生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第159回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  私は、ことしの正月、大変穏やかな正月だったですけれども、非常に気が重く過ごしました。それは、一つにはイラクへの自衛隊の派遣ということがございまして、自衛隊の皆さん方があの寒い旭川のもとで訓練をしているのを見たり、あの寒い地から一気に暑い...全文を見る
○生方委員 何か声に元気がないようですけれども、風邪でも引かれたんですか、大丈夫ですか。  今のお話でございますが、私は、外交、安保の基本を変えるのであれば、変えるということを国民にきちんと説明しろというふうに質問したわけで、総理のお言葉では、変えるのではないということですね。...全文を見る
○生方委員 PKOの発動とは違うんですよ。この間のニュースを見ても、自衛隊の派遣、あれだけの儀式を行って、あれだけのことを行うというのがニュースで毎日流れているから、本当に自衛隊は変質してしまうんじゃないか、専守防衛の原則が崩れてしまうんじゃないかという、国民は大きな不安を抱いて...全文を見る
○生方委員 それならば、何も、今回、一・五日だけ派遣しなければいいじゃないですか、前からわかっていると言うのなら。行くのであれば、ちゃんと三日とか四日とか一週間とか行って、きちんと調査をしてくるのが当たり前じゃないですか。  きのうもちょっと質問が出ましたけれども、サマワの評議...全文を見る
○生方委員 いいですか、ちょっと外野うるさいですから黙っていてください。  それでは、もう一つの観点から聞きたいと思います。  今度のイラクへの攻撃を総理が支持したのはイラクに大量破壊兵器があるからだということも、重ねて総理は表明をしてまいりました。これは、きのうからきょうに...全文を見る
○生方委員 もうこれは何度も議論していて、総理から何度も同じ答えしか返ってこないので、する方もむなしいんですけれども、総理、アメリカは、一四四一の決議の後、一四四一では不十分だと考えて、再度、国連の安保理の決議を得ようとしたことは事実ですよね。それはお認めになりますね。
○生方委員 しかし、結果として、一四四一に次ぐ安保理の決議というのは得られなかったんですよね。これは、フランスも反対したし、ロシアも反対したし、ほかの国もたくさん反対いたしました。すなわち、そこで国際的な合意というのはなされなかったんです。これは、アナン事務総長も、国連決議、安保...全文を見る
○生方委員 国連事務総長がそうでないと言っていて、何で総理がそこでそうなんだとなるんですか。事務総長はそうじゃないと言っているんですよ。だから、結果として、現在、イラクに派遣している国だって四十国に満たないじゃないですか。四十国に満たないんですよ。世界にはもっと多くの国があるんで...全文を見る
○生方委員 国連のアナン事務総長ですよ。事務総長が、新たな決議がなくて武力行使をすれば国連憲章違反だと言っているんですよ。見解の違いじゃないじゃないですか、これは。アナン事務総長が言っているんですよ。  では、総理はアナン事務総長を認めないんですか。
○生方委員 英語を日本語に訳すんですから、いろいろな言い方になるということはわかりますけれども、趣旨はそういうことですよ。趣旨は間違えていないですよ。  では、間違えたと言うんですか。アナンさんは、一四四一の決議のほかにもう一個決議がなくて、安保理の決議がなくしてアメリカが攻撃...全文を見る
○生方委員 川口外務大臣に余りこれ以上論議してもしようがないので、総理と論議したいと思うんですけれども。  アナン事務総長がそう言ったことは、それは事実なんですよ。外務大臣、何言っているかよくわからないことを言っていましたけれども、これはちゃんと報道もされておりますし、きちんと...全文を見る
○生方委員 総理のここでの発言を何度も聞いていますけれども、あのときの一番大きな趣旨は、大量破壊兵器があるんだ、大量破壊兵器をこれから開発するおそれがあるんだ、だから一日も早くイラクに対して査察を実施して、それがあるのかどうかを確認しなければいけないと。  それで、少なくとも、...全文を見る
○生方委員 一四四一が満場一致だったということも、内容も知っております。だけれども、一四四一で武力行使するのは不十分だというふうに考えたから、アメリカは、次の決議を一生懸命とろうとしたわけでしょう。  実際問題、さっき総理おっしゃいましたですけれども、可能性としてはなかったかも...全文を見る
○生方委員 私が指摘したのは、アメリカの国内も世論が割れているということですよ。今度のイラクへの攻撃に対して一枚岩ではないんですよ。現に、民主党の大統領候補は、あの攻撃は間違いだったと言っているんですから。  だから、私は、余りにブッシュ大統領に肩入れしちゃうことが本当に日本の...全文を見る
○生方委員 私が指摘しているのは、ブッシュ政権の力の政策、これに日本が無条件に従っていいのかどうかということを指摘しているんですよ。力によってすべてが解決できるというふうに思ったら、これは大間違いなんですね。  だから、確かにフセイン政権がいいという人はさすがにだれもいないでし...全文を見る
○生方委員 私が言っているのは、今度のイラクの問題に関してアメリカが行ったこと、必ずしも国際的な同意を得ようと努力をしなかった。時間は十分にあったはずなんですよ。何もあそこで急がなければいけない喫緊の要素というのはなかったんですよ。フセイン政権が大量破壊兵器を今にもどこかへ撃ち込...全文を見る
○生方委員 日本の外交の基本というのは、国連というのと日米同盟というのと、もちろんアジアもございますね。その中で、総理は日米同盟が一番大事だというような位置づけだというのもよくわかります。しかし、私たちは、やはり国連を中心にやるべきだ、日米同盟も大事だ、だけれども、それはあくまで...全文を見る
○生方委員 今のは、何かちょっと今まで言っていたことと違うんじゃないですか。国連というのは国際紛争を解決する場としてあるわけですよ。国連軍がないといったって、多国籍軍というのが国連決議のもとにできることがあるわけじゃないですか。  では、国連は日本の平和と安全にとって全く関係な...全文を見る
○生方委員 今私が聞いたのは、総理がおっしゃったのは、国連と同盟を結ぶことができないでしょう、アメリカとは同盟を結ぶことができる、アメリカは日本を守ってくれるけれども国連は日本を守ってくれないという趣旨ですよ、それだったら。守ってくれないということなんですね。
○生方委員 国連が行うことは、そういう武力紛争を未然に防止しようということで国連安保理事会も国連もあるんじゃないですか。それなら、総理は、国連がなくてもいいというお考えなんですね。
○生方委員 安保理にもなっていないというふうにおっしゃいましたけれども、日本は国連の分担金を世界で二番目に出していますね。アメリカはほとんど出していなかったから、一時はほとんど日本が出していたということがあるわけですよ。  今総理が言っていることは、これまでの国連重視という日本...全文を見る
○生方委員 私は、極めて重要な発言だったと思いますよ。日本の外交の中心というのは、国連中心にやってきたわけですよ。今総理がおっしゃったのは、国連は何も役に立たないということを言ったに等しいんですよ。日本の平和と安全にとっては何にも役に立たないじゃないか、国連が守ってくれますかと。...全文を見る
○生方委員 それでは速記を、ちょっと今違ったことを言ったというので速記でちょっと確認させてください。(発言する者あり)
○生方委員 では、後ほど速記をきちんと起こして確認をすることといたしまして、総理に、私が総理のお答えとして聞いたことで確認をすることを確認しておきます。  国連は日本の平和と安全にとって役に立たない、国連は日本を守ってくれない、アメリカは日本を守ってくれる、この発言をしたのは事...全文を見る
○生方委員 世界の歴史は二国間では平和を確保することができない、だから多国間できちんと平和を確保しようじゃないかというのが国連ができたそもそもでしょう。そもそも、他国から侵略をされないようにするために国連がきちんと機能しなければいけない、そのために日本も国連の活動に協力してきたん...全文を見る
