生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず最初に、きょう委員部の方に私は総理大臣の出席をお願いしておるんですが、総理はきょういらしておらないんですけれども、どういう理由できょう総理は出席していないのか、青木官房長官にお伺いしたいと思います。
○生方委員 憲法には、憲法六十三条、   内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。 こうなっているわけで...全文を見る
○生方委員 私は、憲法の規定に基づいて——総理がお忙しいのはよくわかっています。しかし、私たちも有権者から議席をお預かりして、総理に質問をしなければいけないことは質問をしたいわけでございます。これは、今私の用意している質問の中に、総理の政治資金団体の中に総理に対する献金の不明な部...全文を見る
○生方委員 しかし、実際問題としては、憲法にこう書いてある以外、ここに国対がどうのとか議院運営委員会がどうのということは書いていないわけです。私は議員として選ばれて、議員として私の後ろにも有権者の方がいらっしゃるわけですから、その方たちへの責任と義務において、やはり総理大臣に出席...全文を見る
○生方委員 私は、総理が欠席した正当な理由というのがあればいいですよ。では、例えば今の時間、総理大臣は何をおやりになっているんですか。何でここへ出てこられないのかを官房長官にお伺いしたいと思います。
○生方委員 だけれども、この六十三条には「出席を求められたときは、出席しなければならない。」と書いてあるわけですから、出席をしない理由をきちんと述べていただかない限り、私は質問できません。
○生方委員 いや、委員長が述べられたとおりが理由というのはどういうことですか。出席をなさらないわけですね。出席をしない。  私は質問をしたいわけですよ。私が質問をする権利というのは、ここに、憲法に保障された権利だと思うんですよ。それを総理が出てこないというのであれば、それなりの...全文を見る
○生方委員 では、重ねて質問させていただきます。官房長官にお伺いしたいのです。  私は、今申し上げましたように、六十三条の権利に基づき総理大臣に質問要求をいたしました。きょう質問要求をしたところ、総理大臣がお出にならなかった。お出になる、お出にならないというのは、私は、議運でど...全文を見る
○生方委員 委員会の総意といっても、私は委員の一人でございますけれども、こういうことで諮られたことはございませんですからね。  私は、委員長、国会の活性化ということに対してこれは明らかに反していると思いますよ。国会と私たちは、私も三年ちょっとしかまだ議員をやらせていただいていな...全文を見る
○生方委員 告発状によりますと、これらの資金は、一たん恵山会、恵友会、恵和会、それから国際政治経済研究会という四つの政治団体を通してそのまま未来産業研究会に献金をされているわけでございます。  例えば、あるTさんという方を通してみますと、この平成十年に、今申し上げました未来産業...全文を見る
○生方委員 だから、総理大臣が本当は出てこなきゃいけないのです。  自治大臣にお伺いいたしますが、政治資金規正法で言えば、一人百五十万円という規定があるのは、それ以上の額が献金をされれば、政治家との間に特定の関係ができたり癒着関係が発生したりするから、これは規制されているわけで...全文を見る
○生方委員 これは、自治省選挙部がお出しになっている「政治活動の手引」というものでございます。この中に、政治団体について、どういう団体を政治団体にするのかということが書いてございまして、その中に、「自らは政治的キャンペーン等の活動をすることは、およそ目的とせず、また実際にも何らの...全文を見る
○生方委員 そうした自治大臣の答弁は、我が党の櫻井議員に対して参議院で行われたことは、私もよく承知をしております。したがって、どういうような活動をしているのかということを見に行ってきたわけでございます。  そのところ、今申し上げました、ここの恵友会、恵和会というところは、関東ミ...全文を見る
○生方委員 では、もう一回最初のところでお伺いいたしますが、個人の献金を百五十万円に限っているという趣旨は何でございますか。
○生方委員 そうしますと、今申し上げましたように、全く、この恵山会、恵友会、恵和会というのを経由しただけで総理のところにまとめて、ある個人からお金が入っているということは違反にならないんですか。  これは、百五十万円を限度とするというのは、癒着が生じちゃいけないからということで...全文を見る
○生方委員 ここに告発状補充書というのがございまして、この告発をされた方たちが、ほかの政治家についてもこういう団体を持っておるかどうかお調べになったわけです。今これは名前を別に一々言う必要はないんですけれども、例えば宮澤大蔵大臣であればそういうものは持っていらっしゃらないわけです...全文を見る
○生方委員 いや、政治資金団体についてじゃなくて、総理大臣がこうした団体を経由して百五十万円を超える献金を受けていることはいかがですかというふうに聞いているわけです。
○生方委員 例えば、恵山会というところは未来産業研究会と住所が一緒なんですね。事務所も一緒なんです。四〇四というところで一緒なんですね。だから、これは関係がない団体とは言えないわけですよ。官房長官がおっしゃれないというのであれば、まさに私は総理大臣に出席をしていただかなければしよ...全文を見る
○生方委員 法に反しないか反しているかは司法が決めることでございます。私は、今言っているのは法の趣旨です。何で政治資金規正法というのをつくったのかという趣旨からすれば、今再三申し上げているように、一人から百五十万円を超えて寄附をしてはならないというのが事実ですね。ところが、実際問...全文を見る
○生方委員 だから、再三申し上げているように、ここがたくさんの活動をしているならいいですよ。いろいろな活動をしている中でそうであればいいのですけれども、ここを見ていただければわかると思いますが、一人の個人からの献金をそのまま未来産業研究会に送っているんですよ。保利大臣、聞いていま...全文を見る
○生方委員 これはやはり、当人ではないですから官房長官お答えになれないので、私はどうすればいいのかわかりませんけれども、総理の出席を再度求めるしかないと思うのです。やはりこれは、総理大臣でございますから、こうした行為、これは、仮に百歩譲って脱法ではないとしても、違法性が極めて強い...全文を見る
○生方委員 きょう出席しろというふうに言ってはいないですよ、今は。今の件では官房長官に聞いても仕方がないから、これはやはり総理に出席していただくしかないですねと言ったんであって、今出てこいというふうに、これはさっき言いましたので、それは繰り返しはいたしません。やはり総理に聞かなけ...全文を見る
○生方委員 だから、政治資金法の改正で政治家個人が持てる政治資金管理団体は一つにするという意図は、一つに対して一人から百五十万円だということにするためにまさに一つにしたんじゃないんですか。それなのに、こういう、そうじゃない政治団体を経由させることによってそれをすり抜けるというのは...全文を見る
