江田憲司

えだけんじ

小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

江田憲司の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第190回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○江田(憲)委員 約一年ぶりに予算委員会に立たせていただきます。維新の党、江田憲司でございます。  きょうは、総理、細かい話はいたしませんので、ぜひ、総理の政治姿勢、政治的な御見識をみずからのお言葉で披瀝していただきたいと思いますし、それから、この論議を通じて、我々維新の党と民...全文を見る
○江田(憲)委員 民主党の議員の皆さんも、私、聞いていると、この場で政権当時の反省は言葉にされておりますからね。また、安倍総理からも今、みずからの反省のもとに建設的な議論をしていきたいという趣旨と受けとめました。  だって、あれでしょう、安倍総理も一度目の失敗があったから今があ...全文を見る
○江田(憲)委員 とにかくお茶を濁してきた歴史があります。特に、外国系の企業かどうかとか、補助金を受給しているかどうか審査もできずにうっかり受け取りましたというのも頻発しているわけですから、この際、企業・団体献金の禁止、資金集めパーティーの禁止も含めて、総理、きれいさっぱりやめま...全文を見る
○江田(憲)委員 総理、白地で議論するなら総理のおっしゃるような考え方もあるんですよ。しかし、これはもう細川内閣当時に決着済みの話なんですよ、皆さん。忘れておられませんか。細川内閣のときに、政治改革の一環として、税金で国民から政党助成金をいただくかわりに企業・団体献金は禁止すると...全文を見る
○江田(憲)委員 懲罰動議が提出されている議員は黙っておいてください。  残念でなりませんけれども、国民からすれば二重取りなんですよ。国民一人当たり二百五十円の負担をして、三百億円超の税金で政党助成金を国会議員に差し上げた。それでいろいろな、リクルートだ何だ、政治と金の問題をこ...全文を見る
○江田(憲)委員 そういう議論ももう決着済みなんですよ。  要は、個人献金を促進しながら企業・団体献金はなくしていくという方向がしっかり政治改革当時から出ていたんですからね。まあ、これ以上言ってもしようがありません。  いずれにせよ、民主党、維新の党は、統一会派の政策合意でも...全文を見る
○江田(憲)委員 これから議論するといった問題ではないんですね。何度も言いますように、二〇〇一年に衆議院議長の諮問機関の衆院改革に関する調査会で、文通費については領収書等を付した使途の報告書の提出を義務づけ、報告書を閲覧に供すべきだという答申が出ていますし、諸外国も全てそれをやっ...全文を見る
○江田(憲)委員 だったら、何でわざわざ、二〇年の国勢調査に基づいて、以降そのアダムズ方式を導入するというふうなおっしゃり方をするんですかね。  我々は、少なくとも一〇年の国勢調査でアダムズ方式も導入して定数十削減。これは不十分ですよ、不十分ですけれども、我々も後でお願いした諮...全文を見る
○江田(憲)委員 私が申し上げたいことは、いいことは先取りしてでもやっていこうじゃありませんかと申し上げているんですね。連立相手の公明党さんもそうじゃないですか。公明党さんは二〇一五年の調査でアダムズ方式を導入するとおっしゃっているんじゃないですか。であれば、今みたいな問題は解消...全文を見る
○江田(憲)委員 公務員の人件費カット、難しい問題はありますけれども、七・八%削減という空前のカットをしたのはあの民主党政権だったということだけは言っておきたいというふうに思います。支持母体に左右されない、やるべきことはやるというのが今度来るべきの新党でございます。  さて、普...全文を見る
○江田(憲)委員 しかし、どうされるんですか。埋め立てしようと思えば、どのくらいの土砂をダンプカーで運ぶんですか。そのときに、これは考えたくもないですけれども、人間の鎖ができたらどうするんですか。それも強行突破するんですか。  要は理屈じゃないんです、この問題は。流血事故も起こ...全文を見る
○江田(憲)委員 努力をされていることはある程度認めた上で議論しているんですけれども。  今もおっしゃられたように、もう過去のことはやめましょう。今、現にある普天間飛行場の危険を除去するための辺野古移設というものを本当に実現するためにはどうすればいいか、お互い知恵を絞りましょう...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、普天間飛行場の運用停止五年以内という期限が二〇一九年二月に参りますが、それはしっかりやられるということでいいですね。
