江田憲司

えだけんじ

小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

江田憲司の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第186回国会 衆議院 本会議 第3号
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○江田憲司君 結いの党代表、江田憲司でございます。(拍手)  結いの党は、昨年末結党し、初めての国会を迎えることができました。懸案だった会派離脱問題も、伊吹議長、逢沢議運委員長初め各党各会派の皆さんの御尽力のおかげで認められ、衆議院では、晴れて一人前の政党として活動を開始するこ...全文を見る
○江田憲司君(続) 一つは、政界再編を目指す政党であるという性格づけです。  この一強多弱と言われる政治状況の中で、政治理念と基本政策の一致を大前提に、野党勢力を結集し、与党自民党にかわり得る政権担当可能な一大勢力をつくっていく、その結節点となるという意味合いが一点。  二つ...全文を見る
○江田憲司君(続) 最近の安倍総理を見ていると、これからの幾多の国政の課題への対処は、もう、この心情倫理に基づき決断、実行していこうと考えているのではとすら疑ってしまいます。  総理、このマックス・ウェーバーの、政治家は心情倫理ではなく責任倫理で行動すべきという考えに対する御見...全文を見る
○江田憲司君(続) また、この全国的な公共事業のばらまきが、東北の被災地の復興の明らかな足かせになっています。資材、人材の不足、そのコストの急上昇等がその大きな要因です。  総理、日本の再生は被災地の復興からではなかったのでしょうか。御見解を伺います。  最後に、外交、安全保...全文を見る
○江田憲司君(続) 本当に実行されるなら、我々も全面的に支援します。しかし、それが、自民党の支持基盤、既得権益、さらには族議員や霞が関の抵抗で骨抜きになるようであれば、結いの党は、それをしっかりとただし、それにかわり得る対案を安倍政権に突きつけ、国会論戦を通じて、国民の皆さんの理...全文を見る
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○江田(憲)委員 結いの党の江田憲司でございます。  総理初め閣僚の皆様には、本当に連日お疲れさまでございます。  特に安倍総理におかれては、大変熱心に外国にも行かれて、御苦労の多いことだと思います。私も昔、総理秘書官という仕事をさせていただいていて、私は、総理大臣というのは...全文を見る
○江田(憲)委員 今も総理のお話に出ました、いろいろな識者の方に意見をお聞きになった。そういう意味で、今、内閣参与をされている浜田宏一先生、イエール大学の名誉教授ですが、この方は総理にとってはどういう存在なんでしょうか。
○江田(憲)委員 浜田宏一先生、私も、四十年前、大学の教養学部で経済学を教えていただいた方で、それ以降、渡米されて、イエール大学で教鞭をとられている。日本人の方はなじみがなかったと思うんですが、安倍総理のブレーンになられて、大胆な金融緩和ということで採用されたということで、私も昔...全文を見る
○江田(憲)委員 総理、異次元の金融緩和を採用されたわけですから、ぜひ異次元の財政政策もとっていただきたかったんですよ。  私はここで前政権時代からパネルを出してさんざんやってきましたけれども、国の財政もやはり貸借対照表、民間も採用しているような貸借対照表で見ないと、とにかく財...全文を見る
○江田(憲)委員 与謝野・竹中論争ということで有名だったんですが、現実問題、プラクティスとしてこのドーマー条件をクリアしているのは、例えばオーストラリア、アメリカ、イギリス、スウェーデン、大体かつかつでクリアしているのはフランス、イタリアみたいな、大体四%名目成長なんですよ。四%...全文を見る
○江田(憲)委員 もう公共事業を積んでも、限界効用というか、効果はありません。  ですから、公共事業を私ども全く否定するものではないし、景気が落ち込んだときにカンフル剤的に公共事業を注ぎ込むのはありですね。しかし、この数値を見ても、これはまだ二十四年度で、今度、二十五年度の決算...全文を見る
○江田(憲)委員 御努力は一部私も認めさせていただきますが、やはり法人税は、代表質問のときにも申し上げましたけれども、一気に引き下げられないのであれば、段階的に何年までに例えば二五%にするとか二〇%にするとか、そういう行程表さえ安倍総理のリーダーシップで示していただければ、企業と...全文を見る
○江田(憲)委員 確かに間は民主党政権を挟みますけれども、ことしのこの補正でも一・二兆円も組んでおられるわけですから、五・五兆円、それを踏襲しておられるわけですから、私は申し上げているわけですね。  総理、何度も言いますが、せっかくお金を使うのであれば、もっと乗数効果というか限...全文を見る
○江田(憲)委員 私も元官僚ですから、これは手にとるようにわかるんですよ。知恵を出さなくていいんですよ。  結局、これは政治も悪いんですけれども、例えば補正で五・五兆円積めという数字がありきで、積み上げられないんですよ、急に言えと言われても、需要を調査する時間もないし。そうする...全文を見る
○江田(憲)委員 そうおっしゃるしかないと思いますが。  ちょっとお年を召しておられるんですが、ぜひまた帰国をされて、安倍総理に的確なアドバイスをお願いしたいと思います。  さて、我々結いの党の農業改革については、このボードで示させていただいたとおり、簡単に申し上げますと、減...全文を見る
○江田(憲)委員 今回、中間保有機構ですか、土地を集約化するような機構もつくられているんですけれども、私の知るところで言うと、土地が出てこないんですね、農地が。  これは、例えば、四百五十万ヘクタールですね、今、農地の面積。そのうち、年間、売買で出てきている土地は、たった七から...全文を見る
○江田(憲)委員 規制改革はアベノミクスの成否を左右する重要案件ですから、これからもしっかり前向きな提言をさせていただきたいと思いますので、ぜひお聞きいただきたいと思います。  本当にきょうはありがとうございました。
