生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず、大蔵省OBの不祥事の問題から御質問をさせていただきます。  これはおととい起きたばかりの事件でございますので、私も新聞報道以上のものを手元に資料として持っているわけではございませんが、この間の報道を見ますと、またかと国民は本当に...全文を見る
○生方委員 今、大蔵大臣、一般常識を超えてとおっしゃいましたけれども、もう本当に一般常識がないとしか僕なんかは思いようがないわけですね。  例えば、同僚議員のことは余り言いたくないですが、新井議員が、仮にこれが事実だとすれば、一億円預けて四千万円もうかるというようなこと、これは...全文を見る
○生方委員 私はつき合うなというふうに言っているのではなくて、情報交換するのは当たり前だと思うのですけれども、何もそれを、自分のお金でやればいいと思うのですね。食事をしたら、我々だって割り勘でお金を払うというのは常識なのに、大蔵省の方たちは向こうが払うのが常識で、新聞の報道を見れ...全文を見る
○生方委員 情報交換でも、本当に必要な部分は大蔵省がお金を出したって私はいいと思うのですよ。何も全部が全部いけないと言っているわけじゃなくて、けじめというのですか、一般常識、国民が考えている常識と大蔵省の考えている常識がずれているということはこれからもきちんと直していかないと、今...全文を見る
○生方委員 今総理がおっしゃったことはよくわかるのですけれども、二兆円の減税とか法人税を引き下げるというような問題で、私どもどうしても、その対策が小出しに過ぎるのではないか、やはりもうちょっと大幅なものを出していけば追加的な措置をとらなければいけないというような発言が出なくて済む...全文を見る
○生方委員 今やはり一番大事なのは、日本経済、本格的にまだ悪くは、悪いというかファンダメンタルズそのものから見ていけばまだまだ体力もあるし、おっしゃるように個人資産もまだたくさんございますし、黒字もたくさんあるという状態ですから、そういう状態の中で、今、景気がおかしくなっていると...全文を見る
○生方委員 ちょっと視点を変えて御質問をさせていただきたいのですが、来年度予算が成立した暁には公共事業を前倒しで実行するんだというような話も漏れ伝わってまいります。私どもは、公共事業全体を悪とみなしているわけではございません。もちろん、当然必要な公共事業というのはしていかなければ...全文を見る
○生方委員 私が今こうしたことを申し上げたのも、国民の皆様方の政治に対する関心が薄れていくというときに、都市部の関心が特に薄れているわけですね。それは、政治が自分たちの身近に感じられないというのが最大の原因である。自分たちが税金を納めていても、それによってどこがどう変わったのかが...全文を見る
○生方委員 では、次の問題に移らせていただきます。優先株購入の問題についてお伺いをしたいと思います。  一番焦点となっているのは、公的資金を優先株購入するのに充てるということで、どこの範囲まで優先株購入の枠を広げるのかということが非常に焦点になっているというふうに思います。 ...全文を見る
○生方委員 今おっしゃいました、地方銀行で国際業務をやっているところの自己資本比率が低いから優先株を購入するんだということになりますと、これはまさに銀行の自助努力でやるべきことであって、何も政府がそこへお金をつぎ込むぐらいだったら、その自己資本比率が低い地方銀行は国際業務から撤退...全文を見る
○生方委員 貸し渋り対策と資金調達の対策ということで公的資金を導入するということでございますが、貸し渋り対策においては、例えば中小企業等については政府系金融機関で貸し出しをするという道を開いているところでもございます。もちろん、国際業務におきましても、政府系金融機関があるわけです...全文を見る
○生方委員 住専処理問題に関連して六千八百五十億円の税金を投入した、これは金融機関の救済のために使われたということで、非常に大きな国民の皆様方の不信、不満というのが噴き出てきたわけでございます。  今度の問題は、六千八百五十億円どころの騒ぎではなくて、もっと大きな規模で行われる...全文を見る
○生方委員 その審査会の基準というものをもう少し、事務当局で結構ですから、今考えている範囲で、例えば一行当たりどこまでやるのかとか、今想定しているのはどういう銀行であるのか、範囲は都銀、信銀、長信銀にとどめるのか、それとも地銀からその先まで含めるのか等、今わかっている範囲というか...全文を見る
○生方委員 まあ、こんなことはないと思いますが、仮にこれ、基金が足りなくなるようなことがあったらこれを追加する、基金というか、追加するというようなこともあり得るのですか。
○生方委員 つぶすべき銀行はつぶしていかなければいけないというのは、これは事実でございますが、そのつぶし方のルールというのですか、銀行をどうやって最終的に処分をしていくのかというのが、余り経験がないことですし、きっちり細則というのですか、市場に混乱を起こさせないような、営業終了ま...全文を見る
○生方委員 受け皿銀行が見つからなかった場合はどういうふうにするのでしょうか。
○生方委員 時間がなくなりましたので最後に一点だけお伺いしたいのですが、中小企業に対する貸し渋り対策として、金融公庫とか商工中金に対して信用枠を広げるようにというような指示、通達がなされている。実際、保証申し込み状況を見ますと、十二月いっぱいだけで二十八万五千件あって、そのうちの...全文を見る
○生方委員 きょうの新聞を見ましても、貸し渋りによる倒産が十二月だけで五十七件あったというようなことも報じられておりますので、くれぐれもこの辺はしっかりと御指導していただくようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
01月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○生方委員 民友連の生方幸夫と申します。  今の質疑を聞いていて、本当に情けない思いを私もしております。事は日興証券だけの問題ではなく、日本の証券業界、ひいては金融業界全体にかかわる疑惑に対して、今あなた方がどういうふうに答えるのかということが注目をされているわけです。  そ...全文を見る
○生方委員 新井議員が取引を始めた九五年十月から九七年二月まで、株価の動きはどうなっておりましたですか。
○生方委員 二〇%上がったというと何か利益が出たのが当然のように思われますが、私の調べでは、九五年十月から九七年二月まで、九五年十月の日経平均は一万七千九百五十一円、九七年二月のそれは一万八千五百七十五円。値上がり率は三・四七%です。これに対して新井議員の場合は、一億円預けて四千...全文を見る
○生方委員 九五年から九七年にかけて多くの投資家は損をしているわけですよ、実際問題として。それが、四〇%もうかるのが不思議ではないというふうに言うこと自体が、証券市場が不明朗だということにつながってくるんじゃないですか。一般の投資家は損をしているんですよ。四〇%もうかるのが当たり...全文を見る
○生方委員 それが利益のつけかえということでしょう。もうかった部分だけつけかえるから、もうかるわけでしょう。一般の投資家は損をするわけですよ。  では、質問を変えますけれども、何で新井議員に利益をつけかえなければいけなかったのですか。社長、どうですか。
○生方委員 では、浜平参考人に伺いますが、今被疑者として調べられているというふうにおっしゃいましたが、これは利益供与を与えたから調べられているのですか、どうですか。
○生方委員 金子参考人に伺いますが、事情聴取を受けているのは浜平参考人だけですか。それとも、ほかにもいらっしゃいますか。
○生方委員 具体的に何人いらっしゃいますか。
○生方委員 社内調査をやるということは、検察当局が全部やる前に、あなたたちだって上場会社なんでしょう、自分たちで調べて、検察が明らかにする前に自分たちで明らかにすることぐらいしなければ、証券業界というのはこんなものなんだということになってしまうのじゃないですか。どうなんですか。 ...全文を見る
○生方委員 どういう内容の容疑で事情聴取を受け、その方がどんなことをお答えになっているかというのは把握しておりますか。
○生方委員 これは、同じような被疑事実として、総会屋の小池さんに対して利益をつけかえたということがございますね。これは千四百万円なんですね。今度の新井議員は四千百万円なんですね。総会屋よりも、三倍弱の利益をつけかえている。  総会屋は、当然、総会において議事を妨害するとかという...全文を見る
○生方委員 私が聞いているのは、総会屋に一千四百万円利益供与をしたので事件になったわけですね。それに対して、新井議員もその三倍弱に当たる利益をつけかえられている。それは一体何でなのか、そこが一番みんな疑問に思って、今ここにみんな集まっているわけですよ。そこを調べなければ調べたこと...全文を見る
○生方委員 事情聴取を受けているのでしょう、事情聴取を。それは、違法行為があった疑いがあるから事情聴取を受けているのでしょう。  じゃ、聞きますが、何の事情聴取、何の疑いがあるから事情聴取を受けているんだというふうに理解しているのですか。
○生方委員 だから、じゃ、金子社長はこの利益が出たのは常識の範囲内だというふうにお考えになっているのですか。それとも、つけかえがなければこんな利益は出ないというふうにお考えになっているのですか。それはどちらですか。
○生方委員 じゃ、どちらなんですか。つけかえでもないし、通常の取引でも出ないということで、何でこの利益が出たのですか。
○生方委員 それを調べるのが自助努力でしょう。  社長でしょう、あなたは。社長で、あらゆる権限をもって隣の人に聞けばいいのでしょう、本当に。何で一カ月半もあって、疑惑が明らかになってから二カ月もあって、それを明らかにするのが社長としての責任じゃないですか。どうなんですか。
○生方委員 隣にいるでしょう、調べられている人が。隣から聞けばいいじゃないですか、隣から。何でそれをやらないのですか。隣の人がいるでしょう。聞かないのですか。
○生方委員 事は、個人の名誉もそれはもちろん大事ですよ、個人の名誉も大事ですけれども、証券業界全体が不信の目で見られるのですよ。四千万円だれかに利益をつけるということは、逆に考えれば、だれかが四千万円得るべき利益を失っているかもしれないのですよ。証券市場全体の信用にかかわる問題で...全文を見る
○生方委員 捜査当局は、違法性があることについてこれは当然調べます。しかし、会社は、違法性がないことも、モラルに反したこと、そうしたことを全部調べなきゃいけないでしょう。違法性があることだけ明らかになればいいということじゃないのですよ。  もう、あなたたちの会社は前にも不正事件...全文を見る
