生方幸夫

うぶかたゆきお

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

生方幸夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  大変与党席が騒がしいんですが、我々が何で今政治と金の問題を論じているのかというと、これは政治の信頼の問題なんですね。やはり政治が信頼されていなかったら、幾らいい政策を掲げても国はよくならない。  本当に、国会が開催されるたびに、残念な...全文を見る
○生方委員 総理から、多分前向きな答弁があったというふうに私は思っております。  やはりこれは、政治の信頼を取り戻すという意味から、あるいは橋本元総理自身にとっても、ここへ来てきちんと話をすることが、もし本当に真実を述べるのであれば、私はその方がよりいいと思いますよ。今のような...全文を見る
○生方委員 それから、杉浦官房副長官はいらっしゃいますか。(発言する者あり)帰っちゃった。
○生方委員 通告はしていないですけれども、官房副長官はいつもいるということの前提で。わかりました。では、それは官房副長官が戻ってから……(発言する者あり)ルールの問題じゃないでしょう、そんなものは。官房副長官が戻ってから質問をいたしますので、結構でございます。  今、杉浦官房副...全文を見る
○生方委員 今の問題なんですけれども、政治資金規正法というのがどういう目的でつくられているのか。これは総理には釈迦に説法のような感じですが、「基本理念」の中に、政治団体は、その責任を自覚し、その政治資金の収受に当たっては、いやしくも国民の疑惑を招くことのないように、この法律に基づ...全文を見る
○生方委員 私が言ったのは、この間総理がお答えになったのは、一億円を何に使ったんですかということに対して、街宣車を買うこともあるでしょうというようなことを例に挙げたわけですよ。(小泉内閣総理大臣「議事録を読んでください」と呼ぶ)いや、例に挙げたんですよ。私、ここで聞いていたんです...全文を見る
○生方委員 私は最初にわざわざ言っているわけですよ。この論議を何のためにするのか、政治の信頼を取り戻すためにするということを最初に言っているわけですよ。  それで、総理、いいですか、記載できないものがあるというふうに今おっしゃいましたね、政党活動はいろいろなものがあると。コマー...全文を見る
○生方委員 いや、五億、十億もらったというのは一体だれなんですか。だれなんですか。何を根拠に言っているんですか。きのう最後にちゃんと、それはお金を返したと言っているじゃないですか。全然、政策活動費として使っているわけじゃないんですよ。事実と反するんですから、それは訂正してください...全文を見る
○生方委員 だから、今、政策活動費の話をしているんです。民主党のだれが五億、十億の政策活動費をもらったというんですか。
○生方委員 だから、事実じゃないんですよ。  党から党に行ったお金の話をしているんじゃなくて、今、小泉総理に私が聞いているのは、自民党を通して小泉さん個人に入ったお金が政策活動費として計上されているそれについては使途は一切言わなくていいというふうになっているのに、今、総理がおっ...全文を見る
○生方委員 支援者の自発的な寄附に基づく自民党のお金とは基本的に違うといったって、自民党にだって政党助成金は入っているじゃないですか。半分は一緒じゃないですか。半分入っているじゃないですか。どこが違うというのですか。
○生方委員 それは、同じように財布に入っているのに、どう区別しているのか、我々はわかりようがないじゃないですか。どうやってわかるんですか。(発言する者あり)
○生方委員 それは、自民党が、先ほど申し上げましたように……(発言する者あり)
○生方委員 国会が開かれるたびに逮捕者を出していたんですよ、自民党の議員が。だから我々は信頼できないと言っているんですよ。(発言する者あり)
○生方委員 それでは、ちょっと観点を変えてお話を伺います。  財務大臣に伺いたいんですけれども、政策活動費として個人に入りますね。(発言する者あり)政治活動費でもいいですけれども、個人に入ったお金。その後は、行き先は、これはもう政治活動だからわからないということになりますけれど...全文を見る
