江田憲司
えだけんじ
小選挙区(神奈川県第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○江田委員 岸田総理、閣僚の皆さん、本当に連日お疲れさまでございます。 総理、お疲れですか。(岸田内閣総理大臣「大丈夫です」と呼ぶ)大丈夫ですか。 今日は、最初、外交問題から入らせていただきます。 総理は、施政方針演説でこうおっしゃられました。被爆地広島出身の総理大臣...全文を見る |
○江田委員 本当に大変重要なことだと思います。私事にわたって恐縮ですけれども、私も二人の息子を数年前広島に連れていきまして、原爆資料館を見せました。やはり実際に見るのと見ないのでは全然違いますから、それを世界の方々に見ていただく、本当に大切なことだと思いますね。 その意味で、...全文を見る | ||
○江田委員 岸田総理も御尽力されたオバマ大統領の広島訪問、あれも、ある意味タブーを破ったんですね。私も政府に長いこといたものですから、大体、いると、被爆地広島にアメリカの大統領を来させるようなG7サミットはやるべきではないという、外務省を中心とした、ずっと根強い反対論がありました...全文を見る | ||
○江田委員 笑みがこぼれましたので、もう心の中では決めておられると私は思いますが。 これはもう絶対やるしかないですよ、総理。今このときに総理大臣という地位におられるんですからね。そのぐらいは、幾ら地元びいきだと言われたって、そのぐらい許されますよ。 それから、これも、何度...全文を見る | ||
○江田委員 じゃ、個別具体的な話はしなかったと。 これはもう、岸田総理に私が言うのは僭越ですけれども、要は、こういう、世界でたった一つの被爆国、その日本が世界で名誉ある地位を占めたいと思うならば、愚直にこういう核兵器なき世界を目指すという訴えをしていく。その外部的徴表としてこ...全文を見る | ||
○江田委員 今のお話では、出口としての法的枠組みとしての核禁条約は認めるということですよね。しかし、岸田政権、何年続くんですか。岸田総理でしかできませんよ、こういう原点をお持ちの、オブザーバー参加。出口を認められるんだったら、早く入口に入ってください。十年も二十年も続くんですか、...全文を見る | ||
○江田委員 一触即発の状況とも言われていますけれども、あくまでも平和的解決を私も望みます。 しかし、この前の首脳会談、テレビ会談で、このウクライナ情勢についても引き続き日米連携するという中で、いかなる攻撃に対しても強い行動を取ることについて、国際社会と緊密に調整を続けていくこ...全文を見る | ||
○江田委員 強い行動、どういうのがあり得るかじゃなくて、強い行動を取ることについて、今後、国際社会と調整していく。 バイデン大統領は、プーチン大統領個人を制裁するとか、ドル取引を停止するとか、ロシアからのエネルギー供給を止めるとか、未曽有の制裁をやるというのは個人的に、大統領...全文を見る | ||
○江田委員 クリミア併合時のような腰砕けの制裁ではなくて、今度は欧米、特にG7各国と協調して、足並みそろえてちゃんと制裁するんですね、それが強い行動を取るということですねという確認です。 | ||
○江田委員 総理、我が国の国益を考えながらという条件をつけるというのがあれなんだけれども、これは毅然としてやってほしいですよ。 それで、北方領土交渉。それは多分、一つにはそれを頭に置いての今の御発言だと思うんですけれども。 まず、総理に基本的な認識を問いたいんですけれども...全文を見る | ||
○江田委員 当たり前ですよ。そんなもの、何で紙なんか出すんだ。秘書官、ばかにするのもいいかげんにしなさい、総理を。 それならば、総理、これからの北方領土交渉は、当然、四島返還を目指して交渉していくということでよろしいですね。 | ||
○江田委員 東京宣言も、私が携わらせていただいたクラスノヤルスク合意もイルクーツク合意も、全て四島の帰属。四島の帰属という言葉を入れさせるのに大変だったわけですね、ロシアに。四島なんですよ。 ただ、今回、僕、総理の施政方針演説を見て、ちょっと違和感を感じたんですね。 私は...全文を見る | ||
○江田委員 それは、安倍総理が認めたような、これからはもう北方領土交渉は二島のみだ、そういうことでしたか。 | ||
○江田委員 これが事実とすれば、自民党の総理大臣を含め、歴代の先人が本当に苦労してきたことを全て水泡に帰す外交上の大失政ですよ。こんな政策の大転換をやるのなら、国民にしっかり説明をする、これが当たり前の政治家としての責任ではありませんか。 | ||
○江田委員 こんな話は、外交文書に残っていますから、いずれ公開されるんですよ。政権交代をすれば、白日の下にさらされるんですよ、幾ら曖昧にしようとしたって。でも、曖昧にできるポイントではありません。 私も当時お世話になった東郷さん、佐藤優さん、このお二人が、当時、シンガポール合...全文を見る | ||