○生方委員 検察当局の調査ではなくて、あなたたちの調査です、社内の。検察は、できることは限られます、これは法律にのっとってきちんとやらなきゃいけないんです。そうじゃなくて、あなたは隣にいる方に話を聞くことだってできるわけですよ、別に令状がなくたって。いろいろなところの話を幾らでも...全文を見る
○生方委員 これ以上押し問答してもしようがないですけれども、そういう答えを繰り返していたんじゃ、例えば、私が個人で日興証券さんで口座を開いて証券取引をしようという気にならないですよ、一般的に。検察が全部調べてから、それからだけしか明らかにしないということであれば、日興証券はまたい...全文を見る
○生方委員 浜平参考人に伺いますが、B&Bというのは御存じですか。
○生方委員 B&Bを知っているか知っていないかが、被疑事実にどう間接的にかかわってくる可能性があるんですか。お答えください、お答えを。知っているか知っていないかだけ聞いているんですよ。内容がどうだなんて聞いているわけじゃないんだから。
○生方委員 ということは、浜平さんと新井さんが関係あることを認めると全部被疑事実につながるということですね。つながるからあなたはそれを恐れておるわけですね。  あなたは、新井さんから具体的に何かを頼まれたから、新井さんとの関係をすべて否定しないとここで自分の不利益になるというふ...全文を見る
○生方委員 小池事件の件では確かに被告人になっておりますけれども、新井議員の件ではまだ何にもなっていないのですよ。何か、令状が出て何かということはないわけでしょう。  あなただって、一番若くして取締役になったのであれば、自分の保身ばかりではなく、証券業界全体とか金融業界全体とか...全文を見る
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○生方委員 民友連の生方幸夫でございます。  まず冒頭、この間の委員会での論議をずっと聞いておりまして、私ども野党の方が、政府・自民党案に対して、政府案に対して、予算案、修正を行ってほしいという要望を行って、政府側はそれはできないというお答えがずっと続いておる。その間、新聞報道...全文を見る
○生方委員 こうしたことをお伺いしたのは、景気対策というのはやはり、一遍に、一度にどんと出した方が効果が大きいのではないか。少しずつ景気対策を出していくと、もちろんこれは我々の税金でございますから、なるたけ適正な額で大きな効果を生むというのが大事でございまして、予算を組んだ、暫定...全文を見る
○生方委員 私ども野党としては、二兆円では不十分である、もっと大規模な減税をするべきだということはもう繰り返し申し上げておりますので、ここではもう一度繰り返しは申し上げません。  ところで、きのう、公的資金を導入するということについての審査基準が決められたということが本日の新聞...全文を見る
○生方委員 その投入した公的資金、これはもちろん税金でございますが、これは安全にもちろん回収されるということが条件になるわけですよね。そのために、最近三年間連続して赤字決算または無配当になっていないなどの厳しい条件はつくられております。また、発行条件についても市場実勢を反映される...全文を見る
○生方委員 そうであれば、例えば住友銀行なんかはアメリカで資金を調達したりしているわけですよね。一斉に全銀行が公的資金を導入するために申請をするということにはならないと思うのですけれども、現時点では、どう新聞報道を見ましても、全部の銀行が横並びで申請をするというようになっておるよ...全文を見る
○生方委員 今、銀行のリストラへの取り組みということを言われましたが、きのうの新聞に出ておりました、興銀の給与を一〇%引き下げると。大蔵大臣は御存じかどうか知りませんが、興銀の平均の給与が幾らであるかというのは存じておりますか。いや、大蔵大臣、知っているかどうかだけ。知らなければ...全文を見る
○生方委員 この間発表されました全産業の平均の給与が四百六十一万円です。これに対して興銀は、三十五・三歳で一千九十一万円です。一〇%仮に給与を引いたとしても、まだ九百八十二万円。これは、全銀行百四十六行の平均ですと七百九十九万円ですから、それよりもまだ高いわけですね。  ほかの...全文を見る
○生方委員 特に、大手都銀に対して公的資金を導入するということの一番の目的は、貸し渋り対策ということで解釈してよろしいんですか。
○生方委員 貸し渋り対策ということであれば、現在予定をされている大手十八行でどれぐらいの貸し渋りというのが生じているのでしょうか。
○生方委員 中小企業が大手銀行から直接お金を借りるわけじゃないですから、中小企業の資金繰りが苦しくなった原因にはならないと思うのですけれども、この〇・一とか〇・二という数字は、中小企業の側から見ればかなり、そんなものじゃないというような数字だと思うのですね。そういう数字だというの...全文を見る
○生方委員 公的資金が導入されるわけですから、今のような抽象的なお答えではなくて、現実に、例えば、何千億円の貸し渋りがあって、二兆円の公的資金を導入することによってこれが幾ら幾ら解消される、したがって中小企業の皆さん方も安心してくださいぐらいな数字を示さなければ、とてもやはり国民...全文を見る
○生方委員 公的資金を導入するということでございますので、私は、横並びで結果が出ないことをぜひとも要望しておきます。これで三月五日になって申請になったら、私が指摘したとおり全都銀十八行がそろって、こぞって申請したということになれば、やはり一番最初に指摘したように、十八行が全部申請...全文を見る
○生方委員 重ねて失礼なのですが、総理がおっしゃいました大蔵省から国税を分離するというお考え方に、変わりがあったのですか、それとも変わりはないということなのですか。
○生方委員 よくわからないのですが、国税の分離、私はこれは大事な問題であるというふうに思っておりますので、ぜひともこれも進めていただきたいというふうに考えています。  それから、大蔵省で一連の不祥事が起こっていることの最大の原因は、大蔵省にあらゆる権限が集中しているということが...全文を見る
○生方委員 税務調査の件ですけれども、本当にそうであればいいと思うんですが、そういううわさが絶えないで、実際そういうことも聞くと、あながち、大蔵大臣がおっしゃったように本当にないということではないと思うので、もしあるようでしたら、これはあっちゃ困るわけですから、大蔵大臣から強くそ...全文を見る
○生方委員 総理にお伺いしたいんですが、予算の単年度主義というのはこれがベストなんですか、それとも、これは将来的には見直した方がいいというふうにお考えになっていますでしょうか。
○生方委員 大蔵改革の件で避けて通れないのが、天下りの問題でございます。この予算委員会に出された資料を見ましても、多くの大蔵官僚の方たちが金融機関に天下っていて、その金融機関と大蔵省の関係というものが不透明なものになっているというふうに指摘をされました。  私は、大蔵省という機...全文を見る
○生方委員 民間からの人材が入っているのは知っておるのですけれども、それは大蔵省の情報をとるためというか、そうじゃなくて、もっと上の方にも、大蔵省に例えば局長クラスの方でも民間から来ていただくということをしないと、結局来ていただいても何もならない、そういうことでございます。  ...全文を見る
○生方委員 私も若いころ新聞記者をやっておりまして、そのとき税務署に取材に行って、署長が私と同じぐらいですかね、私よりもちょっと上の方がいて、実務は全然わからないわけですね。実務は全部副署長さんがやっておって、その大蔵省の若い人がいるというような状態。結局、よくわかりませんが、仕...全文を見る
○生方委員 質問を今度はちょっと変えていきたいと思います。  この予算委員会の場でも何回も論議をされておりますが、赤字国債と建設国債の見直しをするべきではないかというような意見についての御見解を伺いたいというふうに思います。  総理は、私、以前ここで質問させていただいたときに...全文を見る
○生方委員 今総理もお述べになりましたように、償還期限が六十年というのが建設国債に設けられておって、今も総理もおっしゃいましたように六十年もたないものもある。実際、経企庁の調査だと平均耐用年数は三十七年だというふうに言われておりますから、三十七年でだめになってしまえば、あとの二十...全文を見る
○生方委員 この特例公債も、いつの間にか償還期限は六十年になってしまいましたですね。特例公債が償還期限六十年というのは、どういうところから来ているのでしょうか。
○生方委員 財政構造を改革するということであれば、赤字国債ゼロというのももちろん大事ですが、国債そのものの額というのを減らしていかなければいけないというふうに考えますと、仮に二〇〇三年に赤字国債ゼロというのが達成されたとしても、前年に出された赤字国債の償還には六十年かかって、六十...全文を見る
○生方委員 重ねて主計局長にお伺いしたいのですが、これは法的根拠というのはあるのですか、六十年にしたという。
○生方委員 これは、以前から社会資本の整備ということについても建設国債を適用するべきじゃないかというようなことが言われております。情報システムの整備とか情報インフラの整備とかいうことにも建設国債を充てられるようにしなければいけないというふうに私も考えておりますので、ぜひとも、この...全文を見る
○生方委員 最終的に判断をするのは、各省庁が独自にやるということですか。通産は通産でやるし、郵政は郵政でやるし、建設は建設でやるということでございますか。
○生方委員 そうしますと、幾つの市町村に与えるというようなことではないわけですか。
○生方委員 中心市街地が空洞化している、これは深刻な問題だというふうに私もよくわかっておるのですが、国のお金を投入して中心市街地を活性化させるということを今やるべきかどうかというのは、ちょっと違うんじゃないかな、地方の商店街に対しての施策というのはもっと別に考えられてしかるべきじ...全文を見る
○生方委員 どうもありがとうございました。
03月09日第142回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○生方委員 民友連の生方でございます。  午前中、同僚議員の質問にもございましたが、先週また、大蔵省のキャリアの方ともう一人の方が逮捕されるという不祥事が起きました。新聞で私も見て驚いたのですが、キャリアの方の逮捕というのは実に、一九四八年、当時の主計局長が逮捕されて以来五十年...全文を見る
○生方委員 今回のキャリアの方の課長補佐の容疑は、証券会社から接待を受けて、新金融商品の許認可に便宜供与を行ったというものでございます。一方、もう一人の証券監視委員会の検査官も、野村証券で起きました外国債の販売に絡むトラブルを早期解決したということで接待を受けておりました。  ...全文を見る
