生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○生方委員 民主党の生方でございます。一時間半ほど質問をさせていただきます。  まず、宇和島水産高校の実習船の事故に際して、けがをされた方々にお見舞いを申し上げますとともに、行方不明になっておられる方が一刻も早く見つかることを心からお祈りを申し上げます。  今度の事件は、政府...全文を見る
○生方委員 そうしますと、その内閣の情報管理センターにはだれがいて、どういう内容のことを聞いたか、そこを詳しくお伝えをください。
○生方委員 私のところに入っている情報によりますと、海上保安庁が遭難信号を受信したのは日本時間八時四十八分となっておりまして、十時十五分まで一時間以上の時間がかかっているわけですけれども、この間には外務省あるいは官邸に何の連絡も入らなかったんですか。
○生方委員 そうすると、外務省に連絡が入ったのも、ほぼこの十時十五分ぐらいに同じような内容のものが外務省にも入ったというふうに確認をしてよろしいのですか、外務大臣。
○生方委員 ホノルルの総領事から外務省には、正式にはいつ、どういう連絡が入ったのか、重ねてお伺いいたします。
○生方委員 具体的な内容はどういう内容が入ったのかを聞いておるんですけれども。
○生方委員 人命とか救助の状況についての説明というのは何もないんですか。
○生方委員 それぞれ官房長官と外務大臣と危機管理大臣にお伺いしたいんですが、第一報をいつ、どこで、だれから、どういう状況で聞いたのか。時間と、だれから聞いたのかということと、内容をお伺いさせていただきます。
○生方委員 何時ですか。
○生方委員 森総理には、だれが何時にどんな連絡をいたしましたですか、官房長官。
○生方委員 秘書官から総理にきちんと情報が伝えられたのは何時ですか。
○生方委員 総理はそのときゴルフのプレー中だったんでしょうか。そのゴルフ場に出ていって秘書官が話を伝えた、その伝えた内容は具体的にどういう内容だったのかをお聞かせください。
○生方委員 ということは、原潜と高校の練習船であるということまでは認識していたんですか。とにかく、日本の船が原潜とぶつかって、人命救助に当たっていると。先ほどの外務大臣の話では、三十余人中の十何人かは現認されているということで、逆に言えば三十何人乗っていたうちの十何人かはいない可...全文を見る
○生方委員 伊吹大臣はどうされたんですか。
○生方委員 だれが聞いてもこれは重大な事故でありますよね。当然総理は、少なくとも、報道によれば友人とゴルフをしていたということで、十時五十分に聞いた段階で事の重大さというのは十分判断できたはずで、友人とゴルフのプレーであれば当然それは公式のものでない、プライベートなものだというふ...全文を見る
○生方委員 私はそのときたまたまテレビを見ておりまして、ニュース速報が流れておりました。もう十一時半の時点では行方不明者が十人ぐらい出ているという報道がなされておりました。十二時のニュースのときには現地からの映像も入っていて、びしょびしょになってハワイに着いた方たちの映像も映され...全文を見る
○生方委員 総理の発言として、私がすぐ今帰ってきて飛び込んでばたばた慌てても仕方がない、私は当番の安倍晋三官房副長官によろしくと頼んだというふうに発言をしているようですが、安倍さんによろしく頼むと言ったのはいつの時点で、どんな内容でございましたか。
○生方委員 報道では、記者団に、政府の初動態勢がおくれたとの指摘がありますがという質問に対して、総理は、危機管理対応の当番の安倍晋三官房副長官によろしくと頼んだと。これは前日じゃないでしょう。じゃ、ここで頼んでないのですね。総理はこの日には、安倍さんによろしくというふうには頼んで...全文を見る
○生方委員 だから、総理から安倍さんに連絡が入ったのは何時で、そのときはどういう内容だったのか、その二点だけお伺いします。
○生方委員 これは記者のあれですからどこまで、必ずしも総理がこのように言ったかどうかはわかりませんけれども、少なくともここで言っているのは、当番の安倍晋三官房副長官によろしくと頼んだというのは、これだけ聞くと、総理が頼んだというふうに普通は理解しますね。だから総理は、安倍さんに頼...全文を見る
○生方委員 危機管理で、三人のうちの一人が当番だから、今度は安倍さんの番だからよろしく頼むというのは、これは何もないときだってごく普通に言うわけでしょう。  安倍さんは当番で、その日はもちろん官邸にいたんでしょうね。
○生方委員 私邸にいて、三十分以内に入るということですから、十時四十分に聞いたということですから、ということは、官邸に十一時二十分に入ったということですね。
○生方委員 今おっしゃったように、三人担当がいて、三十分以内に官邸に来られるというために三人いるわけでしょう。そのうちの二人は、今おっしゃったようにお二人とも地元にいて、安倍さんが担当なんだから、安倍さんが聞いたのは十時四十分で、この内容というのは極めて重大な内容だということはみ...全文を見る
○生方委員 だから、三十分でこちらに来るということは、電話で連絡できないことがあるから、当人が来ることが大事だからいるわけでしょう。電話連絡をするだけだったら、別に何も在京でいる必要はないわけですから。電話連絡は車の中でもできるし、いろいろなところでもできるわけですよ。やはり、当...全文を見る
○生方委員 そうしたら、何で危機管理センターなんて設けるのですか。家にいた方がよほどいいというのなら、何も危機管理センターなんて設ける必要はないじゃないですか。  そこへみんな集まってきているのでしょう。そこへ集まれということは、いろいろな情報が入ってくるので、電話一本の連絡と...全文を見る
○生方委員 危機管理センターというのをつくるのは、いっぱいいろいろな情報が集まってくるからでしょう。自宅にいたら、幾ら電話があったって電話をとれるのは一人ですね。いろいろな人間がとって、その情報を総合的に判断するために三人の危機管理の担当者が決まっているわけでしょう。それが自宅に...全文を見る
○生方委員 いわば危機管理センターはオペレーションをやるところであるというのであれば、何で十二時に危機管理センターを設置したのですか。設置する必要ないでしょう。オペレーションだけをやるのだ、事はアメリカの領海内だから日本は何もすることができないということであれば、どうして十二時に...全文を見る
○生方委員 これは危機管理センターではないのですか。違うものなのですか。
