江田康幸

えだやすゆき

比例代表(九州)選出
公明党
当選回数7回

江田康幸の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月08日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○江田委員 公明党の江田でございます。  今回の食中毒事件により被害に遭われた多くの方々に対して心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い御回復をお祈りしておりますことを冒頭に述べさせていただきます。  今回の雪印乳業による食中毒事件は、一万五千人もの被害者を出して、乳...全文を見る
○江田委員 そのコメントの内容で幾つか御質問したいことがございます。  まず第一点。今申し上げられましたが、牛乳類の二十工場においてはHACCPプランの実効性を検証するために黄色ブドウ球菌毒素のエンテロトキシン検査を採用する、また、商品については検査項目を増強するということでご...全文を見る
○江田委員 わかりました。  三点目について御質問いたします。  牛乳類の一たん容器詰めした商品の再利用を禁止しますということにつきましてでございますが、ここで禁止すると明言された再利用というのは、厚生省の省令に違反する再利用のことでしょうか、あるいは省令で認めるものも含めて...全文を見る
○江田委員 四点目でございますが、商品安全監査室を社長直轄で設置する、学識経験者など第三者の参画も要請しますとございますが、この監査室というのは、先ほども申されましたが、具体的にはどのようなシステムになっておりますでしょうか。今、最も大事と思われているのは、HACCPの運営上の自...全文を見る
○江田委員 時間がなくなってまいりましたので、今、西社長がお答えになったことを本当に私も大いに要望いたします。今回、総じて雪印に必要なことは、食品衛生と消費者優先という当たり前のことに対する謙虚な意識改革が必要であって、ただ、今回五項目というものを出されましたけれども、システムだ...全文を見る
○江田委員 公明党の江田でございます。  今回の雪印乳業による食中毒事件は、一万五千人という被害を出して乳製品さらには食品全体に対する消費者の信頼を著しく損ねた事件として、事故原因の徹底究明と今後の再発防止、信頼回復が望まれております。国民の生命と健康を守るのが厚生省の使命でご...全文を見る
○江田委員 少々重複することになるかもしれませんけれども、さらに高度な衛生管理過程であるHACCPを実効性のあるものにできるか否かは、行政側の監視指導体制とともに、当然のことながら、製造業者の危機管理を根底とする自主管理体制の確立が重要でございます。今回の事件も、雪印のずさんな危...全文を見る
○江田委員 今申されましたように、記載はされている、またHACCPでもそのように規定はされているということでございますので、記載はされて、規定はされていても、守らなければどうしようもないというところをどうするのかということが今後の指導、教育というところにあるのではないかと思ってお...全文を見る
○江田委員 最後の質問でございますが、今回、申請資料に記載されていない工程や稼働していない工程を発見するのは非常に難しいということを厚生省は答弁されております。今回の事故は、その申請していない工程が原因になって起こっておりまして、それで済む問題ではないと思っております。これらを未...全文を見る
○江田委員 時間がなくなりました。実効性のあるものにHACCPをぜひしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
09月20日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○江田委員 公明党の江田でございます。  ヒト乾燥硬膜による医原性のクロイツフェルト・ヤコブ病問題につきましては、以前より本委員会で討議が行われてまいりました。それらの議事録を踏まえた上で、私は、少々専門的になるかもしれませんが、また先ほどの熊代先生とダブるところもあるかもしれ...全文を見る
○江田委員 では、これらの感染性の症例報告では、ドナーがCJD患者であることなど、感染媒体として疑われたものとクロイツフェルト・ヤコブ病患者との関係は明らかであったか、お答え願います。
○江田委員 今おっしゃられましたヒト成長ホルモン製剤については疫学的な評価により感染媒体として浮上したということでございますが、ヒト乾燥硬膜について同様な評価は可能であったのでしょうか、政務次官、お願いします。
○江田委員 今、ヒト成長ホルモンまではその危険性が認識されていたということですが、ヒト乾燥硬膜についてはその危険性は認識できなかったということが答えられたかと思います。  当時、八七年の段階で、八七年以前に動物実験等での研究が多く進められていたのは私もよく知っております、この多...全文を見る