○江田委員 多少なりとも今まで北方領土交渉に携わってきた者として、もう絶望的に思っています。岸田総理も、やり方はもう思い浮かばないんじゃないですか。もう手詰まりです。それは岸田総理だけの責任じゃないですよ。安倍総理が一番責任は重いと思います。 ちょっと、この問題はまたやりたい...全文を見る | ||
○江田委員 振り返ると、要は、十二月の時点で、幾つもの自治体は、もう打てる体制もあり、在庫もあったんですよ。それを、岸田総理というか、政府というか、厚生労働省が、いや、八か月なんだ、原則は、これにこだわって打てなかった。 その後、それを受けて、確かに先月、総理は前倒しの検討を...全文を見る | ||
○江田委員 もう時間がないので、総理、答えて。 要は、今きれいごとばかり言っているけれども、私も、厚生労働に聞いたら、これは悪平等を重視したんですよ、悪平等を。要は、在庫のあるなし、自治体によってばらばらだ、打てる体制があるところ、ないところがある。これは官僚組織の悪弊なんで...全文を見る | ||
○江田委員 ちょっと、最後に一問だけ。 ちょっと懸念される情報が飛び込んできましたね。東京近郊でゲノム解析をやってみると、大体九五%はオミクロン。しかし、あとの五%のうち、デルタ株の変異株、更に変異した変異株が表れているということなんですね。これは、東大先端研の児玉龍彦先生ほ...全文を見る | ||
○江田委員 もう終わりますけれども、総理、ここで指摘しましたから。分かりません、正体は、だけれども懸念があります。総理、ちゃんとしっかり解析しろと指示していただけませんか。問題なきゃいいんですよ。どうぞ。 | ||
○江田委員 ありがとうございました。 | ||
01月31日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○江田委員 立憲民主党、江田憲司でございます。 総理、閣僚の皆様、連日お疲れさまでございます。 先週、コロナ対応についての与野党協議会が再開をされました。官邸からは官房副長官、御出席をいただいております。この場で実は、総理も御存じのように、我々立憲民主党ほか野党は種々の政...全文を見る |
○江田委員 おっしゃるとおり、災いが来る前にしっかり備えをしておくべきだという趣旨の言葉なんですけれども、私は、残念ながら、岸田総理のコロナ対応を見ていると、もう嵐の真っ最中になって屋根を必死で修理しているように見えるんですよ。嵐の真っ最中で修理しても、やはり屋根の修理には時間が...全文を見る | ||
○江田委員 個別の問題については、逐次また問いただしてまいりたいと思います。 まさに総理が触れられた十一月の基本的対処方針では、デルタ株の二倍から三倍の感染拡大があっても備えられるようにすると書いてあるんですね。しかし、残念ながら、オミクロン株はもう四倍、そういう感染拡大の様...全文を見る | ||
○江田委員 ちょっと不安なんですよね。やはり、現実に今起こっていることは、もう検査がほとんど逼迫、検査キットが極端に足りない、それから、発熱外来はもう逼迫している、こういう状況なんですよ。だから、こういう事態を本当に防げなかったのか、去年の秋ですね。 私も、これからまたオミク...全文を見る | ||
○江田委員 今のお話を聞くと、総理が重きを置かれているのは重症病床の逼迫度、使用率、そういうものだと理解したんですけれども。 総理、やはり緊急事態宣言は大きな私権制約も伴いますし、オミクロン株の特性というものも御指摘のようにあるし、これはなかなか難しい判断だと私も思いますよ。...全文を見る | ||
○江田委員 だから、一点だけちょっと確認すると、要は、これまで蔓延防止重点措置の場合は、都道府県から申請があれば尊重して、そのまま認めてきたわけですよね。今回の緊急事態宣言は、仮に東京都から申請があった場合も、政府としては総合的に判断して、発令しない場合もあり得るという理解でよろ...全文を見る | ||
○江田委員 だから、政府として最終的に判断をする、都道府県の申請あるなしにかかわらず、そこは総合判断するという理解ですね。 さて、ワクチンの三回目接種、先週も総理に御指摘をさせていただきました。その後もなかなか進んでおりません。二十八日時点で、三回目接種を受けた方は三百四十二...全文を見る | ||
○江田委員 申し訳ありませんが、昨年、自衛隊の接種センターは一日一万回やっていたんですよ。今度、今御指摘の増やすというのは一日二千百六十件、約五分の一でしかないんですよ。 それから、大阪の会場も来週から稼働するそうですが、聞いてみたら、一日九百六十回。昨年、大阪では一日五千回...全文を見る | ||
