LMSSRは、SPY、先生今御指摘のSPY6と比較して、性能、価格、後方支援体制、つまり維持整備、補給などの体制において優れているというふうに判断をしておりまして、LMSSRが選定されるという最終的な結果には変わ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 申し上げるまでもなく、我が国領域を防護する観点から決定されているものでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 先生言われた最初の新しい多国間の枠組みについては、河野外務大臣も国会の場で言及されていると思いますが、是非そういう方向へ向けての努力を我が国政府としてもしていくべきだと考えております。  それから、ロシアとの関係については、今るる外務省からも説明がありま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今御指摘があったその文書の中には、今先生が御指摘になった記述がある一方で、沖縄における絶滅危惧のジュゴンの個体数に対して、全体的な悪影響をもたらすことなく普天間代替施設の工事を進めることは可能という趣旨の記述があることも確認できます。  いずれにしても、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 申し訳ありません。分かりません。
○国務大臣(岩屋毅君) ジュゴンは、ずっと、何といいますか、行動を監視していたのは三頭おりまして、A、B、Cですけれども、A君、B君というのはもう行方不明になっているわけですけれども、それは工事の影響ではないというふうに判断されております。  今度、残念ながら死骸として発見され...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今事務方から答弁いたさせたとおりでございまして、事業行為通知書には事業の開始予定日を三月二十五日と記載しておりますが、これはあくまでも予定日でございますので、今後の進捗状況、作業の進捗状況あるいは気象状況など勘案した上で、準備が整い次第、開始をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも累次にわたって答弁をさせていただいておりますが、まず、私どもが提出した報告書では、一般的な実績が豊富な工法によって軟弱地盤の地盤改良工事を伴う工事全体を安定性を確保して行うことが可能であるということが確認されたということを書かせていただいております。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもが今予算に計上しておりますのは、現在、埋立事業を行っている辺野古側のことでございまして、大浦湾側については、詳細設計を行った上で、沖縄県さんに設計変更の承認願を出させていただくという作業等を踏んだ上で予算計上をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 三年八か月、それから、陸上部分での事業で一年というのは、報告書にはそう書かせていただいておりますが、これから詳細な設計を行いますし、また工法についても様々工夫をいたしますので、できるだけ工期を短縮したいというふうに考えておりまして、その方向で努力をいたした...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 何から延びるということでしょうか。
○国務大臣(岩屋毅君) 三年八か月、一年というのも、ある意味ではまだ仮定の段階での期間でございますから、先ほどから申し上げているように、しっかりと工夫をして工期をできるだけ短縮したいというふうに思っております。しかるべき時期に、どのぐらい時間が掛かる、したがっていつ頃普天間が返っ...全文を見る
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(岩屋毅君) 今日については、気象条件等様々検討した結果、工事を進めさせていただきたいということで、沖縄県さんには届出をさせていただいたところでございます。まだ実際の工事は始まっておりませんけれども、届出をさせていただきました。
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘の記者会見は、県民投票が終わった後に、民主主義というものが問われていると思いませんかという記者さんの質問に答えて申し上げたところでございます。  県民投票の結果については真摯にこれを受け止めなければいけないというふうに思っております。普天間基地の危...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 直接まだ現場には行っておりませんが、日々報告を受けておりますし、時期を見て現場にも伺いたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) ジュゴン三頭のうち今行方が分からないA、ジュゴンAとジュゴンCについては、さっきも説明させていただきましたように、週に一回近隣の海域をジュゴン観察のために調査をさせていただいておりますので、見付かればしっかり保護できるような対応も考えていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般のあの報告書につきましては、二回にわたるボーリング調査の結果を踏まえまして作った地盤に係る設計・施工の検討結果報告書でございます。  この報告書の中身は、調査の結果を踏まえて、護岸、埋立地等の設計、施工に係る検討を行い、その内容を整理したものでありま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、この調査結果を踏まえて詳細な設計をこれから行うところでございまして、今この段階でいつそれができるという確定的なことは申し上げられませんけれども、できるだけ早く設計変更承認願を沖縄県さんに提出できるように努力をしてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどちょっと申しそびれました。  その我々の検討の結果、海中の地盤改良工事に三年八か月、そして地上の地盤改良工事に一年ということを書かせていただいているわけですが、それは並行して行うことも可能だと考えておりまして、工期についてはできるだけ短縮したいと思...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まだ設計変更承認願をしておりませんので仮定の話にお答えをすることは控えたいと思いますが、是非承認をいただきたいと、最終的に普天間の返還につながる事業でございますから、御理解をいただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) これも累次御説明しておりますが、一番深いところも含むその土の層が、試験の結果、非常に固い粘土層に分類されるということが分かっておりますので、安定的に施工をすることが可能だという検討結果を得ております。
○国務大臣(岩屋毅君) ケーソンの工事については、先生御指摘のように、最初はそういう大型のものを仮置きして施工するという予定ではあったわけでございますが、今般のボーリング調査の結果を踏まえまして、例えばそのケーソンそのものを小型化する、仮置きせずに現場で直接施工する等々、様々な方...全文を見る
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄県に、二十五日、本日九時半頃、キャンプ・シュワブ南側海域のもう一つの区域、埋立区域二と言っておりますけれども、埋立準備作業に着手し、十五時頃埋立てを開始したという報告を受けたところでございます。  我が国を取り巻く安全保障環境、特に南西地域の厳しい安...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 誰のコメントであるか、私は承知をしておりません。ただ、移設なしの普天間飛行場の全面返還というのは、私どもは、先ほど申し上げたような理由でこれはなかなかあり得ない、難しいというふうに考えております。したがって、御理解を今後ともいただきながら、何とか辺野古への...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これについては、たしか先生から三月十二日に御質問を内閣委員会でいただいていたというふうに思います。  私どもの基本的な考え方としては、今、審査請求で審査を受けている立場ですから、この報告書については公開を差し控えるということで来たわけでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 最初の二十四本の平成二十五年の調査の結果につきましては、私、昨年の十月、防衛大臣に就任直後、十月四日に一連の業務説明の一環で報告を受けました。官房長官言われたのは、それに加えて二回目のボーリング調査なども全部含めた結果を報告書にまとめたわけですが、それを一...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 五年以内の運用停止については、決して沖縄県の責任にしたということではなくて、事実関係を述べさせていただいたわけでございます。  やはり、普天間飛行場の移設のためには地元の協力が得られるということが前提になるわけですけれども、残念ながら途中で埋立承認が取り...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) お尋ねの点については、現在係争中の事柄に関するものだと思いますのでお答えを控えたいと思いますけれども、その上で申し上げれば、沖縄防衛局が行った審査請求及び執行停止申立てについては、公有水面埋立法の所管大臣たる国交大臣によって、関係法令にのっとって執行停止の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 普天間飛行場においては、昭和五十五年や平成四年などに米軍機による事故が発生し、地元から危険除去が求められていたところでございます。その後、平成七年、一九九五年に沖縄で発生した極めて不幸な事件や、これに続く沖縄県知事の駐留軍用地特措法に基づく署名押印の拒否な...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) もちろん、我が国はまず我が国自身の力で守るということが大前提になると思いますけれども、それがために、今、自衛隊の部隊も南西諸島に一つずつ今置いていっているところでございますが、それに加えて、在沖米海兵隊の抑止力も含めて、極めて南西地域の守り、我が国の守りに...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(岩屋毅君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(岩屋毅君) 赤土につきましては、沖縄防衛局は、沖縄県の赤土等流出防止条例に基づいて適切な対策を講じることとしており、三月七日、沖縄県に対し、この条例に基づく事業行為通知を行ってその内容を示しておりますが、県から対策に問題があるとの指摘はございません。また、遡って一月三...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ちなみに、ここで言う赤土というのは、土の色のことを指すのではなくて、そのれきの大きさのことを言うわけでございますので、色だけの問題ではないということを申し上げておきたいと思います。  私も近々、現場を是非見てきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) B27地点は、累次説明してきておりますように、いわゆるコーン貫入試験というのを行っておりまして、室内試験をした結果、非常に固い粘土層の地層に当たるということが確認をされておりますので、これまでの一般的な実績のある工法を用いれば施工は安定的にできるというふう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 粘土層の場合は室内試験の方が信頼度が高いというふうにされておるわけでございまして、コーン貫入試験、そして室内試験を行った結果、固い粘土層であるということを確認したところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のB27地点を含めた水面下約七十メートルより深いところの土の層は粘性土に分類されますけれども、一般的に、粘性土のN値は砂地盤に比べて信頼度が小さいと考えられておりまして、室内試験の結果から地盤の強度等を評価し、設計を行うことが一般的でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 近くにあるポイントと同じ土層であるということを確認をしているわけでございます。そして、そこの固さを室内試験によって確認をしているわけですから問題がないというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 何度も申し上げておりますように、例えば、もう先生も御承知だと思いますが、B27の近くのS3、S20、B58、こういったポイントは、同じ土層に分類をされるということを確認した上で、コーン貫入試験プラス室内試験によってこれらの土層の固さを確認をしていると、した...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 通常、最も信頼が置けるデータというものを参照して判断をすることが一般的だというふうに承知をしておりまして、最新のデータによれば、この地区に活断層はないということを確認をしているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 活断層については、何度か答弁をしておりますけれども、我が国の活断層に関する一万以上の文献を網羅的に収集し、新しい文献についても随時追加、更新している最新のデータベース、活断層データベース、これは国立研究開発法人産業技術総合研究所によるものですけれども、辺野...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 一般論として申し上げますと、空港土木施設や港湾施設の設置に際し、活断層につきましては文献などの既存の資料による調査を実施するもので、現地調査までは実施していないものと認識をしております。  なお、普天間飛行場代替施設における護岸等の構造物については、先ほ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもとしては、今般の調査結果に基づいてこれから詳細な設計を行いまして、沖縄県に設計変更の承認願を出させていただきたいと、説得力のある、御理解いただけるものをしっかりお示しをして承認をいただきたいと、そのために努力をしてまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど総理が述べられたとおりですけれども、普天間の返還を決めてから二十三年、辺野古に場所を決めてから二十年動いてこなかったこの問題を解決をして、普天間飛行場の全面返還、沖縄の負担軽減に何としてもつなげていきたいという思いで事業を進めさせていただいているとこ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今の説明をさせた数字は換算数値なんですね。そして、粘性土のN値は、換算N値は、砂地盤と比べて信頼度が非常に小さいと考えられております。したがって、室内試験によって実際の強度を確認をすることが一般的だというふうに承知をしておりまして、その調査によれば、N値で...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 一般に、海洋土木工事の場合には、必ずしもその層に完全に到達するくい打ちではなくても安定性を確保して施工ができるとされていると承知をしております。  報告書のその書きぶりは、私は必ずしも適切ではなかったというふうに思っておりますが……(発言する者あり)いや...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 書きぶりが不適切と表現したのは不適切でございましたので、撤回をさせていただきたいと思います。  ただ、誤解を招くおそれがあったかもしれないけれどもと先ほども申し上げましたけれども、作業船の能力によって七十メートルということを言っているわけではなくて、あく...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどの私の表現は必ずしも適切ではなかったと思うので、それは取り消したいと思いますけれども、報告書には、この記述が出てくるまでに様々、土質についての分析結果が書かれておりまして、その後、改良深度等については、専門工事業者へのヒアリングから現有作業船の能力等...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも先ほどお答えをさせていただきましたけれども、防災対策上考慮すべき地震に関わる国内の知見を包括的に集約し提供している地震調査研究推進本部のデータにおいても、あるいは最新のデータベースである活断層データベースにおいても、あるいは日本全国の活断層が網羅的に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 事前に説明を受けておりますので、承知しております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどの気象庁の説明を聞きましても、一般論として活断層でないところでも地震が起こり得るということを述べたという説明でありましたけれども、それであれば日本中どこでもそうなのであって、だから、これまでの港湾の工事、空港の工事等は最も権威のある文献に基づいて判断...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどもお答えしたとおり、例えば、じゃ、那覇の第二滑走路工事、羽田の工事等々、やはり権威ある文献に基づいて判断をした上で事業が行われているわけでございますから、辺野古において何か特別なことをやっていると、手を抜いているということでは全くございません。
03月28日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○岩屋国務大臣 大西宏幸議員にお答えいたします。  もう答えも含めて、今、質問の中に含まれていたように思いますけれども、まず、全体状況から申し上げますと、我が国を取り巻く安全保障環境は急速に変化しつつあるというふうに認識をしております。国家間のパワーバランスが変化をしてきている...全文を見る
○岩屋国務大臣 航空優勢の維持は死活的に重要だと思っております。航空優勢が確保できなければ海と陸の能力も発揮できないということだと思っておりますが、F35Aについては、非常に高い性能を持つマルチロール機、対地、対空、対艦、対応できるものでございまして、主力になっていくと考えており...全文を見る
○岩屋国務大臣 浜地雅一先生にお答えいたします。  御指摘のとおりでございまして、FMS調達における精算遅延の問題については、米国において精算作業を終了するのに時間と労力を要するということで、米側の事情によるところが大きいというのが正直なところでございます。  それで、長期契...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘の報道は、二〇一五年の報道ですからちょっと前の報道ということですが、それについては承知をしております。  一方、我が国はこれまで、MFOを含め、関係機関及び関係国との間でさまざまな意見交換や情報収集を行ってきておりますけれども、米軍がMFOから部隊を撤収す...全文を見る
○岩屋国務大臣 MFOは、平和条約及び設立議定書に基づいて活動を行っている組織でございまして、集団的自衛権に基づいて活動を行っているものではないと承知をしております。  その上で、国際平和協力法は、国際連携平和安全活動の契機となる要請を行う機関として、具体的に、国際連合難民高等...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、七十四年前のことを委員から紹介してもらいましたが、私どもとしては、過重な負担を沖縄に担っていただいているというふうに認識をしておりまして、それを目に見える形で一つずつ着実に軽減をしていかなければならない、政府はその責任を負っているというふうに考えております。 ...全文を見る
○岩屋国務大臣 変更承認申請の作成にあわせまして、添付図書の変更も必要と考えております。今後の具体的な設計の中で、その作成を行っていきたいというふうに思っております。  どの添付図書が変更となるかは、検討の中で判断をしていきたいと思いますので、この段階で確定的なことは申し上げら...全文を見る
○岩屋国務大臣 私は、今委員御指摘があったように、ワシントンで日米防衛相会談を行った後、ハワイに行って太平洋軍の司令官と会ったり、また、イージス・アショアの施設を見に行ったりして二十日に帰ってまいりまして、空港から防衛省にすぐ入って留守中のさまざまな報告を聞いたんですが、そのとき...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは、シャナハンさんにその段階で私からは、私自身が知らなかったので、報告は、報告というか、話はしていないんですけれども、その後、必要な調査の結果などについては米側に適宜しっかりと、それぞれの部局を通じて説明を行っております。  しかし、一つ一つの中身については...全文を見る