○生方委員 私は、違法であるか違法でないかというのを聞いているんじゃなくて、法の趣旨に反しているでしょうと。政治家が一人で一つしか資金管理団体を持てなくしたというのは、まさにそうしたことをやめようという意図から一つにしたわけでしょう。それにもかかわらず、こういう団体を通して結果的...全文を見る
○生方委員 そういう意図であれば、何で自治省はこういういろいろな、「政治活動の手引」とかそういうものを出さなきゃいけないんですか。出すということは、政治資金法をきちんと守ってくださいよというために出しているわけでしょう、お金をかけて。(発言する者あり)私は守っていますよ、言ってお...全文を見る
○生方委員 だから、自治省が存在する意味というのは、政治資金規正法というのがあったら、それをきちんと守らせなきゃいけないということに意味があるわけでしょう。そうじゃないのですか。それなのに、違法行為がないからそれは関係ないというのであれば、だから、今申し上げましたように、こういう...全文を見る
○生方委員 私は、全部の政治団体について調べろなんて言っていません。総理大臣の資金管理団体に行っているから問題だと言っているわけですよ。そんなもの、別にほかの政治団体を全部調べなさいなんて言っていません。総理大臣に行っている、そういう総理大臣でいいのですかということを言っているわ...全文を見る
○生方委員 これは、いずれ総理においでいただく機会がどこかでつくれたら、私は再度総理に直接伺わせていただきたいというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。中山建設大臣にお伺いいたします。  私も、先週の土曜日に吉野川の河口堰を見てまいりまして、そこで、...全文を見る
○生方委員 ということは、可動堰をおつくりになる方針というものに何ら変化がないということでございますか。
○生方委員 住民投票をした方たちも、それは自分たちの生命や財産にかかわることですから、ただ反対をしたいということで反対をしたわけじゃないわけですね。私も行ってよくお話を聞いてまいりました。そうしたら、反対というか住民投票をしろと言った方たちも、専門家の方たちを招いて、じゃどういう...全文を見る
○生方委員 きのうも志位さんの質問に対して三十二万人の署名ということをおっしゃいましたですけれども、あれは、特にこの間の住民投票にかけたものは選挙管理委員会がきちんと一人一人チェックをしたんだ、ところがあれだと、住民の、人口よりも多い署名が集まったりしているとか、確実なものではな...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○生方委員 おはようございます。  まず最初に、青木官房長官にお伺いしたいと思います。  総理が今回の予算委員会に出席しなかった問題については、たびたびここでも論議をされております。官房長官のお答えは、これは予算委員会の方でお決めになったことであって、官邸サイドが望んだわけで...全文を見る
○生方委員 それは大事なことは、私もよく承知をしております。  しかし、この間も申し上げましたが、私たちも国民の代表としてこちらに出ているわけで、来年度予算案について、八十五兆円という非常に規模の大きな予算であって、景気も極めて厳しい状態にある、国民の方たちも総理に聞きたいこと...全文を見る
○生方委員 もう一点。  今度の予算委員会では公聴会の日程を一日に限ったというふうに決まっていると聞いております。今まで、通例でいいますと、二日間やって、これは公聴会でございますから、国民の皆様方がこの予算についてどういうふうに考えているのかというのを我々が聞かせていただくとい...全文を見る
○生方委員 もう一点、官房長官にお伺いしたいのですけれども、今回の措置によって、国会を活性化させようということで、今回はクエスチョンタイムが導入されたり、予算委員会もいろいろいじったと思うのですが、実際問題として、今度の国会が、まだ始まったばかりでございますけれども、今までのとこ...全文を見る
○生方委員 ここでるるやりとりしていてもしようがないのですけれども、総理も、今青木官房長官もおっしゃいましたように、出たいという気持ちも半分あるのじゃないかというふうにおっしゃっておりましたので、これは、今度の国会はしようがないとしても、次の国会からぜひとも……(発言する者あり)...全文を見る
○生方委員 どのような報告があったのか、簡単で結構でございますから、お知らせいただけますか。
○生方委員 神奈川県警の不祥事から始まって、京都府警の犯人の取り逃がし、そして新潟県警の不手際、このほかにも、私きょういただいたんですけれども、平成十一年中の懲戒免職事案ということで、収賄、窃盗、飲酒ひき逃げ、住居侵入・窃盗、強制わいせつ、覚せい剤と、これは多分みんな警察官が行っ...全文を見る
○生方委員 「警察職員の信条」というのがございます。ここの中に五つ書かれておるんですけれども、三番目に、「警察職員は規律を厳正に保持し相互の連帯を強める」というふうにあるわけですね。二番目に、「警察職員は人権を尊重し公正かつ親切に職務を執行する」というふうにあります。どうも私考え...全文を見る
○生方委員 警察が非常に厳しい仕事についているということは、私もよく承知をしております。朱に交わって朱になっては困るわけで、それまでの警察というのは、日本の交番を初めとして、警察システムそのものに対しては国民の信頼があったわけですね。もともとから朱に交わってきたわけです。朱に交わ...全文を見る
○生方委員 警察内部の不祥事については監察官が調査をするということになっているわけですけれども、全国に監察官というのはどのぐらいいて、どういう体制になっているのか、そのことをお伺いしたいと思います。
○生方委員 私も警察法を調べてみたのですけれども、監察官についての規定は、第五条の二項の十八に「前各号」、これは犯罪統計に関することとかいろいろございまして、「前各号に掲げる事務を遂行するために必要な監察に関すること。」というのが一行と、それから第二十一条の八号に「監察に関するこ...全文を見る
○生方委員 今まで本部長が特に事件を起こしたりなんかという問題がなかった場合は今の体制でいいと思うのですけれども、神奈川県警、新潟県警を含めて、本部長に対する信頼が今損なわれているわけですから、本部長にすべてを任せて、本部長が真っ当な、真っ当なというか、あの方たちも真っ当じゃない...全文を見る
○生方委員 人間だれでも誤りを犯すものでございますので、今の体制が必ずしも適正だというふうに私も思いませんので、ぜひとも変えていただきたいというふうに思います。  それからもう一点、記者会見ですね。これは、みんなもちろん、何か事件があった場合は記者会見をして、記者はそれを聞いて...全文を見る
○生方委員 警察は、我々が日常生活をしていく上に欠かせないものでございますし、そこに対する信頼性がなくなってしまうと、我々が安心して暮らせないということにもなるわけでございますから、ぜひとも警察の信頼回復のために御努力をしていただきたいというふうに思います。  警察庁長官も、こ...全文を見る
○生方委員 犯罪というのは必ず犯罪者がいて、被害者がいるわけでございまして、京都の事案でも、私も同じぐらいの年の子供がいたりしますので、親にしてみれば、どうしてその子が殺されなければいけなかったのかということは、犯人からやはりぜひとも聞かなければ心の整理がつかないと思うんですね。...全文を見る