○江田委員 何やらモデルナへの忌避感があるから進んでいないとか、確かにそういう面は一面ありますよ。しかし、九分で予約がいっぱいになったということは、打ちたい人が堰を切って来られたということなんですよ。だから、受け手がしっかりちゃんとできる体制があればどんどん増えていくということを...全文を見る | ||
○江田委員 拡充することに何ら政権として僕は問題ないと思うので。だって、もう目に見えていますよ。来週分の二千百六十件、十分とは言いませんけれども、三十分ぐらいでいっぱいになるんじゃないですか。これは何の問題もないんですよ。私は悪気を持って言っているわけじゃなくて。 総理、何で...全文を見る | ||
○江田委員 一回目、二回目が遅れた、何か菅総理の責任に転嫁されるような発言をよくされるんですけれども、八か月間隔を置くべしというのに科学的根拠はあるんですか。ないんですよ。 イギリスのジョンソン首相は、九月の段階で六か月ですよ、間隔は。十一月終わりには三か月なんですよ。どんど...全文を見る | ||
○江田委員 ワクチンの接種率も極端に低い、じゃ、経口薬はどうなんですかと思って見ると、これも本当に不安でなりません。 今、経口薬はモルヌピラビルだけですけれども、何か、一薬局、一医療機関三人分配付されているんだ、あとは申請ベースなんだとおっしゃるんですけれども、何で、ワクチン...全文を見る | ||
○江田委員 それでは、卸さんから、診断されて陽性だ、重症化のリスクもあるという場合は、翌日ぐらいには必ず届くんですね、患者さんには。 | ||
○江田委員 是非お願いします。 それで、このモルヌピラビルについては、二センチぐらいで、大きいらしいんですね。お年寄りほど飲み込みにくいという指摘もありますし、残念ながら、入院、死亡リスクは三〇%しか低減しないということで、口の悪い方に言わせると、来るべきファイザー製とか更に...全文を見る | ||
○江田委員 二週間前と総理、余り変わらないんですけれども、二週間、進捗はしているはずなんですけれども、二月中、できるだけ早くというのは一週目ですか、二週目ですか。とにかく、これは本当に死活的に重要な問題だと思いますよ、ファイザー製がいつ届くか、本当に関心も高いので。どんな見通しで...全文を見る | ||
○江田委員 これ以上あれしてもそれ以上のが出てこないので。 さて、ファイザー製も、聞くところによりますと、飲める対象者も限定されるとか、薬の飲み合わせの問題があるとか、いろいろ聞いているんですが、その意味で、塩野義製薬さんが開発中の国産の経口薬、これが非常に、効果はファイザー...全文を見る | ||
○江田委員 聞くところによりますと、塩野義製薬さんの経口薬、これが遅れているのは、やはり治験データがそろわないというか、難しかった、ほとんど感染が収まっている日本の場合は必要数が集まらなかったということもあって、ここまで遅れているというふうに聞いたんですが。 しかし、本当にこ...全文を見る | ||
○江田委員 だから、政府も、国立病院があります、大学病院もありますから、そこで治験協力をしてアクセレレートさせる、加速化させるということは、是非総理、考えていただきたいと思います。 ちょっと順番が前後しますけれども、今一番問題になっている学校や保育園の休校、休園問題なんですよ...全文を見る | ||
○江田委員 ですから、倍々ゲームで増えているんですよ。 それで、厚生省のアドバイザリーボードを見ても、五波と六波、今回と違うのは、やはり、学校・教育施設だとか児童福祉施設、保育園、こういうところでクラスターが多発しているんですね。一方で、飲食店は下がっているんですよ。例えば、...全文を見る | ||
○江田委員 エッセンシャルワーカーについて五日をめどに解除というのは一歩前進だと思いますが、総理、保育士の皆さんを医療従事者並みにすることは可能ですか。要は、休園、休校、教師の人も含まれるかもしれませんが、とにかく、濃厚接触になっても、毎日検査で即時やはり登園していただくような、...全文を見る | ||
○江田委員 私も、それは感染拡大防止という観点からは緩めたくないですよ。しかし、一方でこれだけ休校、休園があって、本当に親御さんは困っておられる、社会活動が回らないという事態があるわけですから。 じゃ、質問を変えますけれども、総理、どうされますか、これ。本当に困っているんです...全文を見る | ||
○江田委員 いつも検討するとか考えていきたいって、現実に今直面している親御さんの問題に対しては何の役にも立たないんですよ。これはどうすりゃいいんですか。今、総理の言葉を聞いても、全然不安が解消されません。 この関連で、学校や保育園はマンホールを開けて下水道検査をやるべきじゃな...全文を見る | ||
