生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第145回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○生方委員 おはようございます。民主党の生方幸夫でございます。一時間半、総理並びに各閣僚の皆様方に質問をさせていただきます。  まず、安全保障の問題から御質問させていただきたいと思います。  この間、予算委員会の総括委員会で、ガイドラインの問題、多国籍軍の問題、いろいろ論じら...全文を見る
○生方委員 まさに軍事的貢献にまさるとも劣らないという面が、私は本当に重要だと思っております。  野中長官にお伺いしたいのですが、私は、野中長官のあの永年勤続の演説を聞きまして、非常に感動した一人であるのですが、その軍事的貢献にまさるとも劣らないという点をもっと日本は強調するべ...全文を見る
○生方委員 今回のコロンビアの地震に際して援助隊を送ったのは、非常に私は素早くていい措置だったというふうに思っております。こうしたことを重ねていけば、日本は経済、いわゆる昔のエコノミックアニマルというような批判だけではなくて、日本も非常に貢献してくれているというのが目に見えてわか...全文を見る
○生方委員 二国間の協議も非常に大事でございますが、今総理もお触れになられましたように、四カ国協議というのが行われておりますね。あれ、私、テレビでいつも見ておって、何でここに日本が入ってないんだろうと。総理も、入れてくれ、ロシアと日本を入れろというようなことを要求なさったというこ...全文を見る
○生方委員 重ねての質問で申しわけないのですが、これは具体的にはどこに、四カ国全部に日本を入れてくれということを言っているのですか、それとも、どこか特定の国に対して日本も入れるべきだというふうに主張をなさっておるのですか、どちらでございましょうか。
○生方委員 私としては、なるべく早く四カ国協議の中に日本も加わって、やはり日本も入っていないと安定ということはあり得ないわけですから、話し合いを続けていっていただきたいというふうに考えております。  それから、北朝鮮の問題でございますが、三月危機説等いろいろなことが言われており...全文を見る
○生方委員 地下核施設の疑惑については、一カ所がとりあえず今クローズアップされているようですけれども、何カ所もあるんだという新聞報道もなされておりますが、何カ所ぐらいあるというふうに今高村大臣は知っておられるわけですか。
○生方委員 やはり、正確な情報というものをつかんでおくことが、事態が仮に起こったときの対処の仕方になると思いますので、その辺は十分に情報を収集してほしいというふうに考えております。  それで、これまでこの総括質問の中で、ガイドラインあるいは多国籍軍に関していろいろな質問がなされ...全文を見る
○生方委員 総理にお伺いしたいのですが、総理は、我が党の菅代表の質問に対して、ガイドラインは日米安保条約の対象の範囲を超えるのかという質問に対して、あり得ないというふうに答えております。この日米安保条約の範囲というのは、きのうも質問に出ておりましたですが、フィリピン以北日本の周辺...全文を見る
○生方委員 ということは、日米安保条約が想定している範囲の中だというふうに考えてよろしいということですね。
○生方委員 重ねての質問なんですけれども、そうしますと、我が党の菅代表に対して絶対あり得ないことでございますというふうに答えたのは、これは間違いであったということでよろしいんですか。  今ここにあります。ちょっと読みます。「先ほどは日米安保条約というものを円滑にかつ有効に運用す...全文を見る
○生方委員 きのうも出ておりましたですが、日米安保条約の適用範囲というのは、国会答弁で、大体においてフィリピン以北並びに日本及びその周辺地域というふうに安保条約ではされてまいりましたが、そうしますと、この範囲を超えることもあるということですか。
○生方委員 どうも話がわからなくなっちゃうんですが、そうしますと、安保条約が言っているところの適用範囲を超えることもあり得るというふうに解釈をしていいのか、それとも、適用の範囲内なのか、その一点だけお伺いしたいんですが。
○生方委員 これはここで押し問答していてもしようがないので、実際の各法案に入ったときに論議をするべき問題かとも思いますので、ここでやめておきます。  もう一点確認をしたいんですが、周辺事態というのが発生する、そしてそれに基づいて計画を立てるということですが、周辺事態というのをど...全文を見る
○生方委員 今のお答えを確認したいんですが、周辺事態を認定するのは内閣だということでよろしいんですか。
○生方委員 よくわからないのですが、総理にお伺いしたいのですが、今のお話では、内閣が措置をとるということはわかりました。ただ、周辺事態の認定自体は、内閣が独自に行うことができるのか、あるいは日米両国政府が同時に行うものなのか。日本が単独で周辺事態というふうに判断をするのか、そこの...全文を見る
○生方委員 そうしますと、例えば、アメリカが周辺事態であるというふうに認定して、日本は周辺事態ではないというふうに認定するということも、主体的に判断するということではあり得るわけですね。あり得るということですか。