○生方委員 後ほど述べますけれども、非常に多額のお金が政策活動費として入るわけですよ。  では、それを使い切ったのか、残ったのかというのは、だれがどうチェックするんですか。
○生方委員 政策活動費というのは非常に額が大きいわけですけれども、では、その政策活動費についても調査をしているという認識でよろしいんですね。
○生方委員 もう一点、小泉総理にお伺いしたいんですが、これは総理に聞くと嫌な顔をするんですけれども、まだ政策秘書の車の問題についてはっきりした結論が出ていないんですよ。  同僚議員が何度も何度も質問をいたしておりますが、政策秘書が民間会社から車と運転手さんの給与を支給されて、そ...全文を見る
○生方委員 よろしいですか。私のといっても、総理の政策秘書ですよ。  政策秘書が活動するのは、だれのために活動するんですか。
○生方委員 政策秘書ですよ。  では、総理、お伺いしますが、この方はその会社の社外取締役をやっているんですか。やっているのかもしれませんけれども、政策秘書は普通、私の政策秘書だったら、一〇〇%、私の政治活動のために活動しているわけですよ。総理の政策秘書は何%ぐらい総理のための政...全文を見る
○生方委員 総理、わかりやすく話をしましょう。  我々には公設秘書が三人います。そのうちの一人は政策秘書です。政策秘書が何で置かれるのかといえば、我々の政治活動で、政策をつくる場合にそれをサポートするというのが目的で置かれているわけですね。総理の場合の政策秘書というのは、総理の...全文を見る
○生方委員 だから、総理、政策秘書でしょう。政策秘書は個人の活動はもちろんありますよ。個人の活動があったとしても、個人の活動が多くなれば、今度は政策秘書として国からもらっている給与がおかしくなっちゃうじゃないですか。そういうことにならないですか。  当然、一〇〇%それは、兼業は...全文を見る
○生方委員 だから、基本的に、常識的に考えていただければわかると思うんですけれども、総理の政策秘書が、総理のためにそれは働いているんですよ。その方の車と運転手さんが民間会社から提供されていれば、何もそんなかたくなに拒否をしなくたって、別に、寄附の、では、これは書いておけばいいじゃ...全文を見る
○生方委員 私は最初にわざわざ断ったように、政治不信を何とか解消しなきゃいけないということでこの論議をしているんですよ。だから、そういう政治資金規正報告書の信憑性の問題なんですよ。そういうことが寄附というふうに書かれないんだったら、ほかにもいろいろな不正な寄附があるんじゃないかと...全文を見る
○生方委員 給料じゃなくて小遣いを聞いたんですけれどもね。  これは去年の十二月二十八日の東京新聞の記事ですが、サラリーマンの小遣いは、これはアンケートをとったものですけれども、だから全部が全部正確というわけじゃないですけれども、アンケートをとったところを見ると、四十歳で月三万...全文を見る
○生方委員 私、国民の常識との乖離を言っているわけです。先ほど申し上げましたように、サラリーマンの方は、四十歳で小遣い三万八千三百円で苦労してやっているわけですよ。そういうときに、これは一回につき二十七万とか十六万とか二十万とかというお金が、組織活動費というお金で、政党活動のお金...全文を見る
○生方委員 だから、その感覚がおかしいんですよ。普通で考えれば、私だって、それは食事もすれば飲みにも行きますよ。だけれども、それは自分のお金ですよ。こんな、政治活動費で組織対策費なんて形で計上したりはしませんよ。それをするのがおかしいと言っているんですよ。自民党はそういう体質にな...全文を見る
○生方委員 議論はもちろんしますが、自民党総裁としての小泉総理は、自民党総裁としてこのままでいいというふうに思うのか、やはり議論をしてきちんと変える方がいいというふうに思っているのか、お答えいただけますか。
○生方委員 いや、だから私がもう再三言っているように、政治の信頼をどう取り戻すのかという観点から質問しているわけですからね。  だから、常識に照らして、二十億も三十億ものお金について使途が一切問われないとなったら、それはやはりおかしな使い方をされる危険性もあるじゃないですか。総...全文を見る