○生方委員 再度確認をいたしますが、石破長官は、現時点では武器輸出禁止三原則を見直す必要はないというふうにお考えですというふうに解釈していいんですか。
○生方委員 総理もそれで、武器輸出禁止三原則を見直すつもりはないということで、総理も同じ考えでよろしいんですね。
○生方委員 私は、すべての国際紛争、まあ中東紛争が特にそうなんですけれども、その大きな原因はやはり大国が武器を輸出しているからだ、それが一つの大きな原因だと思うんですね。  フセイン政権があれだけ大きくなったのも、もとをただせば、やはりイラ・イラ戦争で、イランにホメイニ革命が起...全文を見る
○生方委員 何か本当に夢のない答弁ですよね。  武器輸出をしなければ、大国が武器輸出をしなければ、自国で武器を開発する能力がある国というのは幾つもないんですよ。日本はそのうちの一つでしょうね。一つです。大変なお金がかかるかもしれない。だけれども、武器輸出が禁止されれば、自国でそ...全文を見る
○生方委員 時間が限られておりますので、あと、イラクに関して一、二点だけ質問をしたいというふうに考えております。  総理が、イラクに対する債権の放棄について言及をされております。日本がイラクに持っている債権は七十億ドルあるというふうに言われておりますが、そのうちの、国際的な協力...全文を見る
○生方委員 もう一点、確認をしたいんですが、きのうも質問の中で出ましたが、これは参議院の代表質問でも出ておるんですけれども、奥大使と井ノ上書記官の御遺体の検視結果でございますね。  もうかなり時間がたっているわけで、これはきのうも疑義が出ましたけれども、だれによって攻撃されたの...全文を見る
○生方委員 いや、私が聞いているのは、どうしてこんなに時間がかかるのかということなんですね。  御遺体がまだイラクにあるというのならともかく、もう日本に戻ってきて検視を行っているわけですよ。検視を行って、きのうも首藤同僚議員が質問いたしましたが、弾がどういう弾であるのかというの...全文を見る
○生方委員 我々の方に具体的に、何かおくれている理由がこれこれこうじゃないかというのがあるわけじゃないので、今おっしゃったことを信じるしかないんですが。  実際に自衛隊の皆さんが展開をするわけですから、どこの勢力がどうなのか、あるいは万が一米軍の誤射というようなことがあるのであ...全文を見る
○生方委員 これは私が千葉県だからということじゃなくて、大変たくさんの批判の意見が寄せられているんですね。  県会議員である、そういう立場にある方が、幾ら親戚とはいえ、その親戚の方の助言によって処分を停止されて三千万円を免除してもらったというのが事実なんですね。これは、三千万円...全文を見る
○生方委員 親戚や親戚の県議に特別扱いしたというだけでもこれはもちろん問題なんですけれども、実は、その県会議員の方は県会議長もお務めになっているんですよ。それから、千葉県には予算委員会というのはなかったんですけれども、ことし初めて予算委員会ができて、その予算委員会の委員長にもなっ...全文を見る
○生方委員 いや、それは、自分で対応をとってくれれば私もここでこんな質問をする必要がないわけで、今のところ、千葉県民だけじゃないんですよ、やはり税金を必死の思いで払っている方がたくさんいるわけで、処分を停止できる条件というのは幾つもないわけですよ。これは、処分停止できる条件という...全文を見る
○生方委員 そういうことなんでしょうけれども、私は、このまま放置をされれば本当にゆゆしき問題だというふうに思いますので、第一義的には、おっしゃるように千葉市と千葉県なんでしょうけれども、千葉市と千葉県ができなかった場合はやはりそれなりの措置を何とかお考えをいただきますようにお願い...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  先日の予算委員会に引き続いて、イラクの問題で質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、この間の予算委員会で総理の国連に対する発言というのを私聞いて、やや唖然とした思いがあったんですけれども、まず川口外務大臣に伺いたいんです...全文を見る
○生方委員 ちょっとはっきりしていないんですけれども。  防衛庁長官にも伺います。国連は日本の平和にとってどういう役割を果たしているんですか。
○生方委員 では、ちょっと質問を変えますけれども、総理の発言の趣旨は、国連は、言葉はいろいろ違っているかもしれませんけれども、国連と日本は同盟関係を結ぶことはできない、日本とアメリカは同盟関係を結んでいる、国連が何か日本にあったとき助けてくれるわけじゃないから、我々はアメリカと同...全文を見る
○生方委員 直接的に守るのは、日米同盟があるからアメリカかもしれませんけれども、間接的に、国連があることが日本の平和にとって重要であるという認識は、これは日本国民全員が持っているわけでしょう。この間の総理の発言というのは、そうした日本が国連に対して持っている思いというのを本当に軽...全文を見る
○生方委員 少なくとも、私と論議したとき、国連を重視しているような感じにはとても受けませんでした。  それでは、ちょっと質問を変えますけれども、総理はこのようにもおっしゃっているんです。国連に国際紛争すべてを未然に解決する能力はいまだにありませんというふうに言っているわけです。...全文を見る
○生方委員 総理がおっしゃっている中で、日本は国連の安保理事国でもないんです、日本の平和と安全を確保するということは、日本独自で考えなきゃならぬことでありますと。このあれでいうと、安保理事国以外は自分の安全を国連で担保できないということになっちゃうじゃないですか。でないんですから...全文を見る
○生方委員 私は、総理とはあのとき、一時間十五分、主にこの問題について一時間ぐらい話をいたしましたですけれども、やはり私が受けた印象というのは、これまで日本が国連の中で非常に大きな役割を果たしてきたわけですよ、国連も大きな役割を我々は果たしているというふうに期待していたにもかかわ...全文を見る
○生方委員 外務省のサマワ復興支援計画というのが私のところにも届けられましたですけれども、これも具体的に今度の五百五十九億円の無償援助の中に入っているというふうに理解していいんですか。
○生方委員 「サマーワに対する経済・文化協力」というのがございますよね、外務省の一月二十六日のこの文書。これは総額幾らなんですか。
○生方委員 だから、今年度で支出されるサマワへの支援は幾らなんですかということを聞いているんです。(川口国務大臣「十五年度」と呼ぶ)そうそう、十五年度の。だから、これから四月までに、三月いっぱいまでに幾ら支出されるんですかと。
○生方委員 これを聞いているのは、だから、もう先ほどから問題になっているように、サマワ市の地方評議会というのはないわけですよ。ないんでしょう、今現実に。いつできるかわからないわけでしょう。だけれども、予算は何となくつけられてお金が出ていくのであれば、一体どこに日本の、我々の税金が...全文を見る
○生方委員 今のお答えを聞いていますと、何かお金だけ先にあって、どこに払うのかとこれから交渉するというような話ですよね。  サマワの地方評議会がなくなった。恐らく、私も行っていないからわかりませんけれども、サマワだけじゃなくて、幾つかの地方評議会がなくなったりしているところもい...全文を見る
○生方委員 極めていいかげんですよね、これは。だれが相手なんだかわからない。(発言する者あり)ちっともいいかげんじゃないって、いいかげんですよ。これを国民の方たちが聞いていて、今の外務大臣の答えで納得する人なんかいないですよ。  だれに幾ら出すかということも決まっていないで、交...全文を見る
○生方委員 それは、いいかげんなのは、ここを見たって、「被供与先は電力省を想定」ですよ。電力省と決まっているわけじゃないわけでしょう。想定なんでしょう。これから、電力省というのは、私、機能しているんだか、だれが大臣だかも知りません。もうイラク政府はないんですから、だれがこれをやっ...全文を見る
