枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  柳澤厚生労働大臣には、ぜひ御自身から辞職をされることを期待しておりましたし、そうでないならば、安倍総理が罷免をされるということを期待しておりましたが、残念ながら、国民の多くの皆さんの声に反して、きょうもこうして答弁の場におられているとい...全文を見る
○枝野委員 今のお答えですと、表現が悪かった、だからその表現をかえれば、撤回すればいいんだというふうな意味に受け取れたんですが、そういうことなんでしょうか。
○枝野委員 総理も同じ認識でよろしいんでしょうか。
○枝野委員 今の厚生労働大臣の御答弁も総理の発言も、伺うと、どうも女性を機械に例えたことが女性を傷つけて申しわけなかったということにとどまっているように私には聞こえるんですが、もちろんそれだけでも大変深刻な問題だと思いますけれども、私は、もしそれだけであったならば、これだけおわび...全文を見る
○枝野委員 前段について、実はこの話は幾つかのふくそう的な論点があって、今おっしゃられたのは、行政が家庭生活に介入してはいけないという話では、むしろ、柳澤大臣の発言から取り上げれば、きのうおっしゃった健全という発言についての話についての御答弁というか御説明としては今の御答弁であり...全文を見る
○枝野委員 その現状認識自体が、特に今懐妊をされていて産科などに通っておられる、あるいは最近出産などをされた、そういう現場の実態にかかわっている皆さんの実感としては、明らかにずれているのではないかと私は思うんですね。  確かに、拠点化をしなきゃならないという部分はあるかもしれな...全文を見る
○枝野委員 別の視点から聞きますと、先ほど私が取り上げました〇四年度の厚生労働省調査の時点で、医師の数が減っているのは産婦人科と外科だけというふうに厚生労働省の調査結果になっています。この傾向は大きく変わっていないだろうというふうに思います。なぜ産科、産婦人科と外科だけ減っている...全文を見る
○枝野委員 これも通告しているので、多分お勉強してこられていると思うんですが、福島県の大野病院事件という事件の経緯、それから私、この問題を法務委員会で取り上げたことがありますが、そのときの経緯、大臣は事前に勉強してきていただいておられるでしょうか。
○枝野委員 大野病院事件というのは、これは福島で起きた事件なんですけれども、出産、分娩の際に、非常にレアなケースであったようでございますが、胎盤が癒着をして、その処置のプロセスで母親が出血死をされてしまった。大変お気の毒な事例であって、残された御家族の皆さんあるいは御本人の無念と...全文を見る
○枝野委員 今後、医療事故についてどういうふうにするのか。もちろん、特に医療事故で人の命が失われているという場合については、例えば、真摯に、ベストを尽くしたかどうかをちゃんと事後的にチェックをしないといけないということはあるだろうと思います。あるいは、余りにも初歩的な、平均水準以...全文を見る
○枝野委員 いや、起訴されて刑事裁判の手続でも、公訴の取り下げできますよね。通告していないから、もしかすると弁護士資格を持っているほかの大臣に聞いた方がいいのかもしれませんが、法務大臣じゃなくて。公訴の取り下げできますよ、検察が判断すれば。  検察は法と証拠に基づいてやるわけで...全文を見る
○枝野委員 少なくとも、あのときも私は法務委員会で申し上げたと思うんですが、当時と大臣かわっていますが、厚生労働省と法務省との間で真摯に協議をして、これがまさに現場に与える社会的影響、それから、逆に、法務省としての、あるいは検察を通じて持っている法と証拠の状況として、もしかすると...全文を見る
○枝野委員 報道によると、今、法務大臣がお答えになったように、横浜地検は、構造的問題があるということも理由の一つにして起訴猶予にしている。起訴猶予というのは、構成要件的には刑罰に該当するけれども起訴しないという判断をしたわけであって、報道によると、これは看護師による内診行為、助産...全文を見る
○枝野委員 正確に言いますと、裁判ではなくて裁判の前、起訴をしなかった。しかも、起訴猶予ですから、嫌疑不十分とか嫌疑なしではありませんから犯罪には当たる、当たるけれども起訴をしない。その理由として、構造的な問題として、つまり、犯罪には形式的に当たるけれども起訴しないということの理...全文を見る
○枝野委員 時間があれば後でやろうと思っていますが、私は、助産師さんの看護師さんとは別の知識、技能というものはもっともっと生かさなければいけないと思っていますので、助産師さんが不足をしているのであれば、その養成ということに早急に取り組む、それはもうまさにそのとおりでありますが、ま...全文を見る
○枝野委員 答えていただいていないんですよ。現場の病院はどうすればいいんですか。  厚生労働省の〇五年十二月に出している看護職員需給見通しでも、助産師について平成二十二年で千名不足する。厚生労働省自身の需給見通しでも平成二十二年で千人不足すると出ているんですよ。現場の実態からす...全文を見る
○枝野委員 ネットワーク化、拠点化自体の話、先ほど来、私、それ自体がこのケース、産科医療についてどれぐらい意味があるのかということについては疑問を持っていますが、仮にそれがあったとしても、助産師さんというのは、拠点病院のような大きな、つまりリスクのある患者さんについて、妊婦さんに...全文を見る
○枝野委員 まさに経済の話だったらそうなのかもしれないんですよ、マクロとして、そういう対応をしていって経済をよくしていきましょうと。だけれども、現実に、目の前に患者さんを抱えていて、なおかつそれに対応しようと思ったら、検察が認めている構造的な問題ですから、助産師さんが足りない、ど...全文を見る
○枝野委員 質問にはお答えをいただいていないんですが。構造的な問題と、あなたの政府のもとの検察が言っているんですよ。構造的な問題だと言っているのは、あなたがトップを務めている行政府の一員である横浜地方検察庁の検事が言っているんですよ。  そうして、現実に、構造的な問題である以上...全文を見る
○枝野委員 安心して子供を生み育てるということの、ある意味では一番の一つのポイントは、安心して出産できるというところ、そこが、まずはこの間のいろいろな経緯の中で産科医療がどんどんどんどん弱体化をしている。さらにそれを加速することを、起訴している検察というのも行政府の一員ですからね...全文を見る
○枝野委員 先ほど来ちゃんと申し上げているじゃないですか。起訴されたとしても、起訴便宜主義ですし、起訴された事件についても検察は公訴を取り下げることは自由にできるんです。そして、検察庁法だったと思いますけれども、法務大臣には検察庁に対する指揮権があるんです。法律上認められているん...全文を見る
○枝野委員 数を把握しているだけなんですか。つまり、もちろん子供がいないカップルでも、子供が欲しいと思っていない方もいらっしゃるし、子供は欲しいけれども不妊治療などの生殖医療をせずに、自然に任せて、もしできたらいいねということでいらっしゃる方もいるし、実際に不妊治療に当たっていら...全文を見る
○枝野委員 不妊治療というのは、実は保険はききません。保険をきかせることがいいのかどうかというのは、違った視点から実は議論のあるところなんですけれども、大変お金がかかります。お金がかかります上に、期間がかかります。何かやれば一回でうまくいって妊娠をして出産できるというケースは、逆...全文を見る
○枝野委員 五年で切るということ自体が、そもそも、月に一回、多くても月に一回のペースでしか治療が進みません。一年、二年、十分精神的には厳しいプロセスなんですよ。なおかつ、費用が物すごくかかるんですよ。  どれぐらい費用がかかっているのかということについての実態把握は、今の御答弁...全文を見る
○枝野委員 揚げ足をとるわけじゃないんですけれども、全部の細かいデータをここで言葉でしゃべれと言うつもりは全くありません。だから、どこかで、アバウトなところでお話ししていただいていいんですけれども、実際に不妊治療に取り組んだ立場からすると、五年も長い期間やって、その間、頑張って頑...全文を見る
○枝野委員 それで、どうするんですか、厚生労働省としては。何を今しているんですか。これからどうしようとしているんですか。
○枝野委員 またマクロなんですよね。もちろん、十万円でも、二回でも、それは、ないよりはあった方が当事者の皆さんはありがたいだろうというふうに思います。所得制限もできるだけ高い方がいいだろうというふうに思います。しかし、では今のような施策で本当に、子供が欲しいということで一番努力を...全文を見る
○枝野委員 ほかの病気、病欠などの場合とのバランスとかいろいろなことが、配慮が必要なのはよくわかりますが、今の社会の実態を見ていただきたいんですが、不妊治療のために休暇を下さいということがそもそも言い出しにくい、事実上ほとんど言い出せない、言い出したとしても、たまたま理解のある上...全文を見る
○枝野委員 これは総理にお尋ねをした方がいいのかどうか私も迷うんですが、総理も私の今の発言は御理解をいただけるんではないかというふうに思います。ぜひ厚生労働大臣と御協議いただいて、今のような悪意のない、本当に皆さん善意に基づく御発言なんですよ。それで言っていただいているんです。そ...全文を見る
○枝野委員 ぜひ、厚生労働大臣の反省ということを形につなげていくんだとしたら、もちろん、いわゆる広い意味での、一般的な意味での少子化対策をきちっとやっていただくということも大事でありますけれども、どこを傷つけたのか、何を、一番どういう人たちを傷つけたのかという観点からも、今のこと...全文を見る
○枝野委員 けさの毎日新聞なんかも大きく取り上げておりますけれども、現場、現実は非常に混乱をしています。  十月十日とよく言われますけれども、いわゆる出産予定日に生まれるケースだけではない。世の中、たくさん、早産というケースもあります。うちも、九月一日の予定日だったのが七月十三...全文を見る
○枝野委員 何か実態調査をしているとか、するとかという話も報道されているんですが、実態調査はしているんですか。しているとすれば、どういう対象に対してどういう調査をしていて、いつごろまとまって、当然、結果は公表していただけるんでしょうね。お答えください。
○枝野委員 そもそも遅いんですよ。それから、実態調査がそもそも必要なのかということと両方今申し上げたいんです。  毎日新聞の二月四日配信の報道によると、二〇〇二年に、自治体の戸籍担当者の集まりの中でこの問題が取り上げられて、運用改善が必要だという声が上がって要望が上げられている...全文を見る
○枝野委員 現実に、例えば、前の夫が失踪してしまって、それで、手続をとって離婚ができましたと。どこかに行っちゃっているんですよ、失踪しちゃって。それで、ようやく法律上の離婚ができたので、新しい男性と新しい家庭を。まさに再チャレンジ。ところが、そのお子さんが、法律上の離婚の日、相手...全文を見る
○枝野委員 産みたくても産めない、いろいろな理由があります。最後に、産みたくても経済的な理由で産めないという問題を取り上げたいというふうに思います。特に、その典型例として、いわゆる偽装請負の話を取り上げたいと思います。厚生労働省、どこまでお答えいただけるんでしょうか。  キヤノ...全文を見る