○生方委員 数もさることながら、やはり質ですね。質を高めるような努力をしていただきたいと思います。  次に移ります。  吉野川の河口堰で住民投票が行われました。その結果等についてはもう前回質問させていただきましたので、主に住民投票制度ということについてお伺いさせていただきたい...全文を見る
○生方委員 重ねての質問で恐縮なんですけれども、自治大臣自身は住民投票に対してどういうお考えを持っているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○生方委員 今の御発言を聞いていますと、例えば吉野川河口堰のような問題について、住民投票を徳島市がやるということについては反対だというふうに解釈してよろしいんですか。
○生方委員 前回の質問のときにも申し上げたのですけれども、技術的な問題がございますよね。当然、住民でございますから、もし川がはんらんをすれば自分たちの生命財産が脅かされるということでございますから、その住民の方たちも、やはり専門家の方たちにいろいろ調査を依頼したり、自分たちで調べ...全文を見る
○生方委員 今、法律で別に規定をされているわけではないですから、国が云々ということは言いづらいと思うんですが、今後仮に法的にきちんと整備されるようになったら、そういうこともぜひとも配慮をしていただきたいというふうにお願いを申し上げておきます。  建設大臣にお伺いしたいんですけれ...全文を見る
○生方委員 私は今、吉野川のことについて論じているわけじゃなくて、住民投票そのものと新河川法のことについてお伺いしたわけで、とにかく、住民の考え方もいろいろ変わってきておる、その多様な考え方を反映させるときに公聴会という方法もあるでしょうし、それで十分に我々の意見が反映されないと...全文を見る
○生方委員 もう一回確認したい。  五千万円のうち四〇%は、私は自民党員じゃないのでわかりませんが、普通は党友費だと紹介をした代議士のところへ戻るという制度があるというふうに聞いておりますが、この五千万円に関してはそういうことはないということでございますか。
○生方委員 これは私も話を聞いてきたのですけれども、この五千万円を出した方は、いろいろあったようでございますけれども、中山大臣の方から一千万円戻って、四千万円はそのままになっちゃっているということで、この方は党友費の立てかえだということで払って、そのままになっちゃったということに...全文を見る
○生方委員 私は、建設大臣に返せと言っているのじゃなくて、党友費として自民党に入ったのですから、道義的な責任として自民党が返す責任があるんじゃないか。建設大臣に返せなんということを私は一言も言っているわけではなくて、その前であろうが何であろうが、どういう経過があったのかは私も聞い...全文を見る
○生方委員 これはこれ以上質問をいたしません。次の問題に移ります。  今度の予算のことについてお伺いしたいと思います。  我々は今度の予算で、従来型の公共事業のばらまきではないかというような批判をしておるわけですけれども、この間の議論をずっと聞いておりまして、公共事業そのもの...全文を見る
○生方委員 食糧の自給の問題とか環境の問題ということを考えれば、農業の重要性というのは非常に高いことは私もよく認識をしております。  しかし、実際、聞くところによると、農道を非常に立派に整備したり、農道空港というものをつくって、実際に使用されるのが年に二回だとか三回だとかという...全文を見る
○生方委員 経済企画庁長官にお伺いしたいのですけれども、公共投資の経済効果というのが年々下がってきているわけでございますね。この原因についてはどのようにお考えになっておりますか。
○生方委員 私は、はっきり言って、むだな公共事業が多いから経済波及効果が下がってきたんだというふうに思います。  公共事業全体について政府も事業評価というのをやるようになった。これは、地方自治体も北海道とか宮城県とか、いろいろやっているようでございますけれども、そのこと自体は私...全文を見る
○生方委員 経済効果がなかなか出てこないというのは、道路なんかの建設を、これは前にも指摘をしたんですけれども、やはり短期間にやらないから、十年もかかっちゃっていたら、道路ができるよというのを予測して何かやろうとしたって、十年後にはもう町がどうなっているのかというのはわからないわけ...全文を見る
○生方委員 道路に関して、私はやはり、渋滞の問題等も考えると、道路をつくることによる自然破壊もあるでしょうけれども、それが渋滞することによる自然破壊もあるのが事実でございますので、もちろん全部が全部ぎゃっとやれというわけではないんですが、なるたけ、私も都市近郊に住んでいる人間とし...全文を見る
○生方委員 ことしも五千億円が予備費として計上されているわけですけれども、ことしも同じようなところにこの予算を配分するというおつもりなんでございますか。
○生方委員 それでは、本来の予備費の性格どおり、使わないということもあり得るというふうに解釈してよろしいのですね。
○生方委員 時間が余りなくなってきたので、次の問題に移りたいと思います。  財政改革についてお伺いしたいと思います。  今年度末で、これは国と地方を合わせて六百四十五兆円の公債残高があるというふうに聞いております。これは、私なんかもよく街頭で話をするときに、家計になぞらえて話...全文を見る
○生方委員 実際問題としては多分これでいいのじゃないか。だから、やはり国民の皆さん方は、非常な大きな借金を我々は背負っているんだ、しかも、これからは少子高齢化社会になって収入がそれほどふえる当てもないということが個人消費を抑えることにもつながっていって、政府がいろいろな景気対策を...全文を見る
○生方委員 時間がないので話を先に急ぎたいと思うのですけれども、やはり歳出をカットするということも非常に大事なことだと思います。来年の一月から省庁の再編がなされますよね。一府二十二省から一府十二省に変わっていくわけですが、これは非常に歳出構造そのものを見直すチャンスだと私は思うの...全文を見る
○生方委員 堺屋長官にお伺いしたいんですけれども、私も、今の組織を変えていかなければいけない。アメリカも社会が、長官は知価社会というふうにお呼びになるかもしれませんが、私は情報社会というふうに考えておるんですけれども、移っていくに従って企業の組織そのものが非常に大きく変化をしてい...全文を見る
○生方委員 時間がなくなっちゃったので、もう一点だけお伺いしたいんですが、ここに、平成十一年度国民生活選好度調査というのがございまして、経企庁が去年の六月に実施したアンケートでございます。これを見ますと、この中に、十五歳以上の国民のうち、暮らし向きはよい方向に向かっているという人...全文を見る
○生方委員 余り国民の生活実感と離れた見通しを出されると、国民の政策全体に対する信頼性の問題があると思いますので、私は、やはり国民の生活実感にできるだけ近い見通しを語っていただくようにお願いを申し上げます。  以上で終わります。