○生方委員 大蔵大臣にもお伺いしたいと思います。  午前中に同僚議員の方からの質問もあったと思いますが、前回の大蔵委員会の席で、大臣は、司直の手が及ぶような事態になったら、総合的に判断して、政治家としてのきちっとした身の処し方をしたいというふうに答弁をなさっております。  こ...全文を見る
○生方委員 大蔵省は一月から調査を行っている、対象者は五百五十人から六百人というふうに聞いております。私の手元にその調査表というのがございます。大蔵省が実際に職員の方に配ったものです。これを見ますと、日時、区分、相手方業者名、場所、当方の同席者、費用負担、備考、これだけのものです...全文を見る
○生方委員 仮にそうであったとしても、この調査表では、記憶を喚起するという工夫がなされていないわけですね。もし本当に調査をする気があるのであれば、記憶を喚起するようなきちんとしたつくり方というのがあるはずなんですよ。ただこれ一枚出して、あなた、だれとどこかで飲んだのを書きなさいと...全文を見る
○生方委員 調査のスタートであって、これに基づいてきちんとした調査がなされるということを私も望んでやみません。  しかし、もう一点この調査には欠陥があるというふうに私は思っております。この調査をしているのが、金融部局に関連した方たちだけである。大蔵省の中の大蔵省というふうに言わ...全文を見る
○生方委員 大蔵省にいるキャリアの方は全部で八百人だというふうに報道されております。今回の調査が五百五十人から六百人ということでありますから、あと二百ないし二百五十人、これは時間がかかっても結構でございますので、いずれ、この第一次調査というようなものが終わりましたら、二次調査とし...全文を見る
○生方委員 部下は上司の背中を見て育つというようなことも言われます。この若いキャリアも、きっと上司の姿を見ながら、自分もいわば接待地獄というようなものに陥ってしまったのではないかというふうに懸念をいたします。  そこで、証券局のトップである長野証券局長にお伺いしたいと思います。...全文を見る
○生方委員 事実関係は私はわかりませんが、あなたは、平成五年六月から平成七年五月までの間に、興銀からゴルフや料理屋の接待などで百五十万円に上る接待を受けていたというふうに報道されております。こうした事実はございますでしょうか。
○生方委員 私の方でも調べておって、長野局長は非常に克明にメモをつける方だというようなことを聞いております。  そうしますと、一年半ぐらいで約八百六十万円に上る接待を受けたのではないかというような疑惑もあるのですが、銀行を特定はしません。しかし、管轄なさっている銀行、証券会社は...全文を見る
○生方委員 五十四年十月の松下官房長の通達というのは、「綱紀の保持については、従来から繰り返し注意を喚起してきたところであるが、最近に至り大蔵省職員が他省庁等から接待を受けていること等が問題とされ、世の厳しい批判を受けていることは誠に遺憾である。」これは昭和五十四年ですからね、現...全文を見る
○生方委員 大蔵大臣にもお伺いいたしますが、八百六十万、額はともかくとして、四百回とかも言われているわけです、年間に。年間に四百回ですよ。はしごしなければ四百回こなせないわけですよ。そんな回数を本当に飲食を伴ってやっていいものか。事実、通達に、会食等への招待には原則として応じない...全文を見る
○生方委員 半分ならいいとか十回ならいいとかと言っているんじゃないんです。これは、原則として認めないと書いてあるんですよ。その通達にあなたは局長として違反したのか違反しなかったのか、お答えください。
○生方委員 きちんと答弁してください、きちんと。  この通達に違反していたのか違反していなかったのか、あなた自身がどう思っているのか、答えてください。
○生方委員 では、原則として応じないことと書いてあるこの通達は何なんですか。じゃ、この文章が間違えているということですか。  この日本語を普通に読んで、職務上の関係者、これは、あなたにとっては銀行や証券会社は職務上の関係者ですね。関係者からの会食等への招待には原則として応じない...全文を見る
○生方委員 私、あなたの小学校時代の友人というのにこの間会って、話を聞いたのですが、いきなりどこかから転校してきて、非常に頭のいい子だったという話をしておりました。頭のいい子がこれを読んで、私だってこれを読んだら、いや、応じちゃいけないなぐらいわかるのですけれども、頭のいい子でも...全文を見る
○生方委員 大蔵大臣にお伺いしたいのですが、今のやりとりを聞いていたと思うのですが、大臣は、長野証券局長の行為、これが五十四年の通達に違反していたというふうにお考えになりますでしょうか。
○生方委員 この五十四年の内部通達にはもう一つ、「職務上の関係者から歳暮、中元等の提供がなされるような場合には、これを受取らないこと。」と書いてあります。それから「公私の峻別 大蔵省職員として、いやしくも外部からの批判を招かないよう常に公私の区別を明確にすること。」と書いてござい...全文を見る
○生方委員 規制している、規制していないといっても、要するに大蔵省職員としていやしくも外部から批判を招かないように、よく知らない人から絵をもらうということは、普通はあり得ないわけですよ。(発言する者あり)
○生方委員 私が結婚したって、よく知らない人から何か絵が来たら、その場で返しますよ。その人が脱税で何かしてから返すなんということじゃなくて、よく知らない人から来たら、それはもういやしくも外部からの批判を招くような行為であるのですよ。官房長はこういうのを出す立場にある人でしょう。そ...全文を見る
○生方委員 もう一点伺います。  先週、大蔵省に捜索が入りました。このとき、長野局長さんの部屋も捜索を受けたというふうに報道されております。これは、どんな容疑に基づいて長野局長の部屋が調べられたのですか。
○生方委員 法務大臣にお伺いしますが、長野局長の局長室を捜索した目的は何だったのでございますか。
○生方委員 疑惑の追及は同僚の議員に譲るとして、もう一点だけ総理にお伺いしたいのですが、やはり大蔵省でこうした不祥事が相次ぐというのは、大蔵省に権限が集中し過ぎているのが原因ではないかというふうに私は考えております。  したがって、大蔵省の不祥事が起こらないためには、倫理法の規...全文を見る
○生方委員 これで終わります。
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○生方委員 民友連の生方幸夫でございます。  私は、日銀と大蔵の不祥事について、最初に質問させていただきたいと思います。  日銀の前営業局の証券課長であった吉沢容疑者が逮捕をされました。いろいろな、我々が信じられないような事実が明らかになっていて、日本銀行という日本の中央銀行...全文を見る
○生方委員 総裁、私は、吉沢容疑者に対する調査はどうであったかと聞いたのであって、簡潔にお答えいただきたいです。今はいいですけれども、ほかのことはいいですから、これからの質問も、ほかのことはいいですから、私が聞いたことだけ答えてください。  吉沢容疑者というのはもともと、その名...全文を見る
○生方委員 そんな調査じゃ、これからの調査も内容はそんなものだというふうになっちゃいますよ。聞いているのでしょう、話を。きちんとヒアリングをして。  この人たちはもう、吉沢さんとかその他の人たち、私たちはもう事前に一週間ぐらい前から、逮捕されるであろうというふうに、外部の我々で...全文を見る
○生方委員 この吉沢さんに対しては、だれがヒアリングを行ったのですか。
○生方委員 営業局長その人が、都銀十行の資金担当部長でつくっている懇親会である三明会というところから、飲食やゴルフなど多額の接待を受けたというふうに報じられているのですよ。接待を受けている局長が接待を受けている部下を調査する、そんなばかな話がありますか。自分でも接待を受けている人...全文を見る
○生方委員 じゃ、この営業局長に対するヒアリングはだれがやって、この新聞で報じられたような事実について、どのように日銀側は把握しているんですか。
○生方委員 新聞に出ているんですよ。新聞にあれだけ大きく出て、個別のことは知らないというわけはないでしょう。一般、全部を調べろと言っているんじゃない。新聞に出ているこの事例について、どのようなヒアリングがあってどうだった、そんなことも知らないで、調査していますなんて言えないでしょ...全文を見る
○生方委員 こんな重大な問題ですよ。日銀の信用にかかわる問題で、何でそんなのんびりしていられるんですか。じゃ、聞いていないんですか、本当に内容について。全く把握していないのか、聞いているのか、どっちですか。
○生方委員 これは日銀の信用にかかわることですから、あなたも国会で行ったり来たりして忙しいでしょうけれども、じゃ、あなた自身の責任で、きょうの夜にでも聞くとここで約束してくださいよ。呼んで十分もあれば済む話でしょう、新聞に出ているこの事実について事実なのかどうなのか。どうですか、...全文を見る
○生方委員 本人自身の名誉にかかわることだから、早く聞いた方がいいと言うんですよ。こういう報道はひとり歩きしちゃうんですよ。私たち見て、ああ、こうだったのかと。反論がなければ、これは事実だったんだなと思うんですよ。本人の名誉のためにも、きょうの夜聞いてあげて、あした、聞いたけれど...全文を見る
○生方委員 このほかでも、金融課長の疑惑というのも報じられていますし、考査担当の検査官が接待漬けだったというようなことも報道されているわけですね。だから、まさに組織ぐるみというか、日銀の体質としてこういうことが行われていた。  要するに、情報を収集するために相手方と会う必要があ...全文を見る
○生方委員 あなたは一九七九年に大蔵省の官房長として、鉄建公団の例の官官接待、そのときの綱紀総点検委員長として報告を出していますね。このとき国民から大きな批判がございましたよね、官官接待と。あなたは捜査を、捜査というか、その接待問題で綱紀総点検委員会の委員長をして、その結果として...全文を見る
○生方委員 一九七九年の時点ですからね。あなたが日銀に行ったときに、大蔵省でもこんなことがあった、厳に慎むべきだぐらいのことを最初に言ってもいいんじゃないですか。あなただって、日銀に行って職員のあれを見れば、日常どんなことをやっているのかぐらいは把握できるでしょう。それを見て、何...全文を見る
○生方委員 今まで新聞に出たこの営業局長、それから審議役、それから金融課長、それから考査担当の検査官という人たちに対するヒアリングというのをいつまでにやって、その結果を、少なくとも予算委員会が開かれている今週中にでも出していただきたいというふうに思います。これは相手があることです...全文を見る
