江田憲司

えだけんじ

小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

江田憲司の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  まず、安倍総理、総理御就任、本当におめでとうございます。私も、総理大臣という地位にあるお方に、二年七カ月でした、毎日毎日おそばにお仕えをいたしましたので、総理大臣という重責、さらには御心労、そういった問題、多少わかっている...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。ぜひお願いします。  その場合、常に財務省という役所は、予算の編成権を渡したくない。実は、民主党政権は、私はスタートダッシュにつまずいたというふうに評価をしているんですけれども、民主党政権、いろいろな評価があると思いますが、スタートダッシュにつま...全文を見る
○江田(憲)委員 その過程において私が指摘したような弊害が出てくるようであれば、ぜひ総理の主導で予算局ということも検討していただきたいと思います。  それから、私が先ほど申し上げましたように、組織管理の要諦は金と人事を握ると申し上げましたが、そのもう一方の人事でございますね。 ...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっと後退した感じで大変残念ですけれども、ゆめゆめ、これは野党時代の気楽さから出したんだというようなことはやめていただきたいんですよ。これはもう公党として責任を持って国会に提出をされたわけですよ。問題点をいろいろ検討したあげく、クリアして、自民党さんとしてしっ...全文を見る
○江田(憲)委員 では、ちょっと教えてください。  スケジュール感はどんな、総理、念頭に置かれていますか。
○江田(憲)委員 それでは、これからいろいろな機会がございますから、これはもうそのたびごとに確かめてまいりますので、今の総理大臣の御答弁に従って、しっかりと政府部内でも検討していただきたいと思います。  さて、日本郵政……
○江田(憲)委員 時間もありますので、結構です。  それでは、次の問題に行きまして、日本郵政の社長人事ですね。  これも実は民主党政権発足直後に大問題になりまして、要は、天下りの根絶を訴えていた民主党が、あろうことか、日本郵政社長、超一級の天下りポストに、大臣があっせんをする...全文を見る
○江田(憲)委員 審査したいのは、対象は何ですか。
○江田(憲)委員 今回の社長人事は、取締役の中の昇格ですから、多分、それは対象にならないというのが正式な答弁だと思います。  ねぎらいの言葉をかけていただきましたが、手かげんすることはありませんので。新藤先生にもいろいろお世話になりまして、ありがとうございました。  さて、菅...全文を見る
○江田(憲)委員 さすがですね。私が敬愛をする、同じ横浜です。実は私を国会に出した張本人ですからね。済みません、これ以上言うと、予算委員会はね。委員長、済みません。  安倍総理、結構こういうのを聞くんですよ、政権発足当初は。ぜひ菅官房長官の言葉を踏まえて、総理の見解を問います。
○江田(憲)委員 わかりました。もうこれ以上詰めなくても、大体わかりましたから、ぜひ期待をしております。  それから、けさですか、衆参の議運に公取委員長の人事も提示をされました。  公正取引委員会の委員長人事も大変重要な人事だと我々は思っていまして、そこにまた、この日本郵政社...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっと基本論をやりたいんですけれども、皆さん、財務省、財務官僚に対する見方、考え方というのをやはり抜本的に改めないかぬと思いますね。  私は、財務省を潰せと言っているんじゃないんです、ゆめゆめ。財務省は財務省で立派な仕事がある。財政規律、いろいろな無駄な事業...全文を見る
○江田(憲)委員 内閣が提案されるのは自由ですが、我々みんなの党は国会の場でしっかりと反対をいたしますから。これは、能力、資質、しっかり考えた上で、今私が申し上げたような理由で。  これは自由経済の番人ですからね。もともと、銀行だ証券だでもって、箸の上げおろしまで許認可で縛って...全文を見る
○江田(憲)委員 これは待ちましょう、安倍総理も十分認識をされていると思いますので。これはある意味で、まかり間違えば政権のターニングポイントになり得るような話ですから、そこは安倍総理の英断も求めたいというふうに思います。  それでは、ちょっと安倍総理が席を外されたのであれなんで...全文を見る
○江田(憲)委員 詳しい説明を聞いても、全く道筋がわからないんですよ。  ちょっと端的に答えてください、一四年以降、毎月十三兆買い増しをして、残高はなぜ十兆円なんですか。
○江田(憲)委員 今の御説明でうかがえるように、日銀というのは本当に満期間近の国債を買うんですよ。二年物とか、長期国債でもわざわざ満期間近なものを中心に買うんですよ。  そうすると、何が起こるか。これは簡単でしょう。せっかく市場にお金を出しても、満期がすぐ来ちゃうからすぐ回収し...全文を見る
