生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○生方委員 民主党の一年生議員の生方と申します。予算委員会での質問は初めてなのでいろいろまずいこともあるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いいたします。  まず、総理の行革に対する姿勢ということでお伺いしたいのですが、総理のお姿を拝見していますと、行革に対する取り組みの熱意と...全文を見る
○生方委員 具体的に進めなければいけないというのは、もうちょっと具体的におっしゃっていただけるとありがたいのですが。
○生方委員 行革という大変なことをやるには、国民の皆様方の強い支持がなければいけないというふうに考えております。  それで、今回の補正予算に関して、国民の皆様方は、日経の調査によれば七一%が修正をしなければいけないというような意見を持っているというふうに書いてございます。主に批...全文を見る
○生方委員 整備新幹線の問題に関しては、私も必ずしもそれが必要でないというふうには考えてはおりません。しかしながら、どうも整備新幹線の問題を見ておりますと、整備新幹線をつくるということに重点が置かれていて、整備新幹線を引くことによってその地域の町づくり、あるいはその地域づくりをど...全文を見る
○生方委員 複数の国土軸を持つ必要性というのは、私も十分自覚をしておるつもりです。  ただ、こういう厳しい財政事情の中で、整備新幹線すべてのところに着工する、着工するかどうかはまだこれから決めることですが、着工する決定をしたことについて、国民がばらまき行政とか自民党内の族議員の...全文を見る
○生方委員 整備新幹線の問題は補正予算の問題ではございませんので、補正予算に戻りまして質問をさせていただきます。  補正予算、先ほども申し上げましたように、国民の皆様方が必ずしも賛成をしているわけではないという意見が出ております。特に批判が強いウルグアイ・ラウンドの農業対策費並...全文を見る
○生方委員 ウルグアイ・ラウンドの対策費については、もともと、当初取り入れられたときは日本の農業を強くするということが目的で取り入れられたというふうに理解をしておりますが、二年たって三年たって米の国際競争力が強くなったという話も聞かないので、非常に大きな額でございますので、本当に...全文を見る
○生方委員 この財政再建法は具体的にはいつごろまでに提出される予定か、ちょっとお伺いしたいんです。
○生方委員 財政再建というとどうしても出を絞るということに重点が置かれがちで、国民の側からすると、出が絞られるというのはなかなか暗いことであって、つらいことであるというような感じがいたしますので、やはり同時に入りをふやすということをやっていかないと、世の中明るくならないんではない...全文を見る
○生方委員 私も物づくりが大事でないというふうには全然思っておりません。アメリカの経済が復活したのも自動車とかハイテク産業、いわば物づくりを中心に復活してきたというのも事実でございますが、かつての物づくりと今の物づくりというのが大きく変わったのは、これはもう間違いない事実だと思っ...全文を見る
○生方委員 航空行政に関して今お話が出ましたので、ちょっとお伺いしたいのですが、日本の航空運賃が非常に高いということは、もうこれは紛れもない事実でございまして、国内の運賃にしてみても、東京から北海道へ行って帰ってくるよりも海外に旅行に行ってしまった方が安いというような現状がござい...全文を見る
○生方委員 今ちょっと総理がおっしゃいましたけれども、オープンスカイはだめだということになるわけですか。
○生方委員 少し観点を変えて御質問させていただきたいと思います。  今般、日銀法の改正というのが取り上げられております。これは、当初予定されておりました日銀法の改正、当然、これは日銀の独立性を強め、しかもその開放性を大きくしていこうというような観点から日銀法の改正というのがなさ...全文を見る
○生方委員 具体的にお答えいただければ大変ありがたいのですけれども、議決延期請求権というのが今問題になっておりますね。これは保持するおつもりなのかどうかということと、それから、日銀の予算に対して大蔵が監視をしていくということはそのまま、そのままというか、それを行うのかどうか。その...全文を見る
○生方委員 日銀法改正の原点というのは、あくまでも日銀に独立性を持たせるということが原点でございますので、そこを損なわないような形でぜひ御論議をいただいて、議案を提出していただきたいというふうに思っております。  この日銀法改正に関連するのですが、日本版ビッグバンをやらなければ...全文を見る
○生方委員 ビッグバンについてですが、これは今の金融状態に対処するだけではなくて、今世界では、いわゆるエレクトリックコマースに対する電子決済の問題とか電子マネーの発行の問題とか、いろいろな問題が起こってきているわけですね。これにおくれないようにぜひ対処をしていただかないと、またぞ...全文を見る
○生方委員 大胆にやっていただきたいということだけ申し上げて、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
02月06日第140回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○生方委員 民主党の生方と申します。たびたび質問の機会を得まして、大変ありがたく思っております。  まず最初に、本当の質問に入る前なんですが、総理、この週刊朝日はごらんになりましたでしょうか。
○生方委員 ここに本予算委員会の写真が写っておりまして、大変不名誉な写真がたくさん載っておりまして、皆さんお眠りになっている写真がたくさんございまして、もしよかったち……。  それで、私……
○生方委員 どうも申しわけございません。  それで、私も外部から予算委員会を見ていたとき、たまたまテレビで見ているとき、今、単に目をつぶっているだけなのか、寝ているのか、もちろん定かではないのですが、見て、もう少しきちんと起きていたらどうだろうかというような感想を持っていたので...全文を見る
○生方委員 予算委員会だけではなくて、もう一つ私が国会に入って驚いたことがあったのですが、本会議のときに、大学の授業より多分うるさいのではないかと思うぐらい私語がざわざわとうるさいのですが、あれは、もちろん私語を禁ずるというようなことはできないのでしょうけれども、もうちょっと私は...全文を見る
○生方委員 わかりました。ただ、これは私の感想を述べたまででございまして、これで終わりにいたします。  本当の質疑に入らせていただ一きたいと思います。  景気動向についてですが、各種数値を見てみますと、非常に景気がよくなっているという、非常にということはないのですが、緩やかに...全文を見る
○生方委員 ことしに入ってからの景気回復というのは、円安が非常に進んだこととか、四月から消費税が上がりますので、自動車なんかはその前の駆け込み需要なんかもあると思うんですが、それにもかかわらず、国民の皆様方が何となくこれから景気がよくならないんではないかというふうな感じを持ってい...全文を見る
○生方委員 今大臣もおっしゃったように、構造改革をやらなければいけない大きな原因というのは、世界経済のグローバル化が進んでいるということと大競争時代に突入した、それから当然二十一世紀に入ると少子・高齢化でだんだん活力がなくなってくるであろうということがあると思いますが、じゃ、大競...全文を見る
○生方委員 私も通産大臣と同じように、構造改革を進めなければいけない最大の原因というのは、やはり高度情報化というか、情報化に対応しなければいけないというのが一番大きな原因ではないかというふうに思っております。  情報化ということに関して言いますと、もうこれは随分古くから言われて...全文を見る
○生方委員 同軸ケーブルや光ファイバーとか通信衛星とか、いろいろなものを使って当然ネットワークは構築していかなければいけないと思うんですが、ちょっと質問から外れてしまうのですが、マルチメディアというときによく言われているのは、電話とパソコンとテレビを結びつけたみたいな形の言い方が...全文を見る
○生方委員 先ほど私が申し述べたことが、先取りした形でアメリカが行っているのではないか。この間の質問のときにも、財政再建でアメリカに学ぶ点があるというふうに言って、また産業構造改革でもアメリカに学ぶというふうになりますと、アメリカに学んでばかりいることになってしまって、もちろん日...全文を見る
○生方委員 規制緩和、この間の首相の答弁でも一非常に各分野、広くおやりになっているというのは私もよく存じておるのですけれども、アメリカのように、規制緩和をやることによって、例えば航空産業も非常に大きくなったし、流通産業も大きくなったし、通信産業も大きくなったし、金融も大きくなった...全文を見る
○生方委員 中途半端であったという、その時点ではやはりやむを得ない判断であったというのもよくわかりますが、半端であったというふうに御総括なさるのであると、この半端をどうやって、じゃ今度からなくしていくのか、なくして、本当に規制緩和の効果を発揮するためにはどうしたらよろしいのかとい...全文を見る
○生方委員 規制緩和は、これから第二次の規制緩和というのも行われるようですので、私も、これは当然痛みも伴うわけですけれども、徹底的にやっていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  さて、加藤幹事長も申しておりましたけれども一情報社会というものに移っていくときにいろいらな...全文を見る
○生方委員 首都機能の移転、もちろんそういう観点からお進めしていただければありがたいと思うのですが、私は、基本的に大きく変わるのは、今の社会というのはやはり会社中心にすべてが回っていて、我々は会社に行くという、男は、男はと言ってはいけないですけれども、お勤めになっている方は駅に朝...全文を見る