○生方委員 あと一点だけ。  では、その省というのはCPAの配下にある省ということですか。
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  きのうに引き続き、質問させていただきます。  石破長官、今、サマワ評議会の議長、何か、議長であっても代理であっても代表であっても同じような発言をされましたが、我々は、石破長官が、議長だから、議長にお会いしたからという発言を何度も何度も...全文を見る
○生方委員 向こうの人に紹介されて、代表だからと言ったので議長というふうに理解したという。だから、そこのそもそも情報収集能力がないということを示していることでしょう。そのようにして紹介されたら、みんなそうやって、だれを連れてきたって、この人は代表ですと言われたら、それをうのみにす...全文を見る
○生方委員 きのうの総理の本会議場における訂正発言がございましたね。このときも、情報はオランダ軍とCPAに確認をしたと。自衛隊の確認はないんですね、総理の発言の中に。  自衛隊の皆さんがいるのに、何でその確認がCPAとオランダ軍で、自衛隊じゃないと。おかしいじゃないですか、何の...全文を見る
○生方委員 総理にお伺いしますけれども、訂正をするというのは前代未聞のことなんですよ。これはないわけですから、過去に例が。そういうときに、どうしてその情報を確認するのに、日本の自衛隊が行っているのに、オランダ軍とCPAに確認をしてもらわなきゃいけないんですか。  総理として、総...全文を見る
○生方委員 私が聞いているのは、自衛隊の皆さんにも確認をしたのであれば、どうしてきのうの発言の中に、オランダ軍、CPA、自衛隊などに確認した結果というふうに、自衛隊が入らないんですか。何で自衛隊を除外しなきゃいけないんですか。その理由がわかりませんよ。当然、自衛隊の文字が入ってし...全文を見る
○生方委員 私は、それはおかしいと思いますよ。訂正する文書で、ちゃんと文書で残るんですから。そんなことは国民はわからないですから、自衛隊の人が云々なんということは。  総理のきのうの発言はオランダ軍とCPAだけなんですから、日本の総理が自衛隊の情報収集能力を疑っているということ...全文を見る
○生方委員 もともと自衛隊の皆さんは、PKOの活動が、大体十年ぐらい活動歴がありますね。だけれども、アラビアというかアラブ圏で活動したことはこれまでないですよね。だから、やはり私は、そういうような努力も含めて、まだ準備不足なんじゃないかという気がいたしますね、こういう情報の混乱を...全文を見る
○生方委員 先ほどの話に戻りますが、サマワ市評議会が辞職していなくなったというような答弁を石破長官はなさっておりますが、きょうの報道だと解散はしていないんだというような報道もあるんです。実際、これは評議会は解散しているんですか、それとも解散していないんですか。どっちなんですか。
○生方委員 だから、日本としては、サマワの評議会は存在しているというふうな解釈なんですか、それとももう存在していないという解釈なんですか。どちらなんですか。
○生方委員 これは、地方の評議会に、今度、補正予算もつけて支援をするわけですよね。それが存在しているのか存在していないのかもわからないようなところに、私はどうやって予算を配分できるのかと思いますね。だれがいるのか、出てきた人が代理なんだか代表なんだか議長なんかもわからない。そうし...全文を見る
○生方委員 サマワ市の評議会が機能しているから治安が安全だという報告が出ているんでしょう。機能していないというんじゃ、全然違うじゃないですか、報告が。機能していないからといって予算の執行に何の影響もないといったって、機能しているからサマワ市周辺の治安は機能しているということを言っ...全文を見る
○生方委員 一つの委員会で防衛庁長官が二度も発言を訂正しなきゃいけないというのは、いかにその大もとがいいかげんかということじゃないですか。  私たちは、その一回の、たった一日、きょう二日目ですよ、二日目で二回も発言訂正しなきゃいけないような防衛庁長官のもとで、私はもうこれ以上議...全文を見る
○生方委員 では、もう一回だけ質問しますけれども、一つの委員会で、たった二日の論議の中で二度も訂正する。我々は、石破長官が月曜日におっしゃった、サマワの評議会の議長に会ったということを前提にこれまで議論してきたんですよ。その前提が崩れちゃうんですからね。ただおわびして訂正しますじ...全文を見る
○生方委員 石破長官、きのうも、私どもの先遣隊は、CPAを訪問し、今の方々と会談をし、さらに、その際サマワの評議会の議長さんとも会談をしたということでございまして、私どもの申し上げていることが虚偽に基づくことだという御指摘は当たらないと言っているんですよ、きのうは。虚偽じゃないで...全文を見る
○生方委員 おわびをすれば済むというものじゃないんだって。責任を明らかにしろと。こんないいかげんなもとにつくられた調査で、本当に自衛隊の皆さんを派遣していいのかどうかということを私は問うているんですよ。その長たる長官にその資格があるのかどうかという資格を問うているんですよ。我々は...全文を見る
○生方委員 これは、きのうのもう七時過ぎに発言している発言なんですよ、石破さん。あなたがおっしゃっているのは、サマワの評議会の議長さんとも会談をしたということでございまして、私どもの申し上げていることが虚偽に基づくことだという御指摘は当たらないと言っているんですよ。これは八時ちょ...全文を見る
○生方委員 信憑性の問題ですよ。今言っていることだって違うんだから。代理と言った後に言ったんならそれは問題だけれどもと言っておきながら、代理と認めた後に言っているんですから。こんないいかげんな答弁を繰り返している防衛庁長官のもとで、本当に審議はできませんよ、こんなんじゃ。  何...全文を見る
○生方委員 今の、だから、委員長……(発言する者あり)委員長から指名されたんだから、理事が言うことはないでしょう。委員長から指名されたんだから、理事が言うことはないでしょう。委員長から指名されたんですよね。余計なことを言わないで、指名されたんだから。(発言する者あり)そんなことは...全文を見る
○生方委員 委員長から指名されたんですからね。委員長から指名されたのに余計なことを言わないで……(発言する者あり)
○生方委員 だから、石破長官、これはもう代理だと認めた後の発言ですよ。もう一回言いますから、よく聞いていて。これはきょう出た議事録ですから、きのうの。あなたがおっしゃったことは、私どもの先遣隊は、CPAを訪問し、今の方々というのはよくわかりませんが、今の方々と会談をし、さらに、そ...全文を見る
○生方委員 だから、ここで、虚偽という指摘は当たらないと言っているんですよ、虚偽だと言っているのに。議長だと言っていたのが議長じゃなかったのは虚偽じゃないですか。うそ以外の何物でもないでしょう。  福田長官はいないけれども、うそつきは泥棒の始まりだと福田長官は言ったじゃないです...全文を見る
○生方委員 私は、極めて不誠実な態度だというふうに思いますので、引き続き、長官の罷免を要求いたします。
02月09日第159回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず、石破防衛庁長官にお伺いしたいんですが、フセインが逮捕され、逮捕ですか、確保された後も、イラクの情勢というのは、今、非常に流動的である。日本の大使館員が大使館から離れて、離れたところで勤務をしているというような情報とか、いろいろな情...全文を見る
○生方委員 要するに、よくなったとも悪くなったとも言えない、同じ状況だというふうに認識しているということでよろしいんですね。
○生方委員 大使館がどういう状況にあるのかについても、報道が十分になされていないので我々はよくわからないんですけれども、今現在、日本の大使館は、外務大臣にですが、バグダッドの大使館内に勤務しているんですか、それとも、そうじゃない場所で大使館業務をこなしているというふうに理解してい...全文を見る
