江田憲司

えだけんじ

小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

江田憲司の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  まず冒頭に、どうしても総理に確認をいたしたいことがございますので、質問いたします。  きょうのお昼の衆議院本会議で、国家公務員の人件費七・八%削減法案が通過をいたしました。我々みんなの党は、これは多々問題はあるんですけれ...全文を見る
○江田(憲)委員 私も、こういう問題、政権の中で取り組んだ経験がございますから、これは、本当にいろいろな困難な問題を克服しなきゃできないんですね。  だからこそ、私は政権交代直後から、これは時間がかかるんですね、それは御案内のとおり。人件費を七・八%、これは二割にはほど遠いわけ...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。  では、野田総理は、もうこれはやり抜くんだということでした。それはまた、こういう機会がありますから、本当に累次御確認をさせていただきたいと思います。  私は、歴代総理に聞くたびに、オウム返しのように、分権に伴う地方移管をするんだ、手当、退職金...全文を見る
○江田(憲)委員 たしか野田総理は、所信表明か施政方針か忘れましたが、要は、増税をするときにはもう我が身を切る改革をしなきゃいかぬのだ、これは国会議員も公務員もそうなんだとおっしゃったはずですね。  そうすると、これが復興財源用であれば、では、国家公務員が身を切る改革というのは...全文を見る
○江田(憲)委員 一方で、来年夏までに二割をやられるわけですね。  そうすると、こういう理解でいいですか。来年夏までに二割をやられる、今七・八、その差が身を切るということだということですか。
○江田(憲)委員 ちょっとわからない答弁ですが、七・八というのは、これは三党で合意をしまして、合意文書を見ると、七・八を二年限りでやれば、平成二十六年四月一日からもとに戻すと書いてあるんですよ。昇給回復措置は二十六年四月一日から一度に行う。要は、三年後からはもう今の七・八カットと...全文を見る
○江田(憲)委員 それは、だから三党合意は守らないということですか。
○江田(憲)委員 いやいや、あなた、三党合意を読みましたか。明確に書いてあるんですよ。平成二十六年四月一日からもとに戻すと書いてあるんですよ。
○江田(憲)委員 わかりました。そういうことですね。自民党さんも公明党さんも、それでいいんですね。  だから、要はこれは、この法律はこの限りだけれども、これに上乗せでこれからいろいろやる、深掘りすることはこれから検討するんだ、こういうことですね。かつ、来年八月までに、きょう野田...全文を見る
○江田(憲)委員 一億三千万人ぐらいいて、それで今借金が九百兆円前後、借入金も入れてあって、それを割ればこうなるんですけれども。なぜこういうときに、確かに、生まれてくる子供の背中には七百万円を超える借金はあるんだけれども、例えば、その手には五、六百万円の預金通帳を持って生まれてく...全文を見る
○江田(憲)委員 まあ、安住さんのお人柄ですから、そういう答弁で、許せません。では、何で背中に七百万円をしょって生まれてくるんですか。だから、そういう問題を言っているんじゃないんですよ。  要は、背中に七百万円とおっしゃるんなら、フェアに言ってください、フェアに。国民に必要以上...全文を見る
○江田(憲)委員 そんなことはわかっていますから、それを言っているのじゃなくて、それを説明してください。国民の皆さんもテレビを見ているわけですよ。  もう、とにかく何か言われるから、千兆円は二倍だからといって大変だと思っている人が多いから、では、何でそれが二倍になると大変なのか...全文を見る
○江田(憲)委員 そこをもっと考えてください。  要は、さっきの話もそうなんですけれども、七百万円の借金も、世界のトヨタも借金が十九兆円あるんだ、大変だという言い方もできるけれども、誰もトヨタがあした倒産するなどと思っていないんですよ。なぜならば、資産が三十兆円あるからですよ。...全文を見る
