枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○枝野分科員 民主の風の枝野幸男でございます。さきがけ・青雲・民主の風を代表いたしまして、通産省予算に関しまして二、三のお尋ねをさせていただきたいと考えております。  まず、製造物責任法、PL法に関連いたしました部分についてお尋ねさせていただきます。  御承知のとおり、今製造...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございます。  今のお話の中にもありましたが、製造物責任制度を導入するに当たりまして、消費者の側から見た問題点と、もう一つ、中小企業の皆様が、この法律ができることでいろいろと商売にならないのじゃないかというふうな不安を強く持たれているというようなことが審...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございます。  総合製品安全対策、これは消費者の立場から見ましても、それから実際に製品をつくっておられる中小企業の皆様にとられましても、非常に大切な問題であると考えております。  平成六年度の予算は、どちらの側面から見ましても、前年に比べて大変大きな額...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございました。  それでは次に、中小企業対策について二、三お尋ねさせていただきたいと考えております。  中小企業対策という側面では、例えば金融支援でありますとかさまざまな支援の形があると思いますが、何といっても中小企業がきちんとした経営をしていって発展...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございます。  もう一つ、今のお話にも出てまいりましたとおり、現場で直接に中小企業の皆さんに対して、中小企業の皆さんを中心として経営指導を行っておられる経営指導員あるいは補助員の皆さんに対する補助でございますが、こちらは前年度と比べまして、経営指導員さん...全文を見る
○枝野分科員 予算的にもいろいろと御苦労があるとは思いますけれども、たまに商工会、商工会議所等をお尋ねしますと、事務局長さんあるいは指導員さんは非常にお忙しくお仕事をされている、努力をされているという様子を目にしております。ぜひとも今後とも、できるだけ数多くの予算をとって、こうい...全文を見る
○枝野分科員 私も弁護士をやっておりまして、短い期間でございましたけれども、やはり下請の中小の企業の皆さんが法律的な知識がないということで、非常にトラブルがひどくなってしまってから私のところにいらっしゃって、もうちょっと早く御相談に来ていただければもっと手を打てたのにというふうな...全文を見る
○枝野分科員 それでは、もう一テーマほど聞かせていただきたいと思います。エネルギー問題でございます。  実は、先々週になりますか、柏崎にあります原子力発電所を見学させていただきまして、私も原子力発電所を見学するのは初めてでございまして、理屈の上では安全なのだということをわかって...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございます。  今のお話ですと、一キロワット当たり上限が九十万円、大体普通の家庭用ですと三キロワット程度、六百万円ぐらいが購入するのに必要だ。そうしますと、どんな御家庭でも、補助があっても三百万円程度の自己資金をつぎ込まないと、この太陽光発電システムをつ...全文を見る
○枝野分科員 ありがとうございました。ぜひともよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月08日第129回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○枝野委員 さきがけ・青雲・民主の風の枝野でございます。改新の皆さん、それから公明党の皆さんの御理解をいただきまして、与党の立場から今回の商法、有限会社法改正について御質問をさせていただきたいと考えております。  あるいは順序が適切ではないかもしれませんし、既に御質問された方と...全文を見る
○枝野委員 さてもう一つ、この明文で資本充実の原則を害した場合だけではなくて、先ほどの山本委員からの質問の中でも善管注意義務という言葉が御回答の中で出ておりましたが、自己株式取得に関連して善管注意義務違反がありましたとき、このときの取締役の会社に対する賠償責任、これも株主代表訴訟...全文を見る
○枝野委員 さてそこで、この株主代表訴訟の問題でございますが、昨年の十月一日施行でございましたか、前回の商法改正で印紙額が八千二百円ということの確認を明文上していただくことができました。それからまた、二百六十八条ノ二の第一項でございますか、株主代表訴訟に関連します調査費用等につい...全文を見る
