枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○枝野国務大臣 言論、表現の自由に当たって事前抑制は原則として許されない、事前抑制の法理は大変重要な憲法上の理念であるというふうに思っております。  一方で、今回出されました通達は、民間人の言論を事前に統制しようという内容を持つものではなく、また一般の国民の行為を規制する効力も...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げておりますが、この通達は、防衛省・自衛隊の庁舎、施設を管理する隊員及び部外の団体が主催する行事に参加を依頼され来賓としてあいさつをし、または紹介される立場の隊員にあてて示されているものであって、一般国民の行為を規制しようというものではございません。...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、この通達が出ましたときは、内閣の一員でございませんで、報道等を通じて知りまして、委員御指摘のような疑念も若干持ちました。  それが、閣僚になりまして、しかも内閣官房長官、法令の解釈に関する責任を持っている立場で、改めて、通達の内容と過去の判例その他、みずか...全文を見る
○枝野国務大臣 外交関係については内閣でしっかりと責任を持って総理のリーダーシップのもと進めていくということについては、重ねて総理からも御発言をいただければというふうに思っておりますが、一方で、検察権の行使は広い意味での行政の一部でありますが、法で定めておりますとおり、内閣は法務...全文を見る
○枝野国務大臣 社会保障と税の一体改革の統括も担当させていただいておりますので、私からまずお答えを申し上げます。  厚労大臣からもお答えをいたしましたが、現行制度の基礎年金を最低保障年金に変えるという考え方は、従来の民主党案は持っておりません。これから、今後、保険料等を納めてい...全文を見る
○枝野国務大臣 民主党の案は、先ほども総理がお話しいただきましたとおり、マニフェスト二〇〇九とマニフェスト二〇一〇で示している、この年金の考え方が民主党として従来主張している案でございます。  ただ、今、与謝野大臣も御答弁されましたとおり、この問題は我が党だけで、現状で決めるこ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、従来の民主党案は、確かに未納、未加入の皆さんが大変問題だということで、それは、特に国民年金が制定された当時は、それなりに資産をお持ちの自営業者の方を想定してつくられた国民年金という制度が、現在は、資産もなくて、あるいは収入も低い方、あるいは収入のない方の方が...全文を見る
○枝野国務大臣 社会保障と税の一体改革につきましては、社会保障の大きな柱である年金についてマニフェストにお書きをしております。  それは、先ほど来、午前中の質疑で申し上げましたとおり、ベースに御議論をいただきますが、さらにいろいろな御意見も伺って議論をしていくということで、最終...全文を見る
○枝野国務大臣 今、具体的に、この国会でできれば御審議をお願いしたいということで法律案をつくっていることについては、所管の細川大臣の方からお話を申し上げたとおりです。  そして、今の時点で具体的な案があるもの、そして、年金については民主党としての案はございますが、いろいろな御意...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣府特命担当大臣、行政刷新担当として内閣におりました。
○枝野国務大臣 私は、連合加盟の各産別といろいろな意味でおつき合いさせていただいておりますが、その連合加盟の各産別とおつき合いをする範囲内で当該労働組合ともおつき合いをさせていただいてまいりましたが、それ以上でもそれ以下でもございません。  今後については、李下に冠を正さずとい...全文を見る
○枝野国務大臣 それぞれの政治活動、特に政治資金やその他のことについては、基本的にはそれぞれの政治家がそれぞれの責任でしかるべく対応されるものと思います。
○枝野国務大臣 大分前のことでございますので、個別具体的に正確に記憶はいたしておりませんが、一般論として申し上げれば、連合に加盟する各組合とのおつき合いの範囲の中で、そこに示されているような、いわゆるひな形的な政策協定を結ぶことはあると思っておりますので、私の署名だと思いますので...全文を見る
○枝野国務大臣 その協定書に書かれているような趣旨の内容のことについては、個別には名前を挙げませんが、他の労働組合等とも、あるいは労働組合以外の団体とも、一般的な政策協定として締結されることはあるというふうに思っておりますし、それから、今黒塗りにされておられます部分の方について詳...全文を見る
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○枝野国務大臣 この年金を中心とする社会保障改革については、石井委員も御承知のとおり、長い経緯がございます。  かつて国会で両院の年金問題の合同会議が設置をされたこともございます。設置を合意した当時、私は政調会長だったと思いますが、その後、その会議に野党側、民主党側の筆頭幹事と...全文を見る
○枝野国務大臣 民主党は、従来から、年金を一元化するべきであると。それは、きのうも御答弁申し上げましたが、現在の国民年金に加入されている皆さんが、国民年金という制度がつくられた当時とは大分構造が変わっていて、一定の資産をお持ちの自営業者の方を想定していた国民年金が、むしろ資産のな...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような視点もあろうかと思いますし、そうしたことは今後議論をぜひさせていただければというふうに思いますが、いずれにしても、年金の給付については、その財源を、保険料と税を財源にしていかなければならない、特に現役の時代の所得の多くなかった方についてはその組み合わ...全文を見る
○枝野国務大臣 できるだけ短くお答えをしようと思います。  繰り返し申し上げますが、現在の基礎年金に所得比例の部分を乗せているという制度を前提に組み立てているわけではございません。むしろ、白紙のところから絵をかいて、どういう制度が一番いいのかという、その将来のでき上がり姿として...全文を見る
○枝野国務大臣 これからまさに国民的な合意を、どういった税の投入ということで御理解をいただけるのか、あるいはまた老後の安心としてどうしたものがいただけるのかということについて整理をいたしまして、四月までにその社会保障の全体像をお示しするということは、繰り返し申し上げているところで...全文を見る
○枝野国務大臣 委員長の御指摘にお答えを申し上げますが、まさに最低保障年金、最低でも七万円は老後のために必要であろうということは決めておりますが、そのカーブその他のことについては、これから国民的な合意をどうしたら得られるのかという観点で議論を詰めて、四月までにはお示しをすることに...全文を見る
○枝野国務大臣 ではそれを、四月の社会保障一体改革の社会保障の全体像をお示しする時点では、必ずお示しをさせていただきます。
○枝野国務大臣 まさにこれから、今、与謝野大臣のところで民主党案をベースとしながら、国民的な合意が得られるであろうと思われるよりよき案をお示しする。その時点では、例えば現在の民主党案そのままのところであるならば、その具体的な数字を当然お示ししなければそこから先の財源の問題の議論が...全文を見る
○枝野国務大臣 石井議員、かつて民主党が野党で国会に法案をお出ししたときの議論も御存じでお聞きいただいているんだと思いますが、そのグラフにありますAとBが変数であると同時に、これは現在保険料を既に納め終わっている方、あるいは既に相当程度納めている方をその制度に無理やり変えようとい...全文を見る
○枝野国務大臣 これは石井議員も十分御承知だというふうに思いますが、勤労者の皆さんの保険料の半分を雇用主の側が負担をしていることの性格をどうとらえるのか。もちろん、ここで軽々なことを私は申し上げるべきでないというふうに思っておりますが、そうしたことの考え方なども踏まえながら考えて...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しの御答弁をさせていただいて大変申しわけありませんが、本当に年金は、政権がかわるたびに変えることのできるような制度ではございませんので、野党時代から、党派を超えた合意形成、国民的な合意形成が必要であるということを申し上げました。  それゆえに、今回の前に、...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣の全体調整をお預かりしております私の立場から申し上げます。  高木議員の御指摘は大変重要な御指摘だというふうに思っております。残念ながら、本年度の予算案で御期待、御提案に沿うことはできませんでしたが、きょう御指摘いただいたことも含めて、社会保障の一体改革の議...全文を見る
○枝野国務大臣 高木議員もよく御理解の上で御指摘していただいているんだというふうに思いますが、マニフェストには非常に具体的なものと非常に抽象的なものといろいろなレベルのものがございます。そうした意味では、ここでお示しをさせていただいている高額療養費に関するマニフェストは抽象度の高...全文を見る
○枝野国務大臣 二十一年度改正で、このときには高木委員が御尽力されておりますが、一定の前進をしている中で、細川厚労大臣からもお話がございましたとおり、ちょうどその期限が二十三年度で終了いたします。また、介護報酬の改定もございます。  これに合わせて、介護職員の皆さんの処遇を何と...全文を見る
○枝野国務大臣 マニフェストでお示ししたとおり、施行の三年後から禁止をするということの法案を準備して、いつでも提出できる状況を整えておりますが、まさに各党間で合意をしないと、これは一党だけで強行的に決めるような話ではございませんので、各党の御意見も踏まえた上で国会の中で議論を進め...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○枝野国務大臣 新聞を含め、さまざまな報道、それぞれ言論の自由がある中で、いろいろな報道をされております。その中には、個別の問題は申し上げませんが、当事者として私が例えば知見をした事実と異なっているというような内容が含まれていることがございますが、それに対して、政府の立場として、...全文を見る
○枝野国務大臣 今、福山副長官から、政府のそれぞれの組織で試算をしてそれを発表して、それによってプラスマイナス、さまざまな影響を国民の皆さん、関係者の皆さんがさまざま御判断いただくための情報資料はしっかりと提示をさせていただいているというふうに思っております。  そして、いずれ...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来、松本大臣や福山副長官から申し上げておりますとおり、今我が国は、我が国の国際約束の目標の前提となっている国際的な合意の形成に向けて、大変困難であることは齋藤委員の御指摘のとおり、困難な問題がたくさんあることは十分承知をしておりますが、しかし、そこに向けて今...全文を見る
○枝野国務大臣 白書のあり方については、一方で、従来、なかなか取っつきにくいという御指摘もあった中で、今、できるだけ多くの人に親しみを持って読んでいただく方向で努力をいたしておりますが、その模索の中で、御指摘のような声もしっかりと踏まえて、これは各省とも共通していると思いますが、...全文を見る
○枝野国務大臣 歳出削減の努力や埋蔵金の掘り出し努力等は種々行っておりますが、マニフェストをもちろんお約束することと同時に、政権交代以降に生じてきているさまざまな事情に対してしっかりと歳出削減の効果、財源等を充てなければならないという部分がございます。そうしたところにまずは、特に...全文を見る
○枝野国務大臣 若干確かにマニフェストの御説明の仕方がわかりにくかったとすれば、そこはおわびを申し上げなければいけないかもしれませんが、ここのお示しいただいた資料にもあります、マニフェストの工程表の財源のところにございます埋蔵金の中には、埋蔵金としてストックされていたものを使う部...全文を見る
○枝野国務大臣 総理も申し上げていたとおり、あるいは与謝野担当大臣からも申し上げているとおり、社会保障のあり方をこれから検討して、四月をめどにその考え方をお示しするわけでございまして、これからの議論が、幅広く国民各界各層の皆さんの国民的合意に向けて議論をしていくときに、こういう結...全文を見る
○枝野国務大臣 子育ての支援をどうやっていくのかということも広い意味での社会保障でございますので、そういった意味での議論にはなりますが、マニフェストでお約束をしている子ども手当創設の財源については、これは先ほど御議論になりました歳出削減等のマニフェストでお示しをした財源を使って進...全文を見る
○枝野国務大臣 多分、理解の認識は一緒なのかなとも思いながら、正確に申し上げますが、子ども手当そのものが全く議論の俎上にのらないかといえば、子育て支援のあり方を含めて社会保障のあるべき姿というものも議論をしてお示しをするわけですから、当然、子育て支援の社会保障的側面の大きな要素が...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘を受けまして、党側にも確認をいたしましたし、私も一月十三日まで党の幹事長代理でございましたが、幹事長あるいは党本部で招待状を受領したということは確認されておりませんし、また、党の沖縄県連の方でも案内状の受領は確認されておりません。  お出しになったというふ...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆるリンク論とは、基地の受け入れを条件に振興策を展開するかのごときことを意味しているのかというふうに思いますが、そのような立場には菅内閣はどなたも一切立っておりません。これは統一的な見解と御理解いただいて結構でございます。
○枝野国務大臣 内閣といたしましては、ベストなものという思いで予算案、関連法案を提出させていただいておりますので、できるならば速やかに御可決いただきたいというふうに思っております。  一方で、私自身、九八年の金融危機の折、やはり参議院で、私どもが野党で多数という状況の中で金融危...全文を見る
○枝野国務大臣 一月二十一日の社会保障改革検討本部で整理をいたしましたが、与謝野国務大臣には、社会保障の安定強化のための具体的な制度改革案を取りまとめるとともに、必要財源の安定的確保と財政健全化を同時に達成するための税制改正について、関係大臣と協力し、一体的に進めていただく。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 今、公務員の給与やその制度については御答弁がございました。  またさらに、行政刷新会議等で進めてきております無駄の削減の努力、これも例えば独立行政法人改革などの法改正を伴うものについてはいよいよ具体的な法制度づくりの作業に入っていくなど、これまでの一年半の積み重...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○枝野国務大臣 まず、先ほど、補助金の四十九兆がふえているというような御指摘がございましたが、このマニフェストは、この時点のこの予算額の中からこれだけの削減をして、それをマニフェストの財源に充てる。ただ、そのマニフェスト項目とは別に、当然自然増の項目などがあって、それが別途ふえて...全文を見る
○枝野国務大臣 ストックとして長年の間に積み重なってきた埋蔵金の担ってきたような種類のいわゆる税外収入の部分のところは、これはきのう財務大臣もお答えになっておられましたが、変動はあるにしても、毎年毎年着実にある程度の額が出てきているものでございます。  したがいまして、具体的に...全文を見る
○枝野国務大臣 ここのところは具体的、個別の話でございますので財務大臣にお答えいただいた方がいいのかもしれませんが、お尋ねなのでお答え申し上げますと、例えば税外収入として、平成二十二年度は外為特会の剰余金で二兆五千億、それから二十三年度も予算案では二兆七千億の外為特会剰余金という...全文を見る
○枝野国務大臣 過去堆積しているいわゆる埋蔵金の部分のところについて、必要がある部分については当然その都度行っていくことになるかと思いますし、また、昨年、特別会計仕分けを行いまして、そもそもストックとしてたまっている部分をどこまでどう使うのが適正なのか、それから、毎年毎年フローで...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど外為の例を申し上げたのは、実際にフローで昨年もことしも使っている部分があるということを申し上げたので、今後、まさに制度的にも、どこかの特会などに出てきた剰余金的なものをため込まないで使っていくということについては、昨年、事業仕分けを行いました、それに基づいて...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣としては、内閣府において、先ほど財務大臣からお示ししましたとおり、来年度の経済成長の見通しについてはお示しをいたしております。そうした中で、私どもの政権としては、政権交代以来、大きな社会経済構造の変化を目指し、そうした構造の中で三段階にわたる経済対策を進めてい...全文を見る
○枝野国務大臣 お尋ねですので改めて確認をしてみますが、従来からそういったことを、つまり予算だけでどういう効果が上がって押し上げになるのかということを政府として計算したということはないというふうに今報告を受けております。念のため確認をいたしますが。  まさに内閣が行う政策という...全文を見る
○枝野国務大臣 委員長の御指示のとおり、麻生内閣当時にどういったものが出ているのか出ていないのか、確認をして、早急に理事会で御報告いたします。
○枝野国務大臣 予算だけで経済のどの部分をどういうふうに押し上げるのかということは、内閣としてそういった形でのやり方をしてきたことはないというふうに理解をしておりますし、また、それは実際上なかなか困難であるというふうに思っております。  全体として、予算、税制、さまざまな予算外...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の調査は、一昨年の九月十九日から昨年十月一日までの間に、公益法人、独立行政法人、認可法人、指定法人等について、法人を所管する中央省庁ごとに、現役出向者を含め新たに役職員となった公務員出身者に関し、団体名、就任者数、就任年月日等の調査を行ったものと承知をしてお...全文を見る
○枝野国務大臣 私どもが野党の当時も類似の調査をお願いいたしまして、回答をもっと早く出せということを申し上げてまいりましたので、御要請をされた側の立場からの、できるだけ早くというお気持ちは、十分わかっております。  同時に、私も、この手のものについてはできるだけ早く御回答を申し...全文を見る
○枝野国務大臣 御要請をいただいている調査対象は、先ほども申しましたとおり、いずれも公益性の高いことはそのとおり、公益法人等でございますが、いわゆる一般の公益法人、公益社団・財団法人、特例民法法人及び一般社団・財団法人を含んでおりまして、これはそれぞれの官庁ごとに所掌しているとこ...全文を見る
○枝野国務大臣 各府省においても最大限の努力をしているものと思っておりますが、先ほど申しましたとおり、各府省ごとに所管をしている、特に一般の公益法人については数に相当な差があると認識しておりますし、その数は膨大に上っておりますので、これまでも当然、最大限の努力をしてきていると思い...全文を見る
○枝野国務大臣 まじめに出しているところが既にお出しをしたのではなくて、全省庁とも最善を尽くして努力をさせているところでございますが、それぞれの府省ごとに所掌している、特に一般の公益法人の数には膨大な違いがございますので、これまでも最大限努力をしてまいりましたが、しっかりと、でき...全文を見る
○枝野国務大臣 国に戻すなどという決定もしていないと思いますし、それから、そういう機関決定などもしておりません。  ワーキンググループの評価結果は、独立行政法人国立印刷局についての事業仕分けでございます。「見直しを行う」「独法の在り方を含め抜本的な見直しを行う」となっておりまし...全文を見る
○枝野国務大臣 議事録は公開資料だと思いますので、同じものをお持ちなんだというふうに思いますが、最終的な私の取りまとめコメントは、  不要な保有資産売却の促進とか業務改善効率化ということに付けた方の具体的な改善点、勿論その他に付けた方の具体的な改善点を見ましても、現在の独立行政...全文を見る
○枝野国務大臣 当時のワーキンググループの座長としての知見を申し上げるので、筋からいえば、行政刷新大臣からお答えすることかもしれませんが……(発言する者あり)
○枝野国務大臣 私の知見の範囲内でございますので申し上げますが、そのときに議論になりましたのは、国の機関であった当時は、印刷局も造幣局もそれぞれ局長がお一人いて、その局長のもとで全体のマネジメントがなされていたものが、独立行政法人になった結果、局長級の天下りポストが幾つも、正確な...全文を見る
○枝野国務大臣 西坂信は、私の配偶者の父、義父でございます。西坂章は、妻はおじと呼んでおりますので、済みません、西坂信のことについては想定をしておりましたが、親族でございます。浅野貴志については、西坂信が所属をしております、私も弁護士登録上はどこかの事務所に登録をしなきゃなりませ...全文を見る
○枝野国務大臣 西坂信と西坂章については、政治献金をいただいているということを覚えております。浅野貴志弁護士については、事前の御通告がございませんでしたので、確認をしなければお答えのしようがございません。  金額についても、これも事前の御通告がございませんでしたので、具体的な金...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、献金についてのお話でございますが、どなたから献金をいただいたとしても、それが一定額を超えれば、それが献金でなければ贈与税の対象になるというのは、どなたから受け取っている皆さんの御寄附も、それも一緒でございます。そして、私は、義父からいただいた政治献金も含めて...全文を見る
○枝野国務大臣 お気持ちは非常によくわかります。  ただ一方で、大企業といっても、業種、業態、それから個別企業によってそれぞれ、マクロでとらえれば今のように内部留保がたくさんあるということかもしれませんが、それぞれの個社の事情がおありになられます。それから、内部留保がある企業あ...全文を見る
○枝野国務大臣 なお、防衛省が提供施設整備により小中学校を整備する際は、米側の施設基準に基づき整備をしてきておりまして、この米側の施設基準は一クラス二十名から二十五名を前提としているというふうに承っております。
○枝野国務大臣 御承知のとおり、我が国は必要な在日米軍駐留経費を負担しておりますが、負担をいたしておりますのは、提供施設整備としての小中学校の整備について提供しているものでございまして、そこで実際に具体的にどういう教育が行われるのかということについては、日本から経費を負担している...全文を見る
○枝野国務大臣 詳細は、外務大臣も御出席をいただいておりますので、そちらから、必要があれば御回答をいただければというふうに思いますが、御指摘のとおり、エジプトの現在の状況にかんがみ、流血等の事態を避けて平和的な解決をということは、当初から政府としてそうした意思を示し、外務大臣を中...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどの名護市の処分に対する不服申し立てでございますが、これは先ほど来の話でも御理解いただけるとおり、技術的な事項について法令に基づいて粛々と行ったものでございまして、総務大臣からも御説明がございましたが、国であれ、例えば都道府県や市町村というか、公の法人も...全文を見る
○枝野国務大臣 民主党政権は、菅政権は、最小不幸社会を目指すということでございます。したがいまして、規制の改革はいたしますが、それは、かつてのように規制緩和方向の一辺倒ではない。  むしろ、環境、安全、労働などの面ではしっかりとした規制を強化すべき部分が多くて、これは量的にどっ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の件につきましては、国会での総理の答弁がございましたのが一月二十八日の午前でございます。同日、一月二十八日金曜日の夕方、私から経済産業省に事実関係再確認の指示を、これは秘書官を通じてだったと思いますが、いたしました。一月三十一日月曜日、経済産業省の秘書課長か...全文を見る
○枝野国務大臣 しっかりと、関係当事者から経緯を、詳細を具体的に把握いたしましたので、あっせん等に基づくいわゆる天下りではないということは確認をできているというふうに思っております。
○枝野国務大臣 今、総理の答弁のところからスタートしてのことで、私を通じてのところだけお答えをいたしましたが、この間、私から経済産業省への指示は、秘書官を通じてでございますが、政務三役に、そして、政務三役の指示のもと秘書課長が行った、そして、そこに返ってきた回答も、秘書課長から経...全文を見る
○枝野国務大臣 二〇一〇年十二月九日、東京電力の清水社長がこの当該石田氏を東京電力にお呼びになって、そこで直接就任のお願いをしたというふうに聞いております。
○枝野国務大臣 かつて私がそう申し上げたのはそのとおりでございますし、私も一般論としてそういうふうに認識をいたしております。  ただ、今申し上げたような経緯について、日付なども含めて、かなり詳細とまでは言わないまでも、具体的にこういうやりとりであるということ、それから、実は、東...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、これは、前政権以来かと思いますけれども、いわゆる関連業界等を含めて、今、OBの再就職について人事院の許可云々という制度はございませんので、どこかでだれかが、これはオーケーだと決めるとか、おれはオーケーでないということの仕組みになっていないということは、委員も...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○枝野国務大臣 私がお答えをすべき立場なのかよくわからないところもあるんですが、私の過去の知見の中から申し上げますと、マニフェストの準備委員会で検討することと、そこで書くべき内容について詳細を精緻に検討する、例えば部門会議であるとかプロジェクトチームであるとかワーキンググループで...全文を見る
○枝野国務大臣 ですから、民主党のマニフェスト案の七万円の最低保障年金というのは、七万円の最低保障年金を満額で受け取られる方は、少なくともマニフェストのときにお示しした民主党の案は、これから保険料を新たに納め始める世代の方が、四十年間フルで所得比例年金を、もちろん所得がなければゼ...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げたいと思いますが、例えばマニフェストの中で、例えばこの四年間の途中でスタートをして、その時点で財源がかかるということについては、その財源をお示ししています。  ただ、マニフェストの中には、この四年間で実施をして、そのときに財源がかかるという項目だ...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになるかもしれませんが、御理解をいただきたいと思うんですが、マニフェストにも、福山副長官から申し上げましたとおり、工程表の中に、二十四年度「制度設計」、二十五年度「新たな制度の決定」ということで、制度設計の詳細はまさに政権をとらせていただいた四年間の中で行...全文を見る
○枝野国務大臣 この一年半余りでございますが、マニフェストで示した主要項目を実現するべく、そのための財源捻出に向けて最大限の努力をしてまいりました。その結果として、実は今改めて精査をさせているところでございますが、財源の捻出という意味では、実は十兆円前後あるいは超えるぐらいの財源...全文を見る
○枝野国務大臣 それは、その都度その都度、残念ながら工程表どおりにいっていない部分については、そのときの担当の責任の閣僚等からしっかりと御説明を申し上げて、そのことについておわびすべきことはおわびを申し上げてきております。  改めまして、私どもとしては、政権交代の選挙の折に、し...全文を見る
○枝野国務大臣 民主党が野党時代にそういった法案をお出ししたということは、御確認をされているんでしょうから確かなんだろうというふうに思いますが、もちろん、いろいろな状況状況で、経済状況や政治状況が変わればそれぞれの政党の政策が変化をしていくのは、それは小泉委員も御承知のとおりだと...全文を見る
○枝野国務大臣 マニフェスト違反ということの議論を今されているというふうに思います。  マニフェストについて、どうお約束をしたかといえば、先ほど申しましたとおり、もちろん、野党時代にいろいろな政策、例えば民主党も政権をいただくまで十数年あります。政治状況、経済状況、いろいろなも...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、先ほど来申し上げておりますとおり、できるだけ地方の負担がない形で、全額国費でやるような方向に持っていくのが望ましいということを、マニフェストのお約束とは別に、私どもの政権としては考えておりますので、したがって、暫定的に昨年もお願いをしたし、ことしも、これを...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げますが、マニフェストでお約束をしたのは子ども手当の支給についてでございまして、その財源については、マニフェストの段階ではその支給についてお約束をしているということであって、その前の段階で議員立法でいろいろな案は出してきた経緯はありますが、まさに国民...全文を見る
○枝野国務大臣 マニフェストの全体構造のことですから私からお答え申し上げますが、そのことだけで五・何兆にするというような話をしているのではなくて、そのことなども含めてトータルとして財源を捻出するということを申し上げてきています。  そして、先ほど申しましたとおり、私たち、この間...全文を見る
○枝野国務大臣 お答えをいたします。  昨年の十一月二十二日の分までが質問主意書等でお答えをさせていただいている分かと思います。  その後、十二月二十日に、仙谷前官房長官のもとで一億円が請求をされております。そして、本年一月二十一日、私のもとで同じく一億円が請求をされておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 私といたしましても、内閣官房報償費については、その機能を維持しつつ、どのように透明性を高めていくことができるのか検討してまいりたいと思っておりますが、ただいまのお尋ねについては、具体の執行状況についてでございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○枝野国務大臣 総務省の方から御提示をした審議会も、地方の声を聞く場としてちゃんとお聞きをいたしましたが、同時に、先ほど総務大臣からお話ございましたとおり、厚生労働大臣を中心にして、それに先立って地方の代表の皆さんと、あるいは地方のさまざまな声を、御相談しながら、協議をしながら五...全文を見る
○枝野国務大臣 きのうも申し上げましたとおり、マニフェストで何をお約束したかといえば、その給付についてお約束を申し上げて、そして、その財源に幾らかかるかということをちゃんとお示しをして、それに基づいて進めております。(発言する者あり)
○枝野国務大臣 全額国費で行うということは、マニフェストでお約束をした中身ではございません。もちろん、今総理が御答弁申し上げましたとおり……(発言する者あり)
○枝野国務大臣 国の方針の結果として地方の税収がふえる、この結果としての調整をこれからしていくことも含めて、全額国で形式的にも見た形になるという方向が望ましいという努力をしておりますが、そしてそういう方向は前政権以来申し上げておりますが、しかしながら、それはマニフェストでお約束を...全文を見る
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○枝野国務大臣 ありがとうございます。  たまたま、行政刷新会議に規制・制度改革分科会を設置した当時は、行政刷新担当大臣を務めさせていただきました。その折から、規制・制度改革においては、どうしても、従来、規制緩和、自由化ということばかりが強調をされていたけれども、そうではないん...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来の文部科学大臣の御答弁で御理解いただけるのではないかと思うんですが、あくまでも、どのような学校が無償化の対象になるのかならないのかという問題については、これは外交上の判断ではなくて教育上の判断で行う、このことは一貫して変わっておりません。  ただ、その手...全文を見る
○枝野国務大臣 審査が行われた場合にどういう基準で審査が行われるのかということについて、従来から申し上げておりますとおり、外交上の判断ではなくて教育上の判断で行う、このことは変わっておりません。  ただ、その判断をどういうタイミングでどう行うのかということについての中で、砲撃事...全文を見る
○枝野国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますとおり、どの学校が無償化の対象になるのかということについては、外交上の問題ではなくて教育上の見地から決めさせていただく、このことは一貫をしていると申し上げております。  その上で、昨年の砲撃事件が我が国を含む北東アジア地域全体...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、朝鮮学校を初め、どこの学校が無償化の対象になるのかという判断については、全く外交的な問題ではなくて教育上の見地から進めさせていただくということは一貫して申し上げてきているとおりでございます。  その上で、近隣においてああいう砲撃事件が生じた...全文を見る
○枝野国務大臣 外交的な配慮をしたのではなくて、さまざまな国際状況の中で、我が国国内における不測の事態に備え、万全な体制を我が国内においてとるという見地から、そして我が国の国民の生命財産を守る、このために万全を期すという見地から、一たん手続を停止したものでございます。
○枝野国務大臣 外交上、どこの国にも配慮をいたしておりません。我が国の国民の生命と財産を守るという見地から、不測の事態に備え万全の体制をとるために手続を一たん停止させていただいたものでありまして、我が国の国民の生命財産を守るという見地からとった措置でございます。
○枝野国務大臣 まず、どの学校が適用の対象になるのかということについては、一貫して申し上げておりますとおり、外交上の配慮などではなくて教育上の見地から行う、このことは一貫して申し上げてきているとおりでございます。  さらに、この手続を一たん停止したことについては、その端緒におい...全文を見る
○枝野国務大臣 それが、北朝鮮による砲撃が端緒でございますが、不測の事態に備えて万全の体制を備えておく必要がある。これは、国民の生命財産を守るという見地から、万全の体制を備えていくために指定の手続を一たん停止したものでございます。
○枝野国務大臣 停止をしましたのが、北東アジア全体の平和と安全を損なうというような状況を踏まえて、国内における不測の事態に備え万全の体制を備えておくという必要から一たん停止をしたものでありまして、さまざまな状況を総合的に判断して、この砲撃事件を端緒として生じた不測の事態が生じる可...全文を見る
○枝野国務大臣 これは文部科学省の手続でございますが、内閣官房としても総合調整しながら進めていくことでございますので、私から答弁をさせていただきますが、先ほど申しましたとおり、我が国内において不測の事態が生じるおそれというものが一定程度低下をして、その低下した水準というのは、砲撃...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに危機管理上の問題として、不測の事態に備えなければならない責任を私ども負っておりますし、砲撃事件を端緒として、そういったことが想定をされたことについては御異論ないんじゃないかというふうに思いますが、ただ、その不測の事態の具体的な内容をここで申し上げると、どうい...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げて御理解をいただけないのは残念でございますが、どの学校がこの無償化の対象になるのかということについては、教育上の見地で行います。だけれども、今回、手続を停止したということは、教育上の配慮ではなくてこの不測の事態に備えて万全の体制を備えていく必要があ...全文を見る
○枝野国務大臣 まさにこの不測の事態というのは、国民の生命財産あるいは秩序の安定というものを脅かすような事態が生じるおそれということを抽象的には申し上げているわけでありまして、では、それについて具体的にこういうことが想定されると言うことは、どういった情報に基づいてどういった分析を...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、政府として万全の情報収集に努めておりますが、そうした情報を踏まえて、不測の事態に備えて万全の体制を備えておく必要、これは砲撃事件を契機として生じたものでありますので、その砲撃事件が起こる前の状況にまで不測の事態が生じるおそれという...全文を見る
○枝野国務大臣 各種の手続において申請に対する審査が直ちに開始されない場合であっても、それが合理的範囲内で行われているのであれば、直ちに行政手続法上の行政手続の遅延等になるものではございません。  今回は、先ほど来申し上げましたとおり、若干誤解があったとすれば申し上げておかなけ...全文を見る
○枝野国務大臣 財務大臣からお答え申しましたように、内閣といたしましては、ベストのものという考えで予算案を国会にお示ししておりますので、でき得るならば全会一致で御賛同いただけることが大変ありがたいというふうに御期待を申し上げているところでございますが、当然、国会においては、審議を...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的に、どこかの予算項目について、修正で、国会、与野党で、あるいは野党のどこかの党とまとめたいというような趣旨の御相談はございません。
○枝野国務大臣 歳出削減等につきましては、事業仕分けなどもございましたが、それを含めて、二十二年度予算で二・三兆円、二十三年度予算で少なくとも〇・三兆円、合わせますと、二十三年度は二・六兆円になります。  埋蔵金については、二十二年度予算で六・三兆円、二十三年度予算で二・七兆円...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません。誤解を招いたとすればおわびをして撤回をいたしますが、今、野田財務大臣が申し上げた財政の方針というものは、まさに政権、私も含めて一体として、同じでございます。  ただ、政治論といたしましては、財源があるんだったらマニフェストでお約束したことを実行すると...全文を見る
○枝野国務大臣 その目標に向けて、最大限の努力をして財源を確保してまいりたいというふうに思っております。
○枝野国務大臣 まず、無駄があるとおっしゃられなかったということで、多分、我々が歳出削減するのは、いわゆる無駄だけではなくて、優先度などを含めて削れるところを削って、優先度の高いところに回していくという意味でございます。  そうした中で、予算というものは、例えば、継続的な事業で...全文を見る
○枝野国務大臣 例えばということを申し上げているのであって、予算というのは、もう委員十分御理解されているというふうに思いますが、その例として挙げたようなケースを含めて、今の時点ではベストだと思われるけれども、しかし、さらに時間の経過とともにそれを削減できる余地が生じてくる、あるい...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、十分に御発言の御趣旨を受けとめ、理解できているのかどうか自信はないんですけれども。  私どもとしては、まさに野党の時代に、その当時知り得る知見に基づいて、例えば庁費等のところで、合わせて四年後に六・一兆円の財源を捻出できる程度の改革が可能であるという...全文を見る
○枝野国務大臣 二月一日の予算委員会で菅総理が答弁をいたしましたのは、石原委員から、子ども手当はデフレ対策であるという前提でのお尋ねがございましたので、デフレ対策ではなくて広い意味での少子化対策に当たるという趣旨をお答え申し上げました。  ここで言う少子化対策というのは、広い意...全文を見る
○枝野国務大臣 児童手当について、先ほど私からも申し上げましたが、児童の健全育成だけではなく、家庭における生活の安定に寄与することも目的としているということで違いがあるということを申し上げました。それゆえに、所得制限がある、なしという違いがございます。  今回、三歳以下でしたか...全文を見る
○枝野国務大臣 委員長からも御指導がございましたが、まず大前提として、控除の見直しとの関係において不都合が生じないようにということが必要であるということが、まず第一にございます。  そのことが基本にあった上で、あえて家庭に着目をしてということではないのかという御質問がありました...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しますが、三歳と十歳でかかるお金が違うからという御答弁を申し上げたつもりはございません。ただ、子供の年齢に着目をして違いをくっつけたということでございますので、親御さんの所得によって違いをつけたという、その児童手当の観点とは違う観点であるということを申し上げ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、若干わかりやすくというつもりで御説明を申し上げたつもりなんですが、二歳、十歳の例というのが必ずしも適切でなかったというふうに思いますので、その点はおわびをして撤回をさせていただきます。  基本的に、それぞれのお子さんの育ちをしっかりと社会全体で支えていくと...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、第一には、控除の見直し等による調整を必要とするということの中でこういった対応をとらせていただくということでございますし、まさに子ども手当というのは、お子さん一人一人の育ちを社会全体で支えていくという観点でございますので、まさにお子さんというの...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○枝野国務大臣 報道は承知をいたしておりますが、各党の間の国会での御議論については、何かあれば必ず私のところに報告が来ることになっておりますが、そういった報告は全くございませんし、内閣といたしましては、ぜひとも、自民党さん含めて各党の皆さんに、予算案原案どおり賛成していただきたく...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣府特命担当大臣、行政刷新担当として、この閣議に参加して署名をしております。
○枝野国務大臣 御指摘のようないわゆる政策協定は、労働団体に限らず、さまざまな団体と選挙などに当たって政策協定や確認書等を交わすことはよくある話でございまして、連合加盟の産別の一つとそういった協定書を交わすということは、一般的によくあることだというふうに思っております。  御指...全文を見る
○枝野国務大臣 連合加盟のさまざまな団体とは、連合と民主党、あるいは私も含めてさまざまな関係がございます。その中の構成組織との関係ということで一貫して変わっておりませんが、御指摘のような、質問主意書に対する答弁で内閣としても認識をしている問題は共有して認識をしておりますので、そう...全文を見る
○枝野国務大臣 JR連合も連合加盟の産別の一つであられまして、相手のあることですから、具体的な時期等は申し上げない方がいいと思いますが、私自身もJR連合の幹部の方と意見交換をしたりということは何度もいたしております。
○枝野国務大臣 連合さんや連合加盟の各産別、単組等も含めて、基本的にはさまざまな会合、御案内があったところについて、日程の許し、問題のない範囲内で、私なり秘書なりが参加するということをやっておりますが、JR連合からそういった御案内をいただいた記憶はございません。  ちなみに、地...全文を見る
○枝野国務大臣 七年にわたって、前後関係では十数年にわたって、トータルをすると延べで今のような御指摘の金額かということを、たしか柴山議員がお調べをいただいて、それは間違いないだろうというふうに思っております。  JR総連という産別以外の産別の幾つかのところからは、同程度あるいは...全文を見る
○枝野国務大臣 当該裁判自体存じ上げませんので、何ともお答えをしようがございません。  内閣といたしましては、昨年の五月十一日付の質問主意書に対する答弁のとおり認識をいたしております。
○枝野国務大臣 昨年の五月の答弁書で内閣としてお答えをしたとおりの認識は、内閣の一員として当時もおりましたので、私も共有をいたしておりますが、一九九九年当時あるいはそれ以前のことについては、少なくとも私は存じ上げませんし、どういう認識であるのかということについては承知をいたしてお...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘をいただいています配付資料二にあります覚書は、機関と私個人として、つまり連合加盟の、正確に言うと連合加盟の単組の支部という機関との間で交わしたものでございまして、ここに名前が載っておられる個人と交わしたものではございません。そして、いずれの献金等についても、...全文を見る
○枝野国務大臣 私がそういった、本日配付の資料に御提示いただいている覚書を交わしたり、それから政治献金等をいただいているのは、法に基づいて認められた連合加盟の産別という機関との間でおつき合いをさせていただいているものでございます。  そうした組織の中にいろいろな方がいらっしゃる...全文を見る
○枝野国務大臣 ここにもあります、ILOで採択された報告書にあるILOからの要請について関係省庁からヒアリングをした記憶はございますが、さまざまな役所からさまざまな案件についてヒアリングをするということは、今、平沢議員もされているかというふうに思いますが、日々、一日に何件もござい...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、ここにありますようなILO勧告についてのヒアリングをした記憶はございますが、具体的な経緯とか内容とか詳細についての記憶はございませんので何とも申し上げられませんが、当該労働組合に限らず、そして労働組合に限らず、さまざまな皆さんから、この問題...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、五年以上前のことですし、この手のといいますか、役所の皆さんからさまざまなヒアリングをするということは平沢議員もされているかというふうに思いますが、私も特に野党時代は一日に何件もいろいろなものがございまして、詳細な記憶はございませんし、また、...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、配付資料にございますようなこと、詳細な記憶はございませんし、私も自分の事務所を調べてみましたが、当時の、各種のヒアリングはいろいろなところとやっておりますので記録等は全くございませんが、こうして予算委員会に出てきている資料ですから、この資料自体はそういったも...全文を見る
○枝野国務大臣 政治資金規正法に基づいて適正に受領したものでございまして、今後については、いろいろな御指摘もございますので、李下に冠を正さずという考え方から、お申し出があってもお断りをしようということを申し上げましたが、過去にいただいた政治献金については、法に基づいて適正に受領し...全文を見る