○生方委員 総裁がおやめになる前にぜひともこれをきちんと明らかにし、もちろん個人のプライバシーの問題もございますが、公開できるものはできるだけ公開して、二度とこのようなことがないようにというふうに、飛ぶ鳥跡を濁さないようにしていただきたい。これだけでもう結構でございますから。 ...全文を見る
○生方委員 同じ時期に日興証券の梅村正司元会長が勲一等を受けております。これは、九一年の証券スキャンダルが起こったときに会長を務めていた方ですね。スキャンダルが起きて国民の批判が非常に高まっていたときに、日興証券の会長を務めていたこの方が勲一等を受けるということについても、これも...全文を見る
○生方委員 叙勲については、大蔵省の官房課長が総理府の賞勲局に叙勲候補者というのを推挙するというのが普通になっているそうでございます。この官房課長が、官房課長時代に、今私が指摘いたしました三和銀行や日興証券から多額の接待を受けていたというふうに報じられています。確かに、官房課長が...全文を見る
○生方委員 この連日報道されている官房幹部については、住専処理のスキームづくりを担当した、それに関連してかどうかわかりませんが、都銀や長信銀から接待を受けていたというふうに報じられています。その総額は一千万前後にも達するというふうに、非常に大きい額だというふうに言われておるのです...全文を見る
○生方委員 これは、大蔵大臣はこの調査の内容について何か報告は受けておりますか。
○生方委員 非常にこの方は大物だというふうに言われておりますので、そういう方にすら疑惑が及んでいるということですから、もし報道が行き過ぎているような部分があるのであれば、それはそれで早目にやはり、ここの部分は行き過ぎている、ここは違っているというようなことを言わないと。  日銀...全文を見る
○生方委員 株式市場というのは本来自由ですよね。開かれたものであって、自由なところ。そこへ、株価を維持しなければいけないという至上命題があったとしても、政府が株式市場に介入して株価を維持するということが、市場をゆがめる危険が非常にあると私は思うのです。  一般論で結構ですけれど...全文を見る
○生方委員 証券会社の人に聞きますと、三月末までPKOが行われるから株価は維持できるだろう、しかし、その後は必ず下がるんじゃないかというふうに証券会社の方は言っているわけですね。そうなりますと、簡易保険も郵便貯金も国民の皆様方からお預かりした大事なお金なわけで、一生懸命投入しても...全文を見る
○生方委員 厚生大臣にはダイオキシンの問題でお越しいただいていて、申しわけないのですけれども、今の問題についてお伺いしたいのですが、簡易保険とか郵便貯金のお金を株価を維持するために政府が投入するということについて、厚生大臣としてのお考えをお伺いしたいのですが。失礼しました、厚生大...全文を見る
○生方委員 私も小泉大臣と同じような意見でございます。自由である株式市場にPKOを、しかも公然とやるんだと、その額まで言って維持した相場であるとすれば必ずこれは崩れますので、今の大蔵大臣だと、崩れた後の反動の責任を郵政大臣がとるのだかだれがとるのだか知りませんが、そういう責任もは...全文を見る
○生方委員 日本の景気がなかなか回復しないというのは、政府に対する信頼というものが海外から薄れているということも私はあるんじゃないかと思うんですよ。やはり、片方で政府の方たちが財政再建路線を堅持すると言いながら、片方で大型の補正予算が既に既成事実化しちゃっている。こういう、片方で...全文を見る
○生方委員 繰り返しになって申しわけないんですけれども、補正予算が今既に、もう株式市場にも何ももう既に盛り込まれちゃっているわけですね。だから、本当は何かこれから後で新しい事態が起こらない限り四月か五月に補正予算を組むことは本来できないわけですよ、何か特段の事態が起こらない限り。...全文を見る
○生方委員 私は、やはり政府と自民党は一体でございますから、それは、違ったことをどんどん報道されれば政府の政策に対する信頼というものがなくなってしまうわけですから、ぜひともその辺の一致というものをきちんとするように、すり合わせていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  ...全文を見る
○生方委員 日本の大気中のダイオキシンの濃度は、世界の先進国に比べて極めて高いというふうに言われております。私もいろいろ調べたんですけれども、調査の内容というんですか、調査が非常に希薄に行われていて、これで本当にいいのかどうか私もわからないんですが、日本の大気中のダイオキシン濃度...全文を見る
○生方委員 大気中のダイオキシン濃度だけじゃなくて、一日に摂取しているダイオキシンの量も非常に多いと言われていて、新聞等でよく言われている、大阪のお母さんの母乳に含まれるダイオキシンの量が非常に、世界一高いというようなことも指摘されております。また、体重一キログラム当たりの量でい...全文を見る
○生方委員 これは何地点で、どれぐらい調査をなさっておるんですか。
○生方委員 ダイオキシンというふうに言うと、なかなか、実際の被害が出ているわけではないということで、国民の方たちも漠然とした不安を持っておられる。  それから、ダイオキシンを含むいわゆる環境ホルモンというのが非常にふえていて、これは報道で私どもも知っているだけなんですけれども、...全文を見る
○生方委員 自然流産発生率の変化について調査をしたことがございますか。
○生方委員 このダイオキシンの問題、非常に重要な問題でありますので、ぜひともきちんと処理をしていただきたいと思います。  ダイオキシンが出てくるのは、やはり焼却炉というものから一番出てくる。この間、先ほど厚生大臣もおっしゃいましたが、焼却炉について規制を行っていっていろいろ措置...全文を見る
○生方委員 この間の新聞を見ましても、ごみの最終処分場で五百三十八施設で汚染防止策なし、ここにはダイオキシンを含む焼却灰も多く捨てられているというようなことでございますので、ぜひとも抜本的な対策というものを立てていただきたい。  最後に厚生大臣にお伺いしたいんですが、ドイツなど...全文を見る
○生方委員 ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。
05月15日第142回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  政府案並びに三派共同案について質問をさせていただきます。  アメリカで情報自由法が成立して以来、日本でも三十年間にわたって情報公開法の必要性が叫ばれてまいりましたが、残念ながら法案にはなってきませんでした。ようやくここに法案として...全文を見る
○生方委員 小里長官にお伺いしたいのですが、今の説明にもありましたように、憲法二十一条の表現の自由の中には当然知る権利というものも含まれているというふうに私は解釈をしております。  したがって、一点お伺いしたいのですが、この目的の中に知る権利を明示しても、特段何か不都合があると...全文を見る
○生方委員 この知る権利については、この後も同僚議員の方から質問があると思います。私は一番バッターでございますので、いろいろな点について、この法案についてお伺いしたいので、この論議はここでとどめさせていただきます。  第二点目として、非常に重要な点であると思うのですが、政府案は...全文を見る
○生方委員 野党案でも、特殊法人のみに触れられておりまして、認可法人については触れておらないのですが、日銀の情報公開とか、建設省所管の日本下水道事業団の情報公開など、私は、全部が全部公開しろということではないのですが、情報を公開すべき認可法人というのもあると思うのです。野党案では...全文を見る
○生方委員 その方向で検討していただけたらありがたいというふうに思います。  それともう一点、国会の情報公開ということについて、ここではもちろん触れられておらないのですが、国会の情報公開については、憲法五十七条の規定が一応それに相当するものではないかというふうに解釈をしておりま...全文を見る
○生方委員 国会は国会でいろいろ情報公開をしなければいけないと思うのですが、総務庁長官に一点お伺いしたいのです。  これはむしろ議運の問題かなとも思うのですけれども、今、国会にたくさんの子供たちが見学に来ておりますが、本会議とか委員会とかの場にはまず入れないですね。  この間...全文を見る
○生方委員 もう一点、裁判所の問題は、司法の独立ということもございますので、こちらで云々できることではないと思うのですけれども、アメリカでは裁判所の中にテレビを入れて、国民がだれでも裁判を見れる。それが全面的にいいことだとも私は思いませんが、しかしながら、重要な裁判については、私...全文を見る
○生方委員 それでは、次の質問に移らせていただきます。  開示請求権につきまして、政府案では、何人もこの法律の定めるところにより情報公開を請求することができるというふうになっておりますが、この「何人も」という中には外国人も含まれるのかどうか。政府案と野党案、両方についてお伺いし...全文を見る
○生方委員 これは、含まれるということであれば、私もその方がいいというふうに思いますので、次に行きます。  あと、不開示情報についてお伺いしたいんですが、特にこの間、大蔵省の不祥事とか、不祥事が相次いだときに、公務員の氏名が発表されるのか発表されないのかということが、非常に重要...全文を見る
○生方委員 野党案については、公務員の氏名の公表ということについてどのようにお考えになっておりますでしょうか。
○生方委員 本人情報開示についてお伺いしたいんですが、これはいろいろ、自分の内申書を見たいとか、あるいは医療機関に診察に行ったときの診断書を見たいとか、情報の開示についての希望があると思うんですけれども、本人情報開示について、政府案は特に書いておらないんですが、どのようにお考えに...全文を見る
○生方委員 大変長い説明だったんですけれども、総務庁長官、基本的にはどちらの方向かという、方向だけでもちょっとお伺いしたいんですが。  特に医療情報とか教育情報に関しては、今、国民の皆様の関心も非常に高いと思いますので、基本的には開示する方向であるとか、基本的には開示しない方向...全文を見る
○生方委員 もちろん、これは個人のプライバシーの問題と非常に密接に関係しておりますので、今のようなお答えになってしまうのかもしれませんが、野党案についても特に本人情報開示については触れられておらないんですが、基本的な考え方をお聞かせいただきたい。
○生方委員 済みません。三党案について。共産党案のときは共産党案と言わせていただきますので。
○生方委員 次に、不開示情報についての法人等に関する情報についてお伺いをいたします。  政府案では、法人等または個人の事業活動によって生ずる人の生命、身体もしくは健康への危害、または財産もしくは生活の侵害から保護するため、開示することがより必要であると認められるものを除くとなっ...全文を見る