○生方委員 二点お伺いしたいんですけれども、じゃ、危機管理センターは今回はつくられなかったという点が一点と、それから、先ほども聞いていますけれども、森総理から具体的にどんな指示が何時にどこにあったのか、一番最初の指示はどこのだれにどういう指示があったのかをお聞かせください。
○生方委員 じゃ、その次の指示というのは何時に、具体的にどういう指示が、だれにあったんですか。
○生方委員 宮澤財務大臣にお伺いしたいんですが、総理も経験をされておるわけで、今回の、総理が、私は、ごく普通に国民感情からして、ゴルフが優先をして官邸に戻らないという判断にはなりようがないと思うんですね。どうであれ、ゴルフというのはこれは個人の楽しみですから、それを中止して戻って...全文を見る
○生方委員 やはりこれは、アメリカに対して人命救助を一生懸命お願いしますということを言っている立場からも、ゴルフ場からの指示というのでは、アメリカの方だって総理がその程度の認識なのかということで、もちろんアメリカ側が手を抜いているとは私は言いませんよ、言いませんが、ごく一般的に考...全文を見る
○生方委員 明確なお答えが聞けないので、これ以上してもしようがないと思うのですが、連立を組んでいる坂口大臣、今、この総理がとった行動について、感想で結構でございますから、どんな感想をお持ちでございますか。
○生方委員 これでやめますが、ゴルフ場にいて的確な指示が出せるかといえば、これはやはり出せないですよね。(発言する者あり)いや、それは危機管理センターで出すのと、ゴルフ場で出す指示は、それはおのずと違ってきますよ。当然です、それは。当たり前の話です。こんなことは久間さん、わかるで...全文を見る
○生方委員 では、一言だけどうぞ。
○生方委員 それは、あっち行ったりこっち行ったりがゴルフ場でじっとしているということには僕は絶対ならないと思いますね。ゴルフ場ですから。首相官邸にいてどっしりしているというのは、それは構いませんよ。ゴルフ場という、普通に言えば遊びの場所ですね。遊びの場所からだったら戻ってこなきゃ...全文を見る
○生方委員 この問題は引き続き同僚議員が質問すると思いますので、次の質問に移らせていただきます。  これも既に何人もの質問が出ておりますが、機密費の流用事件について質問をさせていただきます。  この間の河野外務大臣の答弁を聞いておりますと、何か人ごとのように聞こえてならないの...全文を見る
○生方委員 外務省の調査は、私が聞いたところによりますと、二十二日間にわたって行われたということですが、それは二十二日でよろしいのですか。
○生方委員 もちろん、報道されていますように、松尾氏は八つの預金口座と郵便貯金口座を持っていたということで、外務省が実際に調査をなさったのはDKBの二口座だけだったという話ですが、八つあるうちのどうして二つだけしか調べなかったのですか。
○生方委員 私は、外務省から聞いたところによれば、自宅に近寄れない、だから一銀行二口座だけしか調べられなかったということを聞いておるのですけれども、それならば、自宅にだれかが一緒に行くとかして全口座を見ることは可能だったんじゃないかと思う。もちろん、自宅じゃないところで調査をなさ...全文を見る
○生方委員 新聞の報道によると、衛藤副大臣が、八日の質問を聞いて初めて官房から幾ら報償費が松尾氏に支払われたのかを知ったというふうに言っておりますが、これはその調査の過程で一番基本中の基本ですよね。一体松尾氏が幾ら官邸からお金を引き出したのか、そこも聞かないで調査をしていたという...全文を見る
○生方委員 いや、私が言いたかったのは、官邸に幾ら出ていたのかということを聞くのは調査のイロハのイではないか、それを衛藤さんが八日になって初めて知ったというようでは、とてもちゃんとした調査ができていたとは思えないということを言いたかったわけでございます。  それで、実際に使途不...全文を見る
○生方委員 いや、私は、その全部が使われたと言っているのじゃなくて、実際把握されている使途不明額は幾らなんですか、おわかりのことがあったら教えてくださいと言っただけでございますので。  それで、報道によれば、松尾はクレジットカードで一括してお金を払ったケースもあるということです...全文を見る
○生方委員 では、官邸分に関しては全額を預かっていて払った、それで外務省分については差額だけ払ったということですか。そうなりますと、例えば宿泊費が三万円というふうに仮に仮定すると、外務省の分は二万円出るとすると、一万円だけ払うということですか。外務省の職員はあとの二万円は独自に自...全文を見る
○生方委員 要するに、もともと払われるべき規定のお金というのは別途松尾に渡していて、そのほかの差額の部分がこの九億六千五百万だということでいいのですね。長官、いいか悪いかだけ言ってください。
○生方委員 先ほどの外務大臣にお伺いした点ですが、松尾さんが払ったのが差額分だけであるとすると、そのほかの分については外務省の職員、随行職員がホテルで別途払ったということでいいですか。
○生方委員 これを重ねて聞いているのは、二重で払われた危険性がないのか。松尾は松尾で差額分やら何やら払っておきながら、外務省の職員は外務省の職員で別途精算をして、自分たちの方には宿泊費が来ているおそれがあるのかどうかということで重ねて聞いているわけで、そういうことは、調査の中では...全文を見る
○生方委員 そのチェック体制の甘さというのは今さら指摘するまでもないのですが、一応在外の大使館あるいは領事館の方から、総理一行が行く、大体何人行って、どういうところに泊まってどうであるということであれば、宿泊のホテルから何から調査をして、おおむねこれぐらいの予算がかかりますよとい...全文を見る
○生方委員 これは後ほど、差額分は今実費できちんと払われているんですから、当然それは機密費から今度は削除して、機密費を削減すべきだということはちょっと申し上げます。  総理の海外訪問の場合の人数ですけれども、毎回百五十人ということじゃなくて、これを見たら、三十人、三十六人とかい...全文を見る
○生方委員 やはり常識の範囲内で処理をしてほしいのですよね。個人が随行員の宿泊費をクレジットカードで払うということ自体がそもそも常識ではないですね。常識で考えれば、日本国政府の信用なんですから、別に後で請求書を送ってもらってそれを大使館が払ったっていいし、現金を一々持ち歩くのは危...全文を見る