○枝野国務大臣 報道は若干ニュアンスの違っているところはございますが、それについては申し上げません。  日中関係は、歴史的にも地理的にも、あるいは中国の面積、人口、あるいは経済力等を考えても、日本にとっても、そしてアジア太平洋地域、そして世界にとって重要な関係と認識をいたしてお...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、直接にどこかの国をあしき隣人というふうに申し上げたものではないというふうに私自身は思っておりまして、ただ、よい隣人であろうとあしき隣人であろうと、隣人とはよくつき合っていかざるを得ないんだという一般的なことを申し上げました。文脈の中でそういうふうに受け取られ...全文を見る
○枝野国務大臣 我が国の国家安全保障において、官邸が司令塔として適切に機能することは大変重要なことだというふうに認識をしておりますし、従来からそういった観点で、前政権においてもそうやってきていただいたと思いますし、私どもも進めているところでございますが、さらに今回、防衛大綱で、御...全文を見る
○枝野国務大臣 大綱が決められたことを受けて、どういった体制で検討していくのかということを含めて、今まさにその検討を始めているところでございまして、できるだけ早く、こういった形で、こういったスケジュールでということをできるだけ具体的にお示しをしたいというふうに思っておりますが、ま...全文を見る
○枝野国務大臣 外務大臣や経産大臣からお答えをいたしましたのは、EPA交渉について前に進めていきたいということでやっているということでございますが、EPA交渉に当たりましては、内閣全体としても、世界の潮流から見て遜色のない高いレベルの経済連携を進める一環として、「センシティブ品目...全文を見る
○枝野国務大臣 我が国も協議に参加をしていないTPPの交渉の見通しをおっしゃられているわけでございますが、まさに、各国とも、それぞれの国ごとにさまざまな事情、国内の御意見をお持ちだからこそ、こうした二十四の作業部会が設置をされて、今TPPの協議が日本以外の何カ国かで進んでいるとい...全文を見る
○枝野国務大臣 菅内閣として、我が国に特に大きな利益をもたらすEPAや広域経済連携については、高いレベルの経済連携を目指すということで、国を開いてまいりたいというふうに方針を出しておりますが、その方針においても、これは関税に関すると思いますが、センシティブ品目に配慮を行いつつとい...全文を見る
○枝野国務大臣 中島委員には事業仕分けで大変お世話になったこと、改めて私からも御礼申し上げます。  そして、御指摘のとおり、公益法人を改革するに当たっては、国からの事務事業の委託等がなくなることで職員の数を減らすことになる公益法人、あるいは場合によっては廃止になるような公益法人...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に今春の新卒者の内定率が大変低いということや、あるいは全体としての賃金が抑制傾向が見られるということで、大変厳しい雇用環境が続いているというふうに思っております。これは、当該当事者の皆さんにとって大変厳しい状況であるということにとどまらず、日本経...全文を見る
○枝野国務大臣 総理から日本経団連の米倉会長にも、雇用に対して強く要請をいたしたところでございます。これを受けて米倉会長からは、日本国内投資促進プログラムも念頭に、積極的に国内の投資や雇用創出に取り組む所存であるというコメントが出されております。この国内投資促進プログラムによりま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきました、民間の非金融法人企業の現金預金の額が過去最高になっているという御指摘については、実は、一方では、金融資産全体では、〇六年から〇七年ごろをピークにして、当時一千兆円を超えていたものが今七百七十兆円程度ということで、大きく下がっておりまして、金融...全文を見る
02月14日第177回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今防衛大臣からも御答弁申し上げましたとおり、補給支援活動が、そのものについては一定の成果があったことは否定をするものではございませんが、政権交代を機に改めて検証いたしまして、補給回数が一時期に比べて減少してきたことに伴い補給支援活動の意味合いが小さくなっ...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○枝野国務大臣 国会の方の御議論として、国会対策委員長の方でそういうことをおっしゃったということは承知をいたしておりますが、これから党の方と内閣の方で御相談をさせていただくという手はずになっております。
○枝野国務大臣 当然、国会の中で与党として野党の皆さんと御協議をされて、それが一定の方向に収れんするに当たっては、内閣の方と御相談をさせていただきませんと、そこでそごが出てはいけないと思っております。  ただ、具体的にはこれから、与野党でお話をされたことを含めて党の方からお話が...全文を見る
○枝野国務大臣 国会の方で与党として野党の皆さんにお話をしていることについては、当然、与党の責任として、内閣の方としっかりと一致をした形でまとめていくということを責任を持って提起していただいていますが、詳細、細かいところの御相談はこれからさせていただくということでございますが、与...全文を見る
○枝野国務大臣 これから御審議をいただく法案でございます。これから審議の始まる法案でございます。内閣としては、ぜひ原案のまま全会一致で御賛同いただけることを期待いたしております。
○枝野国務大臣 党の方で、国会の方で、どういう与野党間で御議論になっているのか、詳細を含めてきちっと御報告をいただいて、それを踏まえて内閣としても対応してまいりたいというふうに思っておりますが、現時点では、私どもは、国会に御審議をお願いしている法案そして予算案、でき得るならば、す...全文を見る
○枝野国務大臣 党の方で野党の皆さんときちっと、与党の責任でこうしますということでお約束等をされたことについては、当然、内閣としても、それを踏まえて対応させていただかなければいけないというふうには思っております。  ただ、国対委員長なり党の役員の皆さんがそれとは別の次元でいろい...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣の方針は、予算も予算関連法案も、原案どおりすべての皆さんに御賛同いただいて可決をしていただきたいというのが基本方針でございます。
○枝野国務大臣 内閣としては、原案どおりおまとめをいただきたい、御賛同いただきたいということで御審議をお願いしているということを繰り返し申し上げているとおりでございます。  今後、与党から御相談があるんだろうというふうに思いますけれども、その場合には、当然、与党の皆さんが野党の...全文を見る
○枝野国務大臣 詳細について、具体的なお話し合いの経緯その他含めて、そういうところについては今後御相談させていただくことになるんだろうと思っております。
○枝野国務大臣 菅内閣としては、日米合意を踏まえて、この基地の問題について、沖縄の皆さんの御理解を得るべく努力をしているところでございます。これが菅内閣としての方針でございます。  また、その前提となっておりますのは、海兵隊を含めた在日米軍の存在が、全体として日本の平和と、そし...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、菅内閣が発足をしたときに、鳩山内閣からの方針としてそういった方針が一貫してされているというふうに私は承知をいたしております。
○枝野国務大臣 過日も御答弁申し上げたかと思いますが、二月一日の予算委員会における総理の答弁は、子ども手当はデフレ対策ではないかという御指摘に対して、デフレ対策ではなくて、少子化という状況に対してしっかりと対応していく施策であると申し上げたものでございます。  政府見解でお示し...全文を見る
○枝野国務大臣 ペーパーでもお示ししましたとおり、次代の社会を担う子供一人一人の育ちを社会全体で応援することが目的であり、その結果として、少子化の流れを変えていくことにつながっていくものというふうに内閣として統一して認識をしております。
○枝野国務大臣 直接の目的は、次代の社会を担う子供一人一人の育ちを社会全体で応援すること、これが直接の目的でございます。
○枝野国務大臣 例えば、直接的に、この政策をもって出生率を高めるとか出生率の低下にブレーキをかけるとかということを直接の目的としているものではございません。
○枝野国務大臣 子ども手当と児童手当については、子供の育ちを支援するという意味で共通する面がある一方で、もちろん、違う制度でございますから、違いもございます。鳩山前総理の御指摘をされた御答弁は、児童手当と子ども手当との違い、制度の異なる面を説明したものでございます。  一方で、...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来の細川厚生労働大臣のお答えでも何度も申し上げておりますとおり、この子ども手当は、児童手当とある側面を見れば共通しているところもある一方で、まさに一人一人のお子さんを社会全体で支えていく、そのことによってその育ちを支えていくという考え方でございまして、個々の...全文を見る
○枝野国務大臣 総理は、私が先ほど答弁をしたような認識をされているものと私は認識しております。
○枝野国務大臣 まだら事案への対応、一方では急がないといけないということで御通知を出したものと思いますが、結果的に、四カ月間、処理の転送までにかかったということで、申し立てた皆さんに御心配をおかけしたことについては大変申しわけなく思っております。  今後このようなことのないよう...全文を見る
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○枝野国務大臣 現状の安全保障等に関する政府の情報収集・分析体制は、内閣情報調査室を中心に関係省庁が連携して情報収集、分析を行っております。さらに、合同情報会議等を通じて内閣のもとでの集約した総合的な評価、分析も行っております。  重要なものについては、必要に応じて、情報官から...全文を見る
○枝野国務大臣 今、中谷先生初め国会に提出されている法案について直接のお答えは避けたいと思いますが、現行憲法のもとでも、邦人救出等を初め我が国の国民の、特に在外邦人の安全をしっかりと守っていくということに向けて、憲法上の制約ということでできないということではなくて、そういった意味...全文を見る
○枝野国務大臣 今、玄葉大臣、鹿野大臣両方からお話し申し上げておりますのは、まさに今、現に、オーストラリアとの関係では交渉がスタートをしたところでございます。その前のTPPについては、各国での交渉の状況から情報を集めているところでございます。  まさにそうしたことの中で、相手国...全文を見る
○枝野国務大臣 ここで委員がお出しになった資料にあります試算は、一定の条件のもとでそれぞれの関係する省がしたものでありまして、そういった意味では、ほかの対策も打たずに農業に一番悪い影響を与えた場合ということで、この数字を農林水産省で出しているわけであります。  まさに今、玄葉大...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○枝野国務大臣 当該覚書を含めて、私は、連合及び連合加盟の産別、単組と呼ばれるいろいろな労働団体、いずれも、連合も、そしてそれぞれの加盟の組合も適法、合法な組織であり、連合の皆さんとは、自民党政権の皆さんも連合の会長さんなどといろいろな協議をされていた、適法、合法な組織であるとい...全文を見る
○枝野国務大臣 今おっしゃられた例と、私は、イコールではない、意味がちょっと違っているというふうに思っております。  そして、昨年の五月の質問主意書に対する御答弁でございましたような状況でございますので、適法、合法な労働組合の内部的なことに、一方では政府機関が直接に関与するべき...全文を見る
○枝野国務大臣 過日来、その件についての御指摘をいただいておりますが、個別具体的にどのような会合にどういうことで出席したかという詳細な記録は残っておりませんが、私も弁護士の出身でございますので、刑事事件における適正法定手続等について、当該団体に限らず、幾つかの場所でこれまでも講演...全文を見る
○枝野国務大臣 昨年の秋、岡田克也氏が民主党の幹事長になりました時点から、連合加盟の産業別組合の中で、昨年の参議院の比例区に候補者を出された産別について順次朝食懇談会をしたものでございまして、その中にJR総連もあったことを記憶しております。
○枝野国務大臣 岡田幹事長が各産別の皆さんと懇談をした席の、私は当時は幹事長代理でございましたので、陪席という立場でございますから、具体的に申し上げることをしていいのかどうかわかりませんが、あえて申し上げれば、鉄道事業の現況や雇用情勢その他の現下の経済情勢に関して一般的な意見交換...全文を見る
○枝野国務大臣 詳細は記憶をいたしておりませんが、しかし、基本的には各産別の皆さんと、例えば、ほかにも鉄道関係の組合の皆さんとお話をしたときにはやはり鉄道事業について話題になりましたし、自動車関係の組合の皆さんとは自動車産業について話題になりましたし、少なくとも私の記憶では、そう...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げますが、議事録をとっていたりとかメモをとっていたりとかという性質のものでございませんので、では一から十まで、大体一時間弱だったかというふうには記憶しておりますが、そこで、どなたが何をどうおっしゃったかということを全部記憶しているわけではございません...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、事前の通告もいただいておりませんし、漢文についての正確なことを、意味合いはと言われても、私もここで正確でないことを申し上げてはいけないと思いますので、正確な李下に冠を正さずの意味をお答えするべき立場ではないというふうに思っておりますが、昨年五月の、質問...全文を見る
○枝野国務大臣 私が当該組合と必ずしも特別な関係でないということについて、今そちらからお話しいただいて大変ありがたいというふうに思っておりますが、私は、従来から自分の政治姿勢、政治信念に基づいた行動をとってきておりますので、特定の団体に影響を受けるようなことは一切受けずにやってき...全文を見る
○枝野国務大臣 取りまとめの文章をもう一度正確に申し上げますが、   現在の独法の在り方については大変問題あるということについては、共通した意見もあり、コンセンサスとして取りまとめることが出来る。この独法のままで良いのかどうか、むしろ、国が直接行って、その結果、逆にスリム化する...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、繰り返し申し上げますが、先ほどお答えしましたとおり、国に戻すなどという結論は出しておりません。  そして、国に戻すという話のことを、当時の議論としては、今まさに御指摘をいただいたように、結局、独立行政法人になったことでコストが削減になった部分はある、そのこ...全文を見る
○枝野国務大臣 報道がどこかであったときに、義理の父に、妻の父に聞いてみましたけれども、そういったところの理事をやっていると。ただ、いわゆる外部理事として、義理の父は弁護士でございますので、何かかつて事務所のあったところの近くであったようでございまして、なかなか外部理事が見つから...全文を見る
○枝野国務大臣 法務大臣もおいでになっておりますので、どちらから答えた方がいいのかわかりませんけれども、まさに今裁判所で裁判が行われている案件でございます。なおかつ、これについては、広い意味での行政権の行使として公判請求をいたして裁判になっているところでございます。  もちろん...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、何をお尋ねになりたいのかがよくわからないんですが、菅総理が民主党の代表になりまして、そして、法的には問題はないけれども、いわゆる組織対策費については、今後は民主党としては行わないということを私が幹事長として決めさせていただきました。  しかし、いわゆ...全文を見る
○枝野国務大臣 記憶しています。
○枝野国務大臣 当時の自由党の財政状況について存じ上げませんでしたので、私は民主党の方に属しておりましたので、民主党の方から自由党の方に寄附がなされているということについては、合併前の民主党の立場からは余りおもしろいことではないなというニュアンスのことを申し上げました。
○枝野国務大臣 ちょっと、正確に何と申し上げたかというのは、それこそ御通告もありませんし、記録もとっておりませんが、今申し上げたような趣旨で、政党の中においては、政策調査会長はこの手のことにもともと、本来かかわる立場ではありませんので、私が当然存じ上げなかったんですが、でも、知っ...全文を見る
○枝野国務大臣 当時の自由党の財政状況や当時の自由党の内部事情について私は知る立場ではありませんし、その後も小沢議員からそういったことについて話を聞く機会もありませんので、私は何とも申し上げようがありません。
○枝野国務大臣 ですから、その自由党の財政状況の詳細とか当時の自由党の御判断について私は知り得る立場でありませんし、その後、残念ながら、小沢議員とそういった話をする機会もございませんでしたので、どうしたことであったのかということについては存じ上げませんが、当時の心情を当時その番組...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○枝野国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  菅内閣におきましては、国づくりの理念として、平成の開国、最小不幸社会の実現、不条理を正す政治の三つを掲げております。  変化の時代の真っただ中にあって、菅内閣は、我が国が国際社会と繁栄...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) 田村議員にお答えをいたします。  民主党のマニフェストにおきましては、子ども手当について、平成二十二年度月額一万三千円、平成二十三年度以降は月額二万六千円の給付を行うことについてお約束をし、その所要額が五・三兆円であることはお示しをしております。  ...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○枝野国務大臣 報道等は承知をしておりますが、現時点で辞表が提出されたという報告は受けておりません。仮定の話にお答えすべきではないと思っております。
○枝野国務大臣 我が国のインテリジェンスにかかわる問題でありまして、何をどのようにどう知っているのかということを申し上げることは、我が国の安全保障の観点から必ずしも適切ではない。報道をされていることについて承知しているということは間違いありません。
○枝野国務大臣 お尋ねの石垣市に対する回答につきましては、その御要請の内容の中心が地方税法に関するものでございましたので、固定資産税の事務を所掌する総務省の固定資産税課長から連絡をしたものでございますが、その内容については、政府としての決定でございますので、政府としての判断でござ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘は、少なくとも一義的にはごもっともと思われるところはありますので、今後、私のもとで、こういった御要請があったときに、御要請の内容に応じて、だれの名前で、あるいはだれのところから御連絡するかということについては、今の御指摘も踏まえて検討してまいりたいというふう...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知だと思いますが、経緯からまず申し上げると、平成九年に所有者から、国の機関を除き上陸等を認めない、また第三者による権利侵害行為に対し厳重な対処を求める旨の要請が行われており、さらに、平成十四年に政府が賃借を開始した後は、賃貸借契約について所有者と連絡をとる際等...全文を見る
○枝野国務大臣 これは相手方のあることでございますので、具体的な日時については回答を控えさせていただきたいと思いますが、少なくとも、賃貸借契約についての連絡をとる必要がしばしばございますので、その都度、所有者の意思は確認をされているということでございます。
○枝野国務大臣 まず、済みません、繰り返しおっしゃられているので、あえて申し上げますが、北方四島はロシアに実効支配をされてはおりません。先生も内閣官房のお仕事をされた御経験がありますので、そこは重要なところだと思いますので、ぜひ、そこは共有させていただければというふうに思います。...全文を見る
○枝野国務大臣 北方四島あるいは竹島については、我が国の立場は明確でございまして、歴史的にも法的に見ても、他の国がそこを事実上の支配をすることについて根拠のあるものではないということで、これは議員もよく御承知のとおりであるというふうに思っております。一般的に、そういった状況の事実...全文を見る
○枝野国務大臣 国益のためにお互いにということで申し上げておりますので、私、最初の一、二度おっしゃられたときは、今実効支配というふうな言い方をおっしゃらないでくださいとは申し上げませんでしたが、少なくとも我が国の立場として、実効支配をされているということを認めることはできない、こ...全文を見る
○枝野国務大臣 法的根拠のない状態で支配をされているということで間違いない状態でございます。
○枝野国務大臣 いずれにいたしましても、尖閣諸島が我が国固有の領土であることは歴史的にも国際法上においても疑いのないことであり、なおかつ、現に我が国がこれを有効に支配していることは間違いないことでございます。  そうした意味で、さまざまな懸念に対して、我が国として我が国の領土を...全文を見る
○枝野国務大臣 比喩的にどういう表現を使うかは別といたしまして、現在の年金制度が、一つには急激な少子高齢化、もう一つには、当初、国民年金制度がスタートをした時点で想定をされていた社会構造、特に国民年金に加入をされると想定される方の構造が大きく変化をしているということの中で、現状の...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに比喩の表現の仕方でございますので、そのぼろぼろという比喩をどういう意味づけでどういう理解をするかということは、いろいろあろうかというふうに思います。したがって、そういう比喩を使われる方がいらっしゃる、前総理が使われたことについては理解をいたしますが、政府の公...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、鳩山内閣の当時から、先ほど私が申し上げたような国民年金の問題そして少子高齢化の問題については、一貫して共有をしているというふうに思っております。  それについてわかりやすく予算委員会その他の場で説明するに当たっての比喩の言葉の使い方については、それぞれの...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたが、現在の年金制度が、一つには、少子高齢化が急激に進んでいくということの中で、当初創設された時点で想定をされていた保険料の支払い者に対する保険料の受取者の比率は決定的に大きく違ってきています。これは当初想定されていたものと大きく抜本的...全文を見る
○枝野国務大臣 数字は、御通告がございませんので、正確な数字をこういうところでは申し上げなきゃいけませんので、お答えいたしませんが、確かに、その比率は決して大きなものではございません。  しかしながら、年金制度もそうでありますし、一方で、一生の間に仕事あるいは収入の得方というも...全文を見る
○枝野国務大臣 委員長の御指名でございますので申し上げますが、未納者は二百三十一万人、未加入者は九万人、なお納付率は二十一年度の、現年度納付率が六〇・〇%、無年金者は百十八万人というのが十九年の推計でございます。
02月25日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○枝野国務大臣 公正取引委員会の事務を担当する大臣として一言申し上げます。  公正な競争のもとで自由に経済活動が行われることにより、社会の活力が生み出され、国民生活が豊かなものとなります。経済活動のグローバル化など、日本を取り巻く国際環境、市場環境が大きく変化していく中、市場が...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○枝野国務大臣 平成二十三年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成二十三年度における歳出予算要求額は一千三億二千五百万円でありまして、これを前年度当初予算額一千三十九億六千百万円と比較しますと、三十六億三千六百万円の減額となっており...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○枝野国務大臣 まず、これは厚生労働省の内部限りで議論をしていたというわけではありませんで、年金記録回復委員会の方で、昨年の三月にはこの問題点を指摘して、そして、こういった方策が必要ではないかという考え方を公開いたしております。そして、昨年の十二月にも、年金記録回復委員会の公開の...全文を見る
○枝野国務大臣 ちょっと言葉遣いに誤解があったらおわびを申し上げますが、厚生労働省のそういった機関でございますが、今申し上げた議論は、公開をされたものの中で、昨年の三月来、公開をされて議論をされていたということを申し上げたかったので、言葉が足りなかったら訂正いたします。
○枝野国務大臣 先ほどの加藤議員に対する答弁がもし誤解を与えたらおわびを申し上げますが、どうも、だれも知らないところで全部決まったのではないかというようなニュアンスでしたので、昨年の春と十二月と、公開されているところでも議論をしていますということを申し上げたので、もし誤解があった...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の厚生労働省の対応につきましては、いろいろな御意見はあるかと思いますが、現在の法律の運用のあり方の問題として対応することが可能な範囲であるというふうに認識をいたしておりますので、通達によって行ったこと自体は、法律上の問題は生じないというふうに思っております。
○枝野国務大臣 石破先生らしくない先ほど来の御議論かなと思って伺っておりますが、まず一点、訂正をぜひいただきたい。  先ほど厚生労働大臣がお答えになったのは、現在の通達によるやり方が違法ではないと法制局と合議をした上での質問主意書に対する答弁をしたということであって、今後この問...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどの審議のときにも厚生労働大臣からお答えいたしましたとおり、現時点での統一的な見解をお示しさせていただいています。そして、この後、年金業務監視委員会等の意見も踏まえた上でどういった対応をしていくのかということについては、現時点の統一見解は出ておりますが、さらに...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) 私も、予算と予算関連法案の国会における取扱いについては国会運営に委ねるべきものであり、行政府の立場で言及するべきではないと思っておりますし、そういう姿勢で発言をしてきておりますが、また三月一日の記者会見の発言の趣旨も、過去の事実関係、こうした例もあったと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 至らぬ点がございまして、三月二日の参議院議院運営委員会においてこの部分について訂正をしておわびを申し上げたところでございます。  繰り返しますが、内閣といたしましては、予算と歳入法案について年度内にできるだけ速やかに成立させていただくことが重要と考えて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 岡田幹事長の御発言については、何かの方向性をお決めになってお示しになったという報告はいただいておりません。今現にそうですし、衆議院の予算委員会においても子ども手当の所得制限の問題については野党の皆さんから御指摘を受けて、まさに国会で議論になっているという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣としても民主党としても、是非原案で御理解をいただきたいという基本的な考え方は変わっていないし、共通していると思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣としては、総理が申し上げておりますとおり、国会に御提起している案がベストのものとして御理解をいただきたいということをお願いを申し上げているところでございます。  そして、岡田幹事長は、一般論として、まさに与野党の中で様々な御議論があるということをお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど来御指摘を受けている個別の所得制限を入れる入れないみたいな話について、具体的に民主党として何らかの方針を出しているというようなことについては理解をいたしておりません。(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) 民主党の幹事長におかれましては、当然、例えば国民の皆さんに対してお話をする、野党の皆さんとお話をする、そういうことに当たって、党としての最終的な決定を踏まえての御発言をされる場合と、そして幹事長の責任において、様々な状況が、特に野党の皆さんとの関係におい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣として国会に提出している案がベストのものと思っておりますので、是非皆さんにも御賛同いただきたいとお願いを申し上げておりますし、岡田幹事長を始め民主党、党においてもそういった思いを共有をして、各党の皆さんに御理解を得るべく、幹事長において努力をしていた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 竹島の法的評価の問題につきましては、先ほど来、総理、外務大臣が御答弁申し上げておりますとおり、法的根拠のない形で支配をされているということについての法的評価は、これは従来から一貫して日本政府の姿勢、そして評価として申し上げてきているところでございまして、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 山本議員もよく御理解の上でお尋ねになっているんだろうというふうに思いますが、竹島の状況については、前政権以来一貫をして、どういう状態かという御質問に対しては、先ほど来外務大臣等が御答弁をしている、法的根拠のない形で支配をされているということで一貫をして統...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 竹島の法的評価の問題につきましては、これは前政権以来、従来から、外交上の観点そして我が国の姿勢を一貫してぶれることなく申し上げるということから同じ表現で申し上げてきているところでございまして、それは法的根拠のない形で支配をされていると、こういうことで、前...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 公式の見解として私どもは一貫して、そして従来から法的根拠のない形で支配をされているという法的評価をしっかりと繰り返し内閣の見解として申し上げてきているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 申し上げておりますとおり、政府の公式見解として、これは従来から一貫をしているというふうに引継ぎを受けております。(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しの御答弁になろうかというふうに思いますが、政府の公式の統一見解として、国会等でお尋ねをいただいた折には、先ほど来申し上げておりますとおり、法的根拠のない形で支配をされているということは、これは一貫しているものだというふうに承知をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まあ多分、政権交代の前後のことをお尋ねだというふうに思いますが、繰り返しますが、正確に申し上げますが、正確に申し上げますが、政府としての公式の統一見解として、国会等でお尋ねをいただいたときの答弁としては、それは鳩山政権の前の政権から、鳩山政権よりも前の政...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 正確に、先ほど来繰り返し申し上げておりますが、政府の公式の統一見解として、国会等でお尋ねをいただいた折には、先ほど来申し上げている、法的根拠のない形で支配をされているということで統一的にお答えをしてきているというふうに引継ぎをいただいております。
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど総理から九八年の金融国会の例を申し上げました。  法案ともちろん予算案は違うところが多々あることは承知をいたしておりますが、九八年の当時、私は野党側の交渉の担当をさせていただいておりましたが、その交渉をさせていただいた相手は当時の与党の自民党の皆...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 九八年においては衆議院における採決の前に与野党の協議が行われたと聞いておりますが、まさにここは国会での御議論のやり方がありますので、内閣として今、私の立場で今、国会で御審議いただいていることについてコメントする立場ではございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 党の方との連携の窓口、内閣としては私が担当させていただいておりますので。  これについては、まさに国会の運営、運びの問題として、国会において与党のそれぞれの皆さんが野党との皆さんの関係の中で御判断をされたものと認識をいたしておりまして、内閣の立場から何...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 詳細な与野党間での衆議院における話の経緯、採決に至る経緯について詳細を把握している立場ではございませんが、もし、もし内閣において、あるいは民主党の党首、代表でもある菅総理において一定の御判断が必要な与野党間でのお話があれば、あるいはその前提になれば、当然...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この問題に関しては各省庁間にそれぞれ問題が分かれております。それぞれの省庁、しっかりと連携をしながら努力をしているところでございますが、率直に申し上げて、私も特に事業仕分をやらせていただきましたときに、各省間それぞれ良かれと思いながら、若...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この法律の規定は、外国籍の方から政治献金を受け取ってはならないという規定でございます。私が午前の会見で申し上げたのは、前原大臣に私が今まで明らかになっていて伺いしている事実からは、政治献金を受け取られたのは前原大臣に関連する政治団体でございますが、前原大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど総理からお話もございましたとおり、内閣といたしましては、予算と歳入法案についてできるだけ速やかに成立をさせていただきたいということを重要と考えておりまして、皆様方にも是非御協力をお願いを申し上げる次第でございます。  また、予算と予算関連法案の国...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、内容についての調整、取りまとめをされる与謝野大臣からお話がございました。この取りまとめの整理をしておきます本部には、これは政府、与党一体となりまして、党の方からも担当する責任ある立場の皆さんにお加わりをいただいております。党としてはマニフェストに基づ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 白浜先生の御指摘いただいた私の前回の超党派での国会での議論のときのあの発言の趣旨は私もよく覚えております。まさに今の国民の皆さんの特に年金に対する意識ということ、あるいは社会状況の変化等という状況を考えたときには、文字どおり抜本的にどうあるべきかというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 時折というか、きちっと与謝野大臣とはお話をさせていただきながら進めさせていただいてきているつもりでございます。  これは先生も御承知だと思いますが、従来、民主党がマニフェスト等でお示しをしてきている最低保障年金ということについては、これは今の基礎年金を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私の発言の方について私からお話を申し上げます。  済みません、前後どういう文脈の中でそういった発言を私が申し上げているかちょっと事前に調べることができませんでしたので分かりませんでしたが、私は当時から、この問題は超党派で合意形成をして進めるべきで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理からも一定の趣旨、御発言ございましたけれども、今回の通達に至るには、昭和六十一年の三号制度の創設以来、今回の通達で新たにこういった制度を創設したのではなくて、こうした運用が従来恐らく多々見られていたと思われると。そして、どうやら当事者の対応や窓口の対...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは委員も御承知だというふうに思いますが、かつては天下りについては、特に民間企業への天下りについて、営利企業への天下りについては、退職後たしか二年間だったでしょうか、どういうところには行ってはいけないというその事前規制がございましたが、これは政権交代前...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特にこのことを今年に入りまして特に御党から御指摘をいただきましたので、経済産業大臣を通じてしっかりとこの再就職に至る経緯について再検証を行わせました。その結果として、具体的にいつどういうふうに当該民間電力会社から当該個人に対してお誘いがあった等ということ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し御答弁申し上げますが、平成十九年の法改正で、退職前の業務との関係のある企業に対する再就職であっても、あっせんがない場合には現行法では法的には防げないという法律が存在する中で私ども政権を引き継がせていただきました。  そして、その法律に基づいてし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの御答弁でも申し上げましたが、基本的には一般的にあっせんのないというふうなことについて、主務大臣においてはそれぞれの省庁においてあっせんをしてはいけないんだということについて、各大臣の下、政務三役の下、この間徹底をしてきているというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私も当時野党の一員として、むしろ二年間では短くてもっと長くするべきだということを当時野党の民主党としては主張をいたしておりました。  しかしながら、当時のこれは政府からだったと思いますが、公務員制度改革、天下りに関する法案が提出をされまして、そうした中...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、詳細な事実関係について確認をして申し上げたわけではございませんが、賛成をしたのか反対をしたのかは別として、そういった形のことが我々野党の時代にあった、そういった経緯があったということを正確に言うと申し上げるべきだと思います。
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) メア日本部長の発言の報道については承知をいたしておりますが、実際にどのような発言がなされたかということは明らかになってはおりません。  ただ、在京米国大使館によれば、次のような声明が出されております。私たちは、ある米国政府関係者が日本及び沖縄に対し、議...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 二〇〇八年に設立された尖閣諸島の領有権を主張する台湾の民間団体であるということを承知をいたしておりますし、当然、注目をして情報収集をいたしておりますが、詳細な収集している情報の内容については、これはまさに国家の安全保障上の観点から、ここでお答えすることは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさにそうした過去の様々な尖閣諸島に対する対応、行動、そしてその背景等について、そして今回報道されております今年の六月十七日の件についても、鋭意、外務省だけではなくて、官邸においても連携しながら情報収集はいたしておりますが、その内容については、まさに安全...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、国の機関を除き上陸等を認めないという所有者の意向を踏まえ、また、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持及び管理のためというこの賃借の目的に照らして、原則として何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針を取っております。  税の観点あるいは環境の観...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大正島は、一九七二年、昭和四十七年五月十五日から日米地位協定に基づき米軍の使用に供しております。したがいまして、立入りを行おうとする場合には米軍の許可を得ることが必要でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 中国が国内法でいかなる法律を作ろうとも、尖閣諸島が我が国の固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いのないことでございますし、現に我が国はこれを有効に支配をいたしております。  このことは中国に対しても繰り返し伝え、申し入れてきているところでござい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中国側が何とおっしゃられようと、この尖閣諸島は我が国の固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いのないことでありまして、このことは、どなたがいかようにおっしゃられようと、一貫して繰り返し主張し続けるものでございます。  同時に、現にこれを有効に支配...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 参議院の予算委員会の場においてそうした御議論があるということの御報告はいただいておりまして、一義的には委員会の理事会の場でまずは御相談をいただいた上で、内閣としての対応を検討させていただきたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 北方担当大臣としてお答えをさせていただきますが、我が国の国民、特に青少年、若い人たちに北方四島が日本の固有の領土であるということをしっかりと知っていただくということは大変重要なことであるというふうに考えております。  したがいまして、学校教育の現場にお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国の竹島に対する評価ということに、置かれた状況についての評価ということについては、これは一貫して変わっていないということについては御同意をいただけるのではないかというふうに思っておりますが、この一貫して変わっていない評価については一貫して同じ表現を私...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私が前回の参議院の委員会、この委員会でも御答弁申し上げましたが、公式に統一的にどういうふうに位置付けるのかと、認識しているのかということであれば、私は法的根拠のない形で支配を受けているということだというふうに思っております。  そして、それについていろ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何回答弁申し上げたかというのは、御通告があれば議事録数えてまいりましたけれども、かなりの回数申し上げたかというふうに思っております。  この今公式に統一的に申し上げている法的根拠のない形で支配をされているということについて、いろいろな言葉でより短く表現...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そのような約束はございません。先ほど私が申し上げましたが、前外務大臣も同じような認識だったかというふうに思っておりますが、こうした問題について政府としての公式見解を申し上げるに当たっては、繰り返し同じ表現がなされて、我が国の姿勢に一貫して変化がないという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 同じことの繰り返しになります。  今お答えを申し上げたとおりの理由、つまり政府としてのこの問題に対する姿勢が一貫して変わっていないということから、そのことについてお尋ねをいただいたときのお答えについては、従来、幾つかそうではない表現が過去にあったことは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 北教組については、北海道の我が党の議員の中には関連のある方がいらっしゃるかもしれませんが、だとしても、その応援をされている団体と、民主党やあるいは政権の考え方がイコールでは全くありません。竹島については日本の固有の領土であるということについては、菅内閣と...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 菅内閣としても、民主党の政権、つまり鳩山内閣以来、鳩山内閣においても菅内閣においても竹島は日本の領土であると、この姿勢は全く変わっておりませんし、今後とも変わらないものと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 日本の教科書の検定は、日本の国内法に基づき、文部科学省において我が国の主権に基づいてなされるものであります。そして、その検定を合格した教科書についての採択は、これは正確には教育委員会になるんでしょうか、それぞれの地方の所管の日本の公的な公共団体が独自の判...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国に対して何か直接申入れとか圧力とか、そういったことがあったわけではないというふうに認識をいたしております。日本の国以外のところで様々な意見があることはあり得るでしょうということ、先ほども申し上げました。しかし、我が国としては、民主党政権としては、し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私が承知をしている事実だけ申し上げますが、私個人は全く応援をいただいていることはございません。  それから、昨年の参議院選挙、余り思い出したくありませんが、私は党の幹事長でございましたが、民主党として外国人の方の団体である当該組織に選挙の応援をお願いを...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、近いところではニュージーランドの地震などもございました。さまざまな緊急事態に対しましては、御承知かと思いますが、内閣情報集約センター、そして官邸危機管理センターは、二十四時間体制で情報収集に当たっております。  万一の場合には、この内閣情報集約セ...全文を見る