○江田(憲)委員 認識が違うというのは大間違いで、これに出しているのは財務省のホームページです。全く真逆のことを、私と同じようなことを言っているんです、財務省が二〇〇二年に。  皆さん、違うと言うんだったら、これは今でもホームページにありますよ。これは、二〇〇二年に国債の格付が...全文を見る
○江田(憲)委員 十年前だとおっしゃると思うから、数字を挙げましょう。十年前より改善しているんですよ、ファンダメンタルズは。  例えば外貨準備、わかりやすいでしょう、これは倍以上になっているんですよ。当時は四千億ドルぐらい、今一兆ドルを超えているんですよ、倍以上になっている。そ...全文を見る
○江田(憲)委員 また続きをやりますので。どうもありがとうございました。
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  本日は、前回に引き続きまして、この国難の折に、かつ、デフレで経済が疲弊している中で、なぜ野田総理は増税一直線に突き進むのか、その基本的な財政や金融の認識について問いただしたいと思います。  前回は、国家経営にも企業経営に...全文を見る
○江田(憲)委員 これは定量的な問題じゃなくて、理論的な問題なんですよ。本当に、安住さん、いつも、わかっておられるのか、わかっておられないのか、すれ違いなんですけれども、これはどういうことですか。日米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられないという理論は、これは十年た...全文を見る
○江田(憲)委員 全く間違いです。  それでは、ちょっと角度を変えますが、十年前だから違うんだとおっしゃるから言いますけれども、十年前の数字は、国、地方の長期債務は七百兆円、GDPの一四〇%、このときは強固なファンダメンタルズで、現在の長期債務は二〇一一年で八百九十四兆円、GD...全文を見る
○江田(憲)委員 野田総理、あなたは、国民に増税の理解を求めたいと言って、今テレビ出演もされているんです。今みたいな、もう本当に薄っぺらい一つだけの数字、一千兆円の借金があってGDPの二倍だ、それしか言わないでしょう。そんなことで理解を求められると本当に思っているとしたら、本当に...全文を見る
○江田(憲)委員 何度言っても私の趣旨が理解されないですよ。ギリシャは、累積債務のGDP比率は日本より低いんでしょう、だけれども破綻したわけです。そんな一つの指標で判断したら間違いですと言っているだけで、まさにこういう多角的ないろいろな、道路道路と言うけれども、バランスシートの中...全文を見る
○江田(憲)委員 それはいいことを聞きました。では、これから野田総理は、ギリシャは対岸の火事ではないという言葉はもうやめるということですね。  前回、私の十日ほど前のあれで、安住大臣はしきりに、ギリシャがあります、ギリシャがありますと言い続けたじゃないですか。では、総理と大臣は...全文を見る
○江田(憲)委員 私が言っているのは、いつ来るかわからない危機をオオカミ少年のように言い立てるよりも、今、目の前にある危機に対応しなさいと言っているんです。原発事故や震災対応、デフレ経済の脱却、これが最優先課題なんですよ。申しわけないですけれども、ギリシャは対岸の火事ではないと言...全文を見る
○江田(憲)委員 そういう難癖をつける前に、御自身が、要は、ここでほかの議員もあれしていましたけれども、経済が回復しないと税収は下がるというのは歴史的な真実なんですからね。同じなんです、状況は。  そういうことで、繰り返しオウム返しのようにやっていても国民の理解は絶対に進まない...全文を見る
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○江田憲司君 みんなの党、江田憲司です。(拍手)  総理、あなたは、所信表明演説で、きょう生まれた子供一人の背中には既に七百万円を超える借金があると嘆いてみせました。これを聞いた国民は、我々のせいでこんなに借金を背負わせているのかと罪悪感すら感じ、増税やむなしと考えた人も多いと...全文を見る