○生方委員 それでは、その周辺事態そのものに対して、どういう事態を周辺事態と言うのか、ある程度の目安というのですか、めどというのですか、こういうことが発生したらこれは周辺事態であるという目安というのは、総理、お持ちになっておるのでしょうか。
○生方委員 その事態が起こった、周辺事態を宣言した場合は速やかに国会に報告をするということになっておりますが、承認という問題を私たちは求めているわけでございます。  この承認に関して、総理、今までの答弁を聞いておりますと、ある程度前向きなお答えも聞いておるのですけれども、国会承...全文を見る
○生方委員 これは各法案のときの論議で、また修正等論議されると思いますので、ここでやめておきます。  もう一点だけお伺いしたいのですが、きのうの野呂田防衛庁長官の答弁の中で、自治体の協力についての発言がございました。これについて、一定の行為をなすべき一般的な義務づけをしたという...全文を見る
○生方委員 ということは、義務だとすれば、義務に違反した場合はある程度罰則なりあるいは強制するということができるわけですが、そうではなくて、あくまでも、自治体が協力するしないは自治体の自主的な判断において行えるということでよろしいわけですか。
○生方委員 そうしますと、この義務というのはあくまでも一般的な意味における義務ということであって、義務が発生するという意味の義務ではないというふうに解釈してよろしいということですね。もう一度確認で。
○生方委員 ガイドラインの問題は、後ほど特別委員会もつくられるようでございますので、そこで論議をしていきたいと思います。  次に、今年度予算の問題について質問させていただきます。  これはもう去年の国会でも何度も私も質問をさせていただきましたが、そもそも今回の不況が起きた最大...全文を見る
○生方委員 堺屋長官も同じような考えでございますか。
○生方委員 税理論的、あるいは需要を喚起するという面から、税率を下げる方が効果があるということは、仮に理解したとしても、現実に去年に比べれば増税になる方たちが多いということの心理的影響というのは、かなりやはり私は大きいと言わざるを得ないと思うんですが、そこの点はどういうふうにお考...全文を見る
○生方委員 今住宅の問題が出ましたので、住宅のことについてお伺いをしたいんですが、住宅ローン減税というのを今度取り入れていただきました。これによってかなりの額が住宅を取得する場合に有利になるということは、私もよく理解をしております。  しかしながら、昨年の暮れに長期金利が上がっ...全文を見る
○生方委員 金利がこれから先どうなるか、これはもちろんはっきりわからないわけですけれども。  もう一点大蔵大臣にお伺いしたいのですが、ハマの大魔神が一回から出てきたようだというふうな表現で、これが本当に最後で、ここできっちりと景気を回復させなければいけないという決意のほどはわか...全文を見る
○生方委員 そうしますと、今年度後半も公共投資が切れるということはないというふうに解釈をしている。仮に——どうぞ。
○生方委員 堺屋長官にお伺いしたいのですが、去年の答弁のときに、景気の胎動が見えてきたというふうにおっしゃったわけですが、それで去年の十—十二はプラスになるかもしれぬというような発言もなさっておりますが、一月に入ってまたかなり景気が落ち込んでいるというような見方も出ているわけでご...全文を見る
○生方委員 去年の桜の咲くころの例もございますので、胎動がずっと胎動で全然赤ちゃんが生まれてこないというのも困りますので、その辺は私たちも注目をしていきたいというふうに考えております。  それから、もう一点、今度は銀行の問題についてお伺いしたいのですが、先ほどの住宅ローンの金利...全文を見る
○生方委員 一方で公的資金を何兆円も投じておきながら、預金者に対しては〇・八三%しか預金金利を出さないのに、貸すときには三・八%も取るというのは、これは幾ら何でもちょっと国民の常識からはかけ離れていると思うのです。もうちょっとやはり銀行側の企業努力をきちんと消費者に対してもしなけ...全文を見る
○生方委員 では、監督庁、いかがでございましょうか。
○生方委員 個人消費を喚起するという意味からも、金利は幾ら何でも今は低過ぎる状態でございますので、預金金利ですね、預金金利は引き上げていただきたい。公的資金も入っているわけですから、銀行側にもうちょっと経営努力を続けていただきたいというふうに私は考えております。  それから、次...全文を見る
○生方委員 この間一カ月間あったわけですが、インサイダー取引の疑惑というようなものは一切起こっていないということですか。
○生方委員 いろいろなやりとりがあったということは今の説明でわかったのですが、やはり私は、一カ月間というのはいかにも長いというふうに考えております。これからもこういう事例が起こってくることもあるかとも思いますので、もうちょっとやはり時間を短くして、市場の信認という意味からもタイム...全文を見る
○生方委員 ここの大綱にも、どういう方は国家公務員とする、あるいはそうじゃない方はどうだというふうに分けてあるのは承知をしておりますが、現実に八十四のうち、今の時点でわかるとしますと、何%ぐらいが国家公務員として残り、何%ぐらいがそうでない人になるのか、そこをお伺いしたいのです。
○生方委員 私が聞いたところでは、ほとんどの省庁がほとんど国家公務員にしてくれと要求しているというようなことも聞いているんですけれども、その辺、やはりできるだけ多くの人間を、せっかく独立行政法人という形に移るんですから、その後民間に移すとか国家公務員ではなくするとかというような形...全文を見る