○生方委員 担当の大臣としては少しでも予算が多い方がいいというふうに思うのは当然でしょうけれども、その前にやることは、実際に適正に使われていたのかどうかと。情報収集のために使われているのであれば、国民はそれは許してはくれると思うのですけれども、報道されるところによれば、大使の息子...全文を見る
○生方委員 今度の松尾の報償費に関しては、内閣官房からお金が出ているわけですね。内閣官房の方も、決算額と予算額を比べますと、ほとんど毎年決まった額が使われている。これも、いわゆる内調が使う部分とそれから内閣官房が使う部分で、ここに内訳が出ております。官房で使う方が大体約十四億円、...全文を見る
○生方委員 ことしの四月から情報公開法が施行されるわけですから、今すぐに云々というのではなくていいですから、例えば十年後とか十五年後にも、例えば機密費に関してはこの年はこういうふうに使われたんだということを、国益を損しない範囲においてきちんと公表するようにしておけば、これが歯どめ...全文を見る
○生方委員 九億六千五百万円が六年間で払われていて、その名目は差額分ということですね。だから、差額分については今後予算措置をされるということですから、六年間で九億六千五百万円程度の削減がなされて当然なんじゃないですか。  これまで出ていったお金はそれはきちんと、この中で松尾が個...全文を見る
○生方委員 これだけの事件が起こって、実際に九億六千五百万円もの、まあそのうちのどのぐらいが使途不明になっているかわかりませんけれども、どこかへ行っちゃっているわけですよね。こういうことが起こったら、国民の皆様方に対して申しわけないということを示す意味でも、当然、今年度予算、報償...全文を見る
○生方委員 借金がこれだけ多くなっているときに、むだなお金は一銭たりとも使わない、使わせないという態度を毅然と示す意味でも、私は、今ここで予算を論じているわけですから、むだなお金があれば、当然それは削減するという姿勢を見せるのが政治としての果たす役割だと思うんですけれども、外務大...全文を見る
○生方委員 調査に携わった官房長、それから会計課長、総務課長、三人そろって入院されたということでございますが、本当に御入院なさっているのなら非常に気の毒で、一日も早く回復することをお祈りいたすのですが、松尾氏個人もまだ強制捜査が及んでいないので、一部には四人で口裏合わせをしている...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○生方委員 森総理にお伺いいたします。  私は、先週の土曜日に、地元でフォーラムというのを毎月一回やっておりまして、今回は予算委員会の開催中ということでもございまして、ふだんは講師の方を招いて話を一時間ほど聞いて、その後一時間ほど質疑応答をするというのがパターンなのですけれども...全文を見る
○生方委員 もう何度もここでこの話が出ておりますので繰り返したくはないんですけれども、国民の皆さん方の多くが思っているのは、総理大臣というのは、国民の生命財産を守る、これが一番大きな仕事ですよね。そのとき、国民の生命財産が失われるかもしれないという重大な、総理は事故とおっしゃいま...全文を見る
○生方委員 官房長官にお伺いしたいのですけれども、首相の警護官、SPの方の仕事というのは何でございましょうか。
○生方委員 この予算委員会の話の中で、総理が第一報を秘書官からお受けになったのはSPを通してであるということが言われております。SPの方が当然携帯電話を持っていたということになります。SPの方がやることは警護であって、総理に対する電話を取り次ぐというのは本来の仕事ではないと思うの...全文を見る
○生方委員 SPは警護が第一の仕事でございますから、車の運転はしちゃいけないというふうに言われているぐらいですよ。すなわち、警護の方が電話をとっていれば、総理を守ろうとしたって、もしだれかが来たとしたって、こちらに気をとられていてしっかり守れないということがあるじゃないですか。そ...全文を見る
○生方委員 SPの方はたくさんいらっしゃるし、秘書官の方も五人もいらっしゃるということでございますので、五人いるわけで、当然総理の秘書官ということになればそれなりの使命感を持ってやっておられるわけで、総理がそんなことに気を使うことはないわけです。当然国のために秘書官も働くわけです...全文を見る
○生方委員 私はそれが十全だったというふうには思いません。  きのうのテレビでもやっておりましたけれども、あの海域にはえひめ丸以外に訓練船が十七隻いたそうでございます。その十七隻がすべて、やはり同じ日本の訓練船が沈没をしたということで直ちに現場に急行しようとした。そうしたらアメ...全文を見る
○生方委員 先ほどの質問の件なんですけれども、今度の原潜が緊急浮上訓練ではなくデモンストレーションだったという報道がなされておりますけれども、政府が確認しているのはどちらなんでございましょうか。
○生方委員 もう一つの報道では、周辺に船を確認したという船員の話があるというふうに報道されておりますが、この点についてはどう確認されておりますか。
○生方委員 真相はこれから調査をしていくということなんでございましょうが、総理、緊急浮上訓練が、民間人が乗っていたいわば船のスケジュールにのっとってデモンストレーションとして行われた、それがしかもいっぱい船が行き交うところで行われていたということは、今度は新たな事態だと思うんです...全文を見る
○生方委員 きのうもテレビの映像でえひめ丸の船体が映し出されたわけでございます。あれだけビデオで鮮明に映るわけですから、技術的にはいろいろな困難な問題もあるかと思いますが、ぜひともこれは引き揚げる、アメリカ側だけで無理であれば、日本側もできる限りの協力をしながら引き揚げる努力をし...全文を見る
○生方委員 先ほどのゴルフの件にちょっと戻るんですが、ゴルフの会員権の問題でございます。  ちょうど先週から確定申告が始まって、みんな今税務署に行って申告をしている時期でございます。先ほど池田議員との話で、これは貸してもらっただけである、贈与ではないという答えをもうるるされてお...全文を見る
○生方委員 何度も支持率のことを言うのはなんなんですけれども、支持率が九%まで下がったということは、総理がおっしゃっていることを国民の皆さん方が理解できないからなんですよ。国民の皆さん方の目線に立って言えば、政治家は何だかんだ言いながら、いろいろな便宜供与を受けているんだな、それ...全文を見る