○生方委員 行政機関の長というのは、一番上ということですか。それとも、課長とかなんとかまで含まれるということなんでしょうか。
○生方委員 そうしますと、大臣のところへ大量の文書がたまってしまうということになる心配はございませんか。
○生方委員 基本的に、こういうことで裁量開示というものが認められているということを私は評価したいと思います。  しかし、これも変に操りますと、企業が任意に提出したものについては公開しない、情報を集めるためには当然そういう条件がつけられることはしようがないのでしょうけれども、それ...全文を見る
○生方委員 わかりました。  それでは、不開示情報関連でもう一点お伺いしたいのですが、もともと要綱案には入っていなかった、今申し上げました「行政機関の長が認めることにつき」というのが、国の外交についての情報や公共の安全、秩序維持に関する情報について新たに加えられたのですが、新た...全文を見る
○生方委員 三党案について伺いたいのですが、三党案には特に「行政機関の長が認めることにつき」という文言が入っておらないのですが、今の政府の答弁を聞いて、どのように違いがあるのか、お答えをお願いしたいのです。
○生方委員 三党案に重ねてお伺いしたいのですが、私の手持ちの資料では、政策形成過程に関する情報の不開示について、三党案は何も具体的には表示をしていないのですが、これについてはどのようなお考えでございましょうか。
○生方委員 今のことに関連した質問ですが、その情報があるのかないのか、その存否に関する情報について、政府案では、存否を明らかにしないで行政文書の開示請求を拒否することができるというふうになっております。三党案では、存否を明らかにできない情報の範囲について、範囲を限定しているわけで...全文を見る
○生方委員 先ほどから、司法の救済の道が開かれているというふうにたびたびおっしゃっているのですけれども、裁判所まで持っていくということになるのは非常に大変で、それ以前、そんな一々面倒くさい手続をしないためにもまさにこの情報公開法があるわけで、私が最初に質問した趣旨は、限定をしてお...全文を見る
○生方委員 次に、手数料の問題についてお伺いしたいんですが、政府案でも基本的にはそれほど高い手数料を取るということにはなっていないようでございますが、この実費というのは、公務員の人件費とかそういうものまで入るのか、それともコピー代だけなのか、その辺、どのぐらいをめどにしておるのか...全文を見る
○生方委員 どうも何かよくわからない話なんですが、これは、外国人が請求した場合、外国からの通信費や、外国に対してまた通信費とか、インターネットを通じるのかどうか知りませんが、いろいろな方法があると思うんですけれども、外国人が請求してきた場合にも、それほどの高額になったり、その額が...全文を見る
○生方委員 三党案について伺いたいんですが、三党案では、閲覧による行政情報の開示は、これを無償とするというふうになっております。これですと、よくわかっていなければわかっていないほどいろいろな情報を請求してしまって、大量の情報が出てくる。  したがって、私は、ある程度の手数料を取...全文を見る
○生方委員 これは、文書の管理の問題とも密接にかかわってくると思います。この文書の管理について、政府案では、行政機関は行政文書の管理に関する定めを制定し、これを公にするとともに、定めに従った適切な管理を行うことにするというふうになっておりまして、行政文書の分類、作成、保存及び廃棄...全文を見る
○生方委員 政令で定めるということですが、その前に、今現在で、例えば今私が申し上げましたように、全部の省庁で、ある程度のまとまったパターンというのをおつくりになるのか、それとも、文部省なら文部省、通産なら通産で、その省ごとに独特のものをつくるのか、どちらの方向でございますでしょう...全文を見る
○生方委員 聞いているのは、各省庁ごとにやるのか、それとも、全部の省庁に共通したものをつくるのかというのを聞いているんですが、どっちなんですか。
○生方委員 よくわからないのですけれども。やはり、基本的にどういうふうに文書が管理してあるというふうにわからないと、省庁はただでさえこんな膨大な大きいものですから、私どもが行ったって、どこの省に行ってどこの課にどんな情報があるのかということすら、もちろんほとんど普通の人はわからな...全文を見る
○生方委員 総務庁長官にお伺いしたいんですけれども、情報公開に関連して専門官をやはり私は置くべきだというふうに思うんですが、その辺についてのお考えをちょっとお伺いしたいんですけれども。
○生方委員 行政改革といっても、人数を減らすばかりではなく、もちろん、必要なところには必要な人材をつけるというのが行政改革でございますので、せっかく法律がこれから審議してできたら、ひとつ国民が使いやすいように、それなりの担当の専門官を置いていただくことが非常に大事だと思いますので...全文を見る
○生方委員 三党案についてお伺いしたいんですが、三党案は、情報管理専門官を置くというふうに明記しておりますけれども、具体的にはどんなものをイメージしているのか。これは、例えばその資格みたいなもの、例えば図書館だったら図書館の何か、何かと言ったら失礼ですけれども、何とかさんています...全文を見る
○生方委員 地方公共団体でも、もちろん情報公開条例というのをつくっているところがたくさんあるわけで、都道府県では四十四条例、市町村では、三千二百五十五のうち二百二十一のところでつくられている。しかしながら、全体で見ると、まだ一〇%程度しか情報公開に関する制度というのができていない...全文を見る
○生方委員 わかりました。  具体的には、やはり条例と今のこの情報公開法とが乖離、乖離している部分があるのかどうか私よく知らないんですけれども、著しく違っている場合には、改善するように指導なりなんなりするというふうに解釈してよろしいでしょうか。
○生方委員 総務庁長官、一言今のことについて、地方に対してどのような長官としては御意見を持っているかをお伺いしたいと思います。
○生方委員 あと、国が持っている地方の自治体に関する情報というのがございますね。これについての公開というのは、公開する場合にその地方自治体に問い合わせをするのか、あるいはそれは国の独自の判断で公開をするのか、どちらなのかをちょっとお伺いしたい。
○生方委員 ということは、原則として、国が持っている地方公共団体に関する情報を開示するときは地方公共団体に通知をするというふうに解釈をしてよろしいんですか。
○生方委員 三党案は、今私が質問いたしました地方公共団体の情報公開条例との関連について、どのようにお考えになっていますでしょうか。
○生方委員 情報公開条例、大変重要な法案でございますので、ぜひとも政府の方も野党案のいいところは取り入れて、ぜひとも成立をさせていただきたいというふうにお話をいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
05月18日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第4号
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○生方委員 きのり、私も総理の記者会見をテレビで見ておりまして、その総理にあした私が午後質問する、まことに地球が狭くなったなという感を強く持ちながらきのうの会見を拝見いたしました。また、総理が各首脳に伍して意見を述べられているさま、テレビ等で拝見いたしまして、大変頼もしくも思った...全文を見る
○生方委員 特別減税、恒久減税の問題については後ほど述べさせていただきますが、一言だけ申しておけば、特別減税という形で実施されて、翌年度、今度の場合は来年度も特別減税を実施するということですが、その先にどうなるかわからないということがあれば、減税を実施してもなかなかそれが消費に結...全文を見る
○生方委員 七―九の数字がよくなったということは、もう何度もここで指摘されておりますので、私どももよく承知をしているところでございます。しかしながら、多くのエコノミストが言うように、景気は昨年の五月ないしは六月から悪化に向かっているということは、今やだれもが認めるところでございま...全文を見る
○生方委員 どうも、経企庁の発表する数字と我々が感じる実感というのが、余りにも違っているような気がしてならないわけです。  あるエコノミストの中には、経企庁は文化を変えるべきだというような指摘をしているところもあります。例えで言うならば、きょう、今もう雨はやみましたけれども、表...全文を見る
○生方委員 これが、一回だけこういう対策を打ち出してその効果を待っているというのであれば私も理解がいくのですが、十一月にも既に二十一世紀を切りひらく緊急経済対策というのが打ち出されて、特別減税二兆円というのが実行をされたわけでございます。尾身長官は、こういう政策が着々と打たれれば...全文を見る
○生方委員 景気の見通しそのものが甘く、対策が、もう何度も言われていますが、ツーリトル・ツーレートになってしまったということに私は大きな政治責任があるというふうに指摘をしておきます。  次に、一貫性のない財政経済運営についての政治責任ということについて、総理にお伺いしたいと思い...全文を見る
○生方委員 今度の総合経済対策の中で、新社会資本の整備ということがうたわれておりました。当然、情報化関連の投資とか新規産業の投資というようなものが含まれているというふうに政府は宣伝をしておりますが、その中身というものをチェックをしていきますと、補正予算の省庁別シェアというのがこれ...全文を見る
○生方委員 でも、やはりシェアがほとんど変わらないというのでは、これは前のを踏襲したというふうに批判されても仕方がないのじゃないでしょうか。これは、いずれ実施をされていく中で、私どもが旧来の公共事業とは違ったものであるというふうなことをチェックをしていきたいと思いますので、それに...全文を見る
○生方委員 先ほども岡田議員の方から質問がございましたが、今公共投資をやっておく、これでまた財革法にのっとった形で来年度予算を組むという形で公共予算をカットすれば、景気が悪化するのは明らかじゃないかと思うのですが、建設大臣、来年度予算でまた七%減というようなものがかかるとして、景...全文を見る
○生方委員 今、後ろから声がありましたが、また本当に補正を組むということになるのですか。私たちは、やはり小さく小出しに、遅くやってきたのが景気回復をおくらせている最大の原因であるというふうに考えているわけですから、今、後ろから声がありましたように、財革法にのっとった予算を組んでま...全文を見る