○生方委員 人員の削減ということに関して、総理は、一番最初は十年間で一〇%削減するというようなことを多分言っていたと思います。一〇%、最初に。まあ総理が言ったのか、大綱の方で一〇%というふうに言ったと思いますが。  今度、総裁選の公約のときには二〇%削減するというふうになって、...全文を見る
○生方委員 これは、独立行政法人に移した部分は人員の削減というふうには考えないわけですよね、人数に入れないんですよね。
○生方委員 そうしますと、実際には、独立行政法人をたくさんつくって、そっちへ移しちゃえば定員の削減が簡単にできちゃうということになるというふうに解釈していいんですか。
○生方委員 独立行政法人を私評価していないわけでは決してないんですけれども、ただ、これは総理にお伺いしたいんですが、二〇から二五に変えるという、五%削減するというのはこれは大変な合意だと思うんですが、総理が合意をなさったときには、どういうことで五%削減しようという頭にお考えがあっ...全文を見る
○生方委員 余り具体的に何かアイデアがあって五%削減したわけではない、努力目標であるということだと。わかりました。  最後にもう一点お伺いしたいのですが、次の国会から政府委員を廃止するということに決定をして、参考人という形でどういうふうに出てくるのか私はよくわかりませんが、当然...全文を見る
○生方委員 これは、こういう形はもう何十年も続いているわけで、これはこれで私もそれなりに伝統があっていいとは思うんですけれども、やはり変わったなということを国民の皆さん方に知ってもらう意味からも、皆さん、私なんかも含めて、工夫をして新しい予算委員会の形というのができればいいなとい...全文を見る
02月03日第145回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。一時間御質問させていただきたいと思います。  先月の末に、産業再生計画というのが出されました。これは、経済構造の変革と創造のための行動計画、これは、二年前になりますか、出されたやつの、第一回フォローアップ、第二回フォローアップの続編とし...全文を見る
○生方委員 具体的な中身について通産大臣のお口からちょっと御説明していただきたいんですが。
○生方委員 今、生産性の向上ということを資本力で高めるのはなかなか難しいというようなお話がございました。確かに、日本の産業界そのものは非常な高コスト体質の中にあるわけでございますね。これは、もちろん土地も高いですし、人件費も高いし、それからエネルギーコストも高いし、税金も今まで非...全文を見る
○生方委員 この経済構造の変革と創造のための行動計画、確かに、経済構造を変えていかなければいけないというふうに私は考えております。  アメリカも八〇年代に一番最初に行ったことはリストラ、とりあえず余分なものを削っていくということは非常に大事でございまして、リストラを大規模に行っ...全文を見る
○生方委員 この産業再生計画の中にも当然新規事業を立ち上げていかなければいけないというふうなことが書いてございまして、それの対応というのもこの中に示されております。私も、やはり一番大きい問題は、日本にベンチャーも含めて大きな新規産業分野が育っていないというのが日本の成長力を弱めて...全文を見る
○生方委員 私も、アメリカのシリコンバレーとかテキサスとかいろいろ見てまいりまして、ベンチャー企業がどうしたら育ってくるのかというようなことをいろいろこの間勉強してきたわけでございます。  一つは、やはり大学を核としてベンチャー企業が起こるということがあるんではないか。シリコン...全文を見る
○生方委員 やはり大学をもっと開かれたものにして、大学の教授と学生だけが利用するんじゃなくてもっと地域も利用できるような交流の場ができてくれば、産学協同なんていうかたい言葉を使わなくても、当然それは国の施設なわけですから、だれでもが利用できるような格好にしていくということが、そこ...全文を見る
○生方委員 私もアジアなんかに行くと、日本に対する関心は極めて高いことは高いんですね。だから、もうちょっと広報というんですか、結局、やはりお金持ちの人しか来れないというような状況に今なっておりますので、もうちょっと広報をすれば、来たいという人はかなりいるんじゃないかと思いますので...全文を見る
○生方委員 やはり、シリコンバレーなんかを見ても、成功体験が非常に重要だ。うまくいっている企業があれば自分もやってみたいというふうになるけれども、やはりうまくいかないなというふうなのが積み重なっていくとやっていきたくないなというふうになっちゃうわけで、やはり、成功する企業を幾つも...全文を見る
○生方委員 ということは、この数値はそのまま二〇一〇年には達成できるだろうというふうにお考えになっているということでよろしいんですか。
○生方委員 通産大臣、もう結構でございますので、どうもありがとうございました。  それでは、次に堺屋経済企画庁長官にお伺いしたいんですが、堺屋長官が文春の二月号に書いておられる論文とか、それから、これは「プレジデント」でございますが、「時代末」という新しい著書について書いてある...全文を見る
