江田憲司

えだけんじ

小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

江田憲司の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  総理は、社会保障と税の一体改革を提起されました。我々みんなの党も、社会保障制度改革、財政再建の重要性は人一倍認識をしているつもりでございますし、そのためのプランも出しておるところでございます。  しかしながら、我々みんな...全文を見る
○江田(憲)委員 今の総理の御説明は、わからないわけでもありません。しかし、それは一年前、総理がこういう、鼻血も出ないほどと言ったときも、状況は全然変わっていないわけですよ、そういう認識を持たれているとすれば。でも、それにもかかわらず、その当時は、一切なくす、完全に無駄をなくすと...全文を見る
○江田(憲)委員 では、今の理解では、二〇一三年八月に四年が終わりますが、それ以前には増税されない、こういうことですね。
○江田(憲)委員 わかりました。ちょっと私の認識が間違っていました。二〇一二年度には税制改革、法律の附則に法制上の措置をとるとあるから、二〇一二年度にやられると思っていましたけれども、それは、四年間は上げないというのは基本だというふうに理解をいたしました。  それでは、総理も、...全文を見る
○江田(憲)委員 その一割カットというのは、これは自民党政権時代からずっとやっている話なんですよ。あなたが努力したわけじゃないんです。あなたが努力したのは、二百六万円の月給を五千円カットしただけなんですよ。閣僚は、百五十万円以上もらっているのに四千円カット、これは事実ですから。こ...全文を見る
○江田(憲)委員 人事院勧告で一・五%削減が勧告されて、公務員はそうなりました。しかし、閣僚、特別職は月給部分で〇・二%カット、ボーナスで〇・一五カ月分カットで、トータル一・五%カット、いずれにせよ一・五%カットなんですが、月給に直せば五千円なんですよ。これは総務省が発表している...全文を見る
○江田(憲)委員 人勧というのは一般職公務員が対象なんですよ、特別職は準じる必要がないんです。そんな法律の義務づけもないんです。ですから、従来も自主的に一割返上をしているんですよ。ですから、これだけ財政事情が厳しいといって、増税をされようというのなら、やはり五千円カットは国民は理...全文を見る
○江田(憲)委員 それは、確認ですが、これが民主党の一致した方針なんですね。
○江田(憲)委員 わかりました。  それでは、そのときに、同時に、企業・団体献金の禁止についても年内にまとめると明言されていますが、その方針を教えてください。
○江田(憲)委員 いや、それは二〇〇九年のマニフェストで書いてあることなんですよ。それをあえて、去年の秋、所信表明演説で、年内に企業・団体献金の禁止に方針をまとめるということは、いつまでにどういう形で、こういう方針だと私は理解しているんですけれども、それを教えてください。
○江田(憲)委員 法案を準備されていると言うから、法案というのは普通、何年に禁止すると書くのが常識なんです、だから聞いている。まあいいですよ、決めていないんでしょう。(発言する者あり)では、決めているなら言ってください。いつまで。
○江田(憲)委員 わかりました。  このパネルをごらんいただくとわかるんですが、今の財政危機、我々も認識しております。これは例えると、倒産の危機に瀕している会社にでも例えられましょうか。これはもう国でも、国家経営でも企業経営でも同じなんですけれども、まず社長や役員が身を切る、国...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは確認ですが、労働基本権を付与して、労使交渉で給与改定をする、これはぜひやってほしいんですけれども、私にはどうしても、公務員の労働組合に支援をされている民主党政権が、労使交渉でそういう給与の単価を下げられるのか、給与を引き下げられるのか、疑問に思っておりま...全文を見る