○生方委員 それでは、もう一度お伺いいたします。  今私たちは、財政構造改革法にのっとって予算を組めば、いずれこれは補正予算を組まざるを得ないというふうに考えており、政府・自民党の首脳も、私たちが本予算を審議しているときから補正予算を組むんだというようなことを申しておりました。...全文を見る
○生方委員 速やかにやるために、本予算できっちりと修正をするべきである、そうすれば執行がもっと前にできるわけですね。そこで本予算を無修正のまま通すから今このような形で財革法を変えてまた補正予算を出して、その執行をするには何カ月かおくれて、さっき尾身長官もおっしゃいましたように、そ...全文を見る
○生方委員 景気は極めて厳しいということはもうことしの二月から三月にかけてみんなわかっていたわけですよ。だから何とかしなければいけない。したがって、私たちは、本予算をきっちりと修正をして本格的な景気対策を盛り込むべきだというふうに指摘をしてきたわけでございますから、今大蔵大臣が言...全文を見る
○生方委員 確認なんですが、要するに、株式市場に九千七百十二億円、簡保あるいは郵便貯金の資金を投入した。これは信託銀行を通してでも何でも構わないのですが、投入したというふうに解釈してよろしいのですね。
○生方委員 私がこの間の予算委員会のときに、PKOを実施するのかどうかということで、松永大蔵大臣に質問をさせていただきました。そのとき松永大蔵大臣の方が、郵政省の方でまず考えて、その後大蔵省の方に相談があるというふうにお答えになられましたが、郵政省の方からこのPKOについての相談...全文を見る
○生方委員 議事録を読ませていただきますが、「仕組みにつきましては指定単という仕組みでなされるものだと思うのでありまして、大蔵省の方では、それをうんとふやすような場合に協議の申し込みがあるそうでありますから、そのときに協議に応ずるという、そういう関係でございます。」  その協議...全文を見る
○生方委員 私はこのときに、自由であるべき市場に政府が介入するようなことはやめた方がいいのではないか、小泉大臣にもそのことを聞いたら「政府が株価操作の疑いを持たれるようなことは、やめた方がいい」という明快なお答えをいただきました。  そのとき私は、株価維持というようなことをやれ...全文を見る
○生方委員 これを申しますと、また党と政府は違うというふうに言われると思うのですが、山崎政調会長がPKOを実施すると、自民党の高官が、PKOというものを実施して市場にそもそも政府が介入するようなことを言うこと自体が、日本の株式市場を非常に大きくゆがめているのではないか。  これ...全文を見る
○生方委員 時間がなくなりましたので、総理に最後に一点だけお伺いしたいのですが、今デフレ懸念というのが非常に国民の間に深まっております。これはフローのデフレとアセットのデフレというのがございまして、アセットのデフレは、既に地価も下がり、株価も下がりという形で進行しているというふう...全文を見る
○生方委員 これも、どちらが正しいかというのはいずれ後にならないとわからないと思うのですけれども、私はやはり、デフレスパイラルの入り口、あるいは一歩ぐらいもう踏み込んでしまったのではないかという認識でこれからの経済運営をしていかないと、またツーレートになる可能性があるのではないか...全文を見る
08月19日第143回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。民主党の質問ばかり四人も続きまして申しわけございませんが、いましばらく御辛抱いただきます。  それで、今までの論議を聞いておりまして、小渕総理大臣の答弁をずっと聞いておりまして、私も父親が群馬であったという関係で大変期待をしておったので...全文を見る
○生方委員 私は、ことしの一月の時点で、財革法にのっとった予算をつくればこれはデフレ予算にならざるを得ない、したがって、財革法を凍結して本格的な景気対策を盛り込んだ本予算をつくるべきではないかというような質問をいたしました。そのとき、当時の橋本総理は、この予算が一番いい予算である...全文を見る
○生方委員 財革法の凍結ということが行われておれば、今も申し上げましたように、予算の段階で景気対策を盛り込むことができた。すなわち、予算の段階で景気対策、大型の景気対策を盛り込むことができなかったことが、失業率が三・九から四・一になり四・三になったという実害をいわば国民の方たちに...全文を見る
○生方委員 角度を変えてお伺いしたいと思います。  今、各省が概算要求というものを出しております。これは、今財政構造改革法というのは生きているわけでございますから、当然、その概算要求というのは財政構造改革法にのっとって行っているのでしょうか。大蔵省にお伺いしたいと思います。
○生方委員 財革法というのは、去年論議をし、ことしの一月に成立をし、ことしの六月には修正までしている。国会でこれだけ論議をしてきたものでございます。極めて重要な法案でございます。その法案が、国会で凍結という論議もなされないうちに、閣議だけで凍結をしたということを前提にして概算要求...全文を見る
○生方委員 私たちは、本予算を審議しているときに、自民党がいわば外部で補正を組むんだというようなことを言ったことに対しては批判を重ねてまいったわけです。そういうことをしてはいけないと。補正をやるのであればきちっと本予算で組みなさいというときに、財革法があるから本予算は修正すること...全文を見る
○生方委員 現在、財革法という法律はあるわけですね、現実に。それで、公務員の方たちは法律にのっとって業務をしなければいけない。ということであれば、各省庁の概算要求をしている方たちも当然公務員であるわけですから、縛られるべきことは現法の財革法であって、凍結する財革法ではないはずでし...全文を見る
○生方委員 内閣が決心したといっても、議会で論議をされて法律は初めて改正されるわけでございます。その改正がされていない時点で、公務員を改正されたことを前提に縛って概算要求を出させるということは、これは明らかにおかしいのじゃないですか。
○生方委員 私が聞いているのは、財革法という法律が現在生きているわけですよ。これは凍結はされていないわけです。凍結をするためには、やはりここで論議をして、凍結ということが決まらなければいけないわけでございます。  したがって……(発言する者あり)
○生方委員 理事会で協議ということですので、私は納得はしてないのですが、当然、財革法の凍結というのであれば、凍結をしたいという趣旨を私たちに話していただいて、ここで論議をしてから凍結ということを決定してもらわなければ困るというふうに思います。これは理事会の論議ということでございま...全文を見る
○生方委員 今総理おっしゃいましたように、その財革法の基本的な考え方は残す。具体的には、基本的な考え方を残すというのはどういうことを意味しておるのですか。
○生方委員 財革法が凍結できるかどうかというのは私たちの論議にかかっているわけで、凍結することが成立するかどうか、これはわからないわけですね、私たちがここで論議をするわけですから。だから、凍結を前提にしてお話をされるとまた先ほどの話に戻ってしまうわけでございますので、凍結というこ...全文を見る
○生方委員 廃止ということになれば、これは精神も根本から変えるということになるんじゃないですか。廃止と凍結というのは、私は質的に違うものだと思うんですけれども、宮澤大蔵大臣は廃止を目指しているんですか、それとも凍結なんですか。それをもう一度ちょっとお伺いします。
○生方委員 ということは、先ほどの廃止という考え方は、総理が今ずっと、総理は凍結という言葉しか使っておりません、廃止という言葉は使っておりませんので、先ほど宮澤大蔵大臣が言われた廃止という言葉は取り消すというふうに解釈してよろしいんですか。
○生方委員 今回の景気対策を盛り込んだ概算要求というものを、私も拝見をいたしました。これはまだ概算要求の段階でございますからいろいろ論議するというのは早計とは思うんですが、これがもとになって当然本予算というのができてくるわけですから、質問をさせていただきたいと思います。  今度...全文を見る
○生方委員 私、一番最初にわかりやすい政治ということを申し上げましたが、そのことを実際に示すためには、例えば予算の省庁別のシェアとか事業別のシェアというものを一たん白紙に戻して、ゼロから行うということを国民の皆様方の前に示していただきたい。そうすれば、今度の公共事業というのは前の...全文を見る
○生方委員 宮澤大蔵大臣にお伺いしたいのですが、普通でいうと予算の概算要求が七月末、ことしは八月になっていますが七月末に出されて、十二月に閣議決定をして、来年、次の年の通常国会において予算の審議をされる。したがって、予算が実際に執行されるまで、概算要求が出てから半年以上、非常に長...全文を見る
○生方委員 今のに関連するのですけれども、予算を絶対修正しないという考え方でやってまいりまして、予算を修正するということは内閣の責任にもなるということで、ずっとこの間予算を修正するということはなかったわけですが、私は、かえてもいいという、柔軟にこれからは対処をして、今度の財革法の...全文を見る
○生方委員 補正で対応するよりも、本予算も修正してもいいというような柔軟な姿勢をとるということが、私たちもそれによって内閣の政治責任だなんということを言わずに、これはやはり緊急のときでございますから、そういう柔軟な姿勢をとっていただきたいということをお願い申し上げます。  次い...全文を見る
○生方委員 昨日の本のところで質問をしたときはまだ堺屋さんは経済企画庁長官になられておられなかったわけですから、そこでの発言については経済企画庁長官としての責任というのは問われないのですが、先週の日曜日はもう経済企画庁長官になっているわけですね。そこで個人の意見ということはあり得...全文を見る
○生方委員 公人、私人というのは靖国神社の参拝のときよく出てくる言葉で、よくわからないのですが、長官は今長官としてテレビに出ていて、私たちは一視聴者として見れば長官の発言として見るわけで、そこはかつての堺屋太一さん個人として見ているわけではないということですから、その辺はしっかり...全文を見る
○生方委員 それでは、後ほど理事会の後、あと五分ほど質問させていただきますので、これで私の質問を終わらせていただきます。
○生方委員 午前中に引き続き質問をさせていただきます。  午前中の質問で、私は、財革法という法律が生きている中で、その凍結を前提といたしまして概算要求をするということは法律を無視している、あるいは、私たちが一生懸命論議をしてきたこの国会を軽視しているというような質問をいたしまし...全文を見る