○生方委員 私は、工業社会が限界に達した原因というのは二つあるんじゃないか。一つは、消費の成熟化というのですか、これは当然、工業社会になってから二百数十年たっているわけで、生産力はどんどん大きくなっていくわけで、人口はそれに比例して、少なくとも先進工業国においては伸びないわけです...全文を見る
○生方委員 私は、工業社会というものと、堺屋長官が知価社会と呼ぶもの、私は情報社会と呼ぶものは基本的に違う社会になるだろう。そうなりますと、今の都市のあり方とか官庁のあり方、長官もここで、官庁の指導のあり方というのはもう時代が終わったというふうにおっしゃっていますけれども、官庁の...全文を見る
○生方委員 この本の中で、こうしたことが取り入れられた新しいプロジェクトができて、そこに予算がついていけば、当然今度、来年度予算を編成するときに、それが刺激になって今までの縦割りの行政のもとの予算編成というのが変わっていくのじゃないかと、期待を込められて書いておるのですけれども、...全文を見る
○生方委員 期待をして注目をしておりますので、今年度予算、去年と違ったような新しいものが見えてくるようにお願いを申し上げます。  長官、これで結構でございます。ありがとうございました。  労働大臣、大変お待たせをしまして申しわけございません。先ほどの大森議員のお話を聞いていま...全文を見る
○生方委員 雇用活性化総合プラン、これは四方面からいろいろ出されておりまして、私もこれを拝見いたしまして、非常に総合的なものだという判断をしております。  その中で、さっきもお話をいたしましたが、雇用環境というのもこれから大きく変わってくると思うのですね。終身雇用、年功序列とい...全文を見る
○生方委員 これからやはり個人の能力をいかに高めるのかということが非常に重要でございますので、その観点からひとつよろしくお願い申し上げます。  官房長官、大変長い時間お待たせしまして申しわけございませんでした。  先日の新聞にも出ておりましたが、九九年でコンピューターの問題が...全文を見る
○生方委員 漠然とした不安があるのを取り除いていただく対策をとっているということなので、これは生命とか国民の財産にかかわる問題でございますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。  これで私の質問を終わらせていただきます。
02月10日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○生方委員 民主党の生方幸夫と申します。  本日は、三先生方には大変お忙しいところ貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  今年度予算につきましてですが、今年度予算にとって最も重要なことは、景気を回復させることができるかどうかというのがポイントであろうと...全文を見る
○生方委員 行天公述人にお伺いしたいんですが、十五カ月予算ということで、切れ目のない公共事業を執行することによって景気を底支えしようというような意図で今度の予算案は組まれておるわけですけれども、公共事業は大体前倒し、前倒しで実施をしていくわけでございますから、ことしの後半になりま...全文を見る
○生方委員 深尾先生にお伺いしたいんですが、先生は今年度予算の問題点というのを指摘をなさっておられます。  私も、公共事業がかつてのように経済波及効果が大きいときであれば、これだけの額の公共事業をやるわけですから、当然それなりの効果が出てくるというふうに思うんですが、残念ながら...全文を見る
○生方委員 行天先生にお伺いしたいのですが、現在、長期金利がじりじりと上がっているという状況でございます。先ほど貝塚先生もおっしゃいましたように、個人消費と住宅投資がどれぐらいふえていくのかということが景気回復の一つの目安になるということから考えますと、金利がこれ以上上昇、どこま...全文を見る
○生方委員 貝塚先生にも同じ質問なんですが、今の長期金利の水準について、先生はどのように分析をなさっておりますでしょうか。
○生方委員 先ほど行天先生は、景気回復が思わしくなければ、中盤にもまたさらに財政を出動する余地があるのではないかというふうにおっしゃいました。  そこで、貝塚先生にお伺いしたいのですが、今、ことし、借換債を含めると六十数兆円の国債を発行するということになっておりまして、仮に、こ...全文を見る
○生方委員 アメリカの財政赤字も、十五年ぐらい前ですか、非常にひどい状態で、あれが昨年度、単年度で黒字になるなどということは十数年前には考えられなかったことで、その裏には、当然、景気がよくなって税収がふえたということがあるわけですから、とにかく、景気を回復させて税収をふやしていく...全文を見る
○生方委員 深尾先生の、どうしたらいいのかというところで、住宅投資減税をやめるとか、いわばあめとむちのむちの方で景気を刺激しようというのは、非常におもしろい考え方だとは思うんですけれども、なかなか現実には、これだけ湿ったところにむちを振るうと、かえって萎縮してしまうんではないかと...全文を見る
○生方委員 終わります。どうもありがとうございました。
02月19日第145回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○生方委員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度予算三案に反対、民主党提出の組み替え動議に賛成の立場から討論を行います。  政府予算に反対の第一の理由は、残念ながらこの予算では国民が最も望んでいる景気回復が達成できないことであります。確かに額は大きく...全文を見る