○生方委員 日本大使館の勤務状態がどうであるのかということを具体的に聞きたいわけではなくて、これは、オランダ大使館が攻撃をされたという事実がございますね。だから、オランダ軍と同じところに展開しようとしている自衛隊がある日本も攻撃される可能性があるという形で勤務体制を変えたのか、あ...全文を見る
○生方委員 やはり、自衛隊の部隊が展開するには情報をどういうふうに把握するのかということが非常に重要だというふうに思うんですよね。  それで、これまでの一貫した我々の質問に対しての答弁を聞いていても、どうも外務省と防衛庁の間の情報の交換というのが余りうまくいっていないんじゃない...全文を見る
○生方委員 そのイラク側の情報というのは、例えば、サマワの市民の中に情報を提供してくれる方を何人か置いていて、サマワで何かあった場合は直ちに自衛隊の方にそれが伝わるというような体制はとっているんですか、それは全然とっていないんですか。
○生方委員 私がこういうことを重ねて聞いているのは、やはり、きちんとした情報をきちんと把握していてきちんとした判断ができるということがあると思うんですね。  宿営地で地雷が発見されたという事実も、報道によれば、二日後ぐらいに発表されたというようなことがあって、やはりシビリアンコ...全文を見る
○生方委員 ちょっと質問を変えたいと思うんですが、自衛隊の所期の目的は、浄化装置を設置して水をきれいにするというのが所期の目的ですね、今現地に行っている部隊の。これは恐らく、機材を設置してチグリス川から水をとって、その浄水をして新しいきれいな水にして、それをサマワの市内に持ってい...全文を見る
○生方委員 恐らく、設置に時間はかかるとは思うんですけれども、設置をしてしまえば、あとは自動的に動いてメンテナンスだけだというふうに思うんですね。したがって、恐らく、設置をした方は次のまた仕事ということに移っていくと思うので、私は、雇用をつくり出すという意味からも、現地の期待も大...全文を見る
○生方委員 ございませんということは、アルファ線があってもわからないということでいいんですね。
○生方委員 私も専門家ではないのでわかりませんが、報道によれば、大気中に放出される酸化ウランの微粒子はアルファ線を出す、この微粒子が体内に入ると白血病やがんを引き起こす原因になるのではないかというふうに考えられているわけで、アルファ線が感知できないと、これは、劣化ウラン弾が弾とし...全文を見る
○生方委員 それはわかりました。ガンマ線が出ているところにはアルファ線も出ているんだということで見るということでわかりますが、では、現在、サマワ周辺で部隊を展開するわけですけれども、調査をして、そこら辺でガンマ線を認知したというところはあるんですか、周辺で。
○生方委員 これは、宿営地の周辺、どのぐらいまで調査をなさっているんですか。
○生方委員 少なくともサマワの宿営地とその周辺には今のところガンマ線が出ているということはない、したがって、劣化ウラン弾がある心配はないということでよろしいわけですね。
○生方委員 これも参議院の論議で御答弁をなさっていたと思いますが、今までかかった費用は、人件費等はもちろん除いているんでしょうけれども、六十億円ということでよろしいんですか。
○生方委員 これは、内訳はどういう内容のもので六十億円かということが一点と、それから、いつまで滞在するかわかりませんが、これから、仮に年内、どれぐらいの予算というのを予定しておるのか、お伺いしたいと思います。
○生方委員 額は幾らですかというふうに聞いているんですけれども。
○生方委員 それでは、その間に川口外務大臣にお伺いしたいんですが、この間、私が質問したとき、サマワに関連した予算はとりあえず五百五十九億の中には含まれていないということでございましたが、サマワの復興計画、いろいろ出されておりますが、この予算というのはどこから出る予算なんですか、そ...全文を見る
○生方委員 今申し上げた学校の関連設備とかコミュニティーの建設とか病院の復旧というのは、これは現地に行った自衛隊の皆さんがやるということの理解でいいですか、それとも、イラクの方を雇ってやるということなんですか。
○生方委員 自衛隊の皆さんがおやりになること、給水以降、給水設備が設置された以降おやりになることの主なものは何なんですか。
○生方委員 私が聞いているのは、給水関係以外、恐らく設備を設置して動かせばそこの人数はもう要らなくなるわけですから、それ以降、何をおやりになる計画ですかということです。
○生方委員 これで質問を終わりますけれども、国連がやるものと自衛隊がやるものとイラクの現地の人がやるものと、何かごちゃごちゃになっているようで我々にはよくわからないので、いずれにせよ国民の税金が出ていくわけですから、具体的に、どこにどういうふうに使われてどうなっているんだというこ...全文を見る
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。おはようございます。  最初に、質問通告はしていないんですが、きょうの新聞に大きく取り上げられておりましたカネボウの再建について、本当は金子大臣に出席をしていただこうとして今努力をしたんですけれども、どうも日程が調整できないということで...全文を見る
○生方委員 私も産業再生機構の論議をいたしましたので、その目的等はよく存じているつもりでございますが、今度の場合は、もう握手もして、契約をするところまで行っていたという、そこまで来ているわけですよね。だから、民間でもうできているわけですよ。  ところが、それがいわば駆け込み寺的...全文を見る
○生方委員 これは、金子大臣が来たらもうちょっと詳しく質問したかったんですが、次回に譲ることにいたします。  それでは、きのうの質問に引き続きまして竹中大臣にお伺いしたいんですが、新生銀行についての若干の補充の質問をしたいというふうに考えております。  きのう、同僚議員の小林...全文を見る
○生方委員 株式上場審査基準第二条というのがございますよね。この三に、「企業内容の開示に係る書類が法令等に準じて作成されており、かつ、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項が分かりやすく記載されていること」という文言がございます。こういう審査項目に私はこれは明らかに...全文を見る
○生方委員 裁判ですから、それは結果がどうなるか、まさに裁判の結果が出なければわからないわけですけれども、現在開示されているのは、少なくとも裁判を起こされている。裁判で万が一負ければ、三千億とか一兆とか、それは額はわかりませんけれども、かなり巨額の損害賠償請求をされる可能性がある...全文を見る
○生方委員 局長、きのうちゃんと論議をして、その論議を踏まえた上で再質問しているんだから、きのう答えたことと同じことを答えたんでは何にもならないじゃない。時間のむだじゃないのよ。そういうむだなことはやめてください、私は大臣に聞いているんだから。  今、最後に質問した、本当にこれ...全文を見る
○生方委員 訴状が届いていないから新生銀行側がこれをここまでしか書けなかったんだと。では、万が一訴状が届けば訂正をするということで、そう理解していいんですか。
○生方委員 これは新生銀行側も、これだけ報道されて、国会でも取り上げられたわけですから、万が一訴状がないとすれば、自分できちんと受け取ってきて、どういう訴訟が起こされていて、それについてのリスクがどれぐらいあるのかということを判断し、どうしてもこれは書かなきゃいけないんだというふ...全文を見る
○生方委員 東京証券取引所にもきょうお越しいただくようにお願いをしたんですが、きのうのきょうだったのでお越しいただけないということで、恐らくあした東京証券取引所の方が来ますので、その問題についてはあす同僚議員がきっと質問することになるというふうに思います。  もう一点、二月九日...全文を見る
○生方委員 私は、いろいろな問題があって、裁判だ裁判だとなっているわけで、裁判が決着つくまでは、やはりこれはなかなか株価が幾らであるのかというのが決定しづらいと思うんですね。だから、私は、本来であればそんなに上場を急ぐべきではないというふうに結論としては思うわけですよ。  これ...全文を見る