○江田委員 感度や精度の問題どころか、今検査キットがないんでしょう、検査できないんだから。総理、これは総理マターで検討を指示した、菅総理が。だからやっと前向きになってきたけれども、これはもう今やりましょうよ。だって、PCR検査をやろうにも、もう試薬がないというんですから。だから、...全文を見る | ||
○江田委員 何でもかんでも引き続き検討なんですね。これは、民間会社二、三社、もう実用化しています。サービスを受けている自治体もあります。一つだけ例を挙げれば、札幌市は現実にもうやっています、北大と協力して。ですから、これも対応が遅いんですよ。ちょっと、本当に総理のリーダーシップを...全文を見る | ||
○江田委員 確認ですが、じゃ、届出も積極的疫学調査も都道府県の考えでそれなりに重点化していっていいということでいいですか、政府として。それは認めるということですね。 | ||
○江田委員 方向というのはちょっと余計なんですけれども、しっかり自治体の判断でやってください。 最後、もう時間がないので確認だけ。 オミクロンは米軍由来と言われていますね。そこで、やっと十二月二十二日に、林外務大臣が出入国時の検査を要請し、しかもゲノム解析も要請をしている...全文を見る | ||
○江田委員 それでは、出入国時の検査も要請していますが、この米軍が行っている検査というのは、PCR検査ですか、抗原定量検査ですか、定性検査ですか。 | ||
○江田委員 もう終わります。とにかく、申し入れただけなんですよ、政府は。ちゃんと確認してください。 それから、今日三十一日まで外出禁止、あしたからもう解禁だそうですよ。また米軍由来のが起こりますからね。米軍に物が言えないんじゃなくて、しっかり、総理大臣として、やはり申し入れた...全文を見る | ||
02月21日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○江田委員 立憲民主党、江田憲司でございます。 総理、閣僚の皆さん、お疲れさまです。もう今日が実質、審議最終日でございますので、よろしくお願いします。 今日は、パネルのお手伝い、山田勝彦衆議院議員、長崎県、お願いをしております。 さて、私、オミクロン対策中心にやります...全文を見る |
○江田委員 政治は結果責任です。今このときにコロナオミクロンから国民の命を守る、そのための権限と財源、お金を持っているのは総理大臣だけなんですよ。私、江田憲司も持っていませんし、野党にはありません。だからこそ、国民の生命を守る重い責任がある。にもかかわらず、結果が伴っていない、こ...全文を見る | ||
○江田委員 総理、やはり人間誰しも失敗するし、それは反省をする、そしてそこから教訓を得る、そして前に進んでいくというプロセスがなければ、今総理大臣の話を聞いたって、これからこうします、ああしますと言っても信用できないんですよ、その程度の危機意識では。 個別に問いただします。 ...全文を見る | ||
○江田委員 それでは、八か月というのは科学的エビデンスがあったんですか。科学的根拠は何ですか、八か月という。 | ||
○江田委員 ちょっとこのパネルを見てください。 八か月なんということを言っていたのは、諸外国は昨年春頃の話です。このパネル、御覧のように、もう秋口、九月、十月、秋口には、イギリスもフランスもアメリカもドイツも韓国も、高齢者等を対象に六か月に前倒しをしていますよ。そして、年末ま...全文を見る | ||
○江田委員 日本だって、高齢者向けに接種が開始したのは四月十二日ですよ。十二月に六か月間隔でやれば、当然対象者もいって、先鞭をつけてワクチン接種ができたんですよ。 そして、長妻議員も取り上げましたけれども、十一月十五日、厚労省のワクチン部会では、地域の感染状況を踏まえ、自治体...全文を見る | ||
○江田委員 その結果、今の、はっきり言えば、高齢者に対してだってまだ接種率は三分の一ですよ。脇田国立感染研所長ですら、こんな接種状況ではもうオミクロンの抑制効果を期待できないとおっしゃっているんです。その結果、さっき御覧いただいたような、死者が第五波を超えるような、たった二か月間...全文を見る | ||
○江田委員 国民にとってみれば、体制を整備したどうかよりも、実際に打てたかということが大事なんでしょう、感染予防のためには。だから、我々立憲民主党は、もう一月前から、目標を示してください、一日当たりの接種目標を示して、総理頑張ってくださいとずっとしてきたのに、最初否定していたじゃ...全文を見る | ||
○江田委員 今答弁ありましたとおり、全国五万一千三百七十三施設のうちの七四%しかまだ接種見込みがない、二月末までに。あとの四分の一、一万三千余りの施設をこれから。あと何日あるんですか。一番重症化リスクの高いこの高齢者施設の接種が達成できませんね、これはもう。 思い起こすと、各...全文を見る | ||