○枝野国務大臣 私のところには、担当の秘書官の方から、これは海保だったでしょうか防衛省だったでしょうか、直ちにその秘書官を通じて私のところに状況についての御報告がございました。  一義的には、その現場での対応は、これを発見した、国境警備という意味では海上保安庁、あるいは発見した...全文を見る
○枝野国務大臣 外交上といっても、例えば安全保障に関して、さまざまな緊急事態に対する状況に応じて、自衛隊の対処のやり方についてはるる手順が決められております。  その中で、もちろん重大な案件についての最終的な判断は内閣総理大臣が行うケースが一般的に多いというふうに思っております...全文を見る
○枝野国務大臣 厚生労働省のケースについても、法律には違反していないということでございます。  ただ、確かに、大臣のところに適切に情報が上がっていなかったというような問題もございまして、そうしたことも含めて、今回国会にお願いをしております政治主導確立の関連法案の中でも、例えば今...全文を見る
○枝野国務大臣 政府全体の情報セキュリティー対策、まさに大変重要でありますし、御指摘のとおり、本当に日々刻々、いろいろな技術が変化をしてきている状況でございます。  昨年、政府においても、そうした状況を踏まえて、十二月に、私を長といたします政府における情報保全に関する検討委員会...全文を見る
○枝野国務大臣 先生からの御指摘は一つのお立場からの御指摘としてしっかりと受けとめさせていただいた上で、また経済を取り巻く環境、あるいは当初の主たる目的である地方の中小企業を取り巻く環境、さまざまな状況が日々刻々変化しておりますので、そうした観点からは、こうしたそれに対する支援の...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに仙谷前長官がおっしゃられた諸般の事情の検討でございますが、これは御承知かというふうに思いますが、国会議員である大臣、副大臣、政務官の俸給は、国会議員の俸給にプラスアルファされた形で俸給を受け取る形になってまいります。なおかつ、公職選挙法だったと思いますが、国...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません。先ほどの私の答弁、まず一点訂正させていただきます。  現状の差額は約十五万円ぐらいで、大臣、副大臣の一〇%返納は議員歳費分も含めたトータルの一〇%返納をいたしております、もしそれを政務官についてやりますと、残りの国会議員との差額は三万円になってしまう...全文を見る
○枝野国務大臣 私は今、小泉委員が御指摘をされた、これからいよいよ一般の公務員の皆さんの、これは給与で二割ではなくて、人件費総額としての二割削減に向けた具体的なプロセスに入っていくわけでありますので、しっかりとそれを政治主導の中でいわばお願いをしていくというか切り込んでいくという...全文を見る
○枝野国務大臣 若干、今、玄葉大臣からの御答弁にもあったかというふうに思いますが、二十一年十月の閣議決定の趣旨については、実はこの直後にいわゆる事業仕分けが行われました。そして、そのときに、それぞれの個別政策についての政策目標をきちっと明示して、それに対する達成度をそれぞれシート...全文を見る
○枝野国務大臣 今申し上げましたとおり、二十一年十月二十三日の閣議決定の趣旨は、直接のやり方ではありませんが、十分に満たされているというふうに思っております。  同時に、今御指摘いただいたとおり、現に進んでいる、ここで政策達成目標を明示していこう、そういった制度を導入していこう...全文を見る
○枝野国務大臣 法制的な違いというよりも実質的なことのお尋ねかというふうに思うんですが。  これは、当時の決定をした内閣の一員ではありませんのである程度の推測でありますが、大体そういうことだと思いますが、行政刷新会議は、まさに各省庁、府省の行っている事業について横断的に包括的に...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣の立場としては、国会に御審議をいただいている法案、ベストという思いでお出しをさせていただいて、皆さんに御賛同いただきたいという思いで提出をさせていただいております。  ただ、国会におけるさまざまな議論を踏まえて、与野党間において、国会においてさまざまな御議論...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) メア発言、それに関する報道、そして第一報にとどまらず、その発言があったとされる場に出ておられた学生さんなどの具体的な御発言も報道をされているところでございます。正確な発言された内容については現時点では明確ではございませんが、いずれにしろ、我が国、特に沖縄...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 内閣官房長官の枝野でございます。  公正取引委員会の事務を担当する大臣として一言申し上げます。  公正な競争の下で自由に経済活動が行われることにより、社会の活力が生み出され、国民生活が豊かなものとなります。経済活動のグローバル化など、日本を取り巻く国...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  菅内閣におきましては、国づくりの理念として、平成の開国、最小不幸社会の実現、不条理を正す政治の三つを掲げております。  変化の時代の真っただ中にあって、菅内閣は、我が国が国際...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 内閣法制局を所管をしております内閣官房長官としてお答えをさせていただきますが、今そうしたことも可能であるということで検討をいたしているところでございまして……(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) なおかつ、御指摘のような原則もございますが、その適用の範囲がどこまでであるのか、そして実際に具体的にどういったやり方で今厚生労働省が検討されていることを法整備をしていくのかということをこれから詰めていくところでございますが、そうしたことの中で十分可能な手...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会において与野党の皆さんで様々な御議論をされているということは承知をいたしておりますが、御指摘のようなつなぎ法案、現に国会には提出されておりませんで、政府としては、引き続き国会に御議論をお願いをいたしております平成二十三年度における子ども手当の支給等に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、内閣の総合調整と国会との連絡、連携についての仕事を与えていただいております。したがいまして、国会に例えば議案などをお願いをする際も内閣官房の方からお願いを申し上げておりますので、今お尋ねの件については私が所管の大臣であるというふうに思いますので、手...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣としては、国会に御提案をさせていただいている法案について、是非国会の皆さんの御理解をいただきたいということでお願いを申し上げている立場でございまして、党の方の役職をお持ちである玄葉国務大臣においても、その姿勢は内閣として全体一体でございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣としてはしっかりと受け止めさせていただきたいと思っております。
03月11日第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の枝野幸男でございます。特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し述べます。  沖縄振興特別措置法による十か年の沖縄振興計画の実施期間は、残り約一年となりました。本土...全文を見る
03月11日第177回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今外務省の方からも御報告申し上げましたが、外務省の緊急対策本部は二十二日火曜日の十一時二十分に立ち上げられております。当日、菅総理からの指示に基づき、十七時二十五分、関係閣僚会議を開催をいたしました。  官邸の対策本部の立ち上げは二十四日木曜日の九時十...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどもお話を申し上げましたが、まず大前提として、こうした場合の緊急援助、あるいは邦人の安全確保、あるいはその安否の確認等については、これは一義的に外務省の所管として、外務省は直ちにその可能性があるということで十一時二十分に立ち上げております。  同時...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) はい。したがいまして、事態の状況に応じてしっかりと総理を中心として内閣官房で、関係省庁の連携は当日の正午、総理からの指示の下しっかりとスタートさせておりまして、その点においての遺漏はなかったものと考えております。
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  御指摘のとおり、内部被曝についてもしっかりと安全性を確保しなければならないと。その場合には、食物等から内部被曝に至る可能性だけではなくて、大気から呼吸によって内部被曝に至る可能性についてもしっかりと安全性をチェックをしていかなけ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つには、大気中から呼吸によって被曝をすることの一つの可能性の指標としての放射線量のモニタリングは、事故発生当初から周辺地域、適切に行ってきていると思っておりますが、それに加えて、大気そのものを集めてその中に含まれている放射性物質についての分析、モニタリ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大気中に含まれている放射性物質の量のモニタリングの結果は、これは文部科学省が中心になって、モニタリングを行ったものは文部科学省からしっかりと発表をさせていただいていると思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 私の会見等で申し上げている内容が十分にその真意が伝わってない部分があるとすれば、それは更に努力をしていかなければいけないだろうというふうに思っております。  そうした意味では、原子力発電所の状況について、例えばこういったものについて、例えば再臨界のよう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げますが、言葉の使い方、説明の仕方は本当に留意しなければいけないというふうに思っておりますが、全体としては、御指摘のとおり、まさに本来の、ほかの原子力発電所のような状況とは違っているという意味では、この間様々な問題がまさにだから生じてきてい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私も、そういった御質問であれば、全部自分の発言録をもう一回見直してから来た方がよかったかなというふうに思っておるんですが、この間、原子力発電所内に起こっている状況については、例えば電源が落ちていること、あるいは例えば冷却が一時的にできない時間があったこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に原子力発電所周辺の皆さんへの退避については、これはもちろんこういった分析その他は専門家の皆さんにやっていただかなければいけませんが、専門家の皆さんの御意見に基づいて健康を守るという観点を最優先して、そうした中でこの間指示を出してきている、このことは間...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最悪の事態ということをよくいろんなところでお尋ねをいただくんですけれども、最悪の事態というのを何をもって最悪の事態ということの定義にするのかによって、これはいろんな間違ったメッセージを発することになりますので、今の段階で私が申し上げられるのは、現状で把握...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の現状の中でそうしたことが次に起こる現象として起こる可能性については、専門家の皆さんにきちっと分析をしていただいた上で対応しております。
○国務大臣(枝野幸男君) 御通告があれば、専門家の皆さんに直接今の点についてしっかりとお聞きをした上でここに参りましてお答えを申し上げますが、まさに私がここで中途半端にお答えを申し上げることはかえって私は無責任だというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的な責任と判断は……(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣総理大臣の下、内閣として、対策本部としていたします。  今、専門的、技術的なことについての詳細を私が私の立場で今ここでお答えを申し上げて間違いがあってはそれこそ国民の皆さんに大きな御迷惑をお掛けをしますので、そうした技術的な、専門的なことについてお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 発表や回答をさせていただいております。
○国務大臣(枝野幸男君) 二十キロから三十キロの件について、屋内退避で問題ないということについては、先ほども申し上げましたが、これは当該地域においてモニタリングされている放射線量、それからこれは文部科学省において大気中の放射性物質の量をしっかりと計測をしていただきまして、それに基...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、今後のことについては予断を持たずに申し上げなきゃならないということを申し上げております。  今後、ベントが行われる可能性は確かにあります。そうしたことの中で、そうした際には、例えば天候等も考慮して、風向き等も考慮して、ベントを行うことによって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の話、安全性の話と、当該地域の皆さんが屋内退避ということで物資がなかなか届かないということで御苦労されているという話が二つあります。  後者については、これはまさに現地の皆さんと、これは率直に申し上げて、当初の段階で地元の当該地域の自治体の皆さんとの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 連携を取れる体制を組んでおります。その上で、安全性の観点については、今申しましたとおり、安全に万全を取った形で対応をしっかりとこの間もしてまいりましたし、今後もしてまいります。
04月06日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○枝野国務大臣 お答えを申し上げます。  細野補佐官には、放射性物質を原子力発電所の外に出さないための手法の検討等、東京電力、あるいは経産省、保安院と連携をとって担っていただいているところでございます。  そうした中で、今、いつごろまでにこういうことができそうだというような具...全文を見る
○枝野国務大臣 細野補佐官のテレビでの発言については、発言の後、私の方にしっかりと真意の伝わらないような発言のあり方で申しわけないというような趣旨の御報告がございました。  私の方からは、補佐官のテレビでの発言の後、記者会見でお尋ねをいただきましたので、今申し上げましたとおり、...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力発電所の事態の収束に向けては、東京電力と経済産業大臣あるいは保安院を中心に、もちろん政府を挙げてでありますが、そこが中心になって、先ほど申しましたとおり、今、さまざまな手法を並列的に進めているところでございます。  そうしたことの中で、特に周辺住民の皆さん...全文を見る
○枝野国務大臣 この間、大震災の発生以来、本当に国民生活にとっても大変重要であり、今御指摘のとおり国際的にも御関心が高くというさまざまな事態、あるいはそれに対応するための政府としての対応策ということが相次いでまいりました。  その中で、どうしたことについては所管大臣から御報告を...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、これは、国内はもとより、世界各国のさまざまな専門的な知識あるいは技術を活用させていただいて事態の収拾に当たらなければいけない事案であるというふうに認識をいたしております。  一つのチームとして立ち上げるタイミングは、今御指摘のとおり、そこだけ見れ...全文を見る
○枝野国務大臣 震災発生の当日は、まずは震災そのものに対する救命、救難というオペレーション、それから原子力発電所の方のオペレーション、二つの対応を政府として行っておりました。  海江田経済産業大臣は専ら原子力発電所の対応について取り組んでいただきましたが、私は官房長官という立場...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、この状況を収束させるためには、原子炉あるいは原子力関連の専門家の皆さんにとどまらず、さまざまな専門家の皆さんの英知を結集していくことが必要であるというふうに思っております。  この間も、原子力安全・保安院や原子力安全委員会にとどまらず、さまざまな...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○枝野国務大臣 今回の低濃度の放射性排水の海洋排出は大変遺憾なことであるというふうに思っておりますし、また、その判断自体、大変厳しいものでございました。  ただ、御理解をいただいているとおり、原子力発電所からは直接、より高濃度の水が海に注ぎ込んでおりました。この濃度は、一立方セ...全文を見る
○枝野国務大臣 吉井委員からこの間御指摘をいただいておりますとおり、今回のような津波に対する対応を準備してこなかったこと、それから、今御指摘いただいたとおり、やむを得ず原子力発電所から放射性物質を含んだ水が出ることになっても、それが海洋中に拡散しないように準備、備えをしておくこと...全文を見る
○枝野国務大臣 正確かつ詳細なことについては経済産業省、保安院にお尋ねをいただければというふうに思いますが、早い段階から、つまり冷却がとまったという段階から、とにかくあらゆる手段を使って水を注ぎ込んで冷却を続けなければいけないということで、具体的に特定の手段に絞ってではなくて、注...全文を見る
○枝野国務大臣 政府としては、私から、まず行政機関、これは広い意味での行政機関である原子力安全委員会も含めて、持っているデータはすべて公表をする、あるいは、詳細にわたる部分については、お尋ねがあったらそれをお知らせするということをするように繰り返し指示をしてきているところでござい...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに大規模な災害だと思っております。
○枝野国務大臣 情報収集衛星は、今御指摘の点を含めて、幅広い目的のために保持しているものでございます。
○枝野国務大臣 情報収集衛星については、今回のような大災害等への対応もその目的としており、必要な情報を収集し、官邸を初め利用省庁に提供することになっております。  ただ、これは吉井先生とは御意見が違うかもしれませんが、情報収集衛星は一方で外交、防衛等の安全保障目的にも運用をして...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に外交、防衛、安全保障上の観点から、具体的な能力あるいは具体的な運用についてお答えすることができない、こういう性格のものであるというふうに私も思っております。  したがいまして、具体的にどう使ったのか使わなかったのか云々についてはお答えできませんが、ただ、こ...全文を見る
○枝野国務大臣 これはまさに安全保障の観点でございますので、今、私の一存でどこまでどう申し上げていいのか難しいところはあるんですが、先ほど申しましたとおり、安全保障上の観点から、能力や運用実態の具体的なところを公にすることはできないというふうに思っておりますが、そうした配慮は必要...全文を見る
○枝野国務大臣 ちょっと丁寧に説明させていただきますが、今回、レベル7に相当する、それは、原子力発電所から放出された放射性物質の量の推定値に基づくものでございます。  この推定値のうち原子力安全委員会の推定が高い方の数字ですが、これは、この間累積されているさまざまなデータ、これ...全文を見る
○枝野国務大臣 今の、水の放出の件のときの状況については全く御指摘のとおりでございまして、東電からの申し出に基づいて、当然のことながら関係省庁との連携をしっかりとり、関係省庁の一つである外務省が関係諸国との連携をとりということが当然されてしかるべきでございましたが、若干その点のと...全文を見る
○枝野国務大臣 特に周辺住民の皆さん初めとして、関係者の皆さんは、この先どうなるのかということに物すごい御心配と御関心があるというふうに思っております。一方で、余り実際にそうはならない可能性の高い見通しを無責任に申し上げることも問題だというふうに思っております。  しかし、今御...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘いただいた点はまさに残念な話でありまして、当然、隣の省のものをバナーを張りたいなんという話はちょっと上のレベルに上げていただければすぐに、一分で解決する話だというふうに思うんですが、そうしたことが上がってきていないことは大変残念に思っております。  全部...全文を見る
○枝野国務大臣 お尋ねありがとうございます。  何度か申し上げておりますが、大変大事なポイントだというふうに思います。  原子力安全委員会については大気中の放射性物質や放射線量に基づいて、そして原子力安全・保安院については、なかなか直接的データは少ない中でありますが、原子炉の...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりでございます。
○枝野国務大臣 今まさに、従来の指示から移行期間中でございますので、その部分をどう数えるかでございますが、新しい指示に基づけば、避難をしていただく避難地域、それから、緊急時に避難をしていただくための準備をした上で一定の方々が生活していくことは大丈夫ですという二十キロから三十キロの...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは、実は、今回は、かなり放射線量の測定のモニターなどもいろいろな地域でできるようになってきておりますし、必要に応じて緊急にやるということもできるような体制になっておりまして、今、地元の自治体等とも御相談をして、その放射線量を前提にしながらも、市の、地区のある部...全文を見る
○枝野国務大臣 その可能性、できるだけ、安全性さえ確保されれば、全く普通にしていただいて結構ですという地域にできた方が望ましいとは思っておりますので、最後の安全性の詰め、これは、最終的には地理的条件とかいろいろなこともありますので、地元とも御相談をしながら詰めをさせていただいてい...全文を見る
○枝野国務大臣 お伺いをしておりまして、一つの考え方だなと思いながら伺っておりました。  ただ、ここまでの間は、特に原子力、放射能ということでもございますので、関係者の皆さんも安全性について大変強い関心をお持ちでございました。そうした中であるだけに、しっかりと御説明をして、御理...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、危機管理室、危機管理センターでございますが、地震発生直後に官邸対策室を設置しまして、危機管理監を先頭に関係省庁の局長クラスで構成される緊急参集チームを招集いたしております。そこには松本防災大臣や私なども適宜加わりまして、この間、あえて言えば一カ月余り、もちろ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今回の対応、ここまでの対応についても、いろいろな検証はいろいろな段階で必要だと思います。原子力については一種現在進行形的な側面もありますが、そうだとしても、ある段階で、抜本的な防災体制の見直しということの前に、今御指摘いただいたようなことはあってし...全文を見る
○枝野国務大臣 方針について固まった段階で、特に地元の皆さんに御説明をするべくつくった文書で、責任主体としては原子力災害対策本部ということになると思います。
○枝野国務大臣 避難をされているそれぞれの住民の皆さんとの関係については、全域避難を既にしていただいているところについても、地元の首長さんあるいは役場の皆さんに大変御苦労をしていただいて、頑張っていただいております。  ただ、全体としての責任については、原子力災害でございますの...全文を見る
○枝野国務大臣 関係自治体の皆さんには、こういう方針について前日には御説明を申し上げて、御理解のお願いをいたしました。  できれば、もうちょっと地元の皆さんとの御相談に十分時間をかけて発表したいと思っておりましたが、残念ながら、報道等で部分的に不正確なものが報道されておりまして...全文を見る
○枝野国務大臣 今の点も当然含まれると思っておりますが、こういった形で避難をお願いしたい、ついては、これはこれこれこういう理由であってというようなことを含めて首長さんには前日のうちに御連絡をさせていただいて、それも、一方的な御連絡ではなくて、直接会ってお話をさせていただいて、十分...全文を見る
○枝野国務大臣 文書を送ったりとか電話ではなくて、現地対策本部長に今時点はなっていると思いますが、経産省の松下副大臣、それから福山副長官に直接現地に出向いていただきまして、現地の首長さんと、少ない方でも一時間以上の時間、お目にかかって御説明を申し上げてということでございます。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 本来、御説明申し上げる所管は経済産業省だというふうに思っておりますが、私も政府の官房長官という立場から、詳細については本来経済産業省から申し上げるところでございますが、私の把握している限りでお答えを申し上げます。  まず、特に今回の計画的避難区域については、これ...全文を見る
○枝野国務大臣 政府として、具体的には原子力災害対策本部として指示をお願いするのであって、それについては、原子力災害対策本部、これは総理大臣が本部長で全閣僚がメンバーでございますので、内閣としてお願いをし、内閣としてしっかりと責任を持って対応してまいります。
○枝野国務大臣 繰り返しになるかもしれませんが、事故の直後の周辺地域、これはもう時間単位で出ていただかなければならないということで、地元との調整等もとる時間もなく、とにかく急いで出てくださいということでお願いいたしました。しかし、今回は時間をかけて出ていただくということが可能であ...全文を見る
○枝野国務大臣 大変適切かつ重要な御指摘だというふうに思っております。これまでも県庁には現地対策本部があったんですが、必ずしも市町村との連携のところで十分に御期待に沿えていない部分があったというふうに思っておりますので。  特に今回は、時間をかけて計画的避難をしていただく地域に...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、避難所におられる皆さんにとっては、いつになったら仮設住宅に入れるのかという見通しは切実な思いだというふうに思います。  今の御議論も踏まえて、少なくとも、見通しをいつ出せるかということについて、これは御指摘のとおり、確かに覚悟の問題だと思いますの...全文を見る
○枝野国務大臣 全く御指摘のとおりだというふうに思っております。  また私が独断でここで答えるとほかの役所から怒られそうですが、少なくとも一週間ぐらいの間には今の目標についてはしっかりと出すように関係省庁に指示をいたします。
○枝野国務大臣 私も、今長島委員がおっしゃられたところは全く同感でございます。  特に、被害地域が非常に広範にわたっておりまして、市町村ごとに地域事情が相当異なっておられます。私は仙台に五年ぐらい住んでおりましたので、仙台のようなある意味大都市の場合と、そのころよく遊びに行った...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに復興のためのビジョンをかいていただく。それについては、もちろん政治ベースでいろいろなことを考えなくてはならない、それを実行していかなきゃならないのと同時に、いろいろな専門家の皆さんの英知を結集して、日本のさまざまな知恵やアイデアを生かさせていただく。その取り...全文を見る
○枝野国務大臣 まず前段についてでございますが、実際に復興を進めていくに当たっては、官僚の皆さんあるいは官僚システムの皆さんに最大限力を発揮していただいて、復興ビジョンとの連携が重要であるというのは、全く御指摘のとおりでございます。  率直に申し上げて、阪神のときの下河辺委員長...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、さまざまな具体的な法案については、御指摘のとおり、できるだけ早い方がいいと思っておりまして、もう既に私のところにも第一弾、この辺の線で出せそうだというような報告も上がってきております。これは国会の日程等との調整等も要るのかもしれませんが、準備は相当進めており...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の趣旨はわからないわけではないんですが、実は、これは多分皆さん御理解いただけるかと思いますが、今回のような事態の対象は各省間の調整の仕事がほとんどでございます。一つの省で完結するような仕事は、逆に言えばそれぞれの省でやっていただいておりまして、省庁間の調整を...全文を見る
○枝野国務大臣 伊藤危機管理監には、震災発生直後から、危機管理の先頭に立ちまして、官邸地下の危機管理センターで危機管理の指揮をとってきていただいています。私は、伊藤危機管理監はこの間しっかりと職責を果たしてきていただいているというふうに思っております。  ただ、先ほどもちょっと...全文を見る
○枝野国務大臣 何度か申し上げてまいりましたとおり、法律上の天下りに当たるか、あるいは、この間、天下り規制として、するべきこととして問題にされてきたいわゆるあっせんによる天下りに当たるかということで、それには当たらないということを御答弁してまいりました。  しかしながら、まさに...全文を見る
○枝野国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  率直に申し上げまして、一般的に、独立行政法人等で問題にされてきた指定ポストについては、当該ポスト、ある方がかわるとすぐにまた同じような肩書、経歴の役所のOBの方がつかれるという意味で、連続的に当該ポストにいわゆる天下りと称される...全文を見る
○枝野国務大臣 一般的に、あっせん等でない形で関係する業界に再就職をされるということについてどうするべきであるのかということまでは申し上げられませんが、少なくとも原子力発電、原子力の安全ということについては、万が一の事態が起こったときの影響が大きいということが今回改めて裏づけられ...全文を見る
○枝野国務大臣 政府としてしっかりと調査をさせていただいて、しっかりと報告させていただきます。  と同時に、まさに先ほどの東京電力の時系列による表のような視点や問題意識等について、ぜひ塩川委員の御知見等についてもサジェスチョンをいただいて、効果的な調査になるように御指導いただけ...全文を見る
○枝野国務大臣 ゆがめてきたかどうかということについては、端的にお答えをすることはなかなか難しいんだろうというふうに思います。  しかしながら、多くの国民の皆さんから、ゆがめてきたであろうという疑いを持たれることは間違いないというふうに思っておりますし、また、原子力というものの...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) 総理が、御指摘されているようなある一定期間住めないのではないかという見通しを示したということは、全くそういった事実がなかったということで、総理からも私がお話をお伺いをしましたし、ただ、こうした報道がなされたことで近隣の関係する住民、自治体の皆さんには結果...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今私が申し上げたのも、それから総理が従来からおっしゃっておられるのも、津波で大きな被害を受けられた地域、これは残念ながら自然災害の部分のところについては今後もいつあるか分からないということの中で、住民の皆さんの御意向、自治体の皆さんの御意向を、今後、復興...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、二十キロ圏内とか原子力発電所によって被害を受けられている、避難をしていただいている地域のことにつきましては、これは現在も残念ながら原子力発電所の状況が収束をしておりません。収束を一刻も早くさせた上で、安全を確保をしながら周辺地域の土壌等についてモニ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道が……
○国務大臣(枝野幸男君) 報道が、例えば松本参与がおっしゃったことの全てを報道されているわけではございません。それから、当然のことながら、総理と松本参与のやり取り、これは誰もテープに取っていたわけでもメモを取っていたわけでもありませんから、正確なところを起こせるわけではありません...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、原子力発電所敷地内については、これは法律に基づいて、保安院の監督の下、原子炉設置者が実施する体制となっております。一方、原子力発電所から半径二十キロ圏内については、これは安全確保をしながらやっていただかなければならない地域になるわけでございますが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力安全・保安院は経産省の機関でございます。  ただ、ここは、制度でございますので、行政的にどこまでできるのかはなかなか難しいところはありますが、従来から、放射線量等のモニタリングについては中心になって担う省庁は文部科学省であるというふうに承知をいた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そこは経済産業省に直接お尋ねをいただきたいと思いますが、原子力安全・保安院、経済産業省がしっかりと法律に基づいてモニタリングを行ったモニタリングの報告が原子力災害対策本部には報告されていると認識をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げますが、原子力発電所の敷地内と直接的の周辺部分については、これは原子炉規制法に基づいて原子力安全・保安院の監督の下、原子炉設置者が実施をする主体となっているというふうに承知をいたしております。それから、それ以外の周辺地域については、原則的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この件については、現在の法律に基づけば、禁止あるいは規制を受けるいわゆる天下りには該当しないということでございます。  その一方で、まさに今回の事故が生じたことを踏まえて、多くの国民の皆さんから、監督をする経済産業省資源エネルギー庁とそれから東京電力等...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私も個人的にはそう思っておりますが、行政権を行使する立場としては、法律に基づいてそれが規制をできるのかできないのかということでお話を申し上げるしかない。でないと、行政権を担っている立場の者が自分の私見で行政権を法に基づかずに行使することができないのは当然...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、特に今回問題になっている、資源エネルギー庁長官経験者が本年一月に民主党政権下で東京電力に再就職したことについては認めてはおりません。これは、残念ながら現行の制度では事後届出、事後報告という制度になっておりまして、事後報告は受けております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、こうした大きな事故が起きて、残念ながらまだ収束していない状況でございます。そうしたことを踏まえるならば、今後の原子力発電所を含むエネルギー政策の在り方について、今の時点で少なくとも前に進めるというようなことは、これは御指摘のとおりあり得ないというふ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一般的には、この原子力による影響のことについては、例えば農作物について、あるいは海産物そのものについては、農林水産省と原子力安全・保安院、あるいは厚生労働省と連携を取って情報交換、情報の意思疎通を行った上で一定の方向性について官邸の方に報告が来て、最終的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、ちょっと正確な時刻を持ってきておりませんが、私もかなり直前の時点で報告を受けました。つまり、発表される直前のところ、かなり近い段階、あれはたしか夕方だったと思いますが、午後の早い時間ではない時間帯だったというふうに記憶をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) ちょっと、御通告があれば確認をしてまいりましたが、御指摘のとおり、三時二十分に保安院が安全委員会の助言を受け、やむを得ないと東京電力に伝達をしております。その前後の、この近い時間だったという記憶ございますが、もし必要なら改めて調べた上で御報告をいたします...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ちょっと、済みません、確認をしませんと、また間違えるといけませんので、申し訳ありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 今お読みになったのは新聞記事だというふうに思いますが、例えばルース大使と私とのやり取りについては、後段部分はそのとおりで、様々な協力のお話をいただきました。それに対して、私からは是非御協力をいただきたいということ、あるいは専門家をアメリカから呼んでいるの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それについては、総理がそういったお話、これ国会答弁だったでしょうか、記者会見だったでしょうか、おっしゃられた上で調査をいたしました。  私の方から経済産業大臣に指示をいたしまして、経済産業省において改めて調査をいたしまして、再就職に至る経緯等についての...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力に関してあるいは原子力発電所事故に関しては、原子炉の専門家、それからそこで、水の管とかたくさんありまして、そういったプラントとしての、工学的というんでしょうか、の専門家、それから放射線が出た場合の人体に与える影響の放射線医学的な専門家とか、原子力に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理のことについて私がどう申し上げていいのかなかなか難しい立場ではございますが、総理のリーダーシップについては幾つかの点で御指摘を受けているかと思いますが、私は、一つ言われている、総理が余り前線に出過ぎではないかということについては、これはいろんなやり方...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 文部科学大臣は原発の損害賠償紛争審査会の所管大臣でございますが、この紛争審査会の審査による基準作り等で損害額がどれぐらいになってというようなことを待っておりますと、これは現在、事故自体が進行中でございますので、損害額の確定は現時点ではできません。  一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに最終的には法に基づいて、法律的に言えば相当因果関係のある範囲でということでございますので、私の立場では余り断定的なことを申し上げるべきではないかもしれませんが、今御指摘をされた出荷制限や摂取制限、さらには一定のモニタリングの結果に基づいて自粛をされ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、農業者の皆さん、それから漁業者の皆さんについては、もう本当にこれは農協、漁協等に御協力をいただきまして、将来損害賠償が支払われるということを事実上の担保として、無担保で、そのためのつなぎの資金を農業者、漁業者のために出していただくということについて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 官房機密費については、どういう形でどこまで何を公開できるのかということは、これは同じ党の政権であっても、私自身も官房長官に初めて就任して以降、具体的な使途について、今、日々把握をしている状況でございますので、私がもしある程度の期間、官房長官を務めさせてい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 正確に申しますと、レベル7に該当するのだということについては、発表の前日に報告を受けて初めて承知をいたしました。  記者会見で申し上げましたのは、このレベル7になぜ該当するのかというのは、数万テラベクレル単位での放出が認められたと。今回は、保安院の計算...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、これは先ほど申しましたとおり、三月の段階で私が報告を受けたのは、数万単位ということの放出がされている可能性があるという報告を受けました。その折だったかどうかは正確に記憶をしておりませんが、とにかくどれぐらいの放射性物質が原子力発電所から出ていたのか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それぞれの専門家がそれぞれの手法を使ってこれが確からしい数字であるということで報告を受けました。逆に私などが、これでは分かりにくいから、それぞれの専門家が違う手法で出てきた数字をそこで加工をしてどちらかにそろえるとか、それこそ足して二で割るということはあ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 詳細な報告は受けておりません。必要なことがあれば報告されているものと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも私は受けておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) その御発言についての報告は特段受けておりませんが、アメリカ側において今おっしゃられたような御支援をいただいていること、こちら側で支援の必要があれば更に御支援をいただけるということで、実務レベルで、これ二日に一遍だか三日に一遍ぐらい日々折衝というか御相談を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、私が直接申し述べるというよりは、多分経産省からお答えをいただいた方がいいのかもしれませんが、アメリカのNRC、原子力規制委員会、それからFCMT、海外被害管理チーム、DTRA、国防脅威削減庁、それからDOE、エネルギー省の皆さんと我が国の原子力安...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの御答弁の中でも、水の放出のときに指示を出しました。その後、残念ながら必ずしもそれが徹底していないということを含めておわびを申し上げたものでございます。  この点についても、結果的に福島県知事がそういった印象を持たれたということは間違いないわけで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実際に、震災そして原子力発電所の事故において、多くの皆さんに大変な御苦労をお掛けしております。そういった意味では、様々な御批判があることは当然だと思っておりますし、それを真摯に受け止めなければならないと思っております。  ただ、今おっしゃられた中で幾つ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道で存じております。
○国務大臣(枝野幸男君) これは時々会見でも申し上げておりますが、平時においては、官房長官の役割の一つは、与党あるいは野党の皆さん含めて、国会との内閣としての連携調整のいわゆる一種の窓口という役割があろうかなというふうに思っておりますが、三月十一日以降、それぞれの省庁も大変でござ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理と谷垣総裁がお電話で話をされたということについては報道でも承知をいたしておりますが、お二人の間でどういったやり取りがあったかということについては、私、総理から特段の報告受けておりませんし、例えば新聞紙上等では大連立とかいろいろな言葉が躍っておりますが...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それについての直接の総理からの御指示とかございませんし、私も尋ねておりません。ただ、私の立場からは、今お話しいただきました、この後、第一次補正それから震災対応の緊急にやるべき立法等がございます。これについては野党の皆さんの御協力をお願いしなければなりませ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それぞれについての安全規制値、それぞれの主務官庁が基本的には所管をいたしますので、木材なら農林水産省になろうかなというふうに思っておりますが、それぞれのところで風評被害等を防ぐために必要な対策を取るように、御指摘を踏まえて指示をいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) そうした話が出ているということについての報告は受けております。
○国務大臣(枝野幸男君) 竹島問題に関する我が国の立場は、御承知のとおり、一貫をしてきているところでございまして、これまでも外務大臣を含め、韓国側の一連の措置についてはあらゆるレベルで累次の機会に韓国側には強く申入れをしてきているところでございまして、それぞれの対応に、韓国側の措...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 竹島問題については、日本国として、日本国政府として、我が国の主張、我が国の立場をしっかりと踏まえて対応してまいりたいというふうに思っておりますし、どういうやり方がこの問題の解決、我が国の主張をしっかりと、我が国の立場をしっかりと確保していく上で重要である...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 外務省と申し上げたのは、外務大臣を始めとする政務三役も含めて外務省と申し上げております。