○生方委員 情報化の話ばかりで恐縮なんですが、例えば選挙制度、政治制度の改革などということも、電子投票ということも随分御検討をなさっていらっしゃるそうなんですが、電子投票あるいは国民投票というのですか、今の情報端末を使えば、国民の意思というものが瞬時にわかることも不可能ではないわ...全文を見る
○生方委員 まさにコンピューター社会の光と影というのがございまして、八〇年代の初めのころにバルネラビリティーというんですか、社会の脆弱性ということで随分論じられたんですけれども、最近は、今総理おっしゃったように、明るい面ばかり強調されている嫌いがあることは私も懸念をしているところ...全文を見る
○生方委員 もちろん私、在宅教育を全部やれというようなことを申しておるわけではなくて、こういうことも可能であるということを踏まえた上で、学校のあり方なんかも変えていくべきではないかと。  これはちょっと外れてしまうんですけれども、学校の施設を何か使おうとすると、文部大臣に許可を...全文を見る
○生方委員 これはやや情報化とは関係がずれるんですけれども、私なんか個人的によく思うことなんですけれども、普通、お勤めしている方は有給休暇というのがあって、とりたいときに休みがとれる。子供たちはもう休みが決まっていて、それしかとれないから、結局、夏休みとか冬休みとかという集中した...全文を見る
○生方委員 もう一つ、教育の問題から離れまして、仕事のやり方なんというのも、アメリカの例ばかりで恐縮なんですが、在宅勤務以外、これから長い目で見ていくと、今では普通一つの会社に勤めるというのが当たり前でございますが、将来的に見ると、二つとか三つの会社に勤めるのが当たり前だというよ...全文を見る
○生方委員 あと三十分、来週にございますので、そのときまた引き続き質問させていただきます。どうもありがとうございました。
02月10日第140回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○生方委員 民主党の生方です。  前回一時間質問した残りの三十分をきょうさせていただきます。前回にも日本経済の活性化ということについていろいろお話をお伺いいたしましたが、きょうも日本経済をどういうふうに活性したらいいのかという問題について御意見をお伺いしたいと思います。  私...全文を見る
○生方委員 私はアメリカでベンチャー企業を幾つか取材したことがございますが、そのときに、一番ベンチャー企業がたくさん生まれるのはシリコンバレーだと言われておりますが、そのシリコンバレーのサン・マイクロシステムズという会社の話を聞いたことがございます。そこにスコット・マクニーリーと...全文を見る
○生方委員 私も、日本でいろいろのベンチャー企業を起こそうとしている、ないしは起こしたという方の意見を聞いているのですが、何が一番ネックになるのかというと、やはり資金的な面。立ち上げるときに一番資金が要るのに、その立ち上げのときの資金というのがどこからも集まらない。これが、ベンチ...全文を見る
○生方委員 三年商売却損について繰り越せるという話ですが、ベンチャー企業を育てていくには、やはり十年程度の年月というのを見なければいけないというふうに私思うわけで、せめて五年ぐらい繰り延べする期間というのがあってもいいのではないかというふうに思うのです。その点について一点お伺いし...全文を見る
○生方委員 いずれにせよ、ベンチャー企業を育てる側というのが必要なわけで、それと同時にベンチャーをやっていくという側が要るんで、両方のところから支援をしていかなければいけないというふうに思っています。  もう一点、日本の場合の特徴として、ベンチャー企業がいわゆるすき間産業で、す...全文を見る
○生方委員 あともう一点、やはりベンチャー企業に人材が集まらないというのが非常に大きな点だと思うんですが、ベンチャー企業に入って働いてみようというような気を起こさせるのには、例えばストックオプションみたいなものもどんどん取り入れていく必要があると思うんですが、これから通産大臣がお...全文を見る
○生方委員 ベンチャービジネス、これからも育っていくように私も見守っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。  続いて、経済構造の活性化ということで少子化問題についてちょっとお話をお伺いしたいんですが、高齢化社会、高齢者問題ばかりが取り上げられているんですが、その裏腹とい...全文を見る
○生方委員 厚生省も一昨年度からエンゼルプランというのを立てて、保育所の充実等いろいろおやりになったのはよく承知しております。施設や制度面での援助というのも非常に大事ですが、私はやはり資金的な援助というのももっと充実させるべきではないかというふうに考えております。  特に、児童...全文を見る
○生方委員 所得制限も、アメリカはあるんですけれどもほかの国は所得制限はないんです。所得制限について、今は四人家族平均で二百四十万円以下の方ということですが、これですといわゆる中間所得層にはなかなかお金が入ってこないということで、この辺を、何か引き上げるとかなくすとかというお考え...全文を見る
○生方委員 児童手当を出すということになると、これはなかなか財源的に大変でしょうが、例えば、大蔵大臣、扶養控除の額を上げるとかというような形で側面援助するというようなことは可能でしょうか。
○生方委員 九九年には年金制度の改革というのが行われるというふうに聞いておりますが、ここで公的年金の積立金等をいわゆる児童福祉に充てるというふうな考えもあると思うのですが、総理、年金改革との絡みで、今の問題についてどういうふうにお考えになっているか、一言お伺いしたいのですが。
○生方委員 ずっと一時間半にわたって経済の活性化というようなことをお話ししてまいりましたが、私この間ずっと言いたかったのは、やはり出ばかり絞る論議ではなく、ぜひ入りをふやすという論議をしていけば、世の中が多少明るくなるのではないかというような観点から質問をさせていただきました。 ...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○生方委員 公述人の皆様方には、朝早くからお越しいただきまして大変ありがとうございました。  まず、吉田先生にお伺いしたいのですが、今年度予算の注目点というのは、何といっても財政再建元年になるかどうかというのがポイントであったというふうに私は考えております。吉田先生、いろいろな...全文を見る
○生方委員 我々民主党では、この予算では財政改革元年にはとてもならないのではないかと。これは前の補正予算のときも申し上げたのですけれども、補正予算でも、もっと切れるべきところは切る、血の出るような努力をしなければいけないという点で、もちろん私も全面的にこれを評価しないというわけで...全文を見る
○生方委員 先ほど制度改革に手をつけなければいけない、その元年であるというふうにおっしゃいましたけれども、発想の転換を含めた抜本的な制度改革が必要である、先生がお書きになったものを見ますと、行政そのものを削減しなければいけないような大胆な削減が必要である。例えば、どの農業政策をや...全文を見る
○生方委員 私もそのとおりだというふうに思います。  それから、先ほどの地方分権のことに戻るのですけれども、三千幾つも市町村があるのはいかにも多過ぎるのではないかというような印象を受けた発言だったのですけれども、具体的には、一番うまく地方分権が機能するというのはどのぐらいのロッ...全文を見る
○生方委員 もう一点だけお伺いしたいのですけれども、先生は金融にも非常にお詳しいので、今度の日銀法の改正について、先生のお考えがありましたら一言ちょっと教えていただきたいのですが。
○生方委員 どうもありがとうございました。  続いて、谷山公述人に一点お伺いしたいのですが、財政再建元年であるということで、歳出をカットしなければいけないということで、先ほど防衛費とか公共事業費で大体三兆円から八兆円程度、歳出が削減できるのではないかというようなお話を伺いました...全文を見る
○生方委員 どうもありがとうございました。  岡崎公述人に一点だけお伺いしたいのですが、駐留なき安保というのが将来的に今可能かどうかという一点、ちょっとお伺いしたいのですが。
○生方委員 どうもありがとうございました。
○生方委員 民主党の生方と申します。公述人の皆様には、遠いところをわざわざお越しいただきまして大変ありがとうございました。  今の財部公述人への質問を引き続きましてちょっとさせていただきたいのですが、銀行は守らなければいけないということで、もう一つ今注目されているのは、自民党の...全文を見る
○生方委員 同じ質問を蝋山先生にもちょっと、金融債がもし破綻するというようなことになった場合どうしたらいいのかということをお考えを伺いたいのですが。
○生方委員 蝋山先生に引き続きお伺いしたいのですが、アメリカで金融の自由化が行われたときに、たくさんの銀行がつぶれて、その中で経営者が責任を問われるということがございましたね。やはり責任を明確化しなければいけない。これから日本がビッグバンを行おうとする場合、当然倒産したり整理され...全文を見る
○生方委員 もう一点だけ蝋山先生にお伺いしたいのですけれども、金融自由化は、もう日本でもかなり、七九年から進められてきた。もっと前からというふうな言い方もできるのですけれども、金融が自由化されても国民にとっては、例えば金利が自由化になっても相変わらず横並びで同じですし、どこでお金...全文を見る
○生方委員 財部公述人にお伺いしたいのですが、外為法の改正がいち早く先行して行われるわけですが、ある一部の人によると、外為法の改正が行われると、日本の会社はMアンドAに非常に無防備であるから、例えば日立なんかが買われてしまったりするのではないかというような懸念があるというふうにち...全文を見る
○生方委員 買われてそのままならいいのですけれども、それをまた分割してどんどん売られてしまったりすると実態がなくなってしまったりするというおそれがなきにしもあらずだというふうにちょっと思うのです。  続いて、今井公述人にお伺いしたいのですが、経済構造改革のために四点お示しいただ...全文を見る