○岩屋国務大臣 先日も、防衛省にお越しいただいた米国のネラー海兵隊総司令官にも、沖縄の現状、私どもの考え方、工事の進捗状況等をお話をさせていただいて、日本政府の努力を評価したいという話をいただきました。  また、近々、日程は決まっておりませんが、早晩、日米2プラス2という会談を...全文を見る
○岩屋国務大臣 恐らく、各種の報道等で御承知だと思います。
○岩屋国務大臣 事実関係については話の中で伝えてもいいと思っておりますけれども、県民投票そのものを政府として評価するようなことを申し上げるのは適当でないと思いますので、事実関係は伝えた上で、政府としての考え方、今の進捗状況をしっかりお伝えしたいと思っています。
○岩屋国務大臣 もちろん、確認をして、出せる資料は出させていただきたいというふうに思っておりますが、私ども、その後、追加のボーリング調査等も行って、先般、報告書にまとめましたし、さらに、それに基づいて詳細な設計を行ってやはり堅固な施設をつくらなきゃいかぬというふうに思っております...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省の教育機関に留学生を受け入れることで、防衛交流といいますか信頼醸成を図っていくというのは非常に大事なことだと思っていまして、先般、私も防大の卒業式、例のばあんと帽子を投げるのに行ってきましたが、かなり留学生が来ているんだなということを実感しました。  今、...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省では、737MAX、もちろん調達しておりませんし、現時点で、ボーイング社製の装備品への、調達への影響は確認されていません。  引き続き、情報収集をしっかり行っていきたいと思っております。
○岩屋国務大臣 地盤に係る設計・施工検討結果報告書において、あくまでも現時点の試算として、埋立工事を含まない地盤改良工事に係る工事については、海上で三年八カ月、陸上で約一年と見積もっているところでございますけれども、私どもとしては、当然のことながら、できるだけ工期を短縮していきた...全文を見る
○岩屋国務大臣 何度も申し上げておりますように、私ども、工期をできるだけ短縮したい、もちろん、環境に負荷を与えないようにさまざまな創意工夫を凝らして、できるだけ工期を短縮していきたいというふうに考えておりますので、先生御指摘の御心配がないようにしていきたいと思っております。
○岩屋国務大臣 埋立承認願書におきましては埋立てに関する工事の施工に要する期間を五年としていたところでございますが、確かに、軟弱地盤を改良するという工程が加わりますのでその中にはおさまらないかと思いますけれども、しかし、ありとあらゆる工夫を凝らして、工期をできるだけ短縮をしてまい...全文を見る
○岩屋国務大臣 沖縄県さんの試算は、単純にそれぞれの工程に要する期間を足し合わせたものだというふうに思いますが、私どもはそれをできるだけ短縮をしていきたいし、創意工夫によって短縮をすることが可能だと思っておりますし、それがためには、ぜひ、沖縄県さん始め各党各会派の先生方の御理解も...全文を見る
○岩屋国務大臣 ですから、これから詳細な設計に入るわけでございますけれども、工法についてもさまざま工夫を凝らしていきたいと思っておりますので、必ず短縮してまいりたいと思っております。
○岩屋国務大臣 やはり我が国の場合は、武器輸出三原則、正確に言うと武器輸出禁止三原則ですけれども、そういう原則が新たな防衛装備移転三原則に変わるまでは、国際共同開発・生産、防衛装備移転といった道は基本的には閉ざされていたわけでありまして、そこが欧米とは一番大きな違いだったのではな...全文を見る
○岩屋国務大臣 武器輸出三原則を防衛装備移転三原則に変えたわけですけれども、言うまでもないことですが、何もゆるゆるにしたということではありませんで、移転が認められる案件は、あくまでも、平和貢献、国際協力の積極的な推進に資する場合、それから、我が国の安全保障に資する場合に限定する仕...全文を見る
○岩屋国務大臣 私、個人的にこういう分野にそんなに詳しいわけではないんですけれども、今先生御指摘あったように、この5Gの技術というのは、まさに、第四次産業革命の神経系統の最たる革命だというふうに思っておりまして、これが軍事の分野、防衛の分野に与える影響もしっかりこれから検討し、対...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず調達については、防衛省・自衛隊という任務の性質上、特に気をつけなければいけないというふうに思っておりまして、さきに説明があった関係省庁申合せに沿って、NISC、関係省庁とよく連携をして、まず調達において最大限の対策を講じていきたいと思っておりますが、今のネット...全文を見る
03月28日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(岩屋毅君) 必ずしも説明が十分ではなかったということについてはおわびを申し上げたいと思います。  その上で申し上げます。財政法第十六条には「予算は、予算総則、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費及び国庫債務負担行為とする。」と規定されておりまして、国庫債務負担行為も予算...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘の無人化技術につきましては、人口減少でありますとか少子高齢化などの急速な進展を踏まえまして、有人には向かない任務、例えば非常に危険性が高いですとか、あるいは極めて汚濁する可能性が高い任務でありますとか、余りにも単純作業の繰り返しになる任務でありますと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 本件については、私も報告を受けたところですけれども、軽微なものも含めて一切の事故について連絡会に報告をするという明確な合意があったということではなかったと承知をしております。  いずれにしても、米軍の事件、事故につきましては適切に通報がなされることが必要...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般、米側からの申出も受けて協議をしておりましたので、少し報告に時間が掛かったという経緯がございました。  開設当初は本当に地域の皆様の御心配が非常に強かったということで逐一御報告をさせていただいてきたと思うんですけれども、今でも連絡会については事故件数...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そういう作業工程というか過程は、一般的なものであるというふうに考えております。  もちろん精緻な設計をできるだけ行って設計変更の承認申請をさせていただきたいと思っておりますが、その施工後も、状況をしっかりとモニタリングしながら、必要に応じて微修正といいま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今回公表いたしました報告書におきまして、あくまでも現時点の試算として、埋立工事を含まない地盤改良の工事に掛かる工期につきましては、海上工事で約三年八か月、陸上工事で約一年と見積もっているところでございますが、これから詳細な設計に入るわけでございまして、また...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) できると断言は私しておりませんで、工事を並行して行う、施工する可能性もあると。したがって、その可能性の追求も含めてこれからしっかりとした詳細な設計を行っていきたいというふうに申し上げているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) まず、工期につきましては、できるだけこれを短縮できるように最大限の努力をしてまいりたいと。したがいまして、是非沖縄県さんにも御協力をいただきたいというふうに思っているところでございます。  私どもの防衛政策上の判断、日米同盟としての判断からしても、沖縄に...全文を見る
04月02日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○岩屋国務大臣 宮崎議員にお答えいたします。  宮古島における部隊は、陸自の警備部隊、中距離地対空誘導弾部隊及び地対艦誘導弾部隊の配備ということになりまして、これは、南西地域の空白を埋めるという意味で非常に意義を有しているというふうに考えております。  その上で、宮古島に配置...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生、お地元であるがゆえのきょうは切実な御意見だというふうに受けとめさせていただきました。  私ども、やはり日本の今防衛の最前線は南西地域であるというふうに考えておりまして、したがって、ここで抑止力を低下させるわけにはいかない。抑止力を維持しながら、沖縄の負担を...全文を見る
○岩屋国務大臣 そうではございませんで、普通科の通常装備でございます中距離多目的誘導弾というのが、それから迫撃砲もそうでございますが、当初、通常装備の中にそういうものも含まれるという説明が必ずしも十分でなくて、そういうものの弾薬を千代田側に置くのかということで、住民の皆さん方から...全文を見る
○岩屋国務大臣 通常装備としては置かせていただくんです。しかし、弾薬をそこに保管するということはしない。したがって、保良地区というところに整備ができたら、いわゆるもっと大きな地対空、地対艦のミサイルの弾薬とともに、その迫撃砲の弾薬であるとか中距離多目的の、名前が似通っているからち...全文を見る
○岩屋国務大臣 通常装備として迫撃砲や中距離多目的誘導弾を置かせていただくので、その弾は置かせていただきますというふうに説明をしておればよかったんですけれども、その説明が不十分だったということなので、一旦その弾は持ち出して、その弾もやがて保良地区に集約するということにさせていただ...全文を見る
○岩屋国務大臣 やはり原子力の場合は事情が違うんだろうというふうに思います。福島第一原発の事故においても、もう極めて甚大な被害が発生し、現在も続いているわけでございまして、原子力発電の立地について最も厳しい基準を適用しているというのは、それはそれなりにしっかり理由があるということ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今先生が御指摘になったのは、当時の防衛庁が二〇〇〇年に第三回代替施設協議会に示した資料のことを指しておられるのではないかなというふうに思いますけれども、そこにおいても、これらの記述が必ずしもこの辺野古断層が活断層であることを示すものではないというふうに認識をいたし...全文を見る
○岩屋国務大臣 地図が載っておりまして、「一部に断層によると考えられる落ち込みが見られるところでございます。」という記述になっていると思いますが、探査結果として、いずれの断層とも上層の沖積層では断層が認められないこと、その後、繰り返しの活動が認められないこと等から、今後も活動が予...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは二〇〇〇年の話でございまして、私ども、最新のデータが載せられている活断層データベース等にも照会をいたしまして、活断層の存在を示す記載はないと確認をしているところでございます。
○岩屋国務大臣 沖縄に駐留するあの海兵隊が、海外あるいは洋上等に展開されている期間があるということは承知をしております。
○岩屋国務大臣 それは米軍の運用の詳細にかかわることでございますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 必ずしも全てを把握しているわけではありませんが、米海兵隊が、例えば、グアムでありますとかハワイでありますとかフィリピン等の友好国等で共同訓練を行ったり、あるいは災害派遣のために出動したりということで、沖縄を離れている時期があるということは承知をしております。
○岩屋国務大臣 決してそういうことではないと思います。  海兵隊が沖縄に本拠地を置いているということは十分に我が国の抑止力を構成していると思いますし、我が国のみならず、我々、自由で開かれたアジア太平洋と言っておりますが、特に、東アジア、北東アジア地区における抑止力を構成をしてい...全文を見る
○岩屋国務大臣 今回のボーリング調査の結果によって設計の変更を行う必要があると判明したのは大浦湾側でございます。今工事を進めておりますのは辺野古側でございまして、辺野古側については、埋立承認に基づいて施工することができますし、変更承認を必要とするような事態は生じておりませんので、...全文を見る
○岩屋国務大臣 お尋ねは、ホストネーションサポートですよね。(原口委員「思いやり予算です」と呼ぶ)これについては、平成十一年度は確かに約二千七百五十六億円で最も多かったものの、その後、相当程度減額をしてきておりまして、三十一年度予算額は千九百七十四億円ですから、ピークのときと比較...全文を見る
○岩屋国務大臣 誤解のないように私の方から経過を説明させていただきたいと思います。  確かに衆議院段階では、審査請求中であるということを理由に当初公開できないということを申し上げてまいりました。ところが、途中で沖縄県さんが、私どもの報告書をもとにした意見書を公にされました。そこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 私どもはあくまでも審査請求で審査を受けている立場でございますので、報告書については公表を控えたいということを申し上げてきたところでございますが、国会審議の最中に、別に沖縄県さんを非難しているわけではなくて、私どもの報告書をもとにした沖縄県さんの詳細な意見書が出され...全文を見る
○岩屋国務大臣 FMSについては改善、改革が必要だということは、私どもも強く認識しております。  それで、未精算額については、平成二十九年度末現在で約五百二十億円。これは、前年度に比べると百三億円は減少しているところです。また、未納入額については、二十九年度末現在で約三百五十一...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘の点については、会計検査院の指摘を踏まえまして、既に処置を行って、これは解決済みということになっております。  今後も、労務費の積算を適正に実施するように、各防衛局等に対して周知徹底をしてまいります。
○岩屋国務大臣 いわゆる、本格的なといいますか、地対艦、地対空のミサイル誘導弾ではなくて、中距離の多目的誘導弾、車両であったり小さな船舶に対応するための装備あるいは迫撃砲は、普通科の、通常の装備でございますので、これは置かせていただくんです、千代田地区に。  ただ、その弾薬につ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今も、先ほども申し上げましたように、迫撃砲、あるいは中距離多目的誘導弾、それから地対艦誘導弾、地対空誘導弾につきましては、その弾薬は保良地区において保管をさせていただきますけれども、迫撃砲や中距離多目的誘導弾については、千代田地区において配備をさせていただきたいと...全文を見る
○岩屋国務大臣 装備そのものは千代田地区で、弾薬については保良地区に集約をさせていただくということです。
○岩屋国務大臣 したがって、装備を保良地区に置くというふうには申し上げていないんですよ。(赤嶺委員「いや、それは知っていますよ」と呼ぶ)はい。だから、そこは当初の説明どおりだと思います。
○岩屋国務大臣 持っていくのは弾です。弾薬です。
○岩屋国務大臣 弾薬を保良地区に集約をさせていただくというふうに申し上げているので、迫撃砲そのものを持っていくとは言っておりません。だから、それは当初の説明どおりでございます。
○岩屋国務大臣 今、事務方にも確認をいたしましたが、だから、先生、装備そのものは持っていかないんです。(赤嶺委員「それは知っていますよ」と呼ぶ)いや、だから、弾薬だけはそこに集約させていただきますということなので、それは全然、当初の説明どおりだと思いますけれども。
○岩屋国務大臣 装備の中には小銃などの装備がございますので、そういったものはやはり千代田地区にはしっかりと保管をしなければいけないというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 まあ通常、そういう保管庫あるいは弾薬庫というのは、建物自体を非常に堅固につくって、周辺を覆土するというつくり方になるんだろうと思いますので、特別なつくり方をしているということではありません。  それから、通常は、平時においては、これから保良の整備が整えば、そこに...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに、六百五十万立米の中には、今お答えしたように入っておらないわけですけれども、年間の砂の採取量というのは三千七百万立米あると承知しておりますし、その六百五十万立米というのも、一挙に調達するということではありませんので、これからしっかり調達の方法を、合理的な方法...全文を見る
○岩屋国務大臣 埋立てに必要な材料は必ず調達できるように、これからしっかり検討してまいります。
○岩屋国務大臣 確かに、国際情勢あるいは安全保障情勢というのは変わっていっているわけですけれども、二十三年前にあの橋本・モンデール会談で決めて以降、我が国を取り巻く安全保障環境ということでいえば、私は年々厳しさを増してきていると思います。  この間に北朝鮮も核やミサイルの開発を...全文を見る
○岩屋国務大臣 沖縄における米軍の存在と沖縄経済との関係については、さまざまな議論があるんだろうというふうに思います。  その上で申し上げると、平成二十七年度の沖縄県民総所得に対する軍関係受取の割合としては五・三%という数値がございますので、これだけ見ると、決して高くはないとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 沖縄が我が国の施政権のもとになかった時代のことについて確たることを申し上げることは困難ですけれども、当時の沖縄において、先生御指摘のプライス勧告に反対する住民大会が開かれるなど、強い抗議がなされたと承知をしております。  また、現在の沖縄の米軍施設・区域は、昭和...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、防衛省においては、在日米軍施設・区域の周辺の市町村等に対する補助事業として、防衛施設の設置又は運用により生じる障害の防止や影響の緩和などを行うため、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律に基づいて補助金や交付金の交付を行っているところでございます。  し...全文を見る
○岩屋国務大臣 防衛省沖縄防衛局としては、ジュゴンについては、A、B、Cと名づけておりますが、三頭の観察をずっとやってきたところでございまして、先般、そのジュゴンBが死骸で発見をされたということは、非常に残念なことだと思っています。  これから専門家の立会いのもとに解剖も行われ...全文を見る
○岩屋国務大臣 ジュゴンAとCについては、私どものこれまでの観察の結果によれば、工事による影響で行方不明になっているものではないと考えておりますし、Bについてはこれから解剖が行われるということですから、しっかり情報を収集していきたいと思っておりまして、いずれにしても、環境等監視委...全文を見る
○岩屋国務大臣 簡潔に申し上げると、今まで普天間の基地が果たしていた三つの機能を分散して、そのうちの一つを辺野古に移転をしようという計画なのでございます。  既に空中給油機については、それこそ委員長のお地元の岩国に移転をしておりますし、それから緊急時の機能についても、築城、新田...全文を見る
○岩屋国務大臣 そのことを累次にわたって米側とも確認をしてきておりますし、機能を移設することができれば、普天間の機能停止、全面返還をなし遂げてまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官定数等の変更、航空自衛隊の航空総隊の改編並びに日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又は役務の...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(岩屋毅君) その前に、先ほど先生が指摘をされた会計検査院からの指摘事項は、防衛省に対する指摘事項は合計八件、金額にすると約六百三十九億円でした。しかし、その九割の六百十六億円につきましては、装備品等の重要物品に関する書類作成の不備を指摘されたものでございまして、国に金...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) イージス・アショアの導入は、あくまでも我が国を守るためのものでございます。  そして、候補地につきましては、可及的速やかに配備するという観点から、全国の自衛隊の施設を対象として検討させていただきました。そのときの条件は、バランス良く我が国全域を防護できる...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○岩屋国務大臣 ただいま国交省から裁決理由についての説明がございましたけれども、私どもがこれまで申し上げてまいりました地盤改良工事の工法それから環境保全のための対策について、妥当性があるというふうにお認めいただいたというふうに認識をしております。  したがいまして、私どもとして...全文を見る