○国務大臣(枝野幸男君) 従来から申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国の立場は一貫して変わっているものではございませんで、正当な根拠なく支配をされている状況にあるということで、先ほど外務省のホームページの記載もおっしゃられましたけれども、いずれにしてもこうした認識に立っているということでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、竹島の置かれている状況についての我が国政府の見解は全く変わっておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 答弁でございますので、どういう表現をするかは私が判断をさせていただきますが、我が国の見解は、ホームページに載っている表現も含めて、我が国の立場というのは一貫して変わっておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) それ以前も、多くの場合は私が申し上げているような表現で申し上げてきているケースが多いと、国会議事録等によるとなっておりますし、また、それ以外の表現を、先ほど申したとおり、私は否定はしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 官房長官は一般的には政府のスポークスマンというような言われ方もしておりますが、基本的には我が国の、それは政務三役も含めた行政は各省各省ごとの分担管理の原則の下で行われております。内閣官房においてはその総合調整を行う機能を命じられているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お気持ちはよく分かるんですけれども、だけど、ここは内閣官房の役割とは何なのかという話であって、国家主権の問題とも、日韓、竹島の問題と私は直接はかかわらない話だと思っておりまして、私は、基本的には、いい悪いは別としても、今の制度の中では、基本的には各省の分...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のような御発言は失礼だと思います。国を売るような発言を私はしておりません。  まさに我が国の領土の問題として、竹島の問題は大変重要な問題であるというふうに思っております。これについては全く我が国の政府としての立場は揺らぐものではございませんし、その我...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この問題に対して国民の皆さんに対する周知、啓蒙、重要であると思っておりますし、また、政府を挙げてこの問題に取り組んでいかなければならないと、その御指摘は全く同感でございまして、そのために内閣官房としてやるべきことはしっかりとやってまいりたいというふうに思...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この一か月余り、私に限らず、そして政務に限らず、自衛隊の皆さん、警察、海上保安庁、消防という現場の皆さんやそれ以外も含めて、国を挙げて、政府を挙げてこの二つの対応に努力をしてまいりました。  私どもとしては全力を挙げてベストを尽くしてきたというふうに思...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、避難をされている皆さん、御指摘いただいたトイレの問題を始めとして、高齢者の方あるいは御病気の方にとっての医療、保健の問題、あるいは小さなお子さんをお抱えになっていらっしゃいますと、子育てあるいは授乳とかおむつとかの問題、本当に生活と密着し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府全体としては、一時的な貸付制度十万円、原則十万円、それから、ある条件が付けば二十万という無担保のもの、そして被災者の生活支援のものと様々幾つかのやり方があります。それぞれについて、平時における予定されている手続等を必ずしも、もちろん法律ですから守らな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくともゴールデンウイーク前には、早い段階で申請をされてきた方については、もちろん審査は一定程度はしなきゃいけませんので、全員というわけにはいかないかもしれませんが、とにかく問題なく支給できる方について、早い方についてはゴールデンウイーク前に支給させる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、先ほどもお答えいたしましたが、東京電力に仮払いをさせるというスキームでございますが、事実上、強く東京電力に対しては、同じレベルで、つまり避難をされている方、一家で百万円ということで仮払いをする方向で強く指示をしておりますし、なおかつそれについても...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、三十キロ圏内については、全ての世帯を対象とするということで詰めております。それから、三十キロより外側については、今方針を示して今後指定をされることで調整をしております計画的避難区域の対象になる地域、ここは指定をされれば同時にその対象になるということ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に新たに指定がされる地域につきましては、日曜日に福山官房副長官、それから松下経産副大臣始め、実際現地に赴きまして、関係する首長さんとまとまった時間、政府としての考え方やその理由、それから政府としてできる対応等について御説明をしてまいりました。さらにその...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この震災が発生をいたしまして、もう平時と比べれば行政として対応すべき仕事の量が桁違いに大きくなっているという状況でございます。  こうしたことを踏まえて、この震災に対応するための臨時的な措置として国務大臣、そしてそれ以上にあえて申し上げれば、副大臣や政...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、大臣、副大臣、政務官、そして総理補佐官という政務にとどまらず、実は事務の皆さんについても、俗に座布団とおっしゃるそうですけれども、それぞれの役所ごとに、特に官房等に割り当てられている枠が法律上決められているということで、なかなか現実の対応...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄の皆さんには歴史的にも様々な御負担をお掛けをしてきているということの中で、この間、沖縄の振興について法律をしっかりと制定して進めてきているところでございます。まだまだ国民所得の向上や雇用問題の改善という課題があって、その課題を解決していかなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この振興策は、上からやるのではなくて、まさに生活から、県民の皆さんからの積み重ねで進めていかなければならないというふうに私も思っております。また同時に、これまでの検証というのをしっかりと進めていくことが重要だと思っております。  その上...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 十五年にわたって県民の皆さん、特に近隣の皆さんには御期待をさせながら、実際には移転がなされていないということでございますので、大変な御迷惑をお掛けをしているというふうに思っております。何とかそれを一刻も早く実現をする、そして沖縄の基地による危険を低減し、...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○枝野国務大臣 委員長御指摘のとおり、原子力発電所の事故については情報公開が大変重要であるという認識を持って当たってまいりました。  ただ、その中に、気象庁の出しておりましたもの、放射性物質の観測データではなくて、気象情報に基づいて予測、推測をIAEAから気象庁に求められたとい...全文を見る
○枝野国務大臣 できるだけ短くお答えしたいと思いますが。  御指摘のとおり、危機管理等の緊急対応については、指揮命令系統がシンプルであることが重要である。今回の震災及び原発事故対応についても、その基本線で対応してきているところでございます。  一方で、会議体が大変多くなってい...全文を見る
○枝野国務大臣 どこまで詳細にお話をすべきか難しいところはございますが……
○枝野国務大臣 簡単でよいということであれば、両原発では、電源装置やポンプなどの機器の設置場所あるいは設置の仕方等について違いがございまして、その結果として、津波による影響の受け方が大きく異なったというふうに認識をいたしております。
○枝野国務大臣 できるだけ関係者の皆さんに収束の時期をしっかりとお示しをすることは重要だというふうに思っておりますが、まさにこれは政治的な判断で示せるものでございませんので、今、東京電力を中心に、当然政府の関係機関も協力をして、今後の見通しについて詰めさせているところでございます...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような視点、大変重要だというふうに思っております。  ただ、ぜひ御理解いただけるかと思いますが、それぞれの自治体、市町村の皆さんにかなりのところお願いをしてやっていただいているということでございまして、その自治体自体が避難をされていたり役所が流されていた...全文を見る
○枝野国務大臣 原発事故による損害金の一部仮払いとして、被災者支援法に基づく金額と横並びの支給をするという方針をきょう決めまして、対応本部の海江田本部長を中心に、東京電力に督促しまして、早い方は今月中には受け付けられるようにという目標を立てて、今、最終的な準備をしております。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 ここについては、きちっとメディアなども通じて情報公開をするという話と、地元の地域の皆さんにできるだけあらかじめ御相談をするという話の兼ね合いというか、なかなか難しいところがございまして、実は計画的避難区域については、現地に政務の担当者が赴きまして村長さんなどと具体...全文を見る
○枝野国務大臣 まず一つは、平時でないものですから、情報の手段がある意味でかなり制約をされているところが正直言ってございます。  それからもう一つは、直前に情報をお伝えするということについては、例えば、例の水の放出の件については、外交当局を通じて直前にはお伝えをするというオペレ...全文を見る
○枝野国務大臣 避難をされている方の避難による被害にとどまらず、今御指摘いただきましたような出荷規制等による経済的損失について、専門的に言いますと、原発事故と相当因果関係のある範囲については当然補償の対象になる。出荷規制あるいは避難エリアの中における事業であって、当然、避難の間事...全文を見る
○枝野国務大臣 震災による直接の被害と原発事故による被害とでは、内容もそれから量的にも大きな違いがございますので、したがって、会議乱発ではないかという御批判もございますが、震災一般の生活者支援本部とは別に、原発の被災者の支援チームを独立して、事務方もそれなりのチームを組んでもらっ...全文を見る
○枝野国務大臣 この間、福島県には原発事故の現地対策本部を設けまして、現地本部長には経済産業省の副大臣がつきまして、かなり大きなチームでやってきているのでありますが、御指摘のとおり、地元の住民の皆さん、あるいは市町村、そして県庁の対策本部とほぼ同じ建物、近くでやっているはずなんで...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、原発事故に対する対応の主務官庁は経済産業省でございますが、経済産業省がこうしたオペレーション、特に自治体の皆さんとの連携に必ずしもなれている、経験があるわけではございません。  総務大臣からも、最大限の協力をして連携してやっていくということで、特...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に風評被害による、まさに被害を受けていらっしゃる皆さんは大変な御苦労をされているところでございますし、また、広い意味では、諸外国から見たときの日本全体が一種の風評被害に遭っている状況でございます。これについては、適切な情報を適切に公開するということが何より重要...全文を見る
○枝野国務大臣 結果的にわかりにくいねということの御指摘は、私も理解をいたすところでございます。  ただ、繰り返し御説明をしていかなければいけないと思っておりますが、今回レベル7という評価になったのは、原子力発電所から放出された放射性物質の量、これに基づくものでございます。専門...全文を見る
○枝野国務大臣 総理と松本参与の会話そのものは、どなたかテープをとったり、やりとりをメモしていたわけではありませんが、松本参与の記者への御発言は起こしたものがございまして、それは私も確認をいたしましたが、松本参与御自身も、総理がそのこと自体を明確におっしゃったということをおっしゃ...全文を見る
○枝野国務大臣 今いただいた御指摘は大変重たいものだというふうに受けとめております。  総理の、正しくはなくても、直接ではなくても、総理が語ったとされる発言が報道されれば、本当に大きな影響を平時以上にも与える状況でございますので、そうしたところで間違いのないように、今の御指摘も...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきましたとおり、今回の避難地域、あるいは、今、計画的避難地域ということで準備を進めている地域にとどまらず、一定の放射性物質が放出をされて、平常時よりは高い放射線量を計測しているという状況であります。  したがいまして、こうした地域におきましても、一般...全文を見る
○枝野国務大臣 今の点は全く同じでございまして、その上で、裏下り的な話について、独法や政府系の公益法人については事実上一定の縛りができるというふうに思っておりましたし、これは進めてきておるんですが、今回の東京電力のように形式的に民間企業の場合は、今のやり方では法的には縛れないとい...全文を見る
○枝野国務大臣 福島第一原子力発電所から半径三十キロメートル圏内の人口は、平成二十二年の国勢調査速報に基づけば、人口で約十四万人、世帯数で四万八千世帯というふうに承知をしております。
○枝野国務大臣 総務省もお呼びをいただければと思うんですが、私のところには、今の国勢調査に基づく数字として、速報値による数字として来ております。  ということですので、確認をしたいというふうに思います。
○枝野国務大臣 報道の数字までは承知しておりませんで、御質問の通告がありましたので準備をさせましたところ、今申し上げたような数字が報告をされているところでございます。
○枝野国務大臣 総務省がそうお答えになっていたとすれば、まさに、避難をすべき地域の人口についての把握が少なくとも政府内できちっと統一されていなかったということでありますので、それは大変問題だというふうに思います。
○枝野国務大臣 官房長官という職制ですからあらゆることをお答えしなければいけないのかもしれませんが、直接の主務官庁ではないということは御理解をいただきたいと思います。  それから、御通告いただければ計算をできたと思いますけれども、逆に言うと、どれぐらいの方が特に二十キロ圏内につ...全文を見る
○枝野国務大臣 これについては、現時点では把握をできておりません。
○枝野国務大臣 避難はされているはずなんだけれども把握できていない、どちらにいらっしゃるかわからないという方が、御指摘のとおり、たくさんいらっしゃいます。残念ながら、役場そのものも避難をされているという状況の中にありまして、役場の方で把握をしていただくということについては、それこ...全文を見る
○枝野国務大臣 福島県の仮設住宅の件については、仮設住宅ということでは、全体として、震災の生活者支援特別本部が中心になってやっていただいているところでございますが、原発事故による避難者の方も仮設住宅を必要としているという状況の中で、それも踏まえて建設予定数をふやしていくという方向...全文を見る
○枝野国務大臣 今、班目委員長がお話をされましたように、私のところにもSPEEDIの三月のシミュレーションの報告が上がりましたときに、当然、SPEEDIのシミュレーションができるということは、原子力発電所から放出された放射性物質量を前提としているシステムですから、一定の前提を置い...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の六十数万テラベクレルという放射性物質放出量についての推計は、この間、大気中の放射性物質の量をモニタリングして測定をした、まさにその周辺部における放射性物質の量をもとに概算を専門家がしたものでありまして、なおかつ、それは、SPEEDI等によってそれを前提にして...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、内部被曝について直接測定をしたりするということは、できないと言うべきなのか、なかなか難しいと言うべきなのか、これは専門的に必要があれば専門家にお尋ねをいただきたいというふうに思います。  特に、空気中から吸い込むという部分については、実際にどれぐ...全文を見る
○枝野国務大臣 中西大臣官房審議官用の答弁資料として私が参考に持っている資料では、すべての国内にあるホールボディーカウンターについての把握はできていないけれども、原子力発電関連のところについては全部で四十一台というメモが私の参考に来ているのですが、先ほど四十五台とおっしゃいました...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、こういうときは法律を知らない方がいいんですよという長島委員のお話というのは、私も聞いていて身にしみましたが、逆に、今回の災害発生直後から、私の責任で、あらゆる官庁に対して、法律でできないということの言いわけは許さない、解釈についての最大限の柔軟性は私の責任で...全文を見る
○枝野国務大臣 大変地元の事情に通じた適切な御指摘をいただいて、ありがとうございます。  いわゆる仮払い的な意味で、まさに今経済産業省から御説明があったような、時期を待っていられないということを踏まえて、農林水産省で工夫をして、つなぎ融資の形式で実質的な仮払いをするというパター...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(枝野幸男君) 東日本大震災の被害状況及びその対応につきまして御報告をいたします。  三月十一日に発生した東日本大震災は、マグニチュード九・〇という巨大地震とそれに伴い発生した大津波により、甚大な被害をもたらしました。また、この地震の影響で発生した福島第一原子力発電所...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その三月の話については、私が記者会見でレベル7に相当するということについては、発表の前日に私は報告を受けたと。その後につながってお答えをしていますので、誤解をされて報道されておりますが、レベル7に相当するということについて三月に報告を受けていたものではご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、最初の方のお尋ねがございましたのは、三月の時点でレベル7と知っていたのではないかというお尋ねだったので、そうお答え申し上げました。  結果的に、様々なモニタリングのデータに基づいて、ある程度の確からしさを持って、どの程度の放射性物質が放出されていた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点ではまだ法案として出させていただけておりませんが、今、できるだけ早く提出をできるものからさせていただこうということで準備を進めておりますので、提出の折には是非御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
04月21日第177回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今、経産政務官からお話しになりましたのは、一般的なお話としてされました。  今日、資料二で配付をされました資料に基づくと、今のような安全委員会と文部科学省から御答弁があったとおりでございますが、その上で、これはこの間の様々なモニタリングの結果と、さらに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 被曝した放射線量に応じて将来リスクがどういう被曝を受けたら高まるのかということについては、過去の広島、長崎の原爆、それからチェルノブイリ等の様々な追跡調査の結果、受けた放射線量とそれからがん発生のリスクの増加との間に相関関係が見られるのは、放射線量が数百...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 佐藤委員の御指摘は、特に住民の皆さん、土地を離れたくないというお気持ちの皆さんの心情を考えれば、一つ大変ごもっともなお考えだというふうに思っております。  一方で、この放射線による影響というのは全てが解明をされているわけではありません。そうしたことの中...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の点は御指摘のとおりだというふうに思っておりまして、一方で計画的避難で出ていただきたいということをお願いをする中で、どこまでの作業を実験的にでもできるかということについては今詰めの議論、検討をさせているところでございますが、できるところから、できるやり...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、経産政務官からもお話ありましたように、アドバイスを私からすると、更に踏み込んで、これは統合本部、これについては御批判もいろいろございますが、東京電力とそれから保安院を中心として政府とがかなり一体的にこの工程表の作成に当たっても協議、検討をして出してお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当然、こうした原子力発電所の収束に向けたプロセスについても原子力安全委員会から厳しくチェックをしていただいて、意見を求めながらやってまいりたいと思っています。
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、ちょっと時系列、私も非常にいろいろなことが起こった数日間のところなので、正確に今記憶に基づいてお話がどこまでできるかなんですが、二号機でサプレッションプールから爆発があった模様だということは早い段階で報告を受けて、私から記者会見で発表している...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私も昨日の朝刊を読んだときに、何だこれはと思いましたので、一般の皆さんがそう思われるのは当然だと思います。ただ、きちっと説明を聞くと理屈立てが非常によく分かったんですが、しかし、それがちゃんと現場に、特にハローワークすら下りていなかったという実態は大変深...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、当時は政府の人間ではございませんでした。そうした立場から私の推測を申し上げたものでございますが、現時点で私、政府の一員でございますので、政府の一員ではないときと同じようなレベルでの推測で物を申し上げることは許されない立場だというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府の人間としては申し上げるような内容ではないというふうに思っておりますが、その当時の立場において、その当時私が知り得た情報に基づいて推測して申し上げたことについてでございますので、現時点で政府の立場としてどうかと言われれば、そういった認識はいたしており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは法律上に基づく組織ではございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害については、法律に基づいて原子力災害対策本部として政府の対応をいたしております。一方で、一義的には、これはもう法律上も含めて事業者である東京電力がある意味での主体であるということ、そしてもう一つ、事実上現地からの一次情報が入ってくるのが東京電力...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部としての意思決定あるいは政府としての意思決定は、細野補佐官が東電に赴いている統合本部ではなくて、政府の原子力災害対策本部あるいはその本部長である菅総理がいたしております。それから、東京電力においても、東京電力としての会社としての意思決定...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この統合本部は、何というんでしょう、会議をするためにつくった本部ではありません。いわゆる、何時何分から、これから会議が始まりますと言って、出席者がこういう顔ぶれで一時間とか一時間半とかやってというようなことを行う場ではありません。まさに、日々、それぞれの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、先ほど御指摘いただいた議事録というお話でしたので先ほどのような御答弁申し上げましたが、御指摘いただいたように、どういう段階で何がなされていたのかということについては、これは当然事後的な検証が必要だと思っておりますし、そういったことについては、しっか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘された海江田大臣の記者会見等での発言のちょっと趣旨はあらかじめ把握をしておりませんが、この工程表を実現することは決して容易なことではないということは共通認識として持っております。  したがって、これを実現するためには相当、東京電力もですし、政府...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その御指摘をいただいた発言は、まさに今回の再就職、前資源エネルギー庁長官の再就職についていろいろ御指摘を受けたことに対して、これは現在の法律では事後チェックしかできないということ、それから、あっせん等がなければ現在の法律ではいわゆる天下りには該当しないと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、社会的に許されるかどうかというのと、法治国家ですので、法律上許されるかどうかというのは、これは別次元の問題としてとらえざるを得ないというふうに思っておりますし、法治国家で行政権をお預かりをしている以上、法律上どうなのかと問われれば、法律に反してい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私自身は今官房長官という立場にありますが、公務員の再就職問題についても、私自身の認識と言動は一貫をしてきておりまして、従来から、官房長官就任前から、当選一回のころから一貫して関連業界に対する再就職は禁止をするべきだということで私自身の見解はずっと一致をい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、今回の被害に遭われた皆さんにとっては二重ローンの問題は大変深刻な問題であるというふうに認識をいたしております。また、日本弁護士連合会宇都宮会長を始め、現地に入っていろいろな声を、聞いてきていただいた声をお寄せをいただきましたが...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、統一的なルールということになりますと、原子炉等規制法に基づく許可申請における事業所の名称は福島第一原子力発電所となっております。  ただ、私も記者会見等で実は全てをでき切れていないんですが、できるだけ東京電力福島第一原子力発電所というふうに申し上...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みませんです。私自身の発言については留意をしてきたつもりでございますが、特に総理の発言やメッセージ、重要でございますので、私の方で改めてチェックをして、総理の方にもそう申し伝えたいというふうに思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のような経緯があったことについては大変遺憾に存じます。きちっと各省、関係する省庁間で連携をして事態に対応しなければいけませんし、皆さんからの御質問の通告にも対応できなければいけないというふうに思っております。  ここは、歴史的な経緯からすると、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この成年後見制度が、今お話しのとおり、要件としては事理弁識の能力を欠くという要件になっています。これは、従来の、かつての禁治産制度からの流れだと思います。  ただ、実態は、その欠くというのを厳格にとらえないで、実際には、そうでない方でも成年後見が付かれ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、これについては法律上のいろんな形式的な位置付けはあります。それも踏まえなければいけませんが、これはもう国民の皆さん、なかんずく今回の事故による被害、影響を受けられている皆さんとの関係で、東京電力のみならず、政府としてもしっかりと責任を持っ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の指示した内容が報道等で若干正確でなく伝わっている部分がございまして、この表を御覧いただいてもお分かりになりますとおり、特に原子力発電所の敷地の外側については主に文部科学省がモニタリングを行っておりますが、文部科学省のみならず、福島県を始めとして様々な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は、前段については了解いたしましたが、敷地の周辺ということの意味は、正門のそばとかそういったことなどの意味をして申し上げたつもりでして、恐らくこれは関係者のところでは誤解はないんではないかというふうに思っておりますが、念のため確認をいたします...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中村審議官がどんな方なのか、私、顔と名前も一致をいたしません。  それで、一般的に、この原発事故の当初、東京電力においても、それから保安院においても、記者会見のときに例えば準備していないことを尋ねられて若干うろたえた映像とかが流れていたのは私も拝見をし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この当初の初日、二日の段階でございますので、私も落ち着いて記者会見を見ている状況ではございません。しかしながら、例えば危機管理センターにおいてもいろんなテレビの報道等が流れております。保安院とか東電が記者会見をやっている場面で、手が空いていればそれを見た...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の原子力発電所事故という状況を踏まえて、原子力発電所の安全性のチェックあるいはそれに対する指導監督等についての在り方については抜本的な見直しが必要であろうというふうに思っております。  ただ、現に今の体制の中で保安院もそれから安全委員会も、ここは今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一般的な意味として受け止めさせていただければ、今、小野議員のおっしゃられた考え方というのは私も同じような考えを持っております。ただ、ここは議員も十分御承知の上でお尋ねいただいているんだと思いますが、では、どこでどういう線の引き方をするのかということについ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、今政府としては、御希望、御要望もそれが一番だと思っておりますので、一刻も早く住み慣れた土地に戻って、従来の農業であったり畜産業であったり、あるいはその他の業に戻られると、そのことのために政府は万全を尽くしてほしいという御要望が一番強いと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 海洋に汚染水が流れるということは避けたい、避けなければいけない事態だというふうに思っております。今回、一時期放水をいたしましたことは、相対的により大量の放射性物質が流出をさせることを食い止めるためのやむを得ない措置でございましたが、同時進行で漏れて海に流...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○枝野国務大臣 済みません。  経産大臣は原賠法の話を答えさせていただきましたが、額賀委員から御指摘いただきました、原賠法の範囲を超えて、特に原発に従事をされておられた皆さん、事態が収束をされて従来の住居地に戻られても職を失われるということが想定をされます。  当然のことなが...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○枝野国務大臣 委員もいわきの御出身ということで、いわきを初め近隣の皆さんに大変御迷惑をおかけしていることを改めておわびを申し上げます。  委員から今御指摘いただきましたとおり、原発事故はまだ収束をしているわけではありませんので、万が一事態が悪化をしてという緊急事態に備えた同心...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来お答えしましたとおり、いざというときに備えてということについては基本的に同心円という考え方で、これでまず二十キロ圏内については引き続き退避をいただく、当該地域に入らないでくださいということを現状も維持させていただいています。  二十キロから三十キロの圏内...全文を見る
○枝野国務大臣 これについては、いわきの市長さんとも直接電話で話をさせていただき、また文書でお申し越しをいただきましたので文書でお答えもさせていただき、記者会見でもしっかりとお答えをさせていただきましたが、いわき市の要望に基づいて区域を設定したと受け取られるような発言がありました...全文を見る
○枝野国務大臣 私のところにSPEEDIに基づいてつくられた地図のようなものが初めて報告がございましたのは、三月二十三日に、いわゆる内部被曝、委員が御指摘になられるようなモニタリングに基づくシミュレーションの結果が公表されておりますが、その前後が初めてでございました。
○枝野国務大臣 SPEEDIは、防災基本計画と原子力災害対策マニュアルに基づいて、原子力発電所からどれぐらいの放射性物質が放出されたのかという情報が得られ次第、その放射能の影響予測を実施することが役割というふうに定められております。  今回の事故では、その放射性物質の放出量が把...全文を見る
○枝野国務大臣 海江田大臣からも御答弁申し上げましたとおり、できるだけ早く実施をしたいということの中で進んでおります。  これは、自治体の皆さんに一定の御協力をお願いせざるを得ない。つまり、地元の地理とか、それから、集落の固まりで入っていただく、こういったことで自治体の皆さんの...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、ちょっと御通告がなかったので正確なお答えはできませんが、私が初めて閣僚にならせていただいて、行政刷新大臣になりましたときに、自分の大臣室のパソコンのワードをあけると、自動的に右肩にそれが振ってあって、何なんだと。別に機密性があるものではないんだけれども...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、全く機密扱いにする必要のない文書だというふうに思いますので、その右肩についているものは今後当然外させますし、そもそも、先ほども申しましたとおり、どうやら役所のいろいろな文書が、普通にワードを立ち上げて打つと機密性二情報とつけられているようであります...全文を見る
○枝野国務大臣 この原発事故の収束は、政府と東京電力の両者が責任を持って国民の皆さんあるいは国際社会に対して収束させる責任を負っているというふうに思っております。また、それを進めていく上での工程表も、原子力安全・保安院を初め、政府も統合本部のもとで事実上いろいろな意味で共同して、...全文を見る
○枝野国務大臣 詳細を細かく詰めて今覚えているかと言われると、必ずしもそうではありませんけれども、一通り目は通させていただきました。
○枝野国務大臣 御指摘のとおりだと思っておりまして、この間、必ずしも十分に地元の皆さんに御説明ができていないということについては、大変申しわけなく思っております。  また、きょうの朝日新聞の朝刊だったと思いますが、御指摘いただいたような記事を私も読ませていただきまして、十分に地...全文を見る
○枝野国務大臣 年間に受けられる放射線の量はできるだけ低いことが望ましい、これは異論がないんだろうというふうに思います、ほとんど異論がないだろうと思います。  そうしたことの中で、今御指摘のとおり、年間百ミリシーベルトを超えると一定の発がんリスクがあるということについて、これも...全文を見る
○枝野国務大臣 趣旨としてはそのとおりでございまして、警戒区域の場合は、立ち入らないでくださいという、裏づけとしては法的な強制力を背景に持った措置をしておりますので、そこに一時立ち入りしていただくのと法的な意味は異なります。  ただ、安全性の観点からは、こういうふうなやり方でこ...全文を見る
○枝野国務大臣 住民の皆さんの一時帰宅については、中継基地、二十キロ圏外の集合場所にお集まりをいただいて、そこからバスで、引率者というか責任者を決めて、できれば地理のわかっている自治体の方が望ましいんですが、そこは自治体との御相談なんですけれども、警戒区域内の一定の場所にバスでお...全文を見る
○枝野国務大臣 私権制限といってもいろいろな種類のものがございますから、一律的に申し上げることはできませんが、もう既に、事故の発生以来、東京電力においては、当然東京電力も今から申し上げるとおり思っているとは思いますが、東京電力としての、営利企業としての営利の追求以上に、安全性の確...全文を見る
○枝野国務大臣 内部被曝については、御承知のとおり、一番心配されるのは、沃素を吸い込んでしまって、それがお子さんの甲状腺に堆積するということが一番心配でございます。これについては、早い段階からモニタリング調査を行いまして、幸いなことに、これについて問題のある数値は観測されていませ...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○枝野国務大臣 ここは十分御理解をいただきたいんですが、きのう審査会で出ましたその指針に基づいて東京電力が賠償をします。ただし、先生がおっしゃられるとおり、全体の賠償額が幾らになるかというのはいつ収束するかによっても変わってきますので、まずは、特に当座のお金が必要な皆さん、たくさ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、避難エリアの市町村の役所も、大変な御苦労をおかけしている状況でございまして、この一時立ち入りについてなかなか手が回らないという事情は当然だというふうに思っておりますし、十分認識をさせていただいているつもりでございます。  ただ、どうしても、それぞ...全文を見る
○枝野国務大臣 特に事故発生当初の段階においては、御指摘いただきましたとおり、地元の自治体の皆さんに対する特に事前の御連絡というものが十分にできなかったことは、自治体の皆さんに対して大変申しわけなかったというふうに思っております。  先ほど経産大臣の方から御報告がございましたと...全文を見る
○枝野国務大臣 当該パネルに載っている声の方は南相馬市の方のようでございますが、そうした皆さんには、こうしたお気持ちになられたということ、そうした対応であったことは大変申しわけなく思っております。  一方で、今回の原子力発電所事故、今、一定の安定した状況になっておりますが、指示...全文を見る
○枝野国務大臣 十二日の、結果的には十五時三十六分に爆発が生じたということでございますが、現地においても、つまり原子力発電所においても、直接何が生じていたのかということをその時点では把握をしていなかったようでございまして、東京電力から官邸の方に報告が上がりましたのは、十六時二十六...全文を見る
○枝野国務大臣 今回のレベル7への認定は、原子力発電所から放出された放射性物質の量、これが一定の数値を超えるとレベル7とほぼ自動的に認定をされるということだというふうに報告を受けております。  そして、今回の事象については、残念ながら、原子力発電所から放出された放射線量が直接把...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○枝野国務大臣 本部、会議が乱立という御指摘を受けておりまして、それについては、名称のつけ方とか、それぞれの会の立ち上げのところでの説明が必ずしも十分でなかったのかもしれませんけれども、決して、会議をするためにいろいろな組織というかチームを組んだわけではありません。いずれも、省庁...全文を見る
○枝野国務大臣 ただいまの牛の件について、具体的にお尋ねでございますので、それについて言えば、原子力災害対策本部がこの原子力災害事故についての対応をいたしております。実務的な調整は、そのもとに原子力災害の生活支援のチームがございますが、その上で政治決断が必要であれば、そしてそれが...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(枝野幸男君) 総理などからもいろいろとこの間お話をさせていただいているかというふうに思いますが、マニフェストでお約束をした政策については是非マニフェストどおり実施したいという思いである一方で、今回、この東日本大震災という大変大きな震災ということに今我が国は直面をしてい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えいたします。  住民の皆さんにとっては大変御要望の強いことでございまして、一日でも早くという思いで作業を進めております。  ただ一方で、これについては地元の、当該地域の地理とか、それからコミュニティーの、何というんでしょう、実態等が十分分かって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今先生御指摘になったような御要望も承っております。  一つは、事業者については、今個人の世帯でということとは別に、典型的なものは役場等でございますが、同時に事業所についても、立入りができなければ著しく公益を損なうと見込まれる場合という要件で、これは今後...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部としてこの指示を出しておりますので私から御答弁させていただきますが、原子力発電所の状況、何%となかなか評価のしにくいところでございますが、残念ながら事故等によって冷却等ができていない状況でございます。普通の原子力発電所とは決定的に異なる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今でも、いつでも、すぐにも起こりそうなということでないと警戒区域が掛けられないのかということの若干意見は違うかなというふうに思っておりまして、原子力発電所は、平常、今健全に動いているところについても、相当厳しい安全規制が掛けられた中で、放射線の漏れ等につ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(枝野幸男君) 屋内退避指示については、原子力発電所から放射性物質が大量に放出をされて被曝による健康被害の生じる可能性があったものですから、それを避けていただくために、距離的に考えて、屋内にとどまっていただければ健康に影響を及ぼすような被曝の可能性がないということで屋内...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に、当該地域の中の入院施設等の皆さんについては、屋内退避ではありますが、屋内退避の状況の中で医療、介護等の状況が大変困難であろうということ等を含めて、早い段階で外の施設に移っていただくということに向けた事実上の努力はいたしたものでございます。  それ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、原子力損害の賠償に関する法律では、原子炉の運転等の際の事故により損害を生じた場合には、原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずるという無過失責任が規定をされております。これにはただし書で、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によ...全文を見る