○枝野委員 御説明いただいた御趣旨はよくわかりますけれども、今のお話でも出てきましたし、次に質問させていただく中にも出てくる話ですが、株主代表訴訟等が会社荒らし等の材料に使われかねない状況、あるいはその前提になる帳簿閲覧請求権もそういったことに使われかねないおそれがあるという事実...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。  この株主の権利と総会屋との関係ということについては、株主の権利行使をしやすくしようとすればしやすくしようとするほど、総会屋さんがおかしなことをする手がかりといいますか、そういったものを与えかねないというジレンマを抱えているのだろうと思います...全文を見る
○枝野委員 そこで、これは、大蔵省においでいただいておりますので、大蔵省にお答えいただいた方がいいのかと思いますが、では一年間にこれだけの株式を使用人譲渡のために買いましょうということについて計画を立てて、株主総会で議決する。当然、株主総会は公開されておりますので、この情報は外へ...全文を見る
○枝野委員 似たような話ですが、もう一点だけ確認をさせていただきたいと思います。  さて、一年分の授権がなされているといった中で、じゃ、どのタイミングでどういうふうにその自己株式を取得しょうか、これは取締役会の判断にゆだねられているということになろうかと思いますが、一年といえば...全文を見る
○枝野委員 わかりました。  済みません、もしかするとちょっと通告の範囲内から外れるかもしれませんが、おわかりになればで結構ですが、今のような違法なことがあった場合、この制裁といいますか、それについてはどういうふうになっているか、すぐおわかりになるようでしたらお教え願えますか。
○枝野委員 従業員持ち株会に株を譲渡するために自己株式取得を認める、決して悪いことではないと思いますし、そんな中で株価操作のようなおかしなことをする企業はほとんどないとは思いますけれども、万が一にも一つでも二つでもありますと証券市場に対する信用というものが阻害される問題でございま...全文を見る
○枝野委員 その価格についてですが、先ほど山本委員の質問にもあったようでございますけれども、買ったときの値段と持ち株会に売るときの値段に差が出る可能性というのは当然あるわけでございます。確認のために、譲渡損失が出た場合、これは計算上どういったところに計上をされるのか、それから逆に...全文を見る
○枝野委員 それが営業外損益なのか特別損益なのか、どちらになるわけですか。
○枝野委員 そこで、持ち株会との契約は一般の普通の民事契約、売買契約だということになりますと、大部分の持ち株会と会社との間では、きちんと仕入れた以上は買ってもらえると話がつくとは思いますけれども、時として、会社の方としては持ち株会に売却する目的で購入はしたものの、持ち株会との間で...全文を見る
○枝野委員 よくわかりました。この従業員持ち株会に株を持ってもらうというシステムというのはいろいろな意味でメリットもたくさんあるということで、私もぜひ推進をすべきであるというふうに全体としては考えております。ただ、その中に、例えば持ち株会、要するに使用人、従業員が株を持ちましても...全文を見る
○枝野委員 今のように、自己責任で購入されている、確かに理屈の上でそのとおりでありますし、大部分の場合そういったことが言えるのかなと思いますけれども、現実の日本の企業、会社の風土といいますか、それを考えますと、みんなは買っているのにおまえは買わないのか、入らないのかといった事実は...全文を見る
○枝野委員 大変大事な制度だと思いますので、大蔵省と法務省、双方できちんと連絡を取り合いまして、ますます充実発展できるようにぜひ御努力をいただきたいと思います。大蔵省の皆さんにはおいでいただきましてありがとうございました。  次に、今回の改正では株式消却の目的の場合の自己株式の...全文を見る
○枝野委員 よくわかりました。日本の国、会社だけじゃなくて一般に言えるのかもしれませんけれども、後片づけというか、そういったものがなかなか苦手なようで、例えば会社をやめるとか、それからリストラをして小さくするとかというようなことについてはなかなかうまくないようでございます。私の乏...全文を見る
○枝野委員 さて次に、もう一つ自己株式を取得できる場合として閉鎖会社の場合についても規定がされております。この閉鎖会社の場合の取得株式については相当の時期に処分をすることという規定になっております。この「相当ノ時期」というのは具体的にどの程度のことを考えているのか。それは期間的で...全文を見る
○枝野委員 そういたしますと、自己株式を取得いたしましてから相当の時期の処分までの間に複数の営業年度をまたがるということは、当然可能性としてはあり得るということになると思うのですけれども、一番最初に御質問いたしましたとおり、取締役が資本充実原則に反したときの責任というのは、今回の...全文を見る
○枝野委員 大きな会社、上場されているような企業である場合には、逆にそういった心配というのは余りないのかもしれませんけれども、特にこの「相当ノ時期」という規定のある閉鎖会社の場合には、えてして、中には企業経営がちょっと一方づいているといいますか、そういった会社もないわけではない。...全文を見る
○枝野委員 わかりました。  敬愛する政務次官にきょうはずっと座っていていただいておりますので、最後にひとつお尋ねをさせていただければと思っております。  今のお話にもありましたが、質問の中にもありましたが、この民訴法の改正などにつきましても、これは法務省だけの責任じゃなくて...全文を見る