○生方委員 一般論としてはもちろんそのとおりなんですけれども、だから、もう既に国民のお金が八兆円近くも注ぎ込まれている銀行で、別に普通の民間会社が普通に上場するというのであれば、私だって何もここで質問する理由も何もないですからね。  ただ、八兆円近くの公的資金が注ぎ込まれていて...全文を見る
○生方委員 これは、いずれ市場と投資家によって、政府の責任が問われるあるいは問われないということが明らかになるというふうに思いますので、この質問は、またあす多分同僚議員がするというふうになると思いますので、一たん終わります。  先ほどの、産業再生機構を使って、きょうの新聞によれ...全文を見る
○生方委員 これもまた、担当大臣がいるときにしっかり質問をしたいというふうに思います。  では、質問通告に戻って、最初というか、質問に入りたいと思いますが、足利銀行の問題は、ここで何度も論じられておりますし、財務金融委員会でもたびたび論じられております。  私は、第一点、今度...全文を見る
○生方委員 議事録を精査しているわけじゃないからあれなんですけれども、私が聞いた範囲では、監査法人が金融庁から聞いたというふうに発言しているんですけれども、それは間違いなんですか。
○生方委員 それは、銀行に知らせたのを恐らくその場に監査法人もいて一緒に聞いたのか、その辺はよくわかりませんけれども、少なくともあの話の脈絡の中で聞いたのは、監査法人が三年間認めていたのをゼロにしたのは金融庁の検査結果がわかったからだというふうに発表したのは、これは間違いないわけ...全文を見る
○生方委員 これは、その前にりそな銀行のやはり公的資金の導入があったわけですよね。この場合は預金保険法の百二条の一号を適用し、足利銀行の場合は百二条の三号を適用したと。一号と三号は、株主にとってはこれはもう天と地との差で、一号の場合は株主は全然株券がそのまま保存されるけれども、三...全文を見る
○生方委員 だから、監査法人が全く客観的にきちんと判断をするというんであれば我々もそれを信用すればいいんですけれども、この足利銀行の場合なんかだって、やはり金融庁の圧力がなかったかといえば、絶対あったんですよ。あったから、三年認めていたのが急遽ゼロになったんですから。ちゃんと独立...全文を見る
○生方委員 どうも、やはり千三百五十億円というのは国民のお金ですからね、税金ですから、税金がなくなっちゃったということに対して、大臣、何か責任感がやはり私は薄いような気がしますよ。自分のお金、千三百五十億円投入していたら、こんなふうにほうっておかないでしょう。もっときちんとやれと...全文を見る
○生方委員 いや、私が聞いたのは、二億二千万円について国民の皆さん方が疑問を持っている、だから、だれに具体的に幾ら払ったということを言う必要はないですけれども、国民の皆さん方が少なくとも納得する、こういうことに使われたんですよということぐらいは明らかにしてもいいんじゃないかという...全文を見る
○生方委員 この官房機密費について、会計検査院が調査をするわけですよね。会計検査院の調査の中で、官房長官みずからの領収書はあるが、その後の役務提供者等への支払いに関する帳簿や支払いを証明する書類等を整備するなどの事務補助は行われていない、このため、内閣官房長官における管理状況が十...全文を見る
○生方委員 うるさいですよ。  大体、今わかりましたように、結局、基本的にはだれも何もわからないんですね、官房長官以外は。これは事実だということはよくわかりますので。  ただ、官房長官が全員福田さんのような聖人君子じゃないわけで、やはりこれは、十三億もあったら大変な額で、それ...全文を見る
○生方委員 だから、基本的に、福田官房長官にお伺いしたいんですけれども、だから、これは五年とか十年先で構いませんから、いずれ公開するという歯どめをやはり私はかける必要があるんじゃないか。これも別に、本当に明らかにしたら国家にとって重大な支障が出るということについては、これについて...全文を見る
○生方委員 我々が政権をとったときには、多分公開するというふうに考えておりますので。  これで質問を終わらせていただきます。
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず、竹中大臣に質問をさせていただきたいと思います。  新生銀行が先週上場されまして、株価は初日の終わり値で八百二十七円、当初予定していた五百二十五円よりも大分高く売れたということでございますが、まず、このスキームをつくって上場までこ...全文を見る
○生方委員 上場にこぎつけたということはよかったというふうには思うんですが、多くの国民がなかなか納得がいかないのは、八兆円近い公的資金が導入をされた、そのうち既に三兆六千億円は損失をしていて、これから先も、まだ瑕疵担保条項等がございますので、損失が出て、恐らく最終的には、四兆円か...全文を見る
○生方委員 繰り返しの質問になりますけれども、株価を、全部で十億円で買ったという、その十億円という根拠が当時もわからなかったんですけれども、何でこれは十億円だったんですか。
○生方委員 あれだけの大きな資産を持っている、しかも大銀行が、その全部の株が十億円で手に入るというのは、当時も私随分おかしいなと。いわば、額全体から見ればただみたいなものですね。十億というお金だけ見たら大変な額ですけれども、全体の資産額やら何やら、もちろん不良債権なんかいっぱい持...全文を見る
○生方委員 その話はわかるんですけれども、当時でも、それは国がいろいろな条項をつけて、公的資金を投入してきれいにして売るということですからね。そのときゼロだとしたって、きれいなものにして売るというんであれば、これが将来的には大きな価値を生むということはわかっているわけですよ。 ...全文を見る
○生方委員 一般的なことであれば、公的資金……(発言する者あり)ちょっと静かにして、そっちに耳が行っちゃいますので。  これは、だから、普通に、何でもない商売であればいいんですけれども、公的資金が入っている、国民の税金が入っている問題でございますから、税金をどれぐらいこちらに戻...全文を見る
○生方委員 現在の時点では、産業再生機構が支援に乗り出す方向だというふうに理解してよろしいんですか。それとも、まだ全く白紙の状態で、これからいろいろ、デューデリや何かして、するかしないかを決定するという段階ですか。どちらでございますか。
○生方委員 こちらにいただいた、産業再生機構とは何ですかというような一問一答の想定問答集があるんですけれども、その中に、企業の合併やら吸収というのは非常に秘密性を要する問題であって、これは大体、決まりましたというときに発表するというのが普通なのに、今度の場合は、これは機構側が流し...全文を見る
○生方委員 余り突っ込んで質問すると影響が出るのであれかもしれないんですけれども、そうすると、産業再生機構が支援をしないということもあり得るというふうに今の時点で理解してよろしいんですか。
○生方委員 機構が個別案件の支援決定をする際には、あらかじめ所轄大臣がそれについて意見を述べることができるというふうになっておりますので、もう少し伺わせてもらいたいんです。  新聞報道によれば、カネボウの中で一番優良だというふうに言われている、実際そのとおりである化粧品部門だけ...全文を見る
○生方委員 これはもう一点、あとは銀行側の債権放棄があるのかないのかという、これも、優良部門に移すんだから債権放棄する必要はないんだというような報道がなされている部分がございまして、大体、これまで再生機構が乗り出した場合は、全部でないとしても、ある程度の部分は銀行側にも債権を放棄...全文を見る
○生方委員 これは、デューデリをしっかりやっていただいて、不当な形で引き取って銀行側が利するというようなことにならないように、ぜひともお願いを申し上げます。もう一点聞きますので、ではそのとき一緒に。  それから、産業再生機構は存立から大体五年程度でなくなるというふうに言われてい...全文を見る
○生方委員 産業再生機構、これまでにも余り大したことをしていないと言ったら失礼ですけれども、少なくとも見る限りにおいては余り大した案件を扱っているわけじゃなかったので、まさに仕事をするためにこれをやったということになっちゃ困るわけで、本来のつくった目的に照らして、それに十分該当す...全文を見る