02月24日第147回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  公述人の先生方には、お忙しいところ貴重な御意見を聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。私は、持ち時間が三十分ございますので、ゆっくり質問させていただきたいと思います。  まず、草野公述人にお伺いしたいんですが、今、国...全文を見る
○生方委員 一時失業率が下がったんですけれども、また四・七%に上がってきてしまっているということがあるわけです。政府ももちろん、百万人雇用創設というような形でいろいろな対策を打っているんですけれども、なかなかそれが動いてこないというのが現実でございます。  個々の企業にとってみ...全文を見る
○生方委員 私ども、今度の予算は公共投資が相変わらず非常に多い。私は、公共投資を全面的に否定をするものではございませんが、やはり公共投資の中身というものを見直していかなければいけないというふうに考えております。  前回私が質問に立ったときも、公共投資の乗数効果というのが非常に落...全文を見る
○生方委員 最後にもう一点伺いたいのです。  もう何回も出ております、二兎を追うのか、一兎を追うべきかというような論議がございますけれども、連合さんの考え方としては、今景気と財政改革と両方あったとすると、どちらもか、どちらにか、どういうお考えを持っているのか、お聞かせください。
○生方委員 次に、水口公述人にお伺いしたいのですが、先ほどの説明にもございましたが、二兎を追う者は一兎も得ずということではなく、二兎を追うべきであるというふうに多分おっしゃったんだと私は思うんです。そのときに、車の前後輪であるというようなことをおっしゃったのですが、中身がちょっと...全文を見る
○生方委員 今の話とちょっと関連するのですけれども、私、運輸審議会が答申を出すのが十五年に一遍だという話をきょう運輸省の方に聞きまして、十五年後に鉄道がどう通るかといって、それでだれか喜ぶのかなということを聞いていて思いまして、審議会に答申を出していただくのも結構なんですけれども...全文を見る
○生方委員 最後にもう一点だけお伺いしたいのですが、さっきもお話をしたのですけれども、大企業の再建ということになるとやはりリストラというのが手っ取り早いということで、どの企業もリストラに一生懸命になっているわけでございます。  私、アメリカの企業を研究したときに、リストラと同時...全文を見る
○生方委員 最後にと言っておいてまことに申しわけないのですけれども、もう一点だけお伺いしたいのです。  株価が最近は回復をしておる、それを引っ張っているのはIT産業だというふうに思うのですけれども、IT産業の中には、時価発行総額なんかを見ても、我々から見てちょっとこれはおかしい...全文を見る
○生方委員 続いて、谷山公述人にお伺いしたいと思います。  公共投資に関して、イコール建設公債という方程式を打ち破っていかなければいけないと。私たちも、赤字国債と建設国債というのはもう分けるのはナンセンスなんじゃないか、世界的に見ても余り分けている国はないのではないかというよう...全文を見る
○生方委員 私はこれは宮澤大蔵大臣にこの間質問をしたのですけれども、大蔵大臣のお答えは、やはり赤字国債、赤字なんだというのがあるのが発行に対する一定の歯どめになるのだから、やはりそれは残しておいた方がいいというようなお返事だったのですが、それについてはいかがでございましょうか。
○生方委員 現在、我が国の財政事情というのは極めて厳しい状況にあって、これまでの予算委員会での議論をずっと聞いておりましても、なかなかこの国と地方合わせて六百四十五兆円ある負債をなくしていくという妙手は考えられないと思うのですね。景気が極端によくなって、一〇%成長でもするというの...全文を見る
○生方委員 最後に水野公述人にお伺いしたいのですが、私も財政構造改革特別委員会に入っておりまして、ここで当時、財革法の論議をしたのですが、そのときは我々は、攻守ところ変えたということでもないのでしょうけれども、ブレーキとアクセルを両方踏むことはできないんだから、今はもう景気対策を...全文を見る
○生方委員 どうもありがとうございました。
02月29日第147回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○生方委員 まず、総理にお伺いしたいと思います。  警察幹部による不祥事が相次いでいるわけでございますが、総理として、リーダーに求められる倫理観というものはどういうものか、まず一言、教えていただきたいと思います。
○生方委員 私、どういう倫理観を持つべきかという内容をお伺いしたんですが、重ねての質問なんですが、いかがでございましょうか。
○生方委員 今度の国会から国会改革が行われて、たびたびここでも話題になっておりますように、審議のあり方というものが随分変わったわけでございますが、総理からごらんになりまして、これまでのところ、国会改革、成果が上がっているというふうにお思いになりますでしょうか。
○生方委員 午前中の横路議員のお話にもございましたが、予算委員会に関していいますれば、去年の予算委員会の出席と比べれば大幅に出席が減っているということで、私もたびたびこの場でお話をさせていただいたんですが、総理御自身としては、この間、出席が減った日数を、私も総理の日記等を見ており...全文を見る
○生方委員 先ほど総理がおっしゃいましたように、政府委員が答弁をしなくなったということで、随分論議が早くなったことはもう間違いないと思います。これはこれからのことでございますが、私は、総理が何もずっと用もないのにいる必要は毛頭ないのですけれども、やはりいられる時間はできるだけ出て...全文を見る
○生方委員 総理との関係は、どういう関係になりますでしょうか。
○生方委員 この恵山会、恵友会、恵和会、国際政治経済研究会というのは、いずれも総理を推薦している政治団体ということではないですか。
○生方委員 具体的にどんな活動をなさっているか、総理は御存じでございましょうか。総理を支援している活動として、どんな活動をなさっているのか、総理は御存じでございましょうか。
○生方委員 自治大臣、政治団体というのはどういう団体のことをいうのでございましょうか。
○生方委員 自治省の選挙部が出している「政治活動の手引」というところに、こういう問答がございます。「自らは政治的キャンペーン等の活動をすることは、およそ目的とせず、また実際にも何らの活動をしないで、政治家のために資金上の援助をすることのみを目的とし、かつ、これのみをする団体は、「...全文を見る
○生方委員 私どもで、この今私が述べました恵山会、恵友会、恵和会、国際政治経済研究会に行ってまいりました。  委員長にお許しを得ておるのですけれども、これが、それぞれの場所の玄関というか扉でございます、中に入れませんでしたので。  恵友会と恵和会というのは同じ場所に住所登録さ...全文を見る
○生方委員 ここにございますように、「自らは政治的キャンペーン等の活動をすることは、およそ目的とせず、」。  私ども、ここにいた方にもお話を聞いたのですが、聞ける方がいたのですが、その方は、私は知らないということで、少なくともここには、国際政治研究会とか恵友会とか恵和会、恵山会...全文を見る