03月11日第145回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○生方委員 民主党の生方幸夫と申します。  参考人の皆様方には、お忙しいところ貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございました。  ただいまの質疑を聞いておりまして、特にテレビ朝日の方々の答弁を聞いておりまして、日ごろ我々政治家には極めて厳しいんですが、身内には比較的優し...全文を見る
○生方委員 私もあの番組を、たまたまあの日は早く帰りまして「ニュースステーション」を見ておりました。もちろんメモをとりながら見ていたりするわけじゃないですから、ずっと見ておりまして、私はかつて所沢に住んでおりましたので特に関心を持って見ておりました。あの番組を見終わったときに、あ...全文を見る
○生方委員 先ほどの説明を聞いていますと、青山さんですか、あの方が調べた数値、四カ所についてそれが何であるのかを聞かなかったと。私も、元新聞記者をやっておりましたので取材がどういうものであるかというのは承知をしている者でございますが、数値が何であって、それが野菜であるときに、それ...全文を見る
○生方委員 訂正をし、おわびをしたということは、訂正放送をしたという認識があるというふうに解釈してよろしいんですか。
○生方委員 誤ったことを誤ったというふうに反省をしないところから同じような誤りが繰り返されると思うんですよ。  今回の場合は明らかに、ホウレンソウというふうに我々が解釈して、それがホウレンソウじゃなかったという報道をしたわけですから、間違えた報道をしているわけですよね。だから私...全文を見る
○生方委員 放送法四条では、放送により権利の侵害を受けた本人から請求があった場合に、放送事業者は調査をし、事実でないことが判明したときは訂正または取り消し放送をしなければならないというふうにしております。  しかし、今回のケースのように、テレビ朝日さん側はいわば放送事業者の方で...全文を見る
○生方委員 私は、被害に遭った農家の方に電話をして聞きましたところ、現在訂正放送を求めるかどうか検討中であるということでございますので、訂正放送の請求があった場合は誠実に対処していただきたいということを要望申し上げておきます。  「ニュースステーション」そのものは、もともと、で...全文を見る
○生方委員 もともとのねらいは政治不信を解消するためということで政治の問題を取り上げていただいていると私も解釈しておるんです。  今度の国会におきましても、私、予算委員会におりまして、私の予算委員会の同僚を「ニュースステーション」が取材をいたしまして、予算委員会の前の質問取りか...全文を見る
○生方委員 当然、先ほども指摘がございましたように、報道の自由というのはテレビ放送事業者の自律というものがあって初めて成り立つものだというふうに私は考えております。  今度の番組につきましても、テレビ朝日の審査機関の一つである番組放送審議会というのが取り上げて論議をしております...全文を見る
○生方委員 テレビは第四の権力というふうに言われているわけですから、権力の行使に当たってはやはり十分に権力を行使された側のこともお考えいただきたいということを御指摘申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
03月15日第145回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。受信料について御質問をしたいと思います。  これまでも委員からNHKの収支についていろいろな質問がなされておりますが、受信料について申しますと、いただいた資料によりますと、平成二年からほとんど値上がりをしていないということで推移をいたし...全文を見る
○生方委員 これまで局内で放送法四十六条あるいは広告ということについて検討をなさったりしたということはございませんですか。
○生方委員 郵政大臣、今のNHKの海老沢会長の答弁を聞いて、郵政省として、極端に受信料が上がっていくということはないとは思うんですけれども、仮に極端に上げなければいけないような状況ができた場合、極端に上げるのを許可するのか、あるいは広告を一部開放するのを許可するのかというような選...全文を見る
○生方委員 コマーシャルが入ると番組の質が低下するおそれがあるというのは一面でもちろんあると思いますが、同時に、NHKさんがコマーシャルを仮に入れるということになれば、民放さんにもその意味で新しいライバルが出現するということにもなって、民放の質が上がるということも考えられないでは...全文を見る
○生方委員 この放送法四条では、三カ月以内に訂正放送をしなければいけないというふうになっておりますので、仮に今郵政大臣がおっしゃったようにBRCに申し出を訴える、BRCの側でこの放送には真実に基づかない部分があったあるいは不適切な部分があったという何かしらの結論というのが出た場合...全文を見る