○生方委員 財投資金に預託をしているお金ですけれども、これはどういうような形で今、特殊法人に貸し付けられている部分が幾らぐらいとか、国債として保有している部分が幾らぐらいとかという、その内訳はどうなっているんでしょうか。
○生方委員 毎年返還をして、何年ですか、全部返してもらうわけですよね。  したがって、今百十二兆あるわけですか、百十二兆のうちの、もちろんこれは我々の、国民の年金ですから、国民が預けたお金ですから、財投として一括しているといったって、厚生労働省がその中身について全く知らないとい...全文を見る
○生方委員 これは質問通告してあるので、できないと言うんじゃ質問できないじゃないですか。
○生方委員 いや、私が聞くのは、財投に預託している中から毎年お金が返ってくるわけですね。最終的にはゼロになるわけですね、全部返して。だから、その百十二兆がきちんと——私がこう聞くのは、特殊法人にお金が行ったりしている部分でもうなくなっちゃっている部分もあるわけでしょう、そういうこ...全文を見る
○生方委員 いや、だから、今のところはいいんでしょうけれども、平成二十年になったところで、最後に全部返そうとしたら全部戻ってこないという可能性が、全くないんですか。
○生方委員 全くないというふうに言い切れるわけですね。
○生方委員 私、厚生労働省に今このことを聞いたときに、だから、中身がわからないということで非常にびっくりしたわけですよ。丸投げしているわけですね。  今、財務大臣が、全くそれを心配ないんだというようにおっしゃっているんですけれども、これは、特殊法人に貸したお金が、道路公団やら何...全文を見る
○生方委員 どうも、だから先ほどの公的資金の問題でもそうなんですけれども、これは我々のお金ですから、自分のお金としてやはり考えないと、自分のお金がどこかへ預けてどうなっているかわからないということは普通あり得ないわけで、やはり国民の皆さんの大事なお金を預かっているんですから、それ...全文を見る
○生方委員 今度、年金積立金運用の改革がなされるわけで、運用委員会というのが設けられて、そこで基本的に大きなポートフォリオを決定する、それを受けた形で普通の信託銀行やら投資会社に実際の運用をお任せするという方式になっていますね。  これは、私、運用委員会、もちろん専門家の方がい...全文を見る
○生方委員 この運用受託機関というのは、これは何か資格があるんですか。それとも入札か何かでおやりになるんですか。
○生方委員 これは入札の資格、例えば外国の投資会社とかそういうことにも全部門戸は開いているんですか。
○生方委員 これは非常に難しい問題で、どうなるかということの結果がまさにすべてを判断することでございますので、私は、私の考えですが、運用委員会の方で全部決めるという部分と、決めないで全く自由にやらせるという部分で、運用の結果を見ながら判断をした方が本当はいいのではないかなと。これ...全文を見る
○生方委員 留学生、就学生の中に一万五千人ぐらいの不法滞在の方がいるということでございますが、留学生、就学生の数が急激に最近伸びておりましたよね。これは、どのぐらいの割合で伸びてきたのかということと、留学生、就学生による犯罪がどのぐらいの率で伸びてきたのかということを教えていただ...全文を見る
○生方委員 犯罪の方も。
○生方委員 確かに、数字を見ますと非常に犯罪が多くなっているし、不法滞在者も多くなっている。実際、中国人による犯罪も多くなっていることは事実でございますが、日本と中国との関係、非常に経済的な交流も盛んになっていて、これから先も非常に盛んになっていくであろうということが予想されます...全文を見る
○生方委員 中国の場合は、国民一人当たりのGDPがようやく一万ドルを超えたぐらいですよね。片っ方、日本はもっと全然高いわけで、日本で入学すると、大学の入学金とか授業料というのはまさに日本の値段でございますので、一部中国のお金持ちの方は別として、普通の人で就学意欲を持ってきたとして...全文を見る
○生方委員 私、今、中国の国民一人当たりのGDPが一万ドルと言いましたが、千ドルですね。一万もあったら大変ですね。  最後に、法務大臣にお伺いしたいんですが、先ほどおっしゃいましたように、十数%だというようなことなんですけれども、あるところでは一%ぐらいのところもあるし、十数%...全文を見る
○生方委員 せっかく、日本に来たいという意欲を持っている方がたくさんいるということは、私は本当に好ましいことだというふうに思いますので、できるだけ広く受け入れていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  年金の集中ということでございますので、年金問題についてお話をお伺いさせていただきたいと思います。  今、同僚議員が年金についていろいろ質問をしてまいりました。恐らく、茶の間でテレビを見ている方が十分に理解ができたのかなというので、...全文を見る
○生方委員 五十年、百年先まで見越した改革だというふうに言っておきながら、一方で、今おっしゃったように、五年後にまた見直す、十年後にももちろんまた見直すということになると、この一八・三、五〇・二という数字自体が余り意味がないものになっちゃうんじゃないかという気がするんですね。 ...全文を見る
○生方委員 こういうことを聞くのは、実は、厚生労働省が九九年に、厚生年金の加入者と国民年金の加入者を予想した数字を出しておりますね。このときに、二〇〇一年の厚生年金の加入者数を三千四百四十万人というふうに予想していたんですけれども、実際はそれよりも約三百万人少ない三千百五十八万人...全文を見る
○生方委員 しかし、たった二年で、総理、これだけ違っちゃうというのは、幾ら何でも設定の仕方自体が私はおかしいんじゃないかと思うんです。こんな、十万人、二十万人違うんならいいですけれども、三百万人少ないのと四百万人多いって、これだけたった二年で違っちゃうというのは、幾ら何でも余りに...全文を見る
○生方委員 これは国民年金の加入者と厚生年金の加入者ですから、そんな、天気予報とか競馬の予想とは本当に違うので、ある程度、これは過去の数値から見れば、どれぐらいふえるのかというのは素人だってわかりますよ。(発言する者あり)いや、聞きましたけれども、これはちょっとひど過ぎるんじゃな...全文を見る
○生方委員 反対があったというのは私も存じております。これは三十時間のものを二十時間にするということになれば、企業側が時間数を減らしてしまうんじゃないかというおそれがあったということがあるというのは、それは承知をしておりますが、長い目で見れば、これは必ずパートの方とかフリーターの...全文を見る
○生方委員 それから、国民の、若者の年金離れが進んでいるというふうに言われて、数字がいろいろ出ているんですけれども、三〇%から四〇%の方が実際年金を納めていないというふうにも言われておりますが、一体、今何人ぐらい国民年金を払っていないという人がいるんでしょうか。
○生方委員 私が調べたところによると、これは納付額ですが、これは、二年に一遍でも納めていれば納めたということになるんですよね。だから、必ずしも今言った数値が、全員が納めているということにならないのでわかりづらいですから、額で言おうと思います。  これでいいますと、一九九九年に保...全文を見る
○生方委員 今の若い人たちは非常に合理的ですからね。自分が支払った年金がきちんと運用されていて、きちんと自分のところに戻ってくるのかどうかということで、私は、非常に敏感なんじゃないかというふうに思います。  それで、次の問題に移らせていただきますが、昨日の新聞にも出ておりました...全文を見る
○生方委員 私はこれからグリーンピアのことも聞くんですけれども、何で聞くのかというと、これで国民に大きな損害というんですか、損失を与えているわけですね。今言った年金の厚生施設だけでも、今申し上げましたように、一兆五千六百九十七億円という巨額の建設資金をかけて、今売れば恐らく一兆円...全文を見る
○生方委員 時間がないので急いでちょっと説明をさせていただきたいと思いますが、年金資金運用基金での損害というのが、グリーンピアで三千七百九十八億円、資金運用で六兆七百十七億円。住宅融資というのがありますね、住宅資金を厚生年金から融資をした、これも九千三百二十億円のマイナスを出して...全文を見る