○岩屋国務大臣 これは、我が国はNATO加盟国ではもちろんございませんので、NATO定義に基づいて所要経費を整理してはおりません。  これまでもそのように申し上げてきたんですけれども、先生から事前にそういう御提案がありましたので、確かに、NATO定義といっても、運用は今先生御指...全文を見る
○岩屋国務大臣 今般、先生から御提案ありましたので機械的に計算をしてみたんですけれども、この数字をどういうふうに扱っていくかというのはもう少し政府全体で検討させていただきたいと思いますが、ただ、おっしゃるように、日本の場合はもう本当に防衛費というのを厳格に計算をしておりますけれど...全文を見る
○岩屋国務大臣 FMS調達の改善に関する取組は、小野寺前大臣のときから開始をしていただいておりまして……(発言する者あり)いやいや、特に小野寺大臣のときには取組を強化していただきまして、それを今受け継いで、米国と協議を重ねているところでございます。  そして、中期防につきまして...全文を見る
○岩屋国務大臣 それはもう青柳先生のおっしゃるとおりだと思っておりまして、今般初めてFMSに長期契約法を適用させていただくわけですから、これはしっかり検証してまいりたいと思っております。
○岩屋国務大臣 これも先生の御指摘のとおりで、確かに、契約をまとめれば精算の事務手続量が減りますので、それはスピードアップするということですけれども、ある意味それ以上に大事なのは、全体のコストのコントロールだというふうに思っております。  御指摘のイージス・アショアについては、...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国のミサイル防衛システムは、先生御案内のとおり、イージス艦による対応とPAC3による対応、上層、下層両方での迎撃を組み合わせた多層防衛の体制をとっておりますけれども、このイージス・アショアについては、上層での迎撃によって我が国全域を防護するということを考えてお...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘のように、本法律案は、自衛官定数等の変更、それから部隊の改編、これに加えて、日本とカナダ、日本とフランスとの間のACSAの実施に係る根拠規定を整備するものでございます。  これらの事項はいずれも自衛隊の任務の円滑な遂行を図る施策の一環でございますので、そう...全文を見る
○岩屋国務大臣 サイバー防衛隊の規模につきましては、平成三十一年度に約百五十名から約二百二十名に増員することとしております。そのほか、各自衛隊のサイバー関連部隊等の増員によりまして、自衛隊全体のサイバー関連部隊等の規模は、平成三十一年度に、約四百三十名から約五百八十名に拡充するこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 大綱にも明らかにしたように、本当にこういった新領域、宇宙、サイバー、電磁波といった領域での能力の獲得というのは急務だというふうに我々も考えております。  民間経済に対する攻撃なども含めては、御案内のとおり、NISCというものが中心になって、そこに防衛省も協力をす...全文を見る
○岩屋国務大臣 フランス、カナダとはこれまでもさまざまな防衛交流を行ってきておりますし、2プラス2などの枠組みを通じても、しっかりと防衛協力、ACSAも含めてやっていこうという話をしてきております。  インドとの間では、先般の日印首脳会談において、ACSAの締結について交渉を開...全文を見る
○岩屋国務大臣 先般のあの伊丹の事案につきましては、整備員による点検の結果、安全性に問題がないことが確認された上で離陸したものというふうに承知しておりますが、私どもとしては、米側には、新たな情報が得られた際には関係自治体に速やかに情報提供をしたいということで、引き続き連携をしっか...全文を見る
○岩屋国務大臣 米側からの説明によれば、パイロットが、コックピット内の警告灯、どの警告灯であったかということは承知をしておりませんが、点灯を確認をしたため、念のために、安全手順に従って同空港に着陸をしたというふうに聞いております。
○岩屋国務大臣 予防着陸をした後、整備をした結果、異常がないということを確認して離陸をしたというふうに聞いておるところでございます。
○岩屋国務大臣 追加の情報があれば速やかに入手をしたいというふうには思っておりますが、今のところ、整備、点検した結果、異常はないことを確認したので離陸をしたという報告を受けているところでございます。
○岩屋国務大臣 既に航空機の整備に関して日米間の協議の場を設けておりますので、そういう場等を通じて、追加の情報がもしあれば、入手をしたいというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 いや、基本的には追加の情報を求めているんです。もしあれば、ぜひ報告してもらいたいということです。
○岩屋国務大臣 御指摘の件については我々も、しっかり緊急の事態に対応できる措置をとらなければいけないと思っておりまして、そのように指示を既にいたしております。  しかし、今般の説明が当初不十分であったことは事実でございます。一昨日、私も隊旗授与式に行ってまいりました。そこで、市...全文を見る
○岩屋国務大臣 先般の卒業式に私も大臣として参加をしてまいりました。  卒業生四百七十八名のうち任官辞退者は四十九名でございます。本年度卒業生に当たる平成二十七年度入校者数のうち、中途退校者は五十九名というふうになっております。  任官辞退者からは、毎年度、辞退の理由について...全文を見る
○岩屋国務大臣 防大卒業後に幹部候補生学校入校中に、約十名から、多いときで三十名程度の退職者が発生しているというふうに承知をしています。
○岩屋国務大臣 その前に、任官辞退者には、先ほど申し上げたように、全員から聞き取りを行っていますけれども、主な理由は先ほど申し上げたような理由が多くて、平和安全法の話や海外派兵等に言及した者はいなかったということを申し上げておきたいと思います。  それから、いじめの問題について...全文を見る
○岩屋国務大臣 詳細は、ちょっと御通告がなかったので、調べてわかり次第、報告させます。
○岩屋国務大臣 そのようにしていきたいと思います。  今般も、防衛省からさっき説明がありましたように、職員を派遣し、関係自治体へ情報提供をしているわけでございますけれども、そういったことが速やかに行われるように一層徹底をしてまいりたいと思います。
○岩屋国務大臣 今局長から説明させていただいたように、自衛隊法によるこういう競技への協力というのは、あくまでも会場内外の整理ということにとどまるということですけれども、その他のもし具体的な脅威が発生した場合は、他の規定、法令に基づいてしっかり、当然自衛隊は対処することになるわけで...全文を見る
○岩屋国務大臣 今先生御指摘のタストン・エアポート社との間で売買契約の締結に向けて引き続き協議を行っているところでございますが、今お話しもあった先方の状況などもございまして、この段階で見通しについてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、私どもとしては、できるだけ...全文を見る
○岩屋国務大臣 基本的には政府全体ということだと思います。  その司令塔がNISCということになるんだと思いますし、当然、防衛省は関係省庁としてそこに協力しますが、ただ、私どもが身につけなきゃいけないのは、相手方が武力攻撃においてサイバー空間を利用する能力を妨げる能力というもの...全文を見る
○岩屋国務大臣 サイバー空間におけるグレーゾーン事態への対処というのはやはりなかなか難しいけれども、しっかり検討しなければいけない課題だと思っておりまして、更に研究を加速したいと思っております。  それから、ロシアによるクリミア攻撃のときなんかはまさにそういうハイブリッド戦だっ...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘のテント等が米軍の施設・区域内に設置されていたことから、同二十六日というのは、昨年の六月二十六日に沖縄防衛局から道路管理者である沖縄県に対しまして、必要な是正措置をとるように依頼を行ったところでございますが、その後、沖縄県からは、必要な措置について検討する旨...全文を見る
○岩屋国務大臣 米軍の訓練空域の設定等につきましては、民間航空交通の安全の確保の観点等も踏まえつつ、米側と適切に調整を行っているものと承知をしております。  その上で、米軍機の飛行に際しては安全の確保が大前提でございますので、事故などはあってはならないことは当然でございます。防...全文を見る
○岩屋国務大臣 お尋ねの在日米空軍第一八航空団が作成した資料に、アルトラブ、空域の一時的留保に関する記載があるということは承知をしております。  そして、この米軍のアルトラブにつきましては、国土交通省と米軍との間で調整し、設定しているものでございます。先生今お話しあったように、...全文を見る
○岩屋国務大臣 アルトラブの設定については、米軍と国交省の間の協議で定められておりますので、そこは国交省にお尋ねいただきたいというふうに思います。  沖縄周辺には自衛隊が使用できる常設の訓練空域というのが過去は存在していなかったものですから、米軍の訓練空域を使用してきたところで...全文を見る
○岩屋国務大臣 現在、航空自衛隊南西航空方面隊司令部所属の自衛官一名を嘉手納連絡調整官として米軍嘉手納基地の第一八航空団に派遣をしております。なお、この調整官は、在日米空軍との連絡調整を行うために平成二十年度から派遣をしているところでございます。  そして、この連絡調整員は、航...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、アルトラブ、空域の設定そのものは、あくまでも管制業務上の措置として国交省と米軍との間で調整され、行われているものでございます。
○岩屋国務大臣 あくまでも空域の提供でございますから、所管は国土交通省です。
○岩屋国務大臣 それはしておりません。  先ほど申し上げたのは、アルトラブというのはあくまでも空域の一時的な留保でございますので、これは国交省と米軍との調整によって設定をされているということでございます。
○岩屋国務大臣 那覇基地が所在する南西航空方面隊における平成二十九年度の緊急発進回数が四百七十七回に達しておりまして、全体の半分以上を占めていることなどを含めると、非常に、先生御指摘のように、民航機の利用増加と相まって、那覇空港の過密化が進展をしている。実際に、国交省によれば、五...全文を見る
○岩屋国務大臣 日報とは、行動命令に基づいて活動する自衛隊の部隊などが作成した上級部隊への定時報告でございます。これは、防衛大臣又は上級部隊の指揮官の判断に資するものであって、当時の現場部隊の活動の状況や周辺情勢等が記載をされているところでございます。  特に、海外のオペレーシ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども説明させていただいたように、また、先生からも御指摘あったように、日報というのはその全てを開示するということではなくて、開示が不適当な部分については伏せた形で公開をするものであって、全てが公にされるものではございません。  また、防衛省では、海外での自衛隊...全文を見る
○岩屋国務大臣 日報の内容は、任務の内容や部隊の種類、活動の種類によってさまざまでございますが、過去の日報の作成作業の詳細を一概に申し上げることは困難ですけれども、一般には、日報の作成というのは、複数の担当者がそれぞれ割り当てられた所掌に関する報告を作成し、上司等の確認を経て取り...全文を見る
○岩屋国務大臣 御指摘のように、昨年六月、十年間近くに及ぶ交渉を経まして、日中間での当局間の間で海空連絡メカニズムの運用を開始したところでございます。昨年六月の運用開始以来、適切に運用は行われておりますが、その中身については控えさせていただきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○岩屋国務大臣 オスプレイは安全上の欠陥があるのではないかということですけれども、オスプレイは、平成十七年に米国政府がその安全性、信頼性を確認した上で量産が開始されておりますし、日本国政府としても、平成二十四年、米海兵隊のオスプレイの普天間飛行場への配備に先立ちまして、分析評価チ...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、海兵隊の機能それから運用のあり方について、わかりやすく長島先生からお話をしていただきました。  確かに、規模については、当初は沖縄に存在する部隊そのものはそれほど大きなものではないかもしれませんけれども、沖縄に高い即応性を有する第三十一海兵機動展開隊、いわゆ...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生の御指摘も承りたいと思いますけれども、普天間については、やはり沖縄の負担を軽減をするということを重視して、なおかつ、海兵隊の持っているその即応性、機動性を損なわないようなプランをつくってそれを実行しようとしているところでございまして、やはり、そういう抑止力をし...全文を見る
04月16日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(岩屋毅君) まず、今般の事案によりまして、地域の皆様に大変御心配をお掛けし、また不安を与えてしまったことについておわびを申し上げたいというふうに思います。  その上で、今般の事案ですけれども、四月九日、三沢基地所属のF35Aが四機編隊の一番機として三沢基地を離陸し、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) FMSについては、米国の武器輸出管理法等に基づいて、米国の安全保障政策の一環として同盟諸国等に防衛装備を有償で提供するという、あくまでも装備品の調達制度でございまして、事故の調査に関する規定はございません。  したがって、私どもの航空幕僚監部航空事故調査...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私もこの現状には危機感を抱いております。国内の防衛産業基盤というのは、我が国の防衛力あるいは抑止力を構成する極めて重要な要素だというふうに思っておりますので、これまで以上の強い危機感を持って、競争力のある強靱な防衛産業を構築していくために努力をしていきたい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 残念ながら私の名刺はタケシ・イワヤになっておりますので、私個人は早速変えたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 航空燃料は、一般的に海洋に流出した場合においては蒸発等によって消散するとされております。現在、現場周辺海域において油膜等は確認をされておりませんし、周辺自治体や漁協等から燃料流出による影響に関する情報は目下のところ寄せられておりません。  それから、F3...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 墜落したこのF35Aですけれども、北緯四十度三十二分、東経百四十二度五十三分でレーダーから消えております。  墜落したそのものの地点はまだ特定されておりませんので、現在も潜水艦救難艦による海中の捜索も含めて捜索を継続しているところでございます。できるだけ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 夜間の戦闘訓練でございますので、詳細についてはちょっと調査をしっかりしてからでないとお答えができませんが、やはり日中の訓練に比べればかなり難易度の高い訓練だったというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 調査をしてみませんと、機体をまず見付けて、できれば引き揚げたいというふうに考えておりますが、しっかり調査をしたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) まずは事故調査、原因の調査究明をしっかりやりたいというふうに思っておりまして、これは先ほど申し上げましたように、航空幕僚監部に設置いたしました航空事故調査委員会において、今も調査中ですが、これから米側の支援も受けながらしっかり調査を行っていきたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そのとおりでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) それは先生おっしゃるとおりでございます。  調査はあくまでも私どもが主体的に行いますが、当然この機体は極めて機密性の高い機体でございますので情報保全もしっかりやらなければなりませんし、原因を解明するためにも、米側の支援、協力が必要になる場合はしっかりと協...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当然、日本政府が所有しております。
○国務大臣(岩屋毅君) 何といいますか、現に活動ができているという装備には当たらないというふうに思いますんで、すぐさまその武器等防護の対象になる装備品かどうかといえば、それはちょっと一概にはお答えできないと思いますけれども、我が国政府が所有する装備品であるということには間違いがな...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど来御説明しておりますように、契約上、事故の場合の特段の規定はないわけでございます。  しかし、私どもは、事故調査委員会を中心に主体的にこの事故調査を行いたいと思っておりますけれども、主な製造元でありますやはり米国の支援、協力を得ながらしっかりと原因...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 四月十九日に、河野外務大臣とともに日米2プラス2に臨ませていただきますけれども、そのときの議題について予断を持って今お答えすることについては差し控えたいと思いますが、この捜査、救難にも米側の協力もいただいております。  そして、F35というのは、私どもに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今現場に行っております潜水艦救難艦というのは、様々な機能を有しております。ケーブルでつないだ深く水中潜水できる機材で捜すということを中心に今やっているわけでございまして、その他、役に立つものがあれば何でも投入して一刻も早く機体の位置をまず確定し、できればそ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まずは航空幕僚監部に設置した事故調査委員会が主体となってやりますが、先生御指摘のとおり、製造元である企業の協力、あるいは、FACO一号機でございますので、国内でその組立てに参加した企業の知見も活用しなければいけない局面も出てこようかと思いますので、事故調査...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の事案の発生に伴い、様々なレベルで米側とは情報交換しておりまして、米側からも艦艇も航空機も捜索救難活動に参画をしていただいておりますし、様々なレベルで情報交換はしておりますが、米側から何か日本にああしろこうしろというような話があったということではござい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今捜索中でありまして、その機体の状態が果たしてどういう状態にあるのかというのが分かりませんけれども、極めて重要な機密を有した装備品でございますので、やはり情報保全というものには細心の注意を払っていかなければいけないというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) ちょっと仮定の御質問にはお答えしにくいんですけれども、回収できるという状況であれば、極力機体あるいはその部品については回収を試みる必要があるというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) F35Aについては、まだ部隊を編成したばかりで、まさに訓練中でございましたので対領空侵犯措置などの実任務を担っているという段階ではございませんでした。あくまでも運用試験や各種訓練ということでやっていたところでございます。  今後につきましては、もちろん実...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) あくまでも、飛行再開するには、飛行の安全が確保できるという判断がなければそれはできないというふうに考えております。  今も調査をスタートさせておりますが、これから更に米側の支援や関係企業の支援も得て、できれば機体を引き揚げるということもしっかりやった上で...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これからの調査でございますから内容について予断を持って申し上げることは控えたいというふうに思いますが、原因の種類といいますか、内容によっては飛行の安全が確保できるというふうに判断し得る場合もあり得るだろうというふうに思っておりますので、この段階でちょっとま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生と同じことを私申し上げていると思います。  この段階では、パイロットの例えば身体状況によるものだったのか、機体の不具合によるものだったのか、まだ予断を持って申し上げられる段階にはないわけでございまして、いずれにしても、これが原因だったということが判定...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まだ位置が特定できておりませんし、どういう状況にあるのかが分からない状況でありますけれども、できればというふうに申し上げているのは、当然引き揚げるということを前提に最大限の努力をしていくという意味で、ただ、どういう状況にあるかがまだ分からないので、そういう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほどから申し上げておりますように、我が国が主体となって調査を行いますけれども、極めて機密性の高い装備品でございますし、先生御指摘のように製造元の知見というものも活用しなければいけないと思いますし、その国内での組立てに参画をした企業の知見も活用しなければい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御指摘のとおり、米国の会計検査院の報告書あるいは米国防総省の運用試験・評価局の報告等においてF35Aの課題について指摘をされていることは事実ですし、承知をいたしております。  その上で、防衛省としては、内容について米国政府に確認をしっかり行っておりま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 事故原因等についてはこれからしっかり調査を進めてまいります。現時点においては、これまでの方針を変更するに足る具体的な情報を得ているわけではございませんので、この配備計画を変更する考えは現時点ではございません。