○江田委員 硬膜の予測は難しかったという答弁でございます。  では、硬膜は脳組織ではありませんが、例えば硬膜を取り出すときにはほとんどの場合が脳組織と接触してしまうかと思います。脳組織と接触すれば、その汚染の可能性があったということを普通は考えるべきでございますが、このようなこ...全文を見る
○江田委員 さらに続けますが、遅発性ウイルス感染調査研究班でも、クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体が通常の滅菌方法では不活化されないという報告がなされておりました。このような知見に基づいて、放射線滅菌を用いていたヒト乾燥硬膜ライオデュラの安全性には疑問を持つということはなかったの...全文を見る
○江田委員 以上の答弁では、第一症例以前において世界的にもその危険性を予見するまたはそれに対して対応することはできなかったのではないかという厚生省の見解でございますが、では、その症例報告が行われてからはどうだったのか。  例えば、八七年にアメリカで硬膜感染による第一症例が報告さ...全文を見る
○江田委員 今申されましたように、第一症例というのは、消去法でそれが乾燥硬膜による感染ではないかというのが示唆されたということがMMWRに報告された判断であるということでございますが、では、アメリカのCDC並びにFDAは、第一症例報告につきましてライオデュラが感染媒体であるという...全文を見る
○江田委員 一九八九年に第二症例が報告されております。それから、その年の終わりに第三症例がさらに報告されてきております。これらの報告を受けて諸外国ではどのような対応を行っていたのか。これは先ほどの熊代先生の御質問とも重なりますが、再度、順を追って、厚生省の考えをお願いいたします。
○江田委員 先ほどの答弁と一緒であるかと思いますが、このような各国の対応を見た上で、我が国が、当時、ヒト乾燥硬膜の移植によるクロイツフェルト・ヤコブ病感染の危険性を予見して必要な対策を講じることができたのかどうか、それについてもう一度お考えをお聞かせ願いたいと思います。
○江田委員 私は、第二症例、第三症例が出てきた段階では気づくべきだったし、また、厚生省に限らず、世界的にもそれは気づく方向に行っていたと個人的には思っております。  再度、これは一番私が聞きたいことですけれども、症例報告が一例であった八七年の第一症例の段階では、それは世界的に一...全文を見る
○江田委員 福島政務次官はそう申されますが、確かに、八七年の第一症例の段階では、アメリカがとった廃棄勧告以外に明確な感染に対する対応がなされていなかったのが各国の状況ではあったとも思います。それに対して、日本はそういう対応をとれなかった。そしてまた、第二症例後の対応も、各国ともと...全文を見る
○江田委員 そのような難病対策の延長ということで徹底した対策をとられているという御答弁でございますが、現場では多少違うようなところもあるかと思いますので、いろいろ聞かせていただきたいんです。  クロイツフェルト・ヤコブ病の患者さんが医療現場で差別されて、たらい回しをされているよ...全文を見る
○江田委員 今言われましたように体制は整えられているということなんですが、現実には、もう一つ、入院をされても、それが不治の病、治療法がないということで、最終的には追い出されていわゆる在宅看護になっている現状がございます。こういうところについても、先ほどの具体的な例ではどういう具体...全文を見る
○江田委員 今の御答弁にもありましたように、厚生省はCJD患者さん、御家族に対して医療的な支援を全力で行うということでございますが、先ほども種々確認させていただきましたように、症例が積み重なっても危険性を認識できずに結果として硬膜による感染を許してしまった。その責任という上からも...全文を見る
○江田委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月18日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○江田委員 公明党の江田でございます。  今回の法改正について質問させていただきます。  長引いた不況で賃金も下がり保険料収入が減っておりますのに、国民医療費は毎年一兆円以上もふえ続け、今年度は三十一兆円を超える。特に老人医療費はこの一年間で八%も伸びまして、十兆円を超して、...全文を見る
○江田委員 では、これまで医療保険制度の抜本改革についてはどのように進められてきたのか、具体的にどの程度改革は進んでいるのか、その進捗状況をお伺いしたいと思います。
○江田委員 その中で、今回の改正は高齢者医療制度の見直しに相当するかと思います。政管健保の将来見通しや老人医療費の増大を踏まえますと、抜本改革の断行は必須でありますが、改革は可能なものから着実に実施していくということが必須であるかと思います。  こうした観点から、抜本改革におけ...全文を見る