○生方委員 これも、財投に関して企業会計を用いて試算をした学者の方がいらっしゃるんですね。  それによって普通の企業会計と同じような査定をすると、学者の方二人が試算をしているんですけれども、これを見ますと、財投が運用されているのは、住宅金融公庫とか、先ほど話題になりました道路公...全文を見る
○生方委員 結局、補助金として入ったものであっても、そこが債務超過に陥って最終的に民営化するとか廃止をされるとかいうような状況になれば、それは清算しなきゃいけないわけでしょう。だから、補助金として入ったものであっても、そこがマイナスになっていれば、結局、税金で賄われるということに...全文を見る
○生方委員 だから、先ほども話題になりました国鉄の清算事業団ですね、このときも、一九九八年に最終処理が行われましたけれども、最終的には二十八兆円が国民負担になったわけですね。  道路公団もこれから民営化して株式会社にするということですから、最終的に整理をされるんですけれども、こ...全文を見る
○生方委員 だから、財務大臣がおっしゃるように、財投に投じられているお金は心配ないということじゃないんですね。最終的には国民の税金で賄われるわけですから、心配はあるんですよ。これはやはり、少しでも債務超過にならないようにしていかなきゃいけない。  だけれども、心配ないと言うと、...全文を見る
○生方委員 年金基金にせよ、財投にせよ、これはもともと、もちろん国民の税金、国民が納めたものでございますから、きちんと運用してもらわなきゃ困る、きちんと管理をしてもらわなきゃ困る。  さらに、もう一点、私は国民負担ということで指摘をしておかなければいけないのは、やはり銀行に投入...全文を見る
○生方委員 今の問題は、基本的にはやはり、責任を持っていない方が天下りをして理事長についているからだ、ここが一番大きな問題だと思うんですね。だから、責任がきちんと明らかになっていないから、例えばグリーンピアだって、百万坪なんという必要がもともとなかったんですよ。私も一カ所視察に行...全文を見る
○生方委員 それでは、総理にお伺いしますけれども、総理、いいですか。  今、郵政民営化のお話が出ました。経済財政諮問会議で、これから春にかけて中間報告をまとめようという段階になっておりますね。ここでもうちの菅代表が、では、総理が考える郵政民営化というのは一体どういう像なのかとい...全文を見る
○生方委員 今のお話を聞いても、総理はもう十年も前から言っているんですよ。総理、何でその具体的な案が出ないんですか。私だったら、具体的な案を出して、これをたたき台にするべきだ。——いや、総理、もう時間がないから、時間がないからいいです、時間がないから。今言ったのは同じような話、も...全文を見る
○生方委員 七月に参議院選挙がございます。九十一兆円の負担をかけられた国民が、だれも責任をとらない自民党政治でいいのかどうかという判断を七月にしていただきますようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  谷垣大臣に、質問通告はしていないんですけれども、先ほど財投に関して答弁されておりましたので、そのことで一言お伺いしたいんですが、財投の資金は心配ないということを重ねて谷垣大臣はおっしゃっておりました。この間も私質問させていただきましたが...全文を見る
○生方委員 いや、債務超過になった場合、例えば一兆円債務超過になっていたという場合、債権放棄をするのかあるいは公的資金で穴埋めするかしなきゃ民間企業になりようがないですよね。  国鉄のときもそうだった、あのときは清算事業団というのをつくりましたけれども。道路公団の場合も、多額に...全文を見る
○生方委員 私が聞いているのは、財投は大丈夫だと言っているから、大丈夫だと言っていたって、こういうことがあって、ひょっとしたら財投の資金が損なわれるかもしれないわけでしょう。年金の基金だって財投に貸し付けていたわけです。戻るというふうに言って、二十年になって本当に戻るのかどうかと...全文を見る
○生方委員 私が質問しているのは、大臣が財投は大丈夫だと言っているけれども、大丈夫じゃない要素があるでしょうと。大丈夫だと何回もそう言い切っちゃって、最後は大丈夫じゃなかったということになったらそれは困るんじゃないですかということを言っているんですよ。
○生方委員 質問の趣旨がよくわかっていないんです。大丈夫だとは言い切れないでしょうと言っているだけの話なんですよ。  だって大臣は、再三大丈夫だと。大丈夫じゃないわけです。どこかで穴埋めしなきゃいけないでしょうということを言っているだけの話であって。だから、余り大丈夫だ、大丈夫...全文を見る
○生方委員 問題があることは明らかなんで、やはり財務省としてもきちんと調べて、国民の前に明らかにしていただきたい。  これはよくわからないんですよ、我々も、中がどうなっているのか。額が大き過ぎて、一億二億だって余り額が大き過ぎてわからないですが、一兆二兆といったらもう本当に何か...全文を見る
○生方委員 ロスシェア方式と瑕疵担保条項の方式と二つあって、委員の中には、再生法そのものを改正すればロスシェア方式だってとれるんじゃないかというような意見もあったと思うんですね。これは結果論ですから、瑕疵担保条項でやった方がいいのか、ロスシェアでやった方が、国の損害はどちらが大き...全文を見る
○生方委員 その当時、再生委員会は、譲渡先決定の条件として、一つ、国民負担の最小化というのと健全な借り手の保護というのを挙げていましたですね。  私が瑕疵担保条項云々と言うのは、健全な借り手というか、健全じゃない借り手もいっぱいあったんでしょうけれども、借り手保護という意味から...全文を見る
○生方委員 結局、私は、再生委員会の旧長銀に対する資産査定そのものがきっちりできていなかったんじゃないかと。きっちりできていれば、査定、資産が全部きちんと把握されていれば、瑕疵担保条項なんてものをつけなくたって、例えば貸倒引当金を幾ら幾ら充てればいいということになったと思うんです...全文を見る
○生方委員 森参考人にもう一点お伺いしたいんですけれども、長銀の後、日債銀の処理であおぞら銀行が誕生して、ソフトバンクが一番多くの株を取得して、我々も、リップルウッドの場合と同じように長期に保有をしてほしい、これは投資の対象とするんじゃなくて、きちんとした新しい銀行をつくるための...全文を見る
○生方委員 これは普通の商取引であるならば構わないんですけれども、多額の公的資金が入っている中で、本当にソフトバンクがそれだけの大きなリスクを負っているなら私いいと思うんです。瑕疵担保条項がある間だけというのは、ほとんどリスクないわけですね。そこが終わったら売っちゃって、五百億稼...全文を見る
○生方委員 この場で退職金を返還しますというようなことも言えないのはよくわかりますので。  ただ、全体として、国民の間には非常に納得いかないという雰囲気があるんだということを御承知をいただいて、これから、どこかでだれかが決断をしないとこれはずっと続いていってしまうわけで、ぜひと...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  まず、きょう入ったニュースによると、サマワのオランダ軍宿営地に迫撃砲と見られる砲弾が撃ち込まれた、一時自衛隊の派遣部隊の隊員もコンテナに避難したというようなニュースが入っているんですけれども、防衛庁長官、この事実関係は把握をしておられま...全文を見る
○生方委員 きょうの八時、日本時間の八時ぐらいだということなんですけれども、大分時間はたっているので、けが人等は出たんですか、どうなんですか。
○生方委員 私も、このニュースを見ているだけで、具体的に何発砲弾が撃ち込まれたのかとか、どういう状況でどういうふうになったのかということがわからないんですけれども、今、防衛庁長官がおっしゃった以上の情報は入っていないということなんですか。