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  まず、総理にお伺いしたいんですが、メディア各社が最近世論調査をいたしますと、将来の消費税増税に賛成か反対かと聞くと、過半数の方が賛成なんですよ。しかし、野田政権が提案をされている、一四年に八%、一五年に一〇%という今の法案...全文を見る
○江田(憲)委員 私は、説明が不足しているとかそういった問題ではなくて、国民はやはり、増税の前にやるべきことがあるだろう、やるべきことをやっていない、こういう思いだと思うんですね。つまるところ、政策の優先順位が間違っている、手順、プロセスが間違っている、こういうことだと私は思って...全文を見る
○江田(憲)委員 増税は法案で今決めるのに、こういった身を切る改革は二年後に検討して決めましょうでは、とても国民は納得できないと思います。  しかし、これ以上お聞きしても、それ以上の答弁は引き出せませんので、次に行きますけれども、最近報道されている問題として、例の私鉄とかバスの...全文を見る
○江田(憲)委員 だったら、民主党代表として提起してください。この程度のことを、いや、国民はよく見ているんですね。野田総理、本当、口先では、やるやる、生命をかける、身を切るんだと言っても、全然成果は出ていないということなんですよね。私も、戦線を拡大してあれもこれもと言うつもりはあ...全文を見る
○江田(憲)委員 今ありました、二・七兆円一%掛ける五で十三・五兆ですね。しかし、私が知るところ、消費税が三から五に上げられた、平年度化して九八年以降の税収を見ると、計算してみましたけれども、二・五兆円なんですよ。皆さんも我々も大体一%二・五兆円ということで思ってきたのに、社会保...全文を見る
○江田(憲)委員 成長率は名目で何%を見込んで二・七兆円でしょうか。
○江田(憲)委員 慎重シナリオで名目一%ですか。  ちょっと時間が無駄なので、調べてください。  要は、二・五掛ける五では十二・五兆円なんですよ。二・七掛ける五は十三・五兆円。一兆円も開きがあるんですね。一円たりともおろそかにできないんです、こういう問題は、国民に負担を求める...全文を見る
○江田(憲)委員 私が言いましょう。平均して一%台半ばと書いてありますね、慎重シナリオ。一・六%ではじかれているんでしょうが、それであれば、その一・六%名目成長を下回ると十三・五は確保できないんですから、我々は一・六%名目成長じゃ低過ぎると思っていますけれども、しかし、皆さん方の...全文を見る
○江田(憲)委員 おっしゃるとおりですよ。消費税というのは余り景気によって変動しないんですよ、税収が。  現に、これは私、全部調べましたけれども、不況の度合いもいろいろ違ったこの十数年で、平均して二・五兆円なんですよ。ですから、そうおっしゃるのなら、二・五兆円掛ける五%の十二・...全文を見る
○江田(憲)委員 ですから、申し上げたいのは、確かに税源移譲や減税もありましたから、それ分の効果は差っ引かないかぬわけですけれども、それを差っ引いても五十四から四十二兆円に税収が落ちたということは説明できない。大体半分ぐらいは景気悪化要因だということが言えると思うんですね。  ...全文を見る
○江田(憲)委員 一言だけ申し上げると、そういう先々の危機について目配りすることも必要でしょうが、もっと目の前の危機に対応してくださいということなんです。  今、総理の口から欧州危機の話が出ました。欧州危機の中心はギリシャですからね。ギリシャ、このグラフ、何だかわかりますか。こ...全文を見る
○江田(憲)委員 では、私が解説します。  ギリシャは二〇〇六年から二〇一〇年にかけて消費税を上げたんですよ。いみじくも、二〇〇六年一八%から二〇一〇年に二三%、五%消費増税をしたら、こういった奈落の底に落ちていったんです。  ですから、私が申し上げたいことは、今、日本でやれ...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○江田(憲)委員 まず冒頭、寛仁親王殿下の御逝去を悼み、我が党からも心から哀悼の意をささげさせていただきたいと思います。  さて、きょうは、我がみんなの党に一時間弱もお時間をいただきまして、この機会をおかりしまして、与野党の理事の皆様には心から御礼を申し上げます。  いつも私...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、お聞きをしたいんですが、社会保障と税の一体改革というふうに称されているわけですから、ただ、さはさりながら、伝え聞くところによりますと、自民党さんの方は、最低保障年金を撤回しろだとか後期高齢者医療制度の廃止も撤回しろ、こういうことを強く訴えられてきたわけ...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、三党協議が相なったときには、その合意には政府側は従う、こういう方針でよろしゅうございますか。