○生方委員 だから、わかりづらいのは、自民党を通して小泉総理に渡るとか、山崎拓幹事長に渡るとかという形で政策活動費になるわけですね。我々が日歯連のときに指摘したように、自民党、国民政治協会を通して迂回してある政治家に渡る。要するに、党とか党の資金団体を一回マネーロンダリングみたい...全文を見る
○生方委員 私は、これは鈴木さんがここにいないので、どっちが本当のことを言っているのかというのは確認のしようがないんですけれども、少なくとも鈴木さんは、指定献金という形で自分のところにもお金が入ってきたことはありますということを言っているわけで、総理が言っている迂回献金は一切なか...全文を見る
○生方委員 これは設立当初から、本当にうまくいくのかどうかという疑問の声があったわけで、これは銀行の経営に関することでございますから発言は注意しなければいけないということは十分自覚をいたしておりますが、発表された数字からいいますと、昨年の九月末でいうと、預金残高が三百億円に対して...全文を見る
○生方委員 伊藤大臣にお伺いしたいんですが、去年十月に大臣の私的アドバイザリーチームというのをおつくりになったというふうに聞いておるんですけれども、これは事実でございますか。
○生方委員 このメンバーの中に木村剛さんが入っているというふうに聞いております。その木村剛さんは、ことしの一月の株主総会で、社外取締役から一転して社長におなりになりました。金融庁のいわば監督を受ける立場の銀行の社長が伊藤さんの私的アドバイザリーチームのメンバーというのは、ちょっと...全文を見る
○生方委員 私は、当然、日本振興銀行の社長になったら木村さんはおやめになったというふうに思っていたんですが、おやめになっていないということなんですね。
○生方委員 私がこういうことを聞くのは、やはりちょっと木村さんとお三人の関係に公私混同があるんじゃないかという気がするんですよ。  木村さんという方は、フィナンシャルジャパンという雑誌を創刊なさったんですよね。その一月号の表紙に、竹中さんと木村さんと日銀総裁の福井さん、三人がこ...全文を見る
○生方委員 雑誌の表紙に竹中大臣と木村さんと福井さんと三人で並んで、普通の方が見れば、やはりこの真ん中にいる人は信用できる、この人がつくった銀行は信用できると思うのは当たり前じゃないですか。あなたが立っているだけでこれは宣伝になるんですよ。大臣が一銀行の宣伝に使われるなんというこ...全文を見る
○生方委員 それは竹中さんがどう思おうが、このフィナンシャルジャパンというのは木村さんがつくった雑誌なんですよ。木村さんがつくった雑誌で、自分が表紙に出て、それで両側に大臣と日銀総裁を従えているんですから。それはあなたがどう思おうが、宣伝に使われたんですよ、事実。そういうのは、何...全文を見る
○生方委員 それは、五味金融庁長官もこの雑誌に出たりしていて、一私企業の銀行をつくっている方が出している雑誌に政府の要人がこぞって出ているというのは、これはやはり異常だというふうに言わざるを得ないので、ぜひとも総理の方からも注意をしていただきたい。
○生方委員 質問を終わります。
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○生方委員 民主党の生方幸夫でございます。  一時間ほど質問をさせていただきます。ちょっと質問の順番が、大臣がまだ到着していないということで、変えてさせていただきます。  この間の集中審議のときに、自民党の馳議員が、我が党の政治資金にあたかも何か不正があるような質問をする中で...全文を見る
○生方委員 我々の文言は、何人も、政党または政治資金団体に対し、当該政党または政治資金団体が特定の政治団体に対して寄附をすることを条件に寄附をしてはならないというふうになっておりまして、これである程度の迂回献金というのは阻止をできるんじゃないかというふうに私は考えております。基本...全文を見る
○生方委員 インターネットが使いやすい、使いづらいというのは、これは別の論点でございまして、実は、あれは本当に簡単は簡単なんですね。検索をして、例えば私の名前さえ入れれば、私の名前が出ているものは順次ばっと出てきますので、そこの中の政治資金というところをまたクリックすれば、それで...全文を見る
○生方委員 このほかにも、我が党の案にあって自民党案にないのは、収支報告書の不記載に対する罰則の強化とか残高証明の義務化というのがございまして、これもぜひ取り入れてほしいなというふうに思っております。  ただ、もちろんこれは政治活動の自由との関連がございますので、私も、余りぎり...全文を見る