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御指摘の二〇〇九年のグアム協定の記載は、協定の締結当時に世界規模で行われておりました米軍再編、特にアジア太平洋において行われておりました米軍再編と相まって、在沖米海兵隊のグアム駐留が実現することによってアジア太平洋地域における抑止力というものが高まるだ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 沖縄には、御案内のとおり、第三海兵機動展開部隊、ⅢMEF司令部が置かれております。また、高い即応性を有する第31MEU、海兵機動展開隊の部隊が配置されております。先般の私の衆議院安保委員会における答弁は、このような点に着目して本拠地という言葉を使ったもので...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、司令部も置かれておりますし、高い即応性を持っている31MEUという部隊等も置かれているわけでございまして、我が国という、我が国防衛という視点に立った場合に、やはりここが万が一の場合には米軍の来援基盤となって重要な抑止力を構成すること...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、我が国でのその災害の場合に、米海兵隊が救援活動を行ってくれたことについては感謝をしなければならないというように思っております。その上で申し上げれば、先生御指摘の、東日本大震災のときは31MEUは展開先のマレーシアから急行して救援活動に当たっていただい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 度重なる答弁で恐縮ですけれども、司令部機能があり、また31MEUという非常に即応性のある部隊があると、さらには来援基盤にもなり得るということをもって、やはりこういった抑止力というものは今日本の守りの最前線である南西地域において非常に重要だという認識、考え方...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  自衛隊の任務の円滑な遂行を図るため、自衛官定数等の変更、航空自衛隊の航空総隊の改編並びに日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又...全文を見る
04月18日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(岩屋毅君) 自衛隊のサイバー関連部隊等の人数規模については、ただいま先生から御指摘がありましたとおり、平成三十一年度においてサイバー防衛隊を約百五十名から二百二十名へ増員をするほか、陸上自衛隊の東部方面隊にサイバー攻撃対処を行う部隊を新編するなどによりまして、平成三十...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) このIT人材、サイバー人材の確保ということが極めて重要だというふうに考えております。そういう認識の下に、防衛省・自衛隊においては、部内の教育課程における教育、国内外の教育機関への留学、民間企業における研修などによってサイバー人材の育成に努めているところでご...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛医科大学校出身の医官、いわゆる自衛隊医官の充足率は、平成三十年四月現在で八二・七%でございます。  過去十年間で見てみますと、最も充足率が低かった平成二十一年は六七・一%でございましたから、それに比すれば一五・六%増加しておりまして、改善の傾向にある...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 自衛隊医官の充足率が下がる原因というのは、大きな要因の一つは医官の離職でございまして、その主な理由としては、診療機会や医師としての研修の機会の不足ということが挙げられていると承知をしております。  したがいまして、対策としては、防衛医科大学病院等での研修...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 充足率を高める努力は当然していかなければならないというふうに考えております。  先生御指摘の法律上の定数については、自衛官が防衛力の根幹を成す重要な要素でございますので、シビリアンコントロールという観点からも人的側面から見た我が国の防衛力の上限を明示して...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これまで把握しておりますところでは、当該機は、四月九日の十八時五十九分頃に四機編隊の一番機として三沢基地を離陸した後、僚機、一緒に飛んでいる機や管制部隊との間で、訓練空域への進出に当たっての進路や気象状況についての確認、それから、これから実施する訓練の内容...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) そのとおりでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 河野外務大臣と一緒に日米2プラス2に今日立って臨みますけれども、2プラス2のほかに防衛相会談を行う予定でございまして、直近の事故のことでございますし、F35の事故でございますので、当然それぞれの場で話題にはなっていくと思いますが、詳細な議題についてまだしっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、装備庁の長官から答弁をいたしましたように、完成前の製造のプロセスにおける部品の不具合については、当然のことながら、その部品を交換するなど契約関係にある民間企業間で処置をされているというふうに承知をしておりまして、当然防衛省は最終的に機体を受け取るときに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の事故調査に関しては、もちろんロッキード・マーチン社もそうでございますが、国内で組立てに参画をした企業の協力も当然得ながら調査をしていかなきゃいけないというふうに思っておりますので、その過程においてしっかりと聴取をしたいというふうに思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 将来戦闘機につきましては、現在、省内においても検討中でございまして、大綱、中期で考え方を示しておりますのは、国際的な協力も視野に入れながら我が国主体の開発を行っていきたいということを書かせていただいておりますので、そういう考え方に沿って今様々な検討を行って...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 将来戦闘機については直接お話をするという予定はございませんが、もしかしたら話が出てくるかもしれませんので、我が方の現段階での考え方をしっかりお伝えしたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 法理上の観点から申し上げれば、いわゆるブースト段階で迎撃をするということになりますと相当に接近をしなければなりませんし、場合によっては他国の領空、領海等に入らなければいけないということにもなるのかもしれません。  他国の領域における武力の行使は、一般的に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般、四月九日に墜落をいたしましたF35Aにつきましては、墜落後の現在も日本政府が所有権を有している装備品でございます。  日米相互防衛援助協定等に基づきまして米国政府から供与された船舶、航空機などの装備品及び資材に関する構造又は性能等の情報や、これらに...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 運用できている段階では確かにその装備に当たるということだと思いますけれども、極めて機密性の高い様々な情報が含まれている機体でございますから、これは特別防衛機密というものが、今機体の状態がどういうことになっているかはまだ分かりませんけれども、そこに含まれてい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今局長から答弁をいたさせましたように、今機体としてもう運用することはできない状態にはなっているわけでございますが、F35Aという航空機が持っている様々な能力の源になっている機密、秘密ですね、ソースコードを始め、それはやはり平和や安全保障のために使うことがで...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 操縦士の健康状況を含めまして、事故時の状況等について今調査委員会で調査を行っておりますけれども、現時点において墜落事故の発生に影響があると考えられるような既往歴は確認されておらないところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生御指摘のCEC、共同交戦能力でございますが、これは複数の艦艇や航空機に搭載することによりまして、それらの間で巡航ミサイル等の探知、追尾情報をリアルタイムで共有するという情報システムでございます。  防衛省といたしましては、こうした能力を身に付けてい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今後納入予定のE2D十三機のうち何機までそのCECを搭載するかは現在決まっておりませんけれども、この中期防期間中に検討を進め、適切な時期に予算措置を講じていきたいというふうに考えております。  それから、アショアにつきましては、あくまでも弾道ミサイルの防...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省におきましては、ただいま先生から御指摘ありましたように、四月一日付けの事務官等の人事におきまして、女性職員の九州防衛局長への発令を行ったところでございまして、これは初めての指定職官職への登用となります。  平成二十七年一月に策定した取組計画において...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 朝鮮中央放送は、十八日、金委員長が十七日に新型の戦術誘導兵器の射撃試験を視察をして、当該兵器の開発、完成は軍隊の戦闘力強化で極めて大きな意義を持つなどと述べたと報じていることは承知をしております。  北朝鮮の軍事動向については平素からしっかりとウオッチを...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省・自衛隊としては、先ほどもお答えをさせていただいたように、サイバー防衛能力の抜本的な強化を達成するには、まず人材の確保が不可欠であるというように考えております。  しかしながら、社会全体におきましてもITやサイバーセキュリティー分野の人材は不足して...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、サイバー人材の、部内においては迅速な育成というものが必要だというふうに考えておりまして、部内の教育課程における教育、それから国内外の教育機関への留学、民間企業における研修などを組み合わせて、この人材をしっかり育成をしてまいりた...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それはもう御指摘のとおりだと私も考えております。  ただいま人教局長からも答弁いたさせましたけれども、自衛官を一度辞められた方についても、その経験や知識の活用が図ることができると判断されれば、是非、多様な人材を安定的に確保していきたいというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省のホームページは、ネット上の防衛省・自衛隊の入口、窓口でございますので、非常に重要だと考えております。ただいまいただいた御指摘も踏まえて、常に改善の努力をしていかなければいけないというふうに思っております。  現在、防衛省・自衛隊への就職に関心を持...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) フランス、カナダは、申し上げるまでもなく基本的価値観を共有するG7のパートナーでございます。国際社会の平和と繁栄に貢献すべく、様々な課題にこれまでも協力して取り組んできております。  こういった中で、国連PKO、外国での災害救助活動、救援活動、共同訓練等...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 南スーダンの日報、それからイラク日報の問題をめぐりまして国民の皆様の不信を招く結果となったことについては大変遺憾でございまして、信頼を回復できるように、今、公文書管理や情報公開などに関して各種の再発防止策に取り組んでいるところでございます。  具体的には...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) サイバー対応能力の強化と申しますのは、一つには、防衛省・自衛隊のシステムやネットワークをサイバー攻撃から防ぐ、未然に防ぐ能力、それからサイバー攻撃を受けた際に被害を局限する能力、迅速に復旧を行う能力、さらには相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力などを...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まずは、着実にサイバー人材を育成し、能力の強化を図っていきたいと考えておりますけれども、今先生御指摘があったAIの活用などということも是非検討していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) 近年、安全保障分野における電磁波の利用が拡大をしております。したがって、この電磁波領域の優越性の確保というのは我が国の抑止力の強化のためにも不可欠になってきているというふうに認識をいたしております。  そこで、電磁波領域における優越性を確保するために、電...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生がおっしゃっている、いわゆる電磁パルス、EMP兵器は、核爆発などによってシステム全体を誤作動させたり破壊したりする攻撃になるわけでございますけれども、まずは様々な攻撃に対する抗堪性の強化が重要だというふうに認識をしておりまして、これまでも、例えば指揮中...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の事故につきましては、現在、航空幕僚監部の事故調査委員会において調査を進めております。  現時点におきまして、これまでの方針を変更するに足る具体的な情報はございませんので、この段階で配備計画を変更する考えはないということを申し上げた次第でございます。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) お尋ねの件につきましては、高知県から四月十二日に要望書をいただいております。中国四国防衛局に対して航空機の飛行に係る苦情等を受けておりまして、現在、その事実関係を確認をしているところでございます。  防衛省としては、これまでも、米軍機の飛行によって苦情が...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) あくまでも一般論として申し上げますと、米軍が訓練を通じてパイロットの技量の向上あるいは維持を図るということは、即応態勢という機能を維持する上で不可欠なものであって、これは日米安保条約の目的達成に資するものだと考えておりますが、だからといって米軍は全く自由に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 前回もお答えをしておりますけれども、第三一海兵機動展開隊、31MEUにつきましては、東日本大震災のときは展開先のマレーシアから急行して救援活動をやってくれたと、熊本地震では展開先のフィリピンから戻ってきて救援活動を行っていただいたと承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 海兵隊のグアム移転は、沖縄の負担軽減のための重要な取組であるというふうに認識をしているところでございます。このような認識の下に日米間で適切な費用分担を行っているところでございまして、御指摘のように我が国が直接資金提供を行っているものでございます。まあ全体の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米側は、在沖海兵隊のグアムへの移転事業を進めるに当たりまして、二〇〇七年から二〇一〇年まで、米国内法であります国家環境政策法に基づく環境影響評価を実施をしていると承知をしております。その後、二〇一二年四月の2プラス2共同発表において、グアムに移転する海兵隊...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) グアム移転事業に関しまして、二〇〇六年五月の再編実施のための日米のロードマップにおきまして、沖縄からグアムへ移転する部隊は、第三海兵機動展開部隊の指揮部隊、第三海兵師団司令部、第三海兵後方群司令部、第一海兵航空団司令部及び第一二海兵連隊司令部を含むとされて...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) しっかりと拝見をしたいというふうに思っておりますけれども、先ほど申し上げたように、現在、辺野古、あっ、失礼しました、普天間飛行場に所在するオスプレイについては、建設中の辺野古の基地に移転するというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど先生から御紹介のあった米軍の兵士の御発言については、一々コメントすることは控えたいと思いますし、必ずしも米国政府全体を代表する見解ではないというふうに考えております。  私ども、抑止力を維持しながら、しかし、過重な負担が集中をしている沖縄の負担を目...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これから河野大臣とともに日米2プラス2に臨んでまいりますけれども、防衛大綱を含む私どもの考え方について説明をするとともに、同盟強化、抑止力の強化に向けて議論をしてまいりたいと考えております。  在沖米海兵隊のグアム移転の進展を二〇一七年の2プラス2のとき...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(岩屋毅君) 仮にACSAという仕組みがなければ、自衛隊がカナダ軍やフランス軍に対して物品等を提供する場合に、相手方と貸付料等をその都度交渉した上で徴収するといったような手続が発生をするわけでございます。  ACSAというものがございましたならば、あらかじめ決済や実務...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 当然、安全を確保した上で行います。