05月11日第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄の皆さんからは、鉄軌道導入に向けた御要望を様々いただいているところでございます。  そうしたお気持ちにはできるだけおこたえをしたいと思う一方で、今事務方の方から御説明申しましたとおり、今回は需要予測に向けてのアンケート調査を行いまして、その結果につ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お尋ねの中にもございましたので御理解いただいているかと思いますが、鉄軌道自体が今申し上げたような、先ほど御答弁申し上げたとおりでございますので、現時点でどうなるかということを申し上げられる段階ではございません。  ただ、この鉄軌道が導入されるかどうかに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、もし採算性の取れるような形でいい形で鉄軌道を導入することができれば、それは沖縄県にとどまらず日本にとっても大変意義のあることだというふうに思っております。  アンケート調査を踏まえた需要予測等の今後の調査についても、できるのかできないの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 従来から沖縄については振興法が作られてきたわけでございます。それについては、もう歴史的あるいは地理的、様々な状況、背景、理由があったものというふうに承知をいたしております。  この間の積み重ねによって沖縄の振興についての一定の成果は上がっているかという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、じゃ具体的にいつ、どんな形で返ってくるのかという詳細までもちろん決まっているわけではございません。しかしながら、沖縄の基地の負担軽減に向けてしっかりと前に進んでいく、そしてその基地の返還が進んでいけば、それがしっかりと沖縄の全体としての振...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも、今の段階で単純に延長しようということではなくて、沖縄の皆さんからの、県からの御要望も踏まえて、今の時点でどういう形として、この基地の問題についての一種の国の責任を果たすという側面もございますので、どういった形が県の御要望、あるいはその基地返還...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、なかなか従来、実際に返還をされた跡地の利用について、実際にその整備が終わるのに大変長い時間が掛かって、そのことが沖縄の振興にとっては障害になってきた側面はこれは否定できないというふうに思っております。  御指摘をいただいた例...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つは、御指摘もいただいた文化財等が埋まっていたりすると、それを実際に調査をして、そういったものについて例えば掘り起こしてしっかりと整備するとか、こういったことについても、実際にどれぐらいのそういったものがあるのかを調べてみないと分からないところがありま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) なかなか返還前の基地の立入りについては米軍の側の許可が出ない。過去においては認められた例もありますが、許可されなかった例の方がむしろ多いのではないだろうかと承知をしております。  ただ、返還前の調査のための米軍施設・区域への合理的な立入りを含む、特に環...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 日本政府だけで物が決められることについては、まさに様々な状況の中で跡地利用に向けてできるだけ早い段階からいろんなことをやりたいということについては、もう外務大臣を含めて一致をいたしているところでございます。  ただ、現実にはこれは相手のあることでござい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は私も十分理解をするところでございますが、一方で、やはり具体的な跡地利用計画がどうなっていくのか、そしてその跡地利用計画そのものが地権者との権利調整を前提としていかなければならないところがございます。そういたしますと、その前段階で国として用地...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘をいただきましたように、確かにその原因といいますか、状況、事情は全く異なっておりますし、また、沖縄の場合は沖縄県という一つの単位でありますが、今回の東日本大震災の場合は複数の県にまたがっているなど違いもございます。  しかし、その一方で、本土復帰...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、まずその復興の中身そのものについても、国からの押し付けではなくて、それぞれの地域の事情に応じた地元からの声というのをまず重視していかなければいけないし、そして沖縄については振興、被災地については復興というのは、まさにある時期はそういったこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 全く私も、この震災の復興の話が政府内でも出始めた段階から委員御指摘のようなところは大変重要だと認識をしているところでございます。  特に東日本大震災の被災地については、被害の状況も地域によって決定的に違います。もう地域全体が役場等を含めて全滅に近いよう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄の振興策、そして法案が期限切れになることに対するポスト法、新しい法律については、御指摘のとおり、震災がございまして、私が沖縄担当大臣と特に官房長官を兼務していることもございまして、間に合うんだろうかとかいろんな御心配はいただいたということは承知をいた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでも沖縄政策協議会や沖縄振興審議会において様々な提言をいただいているところでございますし、それを踏まえまして、事務レベルでは特に沖縄二十一世紀ビジョンなどを踏まえて県の方といろいろと御相談をさせていただいているところでございます。  ただ、事務ベ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事務レベルでは、県からいただいている様々な御要望を整理をさせていただいたり、あるいはその内容について更にお尋ねをしなきゃならないことなどについては把握をさせていただく努力などは進めております。そして、それに基づいて、従来の制度とか従来どおり事務ベースで各...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基本的には県のあるいは沖縄県民の皆さんの声を大前提に、それを後押しをさせていただくというのが私の役目だというふうに思いますので、どこまで私の思いとかそういったものを申し上げていいのかどうか迷うんですが、あえて御質問をいただきましたので、これは沖縄の県民の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 官僚答弁的に答えた方がいいのかなと迷いながらもあえてお答えをさせていただきますが、間もなく国会に閣僚三人を時限的に震災対応として増員させていただけないかという法案をお願いをしようというふうに思っております。  最終的には、その三ポストがどういう人間をど...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨やお気持ちは十分理解するものでございますけれども、そうした行動を取った場合の様々な影響等を総合的に判断をいたしまして、北方対策の担当大臣として、北方領土、そして元島民の皆さんの心情、状況等について把握をさせていただくべく現地視察を行ったもので...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 泡瀬地区の埋立事業については、昨年七月に沖縄市が策定した土地利用計画を踏まえて国として埋立承認の変更申請を行ったところでございますが、今御指摘のような、特に今回の東日本大震災を踏まえて、津波やあるいは地震による液状化等の問題に対しての万全の措置については...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、今回の東日本大震災で改めて、津波に対する備え、それから液状化に対する備えということについては改めての見直しが必要であるというふうに思っております。当然のことながら、埋立てという海に近いところで行われる事業でございます。したがって、津波の影...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の申請手続は、例えば津波や液状化によって被害が生じるリスクというような問題についての手続ではございませんので、手続については法に基づいて進めさせていただきながら、じゃ実際に埋立てというお金を掛けたり、あるいはその埋め立てた土地を利用した土地利用計画を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 法に基づいて、実際に埋立てをしようと思ったらこうした手続を行っていかなければならないわけでありますので、それについての審査の手続はこれは進めさせていただきたいというふうに思っておりますが、当然、御指摘のように、東日本大震災の今回の様々な事態を踏まえて検証...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 手続としては少なくとも違法ではないというふうに思っておりますが、先ほど御指摘のとおり、東日本大震災の事態を踏まえた津波リスクであるとか液状化リスクというものについては恐らく十分にはその中には含まれていなかっただろうというふうに思われますので、そうしたこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄の一つのアドバンテージを持っている部分は豊かな自然環境にあるというふうに思っております。そうした意味では、観光資源としてその豊かな自然環境というものを十分に生かしていくことが沖縄の振興にとって重要だろうというふうに思っておりますし、干潟についてもその...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今年度末に期限を迎える現行の特措法後も途切れることなく万全の措置を講じてまいりたいと思っておりまして、先ほどもお話ししましたが、沖縄県からの提言を受けて実務レベルでの論点整理を行っているところであります。これから政務レベルでめり張りを付けて政治判断をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 自由度の高い一括交付金制度は、国全体としての一括交付金制度を目指しているというプロセスと、沖縄については特に先行させてというべきなのか、より大掛かりにというべきなのかという沖縄の御要望とが実はダブルトラックで走っているようなところがございまして、若干そこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) リンクをさせようという思いは全くありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 実はロシアとの交渉は外務大臣の権限でございまして、内閣府は、元島民の皆さんに対する支援であるとか、それから国民の皆さんへの啓発啓蒙等が私の方の、北方大臣としての所管でございます。  そして、実は実際にロシアとの交渉をしっかりと前進させるためにも、やはり...全文を見る
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(枝野幸男君) 先日、五日に宮城をお訪ねしました折には今野議員にも大変な御協力をいただきまして、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。  私が現地へ伺わせていただいて改めて認識させていただきましたのは、関係者には申し訳ない、今野さんもそうかもしれませんが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、今、私も折立団地の現場を見させていただきました。率直に申し上げて、あらかじめ、地すべりの被害も大変なんだと、津波だけではないんだということのお話をいただいたのでお伺いしたわけでありますが、想像以上のものでございました。  戻りまして、国...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この復興に向けては、現地、現場の多様なニーズ、要望、状況というものにきめ細かく対応する、それをしっかりと把握をする力と、そして様々決まったことを現地の状況に応じて柔軟にきめ細かく実施をしていく構造と、そしてもう一つは、復興にかかわる事業、...全文を見る
05月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○枝野国務大臣 避難を余儀なくされている皆さんには、大変厳しい生活をお願いしていることを改めて大変申しわけなく思います。  二十キロ圏内につきましては、基本は、線量というよりも、万が一原発の状況が急激に悪化した場合の避難をしなければならない、それがいつどう起こるかわからないとい...全文を見る
○枝野国務大臣 残念ながら被害の総額について、まだはっきりとした見通しが立てられている状況ではございません。  しかしながら、その範囲が一定程度におさまるのであれば、今回内閣において決定しましたスキームの中で、今御指摘いただいたように、電気料金等に転嫁をせずに、一定の年月をかけ...全文を見る
○枝野国務大臣 今具体的な数字を申し上げますと、逆にそれを超えたらどうなるのかという議論になります。私は、今いろいろなところで実際に被害が生じています。この被害が拡大をしないように、できるだけ小さくおさまるようにということについて、国の責任で最大限の努力をさらに進めてまいらなけれ...全文を見る
○枝野国務大臣 避難指示については、総理それから海江田経済産業大臣と御相談をして整理をいたしておりましたので、私から答弁させていただきます。  ベントをやるから五時四十四分に十キロ圏内の住民の避難指示を出したものではございません。むしろ、その前の晩から、三キロ圏内についての避難...全文を見る
○枝野国務大臣 五時台に避難指示を出したのは、圧力が上がってきているので、悪い状況にさらに悪化をすることに備えて、十キロ圏内に影響を及ぼす可能性があるということで指示を出したわけです。指示を出した時点で三キロから十キロの皆さんがすぐにもリスクがあるような状況であったのなら、それは...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の、二重ローンに対する当事者、関係者の皆さんの声におこたえをしていくためには、御指摘のとおり、従来の延長線上ではない施策が必要であるということで、関係省庁の事務方等からはいろいろと今意見、情報を集めて調整を始めているところでございますが、先ほど総理からの御指...全文を見る
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(枝野幸男君) 東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案について、その趣旨を御説明します。  本年三月十一日に発生しました東日本大震災は、その被害が甚大で、被災地域が広範にわたるとともに、地震、津波及びこれらに伴う原子力発電施設の事故による複合的なものであると...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 山口議員にお答えを申し上げます。  まず、国と地方の関係についてのお尋ねをいただきました。  今回の震災は、被災地も広範に及び、それぞれの地域ごとに事情も異なり、それぞれのニーズも大きく異なっているかと承知をしております。また、地域のことは地域で決め...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 汚染水の放出についてのお尋ねがございました。  これについては、東京電力からの申し出を踏まえ、我が国政府の判断としてやむなくこれを承認したものでございまして、この放出をめぐって米国政府から要請が行われたとの事実は承知しておりません。  十八日、平田内...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いわゆる二重債務問題についてのお尋ねをいただきました。  震災で被災された方が事業あるいは御自宅等を再建するに当たっての新たな借金をいたしますと、多くの場合、二重ローンになってしまう。これに対しては、いわゆる金利の政策や貸し付け条件の変更等に積極的に対...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○枝野国務大臣 東日本大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案につきまして、その提案理由及び趣旨を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生いたしました東日本大震災は、その被害が甚大で、被災地域が広範にわたるとともに、地震、津波及びこれらに伴う原子力発電施設の事故による複合...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○枝野国務大臣 まず、繰り返し御指摘をいただいております、班目委員長がおっしゃったかぎ括弧が訂正になっていることでございますが、可能性はゼロでないと班目委員長が、かなり正確な御記憶に基づいて御指摘を受けましたので、可能性があると、可能性がゼロではないと、同じことについて裏表違う表...全文を見る
○枝野国務大臣 御質問の趣旨がよくわからないんですが、三月十二日の時点で、真水が、残念ながら、十四時五十三分にとまってしまいました。そこから、真水はないということで、海水を入れる必要があるのではないかということを共有し、そして、しっかりと、十八時の段階で、総理のもとで関係者と話を...全文を見る
○枝野国務大臣 私は、金融機関等がそうしたことを行わなかった場合に国民の理解を得られると思うかというお尋ねがございましたので、私の認識として、国民の理解を得ることは難しいのではないかということを申し上げたものでございます。あくまでも東京電力においてさまざまなステークホルダーとの関...全文を見る
○枝野国務大臣 SPEEDIについては、何度か申し上げておりますとおり、残念ながら、私を含めて官邸の危機管理センターの幹部のところには、御指摘されている十二日の未明のデータが届いていなかっただけでなく、私はその数日後、正確な日にちは調べればわかりますが、きょうは調べてきておりませ...全文を見る
○枝野国務大臣 復旧に向けた法案は、御紹介いただいたとおり、既に成立させていただいたもの、あるいは国会で御審議をお願いしているものもございますし、また、今現に復興に向けた基本法を御審議いただいております。  阪神・淡路の大震災と比べても、被災地域が大変広範であり、大変甚大な被害...全文を見る
○枝野国務大臣 広報させていただいているハンドブックを詳細に広報していただきまして、ありがとうございます。  全体といたしましては、道路、港湾、下水道、住宅、農地などの復旧に必要な公共事業として約一兆二千億円を計上しております。また、瓦れきなど災害廃棄物の処理事業として約三千五...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の震災は、被災をした地域が大変大きい、広いということに加えて、先ほど来の議論でも出ておりますように、被災地域の県やあるいは市町村自体も被災をされているということの中で、私もきのう岩手県の北部の方の沿岸部を、現地を見させていただきましたが、当事者、関係者の皆さん...全文を見る
○枝野国務大臣 今回、復興構想会議も閣議決定で設置がされておりますので、そのまま閣議決定に基づく機関ということも法制上は可能であろうかというふうに思っておりますが、何度も御指摘いただいておりますような国難ともいうべき未曾有の災害からの復興という困難かつ重要な問題に取り組むためには...全文を見る
○枝野国務大臣 今回、大変広範な被災地域に及んでいるということも含めて、それぞれの現地からの多様かつ大量のニーズというものをしっかりと復興に向けても受けとめていかなければならないというふうに思っております。  その際に、先ほど来出ておりますとおり、それぞれの自治体自体の機能が震...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきましたとおり、それぞれの地域の事情について一番お詳しくいらっしゃるのは、市町村の首長さんであったり、議員さんであったり、職員の皆さんであり、そしてそれぞれの県の知事さんであり、職員の方であり、議員さんであるというふうに思っております。  したがいま...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほども少し申し上げましたが、内閣は、各省庁に対して総合調整権限を持って調整を行っているわけでありますが、同様の権限を、現地対策本部長が国のそれぞれの出先機関に対して行使できることといたしているところでございます。  そして、日常的な平時における総合調整以上に、...全文を見る
○枝野国務大臣 確かに、震災発生から最初の一週間ぐらいは、私の人生の中でもこんなに睡眠時間が短かった期間はないという状況でございましたが、しかし、実際の被災地の皆さん、あるいは避難をお願いしている皆さんは、私ども以上に大変厳しい中にまさに避難生活を送られていたわけであります。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 震災発生直後から、本当に震災発生の前と比べれば倍ではきかないぐらいの政府としての業務量であり、なおかつ、特に閣議あるいは大臣レベルでの政治的な決定を要する問題の量というのは、本当にけた違いに多くなっております。  そうした中でございますので、特に各省にまたがる問...全文を見る
○枝野国務大臣 金融担当大臣から、民間金融機関における貸し付け条件の変更等について御答弁いただきました。さらに、政府系金融機関を中心に、一次補正でも、中小企業や農林水産業者に対する実質無利子となるような貸し付けなどの金融支援も措置しているところでございますが、こうした直接的金融支...全文を見る
○枝野国務大臣 今の班目委員長の御報告のとおりでございまして、基本的には、これを持っている、独法だったでしょうか公益法人だったでしょうか、これは文部科学省の所管のもとでございます。残念ながら、単位量当たりというのはやっていたのが報告がなかったようでございますけれども、その使われ方...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、水産業あるいは水産関連業は、漁業にとどまらず、加工、流通、市場、それから造船所、さまざまな関連の産業が一体となって漁業、水産業を支えているという状況でございます。今回の被災地域の多くがこうした地域の経済構造になっておりますので、こうした構造を一体と...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、引用はきちっとしていただきたいと思いますが、私の三月十三日の記者会見においては、一号機で炉心溶融が起きたのかと問われたことに対して、これは十分可能性があることで、当然、炉の中だから確認できないがと言っております。  もし炉心溶融の可能性があると言ったことで...全文を見る
○枝野国務大臣 文言調整などは一切いたしておりません。班目委員長がおっしゃられたかぎ括弧について、受けとめた側で記憶をしていたかぎ括弧の中身について、班目委員長が記憶をされている御発言の内容と違っているということで班目委員長から抗議、訂正を求められたものですから、それについて、そ...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○枝野国務大臣 警戒区域に当たられている地域の皆さんには本当に御不便をおかけして、大変申しわけなく思っているところでございます。  ただ、原子力発電所の状況がまだ安定をしていないということでございますので、万が一悪化した状況に備えて、警戒区域の設定をいたしたところでございます。...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の視点、大変重要なことだと思っております。  私も、現地に伺わせていただきますと、やはり東京で見ている事情との違いというものを感じております。そうした意味では、これからの復興に向けて、現地対策本部が強力に主導権を持って物事を進められるような体制をつくってい...全文を見る
○枝野国務大臣 二重ローン問題については、今御指摘いただいた住宅ローンの場合も、それから事業者の場合も、どちらも生活の再建に向けては大変大きな足かせになるという認識のもとに、御指摘もいただきましたが、地震保険に入っていた方との公平感とかどうするんだ、そういったこともありますが、そ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、当該地域で軸になっているのは、本当に小さな金融機関だというふうに思っております。それだけに、ただ債権放棄しろだなんてことをしたら、本当に御指摘のとおりその金融機関自体がもたなくなってしまいますので、当然、その裏づけとしての資本増強について、国として...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のようなやり方というのは、本当に現実的でありますし、いわば、一種二重ローンに対する対策の一つにもなり得るというふうに思っておりますので、特に御指摘いただいたのは水産関係でございますので、農林水産省、それから、それ以外のところについては経済産業省を含めて、各省...全文を見る
○枝野国務大臣 報道にも正しい情報と正しくない情報がございます。そもそもこの件の発端は、総理がそこで水を入れているのを聞いて、おれは聞いていないと言ったという報道が端緒でありますが、そうしたことはなかったということは多くの皆さんの証言でもう裏づけられていると思います。報道にあった...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の趣旨は理解をさせていただきますし、先ほど海江田大臣から御答弁がありましたとおり、特に御心配の多い学校等については、土壌についての対応を既に始めているところでございます。  ただ、これが広範な地域について、では、五センチといえども表土を全部実際に取るという...全文を見る
○枝野国務大臣 詳細なシミュレーションはいたしておりませんが、御提案でございますので、実際に、現実的に、本当に可能かどうかということは、もう少し具体的に検討させてみます。
○枝野国務大臣 自民党が提案をされている復興再生院については貴重な御提案だと思っておりますし、そこでお考えになっている考え方といいますか、恐らくワンストップでしっかりと対応するということ、その必要性については全く同意見でございます。  ただ、その復興再生院が具体的にどういう事務...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになるかと思いますけれども、今の政府案においても、例えば地域、県や市町村の皆さん等がさまざまな御要望、地元の事情や状況等をお伝えいただく窓口、あるいは国の方で決まった施策等をお伝えする窓口は、それぞれの県に設置をされる現地対策本部、ここでワンストップ化をす...全文を見る
○枝野国務大臣 二重ローンが問題になるような、特に事業のケースですと、既に既存のローンがあって、そういう状況で二重ローンを組んで事業を再生させてということはとてもできない、したがって事業再建をあきらめてしまうということですと、事業の再建がなされないわけですから、既存債務の返還自体...全文を見る
○枝野国務大臣 基金という言葉のもとでもいろいろなイメージをそれぞれお持ちのようでございますし、過去の例もあるようでございます。  そもそも、基金の場合に、基金そのものを取り崩し型でいくのか、金利を使ってやるのかということについても、全然枠組みが違っています。  したがいまし...全文を見る
○枝野国務大臣 政府系の広い意味での金融機関については、この十年ぐらいの間にいろいろと役割、権能が変わってきております。なかなか直接的にやりにくい部分が実は拡大をしているのが現実であります。  しかし、こうした状況のもとでございますので、必要があればもちろん法改正等もやっていか...全文を見る
○枝野国務大臣 被災地域とよく言われますけれども、もちろん地域として、面として大変大きな被害を受けているわけでありますけれども、そうした地域を構成し、そこで営みを行っているのはそれぞれの個人の皆さんであり、あるいはそれぞれの御家庭、御家族であります。まさに、そうした皆さんの暮らし...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘をいただいた住民の皆さんの足の問題は、本当に重要な問題だと思います。今の制度の弾力化に加えて、防災大臣のもとで、関係省庁、さまざまな工夫も今検討をいただいておりますが、同時に、これは恐らく、今御指摘いただいた中でも、循環バスを回らせているところと、それから...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○枝野国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣として、沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し上げます。  沖縄振興特別措置法による十カ年の沖縄振興計画の実施期間は、残り一年足らずとなりました。本...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○枝野国務大臣 御指摘の松本内閣官房参与の発言については、特に福島の原発周辺の皆さんに結果的に大変な御迷惑をおかけしたというふうに認識をいたしております。この委員会でも平委員からの御指摘もいただきまして、私から仙谷官房副長官に指示をし、仙谷官房副長官から松本参与に対して注意をいた...全文を見る
○枝野国務大臣 結果的に事実と異なる内容で受け取られるような御発言があったということで、これも韓国の皆さん初めとして御心配と御迷惑、またアメリカにも御心配と御迷惑をおかけしたかというふうに思っております。  そういった意味では、本当に厳しく、誤解を招くような発言のないようにとい...全文を見る
○枝野国務大臣 松本参与も平田参与も含めて、内閣官房参与それぞれの専門的な立場から、総理に対して直接また間接に情報提供や助言をいただいております。総理に直接情報提供や助言を行っていただいておりますので、私自身、直接具体的な内容にまでここで御紹介、踏み込むことはできませんけれども、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいたような印象、思いを多くの皆さんにお与えしたということに対しては、大変申しわけなく思っております。  内閣官房参与、いろいろなお立場、あるいはいろいろな御専門の皆さんにお願いをしています。特に原発事故に関連しては、専門家の皆さんでもさまざまな御意見...全文を見る
○枝野国務大臣 班目委員長は、その場において可能性はゼロではないとおっしゃったというふうにきのうの委員会でもおっしゃっておられましたし、私もそういうふうに報告を受けておりますが、ゼロではないというおっしゃり方をされたということと、受けとめる側が、ゼロではないということは可能性があ...全文を見る
○枝野国務大臣 班目委員長が、再臨界の可能性があるというのは違うということで訂正を求めてこられたところでのやりとりは直接は私伺っておりませんが、班目委員長が、自分の発言はゼロではないという言い方なんだということで御確認をされたという報告を受けております。
○枝野国務大臣 この原発事故についての事故の原因調査と検証については、本当にこれは国内的にももちろんですし、国際的にもしっかりとしたものを行っていかなければならないというふうに思っております。  その際において、政府としてのしっかりとした検証はいずれにしろ不可欠だというふうに思...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、このスキームについての関係閣僚決定では、すべてのステークホルダーに協力を求めるということにいたしております。  そして、私の発言は、記者から債権放棄等がなかった場合に国民の理解を得られますかというお尋ねがありましたので、それは国民の理解を得ることは難しいで...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、私は求めてはおりません。認識を尋ねられたので、私自身、今もそう思っておりますが、国民的な理解を得るためには、すべてのステークホルダー、それは金融機関も含めて、一定の御協力を得られなければ国民的な理解は得られないだろうと私は思っております。ただ、私から求めたも...全文を見る
○枝野国務大臣 法的根拠も何も、私は求めておりません。
○枝野国務大臣 国民の理解を得られなければスキームは前に進まないと思っています。
○枝野国務大臣 ステークホルダーの皆さんに協力をお願いすることについては、求めております。そして、それは東京電力もそうするとお約束をいただいております。
○枝野国務大臣 東京電力に対して、ステークホルダーに対する協力、これは債権放棄ではありません、協力を求めるということを求めて、東京電力はそうすると確認をいただいております。  そこから先は東京電力がいかに努力をしていただくかということだというふうに思っておりますし、民間企業と民...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、いわゆるメルトダウン、つまり炉心全体が溶けている状況であったということについては、その可能性が高いというか、ほぼそうであろうということが、最近になって、例えば原子力発電所の建屋の中に人が入ってさまざまな計器等を補正することができるようになり、それに基づいて専...全文を見る
○枝野国務大臣 早い段階から、メルトダウンをしているのは間違いないのではないかという専門家の皆さんがいらっしゃって、そういった御意見があるということは承知をいたしておりました。  だからこそ、私も三月十三日の記者会見でも、その時点で、東京電力や原子力安全・保安院等からの報告をさ...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣総理大臣補佐官の位置づけとか、それから国会における対応のあり方等については、委員も御指摘いただいたとおり、これは政権交代前からさまざまな位置づけや整理がなされております。  現政権においても、細野補佐官、イメージとしての見え方の問題はありますけれども、内閣総...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、本当に、国会において、政府からどういった人間がどう出てくることができて、どういう立場で発言できるかというのは、私も内閣に入るまではいろいろな意見を持っておりましたが、まさに今、行政府の立場におりますので、それは国会の中において各党で御議論をいただくべきと思っ...全文を見る
○枝野国務大臣 ボランティア対策室をラインとして所管をしている私の立場からは、今御指摘いただいた、ボランティアは自発的なものだから引いているというか、余り前に出ないというような考え方は余り重く見るべきではないと私自身思っております。まさにたくさんの皆さんがボランティアとして協力し...全文を見る
○枝野国務大臣 特に今、ボランティアのことについて、発信力のある小泉委員からこういった形で取り上げていただいたということで、政府としても、先ほど申しましたとおり、今週中には改めて御協力、御参加のお願いを広く呼びかけようと準備しているところでございますが、もしかすると、それ以上の発...全文を見る
○枝野国務大臣 今中小企業庁の方から御答弁させていただいたとおり、ワンストップサービスの重要性ということで努力はしてきておりますが、今の御指摘を踏まえますと、それが人員その他の点含めて、必ずしもまだまだ十分に実際のニーズに対応できていないというふうに受けとめさせていただきました。...全文を見る
○枝野国務大臣 学校の一年当たり二十ミリシーベルトということが、そこまで許容しているんだ、そこまでは仕方がないんだというふうな受け取られ方をするような説明、発表の仕方になったことは、私は大変遺憾に思っております。ここを出発点に年間一ミリシーベルトを目指して努力をスタートさせるとい...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、改めて、三・八マイクロシーベルト・パー・アワー、これを計算すると最大でも年間二十ミリシーベルトというところの数字をスタートラインにいたしましたが、これを年間で一ミリシーベルトに近づけるということが我々の目標であって、そのための最善を尽くすということは政府の意...全文を見る
○枝野国務大臣 文部科学省の立場からは今のような答弁しかできなかったのかなというふうに思いますが、今回の原子力発電所事故は、東京電力のみならず、これまでの原子力政策含めて、政府としても大きな責任を負っているというふうに思っております。  いわゆる生じてしまった損害の賠償について...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、年間一ミリシーベルトに向けた最大限の努力をするということで、では実際にいつの時点で年間一ミリシーベルトに相当するような一時間当たりの量になるのかということをまだ残念ながら現時点で申し上げられる状況ではない、ここは率直に、正直に申し上げたいというふうに思って...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的なことについては、文部科学省において福島県やそれぞれの市町村と御相談をしていただいているところでございます。  いろいろと報告を受けているところによりますと、学校の校庭も学校ごとにいろいろな事情があるようでございます。例えば、水はけのために何センチかのとこ...全文を見る
○枝野国務大臣 今御紹介いただいたとおり、もう既に、現在の状況では、本当に砂ぼこりが舞うような状況とかの強い風のときでなければ、大気中に放射性物質が漂って、それで内部被曝という心配はない状況であるというのは、多くの専門家から私も報告を受けております。  したがって、もちろん、目...全文を見る
○枝野国務大臣 二次補正の編成時期については、いろいろな報道がなされておりますが、政府として何か具体的に、いつまではやらないとか、いつやるとかということを決めたことは全くございません。きょうの委員会も含めて、いろいろなところで、実際にこういうところにお金が必要だ、実際にこれが必要...全文を見る
○枝野国務大臣 日にちはよく覚えておりませんが、外国のプレス向けに記者会見をしたことはございます。
○枝野国務大臣 残念ながら私は英語は全くできませんので、日本語でやっております。
○枝野国務大臣 残っているはずでございますので、それは提出をさせていただきます。
○枝野国務大臣 済みません。そのニューヨーク・タイムズのことは、事前に御通告いただければ私なりにきちっと、どういう発言をしたか整理をして、記憶喚起をしてやってまいったんですが、この後、戻ってしっかりと記憶喚起をしたいというふうに思っております。  私自身、今回の地震、津波につい...全文を見る
○枝野国務大臣 国会でもというのが正確だというふうに思っておりまして、いろいろな専門家の皆さんが以前からそういった指摘をされていたということ全体について、東京電力はもちろんでございますが、政府としても、こうした津波に対応できなかったということについての責任は、総理もおっしゃってお...全文を見る
○枝野国務大臣 この間も、事故発生以来、事故の早期の収束、これはもちろん東京電力が頑張っていただかないと、いろいろな知見その他、東京電力の側に大部分がございますので。でありますけれども、政府としても、例えば海外からの御協力についてお願いをしたり、その窓口、調整などを行ったり、ある...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、政府全体としては、先ほど申し上げたような対策をしっかりととっていくということでまずは責任を果たしてまいりたいというふうに思っております。  それから、幹部人事のことについては、原則として動かさないことが現在の状況においては望ましいということで、私の方から、...全文を見る
○枝野国務大臣 事務次官等の幹部職員の任免に際して内閣の承認を得るということになっておりますが、直接的な人事権者は経済産業事務次官については経済産業大臣でございますし、内閣全体としては総理等とも御相談をすべきことでありますので、そういった意味では、きょう初めてそういう御指摘をいた...全文を見る
○枝野国務大臣 今、三代連続ポストで調査を行っておりまして、実は、本来、昨年度末、つまり本年三月にそれを公表すべく準備をしておりました。ただ、今のようなミスといいますか落ちがないように最終段階の精査をするタイミングのところで東日本大震災が生じたということで、一たん作業をストップし...全文を見る
○枝野国務大臣 五代では不十分だ、三代でということで、当時の原口総務大臣の指示のもとに、平成二十二年四月一日現在のもので年度内に発表したいということで準備をしておりましたが、先ほどのような事情で一たんとまっておりますのは、動かし始めましたので、そう遠くない時期に公表できるというふ...全文を見る
○枝野国務大臣 塩川委員には大変貴重な御指摘をいただきまして、それを踏まえて、私の発言、そしてその後、海江田経済産業大臣において「電力会社への再就職の自粛について」という指示を出したところでございます。  その上で、現在の法律のもとでどこまで行政的にあるいは政治的に、過去におい...全文を見る
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○枝野国務大臣 二次補正について、まさにおくれることなく、しっかりと国会で御審議をお願いしたいというふうに思っております。  既に、それぞれの自治体あるいはさまざまな関係者の皆さんから、自民党からもいただきましたけれども、こういった部分のところが一次補正では直ちに対応できないの...全文を見る
○枝野国務大臣 踏み込んでという御期待をいただいて、何とか踏み込んだお答えをしたい気持ちはございますが、まさに、従来必ずしも、今御指摘いただいたような使い勝手のいい形での制度がなかった中で、しかし、これだけ大きな災害に対して、それぞれの地域ごとに被災の状況が違うということを考えれ...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的な制度の組み立てについては、これは関係省庁としっかりと調整、合意をした上でないと、私一人の責任で申し上げることはできませんが、今御指摘をいただいたような考え方、つまり、それぞれの地域ごとに事情が異なっており、それぞれの地域の事情に応じて、しかも柔軟に対応でき...全文を見る
○枝野国務大臣 今委員が御指摘になった点については、全く同感でございます。  私が先ほど関係省庁と申しましたのは、今御質問があられた、農水省や経産省なりそれぞれでメニューをつくっていただいてということではなくて、御指摘のとおり余り公平公平と言い過ぎてもいけないということは十分承...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりだと私も思っております。  この間、国民の皆さんには大変御心配をおかけしておりますし、また、その御心配をおかけしております原因の中に、十分に国民の皆さんに情報がわかりやすく伝わっていないということがあることについては大変反省すべき点があるというふう...全文を見る
○枝野国務大臣 総理補佐官の職務それから国会における御説明のあり方等については、補佐官制度発足以来の仕組みでございます。それを超えてどう対応されるかというのは、一義的には国会の方で御相談をいただいてお決めをいただければというふうに思っております。  なお、細野補佐官は、総理の命...全文を見る
○枝野国務大臣 細野補佐官はという主語で言うべきか、政府といたしましては、東京電力から報告があった事項について、国民の皆さんに正確にお伝えをし、また、政府としての認識について、これもまた正直にお伝えをしてきたところでございますが、残念ながら、東京電力の中において、当初政府あるいは...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の経緯につきましては、国会でのお尋ね、きょうもこの後もあろうかというふうに思いますが、それについてはしっかりとお答えをさせていただきたいと思います。  報告書という形式で御報告すべきかどうかについては、国会の方で御相談をいただければと思います。
○枝野国務大臣 この調査・検証委員会のあり方についてさまざまな考え方、意見があるということは承知をいたしております。  率直に言ってさまざまな検討もいたしました。ただ一方で、今の御指摘の中にもありましたけれども、この事故に対する少なくとも日本政府としてのしっかりとした検証という...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の検証機関も、法律上の規定はございませんが、法的根拠に基づいて設置をしているものでございます。  それから、今御指摘のような御意見があることは十分あり得ることだというふうに、一つの御意見だというふうに思っておりますが、例えばアメリカのスリーマイルの調査機関も...全文を見る
○枝野国務大臣 復興に当たってはいわゆる特区という仕組みを生かす、使うということについては、構想会議でも今御指摘のように御議論いただいておりますし、重要な施策の一つであろうというふうに考えております。  ただ、基本法に載せるかどうかというところで、私ども、国会に御議論をお願いし...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘をいただきました点、そして御党からの資料にもございます、骨子にある基本理念の(ア)にある考え方というのは、私も大変重要な視点であろうと思っております。  ともすると復興という言葉からは、関東大震災からの復興などのイメージも、どちらかというと何か町が立派に...全文を見る
○枝野国務大臣 政府案におきましても、被災者の皆さんあるいは被災地の自治体の皆さんの視点から、いわゆる縦割りでいろいろなところをたらい回しされるようなことがあってはいけない、あるいは、物を決めていくに当たっても、各省の縦割りのために物が進んでいかない、おくれたりするということにな...全文を見る
○枝野国務大臣 まずは、国会で皆さんに御理解いただいてお通しいただいた第一次補正の執行をできるだけ速やかに進めていくということに全力を挙げているところでございますが、同時に、当然第二次補正も必要な状況であるということは、これはもうだれもが異論のないところでございます。  現在、...全文を見る
○枝野国務大臣 政府案におきましても、閣僚等を構成員とする本部を設置しますが、そのもとに事務局を設置することになっております。  そして、この事務局は、相当大きな強い事務局をつくろうということを想定いたしているところでございまして、これを庁と呼ぶのか復興本部事務局と呼ぶのか、そ...全文を見る
○枝野国務大臣 復興に当たって、御指摘いただいた、女性、子供、障害者等多様な社会的な立場からの意見が反映されるようにすることは大変重要なことだというふうに思っておりまして、政府案においてこうした規定を置かなかったことについては反省をいたしております。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、この地域は、過疎化、人口減少と高齢化がもともと顕著であるところでございますし、またその基盤である産業を支えていらっしゃる方が高齢化が進んでいるということでございます。  地域をしっかりと復興、復活させるためにも、こうした高齢者の皆さんが意欲を持っ...全文を見る
○枝野国務大臣 総理と全く同じ考えでございます。
○枝野国務大臣 御指摘のお気持ちはわからないではないんですけれども、言うまでもなく、御承知のとおり、預金保険制度は、万が一の金融機関の破綻時に預金者の保護等を図ることが目的でございます。そして、基本的には、銀行のものというよりは、預金者がその一部を拠出して、それが積み重なるという...全文を見る
○枝野国務大臣 この事故調査・検証委員会については、まず何よりも独立性というものを大事にしなければいけないというふうに思っておりまして、最終的には、委員会のメンバーの皆さんで自律的にお決めをいただく必要があるというふうに思っております。  ただ、二点だけ、政府としてお願いという...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の福島原発の事故を受けて、特に津波による被害に備えた緊急対応は、各原子力発電所においてしていただいているところでございます。  また、今までのところ、ここまでのところ明らかになっているデータ等からは、今回の原発事故は津波によって大きな事故となったものであって...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに技術的、専門的な点も含まれておりますが、いずれにしても、今回の事故のもとで得られた教訓というものをしっかりと踏まえて、安全性がしっかりと確認をされると同時に、その安全性について地元の皆さんに御理解をいただけるということがなければ、再開することは、これは政府が...全文を見る
○枝野国務大臣 浜岡については、御承知のとおり、大規模津波襲来の切迫性という特別な状況を踏まえ、一層の安心確保という観点から一たん停止をするということを要請して、これに中部電力が応じていただいたものでございます。  この再開に向けては、まずは津波に対する対策というものをさらに万...全文を見る
○枝野国務大臣 まずは、津波に対する万全の備えをとっていただくことを大前提に、今回の福島第一原発での事故を教訓にして、しっかりとした安全性について専門家の皆さんに、しかも情報、データその他について全面的な公開のもとに徹底した検証をしていただいて、安全性が確認をされ、そして、それに...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、これに類するような資料……(服部委員「この資料です、この資料」と呼ぶ)そちらの資料は、私は直接は読んではおりません。
○枝野国務大臣 御指摘のような内容、趣旨の報告については、多少は把握をしております。そして、土壌に降って土壌に堆積をされている放射性物質の推定量というものは、今後のさまざまな対応に当たって大変重要なデータであるというふうに思っているところであります。  一方で、今回は、それぞれ...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘いただいたような津波水没地、あるいは、今は水は引いているけれども、また津波が来たらどうなるかというリスクの高い地域の土地をどうするかということについては、買い上げであるとか地上権の設定であるとか借り上げであるとか、さまざまな御提起がされているのは確かでござ...全文を見る
○枝野国務大臣 提出の時期が今回のような時期になったことについては、幾つかの理由があると考えております。  一つは、阪神大震災のときとの比較がよくされますけれども、率直に申し上げて、阪神のとき以上に大変大きな震災でございまして、被災地の状況は今なお、この時点においても、まだとて...全文を見る