○江田(憲)委員 今お聞きになったとおりでございますので、これがしっかりとこれまでと違って実行されるように、私もこれからもしっかりと監視をしてまいりたいと思います。  それでは、さっき給料の単価のことをおっしゃいましたが、労働基本権付与のメーンの目的は、これは人員整理であります...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、片山大臣、それは違うんじゃないですか。  私は、年末、報道を見てびっくりしたんですよ。出先機関の地方移管、これはここでも鳩山前首相が私の質問に答えて、国家公務員人件費二割カットのメーンは出先機関の地方移管なんだと明確におっしゃいましたよ。しかし、十二月二...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、今、難しいから、二〇一四年度中にやると閣議決定に書いてあるわけですよ。それで前倒しで何か移管をして、人員削減するなんて全然書いてないんですよ、閣議決定は。  だから、申しわけないですけれども、これはもうはっきり言って旗をおろされた方がいいと思います。国民...全文を見る
○江田(憲)委員 要は、地方の自主性に任せて政権としては何もしないということをおっしゃった。これは、自民党政権時代ですら、国家公務員に地方公務員は準じると、しっかり閣議決定もしてやろうとされておられたわけですから、民主党政権が後退するというのは、私には本当に解せません。  それ...全文を見る
○江田(憲)委員 そんな悠長なことを、一年半も政権交代からたって、こんなことを言っていて本当にいいんですか。  私が答えましょう。政権交代時には九十八あった独立行政法人は、今は何と六つふえて百四になっておるんですよ。どこが全廃を含めた抜本的見直しなんですか。全く国民の期待を裏切...全文を見る
○江田(憲)委員 だから、私はプロセスがあると。それを皆さんは同時にやると。この前の総理の答弁でも、そういうことをやりながら同時に社会保障や税のあれもやるんだと。それは間違いです、そんなことやったら元も子もなくなります、こう申し上げているわけでございます。  とにかく、総理は、...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  きょうは、TPPと農業再生について総理と議論をしたいと思います。  我々みんなの党は、TPPには早急に参加すべきだ、そして、中に入った上で、今行われているルールづくりに我が国が主体的な役割を果たすべきだということを表明し...全文を見る
○江田(憲)委員 それが今は模範答弁なんでしょうが、ただ、TPPに参加せずして平成の開国と言っていただきたくありませんし、尊王開国とも言っていただきたくないと私どもは思っております。  そこで、やはり我々も農業が焦点だと思っております。いろいろな分野がTPPにはありますけれども...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、全体の絵図面をお示しいたします。それを説明すれば、減反がスタートラインだということがおわかりいただけると思うんですね。  減反というのは、これは需給調整、生産調整ですから、これは価格支持なんですよ。それをやってきたことも事実ですね。しかし、にもかかわ...全文を見る
○江田(憲)委員 農家の戸別所得補償というのは民主党政権の根幹の政策であって、私は哲学、基本論を言っているので、それで総理と論争しているわけです。  では、我々の考えを申し上げます。  減反をなぜ廃止するか。これは、価格支持をやめるという、ヨーロッパ、欧米並みのことをやるとい...全文を見る
○江田(憲)委員 中山間地の問題は我々も認識をしております。ただ、余りにも有名になりましたけれども、徳島県の上勝町で葉っぱビジネス。これは九十のおばあちゃんが何千万円の収入も得ている、こういう例もございます。宇和島の段々畑には、ミカン農家は自由化で壊滅すると言われますけれども、今...全文を見る
○江田(憲)委員 ありがとうございました。
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  私も被災地に入ってまいりましたけれども、今なお本当に悲惨な状況下に置かれている被災民の皆さん、本当に心からお見舞いを申し上げますとともに、私も一政治家として、これから被災民の皆さんの生活再建、さらには復旧復興、全力を挙げて...全文を見る