○生方委員 ここに一部を引用したといいますが、一部じゃなくて全部、じゃ言いますか。  「この法律はいかなることを規定しているかということから始めなければなりません。この法律案は、政府が予算を編成するに当たって」、作成とは言っていません。「編成するに当たって守るべき規範を規定して...全文を見る
○生方委員 よろしいですか、法制局長官。その後に、「予算編成に当たって政府のよるべき基準、方針が、平成十年度以降、三年ないし六年という中長期にわたって国会の意思として明示されることになる。その結果として内閣は、その間、みずからの判断のみによって自由に、法定された方針等を変更して予...全文を見る
○生方委員 とてもこれは納得できませんので、委員長にお願いを申し上げます。予算の概算要求が出た段階で、もう一度、当予算委員会におきましてこの問題について論議をさせていただきたいと思います。委員長、よろしくお計らいのほどお願いいたします。
○生方委員 これにて終わります。
10月13日第143回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず最初に、前回私は内閣委員会におきまして知る権利等について質問させていただいたのですが、今回、太田長官が新しく就任されましたので、重なる質問もあると思いますが、お答えをいただきたいと思います。  前回の質問の中で、私は、やはり情報公...全文を見る
○生方委員 私は、不勉強で申しわけないのですけれども、情報公開法をずっと勉強してきた人間ではないので、今長官のおっしゃったキャッチフレーズ的な意味で知る権利というのを言っているわけではありません。私は、むしろ行政側が知る権利を明示しないということについてこだわっているのではないか...全文を見る
○生方委員 私どもが懸念するのは、私どもは、大幅な行政改革を実施して小さな効率のいい中央政府をつくるべきだというような主張をいたしております。これは自民党さんも同じような考えであろうと思いますが、その場合、やはり行政側の力の源泉の一つとして、情報を独占するというか情報をコントロー...全文を見る
○生方委員 これ以上論議してもあれなのですが、私の希望としては、やはり知る権利ということを明記しても多分不都合はないと思うのですね。不都合がないのであれば、憲法上に規定されていないからといって規定してはいけないということもないですし、やはりここで、情報公開法の中に知る権利というの...全文を見る
○生方委員 そうしますと二年後までに、例えば、道路公団に関しては一年後、これはみんなが認めるのであれば一年後あるいは半年後にもこれを対象に含めるということがあるのか、あるいは、それはなくて、やはり二年後に幾つかのものをまとめて情報公開の対象にするのか、どちらなんでございましょうか...全文を見る
○生方委員 例えば、道路公団なんかの場合は、このように身内に利益を与えるということは、逆に言えば国民の側からすれば利用料金が高くなる。あるいは、談合して非常に高い工事をすれば、それはもともと利用者である国民にはね返ってくるわけですね。これは、情報が公開されていれば、そんな談合で非...全文を見る
○生方委員 それは個人のあれで、二年は長いというふうに思う人もいるわけです。  仮に道路公団等、今公開しても何か支障はない、それを公開することによって国民の利益が非常に大きいというものがあることが明らかになれば、やはり私は、一年あれば道路公団について情報を公開するべきかするべき...全文を見る
○生方委員 そういうカルチャーをなくしていくのが行政改革であって、行政改革を今これからやろうというのですから、やはりそのカルチャーを打ち破るような判断をぜひしていただきたい。これはもうこれ以上あれしてもしようがないですが、まさにそのカルチャーが国民の利益と反しているから行政改革を...全文を見る
○生方委員 メディアも大事ですが、やはり生で見る迫力というのもありますので、ぜひ子供に見せやすいような工夫を国会としてもするべきではないかと思いますので、これは御検討をお願いをいたします。  次に、不開示情報についてお伺いしたいと思います。  我々野党の要求では、防衛外交情報...全文を見る
○生方委員 二十年がいいのか三十年がいいのか十五年がいいのか、これは議論があるところです けれども、やはり年限を区切って、あるところが来たら必ず公開されるんだということがあることが行政の責任ということにつながると思うのですね。  したがって、今すぐということでなくてもいいので...全文を見る
○生方委員 これは、請求する方と請求していない方ということなんですけれども、請求をすることによって国民による行政の監視、参加の充実に資するということがあるわけですから、情報公開を請求していない人にとっても、請求をすることによって行政がより国民に近づくということのメリットを考えれば...全文を見る
○生方委員 運用の中でこれは判断されるべきことであって、だから、入り口の段階で狭めないで、広くまず使っていただくということであれば、私は、ずっと請求料を取るなと言っているわけじゃなくて、取ることの合理性、不合理性を、やはり一たんまず取らないから始めてやるべきで、一たん取るから始め...全文を見る
○生方委員 最後に、行政文書管理法というものを我々はつくるべきではないかというふうに要求をしております。  この間の私の質問でも、各省庁ごとに省令で定めるということになりますと、私たち情報を請求する側からすると、各省庁ごとの情報管理のルールを知らないとなかなか請求できないという...全文を見る
○生方委員 時間が来ましたので、これで終わりますけれども、厚生省の問題とか防衛庁の問題とか、文書管理がずさんであるということは我々もよく知っているわけで、そうした意味からも、きちっとしたルールをつくっておいて、どこの文書がどこにあるというのがすぐだれでもわかるような体制にしていた...全文を見る
12月02日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第3号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  大蔵大臣にまず御質問をしたいのですが、今、日野議員の質問にもございましたが、大蔵大臣が辞任をする意向だという新聞の報道が二十七日になされております。これは、あくまでも新聞の報道によりますと、派閥を加藤さんにお譲りになるので、お譲りに...全文を見る
○生方委員 そうであるのならばいいのですけれども、今の日野議員の質問にもございましたように、年内にも辞任だというようなことをおっしゃっている大蔵大臣が予算編成をしているということになりますと、我々は、ではどこへ向けて質問をしたらいいのかがわからなくなってしまいますので、もっとはっ...全文を見る
○生方委員 前の金融国会のときに我々野党の案を丸のみにした責任をとって大蔵大臣がおやめになるというのであれば我々はわからないでもないのですが、きょうの朝日新聞の投書に、お読みになったかとも思うのですが、  「加藤氏をもりたてるのに、私が内閣にいるの  は信義にもとる」と述べて...全文を見る
○生方委員 大蔵大臣の職責というのは私ごとではないわけで、私ごとで現在やめるという報道がなされているのでそれを否定していただきたいということを私は申し述べているだけでございまして、私ごとではないわけですね、大蔵大臣というのは公の職責ですから。  いかがでございましょうか。
○生方委員 それは納得ができないのですけれどもね。  大蔵大臣でございますから、私ごとで大蔵大臣についているわけじゃなくて、内閣総理大臣に任命されて大蔵大臣宮澤さんがいらっしゃるわけですから、そこを、やめるというふうな発言があったのを否定されないまま私たちは論議をするというわけ...全文を見る
○生方委員 大蔵大臣の意図するところでないのが新聞に出たんだとすれば、やはり新聞社にもきちんと抗議をしないと、これはやはり真意が通じないということになると困るわけですからね。これはやはり、自分の真意に反していることだということであればきっちりと申し上げていただかないと、我々は、こ...全文を見る
○生方委員 これは、責任というものが当然発生をするわけです。政治が責任をとらなければだれが責任をとるかということになると思うのですね。私は、以下の四点で政府・自民党に大きな責任があるというふうに考えております。  第一点は、財革法というのを無理やり通して、デフレ予算を組んで、景...全文を見る
○生方委員 東南アジアの金融危機も、原因がどこにあったかたどっていけば、日本に原因があったと言える面ももちろんございますね。それから、金融破綻の問題にしても、政策の失敗というようなことも、もっと早くに金融の自由化をきっちりやっておけばよかったというようなことも含めて、政策の失敗が...全文を見る
○生方委員 政治に対する信頼がなくなったというのは、政治が責任をとらなくなったからだというふうに私は思っております。  今度のように、国民の皆さん方も、一年前に財革法を出して、一年前、そのとき野党である我々は反対をし、凍結をするべきだというふうに言っていたのを突っぱね、今度は半...全文を見る
○生方委員 聞いているのは政治責任の問題です。責任をどうとっていただけるのか、その一点だけでございます。
○生方委員 責任をとる形でというのは、どういう責任ですか。私にはちょっとわからないのですが、どういう形で責任をとるということになるのですか。
○生方委員 責任を聞いておるのですけれども。重ねてまことに失礼なんですが、どう責任をとっていただけるのかということを聞いておるわけです。
○生方委員 押し問答してもしようがないのですけれども、一年前に私たちが言ったとおりに凍結をしておれば――国民の皆様方に実害があるわけですね。あの段階で、きちんと景気対策を盛り込んだ予算を組めと我々は既に言っていたわけですから。この予算を通したらデフレになって景気はもっと悪くなる、...全文を見る
○生方委員 どうも議論がかみ合っていないのですが、財革法のことなんですよ。財革法の凍結を、我々は一年前に言っていたのですよ。それを無視して予算を組んでいて、補正を組んできて、またここで今財革法の凍結を言うわけですよ。我々が言うのならいいですよ。一年前に我々が凍結を要求した。それで...全文を見る
○生方委員 責任をとってくださいということを私は重ねて申し上げておるんですが、どうも論議がかみ合わないので、これはまた、予算委員会もございますので、その席ででも質問をさせていただきます。  本題の財政構造改革法の凍結法案について、今度はお伺いをいたします。  この財革法の今度...全文を見る
○生方委員 今のではよくわからないので、大蔵大臣、基本的な考え方は守りつつというのは具体的にはどんなことでございましょうか。
○生方委員 停止法案において、財政構造改革法の全体の施行を当分の間停止すると。先ほど日野委員の質問にもございましたが、当分の間停止して、停止を解除するには、どんな条件があれば停止を解除するということになるんでしょうか。