○生方委員 ここに告発状がございます。これは昨年出されたものでございますが、「告発の趣旨」「被告発人団体(未来産業研究会)の行為は政治資金規正法第二二条の二、同二六条三号、同二八条の三に左記のとおり違反するので、早急に捜査を遂げ、厳重に処罰されたく告発する。」という告発状が出てい...全文を見る
○生方委員 この中に、「被疑事実」として「被告発人団体(未来産業研究会)は小渕恵三首相が代表者である政治資金規正法に定める資金管理団体であるが、」これは、法律用語でございますので、中を抜かしてやります。記載の者から金二百万円の寄附を受けながら、もし未来産業研究会で右合計金額の寄附...全文を見る
○生方委員 どういう仕組みなのか簡単に、これは安いパネルで申しわけないのですけれども、簡単にパネルで御説明をしたいと思います。  会社役員の方、仮にT氏というふうにいたします。これは九八年だけをとったものでございます。この方が九八年に五口政治献金をなさっている。その中で、国際政...全文を見る
○生方委員 総理にかかわることでございますから、どう見ても最終的に未来産業研究会に行っていることは明らかであるわけですから、一人百五十万円を超える政治献金がなされたと、普通に考えれば考えるんですが、総理はいかがでございますか。
○生方委員 皆様のお手元に資料をお配りしてございますので、ちょっとごらんをいただきたいんですが、二枚目が、未来産業研究会の、平成十一年三月二十九日に行われました政治資金収支報告書でございます。ここの中に、個人献金の欄に、今ここに示しました百五十万円というTさんがされた献金が記載を...全文を見る
○生方委員 これらの政治団体が、ほかの活動をしてほかの支出があるというのであればいいですけれども、ほかの支出は全くないわけですね。全額が未来産業研究会に行っているという点が一点。今もここにお示しをいたしましたように、未来産業研究会と恵山会は同じ場所にある。あと、国際政治経済研究会...全文を見る
○生方委員 「逐条解説 政治資金規正法」という自治省がお出しになっている本の中に、この第二十二条について解説をしてございます。  二十二条をもう一度読みますと、「政治活動に関する寄附は、各年中において、政党及び政治資金団体以外の同一の者に対しては、百五十万円を超えることができな...全文を見る
○生方委員 重ねてお伺いしますが、その法律、政治資金規正法は、百五十万円を超えて寄附が行われると、寄附をした側と寄附をされた側の間に癒着が生じてしまうおそれがある、だからこれは、政治資金規正法で百五十万円までというふうにされているわけですよね。でも、現実には、この方から未来産業研...全文を見る
○生方委員 これは、この間も、総理はいらっしゃらなかったのですけれども、この場で説明をいたしたのですけれども、このように支出が寄附金以外に一つもない。ほかのところは、みんな見ても、事務所費とか光熱費とかみんな入っているのですよ。資金報告書に記載をされている。少なくともこの四つの団...全文を見る
○生方委員 これは総理を支援している団体でございますから、もちろん総理が直接責任者であるわけではございませんが、総理の知っている方、総理の支援をしている方がこういう団体をつくって、もちろん総理のためによかれと思ってこういう活動をしているのは確かでございましょう。  しかしながら...全文を見る
○生方委員 もう一点お伺いしたいのですが、前回、同僚の海江田議員の質問で、総理の秘書官である古川さんが、総理が官房長官のときに、民間会社の役員を兼務していたという指摘をしました。  そのとき総理は、一々許可をしていたわけじゃないから知らないというふうにお答えになりましたが、これ...全文を見る
○生方委員 これは罰則規定がないというのは、この間青木官房長官からも伺いましたが、そうすると、それ以降は古川さんはこういう兼職というものはなさっておりませんか。
○生方委員 規定に違反しているわけですね。首相秘書官というのは特別国家公務員で、首相の許可なく営利企業の役員になったり給料を得たり事務をすることは、官吏服務紀律で禁止をされているわけですね。(発言する者あり)給料を得ていないです。給料を得ようが得まいが余り関係ないですね、これは兼...全文を見る
○生方委員 やはり総理は我々のトップにいるわけでございまして、日本国民にとってもやはりトップにいらっしゃる方でございますから、李下に冠を正さずで、本来は見本にならなきゃいけないところが指摘をされたんじゃ、これは逆になると思いますので、その辺は十分注意をしていただきたいと思います。...全文を見る
○生方委員 同僚議員がこれからその件について質問をいたしますので。  あともう一つ、警察庁長官に、この間、京都府警に対しても調査をするという御返事をいただいておりますので、こちらの方も一日も早く調査をしてほしいということを要望申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
04月03日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○生方委員 今、石井委員のお話にもございましたが、官房長官がここに御出席なさらないのは非常に残念でございますが、冒頭、小渕総理の入院のお見舞いを申し上げまして、一日も早く回復をされることをお祈り申し上げます。  それでは質問をさせていただきたいと思います。  郵政省と通産省が...全文を見る
○生方委員 通産大臣にもお伺いしたいのですが、この促進センター、どういうようなことをおやりになっているか御存じでございましょうか。
○生方委員 これは、どういう基準で出資をするのかしないのか、あるいは幾らぐらいの額を出資するというのは、どこがどのようにお決めになっているのでございましょうか。どちらの大臣だか私わからないのですが、お答えいただければと思います。
○生方委員 センターが出資をするということでございまして、これは新規設立型企業出資制度であるというふうに思いますが、この出資をした資金をどのような形で回収をすることになっておるのでしょうか。通産大臣、お願いいたします。
○生方委員 これまでの出資額が二千七百億円というふうに伺っておりますが、これでどれぐらいのロイヤルティーフィーが入ったのでございましょうか。
○生方委員 二千七百億円出資をして二十億円、これは一九八五年からやっておりますから十五年間かかっておりまして、二十億円といいますと、率にすると約〇・六%にしかすぎないわけでございますね。これは幾ら何でも少な過ぎるのだと思うのですが、いかがでございますか。
○生方委員 これはロイヤルティーフィーですから、特許に価値があるのか価値がないのかというのは、まさにそのロイヤルティーフィーが幾らであるのかということで決まると思うのですね。もちろん、基盤技術を整備するのに国がお金を出して私はいいと思いますが、やはりそこには当然、NTTからの配当...全文を見る
○生方委員 このロイヤルティーフィーは、当然、センター側と民間の企業の側とが出資をして会社をつくるわけですから、民間企業に入る部分もあるでしょうし、センターに入る部分もあると思うんですが、二十億円のうちセンターに入ったお金は幾らでございますか。
○生方委員 二千七百万円で三百万円というのなら話がわかるんですが、二千七百億円投資をして国に入ったお金が三百万円というのは、これは一体どういうことなんでございましょうか。ほとんど捨てたに等しいんじゃないですか。この二千七百億円は、上げたわけじゃないんでしょう、出資をしたわけでしょ...全文を見る