○国務大臣(岩屋毅君) 必ずリスクが高まるということを申し上げたのではなくて、これまでになかった新たな権能を付与し、新たな活動に従事できるようにするわけですから、リスクが高まる可能性はあるということを申し上げたわけでございます。当然、その可能性を極力ゼロに近づけるだけの訓練、準備...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先般も日米2プラス2あるいは日米防衛相会談において、今般のF35Aの墜落事故についての調査につきましては、あくまでも我が国が主体的に行い、必要に応じて米側の支援をいただくということを説明し、また米側からも了解を得たというか、分かったという返事をいただいたと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今米国の協力をいただいておりますのは、あくまでも機体の捜索のための協力をいただいているところでございまして、いわゆるサルベージという、引揚げということについては我が国が行うということにしております。
○国務大臣(岩屋毅君) なかなか先生の平成最後の質問、難しい御質問だと思いますが、時間もないと思いますので簡潔に申し上げたいと思います。  平成の時代は、平和を保つことができた一方、非常に大きな自然災害が相次ぐ時代でもありました。この間、安全保障環境としてはむしろ厳しくなってき...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今、大野先生から紹介をいただいたのは、御党が提出になった領域警備法案、周辺事態法改正法案及びPKO協力法改正法案であると思います。  こういった分野について法案提出をなされたという御努力については敬意を表したいというふうに思っておりますが、これら法案の取...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 済みません、先生の御質問の趣旨を必ずしも理解しているかどうか分かりませんが、今般締結をする段階においては、将来においてそういうニーズが生じ得るということをお互いに確認をした上で締結をしているということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 済みませんでした。時間を要しました。  先生御指摘のように、過去には具体的なニーズが想定されていなかったものの、日米ガイドライン見直しに係る日米間の協議の中で、米側から弾薬の提供を含む幅広い後方支援への期待が示されたことや、御案内のとおり、二〇一三年、ス...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど来説明がございましたように、フランスとは自由で開かれたインド太平洋というビジョンを共有いたしております。したがって、そういう考え方の下に、これから多角的、多層的な安全保障協力をやっていこうということを先般の日仏2プラス2で確認をさせていただいたところ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) サイバー攻撃であっても、物理的手段による攻撃と同様の極めて深刻な被害が発生し、これが相手方により組織的、計画的に行われていると判断される場合には、武力攻撃に当たり得ると考えております。  その上で、かかる武力攻撃が発生した場合に、国民の命と平和な暮らしを...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) さきの2プラス2の共同発表では、弾道ミサイルの脅威から二十四時間三百六十五日我が国全域を防護するために、この弾道ミサイル防衛という取組は非常に重要だと。そういう観点を踏まえて、イージス・アショアの適時かつ円滑な配備を通じたものも含めて、両国がそれぞれ能力を...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(岩屋毅君) 四月九日に発生したF35Aの墜落につきましては、文部科学省が所管するJAMSTECの保有する海底広域研究船「かいめい」によって得られた情報を基に、米軍のチャーター船「ファン・ゴッホ」が海底を捜索いたしましたところ、五月三日以降にフライト・データ・レコーダー...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 五月二日から四日にかけまして、防衛大臣としては三年半ぶりになりますが、ベトナムを訪問させていただきました。二日の日にはリック国防大臣との間で防衛相会談を行いまして、日越の防衛協力、それから南シナ海を含む幅広い地域情勢などについて意見交換、議論を行ったところ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 御通告がございましたので、拝見しました。
○国務大臣(岩屋毅君) 子細には見たことはありませんでした。
○国務大臣(岩屋毅君) 長きにわたる自民党の中の国防部会での活動を通じてそういう資料は様々拝見をしておりましたので、その中にはございましたけれども、しっかりと記憶をしていたわけではございませんでした。
○国務大臣(岩屋毅君) 改めて当時の吉國法制局長官の答弁を拝見をいたしましたけれども、これは、その当時の安全保障環境に照らして、自衛権の行使が許されるのは我が国に対する武力攻撃が発生した場合に限られる、そういう当時の事実認識に基づく答弁であったというふうに認識をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 維持されているというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) その報道は私どもも承知をしております。  今先生御指摘の地雷探知システムにつきましては、公刊情報以上の詳細は防衛省としては把握しておりませんけれども、そのシステムに関する論文等から類推をいたしますと、恐らく地表に散布された地雷の探知に能力は限定されている...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 重要インフラと申しますのは、他に代替することが著しく困難なサービスを提供する事業が形成する国民生活及び社会経済活動の基盤であり、その機能が停止、低下又は利用不可能な状態に陥った場合に、我が国の国民生活又は社会経済活動に多大な影響を及ぼすおそれが生じるものを...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その前に、辺野古移設事業につきましては、昨今の安全保障環境に照らして、抑止力を維持しつつ沖縄の負担を軽減する、普天間の飛行場の危険性を除去する唯一の方法だと私ども考えておりまして、これからも丁寧に説明を重ねて御理解をいただきつつ、事業を進めさせていただきた...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(岩屋毅君) 本年度予算において整備を予定しております油槽船につきましては、保険に加入する予定はございません。海上自衛隊が保有するその他の艦船についても保険に加入しておらないところでございます。これは、船舶油濁損害賠償保障法第四十三条に「この法律の規定は、公用に供するタ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げましたように、海上自衛隊の艦船の事故等によって被害が実際に発生した場合におきまして、さらにこの防衛省に損害賠償の責任があるという場合には、国家賠償法等に基づいて適切に対応することになります。これまでにおいても被害者との話合いによりまして適正に...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これまで私ども収集した様々な情報を総合的に勘案した結果、北朝鮮は九日に短距離弾道ミサイルを発射したと判断をしたところでございまして、その具体的な発射数や弾種、あるいはその軌道などについて、これ以上の詳細については更に総合的、専門的な分析を行う必要があります...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 日米地位協定の第二条に基づく在日米軍施設・区域の提供につきまして米側から要請がある場合は、その必要性や設置場所について、日米安保条約の目的の達成や社会的、経済的影響を総合的に勘案して判断するとともに、地元の理解と協力が不可欠でございますので、影響を受ける関...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省としては、先ほど申し上げたように、地元説明や日米合同委員会における協議を含めて、防衛省設置法第四条に規定する所掌事務を根拠として実施をしているところでございますので、先生御指摘のような法律を定める必要があるというふうには考えていないところでございます...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生の、何といいますか、問題意識については理解をさせていただきますけれども、在日米軍施設・区域の提供に関連して必要となる個別の手続等については、必要なその根拠が個別の法律に定められております。例えば、駐留軍用地特措法、あるいは国管法と言われる法律、それから...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私は専権事項という言い方は余りしたくないんですけれども、やはり外交、国防というのは国において責任を負うべきことでございますので、やはり地元自治体に対しては丁寧に説明をし御理解をいただく努力をするという、この努力をしっかりとなしていくことが大事なのではないか...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生がおっしゃった沖縄の負担をできるだけ全国で受け持ってもらうことが必要だとは私どもも考えておりますし、その努力をこれからも続けていきたいというふうに思っておりますが、先生がおっしゃるその法律がどのようなものになるのかということにもよると思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 抑止力の維持と、そして危険性の除去、この二つを解決する道はこの辺野古への移設だというふうに考えておりまして、今、河野外務大臣から答弁ありましたように、先月の2プラス2、日米2プラス2でもそのことを再確認させていただいたところでございます。  地元の皆様の...全文を見る
05月16日第198回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(岩屋毅君) 政府は、昨年十二月十八日、国家安全保障会議及び閣議において、新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策定時に想定していたよりも、格段に速い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 熊田裕通議員にお答えいたします。  まず、新たな領域における能力の強化についてお尋ねがありました。  防衛省としては、新たな大綱のもと、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域における能力強化を図ることとしております。  具体的には、宇宙領域において...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 本多平直議員にお答えいたします。  イージス・アショアの契約と地元の理解についてお尋ねがありました。  イージス・アショア本体二基の取得に係る契約を本年四月二十六日に米国政府と締結をいたしました。  今回の契約で取得するイージスシステムは、配備先の地...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 浜地雅一議員にお答えいたします。  まず、多次元統合防衛力についてお尋ねがありました。  厳しさを増す安全保障環境の中で、軍事力の質、量にすぐれた脅威に対する実効的な抑止及び対処を可能とするためには、宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域と、これまで...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 広田一議員にお答えいたします。  「いずも」型護衛艦の運用についてお尋ねがありました。  「いずも」型護衛艦は、対潜水艦作戦機能のみならず、ヘリコプターの運用機能、指揮中枢機能、人員や車両の輸送機能、医療機能等も兼ね備えた多機能な護衛艦として運用してお...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(岩屋毅君) 今先生御指摘あったように、防衛省は危機管理官庁でございますので常に二名体制を堅持するように運営をいたしておりますが、その記録や予定についても危機管理官庁であるがゆえに公表することは控えさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) もう四十七年見解の基本的な論理というのは詳しくは繰り返しませんけれども、九条の下でも自衛の措置は許されると、そしてそれは、国民の権利を守るためやむを得ない措置として必要最小限度であるというのが基本的な論理でございますが、四十七年見解の作成前あるいは作成後、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 四十七年当時の安全保障環境に照らして、吉國長官は、自衛権の行使が許されるのは我が国に対する武力攻撃が発生した場合に限られるという事実認識を持っておられたんだと思いますし、それに基づいて答弁をされたんだと思います。  他方で、吉國長官は同日の委員会において...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 四十七年見解に示されている外国の武力攻撃という文言は、国語的にも法理的にも、密接な関係にある国に対する武力攻撃というのを排除していないというふうに私は思います。  しかし、当時の安全保障環境に照らして、吉國長官は、それがその時点では我が国に対する武力攻撃...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この答弁で言うところの侵略というのは、確かにその当時の認識として我が国に対する武力攻撃を指すものだというふうに思います。  しかし、吉國長官が当初、基本的な論理と当てはめであるその結論の部分を一緒に答弁をしておられて、当時の委員からもうちょっと整理をしろ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) トランプ大統領は、国賓として二十五日から二十八日、来日をなされますが、天皇皇后両陛下と会見する宮中晩さん会に出席をされるほか、首脳会談を行う予定であると承知をしておりますが、その他の日程につきましては、今先生がお尋ねのことも含めまして今調整をしているところ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 他国が墜落したこのF35Aの機体を回収するという仮定の質問でございますので、お答えは控えたいと思いますけれども、そのようなことに至らないように、防衛省としては、引き続き捜索に全力を尽くすとともに、警戒監視態勢を常時取っておりますので、万全を期してまいりたい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 引き続き機体の回収に全力を挙げておりまして、ソナーや水中カメラを用いて今民間のサルベージ企業の船舶が海中の捜索活動をしておるところでございます。小さな部品については、見付けた場合は回収を行っております。  事故調査を同時に進めておりますけれども、このF3...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般の事故について、先ほど申し上げましたように、まずは機体の回収にこれからも全力を挙げてまいりますけれども、一方、残されているデータもございますので、事故原因については鋭意調査を進めているところでございます。  先般、今のところ調達計画を見直す考えがない...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その報道については承知をしておりますけれども、日米間での具体的なやり取りの内容については控えさせていただきたいと思います。  その上で申し上げれば、普天間飛行場の代替施設につきましては、これ稲嶺知事の時代だったと思いますが、まだ沖合、海上案だったときだっ...全文を見る
05月20日第198回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(岩屋毅君) ただいまの御指摘については宇都委員の御指摘のとおりでございまして、私ども、今般の指摘を受けて改善すべきものをしっかり改善していかなければいけないと。特に、統合運用というものに重点をどんどんと置いていっているというさなかでもございますので、業務の遂行に当たっ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 本件については、昨年、会計検査院から指摘を受けた際に、私からは、これはもう深刻に反省すべきだと、全く準備不足、検討不足だと、厳しく深山装備庁長官に指示をいたしまして、速やかに改善を行うように指示をさせていただいたところでございます。  現在、防衛省におい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) ただいまの御質問にお答えする前に、先ほどのとん税については、委員御指摘のとおり、金額的には小さいものの、やはり士気にも関わる問題だというふうに思っておりますので、財務省さんとしっかり話をして改善を図ってまいりたいというふうに考えております。  ただいまの...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 特定防衛調達というのは長期契約の対象となる調達ということでございますが、この長期契約の対象となる装備品等の範囲については、中長期的な防衛所要を勘案した上で、確実かつ計画的に調達することが不可欠な装備品でなければならないと。そして、仕様が安定していると見込ま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まずは、会計検査院の御指摘を受けて、不具合報告の速やかな提出ということが必ずしも十分でなかったということについてはしっかり反省をして改善をしていきたいというふうに思っておりますが、その上で、先生御指摘のように、元々の不具合とその故障というのはちょっと違うと...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 本件についての私どもの最終見解は一月二十一日に公表をしたところでございますが、その翌日に韓国側は反論を公表をしております。また、一月二十三日から二十四日にかけて、自衛隊機が韓国艦艇に低空脅威飛行を行ったという写真を公開するなどしておりますが、私どもの見解は...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この自律型の兵器につきましては、先ほど装備庁長官から説明いたさせましたように、国際的な議論が続いているところでございまして、委員御指摘のように、やはり国際社会として共通の認識を得るということが必要だと思います。各国がばらばらでは非常にたくさんの問題を惹起す...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今ほど事務方から中国の動向については説明をさせていただきましたが、非常に高い水準で国防費を増加させつつ、この東シナ海を始めとする海空域において非常に活動を活発化させていると。こういう動向は、国防政策や軍事力の不透明性ということとも相まって、我が国を含む地域...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それは先生御指摘のとおりでございまして、日中関係は重要な二国間関係でございますし、現在、日中関係は改善の途上にもございます。したがいまして、防衛当局間においても多層的な対話、交流をしっかりやって、信頼醸成も図っていかなくてはいけないというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生は弾が足らないんじゃないかと心配してくれるのかなと思っていたんですけれども、今も長官から答弁いたさせましたように、もちろん演習にも使いますし、一定の備蓄がなければ抑止力も維持できないということでございまして、また様々な種類のものがございますので一概には...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛施設周辺における外国人や外国資本による土地の取得に関しましては、国の安全保障に関わる重要な課題と認識をしておりまして、今先生おっしゃっていただいたように、防衛省としては、平成二十五年十二月に策定された国家安全保障戦略に従って、防衛施設に隣接する土地所有...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 結論が出ているというよりも、今そのような問題は発生していないと認識しているということでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) 報道は承知しておりますが、先ほど申し上げましたように、自衛隊施設の周辺、隣接している土地につきましては常に関心を払い、また調査も行い、状況の把握に努めているところですが、外国人や外国資本による土地の取得の実態について網羅的に調査を行って詳細を把握することは...