○枝野国務大臣 財源のこと、それから、例えば午前中御質疑がございました特区のことなどについては、御指摘のとおり、ある意味当然のことという思いでございます。  これは、私も自分の野党時代のことを思い出すと、野党の立場からは、法律にちゃんと明記をして担保させるべきであるということを...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、何度も申し上げておりますが、この復興を担うべき体制は、ワンストップで地域の皆さんの声や地域の状況について把握をし、しかも、それを施行するに当たってもワンストップ的に進めていく強力な体制が必要であるというふうに思っております。それに庁という名前をつけるか院とい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のようなことが本当に現実的に可能であるならば、私もそうしたいというふうに思っておりますが、例えば、あらゆる施策については財源が必要になります。この国の税金等の管理は財務省が行っておりますので、それから予算編成も財務省が行っておりますので、新たな予算が必要にな...全文を見る
○枝野国務大臣 この実施権限ということについて、当初、私どもは、復興に関するあらゆることについての実施権限をということであれば、なかなか最初に申し上げたように難しいのではないかというふうに思っておりましたが、いろいろと国会での議論をお伺いしていますと、例えば、復興に関する事業のう...全文を見る
○枝野国務大臣 今申し上げましたとおり、国会での議論をお聞きしておりまして、大変建設的な御議論をいただいておりまして、それを踏まえて、今私がお答え申し上げた、きょうの午前中にも高木委員からのお尋ねのときだったと思いますが、例えばもし特区ということが設置することになれば、特区の認定...全文を見る
○枝野国務大臣 ですから、この法案をお出ししたときには、先ほどのとおり、そういった権限まで踏み込むことは実務上難しいのではないかと考えておりましたが、実施といっても、ある特定部分について直接実施をするということについては、御議論を聞いておりまして、あり得るというふうに思いましたの...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、完全に一カ所ですべてが完結するのであればそれが望ましいと思いますし、また、そうしますと申し上げたいところでございますが、うそをついて現実と違うことで過剰な期待を持たせてはいけないと思いますので、率直に正直に申し上げますが、例えば、私も被...全文を見る
○枝野国務大臣 お言葉ではございますが、法律の条文を読めば全部わかるのでしたら、国会の質疑は要らなくなってしまうのではないかと思います。  基本的には、内閣法については、従来からも、それぞれの数についての規定はありますけれども、担務について具体的に条文等に書くというような法体系...全文を見る
○枝野国務大臣 お金がおりていないという具体的なことについての報告は聞いておりませんが、宮城県知事から、繰り返し、瓦れきの処理に当たっての国と県と市それぞれの役割分担、国はお金を出すわけでありますけれども、それと瓦れきの量が膨大であるということで、非常に事務が煩雑になっていてなか...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のようなことが今後生じないように、また既にお待ちをいただいている方にもできるだけ早くお金がおりるように、環境省の職員も宮城県庁の方にも送っておりまして、これをさらに強化して、その事務手続、お金がおりていく手続、スピーディーになるようにさらに強化をしております...全文を見る
○枝野国務大臣 ただいま松下副大臣から御答弁申し上げましたとおり、仮払いを政府が行うというためには法令上の根拠が必要であろう。その場合の立てかえのスキームをどう組み立てるのかということを、そういった御提言も踏まえて検討いたしましたが、特に仮払いで、当面の、早くお金を出すという観点...全文を見る
○枝野国務大臣 こんなに大規模な原発事故というのは二度と起こっちゃいけないということに最善を尽くすことだとは思っておりますが、しかし、現に生じているわけでありますので、今後万が一にもこういったことが生じたときに、今回、避難をされている皆さんには義援金とかそういった別のスキームから...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○枝野国務大臣 現地の事情を踏まえた貴重な御指摘と思っております。  御指摘のとおり、二重ローン問題、大変重要でありますが、現地の皆さんの多くがそれ以前の問題であるという御指摘も、現場のそうした実感だろうというふうに思っております。  ここまでも、金融大臣に御努力いただいて、...全文を見る
○枝野国務大臣 計画的避難区域の皆さんには、年間二十ミリシーベルトに達するおそれがあるということで計画的避難をお願いいたしました。  一方で、学校等につきまして、これは、二十ミリシーベルトまでの被曝を許容するというふうな受けとめられ方をしてしまっておりますが、二十ミリシーベルト...全文を見る
○枝野国務大臣 緊急時避難準備区域という指定をいたしました地域においては、この間に積算されている、降り積もっている放射性物質の量は比較的低いということで、そのことによる健康被害のおそれというものは低いという地域でございますが、一方で、原子力発電所が残念ながらまだ完全に安定している...全文を見る
○枝野国務大臣 まず最初に、私が南相馬を訪れた際に、防護服を着ておりました。それは、二十キロ圏内に入らせていただいて、二十キロ圏内で作業をされている、当時は警察の皆さんだったと思いますが、を激励するために、二十キロ圏内は防護服を着て入ってくださいということを政府としてお願いしてい...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、今御指摘された共同通信の報道が報道されたとすれば、それは誤報でございます。そうした事実はございません。  いずれにしても、自主的なことを含めて、こうした地域の皆さんのさまざまな費用負担については、国と東京電力においてしっかりと負担をさせていただくつもりで一...全文を見る
○枝野国務大臣 まず事実関係を詳細に御説明申し上げますが、内閣官房というのは、今もお答えがございましたが、内閣情報集約センターの方にファクスが届きまして、これは中川先生も御存じだと思いますが、官邸の地下の危機管理センターの中の情報集約ルームの方、つまり、大人数の、各省何十人という...全文を見る
○枝野国務大臣 何度か申し上げておりますが、政府の官邸の中枢部、首脳部としては、できるだけ早く水を入れるべきであって、真水がなくなれば海水を入れるべきであるということは、当時、一貫して一致をしているところでございます。  そして、六時前ぐらいの段階で、これはしっかりと法令に基づ...全文を見る
○枝野国務大臣 一方的に、メルトダウンを隠していたという前提でお話しになられているんですが、中川委員が御質問でもお認めいただいておりますとおり、御質問では十四日の会見のことを引いていただいておりますが、私は十三日の会見以来、炉心溶融の可能性についてしっかりと御説明申し上げておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 総理からもその趣旨は伝わったと思うんですが、今申し上げましたとおり、処理を例えば自衛隊にお願いをするということについては、これは政府の責任でできると思います。  しかし、これを受け入れていただく、今実際に避難をされておられますが、例えば原発、第一原発の敷地の中に...全文を見る
○枝野国務大臣 原発の現地対策本部長が長期にわたって不在であるというのは望ましくない状況であるというふうに思っておりまして、それについては先ほど総理から御答弁もあったところでございます。  ただ、一方で、事故の発災当初と異なりまして、現地で問題になっている事項はかなり個別具体的...全文を見る
○枝野国務大臣 私の記憶を申し上げます。  午前三時過ぎに、まず、東京電力と海江田大臣が、ベントを行うことについての記者会見を行いました。それに若干おくれて、私の方から、そのことについて同じように記者会見を行いました。そのときには、前の晩、十一日のうちだったと思いますが、三キロ...全文を見る
○枝野国務大臣 SPEEDIの情報が官邸の幹部、危機管理センターの緊急参集チーム等に届いていなかったことは大変遺憾だというふうに思っております。  この危機管理センターでは、私も何度か、ここには気象庁も来ておりましたので、放射性物質が出た場合には、それは風向きによっていろいろあ...全文を見る
○枝野国務大臣 午前中も答弁申し上げましたが、その時点では、残念ながら、専門家の皆さん、保安院の皆さん含めて、炉心溶融、メルトダウンが起きている、全部が溶けているということについての裏づけがないという状況でございましたが、最悪の場合には炉心溶融している可能性があるということで、今...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、初期の避難区域の設定に当たって、政府としても十分な情報がない中でありました。特に放射線量については、放射性物質が出てから避難をお願いしたのではなくて、出るおそれということの段階で、最悪の事態を想定して避難をお願いいたしましたので、その時点で放射線量等について...全文を見る
○枝野国務大臣 復旧、被災者支援について、原発の被災者の皆さんについては別の視点でしっかりとやっていくということは、当然それで進めてまいりたいと思います。  復興についてでございますが、復興構想会議においても福島県知事や福島にゆかりのある方にもお入りをいただいておりまして、そこ...全文を見る
○枝野国務大臣 申しわけありません、私あての御通告がなかったので確認をしてきておりませんが、危機管理センター等では、原子力発電所周辺、正門付近とか西門付近とかというようなところの放射線量と同時に、周辺地域のモニタリングの情報が順次ふえていきまして、そして、北西方向、飯舘村などの方...全文を見る
○枝野国務大臣 残念ながら、先ほど御報告のとおり、これまでに報道しているとおり、水が海に流れ出てしまった等という問題が生じております。したがいまして、どこかから漏れ出たりして環境に影響を及ぼしていないかどうかということについての監視をしっかりさせるということで、海におけるモニタリ...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、入れた水の量とそれからたまっている水の量と、それから例えば、もともと建屋などにたまっていた水等については、津波の水が残っているのかどうかとか、それから地下水が出てきているのではないだろうかとか、つまり、入れた水と残っている水だけの足し算、引き算だけではでき...全文を見る
06月01日第177回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○枝野国務大臣 沖縄県からは今御指摘いただきましたような、特に、残り一年を切った沖縄振興特別措置法後の、次期法制を含めた振興のあり方についてさまざまな提言をいただいております。沖縄政策協議会あるいは沖縄振興審議会を通じて、また、私自身、直接にも知事さんなどからそうしたお話をいただ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、沖縄振興一括交付金につきましては、金額にとどまらず、より使い勝手をよく、特に使途の自由度を高めてほしいという御要望をいただいております。これを踏まえて、全国ベースでのいわゆる一括交付金の制度設計も踏まえて、できるだけ前向きにと考えているところでござ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、県からは、特に、観光振興地域や情報通信産業振興地域などの現行制度をさらに拡充するとともに、新たな国際物流経済特区制度の創設など、制度面についてもさまざまな御提言をいただいているところでございます。  そして、これはもう沖縄県にとどまらず日本全体に...全文を見る
○枝野国務大臣 沖縄の米軍基地につきましては、今現に生じている騒音を初めとして、さまざまな危険や御迷惑をできるだけ軽減するということについて、これは外務大臣あるいは防衛大臣ともども、さらに努力をしていかなければならないというふうに決意をしております。  と同時に、御指摘いただき...全文を見る
○枝野国務大臣 尖閣諸島については、我が国のまさに固有の領土でございまして、我が国の領土としてしっかりと管理をしているという状況だというふうに把握をしています。
○枝野国務大臣 そのとおりです。
○枝野国務大臣 今外務大臣が詳しく御答弁申し上げましたとおり、実効支配という言葉は、使われる局面の性格上誤解を招く部分がありますので、できるだけ使わない方が望ましいと思いましたので、私も、お尋ねがあったのでそうお答えをしたのであって、私の認識も今外務大臣が申し上げたのと全く同様で...全文を見る
○枝野国務大臣 沖縄担当大臣として、一つの御提案として受けとめさせていただきます。
○枝野国務大臣 今回の東日本大震災に当たりましては、東北の太平洋沿岸や、あるいは茨城、千葉にとどまらず、北海道においても、港を初めとして、津波による大きな被害が生じているところでございます。  北方四島についても、そうした被害が生じている可能性については認識をいたしておりますが...全文を見る
○枝野国務大臣 北方領土問題については、我が国にとって大変重要な、そして、特に元島民の皆さんにとっては本当に切実な大事な課題であるという思いを持ってまいりました。  率直に申し上げて、直接その運動の集会等に参加させていただくことは、今回担当大臣になるまでございませんでしたが、か...全文を見る
○枝野国務大臣 この問題は、一つには、外交というか政治ベースの課題であります。そうした意味では、最近のロシアの姿勢については、大変遺憾な行為が幾つかあるということで、我が国にとっては残念な状況にあります。  しかし、一方で、二十年にわたってビザなし交流を諸先輩方の御尽力によって...全文を見る
○枝野国務大臣 直接的に御発言の内容の一言一句について相談をさせていただくというふうなことはございません。
○枝野国務大臣 先生も十分御理解いただいているかというふうに思いますが、北方領土の問題と、そして広い意味での日ロ関係の問題というのは、我が国としては、北方四島が日本の領土であるということについての姿勢は、厳しくロシアに対して、あるいは国際社会に対してしっかりと訴え、伝えていかなけ...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、領土問題を解決しようと思えば、やはり静かな環境での外交交渉が必要であるというふうに思っております。最近の状況は、この静かな環境をどちらが壊しているのか、あるいは壊そうとしているのかという状況は、これははっきりしている状況だろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 この四十年、先輩諸兄の御尽力によって、沖縄振興に一定の成果は上がってきていると思っております。  一つは、特に本島を中心にして、社会資本整備が四十年前と比べればかなり前に進んできているというふうに思っております。それから、基幹産業であります観光についても、観光客...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、地域自主戦略交付金は、一定の投資補助金を一括化し、各府省の枠にとらわれずに、自由に対象事業を選択できるようにするものでございますが、沖縄振興一括交付金として御要望いただいておりますのは、一括化された補助金のメニューとは無関係に使用でき、県単独事業にも充当可能...全文を見る
○枝野国務大臣 香港と中国本土との違いほど大きな違いにできるかとか、本当にブラックボックスそのものになってしまってはいけないだろうというふうには思います。しかし、沖縄のさまざまな特殊性を踏まえるならば、そしてそのことが一つのリーディングケースになっていくということも含めて考えるな...全文を見る
○枝野国務大臣 御提示いただいた資料は、大変貴重な資料だというふうに思っております。  基地の跡地利用については、来年の三月で期限の切れる沖振法の次のステップの法律を考えていくのに合わせて、軍転法も同時に切れますので、それにつきましては沖縄県から出てきております御要望も踏まえな...全文を見る
○枝野国務大臣 私は、政権交代前から、御批判も多々あるんですが、コンクリートから人へという政治の大きな方向性を変えていくということについて、我が党内でも主導してきたつもりでございます。そうした意味では、いたずらに公共事業によって開発をするということが必ずしもすべてプラスに働くもの...全文を見る
○枝野国務大臣 沖縄振興策についての協議、沖縄との御議論、御相談の場においては、どういった話の進め方をしていくのかということを含めて、沖縄県と御相談をしながら進めていかなければいけないというふうに思っております。  ただ、今御指摘いただきました、沖縄にとって、沖縄の振興のために...全文を見る
○枝野国務大臣 今、一部は御指摘をいただきましたが、沖縄市が策定した泡瀬干潟土地利用の見直し計画においては、干潟の消失面積が従来の案の一八%から二%へと減少する、それからクビレミドロの生息地が埋立地から外れるなど、従前の計画と比べて環境への負荷が軽減されることになると考えておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 沖縄は、私が申し上げるまでもなく、その地理的条件から、アジアの各国を初めとして、まさに日本の各国に開かれた窓でございます。そうした意味では、国際的な緊急援助活動を行うに当たって沖縄がその拠点となるということは、近隣諸国との関係、日本全体にとってもプラスであると同時...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど赤嶺先生からも同様の御指摘がございましたが、これは北澤防衛大臣が御発言をされたので、どうしても自衛隊の活動というものと結びつけられて受け取られている側面があるのかなというふうに思っております。  私も沖縄政策協議会の場で同席しておりましたが、今、例えば国内...全文を見る
○枝野国務大臣 基地の跡地利用については、沖縄振興の重要な課題の一つであると認識をいたしております。いわゆる軍転法が来年の三月で切れますので、その後のことを含めて、跡地利用のあり方については沖縄振興のあり方の検討の中においてしっかりと進めてまいりたいと思っておりますし、それを踏ま...全文を見る
○枝野国務大臣 沖縄振興開発金融公庫については、平成十八年の法律でございますが、いわゆる行革推進法において、現行の沖縄振興計画の計画期間の経過した後、つまり来年の三月がめどになるわけですが、日本政策金融公庫に統合するものとされたところでございます。  ただ、今御指摘いただいたと...全文を見る
○枝野国務大臣 戦争における御遺骨の収容については、現在も厚生労働省において、沖縄県や地元のNPO団体の御協力もいただきながら積極的に行っているところでございます。本年度も所要の予算を増額しておりまして、引き続き、積極的に国として対応してまいりたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、一般論としては、大規模公共事業よりも教育であるとか、保育であるとか、福祉であるとか、あるいは御指摘いただいたのは第一次産業でございますが、第二次産業、第三次産業も含めて、きめの細かな対応、対策というものが振興に役に立つのではないかと一般論としては思います。 ...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今経産大臣からお答え申しましたとおり、現行法の枠組みにおいては、東京電力の敷地の中のことについては基本的には東京電力がまずは対応していただくと。  当然のことながら、当然のことながら、この間もそうでありますが、例えば自衛官の方、警察の方始めとして、こう...全文を見る
06月06日第177回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) 文書は拝見しております。
○国務大臣(枝野幸男君) 文書には、あの文言の中にそういった文言がなかったと記憶をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、鳩山前総理と菅総理の会談には同席をしておりませんし、その詳細をお伺いしておりませんので、それについてはお答えのしようがございません。
○国務大臣(枝野幸男君) その日の代議士会での総理の御発言、それからその日の夜の総理の記者会見での御発言について十分にその真意が伝わっていないという認識がございましたので、それについて、より正確にその内容について御説明申し上げたものでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) これは記者会見、多分、官邸のホームページにもアップされておりますので、それを御覧になって確認いただければ、菅総理がおっしゃった趣旨は、御帰宅等についてのめどについてお話をされたものであって、代議士会でお話をされたところで使われためどという、同じ言葉でござ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理が代議士会でおっしゃったとおりでございまして、それ以上のことは私も承知をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 総理がおっしゃったことについて総理ではない私がお答えのしようがありません。
○国務大臣(枝野幸男君) ばらまき四Kというのは存じ上げておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 天皇皇后両陛下におかれましては、今回の被災地を今御指摘いただいたように大変多くお回りをいただきまして、被災者の皆さんを御激励をいただいたと。被災者の皆さん、直接声をお掛けをいただいた皆さんに限らず、多くの国民の皆さんがそのことに勇気付けられ、そして天皇皇...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 存じ上げません。
○国務大臣(枝野幸男君) 存じ上げません。
○国務大臣(枝野幸男君) この経費は、作りました経費は約一千百万と報告を受けております。
○国務大臣(枝野幸男君) 作成しました内閣府といたしましては、文部科学省を通じて全国の小中学校と高等学校、特別支援学校等に一枚ずつ配付されるよう、約四万校分を各都道府県教育委員会等に対して送付をいたしたものであります。  その後の教育委員会等からの活用については、部分的、抽象的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 韓国政府による竹島に係る一連の措置は我が国の政府として到底受けられるものではございません。そのため、累次の機会に韓国側にも強く申入れを行い、抗議をしているところでございます。  更に付け加えて申し上げますと、こうした事実上の行為、事実上の措置がなされた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも私は、民団に選挙の応援をしていただいたことは一度もございません。  それから、今御指摘をいただきましたが、竹島が日本の領土であるということについての姿勢や考え方は、菅内閣においても、そして民主党政権になって以降、鳩山内閣においても、一貫して変...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、先ほど私、今官房長官という内閣の立場なのであえて申しませんでしたし、余り個人的にも思い出したくないというか、特に参議院の皆さんには御迷惑掛けたので余りこのことを申し上げたくなかったんですが、私が個人として民団の選挙の応援をいただいていないにとどまら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そうしたパーティー自体承知をしておりませんし、そうしたパーティーについてのことについて政府として関知をいたしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、構造的な話の御指摘については、余り具体的なことなく御指摘だけされておりまして御答弁のしようがございませんが、私どもとしてはそういった御指摘は当たらないというふうに考えております。  その上で、今具体的に摘示をされた問題については、それぞれ大変遺憾...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 決して構造的な問題ではございませんので、建設的な御提案については前向きに御答弁をさせていただきます。大変貴重な御提起だというふうに思っております。  国土地理院においても名前の付いていない島にしっかりと名前を付けて、そして我が国の領土であるということを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 外務省等にお尋ねをいただいた方がいいのかなというふうに思いますが、あえてお尋ねですからお答えを申し上げますが、いずれにしても、我が国におられる外国人の方も我が国の法律が優先されて、我が国の領土の中にある限りは適用されるのはこれは明々白々なことだというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 地籍調査をスピードアップするということは様々な観点から大変必要、重要なことであるというふうな認識は持っております。全体の予算の規模についての限定がある中でありますが、その効率的な運用等を通じてできるだけ地籍調査が進んでいくというように努力するということは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所に対するテロ対策は、これまでもテロの未然防止に関する行動計画、それから犯罪に強い社会の実現のための行動計画二〇〇八に基づき、政府が一体となって推進してきたところでございます。今回の事故の状況に鑑みれば、原子力発電所に対するテロ対策は極めて重要...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島第一原発事故を踏まえた安全対策としては、まず本年三月三十日に、緊急安全対策として各電力会社に全交流電源喪失等の対策が適切に措置されているかということについて対応を求め、そしてそのことを確認をしているところでございます。さらには、四月九日、定期検査中の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いずれにしても、今回の原発事故を踏まえて、一旦休止した原子力発電所を再開するに当たっては、今、電事連とかいろいろなお話ありましたが、私はそうではないと思っておりまして、ここで大事なのは、まさに安全性という観点から、周辺住民の皆さんの十分な御理解をいただけ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、班目委員長が御答弁をされたような内容が総理等にも報告をされていたという記憶、認識はございます。  ただ、それがどの場面でどういう言い方でということについては、あの日は原発対応もありましたし、それから津波対応もありましたし、それから特に首都圏では帰宅...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は技術屋ではございません、文科系の人間でございますので、詳細については認識をいたしませんでしたが、原子炉の中の気圧を下げなければならない、そのために中の大気を外に出さなければならないという認識を持っておりました。
○国務大臣(枝野幸男君) 当然、原子炉の中の大気が外に出るわけでありますから、放射性物質を含んでいるものであって、そういった意味では一定の危険があるということは認識しておりました。
○国務大臣(枝野幸男君) 説明の具体的なことについて、直接説明を受けたのか、記憶が残っていないのかは判明いたしませんが、いずれにしても、ベントをするに当たって、周辺三キロまでの避難と、それから十キロまでの屋内退避だったというふうに思いますが、周辺住民の皆さんにベントによる放射性物...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 正確に、一番最初にベントが必要だ、ベントをやれということを東京電力に政府としてあるいは総理や経済産業大臣がおっしゃった時刻というのは、正確な認識はございませんが、少なくとも十二日に日付が変わる前後ぐらいのところから、これは、まずは最初、やれというよりも、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ずっと間断なくかどうかはともかくとして、私の承知している限りでは、十一日の夜遅くから、恐らく班目委員長が入られたとき、あるいはその直後ぐらいからだと思いますが、官邸の危機管理センターの中の全体のフロアではなくて、そばに小部屋がありまして、そこに経産大臣、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当然、どれぐらいの避難が必要かということについて、その危機管理センターの小部屋のところでの話の中で、状況の推移に応じて、当然これぐらい必要だから早く急がなきゃならないとか、そういう話をして、どれぐらい必要なんだというようなやり取りがあったとは記憶をしてお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そのときは名前を知りませんでしたが、後に、武黒さんとおっしゃるようでございますが、東京電力から派遣をされた方ともうお一方が同じ部屋にいらっしゃって、その方が電話で東京電力とやり取りをして東京電力からの情報をお伝えをいただき、あるいは東京電力に対する指示を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 保安院、これもちょっと院長だったか次長だったか正確な記憶ございませんが、保安院の人間もその場におりましたし、それから、私などはいわゆる危機管理センターの情報集約の部局のところと行ったり来たりしておりまして、当然、そこに入ってきている、保安院から直接情報集...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ベントのためにではございませんでしたが、十一日の二十一時二十三分に第一原発の半径三キロ以内の避難と三キロから十キロ圏内の屋内退避の指示を既に出しておりまして、特にこの三キロ圏内の避難については、本当に当事者の皆さんには大変な御苦労をお掛けをしたというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 十二日の未明、一時とかそれぐらいの、二時とかそれぐらいの時間帯だったというふうに思います。誰から言われたかというのは、総理から直接であったかどうかというのは正確に記憶をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) その危機管理センターの小部屋かあるいは総理の執務室か、どちらかであったかというふうに思いますが、正確な記憶はございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 会議のような場であったのか、バイでの関係者との話を幾つかしたのかということを含めて、正直言って記憶がございません。  ただ、総理とお話をしたのは、私がお話をしたのは間違いありません。
○国務大臣(枝野幸男君) まさに記憶がそうでございますので、そういうふうにお話をするしかないと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 事故調査委員会においては、政府の関係者あるいは東京電力の関係者、いずれに対しても調査委員会の御判断でお話を聴いていただけるものと、そういう立て付けにしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 言わないでおいた方がいいかなと思いましたが、正確に申し上げた方がいいと思いますので申し上げますが、私は、今の、つまり当時のあの状況で、東京電力からベントが進まないこと等含めても情報が入ってこない、東京電力のそれなりの責任ある立場の方が東京電力の本社と電話...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理が、確かにベントというのは危険であることは否定しません。それは、放射性物質が放出をされるという危険であります。放射性物質が一定程度放出をされますが、しかしそれは、非常に高レベルの放射能を一気に浴びるというような、そういったリスクのものではないと。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それについては、当然のことながら、総理が官邸を離れるということになれば様々な意味で警備その他で手間が掛かるということは十分私も承知をしております。したがいまして、それについていかに最小限にするかということについては総理にもこれは申し上げましたし、それから...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 正直に正確に申し上げますが、先ほど申しましたとおり、現地に行くということについて、総理が私以外のどなたと、どういう場面で、どう御相談をされたのかということについての記憶はございません。  それからもう一点、御指摘のとおり、いわゆる防護服を着用すべきであ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 逃げたと言われるのは嫌なんですが、お約束では私は三時四十五分までこの委員会に出席ということなんでございますので、さばきを適切にしていただきたいというふうに思います。その分、これは私の判断の問題ではございませんので、遅れた分、その後の委員会に戻ってくる時間...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、かりゆしについて御指摘をいただきましてありがとうございます。私もできるだけ着ようと思っておりますが、今日は申し訳ありません、ちょっと前後に国際関係が、外国の方とお会いすることがあって、すぐにネクタイを締めないといけないものですから、かりゆしではなく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 鉄軌道については、沖縄の皆さんからも本当に強い御要望をいただいているところでございます。  今御指摘いただいたとおり、今基礎調査を実施をしておりまして、今後採算性を含めた具体的な検討に入らなければいけないと。恐らくこれは、無理だという理由を探すのは物す...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理のガバナンスの足りない部分については寺田学議員に大変助けていただいていることを、余計なことですが、一言御礼を申し上げます。  御指摘のとおり、率直に申し上げて私自身の認識も、阪神大震災の教訓を踏まえて、当時の小里大臣などを中心に震災に対する法整備は...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の問題意識は私も全く共有をいたします。この事態に迅速に対応するためには、できるだけ自治体で自由に物を決めていただく、ただし財源、お金の裏付けは国が責任持つという仕組みが一番効率的で機能するというふうに思っております。  一つには、私もできるだけ、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、アイヌの皆さんの生活水準が大変いまだに厳しい状況にあるということは真摯に受け止めなければいけないというふうに思っております。  特に、御指摘いただいた貧困の再生産にならないようにという教育に対する支援について、これまでも進め...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この調査に当たっては、アイヌ政策推進会議の下に作業部会を設けて専門的に調査方法等について御検討をいただいたものでございますが、結果的に残念ながら回答をいただけた数が多くないということは残念に思っております。  これについては、そもそもが十分に道外のアイ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、現在、どなたがアイヌ民族であるのかということのその認定については、社団法人北海道アイヌ協会の推薦等に基づいて進めているところでございます。  これまでの取組、それから北海道における取組なども踏まえながら、御指摘のとおり、透明性や客観性を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでのところ、このアイヌ施策に関しては、今御指摘いただいたような危惧というのはそれほどないのではないかと私は思っておりますが、まさに国民的な御理解をいただきながら施策を推進していくという意味ではそうした危惧が生じないようにしていく、この必要性は十分承...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりだと思います。せっかくのアイヌ文化の伝承のために学ばれたことがその後の生業へとつながっていきませんと、本当の意味での継続した広がりを持った活動にはなっていかないというふうに思っております。  一つは、そうした学ばれたことを直接生かす形での...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○枝野国務大臣 私は、あの折立の地すべりの現場も行ってまいりましたし、仙台に何年か住んでいましたので、本当に、その地すべり被害を初めとした被害の状況、何とか対応したいというふうに思っております。  そして、一般論として、復興基金であるとか、あるいは復興のための一括交付金というよ...全文を見る
○枝野国務大臣 ワンストップで、強力な復興に向けた組織が必要であるということについては、総理の従来の御発言、そしてこの政府案、各党から出していただいている案、いずれも、その思いというものは共有をしているのではないかと私は思っております。そして、なおかつ各党間で新たな法案の提出に向...全文を見る
○枝野国務大臣 SPEEDIが一番典型だと思いますが、必要な情報が十分に伝達できていなかったということは、今回の原発事故対応についての大変大きな教訓であるというふうに思っております。そして、そのことがなぜそうなったのかということについては、しっかりと検証がなされる必要があろうとい...全文を見る
○枝野国務大臣 まず冒頭、各党の皆さんの御協議によって大変建設的な起草案が審議をされることになったということについて、内閣の立場からも、心より御礼を申し上げます。  今のお尋ねでございますが、御指摘のとおり、現地対策本部がいかに現地で物を決められるのかということが大変重要だろう...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知のとおり、現在の緊急災害対策本部においても、事実上、被災三県に現地の出先のチームを送っております。東副大臣が全体としての現地の本部長でございますが、主に内閣府の副大臣、政務官にそれぞれの地域に行っていただいて、できる限り張りつくようにということでやっておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 震災の特別の交付金のような形、あるいは基金のような形ということについては、いろいろなところから御要望をいただいております。  昨日も全国市長会長とお会いをしましたが、市長会としても、そういった形の方が効果的、効率的に復興が進むのではないかという御意見をいただきま...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の起草案にも復興特区についての記述をしていただきまして、特に今回の被災が地域によって大分事情が違う、もともとの事情も違うし被災の状況も違うという中にありますので、全体を通してどうこうするというよりも、それぞれの地域の事情に応じた制度、仕組みというものを活用する...全文を見る
○枝野国務大臣 これは委員ももう十分御承知だというふうに思いますが、役所の縦割り的な弊害を生じさせないようにということについては、この間もいろいろな御指摘がございますが、松本防災担当大臣が震災対応そして復旧に当たってまさに総合調整の役割をしっかりと果たしていただいて、各省の御意見...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、東北には既に地方整備局等の地方の出先機関があります。国の業務について、例えば地方整備局であれば、地元説明とか詳細設計、用地買収、積算、入札契約、監督検査などなど、既に一カ所でやっているわけでございます。これを例えば復興庁のラインと国土交通省のラインというこ...全文を見る
○枝野国務大臣 大変貴重な御指摘をいただいたというふうに思っております。  今回の法律に基づいて本部ができましたら、本部以上に大事なのが本部のもとの事務局だと思っておりまして、東京の方の本部そのものも、そして先ほど申しましたとおり現地対策本部においても、事務方もかなりハイレベル...全文を見る
○枝野国務大臣 基本的に全く一緒でございますが、私は実はずっと行政刷新担当大臣で特別会計改革をやってまいりまして、特別会計という仕組みには問題があるというのは一方で強く思っております。  しかし、一方で、各党で一致をしていただいております資金の流れの透明化、そのための経理の明確...全文を見る
○枝野国務大臣 総理の御進退という大変重たいお話でございまして、総理にかわって私が何か申し上げるべき立場ではないと思っております。
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、総理の御進退という重い話については、官房長官といえども、私の立場で何か申し上げるべき立場ではないと思っております。  なお、それはこの間の土曜日だというふうに思いますが、これについては、その前々日だったかと思いますが、総理が記者会見でお話し...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に、与野党の皆さんが大局的見地から、また建設的に御議論をいただきまして取りまとめていただいたことについて、感謝申し上げたいというふうに思っております。  政府の立場としては、形式的には政府案をぜひ通していただきたかったと言うべきなのかもしれませんが、私自身、...全文を見る
○枝野国務大臣 内閣としては、可能な限り速やかに復興のための体制を立ち上げることが不可欠であると考えておりまして、今般、与野党で合意をいただいて、成立のめどがかなり具体的になってきておりますので、その公布に合わせて復興対策本部を設置することができるよう、政令等の整備の準備でありま...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、これを成立させていただければ、ほぼ即日に近い形で公布をさせていただくことになろうかというふうに思っておりますし、最終的に政令等の事務手続の確認をいたしておりませんが、そこから何日も置いてということは、これは被災地の皆さんとの関係からも許されることではないと...全文を見る
○枝野国務大臣 与野党間で一日も早くということについて一致をしていただいてこういう規定になっているということは承知をしております。  したがいまして、政府としてもできるだけ早くということで思っておりまして、ただ、ここは先生にもぜひ御理解をいただきたいと思いますが、やはりどうして...全文を見る
○枝野国務大臣 今、後藤委員がお話しになられましたとおり、復興庁に実施権限があれば、その地方部局としての現地に置かれるところにも本庁と同じ権限のある部分が分掌されるということは当然だというふうに思っております。  もちろん、その実施の範囲については、二重行政等で官が肥大化するこ...全文を見る
○枝野国務大臣 地方の事務所に地方自治体の方をということでは、後藤議員と全く一緒でございます。  それから、地方の声を諮問機関的にお伺いするということについても、まずは今復興構想会議で、今、後藤議員からお話があったような形で御意見を承りながら、これはもう日本全体としての有識を集...全文を見る
○枝野国務大臣 復興庁は、内閣に置かれる機関として、内閣の事務たる企画立案、総合調整と実施事務、いわゆる分担管理事務をあわせ行う組織であり、その組織上の位置づけは内閣府と同様のものとなるのではないかと考えております。  したがって、法案成立後、政府として復興庁の具体的検討を行う...全文を見る
○枝野国務大臣 復興庁は、既存省庁の枠を超えて実質的な決定機能を発揮し、地方公共団体のニーズにワンストップで対応できるようにする趣旨であるというふうに理解をいたしております。  具体的な制度づくりは、まさに立法者の皆さんの意思を踏まえ、検討していくことになります。現時点でのイメ...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の各党の合意の趣旨を踏まえて、できるだけ早くしたいと私も思っております。  ただ、これは本当にいわゆる事務作業的なことがございまして、政治の意思としては最大限努力をして早くということをいたします。その上で、事務的な今の見通しを考えると、年内に成案を得てという...全文を見る
○枝野国務大臣 復興特区につきましては、今御指摘もございましたとおり、今回の被災地域が大変広範にわたっておりまして、もともとの地域の事情もそれぞれ違っているし、それぞれ地区ごとに受けた被害の状況も大きく異なっている。当然それぞれの地域の皆さんからの御要望も多岐にわたっているという...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に今回、各党の皆さんで建設的な御議論をいただいて、こうした成案が得られたことに対しては、政府としても大変感謝を申し上げたいと思いますし、また敬意を表したいというふうに思っております。  特に御党から御指摘いただいた特区、それから女性、高齢者、障害者などへの配...全文を見る
○枝野国務大臣 住民の方々が受けた被曝量の調査は、福島県が福島県立医科大学に委託をして実施をする県民健康調査の一環として行われる予定でございます。その中において、特にお子さんの被曝については、いろいろな意味でしっかりと対応していかなければならないというふうに思っております。これに...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に、特にお子さんの被曝については、親御さんを初めとして御心配が大変多いというふうに思っておりますので、モニタリングをさらに強化して、線量の把握をさらに急いでまいりたいというふうに思っております。  現在、文部科学省において、放射線量等分布マップの作成に向けた...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、復興構想会議がどうなるかというお尋ねでございますが、この法律を成立させていただければ復興構想会議は法律上の組織になるわけでございますが、さらに復興庁を設置後には、法案の第二十四条四項の規定により、何らかの形でこの復興構想会議の機能、つまり、広く英知を集め、あ...全文を見る
○枝野国務大臣 復興構想会議には自由な独立した御議論をお願いしておりますので、そこについて、こういうことを議論しろとかこういうことはするなということについては申し上げてきておりません。  ただ、財源等の問題については、もちろん、復興構想会議のこれからいただく御提起というのは重く...全文を見る
○枝野国務大臣 政府としては、従来から、この復興に当たっては、それぞれの地域の事情、そして地域の皆さんの声を踏まえた復興にしていかなければならないということを申し上げてきているところでございますし、今、石田議員から御答弁がなされまして、それを承っておりますが、まさに立法者の意思と...全文を見る