○江田(憲)委員 日銀総裁人事と日銀法の改正というのは、これはもう車の両輪としてアベノミクスを最後まで完遂していくための重要な道具立てでございますから、ぜひ安倍総理、よろしくお願いしたいと思います。  我々は、大胆な金融緩和、それから公共事業の全否定はいたしません。公共事業も、...全文を見る
○江田(憲)委員 ぜひお願いします。  それから我々は、こういった規制改革による新規参入、設備投資の活性化と、きょうはちょっと時間がないのでやりませんが、TPPですね。我々はもう一貫して、みんなの党だけですよ、積極参加、推進を訴えてきたのは。やはり、TPPでアジアの三十億人の市...全文を見る
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。  安倍総理、連日、本当にお疲れさまでございます。  冒頭、本題ではないんですが、本日、日本時間の未明ですか、北朝鮮に対する制裁決議が行われましたけれども、安倍総理はどう評価されておられますか。
○江田(憲)委員 私も、総理おっしゃるとおり、当初は、伝えられるところによりますと、中国の反対等もあって、法的拘束力のないものになるんじゃないかと言われたところが、国連憲章七章に基づく決議となったということと、中身も、貨物検査、さらには金融制裁、そういった中身を盛り込まれた、本当...全文を見る
○江田(憲)委員 そこで、そのレッドラインですよね。ちょっと心配されるのは、先ほど報道があったんですけれども、北朝鮮当局が、南北間、北朝鮮と韓国の間の相互不可侵あるいは朝鮮半島の非核化、こういった過去の合意を全て破棄する、それは米韓合同演習がスタートする十一日を期してやるんだとい...全文を見る
○江田(憲)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、きょう通告させていただいております本題に入りたいと思うんですが、アベノミクスを初めとした安倍総理の政権運営というのは、私から見ても、極めて順調にいっていると思います。その結果、国民的な支持率も高い内閣ですね。た...全文を見る
○江田(憲)委員 そういう意味で、私はよく言うんですが、TPPについては三、五、九という数字が大事だ。三、五、九という数字ですね。これは、御案内のとおり、TPP、実際交渉している実務者会合、三ですから三月、今まさにシンガポールでオンゴーイング、進行しておりますよね。次回が五月と言...全文を見る
○江田(憲)委員 そうなんですよ。こういったマルチ、多国間交渉は、期限を切っても延び延びになるというのは過去の例からもよくあることなんです。このTPPも、来年妥結するんだ妥結するんだと延ばし延ばし。ただ、御承知のように、オバマ大統領が初めて一般教書演説で、TPP、決意表明をされま...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっとよくわからない。  ぜひ総理、そこは頭に入れていただいて、ことし妥結、かなり可能性は高いと私は見ておりますので、そこは来週でも再来週でも表明をされたらすぐ参加各国と協議をされて、やはり妥結する前に十分な時間的余裕を持って、日本の訴え、主張を聞いてくれと...全文を見る
○江田(憲)委員 あの共同声明の文はそのとおりなんですが、ただ、きのう、きょう報道されているところによりますと、事前協議でカトラーさんという方が今来日されているんですか、そこで、アメリカの車の関税については猶予するとか期限を延ばすとか、そういった報道がされていますけれども、それは...全文を見る
○江田(憲)委員 いずれにせよ、TPPの存在意義は、他のマルチ、バイの枠組みとの違いは、やはり高いレベルの自由化を実現するんだというところにあったと思うんですよ。  ですから、どういういきさつか知りませんが、米国みずからが、自分の車についてはセンシティビティー、センシティブなん...全文を見る
○江田(憲)委員 それはある意味で当たり前のことで、マルチ、多国間交渉というのはそういうものなんですよね。  参加も反対だとおっしゃるような方に申し上げたいのは、マルチというか多国間の極致でありますWTOのドーハ・ラウンドがなぜ決裂したのか。二〇〇八年に決裂しましたね。しかし、...全文を見る
○江田(憲)委員 そのとおりですよ。一九七八年、あれはどこでしたか、インドか何かの投資協定でしたか、大体二十幾つ、二十六でしたか、日本は、投資協定、自由貿易協定の中でISDS条項というのはもう入れてあるんですね。日本は一回も訴えられていないんですよ。  国民の皆さんにわかりやす...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっとこれは担当大臣で結構なので、最後、例の試算ですよね。TPPのメリット、デメリットについて、農水省が出し、経産省が出し、内閣府も出し、ばらばらだったものを統一しようといって今試算中だと聞いていますが、今どうなっているんでしょうか。
○江田(憲)委員 いつごろまでに出されるんですか。もう随分前から試算中とおっしゃっているんですけれども。
○江田(憲)委員 では、参加表明されるときに同時に試算も出される、こういうことですね。