○生方委員 やはり、放送される側は個人で非常に弱い立場でございますので、放送事業者側が事実であるか事実でないかを認定するという、それだけでは結局泣き寝入りになってしまう可能性があるんではないか。  今、三カ月以内に申し立てというふうに言いましたけれども、申し立てが三カ月以内であ...全文を見る
04月28日第145回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  私は、主に事業者の立場から、今回の改正について質問させていただきたいと思います。  まず最初に確認をさせていただきたいのですが、このたびの高度テレビジョン放送法のデジタル放送を実施する件につきまして、この計画自体は単なる環境整備なんで...全文を見る
○生方委員 これを見ますと、「放送施設整備事業を実施しようとする者は、当該事業の実施に関する計画を作成し、これを郵政大臣に提出して、その実施計画が適当である旨の認定を受けることができるものとすること。」というふうになっておりまして、関東地区とか中部地区とか関西地区に関しては二〇〇...全文を見る
○生方委員 民放連にお伺いしたいのですが、現在の経営状況から見れば当然ある程度の融資を受けなければこれだけの投資をすることはできないというふうに思うので、私は、あくまでもセットになった一つのものだというふうに考えておるのですけれども、民放連さん側から見ると、今回のデジタル化放送と...全文を見る
○生方委員 再度お尋ねしたいのですが、デジタル化によって、民放にとってはどんなメリットがあるというふうに今現在お考えになっておりますでしょうか。
○生方委員 メリットがないものに、これはよくわかりませんけれども、一局で大体四十五億とか、民放全体で五千六百億とかという額の投資をしなければいけないというのはなかなか大変なことで、もちろん融資の条件というのが出ているわけですけれども、今これだけの国の援助で、これだけの投資というも...全文を見る
○生方委員 来年にはBS4が打ち上げられて衛星からデジタル放送というのが可能になるわけですね。これはいろいろな問題を含んでおりまして、ローカル局にとってみれば、今までネットキー局から配信されたものを映し出す、そのネット料金を払ってでも、それを収益のうちの一部に大きく充てられていた...全文を見る
○生方委員 郵政大臣にお伺いしたいのですが、私は、いろいろなインフラはどんどん整備をした方がいいというふうに思っております。だから、BSがあって、地上のデジタル化もあって、もちろんいいと思っています。  それから、当然、光ファイバーの敷設というのも二〇一〇年から二〇〇五年に前倒...全文を見る
○生方委員 鶏が先か卵が先かという問題で、やはりもともとのインフラを整備しておかないとなかなか卵が産まれてこないというふうには思うわけでございます。  私が一ついつも考えるのは、ビジネスとか経済の仕組みとか仕事のやり方とか、そういうのを情報化に伴って変えるという視点がどうも日本...全文を見る
○生方委員 これで経済波及効果がどのぐらいあるのか、四十兆円という数字も出ているんですけれども、その数字でよろしいでしょうか。
○生方委員 最後に、一般家庭への影響ということで、最初の見通しとしては二百二十万世帯に影響があるということが一千万世帯に拡大をされてしまって、大体四分の一がデジタル化に伴っての影響を受けるというふうになったんですが、最初の二百二十万が、何で五分の一なんという低い数字が出たのか、ま...全文を見る
○生方委員 一千万世帯というのは大変な世帯なんだと思うのですが、周波数の体系は非常に今いろいろと込み合っているということはよくわかるんですけれども、こんなに影響がないような周波数帯というのはあり得ないんですか。やはりもうここしかだめだということなんでしょうか。検討する余地があるん...全文を見る
○生方委員 せっかくのデジタル化でございますので、視聴者にもメリットがあるように御努力をいただきたいと思います。どうもありがとうございました。
05月12日第145回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○生方委員 大変ユニークな質問の後でちょっとやりづらいんですが、私はモールス信号を知らないのでできませんが。  モールス信号がなくなって、今度の電波法の改正でGMDSSという新しい安全システムが導入されるということで、私も大変いいことだというふうに思っております。  私も、去...全文を見る
○生方委員 この原因を見ますと、どういう原因で誤発射が発生するのかというのをここで分析をしておりまして、必ずしも全部が全部分析をされてはおらないようなんですけれども、聞き取りができた事例による原因の比較ということで、乗員操作及び船内作業上のミスというのが、全部で九十七件のうち四十...全文を見る
○生方委員 これは、郵政省が基本的には認可を与えるという格好になるのですか、船に対して取りつけるときには。
○生方委員 すると、EPIRBの機械そのものが適正であるか、適正でないのかという判断は郵政省がなさるというふうに解釈してよろしいのですか。
○生方委員 これは、誤発射がされるたびに、これは人命にかかわることですから、当然それが誤発射であるのか、誤発射でないのかというのを確認をする。新生丸の件なんかについて言いますと、確認作業が非常に時間がかかって、その間に飛行機が出たり、船が出たり、解除、救助するのをまた一たんやめた...全文を見る