○枝野委員 違法な行為なんですよね、いわゆる偽装請負は。違法な行為をした企業で、すべてのことを公表するかどうかは、いろいろな議論があるでしょう。ですから、今新聞記事を読むときに、キヤノンや何々と、ほかの会社の名前は挙げませんでした。それは、キヤノンは、繰り返します、トップが皆さん...全文を見る
○枝野委員 だったら、自分がトップを務めている会社で違法な行為がないようにまずするのが責任じゃないですか。その上で、いや、うちの会社はちゃんと守らせているけれども、これで守っている状況ではとても実態は回りません、だから何とかしましょうよ、こう提言するなら百歩譲って一つの見識だと思...全文を見る
○枝野委員 だから、では、キヤノンは本当に守っているんですか。公表してくださいよ。キヤノンに対して、いつどういうふうに、どういう申し立てがあったりとか、どういう監督が行われて、どういうふうに改善されたのか。全部なんて言いませんよ。経済財政諮問会議でまさにいろいろな指摘をされている...全文を見る
○枝野委員 この会社は、派遣とか請負、つまり正社員以外の比率の非常に高い企業であるということが言われている。その上で、経済財政諮問会議で先ほどの発言に続けてこんなことを言っているんですね。「今の派遣法のように三年経ったら正社員にしろと硬直的にすると、たちまち日本のコストは硬直的に...全文を見る
○枝野委員 私は、国際競争の中でコストの削減はしていかないと競争に負けていくケースがあり得る、そのことはよく認めていますよ。でも、そのときに、まさに企業経営者のモラル、まさに道徳、その一番として、厳しいときにはまず経営者がみずから身を削って、それで、それでもどうしても足りないとき...全文を見る
○枝野委員 ですから、その偽装がどの程度どうあってどう改善されているのか、ちゃんと厚生労働省、出してくださいとまずは申し上げているんですよ。それで、本人を呼んでどうなっているのかちゃんと聞かせてください、そういうことを申し上げているんですよ。ですから、それは必ずやっていただきたい...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○枝野委員 柳澤厚生労働大臣に伺います。  厚生労働大臣、次から次へといろいろな御発言をされて、それぞれ大変な問題だと思っておりますが、たまたまの失言ではなくて、先日、二月七日の私の質問に対する答弁、これは質問通告もしておりまして、二度三度と繰り返し、二度かな、柳澤大臣は、同じ...全文を見る
○枝野委員 この関係でやりとりをしているので。  産科の医療の現場が大変、過当労働という言葉はそのときは使いませんでしたが、そういう状況にあること、そして、訴訟リスクの問題で大野病院問題を取り上げているんですよ。にもかかわらず、繰り返し繰り返しあのとき柳澤大臣は、そうした問題も...全文を見る
○枝野委員 もう一度だけ聞きます。  あのときの質疑で、私は、一般的に、まず産科の医師が減っている理由は何かということをお尋ねしたのに対して、明確に大臣は、出生数、ニーズが減っているからということをお答えになって、そのことに対して世の中から批判をされていて、ようやく、先日の総理...全文を見る
○枝野委員 出生数の減少が産科医師の、ミクロで見たときの、例えば廃業とかの理由の一つに全くなっていないとは言わないです。たまたま、この地域は最近患者さんの数が少ないから、そろそろ年だからやめようかという産科のお医者さんもいるでしょう。しかし、全体として産科の医師が減っていることの...全文を見る
○枝野委員 お金の問題がこの話の解決策の最初に残念ながら議論されていることが、私はちょっとずれているんだろうというふうに思います。  もちろん、病院経営、運営ということの観点からは、例えば産科の医師を複数配置するためには一定の収入がないといかぬということで、診療報酬を初めとして...全文を見る
○枝野委員 提案だけしておきます。  そもそも業務上過失致死罪で、例えば大野病院事件も逮捕、起訴されているんです。業務上過失致死罪で一番件数の多いのは、交通事故なんです。交通事故で例えば人をはねてしまったという事件と、高度な医療技術の、これが最善を尽くしたのか尽くさなかったのか...全文を見る
○枝野委員 前置的な手続で死因究明とかというのも、それもなされたらいいと思うんですが、これは多分冬柴弁護士はおわかりだと思いますが、それではだめなんですよね。刑法そのものについて手を入れないと、例えば航空機事故についても、原因究明としての航空・鉄道事故調査委員会があるんだけれども...全文を見る
○枝野委員 実際に勤務をされている看護師さんが助産師の資格を取ろうと思って、仕事はハードだけれども頑張ろうと思っても、勤務先の病院、周辺の理解などがないと、実態は絵にかいたもちになります。そういうことも含めてちゃんとやられるということをお願いしたいと思います。  助産師について...全文を見る
○枝野委員 独立の助産師さんに頑張っていろいろな役割を担っていただく、もっともっと活躍をしていただく、その場合に医療機関との連携をしっかりとしていただく、万が一、リスクが高いとか何かあったときに。それは大変結構なプランなんですが、現場の現実は、なかなか連携医療機関を頼んでも引き受...全文を見る
○枝野委員 経済財政担当大臣、時間が足りなくなりそうなので結構でございます。なかなか、経済論争をずっとやりたいと思っていながら、その前のところでいつも終わってしまうので。申しわけありません。  一貫して現場、つまり机の上で書いたプランは立派だ、だけれどもそれが現場の状況とずれて...全文を見る
○枝野委員 そもそも、一台登録ということ自体が時代に合っていない。  一番私が何だこれはと言われたのは、故障か点検か何かで代車に乗らなきゃならないというときに乗れない、割引してくれない、何だこれはという話になるわけですよ。これは、この予算委員会でも障害者の皆さんの経済的困窮の問...全文を見る
○枝野委員 道路事情、交通事情は地域によって違うというのもよくわかっていますが、逆に言うと、だけれども、どこに住んでいる障害者の方も同じように配慮をいただかなければいけないと思いますので、ぜひ厚生労働大臣も意識をしておいていただければというふうに思います。  もう一つ、とんでも...全文を見る
○枝野委員 これは、まず警察から送検されている、警察のところで見落としているんですね。起訴しているから、起訴した担当検事が見落としているんですね。起訴するとき、必ず次席検事、僕は、最終的な責任者は、大阪地検の次席検事が責任者だと思いますが、そこも見落としているんですよ。  この...全文を見る
○枝野委員 関係者の処分、そして起訴された被害者、これは逮捕、勾留されているわけじゃないからその補償はされないわけなんですが、どうやってこれは謝るんだろうなというふうに思いますが、そういったことなど含めて、しかるべき対応をお願いしたい。  最後に、時間がなくなりましたので、通告...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  四人の公述人の皆さんには、お忙しい中をおいでいただき、貴重な御意見をありがとうございました。  私からは、まず、大野公述人にお尋ねをさせていただきたいと思います。  現場の実態を大変切実にお話しいただいて、ありがとうございました。派...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。本当に、まさに世界に冠たる日本の技術を大野さん初め背負っていただいているんだなということを、我々素人にわかるようにお話をいただけたんじゃないかというふうに思っております。  今度は、組合の支部長というお立場で、東京ユニオン全体としても、キヤノン...全文を見る
○枝野委員 それから、きょう、資料で、キヤノンの正社員採用セミナー開催、こういうのをつけていただいています。  念のためなんですが、一月二十七日とか書いてあるんですが、これは、ことし出たものということでよろしいんでしょうか。うなずいていらっしゃいますが、お答えでお願いします。
○枝野委員 そうすると、皆さんが立ち上がって何とか正社員にしてくれというようなお話を会社などともして、労働局にもお話をして、それ以降であるし、それから、御手洗会長が正社員化を進めますというようなことを報道された後であるということになるわけだなということを今確認させていただきました...全文を見る
○枝野委員 今度は、日本の技術の最先端を担っていただいている物づくりの、職人さんという言い方がいいんでしょうか、エンジニアさんという言い方がいいんでしょうか、その立場として、キヤノンに限らずいろいろなところで同じようなことが起きているのではないかと一般的には報道等で言われておりま...全文を見る
○枝野委員 日比野公述人にもお尋ねをさせていただきたいと思うんですけれども、金利の話を触れておられます。  日銀が金利をどうするかという話と別に、現実に中小企業を経営されている立場で、実際の借り受け金利と、それから、個人としては銀行に預金をお持ちだろうと思うんですね。これは実感...全文を見る
○枝野委員 ここは議論する場ではないので、いや、だからこそ、それで銀行は立ち直ったので、だから、貸出金利は上げずに預金金利はちゃんと払ってくれよ、こういう方向にならないと筋じゃないなと。バブルの崩壊の後の回復のときに、借りる金利はそんな下がらなかったけれども、預金金利はしようがな...全文を見る
○枝野委員 もう一点だけ日比野公述人に聞かせてください。  日比野公述人は地元の商工会議所の会頭までされていますので、中小といっても上の方の中小だろうと思うんですが、実は私は零細企業の息子でございます。多分、父親と母親とそれ以外に正社員は一人か二人ぐらいで、あとは全部パートとい...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。  これは、森田先生にお尋ねをするのはもしかすると筋が違うかもしれませんが、故事来歴から、今地方をいろいろ回っていただいて、地方の経済状況、いろいろ気になっていらっしゃると思いますので、今と同じ質問を。  つまり、私が知る限りでは、日本の経済...全文を見る
○枝野委員 ちょっと難しいことをお尋ねするかもしれませんが、大野さん、ちょっとお聞きをいただきたいんです。  キヤノンの会長の御手洗さん、経済財政諮問会議という政府の機関の委員でもあられて、国際競争が激しくて大変なんだ、だからコストを下げなきゃいけないんだということを一生懸命お...全文を見る
○枝野委員 私の残り時間、あと三分ぐらいなんですが、うちがお願いをして来ていただいているので、大野さん、もし言い残したこと、言い足りないことがあれば、どうぞ。
○枝野委員 本当にありがとうございます。  個人的なことですが、同郷でございますので、ぜひ頑張って、世界に冠たる製品をこれからも安心してつくっていただけるように、我々もサポートできることがあればというふうに思っております。  中川先生のお話も大変興味深く聞かせていただいたんで...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  雇用・労働問題、その背景にある経済問題について総理と論戦を闘わせたいと思っておりますが、きょうの本題に入ります前に一点だけ。  先日、我が党の小沢代表は、一部で疑義があるとされた事務所費の詳細について、会見を開き、みずから積極的に公開...全文を見る