○江田(憲)委員 総理に聞いているんですよ。  二十二日の総理の会見で、一時的な国債の活用を含む財源を検討するんだ、そして、この国債をいつまでに償還するかというのは大きな議論がある、こうおっしゃったわけですね。そして、あなたが設置した復興構想会議で、極めて不自然なことですけれど...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。では、その補正財源についての云々はこれからの課題で、まだ決めておられない、こう理解をいたしました。  それでは、我々みんなの党も、確かに震災、これから復旧復興、特に相当な規模のお金がかかると思いますね。十兆とも二十兆とも言われている。それ以上かも...全文を見る
○江田(憲)委員 今の答弁が、官僚の言いなりになる政治の姿そのものなんですよ。財務省が言っていることをそのまま言っているだけ。そこで思考停止しているんですよ。ぜひ官僚の壁を打ち破ってほしいんです、総理。  それで、ぜひ、これはまじめな提案ですから、別に揚げ足をとっているわけじゃ...全文を見る
○江田(憲)委員 また財務官僚の言うとおり言いましたよ。もう、あなた、やめてください。何で国債の信認が落ちるんですか。減債制度にこんな伏魔殿みたいなからくりをとっている国は日本だけなんですよ、先進国では。  剰余金を使ったから国債の信認が落ちる、では、どうやって落ちるのか説明し...全文を見る
○江田(憲)委員 国債を必要以上に増発したんなら私もわかりますよ。一切さらなる国債発行もしていない。余っているお金を使っているだけです。  減債制度と偉そうなことを言いますけれども、こんなからくりを持っている国は日本だけです。マーケットにメッセージと言うけれども、諸外国はこんな...全文を見る
○江田(憲)委員 全く理論的じゃないですね。国債償還ルールというのは、六十年償還ルールがありまして、だから、百割る六十年で、一・六%毎年繰り入れている。そんな金額の大小じゃないんですよ、財政理論というのは。  私どもも、国債償還ルールを踏みにじれと言っているんじゃないんですよ。...全文を見る
○江田(憲)委員 ですから、総理、もう一回言いますけれども、財務省に聞けば、これは借金返済の原資ですからと。違うんですよ。ことしも返せる、来年も返せる、借金は着実に返していけばいいんです。だから、そう言われたときは、こう聞いてください。では、この十兆円のお金はいつ使うんですかと聞...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  恐らく、予算委員会で菅総理に質問ができるのはこれが最後だろうと思いますので、冒頭、ちょっと民主党政権の総括的なことをお聞きしたいんです。  先日、脱原発依存を総理は表明されました。みんなの党も大賛成でございます。ぜひやっ...全文を見る
○江田(憲)委員 私は、脱原発依存だけじゃなくて、ほかの、こういったいろいろな民主党政治の本質というか、そういったものについての認識をお聞きしたかったんですが、脱原発依存の話は後でまた質問させていただきます。  私が冒頭御質問した問題につきまして、ある全国紙の論説委員長が非常に...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっと誤解があると思うんです。私は官僚組織を挙げましたが、組織というのは民間企業でも役所でも何でもいいんです。大企業でも中小企業でも、部長さんでも課長さんでも、とにかく、人情を持った人ですから、そういった人を動かす、やる気にさせる、そしてチームプレーで実行して...全文を見る
○江田(憲)委員 相変わらずよくわかりませんが、選択肢としては、やめる、御自身が決断してやめる。  ただ、実はもう一つありますね。伝家の宝刀、解散ですよ。海江田経済産業大臣が、報道されているところですから真偽のほどはわかりませんが、解散ということになれば署名しないという発言もさ...全文を見る