○江田(憲)委員 では、来週早々と報道されているので、その前に出るんでしょうね。  一言あえて申し上げますと、この農水省の試算というのもむちゃくちゃなんですよ。前の農水省事務次官の高木さんという方ですら、この試算はこけおどしで何の意味もないとおっしゃっている。  林大臣、林大...全文を見る
○江田(憲)委員 聞けばわかるんですけれども、でも、右の耳から左の耳に抜けちゃうんですよ。  具体論がないとだめだと思いますから、まずその点で、規制改革会議で重点四分野というのを決められたそうですが、一つが健康・医療、二つ目がエネルギー・環境、三番目が雇用、四番目が創業・産業の...全文を見る
○江田(憲)委員 重点分野なのかどうか、端的に答えてください。
○江田(憲)委員 では、総理、農業は重点分野に入っているんですか、入っていないんですか。
○江田(憲)委員 全然解せませんね。規制改革会議の場でも……(甘利国務大臣「それから、こっちから向こうへボールを投げます」と呼ぶ)ちょっと、どうぞ。
○江田(憲)委員 何か聞いていると、農業を前面に出したくないなという配慮が感じられるんですよ。  それは、健康・医療も大事、エネルギーも環境ももちろん大事ですけれども、農業というのは、自民党だって民主党だって何だって、どの党だって、どの経済評論家だって経済学者だって、農業はこれ...全文を見る
○江田(憲)委員 いつも率直な物言いの総理が、奥歯に物が挟まったような。  だから、これはやはり我々からすると、参議院選挙までなるべく農業は下の方に隠して隠して、余り波風立てないように行こうという配慮だと思わざるを得ないんですよね。  そんな、時間をかけている場合じゃないんで...全文を見る
○江田(憲)委員 減反というのは、政府、官僚統制のきわみでありまして、強制をしてはいない、それは許認可で縛ってはいないでしょうが、農家の戸別所得補償、民主党政権時代のあれも、所得補償をもらうためには減反に参加するのが条件になっていたと思いますよ。それで十アール当たり一万数千円の何...全文を見る
○江田(憲)委員 総理も林大臣も、そこは、政権におられるんですから、早急に計算すればわかる話です。  では、ちょっと次のパネルをお願いしたいんですが、さっき触れていただきました、我々みんなの党の農政というのはこういうことなんです。わかりやすくパネルにしましたけれども、要は、農業...全文を見る
○江田(憲)委員 私がお話をして、今度こそ安倍総理に答えてほしいんです。  試算はいろいろあります。今のに反論すると、二十ヘクタール以上の農家はもう六千円なんですよ、コストが。それから、私の理解では、平均的な原価は九千八百五十円なんですよ。一万一千何とかというのは、超零細企業も...全文を見る
○江田(憲)委員 おっしゃるとおり、中国に輸出するには、相手は国営企業だし、手数料は一キロ八百円も取るとか、法外なこともありますから、そういった努力はしなきゃいけません。  しかし、これはOECDの報告なんですけれども、二〇五〇年には世界の人口は九十億人になる。今、六十数億だと...全文を見る
○江田(憲)委員 ですから、御努力はされているんでしょうが、やはり農政の哲学、フィロソフィー、理念がないんですよ。  さっき言ったように、その限りにおいては民主党政権と一緒なんですよ。要は、価格支持も同時にやりながら、直接支払いも、あれもこれもやって農家を守ろう、農業を守ろう、...全文を見る
○江田(憲)委員 リース方式が非常に有効だったのは認めますよ。最近でも、千社以上がリース方式で参入した。ですから、担い手の問題もしかりですけれども、これはリースでもそうなんですから、土地を取得してやる、本来そうでしょう。ワインをつくるのにブドウ畑を賃借でやれといったって、ワインな...全文を見る
○江田(憲)委員 現下の最重要課題ですよ、農政、農業の再生は。あらゆる観点から見て、あらゆる角度から見ても、安倍政権の最重要課題ですから、必要があればとかなんとかという、その辺がやはり、冒頭に言いましたよね、安倍政権も自民党政権なんだなということで、今は順調だけれども、我々はしっ...全文を見る
○江田(憲)委員 突然ですが、麻生財務大臣、麻生飯塚病院という病院がありますけれども、今、田村大臣がおっしゃったような問題だらけの病院なんでしょうか。
○江田(憲)委員 麻生飯塚病院は株式会社。おっしゃるとおり、戦後の時期に数十できたのが残っているんですけれども、麻生大臣も自分の病院をいいとは言えないでしょうから、私が言いますけれども、すばらしい病院ですよ。  実は、弟様の泰さんとは、もう二十年以上前、通産省でセメントを私が担...全文を見る
○江田(憲)委員 最後です。  ですから、ごらんになっている方もおわかりのように、日本だけです、株式会社の病院経営を禁止しているのは。それから、病院長はともかく、理事長は経営のプロですよ。その方がいいという判断なんですね。  ですから、これは農業と違って明示的に、総理、規制改...全文を見る
○江田(憲)委員 ですから、今の話は、株式会社ならだめで医療法人ならいいなんというレベルの話じゃないので、ぜひ検討していただきたいし、やはりこれは、安倍総理、やらないと、結局、自民党は医師会、農協におもんぱかってやらないんだと言われちゃいますからね、メディアは特に。ぜひやってくだ...全文を見る