○生方委員 総理、これだけ財政が逼迫している折、どう考えても一億六千万か七千万円は、その差額分はこれからはきちんと予算措置されるということで、出なくて済むわけですね。そうであれば、きちんと今年度からは削減をするということを国民の皆様方の前に言うということが政治の信頼の面からも大事...全文を見る
○生方委員 これは、旅費法をせっかく改正して差額分については払わなくてよくなったわけですから、その分、今まで出ていた分だけは少なくてもことしからやめようというぐらいは言ってもいいと思うのですけれども、財務大臣、いかがでございますか。
○生方委員 これは、この議論を聞いている国民の皆さん方が、政府がこれだけ借金がふえてしまった原因がそういう放漫な財政にあるのではないかなというふうに感じるかもしれません。  少なくても報償費に関しては、何がどういうふうに使われているか国民の皆さん方にわからないから不満があるわけ...全文を見る
○生方委員 本当はここで総理にIT立国ということについて論議もしたかったんですが、きょう、先週からの話で、与党内からも総理におやめになってほしいというような声が出ている、一部には予算案の成立と引きかえに総理の進退が明らかになるのではないかというようなことも言われております。  ...全文を見る
○生方委員 終わります。
04月10日第151回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず、片山総務大臣にお伺いしたいのですが、省庁が統合されて三カ月たったわけです。総務省の場合ですと、旧の自治省、郵政省、総務庁、この三つの、私から言うと、まことに性格が違う省庁が一緒になって一つの省が形成をされているわけです。  三カ...全文を見る
○生方委員 三つの省庁が結びついて効果が出ているという話はわかりましたけれども、三つ結びついて思わぬデメリットがあったということも、三カ月ですから少しはあると思うのですけれども、それはいかがでございますか。
○生方委員 まだ具体的な人員削減とかいうことは、官房なんかはもちろん統合するという格好になるのでしょうけれども、将来の話になると思うのですが、実際三カ月運営をしてみて、これから当然省庁をスリム化していかなければいけないわけですけれども、どの程度スリム化ができるという見通しが立った...全文を見る
○生方委員 もう一点だけお伺いしたいのですけれども、商社なんかですと、配属された部によって背番号がついているような格好で、ずっとそれが商社にいる間、鉄鋼本部にいるなら鉄鋼本部の背番号がついていくという格好になるのですけれども、今度の省庁統合の場合は、例えば旧郵政省という背番号がず...全文を見る
○生方委員 全体的に見れば背番号はなくしていく方向にしたいということでよろしいのですね。わかりました。  それでは、次に電波法の一部を改正する法律案についてお伺いしたいんですが、大きな流れとしてはアナログ放送をデジタル放送に変えていくということで、これについて地方局に対して国か...全文を見る
○生方委員 国が主導してデジタル化を進める。別に民間の自主性に任せてデジタル化を進めてもいいと思うんですけれども、国が主導するというのはどういう意図なのでございましょうか。
○生方委員 重ねてのお尋ねで申しわけないんですが、国が主導する、国がお金を出してアナ・アナ転換と呼ばれる、まさにそれはローカル局にとっては全く余分な負担にはなるんですけれども、国がデジタル化を主導するというところの意味は本当はどこにあるのかというのを大臣にお伺いしたいんですが。
○生方委員 もちろんデジタル化そのものに私は反対しているわけじゃなくて、早くデジタル化をした方がいいとは思うんですけれども、国が主導するということの意味がいまいちよくわからなかったということでございます。  あと、アメリカとか英国とかスウェーデンなんかはもう既にデジタル放送が始...全文を見る
○生方委員 ローカル局が経営が大変だというのは、私もこの間話を聞きましてよくわかっているんですけれども、デジタル化によって大変な部分もあるでしょうけれども、ニュービジネスを展開する余地というのが出てくるわけですね。今、我々はデジタル放送をやっているわけじゃないですから、具体的にど...全文を見る
○生方委員 一番大きなデジタル化の目的というのは、周波数が逼迫をしている、これは限られたものであるから、その中のある部分をデジタル化によってあけようと。具体的には、デジタル化することによって四分の一程度周波数があくということなんですけれども、四分の一程度あいた周波数は、何がどのよ...全文を見る
○生方委員 恐らく四分の一全部を携帯電話で利用するわけじゃないと思うんですけれども、ただ、アナ・アナ転換の費用については携帯電話の電波使用料が充てられるというふうになっているんです。そうなりますと、ほかの使っているところは負担しないで、携帯電話だけがアナ・アナ転換に関する費用を負...全文を見る
○生方委員 携帯電話の電波使用料が五百四十円、テレビ局は、これは一中継局についてなんですか、二万三千八百円というので、常識的に考えて、テレビ局が使っている電波と携帯電話で、五百四十円と二万三千八百円では余りに近過ぎるというのか、余り適当な値段設定ではないというふうに思うんです。そ...全文を見る
○生方委員 今のお話を聞いていますと、電波使用料の算定根拠というのは主に行政費用を負担するという考え方のようですけれども、これから情報化時代になって、まさに周波数というのは資源として位置づけられなきゃいけないんじゃないか。デジタル化するということも、まさにその新しい資源を生み出し...全文を見る
○生方委員 電波使用料の算定根拠は法律によって決められているということはよくわかるのですけれども、これから情報化時代になって、情報も電波も非常に重要なものであるという位置づけになりますので、国としても今のその法律で決められている電波使用料でいいのかどうか。これを資源として位置づけ...全文を見る
○生方委員 検討というより、具体的に今デジタル化が進められることによって周波数があくわけですよね。あいたところをまだだれか新しく使いたいという人が来た場合は、これと同じ算定で、ではお貸ししましょうというふうになってしまうのか、あるいは、電波というものはこれから将来的にはこういうふ...全文を見る
○生方委員 大臣としての所見があるのかどうか、大臣はどう考えるのかということを、重ねて失礼なんですけれども、大臣は、やはり今までの考え方でいくべきなのか、あるいは、これはきちんと資源として位置づけるべきなのか、どちらのお考えをお持ちでございましょうか。     〔委員長退席、渡...全文を見る