○江田(憲)委員 八千人の海兵隊のグアムへの移転という話が出ましたが、九七年当時は、先ほど言いましたように、海兵隊の削減が沖縄からの強い要望でしたが、橋本政権もそれを受けとめることはできなかったんですね。  しかし、十年たってみれば、やはり東アジアの安全保障環境も変わります。そ...全文を見る
○江田(憲)委員 余り申し上げるべきかどうか、安倍総理が初めて翁長知事と官邸でお会いになった、あれはたしか直後、二、三日後ですかね、私が沖縄へ参りまして翁長知事とお話し合いをしたときに、実は知事は、私が驚くほどの柔軟な姿勢を持っておられました。  しかし、その後いろいろなことが...全文を見る
○江田(憲)委員 このパネルをごらんいただければ、私に言わせれば、第一の矢は、一本目の矢は確かに飛んだけれども、二本目、三本目は矢折れ、矢尽きた状態ですね。  第二の矢、財政出動ですけれども、これは、公共事業を例年五兆円だったものを十兆円にして使い残しが二、三兆あるとか、基金も...全文を見る
○江田(憲)委員 このパネルをごらんいただくと、これは二〇〇二年に外国の格付会社が日本国債の格付を下げたときに財務省が反論したペーパーでございますが、私はこの予算委員会で何度も民主党政権時代から取り上げたんですけれども、何とこのペーパーをおつくりになったのは日銀総裁、黒田財務官、...全文を見る
○江田(憲)委員 このパネルに見るように、アベノミクスはきいていたんですね、あの八%増税までは。デフレギャップは着実に解消していた。一四年四月、増税する直前ではデフレギャップは完全に解消して、一兆円プラスだったんですよ。これが見事にというか、残念ながら、八%増税からずっとデフレギ...全文を見る
○江田(憲)委員 おっしゃるとおり、増税しても税収が上がらないような増税は絶対しちゃいかぬ。デフレギャップを見ても、こんなデフレギャップが七兆も八兆も六兆もあるような状況で増税したら税収は上がりませんからね。  我々は、来るべき新党でははっきりと、増税は凍結する。それでも、いつ...全文を見る
○江田(憲)委員 終わります。
05月31日第190回国会 衆議院 本会議 第36号
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○江田憲司君 民進党の江田憲司です。  私は、民進党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました安倍内閣不信任決議案に賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  安倍内閣を不信任にすべき第一の理由は、アベノミクスの破綻と、その必然の帰結たる一〇%消費増税の先送りです。そして...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○江田(憲)委員 民進党の江田憲司でございます。  本日は、アベノミクス、金融、財政、経済政策につきまして、総理と生産的な議論をしたいと思います。  過去のことはいろいろお互い言いたいことがあると思います。いろいろな統計数字もあると思いますけれども、これからが大事でございます...全文を見る
○江田(憲)委員 ちょっとすれ違いなんですが、私が言いたかったことは、安倍政権の成果として誇っておられたアベノミクスの果実、税収増も行き詰まってしまったということを象徴的にあらわしているんですね。まあ、それはいいでしょう。順次検証してまいります。  最初に私の立場をはっきりさせ...全文を見る
○江田(憲)委員 それでは、日銀総裁、来ていただいていますからお聞きします。  先週発表された長短金利操作つき量的・質的金融緩和というのは、本当にわけがわからない、まるで建て増しを重ねた温泉旅館みたいなもので、これはほとんど国民の皆さんはわからないと思うので、ただ、具体的なこと...全文を見る
○江田(憲)委員 ふえることもあれば減ることもあるということですね。  では、二点目。  今回、金利操作という概念を初めて導入されたんですが、従来、日銀も長期金利は操作できないとおっしゃっていたはずなんですけれども、短期金利はマイナス〇・一ですね、どうやって長期金利を操作され...全文を見る