○生方委員 今のは操作上の手順やら何やらで誤動作の発生を防ごうということでございますが、私は、やはり九割以上誤発射するというのは、どうしても機械そのものの問題もあるのじゃないかと思いますので、ぜひともそれも含めて、事は人命にかかわることでございますので、御検討していただきたいなと...全文を見る
○生方委員 今の御答弁にもございましたですけれども、つまり、同じ滑走路でも離発着回数をふやすことができるというふうに解釈してよろしいんでしょうか。
○生方委員 ということは、アメリカから来るのが、例えば何とかルートといってルートが幾つかございますね。その数がふえるということですから、結果的には離発着の回数をふやすことができるというふうに解釈してよろしいんですか。例えば成田でいえば、成田は今一本しか滑走路がなくていろいろな問題...全文を見る
○生方委員 ということは、航空会社に一番メリットがあるということだというふうに解釈してよろしいわけですね。
○生方委員 打ち上げの費用に約一千億円かかるというふうに聞いておりますが、そうすると、その費用負担の分は航空会社は幾らか負担するということになるのでしょうか。
○生方委員 これがことしの八月に打ち上げられるわけですね。衛星は、この間のアメリカの衛星なんかも三回か四回続けて打ち上げに失敗したというようなことがございますが、仮に失敗した場合、管制に何か問題が出てくるということはございますのですか。
○生方委員 もちろん、打ち上げが成功することを祈っているんですが、成功した場合、今のひまわり五号がやったこともMTSATが代替するわけですね。そうすると、打ち上げに仮に成功した場合は、ひまわり五号はその後は何に使われる予定でございましょうか。
○生方委員 ということは、寿命は二〇〇四年まであるというふうに考えていいんですか。
○生方委員 もう一問だけ最後に聞きたいんですけれども、MTSATとひまわり五号の機能はどのぐらい違うんですか。かなりよくなるのか、その辺を簡単に御説明していただきたいと思います。
○生方委員 それでは、MTSATがうまく上がって、予報がより的確になされることをお祈りいたしまして、質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
12月07日第146回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○生方委員 おはようございます。民主党の生方幸夫でございます。  まず、宮澤大蔵大臣にお伺いしたいのですが、私は先日、十一月の二十日に近くの小学校で父兄を招いて授業をするということがございまして、一時間半ほど、小学校六年生に国会議員の仕事とはという形でお話をさせていただきました...全文を見る
○生方委員 来年税収がふえるという今お見通しをおっしゃったわけですけれども、そうなれば本当にいいとは思うのですが、なかなか今の景気状況では、後ほど堺屋長官にもお伺いしますが、そう簡単に景気が一気によくなるというふうには私は見ておりません。今度のそのまま行きますと、来年度の国債の発...全文を見る
○生方委員 財政構造改革法が廃案というか凍結になってから、やはり私は国の財政のあり方というのが大分変わってしまったのではないかというふうに思っております。  橋本前総理のときには、やはり国民の皆さん方に増税という形で負担をしていただくという、まだ節操があったと思うのですね。小渕...全文を見る
○生方委員 今歳出のこともおっしゃいましたけれども、今度の補正予算なんかを見ても、経済新生対策と称して言葉はいろいろ使われてはおるのですけれども、中身は私も精査をさせていただきましたが、やはり中心は公共事業なんですね。それも旧来型の公共事業がほとんどであって、新しい名前がついてい...全文を見る
○生方委員 地方からの陳情で公共事業が多いというのは、これは私もよく承知をしております。公共事業がなければ地方の経済が悪くなるであろうということも、これも承知をしております。  しかし、だからといって公共事業をずっと与え続ければ地方の経済構造は変わらないのじゃないですかというの...全文を見る
○生方委員 対GDP比が一三・八五%ということですか。
○生方委員 社会資本がまだ整備されていないということでございますが、大蔵大臣、重ねてお伺いしますが、今の公共事業費はそう多くないというお考えなのでございますか。
○生方委員 私は、新幹線は必要な方だというふうに、東京に住んでおりますけれども思っております。  ただ、例えば道路なんか、私も千葉県に住んでおるのですけれども、道路の予算なんかはむしろ早く執行して、道路はつなげて何ぼのもので、つなげれば経済効果があらわれるのに、つなげないがゆえ...全文を見る
○生方委員 今また、この補正が終われば来年度予算の編成というのが始まるわけで、今度は二〇〇〇年の予算でございますから、やはり思い切った変化、目に見える変化というのをメッセージとして出すような予算をつくっていただきたいということを御要望しておきます。  次に、堺屋経済企画庁長官に...全文を見る
○生方委員 外需が非常にいいということでございますが、今の円の水準で、このまま円が百円ちょっとぐらいで推移しても、外需はこのまま伸びるというふうに予想なさっておるのですか。