○枝野委員 もう一点、きのうのこの委員会の質疑で、佐田元大臣、事務所費について問題があって大臣を辞職したという説明をいただきましたが、実はその後、収支報告書の訂正もなされていないということもきのうのこの委員会で明らかになりました。どう問題があったのか、そういう説明も果たされており...全文を見る
○枝野委員 不適切という、中身が何も明らかにされていませんし、不適切であったなら収支報告は書きかえなければいけないはずだと思うんですが、それも出てきておられませんで、先ほど申しましたが、別に内閣が信頼を失っても我々にとってはどちらでもいいんですが、政治全体の信頼が失われるというこ...全文を見る
○枝野委員 その上で、お二人の大臣、現職の大臣、問題ないんだ、法に照らして適切に処理しているんだというのであれば、それはこういう中身なんですということをお示しして、それが法に適しているけれども、それは、今小沢代表について総理もおっしゃられましたけれども、国民の皆さんがいろいろな御...全文を見る
○枝野委員 先日もこのキヤノンの問題を取り上げましたが、あなたが指名をされて、経済財政諮問会議という、ある意味では一国会議員などよりもよほど政策決定に影響力を持つ立場に、この会社の会長を今選任しておられるんです。  厚生労働大臣に伺います。  少なくとも、報道で明確に時期、場...全文を見る
○枝野委員 正確に答えてください。確認はできるんでしょう、言えないということなんでしょう。だって、指導をしているのはあなたの手足である労働局なんですから。
○枝野委員 公表できないと。公表できないという理屈は、厚生労働省の方から説明を受けました。派遣法には公表という規定があって、これこれこういう要件を満たしたときに公表することができるという規定がある。それは、指導にも従わなかったというときにはその旨を公表できるという規定がある。それ...全文を見る
○枝野委員 まず、法律そのものが、「勧告を受けた者がこれに従わなかつたときは、その旨を公表することができる。」。「その旨」というのは、勧告に従わなかった旨と読むのが法律の解釈として正しいと思いますが、「その旨を公表することができる。」それ以外のことは何も書いていないです、公表しち...全文を見る
○枝野委員 キヤノンはそれをやっていないんですよ。  報道は外しましょう。きのう公述人として来ていただいて、その参考資料として文書を出していただいた、東京ユニオンがかかわっている神奈川の事業所のケースだけでも、〇五年二月に神奈川労働局から会社に対して派遣法違反の是正指導が出て、...全文を見る
○枝野委員 二つの意味で今の答弁はおかしな話でありまして、柳澤大臣の言っている、法律の公表の要件についての解釈に従えば、同じ会社であっても、反復、繰り返してでも、その都度ちゃんと従っていれば公表というところまでいかないんですよ、「勧告を受けた者がこれに従わなかつたときは、」なんで...全文を見る
○枝野委員 まず、前段の話ですが、派遣法四十九条の二で勧告とかをなされるのは、個別の、私は本来は正社員になれという申し込みを受けるべきなのに受けなかったとか、正社員になるべき派遣の期間を過ぎているから、正社員にしてくれと言ったのに断られたとかという個別案件を是正する勧告なんですよ...全文を見る
○枝野委員 いいですか、キヤノングループは、みずからの企業グループで偽装請負や派遣法違反を、先ほどのように、報道等や当事者からの声で確認できるものだけでも五件、繰り返しておられます。それだけじゃなく、あるかもしれない。そのことについて公表はされないとしても、内閣総理大臣は知ってお...全文を見る
○枝野委員 個人として御手洗さんを委員にしている。それは個人として、公人が委員になんかなれるはずがありませんから。しかし、まさに経営者としてのいろいろな実績をと。  キヤノンは確かに業績を上げていますよ。その業績を上げていることのその大きな要素は、経営者である御手洗さんかもしれ...全文を見る
○枝野委員 いいとか悪いとかということを聞いていません。美しいかどうかを聞いています。  法に触れないでいろいろなことをやってもうけた金を、人件費に回そうが配当に回そうが賞与に回そうが役員が取ろうが、それはまさに各企業の経営判断であり、個人の判断であります。しかし、こういう経営...全文を見る
○枝野委員 トータルでこういう状況になっているんです。  それから、企業の置かれている状況が違うとか。例えば、設備投資がどうなっているかとか、こういう話だったら、今の事情、お話はわかります。もうけをどう配分しているのかという話をしているんです。その中でも、今、わざと私は配当の話...全文を見る
○枝野委員 きのうの大野さんのを映像で直接見ていただきましたか、公述人の。
○枝野委員 総理、ぜひ見てください。  それから、ぜひ、テレビ、ラジオでお聞きになっている方も、インターネットのブロードバンドをお使いになれれば、今、大野さんというキヤノンで偽装請負の立場で仕事をされている方のきのうの公聴会での公述、どなたでも見られます、いつでも見られます。衆...全文を見る
○枝野委員 中小零細企業の今のようなまさに経営者のモラルが、壊れてきている。壊れてきているその象徴を経済財政諮問会議の委員にして、加速をさせているということになりませんか。
○枝野委員 いろいろとおっしゃっておりましたが、先ほども一度申し上げたんですが、何か勘違いをしている。  国際競争が激しい、国際競争が激しければ利益が上がらなかったりするんですよ。でも国際競争に勝って利益が上がっている、その利益をどう配分するかという話をしているんですよ。それか...全文を見る
○枝野委員 半分わかっておられると思うんですが、確かに今回の景気回復は、三つの過剰、これを処理した、つまりリストラをした、だから景気がよくなったというのが景気回復の半分の要素だと思います。もう半分の要素は円安だと思いますけれども、きょうはそこには触れません。  つまり、メード・...全文を見る
○枝野委員 後ろの方、余り拍手をするところじゃないと思うんですけれども。  私は、各企業が生産性を高める努力をしていないなんて言っていません。世界各国とも、特にコストの高い地域で製造業をやっている世界各国とも、品質の競争を今もしている。だけれども、日本がまだ貧しかった時代の、コ...全文を見る
○枝野委員 別の観点から聞きましょう。  アメリカは雇用の数を伸ばしています。アメリカ労働省の調査では、〇二年から〇六年までで、民間の雇用は四百八十万人ふえております。このアメリカの民間の雇用がふえているうちの八〇%は、従業員百人未満の中小零細企業であります。分野でいうと、教育...全文を見る
○枝野委員 サービス関連産業が大事だというところまでは一緒なんですが、そこを伸ばす方法が規制緩和なのか。今、規制緩和をおっしゃられましたが、私は違うと思うんですね。  まさに国際競争をしている分野というのは、規制を取っ払って自由に何でもやりたいようにやるということで伸ばしていく...全文を見る
03月02日第166回国会 衆議院 本会議 第9号
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○枝野幸男君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました予算委員長金子一義君解任決議案について、提案理由を御説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗読いたします。   本院は、予算委員長金子一義君を解任する。    右決議する。     〔拍手〕 ...全文を見る
03月03日第166回国会 衆議院 本会議 第10号
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○枝野幸男君 休憩前に引き続き趣旨弁明を行います。(拍手)  ただいま趣旨弁明の時間が制限をされましたことは、甚だ遺憾であります。場内におられる皆さんに、なぜ金子一義委員長を解任せざるを得ないのかということについて、十分に知っていただいた上で採決をしていただくのが議会制民主主義...全文を見る
○枝野幸男君(続) そうした安倍内閣の提出した予算、しっかりした審議もなく採決をしたことは、金子委員長の責任と言わざるを得ません。甚だ遺憾でありますが、金子委員長にはこうした責任をとっていただいて解任をせざるを得ない、そのことを強く求めて、まだまだ解任の理由を述べたいことは多々ご...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○枝野議員 私からお答えを申し上げます。  与党の皆さんが、この間の委員会、小委員会、公聴会等の議論を踏まえて今回修正案を出されたということに対しては敬意を表したいと思いますし、一定の評価を申し上げたいというふうに思っております。  ただ、残念ながら、今回、きょう趣旨説明され...全文を見る
○枝野議員 まず第一のお尋ねでございますが、私は、本来、六十年前の五月三日に国民投票法制ができていたことが望ましかったし、そうあるべきだったという立場であります。ただ、その後つくられてこなかった経緯については、いろいろな歴史的な事情があって、当時の社会情勢等からありますので、私は...全文を見る
○枝野議員 まず、地方公聴会の感想ですが、全体として受けとめましたのは、安倍晋三君のせいで日本の憲法議論は十五年ぐらい後退したなという印象であります。つまり、本来、憲法の議論というのは九条だけではない。九条についてもいろいろな方向での改正の方向性がある。国民投票法制については、改...全文を見る
○枝野議員 葉梨委員はよく理解をされていて、半分だけ安倍晋三君と、総理と申し上げなかったのは、彼が使い分けていることはまやかしだという趣旨で私は総理と申し上げなかったのですが。  ちょっと余計なことを申し上げますと、一般的に、自由民主党総裁と内閣総理大臣が同一人物である場合でも...全文を見る
○枝野議員 多分、船田さんも本音では思っていらっしゃると思います、本当に迷惑な話だなと。本当に時代を十五年さかのぼらせてしまって、まあ、それは歴史的にはいい部分もあったと思います、全面否定するつもりはありませんが、戦後の日本はいわば護憲と改憲という私からすれば神学論争でずっとやっ...全文を見る
○枝野議員 ほとんど違いがないということの意味はいろいろありまして、そもそもスタートからほとんど違いがないといえば違いがない。なぜかといえば、憲法九十六条に基づいての手続ですから国会の三分の二以上の多数決で発議して国民投票をやって二分の一以上の賛成という大枠は一緒なので、この大枠...全文を見る
○枝野委員 団長にかわりまして、派遣委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、中山太郎委員長を団長として、理事愛知和男君、理事船田元君、理事園田康博君、理事赤松正雄君、委員石井啓一君、委員笠井亮君、委員辻元清美君、委員糸川正晃君、それに私、枝野幸男を...全文を見る
○枝野委員 民主党の枝野でございます。  四人の陳述者の皆さんには本当にありがとうございました。大変参考になりました。  時間がございませんので、まず私から中野先生に、今政局の道具にされてしまっているという状況の中で、先ほども方向性をお話しいただきましたが、この委員会はどう議...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。  吉田陳述人と、中北陳述人もそうかなと思うんですが、お二人のお話を伺っておりますと、自民党の憲法改正草案のためにこの国民投票があるからけしからぬというようなニュアンスにも聞こえますが、少なくとも、私ほか三名提出の法案は自民党改正案などのような...全文を見る