○生方委員 経済構造改革をするためには当然日本の国の財政が健全でなければいけないというのが前提だと思いますが、公述人の目から見て今年度の予算、我々、まだまだ歳出削減に切り込んでいない、総理がおっしゃるほど財政改革元年にはなっていないのではないかというふうな実感を持っておるのですけ...全文を見る
○生方委員 どうもありがとうございました。
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○生方委員 まず最初に、オゾン層破壊について質問をしたいと思います。  オゾン層の破壊の問題、この委員会でも一度取り上げられて、オーストラリアで赤ちゃんがサングラスをかけて外へ出るというような問題が起こっているというような指摘がなされました。また、昨年の十月十四日の毎日新聞によ...全文を見る
○生方委員 今の御答弁にもございましたように、先進国においては生産が中止されたということなんですが、途上国においての見通しというのはどうなっているのか、通産大臣にお伺いしたいんですが。
○生方委員 当然、生産するということはそれを使うということなので、それによる影響というのは環境庁長官、どうなっているんでしょうか、途上国の生産フロンによる影響というのは。
○生方委員 日本においては、生産そのものは中止になっているんですけれども、現実にはカーエアコンとか冷蔵庫とか、まだたくさん使われているというふうに聞いております。  これの回収なんですけれども、どの程度まで進んでいるのか、通産大臣にお伺いしたいんですが。
○生方委員 せっかく生産を停止しているのに、今ので見ますと、大体八割から七割五分ぐらいが未回収である。未回収ということは、そこからまだフロンガスが出ているというふうに考えていいと思うんですが、これはやはり一〇〇%まで限りなく近づけるべきだと思うんですが、通産大臣、いかがでしょうか...全文を見る
○生方委員 昨年の十二月に化学品審議会オゾン層保護対策部会というところで、回収に取り組む方法というのをこれから考えていくということなんですけれども、具体的にはどんなような形で回収しようというふうにお考えになっているのか、通産大臣にお伺いしたい。
○生方委員 もちろん費用の問題が一番重要になると思うんですけれども、回収の費用というのはどなたが負担するという形になるんでしょうか。
○生方委員 フロンにかわるものとして代替フロンが今使われているということなんですが、環境庁長官にお伺いしたいんですけれども、どんなものが使われていて、それは使用しても心配がないものかどうか、お伺いしたいんですが。
○生方委員 それでは、そのHFCに対して、どのような回収措置ないしは温暖化効果を防止する措置というのがとられているのか、お伺いしたいのですが。
○生方委員 公害は、日本は先進国だったわけですけれども、ある程度克服してきたのですが、やはり大事なのは消費者の教育というのか、そこが私は非常に大事じゃないかというふうに思っております。例えばカーエアコンの場合でも、最終的に廃棄して、そこからフロンを回収するというところまでやはり私...全文を見る
○生方委員 環境庁長官にも、一言今ので御所見をお伺いしたいのですが。
○生方委員 どうもありがとうございました。  できる限り、消費者教育という面からもわかりやすい環境行政というのをしていただきたいというふうに要望申し上げます。  話を変えまして、きのうの日経新聞の夕刊にちょっと出ておったのですが、外為取引の支払い手段として電子マネーを使用して...全文を見る
○生方委員 日本でも、大蔵省、郵政省、通産省、それぞれが電子マネーについての実験を開始ないしは予定をしておるというふうに聞いておりますが、日本で現在、電子マネーというのはもう既に使われているものなのでしょうか。その利用状況がわかりましたら、教えていただきたいのですが。
○生方委員 欧米の現状も、もしわかりましたら教えていただきたいのですが。
○生方委員 本格的に普及するのはいつごろだというふうに大蔵省では見ておるのでしょうか、日本の場合ですが。
○生方委員 インターネットの普及なんかを見ますと、インターネット上に今バーチャルモールというのが開かれて、そこで買い物をしてインターネット上に置かれたバンクに決済をするというようなことができるようになっているというふうに聞いております。今はまだ普及の初期の段階ですが、どんどん進ん...全文を見る
○生方委員 普及し出すと、これは多分爆発的に普及すると思うので、今からやはりもうちょっと研究をしておかないといけないのじゃないかというふうに思います。  それと、電子マネーはやはりソフトでございますから、ネットワーク上で使われるものはソフトでございますから、やはり世界的な標準と...全文を見る
○生方委員 今申し上げましたように、モンデックスみたいな形で電子マネーを発行するということになると、これは日銀の通貨発行権との関連というのが出てくるのじゃないかと思うのですけれども、日本で仮にモンデックス、例えばある銀行が発行するということは法上は何も問題はないのでしょうか。
○生方委員 電子マネーはまさにこれから普及するものでございますから、最初に規制の網をかけてしまうと自由に伸びないということもございます。しかしながら、決済として使われるとなればセキュリティーの問題やマネーロンダリングの問題とかいろいろ出てくると思いますので、その辺の準備というのを...全文を見る
○生方委員 これは、ネットワーク上で証券取引所が開かれているということであれば、日本からも当然それはアクセスすることができて、日本のパソコンでも株を売買することができるということになっておるんですが、こういう世界的な大きい流れを踏まえて今回の金融ビッグバンの論議がなされているのか...全文を見る
○生方委員 電子マネーというのは、実際に目で見えるわけじゃございませんからなかなか理解しづらいところがあるのですが、これは世界的には非常に普及しているものなんで、これも消費者教育も含めてもうちょっとやはり、何というんですか、アピールをしていただけたらありがたいというふうに思ってお...全文を見る
○生方委員 そうすると、これはNTTだけの特例措置ということではなくて、全体の持ち株会社の中の一つというふうに位置づけられるというふうに考えてよろしいんですか。
○生方委員 きょうの新聞報道によりますと、持ち株会社によって持たれる東西の地域電話会社というのは特殊法人になって、長距離・国際会社は普通の民間会社になるというふうに報道されているんですけれども、持ち株会社とそれから東西二社が特殊法人という、この特殊法人というのはどういう形の会社だ...全文を見る
○生方委員 NTTの株をたくさん持っている方いらっしゃると思うのですけれども、この持ち株会社によって分離分割されると、今持っている株というのはどうなるんでしょうか。
○生方委員 そうすると、東西に分割された新しい特殊会社の株というのは、民間の人は持たないということになるわけですね。
○生方委員 すると、長距離・国際会社についての株というのはどうなるんでしょうか。
○生方委員 一九八五年にNTTが民営化されてから、この間ずっと分離分割の論議というのがなされてきて、ようやっとここでまとまった考え方が出てきたということなんですけれども、基本的に、今一番大事なことは、通信が自由化されることによって自由競争が確保されるということが一番重要だというふ...全文を見る
○生方委員 現実には、本当にNTTが巨大過ぎて自由に競争ができないというのが、私はそういう現実があるのはもう間違いないというふうに思っております。やはり通信分野の規制緩和、大分進んでおるんですけれども、まだまだ料金体系とか参入規制とかが一部残っているようにも感じられますので、金融...全文を見る
○生方委員 今回の改正によってNTTが国際通信分野にも乗り出せるようになったというのは、私、今、非常によかったというふうに思っております。メガキャリアが、そこらじゆうで支配されちゃった後にNTTが出ていったのでは、日本のプレゼンスもなくなってしまうというようなことを思っております...全文を見る
○生方委員 NTTが出ていくということを考えれば、私はもう外資規制など外して、NTTも海外でそのかわり自由に地元の通信会社を買えるというようなことにした方がいいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
○生方委員 これで終わります。どうもありがとうございました。
03月25日第140回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  本日は、大変貴重な意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  一点だけ、私の方から中島参考人にお伺いしたいのですが、私、予算委員会に所属しておりまして、予算の審議をいたしまして、その中で、予算の執行段階における節約という...全文を見る
04月03日第140回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。連日の会議、御苦労さまでございます。  私は、沖縄の海兵隊の削減が可能であるのではないかという観点から、御質問をさせていただきたいと思います。  私も、先日、沖縄に参りまして、二日間という非常に短い時間ではございましたが、各方面の方々...全文を見る
○生方委員 私も、沖縄に参りまして、海兵隊のマイケル・ヘイズ准将とお話をして、どうして沖縄に駐留をしているのかという理由を尋ねましたところ、三点お答えが返ってまいりまして、第一点目には、もちろん朝鮮半島における有事に対応するためである、第二点目としては、その他戦争、自然災害等への...全文を見る
○生方委員 有事の定義は国際法上ないということなんですが、具体的には、有事として考えられ得るのは、北朝鮮が何らかの国内事情を受けながら南の方へ南下してくる、軍事的に南下してくる可能性があるということが一点。それから、一時話題になりましたミサイル等で、射程が広いミサイルを開発するこ...全文を見る