○生方委員 私、ちょっと考えたんですが、警察官が退職をいたしますよね。退職をした警察官の方たちもいろいろ再就職先がございます。例えば消防署に行ってみたり、交通安全協会に行ってみたり、それからガードマンの会社に行ってみたりという形で、いろいろ再就職をすることはあると思うんですけれど...全文を見る
○生方委員 私もきのう聞いてそういう方がいるというのも初めて知ったわけでございまして、ぜひこれは、退職警察官の方がそういう活動をしているんだということを広くPRしていただければ、防犯上も非常にいいと思うんですよ。ただの普通の人が回っているより、退職したとはいえ、やはりその間ずっと...全文を見る
○生方委員 去年、公益通報者保護法案というのが通りましたよね。これは、閉ざされた組織の中で何か不正が行われていたときには、内部から告発をしてくれる人がいないことには、その不正というのがなかなか明らかにならない。この保護法案ができたのは、そうした、いわば内部から告発をしてくれた方た...全文を見る
○生方委員 これは、警察署内部で内部告発をした場合は、いわば周りが全部敵になってしまうわけで、周りの方が言うことは、あの人はおかしいんじゃないかということになるのは当然でございますので、その部分はやはり差し引いて考えてあげないと、周りの人は、それは今まで普通にやってきたのが急にだ...全文を見る
○生方委員 公安委員長、違う件でもう一点お伺いしたいと思いますが、千葉県の松尾町で四人のひき逃げ事件というのがございました。これは、免許停止であった人間が運転をして事故を起こしたという事例でございました。  私の周りでも免停になってしまったという人間がおりまして、もちろんその人...全文を見る
○生方委員 私の地元でも、もうおととしになりますか、五人一遍に亡くなったという事故がございまして、私、やはり車の構造にも問題があるんじゃないかなと。前は、子供の列に車が突っ込んで複数の児童さんが亡くなられたということはありましたけれども、大人が四人も五人も亡くなるようなというふう...全文を見る
○生方委員 危険運転致死傷罪というのが、三年前ぐらいですか、できましたよね。これも何か適用が非常に、飲酒や薬物で正常な運転が困難であったことを証明しなければいけないというふうな形で、なかなか適用がしづらいようなことも聞いておりますので、やはりこれは事故防止のために、酒気帯び運転や...全文を見る
○生方委員 今回のケースはどういうふうになっていたんですか。
○生方委員 これは、保護観察の停止処分がとられると、もう一回収監をするということになるんですか。
○生方委員 この方の場合は、今おっしゃったように両親がいなくて、出てきたときは所持金が一万円しかなかったというようなことも報じられております。それで、再犯だったわけですね。  「再入受刑者の再入状況」という資料をいただきましたが、これを見ますと、結局、出所人員が平成四年で見ます...全文を見る
○生方委員 今刑務所が足りなくて、私も、こちらへ来る途中、東京拘置所が今建て増しをしておりますよね、そういうのを見ておりますが、大事なことは、再犯をさせない、一回入った人がもう一回入るのを何とか阻止していかなければいけないというときには、やはり出た後のケアというのが非常に大事だと...全文を見る
○生方委員 もう少し質問をしたかったんですが、時間がないのであれしますが、ここに、ある投書が、毎日新聞にありました投書がございまして、在日の方が国籍を取るというときに、それだったら国籍を取ればいいじゃないかというような話があるけれども、そう簡単には取れないんだ、実際自分が取るまで...全文を見る
○生方委員 これは、独立行政法人ができた場合は、厚生年金の積立金と国民年金の積立金と共済年金の積立金も全部一括してそこで運用するんですか。それとも、共済年金はそのまま、まだ残したまま独自に運用するんですか、どちらなんですか。
○生方委員 そうすると、共済年金はどのように、だれが運用するという形になるんですか。地方公務員共済だと三十五兆ぐらいあるし、国家公務員共済も約九兆ぐらいあるというふうに思うんですが、それはだれがやっていくのか。