○生方委員 重ねて御質問いたしたいのですが、二千七百億円もう既に出資をしているわけですよね。それのうち戻ってきたのが三百万円、正確には二百九十三万円ですよね。二百九十三万円しか戻ってきていない。あと大半、二千七百億と言ってもいいと思うんですが、このお金は将来的にはどうやって回収す...全文を見る
○生方委員 それはおっしゃるとおりなんですけれども、一九八五年から始まっているわけですね。既にもう十五年間たっているわけです。十五年間でロイヤルティーフィー全体からいえば二十億です。二十億しか上げられなかったものが、これから後五年間で一千億上げられるというふうにはとても考えられな...全文を見る
○生方委員 私は、基礎技術に国がお金を出すのは悪いと言っているわけじゃないんです。二千七百億円も出していて二十億しか成果が上がっていないのはそもそももう事業として成り立っていないんじゃないか。それは二千七百億出して一千億基礎技術ができたとか、あるいはこういう基礎技術を開発した、そ...全文を見る
○生方委員 いや、私が聞いたのは、この出資金を回収するのはどういうふうにするのかということを聞いたのですが、そこの点だけをお答えいただきたいと思います。
○生方委員 この七十三社中、既にもう十五社が解散をして、欠損金というのが百九十六億円確定をしているわけですね。さっき申し上げましたように、今もう既に成果管理会社が七十三社中五十社あるわけですね。そうすると、これは五十社も順次解散をしていくということなんですか、それとも成果管理会社...全文を見る
○生方委員 すべてが欠損金になるとは限らないというふうなお話ですが、これは研究開発に対して投資をするわけですから、当然研究開発費として消化をされていくわけですね。どこかに、何か物を、工場をつくったり、研究所をつくったりということであれば、そこに資産が残っていくわけですけれども、ほ...全文を見る
○生方委員 この促進センターの人事でございますが、理事長以下はどんなようになっておりますか。
○生方委員 やはり、その人事構成を見ても、NTTからの配当金がある、これは何とかその受け皿をつくらなければいけないと。  ここに天下りをしているものがある。これを見ますと、通産省の生活産業局長とか郵政省の放送行政局長とか大蔵省の印刷局長とか、そういう方たちがやはりきちんと天下っ...全文を見る
○生方委員 半端な額ではございませんので、ぜひとも検討をしていただくようにお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○生方主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより総理府所管中総務庁について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。続総務庁長官。
○生方主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院石野審議官。
○生方主査代理 以上をもちまして総務庁についての説明は終わりました。     —————————————
○生方主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中島武敏君。
○生方主査代理 これにて中島武敏君の質疑は終了いたしました。  次に、若松謙維君。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○生方分科員 公安委員長それから警察庁長官は、遅くまで大変御苦労さまでございます。きょうは、警察の信頼を回復しなければいけない、こうした観点から、実際に起きました事件で警察の信頼を失わせるような事案がある、それに基づいて幾点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  ま...全文を見る
○生方分科員 これで、警察の発表とそれから事実が食い違っているということが、これは今もいっぱいそういう事件が起きて大きく取り上げられておりますが、この事案についてもそうなんですね。  まず最初に、私は非常に大きな疑問だと思うのは、この新聞にございますが、けん銃をどのようにして自...全文を見る
○生方分科員 当時の新聞では、みんなこぞって、警察官が手渡したというふうになっているんですが、今長官がおっしゃったのでは、記者会見では、では手渡したというふうに言っていないんですか。
○生方分科員 記者は複数人数がいるわけですよ。複数の人数が複数の新聞に対して、手渡したというふうに書いているということは、少なくともそういうことを発表しない限り、手渡したというふうに書きようがないでしょう。本来、我々の常識から考えて、被疑者に対してけん銃を警察官が手渡すなんという...全文を見る
○生方分科員 要するに、警察の信頼というのは、警察を信頼しているから我々は捜査権を任しているわけですね。  取り調べ室という密室の中で、これは、容疑者と取り調べ官しかいないわけですよ。片っ方の容疑者は自殺して、自殺か事故か他殺か、それは後から聞きますけれども、わからない状態で亡...全文を見る
○生方分科員 手短にお答えいただきたいんです、時間がないので。  では、これが例えば、手にとったが手渡したというふうになっていた。誤報ですね、警察から見れば。どのような措置をとりましたか。誤報だ、間違えているというのは記者会見やったんですか。
○生方分科員 だから、実際に警察が発表したことと違ったことを新聞が書いているのならば、当然、これは違いますよ、我々は手渡したと言っていません、容疑者が手にしたんですという、訂正を申し入れる記者会見をやるのが当たり前じゃないですか、どうなんですか。
○生方分科員 繰り返して言っているでしょう。これの事実は新聞にはこう書いてある、これが警察が言っている事実と違うのであれば、当然警察として、これは事実と違うよということを記者発表するのが当たり前でしょうと私は聞いているんです。その点だけ答えてください。
○生方分科員 それはないでしょう。事実と違っていることが報道されたら、違っていると言うのは当たり前じゃないですか。しかも、これは警察の過失にかかわるかもしれない重要な事件ですよ。密室の中で、それは、容疑者が自分で手にとれば自殺したという可能性がありますが、自分で手にとっていなけれ...全文を見る
○生方分科員 証拠品ですよね、これは。けん銃それから銃弾、証拠品ですね。証拠品の保管というのは厳重にやらなきゃいかぬですよね。ジッパー式のビニール袋というのであれば、私も見たことがあります、かなり厳重なものですね。普通のビニール袋だったら、ぱっとあければけん銃を手にとれるじゃない...全文を見る
○生方分科員 これは、今さっきも言いましたように、取り調べ室というのは取り調べ官と被疑者しかいないわけですよ。このときは二人が、一人は出たり入ったりしていたらしいですけれども。だから、その中で発表されたこと以外に記者は書きようがないんですよ。記者は警察官に取材するしかないんですか...全文を見る