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 例えば安全保障上の懸念が生じるというような場合に立ち至れば関係省庁と連携して調査をするということはあり得るかなというふうに思いますけれども、しないと断定しているわけではありませんけれども、やはりそういう兆候なり懸念なりがない段階で網羅的に調べるというのはな...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) それは、その状況に応じて判断をせざるを得ないということで、あらかじめ一概に申し上げることは難しいかと思います。  先生御指摘の、奄美に所在する航空自衛隊の奄美大島分屯基地また海上自衛隊の奄美基地分遣隊及び分遣隊瀬相連絡所については、二回にわたって隣接の土...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げておりますように、もちろん重大な関心を払っているわけでございますけれども、外国人や外国資本による土地の取得の制限に関しましては、国会での御議論も注視しながら、制限の必要性、あるいは個人の財産権の保護の観点、国際約束との整合性などの諸事情を総合...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生が挙げられた法律の存在は私どもも承知をしておりますけれども、先ほども申し上げましたように、今、与党の中においても議論が行われておりますし、御党でも案をお持ちだというふうにも承知をしておりますので、今後の国会での御議論を注視をさせていただいて、必要な検...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省は、横田飛行場周辺の十三か所に航空機騒音の自動測定装置を設置しておりまして、常時CV22を含む航空機の騒音発生回数等を把握しているところでございます。  CV22が横田に配備された平成三十年度と平成二十九年度の騒音発生回数を比較いたしますと、測定地...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) CV22のその飛行運用の詳細について把握しているわけではありませんけれども、その飛行運用に関しましては、地域住民に十分に配慮し、最大限の安全対策を取るとしておりまして、公共の安全に妥当な考慮を払って活動しているものと思っております。  私どもとしては、周...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど申し上げたとおり、飛行運用の詳細について承知しておりませんが、射撃訓練をやっていたわけではないと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 最大限に住民の安全に配慮をするようにこれまでも申し入れてまいりましたが、これからもしっかり申し入れてまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) 先生の説明聞いていると何かおどろおどろしい感じに聞こえるんですけれども、非常に能力の高いこのCV22が配備をされているということは、我が国の安全にとっても非常に意味のあることだと私どもは思っております。  住宅地の上を先生おっしゃるような訓練のために飛ぶ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中にありまして、高い性能を有するCV22オスプレイが我が国に配備されることは、米国のアジア太平洋地域へのコミットメント及び即応態勢整備の観点から、日米同盟の抑止力、対処力を向上させ、我が国の防衛及びアジア太平洋...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 米軍の運用の詳細について、一々その情報提供を求めるということはいたしませんけれども、何度も申し上げておりますように、住民の皆さんの安全面に最大限の配慮をこれからも求めてまいりたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 我が国に配備されている、いや、駐留している米軍、またその装備あるいは部隊が我が国の国民を標的にするようなことはあり得ないことでございます。  いずれにしても、安全な運用に最大限の配慮をこれからも米側にしっかり求めてまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) CV22の配備についての意義については先ほど申し上げたとおりでございます。  ただ、住民の皆さんに不安を与えることがないように、安全面で最大限の配慮を米側にしてもらうべく、これからもしっかりと申入れをしてまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) 横田飛行場においては、米軍が部隊の練度維持のために、また即応態勢を整える観点から必要なパラシュート降下訓練を実施しているものと承知をしております。基本的には事前の通報をしてもらうということになっておりますけれども、通報なく実施される場合もあるということは承...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 時に一名とか二名ということで降下訓練がされております。運用上の理由があるんだと思いますけれども、いずれにしても事前に通報をいただくように、これからもしっかり申し入れてまいります。
○国務大臣(岩屋毅君) このパラシュート降下訓練については、先ほどもお答えしましたが、やはり米軍の部隊の練度維持向上を図る、そして即応態勢を整えるという観点から必要な訓練の一環として実施をされていると承知をしております。  しかし、その運用、訓練は安全に行われることが大前提でご...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) この種の訓練は、米軍が行おうとも自衛隊が行おうとも、やはり安全に行われなければいけないというふうに考えております。  しかし、練度の向上、即応態勢の維持というのは極めて重要なことでございますから、これからも、自衛隊についてはもとよりでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) やはり米軍の練度の維持向上、即応態勢の維持というのは我が国の安全保障の観点からも重要でございまして、必要な訓練であるというふうに思います。  しかしながら、安全でなければならないということはもう言うまでもないことでございますので、こういった訓練が安全に実...全文を見る
05月28日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○岩屋国務大臣 政府は、昨年十二月十八日、国家安全保障会議及び閣議において、新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を決定いたしました。以下、これらについて御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策定時に想定していたよりも格段に速いスピードで厳しさ...全文を見る
05月28日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(岩屋毅君) これまでの捜索状況につきましては先生御存じのとおりでございますが、現在、このF35Aの部品と見られるものが散在している一定の海域を捜索を続けているところでございまして、これまでに、フライト・データ・レコーダーの一部に加えまして、新たに、エンジンの一部と見ら...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 申し上げるまでもなく、近年、諸外国の艦艇に非常に射程が長い対空火器の導入が始まっております。これを踏まえますと、平成二十九年度に開発完了したASM3の更なる射程延伸を図る必要があるということで、研究開発に着手し、順次、航空自衛隊に導入していくこととしており...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生御指摘のB27地点につきましては、今事務方から説明いたさせましたように、更にボーリング調査を実施しなくとも、強度特性は明らかであると考えております。  現在、沖縄防衛局において具体的な設計等の検討を行うこととしており、その設計業務の発注に向けた公告を...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(岩屋毅君) 最終的に決めたわけではございません。  山口県、それから秋田県、両方にこれまでの詳しい調査結果について説明をさせていただきました。  双方から、このデータについて検証する時間をもらいたいということでございましたので、そのまた反応を受け止めた上で、引き続...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) イージス・アショアの配備候補地としてむつみ演習場を選定して以来、花田町長さんを始め阿武町の皆様が御不安や御懸念を持たれているということは、防衛省としてしかと受け止めております。  五月二十四日には花田町長さんが防衛省を訪問されまして、そのときは副大臣に対...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、阿武町の皆様のそういった御不安、御懸念というものは、防衛省としてしかと受け止めております。  これまで、地域の皆様の御要望にも沿う形で、かなりあらゆる角度から入念な調査を行っておりまして、その分析結果をお地元に説明をさせてい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほども申し上げましたように、阿武町の住民の皆様のそういう御不安、御懸念については、私どもとしては、しかと受け止めております。  今般の調査結果の説明においては、言うまでもなく、レーダー波による人体への影響、周辺水環境への影響、それから、こういった装備は...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今のお尋ねにつきましては、一段目のブースターではなくて、二段目、三段目のロケットの落下場所に係る御質問だと思いますが、防衛省の担当者も、現地の説明会において説明ぶりが必ずしも、先生御指摘のその配付文書にありますその説明会においては説明ぶりが必ずしも適切では...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 私どもは、弾道ミサイルのその飛翔経路あるいは迎撃ポイントによって二段目、三段目のロケット及びノーズコーンの落下位置は変わっていくものですから、確定的にお答えすることは困難でございますけれども、高い高度で仮に迎撃する場合であっても、むつみ演習場周辺に落下する...全文を見る
06月06日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○岩屋国務大臣 まず中谷先生には、元大臣として、今後の大綱、中期防の円滑な遂行に向けて御指導をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  今、予算的にも大丈夫かというお尋ねでございましたけれども、実力としては二十七兆五千億ほど認めていただいているんですが、予算の執行としては二十...全文を見る
○岩屋国務大臣 南西地域の防衛については、先生おっしゃるように、単なる島嶼防衛ではなくて、海域、空域、ゾーンとしてしっかり守る体制をつくっていかなければいけないというふうに思っております。  それがために自衛隊の部隊も順次配備をさせていただいているわけですが、ただいま御指摘の宮...全文を見る
○岩屋国務大臣 核抑止については、米国の拡大抑止によるコミットメントというのを累次の機会に確約をしてもらっているわけでございますけれども、各国の早期警戒管制能力、それから各種ミサイルの性能は著しく向上してきておりますので、こういう状況を踏まえたときに、自衛隊員の安全を確保しつつ我...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御指摘のように、中国が、継続的に核・ミサイル戦力や海上・航空戦力など軍事力の質、量を急速に強化してきていることは事実だと認識をしております。  ただいまお尋ねの空中発射型のものも含めた巡航ミサイルの数については明らかにはされておりませんけれども、その上で申し...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、中谷先生から御指摘がありました、アバンガルドと称する極超音速滑空兵器をロシアが開発中と承知をしております。また、このアバンガルドについては、ロシアが保有するSS19などの大陸間弾道ミサイル、ICBMに搭載することを想定しているという指摘があることも承知をしてお...全文を見る
○岩屋国務大臣 このイージス・アショアのレーダー、LMSSRについては、当初、日本側企業の参画の提案はありましたけれども、時間とコストの観点から、それは見送ったところでございます。  それから、御指摘の、試験のための施設の要、不要も含めて今米側と議論をしているところでございまし...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、オスプレイの暫定配備につきましては、先般、木更津市への御説明を開始をさせていただいたところでございまして、お地元の先生を始め、大変お世話になっております。丁寧に説明を行い、御理解をいただいてまいりたいと思っております。  一方、先生御指摘の佐賀空港への配備...全文を見る
○岩屋国務大臣 さきのシャングリラでの安全保障会合で、日米韓の会合に先立ちまして日韓の防衛相会談を、非公式という形ではありましたが、行いました。  これは、中谷先生がおっしゃるように、北朝鮮を始め、地域の安全保障上の課題に対応するためには、日韓の防衛当局間がぎくしゃくしていると...全文を見る
○岩屋国務大臣 自衛隊法九十五条の二に基づく警護の実施に係る判断は、米軍等の活動の目的、活動区域、自衛隊の部隊運用、活動区域における戦闘行為の発生の可能性など、あらゆる状況を勘案して防衛大臣が個別具体に判断するものでございます。  したがって、一概にお答えすることは困難でござい...全文を見る
○岩屋国務大臣 そもそも国際的な武力紛争が発生しておらず、また、周囲にその兆候も認められないという状況において、自衛隊が米軍等の部隊とともに活動している現場で突発的に戦闘行為になる、すなわち、国際的な武力紛争の一環として行われる、人を殺傷し又は物を破壊する行為が突発的に発生すると...全文を見る
○岩屋国務大臣 米軍等の武器等防護に係る警護の実績につきましては、国民の皆様に説明責任を果たすという観点から、運用指針に基づきまして、先ほども報告いたさせましたように、一昨年及び昨年の実績を公表してきております。  他方で、その内容につきましては、今後の米軍等の活動に影響を与え...全文を見る
○岩屋国務大臣 今、先生は特定の国や事象を対象にしてお尋ねでございますが、我が国の防衛政策は特定の国を対象としてこれに対抗していくという発想には立っておらないところでございますけれども、その上で申し上げますと、諸外国における軍事技術の著しい進展等によりまして、海上部隊と航空部隊に...全文を見る
○岩屋国務大臣 自衛隊法の第九十五条の二、すなわち米艦防護をどのような場所で適用するかということについては、対象となる米国軍隊等の部隊が自衛隊と連携して我が国の防衛に資する活動に現に従事しているかどうかということなどについて個別具体に判断すべきものであって、あらかじめ申し上げるこ...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、我が国に対する攻撃が発生して我が国が自衛権を行使しなければならないというときに、自衛隊の部隊が米軍から提供された情報をもとに射撃を行うことに関しては、憲法上の問題はありません。  また、武力行使の一体化の問題が生じ得るのは、そのような事態に至っていない状況...全文を見る
○岩屋国務大臣 そのように答弁いたしました。
○岩屋国務大臣 イージス・アショア本体二基の取得に係る契約を本年四月二十六日に米国政府と締結をいたしました。
○岩屋国務大臣 地元の御理解を得ていくというのは、このイージス・アショアの配備全体について申し上げているところでございまして、例えば、先生お地元の秋田県への説明は今始まったばかりでございまして、配備地として決定を見ているわけではございません。  今回の契約で取得するイージスシス...全文を見る
○岩屋国務大臣 私の答弁の言葉が足りなかったのかもしれませんけれども、イージス・アショアの契約から本体を整備するまで五年、六年という歳月がかかるわけでありまして、配備地について御理解いただけるかどうかという説明は今始まったばかりでございます。しかし、契約はさせていただくということ...全文を見る
○岩屋国務大臣 一昨日でございます。
○岩屋国務大臣 地元のメディアの方が実際に実測をされて、防衛省が示しているデータとは違うんではないかという指摘を受けたというふうに承知をしております。
○岩屋国務大臣 直ちに原因を調べさせましたけれども、遮蔽の角度を計算するために地図のデータをもとに断面図を作成していたところですけれども、今般の誤りは、断面図における高さ、縦軸と、距離、横軸の縮尺が異なっていたことに気づかないまま計算するという人為的なミスによるものでございます。...全文を見る
○岩屋国務大臣 今手元にはございませんが、調べて出せるものがあれば出させていただきます。
○岩屋国務大臣 計算式というほど複雑なものではなかろうと思います。断面図における高さと距離の縮尺が異なっていたということでございます。
○岩屋国務大臣 出せる資料があれば出すと先ほどから申し上げております。今手元にありませんので。
○岩屋国務大臣 出させていただきます。
○岩屋国務大臣 手元にございませんので、精査の上、できるだけ早く出させていただきます。
○岩屋国務大臣 見てみないことには判断ができませんので、できるだけ早く出させていただきます。
○岩屋国務大臣 その段階ではそういうことになりますので、直ちに正しい情報を提供させていただいたところでございまして、また、おわびにも上がりたいというふうに思っております。
○岩屋国務大臣 秋田にしても山口にしても、適切な時期にお邪魔させていただきたいと考えております。
○岩屋国務大臣 今般のミスについてはまずおわびを申し上げておりますし、また、現地の担当者にも適切に対応するように指示をいたしております。  秋田、そして山口、適切な時期に私も必ずお邪魔させていただくつもりでございます。
○岩屋国務大臣 他の国有地の検討におきましては、遮蔽条件を満たした国有地について、インフラ条件や機能、役割等の条件を満たすか否かを検討することとしております。つまり、遮蔽条件を満たしていない国有地については、その他の条件については判断を下していないということでございます。  他...全文を見る
○岩屋国務大臣 精査して地元に改めて説明をさせていただきますと申し上げております。(寺田(学)委員「書いているかどうか聞いているんです。全然関係ない話」と呼ぶ)
○岩屋国務大臣 書いていないので、精査をしてまた改めてしっかりと説明をさせていただきます。
○岩屋国務大臣 蓄積したデータをもとに精査をして、その結果をしっかりとまた説明をさせていただきます。
○岩屋国務大臣 先ほど申し上げたように、その他のインフラでありますとかさまざまな条件についてのデータは、検討の過程で得ております。
○岩屋国務大臣 まずそのお尋ねにお答えする前に、私どもとしては、今回のこの調査におけるミス、計算におけるミス、本当に申しわけないことだと思っておりまして、信頼を回復するために最大限の努力をしてまいりたいと思っております。  お尋ねでございますけれども、県有地を取得しない場合であ...全文を見る
○岩屋国務大臣 県有地の取得ということになりますから、知事さんはもとよりですけれども、議会の御判断もいただかなければいけないというふうに思います。今その説明を始めたところでございますから、仮定の御質問に今お答えするのは適切ではないと思います。  私どもとしては、議会の御判断もい...全文を見る
○岩屋国務大臣 何をもって地元の理解を得るかというのは、これもいつも、何というか、水かけ論争みたいになりますけれども、さまざまな角度から総合的に判断しないといけないと思いますので、県議会の御判断だけをもってというわけにはいかないのではないかと思っています。
○岩屋国務大臣 要素をあらかじめ全部例示するというわけにはいかないと思いますが、知事さんや市長さんの御理解を得るということは前提だろうというふうに考えております。
○岩屋国務大臣 今、そのようにお答えしたと思います。
○岩屋国務大臣 何度も申し上げますけれども、地元の御理解というのはさまざまな角度から総合的に判断しなければいけないと思っておりますが、知事さんや市長さんの御理解を得るということは前提になるというふうに思います。
○岩屋国務大臣 さまざまな要素を検討しなければいけませんが、お地元の首長さん、知事さんや市長さんの理解を得るということは前提だと思います。
○岩屋国務大臣 残念ながら阿武町については、今、町長さんがしっかりと御理解いただいているという段階ではないというふうに思っておりますが、引き続き、御理解をいただくべく努力をしてまいります。