○生方委員 同じように、諸外国を見ると大体賦課方式に移っておりまして、年金の積立方式というのをとっているのは日本とアメリカぐらいですか。アメリカの場合は、積立方式をとっているんですけれども、その積立金の運用に関しては特殊な国債で運用するという形になっております。これはもう何度もこ...全文を見る
○生方委員 年金は、また来週集中審議があるようでございますので、そのときにまた質問する機会があればというふうに思います。  以上で終わります。
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○生方委員 民主党の生方でございます。  やや時間が不規則になりましたが、今から質問をさせていただきます。  まず社会保険庁の不祥事の件でございますが、この委員会でもたびたび取り上げられております。本当に私もけしからぬというふうに思っておりますが、まだ取り上げられていない問題...全文を見る
○生方委員 皆さんお聞きになったと思いますが、実に七万一千件ですよ。七万一千七百四十三件、これは過払い、未払い。銀行で過払い、未払いというのが仮に一件でも起きたら、これはとんでもない話になりますよ。七件とか七十件というのなら、まだまだこれは若干事務的なミスがあったというのでわかっ...全文を見る
○生方委員 十五年から始まったということで、それ以前にはあったんですか。それから、なぜ十五年からこういうことが起こったのか。その両方をお答えください。
○生方委員 システムのレベルアップを行って、十五年からそれがレベルアップしたということですね。
○生方委員 村瀬さん、いいですか、整理をしてちゃんと答えてください。  さっき言ったように、七万一千七百四十三件、未払い、過払いが発生したわけですね。これが何年から発生をしたのか。ちょっと、聞いていなきゃわからないでしょう。だめだよ、そこで言っていちゃ。ちゃんと質問通告している...全文を見る
○生方委員 ちょっと質問の趣旨がわかっていないと思うんだけれども、整理をして言うと、要するに、八六年から基礎年金の振りかえ加算制度ができて、九一年からそれが実施されたということでしょう。九一年に実施するためにシステム開発を行ったんですね。  そこまで、イエスかノーかで答えてくだ...全文を見る
○生方委員 システムのレベルアップというのは、それは行うことはあるでしょう。そのシステムを改定したときは、デモをやったり、いろいろなことをやるし、各地方事務所にもそういう連絡をして、当然試験をやりますね。試験をやって、なおかつ七万一千件も起こるというのは、一体どういうことなんです...全文を見る
○生方委員 けさ社保庁からいただいた資料がございますので、長官から言うと何かわかりづらくなっちゃうでしょうから私の方から言ってみますと、厚生年金保険等の給付誤りについてということで御連絡をいただきました。  それで、年金給付システム変更の際のプログラムミスにより、老齢厚生年金の...全文を見る
○生方委員 これはどこがシステム開発をして、入札はどういう形で行われたんですか。
○生方委員 これだけのミスが発覚をしたわけですから、当然、日立さんとはもう契約はやめているんでしょうね。
○生方委員 では、日立製作所にどんなふうな要求をして、これだけのことを起こしたわけですから、先ほど言ったみたいに二百五十億も開発費をかけているということは、こちらから払っているわけですから、それでこれだけのミスが生じているんですから、日立製作所に対して損害賠償請求するとか何かはや...全文を見る
○生方委員 これは徴収したんじゃないんでしょう。システム開発費から差し引いただけなんでしょう。違うでしょう。
○生方委員 システム開発費から払うべきお金を五千万引いたというだけの話でしょう。五千万円現金が戻ってきたんですか。
○生方委員 先ほど申し上げましたように、長官、二百五十億円払っているんですよ、システム開発費として。当然払っているわけでしょう。それでこれだけのミスが起きて、七万件にも上るミスを起こして多くの方に迷惑をかけて、たった五千万円だけ返せばそれで済むんですか。そういう話なんですか。
○生方委員 これは、システム開発に膨大なお金と時間がかかるのは私もよくわかりますよ。これだけ、二百五十億円もらって、加給者三千万人ですか、三千万人以上いるわけですから、その方たちに対する給付をきちんとしなければいけない。大変なことでしょう。大変なことであるけれども、現実に七万件も...全文を見る