○枝野委員 新潟でも園田委員が申し上げたんですが、ちょっと事実誤認がありまして、自民党と民主党で修正協議はしておりません。どうしてそういう報道になっているのかもよくわからないんですが、修正協議なんて一切しておりませんで、国会で議論をして、それぞれその議論を踏まえて我々はこう思う、...全文を見る
○枝野委員 了解です。それならいいんです。  逆に言えば、若干お二人の似ていらっしゃる部分があったので、誤解されなければそれでいいんです。つまり、国民投票をすること自体はいい、そのルールさえしっかりしていればいい、そういうことでよろしいんですね。つくること自体は構わないというこ...全文を見る
○枝野委員 時間がないですが。  中北さん、だったら国民投票にかけてもらって否決してもらったら、こんな議論はなくなるんですよ。何で国民投票を避けるのかがよくわからないということと、それから吉田先生の方は、最低投票率が必要だというお立場ですよね。私が申し上げた例えば裁判官の報酬の...全文を見る
○枝野委員 憲法改正事項ですよ。裁判官の報酬減額をしちゃいけないと憲法に書いてあるのを現に国会は減額しているんで、文理とずれているわけですよね。僕はぎりぎり合憲だと思いますが、でも、文理とずれているのを放置していたら憲法の規範力は弱まるじゃないですか。それは仕方がないんですか。
04月12日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○枝野委員 私どもは、成人年齢あるいは他の選挙権年齢が二十であったとしても、憲法改正の国民投票については、より長期にわたって国民を拘束するという性質にもかんがみ、より若い世代に可能な限り投票権を認めるべきであるということで十八歳の投票権ということを従来から主張してきております。と...全文を見る
○枝野委員 現行の国家公務員法や地方公務員法におきましては、憲法改正国民投票に際しての意見表明などを念頭に置くことなく、それ以外の政治的行為を専ら念頭に置いて服務上の問題として規制をしてきています。この現行公務員法制に何ら手当てをしないまま放置をいたしますと、原則自由であるはずの...全文を見る
○枝野委員 私どもは、発議をした国会として、国民の皆さんにその内容等について周知をする責任があると一方で思います。  ただ、この間のこの委員会における議論の中で、なぜ国会つまり政党だけが公費を使って賛成だとか反対だとかアピールできるのか、発議をした側なんだから、むしろ発議を受け...全文を見る
○枝野委員 表現行動についてですから、できるだけその規制は少ない方がいいというふうに我々も思っております。ただ、この委員会でるる議論されてきておりますとおり、テレビCMというのは非常に多額なお金がかかりまして、普通の人がかかわることはできない種類のものである、そして、かける金額の...全文を見る
○枝野委員 国民投票が行われますよということ自体は、その広報は別途あり得るんだというふうに思いますし、それをテレビコマーシャルに使ったりして行うことについてはこの法律で別に禁止をされていない。つまり、それは選挙管理委員会的な形で、投票がありますよ、こういう周知はもし必要があればき...全文を見る
○枝野委員 当初の案でも、具体的な法律案を国民の皆さんに賛成ですか反対ですかというようなことは、少なくとも憲法四十一条の趣旨に照らして望ましいことではないというふうに考えております。もちろん、法的には拘束力がないということでありますから憲法四十一条に反しないと思いますが。  我...全文を見る
○枝野委員 私、この間の報道も皆さんの御議論もちょっとよくわからないところがあるんですが、与党の皆さんはほとんど違いがないとおっしゃっているのであるならば、民主党案に御賛成いただければ円満にすべてが解決するんです。ここがよくわからなくて、早く採決をしろと言っているのは与党の皆さん...全文を見る
○枝野委員 もし拘束力を持った国民投票制度を導入するとしたら、これは当然憲法を改正しなければいけないだろうというふうに思います。憲法に違反しないとしても、憲法四十一条の趣旨を踏まえた立法を我々はしなければいけないだろうというふうには思っております。  したがいまして、何でもかん...全文を見る
○枝野委員 この条文の読み方といたしましては、「その他の国民投票の対象とするにふさわしい問題として別に法律で定める問題」ですので、例示列挙でございまして、意味があるのは、「国民投票の対象とするにふさわしい問題として別に法律で定める問題」というのが法的意味を持つ文言であって、それ以...全文を見る
○枝野委員 我々は構わないとは思っておりません。法律上の義務として、「国は、」とされているわけですから、三年以内に法整備をすることになるというふうに思っております。  ただ、それがそろうまでの間は二十とするという規定を置く意味が全くわからない。三年以内に整備をすれば済むだけの話...全文を見る
○枝野委員 折り込みだったら見ないで捨てちゃうというケースもたくさんあるでしょうが、逆に言うと、新聞の場合も、どこの面に掲載されるかとか、あるいは、我々は仕事柄政治面は隅々まで読んでいるかもしれないけれども、読んでいないページもたくさんあって、人によって全然違うわけです。我々も政...全文を見る
○枝野委員 御承知のとおり、表現の自由に対する規制で許されないのは、内容に立ち入っての規制、こういう内容だからやってはいけませんという、表現内容に立ち入った規制というのは許されるものではない。あったとしても、必要最小限度でなければならないということになります。  ただ、例えばこ...全文を見る
○枝野委員 私は、我が国の憲法の読み方と同時に、比較外国憲法の見地からも、最低投票率とか、あるいは総有権者の何%という最低得票率とかという規定は、我々の把握している限りでは、いずれも、あるところは全部憲法典に規定があるということでありますので、我が国の憲法が最低投票率とか最低得票...全文を見る
○枝野委員 私どもは、この間の委員会における議論を踏まえて修正案を出しておりますので、我々の当初の案を全部そのまま審議の経緯も踏まえずに丸のみしろとは一言も言っておらないわけで、この間、公明党などもいわゆる予備的国民投票などという御発言、御提言もあり、そうしたことも第一条の条文の...全文を見る
○枝野委員 まず、葉梨議員の今の発言は、我が党案に賛成できないことの理由にはなっていないということが一つであります。  それからもう一つ、やはり意味が違うと思っています。三年以内に整備をするという意思を持って進める以上は、今の段階ではやはり三年以内にできることを前提にしておけば...全文を見る
○枝野委員 私は殊さらに違いが大きいと申し上げているつもりはなくて、なぜ与党は賛成できないんですかと。民主党案に賛成されればいいんであって、賛成できない理由は少なくとも先ほど来全く出てきていない。円満にみんなでやろうと言うんだったら、民主党案に賛成すれば国会の衆参合わせて三分の二...全文を見る
○枝野委員 審議の時間をどれぐらいとれば十分なのかというのは、これはいろいろな判断があるんだろうと思います。ただ、間違いなく言えることは、今笠井先生からの与党に対する御質疑を聞いておりまして、笠井先生のおっしゃるとおりだなと思うところもあるし、答弁者のおっしゃることはそうだなと思...全文を見る
○枝野委員 この委員会が結果的にうまくいかなかったことの原因は、それぞれの党が各党案を提出してしまったところに原因があるんだろうなと思っていまして、重要な問題ほど、一度自分のところの党の案を出すと、いろいろなことを言っても、結局最後は政治的には自分のところの案に相手を賛成させると...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 本会議 第22号
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○枝野幸男君 ただいま議題となりました民主党提出の修正案につきまして、提出者を代表して、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民投票法制については、憲法改正に対する立場の違いとは関係なく、客観的、中立的な手続として幅広いコンセンサスのもとで制定しなければならないと...全文を見る
○枝野幸男君(続) 権力組織とその行使のあり方について定めた法、これが憲法の定義です。そして、権力が濫用されないように、しっかりとした憲法を定め、これによって権力を拘束するというのが近代立憲主義であります。憲法九十九条は、憲法擁護の義務を天皇、公務員に課していますが、国民には課し...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○枝野議員 公務員であったから不祥事があった、そして、公務員であった状況のときになぜそれを防げなかったのか。社会保険庁の歴史の中で、自由民主党が管理監督をしていなかった時期というのは多分二年間しかなかったと思いますが、その管理監督者の能力の問題だと私は思っております。  不祥事...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  きょうは、総務省に対しまして、最近、報道、放送メディアが、間違った放送等によって社会的にも問題になっております。虚偽の放送による報道被害や国民生活への悪影響をしっかりと防止しなければいけない。ただ、その一方で、表現の自由、報道の自由とい...全文を見る
○枝野委員 そこで、主に「朝ズバッ!」についてお尋ねをさせていただきたいんですが、四月二十七日の厳重注意の行政処分によりますと、「一月二十二日放送の「みのもんたの朝ズバッ!」においても、事実に基づかない報道が行われたことは、」ということになっていますが、事実に基づかない報道という...全文を見る
○枝野委員 果たして、一月二十二日前後の「朝ズバッ!」の放送内容の問題点が今の三つだけであるのかということについて、これは後ほど議論させていただきたいんですが、今の三点は、東京放送もみずから認めている話であります。  それから、「あるある大事典」の方についての警告の行政指導文書...全文を見る
○枝野委員 報道の自由、表現の自由ということを考えますと、今のその制度、つまり、行政権限をもって、行政庁が放送局に対して、例えば立入調査するとか、あるいは関係者に対する強制聞き取りを行うとか、そういう制度がないということは、これは適切なことだというふうに思います。行政権限がそこに...全文を見る
○枝野委員 私もその最後のところが大事だと思っております。  放送法を見ていきますと、三条の四に放送番組審議機関を各放送事業者が置くということになっているわけでありまして、そこは放送事業者に対して意見を述べることができる、放送の適正を図るため必要な事項を審議するということでござ...全文を見る
○枝野委員 その調査に基づいて総務省に報告された内容が、真摯な調査に基づいて、そして、ああ、こういうところを間違えましたねということが報告されているのであるならばいいんですが、でも、逆にそうであるならば、行政指導までする必要があるのかなという話のまた新たな論点も、実は僕は個人的に...全文を見る