○生方委員 個人の意見がないということではなくて、よく個人の意見を述べている大臣もいっぱいおられますので、これは御意見をお持ちであれば本当はぜひとも聞かせていただきたいのですけれども、お持ちかお持ちでないかわからないので、これ以上の質問は避けます。  私は、基本的に電波というの...全文を見る
○生方委員 例えば、通信衛星なんかの場合は、もう通信衛星を配置できる場所が決まっていますね。だから、これは昔聞いた話なんですけれども、ある国は、自分では幾つも上げる能力がないから、その場所の権限をどこかの国に売ることがあり得るというふうなことを聞いております。  電波の場合も、...全文を見る
○生方委員 私も今のテレビ番組の内容について問題なしとしないわけではありません。ただ、お金を出すんだから口も出すよということだけはぜひ避けていただきたい、このことだけ申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
05月17日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○生方委員 民主党の生方でございます。きょうは大変貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございました。  まず最初に、憲法改正について最後にお述べになられたことからお伺いをしていきたいと思うんですが、私もこの憲法調査会に入ってから、憲法をずっと条文を読んでまいりまして、例...全文を見る
○生方委員 ヨーロッパなんかでは住民投票を取り入れている国がたくさんあって、その流れは二つあって、一つは、非常に簡単に住民投票ができる、だけれどもその結果は法的拘束力を持たないという流れと、もう一つは、住民投票をするのは非常に難しいけれども、そのかわり、した結果については法的拘束...全文を見る
○生方委員 もう一度お伺いしますが、要するに、住民投票を簡単にできるという国は、結果についても参考程度でいいよという考え方でやっているわけですね。もう一方の国は、住民投票をかけるには非常に手続が面倒くさいけれども、そのかわり、できた場合は、きちんとそれには法的拘束力がありますよと...全文を見る
○生方委員 その場合、住民の皆さん方が判断する材料をどこがどういうふうに出してくるのかというのが非常に問題になってくると思うんですね。  ことしの四月から情報公開法が施行されましたので、情報公開の量というのは非常にふえてきたと思うんです。ただ、国民の皆さん、住民の皆さんが判断す...全文を見る
○生方委員 これは我々もぜひ聞きたいんですけれども、投票率を上げなければいけないということで、我々も非常に努力をしているわけですけれども、国によっては、オーストラリアのように投票を義務づけるというところもございますね。オーストラリアの場合は、義務づけるといっても、登録した方が投票...全文を見る
○生方委員 その住民投票、私ももちろん反対をしているわけじゃないんですけれども、身近な問題として、例えばごみの処理場が近くにできるとかあるいは斎場が近くにできるとか、住民の利害に直接関係することであると、恐らく身近な人はほとんど反対をしてしまうということになって行政が立ち行かない...全文を見る
○生方委員 これはいろいろな例が出てくる中で恐らく明らかになってくると思うので、今まで例が少ないので、余り私どもがここで論議していても問題点がクリアになってこないんだと思うので、できる限りそういうものを取り入れる自治体が出てきて例をふやしていけば、いいものができるんじゃないかなと...全文を見る
○生方委員 地域の大きさやら、いろいろなケースケースがあるので、何人がいいということはなかなか言えないと思うんですけれども、私なんか五十万人程度の、私のところがたまたま五十万人ぐらいなので、そのぐらいの規模だとちょうどいい行政サービスができるかなと。ただ、これも、千葉県でございま...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○生方委員 おはようございます。民主党の生方でございます。きょう、竹中大臣がIT担当ということでお越しいただきまして、まず、竹中大臣の方に質問を幾つかさせていただきたいと思います。  私も、竹中さんがお書きになりました本を幾つか読ませていただきました。大変歯切れのいい論議で、日...全文を見る
○生方委員 昨年末の電気通信審議会の答申では、競争が進まない場合には二年後にNTTも経営のあり方を含めて見直すというような答申がなされていまして、今度の法案にはそのこと自体は盛り込まれておりません。  私は、NTTとNCCの競争が進まない原因の一つとして、行政のかかわり方がはっ...全文を見る
○生方委員 片山大臣にも。
○生方委員 私は、規制はやはり緩和するべきだというふうに思っております。今申し上げましたように、NTTさんに自主的に再建政策、再建というのですかね、これからの三年計画を出していただいて、NTTさんも光ファイバー網を開放するとか、いろいろな御努力をしていると思うのですよね。  た...全文を見る
○生方委員 基本的にはそのとおりだと思うのです。ただ、今、私が申し上げましたように、やはり何年間か、ここまでだよというのがないと、私はやる方からしてみると、たまらないなというふうに思います。これはこれ以上あれしてもしようがないのですけれども。  例えば、ドコモに対する出資比率の...全文を見る
○生方委員 きのうの夕刊にも六万人のリストラというような数字が出ておりまして、職場が変わらなければいけないというような大変な事態でございますね。したがって、リストラはもちろんある程度しなければいけないのですけれども、縛る部分だけではだめで、では、業務の分野を拡大しようじゃないかと...全文を見る
○生方委員 竹中大臣にも同じ質問でお答えをいただきたい。
○生方委員 NTTのあり方を含めて、これは難しいのですね。ヨーロッパの方では独占は依然として続いているわけで、アメリカは、AT&Tを解体しちゃったおかげで、AT&Tの力は弱まったけれども、ほかのNCCが非常に大きな力を持ったということで、これは一歩一歩進めながらまた考えてというよ...全文を見る
○生方委員 公取の機能を強化するというのはいいのですけれども、公取に電通の専門家がいるのかといったら、もちろん余りたくさんはいないわけで、やはり紛争処理委員会というかFCCのような形で、きちんとした専門家が素早く対処するということが非常に重要だと思うのですね。  これは、非常に...全文を見る