○生方委員 円の動向については、これが仮に百円を切るというようなことになればもっと大きな影響が出てくるというふうに私は考えておるのですけれども、それはこれから先のことでございますので、結構でございます。  今度の七—九が落ち込んだ原因の中で一番大きいのが、公共投資がマイナス八・...全文を見る
○生方委員 情報化のことが今出ましたけれども、私も情報化についてはいろいろ考えておる人間なんですが、やはり、日本の場合は情報産業ということと情報化というのを一緒くたにとらえているのではないか。情報産業というのはあくまでも情報社会の中でのリーディング産業ではあっても、情報産業がうま...全文を見る
○生方委員 いついつまでにどうのこうのということよりも、私は、もっと大事なことは、情報化が進むことによって、ライフスタイルとかワークスタイルとか都市のあり方とか、そういうものが変わっていくという方がやはり大きいと思うんです。  今の不況というのは、やはり基本的には私は供給過剰だ...全文を見る
○生方委員 またその話は後ほどゆっくり、次の予算のときにでもさせていただきたいと思います。  次に移りまして、長銀の問題を質問させていただきたいと思います。  ここに覚書がございまして、これは長銀を買うことになったニュー・LTCB・パートナーズというところと預金保険機構が交わ...全文を見る
○生方委員 いつからこのニュー・LTCB・パートナーズの役員になられたんですか。
○生方委員 この長銀の買収は大体四兆円ぐらいの公費が投入されるということでございますよね。これは後ほど質問いたしますが、かなり買い手側に有利な交渉であったように私は思えてならないわけでございます。  私も調べたんですが、このフラワーズさんという方はゴールドマン・サックスのパート...全文を見る
○生方委員 長銀の関係者から聞いたところによりますと、昨年、長銀が自分たちの資産を調査したときに大口の債権を調べたところ、本当は第三分類に分類しなきゃいけないような債権も、これは救済しなきゃいけないということで、第二分類にしたというようなことをちょっと聞いたことがございます。 ...全文を見る
○生方委員 ゴールドマン・サックスの意向はともかくとして、アメリカが長銀を買いたがっていたというのはこれは事実でございますよね。  例えば、小渕総理が昨年の五月にホワイトハウスに行ったときにリップルウッドのコリンズさんと会ったということとか、九月に柳沢前金融再生委員長が訪米した...全文を見る
○生方委員 リップルウッドグループというのは四年前に設立されたものですね、大臣。それで、プライベート・エクイティー・ファンドを運営する会社で、規模は四億三千万ドル程度。実際には金融分野の実績がなくて、本当は投資対象は自動車のディーラーや建設機械であった。金融機関の実績がないのに、...全文を見る
○生方委員 私がこういう質問をしているのは、公的資金が投入されるから質問しているわけでございまして、一体長銀の処理に幾らぐらいの公的資金が全部で投入されることになるのか、お伺いしたいと思います。
○生方委員 きのうも質問に出たのですけれども、政府保有の長銀普通株二十四億株をパートナーズが十億円で買うわけですよね。これは、どこからその十億円という根拠が出てくるのですか。
○生方委員 何で十億円なのかというお答えには多分なっていなかったと思います。  これは、要するに、資本勘定に繰り入れる額の方から算定してという形になるわけですね。これはゼロでもよかったわけですね。
○生方委員 九月二十八日の時点で長銀が持っている株式の含み益は大体二千五百億から二千七百五十億円あったというふうに言われておるんですが、その後、株価が上がりましたので、現在長銀が持っている含み益というのは大体どのぐらいになるのでございましょうか。
○生方委員 株の含み益のことを聞いたのは、本来は、これは国が管理しているわけですから、債務の返済に充ててもいいところですね。本来なら返済に充てないかぬところですね。それをいわばリップルウッド側にプレゼントするような格好になるのではないか。これは、株価が仮に、一〇%ぐらい上がりまし...全文を見る
○生方委員 新長銀は三年間は主要取引先へ融資を続けるということが条件になっているということでございますね。今もちょっと不規則発言がございましたけれども、リップルウッドというのは、会社を再建して売ってしまうというのがそもそも本来の業務であるということを考えますと、三年を過ぎるとこの...全文を見る
○生方委員 もう一度確認をいたしますが、三年以降に売却をしないとかという条項はとりたてては入らないけれども、信義上ではそういうことがないということの約束ということで理解してよろしいんですか。
○生方委員 買収後に二次損失が発生した場合の条件というものもつけられておりますよね。民法の瑕疵担保責任という制度というのを取り入れるということになっておりますが、これは、新聞等をよく読みますと、当時、当初の柳沢前委員長は、将来の公的資金の投入を約束するのは、現在の法律の枠内でする...全文を見る
○生方委員 時間がないので最後に一点だけなんですが、その瑕疵担保責任があったかどうかというのは、だれが判断するのでございますか。
○生方委員 今交渉の真っ盛りということでございますので、言えない部分もいろいろあるんじゃないかというふうには思うんですが、いずれにせよ、金融再生法というのは、国民負担の最小化を図るというのと金融システムの安定化を図る、この二つの目的があるわけで、国民の側とすれば、できるだけ少なく...全文を見る