○江田委員 この国の国民の命を預かる総理大臣として、これでいいんですかと聞いているんですよ。諸外国がどうかこうかということは関係ありません、この点に関して言えば。守れているんですか。守れていないじゃないですか。だから言っているんですよ。それに対して、何か思いが。 じゃ、今度、...全文を見る | ||
○江田委員 じゃ、総理に聞きますから、総理、答えてくださいね。 第五波のときに幽霊病床という言葉がありましたね。何床確保しております、報告しました、政府もそれでやりますと言っているのに、実際、いざとなったら入院できなかった幽霊病床というのがありましたね。今回もその懸念を私は本...全文を見る | ||
○江田委員 稼働していないから入院できていないんですよ。 この病床確保の見える化というのは、実は、神奈川県横浜市が先行してやったことを厚労省が参考にしてやったと言っていました。見える化しているのなら、救急搬送困難なんか起こりませんよ。救急車を見える化して、オンラインで見て、あ...全文を見る | ||
○江田委員 引き続きしっかり検証させて、また同じような言い訳をされないように是非お願いいたします。 そこで、このオミクロン感染拡大の起源といえば米軍基地でしたね。この前、国立感染研が、分析結果、ゲノム解析、やりまして、この日本におけるオミクロン感染拡大の主流は米国ではやったオ...全文を見る | ||
○江田委員 そんなに腰砕けになられる必要はないんですよ。ちゃんと、日本政府、責任を持って問いただしてください。いつもこれなんですよ。 もう一つ言いますよ。この前、予算委員会、我々の野党の質問で、米国がその後導入した検査は抗原定量検査ではなくて定性検査だということが判明しました...全文を見る | ||
○江田委員 もうそんなことは一月前から耳にたこができるほど聞いているんですよ。国民の皆さん、御覧のとおりですよ。私もずっと政府が長かったから言いますけれども、米軍の気に食わないことは、忖度して外務省が全く問いたださないんですよ。そして、国内的には、はい、申入れしました、やりました...全文を見る | ||
○江田委員 検疫の問題に限らず、もう米軍というのは、基地外の訓練はやりたい放題、全く日本政府にも通知もしない、日本の基地への立入り権も認められない、有害物資を垂れ流してもそのままみたいな。だから、地位協定の改定の話も実はしたかったんですが、もう時間がありません。 最後に、とに...全文を見る | ||
○江田委員 総理がケネディの言葉を引用されましたが、その言葉をそのまま総理大臣にお返ししまして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月09日 | 第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号 議事録を見る | ○江田委員 おはようございます。 私もロシアへの経済金融制裁を議論させていただきたいんですが、その前に、ちょっと順序を変えまして、SMBC日興証券の相場操縦の問題から入りたいと思います。 この問題につきましては、今、東京地検特捜部、刑事責任を問う立場から捜査が進んでいると...全文を見る |
○江田委員 こういう事態を受けて、金融庁として、このSMBC日興証券の方から事情聴取とかいろいろなヒアリングはされているんですか、既に。 | ||
○江田委員 是非、この会社のガバナンスというかコンプライアンスというか、組織ぐるみという指摘もあるわけでございますので、やはり刑事責任とは別に、しっかり監督官庁として、大臣、事実であれば厳正な対処をしていただきたいというふうに思いますので、その決意をもう一度、ちょっと大臣、披瀝し...全文を見る | ||
○江田委員 是非よろしくお願いいたします。 さて、それでは本題に入りたいと思いますが、プーチンによる残虐非道といいますか、かつ卑劣な侵略行為は断じて許してはいけないと私も思っております。 今、本当に日本というか日本人、これはお子様も含めて、大変な関心を持って今のウクライナ...全文を見る | ||
○江田委員 外務省、副大臣、来られていますか。 北方領土交渉、私は、クラスノヤルスク合意、エリツィン大統領時代に携わったわけですけれども、その後、そのこともあってフォローしているつもりですけれども、一番のターニングポイントというのは、私は長門会談だったと思っていますよ、一六年...全文を見る | ||
○江田委員 私がそれを合意したかのようなって、そんな発言は撤回してくださいよ。まさにここにプーチンの本性が表れている、その結果がウクライナ侵攻だということを申し上げているんですよ。あなた、何を言っているんですか。ちゃんと聞いていなさいよ。私が、何、武力で領土を取るんだというのに合...全文を見る | ||