○生方委員 そうしますと、一時的にコンテナ内に自衛隊員が避難したというのは、どういう判断に基づいて、コンテナというのがどういうものだかよくわかりませんけれども、コンテナだって迫撃砲を撃ち込まれれば多分貫通しちゃうんじゃないかと思うんですが、コンテナ内に避難をさせたという判断は、ど...全文を見る
○生方委員 私も宿営地に行ったわけじゃないのでコンテナというものがどういうものかわかりませんけれども、コンテナというのは、迫撃砲が撃ち込まれたときコンテナ内に入っていれば隊員は無事であるような、そういうものですか。
○生方委員 私どもは、もともとイラクへの自衛隊の派遣というものに反対をしておりました。またそれから、非戦闘地域と戦闘地域という分け方自体が本当にできるのかできないのかというようなことも、何回もこの委員会あるいはイラク特などで質問をさせていただきました。  サマワ地区は、比較的こ...全文を見る
○生方委員 久間筆頭がいなくなっちゃいましたが、久間筆頭が日曜日の討論会で——お戻りになりましたけれども、サマワにいる自衛隊に銃弾が撃ち込まれたら直ちに撤退するべきだというふうに筆頭はおっしゃっているんですけれども、そういう趣旨のことをおっしゃったというふうに私は理解をいたしてお...全文を見る
○生方委員 自衛隊はもちろん、サマワ地区の治安を維持するために行っているのではなくて、人道支援のために行っているわけですね。この間以来のそういういろいろな騒動の中で、自衛隊の皆さんは宿営地の中にこもっていて表では活動できない状況が続いていた。その後、一部表へ出ているというようなこ...全文を見る
○生方委員 例えばスペインは、政権がかわったということもあって、それが問われた選挙が行われて、野党が勝ったことによって、スペイン軍はもう実際に撤退を始めましたね。スペイン軍以外でも、ホンジュラス、ドミニカも撤退を表明していますし、ブルガリアやタイ、フィリピンなどでも撤退するかどう...全文を見る
○生方委員 サマワの方たちが圧倒的に自衛隊の皆さんの派遣を支持しているというのなら私はいいと思いますけれども、きょうの読売新聞の世論調査ですね、現地の新聞が世論調査したところによれば、「自衛隊の派遣は有益か」という質問、これはサマワ市民に対してですよ、「有益か」という質問に対して...全文を見る
○生方委員 私は、そもそも、サマワになぜ自衛隊が行くのかということがわからないんですよね。復興支援ということであれば、やはり戦争で破壊をされた地域に行って復興支援をするのが筋だと思うんです。サマワは、イラク戦争では、戦争で破壊されていないんですね。だから、選ばれた唯一の理由は、そ...全文を見る
○生方委員 ブラヒミ案というのが出されているわけですね。これは、まず首相を選んで、それから大統領を選んで、国民大会議を開催するというふうになっておって、一応、このブラヒミ案をブッシュ大統領も評価しているということなんですけれども。  私も案全部を読んでいるわけではないんですが、...全文を見る
○生方委員 私も新聞でしかその内容を見ていないので、これが正しいのかどうかよくわからないんですけれども、実質的には、今あるイラク統治評議会を事実上解体するんだ、それがブラヒミ案だというふうに言われておるんです。  多分、今あるこのイラク統治評議会を解体するということになればアメ...全文を見る
○生方委員 そうすると、アメリカがイラク統治評議会を解体してもいいという判断になっているということで、そう理解していいんですか。
○生方委員 今のイラクの現状でも、またファルージャでも戦闘が再開をされたというようなことがきょうも報道されておりまして、たくさんのイラク人の方が亡くなっているということですから、私はとても六月三十日までに全面的にイラクへ主権が、まあ全面的に移譲はもちろんされるわけじゃないですけれ...全文を見る
○生方委員 そもそも、やはり安保理の決議を経ていないで攻撃をしたということが、みんな最初のボタンのかけ違えがこういう事態を招いている。アメリカの方も今月に入っただけで百人ももう死んでいるというようなことになっていますし、きょうもファルージャで六十人の方が亡くなったという、本当に悲...全文を見る
○生方委員 これはまさに、そういう状況であるからこそ彼らは行ったんですよね。何も、平時でだれでもが行けるというような状況であれば自分が行かなくたっていいわけで、やはり高遠さんなんかだって、ストリートチルドレンの方が待っている、そのために家をつくろうというお金を持っていこうというこ...全文を見る
○生方委員 海外にいる邦人を日本政府が救出するというのは、これは本来の仕事ですね。本来の仕事だから、迷惑ということじゃないでしょう。本来の仕事なんですから。通常業務を迷惑だというふうに言って、それを言うのはおかしいんですよ。  それと、これは日本の国の新聞が言うんじゃなくて、ル...全文を見る
○生方委員 いや、川口大臣に、その問題じゃなくて聞きたいんですけれども。パレスチナ情勢について……(発言する者あり)では、パレスチナ政策について一点だけお伺いをしておきたいというふうに思います。  これは、イラク情勢の陰に隠れてパレスチナの情勢の方も非常に悪化をしておる。これは...全文を見る
○生方委員 私も、パレスチナに二年ぐらい前に参りましたけれども、今度の、ウエストバンクにイスラエルの入植者がまだいて、そこを撤退させないで壁で覆うということに対してアメリカが支持をしているというようなことがあるので、これはやはりやめさせなければいけないし、パレスチナ問題を解決する...全文を見る
○生方委員 これは関東大震災の例を持ち出すまでもなく、かつて外国人の方がそういう災害に遭ったときに不当に巻き込まれて亡くなっちゃったということもあるわけで、私はあえて外す必要はないと思うので、きちんと外国人の不当差別の禁止という項目は入れてしかるべきだと思うんですけれども、修正す...全文を見る
○生方委員 もともと〇二年十月の基本法にあったのをわざわざ削る必要はないと私は思うんですね。もともとないものを入れろと言っているんじゃなくて、あったんですから、そのまま残しておいてしかるべきで、抜けば何で抜いたんだろうというふうに思いますよね。これは私は、別に抜く必要がない、外国...全文を見る
○生方委員 これは、国がどういう人をしろということじゃなくて、都道府県の知事と、それから各市町村の長が自分の判断で決めるということですね。国が示すのは、例えば、自衛隊を必ず入れなければいけないとか、警察を必ず入れなければいけないとか、教育長を必ず指名しなければいけないというんじゃ...全文を見る
○生方委員 これは、広く住民の意見を求めるというのが入っておりますので、住民の代表の方も入るというふうに理解してよろしいんですか。
○生方委員 次の質問なんですけれども、指定公共機関というのが指定をされて、例えば避難をするときなんかに、JRとかバスとかいうのを利用するというようなことが今度盛り込まれておりますね。  警察との役割分担というのがどういうような、警察はそういうのは多分なれているでしょうから、ぱっ...全文を見る
○生方委員 指定公共機関になるところは、何かやりたくないこともやらされるんじゃないかとか、戦闘状態になっているときにその真ん中に入っていって、それから避難をする方たちを、戦闘状態になる前でしょうけれども、前に行くには危険が伴うわけで、第一義的には、警察の方たちはそういうことにもち...全文を見る
○生方委員 業務計画をつくる場合は、やはり組合の方たちの意見なんかもきちんと聞いて実施できるようにした方がいいと思うんですが、そういうことは考えておられますでしょうか。政府がそういう指示をするかどうかということですね。
○生方委員 指定公共機関の業者は正当な理由なく協力を拒否できないというふうになっておりますね。この「正当な理由」というのがなかなか、読んでもよくわからないんですけれども、どういう理由、幾つか項目、うちの質問主意書に対して、こういう項目、四項目ぐらいですか、答えておられているのは見...全文を見る
○生方委員 憲法にも、やりたくないことはやらなくていいというふうに、やりたくないことを無理やりやらされないということにはなっておりますので、その辺のことは十分配慮していただきたいと思います。  以上で終わります。どうもありがとうございました。