○江田(憲)委員 今のお話を聞く限りにおいては、与野党協議、予断を持たずしっかり議論していくというお立場だということで受け取りました。  しかし、さはさりながら、これは協議ですから、御党が、例えば、最低保障年金にあくまでもこだわる、後期高齢者医療制度の廃止にあくまでもこだわられ...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。そういうことで、予断を持たず、協議に真摯に臨んでいかれるということで承りました。  民主党さんは、官僚主導を打破して政治主導にしていくんだと。私は、岡田さんは、通産省の先輩でもあり、昔から仕事も一緒にさせていただき、政治家になられても注目をさせて...全文を見る
○江田(憲)委員 当時の報道を私も改めて読みますと、この政権移行チームは、もう準備万端、発足するつもりだったところが、小沢一郎さんの鶴の一声で潰れたという報道が目につきました。  プラス、御党の掲げた政治主導の司令塔、核中の核であります国家戦略局も、私が橋本政権のときに経済財政...全文を見る
○江田(憲)委員 さっき安住大臣が私の質問にうんうんとうなずかれていたので、何かございましたら、どうぞ、安住大臣。
○江田(憲)委員 その辺の経緯はともあれ、結果的に我々の目に見える範囲内で起こったことは、あの年末に小沢一郎幹事長が官邸に乗り込んで、これが国民の意思だとおっしゃられて、ガソリンの暫定税率は維持するんだ、道路公団、道路会社に休日割引用にためていたお金を使って新しく道路をつくるんだ...全文を見る
○江田(憲)委員 もうやめますが、最後にもう一つだけ。  そういう角度からじゃなくて、もともと増税論者の小沢一郎さんという政治家が今増税反対を訴えていることについて、岡田さんはどういう思いですか。
○江田(憲)委員 わかりました。  それじゃ、本題に入ります。  まず、きょうは基礎的なことをやりたいんですね、難しいことよりも。  前回、総理御出席のもとで私が取り上げたんですが、この社会保障と税の一体改革は、消費税を五%上げて十三・五兆円の税収が上がるんだという大前提が...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、それが本当におかしいというふうに思うんですよ。  財務省というところは、財務大臣は、ほかのところではかた目にかた目にとおっしゃっているんですよ。何でここだけ楽天的なんですか。だからおかしいと言っているんですよ。  秘書官ですか、あなた。ちゃんと答えても...全文を見る
○江田(憲)委員 無理な数字ではないんだったら、少なくとも、一・六%名目成長ですか、それをちゃんと法案か何かで担保しないと税収が見込めないわけですからね。施策も実施できないじゃないですか、その分。  だから、一・六%名目成長というのを確約されるんですね。
○江田(憲)委員 楽天的になることは別に悪いことではないんですけれども、こういう都合のいいところだけ丼勘定というか、甘目の数字を見込むという。ほかのところは厳しい厳しい、民主党内からは経済成長は大事なんだ、さんざん議論があったじゃないですか、名目三%、実質二%成長ならば、ちゃんと...全文を見る
○江田(憲)委員 計数や代入値を変えれば、それはなるんですよ。問題は、それがサステーナブルか。皆さんが見込んでおられる、増税後にサステーナブル、持続可能で二・七兆円入ってくるのか。そうしないと、皆さんの大前提が崩れるということを申し上げているわけで。  私は、いろいろなデータを...全文を見る