○江田委員 そんな危機意識のなさだから、日本はいつもばかにされるんですよ、ロシアに弱腰だといって。 もう北方領土のことは、プーチン時代、絶対進みませんから。もうそういうことは捨象して。医療とかいろいろな人道的なものはともかく、中にはこういうエネルギーや天然ガスの話も入っている...全文を見る | ||
○江田委員 展望について申し上げることはない。 共同経済活動は、今、何か進んでいるプロジェクトはあるんですか。言ってください。 | ||
○江田委員 プランとおっしゃいましたけれども、じゃ、凍結すればいいじゃないですか。プーチンは日本を非友好国とみなしているんでしょう。そんな国に、何、このプランを生きたまま続けるんですか。 | ||
○江田委員 それを凍結すべきだと申し上げているんですよ。 | ||
○江田委員 まあ確かに、総理大臣に聞くべき質問ですわ。副大臣が判断できるような問題じゃありませんからね。しかし、しっかり伝えてくださいよ、林外務大臣にも。 きちっと、こういう、本当にいつも思うことだけれども、本当に後追いじゃ駄目なんです。G7と協調して、欧米がやりましたから日...全文を見る | ||
○江田委員 分かりました。 だから、EUがSWIFT排除と決めれば、もう自動的に日本の銀行もSWIFT排除で従わざるを得ないということですね、現状は。そういう理解ですよね。だから、主体的判断ではなくて、そういうふうになるということですね。 それでは、ちょっと時間ですので、...全文を見る | ||
○江田委員 もう終わりますけれども、大臣、神田財務官ですかも、あらゆる選択肢を排除せずに、これからウクライナ危機の進捗状況に応じてしっかり制裁を断行するとおっしゃっていますから、大臣、是非頼みます。お願いします。リーダーシップを発揮していただいて、毅然として、このロシアに本当にし...全文を見る | ||
04月13日 | 第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号 議事録を見る | ○江田委員 皆さん、おはようございます。 大臣、お誕生日おめでとうございます。また、連日お疲れさまでございます。 日々報道されておりますあのウクライナの惨状を見て、心を痛めておられる国民の皆さんも大勢いらっしゃると思いますし、ここにおられる議員の皆様、同じだと思います。 ...全文を見る |
○江田委員 大臣も触れられたように、主にロシア政府による資本の流出規制みたいなものが功を奏しているというようなことはあるんですけれども、これは、大臣、持続可能なものなんでしょうかね、ロシアにとって。これは、一時的に持ちこたえているのか、それとも、これまであるいはこれからの金融制裁...全文を見る | ||
○江田委員 いずれにせよ、ルーブルという通貨の下落を、当初、ある意味でターゲットにもしてきたはずだったのが、これは当てが外れたと。一方で、これは余談ですけれども、円の方はどんどん安くなって、もう百三十円を超えるのは時間の問題だと言われているような。これも本当に何か、じくじたるとい...全文を見る | ||
○江田委員 狂乱物価と言われるほどには上がっていないし、一時、ロシア国民も経験した経済的な困窮ほどにはなっていない。逆に、値段が上がっているのは、プーチンの宣伝にもよるんでしょうけれども、これは西側諸国のせいなんだと、むしろ結束、ロシアの国民のプーチン支持率を上げている一つの要因...全文を見る | ||
○江田委員 ちょっと基礎的なところで恐縮ですが、もしデフォルトということになれば、ルーブルの先ほどのレートですけれども、これは当然下落すると思っていいんでしょうね。 | ||
○江田委員 一応、ルーブル、物価、品不足等々について、具体的に、経済制裁、金融政策の効果についてちょっと検証させていただいたんですけれども、大臣、これも基礎的なことで恐縮ですけれども、何のために、どういう目的を持ってロシアに対する経済金融政策をやっているのか、ちょっと原点に戻って...全文を見る | ||
○江田委員 そのとおりだと私も思います。 しかし、今現状は、軍の撤退はおろか、停戦にも至っていないということですね。だから、やはり、これまでやってきた経済金融制裁は、史上最強最大とも言われておりますけれども、残念ながら所期の目的が達成されていないということは率直に認めなきゃい...全文を見る | ||
○江田委員 だから、そういう考えは分かるんですけれども、もう目の前に危機が進行しているときに、はい、やめます、しかしいつまでかは分かりませんでは、全く実効性がないわけですよ。もうずっと今までの話の流れをお聞きになってお分かりのようにね。 EUは、私の知る限り、ロシアからの石炭...全文を見る | ||