○生方分科員 私はそんなこと言ってませんよ。そんなのは、直接そこの被疑者になるのか、それと、関係者に、警察官に取材なんかできるわけないじゃないですか。そんなこと言ってませんよ。  では、どうしてビニール袋が出てきたのか、ジッパーつきのが出てきたのか。記者が聞くのはほかの警察官し...全文を見る
○生方分科員 警察庁としてこの事件について調査をなさったんですか。
○生方分科員 公安委員長にお伺いしたいんですけれども、公安委員長はこの事件は多分そんなに存じてはいないと思うんですけれども、今のやりとりを聞いて、私もこの事件、別に詳しく知っていたわけじゃなくて、今回こういうことがありますよというのを知って調べたんですけれども、とにかく、最初の中...全文を見る
○生方分科員 これは、被疑者が自殺をしたという不幸なことになったんですけれども、自殺をしないで、仮に、取り調べ官に向けられて、取り調べ官が撃たれるということだってあり得るわけですよね。取り調べ官が撃たれるということは、そのけん銃を持って下におりていって、一般の人たちがまた被害を受...全文を見る
○生方分科員 不適切と言っても、非常識というふうに言ってもいいですね。非常識な人が取り調べに当たっていたわけですよ。そうすると、それが本当に自殺だったかどうだかというのは、遺族からしてみれば疑問を持つのも当然ですよね。それで、発表が当初の発表と違っていた。つまり、いかに自分たちの...全文を見る
○生方分科員 何ですか。その再発防止策について出したんですか。
○生方分科員 私が言っているのは、自殺、事故、他殺を含めて、あらゆる面から調査をしたのかということを聞いているんです。
○生方分科員 だから、警察に対して全面的な信頼が置けているときならいいんですよ。それは、みんな我々は信頼していたわけですよ、当然。警察官は逮捕権もあるし、留置する権利もあるし、捜査権もあるんですから。ところが、今まで起こってきたことが警察の信頼をすべて失墜させるようなことばかりだ...全文を見る
○生方分科員 その事実関係がどうであったかはここで論じてもしようがない話ですから、もう一回最初に戻りますけれども、事実が錯綜していてこういう発表になったというんであれば、だれがどこでどういうふうに言って、どうしてこういう発表に至ったのか。もし本当にけん銃を手渡したというふうに言っ...全文を見る
○生方分科員 だけれども、どう考えてもニュースソースというのは一つしかない事案ですから。大きい事案でいろいろな人が見ていれば、いろいろな人から記者がいろいろなことを聞いていろいろなことを書きますよ。私も新聞記者が書いている原稿が全部一〇〇%本当だなんて全然思っていません。だけれど...全文を見る
○生方分科員 公安委員長にお伺いしたいんですけれども、どうなんですか。事実、これは手渡したということととられたということは全然違うわけですね。それが発表されて、新聞でこれは次の日みんな、多分この戸部署の人は見ているはずですよ。もし本当に違うんだというんであれば、違うと発表する方が...全文を見る
○生方分科員 長官、これはどうしたっておかしいのですよ。例えば、長官について間違えた情報を出されたら、長官が次の日訂正するでしょう、その場でも。こんな重要な事実を間違えて報道されて、それは報道の問題だなんということが何で言えるのですか。そういう態度が警察全体の信頼にかかわるのです...全文を見る
○生方分科員 私が聞いているのは、事実と違うものが発表されたときに、それを訂正しなくていいのか、それが当たり前か、これからもそういう態度でいくのかどうか、その一点だけ聞きます、こういう事案に関してですよ。
○生方分科員 だから長官、今あなたが置かれている立場というのは、警察全体に対する信頼が全部失われているのですよ。  ほかにもいっぱいあるではないですか。何か事件をやって、取り調べをして、そのままロッカーに置き忘れて時効になったとか。これは信じられないですよ。ある警察官の不祥事と...全文を見る
○生方分科員 だから、そのように身内をずっとかばっていれば、常識的に考えて、今私が言ったみたいに、半までやっていたのなら深夜営業をやるという、範囲が仮にあったとしますよ、十二時五分というのは、そんなことまで全部やっていたらどこのお店だって営業できないですよ。十一時半にやめなければ...全文を見る
○生方分科員 時間が参りましたのでやめますけれども、その前にそこで警察署長が暴れているのですよ。考えようによっては、暴れているからお客さんが十二時に帰れなかったということだってあり得るじゃないですか。だから、あなたがおっしゃっていることはみんな身内をかばおうかばおうと。かばえばか...全文を見る
08月02日第149回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。質問をさせていただきます。  今臨時国会は、選挙後初めての国会でございます。予算委員会が開かれるのも今回が初めてでございます。私も理事会にオブザーバーとして参加をしておりまして、今国会、総理が一日御出席になるのか、二日出席になるのかで随...全文を見る
○生方委員 このお金が渡された時期が前回の総選挙の前、前回の総選挙というのは九六年の十月でございますが、その前で、これは新聞報道によりますれば、中尾元建設大臣の方から、選挙、前回ですが、今度は初めての小選挙区だから非常にお金がかかる、そのためにお金が欲しいんだということで、五千万...全文を見る
○生方委員 それならば、お金にまつわったこういう事件が、もちろん中尾元建設大臣だけの問題ではなく、これから質問してまいりますが、いろいろお金にまつわった事件が起こるのは、やはり保守党、それも政権党であるからいろいろお金にまつわった事件が起こるのであって、保守党である議員の方たちに...全文を見る
○生方委員 私がこういうことを申し上げているのは、中尾元建設大臣の疑惑事件に絡んで、自民党の政調会長のお名前も新聞で拝見をしておるわけです。このお金が渡ったという時期は、中尾元建設大臣にお金が渡ったと言われる時期のちょっと前に政調会長にお金が渡ったというようなことが報道をされてお...全文を見る
○生方委員 私は実は報道をもとに質問をしているわけではなくて、実際に私も石橋産業の周辺のグループの方に何人かお会いをして、お話を伺ってまいりました。もちろん、私はその話が全部真実だというふうに考えているわけではございませんが、そのお話をもとに今質問しているのであって、週刊誌や新聞...全文を見る
○生方委員 私、断定はしておりません。私が聞いた話によるとというふうに言っておる。これは私が聞いた話ですから、聞いた話によるとこうである、だから、こういう疑惑があるんだから晴らしたらどうですかと。疑惑だというふうに言っているのではなくて、疑惑があるんです。  これは新聞でも報道...全文を見る
○生方委員 私は、亀井政調会長が一人で決めているなんということを申しているわけではありません。自民党の政調会長というのは非常に大事な仕事であって、そうした方がかりそめにも疑惑をかけられていたのであれば、これは新聞でも報道されているわけですから、きっちりと調査をなさって、白黒をはっ...全文を見る
○生方委員 それは私もテレビを見て承知をしております。もらっていないということを証明するのは悪魔の証明だというようなことを、多分テレビで言ったんじゃないかというふうに思っております。それは私もよく承知をしております。  ただ、この事件においては、中尾建設大臣に対して、この同じグ...全文を見る