○枝野委員 私は、先ほど申しましたとおり、総務省に強制的な調査権限がないということは正しいことだと思っております。今後も維持されるべきだと思っております。それで、そういう制度に基づいて、総務省としては、それ以上できません、できない以上は認定できませんという答えになるのは、総務省の...全文を見る
○枝野委員 ごめんなさい、僕の聞き方が正確でなかったかもしれませんが、まず、私が先ほど聞いたのは、これについて行政指導しろという話ではなくて、つまり、もしもその疑いが濃厚であるというこの疑い、つまり、カントリーマアムについての証言をチョコレートの証言に流用したということが本当にそ...全文を見る
○枝野委員 そうなんですよね。関テレの方は民放連というのを除名されたりまでしているわけで、どっちが重大なのかというのは、これはいろいろな評価はあるかもしれないけれども、関テレ以上に重大かもしれないような話なんですが、結局は、少なくとも今の仕組みの中で、総務省としては、当事者である...全文を見る
○枝野委員 これは、言わずもがなのことなんですが、再発を防止するためには、事実関係、どうしてこういう間違いを犯したのか、間違いはどこまでどういうふうにあったのかということをすべて明らかにして初めて再発防止だと思うんですよ。一たんは何か不二家と東京放送は、番組で派手に、いや、不二家...全文を見る
○枝野委員 あと五分時間がありますので、先ほどちらっとそちらでもお答えになった話との絡みで、この東京放送に対する、「朝ズバッ!」の行政指導は、放送法三条の三第一項、つまり、東京放送が独自に定めた番組基準に反しているということであります。どういう番組基準に反しているという認定をされ...全文を見る
○枝野委員 三点あったわけですけれども、三点ともその規定に反する、こういう理解でいいですか。
○枝野委員 通告をしていないので、もしわかればでいいんですけれども、今のようなことが今の基準に反しているということだけの前提に立ったとしても、翌二十三日の、先ほどお話のあった、だから廃業してもらいたい、だからメーカーとして存続していること自体おかしいという影響力のあるメディア人の...全文を見る
○枝野委員 これも気をつけないといけない話なんでありますけれども、事実に基づいて、こういう悪いことをしたところがもう存続しない方がいいと思うのか、存続させて再建させた方がいいと思うのか、それは人それぞれの価値判断、意見があるから、まさに思想、信条の自由、表現の自由だから、テレビに...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○枝野議員 現状では、社会保険庁と税務署が分かれているわけでありますけれども、法人税法では、会社を設立登記した場合には必ず税務署に設立届を出すということになっているわけでありまして、当然、税務署が歳入署になるわけでありますから、そこでその法人が設立をされたと。  そこが、税につ...全文を見る
○枝野議員 まず、そもそもの天下り規制について、我々は、中央省庁、国家公務員そのものに限らず、いわゆる特殊法人や独立行政法人の職員の皆さんがそこから天下りするということについても規制をかけるべきであるということで、我が党の天下り規制についての提案をさせていただいているところであり...全文を見る
○枝野議員 憲法や国会法に基づいて、国の機関、公務に携わっている者については、もちろんポジションによってどういう人を呼ぶかということはありますが、国会に出てきて説明をするという義務が法律上ございます。したがいまして、国の機関である我が党の歳入庁の構想では、当然、歳入庁の長官を初め...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○枝野委員 今の山井さんの質疑を聞いていて、ちょっと私からも聞きたいことがあるので、今の担当者、残っていてもらった方がいいと思いますが、今の御答弁の中で、本庁調査を二百件ほどやっていると。社会保険事務所や市役所に問い合わせて、社会保険事務所や市役所では調べられないけれども、本庁で...全文を見る
○枝野委員 それは何人ぐらいでやっているんですか。
○枝野委員 それで、そこでの調査の結果として、現場ではわからなかったけれども、こういうところに記録が、断片がありました、くっつけることができましたとか、そういうケースとかは出てきているんですか。
○枝野委員 では、何のためにやっているんですか。
○枝野委員 有用であるかどうかということについてはまた別途議論をしなきゃいけないと思いますが、先ほど山井さんの提起をした案件、御本人の記憶、それも具体性を持った記憶がしっかりとあって、ただ領収書がないからだめだと現場で言われ続けていて、二年間もそういう状態でやりとりされている。 ...全文を見る
○枝野委員 だれが判断しているんですか、上に上げるべきだと。
○枝野委員 強く要望しているじゃないですか。強く要望して、二年間もやって、それでらちが明かないので、私はこういうことは政治がやる仕事じゃないと思いますけれども、やむなく政治のところで、何とかならないかとまで強く言っているわけじゃないですか。  しかも、少なくともこれは一方当事者...全文を見る
○枝野委員 山井さんの案件で、昔の勤務先に確認してほしいと年金相談の方に言ったら、年金相談の方が、記録がない以上、そんなことをしても仕方がないと言ったんですよ。領収書がない、記録がない、だからだめですよと窓口は突っぱねているんですよ。  窓口は徹底していないじゃないですか。そん...全文を見る
○枝野委員 そういうところに行っているけれどもという話なんですよ。  質問に答えてください。そんなにきちっと窓口は、今大臣は主観的にはそうお考えなのかもしれない、ちゃんと徹底して調べなきゃいかぬと思っていらっしゃるのかもしれませんが、本当に同じような高いモラルと能力を持って現場...全文を見る
○枝野委員 現場がちゃんとやっていないから社会保険庁改革だったんじゃないんですか。違うんですか。この間も、公務員のままじゃちゃんとやれないから非公務員にするんだという話だったんじゃないんですか。言っていることを、都合いいところだけ都合いいようにやらないでください。どっちなんですか...全文を見る
○枝野委員 今の形式的意味の公務員問題は後でやりますが、その前に、金融庁、金融担当の大臣政務官においでをいただいていますが、民間の生命保険会社で、最近、保険料の未払い問題というのが社会的な問題になりました。金融庁としてはどういう指導をして、今、生命保険会社はどういう対応をしている...全文を見る
○枝野委員 確認をいたしますが、生命保険会社に対する金融庁の指導は、その場合に言う支払い漏れというのは、請求があったのに支払わなかったというケースだけではなくて、請求がなかったために支払わなかったというケースを含めて指導しているし、調査をしている、これでよろしいですね。
○枝野委員 国民の皆さんが役所と生命保険会社のどっちを信用しているのかというのは、これはなかなか微妙な問題かもしれませんが、建前としては、役所の方が信頼度が高くないとおかしいと思うんですよ。民間の生命保険会社に対して、請求がなかったから支払わなかったというのじゃだめですよと内閣と...全文を見る
○枝野委員 そうですか、柳澤大臣は金融担当大臣もされているから、生命保険の仕組みをわかっておっしゃっているんだと思いますけれども、生命保険の方は、本契約のほかに特約とかいろいろついています。いろいろ特約がついているのはみんなわかっているけれども、だけれども、今の金融庁の指導という...全文を見る
○枝野委員 生命保険会社だって、例えば、こういう特約がついています、特約がついているのに請求が特約の方になかったな、だから、これは少なくて済んでいいや、なんというケースは、未払いのうちのほんの一部だと思いますよ。ほとんどは、生命保険会社の方でも、特約がこの契約についていた、だから...全文を見る
○枝野委員 生命保険会社が、未払い事例がたくさんあったので、皆さん保険金を受け取っていらっしゃるかもしれませんが、ほかの特約でもっともらえたかもしれませんから、あった人は申し出てくださいとやれと金融庁が指導していますというんだったら、今の御答弁とイコールフッティングだと思います。...全文を見る
○枝野委員 いいですか、社会保険庁は、少なくとも五千万件、その中には、もちろん亡くなってしまってもうやむを得ないという件も入っているにしても、統合できない年金記録が五千万件あると認めているわけですよ。ということは、社会保険庁が把握をして皆さんに御通知をする。今社会保険庁として把握...全文を見る
○枝野委員 やれることをやっていないじゃないですか。マイクロフィルムに残っているものについて、手書き記録とコンピューター入力の記録を照らし合わせろとさんざん言っているのに、やっていないじゃないですか。やれることはやった。冗談じゃないですよ。そういうことを全部やって、これ以上できま...全文を見る
○枝野委員 時事通信の速報によると、逮捕をされたという報道になっております。  お尋ねをしますが、これは収賄ですから公務員という地位に基づく犯罪です、日本年金機構になった場合、同じようなことが年金機構の職員について起こった場合は、収賄罪になるんでしょうか。
○枝野委員 年金の保険料の徴収業務というのは公の務めではありませんか。
○枝野委員 いろいろな辞書がありますけれども、小学館の大辞泉というこんな分厚い辞書によると、公務員とは「国または地方公共団体の公務を担当する者。」その前の項目が公務で、公務とは「おおやけのつとめ。」公の務めを担当する者は、日本語としては公務員だと。  年金の徴収を担当する者は、...全文を見る
○枝野委員 わかってとぼけているんですね。私は、日本語としての公務員には当たるんじゃないですかと申し上げたんです。  国家公務員法上の公務員ではなくした。今回もそうです。それは認めます。国家公務員法上の公務員ではない、だけれども、公の務めを果たす仕事をこれからも年金機構の皆さん...全文を見る
○枝野委員 何で国家公務員法上の公務員じゃなくなると効率的になるのか、小学生にもわかるように、短く簡単に答えてください。
○枝野委員 そんなに民間の方が立派だったら、自衛隊も警察も民間にすればいいのになと思いますけれども。  今の話はうそですね。人事院に来ていただいています。  国家公務員法、勤務成績が悪い者、サボっていいかげんな者、あるいは能力に欠ける者、適格性を欠く者、降格できますね、首にで...全文を見る
○枝野委員 やっていないのは管理者なんですよ。能力がない、いいかげんなことをやっている、そういう公務員を首にしてこなかったのは管理者なんですよ。大臣であり、長官であり、地方の場合は知事や市長であり、制度のせいにしてはいけないんですよ。やってこなかった行政執行担当者の責任が、見識が...全文を見る
○枝野委員 メディアの皆さんも含めて、世の中に勘違い、間違いはあるんです。民間企業だったら首が切りやすい、降格させやすい。能力のない者はおろす。やる気のない者は降格させる、首にする。民間の方がやりやすいというのは大きな間違いです。常識のうそです。  やってこなかった行政執行担当...全文を見る
○枝野委員 いいですか、答弁が長いから、こちらから言っていきますよ。  国家公務員法上の公務員ではなくしても、仕事の中身は公務なんです、公務を担う者なんです。給料は、全額税金あるいは一部保険料、公金で賄われるんですよ。売り上げからじゃないんです。自分たちが努力をしたら収入がふえ...全文を見る