○生方委員 途中でキレちゃだめじゃないのよ。きちんと答えなさい、きちんと。私の質問に答えなきゃだめでしょう。やじに向かってそんなこと言ってもしようがないじゃないのよ。  指示ミスがあったと今言いましたね。社保庁側の指示ミスがあったということであれば、どういう指示ミスがあったんで...全文を見る
○生方委員 きのうもおとといも、私、社会保険庁を呼んで話を聞いているんですよ。ちゃんと詳しく資料もいただいているんですからね。それを、今あなたは自分で言ったんだから、指示ミスがあったので日立側の全部の責任ではないと。社保庁側の指示ミスもあったから日立が間違えてもしようがないんじゃ...全文を見る
○生方委員 それはいろいろな法律的な難しいことがあるでしょうけれども、社保庁はプロでしょう。プロの方がそんな指示ミスするはずがないじゃないですか。指示ミスするということがあること自体がおかしいじゃないですか、そんなもの。  では、指示ミスがどうして起こったのかという調査はいたし...全文を見る
○生方委員 あなたは民間から来た方だというので私は聞いておるんですけれども、社保庁のミスというのはさんざんこの委員会でも取り上げられているんですよ。私は、もうおとといから長官においでいただくということを言ってあって、どうしてこんなミスが起きたんですか、七万件もということは信じられ...全文を見る
○生方委員 それは、もう本当に社保庁の体質を私はあらわしていると思いますよ。三日前から私は言っているんですから、あなたたちの部下がいかに怠慢かということですよ。私は、きょうは支給ミスについて質問しますということで、おととい通告して、おとといにレクを受けて、きのう、もうきちんと質問...全文を見る
○生方委員 これは、プログラムミスと、それからあと事務処理ミスというふうにありますね。事務処理ミスというのはどういうミスですか。
○生方委員 これは通告もして、七万件もあるんですよ。七万件あって、その中でプログラムミスと事務処理ミスというのがありますと。だから、その事務処理ミスというのは一体どういうミスなんですかという報告ぐらい受けているでしょう、七万件あったんですから。あなたは長官なんですから、こういう事...全文を見る
○生方委員 年金は非常に難しいんですよ。いろいろな年金に二重に入ったり三重に入ったりしている方もいらっしゃるし、何年からもらうという方もいて、多分受給している方も、自分の年金が今どうなっているのかわからないはずなんですよ。それを一番わかっているのは社保庁なんですよ。その社保庁の職...全文を見る
○生方委員 七月に来て、十二月まで点検をやったわけでしょう、長官。それで事務処理ミスとかプログラムミスが見つかってきたということであれば、どういうミスが幾つあって、それはだれがどういう指示をしていて、どこがどう間違えたのか、そのチェックをだれが行うのかということをきちんとやってい...全文を見る
○生方委員 社保庁の問題というのはこれだけじゃないわけですよ。いろいろな問題が起きているわけでしょう。監修料を取ってみたり、いろいろなことをやっているわけですよ。その中でこういうことが出てきているんでしょう。そのために、あなたは多分民間から、社保庁の体質を変えるべく頑張ってくれと...全文を見る
○生方委員 尾辻大臣、今のやりとりを聞いていたと思うんですけれども、社保庁の問題というのはいっぱい指摘されているわけですよ。その中のこれもまた氷山の一角で、支給ミスなんですよ。  さっきも言いましたように、七十件とかだって多いですよね、ミスがあるということは。ミスがないというの...全文を見る
○生方委員 これは調査が途中だということで処分も出ていないんだというふうに思うんですけれども、もう既に七万件も発生をしていて、七万人の国民に御迷惑をおかけしているんですから。調査が終わるのは、長官の話を聞いていたら三月末までに一応のめどは出るだろうということですけれども、恐らく三...全文を見る
○生方委員 これはまた機会がどうせなければいけないというふうに思いますので、どういう事務ミスがあったのか、どういう指示間違いがあったのかということを再度聞きますから、それまでにきちんと調べていただいて、それは指示を間違えればプログラムミスもあるでしょうけれども、聞いた方の、受注し...全文を見る