○江田(憲)委員 こんなときに解散というのは我々も言いたくないですけれども、ここまで閉塞感が満ち満ちて政治が前に進まない以上、これはやはり解散をして一時リセットする、国民にだめ出しのチャンスを与える、こういうことしかもうこの霧を晴れさせる道はないと思いますから、ぜひタイミングを見...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。こんな議論をしてもしようがありませんので。  それでは、先ほど、脱原発依存は我々みんなの党も賛成だと言いました。そして、総理は、それは思いつきじゃないんだ、三・一一以降、それは私なりにそれなりに考えてきた、こうおっしゃいましたから、たとえ個人的見...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。そうすると、閣内からは減原発とか、経済界からは縮原発とか、いろいろなあいまいな表現が出ていますが、端的に答えてください。ゼロにする、廃止するんですね、将来ゼロにするわけですね。
○江田(憲)委員 わかりました。では、素直にこれをとれば、将来はゼロにするということですよね。ただ単に原発依存を低減していきましょうなんというのは、みんな合意していますよ、今。みんな賛成だと思いますよ、原発依存を低減させるだけならね。ですから、総理が記者会見をされた意味は将来原発...全文を見る
○江田(憲)委員 総理の個人的見解というのを認めるにしても、先ほど総理がおっしゃったように、単にお経で脱原発依存と言うのは、子供でも言えるんですよ。そうじゃないというのを総理はさっき冒頭おっしゃったので、少なくとも枢要なポイント、私も細かい点を今言えとは申し上げません、枢要なポイ...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。  それでは、今の総理の発言を聞いて、要は、今原発のコスト、これは従来、経済産業省総合エネルギー調査会が、大体五・三円でした、キロワットアワー。これは見直されて、正式な政府の見解を出されるということですね。原発の真のコスト、研究開発費、電源立地交...全文を見る
○江田(憲)委員 再検証して、今総理は出されると言ったので。  総理、出されるんですね。
○江田(憲)委員 これは逃げでして、それは再検証して公表してください。  では、原発のコストは上がると。でも、かといって、当面代替せないかぬ石炭だ、石油だ、LNGの単価が下がるわけじゃないので、これは維持されているんですよ、九百円並み。もっと言うと、もっとそれ以上になるんですか...全文を見る
○江田(憲)委員 まさに、総理の政治生命をかけるにふさわしいテーマだと思いますので、ぜひお願いをいたしたいと思います。  さて、この関連で、もう原発推進しませんから、将来ゼロにする以上、核燃料サイクル要りませんね。「もんじゅ」要りませんね。こうした原発推進を前提とした、使用済み...全文を見る
○江田(憲)委員 委員長、最後に一言。
○江田(憲)委員 とにかく、思いつきじゃないということで質問してきましたけれども、全部予断なくで終わってしまう。本当に思いつきだと思いますよ。本当に残念です。  終わります。
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  冒頭、総理にお尋ねをいたします。  菅前総理、原発事故の責任をとるとおっしゃられて、総理の給料分を、六月、七月、八月、三カ月返上され、夏のボーナスも二百十八万円返上されました。ところが、野田総理になられて、確認をいたした...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、八%の減額、あるいは一〇%、五%、いろいろありますが、その範囲では返上するけれども、菅前総理がお約束をした、原発事故の収束までは総理分の給与を全額返上するというのはやらないということでよろしいですか。
○江田(憲)委員 内閣は連帯責任ですから、菅前総理が原発事故の責任をとられて返上された以上、私は、野田さんというのはその内閣の一員であったわけですから、今回晴れて総理になれば、同じようにその方針を踏襲されると思っていました。大変残念です。こうした政治姿勢が、ささやかなことかもしれ...全文を見る
○江田(憲)委員 これは国会議員の話で、何で財務大臣が答弁するんですか。民主党代表としての野田総理に聞いているんです。
○江田(憲)委員 民主党代表としての野田さんにお聞きします。