○枝野委員 非公務員じゃないと言っているんですけれども。  いいですか。民間企業は競争相手があるんですよ。自分のところがしっかり仕事をしなければ別のところに移るんですよ。電電公社はNTTになって、auとかソフトバンクとか、名前は途中でいろいろ変わっているけれども競争相手があって...全文を見る
○枝野委員 今の答弁は、非常にいい答弁をしていただきました。結局、厚生労働省から手放したくなかったんですよ。今、そういう答弁でしたね。  つまり、これだけ不祥事を起こしたんだけれども、何十兆というお金を扱う、当然その保険料まで事務費に流用する。流用したお金で例えば事業を発注する...全文を見る
○枝野委員 いいですか、計画管理だなんというのは役所だってやらなきゃいけないんですよ。やってこなかったんですか。やってこなかったことの方が大問題じゃないですか。中期計画を立て、年度計画を立て、やっているのが当たり前じゃないですか、役所だって。やってこなかったんですか。  人事、...全文を見る
○枝野委員 僕は、独立行政法人だったら効率化されるだなんて今一言も言っていませんよ。これについてじゃなくて、一般論として独立行政法人という仕組みがあり得る、それは認めますよ。それはやはり競争原理を働かせる公務はあるんですよ。  例えば、国立大学を独立行政法人化した、これはあり得...全文を見る
○枝野委員 しかしながら、今より悪くなるんですよ。社会保険庁と機能はほとんど一緒、人事管理などに対する法的仕組みは一緒、競争がないことは一緒、人件費は税金で担保されていることも一緒。だけれども天下りはやり放題、だけれども国会の関与は間接的で、国会に対する出席義務もない。まさに今よ...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  郵政公社総裁、おいでいただいておりますね。郵政公社法の五十二条三項では「役員は、在任中、任命権者の承認のある場合を除くほか、報酬を得て他の職務に従事し、又は営利事業を営み、その他金銭上の利益を目的とする業務を行ってはならない。」となって...全文を見る
○枝野委員 おやめになる予定はないんですか。
○枝野委員 それぞれ社外役員で非常勤ですが、例えば直近でことしの三月と四月、それぞれの月に、トータルで結構です、各社ごとじゃなくても結構ですが、これらの社外役員としてどれぐらいの時間が拘束されたのか、日数と時間とをお話しください。
○枝野委員 今のは直接拘束された時間だと思うんですが、松下電器産業は、本社、大阪府門真市、レンゴー株式会社は大阪市北区、第一三共とイニシアティブはいいんですが、南海電気鉄道は大阪市中央区でありますが、いずれも平日に東京から出張されたのではないですか。
○枝野委員 今、新幹線、便利ですから、私も半日ぐらいで行ってきたりはしますが、常識的に考えれば、かなり一日に近い。いずれも取締役会等ですから、平日でありますよね。
○枝野委員 これら六社合計で結構でございますが、報酬はどれぐらいいただいているんですか。
○枝野委員 返上を決められたわけでありますが、決められる前の時点で幾らもらうことになっていたんですか。
○枝野委員 私は、あえて六社合計というふうにお伺いをしました。それぞれ上場企業ですから、それぞれの企業のディスクロージャーとして、社外役員に対するトータルの報酬額等については公表しているのがほとんどであります。その中の、例えば三人いる場合の配分等については、それは会社としては余り...全文を見る
○枝野委員 では、総務大臣に伺います。  幾らもらうことになっていたんですか。
○枝野委員 私の手元に兼業承認申請書の写しをいただきました、総務省から。この兼業承認申請書には、兼業に係る承認を申請しますと書いてあって、兼業先とか勤務の形態とか書いてあって、そこには報酬の欄があるんですが、なぜか、兼業先が営利企業の場合は報酬の欄の記載は要しないと書いてあるんで...全文を見る
○枝野委員 そもそも、こんな承認申請書のひな形を郵政公社に渡しているとすれば、郵政公社法五十二条三項を総務省はわかっていないんじゃないですか。  いいですか、「役員は、在任中、任命権者の承認のある場合を除くほか、」これはその承認についての申請書です、「報酬を得て他の職務に従事し...全文を見る
○枝野委員 もう一つ、確認のために聞いておきましょう。  郵政公社総裁は、郵政公社総裁に四月一日になる前から、日本郵政株式会社の社長であられました。現状では、事実上の株主は政府であります。つまり菅総務大臣であります。  西川社長が社長に就任する際に、こうした兼業についてはわか...全文を見る
○枝野委員 郵政公社総裁の役員の報酬は、五十一条で、大臣に届けなければならないと。届け出た場合については、審議会に通知しなければならないということになっております。  公社総裁の報酬は年間幾らですか。どちらからでもいいです。
○枝野委員 なぜ五十一条で、公社の役員の報酬は総務大臣に届け出なければならないんでしょうか。あるいは三項で、報酬の基準は、国家公務員の給与、民間事業の役員の報酬等、公社の経営の状況その他の事情を考慮して定めなければならないとなっていますが、なぜなんでしょう、総務大臣。
○枝野委員 郵政公社の報酬を初めとして、郵政公社に係る審議会として郵政行政審議会があります。郵政行政審議会は日本郵政公社や郵政民営化についてどのような役割を果たしているのか、簡単で結構ですので、総務大臣、お願いします。
○枝野委員 郵政行政審議会の会長はどなたで、どういう経歴の方でしょうか。
○枝野委員 郵政公社及び日本郵政株式会社の松下電器産業との昨年一年間あるいは直近、統計の整っている直近でも結構ですが、一年間の取引額、その主な内容を教えてください。
○枝野委員 今、公社だと思いますが、会社の方はないですね。
○枝野委員 同じことをレンゴー株式会社との関係で教えてください。
○枝野委員 さて、郵政公社の総裁や日本郵政株式会社の社長という仕事はそんなに楽な仕事なんですか。
○枝野委員 二つの仕事を兼ねていることについて、私はここで問題にしようとは思っておりません。それは、便宜上、事実上一体で民営化に向けた作業を進めていくのは合理的だろうと思います。  そして、まさにそういった場合が想定されている。あるいは、日本郵政株式会社に限らず、ほかの新会社等...全文を見る
○枝野委員 郵政公社の職員も、自分たちとは直接かかわらないところで自分たちの身分や職場が全部変わるということの中で、だけれども、百年余にわたる郵政ネットワークをしっかりと守っていくために、もちろん担当部局によっては違うでしょうけれども、まさに残業をいとわず休日出勤しながら一生懸命...全文を見る
○枝野委員 まず、そもそも先方先方という話、便宜上使われるのはやむを得ないと思うんですが、西川さんは、例えばレンゴー株式会社の取締役なんです、レンゴー株式会社側でもあるんです。松下電器産業の社外取締役とはいっても、法的には取締役なんですから、先方ではないです、あなた自身が松下電器...全文を見る
○枝野委員 どちらですか。これは公表して問題ないでしょう。
○枝野委員 経緯からすると、その一社だけはという話はわからないではないと思いますね。西川さん、六つもされているんですよ。  もう一回だけ聞きます。郵政株式会社の社長として、では社長時代、昨年一年間で日本郵政株式会社から幾らもらっているんですか。そして、社外取締役、社外監査役では...全文を見る
○枝野委員 本当にそれでいいんでしょうか。形式的には日本郵政株式会社には郵政公社総裁のような兼職禁止規定はありません、形式的には株式会社でありますから。将来的に、本当に民営化したときには、いろいろな経営判断で、社長がいろいろな社外取締役を兼務したりということはあってもいいかもしれ...全文を見る
○枝野委員 お役人の中で一番給料が高い事務次官の給料よりも高い給料で、まだ海のものとも山のものともわからない、これが国民の財産を本当に大切に、価値を高めてうまく民営化できるのかどうかわからない日本郵政株式会社の社長である西川さんに払っているんですよ。事務次官よりも高い給料を払って...全文を見る
○枝野委員 菅大臣は、もしかすると経済や社会のあり方については意見は違うかなと思いますけれども、大変すぐれた力をお持ちの方だと私も一目置いて見ているので、今のような形式的な逃げの答弁をされるとは大変残念であります。  私は、法的なことを聞いているんじゃありません。法的なことはわ...全文を見る
○枝野委員 西川さんがこの仕事につかれる前よりも収入が大幅に減っておられるだろうなということは、それはある意味お気の毒だなと見る側面はあるかもしれません。  だけれども、まさに公務に携わっていただくわけですよ。それは、公社総裁だけでなくて、現時点での日本郵政株式会社の社長という...全文を見る
○枝野委員 総務大臣、竹中さんが選んだときの問題だなというのを、言える範囲内ではっきりと言っていただいたような気がいたします。  総裁、業務に支障を与えていないというのは、総裁の主観的な判断なんですよ。何よりも、私はインセンティブの問題だと思いますよ。総裁、社長が、月に三日、本...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○枝野議員 民主党は一貫して、申し立てがあれば支払うというようなことは申し上げたことはありませんので、ぜひ、後ほど、理事の皆さんで議事録を訂正していただきたいというふうに思います。  私どもは、記録、領収書がない場合、あるいはいわゆる物証がない場合であっても、支払いに値する場合...全文を見る
○枝野議員 例えば裁判において、民事裁判と刑事裁判では、立証の程度の高さというものは区別をされています。刑事事件の方が、より確実な立証が求められています。しかしながら、それについて抽象的な基準とかいうものが、例えば、裁判実務上においても法令上においても規定をされているわけではあり...全文を見る
○枝野議員 昔、台湾の李登輝総統とお目にかかったときに、政治というのは時間の関数であるという哲学的なお話を聞いて、そのときは何なのかなと思っていたんですけれども、最近、先ほどの話も含めて、なるほどなと思いました。  社会状況は、我々が国会で議論しているのを置いて、どんどんどんど...全文を見る
○枝野議員 責任があるとすれば、こうした事実が明らかになったのに、それを我が党がこの国会等で追及するまで隠していて、その解決を十年余りにわたって放置してきたことが問題なのであるというふうに、まさに時代状況、社会状況を踏まえて判断すれば、言えるのではないかと思います。
06月20日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  参考人の皆さんには、お忙しいところをありがとうございます。  まず、郷原参考人にお尋ねをいたします。  不二家・「朝ズバッ!」報道の件で、企業は複雑でいろいろな人たちで構成されているということで、不二家の経営者の立場からの声というの...全文を見る
○枝野委員 もう一つ、この「朝ズバッ!」という番組のあり方、編成のあり方等についての御見解をお聞かせください。
○枝野委員 郷原参考人はBPOの検証委員会に審理を要請して、先日、審理が決定されたということでございますが、今回、一方では放送法の改正という議論が出てきております。不当な、不適切な放送と闘っている見地からは、この放送法の改正についての郷原参考人の御見解をお聞かせください。