○生方委員 これは軍事評論家の方たちのお話なんですが、一度だけの実験しか行われていない、それから、アメリカ等の偵察衛星で見ても実戦配備されているかどうかはまだわからないということなんですが、日本政府としては、これは実戦配備されているというふうに、もう使用可能な状態になっているとい...全文を見る
○生方委員 重ねて外務大臣にお伺いしたいのですが、現在の朝鮮半島の状態は、安定している状態というふうにおとらえになっているのか、あるいはまだ不安定な状態であるというふうにおとらえになっているのか、どちらであるかをお答えいただきたいと思います。
○生方委員 沖縄の海兵隊の削減ということについて、総理も重ねておっしゃっておりますが、今現在の時点で削減ということを言うことはできないというふうにおっしゃっておりますが、私は、道路が渋滞していて車を運転しているとき、先何キロまで渋滞しているというのがわかれば渋滞も耐えられるのです...全文を見る
○生方委員 今、四者協議のお話が出ましたですが、朝鮮半島の安定のために日本政府がやれることはたくさんあると思うのですけれども、なかなか私どもには朝鮮半島の安定のために日本政府が今どのようなことをおやりになっているか見えてこないのですが、具体的に、外務大臣として、四者協議を含めてど...全文を見る
○生方委員 最初に申し上げましたように、海兵隊の削減ということが今の沖縄の問題を解決するのに展望を開く最初の扉になるのではないか。  そのために、総理にお伺いしたいのですが、今も池田外務大臣がおっしゃいましたように、日朝間の話し合いというのが金丸訪朝団の、九二年以来途絶えている...全文を見る
○生方委員 これで終わります。どうもありがとうございました。
04月24日第140回国会 衆議院 本会議 第30号
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○生方幸夫君 私は、民主党を代表して、金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案について、総理大臣及び大蔵大臣に質問いたします。  まず、ペルー人質事件が、ペルー政府初め関係各位の甚大な御努力により解決したことに感謝をいたしますとともに、犠牲...全文を見る
05月23日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○生方委員 大蔵大臣並びに官房長官、連日お忙しいところ御苦労さまでございます。  まず、野村証券と第一勧銀の総会屋をめぐる不祥事についてお伺いをしたいと思います。  総理は、この両者の経営陣が退陣したことについて、きのうのコメントで、ずるいというような非常に人間的な言葉で、き...全文を見る
○生方委員 バブル経済が崩壊する中で、金融会社に一連の不祥事というものが相次いだわけですね。銀行に関していえばずさんな不正融資というものがございましたし、証券会社でいえば損失補てんというものが広く行われていたという事実がございました。  あのときにも随分世の中から批判を受けて、...全文を見る
○生方委員 これは、大蔵省が当然その検査監督を今までしておるわけですから、大蔵省の責任というのも大いに私はあるのではないかというふうに思っております。  日本の金融機関がずうたいが大きい割に体質改善がなかなかなされていなかったという背景には、やはり大蔵省がとってきた護送船団方式...全文を見る
○生方委員 大蔵省の責任についてはまた後ほどお伺いしたいと思いますので、個別案件からお伺いしていきたいと思います。  まず野村の事件ですが、先ほど新進党の議員も質問をしておりましたが、VIP口座についてまずお伺いしたいと思います。  梶山官房長官にお伺いしたいのですが、VIP...全文を見る
○生方委員 今、閣僚と家族ということですが、重ねて申しわけないのですけれども、秘書の方もお調べにはなったのでしょうか。梶山長官。
○生方委員 調べてないというふうに解釈してよろしいですか。それとも、調べたのだけれども、公表することを差し控えたいということですか。それだけ、ちょっとお伺いしたいのです。
○生方委員 そもそも、そのVIP口座というのが何であるのか、これは捜査当局の調べにまたなければいけないのですけれども、先ほど大蔵大臣もちょっと述べておりましたが、VIP口座は何であるというふうに野村証券側は説明をしておるのですか。
○生方委員 そうすると、VIP口座という以外にいろいろな呼び方の口座があったというふうに解釈してよろしいのですかね。
○生方委員 報道によりますと、そのVIP口座の中には官僚の方が二百人ぐらい含まれている、特に大蔵省関係の方が多かったというような報道がなされておりますが、大蔵省の官僚の方で、VIP口座というか、野村証券とお取引があった人が何人ぐらいいて、どんな状況なのかというのはお調べになってお...全文を見る
○生方委員 そうすると、VIP口座に今名前が、梶山長官の名前も載っているということですから、それが載っているからといって必ずしもその人が取引があったということにはならないと思うのですけれども、実際にVIP口座なるものに大蔵官僚の名前が載っているということはあるのですか、ないのです...全文を見る
○生方委員 VIP口座に関してはこれ以上質問してもなかなかわけがわかりませんので、次の質問に行きたいと思うのです。  野村証券が小池という総会屋に便宜を図ったというのが明るみに出たわけですけれども、これも報道によりますと、九三年の春に、野村証券の内部から告発者があって、内部告発...全文を見る
○生方委員 私も事実関係を必ずしもきちんと把握をしているわけではないのですけれども、私の知っている限りにおきますと、その方はきちんと証券取引等監視委員会に出向いて話をしたというふうに申しておるそうです。その方が酒巻社長が辞任するとほぼ同時に詐欺容疑で逮捕されているというような情報...全文を見る
○生方委員 非常に重大な問題で、これだけの内部告発があったら、もっと私は速やかに対処して調べておればここまで問題が深刻化しないで済んだのではないかというような気がするのですが、九三年春から始まって九六年まで、三年程度はあった間になぜきちんと調べなかったのか。それは人数的に調べられ...全文を見る
○生方委員 今度、金融監督庁の中に証券取引等監視委員会が取り込まれるということなんですけれども、アメリカのSECなんかの規模に比べるとほぼ十三分の一だというようなことを聞いておるのです。市場の透明性というのですか、公正性というのを保つためにはやはり監視機能、そういう意味の監視機能...全文を見る
○生方委員 行政改革といって、人を減らす部分はもちろん減らさなければいけないですけれども、ふやすところはこれは思い切ってふやしていただきたいというふうに思っております。  野村の総会屋に対する便宜なんですけれども、損失補てんを含めてかなりの額の便宜を図っていた。これはもちろん常...全文を見る
○生方委員 これも報道によりますと、両田淵氏が取締役に復帰する、その直前に、富士銀行株などを使って小池に五千万円ほど利益を得させたというようなことで、つまり取締役に復帰させるための工作というのですか、そのお礼として便宜を図ったのではないかというような報道がなされておるのですけれど...全文を見る
○生方委員 何かというと総会屋というふうなことで報道をされるのですけれども、そもそも総会屋というのは一体どういう人たちなのか。金融とか証券に巣くっている総会屋というのは、大体何人ぐらいいて、どのぐらいの利益というのですか、どのぐらいの活動をしているのかというのを把握なさっているの...全文を見る
○生方委員 総会屋というのを定義するのは非常に難しいのでしょうけれども、総会屋というふうに言われている人が大体何人ぐらいいるかというのはおわかりになっておるのですか。
○生方委員 これは、これからビッグバンをやっていこうというときに、いわゆるハイエナみたいな総会屋というのがまだ残っていたのではビッグバンがきちんと達成できるかどうかわかりませんので、大蔵大臣、ぜひ実態を調べて、何人ぐらいいて、どんなものであってというのを調べて、きちんとそれをなく...全文を見る
○生方委員 この小池容疑者に関しては、野村証券の株以外も、いわゆるほかの三大証券会社の株も取得していたというふうに報道されておりますが、ほかの三大証券会社について、小池容疑者に対して損失補てん等便宜を図った事実があるのかどうかをお調べになっているのかどうか、大蔵大臣にお伺いしたい...全文を見る
○生方委員 野村証券に関して言えば、九一年に広域暴力団の稲川会と連携してと言っていいかどうかわかりませんが、東急電鉄株を買い占めたというような事実がございました。それから、特定顧客に対して二百七十九億円の損失補てんというものも発覚をしております。いわばこうした体質の証券会社である...全文を見る
○生方委員 これは、不正があった場合は当然証券監視委員会が見るのはわかりますけれども、日常的に不正を防ぐための努力というのは当然大蔵省がするべきことだと思うのですが、そのためにどんなことをやってきたのか、お伺いしたいのです。
○生方委員 前回も行政処分、営業停止という強い行政処分をとられたのですが、もちろん、今回はまだ捜査が終了しておりませんけれども、当然野村証券に対して何らかの処分がとられると思うのですけれども、大蔵大臣、現時点でどのような処分というのをお考えになっておられますでしょうか。
○生方委員 もちろん、まだ事実関係が全部解明している時点ではございませんから、どういう処分をしろというようなことは言えませんが、少なくとも前に一回行政処分をしたところがまた行政処分を受けるようなことをする、しかもそれが日本の最大の証券会社であるということを考えますと、日本の証券業...全文を見る
○生方委員 日本の証券市場は、個人の投資家というのが非常に少ないというふうに言われております。何で少ないのかといえば、やはり個人の投資家が冷遇されているからだと私は思いますね。だから、ラップ口座等を含めて、個人の投資家がもっと魅力あるような証券市場にしてもらう。そのためにはやはり...全文を見る