○枝野委員 どうもありがとうございます。ぜひとも牧野政務次官が大臣を支えてどんどん前向きに法務行政が進んでいくように、これからの御活躍を御期待申し上げておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月10日第129回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○枝野委員 民主の風の枝野幸男でございます。  改新の皆さん、公明党の皆さんの御理解をいただきまして、さきがけ・青雲・民主の風を代表して、与党の立場から、本法案について質疑をさせていただきます。  特に私は連立与党のプロジェクトチームの中に入れていただきまして、本法案の制定の...全文を見る
○枝野委員 欠陥の定義についてもう一点だけお尋ねします。  条文の中にも三つの考慮事情というものが書かれております。また、本法案の前提としてありました産業構造審議会あるいは国民生活審議会の報告の中では、欠陥についての考慮事情として九つの条項を挙げております。しかしながら、すべて...全文を見る
○枝野委員 製造物責任法に関しましては、欠陥責任に転換するということと、もう一つ、推定規定をどうするかということが大変大きな問題になりました。結果的にこの法案の中には法律上の推定の規定は置かれないということになっておりますが、現実の裁判の現場におきまして、特に高度の先端技術を用い...全文を見る
○枝野委員 次に、本法案の三条におきましては、拡大損害が生じなかった場合、当該製造物についてのみ生じた損害についてはPL法の対象から外しております。これは、例えばプロジェクトチームの議論の中でもございましたが、製造物責任制度というのは、いわゆる不良品についての品質クレーム、これは...全文を見る
○枝野委員 ところで、本法案は、損害の賠償の対象となる損害の範囲につきまして、事業用の財産に生じたものをも対象とし、また責任限度額も設けておりません。これについては、一部からは、余りに大きな損害の範囲にまで拡大してしまうのではないかというふうな不安の声もないではありません。この点...全文を見る
○枝野委員 一つ細かいところで確認をさせていただきたいと思いますが、この製造物責任法に基づきます損害賠償請求権と従来の民法に基づく不法行為責任に基づく損害賠償請求権、この関係は請求権競合になるということでよろしゅうございますね。
○枝野委員 さて、この法案に関しましては、メーカーの皆さん、特に中小企業の皆さんにいろいろと不安を与える、あるいは産業界に影響を与えるというふうな指摘も一部からは出されてきております。  しかしながら、これまで日本の国の製品安全管理というものについては、世界で最高レベルの、非常...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございました。  この製造物責任法というのは、まさに細川前内閣が掲げました生活者主権という見地か非常に重要な、そして大切な第一歩をしるす法律であると個人的に考えております。そうした中で、細川総理と同じ寺澤長官が主管大臣として今そこにお座りになっている、そし...全文を見る
10月25日第131回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○枝野委員 新党さきがけの枝野でございます。  裁判官の報酬及び検察官の俸給に関連いたしまして、質問をさせていただきたいと思います。  今回の法案につきましては、人事院勧告が出発点になっている改革でございます。私も実は弁護士でございまして、つい六年ほど前に弁護士になろうか、裁...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。それぞれそれなりの努力はしていただいているというふうにお伺いしました。  本当は細かいところを時間があればいろいろと聞いてみたい話がたくさんあるのですが、例えば検察官が、人が足りないところに人が余っているところから恒常的に出張扱いで来ているとい...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございました。今の方向で努力をいただきたいと思います。  ありがとうございました。
10月26日第131回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
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○枝野委員 さきがけの枝野幸男でございます。  今回は、いわゆる区割り法とそれから連座制強化に関する法案が二本と、三本の法案が出ているわけでございますが、区割り法に関しましては、私、個人的には一・五倍を超えると憲法違反ではないかと法律家の端くれとして思っているのですが、公平な第...全文を見る
○枝野委員 趣旨はなるほどよくわかるのでございますが、既に何人かの方が触れていらっしゃるかとも思いますが、具体的にこの法文が適用される場面というのはどういったことになっていくのか。そちらの方で具体例を挙げて御説明をいただけますでしょうか。