○江田(憲)委員 簡単に言うと、これは建設国債、その対象である公共事業の便益が六十年程度続くという前提で決められたわけですね。  しかし、やはりもう時代も変わり、今、皆さん、四十四兆円の新規国債発行額のうち赤字国債は幾らですか。要は、赤字国債にはそういう公共事業の便益だ何だとい...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっと、先走りしないでね。ちゃんと順序立てて、わかりやすくやりますから。  皆さん今おわかりのように、もう新規国債四十四兆円のうち三十八兆、九兆は赤字国債なんですね。ですから、この六十年償還ルールというのはもう破綻しているわけですよ。  それで、これは安住...全文を見る
○江田(憲)委員 今までよりは多少は前向きな答弁でしたけれども、要は、皆さん、わざわざ特別会計を設けて減債制度だといって、最初わけがわからなかったでしょう。だけれども、こういう制度を持っているのは日本だけなんですね。  では、もっとわかりやすく、もっと単純な質問をしますと、なぜ...全文を見る
○江田(憲)委員 そこはちょっとおわかりになっていないので、私から答えを言いますと、簡単に言うと、若い国債の比率が多いからなんですよ。若い国債というのは、償還期限がまだ先の国債が占める割合が多いから、幾らその元本一・六%を繰り入れても繰り入れても償還期限が来ないから残っているんで...全文を見る
○江田(憲)委員 そういう答弁があったので、一言。  それは財政規律は重要ですよ。そのためにも、これをやめると十兆新規国債発行が減るんですよ。今四十四兆の新規発行が三十四兆になるんですから、累積債務も十兆減るんですよ。だから、我々の案を採用されれば累積債務も減るという意味では財...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  既に報道で流れておりますが、きょうの午前中の修正協議で、自民党、民主党の間で、消費税二段階増税については合意をした、一方で、社会保障のところは平行線に終わって、またあした以降協議するということが報道をされております。  ...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、きょうもいろいろ意見、質問が出ておりましたが、要は、自民党さんは、御党の提案、最低保障年金にしろ後期高齢者医療制度の廃止にしろ、反対の立場でおられますから、こういった問題についてもこの修正協議の対象になっているという理解でよろしいんですか。
○江田(憲)委員 我々みんなの党の立場をはっきり申し上げますと、今御提案のいわゆる総理がおっしゃる社会保障と税の一体改革法案なるものは、私どもは全く認めておりません。  それは、なぜかといいますと、はっきり言えば、御党が提案をされているような最低保障年金、年金の抜本改革、後期高...全文を見る
○江田(憲)委員 それは早く提案をしてください。ほぼ二週間前に幹事長会談をやって、あとはナシのつぶてですからね。今週提案があるというなら私どもも積極的に対応いたしますから、ぜひ提案をしていただきたいんですけれども、ただ、総理、この前私におっしゃったことは、これは議事録を取り上げま...全文を見る
○江田(憲)委員 まあちょっと、歯切れがまた悪くなって非常に残念ですけれども、いずれにせよ、これは努力をされるということですから、しっかりと。  総理は、思い起こしていただきたい。私が私鉄のパスとかなんとか取り上げたときに、そういう多方面にやるよりも、これが一番大事なんだから、...全文を見る
○江田(憲)委員 安住大臣はそうおっしゃるんですが、では、もう一つ財務省のホームページの資料。全く反対のことが書いてあるんですね。  とにかく格付会社は「日本の政府債務が「未踏の領域」に入ると主張しているが、巨額の国内貯蓄の存在という強みを過小評価しており、また、戦後初期の米国...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、財務省のOBの方を言っているんじゃない。私が言っているマインドコントロールという意味は、これは片山善博さん、お身内だった総務大臣もおっしゃっていることで、結局、増税に都合のいい数字しか言わないんですね、さっき言ったように。増税に不都合なこういった数字、さっ...全文を見る