○江田(憲)委員 驚くべき発言をお聞きしました。  野田総理は先般の代表質問で、議員みずから身を削る覚悟なくして国民負担は語れないと言っているわけですよ。ましてや、今民主党政権は国民に増税を押しつけようとしている。民主党議員にはより一層身を切る覚悟が求められている。それが、四月...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっとあきれて言葉が出ません。  いずれにせよ、国会の会期は、九月三十日、あと三日しかないんですよ。この三日の間で国会議員の歳費カット法案を通さなければ、十月十日には皆さんには満額で給料は行きます。これはもう国民が見ていますからね。増税しようとしているんです...全文を見る
○江田(憲)委員 八%削減は不十分ですけれども、我々も、それは今よりいいわけですから、それはどんどん協議してやりましょうよ。  ただ、今確認いたしましたとおり、再来年まで二割カットということは、これは民主党のマニフェストに書いてありました、年間一・一兆円の財源が出るわけです、歳...全文を見る
○江田(憲)委員 今おっしゃったのは、いわゆる五兆円ぐらいの税外収入のうち、今民主党が提案をしている八%の公務員の人件費カット法案、これは再来年度までに限定してやるということなので、あと二年ぐらいしか残っていないから、一年三千億なので、掛ける二で六千億円ぐらいを復興財源に入れると...全文を見る
○江田(憲)委員 それは、もう二割カットを実現しない、放棄されたという理解でよろしいですか。
○江田(憲)委員 国政のABCを知った上で言ってください。国会の承認が得られなければ何の案もつくれないんですか、政府は。予算案をつくっているじゃないですか。あなた方の責任は、政府の責任は、しっかりとした復興の財源を見つけて、それを我々に提示することですよ。それが、国会承認を得られ...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。それでは、この八%法案が今国会通らなければこの六千億も計上しない、こういう趣旨ですね。そう受け取りました。  いずれにせよ、国家公務員の人件費二割カットというのはずっと民主党が掲げてきて、先ほど答弁ありましたように再来年までやると言っています。こ...全文を見る
○江田(憲)委員 私が説明します。国民が知らない間にとんでもないことが起こっているということを説明します。  まず、最初のボードですが、要は、これは今の外国為替資金特別会計にあるいわゆる外貨資産高、外貨準備と言っているんですが、ごらんのように、これは二〇一〇年末の統計ですが、日...全文を見る
○江田(憲)委員 また驚くべき発言ですね。急激な円高をとめられないから為替差損が出ているんじゃないですか。常識じゃないですか。あなた、何、民主党には責任がない、円高、急激なあれにはないと。
○江田(憲)委員 全部悪いと言っていないんですよ。あなたが全く責任がないと言うから。  これは、あなた方は基本的に、円高是正、為替対策には為替介入しかないと思っているから間違いのもとなんですよ。為替介入は、これはもう例外的ですよ、こんな変動相場制の国では。当たり前のことですよ。...全文を見る
○江田(憲)委員 またその話は後でやりますから。  要は、この外貨準備、国民にこれだけの損失を与えておきながら、まず、米国債でどのくらい運用されているかも公表していないんですよ。幾ら私が資料要求しても、出さない。ですから、さっきのボードは、アメリカの財務省が発表しているんですよ...全文を見る
○江田(憲)委員 開示をしていない結果、四十兆円も評価損を出したら、これがファンドだったら、悪いけれどもイカサマファンドと言われるんですよ。  開示をしたらリスクに変動を及ぼすというんだったら、何で米国財務省は統計を発表しているんですか。あなたがとめるべきじゃないですか。
○江田(憲)委員 ですから、為替変動のために積立金を積んでいるんでしょう。しかし、過去はともかく、この三年間は、このグラフでごらんのように、積み立てをはるかにオーバーして、債務超過になっているわけですよ。どこの世界に債務超過になっていることを胸を張って開き直って答弁する政府がいる...全文を見る
○江田(憲)委員 外為特会の趣旨に反するなんてわかっていますよ。だから、特別法をつくれと言っているんですよ。この震災のときに、国難のときに、何本も我々はつくってきたじゃないですか、非常立法を。これだけお金が目の前にあるんだから、増税よりいいでしょう、資金繰り方策としてはこれはいい...全文を見る