○生方委員 野村事件に関する関連でお伺いしたいのですが、きょうの新聞によりますと、山一証券系の小川証券が廃業するというようなことが報道をなされておりますが、まずその事実関係、どういうふうになっておるのか、それをお伺いしたいのです。
○生方委員 そうしますと、小川証券と取引をしていた投資家には、何ら迷惑はかからないというふうに解釈をしてよろしいのですか。
○生方委員 重ねて質問いたしますが、小川証券の預かり資産の全額というのは一体幾らになるのですか。
○生方委員 今証券局長からお答えがございましたように、投資家保護のためには、寄託証券補償基金というのがあるというふうに私も承知をしております。ただ、その基金の全体が三百五十億円しかないということでございまして、これから金融ビッグバンが本格化すれば、証券会社も倒産する、今小川証券の...全文を見る
○生方委員 寄託証券補償基金は財団法人であって、行平次雄日本証券業協会の会長代行が、これを証券取引法上の認可法人として変えてもらい、基金への拠出を銀行の預金保険機構の拠金と同じように非課税にしてほしいというようなことを要求しているというのを私は聞いておるのですけれども、その辺はど...全文を見る
○生方委員 これから金融ビッグバンを推し進めていけば、銀行と証券と保険会社ですか、みんな垣根がなくなっていくわけですから、個別に、銀行だけは預金保険機構、証券は何とか、保険は何とかというような形でやるのではなくて、総合的に、預金者というか投資家というか保険の契約者といいますか、そ...全文を見る
○生方委員 これは当然、市場に参加していくためにはリスクもとらなければいけない。自己責任というのがはっきりしなければいけない。その前提となるのは、やはり情報がすべて公開されていて、投資家なり預金者なりが自分で判断できるようなしっかりした情報が与えられているというのが原点だと思いま...全文を見る
○生方委員 担保をとらないで融資をする、担保は多少はとっていたらしいのですけれども、これは当然、普通の融資であれば、そういう審査をして、不正な取引があればわかるということになっておるのですけれども、何年もにわたってこうした取引が続けられてきた。これは当然、大蔵省も数年に一度は必ず...全文を見る
○生方委員 厳正に調査をしたその結果、わかっていたのですか、それともわかっていなかったのですか。
○生方委員 そうすると、この件に関しては注意をした事実があったということですか、それともそれを把握していなかったということなんですか。
○生方委員 総会屋というふうに呼ばれる人に三百億円も貸しているという、これはもうかなり異常な事態だと思うのですよね。私は知りませんが、この総会屋さんというのはそれなりに有名な方だったはずでございます。その方が第一勧銀に出入りをしているという事実があれば、当然その裏には何かあるはず...全文を見る
○生方委員 第一勧銀に対して捜索が行われたのですけれども、これはあくまでも野村証券の関連での捜索というふうにお伺いしております。  今まで報道されておりましたようなことが事実であるとすれば、当然これは法に触れることだと思うのですけれども、背任とか特別背任とかに触れることではない...全文を見る
○生方委員 もちろん捜査中ということであれなんですが、なぜ三百億円もの融資という便宜を図ったのか。その背景について、わかっている範囲でお答えをいた、だきたいのです。
○生方委員 八八年の六月に総会があった。その前に麹町支店の業務課長の巨額の背任事件があって、それに対する総会対策として支払われたのではないかと。八九年の二月に最初に三十一億円の融資が行われていることから考えますと、これが成功報酬であったのではないかというようなことも指摘をされてお...全文を見る
○生方委員 二回調査をして、その結果どうであったのかという個別のことについては言えないということなんですけれども、いずれにせよ、二度調査をしていて、これらの事実を把握して注意していてやったのであればもっと重大でございますが、一般的に考えれば、把握し得なかったということになりますと...全文を見る
○生方委員 そもそも、総会屋さんというのが出てくるというのは、日本の株主総会そのものが非常に形骸化してしまっているというのが非常に大きな原因だと思います。  私なんかも、アメリカに行って、アメリカの企業の株主総会というのは非常に開かれたもので、経営者と株主とがお互いに議論しなが...全文を見る
○生方委員 重ねてお伺いしたいのですが、これは、一定程度の人数は、例えば金融機関に関して言えば、社外重役を何%か置くというような措置をお考えになっているのかどうか。例えば十人取締役がいたとしたら、十人のうちの三人は社外でというようなことの措置までお考えになっているのかどうか、お伺...全文を見る
○生方委員 金融機関というのは、金融機関だけにとどまらないで信用全体、日本経済全体に対して非常に大きな影響を与えると思います。日本の金融機関がこれほど信用できないということになると、日本の企業が海外で資金調達する際にも非常にマイナスになるというようなこともございますので、こうした...全文を見る
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○生方分科員 郵政大臣、朝早くからどうもお疲れさまでございます。決算委員会ということなので、決算に関連した質問をさせていただきたいと思います。  郵政省が各種通信インフラに対していろいろな育成策をとっておること、これは、通信インフラを整備しなければいけないということは当然でござ...全文を見る
○生方分科員 原資はNTTの政府保有株の配当金ということなのですが、毎年、大体どれぐらいの額が融資ないしは出資をされておるのでしょうか。
○生方分科員 これまでの累計というのは幾らになりますでしょうか。
○生方分科員 融資については。
○生方分科員 融資の方は結構なんですけれども、出資というのは、どういう形で出資をなさっておるのか、出資対象となっているのはどんな企業なのかということをお伺いしたいのです。
○生方分科員 出資を行うわけですから、当然その回収ということをお考えになっていると思うのですが、政府が出資したものをどのように回収するシステムになっておるわけでしょうか。
○生方分科員 具体的に出資している会社としてどんなところがあるのかということと、これまでにどんな成果が上がっているのか、具体的な例がございましたらぜひお示しをいただきたいのです。
○生方分科員 そこで、質問なんですけれども、これまで出資金に対して、さっきおっしゃいましたように、回収は特許料等のロイヤルティーフィーだということですから、ほぼ十年間やっておりまして、どれぐらい回収し、ロイヤルティーフィーが入っているのか、お伺いしたいのです。
○生方分科員 郵政大臣にお伺いしたいのですが、投資累計額が二千二百三億円、そして回収したのが十三二億円、わずか〇・六%です。幾ら何でも〇・六%という回収率は低過ぎるように思われるのですが、その点、郵政大臣、どのようにお考えになっておりますでしょうか。
○生方分科員 もちろん長期的に成果が出るものでありますから、そう短兵急に回収をしろというふうに私も申しておるわけではございませんが、十三・一億円というのは、いかに何でもこれは低過ぎるという感じは否定できません。今現在わかっているだけで、これは非常に難しいでしょうけれども、幾らぐら...全文を見る
○生方分科員 それはそのとおりだと思いますが、例えば自動翻訳電話などに関して言いますと、ここだけがやっているのではなくて、NTTも独自で行っておりますし、ほかの会社も独自で行っているところ、競合各社あるわけですから、なぜ国がそれをやらなければいけないのかという疑問があることは申し...全文を見る
○生方分科員 これは当然未回収ということで、どこかで会計上の処理をしなければいけないと思うのですけれども、これはどのように、例えば出資したものが戻ってこないということになったら会計上はどういう処理がなされるのでしょうか。それをお伺いしたいのですが。     〔主査退席、高市主査...全文を見る
○生方分科員 具体的にはどのような形になるんでしょうか。全貌でなくてもいいのですけれども、こういう方向で多分処理をするであろうということをちょっとお伺いしたいのです。  二千二百億円出資していて返ってきたのは十三億円ですから、とにかくほとんどのお金がまだ出資しっ放しですよね。会...全文を見る
○生方分科員 郵政大臣にお伺いしたいのですが、そもそもロイヤルティーフィーでこれを回収するというのが無理があるのではないかというような指摘もなされておりますよね。これは実績として一%に満たないロイヤルティーフィーしかない。これから先も、先ほどの自動翻訳電話云々と言っておりましたけ...全文を見る
○生方分科員 重ねての質問になって恐縮なんですけれども、やはりどう考えても、戻ってくる戻ってくると言っても戻ってこない。リターンを意識しているのだって、これは大事ですけれども、それは一〇%とか一五%とか今あるのであればおっしゃることはわかるのですけれども、〇・六%というのは、これ...全文を見る
○生方分科員 趣旨もわかりますし、おっしゃっていることもよくわかるのですけれども、いかんせん、やはり特許料で返すのだ、戻すのだということを前提にしておるわけですから。していなければ、もうこれは捨てるものだ、捨て金だというふうになっていれば、私は、それはそれでいい。ベンチャー企業と...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○生方委員 民主党の生方です。  外務省にきょうはお越しいただきまして、ODAの問題について御質問させていただきたいと思います。  まず、高村政務次官に、前回ペルー事件の際には、ペルーにまでお出ましいただきまして大変御苦労さまでございました。おかげさまで最小の被害と言っていい...全文を見る
○生方委員 五十億円、円でよろしいわけですか、ドルではなくて。五十億円から六十億円ですね。──はい、わかりました。  日本のODAについては、なかなか顔が見えないとか、具体的な、どこまでどういうふうに援助をしているのかよくわからないというようなことが言われておりますが、ペルーに...全文を見る