○生方委員 これは住宅の融資でございますから、住宅を建てる方はいろいろなところから借金をしているわけでございまして、中には焦げついた部分もあるというふうに思います。今まで貸し付けた十八兆一千三百五十五億円ですか、このうち、焦げついたのは幾らぐらいあるんですか、回収不能になったもの...全文を見る
○生方委員 私もきのう聞いてびっくりしたんですけれども、十八兆円貸し付けていて焦げつきが三億円、考えられますか。考えられないですよね。  これは私もちょっと調べてみたんですけれども、大臣、平成十三年度末で延滞金を調査している部分があるんですよ。平成十三年で六カ月未満の延滞があっ...全文を見る
○生方委員 これは住宅ローン保証保険契約というのを結んでいて、あとは銀行は銀行で結んでいるということですね。  そうすると、その保険料というのは幾ら払っているんですか、全体で。
○生方委員 そうしますと、その二〇%の中で毀損している部分は幾らぐらいあるんですか。  だから、銀行に保証金を払っているわけですね。ローンが払えなくなった場合はそれを取り崩されるわけですよね、当然。取り崩されるんじゃないんですか。
○生方委員 あともう一つ、住宅ローン保証会社そのものの経営が悪化し、代位弁済が滞るようになった件というのも当然ございますよね。それはどれぐらいあるんですか。
○生方委員 今大臣がおっしゃったように、平成十三年度における不足額というのは累計で三十六億七千四百四十二万円というようになっていますよね。この額が平成十五年の末では幾らに変わったんですか。
○生方委員 結局、ではトータルでいうと、この住宅融資について発生した損害は、年金基金の取り崩しは三億円しかないということで、それ以外は一切ないということでよろしいんですか。
○生方委員 これは〇五年一月に新規受け付けを終了したということでございますが、これはどこがその業務を今後引き継ぐということになるんですか。
○生方委員 福祉医療機構が引き継ぐというのが私には余り納得がいかないんですが、その問題はその問題としておいておくとして、年金の積立金は、今、年金資金運用基金というところでやっておりますよね。これが二〇〇八年からは独法に変わるということになっておりますが、この独法の運用については、...全文を見る
○生方委員 ここでも何度も引用されたことですが、もともとの年金制度そのものをつくり上げた花沢さんという方が回顧録の中で言っていることの中に、厚生省が年金の積立金というのを持つことによって日銀よりも大きな力を持つというようなことを発言なさっておりますが、積立金がこれからもまたどんど...全文を見る
○生方委員 いや、私が聞いたのは、竹中さん、片方で郵政を民営化して、官に集まり過ぎるお金を民間に戻そうということをやっていながら、もう片方で厚生労働省に新しいお財布をつくって、またそこへ三百七十兆円のお金を集めたのでは一緒じゃないですかということを言いたいんですよ。  民間にお...全文を見る
○生方委員 本当におかしいんですよ。竹中さんだっておかしいということはわかるでしょう。  片方であれだけの力を入れて、郵貯、簡保を民間に移そう、民営化というふうに言っていて、それは、官にお金が集まり過ぎちゃって民間でお金が自由に使えないからということでやっておきながら、もう片方...全文を見る
○生方委員 これは、基本的に官から民へお金を流すということであれば、積立金そのものを考え直さなきゃいかぬと私は思いますよ。積立金を積み立てるとしたら、積み立ての不足というのがかなり出てくるということなんですから、基本的には、負担者と受給者が同じになるような形のやり方にするしかない...全文を見る
06月17日第162回国会 衆議院 本会議 第32号
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○生方幸夫君 民主党の生方幸夫です。  私は、社民党・市民連合、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました議院運営委員長川崎二郎君の解任決議案について、提案理由を説明いたします。(拍手)  主文   本院は、議院運営委員長川崎二郎君を解任する。  以...全文を見る