○江田委員 今回の改正は抜本改革の重要な一部である、改正がおくれれば、財政赤字、財政の問題がさらに大きくなるという回答だったと思います。そのためにも今回の改正を早期に成立させる必要がございます。  この改正の中で、高齢者の患者負担の見直しについてお聞きしたいと思います。  老...全文を見る
○江田委員 局長のお話でありましたように、低所得者に対しては上限をもって手厚く配慮されている、患者負担が一・五倍となるのは臨時特例措置を含めた場合のことであって、もともとそれは臨時であって、ないものであるということからすれば、そう負担は大きくなっていないという御回答だったと思いま...全文を見る
○江田委員 ここで再度、今後の医療保険制度の抜本改革の考え方についてお伺いしたいと思っております。  老人医療費を初めとする医療費高騰の適正化は重要な課題でございます。しかしながら、我が国の医療につきましては、病床当たりの看護職員数が十分でなく、平均在院日数が長いこと、また薬漬...全文を見る
○江田委員 ありがとうございます。  もう一つでございますが、健保法に関して最後の質問になりますけれども、一部のマスコミによりますと、今回の患者負担増の目的は、さきに断行されました〇・二%診療報酬の引き上げの穴埋めとともに、高齢者の薬剤一部負担の廃止に伴う財源措置であって、当面...全文を見る
○江田委員 ありがとうございます。  次に、医療法の改正に関する質問に移らせていただきます。  高齢化の進展に伴う疾病構造の変化などを踏まえまして、医療提供体制を抜本的に見直す、そういう必要がある時代に来ておるかと思いますが、今回の医療法改正はこうした変化に対してどのように対...全文を見る
○江田委員 今お答えになられましたように、いずれもが抜本改革への重要な要素ということで大きく評価されると思います。  その中で病床区分のことでございますが、療養病床が一般病床と分離されることで、診療報酬の扱いについても、治療や投薬、さらに検査をすればするほど報酬が加算される現行...全文を見る
○江田委員 今後の検討の必要ということでお伺いしておきます。  次に、看護職員の配置基準を三対一に引き上げるということについてでございますが、これは医療の質を上げることにつながる妥当な改正案と考えます。  ただし、医療審議会の審議経過を見てみますと、そのたたき台として出された...全文を見る
○江田委員 二・八体制が最低限確保できるということで三対一という苦渋の選択だったかと思いますが、わかりました。  さらに、欧米先進国では既に一対一、一・五対一の時代に入っておりますが、今後は欧米並みの看護体制を目指すべきではないかなと考えます。そのためにはどうしたらいいのか。医...全文を見る
○江田委員 ありがとうございます。  時間がなくなってきましたので、最後の質問にいたしますが、もう一つは医療広告の規制緩和についてでございます。  できる限り広告規制をなくして患者が病院を選べる参考情報をふやすことで、病院間でも競争原理が働いて、患者へのサービスが高まる、質が...全文を見る
○江田委員 時間がなくなりました。種々の課題があるかと思いますが、その課題を明確にしながら、長期的に計画性を持って抜本改革を進めていくことを強く政府にお願いいたしまして、今回の法案が早期に成立しますようにお願いいたします。  以上で終わります。
10月31日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、参考人の先生方、どうも御苦労さまでございます。  午前中の質疑でも確認されましたけれども、私は、国民医療費、特に老人医療費の増大や政管健保、それから組合健保財政の危機的状況を考えますと、医療の抜本改革を進める以外に方法は断じてな...全文を見る
○江田委員 今おっしゃられましたように、一概に論じることはなかなか難しい、医の倫理、倫理性が根本であるとおっしゃられました。専門家会議の中でもさらなる議論をここはぜひとも十分にしていかなくてはならないのではないかなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、看護基...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  最初に言っておくべきでしたが、多様な考えもあろうかと思いますので、済みません、松本先生のお考えも、よろしいでしょうか。
○江田委員 時間が厳しいんですが、もう一つだけ質問させていただきます。医療技術の進歩への対応ということについて、糸氏先生、お願いします。  ここ数年、すごい勢いでゲノム解析とかたんぱく化学、再生医療といった最新の研究が進んでおります。私も民間の研究所で研究を進めてきた方でござい...全文を見る