○枝野国務大臣 収束の見通し、ですから、いつ戻れるかという見通しを今具体的にお示しできないのは大変申しわけなく思っておりますが、これについては、まさに原発の状況を踏まえて、客観的に、できるだけ早くお出しできるように努力をしているところでございます。  その上で、賠償の問題でござ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、復興構想会議は、何かいろいろ報道されているようでございますが、私も今議論の状況を全く伺っておりません。最終的に、今月末に御提言をいただく。それは重いものだというふうに思いますが、先ほども御答弁申し上げましたが、それをすべてそのとおりやりますということでは必ず...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○枝野国務大臣 地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、現地対策本部の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  このたび国会に提出されました東日本大震災復興基本法案第十七条においては、東日本大震災復興対策本部の地方機関として、関係地方公共団体が...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、これは政府としての規制をお掛けをいたしましたので、このことによって出荷、流通ができないということについての損害については、これは当然、原子力損害の対象として補償の対象になるということの前提で規制を掛けさせていただいているところでございます。  御...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、お茶の関係業者の皆さんには必要以上の御苦労をお掛けをして大変申し訳ないと思っておりますが、そのことについてはしっかりと賠償の対象としてその経営等についての補填をさせていただきます。  一方で、今御指摘のとおり、こうやって大変厳しい規制値を取り...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、先ほど、私も聞いていても東電の答弁もそうだったと思うんですが、ボタン一つで電気でベントが開くという状況ではなかったというのが私どもが報告を受けている十二日の朝の状況でございますので、御確認を十分していただければというふうに思います。  その上で、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 避難を確認できたからベントをやったということは申し上げてきていないというふうに思っておりますし、まさに当事者、周辺の自治体の関係者の皆さん、地震、津波の影響を受けて、しかも夜中に避難を御指示をして、お願いしてその作業をしていただいておりまして、まさに、当...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、ベントに備えた避難の指示というのは、三キロから出てくださいというのがベントに備えた避難の指示でございます。翌日の未明、五時台に、十キロ圏内から出てくださいという避難指示は、ベントがなかなか実施をされず、原子炉の圧力が非常に高くなって、万が一にも爆発...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その答弁は私、承知をいたしておりませんが、少なくとも、あるいは私の認識がそうでございますので、この決定はまさに政治の責任で避難指示も出しましたし、それからベントの判断もいたしました。  その判断をしました折には、ベントをやるに当たっては三キロの避難の指...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ベントに当たっての避難の指示が、私どもは、三キロで十分だという判断で、ベントのためには三キロという避難指示をした上でベントの指示を出しました。これについての判断が正しかったのかどうか、むしろその段階で十キロの避難をするべきだったのではないか、これについて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 健康に影響を与えることのないように対処をしているところでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) 私も今、テルルという、これ放射性物質だと思いますけれども、について、今委員が御指摘いただいたような、何というんでしょう、根拠になるようなものだということについては、今の御質問をお聞きをして初めて承知をしたものでございます。  原子力発電所の事故以降、原...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 屋内退避については、屋内退避の指示を受けてから当該地域に外からの物資が入らないということが長期にわたって、大変まさに日常生活の上で御不便をお掛けをし、それが大変長く及んだことについてはこれは大変反省をいたしております。より異なった指示の在り方があったので...全文を見る
06月13日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、現地対策本部の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この度国会に提出されました東日本大震災復興基本法案第十七条においては、東日本大震災復興対策本部の地方機関として、関係地方公...全文を見る
06月13日第177回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(枝野幸男君) 小野議員に御答弁を申し上げます。  まず、復興庁の設置場所についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、復興庁については、被災地の住民や地元地方公共団体のできるだけ近いところで復興事業の司令塔の役割を果たすべきというふうに考えております。ただ、一方で...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘いただいたそれぞれの資金、各省横断ですので私の方から御答弁させていただきます。  本当に被災者の皆さんに一刻も早く現金が渡るということ、大変重要だというふうに思っております。必ずしも今までのところ被災者の皆さんの御期待に十分にこたえ切れていない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 復興構想会議では、今月末をめどに予定されている提言に向けていよいよ大詰めの議論を行っていただいているところでございます。そして、この構想会議での御議論と同時並行で、今国土交通大臣も御答弁をされたとおり、そこでの議論を踏まえながら、最終的にどういう提言が出...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現地対策本部をそれぞれの県に設けるということにいたしておりまして、その地方自治法に基づく御承認も同時にお願いをしているところでございまして、当然、原子力災害に対する地元の皆さんの声を聞き、地元の皆さんの意見を聞き、そして地元の状況をしっかりと把握をし、そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の震災の特徴の一つでありますのは、被災地域が広範かつ多様性を持っているということでございます。したがいまして、被災地域全体について同じ、何というんでしょう、規制緩和なり対応策を取るという部分よりも、それぞれの地域の特性あるいはニーズに応じた対応をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、今回の震災は広範な被災地、そしてその被災地が非常に多様性を持っていろんな地域がある、そこからの御要望、ニーズも大変多岐にわたっているということの中で、そうしたニーズに的確に対応して復興に進んでいくためには復興特区という手法は大変効果的であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の議員立法の趣旨を踏まえて、ワンストップで地方の声に対応できるしっかりとした復興庁を設置をしたいというふうに思っております。  そうした場合に、御指摘のとおり、二重行政になるおそれというものについては十分に配慮をして、法案の中にも事務の効率的かつ円...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、後藤提案者からもお話ございましたとおり、地方が主体となって行うことがふさわしいことについて、できるだけ使い勝手の良い、交付金なのか基金的なものなのか、こうしたことについては積極的に進めてまいりたいというふうに思っております。  また、復興庁が直接行...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 復興特区についてはこの法案にも明記をいただきましたし、御指摘のとおり、復興構想会議においても積極的な御議論をいただいているところでございます。  もちろん、具体化ができるものから法律化をして実施をしていくということ重要だというふうに思っておりますが、そ...全文を見る
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の文章は、あの当時、私もいただいて拝読をさせていただきました。  また、政府としても、炉心溶融が起こっているということを裏付けるデータはありませんでしたのでそのことは申し上げませんでしたが、しかし炉心溶融の可能性があるということについては十二日か...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御趣旨は私も同感でございます。やはり、これ、専門家の皆さんの専門的な様々な御意見、知見をいかに生かすかということでございますので、私は、原子力委員会あるいは原子力安全委員会、今現任のもちろん委員の皆さんが最終的に責任を持って政府に対する助言であるとか方針...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 四月一日に政府としての災害の呼称を東日本大震災といたしましたが、それにむしろ先立って、三月十一日の発災以来、気象庁による、これは気象庁の、何というんでしょう、地学的な意味で呼称の付け方は決まっているようでございますが、東北地方太平洋沖地震という名称でござ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 確かに、今進めていただいている復興構想会議も、委員に入っていただいているのは東北三県の知事さんであったり、東北ゆかりの方ということでお願いをしています。ただ一方では、その下の検討部会の専門委員には、被災した基礎自治体の声を取りまとめていただいて反映してい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、今回の震災を踏まえますと、例えば首都直下型地震が起こった場合の政府としての対応、もちろん官邸あるいは立川にもバックアップセンターはございます。そこでの対応ということが想定をきちっとされておりますが、しかし、想定を超えるような被...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、大きくない地震被害等で被災した例えば自治体が少数であるならば、今の現状のシステムの下の手続を踏んでも、一種書類上の上でというか、そういったことですから十分対応が可能だったんだと思います。  しかし、今回のように被災した自治体の数がこれだ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 具体的なところは国土交通大臣にまたお尋ねいただければと思いますが、今なお体育館を始めとして避難所での大変厳しい生活をされている方がたくさんおられるということを大変遺憾に思っておりまして、一刻も早く最低限の生活の場としての仮設住宅あるいは民間住宅の借り上げ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりでございまして、一つには義援金等の配分、これはもう国会でも皆さんから御指摘いただいておりますし、被災地の皆さんからも大変厳しく御指摘をいただいているところでございまして、関係省庁がそれぞれ担当のところに対して更に強く要請しあるいは支援をしと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、今回の被災地の多くが自動車による日常生活の移動に依存する比率の高いところであり、なおかつ津波によってそれが流されて、なおかつ直ちに自力でこれをまたお求めになるということが様々な生活状況の中で困難な方が非常に多いということは十分認識をしてい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘いただいたうちの幾つかについては少し事実関係違うんじゃないかと思うところはありますが、まさにそれを申し上げると言い訳と受け取られかねませんので、あえて申し上げません。  また、総理の思いでありますとか、そういったものが十分にではなくて逆に伝わっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘をいただいたのは相馬市の酪農家の方が将来を悲観して自殺をされたという件のことかというふうに思っておりますが、大変痛ましいことでございまして、謹んでお悔やみを申し上げたいというふうに思っております。  当該地域の方を含めて、今回の原発事故の影響で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何点かございましたが、まず一点、報道との関係でございますが、現在は私は官房長官として一日に平日二度の記者会見を行っておりますが、これは、従来からの慣習によって、私が決して希望しているわけではなく、菅内閣として希望しているものではなくて、メディアの皆様から...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど来何点かございますが、私は今の仕組みがうまくいっているとは申し上げておりません。先ほどこういう図をお示しになられたので、これが例えばいろんなことが遅れている原因かと言われれば、それは違う側面がありますということを申し上げました。  先ほど、内閣官...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のお尋ねが私へというのは、最初の前段の話との整合性がよく分からないんですが、私、総合調整の役割をしっかり果たしてまいりたいというふうに思っております。  今御指摘いただいたことについては、原子力災害の特に統合本部の運用、現場の実態の運用の話として、海...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、海江田大臣の御答弁でお子さんがいる方も借り上げ住宅に入れるという受け止めをされたという前提で今お話をされているんですが、多分そこは、海江田大臣、そういう趣旨でおっしゃったのではなくて、お子さんの話はお子さんの話、借り上げの住宅の話は借り上げ住...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この計画的避難区域の設定の折には、モニタリングの線量をベースに一年間で予想される積算線量で線を引かせていただいて、若干ゆとりを持って設定をしたつもりではございましたが、より詳細な放射線量についてのモニタリングについて、これについては様々な予測とかいろいろ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 同心円でなく避難区域を設定できればそれが望ましかったわけでございますが、結果的に何月何日の何時ごろに水素爆発等があってこの時間帯にたくさん出たようだというのは事後的には分かったわけでありますが、避難をお願いをする段階では、そういったことが予測できたわけで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この本法案の七条の趣旨もしっかりと体して、私は官房長官の前には行政刷新大臣もやっておりましたが、あらゆる意味で一層無駄を削らなければならない状況であるということで、実は、行政刷新会議も震災の後一旦ちょっと延期をしておりましたのも再開をいたしまして、一般的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 構造改革特区は、既に千百件を超える特区を認定するなど、相当の成果を上げてきていると思っておりますが、基本的には個別の規制の特例措置を対象としているものでございます。  今回の法案で御提起をいただいている復興特区は、地域における創意工夫を生かして行われる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、しっかりとした司令塔がありませんと、御要望を上げていただく地方も困りますし、またスピーディーにこれを対応していくこともできないというふうに思っております。  まずは、先ほども私ちょっと申し上げましたが、復興対策本部において復興担当大臣が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私が銀行に債権放棄を求めたということになってしまっているんですが、これはあくまでも民間と民間の現時点では関係でございますので、これは東京電力に対して、債権者、銀行を含めたステークホルダーの協力を求めているのが政府の立場でございます。その中には当然銀...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、この法律が成立をさせていただきましたら直ちに、まあ一日、二日は空くかもしれませんが、ほぼ直ちに復興本部を設置をいたしまして、大臣の人事は私が申し上げる立場ではないかもしれませんが、総理においても復興担当大臣を直ちに任命をするという御意思であるという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり政治主導には、率直に申し上げて、この二年弱の間、若干行き過ぎというか、政治主導のマイナスの部分のところも出てきた側面があったのは私は否定いたしません。しかし、今御指摘いただいたとおり、官僚の皆さんの力を十分に発揮していただき、しかし大きな決...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 十一日の夜からの経緯というものは、なかなか総理官邸の方には、なぜ最初、電気が復旧しないのか、水が入らないのか、ベントができないのかと、東京電力を通じての情報でございまして十分な把握ができない、しかし恐らく事態はどんどん悪くなっていっているだろうという状況...全文を見る
06月16日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○枝野国務大臣 ただいまの決議につきましては、これを重く受けとめ、その趣旨に十分留意をいたしまして、東京電力福島第一原子力発電所における事故の早期収束と原子力発電の安全性確保に万全を期してまいります。
06月16日第177回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、御承知のとおり、今回決めました東京電力に対するというか、原子力損害賠償に対する支援のスキームにおいても、ステークホルダーに対する協力を東京電力が求めるようにということ、それから、特に銀行については、その協力状況について政府にきちっと報告を行うように...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力の状況、特に賠償債務についてしっかりとお支払いを長期にわたってしていただかなければならないという状況の下においては、今後の資金調達に当たっては、これは一定の政府の関与というか支援が必要であるという前提に立ちまして、今回、閣議決定いたしました賠償支...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そういったことが可能なスキームを用意しております。
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、記者のお尋ねに対して、国民の理解が得られるかということをお尋ねをいただきましたので、国民の理解は到底得られることはないだろうということを申し上げました。その趣旨については先ほどお答えしましたとおりでございまして、具体的には、民間と民間の関係の中で、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、そのときも今も何かを求めてはおりません。ただ、国民的な御理解と国会の御理解をいただかなければ今回の賠償支援のスキームは実行に移せないというふうに思っておりますので、もちろん、政府として一番責任を持って国民的な御理解、国会の御理解をいただくべく、一番...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府としては、閣議決定して、法案、国会に御審議をお願いをするという状況に入っております。政府としては、いずれにしても、この法案を成立させていただき、いずれこれに関連する予算等についても御賛同いただいてこのスキームを動かし始めるということを今考えておりまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 規定はございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 国が金融機関に対して直接何かを求めるということは、法律上も、それからその法律の前提になっているスキームの考え方としても、全くそれは取っておりません。あくまでも、東京電力に対してステークホルダーの協力を求めるべく最大限の努力をしてもらいたいということがこの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私からこのことについて触れたことは一度もございません。お尋ねがあったときにお答えをしているだけであります。  それから、社債については、実は、これ法的な処理をするべきではないかということは、御党の議員の方も含めて個人的な意見ということでおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御趣旨は非常に理解もいたしますし、それから、私もマーケットに影響を与えたいとは思ってもおりません。  したがって、私はお尋ねがあったとき以外はこのことについて触れておりませんし、その際のお答えも十分いろいろと配慮をして発言をしてきているつもりでございま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私、先ほども御答弁申しましたとおり、最終的に電力料金への転嫁やあるいは税金による一定の負担ということがゼロになるかどうかということについて、今の時点では残念ながら確約できない。ただ、まず東京電力においては、これはこのスキームを作るに当たっての様々な議論、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今上陛下、百二十五代の天皇陛下であられると承知をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、直ちにはちょっと浮かんでまいりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国にとって、長い歴史の中でこの国にとって大変重要な日というのは幾つかあろうかというふうに思っております。御承知の二月十一日が建国記念の日であると、古くはそういうところから始まるんだというふうに思いますし、また一九四五年、昭和二十年の八月十五日というの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の点についてはいろいろな御意見があることを承知をしております。一方で、衆参両院において憲法調査会が設置をされ、その場において専門家の皆さんから御意見を伺うことを含めて、五年以上の期間にわたって様々な御議論がなされ、それを踏まえたそれぞれの院の調査会の報...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私もかつて民主党の憲法調査会長を務め、また衆議院の憲法調査会長代理を務めさせていただいております。様々な経緯については承知をいたしております。  一方で、憲法は、公権力を名あて人とした法でございます。もちろん広い意味では国会や裁判所等もその名あて人であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先日、国会で貴重な御指摘をいただきまして、それを踏まえまして、国土地理院、法務省を始めとする関係省庁に対して、具体的に早急にできるところから名前を付けていく、そしてそれを海図等にしっかりと示していくということについて指示をするとともに、ここまでの進捗状況...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国の排他的経済水域の外縁を根拠付ける離島については九十九島がございます。そのうち名称が既に付けられている離島は五十島であります。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、今名称が政府として付けていない四十九の島のうち、十の島については既に地方自治体や漁業協同組合等に対して調査を行いまして、地元においてどういう呼び方をしているのかという調査の結果、名称が判明をしておりまして、地図、海図等に名称を記載することを本年五月...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) こちらの方は、実は率直に申し上げて、いわゆる島以外に岩礁のようなところまで含めると、率直に言って、まだ全部の数が把握できていないというような状況にございます。  ただ、まさに我が国の領海についての我が国の支配をしっかりと様々な意味で明確にするという趣旨...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は拝見しておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) この事件は、本当に我が国の領海に対して、あるいはそれを守っている海上保安庁の職員に対して大変許されない事件であったというふうに思っておりますが、あのユーチューブ等を通じて出された映像によってそのことが更に明確に示されているというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) その時点における政府の対応として適切に行われたものということで引継ぎを受けております。
○国務大臣(枝野幸男君) 国家として、政府として、我が国の主権、特に領土、領海をしっかりと守るということは、一義的な何よりも重要な役割、責任であるというふうに思っております。  そうしたことの中で、我が国の固有の領土であります尖閣諸島あるいはその周辺海域に対する様々な行動がなさ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 正直にお答え申し上げますが、時間的余裕があればそうしたこともしたいというふうには思います。ただ、御承知のとおり、官房長官の職務はこの尖閣での衝突事故だけではございません。そうしたことの中で、必要な部分についてのビデオと、それから、具体的にこうした事件を踏...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 遺族の方々の御要望は、これは大変重たいものだというふうに思っております。一方で、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持及び管理を図るという政府の賃借目的を踏まえながら、あえて申し上げますが、御要望は重たいものだということの前提の下で対応を総合的に判断、検討してい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の二つの目的のことにつきましては、国の機関を除き上陸等を認めないという所有者の意向を踏まえ、尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持及び管理のためという政府の賃借の目的に照らして、原則として何人も上陸を認めないとの方針を取っております。  地方税法に基づく実地...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 慰霊祭については、あえて先ほど違った表現で御答弁申し上げました、重たいものだというふうに思っております、御遺族の意向が。そのことを踏まえながら、所有者の意向等についてもしっかりと確認をして、総合的な判断をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 直接の御通告がありませんでしたので確認をしてきておりませんが、基本的には、固定資産税課税に当たってのお問合せに対する回答ということで担当課長名であったというふうに記憶をいたしておりますが、今後、こうした御要望に対するお答えを出すに当たっては一定の配慮が必...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私自身、この専門家の皆さんのいろんな研究や各国の状況は今やり取りの中で伺ったところでございますが、まさに予防原則が重要な特にお子さんについては課題だというふうには思います。  したがいまして、厚生労働省においては、各国の状況、そしてその基になっている根...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現場の皆さんにどっちなんだということで戸惑いを生じさせていることになっているとすれば、それは大変申し訳なく思っております。  瓦れき処理につきましては、もう本当に被災地にとって、多くの被災自治体にとって、ある意味で最大の課題とも言えるぐらい大きな問題で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、これ、自治体の財政の立場からは、裏負担ちゃんと国が負担するということになっているわけでありますが、いろいろためらいがおありになるだろうということは十分承知はいたしておりますが、とにかくしっかりと裏負担を含めて最終的には国が負担をすると、そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 震災後に国から地方自治体への通知が非常に大量に上りまして、それぞれの自治体における対応にも大変御苦労があったというふうに承知をいたしております。率直に申しまして、特に震災直後に当たりましては、次々と生じてきている現象に対して適切にスピーディーに現地に対し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 被災者の皆さんから本当に切実な様々な御要望をいただきながら、それに必ずしもこたえ切れていないということについては大変申し訳なく思っております。  率直に申し上げて、すぐに全ての御要望にこたえ切れるだけの、これは行政といいますか、様々な意味での力がないと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回貴重な御提起をいただいたと思っております。一定の何らかのチェックを掛けませんと、ボランティアの車両というのは外形的には区別が付きませんので必要かと思いますが、特に被災地の社協に御負担を掛けるということでは一種本末転倒的なところが生じてしまう可能性は高...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、今回までに計画的避難区域を指定してお願いをしている地域の外側で部分的に高い積算放射線量になってきている、したがって、一年間で二十ミリシーベルトを超える可能性のあるところが生じております。これに対しては、当該地域の周辺部を相当詳細なモニタリ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、この事故の前までは三キロ、せいぜい十キロぐらいまでの避難しか想定というか準備がされていない状況でございました。そうした中、しかし今回の事故の状況を踏まえて二十キロまでの避難と、二十から三十、これについては大変長期にわたって大変な御苦労をお掛けしまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、先ほど副大臣が御答弁を申し上げたのは最大でということでございますので、その中で積算線量の低いということ、あるいは結果としてそういうことは、降り積もっている放射性物質の量が少ないというところがかなりありますので、さらにそれをできるだけ除染などの努力に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そのような事実は存在しません。
○国務大臣(枝野幸男君) 午前中も御質疑ありましたが、私は債権放棄を金融機関に求めるということは、これは民民の関係でございますので、政府としてすべきでないと思っておりますし、しておりません。東京電力において、金融機関を含むステークホルダーの皆さんにはしっかりとした協力をお願いをし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いや、私の認識でございます。つまり、民間と民間との間でいろんな協力を東京電力が、これは政府の求めに応じて東京電力が協力を求めるわけですが、具体的な協力をどう求めるかは東京電力の御判断ですし、それにどう応じられるかも民間の金融機関の御判断だという前提の下で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 松永次官の発言は承知をしておりませんし、私の発言は、三月三十一日の後、五月の十三日の私の記者会見だと思いますが、最近、私の発言、報道が、記者会見どおりに報道していただけないことが多くて困っているんですが、私が申し上げましたのは、三月三十一日だったと思いま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府としては個々具体的な経営合理化努力の内容については申し上げておりませんが、東京電力として、賠償とそれから原発の安定と電力の安定供給以外については、最大限の経営合理化と経費削減を行うことを求め、それについて東京電力社長からそれに応じるというお答えをいた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 冷温停止に向けた、汚染水を循環させて浄化をして、新たな水を使うんじゃなくて同じ水を何度も使うということであふれないようにするということに向けた対応は、確かにいろいろと、全て計画どおりにいっているわけではございませんが、一定の様々なトラブルがあるだろうとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、短期的には、東京電力は経営上のいろんな意味の問題もございますし、福島の原発を収束させなきゃいけない。それから、福島の原発の事故を踏まえながら、安全対策を取って全国の原子力発電所を再稼働させなきゃいけないという短期的な問題をまずはしっかりやり、この...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、被災地の皆さん、特に被災自治体の皆さんからの様々な要望を一か所で受け止めて、できれば現地で判断、決裁ができる、少なくともいろいろな役所をぐるぐる要望に回っていただくということのないように、この復興本部、そして復興庁をつくり上げてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 復興特区につきましては、今御指摘をいただきました様々な規制の緩和、そして税財政措置、あるいは金融措置等をこの復興に当たって進めていく、その重要性、一方で、今回の被災地域が大変広範にわたっておりまして、地域によってかなり事情も違っているということを踏まえる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の点は大変重要なことだと思っておりまして、これまでも様々な規制について最大限の柔軟な運用あるいは例えば政令、省令等で対応できるところについての努力はしてきていただいておりますが、さらに、各省において様々な規制を最大限柔軟に対応できるように内閣官房の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 下水汚泥については方針を原子力災害対策本部として出しました。それから、その他、瓦れき等、法律が予定されていないものについてございまして、それについては検討いたしております。  いずれにしても、残念ながら従来から法律がない分野でございますが、安全管理とし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 長年にわたって残念ながら放射性物質を帯びた廃棄物について法律がございませんでした。そうした中で今回こうした事態が生じております。現に様々な地域の自治体の皆さんはその処理に困っておられますので、まずはその方針をお示しをいたしました。放射性物質を帯びている廃...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一定の検討が必要だと考えております。
○国務大臣(枝野幸男君) 大変恐縮でございますが、私の記者会見での発言について、ちょっと正確に前後のところ確認をしてきておりませんが、いわゆる原子炉等規制法等に規定をされる放射性廃棄物には、法令上は当たりません。  ただ、一般的な言葉として言えば、まさに放射性物質を帯びて、何ら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 残念ながら、原子力発電所あるいは原子力事業によって生じたもの以外の放射性を帯びた物の処分、処理等についての根拠となる法律が存在をいたしておりません。そのために、こうしたものの処理についての安全と安心を確保する見地から、原子力災害対策特別措置法に基づく原子...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、社会的意味でそういったことが重要であろうということを記者会見等で申し上げました。
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 大変貴重な御指摘だというふうに思っております。国土交通省において大変有意義な業務を始めていただいておりますので、これ自体を直接移すというのは、予算の移管とか職員の移管とかいろいろ面倒なことがあって、かえって遅れる可能性がありますが、ここでいろいろと聞いて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) できるだけ柔軟に規制を特定地域について緩和することが望ましいと思っておりますので、憲法四十一条に抵触しない範囲内で最大限の包括的な規定を設けたいというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) SPEEDIの予測が結果的に必要なところに共有がされず、その結果として周辺住民の皆さんに伝わらず、また避難等に活用されなかったということについては、その理由いかんを問わず、結果的に政治の結果責任だと思いますので、これは本当に大変申し訳なく思っております。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 外務大臣臨時代理としてお答えを申し上げます。  風評被害に対しては、外務省、在外公館はもとより、政府を挙げて、外国の政府関係当局や報道関係者のみならず、産業界や相手国の国民に対しても日本の状況や措置について丁寧に説明し、特に御指摘いただいた渡航について...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここは文字どおり原発事故による被害を受けた地域全域を指すものでございまして、例えば計画的避難区域等の指定を受けた地域等に限らず、福島県内はもとより被害を受けた地域は全てこの対象になっているというふうに御理解ください。
○国務大臣(枝野幸男君) 原発の近い地域の皆さんについては、今後ちゃんと収束をさせ、なおかつその上で土壌の調査等を行った上で、どのぐらいでどうお帰りになれるのかなれないのかということを判断していかなければいけないと思っております。それを踏まえて、この石川参考人の御指摘をされたよう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この間も、震災発生以来、地元を中心とした各党の議員の皆さんから個別にもあるいは党を通じてでも大変有意義な地元の情報をお寄せいただきました。今後も復興に当たってそうしたことは大変重要だと思っております。  今回の法律の立て付けでは、そうした皆さんを直接メ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 既に復興特区については、実務的、事務的な研究といいますか検討を進めておりますし、また構想会議においても御議論いただいております。構想会議の結論を待たずに、本法律が成立をいたしましたら、更に具体的な作業に着手をするように指示をいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 大変申し訳ありませんが、私ども内閣は国会に法案を提出して御議論をいただく立場でございます。国会での御議論のやり方等については政府にお尋ねをいただいてもお答えはできないので、そこはあしからず御了承ください。
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力といいますか、今回の原子力災害によって被害を受けられた皆さんに対する賠償は、これは東京電力が行うにしろ、東京電力が行えなくて政府が行うにしろ、これは必ずその賠償はしっかりと行わなければならないと。そのための法律でございますので、したがって、もちろ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) このスキームでは交付国債を通じて機構が東京電力に出資をすることになっておりますので、そういった意味では一部、一時国有化をするということのスキームになっております。
○国務大臣(枝野幸男君) 既存の株式をどうするのかということについては今回のスキームに何も書いてありませんが、国が間接的に東京電力の株を持つスキームになっておりますので、そうした意味では、一部、一時国有化であるのは間違いありません。
○国務大臣(枝野幸男君) ちょっと国有の定義問題なのかもしれませんが、国が出資をして国が東京電力の株式のうち一定比率を持つという意味で、国が有する、一部分を国が有するということになるということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) これは法案のスキームを御覧いただければというふうに思いますが、先ほど御指摘あったとおり、賠償に影響を与えないために債務超過状況にしないような資本の増強をせざるを得ないということの中で、その出資を国が間接的に行うということでございますので、最終的にはどの程...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりでございまして、紛争審査会の指針はまさに一つの指針であって、東京電力においてこの指針とは別にお支払をすることを妨げていないどころか、むしろ明確に支払うべき損害であると認められるようなものについては積極的にお支払をいただくことが当然であると考...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力においてはできるだけ迅速に、そして今御指摘のとおり、指針の有無にかかわらず明確な損害として東京電力としても認めざるを得ない範囲についてはお支払をいただくべきと考えておりますが、一方で、東京電力の、例えば請求に対する事務の扱いであるとか、それからそ...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○枝野国務大臣 一般に、新聞で政権中枢と書かれる場合には、内閣官房あるいは官邸のことが多いかというふうに思いますが、報道されたような事実はございません。
○枝野国務大臣 仙谷副長官のもとでそういったことのペーパーがつくられたり検討がされたりということの報告は、受けておりません。
○枝野国務大臣 新聞報道については、その件に限らず、幾つか、私の認識をしている事実と異なることがあたかも事実のように報道されていることが少なからずございます。ただ、それについて一つ一つ抗議をしたりということについて、すべてしているものではございません。  したがいまして、当該記...全文を見る
○枝野国務大臣 地元の御理解が必要であるということで、例えば玄海についても、海江田大臣が知事あるいは町長などともお話をしていただいてきているところでございます。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(枝野幸男君) 専門の、医師でもいらっしゃる先生に釈迦に説法のような話でございますが、国民の皆さんに必ずしも十分に伝わっていないと思いますので、答弁をさせていただきます。  原発の事故の直後と違いまして、空気中に、大気中に放射性物質が漂っているという状況では、少なくと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 土壌から空中へ巻き上げられた土ぼこり等を呼吸することで内部被曝に至ってしまう、あるいは土壌などを誤って口に入れてしまうというようなおそれはございます。しかしながら、こうしたことによる内部被曝の推定は、国際原子力機関、IAEAが土壌調査の調査結果から内部被...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この基準の二十ミリシーベルトという目安は、国際放射線防護委員会、ICRPと国際原子力機関、IAEAが示している緊急時被曝状況における放射線防護の参考レベル、年間二十から百ミリシーベルトのうち最も厳しい二十という基準を採用しているものでございます。また、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のことは大変重要であるというふうに思っております。福島の県民の皆さんの健康状況について今後もしっかりとモニタリングをさせていただいて、万が一の事態がないようにということをしっかりとさせていかなければならない。そのためには、国内はもとより世界中の様々...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 緊急時避難準備区域の皆さんには、もちろん避難をしていただいている方も当然ですけれども、また違った意味での、今御指摘いただいたような様々な御苦労、御負担をお掛けをしているところで、大変申し訳なく思っております。若干のところはこの間も改善をしてきているところ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 複数大臣にまたがっておりますので、私の方から答弁をさせていただきます。  現行の法律に基づき、原子力安全・保安院において、しかも法令以上に福島の事故を踏まえた安全性のチェックをいたして、安全性については政府として確認をいたしております。  しかしなが...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○枝野国務大臣 技術的には、先ほど来の総理等の御答弁でも御理解いただいているかと思いますが、保安院が案をつくったものを安全委員会に確認していただく、その独立した安全委員会が確認をするというところが非常に一つのポイントでございますので、政務で、こういう基準にしますということを技術的...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力安全委員会は助言の機関でございます。そうした意味では、原子力安全委員会に直接このストレステストの基準をつくっていただいたり、あるいはストレステストをした事業者のテストの結果を評価するということをお願いするものではございません。  そうした意味では、保安院が...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○枝野国務大臣 詳細は承知しておりません。