○江田(憲)委員 だから、ヨーロッパとかアメリカを助けるのは問題ないと言っているじゃないですか。そうじゃなくて、少しは日本にも目を向けてください、こう申し上げているわけでございます。  もう時間もなくなって、国債整理基金はできませんでしたけれども、いずれにせよ、これから皆さんは...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○江田(憲)委員 震災から七カ月たちまして、やっと本格的な補正予算が提出をされました。本当に遅過ぎると私は思っていましたところ、先日、看過できない記事が目につきましたので、冒頭、これについてお伺いをしたいと思います。  パネルをごらんいただきたいんですけれども、これは、十月二十...全文を見る
○江田(憲)委員 事務当局としてはそう言わざるを得ないでしょうね。  ただ、私も片山善博さんという方を存じ上げておりますけれども、改革派知事として鳴らされ、そして総務大臣として入閣された。私は、とてもうそをつくような方とは思えないんですね。これが事実とすれば、これはもう財務省の...全文を見る
○江田(憲)委員 本当は、きょうは片山善博さん御本人を参考人にお呼びしたかったんですけれども、残念ながら民主党の反対で実現しませんでした。  これは重大問題ですよ、責任問題ですよ。ぜひ、委員長、参考人招致を、片山善博さん、お願いいたします。
○江田(憲)委員 それでは、我々みんなの党は、この予算委員会でもずっと増税なき復興を訴えてまいりました。一方で、当然、野田政権、民主党政権は復興増税路線。報道されているところによりますと、自民党さんも公明党さんも、償還期間を十年か二十五年かという議論はあるにしても、復興増税を容認...全文を見る
○江田(憲)委員 説明する努力は多とします。  ただ、国家公務員の人件費カットについて言えば、みんなの党は、二割やられるのなら賛成しますよ、八%削減は。これで打ちどめなら反対ですよ。この前、野田総理はやられると言ったから、これはやられるんですね。だから、やられると毎年一兆出て、...全文を見る
○江田(憲)委員 これはさんざん議論して、とにかく私が言っている繰り入れを停止しろというところについては見解の相違がありますから、言わない。これは違うんですよ、減債基金とは。これは、二%利払い分としてあらかじめ予算に計上した分が一%で済んだので、その余った分を使いましょうという、...全文を見る
○江田(憲)委員 本当にさすがによくわかっておられる。だから、これは今年度中に一兆円出ますからね。財務当局にも聞いたら一兆円出ると言っていますから、早速九・二兆が一兆減って八・二兆、増税分になるわけで、ぜひお願いします。  さて、消費税の問題もいろいろ言われていますが、これは昨...全文を見る
○江田(憲)委員 御指摘のとおりで、ただ、その点を言いますと、御承知のとおり、名目成長率は八年度マイナス四・六、九年度マイナス三・七、一〇年度は〇・四で多少上がりましたけれども、この四—六月期を見るとマイナス三・三ですよ。GDPデフレーター、これはもう一貫して二〇〇八年以降マイナ...全文を見る
○江田(憲)委員 粉飾とは私言っていませんからね。それは訂正してください。  わかっていますよ、ユーロ危機だ、米国経済が低迷している、その反射的利益もあるでしょう。しかし、たとえそれであったとしても、財政破綻寸前の国の資産を買うばかはいないんですよ、市場関係者で。なぜ買っている...全文を見る
○江田(憲)委員 御高説、承りました。  それでは安住さん、財務省が出している二〇〇二年の外国格付会社あて意見書要旨というのは御存じですか。
○江田(憲)委員 では、これは最後に野田総理に、委員長、もう最後ですから、聞いて終わりますけれども、ここで財務省が見事に説明している。二〇〇二年に日本国債の格付が下げられたときに、こう反論しているんですよ。  日本は強固なファンダメンタルズを持っている、日米など先進国の自国通貨...全文を見る
○江田(憲)委員 まだありますよ。  とにかく、九七年に三から五に消費税を上げても、この折れ線グラフをごらんのように、九七年以降、一切税収はふえていないんですよ、景気が悪かったから。これが歴史の証明なんです。最後に総理に答弁を求めて、私の質問を終わります。
○江田(憲)委員 どうもありがとうございました。ぜひ財務省の呪縛から脱却してください。