○江田(憲)委員 今の御答弁を裏から言うと、結局、今の国債市場というのは官製相場になっている、操作できるんだと。  要は、従来、市場の機能が十全に発揮されているときには中央銀行たりとも操作できなかったけれども、今は、御承知のように、月々、新発、新規発行国債の九割は日銀が買い、も...全文を見る
○江田(憲)委員 総裁にしては苦しい答弁でしたね。  では、もう一点。  物価安定目標二%は、もう期限を切らず、何でしたっけ、横文字が出てきて、オーバーシューティングコミットメント、これはわけがわからぬですが、要は、これまで二年の年限を切って二%上げようと言ったけれども守れな...全文を見る
○江田(憲)委員 金融政策は、やはり市場関係者の見るとおり、今回の件で転換をされた。よく言えば、今総裁の答弁にあったように、金融政策を柔軟にした。悪く言えば、これはもう完全な手詰まり状態だ。では何をやるべきかというのはこれから述べますけれども。  ただ、私、本当に今心配している...全文を見る
○江田(憲)委員 内部ではいろいろやっているんでしょう。  結局、今回の異次元緩和と言われるものは、私も、もう安倍総理が政権をとられる三年以上前に唯一みんなの党が訴えていたことですから、それなりに理解しているつもりですけれども、しかし、これは端的に言うと、期待感に働きかける政策...全文を見る
○江田(憲)委員 多少やられていることは認めます。しかし、申し上げたいことは、余りちまちましたことをやって、実体経済にきかない規制改革をやったってだめだということを言いたいんです。  農政改革もやっています、電力の自由化もやっています。それは多としますよ。しかし、数字が証明して...全文を見る
○江田(憲)委員 何年か前に安倍総理は、私のドリルの前に砕けない岩盤はないとおっしゃったですね。だけれども、残念ながらやはり岩盤が打ち砕けていないんですね。これはもう自民党の宿痾のようなもので、やはり既得権益、癒着、こういった岩盤が打ち砕けないのは、これは小泉政権以来の課題ですよ...全文を見る
○江田(憲)委員 いいです。済みません。ありがとうございました。
○江田(憲)委員 今、安倍総理は、一〇%増税を先送りした、二%分というと、たしか消費増税一%、二・七兆円で五・四兆円程度のお金をどうやって工面するかという資金繰りの問題を真剣に議論しているじゃありませんか。軽減税率、我々は給付つき税額控除で、反対ですけれども、軽減税率をやったら一...全文を見る
○江田(憲)委員 いや、公共事業が天変地異等で計画どおりいかないなんて、もうそんなのは当たり前の話なんですね。  そうじゃなくて、それは、突発的に一年、二年、二兆、三兆残しました、使い残しましたというのならわかるんです。恒常的に残っているじゃないですか。だったら、当初予算を一兆...全文を見る
○江田(憲)委員 これはもう公共事業と一緒で、そんな理屈はわかっているんですよ。ただ、毎年毎年恒常的に何千億と返っているじゃありませんか。もったいないじゃありませんか。何で社会的に弱い立場にある人の社会保障だとか生活投資に向かわせないんですかと言っているんです。そんなものを積まな...全文を見る
○江田(憲)委員 今、かつかつの財政運営で資金繰りが大変だから言っているんですよ。だったら、ここで恒常的にこれだけ余らせているというのがわかっているんだから、当初予算を一兆円削って、もし本当に何か災害があって多くなれば補正を組めばいいという話なんですよ、財政制度は。ぜひそれはやっ...全文を見る
○江田(憲)委員 先取りされました。  要は、大企業やお金持ちに過大な負担を求めようというんじゃないんですね。やはり財源を探しているわけですから、大企業にも中堅企業並みの負担をお願いしたい。お金持ちにも庶民と同じような所得税を負担していただきたい。  そういう意味で、ちょっと...全文を見る
○江田(憲)委員 ここにも財源がある。別に過大にお金持ちに重税を押しつけるんじゃないので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。  そして、大企業、このパネルですね。これは中央大学の富岡名誉教授が詳細に試算をされて、細かいことは時間がないので省きますけれども、これは明らか...全文を見る
○江田(憲)委員 以上のように、我々民進党には、財源がないじゃないか、人への、暮らしへの投資だと訴えているけれどもそのお金はどうするんだとさんざん自民党、安倍総理からも批判されてきましたからね。まとめますと、公共事業で二兆円余っているでしょう。基金のブタ積みで数千億円出るでしょう...全文を見る