○生方委員 これはもしわかったらで結構なんですけれども、日本と同じような規模の援助をしておるドイツあるいはアメリカというのはどのぐらいのスタッフを抱えているのか、もしわかったら教えていただきたい。
○生方委員 今回のあの人質事件の際には青木大使の存在というものが非常に大きくクローズアップをされたんですけれども、日本大使館がODAに関連して果たしている役割はどんなものであるのか、そこで大使が果たしている役割はどんなものであるのか、高村次官にお答えいただきたいと思います。
○生方委員 今までのお話を伺ってみますと、日本は非常にペルーに対して大規模な経済援助を行っている。ペルーに日系の方も大変多いということで当然ペルー社会の経済の向上というものに貢献をしておるはずでございますね。それにもかかわらず、あの人質事件が起こった。報道を通じて見てみますと、ど...全文を見る
○生方委員 せっかくお金を出しておるのですから、それなりの効果ももちろんですけれども、それと同時に、外交という面からも、広報をぜひしっかりしていただきたい。十分ということはないのはよくわかりますが、十分に近づけるように努力をしていただきたいというふうに思います。  ペルー関係は...全文を見る
○生方委員 今は国交がない状態でございますが、隣国でございます。しかも、北朝鮮ないしは朝鮮半島から日本に来ている方たちもたくさんおるという歴史的な状況もございます。もし危機的な状況に近いものがあるのであれば、人道的立場から食糧援助をするべきであるというふうに私は考えるのですが、そ...全文を見る
○生方委員 もちろん、ノドン・ミサイルが実戦に配備されて我が国の方に向けられているということが事実であるとすれば、そうした国に対して食糧援助をするのはどうかというような問題が出てくるのは当然だと思いますが、そのノドン・ミサイルの実戦配備について、これは私、予算委員会の席でも久間防...全文を見る
○生方委員 どちらが先であるのかは難しい問題なのでしょうけれども、まず、困っているのであればそれを助ける、助けた人に対していきなりミサイルを撃ち込むというようなことはないだろうというふうに思いますので、まず食糧援助ということができるのかどうかということをきっかけにして、ぜひ──私...全文を見る
○生方委員 大臣経験者の次官でおられるわけで、いわば外務大臣が二人いるようなものですから、ぜひ外務大臣の多忙のところを助けていただいて、高村次官も動いていただいて、ぜひ何とかその対話の道が開けるように御努力をしていただきたいというふうに要望申し上げます。  それでは次に、ODA...全文を見る
○生方委員 海外援助の経験が長いアメリカとかドイツというのは、その専門の局をもちろん設けておりますよね。そこに専門のスタッフを集中しているということが、いわば質の高い援助というものにつながっているのじゃないかというふうに私は思います。  行政改革、もちろん行政改革で行政を簡素化...全文を見る
○生方委員 今の国際協力庁にも関連するのですけれども、そのソフト面での支援が足りないというようなことでも、ODAに関して基本原則はございますが、そのODAをどういう目的で我が国はどういうふうにしていこうかという、その理想というのですか、そういうものがやや我々にはっきり見えないので...全文を見る
○生方委員 次に移りますが、日本のODA、確かに額は多いのですけれども、有償援助が非常に多くて、無償援助が少ないということが指摘をされております。フランスとかドイツは無償援助がほとんどであって、有償援助というのはほとんどない。ほかの先進国でも、大体平均七七%は無償援助である。それ...全文を見る
○生方委員 御承知のように、金融の自由化ということがあって、民間の資金が潤沢に海外に流れるようになっている中で、政府が主導する円借款というものも位置づけがこれから変わっていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。一部には円借款も、金利は国によって違うということで...全文を見る
○生方委員 これに関連するのですが、円借款を担当する海外経済協力基金と商業ベースの資金を担当する日本輸出入銀行を統合するのは、ちょっと分野が違い過ぎるのではないかというような指摘もなされておりますが、その統合についてそういう指摘があるということについて、次官はどのようにお考えにな...全文を見る
○生方委員 先ほど来申し上げておりますように、人的援助というものが非常に重要であるということになりますと、今国会に出されましたNGOとの関連、協力というものが欠かせないというふうに私は考えております。日本のNGOは、他の先進国に比べれば非常にまだ進んでいないというふうに私は考えて...全文を見る
○生方委員 NGOに関連をするのですが、青年海外協力隊員、私もアフリカとかアジアに行ってよくそういう方たちとお会いする機会があるのですが、彼らは非常に一生懸命やってくれているのですけれども、聞くところによりますと、一回青年海外協力隊員になって戻ってくるとなかなか就職の先がないとい...全文を見る
○生方委員 七八・七%という数字が高いのか低いのか私よくわかりませんが、私が聞いたところでは、戻ってきて再就職する、これは気分的な問題も含めて非常に難しくて、また行ってしまうという方が多いのは、これは事実のようです。もちろん、何度も行っていただくことによって質が上がっていくわけで...全文を見る
○生方委員 これは、派遣先の国だけではなく、企業にとっても、そうした人材を送り出してまたその方たちが戻ってくるということは企業の活性化にもつながると思いますので、企業から人が派遣しやすいような仕組みというものを、ぜひ外務省の方でも考えていただいて実施していただきたいというふうにお...全文を見る
○生方委員 一〇%というのはかなりの額でございますので、援助されている国々がある程度当てにしている部分がなくなってしまって、その国に対する大きい影響が出るというようなことがあると、それは外交問題にもつながるおそれもございますので、ぜひその辺は配慮をしていただきながら、外務省にも頑...全文を見る
○生方委員 どうもありがとうございました。
10月21日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号
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○生方委員 民主党の生方幸夫です。一時間二十分質問をさせていただきます。  今の西川議員との討議でございますが、私も一部理解できない、納得できない部分がございましたが、党が違いますので、私の質問は最初からさせていただきます。  本日、自民党は緊急国民経済対策というのを決定して...全文を見る
○生方委員 景気の現況についてですが、本日の新聞報道にもありましたように、今までの景気というのは、自動車や電機を中心とした輸出産業が引っ張ってきた、円安ということもございまして引っ張ってきたという状況がございました。しかしながら、国内の消費というものが一向に盛り上がってこないとい...全文を見る
○生方委員 確かに、数字を見ますと、ずっと今おっしゃったとおりな数字だというふうに思うのですが、私たち国民が考えている景気観というのですか、今の現況というのは、町に出ていろいろな人の声を聞いても、緩やかな回復とかいうふうに言われてもとても納得をできないというような返事が多いわけで...全文を見る
○生方委員 財政構造改革、これから質問させていただきますが、ともかく、国民の感情としては、もうちょっと張り切れるような景気対策というのをぜひとも出してほしいということでございますので、私ども民主党が提唱しておりますローン減税というようなものもぜひ御検討をしていただきたいということ...全文を見る
○生方委員 私は、反対を今とりたてて表明したわけではないのですが……。  私の質問の趣旨、総理お戻りになりましたので、総理にもう一度お伺いしたいのです。  総理が言っております六つの改革の中の一つとしてこの財政構造改革案というのが出てきたというふうに私は理解をしております。し...全文を見る
○生方委員 財政構造改革案でございますから、歳出のカットというのを重点に置いているのは当然のことでございます。しかしながら、きのうの論議でもありましたけれども、この法律が通ると景気は悪化するのだというようなことを皆さんが思ってしまっている。これは当然、完全に財政構造が改革をされて...全文を見る
○生方委員 先ほどの数字ですが、九六年度で見ますと、当初の見通しが約三十億ドルの増加というふうに見込んでいたところ、実際には百五十億ドル増加した。五倍増加したという事実があって、これが数年間続いたおかげで財政構造赤字が縮小したという事実がございます。今尾身長官から御説明をいただき...全文を見る
○生方委員 規制緩和も大事ですし、経済構造を変えていかなければいけないということも事実なんですけれども、今総理もおっしゃいましたように、新規事業をつくっていって新しい事業分野を開拓するということが、経済の規模を大きくして無理なく成長を達成できる私は唯一にして最大の方法だというふう...全文を見る
○生方委員 これは企業ばかりではなくて、アメリカなんかは、行政府にも学生が入って何年間かその行政の実際を行うというようなことをやっているというふうにも聞きましたので、例えば学生が就職をする際にも、いろいろな企業を経験する、いろいろな職業を経験することによって自分の適性がどこである...全文を見る
○生方委員 先ほどのアメリカの経済の例にちょっと戻らせていただきますが、そのニューエコノミーをもたらした原因というのは、この間もここで総理にお話をさせていただきましたが、私は、やはり経済の情報化というのが一番大きな原因ではなかったかというふうに思っております。  この財政構造改...全文を見る
○生方委員 本来の財政構造改革についてまた御質問をさせていただきます。  本法律案では、財政赤字を二〇〇三年までにGDP比三%以内にするという目標を提示しておりますが、この目標と同時に、もう一つ、赤字国債の発行をゼロにするという目標がございます。ここでお伺いをしたいのですが、赤...全文を見る