○江田委員 まあ、副大臣ですから、そのぐらいの答弁しかできないのは私も理解をしますけれども。 これは、石炭、私も昔やっていましたけれども、オーストラリアの炭鉱開発。石炭、トップはオーストラリアですし、二番はインドネシアでしたか。とにかく代替手段はあるし、やはり石炭火力自体が全...全文を見る | ||
○江田委員 あと、プーチン、こんなことを言っているんですよね。プーチンは、ロシアの非友好国に対して、天然ガスの輸入代金をルーブルで支払うことを要求する、それに従わない場合には天然ガスの供給を打ち切るとしている。これが方針ですよ。そして、御案内のとおり、G7はルーブル支払いを拒否し...全文を見る | ||
○江田委員 そういうストップされた場合も万全を期すという御答弁ですから、しっかりそのとおりやっていただきたいと思います。 いずれにせよ、これは非常に難しい問題ではありますけれども、もしかしたら耳にたこになっているかもしれませんが、桜田経済同友会代表幹事がおっしゃっている、記者...全文を見る | ||
○江田委員 全く関係ないですよ、そんなことは。日本のエネルギー安定供給であるとか自給率とか、全く関係ないプロジェクトなんですからね。 大臣も、それは副大臣は答えられないのは当たり前なので、大臣、国務大臣として是非認識していただきたいのは、このプロジェクトというのは、欧米がクリ...全文を見る | ||
○江田委員 大臣、二千億円の融資を一応約束している国際協力銀行は大臣の所管ですから。国際協力銀行はこれを引こうとしています、今、余りにもリスクが大きいので。 それだけ最後に申し上げて、是非、国務大臣としてリーダーシップを内閣の中で発揮をしていただきたいことをお願いしまして、私...全文を見る | ||
05月26日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○江田委員 総理、閣僚の皆様、本当に連日お疲れさまでございます。 先ほども話題が出ましたけれども、現在、新型コロナウイルス対応についての検証委員会を設けて検証中と聞いております。ただ、報道によりますと、今月十一日、二十日と二回だけヒアリングをして、そこで打ち切って、来月初旬に...全文を見る |
○江田委員 それでもう六月には結論を出されるわけですね。 | ||
○江田委員 それで本当にいいんですか。もう二年以上続いたパンデミックですよ。先ほど長妻議員も触れましたように、三万人もの方がそれで亡くなっているわけです。 それから、総理、御記憶ですか、おととし民間臨調は、三か月かけて八十三人の関係者からヒアリングをして、百一回ですよ、ヒアリ...全文を見る | ||
○江田委員 それは失礼しました。 そうしたら、引き続き検証する、どういう体制で検証しますか。 | ||
○江田委員 もう私は全くびっくりしましたね。検証のための有識者会議じゃないんですか。こんな軽々しい検証で済ませられる問題ではありません。 私、二月のこの場でもこのパネルを出したんですよ。要は、オミクロン株というのは、当初、感染力は強いけれども重症化率は低いんだと言われておりま...全文を見る | ||
○江田委員 それは後でやってください、そういう分析は。 その前に、総理、ここまで死亡者数が増えた要因をどう分析されて、そっちが先ですよ。対応してきた、全部後手後手に回ったからこういう結果になっているんでしょう。これが厳然たる事実ですから、客観的な事実ですからね。総理は、秋口か...全文を見る | ||
○江田委員 流行のピークのときにしっかり手を打たなければ、こういう結果になるんですよ。五波という本当に厳しい状況を経た上で岸田政権は発足して、準備万端整えておりました、とんでもなかったわけですから、それをしっかり認識していただきたいと思いますよ。 じゃ、お聞きしますけれども、...全文を見る | ||
○江田委員 総理が口に出された言葉は私は重いと思っていまして、総裁選時の健康危機管理庁、明確におっしゃったんですけれども、それも含んで今検討しているわけですか。 | ||
○江田委員 聞いているのは、だから駄目なんです、委員長、だから総理に聞いているんです。 | ||
○江田委員 検証委員会のやり方にしろ、こういう司令塔機能のことを聞いても、こういう答弁ですからね。本当に当事者意識がないというか、深刻さの受け止めはないと思う、これだけの。普通なら、総理大臣が国民の命を預かった結果がこれですからね。六月も遅いと言ってきたんですよ。それがまだ検討。...全文を見る | ||
○江田委員 それでは、お聞きしますが、黒田総裁は、プラマイはあるけれどもトータルとしてプラスだとおっしゃっているわけです。じゃ、その見解に同調されるわけですね。 | ||
○江田委員 黒田総裁は、マイナス面も触れながら、トータルとして、プラマイ、プラスだと言っているんですよ。 これは為替の水準について総理に見解を求めているんじゃないですから。今の円安を前提に、それがいろいろなおっしゃられた要因によってプラスマイナスはあるでしょう、その上で総裁は...全文を見る | ||