○枝野委員 それでは、このBPOでの検証なんですが、これは広瀬参考人にお尋ねした方がいいのか郷原参考人にお尋ねした方がいいのか。  ここで調査をしていただかなきゃならないのは、要するに、カントリーマアムの証言を流用した的な捏造があったかどうかという側面と、それから、捏造があった...全文を見る
○枝野委員 広瀬参考人のお答えは、個別案件についてどういう調査が具体的に進んでいるかということについてはそういうお答えだと思いますが、今、郷原参考人からお話があったようなことが、つまり、そういうことについてBPOの任務の中に入っているのか、それは、BPOを事実上つくっていらっしゃ...全文を見る
○枝野委員 それで、このBPOによる検証委員会が機能するかどうかというのは、ここが、今回の場合であれば、TBSに対してどういう調査権限を持っているのかということにかかるんだというふうに思います。  私は、これはリスクはありますけれども、この場でも、私が公表されている事実から知る...全文を見る
○枝野委員 松原参考人にお尋ねをしたいんですが、松原参考人は、今回提起をされている放送法の改正については、先ほどのお話は、どちらかといえば肯定的な御見解というふうに承りました。  ただ、提起されている政府の放送法の改正の方向ですと、今回も一番大事な、事実関係がどうなのか、偽造、...全文を見る
○枝野委員 私も、そもそも行政指導が行われていること自体がおかしいんじゃないかと。そもそも、一般論として、この放送に限らず、行政指導という仕組みがおかしいという論に立っていますので。ですから、現状がおかしいという前提です。  その上で郷原参考人に、今の松原参考人の御意見について...全文を見る
○枝野委員 ちょっと大事なこの件、「朝ズバッ!」問題がいい方向で解決するかどうか、大変重要なことなので、広瀬参考人さん、もう一回だけ確認させてください。  BPOが必要と認めて、いや、合理的に考えて認めざるを得ないと思うんですが、取材テープを出せ、あるいは証言したと称するこの人...全文を見る
○枝野委員 その上で、これは何せ事実関係を自己準備されていないかもしれませんが、先ほどの郷原参考人のお話の中で、BPOの受け付けをする事務局の体制が、これは何なんですか、各構成テレビ局からの出向者なんですか、それともOBなんですかというような方が事務局を担っている。一人や二人いて...全文を見る
○枝野委員 広瀬参考人の主観的な思いとしてそういう思いがおありだろうということは私も受けとめたいというふうには思いますし、放送事業に携わっていらっしゃる方の多くの皆さんがそういう認識を持っていらっしゃるんじゃないかというふうに期待をしたいというふうに思いますが、例えば、今回のこの...全文を見る
○枝野委員 前回、この決算行政監視委員会でこの「朝ズバッ!」問題を取り上げまして、私は自分の想像以上の反応にびっくりいたしました。メールがたくさん来たりとか、ネット上でいろいろなところで褒められました。主観的には、キヤノンの偽装請負を追及したときの方が褒められてしかるべきかなと個...全文を見る
○枝野委員 では、時間ですので終わります。  お三人の参考人の方、本当に参考になりました。ありがとうございました。
10月09日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○枝野委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、決算行政監視委員長に選任されました枝野幸男です。浅学非才の上に若輩でありますが、委員各位の御指導を賜り、公正かつ円滑な委員会運営に努め、その重責を果たしてまいります。  さて、本委員...全文を見る
○枝野委員長 理事辞任の件についてお諮りいたします。  松本大輔理事から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事の辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が七名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたし...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。  それでは     木村 太郎委員    坂本 哲志委員     福井  照委員    松野 博一委員     前田 雄吉委員    横光 克彦委員  及び 上田  勇委員 を理事に指名いたします。      ————◇————...全文を見る
○枝野委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期し、行政監視の機能を果たすため  一、歳入歳出の実況に関する事項  二、国有財産の増減及び現況に関する事項  三、政府関係機関の経理に関する事項  四、国が資本金を出資し...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次回は、来る十二日金曜日午前九時四十五分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時三分散会
10月12日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○枝野委員長 これより会議を開きます。  平成十七年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。  この際、お諮りいたします。  各件審査のため、本日、政府参考人として国土交通省住宅局和泉洋人局長、国土交通省自動車交通局本...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
○枝野委員長 質疑に入るに先立ちまして、質疑者各位に申し上げます。質疑時間は申し合わせの時間を厳守されるようお願いいたします。  また、政府におかれましても、各質疑者の質疑時間は限られておりますので、御答弁は簡潔にお願いいたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許...全文を見る
○枝野委員長 この際、坂本哲志委員から関連質疑の申し出があります。平田委員の持ち時間の範囲内でこれを許します。坂本哲志委員。
○枝野委員長 次に、福島豊委員。
○枝野委員長 次に、横光克彦委員。
○枝野委員長 もう一度。
○枝野委員長 この際、田中眞紀子委員から関連質疑の申し出があります。横光委員の持ち時間の範囲内でこれを許します。田中眞紀子委員。
○枝野委員長 質問を続けてください。
○枝野委員長 もう一回ゆっくり読んでください。
○枝野委員長 田中委員に申し上げます。  委員会における物品の提示は、あらかじめ委員長の許可を得ることとなっております。自後、御留意をいただきたいと思います。
○枝野委員長 以上をもちまして平成十七年度決算外二件についての質疑は終局いたしました。  内閣総理大臣は御退席いただいて結構でございます。     —————————————
○枝野委員長 平成十七年度決算についての議決案は、理事会の協議に基づき、委員長において作成し、委員各位のお手元に配付いたしております。  これより議決案を朗読いたします。     平成十七年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関...全文を見る
○枝野委員長 これより平成十七年度決算外二件を一括して討論に入るのでありますが、その申し出がありませんので、直ちに採決を行います。  まず、平成十七年度一般会計歳入歳出決算、平成十七年度特別会計歳入歳出決算、平成十七年度国税収納金整理資金受払計算書及び平成十七年度政府関係機関決...全文を見る
○枝野委員長 起立多数。よって、議決案のとおり議決すべきものと決定いたしました。  次に、平成十七年度国有財産増減及び現在額総計算書、平成十七年度国有財産無償貸付状況総計算書の両件は、これを是認すべきものと決定するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○枝野委員長 起立多数。よって、両件は是認すべきものと決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました各件の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○枝野委員長 この際、各国務大臣から順次発言を求めます。額賀財務大臣。
○枝野委員長 次に、若林農林水産大臣。
○枝野委員長 次に、舛添厚生労働大臣。
○枝野委員長 次に、渡海文部科学大臣。
○枝野委員長 次に、冬柴国土交通大臣。
○枝野委員長 次に、渡辺国務大臣。
○枝野委員長 次に、増田国務大臣。
○枝野委員長 以上をもちまして各国務大臣からの発言は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時七分散会
10月18日第168回国会 衆議院 本会議 第6号
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○枝野幸男君 ただいま議題となりました平成十七年度決算外二件につきまして、決算行政監視委員会の審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、決算等の概要について申し上げます。  一般会計決算額は、歳入八十九兆円余、歳出八十五兆五千億円余であり、特別会計決算総額は、歳入四百...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○枝野委員 まず、現時点のお話から聞いていこうと思いますが、田辺三菱が把握をしている四百十八人のうち、実名を把握している人たちのリストについてまでわざわざ厚生労働省はイニシャルに書きかえさせて提出をさせたというふうに聞いています。なぜ実名のまま厚生労働省は田辺三菱から提出をさせな...全文を見る
○枝野委員 今の私の質問にはお答えいただいてないと思います。  なぜ実名でとらなかったのか。今のをしんしゃくすると、厚生労働省が情報を持つと情報が漏れる危険があるからとらなかったということですか、情報管理ということは。厚生労働省、守秘義務をみんな持っているんですから、もちろん個...全文を見る
○枝野委員 今のは大変問題発言ですよ。  厚生労働省が役所の中で握っている個人情報について情報管理ができないんだったら、この問題だけじゃなくて、厚生労働省は厚生行政、労働行政、あらゆる行政のところでたくさんの個人情報を、きょう今現在も入手しているんですよ、法令に基づいて。では、...全文を見る
○枝野委員 現におくれているということを大臣は御存じないんですか。  済みません、もう一括してミドリ十字と、その継承企業を全部ミドリ十字と言いますが、原告の方の中から、ミドリ十字に対して、私はこのリストに入っているんじゃないかという問い合わせをかけて、一週間以上放置をされている...全文を見る
○枝野委員 大臣、私は主観的には、大臣は一生懸命されようと思っているというふうに思います。しかし、やはり官僚にごまかされていますよ。  今の話は、厚生労働省は知っているんですよ。私たちの対策本部の中で、中澤総務課長に対して、この問題はどうなっているんだということを何度も申し上げ...全文を見る