○生方委員 重ねて総理にもちょっとお伺いしたいのですが、建設国債と赤字国債と分けているのは先進国の中でも珍しいというふうに聞いておりますので、これを、財政構造改革を論議する中で、一歩踏み込んで国債のあり方そのものについても少し論議をしていった方がいいのではないか。その上で、今大蔵...全文を見る
○生方委員 二〇〇三年までに赤字国債を発行をゼロとするという目標でございますが、これは先ほども申し上げましたように、バブル期に一度赤字国債ゼロは達成をされておるわけです。二〇〇三年以降、仮にこれが達成されたとして、二〇〇四年、二〇〇五年にはどうするのかというお考えをちょっとお伺い...全文を見る
○生方委員 これと関連するのですが、累積の方ですね。ストツクの方でEUは六〇%という目標を提示しているわけですが、これは出さなかった理由というのは何なのでしょうか。
○生方委員 もう一つ、今度の財政構造改革の中で注目されるのはキャップ制を取り入れているということですが、この二〇〇〇年までの集中改革期間までについてキャップを明示をしておるわけですが、これまで政府が行ってきたシーリングとキャップ制というのはどう違うのか。シーリングのどこに問題があ...全文を見る
○生方委員 シーリング方式というのは、当初予算だけにかけていて、これを補正で直されてしまってシーリングが崩れるというようなことがあったから、多分シーリング方式を取り入れないでキャップ制を取り入れたというふうに思うのですが、そのキャップに関しては、補正した後の決算の段階でキャップが...全文を見る
○生方委員 シーリングとどう違うんですか、シーリング制と。
○生方委員 それでは次に、個別分野ごとにお伺いをしていきたいというふうに思います。  公共投資についてまずお伺いをしたいんですが、公共投資基本計画の、この財政構造改革案では、計画期間そのものを三年間延長することによって単年度の予算を抑えようというふうにしております。  しかし...全文を見る
○生方委員 先ほどの件なんですが、補正予算にもキャップがかかるのかどうか、その点もう一回確認をしたいんですが。
○生方委員 行政改革との関連についてお伺いしたいんですが、政府は、一府十二省に再編するということをお約束をしておるわけです。現在の三十八本の特別会計についてですけれども、これは各省庁ごとに出されているわけですが、この一府十二省に再編されたとすると、特別会計はどうなるのかということ...全文を見る
○生方委員 いろいろな改革がいろいろなものと絡んできて、例えば省庁改革が行われれば特別会計の方も当然何か変わってこなければいけないということですから、財政構造改革、二〇〇三年までという長期の計画でございますから、この財政構造改革の中に、一般会計だけではなく特別会計とか財投とか、そ...全文を見る
○生方委員 そうすると、一般会計と特別会計、財投等を含めた財政構造改革である、そういうものになっていくというふうに解釈をしてよろしいわけですか。
○生方委員 ちょっと視点を変えて、農水大臣にお伺いしたいのですが、公共事業のうち、一割強を土地改良を含む農業農村基盤整備というものが占めているわけです。この農地整備に関しては、このほかにも各種の補助金が出ておって、日本の農水、農業というのは保護はされてきておるわけです。  この...全文を見る
○生方委員 もちろん、高齢者の方々が必ずしも全部が全部地方へ住むということじゃないのでしょうけれども、一部でも住むということになれば、当然そこに子供が行ったりお孫さんが行ったりというような形で都市と地方の交流も進んでいけば過疎化対策にもなるというふうに思いますので、ぜひ、まあそれ...全文を見る
○生方委員 これからの高齢化社会というのは、自己負担というのですか、自己責任というようなものが非常に重要になると思うのです。その際に、お年寄りだからといって全員がお金がないわけではないし、全員が不健康なわけでもないし、七十歳になったときに、実際は六十歳にしか見えないと十歳の方もい...全文を見る
○生方委員 このほかにも、自治大臣にも御質問する予定でございましたが、時間がなくなりましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。三十分間質問をさせていただきます。  本日の新聞各紙を見ますと、昨日行革会議が開かれて、郵政三事業について政府の基本的な方向というのが、どうもその三事業についてはエージェンシー化ということで見通しがついたというような報道がなされておりま...全文を見る
○生方委員 エージェンシー化するということが決まったわけでない時点でお伺いするのは大変早いとは思うのですが、エージェンシーというものについて我々がイメージしていいものは、一つだけのエージェンシーであるのか、あるいはいろいろな性格があるエージェンシーというのをおつくりになるおつもり...全文を見る
○生方委員 もう一点だけお伺いしたいのですが、いろいろなタイプがあるであろうということでございますが、職員の身分についてもいろいろなタイプがあるというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○生方委員 行政改革と、今ここで審議をしております財政構造改革というのは、橋本総理が掲げております六つの中でも特に重要な法案である、いわば二本柱というふうに言ってもいいと思うわけですが、これは先行きどうなるかわかりませんが、一府十二省という形に中央官庁が再編されるというふうに考え...全文を見る
○生方委員 一府十二省に再編するということでございまして、先ほど私が指摘しましたように、これが名称の変遷だけになっては困るということでございますから、一府十二省に変わるということによって、具体的に、例えば人数がどれぐらい減るのか、あるいは予算がどれぐらい減るのかということの見通し...全文を見る
○生方委員 私は、こういうことを聞いたのは、行政改革、火だるまになっても総理はおやりになるというふうに決意は非常にかたかったわけですけれども、今度の組閣を経て、本当に行政改革をやられるのかということが国民の間に不安として高まってきたということがございますので、具体的に、例えば、こ...全文を見る
○生方委員 できれば思い切った数字を出していただいて、それは数字だけではなくて、実際にきちんとそれを達成するということをお示ししていただきたい。いろいろ族議員さんの反論というか反発というのもあるでしょうけれども、ぜひそこをはねのけて、国民の立場に立って行政改革を断固として推進をし...全文を見る
○生方委員 小里長官、もう結構でございますので……。  今申し上げました政策誘導のための奨励的な補助金についてなんですが、これは私の考えなんですけれども、たまたま、今私たちがおります衆議院の定数は五百で、小選挙区が三百になっております。三百の小選挙区が、一つ一つならしますと大体...全文を見る
○生方委員 私がこういうことを言ったのは、地方財政白書に書いてあることを見てこういうことを思いついたのです。都道府県別の歳入決算額の比較資料によりますと、地方交付税も含めた歳入総額が最も多いのは島根県の七十四万五千百二十五円であり、二位が高知県の七十二万五千百四十四円である。いず...全文を見る
10月30日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第11号
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○生方委員 民主党の生方幸夫です。本日は、四名の先生方、お忙しい時間、大変貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。私は、二十分間にわたって質問をさせていただきたいと思います。  財政構造改革の審議、ずっとこの間進められてまいりました。政府がそもそもこの案を提出したときには...全文を見る
○生方委員 先ほど富田参考人のお話で、アメリカとかドイツが、まさに景気が後退しているときにこそ構造改革というものに取り組んだというようなお話がございました。  確かに、アメリカを見ましても、景気が非常に後退をしているさなかに財政構造改革案を打ち出して、財政赤字を非常に減らしたと...全文を見る
○生方委員 二宮参考人に、財政構造改革法案を出すタイミング、今が適切であるのかどうかということについて、ちょっと御意見をお伺いしたいのです。
○生方委員 先ほど二宮参考人が、赤字国債を削減するだけの目標であれば、教育や福祉に対する投資というものがなくなっていくんだというような御指摘をなさいました。  私どもも、赤字国債、建設国債という分け方自体がもはや古いのではないか、赤字国債、建設国債という分け方をやめて、一本化し...全文を見る
○生方委員 先ほど二宮参考人の御意見の中で、内需拡大をする、それを中心とした経済を運営していかなければいけないということで、社会保障費等に重点的に投資をすることによって内需を拡大したらいかがかという御意見がございましたが、もう少し詳しくこれを伺わさせていただきたいのです。
○生方委員 次に、八巻参考人にお伺いしたいのですが、八巻参考人は、数値目標の根拠が明らかでないというようなことを先ほど御説明していただきました。  私どもも、この間の審議の中で、確かに数値目標は掲げられているのですけれども、その数値目標が守られなかった場合は一体どうなるのかとい...全文を見る
○生方委員 仮に通った場合、財政構造改革に対する効果です。数値目標を列記していますが、それを破った場合でも何ら法的な罰則があるわけでも何でもないというような法案が通ったことの効果ということです。
○生方委員 佐高参考人には質問する時間がなくなってしまいまして、大変失礼いたしました。  これで終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第14号