○生方委員 とりあえず八条委員会でスタートして、運用する中で本当に公正な競争が確保できればいいわけで、仮にもしできないというようなことになってくれば、将来的にはもちろん、ここも柔軟にあり方も含めて検討するというお考えだというふうに解釈してよろしいですか。
○生方委員 今度の電通法の改正も含めて、やはり日本をいかに情報社会に移行させていくのかというためにインフラの整備というのが欠かせないということで、私は、法案全体は一歩前進だというふうにもちろん思っているわけでございます。  竹中大臣にせっかく来ていただいたので、ちょっとお話を伺...全文を見る
○生方委員 よく、ゼロベースで見直すという言葉が出てくるんですけれども、これはまさにアメリカ側の、八〇年代の後半にリエンジニアリングというのを行ったとき、あらゆるものをゼロから見直そうじゃないかという中の手法の一つですね。  私は、リエンジニアリングの運動があったときに、何でリ...全文を見る
○生方委員 またこの問題はいずれゆっくり論議したいと思います。どうもありがとうございました。
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  民主党を代表いたしまして、四十五分間質問をさせていただきます。  総理は、お得意の分野になりますと答弁が非常に長くなりまして、どうも時間がややオーバーしてしまったんですが、まず今のことに関連して伺いますが、高祖議員の選挙違反事件、非常...全文を見る
○生方委員 現在解明している部分だけでも、大変多くの公務員の方が逮捕をされ、組織ぐるみで選挙違反が行われたということは明らかなわけで、現在の時点でも、私は、十分に、現在わかっている事実だけでも高祖議員は議員辞職に値すると思いますが、いかがでございますか。
○生方委員 総理、歯切れのいいところは歯切れがいいんですけれども、こういう問題になると何か先延ばしにして、構造改革の問題も、これは後からゆっくり質問いたしますが、構造改革全体は何となく国民の皆さん方わかっているんですけれども、各論になるとむにゃむにゃむにゃでわからなくなるところが...全文を見る
○生方委員 私は、政治家としての判断でございます。これは、もし私がそういうような選挙違反を犯せば、議員の責任として私はやめます。刑事事件で、あくまでも結論が出るのは、それは裁判所が結論を出すのであって、政治家はやはりもっと高い倫理を求められなきゃいけないわけで、きちんとした、判決...全文を見る
○生方委員 私が言っているのは、中東だけの問題じゃなくて、まさにアメリカでテロが起こるのも中東の問題が原因ではないか、根っこにあるんではないか、だから、世界的に貢献する、アメリカにも貢献するという意味からも、日本が中東問題に積極的にかかわっていくんだという決意の表明としての、まあ...全文を見る
○生方委員 これも、本当はこの問題だけでも予算委員会を再度開いていただいて論議をしていただきたいと思います。これは委員長に対して要望をしておきます。  それでは、次に移ります。  今、私の手元にメモが参りまして、現在の株価はまた一万円を回復したということになっているようでござ...全文を見る
○生方委員 株式市場に個人投資家が戻ってくるという、戻ってくるというか入ってくるというか、これが非常に重要だと思いますよね。  それで、経済財政諮問会議でも、つい先日ですけれども、民間議員が共同で、源泉分離課税を廃止して申告分離課税一本にし、その税率を当面一〇%まで引き下げたら...全文を見る
○生方委員 自民党の税調があって、政府の税調があって、いろいろなものがあって決めていくという手法を変えようというので小泉さんが出てきたのではないかなというふうに私は思いますので、ぜひともそうしたことで、対策が、手を打ったときにはもう既に手おくれだったということがないように、総理の...全文を見る
○生方委員 私は、基本的に重なっている部分がある、どこが一番大きく違うのかということを総理の口からぜひとも説明をしていただきたいと思います。
○生方委員 小泉政権が誕生してからもう五カ月弱たつわけでございまして、所信表明演説のときにも今のようなことをおっしゃって、矢継ぎ早にこれをやっていかないかぬということで、我々もどんな改革が出てくるのかというふうに期待をしておったんですけれども、ほとんど言っていることは変わらないで...全文を見る
○生方委員 国会を通さなきゃいけないこともあるし、通さなくてもいいこともあるわけでございまして、総理の権限でおやりになれることも幾らでもあるわけでございますから、そのことをきちんと国民に一つ一つ示していくことが本当の構造改革だなということになるので、それに対して支持が来るか来ない...全文を見る
○生方委員 企業をどういうふうに変えるのかという手法をそのまま政府に取り入れることができないことは、これは事実なわけでございまして、机上の空論をそのまま政策に当てはめることができないのと同じでございますので、同じだというふうに言われても、やっていることが、実際に国民サイドを重視し...全文を見る
○生方委員 税金のむだ遣いをいいなんと言う人はだれもいないわけで、それは当然税金のむだ遣いは排していただきたいので、今総理がおっしゃっていることは、やはり強者の論理であるような気がして仕方がありません。  実は、きのう、九月十三日、投書がございました。総理はお読みになっているか...全文を見る
○生方委員 私は、キャッチボールをやるなと言っているんじゃないのですよ。この人の気持ちとして、自分のおじやお父さんが苦しんでいる、そこで総理が痛みに耐えろと言って、どういうふうに耐えるのですか。自助努力で乗り越えられない部分を政府が何とかする、そうじゃなければ政府の役割はないじゃ...全文を見る
○生方委員 やはり憲法には、国民は最低のきちんとした生活をする権利が保障されているわけですね。だから、倒産した方だって、当然きちんと自分たちの生活を守らなければいけない。守るべきことをきちんと政府が保障するということは、憲法にも書いてあるわけです。だから、それはきちんと私は守って...全文を見る
○生方委員 私は、この間、台風が東京へ来た日、飯田橋のハローワークへ行ってまいりました。こんな雨あらしの中、雇用を求めて来ている方がいらっしゃるかなというので行ってきたんです。たくさんの方がいらっしゃっているんですね。  総理は行ったことがあるかどうかわかりませんけれども、今端...全文を見る