○枝野委員 確かに、例えば団体動員をかけて交通費を支払いました、具体的にお金が動いているケースですね、こういった場合にはちゃんと届け出をしてくださいよという話は非常にもっともだと思いますし、現実的にも可能であると思うのでございますが、一番ちょっと心配になりますのは、現在の公職選挙...全文を見る
○枝野委員 また後ほどこれに関連してお尋ねをさせていただきますが、次に、改革の皆さんが御提案をされました案につきまして、一点だけお尋ねをさせていただきたいと思います。  提案をされていただいております案の二百二十一条三項五号等、いわゆる罪の加重を組織的な場合の責任者に負わせる、...全文を見る
○枝野委員 御趣旨はなるほどというふうにも思うのでございますが、例えばこの法定刑の加重ということについては、親族あるいは秘書等についてはなされていない。確かに組織的選挙運動管理者の中にこれは加重すべきだという類型の者も多いというのはそのように思うのですが、そういった意味では、例え...全文を見る
○枝野委員 ぜひ今の点、特に与野党協議もあろうと思いますので、慎重な御検討をお願いしたいと思います。  さてそこで、実は先ほど一番最初にお尋ねしました与党案の百九十七条一項ただし書きなどについても関連するのでございますが、公職選挙法、たくさんの規定をつくっております。制限、ある...全文を見る
○枝野委員 今回の腐敗防止、恐らく何らかの形で成立するのでしょう。せっかく腐敗防止の方向へ前向きに進むのでございますから、決してこれで政治改革は終わりではなくて、むしろ私はようやく最初の一歩にすぎないというふうに思っておりますので、ぜひ与野党を通じて、担当の皆様方にこれからも御努...全文を見る
○枝野委員 今の点を含めまして、この法案の修正の点などたくさん与野党で議論をしていただくことになるんだろうと思いますが、政治改革というテーマは与野党超えて全国会議員が共同の土俵の上で議論をしていただく話だと思いますので、ぜひ前向きに、双方協調して議論を進めていただきたいということ...全文を見る
11月02日第131回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
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○枝野委員 さきがけの枝野幸男でございます。  さて私は、昨年の七月の総選挙で、地盤も看板もかばんも全くない中で当選をさせていただいて、今衆議院議員としてこの席に立たせていただいております。あのときに、私のようにお金も地盤も何もない者が当選をさせていただくことができたのは、まさ...全文を見る
○枝野委員 この一万五千円という金額は、私の場合はスタッフも非常に少ない選挙をやりましたので、自分でかなり仕切っておりましたのでよく知っておりますが、現実問題として、いわゆるプロのウグイス嬢の方を雇ってお願いをするとなると、到底一万五千円では働いてくれる方はいらっしゃいません。現...全文を見る
○枝野委員 短い時間で、もう時間でございますが、ぜひ総理には、そういった立場での御答弁は総理という立場からできないと思いますが、政権を支える与党の党首という立場でもいらっしゃいますので、ぜひリーダーシップを発揮していただいて、本来の政治改革の目的であります政治が国民の信頼を回復す...全文を見る
11月09日第131回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○枝野委員 さきがけの枝野でございます。  まずきょうは、私が一般質問に立ちますときにはいつもお尋ねをしております夫婦別姓、夫婦選択別氏の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  この問題について、法務省サイドで最近いろいろと動きがあるようでございますので、それに...全文を見る
○枝野委員 今その意見照会をしているというお話でございますが、その意見照会はどのようなところにしているのか。具体名というよりも、どういったところということで結構でございますので、御答弁をお願い申し上げます。
○枝野委員 前回この件について御質問申し上げたときにもお話をしたのですが、夫婦別氏の問題というのは、実は当事者としてかかわるのは若い世代、独身の世代が非常に現実の問題としてこの問題をシビアにとらえているという現実がございます。そうした意味では、今照会先として挙げていただいたところ...全文を見る
○枝野委員 ぜひその世論調査を早急に、しかもこういった世論調査というのは質問の仕方、立て方によってかなり内容が変わっできますので、できるだけ中立公正的な立場から答えが引き出せるように、ぜひ進めていただきたいと思います。  その試案の中身に若干入りたいのですが、ここでは、夫婦別氏...全文を見る
○枝野委員 ところが、この試案が出ましてから、この問題に関心のある議員と意見交換、あるいはこういった問題に関心のある皆さん、弁護士その他との意見交換の中で、三つの例示は三つの例示としていいんだけれども、その中に出てくる例えば子供の問題、氏そのものの問題と子供の問題との組み合わせ、...全文を見る
○枝野委員 何度もこの委員会で申し上げていることでございますが、夫婦別氏の問題はいろいろなとらえ方ができると思います。現実にそうされております。  確かに日本の社会制度、家族制度にかかわる問題だというふうなとらえ方からすれば、慎重にという意見も出てくるのかな。それはそれで理解は...全文を見る