○生方委員 私は断定をしているわけではございません。私がさっき申し上げましたように、当事者に会って話をしてきて、だからこっちが正しいと言っているわけじゃないんですよ。どっちが正しいかはわからないから、こうした疑惑をかけられたことについてはきちっと話をするべきではないかということを...全文を見る
○生方委員 私は、亀井政調会長を別におとしめようとか、そういうことを言っているわけじゃなくて、私が今申し上げていることは、法務省にも後で聞きますけれども、これは実際検察庁が今まだお調べになっている事件なので、私は非常に慎重に今ここで発言をしているわけです。  ところが、実際に言...全文を見る
○生方委員 では、これは、実はもう一点あるのです。  亀井さんの関連会社と言われているところ、元、奥さんが取締役をやっていたというJSSという警備会社があるのですが、亀井さんがその方たちとお会いしたとき、このJSSにもぜひとも入ってほしいという形で、一社一千万円で四社が、若築と...全文を見る
○生方委員 小野事務次官がおいでになっていると思いますが、小野さんはこの二回ともに出ているわけです。小野さん、一回目に出たときにウイスキーをお土産にもらったはずですが、御記憶なさっていますか。
○生方委員 これは九六年ですから、その二年前に、九三年から九四年にかけてゼネコン疑惑というのがあったのですね。ゼネコン疑惑があって、前建設大臣や大手建設会社の会長とか三十数人も逮捕されているわけですよ。そうしたわずか一年か二年後に、官僚の方が、自分のお金でなくて、そういういわゆる...全文を見る
○生方委員 私は断定的に言っているわけじゃなくて、もらったでしょうと。もらっていないというのならもらっていないでいいんですよ。だから、それを建設省がきちんと、建設大臣、もう一度お調べいただいて、私だって、五十万円のウイスキーなんて、見たこともないし聞いたこともないですよ。ただ、そ...全文を見る
○生方委員 話を少し変えます。  金融再生委員長久世さんの辞任のことについてお伺いをいたします。  久世さんは三菱信託銀行から顧問料並びに事務所費を受けていたということが明らかになっております。それと同時に、大京側から九一年の七月と八月に二回に分けて五千万円ずつ、一億円を自民...全文を見る
○生方委員 もうおやめになったとはいえ、久世さんは国務大臣という要職にあったわけでございます。その方が、自分は自民党からそれは受け取って党費として納めたというふうに片方で言っているわけですね。もう片方で、一億円を出した大京側は、そうではなくて、自由民主会館にこれは出したんだという...全文を見る
○生方委員 これは公党の問題ですから、こちらも自治省に届け出ている財団法人ですから、きちんと会計処理はなされなければいけないわけですね。久世さんの方は三万三千人分の党費として自民党に納めた、その結果として恐らく参議院議員の比例名簿の順位が決まったのでしょうから、恐らく一億円は間違...全文を見る
○生方委員 そうなりますと、久世さんは、もう今おやめになったとはいえ、前国務大臣ですよね。国務大臣の説明が、平たい言葉で言えばうそだったということになってよろしいんですか。党費として納めたというふうに久世さんは説明しているわけですから、自民党から戻ってきて、三万三千人分の党費とし...全文を見る
○生方委員 久世さんは大臣をおやめになってももちろんまだ自民党の国会議員でございますので、その方が発言された、しかも大臣のときに発言されていることでございますので、今説明されたことと明らかに違うことを述べているわけでございますから、私は、きちんと調査をされた方がいいのではないかと...全文を見る
○生方委員 差し支えなければ、どちらからおもらいになっていたかというのはよろしいですか。
○生方委員 これは医科大学でございますから、私学助成を当然受けているわけでございますよね。政治資金規正法では、毎年継続して国から私学助成金のように補助金を受けている企業・団体からの政治献金を禁じているわけです。  これは、顧問料はもちろん政治献金とは違うんですけれども、それにし...全文を見る
○生方委員 それからもう一点、久世さんに関連した質問なんですけれども、これは、九〇年十二月から九一年十一月まで久世さんは農水政務次官を務めていたわけでございますね。次官通達で兼職の禁止というのがあるわけで、この間も三菱信託から顧問料を受け取っていたわけでございますから、閣僚の兼職...全文を見る
○生方委員 久世さんの後を継いで大臣になられました相沢委員長にお伺いしたいのですが、久世さんは三菱信託銀行から顧問料あるいは事務所の提供というものを受けていたということが明らかになったわけですが、相沢委員長は銀行等からの献金というのはございますでしょうか。
○生方委員 公正を期するために、それは委員長就任を機におやめになるんですか、それともそのままずっと継続をしてお受けになるというおつもりでございますか。
○生方委員 公正を期するべき金融再生委員長ですから、幾ら友達だということであるといえ、金融機関からの献金を受けるというのは適切だとは私は思いませんので、ぜひともそれをやめていただきますようにお願いをいたします。  それでは、私の質問をこれで終わります。
11月07日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○生方委員 民主党の生方でございます。本日は参考人の皆様方には大変いいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  それでは、早速質問をさせていただきます。  政府が提出いたしましたIT基本法ですが、私は、ITという言葉が、森総理が急にお使いになり出して、まだ国民...全文を見る
○生方委員 今申し上げましたように、IT革命を通して一番変わっていくのは、これから生活の仕方とか働き方とかいうものが非常に大きく変わっていくと私は思うんですね。それに伴って、当然都市政策のあり方というものも変わっていかなければいけないというふうに考えるんですが、残念ながら、これを...全文を見る
○生方委員 出井参考人にお伺いしたいんですが、IT革命が進むということは究極には非常に合理化が進むということで、各企業単位で見れば人がどうしても余るという形になると思うんですね。だから、これは新しい産業が生まれてくるとか新しいサービス業が出てくるとかいうことと同時に進めていかない...全文を見る
○生方委員 雇用の問題ですけれども、アメリカの場合は、製造業でいわば余った人材を一番引き受けたのはサービス業でございますよね。シリコンバレー等ではそれほど人員の吸収という点では進んでいなかったというふうに私は理解しておるのですけれども、アメリカの場合、非常に重要なのは、一九九〇年...全文を見る
○生方委員 最後にもう一点だけ、村井参考人にお伺いしたいのですが、私は、基本的に工業社会というのはピラミッド形の社会だったというふうに思っております。一番上にメーカーがあって、真ん中にサービスがあって、一番下に消費者がいるという社会だと。これが、さっきも申し上げましたように、需要...全文を見る
○生方委員 これで終わります。