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○生方委員 私は、民主党を代表し、議題となりました内閣提出の財政構造改革の推進に関する特別措置法案及び民主党提出の修正案について、政府原案反対、修正案及び修正後の政府案に賛成の立場で意見を申し上げます。  国民の皆様方に多大な影響を与える財政構造改革を進めるには、何よりもまず国...全文を見る
11月18日第141回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○生方委員 工場立地法の一部を改正する法律案について、まず大臣にお伺いしたいと思います。  地方分権を推進するために、今国にある緑地整備の権限というのを地方に移すという基本的な考え方については、私の方ももちろん異存はございません。  この法律について細かいところでちょっとお伺...全文を見る
○生方委員 工業集合地の特例制度の導入というのがございますね、これで住宅等々の間に敷地外緑地をつくって、それも算入していいというようなことがございますが、この敷地外緑地を認めた場合、このパーセンテージは一五よりもっと低くなるということがあり得るのかどうかというのを一点お伺いしたい...全文を見る
○生方委員 大臣にお伺いしたいのですが、この工場立地法関係の法案は大規模な工場というものに限られているわけですが、私どもが考えるに、中小企業が住宅地に点在しているところ、そういうところこそ、まさに緑地の問題とか環境の問題、騒音の問題を含めていろいろな問題があるのではないか。したが...全文を見る
○生方委員 ただ単に緑地を整備しろということになると、これはもうかる話ではございませんから、なかなか中小企業も手を出せないと思うのですけれども、工場を移転するということとかを含めれば、設備投資を含めて新たな事業展開ということも考えられるわけで、その辺は政府の融資等も含めて御配慮い...全文を見る
○生方委員 数字からいえば確かにそういうことだと思うのですけれども、全国民がそうでないというふうに判断しているのは、景気の先行きというのですか、今後の日本の経済というものをなかなか日本国民が楽観視していない、これが景気判断に非常に大きな影響を与えているのじゃないかというふうに思っ...全文を見る
○生方委員 きのうの拓銀の倒産ということを受けて、株価が上がったわけですよね。本来であれば、都銀がつぶれるというような非常事態ですから、株価が下がって当然なのに、株価が史上何位かの勢いで上がってしまうということは、これは政府がきちんと公的な資金を導入するのではないかというふうなこ...全文を見る
○生方委員 自民党さんも一次、二次、三次という景気対策を打ち出すようでございますが、やはり小出しに少しずつ政策を出すのではなくて、大きな展望をまず示すことが私は大事じゃないかというふうに考えております。今度の株価の上昇なんかも、来年度に向けてきっと財政資金が景気対策のために投入さ...全文を見る
○生方委員 シリコンバレーなどを見ますと、たくさんベンチャー企業が起きているわけで、私も何回もその辺を訪れておるのですけれども、たくさんのいろいろな人種の方たちが集まっているわけですね。アジアの方もいるし、ヨーロッパの方もいるし、アメリカの方もいる。そういう中で論議がいろいろなさ...全文を見る
○生方委員 栗本次官、せっかくお越しになっているので、今の外国人労働者、もう少し間口を広めて、次官の御自身のお考え方で結構でございますから、お考え方をお伺いしたいのです。
○生方委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
12月05日第141回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○生方委員 経企庁長官、お忙しいところ、ありがとうございます。民主党の生方幸夫と申します。  まず、昨今大変厳しくなっております景気の情勢について、その対策を、あわせて尾身長官にお伺いしたいと思います。  長官は、四日の記者会見の場におきまして景気の現況についてお触れになりま...全文を見る
○生方委員 今年度どれぐらいの見通しになるか、今の段階ではおわかりにならないということですけれども、多くの民間の研究団体とかエコノミストの判断によれば、ゼロ%、悪くいけばマイナス成長にしかならないだろうというような判断もなされております。一・九%が仮にマイナスになるとすれば、二%...全文を見る
○生方委員 尾身長官に私もたびたび質問させていただいておるのですけれども、現実、私たちが肌身で感じている景況感と、経企庁が発表する数字との間に非常に大きな乖離があるのではないか。私どもが不況だと思っているとき、政府は緩やかな回復というふうに言っているというその違いがどうして生じて...全文を見る
○生方委員 確かに、数字を追っていけばそうなるということはもう前々から私も尾身長官と何回も話をしておるのですけれども、現状、長官もタクシーに乗られることはないでしょうけれども、私どもがタクシーに乗ってタクシーの運転手さんに聞けば、だれも景気がいいなんてもうとつくから言っていないの...全文を見る
○生方委員 視点を変えてお伺いしたいのですが、財政構造改革法案、先日参議院も通過いたしまして、来年度からこの法案に基づいた予算編成が行われるというふうに私どもは解釈をしております。これは非常に厳しい歳出削減を伴った法案でございます。この法案が通ったということだけで、景気に非常にマ...全文を見る
○生方委員 私は、財政構造改革法案の審議の中でも申し上げたのですけれども、日本経済が今このような状況にあるときに、財政構造改革という大手術を今するべきかどうかという判断は、してもいいのではないかというふうに考えております。財政構造はやはり改革しなければいけない、これは与野党問わず...全文を見る
○生方委員 もちろん政府がいろいろな政策をおとりになっているということはよく承知をしておりますが、やはり私は結果が出るまで待ってから実施すべきではないか。もちろん、これで結果が出るであろうということは予想されたとしても、結果が出るであろう前に非常に緊縮な予算を組めば、その影響とい...全文を見る
○生方委員 仮に来年度大幅な補正予算を組んで、減税、これは所得税減税も法人税減税も含めて実施するのであれば、例えば来年に二兆やるぐらいだったら、今二兆でできる効果と同じことが来年になれば三兆なり四兆しなければいけない、時間がたてばたつほど大きな景気対策をとらなければいけない。した...全文を見る
○生方委員 いろいろな角度から景気対策をお考えになっていって、即効性があるもの、即効性がないものがございますが、私が考えるに、どうしても即効性があるものが出てこないで、効果が出るまでに半年とか一年とかかかるものばかりを今並べ立てている。規制緩和したからといってすぐ景気がよくなるは...全文を見る
○生方委員 それでは、両方にお伺いしたいのですが。
○生方委員 中小企業の方たちが今懸命に努力をなさっているわけでございまして、金融機関の破綻というものが直接自分たちの倒産に結びつくというようなばかなことがないように、ぜひとも万全の措置をとっていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  最後に、先ほど新藤委員の方からも質問...全文を見る
○生方委員 これで終わります。ありがとうございました。
12月11日第141回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  私も、去年当選をいたしましてすぐに、阪神・淡路の大震災、視察をするという機会がございまして、行ってまいりました。私は東京の生まれでございまして、今は千葉に在住をしておりますが、二年たちまして、阪神・淡路大震災というのは私ども東京周辺にい...全文を見る
○生方委員 ただいま亀井長官もおっしゃいましたように、仮設に二万五千世帯も現実に住んでおるわけですね。三年たって、大体豊かな部分から回復をしていって、最後に一番本当に手を差し伸べられなければいけない部分が残ってしまっているというのが現状ではないかなというふうに私は思っております。...全文を見る
○生方委員 預金保険法の改正案が審議をされて通過をしたわけですけれども、ここでは預金者に対して、預金者保護のために公的資金を導入するというのが盛り込まれているわけです。もちろんこれは経営不振に陥った金融機関も救うというような余計なものまでついているのですが、ともかく預金者は保護さ...全文を見る
○生方委員 一日も早く何らかの形で私は手を差し伸べていただきたいというふうに思います。  これは、法的にきちんと整備するとなると時間がかかりますので、その前に、聞いてきた話で、要望の幾点かを長官に改善のお考えをお伺いしたいのです。  仮設住宅が建っておりまして、そこから公的な...全文を見る
○生方委員 先ほど石井議員の方からも質問がありましたが、引っ越しをする費用もないというようなことと同時に、例えば公営住宅に移っても、そこにエアコンとかガスとか、電気をつけるお金もないというような話も聞いて、もし仮設にある電気とかエアコンとかというのを持っていければそれだけでも随分...全文を見る
○生方委員 ありがとうございました。  ぜひ地方公共団体ともお話をしていただいて、そのようにしていただければありがたいと思います。  厚生省にもおいでいただいておりますので、二点だけお伺いしたいのです。  生活保護を受けている方たちがかなりたくさんおるのですけれども、生活保...全文を見る
○生方委員 被災者の方たちには高齢な方たちがたくさんいるということで、医療費がことしの九月から上がりましたので、医療費等も負担が非常に大変であるというような声も多く聞きました。被災直後には医療費の免除措置というのがあったのがなくなってしまったわけですが、これをもう一度ぜひとも復活...全文を見る
○生方委員 基本的には問題はまだ解決はしていないで、表側は直ったけれども、まだまだ中の本当の生活という部分に関しては復興は緒についたばかりだという認識で私たちはいますので、医療費等も含めて、もう一度よく実情を調査なさいまして、本当に必要があるのであればまた復活をしていただきたい。...全文を見る