○生方委員 雇用されている方たちも大変ですが、雇用をしている方の中小企業の方たちも今非常に厳しい状況に置かれているというふうに聞いております。  総理は、貸しはがしという言葉を聞いたことがございますか。
○生方委員 貸しはがしという言葉は、中小企業の経営者に対して金融機関が融資を引き揚げるというのを貸しはがしというふうにいう。  きのう話を聞いたんですけれども、倒産件数は、さっき同僚議員も申し上げましたように、月千五百件ぐらいです。そのぐらいで推移をしておりますけれども、実は、...全文を見る
○生方委員 特に地方のしにせと言われている企業が今非常な痛みをこうむっているということでございますので、確かに、伸びる企業が伸びるように援助することは日本経済の活性化にとって非常に大事ですけれども、だからといって今まで日本経済を支えてきたその中小企業がただ消滅をしてしまうというの...全文を見る
○生方委員 いいですよ、もうそれで。  時間がないので田中大臣に申し上げますけれども、私は外務省から話を聞きまして、どういう調査をしているのかと。ホテルで課ごとにプールをして無料で泊まった事案があるというようなことを事務次官も認めておられましたので、当然キャリアの方に宿泊をした...全文を見る
○生方委員 これで終わります。
10月24日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  会計検査院の、このたび九月の下旬に出されました、内閣官房報償費とそれから外務省の報償費についての調査について質問をしたいと思います。  私も、予算委員会でこの機密費問題、随分質問させていただきました。そのときの一番焦点になっていたのは...全文を見る
○生方委員 今度の調査は、何人ぐらいで、どれぐらいの期間、どことどこを行ったのかをお伺いしたいと思います。
○生方委員 数名、数回ということは、十人もいないということなんですか。具体的に、何人で何カ月、何日間というのをちょっと教えていただけますか。
○生方委員 これだけの事件になって、これだけの調査を行うわけですから、私は当然もっと人数が多いと思ったのですが、たった七、八人ということは非常に意外ですね。  これは通常、外務省の検査なんかでいうと、新聞報道ですと、年に二回程度で毎回二十人程度の規模で行われるというふうに聞いて...全文を見る
○生方委員 私は、非常に人数が少ないと思うのですけれども、院長、この程度の人数で、この程度の回数で十分調査が行われたというふうに院長は思っておられますか。
○生方委員 今度の問題は、外務省から内閣官房に上納金というのが行われていたと広く報道されていて、その額も二十億円とか何年前から行われてきたとか、具体的にいろいろな指摘がなされて、証言もなされているわけですね。会計検査院しかこれを調査することができないんですよ。国民も非常に今度の調...全文を見る
○生方委員 具体的に、では上納に関しては、だれがどういう調査をして何がわからなかったのか、その点をお伺いしたいと思います。
○生方委員 外務省の検査が先ほど年四回というふうにおっしゃいましたですか。年四回行われる。報償費に関してはだれがどんな調査を毎年行っているんですか。
○生方委員 新聞報道によれば、機密費に関しては、報償費に関して、外務検査課長一人が見ているというふうに報道ではなされておるんですけれども、これは事実ですか。
○生方委員 報道で申しわけないんですけれども、報道によれば、今いろいろ報道機関も、元検査課長とか会計検査院のOBとか、いろいろな方の話を紹介しておりまして、会計検査院の、もちろん報償費について調べてはいけないという規定があるわけじゃないですから、当然調べなければいけない。ただ、事...全文を見る
○生方委員 だれがどう言ったというのは構わないんですけれども、会計検査院というのは、国の予算が適正にちゃんと執行されているのかどうかというのを調査しなきゃいけないわけです。今回は、実際に松尾何がしというのが機密費を使って、三億とも五億とも言われているようなお金を使っているわけです...全文を見る
○生方委員 システム上の問題とか会計法上の問題が指摘されているということ、私は指摘していないとは言っていません。ただ、一番国民が知りたがっていたのは、一つは内閣官房に対する上納という問題と、もう一つは、今度の裏には外務省のキャリアがかかわっていたのではないかという構造的な問題につ...全文を見る
○生方委員 会計検査院の性格上、警察とは違うし税務署とも違うわけですから、そうぎりぎりやるわけにはいかないということもわかりますけれども、今度の場合は、実際に事件が起こって非常に不正が行われたということがあったのを受けて、会計検査院がいわば特別の調査をしているわけでしょう。だから...全文を見る
○生方委員 ということは、調査はしたんですか、しないんですか、どっちなんですか。したんですか。
○生方委員 何かおかしいじゃないですか。だって、この中に「検査は、外務本省及び在ヴィエトナム日本国大使館ほか十二箇所の在外公館を対象として、主として十二年度の支出について実施した。」と書いてあるんですよ。この中にケニア大使館が入っているんですよ。  実施したんじゃないんですか、...全文を見る
○生方委員 合理的なやり方であれば、何も外務省が調査しているところを、在ケニア大使館を選ぶことないでしょう、大使館はいっぱいあるんだから。ここは外務省が今調査しているんだから、ほかの大使館を調べればいいじゃないですか。何で外務省が調査しているところをわざわざ一緒にやって、その部分...全文を見る
○生方委員 この十二カ所の中のマレーシアとかジョルダンとか、あと香港とか、この辺は、ほかのマスコミでも、いろいろ不正があったのではないかということが指摘をされている大使館なんですよね。そこをせっかく調査したのに、この三つについても何も出てこなかったということなんですね。  だか...全文を見る
○生方委員 報償費について調べて、一番肝心の上納について何にも調べなかったんじゃ、何を調べたんだか全然わからないじゃないですか。もう一回調べ直さなきゃだめですよ、もう一回。少なくとも上納について、こういう疑問があったとか、疑問が全くなかったとか、少なくとも上納に関してだけもう一回...全文を見る
10月31日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  財務大臣、質問通告がないんですけれども、最初に一問だけ質問をさせていただきたいと思います。  きのうの新聞報道によりますと、九月の完全失業率が五・三%と非常に深刻な数字になって、五%五%で来たのが五・三%へ伸びて、その後、テロ事件もあ...全文を見る