○生方委員 これは総合的に判断してということなんでございましょうが、解除するに当たって例えば目標のようなもの、この数字をクリアしたら解除するというような目標があれば、それに向かって皆さんも努力をして、ここへ到達したから解除だなという、いわば財革法の精神でいえばまさにそうですね。数...全文を見る
○生方委員 大蔵省の方は、これは具体的な数値というものを何か想定はしておるんですか。
○生方委員 今大蔵大臣のお答えですべてだとは思うんですが、やはりある程度の数値を示さないと、例えばプラス成長に転じて、その時点じゃなくてそれから数年ということになると、せっかく財革法を出したときの精神を守りつつということから外れるんじゃないですか。  財革法を出したというのは、...全文を見る
○生方委員 いや、先ほどそれはもう聞きました。プラスになってそれから何年かというふうにおっしゃったんで、例えばプラスが三%ならどうかとか、三%が二年続くとか、二%なら三年とか、大体あると思うんですよ。大蔵大臣の長い経験からいえば、これぐらいならば一応財革に取り組んでもいいなという...全文を見る
○生方委員 量的縮減目標というのが財革法の中に盛り込まれております。この中で、公共事業等は前年比七%を下回るなんというのはとっくにもう上回っちゃっているわけだからいいんです。よくはないんですけれども、まあしようがないんですが、それ以外に、社会保障費もこの間の修正で減らさない、ふや...全文を見る
○生方委員 ということは、凍結じゃなくて廃止にもう限りなく近いということですね。この量的縮減目標そのものも全部外しちゃうということですね。
○生方委員 委員長もよくおわかりだと思いますけれども、いつまでに解除するのかも明らかでない、縮減目標も全部これは取る、ということは、これはもう廃止ですよね。凍結でも何でもないじゃないですか。凍結というのは、期間が限られていて、これとこれについては凍結しますよ、ある部分については凍...全文を見る
○生方委員 ということは、凍結を解除した場合、今ここに量的縮減目標というのがずっと並べられておりますが、これは限りなく復活するというふうに考えてよろしいんですか。
○生方委員 それじゃ、廃止をして、そのときにもう一回新しい財革法をつくるという方が筋じゃないですか、それの方が。
○生方委員 それは、一たん枠組みができたところでみんな納得はしているわけですよ。  だから、この部分のうちのどこが残るのかと。何にも残らないで全くまたゼロからそのときの経済状況にかんがみてつくり直すというんであれば、この基本的な考え方は守りつつといっても、全然、基本的な考え方は...全文を見る
○生方委員 それは、精神を残すということと法律を残すということとは別だと思うんですね。  これは、財革法をつくる論議の中で、財政構造を改革しなければいけないというのは、与野党を問わずみんなが一致した考えなんですよ。国民の皆さん方も一致している考え方なんですよ。だから、そうである...全文を見る
○生方委員 財革法の論議のとき、量的縮減目標というのを我々はいっぱい論議したわけですよ。こうやって、例えば防衛費であれば前年の額を上回らないようにするとか、ODAであれば十分の九を乗じた額を上回らないようにするとか、これでみんな一応納得をして財革法というのは通っているわけですよ。...全文を見る
○生方委員 限りなく廃止に近い凍結であるということがわかりましたので、これはここでやめさせていただきます。  堺屋長官、今の大蔵大臣と私の論議を聞いていて、堺屋長官は、その財革法をつくったときは閣外におられて、民間におられたわけですから、そのときの、財革法を通したときの感想とい...全文を見る
○生方委員 長官の発言のことでお伺いしたいのですが、二十五日の朝刊に出ておりました景気に新しい胎動、勘ですがというのがくっついておりまして、景気にかすかに新しい胎動が感じられるというような報道がなされております。  まさに私たちが去年の暮れに財革法の論議をしているとき、どなたか...全文を見る
○生方委員 本当に、前の経済企画庁長官ももちろん数字を述べられまして、それを根拠にして桜の咲くころとか七月とか述べていたわけですが、全部外れているわけですよ。  これは、経済企画庁長官もお忙しくてなかなか表を歩いたりする時間がないんだと思うので、やはりぜひ、経済企画庁の中に閉じ...全文を見る
○生方委員 これは私、記事を読んでいないのでわからないんですが、宮澤大蔵大臣は、きのうどちらかで御発言をなさって、景気の見通しについて、どしゃ降りの雨の中でちょっと明るい日が見えた程度じゃないですかというようなことをおっしゃったというふうに聞いておるんですけれども、その発言はそれ...全文を見る
○生方委員 いや、そういうふうにどこかで出ていたということをちょっと聞いたもので、私もきょう新聞を見て確認をしようと思ったんですけれども、どこにも出ていなかったので、発言を確認できないであれでしたので。  それでは、私の質問、時間がちょっと余りましたが、これで終わらせていただき...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  前回、予算委員会のときに質問の継続ということでお願いを申し上げました件からまず質問をさせていただきます。  前回、八月十九日の予算委員会の質問で、私は、財革法の凍結法案が出る前に、財革法を凍結するということを前提にして予算の概算要...全文を見る
○生方委員 五月に修正された部分は、厚生予算等ごく一部の問題でございまして、キャップが全部外れているわけではございませんよね。したがいまして、概算予算編成の場合は、全部財革法を取り払って行っているのであって、一部残っているというわけじゃないんじゃないですか。財革法凍結を前提にして...全文を見る
○生方委員 ということは、今回の概算予算要求というのは、財革法をこの間一部変更しましたね、それにのっとって編成をされているということですか。それを超えるものではないということですか。
○生方委員 今大臣のおっしゃったのは、財革法に違反はしていない、凍結を前提としているものではないという御答弁だったと思うのですが、そうではないんですか。もう一度ちょっと確認をしたいのですが。
○生方委員 そういたしますと、今編成をしている概算予算要求というのは、ことしの一部修正した財革法にのっとった予算編成ということになるというふうに理解してよろしいのですか。
○生方委員 やはり財革法の凍結を前提とした予算編成を行っているということでよろしいわけですね。  そうなりますと、ここにございます「三年ないし六年という中長期にわたって国会の意思として明示されることになる。その結果として内閣は、その間、みずからの判断のみによって自由に、法定され...全文を見る
○生方委員 その部分につきましてもというのは、これは財革法の凍結を前提にしてはいけないと言っているのですよ。財革法を凍結して、凍結法案が成立してから概算予算編成をするのならばこれはいいですけれども、まだ現在は、財革法凍結法案は今審議中でございますから、審議中なのに凍結を前提にして...全文を見る
○生方委員 どうしても私は納得がいかないのですけれども。  内閣の自由な判断によって変更することはできないというふうにここで言っているわけですから、凍結を前提にして内閣が自由に概算予算編成をするということ自体が今この文言に違反しているのではないかと私は考えておるのです。どう読ん...全文を見る
○生方委員 どうも私は納得がいかないのですが、委員長、この文言で納得がいくのでございましょうか。私はどうしても納得がいかないのです。  普通の日本語として読んで、「拘束を受ける」というふうに言っているのでございますから、もうちょっと前の段階で、前の臨時国会の段階で凍結法案を出し...全文を見る
○生方委員 「平成十年度以降、三年ないし六年という中長期にわたって」というふうになっていますから、今、法制局長官が言ったことは、私は明らかにおかしいと思います。  「中長期にわたって」と言っているんですから、財革法が成立した時点からもう既にこの効力を発しているわけですから、内閣...全文を見る
○生方委員 財革法の精神というのは、この間も申し上げたんですが、キャップをかけたりして具体的に数値を明らかにしながら、それに対して目標を達成していこうということでございますから、凍結をしたとしてもやはり目標は、例えば経済成長が一%を二年間続けたらとか、二%を二年間続けたらとかいう...全文を見る
○生方委員 時限というより、めどですね。例えば、成長率がどうであればどうのというようなことで。
○生方委員 凍結法案でございますから、当然凍結をした部分と凍結をしないでなくす部分というのが出てくると思うのですけれども、凍結を解除したときにこれとこれとこれだけは残すという部分は、総理がお考えになるには、どこの部分でございますか。
○生方委員 私は、何年か後に例えば財革法を再度、凍結を解除してつくるとしても、やはり最初からまたやり直さなきゃいけないのと同じことになると思うのですね。したがって、これは凍結というより、やはり私は廃止をした方がいいというふうに考えております。前の財革法の論議のときも、我々は、これ...全文を見る
○生方委員 今回の緊急経済対策でございますが、本日、私、出かける前にNHKのニュースを見ておりまして、国民の世論調査が出ておりました。今度の緊急経済対策について期待できるというふうに答えた国民の方は一三%にすぎません。期待できないという方が七二%。実に国民の十人のうち七割の方が今...全文を見る
○生方委員 宮澤大蔵大臣も、今の堺屋経済企画庁長官の見通しでよろしいのでございますか。
○生方委員 国民の皆さん方がよく知っているというのはよくわかりますけれども、でも、やはり大蔵大臣がおっしゃっていることと経済企画庁長官がおっしゃっていることが余り違うと、混乱するのは事実でございますので、その辺は総理がまとめていただければというふうに思います。  最後に、一問だ...全文を見る
○生方委員 実際問題、債務超過に陥っていないということを前提に、優先株千三百億円、それから永久劣後ローン四百六十六億円、計千七百六十六億円もの国税が投じられて、結果として破綻したわけですから、これらはほとんどゼロになってしまったわけですね。  総理大臣、その国民の税金千七百六十...全文を見る
○生方委員 実際問題として、千七百六十六億円のうち何ぼかは返ってくるかもしれないのですが、多大の損害を与えたことは事実でございますので、その政治責任はいずれ明らかにだれかがとらなければいけないということを申し上げまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。