○枝野委員 ぜひ前向きに、できるだけ早くお願いを申し上げます。  この問題だけやっていますと一時間でも二時間でも尋ねたいことがありますので、話題を変えさせていただきます。  実は、この夏、法務委員会の派遣でヨーロッパの視察に行かせていただきました。そうした中で、難民の問題とい...全文を見る
○枝野委員 行政サイドの側ではいろいろ問題があるのでお答えは結構ですけれども、私は、個人的な認識としては、残念ながら、東アジアの中には大量の難民が発生するような、例えば内戦のような状況が、近い将来、三年、五年あるいは少なくとも十年とかというスパンで見たときには出てきかねないところ...全文を見る
○枝野委員 大臣からも御答弁いただきましたとおり、まさにこの問題は法務省限りで到底できる話ではございませんが、法務省も担当関係省庁として非常に大きなウェイトを持っているんじゃないかなというふうに思っております。そして、もちろん、難民のような形が大量発生しないような、そのための外交...全文を見る
○枝野委員 政府一体ということと同時に、まさにこれは政府・与党、あるいは与党に限らず政府と政治家とが一体となって考えていかなければならない、いざというときではもう遅い、対応がし切れない、遅い問題だろうと考えておりますので、私どもも政党のサイドとして勉強させていただきたいと思ってお...全文を見る
○枝野委員 一人当たり六万円ということになりますと、これはむしろ保護司さんの方の持ち出しという現実があるのだろうなと、これはもうだれでも常識的にわかる数字だなと思います。そういった報酬ももらわず、むしろ持ち出しで、まあ本来政府がやるべき仕事の一端だと思いますが、やっていただいてい...全文を見る
○枝野委員 まさに本当に手弁当で一生懸命やってくださっている方には、そういった形でその御努力というのを表彰させていただくというような形で報いるしかないだろう、大変大事なことじゃないかと思っております。  私どもの党は、厚生大臣が勲章制度について意見を持っておりまして、確かにそう...全文を見る
○枝野委員 実は、例えばいろんな省庁でいろんな御活躍をいただいた方に大臣表彰というシステムは、これは必ずしも保護司さんの世界だけではないということでございますが、ただ、そうした中で、保護司さんをやっていて、その功績によって法務大臣の表彰を受けるという年齢が、ほかの省庁の大臣表彰、...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございました。
11月29日第131回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○枝野委員 新党さきがけの枝野でございます。参考人の先生方には、本日はお忙しい中をおいでいただきまして、本当にありがとうございました。  さて、私は、特に弁護士の不祥事問題に関連いたしましてお尋ねをしたいと思いますが、今回の弁護士の相次ぐ不祥事に対応いたしまして、日弁連が何とか...全文を見る
○枝野委員 なかなか、日弁連の事務総長というお立場なので、明快なお答えはしにくいとは思いますが、例えば、今お話にもございましたとおり、明年の七月、検察庁跡地という、国有地の中でも最も条件のいい場所を東京三弁護士会と日弁連とで借り受けて、新しい弁護士会館ができ上がります。  確か...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございました。持ち時間になりましたので、また午後、法務省に対してもこの件については質問させていただきたいと思っております。  ありがとうございました。
○枝野委員 新党さきがけの枝野でございます。  午前中日弁連の事務総長にお伺いしたのに引き続きまして、東京三弁護士会が鼎立をしているという問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず事実関係からお尋ねを申し上げますが、明年の七月、日比谷公園に面した旧東京地検跡地に東京三弁護...全文を見る
○枝野委員 現段階で、最初の地代は確定していないわけですか。
○枝野委員 本来であれば、地代が幾らになるのかという話をお伺いして進めたかったのですが、というのは、地代の交渉を日弁連、弁護士会と法務当局、大蔵当局でしている云々という話は私も弁護士会に属しておりまして知っておりますので、具体的に現段階ではおっしゃれないのであればそれで結構なんで...全文を見る
○枝野委員 今指摘をいたしましたのは、確認をしていただければ間違いのないことでございますので。  確かに、弁護士会には弁護士自治というものがございます。それから、国有財産といえども、貸し渡した後の使い方に対して一つ一つ全部細かくチェックをしなければならないというものではない、む...全文を見る
○枝野委員 特に東京三会の問題は、一見小さな問題のことのように見えますが、まさに、例えば綱紀粛正、懲戒処分等にも絡んでくる問題でもあると言えますし、まさに弁護士が、弁護士会が国民の信頼を失わない、回復させるという意味で大切な問題であるというふうに理解をいたしております。  今私...全文を見る