○岩屋国務大臣 いきなり難しい御質問ですけれども、おおむね、前原委員がおっしゃったような米国の能力、質的にも量的にもというものが同盟の前提になっていると思いますけれども、あえて言うと、米国というのは世界全体にさまざまな拠点を持ち、プロジェクション能力が非常に高い。それは日本を守る...全文を見る
○岩屋国務大臣 新しい領域について、これも最終的には米国としっかり連携協力をしていかなければいけない分野でございますけれども、宇宙、サイバー、あるいは電磁波といった新領域について、我が国が本格的に自分たちの能力を獲得すべく努力をしていくということを銘打っているわけでございますから...全文を見る
○岩屋国務大臣 前原先生がおっしゃるのは、言うまでもなく、インフォメーションという意味ではなくてインテリジェンスという意味の情報ということだろうと思います。  防衛省の中にも御承知のとおり情報本部がございますし、そこはそこで私はしっかり仕事をしてくれているというふうに思っており...全文を見る
○岩屋国務大臣 前原先生の問題意識はしっかり共有させていただいているつもりでございますけれども、そういう政府全体のインテリジェンスに対する取組方を大綱、中期防に記すことが適切かどうかということはあろうと思いますが、これからもしっかりその点に留意をして、政府全体のインテリジェンス能...全文を見る
○岩屋国務大臣 将来戦闘機については、先ほど前原委員がもう既に五つの我々が重要視している点について触れていただいておりますが、これを実現するために、開発に当たって我が国が主導的な役割を果たす、すなわち、我が国主導の開発であることが必要だというふうに考えております。  したがいま...全文を見る
○岩屋国務大臣 これから、各国というか、候補になり得る選択肢について子細にやりとりをしていかなければいけないというところでございますので、あらかじめ余り詳細をつまびらかにするのもいかがなものかなというふうに思いますが、もう前原先生の問題意識はよくわかっておりまして、我々も、刻々と...全文を見る
○岩屋国務大臣 ただいま先生御指摘の事案は、四日十五時三十五分ごろに、浦添市の浦西中学校内のテニスコートに、普天間基地所属のCH53Eのブレードを保護するためのテープの一部が落下したものであると承知をしております。  米側からは、第一海兵航空団において、当該ブレードテープを使用...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども申し上げましたが、今般の部品落下を受けまして米側は、次回の飛行前に、ブレードテープがついている全てのCH53Eを点検し、劣化が見つかったものは取り除く又は取りかえるというふうに承知をしております。  また、米側からは、ブレードテープというのは、ブレード自...全文を見る
○岩屋国務大臣 米側に対しては、改めて、点検整備及び安全管理を徹底するように、再発防止策を講じるよう申し入れたところでございます。
○岩屋国務大臣 辺野古につきましては、やはり、抑止力を維持しつつ沖縄の負担軽減を図る、普天間飛行場の返還をなし遂げるという意味で唯一の解決策だというふうに思っておりますし、累次にわたる日米間の会議、会談を通じても確認をしてきているところでございます。  さきに行った日米2プラス...全文を見る
○岩屋国務大臣 全国にあまた、自衛隊の部隊、施設がございますけれども、基本的に、弾薬を置いていない施設はない、部隊である以上はそうなわけでございます。そういう意味でいいますと、搬出時の危険性というのは全ての部隊に言えることで、そういうことがないように、安全管理を徹底しているところ...全文を見る
○岩屋国務大臣 新たな防衛大綱は、我が国の防衛力を抜本的に強化するとともに、日米同盟を一層強化する方針を示しております。また、米国の国家安全保障戦略などには、米軍の能力強化と同盟重視の方針が示されております。  そういう意味で、日米の安全保障政策の方向性は整合していると考えてお...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国の大綱には、特定の国をそのような形で対象として示している記述は一切ございません。
○岩屋国務大臣 今般の事案は先ほど申し上げたとおりですが、詳細についてはまだ承知しておりませんで、どういう飛行経路をとって、どういう形でその落下物が、テニスコートですか、校庭に落ちたのかというのは、ちょっと詳細はまだ承知をしておりませんが、いずれにしても、安全な飛行、運用というも...全文を見る
○岩屋国務大臣 米側においても、累次の事案の発生を受けて、また、日本政府からの申入れ等も踏まえて、外来機を含めて普天間飛行場を離発着する全ての航空機に対し、普天間第二小学校を含む全ての学校の上空の飛行を最大限可能な限り避けるよう指示を出しているというふうに承知しておりますけれども...全文を見る
○岩屋国務大臣 下地委員からは貴重な資料を提供していただき、また今は貴重な御意見もいただきましたが、この数字だけをもってなかなか判断、判定するわけにはいかないんだろうというふうに思っております。  我が国を取り巻く安全保障環境といいますか北東アジアの安全保障環境というのは、むし...全文を見る
○岩屋国務大臣 地域の安全のためには、米軍と自衛隊、一体となって活動する場合もあるわけですけれども、我が国が防衛力を強化するのはあくまでも我が国の防衛のためでございますので、一体的に活動する場合もあるけれども、一体のものではないわけでございますから、なかなか、単純に機能を完全に切...全文を見る
○岩屋国務大臣 その前に、先生、先ほど長官から説明した各国の購入費用ですが、ベースが必ずしもそろっておりませんで、一概に比較することは適切ではないと考えているところでございます。  それから、ただいまのお尋ねでございますけれども、官房長官の談話のとおり、F35製造への国内企業の...全文を見る
○岩屋国務大臣 当時の判断として、国内企業の参画が極めて重要視されたということは、そのとおりでございます。  一方、その機種選定から七年以上が経過をいたしました。また新たな方針で追加の購入を百機を超えて行うという方針を打ち立てるに至ったわけですけれども、こういう検討過程の中で、...全文を見る
○岩屋国務大臣 我が国の弾道ミサイル防衛システムの性能、能力及び配置につきましては、あくまでも我が国領域を防護する観点から決定をされているものでございます。  今般のイージス・アショアの配備候補地につきましても、まず、バランスよく我が国全域を防護できる、遮蔽がない広くて平たんな...全文を見る
○岩屋国務大臣 このパラシュート降下訓練については、SACO最終報告において、基本的に伊江島で行うということになっておりまして、それは全く私も同じ考えというか、その認識に変わりがあるわけではございません。  二十一日、なぜ嘉手納で行ったのかという米側への問合せに対しまして、米側...全文を見る
○岩屋国務大臣 これは、先ほど申し上げましたように、米側からは、当該ブレードテープを使用している全ての航空機を点検し、劣化したものは全部取りかえるという説明を受けているところでございます。  我々としては、改めて、点検整備、安全管理を徹底するよう米側に強く申し入れてまいります。
○岩屋国務大臣 まず、「いずも」というのは現在も多機能な護衛艦なわけでございますけれども、これを改修し、STOVL機を運用することもできる護衛艦に変えた後も、多機能な護衛艦、多目的な護衛艦として運用したいというふうに考えております。  そういう意味で、今、長島先生おっしゃった最...全文を見る
○岩屋国務大臣 時間もあるでしょうから簡潔に申し上げたいと思いますけれども、やはり現在の安全保障環境に照らして考えると、海上優勢、航空優勢というのは、言うまでもなく決定的に重要だというふうに思っております。  今、我が国の太平洋側の守りという意味では、そういう意味ではまだ不十分...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、民主党政権下においてこれは建造にかかっていただいたわけでございまして、当時の御努力に敬意を表したいと思います。非常に多機能な護衛艦として、非常に役割を果たしてくれていると思います。  その重要な役割の一つが、対潜水艦戦といいますか、哨戒活動であることは委員...全文を見る
○岩屋国務大臣 STOVL機を運用できるようになれば、先生がおっしゃったような能力というか役割を果たすことができると思いますが、特定の国を相手にそういうことができると言っているわけではなくて、そういう能力、役割というものを獲得することにはなるというふうに思います。
06月07日第198回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(岩屋毅君) 政府は、昨年十二月十八日、国家安全保障会議及び閣議において、新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策定時に想定していたよりも、格段に速い...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 三宅伸吾議員にお答えいたします。  まず、サイバー攻撃への対応についてお尋ねがありました。  社会全体のサイバー空間への依存度が高まるとともに、サイバー攻撃の態様は一層高度化、巧妙化しており、今後、サイバー攻撃によって極めて深刻な被害が発生する可能性も...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 白眞勲議員にお答えいたします。  まず、イージス・アショアに搭載する迎撃ミサイルの数や関連する費用についてお尋ねがありました。  我が国の防衛に必要な迎撃ミサイルの数については、その整備の考え方も含め、我が国の手のうちを明らかにすることから、お答えを控...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 白眞勲議員からは、F35Aの国内最終組立て、検査等の仕組み、枠組み、FACOについて、今後にどう生かされるのかという趣旨の再質問があったと認識をしております。  先ほどもお答えさせていただいたように、今後四年程度は機体の国内製造が継続されることになります...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 冒頭の大綱、中期防の御報告の中で、既存の予算、人員の配分にとらわれずと発言をいたしましたけれども、これを既存の予算、人員の配分に固執することなくと訂正させていただきます。(拍手)     ─────────────
○国務大臣(岩屋毅君) 川合孝典議員にお答えいたします。  まず、イージス・アショアの各種調査の結果におけるデータの誤りについてお尋ねがありました。  イージス・アショアの配備候補地に関する調査につき、配備候補地の可能性のある国有地の有無に関する検討の結果について、関係自治体...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 谷合正明議員にお答えいたします。  まず、我が国の防衛政策や防衛力整備の在り方についてお尋ねがありました。  我が国の防衛政策や防衛力整備は、もとより、特定の国や地域を脅威とみなして、これに軍事的に対抗していくという発想には立っておらず、この方針は今般...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 浅田均議員にお答えいたします。  STOVL機の所属、パイロットの育成、訓練についてお尋ねがありました。  STOVL機につきましては、現在、機種選定を実施しているところでございまして、具体的な機種はまだ決定しておりません。  その上で申し上げれば、...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 井上哲士議員にお答えいたします。  空自F35A墜落事故の捜索及び事故原因についてお尋ねがありました。  その前に、この度死亡が確認されたパイロットの御冥福を心よりお祈りし、御遺族の、御家族の皆様に心からお悔やみを申し上げたいと思います。  事故後の...全文を見る
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(岩屋毅君) 説明会においてですね、説明会においてそういうことがあったことは事実でございまして、誠に緊張感を欠いた不適切な行為であったと思います。二度とこのようなことが起こらないように指示を徹底してまいりたいと思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) ただいまの防衛装備品等に係るコストデータベースシステムの不適切な整備についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月13日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(岩屋毅君) 政府は、昨年十二月十八日、国家安全保障会議及び閣議において、新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を決定いたしました。以下、これらについて御報告申し上げます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、前防衛大綱の策定時に想定していたよりも、格段に速いスピー...全文を見る
06月18日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○岩屋国務大臣 まず、今般のイージス・アショアの配備に関するお地元への説明の際に資料の一部に重大な誤りがあったこと、そして、地元説明の場におきまして防衛省職員による極めて不適切な対応がありましたことについて、深くおわびを申し上げたいというふうに思います。  私は、昨日、秋田県の...全文を見る
○岩屋国務大臣 本日六月十八日十二時六分ごろ、航空自衛隊第二輸送航空隊入間基地所属の輸送機C1が東富士演習場において物料投下訓練を実施しておりましたところ、同演習場付近、静岡県裾野市に八十一ミリ迫撃砲をこん包した物資等を落下したとの報告を受けております。  当該物資に実弾は含ま...全文を見る
○岩屋国務大臣 このF35の墜落事案につきましては、これまで、現場の捜索、揚収活動等、事故調査を進めてまいりました。既に委員御承知のとおり、フライトデータレコーダーの外側の部分は揚収されたのでございますが、メモリーについてはまだ確認をされておりません。  その一方で、F35Aに...全文を見る
○岩屋国務大臣 機体は、例えば、エンジンの一部、主翼及び尾翼の一部、タイヤの一部や多数の破片等を揚収しておりますが、マドル等の記録によりますと、ほぼ音速に近い速度で海面に激突をした可能性が非常に高いということで、破損の状況が非常に激しい。部品が散らばっているところは徹底的に引揚げ...全文を見る
○岩屋国務大臣 まず、死亡が認定された隊員に対しまして弔意を賜りましたこと、お礼を申し上げたいと思います。  私どもにとりましても、優秀なパイロットを失ったことは、まさに痛恨のきわみでございます。したがいまして、飛行再開に当たりましては、飛行の安全が確保されるということが大前提...全文を見る
○岩屋国務大臣 その報道については承知しておりますけれども、その内容の一つ一つについてお答えすることは差し控えたいというふうに思います。
○岩屋国務大臣 先ほど申し上げましたように、飛行に重大な影響を与えかねないというリストについては私ども入手を既にしておりまして、それに基づいて確認の作業を行っているということでございます。
○岩屋国務大臣 それについては、明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○岩屋国務大臣 私どもは、F35Aに関しては米国と緊密な連携、連絡を行っておりますので、米国から得た課題についてのクリアがしっかりできているということで、飛行の安全に影響するという問題はないというふうに考えております。
○岩屋国務大臣 私どもが勝手に解釈しているということではなくて、公有水面埋立法は、設計の概要と、設計の概要を表示したる図書を書き分けております。書き分けた上で、変更承認を要するものとして、設計の概要のみを挙げているところでございます。  その上で、事業者が設計の概要の変更承認を...全文を見る
○岩屋国務大臣 私、昨日、秋田県を訪れまして、知事さん、市長さんにおわびを申し上げた後、その帰途において、新屋演習場周辺をまず車で回らせていただいて、演習場の中も視察をさせていただきました。その印象としては、確かに市街地に比較的近い場所にある演習場ではございますけれども、かなり、...全文を見る
○岩屋国務大臣 昨日一日で、知事さん、県議会議長さん、市長さん、市議会議長さんにまずはおわびを申し上げるという目的で現地に参りましたので、そのような時間はございませんでした。
○岩屋国務大臣 きのう、知事さんや市長さんにも申し上げましたが、まずは、今般の防衛省の不手際といいますか、重大なミスあるいは不適切な対応についておわびをし、体制を一新、強化するということを申し上げました。昨日、そのための本部を立ち上げたところでございまして、ここでまずしっかり調査...全文を見る
○岩屋国務大臣 お地元に対する説明については、防衛省を挙げて取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、必要であればといいますか、機会がありましたら住民の皆さんの声も聞いてみたいと思っておりますが、昨日は、県知事さん、市長さんから、しっかりと県民、市民の声として厳しい御指...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生方から視察の御要望をいただいた十四日につきましては、十七日以降に実施する戦闘訓練などの準備として、演習場全域において偵察、安全点検、危険箇所表示を実施している最中でございましたので受入れが困難でございましたけれども、これは、演習等に支障がないということであれば...全文を見る
○岩屋国務大臣 北朝鮮から発射される弾道ミサイルなど、我が国に向けて発射される蓋然性の高い弾道ミサイルの脅威から我が国全域を防護するという観点からイージス・アショアの防護範囲の数理的分析を行った結果、秋田県付近と山口県付近の組合せが我が国全域を最もバランスよく防護できるものでござ...全文を見る
○岩屋国務大臣 他の国有地が不適であると判断したのは、さまざまなインフラでありますとか他の要因も総合的に判断をした結果でございます。  したがいまして、自衛隊の演習場でいえば、新屋演習場あるいは山口県のむつみ演習場に配備をすることができれば我が国の全域を防護することが可能になる...全文を見る
○岩屋国務大臣 ですから、数理的分析を行った結果、新屋演習場とむつみ演習場に置けば、我が国の全域をカバーすることができるというふうに判断をしたということを申し上げているわけでございます。
○岩屋国務大臣 発射場所が特定できていれば世話はないわけでございまして、朝鮮半島方面から飛来する可能性のある、それは例えば移動式のものも含めて、そういったものもあわせて分析をした結果、この二カ所に配備することがあらゆる可能性に対応することができるというふうに判断をしたところでござ...全文を見る
○岩屋国務大臣 確かに、例えば、こういう表示の仕方でありますとか説明の仕方で、不十分な点があったことは事実でございます。  例えば、今先生が御指摘いただいた津波の影響の問題ですけれども、この津波の影響というのは、もちろん全ての候補地において考慮すべき重要な要素でございますから、...全文を見る
○岩屋国務大臣 まずは、ただいまの委員の厳しい御指摘を全てしかと受けとめたいというふうに思っております。申し開きのしようのない重大なミスを犯し、なおかつ不適切な対応があったということについては、重ねておわびを申し上げたいというふうに思います。  私どもとしては、取組の体制を一新...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアという装備、施設が住民の皆様の安全を確保した上で配備されなければならないというのは、当然の大前提でございます。  新屋演習場を候補地とした場合の電波環境調査あるいは地質・測量調査といった各種の調査は、演習場においてイージス・アショアを安全に配備...全文を見る
○岩屋国務大臣 他の国有地の検討の過程で遮蔽物との角度の数値に誤りがあったことについては、これはもう申し開きのしようがない、本当にケアレスミスで、しかもそれがチェックできなかったということは深刻な問題で、そのようなことがない体制をしっかりつくらなくてはならないと思っております。 ...全文を見る
○岩屋国務大臣 それは既に、バツが取れるところが四カ所出てくるということは申し上げているところでございます。  したがいまして、他の国有地の検討といいますか調査において、データにミスがあったことも事実でございますし、足らざる点もあったと思いますので、そこはしっかり現地調査をさせ...全文を見る
○岩屋国務大臣 十度を目安にしております。
○岩屋国務大臣 できるだけ、多分、この関係性を明快、明瞭にしたいということでこういう説明の仕方、資料の出し方になったということですけれども、これはやはり丁寧ではなかったというふうに思います。ただ、マルかバツか、影響が大きいか小さいか、あるかないかという説明では、これは不十分だとい...全文を見る
○岩屋国務大臣 CSISというのは米国のシンクタンクでございます。私も行って講演をさせていただいたことがありますが、これは米国の一シンクタンクの見解でございまして、これは別に米国政府の見解でもないということだろうと思います。  それから、我が国にすれば、米国は、はるかに質、量と...全文を見る