○江田委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月01日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○江田委員 公明党の江田康幸でございます。  今回の法改正につきましては、本委員会で参考人質疑を含めまして二十八時間四十三分にわたる十分な検討を行ってまいりました。本日は、その中で特に重要と思われる点についてお伺いさせていただきたいと思います。  まず最初に、今回の老人の患者...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。この部分につきましては、今大臣が野党の皆さんも十分評価していただける内容の御答弁をしていただきましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  二点目でございますが、今後とも、すべての国民が安心して生活できるようにするためには、医療保険制度が...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  今回の健保法改正や医療法改正は抜本改革の第一歩として高く評価されるべきものと考えておりますが、今後、医療保険制度の安定を確保して国民の社会保障制度への安心を取り戻すためには、本格的な医療制度の抜本改革をぜひともなし遂げていかなければならな...全文を見る
○江田委員 時間がございませんので、最後の質問にいたします。  さらに、平成十四年度に向けた極めて大きな課題といたしまして、高齢者医療制度の見直しがございます。高齢化の急速な進行によりまして、老人医療費が急速に増加する中で、老人医療費を支える現役世代の負担が極めて大きくなってき...全文を見る
○江田委員 時間が参りました。今回は、院外処方の場合の月額上限の取り扱いについて、大臣の方から非常に重要な御回答をいただいたものと考えます。本当にありがとうございました。
11月14日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○江田委員 公明党の江田康幸でございます。  本日は、参考人の先生方、御苦労さまでございます。クローン技術という最先端のテクノロジーでございますので、国民にはなかなかわかりにくい審議かと思います。本日は、その分野の専門の先生方でございますので、わかりやすい言葉でどうぞ国民にメッ...全文を見る
○江田委員 今お話をお伺いしますと、ヒト胚の保護の問題というのが、クローン人間の誕生を阻止するという観点とは別の観点からの問題であって、生殖補助医療のあり方、あるいは医療現場における患者の権利の保護といった別な観点から、この点に関しては掘り下げた議論が必要かと思います。  次に...全文を見る
○江田委員 次に、政府案の焦点であります、クローン人間の作成を禁止する際にどのような方法が望ましいかについて、参考人の先生方の御意見をお聞きしたいと思います。  クローン技術については、移植などの医療技術への適用など、人類の利益につながる側面もございます。このような生命科学の研...全文を見る
○江田委員 では、さらに、この分野に関連した研究で多くの成果を出されております西川先生にお聞きいたします。  研究面におきましては、ドイツではいろいろ矛盾、混乱が生じていると聞いております。先ほども少しお話がございました。科学者の立場で、ドイツの胚保護法の概念を持ち込むことにつ...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  刑事罰をかけて、ある行為を規制していくということは、我が国の法制上は相当抑制的に行っていかなければならない。特に、生命倫理のように社会の見解が必ずしも一つに集約されないというような問題に関しては、幅広く規制をかけて法律で一律に禁止していく...全文を見る
○江田委員 私も、以前研究を長く続けてきましたので、研究が阻害されるような安易な刑法の設定というものに関しては十分に考える必要があるかと思っておりますので、以上のような質問をさせていただきました。  時間がなくなってきましたので、最後ですが、研究に対する規制のあり方というのがま...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  さらに研究者の自主規制を進める、強めるというのは、私も非常に必要な気がします。そういう意味で、科学者会議か専門家会議か、社会的にも広くオープンにされたそういう会議の場で、具体的に監視体制を検討して、それを作成してガイドラインとするというこ...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○江田委員 公明党の江田康幸でございます。  本日は、参考人の先生方、この国家百年の大事な国会等の移転に関する特別委員会においでいただきまして、まことにありがとうございます。  私の方からも、さきの委員の御質問にも多少ダブるところがあるかもしれませんが、幾つかお聞きしたいと思...全文を見る