○江田(憲)委員 どうもありがとうございました。
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  あすの日程がどうやら決まったようでございまして、この特別委員会で二時間ちょっとの審議の上採決、あしたの十三時、本会議で採決ということだそうです。  まず冒頭に、断固として我が党として抗議をいたします。社会保障の関連五法案...全文を見る
○江田(憲)委員 今、野田総理がおっしゃったソブリンリスクと言われる国のリスクという問題は、さっき私が申し上げたように、二〇〇〇年前後にもあって、今初めて出てきている問題ではないんですね。  それから、野田さん、そこが一番違うんですよ、我々と。野田さんは、もう待ったなしだとおっ...全文を見る
○江田(憲)委員 私も、今回の五法案で、全く評価する点がないとは申し上げませんが、ただ、皆さんが三年ほど前におっしゃっていたことは、いい悪いは別にして、最低保障年金をつくるんだ、後期高齢者医療制度を廃止するんだ、まさに年金や医療の抜本改革をおっしゃっていたんでしょう。それで政権を...全文を見る
○江田(憲)委員 増税と成長は絶対に両立しない、そんな経済理論はないということを断言して、終わります。どうもありがとうございました。
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。  連日、新聞各紙一面には年内解散の報道が躍っております。最悪のタイミングだと思いますよ。我々みんなの党は、これまで、足元の経済が予想以上に悪化しているとずっと警告を発し続けてまいりました。案の定と申し上げますか、もう想像以上...全文を見る
○江田(憲)委員 御答弁はそうでしょうから、ぜひ、総理大臣の大権行使に当たっては、これを国益最優先で。  我々も早期解散を一貫して求めてまいりました。しかし、イッツ・ツー・レートなんですよ。やはり解散すべきタイミングというものがあります。それは夏の増税法案を通す前後だったと私ど...全文を見る
○江田(憲)委員 長々と答弁、ありがとうございました。  その答弁は、本当に先人の思いを踏みにじる答弁だと思いますよ。  皆さん御承知かもしれませんが、昭和五十年、三木内閣で二兆円少々の赤字国債を十何年ぶりに発行したときの、当時の大蔵大臣は大平正芳先生でしたね。当時も、大蔵省...全文を見る
○江田(憲)委員 まあ、どう強弁されようが、今の財政法の例外を認めるわけですから、今までの原則から外れている。何よりも国会のチェック、国民の代表である国会のチェックをないがしろにする。我々も、予算と特例公債法案は一体に毎年処理すればいいと思いますよ。それをここまで延ばされたのは民...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、総務大臣に質問させていただきますが、この地方交付税の交付の抑制の結果、各種地方公共団体が一時借入金をしていると思いますね。その額と金利負担について簡単にお答えください。
○江田(憲)委員 これだけの予算執行を抑制し、地方交付税関係では、具体的に地方公共団体に六千三百億円の借入金、それに伴う金利負担五千七百万円、これは上乗せで負担がかかっているわけですよ。ここまで実害を与えてまで抑制をしなければならない理由は全くないと、みんなの党は考えております。...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっと、御自身の頭で考えて御自身の言葉で言ってくださいよ、財務大臣。読み上げるのはもううんざりですよね。  では、お聞きします。  先ほど樽床大臣から御答弁あったとおり、地方自治体は借入金をやっているんですよ。  今、簡単に言うと、財務大臣が言ったのは、...全文を見る
○江田(憲)委員 それは財務大臣、ちょっと考えればわかるんですよ。あなた方が強弁しているのは、財源の裏打ちがないから短期証券は発行できないと言っているんですよ、あなた方は。同じじゃないですか、地方自治体も。地方交付税法が成立していても、それは法律ですよ。法律で予算が自動的について...全文を見る
○江田(憲)委員 社会保障と税の対立軸をはっきりして戦うことを宣言いたします。  どうもありがとうございました。