○岩屋国務大臣 いや、ですから、これはアメリカのそのシンクタンクがそういう意見を発表している、あるいは提言をされているということは承知をしておりますけれども、我が国は、我が国独自でミサイル防衛体制を構想し、構築するということを申し上げているわけでございます。
○岩屋国務大臣 日ごろから、ミサイル防衛ということについては、さまざまな情報の共有はしているわけでございます。例えば、我が国には早期警戒衛星はございませんので、早期警戒情報については米国に依拠しているという状況にございます。  そういった形で、ミサイル防衛の情報共有は平時からと...全文を見る
○岩屋国務大臣 CSISというのは、基本的に私もよく存じ上げておりますし、敬意を払っているシンクタンクでございますが、これは、CSISの中でもさまざまな研究者の方がいらっしゃいますので、その中の一つの見解であるというふうに認識をしておりますので、我が国政府として一々これに反応をす...全文を見る
○岩屋国務大臣 例えば住民説明会というのも、これからもその資料がしっかりと整えば再開をさせていただきたいと思っておりますし、そういう場においてお尋ねがあれば、いかようなお尋ねにもきちんとお答えしていかなければならないというふうに思っております。  また、今、窓口というものを設け...全文を見る
○岩屋国務大臣 これも先ほどお答えしたとおりでございます。  先ほどから申し上げておりますように、CSISのこのレポートについてどう思うかと問われて、これは我が国政府の考えではありませんということを明確に申し上げているわけですから、そこは明確にお答えができているんだというふうに...全文を見る
○岩屋国務大臣 CSISに限らず、こういう軍事あるいは防衛、国防、安全保障のさまざまな研究機関があり、あるいは雑誌があり、さまざまな見解が述べられているわけですけれども、その一々に反応したり抗議をしたりということではなくて、我が国としての考え方を政府としてはあらゆる機会を捉えてし...全文を見る
○岩屋国務大臣 基本的には、イージス・アショアという装備は、側方迎撃においても問題がないというふうに認識をしております。しかし、では、いつもかつも、どんなときも一〇〇%かと言われれば、やはりそうではない場合もあるでしょう。だからこそ、総合的なミサイル防衛体制を構築していくことが必...全文を見る
○岩屋国務大臣 残念ながら、委員の御発言には多分に事実誤認があるというふうに考えます。  まず、イージス・アショアは、アメリカの目ではなくて、日本の目として導入をするものでございます。しかしながら、同盟関係にあるわけですから、ミサイル防衛に関する情報の共有ということはお互いにあ...全文を見る
○岩屋国務大臣 イージス・アショアが配備されますと、周辺の地域あるいは施設が攻撃の標的になるのではないかという御不安、御懸念があるということは認識をしております。したがいまして、イージス・アショアの配備は、しっかりとした警護体制、警戒体制というものを前提にしておかなければいけない...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御指摘のとおりだと思っておりまして、特にあのイージス・アショアというのは、陸上固定型の装備ということになりますので、やはり、そこは本当に住民の皆さんのお気持ちに寄り添う姿勢がなければいけなかったというふうに思います。  そういう意味で、防衛省の姿勢に大いに反...全文を見る
○岩屋国務大臣 正しく用いれば、グーグルアースを使っても正しい数値ははじき出せるんだと思いますけれども、今般、体制をつくり直して、現地に行って測量をしっかりと行うという手法でデータをより精緻なものにして、説明をし直しをさせていただきたいと思っております。(発言する者あり)
○岩屋国務大臣 そういうことを申し上げているのではありません。たまたま現場がグーグルアースという材料を使ったんでしょうけれども、より精緻なデータを得るためには、やはり現地での測量というものが必要だという考え方で調査をやり直させていただきます。
○岩屋国務大臣 私はそのようなことは申し上げておりません。  知事さんそれから市長さんにお目にかかった後、ぶら下がり会見をさせていただいていろいろお尋ねにお答えをさせていただいたんですが、現段階では適地として新屋演習場というものを見直すだけの材料を持っているわけではございません...全文を見る
○岩屋国務大臣 基本的に、レーダーそれからVLSというその発射装置から二百三十メートルあるいは二百五十メートル四方しっかりと距離をとれば安全だというデータがございますけれども、更に安全をしっかり確保するために、七百メートルの保安距離をとるように想定をしているということでございます...全文を見る
○岩屋国務大臣 覆したという事実はございません。先ほど申し上げたように、レーダーについては保安距離は二百三十メートル、VLSについては二百五十メートルというものをしっかりと確保すれば人体に影響を及ぼすようなことはないということでございますので、敷地内におさめる形で配備することは可...全文を見る
○岩屋国務大臣 はい。  我が国の沿岸警備につきましては、言うまでもなく、海上保安庁が一義的な対応、責任を有しておりますけれども、防衛省・自衛隊も、広範囲にわたる警戒監視活動を日ごろから実施をしております。  イージス・アショアを配備するに当たっては、海上保安庁や警察などの関...全文を見る
○岩屋国務大臣 先ほども赤嶺先生の質疑の中で局長からも答弁をいたさせましたが、防衛省としては、平成二十九年度に、嘉手納飛行場周辺の河川のPFOSやPFOAに関する水質調査を行いました。他方で、沖縄県企業局は、沖縄県内の各市町村へ水道水を供給する事業者として、北谷浄水場の水源である...全文を見る
○岩屋国務大臣 先生御指摘のように、日本環境管理基準、JEGSには、PFOSを含む有害物質リストが掲載され、その保管の方法、廃棄に係る手続、また、漏出時、漏れ出したときにおける対処等が定められておりまして、在日米軍も当該基準に従って有害物質の管理を行っているものと承知をしておりま...全文を見る
○岩屋国務大臣 長島先生ならではの、非常に専門的なお尋ねだと思いますけれども、防衛省として、米国政府側に、あるいは企業に提案を求めたところ、LMSSRとベースライン9の組合せ、それからSPY6とベースライン10の組合せの、二つの提案がございました。  確かに、LMSSRは現在開...全文を見る
06月18日第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(岩屋毅君) 日韓両国の防衛当局間では、今、宇都委員が御指摘になったように、旭日旗に関わる問題でありますとかレーダー照射事案でありますとか、そういう様々な課題が発生をしていたことは事実でございます。  一月に、私ども、レーダー照射事案については最終見解を取りまとめまし...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 会見の最後に言ったのではなくて、お互いに、まずは、この非公式会談ですから頭撮りなどもなし、お互いの国旗を掲げることもなしと。しかし、終わった後でそれぞれが会談の内容について会見をしましょうということで会談を行いました。  後に私が聞いた話ですけれども、韓...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 全くございません。  韓国の長官との間では、御指摘の運用指針についてもしっかり話をさせていただきました。しかし、これは我が方のいわゆる運用指針もそうでございますけれども、本来は表で議論すべき事柄ではないというふうに思いますので、その内容の詳細は控えさせて...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、今般のデータミス、それから職員の不適切な対応についてはあってはならないことでございまして、昨日、知事さん、市長さん、それぞれの議長さんにおわびを申し上げてまいりました。防衛省としては、体制を一新し、体制を強化して、二度とこのようなことが起こらぬよう努...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 確かに、物理的には三百六十度照射することが可能でございます。そして、通常としておりますのは、基本的には朝鮮半島側といいますか、中国大陸側といいますか、方向としてはそういうところをウオッチしていなければいけないということでそういう説明になっているわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 電波による人体への影響につきましては、総務省の電波防護指針等によりまして一ミリワット・パー・平方センチメートルの基準値を超えないこととされておりまして、基準値を上回る場所については人が立ち入れないように対策を講じることとされております。  なお、この基準...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど局長から説明いたさせましたように、総務省の指針をきちっと守れない場合には、体温が上がるという症状が出てくる可能性があるわけで、それは、ちょっと、それが医学的にどういうことになるのかというところまでちょっと承知をしておりませんが、まあ身体に異変を生じる...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 新屋演習場は、周辺地域よりも標高が高いところに位置しておりまして、敷地内、私も昨日、おわびを済ませて、見に行ってまいりましたけれども、東側が高くて、西側に向けてだんだん下がっていくという土地でございまして、かなり凹凸、凸凹がございます。低いところで標高は約...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 他の国有地の検討の部分で重大なデータのミスがございましたので、それは現地測量も含めてしっかりやらせていただきます。  また、新屋演習場において電波環境調査等各種の調査を行っておりますが、これは正確に行うことができているというふうに思っておりますので、他の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いや、なかなかイエスかノーだけでというわけにはいかないのでお答えさせていただきたいと思いますが、秋田県が出しているハザードマップに照らしたところ、演習場の西側部分は二メーターから五メーターの浸水があり得るという地域が一部ございます。それは敷地造成によってそ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 例えば、こういう資料の作り方、出し方が適切であったかどうかということも含めて、新しくつくった推進本部で徹底的に検討をしたいというふうに思っております。
○国務大臣(岩屋毅君) そこのところは、私はとっさに、日頃からできるだけ平たい言葉で話すように心掛けているものですから、固執することなくをとらわれることなくと言い換えたんですけれども、御指摘をいただいて撤回をさせていただいたところでございます。  御注意を受けて、今後こういうこ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 中期防におけるこの「かが」といいますか、「いずも」型護衛艦の改修については、先ほど局長が説明したとおりの記述になっているわけですが、そもそも大綱、中期防がセットで我が国の防衛方針を示しているものだと思います。  防衛大綱では、言うまでもないことながら、日...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 「いずも」型護衛艦は、まだ改修はしていないわけですが、現在も、例えば戦略的な寄港といいますか、東南アジア各国を中心に寄港を行いつつ、自由で開かれたインド太平洋というビジョンの下に地域の安定のために活動をしているというふうに思っております。改修後も当然同様の...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 「いずも」型護衛艦は、これまでもインド太平洋方面のさっき申し上げた派遣訓練、それから米軍を含む地域の様々な国との共同訓練を行ってきております。  米国の艦艇と共同訓練をするというのは、様々な事態に照らして技量の向上のために行っていることでございます。こう...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 我が国を取り巻く安全保障環境というのは、残念なことですけれども、一層厳しさを増していると認識しておりますし、加速度的に変化をしているというふうに思います。そういう中にあって、国民の命と平和な暮らしを守り抜くためには、まず我が国が防衛力、抑止力を一層強化する...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いわゆるA2AD、アンチアクセス・エリア・ディナイアルの中国の能力というのは年々強化されてきていると認識をしております。  従来は、いわゆる第一列島線よりも内側といいますか、中国側の地域がいわゆるA2ADの領域なのではないかと思われていましたが、最近では...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 中国の軍事力の強化については、あるいは中国による東シナ海での活動あるいは南シナ海での活動については、これは我が国のみならず国際社会にとっても重大な懸念であるというふうに大綱には書かせていただいていると思います。  一方で、我が国の防衛政策あるいは防衛力整...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 南西諸島の守りというのは非常に重要だというふうに考えております。それに、その守りをしっかりと固めるために今自衛隊の部隊も配置をさせていただいておりますし、先生御指摘の装備なども備えてきているわけでございますが、島嶼防衛するためには海峡等も含めてしっかりとウ...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 委員御指摘のように、今般、そのフユ級の高速戦闘支援艦というものと一緒に中国の空母が活動しているということには我々も注目をしております。と申しますのも、このフユ級の高速戦闘支援艦は中国海軍最大級の総合補給艦でございまして、軍艦への補給あるいは空母への航空機燃...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 衛生機能の強化については、これまで大野先生から様々な御指摘をいただいて、具体的なその機能改善につながってまいりました。そのことにまずお礼を申し上げたいというふうに思います。  ただいまの病院の体制でございますけれども、今防衛省・自衛隊は、自衛隊病院の拠点...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 済みません、ちょっと質問をよく理解できておりませんでした。  この話は、さきの河野大臣とともに行った日ロの2プラス2でも、それから防衛省で行いました日ロ防衛相会談でも、ロシア側から再三にわたって指摘がございましたが、ロシアが言わんとするところは、イージス...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) LMSSRを選択いたしましたのは、性能、コスト、それから後方支援体制など総合的に判断した結果、そちらの方が適切だというふうに判断をしたからでございます。当面、巡航ミサイルに対応する能力を付与する考えはありませんが、しかし、安全保障環境、どのように変わってい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今委員御指摘のように、今般、イージス・アショアに係る報告書の中で重大なミスがあった、誤りがあったということについては、重ねて県民、市民の皆さんに深くおわびを申し上げたいというふうに思っております。また、説明会での職員の極めて不適切な態度についても深刻な反省...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省・自衛隊においては、サイバー防衛隊及び陸海空のサイバー部隊が二十四時間体制で通信ネットワークの監視やサイバー攻撃への対処を行っております。  これらの通信ネットワークの監視等に当たりましては、各サイバー部隊間において各々が検知したサイバー攻撃に関す...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生の御指摘は極めて重要な御指摘だと思っております。  外部人材の活用というのは非常に重要でございまして、役務契約あるいは官民人事交流制度などを用いてそういう人材を確保を進めておりますけれども、その採用に当たりましては情報の保全を確保することが極めてとい...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、防衛省・自衛隊としてその能力を独自に身に付けることが必要でございまして、部内の教育課程における教育あるいは国内外の教育機関への留学、それから民間企業における研修、それから諸外国との共同演習などでまずは自衛隊の人材をしっかり鍛えていきたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 極めて重要な課題で、困難な課題ではありますが、成し遂げていかなければいけないというふうに思っております。  前中期防期間中は七千億削れということでしたが、実績は七千八百億ぐらい削減することができたと思います。二兆円というのは大変ハードルが高いんですけれど...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まさに組織を最適化するということが非常に重要な課題だと思っています。つまり、統合というものをより効果的なものに進めていって、縦割りによる弊害というものをもっともっとなくしていかなければいけない、調達においてもですね、そのように考えております。  今、例え...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 先生には隊員の処遇あるいは待遇についてお気遣いいただきまして、感謝申し上げたいというふうに思います。  まさに、この処遇改善ということは非常に必要、重要なことだと思っております。隊員の士気にも直結する課題だというふうに思っております。  また、最近女性...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) まず、今般のデータの誤りについて重ねておわびを申し上げたいというふうに思います。  今回は、今先生御指摘のように、縦軸、横軸の縮尺の違いを認識していなかったという人為的なミスでございますけれども、これはチェック体制が非常に甘かったと、地図情報の取扱いにた...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) これも既にお答えをしておりますけれども、重ねて御説明申し上げたいと思います。  新屋演習場は周辺地域よりも標高が高いところに位置しておりますが、演習場の敷地はかなり凹凸がございまして、高いところで三十メートル、低いところで標高は約九メートルでございます。...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生御指摘のような住民の皆様の御不安、また御心配というものにしっかり対応できる説明をしなければならないというふうに思っております。  住宅地からの距離につきましては、安全性の観点から、レーダー施設については半径二百三十メートル、VLS、発射装置につきま...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) その点につきましては再三にわたって申し上げておりますけれども、お地元の御理解がない状況で、配備先を前提とした予算計上はいたしません。
○国務大臣(岩屋毅君) 五月三十日の佐久市周辺における飛行状況について米側に確認したところ、米側からは、横田基地所属のC130が日米両政府間で合意された協定に従って飛行していたと回答がございました。  また、米軍機の低空飛行訓練に関する平成十一年の日米合同委員会合意におきまして...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) いずれにしても、防衛省としては、合同委員会合意をしっかり遵守をするように米側に引き続き申し入れてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) その民間の方によって記録されている画像をもって解析することが果たして本当に正しい解析につながるかどうかということも含めて、検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のように、米軍は、平成二十九年、二〇一七年八月以降、運用上の理由等から、苦情等のあった航空機について原則として米軍機であるかを明らかにしない方針に変更したと承知をしておりますが、一方で、今回の長野県佐久市における事案のように飛行状況を明らかにしている...全文を見る
○国務大臣(岩屋毅君) 今般、地盤の検討に必要なボーリング調査等の結果を踏まえまして、沖縄防衛局において大浦湾側の護岸や埋立て等の設計、施工等に関する検討を行いました結果、地盤改良工事は必要でございますものの、一般的で施工実績が豊富な工法によって地盤改良工事を行うことは可能であり...全文を見る