○江田委員 いやいや、総理の立場、為替の水準じゃないんですよ。為替の結果、輸出企業とか海外に資産を持っている企業とかはプラスになりますよ、当然。一方で、家計とか原材料高騰で苦しむ中小零細企業にとってはマイナスだ、そんなことは分かり切っていることなんですよ。それをトータルして今どう...全文を見る | ||
○江田委員 じゃ、聞き方を変えましょう。 この円安あるいはこれから起こるであろうインフレというのは、短期的、一時的なものと考えますか。それとも、ある程度続くと認識されていますか。 | ||
○江田委員 それでは、総裁、お待たせしました。 総裁、私、いろいろなお話、財金委員会でも聞いていますし、報道も見ているんですけれども、日銀は一時的と捉えている節があるんですが、いかがでしょうか。 | ||
○江田委員 総裁のお言葉ですけれども、私は全く見解を異にいたします。 御承知のように、燃料や穀物の高騰は、今、ウクライナ危機に起因する要因が多いわけで、皆さん御覧のように、もう戦争は長期戦の様相を呈していますよ。そんな、短期で終わる様子は全くないですね。 それから、円安に...全文を見る | ||
○江田委員 不透明、少なくとも一時的だとは思っていない。となると、やはり、政府の持っている手段として、金融政策というツールは非常に大きなものなんですね。 しかし、これは私に言わせれば、アベノミクスの結果ですけれども、異次元緩和を、当初二年で物価安定目標二%を達成するんだと言っ...全文を見る | ||
○江田委員 そういうことを言っておられるのは今だけだと思いますよ。 これからどんどん日米金利差が広がり、先ほど申し上げたとおり、どんどん円安が進んでいくと僕は思います。今、百三十円レベルですけれども、過去には、百三十五円、二〇〇二年になりました。九八年、百四十七円まで行きまし...全文を見る | ||
○江田委員 しかし、円安がそこまで、百四十円だ何だと進んでいったら、とてももちませんよ。幾ら、今はコメントできないとか、今は不透明だ何だというレベルじゃ済みませんからね。 日銀総裁、もうこれで最後の質問にしますから、お答えになったら御退出ください。 よく財務金融委員会でも...全文を見る | ||
○江田委員 総裁、今本当に考えていることをこの場で言うと市場は大反応しますから、言えないことはよく分かります。最後の可能ではないかというのは、まあ、ちょっと、中身を言わないので、信頼はできませんけれども。 ちょっと一問だけ。 私、もう一つ心配しているのは、今、個人金融資産...全文を見る | ||
○江田委員 おっしゃりたいことは分かりました。 総理、これまでお聞きになって、やはり総理大臣ですから、これは与野党の別はないですよ、この日本をしっかり守ってもらわないと、この金融というか、円安、物価高から。だから、そういうリスクがあるんですよ、考えられる。 お聞きになって...全文を見る | ||
○江田委員 黒田総裁の任期も四月です。異次元緩和を始められた、共同声明によって、安倍総理も辞められましたね、総理大臣。だから、岸田総理が、ちょっと悪い言葉で恐縮ですが、尻拭いをせざるを得ない事態にも追い込まれかねないんですよ。その認識を持たれてしっかり対応していただきたいと思いま...全文を見る | ||
○江田委員 分かりました。 それで、ただ、これは補助金分だけ下げるわけでしょう。この日本企業、個別具体的な企業の責任を問うつもりはありませんが、普通、ここまでの利益を上げられ、しかも、世論的には、何でガソリンだけに補助金を出して価格を下げるんだ、もっとほかの日常品も上がってい...全文を見る | ||
○江田委員 私も、ゆめゆめ個別の企業を責めているわけじゃありません。企業の判断として、企業努力として、SDGsだ、ESG投資だとうたわれている中で、コーポレートアイデンティティーというか、その意味でこの際自主的に判断して、いわば、まさにそういうESG投資というか、SDGs企業とい...全文を見る | ||
○江田委員 国民の皆さんは困っているんだから、自民党として、政党として、今、政権与党として今回は御遠慮しますというのは、全然、筋の通った話だと思いますよ。是非、お金の問題なんですから。 それから、最後、もう時間がなくなって、今度、最低賃金を、給料を上げるといって春闘まで介入さ...全文を見る | ||
○江田委員 総理、去年のノーベル経済学賞を受賞された方の業績は御存じですか。御存じないと思いますが、これは、普通、常識的に言うと、最低賃金を上げると雇用が減少すると言われてきたんですけれども、実証研究でそれはそうじゃないんだというのを、業績をもってノーベル経済学賞をもらっています...全文を見る | ||
○江田委員 終わります。ありがとうございました。 |