○江田委員 ありがとうございます。  もう一つお聞きします。  私の持ち時間は十分でございますので、なかなか多くを聞けないのですが、国民的な合意形成と東京都との比較考量についてお伺いさせていただきます。  先ほども、ダブるかもしれませんが、首都機能を移転するためには、何より...全文を見る
○江田委員 時間が参りますので。  最も大切なことは、首都機能移転についてやはり国民的な、住民的なコンセンサスを得るということがどの地域においても必要だと私は思っております。そういう意味で、今おっしゃられましたように、この東京との比較考量をより詳細に住民レベルで、また候補地レベ...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第13号
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○江田委員 公明党の江田康幸でございます。  今回の法案の早期成立を望む者として質問させていただきます。  永住外国人の地方参政権要求が本格化したのは約十年前のことであったと承知しております。当初は、永住外国人の中でも多数を占める在日韓国人の方々が中心であったと思いますが、永...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  その上で、なぜ永住外国人に地方参政権が必要なのかということについて議論させていただきたいと思っております。  これまでの議論を聞いていて、理由は二つあるのではないかと考えます。一つは永住外国人の方々の人権擁護、差別撤廃であること、もう一...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  日本の真の意味での国際化ということに、私は今回の法案は非常に大事な点を含んでいるというふうに考えます。やはり多民族、多文化共生の社会をこの日本が築けるのかということが国際的にも問われている、そういう大きな、重要な我々への課題が今回の法案に...全文を見る
○江田委員 今、国の政策が地方の条例にも深くかかわってくることもあり得る、安全保障等においては懸念される一つにもなろうか、しかし、地方の自治と国の政治を明確に区分することでそれは乗り越えられるということでございますが、同様の意見をちょっと冬柴議員にも言っていただければと思います。
○江田委員 お二人の意見をお聞きしまして、条例もその法律の範囲内で行われるものであって、国民主権とは矛盾することは何らないということの御意見をいただいたと思います。  さて、次でございますが、では、参政権が欲しいならば帰化すればいいじゃないか、私は、これは乱暴な意見だと思います...全文を見る
○江田委員 ありがとうございます。  私も、日本が世界から、とりわけアジア各国から信頼される真の国際国家になるためには、簡単に言えば、やはり外国人も気持ちよく住める国、平等に生きられる共生社会にならなければならないと考えております。この参政権を主張するというのはその一環であって...全文を見る
○江田委員 私も、納税の義務を果たすというのは、その行政サービスを受けると同時に、その使い道、使途に注目して自分たちの権利を行使するためでもあるということが重要だと思っております。特に、参政権というのは非常に大きなウエートを占める市民的権利の行使の手段でございまして、これを認めな...全文を見る
11月30日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○江田委員 公明党の江田でございます。  きょうは、先生、お忙しい中、すばらしい講演をしていただきまして、ありがとうございます。  私の方の質問としましては、ちょっと憲法論議からは外れるかもしれませんが、先生が先ほど二十一世紀の民主主義日本のあるべき姿ということで、ソフトパワ...全文を見る
○江田委員 ありがとうございました。  時間内での質問でございますので、教育の問題から、もう一つだけお聞きしたいと思っているのですが、先生が先ほど、ソフトパワーは人間に優しいということであると。その基本が非常に大事だと思っているのですが、一つ、外国人にも優しいという中で、その外...全文を見る
○江田委員 先生の御意見を聞きながら、また多くの意見を聞きながら、我々もまた再度論議していこうと考えておりますが、その中で、帰化すべきというような議論に関しましては、私は、例えば韓国人の方、朝鮮籍の方は、やはりその国のプライドを持って、我々が日本人だと思うのと同じように、その国籍...全文を見る