○枝野委員 答えになってないというのは、皆さん、お聞きになってみんなわかると思うんですが、今私が申し上げたのは、原告の中で、私がこのリストに入っているんではないかということをミドリ十字に対して問い合わせをかけているんだけれども、一週間以上放置をされている、この問題を中澤総務課長は...全文を見る
○枝野委員 委員長、指導してください。今、聞いたことと全然違うことを答えているわけですよ。三菱の方が、ミドリ十字の方がどういう対応をしているか、何でおくれているかということは聞いてないんですよ。中澤課長は知っているはずだ、そのことを、三菱に、ミドリ十字に問い合わせをかけても一週間...全文を見る
○枝野委員 大臣、これが今の厚労省の公式見解でいいんですか。  十二日間、少なくとも放置されている人がいるんですよ。固有名詞を言って、何のたれべえでございますが、四百十八人の中に入っているんじゃないでしょうかと問い合わせをかけて、きのう時点までで十二日間放置をされている人がいる...全文を見る
○枝野委員 いいですか。例えば住所が変わったとか、結婚して氏が変わったとか、いろいろなケースがあり得るかもしれませんが、当事者が私じゃないかと言って確認を求めているんですよ。当事者に電話一本すれば、あなた、名字が変わったり住所が変わったりしていますかと、すぐわかる話じゃないですか...全文を見る
○枝野委員 時間がもったいないので、メーカーに問い合わせるまでもありませんよ。中澤課長に聞いてもらえば、我々の前で何度もやりとりしているんですから。厚生省としては、中澤課長レベルでは、今の話を、少なくとも二回ぐらいは、多ければ三回ぐらいはやりとりしていますから、我々の目の前で。返...全文を見る
○枝野委員 我々、議事録はとっていませんが、我々のやりとりは全部マスコミにフルオープンで、マスコミの皆さんが全部録画しておりますので、報道は守秘義務があるから出さないかもしれませんけれども、自信を持って申し上げているので、マスコミの皆さんが検証してくれると思います。  今のやり...全文を見る
○枝野委員 これは大臣自身もお認めになっていると思うんですが、まさに肝炎の患者さんは日々進行しているんですよ。もし患者さん本人に告知ができるならば一日でも早く告知をして、検査をしていただいて、治療が可能であるならば治療をしていただいてということを、一刻を争っている案件なんだと私は...全文を見る
○枝野委員 大臣が今のこの期に及んで、この問題について、ミドリ十字や厚生労働省の事務方に対して、私は性善説で接しているんだと思うんですよ。その大前提が私は間違っていると思うんですよ。あるいは、申しわけないけれども、大部分の医療機関のお医者さんは違うと思いますが、私は、医療機関の中...全文を見る
○枝野委員 わかりました。  ちょっと余計なことなんですが、医師の皆さんがそういうことを心配せざるを得なくなっているというのも、実は広い意味での政府の責任ですからね。  大臣、当然、福島県の大野病院事件、御存じだと思いますが、私は、法務委員会などで法務大臣に、指揮権を発動して...全文を見る
○枝野委員 これは、実は所見を受け入れていただかないといけないんです、どういう所見が出るかわかりませんが。  つまり、裁判所が、これまでの証拠調べなどのさまざまな事実関係、確認した事実関係に基づいて、この事件はこういう事件である、こういう事実関係にあって、こういう責任があるんだ...全文を見る
○枝野委員 厳密な、今の話の法律用語で言えば、裁判所は和解勧告をするかどうかということを言っている、別にそれで間違ってないんですよ。  問題は、別に所見でも困らないんですね、一般的にここでやりとりしているところで。それをわざわざ勧告と言いかえさせたところには、所見が出てもらっち...全文を見る
○枝野委員 大臣はまだ、先ほどのやりとりもあったにもかかわらず、厚生省を一生懸命、事務方を信用しておられるようですが、それでは私はこの問題は解決しないと思いますよ。  別に私は、厚生省のお一人お一人の皆さんが悪人だとは思いません。皆さん一生懸命仕事をされているんだと思いますが、...全文を見る
○枝野委員 どうも少し歯切れが悪くなるんですね。  大臣に申し上げておきたいと思います。  責任は認めない、謝罪はしない、あるいはせいぜい認めても二〇〇二年の報告のおくれぐらいでということで、だけれども、被害者の皆さん、気の毒だからお金を払いますというのは、私は、ある意味では...全文を見る
○枝野委員 裁判所が今、特に大阪高裁が和解勧告、そして、それにどういう所見をつけるのかつけないのか、恐らく時期的に、裁判官は非常に今悩んでいる時期だろうと思います。当然、厚生労働省も、そこと折衝といいますか、意見聴取などを受けているんだろうと思います。  私は、可能であるならば...全文を見る
○枝野委員 余り昔話をしたくないですし、それから、私も弁護士としての守秘義務や双方代理の問題とか注意して話さなきゃいけないんですが、薬害エイズのときには、私は政府側の人間ではありませんでしたので、当時の被害弁護団の副代理という形で裁判官とお会いをいたしました。もちろん、それは被害...全文を見る
○枝野委員 これは、崩れていませんか、もうその答弁は。  きょうも朝日新聞が報道していましたけれども、当時の厚生労働省医薬局が産婦人科学会、つまり、このフィブリノゲンの投与を受けた方の多くは、出産のときにフィブリノゲンの投与を受けているんですよ。つまり、治療を受けた、担当は、基...全文を見る
○枝野委員 何か、何を言っているのかよくわかったようなわからないような話なんですけれども。  二〇〇二年の時点、平成十四年の時点では、C型肝炎は、潜伏というか、発症しない状況でどんどんどんどん悪くなっていてという病気なんだということは、これはほとんどみんな知っていましたよ。しか...全文を見る
○枝野委員 報道じゃなくて、厚生労働省医薬局長殿で日本産婦人科医会などが答申しているんですよ。当時の局長は当然知っていなかったらおかしいですよ。  もう一つ言いますが、当時の局長、宮島局長の時代に、実は、大臣、大事なことですよ、直接厚生労働省が事実上の指導をして、病院から感染者...全文を見る
○枝野委員 時間も足りないので、大事なことを最後に言っておかなきゃいけませんが、当時の宮島医薬局長は、その二つの事実を知りながら四百十八人のリストを放置したんですよ。つまり、気がつかなかった、思いつかなかったなんというのは、報道に対して、テレビで答えるというのは大うそなんですよ。...全文を見る
12月13日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○枝野委員長 これより会議を開きます。  歳入歳出の実況に関する件及び行政監視に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、参考人として日本郵政株式会社西川善文取締役兼代表執行役社長の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  引き続き、お諮りいたします。  両件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房野村正史内閣参事官、総務省人事・恩給局藤井昭夫局長、総務省行政管理局村木裕隆局長、総務省自治行政局久元喜造選挙部長、総務省...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
○枝野委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。坂井学委員。
○枝野委員長 次に、上田勇委員。
○枝野委員長 国土交通省和泉住宅局長、簡潔にお願いいたします。
○枝野委員長 次に、前田雄吉委員。
○枝野委員長 久元部長、簡潔にお願いいたします。
○枝野委員長 時間ですので早目に。
○枝野委員長 次に、高山智司委員。
○枝野委員長 高山委員、資料の表題とか説明してあげてください。
○枝野委員長 額賀財務大臣、質問に対して端的にお答えください。
○枝野委員長 大臣、質問の趣旨に端的に、大臣として事務次官との法的な関係、社団法人の理事としての法的な関係を聞いております。端的にお答えください。
○枝野委員長 高山委員、時間が過ぎておりますので簡潔に。
○枝野委員長 不規則発言はおやめください。  次に、河村たかし委員。
○枝野委員長 御静粛にお願いします。
○枝野委員長 大臣、端的にお答えください。質問に端的にお答えください。  質問者も御静粛にお願いいたします。それから、答弁者も聞かれたことに答えてください。
○枝野委員長 今とどう変わるのかという質問であります。
○枝野委員長 ちょっとお待ちください。不規則発言はおやめください。  質問の趣旨をもう一回わかりやすくお願いいたします。
○枝野委員長 それはどこから聞くという話ですか、だれがそう言っているということを聞いていますかというのを。
○枝野委員長 関係者というのは。
○枝野委員長 要するに、工事の施工関係の人たちの方から今のような話を聞いていないかという御質問ですね。
○枝野委員長 では、両方に。
○枝野委員長 指名を受けてから発言をしてください。河村たかし君。
○枝野委員長 質疑時間が経過しておりますので、簡潔にお願いいたします。
○枝野委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕
○枝野委員長 速記を起こしてください。      ————◇—————
○枝野委員長 次に、平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)、平成十八年度特別会計予算総則第十二条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経...全文を見る
○枝野委員長 これにて説明は終わりました。      ————◇—————
○枝野委員長 次に、平成十八年度一般会計歳入歳出決算、平成十八年度特別会計歳入歳出決算、平成十八年度国税収納金整理資金受払計算書及び平成十八年度政府関係機関決算書並びに平成十八年度国有財産増減及び現在額総計算書及び平成十八年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上の各件を一括して議題...全文を見る
○枝野委員長 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要の説明を求めます。大塚会計検査院長。
○枝野委員長 これにて平成十八年度決算外二件の概要の説明は終わりました。     —————————————
○枝野委員長 この際、資料要求に関する件についてお諮りいたします。  平成十八年度決算の審査に当たり、決算の検査報告に掲記されました会計検査院の指摘事項に対する関係責任者の処分状況調べについて、財務省当局に対してその提出を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔...全文を見る
○枝野委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。      ————◇—————
○枝野委員長 この際、御報告いたします。  去る十一月一日、議長より本委員会に送付されました、議員松野頼久君外百十一名からの中央省庁の補助金等交付状況、事業発注状況に関する予備的調査の要請につきましては、理事間の協議により、衆議院規則第五十六条の三第三項によって、去る十一月二十...全文を見る