05月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○江田(憲)委員 結いの党代表、江田憲司でございます。  我が党も、安全保障環境の変化、武器、軍事技術の飛躍的進展等に応じまして、国民の生命財産を守る、領土、領空、領海をしっかり守るということは、当たり前の、当然の、政治家というか政治の最大の責務だと思っております。  ただ、...全文を見る
○江田(憲)委員 それは尊重されるんですか、この議論の前提として。
○江田(憲)委員 何も、尊重するとおっしゃったからといって、それを変えちゃいかぬと言うつもりはありませんので、少なくとも、こういったものは土台にして、どうするにせよ、検討していくという姿勢がなければいけないというふうに私は思います。  では、ちょっとお聞きする見方を変えて、これ...全文を見る
○江田(憲)委員 そういう一般論は私も否定はしませんけれども、私も、政権の中にいて、この公権解釈が事実上、これは現実問題として歯どめになってきたことは誰にも否定できない事実だと思いますね。だからこそ、非戦闘地域だとか後方支援だとか武力行使一体化論とか、そういったものが編み出されて...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、簡単に答えて。要は、安倍総理が目指されているのは限定容認であって、けさほどから芦田修正論とかいろいろ出ていますけれども、要は、全面容認は今の憲法からは許されないから、全面容認はしないということでいいんですねと、確認だけなので、イエスかノーかでお願いします。
○江田(憲)委員 わかりました。だから、全面容認はとらない、安倍総理としては。限定容認の可能性を、今、与党で協議しているということですよね。うなずかれたので。  それで、通告していないんですけれども、ちょっと、僕、思い浮かんだんですけれども、専守防衛という言葉は今生きているんで...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、総理の真意を確かめているんですから。別に疑っていませんよ、だから。そこは誤解なきように。  それで、法律改正すると、これは釈迦に説法でございますが、私も若いころ、法制局にはもう何百回も通ったものですから、法律改正するときにも、立法事実を示せ、立法事実を示...全文を見る
○江田(憲)委員 わかりました。それでやっとスタートラインにつくんですが。  私の立場を申し上げますと、私も今まで、そういうこれまでの日本の安全保障政策のちょっと下っ端の方でかかわってきたこともありますので、なるべく、できるなら、昨今のいろいろな安全保障環境の変化や、それからミ...全文を見る
○江田(憲)委員 私も、一政治家として、全部知っているわけじゃありませんから、虚心坦懐に、そういう具体的事例に即して本当に検討していこうと思っているんですけれども。  私の基本的な心構えというのは、やはり、なるべくこうやって、最高法規たる憲法の、そうはいっても長年の安定性を重ん...全文を見る
○江田(憲)委員 では、国際法の義務というのは、国連報告じゃないんですか。国連憲章五十一条に、自衛権の行使をしたときは報告しろと書いてあるんですよ。個別的自衛権だ、集団的自衛権なんて、その前文には、前のところには書いてありますけれども、そんなものは関係ないはずですよ、国際社会、国...全文を見る
○江田(憲)委員 私が申し上げたいことは、個別的自衛権の解釈をなるべく現実、ニーズに合わせていこうという立場からして、これから総理にぜひお願いなのは、それは国際法違反だなんというばかなことは、絶対、それは法制懇はもうしようがないですけれども、言わないでいただきたい。NATOが集団...全文を見る
○江田(憲)委員 従来はそうですけれども、それは私はできると思います。公明党さんにもぜひそう主張してください。  米艦船は外国じゃないんですか。従来の解釈でも、外国の邦人保護、救出はできる、同意があれば武器行使もできるというのが従来の解釈なんですからね。米艦というのは外国でしょ...全文を見る
09月30日第187回国会 衆議院 本会議 第2号
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○江田憲司君 江田憲司でございます。  私は、維新の党を代表して、安倍総理の所信表明演説について質問をいたします。(拍手)  まず、冒頭、この夏の豪雨災害、先日の御嶽山噴火等で多くのとうとい命が失われました。謹んで御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見...全文を見る
○江田憲司君(続) 地方創生とは、またぞろ、その美名のもとに、この公共事業のばらまきに終わってしまうのではありませんか。  この八月末で締め切られた来年度予算の概算要求でも、それが顕著です。ついに、その総額は百兆円を突破しました。つい数年前の一般会計予算の規模が八十兆円台だった...全文を見る
○江田憲司君(続) 中央と地方がばらばらでは、地域主権改革も成長戦略も進みません。  ぜひ、安倍総理も、その実現に力をかしていただけませんでしょうか。自民党総裁としての強い指導力を求めたいと思いますが、見解をお伺いいたします。  電力・エネルギー部門も、日本の将来を牽引する成...全文を見る
○江田憲司君(続) まあ、ちょっと聞いてくださいよ。  こうした議論は、何も維新の党だけがしているわけじゃないんですよ。よく勉強してください。  国際法の権威である中谷和弘東大大学院教授も同様の指摘をされています。具体的に、日本のために派遣された公海上の米艦防護、シーレーン上...全文を見る
○江田憲司君(続) そのことを最後にお誓い申し上げ、私の質問を終わります。  御清聴ありがとうございました。(拍手)     〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