○生方委員 即効薬はもちろんないと思うんですけれども、五・三というのはかなり深刻な数字だと思うんですね。私の周りにも、失業をしてしまって、一生懸命仕事を探していてもなかなか五十を過ぎるとないというのが現実でございまして、これは、雇用状況が悪いから景気が悪いのか、景気が悪いから雇用...全文を見る
○生方委員 深刻な状態は、皆さん多分共通の認識だと思うんですけれども、これがさらに、恐らく十月になって好転をする要素というのはほとんどなくて、悪化する要素の方がむしろ、今も申し上げましたようにテロがあったし狂牛病の件がありましたので、六なんということになりますと、ある意味では社会...全文を見る
○生方委員 ありがとうございました。それではもう結構でございますので。  それではこちらの、法案の方について柳澤大臣にお伺いしたいと思うんですが、これまでの論議を聞いていてもどうもいま一つわからないのが、一般勘定と特別勘定、二つを機構の中に設けるということですが、きのうちょっと...全文を見る
○生方委員 そうしますと、この一般勘定というのは、証券会社や自己株式を取得することを希望する事業会社の依頼に基づいて、その銘柄株を持っている銀行が株を売却するという仕組みになっているそうなんですけれども、その解釈でよろしいんですね。
○生方委員 そうなりますと、それ以外で、銀行がこの株はとにかく売りたいんだというふうに、銀行側がこの株を売りたいといった場合の株は、証券会社や自己株取得をしたいという希望がない限り、一般勘定を通して売ることはできないというふうに解釈していいんですか。
○生方委員 その集めた株をETFなどで投信に仕立てて顧客に売っていくということでありますと、そういう株はもちろん市場でも十分に売買ができる株であって、この取得機構をわざわざ通さなければならない理由というのが当面見当たらないと思うんですけれども、どうして取得機構を通さなきゃいけない...全文を見る
○生方委員 容易に取得ができるという根拠をもうちょっと教えていただきたいんですけれども。
○生方委員 もう一点確認をしておきたいんですけれども、きのうの説明でも受けたんですが、一般勘定の場合は、ここに株をストックするということはあり得ない、ここはもう本当にスルーするだけなんだという説明なんですけれども、それでよろしいんですか。
○生方委員 そうしますと、この買い取り機構をつくること自体が、銀行株が一遍に出ていくことによって市場の価格が下がってしまうおそれがあるから、一時的にストックをすることによって株が大幅に下がることを防ぐんだという本来の役割というんですかもともとの当初のもくろみと、全然ストックしない...全文を見る
○生方委員 先ほど、竹本議員の質問の中でも明確な答えが出なかったんですけれども、どういう場合に特別勘定を設けるのか。もちろん、そこには特別の委員会がつくられて、そこが決定をしたときということになっているんですけれども、具体的にはどういう条件になれば特別勘定を開くということになるん...全文を見る
○生方委員 私が聞きたいのは、運営委員会が決定することですけれども、どういう条件があれば開くのか、それとも今おっしゃったようだと、とにかくこの法律が通りさえすれば自動的に、例えば四月なら四月に開設をすることになるのか、あるいはこれこれこういう条件だから特別勘定を開くのか、どっちな...全文を見る
○生方委員 柳澤大臣に重ねてお伺いしたいんですけれども、今のでもよくわからないんですが、市場の動向を見ながら、では、市場がどういうふうになったら設けるというふうに、そういう条件があるのか、あるいはこれができれば自動的に何カ月か後には特別勘定を開くことにしているのか、その基本的な考...全文を見る
○生方委員 よくわからないですね。  自動的に何年何カ月たったらということじゃなくて、あくまでも市場の動向を見ながら判断をする、特別勘定が開かれても、そこで買うか買わないかはまた別の判断だというふうな解釈でよろしいということですね。(柳澤国務大臣「はい」と呼ぶ)  それで、特...全文を見る
○生方委員 格付会社は内外幾つかもちろんございますよね。格付会社によって格付も違ってまいりますよね。その場合は、どこの格付を選択するということになるんですか。
○生方委員 具体的に、アメリカの格付会社と日本の格付会社ありますよね。格付の格が違っていたという場合、低い方をとるのか高い方をとるのかとか間をとるのかとか、何かしらの目安があると思うんですけれども、それとか、銀行の方でこの格付会社の格付を利用してくれというような要望があるのか、あ...全文を見る
○生方委員 これは、基本的に銀行が株を持ち過ぎているということが原因であって、その株をとにかく市場に放出をさせなければいかぬ、一遍に出れば株価が急に下がってしまうかもしれないから、一応ワンクッション置こうじゃないかというのがもともとの趣旨ですね。でも、もうちょっとその前には、銀行...全文を見る
○生方委員 柳澤大臣にお伺いしたいんですけれども、常識的に考えて、売れる株は売ると。具体的な名前を出すのはあれですけれども、額面を割れちゃっている株券とか、銀行が株を手放しちゃえば倒産するような株というのは当然買う人がいないわけですよね。ということは、常識的に考えれば、銀行の手元...全文を見る
○生方委員 よく話はわかるんですけれども、やはり本当は、いわゆる市場でも買えないようなくず株を買っちゃわないと本当の不良債権の処理というのにはならないわけで、やはり拠出金をもっと積み増すなどしてそこも買うようにしないと、どうしても私は不良債権の処理というのには余り寄与しなく——ま...全文を見る
○生方委員 それはもちろん別問題だというのはわかっていますけれども、目的はやはり不良債権を何とかしなきゃいかぬということで、その一環としてこれも立てられているわけですから、せっかくそういうスキームをつくったわけですから、やはり、いや私はそうやれという意味じゃなくて、そういうことを...全文を見る
○生方委員 私も、新聞を読んでいて、二兆円だというふうにばかり解釈をしていて、きのう説明を聞いたら、それは当面であって、二兆円以上になることもあり得るんだという話を聞いたもので、そうすると、国民負担が、仮に最悪の場合、二兆円以上になることもあり得るんだということはやはり事前に国民...全文を見る