○枝野国務大臣 事実関係を詳細に調査いたしまして、それを把握した上で適切に対応したいと考えております。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、本年六月十日、石垣市長から、内閣府特命担当大臣、沖縄及び北方対策担当としての私あてに、上陸の要請書が参っております。  その内容は、一つは、尖閣諸島での疎開船遭難事件の慰霊祭の実施、それからあわせて、固定資産税課税のための実地調査、それから自然環...全文を見る
○枝野国務大臣 御遺族の皆さんの御心情というものは重く受けとめているところでございます。  一方で、これはもう御承知のとおり、魚釣島の賃借の目的であります平穏かつ安定的な維持及び管理というこの必要性を踏まえながら、関係省庁においてそれぞれの立場から慎重に検討を行っていただき、そ...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに平穏かつ安定的な維持及び管理に影響を及ぼすことがないかどうかということを慎重に検討しているところでございまして、平穏かつ安定的な維持及び管理に影響を及ぼすということが明確であれば、逆に答えははっきりしているわけでございますが、まさにそういったことがないかどう...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の趣旨は私も理解をいたしますし、御遺族の皆様の思いというものは重く受けとめているところでございます。  一方で、今回のこの土地の賃借目的に照らしたときに、この目的に反する結果にならないような慎重な検討ということも必要であるということは、御理解をいただきたい...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほども申しましたとおり、明らかに、だれがどう考えても平穏かつ安定的な維持管理に反するということがあれば、逆に、結論はすぐ、だめですという答えが出るわけでございます。でも、そういった状況ではないということでございます。  一方で、平穏かつ安定的な維持管理に影響を...全文を見る
○枝野国務大臣 一つには、固定資産税課税の調査については、これは何度も同じことを御答弁申し上げておりまして恐縮でございますが、地方税法四百八条の趣旨、それから、島の現況に変化がないこと、徴税費用最小の原則等を踏まえて総合的に判断した結果、平穏かつ安定的な維持及び管理という目的を踏...全文を見る
○枝野国務大臣 あらゆる状況の可能性をすべて網羅的に検討しているわけではございません。現時点において認めないという判断をしているということを申し上げたものでございます。
○枝野国務大臣 地方議会の皆さんなどからもそうした声が上がっていることは大変重く受けとめているところでございます。  ただ一方で、私どもは政府として、この尖閣諸島が我が国の固有の領土であるという国際的にも歴史的にも明確な厳然たる事実に基づいて、その領土をしっかりと保全し、その領...全文を見る
○枝野国務大臣 おわかりになってお尋ねになっているんだというふうに私は思っておりますが、だから、私は今申しましたとおり、実際に平穏かつ安定的な維持及び管理のもとで我が国の領土をしっかりと守るためには、実際にそれを実行するための力、つまり海上保安力を実質的にも質、量ともに高めること...全文を見る
○枝野国務大臣 北方諸島については、残念ながら、いわゆる領土問題がロシアとの間で存在をしております。我が国としては、明確に、北方四島は歴史的にも国際法的にも日本の領土であると考えておりますが、領土問題が存在をしている地域であります。  一方で、尖閣諸島は領土問題は存在をしません...全文を見る
○枝野国務大臣 学習指導要綱や、それからそれに基づいての教科書の検定については、これはもちろん、我が国の国としての姿勢といいますか、そうしたものに沿ったものでなければいけないというふうに思っておりますが、直接的に政治が介入する性格のものではないということで制度が組み立てられている...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、学習指導要綱や教科書検定について直接コメントすることのできるシステムではないと思っておりますが、私は、尖閣諸島については日本の固有の領土であって、ここには領土問題は存在しないということをすべての日本の子供たちが知っていただきたいと思っており...全文を見る
○枝野国務大臣 六月十五日、沖縄県の知事から、内閣官房長官としての私と同時に沖縄担当大臣としての私に対して御指摘のような御要請がございました。  私自身、実は、新藤委員長の三代前になるか四代前になるか、当委員会の委員長を務めさせていただきまして、その折に尖閣諸島を上空から委員会...全文を見る
○枝野国務大臣 お待たせをして失礼いたしました。また、質疑の順番、御配慮いただきましてありがとうございます。  事業仕分けを初めとする行政刷新の重要性ということについては、震災を受けてもいささかも変わりはなく、震災のための財源が必要になるということの中では、むしろ、より重要度が...全文を見る
○枝野国務大臣 大変な後押しをいただいて、大変ありがたく思っております。  御指摘いただいたうち、行政事業レビューにおける事業シートの作成、この事業シートの作成を含めて、行政事業レビューについては六月七日に閣議決定をいたしておりまして、これは単年度のことではなくて、毎年実施をし...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○枝野国務大臣 具体的に記者会見をされるというのは、記者会見をされる前日だったかというふうに承知をしておりますが、総理がお考えになっていることについては、大分前から承知をいたしております。
○枝野国務大臣 執行状況に必ずしも十分でないところがあることについては大変遺憾に思いますし、今御指摘いただいたようなケースがあるとすれば、大変、事務処理の扱いとして適切ではないというふうに思っております。  復興本部の副本部長として、各省に、特にこの今示していただいているグラフ...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の件については幾つかの視点があるかというふうに思いますが、今農水大臣がお答えいただきましたとおり、流通させないということについては、農水大臣、厚生労働大臣、それから食品安全担当のところで県とも御相談をして、福島県の対応については、これは国会の御審議との関係がご...全文を見る
○枝野国務大臣 現在、農林水産大臣、厚生労働大臣、それから食品安全担当大臣と総合調整をいたしまして、牛肉の安全性と畜産農家の皆さんの安心のための最終の詰めを、予算委員会の裏側でも事務的に詰めをしているところでございまして、間もなく方針が発表できるかと思っております。  今御指摘...全文を見る
○枝野国務大臣 今申しましたとおり、放射性セシウムを帯びているえさを食べたと思われる食肉については流通させない、そして、それぞれについて、流通させる場合には一頭一頭安全性を確認する、こういう方針で今進んでいるところでございます。
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○枝野国務大臣 委員御指摘のとおり、今回の件は、畜産農家の皆さんであるとか、あるいは稲わらの生産者の皆さんの落ち度ではなくて、原発事故とそれから政府としての周知が結果的に十分でなかったということに起因をしているというふうに思っておりますので、政府を挙げて、畜産農家の皆さんを初めと...全文を見る
○枝野国務大臣 小野寺委員御指摘のとおり、畜産で牛を出荷している農家の皆さんにとどまらず、今回の件の影響は、流通を初め広範にわたっております。そうした皆さんの受けた損害についてしっかりと補てんをされると同時に、その間のつなぎも含めて、しっかりと政府として、全力を挙げて、責任を持っ...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、先ほどの検査のための機器を初めとして、これに対する対応については、国民の皆様の税金ですから、金に糸目をつけずという言葉の表現は正確ではないかもしれませんが、まさにお金で安全、安心が一刻も早く確保できるもの、あるいは関係業者の皆さんの生活を支えるために不可欠...全文を見る
○枝野国務大臣 福島の事故を受けまして、我が国の原子力に対する依存を段階的に引き下げていく、ただし、そのためにも、より安全性を高めて活用していくということについては、政府として方針がはっきりとしていると思っております。そうした中で、その先に原子力に依存をしなくても済む社会を目指し...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知のとおり、今回の法案でも、賠償責任を有する原子力事業者による迅速かつ適切な賠償支払いのための資金確保に必要な場合には、原子力事業者の保有する資産の買い取りを機構が実施することができることとなっております。この場合の買い取り対象資産には、送配電施設であったり、...全文を見る
○枝野国務大臣 制度としてはそういうことになっておりまして、ただ、実際それを行うかどうかということについては、エネルギー政策全体の議論の中で判断すべきことと思っております。
○枝野国務大臣 政策判断の話と、この法律で何が可能であるかということの議論とは分けて受けとめていただきたいと思うんですが、仕組みといたしましては、先ほどのお話のとおり、資産を機構が買い取る、機構は事実上の国有という意味では国有かもしれません。それから、別途、株式を保有するというこ...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、この法律の前段階における、最終的には関係閣僚の合意だったかと思いますが、そのところでも、このスキームで今後のエネルギー政策全体の議論に何らかの制約を加えるものではないという趣旨の文章も入れているものであります。
○枝野国務大臣 まさに今申しましたとおり、まず急がなければならないのは、被害者の皆さんに対する賠償に万全を期すということであります。ただ、エネルギー政策全般の議論をしっかりと進めていく、そのことに対してあらかじめ予断を与えるようなことになってはいけない。  したがって、そういっ...全文を見る
○枝野国務大臣 記事は拝見をいたしましたが、そういったプランについては私は全く承知をしておりません。
○枝野国務大臣 EPZ、防災指針については、まさに専門家の、独立性を持った委員会である原子力安全委員会、なおかつ、そのもとに専門家の皆さんに集まっていただいたところで、まさに専門的に御議論をいただいて適切な御判断をいただこうというふうに思っておりますので、その議論そのものを政治の...全文を見る
○枝野国務大臣 周辺住民の皆さんにできるだけ安心感を持っていただくということについて努力をしなければいけないというふうに思っております。それは御指摘のとおりでございます。  そのためにも、事故が起こってしまったときにどうするかという以上に、事故が起こらないという安全性について、...全文を見る
○枝野国務大臣 総理の十三日の記者会見の御発言は、全体をよく聞いて読んでいただければ御理解をいただけると思うんですが、決して翌日以降何か変わったわけでもございませんし、記者会見そのもので総理御自身がその趣旨を明確におっしゃっておられます。それは、政府としての今後のエネルギー政策の...全文を見る
○枝野国務大臣 まず前提として、私は、例えば閣内においても、これから方針を決めていこうということに当たって、それぞれの閣僚がそれぞれの御意見を開陳されて、一時的には閣内が意見が分かれているように見える段階があっても、最終的に例えば内閣なら内閣として意思決定がきちっとできれば、その...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○枝野国務大臣 外務大臣臨時代理であり、なおかつPKOを担当する官房長官としてお答えをいたします。  七月九日に独立した南スーダンについては、今後とも、国際社会と協力して、同国の国づくりに対して可能な限りの支援を行ってまいりたいと考えております。  また、国連PKOは、我が国...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(枝野幸男君) 総理も御答弁されているとおり、国際間の信頼関係損なわないということは、従来のお約束はしっかりと守っていくということが前提になっていると思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) これは、私の法律家としての感覚では、一般の方とちょっと違うかもしれませんが、国会による明文法と、それと慣習法ではどちらが強い法であるかと。国会における明文法は衆参両院の二分の一で変えることができます。しかし、我が国の国旗が日の丸であり、国歌が君が代である...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事業仕分の第一弾、平成二十一年の十一月に行いました事業仕分で、この高速増殖炉サイクル研究開発について取り上げて議論をいたしました。私も、当時の仕分人にとどまらず、この仕分を担当したチームの一員でもございました。  事業仕分は、政策目的そのものについて良...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(枝野幸男君) 総理御自身も記者会見で明確におっしゃっておられますし、それから国会でも御答弁されておられますが、政府として今具体的に、明確に政府の方針として幾つかのことが進んでおります。そのことについて、全体としての大きな方向性について総理が御認識を示されたというのは、...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○枝野国務大臣 責任の定義とかいろいろなことはありますが、広い意味で、間違いなく、これまで原子力事業者とともに原子力政策を推進してきた国の責任はあると考えておりますし、また、こうした事故を防ぎ得なかったことに対する政府としての責任はあると考えております。
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(枝野幸男君) 平成二十二年の四月に行われた事業仕分第二弾におきまして、独立行政法人中小企業基盤整備機構について、高度化事業、ファンド出資事業等が取り上げられ、特に一般勘定資産のうち二千億円について国庫に返納すべきとの指摘がなされております。さらに、二十二年十一月の再仕...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 改めて確認的に申し上げますが、事業仕分の段階においてのここの機構における事業を精査をいたしまして、そうした中で二千億円については返納可能であるし、すべきであるという判断をいたしました。  その後、今回の大震災ということを踏まえて機構において緊急の中小企...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、必ずしも紛争審査会の指針を待たずに、やれることはやっていくという方針でございます。  モニタリングについては、既に関係府省や自治体、事業者、それぞれ役割に応じてさまざまなモニタリングを協力して実施しておりまして、これもできるだけ広範かつ詳細にさら...全文を見る
○枝野国務大臣 きのう御答弁申し上げましたとおり、これまで原子力政策を推進してきたことに伴う社会的な責任は国としても負っているというふうに認識をしておりまして、そのことは国会答弁等を通じて政府として申し上げてきたところでございますが、今回、議会の皆様の御努力によって条文上明確にな...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の閣議決定は、機構法案の土台となる問題意識や基本的考え等を記述したものでございまして、これを踏まえて政府案の制度設計がなされております。  政府案には、閣議決定の要素がすべて具現化された形で盛り込まれており、その意味からは、今回修正をいただいた上で今国会で...全文を見る
○枝野国務大臣 今回御修正をいただいたことと閣議決定とは矛盾をするものではないというふうに思っておりまして、まさに時間的な経緯としても、閣議決定がありまして、それに基づいて法律案を国会に提出し、そして国会で御修正をいただいて、成案となった法律に基づいてこれを施行していくということ...全文を見る
○枝野国務大臣 機構法でよろしゅうございますね。(石田(祝)委員「そうです」と呼ぶ)  機構法の機構を所管する主務大臣は、これは内閣府の長たる内閣総理大臣ということになります。実際の実務については、内閣府の場合は特命担当大臣等が置かれますので、実際の運用はそういったところが責任...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力被災者・子ども健康基金の使い方については、補助率を含めて、具体的な事業内容については、基金の目的の範囲内で、県内各地域等のニーズを踏まえて、今後福島県と関係省庁、御相談の上で定めていくことになります。  御指摘のとおり、県外の方との違いが出てくるということ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、前提として、自主避難の方についても、今回の事故との相当因果関係が認められるものは、原子力損害賠償法に基づき賠償がなされるということでございます。  原子力損害賠償紛争審査会でございますが、被害者を可能な限り早期に救済するため、相当因果関係が明らかなものから...全文を見る
07月26日第177回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(枝野幸男君) 審査会でございますので、我々の方でいつまでに確実に出してくださいとかということは、これはお願いベースでしかできません。そうしたことの中で、今月中にできればということで報告も受けておりましたが、例の牛肉の話等のことについて更に議論をする必要があるというよう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨日、文部科学大臣もおっしゃっておられましたが、もしそういったことが可能であるならば、できるだけ早くまとめられるところだけでも出していただきたいと、そういうことで、どこまでお願いできるのかということは考えていると文部科学大臣がおっしゃっておりました。
○国務大臣(枝野幸男君) これについては最終的には東京電力に御負担をいただく種類のものであろうと思っております。  ただ、まさに今御指摘いただきましたとおり、稲わら等を餌に使わないようにという指示がしっかりと関係者の皆さんに伝わっていなかったこと等も含めて、そもそもが今回の原発...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 責任という言葉はいろいろ多義的でございますが、少なくとも広い意味での責任があったというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的には東京電力と国との間における負担割合の問題というのは、これは損害賠償一般の問題と同様に生じてくるものというふうに思っております。  ただ、一方で、現行の賠償法に基づいて一義的には東京電力が賠償主体であるということ、そして政府においては、直接の賠...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 例えば、検査のための機器等も、非常に高いものともう少し安いものと、ただそちらはちょっと精度が低いとか、こういったことの状況を把握をして、その中で、例えば認証基準、この範囲の機械であれば安心して使えますとか、こういった基準など大至急作らなきゃならないという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、瓦れき処理の法案については野党からも法案を提出いただきまして、政府案と二つの法案が国会に提出されている状況でございます。  政府案においても、御指摘いただきましたとおり、補助率のかさ上げにとどまらず、地方負担分における元利償還を一〇〇%...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず一点、国土交通省の話でございますが、政府案においても、環境省の責任もしっかりと明確にした上で、環境省と国土交通省はこの件については従来からしっかりと連携をしておりますので、政府案におきましても、環境省の責任の下、国土交通省もそれぞれその持っている力を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 党の方における議論の詳細まで報告を受けて承知をしているものではございませんが、マニフェストの全ての項目について全てこう見直しますという結論が出るのかどうか。特に、エネルギー基本計画といいますか、このエネルギー政策の話、環境の話につきましては、三・一一の大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の原発事故を受けて、今まで以上に安全性と、そしてそれについての国民の皆さんの安心感を持っていただく、まずこのことが大前提でございます。そしてその上で、従来の計画と比べて原発に対する依存度は段階的に下げていかざるを得ないと、これも大きな方針としてはっき...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 太陽光パネルを二〇二〇年代に一千万戸という目標は、従来から三〇年代に一千万戸という目標ございました。これを前倒しするものでございます。したがって、従来以上に高いハードルであることはこれは間違いありません。否定をするものではございません。  したがいまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そうした事実を承知しておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 岡田幹事長がどういう前提でお話しになったかまで承知をしておりませんが、もしお会いになっていたとしたら、そしてお会いになっていたにもかかわらず総理や外務大臣が御存じでなかったとしたらということだというふうに思いますが、お会いになったということ自体承知をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中井先生はさきの拉致担当大臣でもございまして、経験、見識、十分お持ちの先生でいらっしゃいますので、もし政府に報告等が必要なことをなさっているのであれば当然報告をされているものと思っておりますが、報告等はございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 外務大臣と私はお話をしましたが、外務省においてそうしたことを行ったことはないというふうに聞いております。
○国務大臣(枝野幸男君) 国内に様々な御意見があることは承知をいたしております。我が国として、我が国の国際法上正当な主張が実際にしっかりと確保、確立されるために何がベストであるのか、外交当局を中心にしっかりと検討して対応してまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘いただいたことの詳細な事実までは承知をしておりませんが、南シナ海においてそうした種類のやり取りが関係国の間であるということは承知をしておりました。
○国務大臣(枝野幸男君) 国会でも御指摘をいただきまして、EEZの根拠となる離島九十九のうち名称のなかった四十九島について調査を行い、十島については本年五月に名称を決定いたしました。残り三十九島についても本年度内に名称を決定することを目標に、これは迅速にやるようにという指示をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年六月に閣議決定された新成長戦略において観光立国の推進がうたわれていることを踏まえ、政府として、これまで中国人個人観光ビザについても見直しを行ってきているところでございます。そうした中、沖縄県から中国人観光客に対するビザ緩和につき度重なる要請、要望をい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄県議会が御存じなかったということについては承知をしておりませんが、沖縄県から数度にわたって御要請をいただいてはおります。
○国務大臣(枝野幸男君) 中国人の個人観光客の訪日は、まず一般的に二〇〇九年の七月から認められておりますが、現在のところ、この個人観光客の訪日による特段の問題は生じていないと承知をしております。  今回の数次ビザについては、更に十分な経済力の有無、犯罪歴の有無等を総合的に判断し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 準司法的な手続でございますので、刑事訴訟法等の手続にのっとり、法に基づいて対応してまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 刑事訴訟法と、それから、この件に限らず外国との関係においては、それぞれの国との間に存在する条約に基づいて対応してまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 法と条約に基づいて対応いたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 参議院の予算委員会において中国漁船衝突事件の映像記録の公開に関する御議論がなされているということを承知をしております。一義的には、予算委員会理事会の場でまずは御相談をいただいた上で内閣としての対応を検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(枝野幸男君) 戦没者を追悼し平和を祈念する日でございます。国務大臣であったり、あっ、国務大臣で八月十五日はありません、昨年はたしか幹事長でございましたので、日本武道館における天皇皇后両陛下の御臨席を仰いだ全国戦没者追悼式に参列をいたしました。  それ以前は、年によっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の宗教上の問題でございますので、お答えは差し控えたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 同じく宗教上の問題でございますので、お答えは差し控えたいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 戦没者の皆さんを追悼して平和を祈念するという思いはしっかりと持っておりますが、どういう形でどこでそれを追悼し祈念をするのかということについて、全国戦没者追悼式のような非宗教の形式によることについては当然申し上げますが、それ以外については政教分離の観点から...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政治家としてもお答えをすべきでないということでございますので、政治家になる以前のことについてはもっと申し上げるべきではないのではないかと思っておりますけれども。
○国務大臣(枝野幸男君) 憲法違反だとは思いません。
○国務大臣(枝野幸男君) 今、国務大臣の立場で幹事長時代のことをどこまでお話をしていいのかどうか、非常に迷うところではございますが、先ほど申しましたとおり、私は憲法違反だとは思いませんが、そのような御指摘がございまして、私は適切でないというふうに判断をいたしまして、これについて次...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まずは、党員投票等による代表選挙は、規約上来年の九月までは行われませんので、まだ一年以上の検討の時間がございます。私、党から離れておりますので、今詳細な検討経緯については承知をいたしておりませんし、また今、内閣の方で仕事をさせていただいておりますので、今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ODAについては、いろんな経緯といろんな目的、具体的な細かい目的があると承知をしておりますが、そうしたことの中で、できるだけ早く大幅に削減をすべきであると思っておりますし、そちらに向けて歩んでいる途中であると思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 四月二十一日の当委員会での御質問を踏まえて、まず私の下で現行制度の概要や経緯、これに係る訴訟の状況について関係省庁、具体的には総務省及び法務省に指示し、整理をさせて報告を受けたところでございます。  これに基づいて改めて御報告を申し上げますと、これは御...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直に申し上げて、行政府の立場から裁判所の審判が違っているんじゃないかとはちょっと申し上げられないというふうに思っております。  裁判所においては、その時点においてはまさに事理を弁識する能力を常に欠いている状況であるという認識判断、認定判断等をされたの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まずは、実際の障害をお持ち等で後見あるいは保佐等が必要な皆さんの便宜のことのために、先ほど法務省の事務当局も御答弁をくださいましたので、是非、より分かりやすく、後見だとこうなる、保佐だとどうなる、皆さんの場合ならどちらに当たるんでしょうかということがより...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一般的な意味では、国有地、公有地を有効に使っていくということは重要なことだというふうに思っております。  まずは取りあえず、先日の行政刷新会議において、国有林について風力や地熱発電等の設置許可の柔軟化等について早急に検討するという方針を示したところでご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は全く同感でございます。経済産業省に限らず、各省庁においてそれぞれ知恵を出してもらいたいというふうに思いますし、具体的な進める段取りについては、例えば昼発電したものを蓄電しなきゃいけないとか、そうしたコストの問題とか、全体としての自然エネルギ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まずは被災者の皆さんには、仮払いを含めて原子力損害賠償で当面の生活をしっかりと守っていくということに全力を挙げなければならないというふうに思っております。  その上で、これからは、原子力発電所の状況は、ステップワンが何とか達成できまして、ステップツー、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のことは私もうなずきながら聞かせていただきました。特に避難をされている当事者の皆さんにとっては、帰れないところがこうなるとか帰れるところがこうなるとかという情報以上に、それぞれの御自身のところがどういう見通しなのかということがまずは一番気になってい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国庫納付することとされました五百九十億円については、全て既に平成二十二年度又は二十三年度の予算に歳入計上をされておりまして、国庫への受入れに際して使途を特定する形にはなっていない、一般会計に入っているということでございます。  それから、これ以外の、各...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特例民法法人の残余財産の帰属先については、旧民法七十二条の規定などに基づいて、一般的には解散する法人が主務官庁の許可を得て判断するべきものでございますが、行政刷新担当大臣としては、特に政府系公益法人の残余財産のうち、それらの残余財産が国からの支出等、等と...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄振興一括交付金については、沖縄県からの御要望などを含めてしっかりと受け止めて、より自由度の高い沖縄の一括交付金を進めてまいりたいというふうに思っております。  ただ、各省庁の抵抗というよりも、既存の制度から変わっていく、変えていくということに当たっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大きな意味での目指すべき方向ということについては全く同感、共有をいたしているところでございます。あとは行政府の側としては、具体的に行政実務、行政事務を進めていくに当たってどういう段取りでどういう時間的なスパンでそういった方向に近づけていくのかということに...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○枝野国務大臣 行政刷新を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。  行政刷新会議では、国民的な観点から、事業仕分けの手法を用いて、予算、独立行政法人、公益法人、特別会計等の事業・制度の見直しを推進してまいりました。この改革の流れは、今後、より強化していく...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の大震災、三月十一日から、官房長官として官邸の危機管理センターでの対応を担当させていただきました。この場には私の先輩の官房長官も何人かいらっしゃいますが、率直に申し上げて、これだけの大規模な災害というものに対する対応として、ハード、ソフト両面にわたって現状の危...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほども申しましたとおり、そもそもが、まず官邸の危機管理センターのソフト、ハードを含めた体制についても検証が必要であり、見直していくべきところを見直していく、強化をしていく必要があるだろうと。同時に、今申しましたとおり、そのバックアップについてかなりの問題意識を持...全文を見る
○枝野国務大臣 大変重要なことでありますので、必要があれば、これは補正を含めて予算をお願いしなきゃならないというふうに思っております。  ただ、今申しましたとおり、まず、どういう体制でどういう検証を始めていこうかという段階でございますので、そうした検証の中で、予算を確保して、例...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の調査は昨年四月一日時点のものでございまして、本来であれば昨年度中に、つまり三月までに最終的な発表をしようと準備をしていたものでございますが、御承知の東日本大震災がありましたものですから、最終的な確認、整理の段取りがおくれまして、若干発表が遅くなったものでござ...全文を見る
○枝野国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○枝野国務大臣 御指摘のような疑義を持たれるのは、ある意味でむべなるかなというふうに思っております。  私自身は、独立行政法人の人事の案件について上がってきますときに、特に公務員OBの方がやめられる場合には、やめた後どうなるのかということを確認するように意識をいたしておりますが...全文を見る
○枝野国務大臣 今の御指摘は今初めて伺いましたので、できれば資料等を提供いただければ、まずは、一義的には国土交通省の政務三役においてしっかりと調査をいたさせたいと思いますし、それについては官房においてもしっかりと見ていきたいと思っております。  また、繰り返しになりますが、でき...全文を見る
○枝野国務大臣 あっせんの禁止で足りるのか、天下りそのものを禁止すべきなのかということについては、私も一国会議員としては強い思いがございますが、政府としては、国会でお決めをいただいた法律に基づいて今行政執行を行っているところでございます。将来の立法論としては、いろいろな考え方があ...全文を見る
○枝野国務大臣 以前にもお答えをさせていただいたかというふうに思っておりますが、PKOが国際社会の平和と安定に貢献する有効な手段の一つであるということを踏まえながら、我が国が適切に対応することが可能であるか等の観点をしっかりと検討する中で、可能な限り積極的に取り組んでいきたいと考...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知だと思いますけれども、過去十九年間の二十六件の国際平和協力業務の中で、文民の派遣は、選挙監視要員あるいは警察要員の派遣で十五件実施をしているところでございますが、こうしたこれまでのPKO活動の実績を踏まえ、さらなるPKO活動の適正化、推進のためにPKOの在り...全文を見る
○枝野国務大臣 ボランティア連携室、三月十六日に発足をいたしまして、直接的にたくさんの人がいるわけでも予算を持っているわけでもございませんで、大きく言えば、関係者の皆さんから御用聞きをしてきて、関係省庁を初め関係者の皆さんに伝えて、それをうまく調整をしていくという仕事を進めてきて...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(枝野幸男君) 小西議員から私へは、いわゆる国の責務に関連してお尋ねをいただきました。  まず、現行の原子力損害賠償法上の今回の事故に関する賠償責任は東京電力が負うものでございます。しかし、質問でも御指摘いただきましたとおり、政府としても、これまで原子力政策を推進して...全文を見る
08月03日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、行政を適切に監視していただくというのは国会の果たすべき重要な機能の一つであると思っております。私自身、御指摘いただきましたとおり、かつて十数年前、日本版GAOの国会に法案を提出したときの提案者の一人でもございます。そうした意味...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 行政刷新会議としては、先ほど園田政務官からも御答弁させていただきましたとおり、この復興関連事業については事業ごとにチェックシートを各事業官庁に作っていただきまして、そこには事業の目的や概要を国民に分かりやすく短く、とにかく全体をA4一枚でしっかりと出して...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 行政評価局が行っている仕事は大変重要でありますし、またこれ、先ほどの御答弁のとおり、国会の行政監視機能を更に充実させていただくことが前に進んだとしても、政府内部においてもこうした行政評価をちゃんと行うということが私は重要なことだと思っております。  そ...全文を見る
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  御指摘いただいた議事録のとおり、今回の稲わらに起因する食肉の問題については、畜産農家の皆さん、あるいは稲わら生産者の皆さんの落ち度ではなくて、むしろ政府の周知徹底が十分でなかったことに起因をするものというふうに今も考えております...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えいたします。  行政刷新担当大臣としては戻り新参でございますが、前回、この担当大臣をさせていただきましたときに、一つは、先ほどの競り下げ入札をできるところからでもどんどん入れていこうということでスタートをする決断をさせていただきました。これを拡大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この間、個別の行革に向けた取組というのはそれなりに前進をさせてきているつもりでおります。先ほどの競り下げ等についても、試行を始めてこれをいかに拡大していくかという一つの流れができているかというふうに思っておりますし、あるいは独法とか公益法人改革、様々な課...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えをいたします。  震災ございましたが、昨年十二月の事務事業の見直しの基本方針は変わっておりません。震災でそれに対する取組が若干遅れるということは御理解をいただけるかと思っておりますが、六月一日の行政刷新会議において、震災復興に尽力をされている独法...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特別会計につきましては、国民の目から見て不透明感のある現在の事業や制度の中身を明らかにしまして、国民目線で根本から洗い出すことが重要であると、こうした視点から、昨年十月に十八会計五十一勘定の全てをゼロベースで見直すべく事業仕分を行いました。  具体的に...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○枝野国務大臣 まず、文部科学大臣がお答えになっているのは、審査に入った場合の中身については、教育の観点というか文部科学行政の観点からなさるということで、一貫しておっしゃっておられることであります。  今回の停止については、砲撃事件を端緒とする不測の事態ということに備えるもので...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○枝野国務大臣 行政刷新担当大臣としてお答えをさせていただきます。  歳出削減の重要性については御指摘のとおりだというふうに思っております。それについては、いわゆる事業仕分け、行政刷新で行っております、狭い意味での無駄の削減にとどまらず、有効であったとしても、全体の財政状況の中...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、なかなか、予算をつけることについて政治が力を発揮する場面が多くても、予算を削る方について少ないということは、私も十七年ぐらい前に、前回与党であったときに、与党の会議で一人だけ予算を削れという話をさんざんして異端児扱いをされたことを思い出しておりまし...全文を見る
○枝野国務大臣 行政事業レビューの一つの大きなポイントは、一部の人たちでチェックをするのではなくて、事業シートをつくっていただいて、これを公開して、そして、行政刷新会議にとどまらず広く多くの皆さんにチェックをしていただくということが一つのポイントだというふうに思っております。その...全文を見る
○枝野国務大臣 ただいまの決議により指摘をちょうだいいたしました点につきまして、行政刷新担当大臣として御説明申し上げます。  まず、独立行政法人改革については、すべての独立行政法人の事務事業及び資産を精査し、昨年末に、独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針として、廃止、移管...全文を見る
08月10日第177回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この夏ごろを目標に一定の取りまとめを行うということで進めてきております。沖縄振興審議会からも七月に意見を提出をいただいてきているところでございます。  一方で、これについては来年度予算編成などとも直接かかわってくるところもございまして、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 概算要求の一つの枠組みのようなところがある程度見据えませんと、当然、これ中期にわたる振興策でありますが、その初年度の組立て方等々全部絡んでまいります。そうした意味ではちょっと八月中というのはなかなかその関係で難しいかなと思っておりまして、その後の概算要求...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この間、沖縄政策協議会や先ほど申しました沖縄振興審議会等でも御議論をいただいております。また、沖縄県からは知事さん始めとしてかなり頻繁に御要請、御要望を含めてお話をさせていただいているところでございます。  事務ベースにおいて、関係各省とも協議をいたし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 行政の立場では、先ほど申しましたとおり、私の指揮の下で関係部局、頑張って作業を進めてきていただいております。さらに、それに加えて党の側でも岡田幹事長自らがトップで沖縄協議会を設置されて、党の方の議論も、岡田幹事長ともしっかりと連絡取らせていただいて、それ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、沖縄の振興の最終的な目的は沖縄県民の皆さんの豊かな県民生活の実現でございます。そうした意味では、失業率であるとかあるいは雇用の形態であるとか、こうしたところが大変重要なポイントになるというふうに思っております。そうした意味では、この十年、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに雇用の質を高める、それぞれの職場で働いている皆さんがしっかりとある一定程度の収入が得られるようにしていくということのためには、生み出す付加価値を高めていくことが必要ではないかと。観光も、ただお客様が来てくれればいいではなくて、安定的にある程度お金を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 二十一世紀は世界史的に見ても、恐らくASEAN諸国であるとか台湾であるとか、あるいはインド、そしてメーンランド・チャイナ、まさにアジアが、既に大きく成長しておりますが、ここから更に大きく成長していく時代になっていくだろうというふうに思っております。そうし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大変意欲的なお話をいただきましたが、まさに、中期というべきなのか長期というべきなのか、目指していく方向は御指摘のとおりだろうと私も思います。  まずそこに向かっていく第一弾として、物流の拠点として更にしっかりとした基盤をつくらなきゃいけないだろう、ある...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ハブになっていくために、情報通信の基盤といいますか、その産業が大変重要であるということはまさに御指摘のとおりだろうというふうに思っております。  そして、この間も、先ほど申しましたとおり、最初のうちはコストが安いということで、それこそコールセンターが沖...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 本当に貴重な御提起をいただいたというふうに思っております。本当に高付加価値を沖縄では生み出すことができる、情報通信においてもですね、そのための基盤をしっかりとつくっていくこと、そのことが、沖縄が情報通信においてもアジアの、ひいては世界のハブに向かっていく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基地の跡地利用は、今後の沖縄振興を考える上で大変重要な課題の一つであるというふうに思っております。そうした観点から、既に内閣府としては、地方公共団体の取組に対する支援として、跡地利用が円滑に進むよう、返還前から実施する各種調査や跡地利用計画の策定などの財...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この宜野湾市による先行取得についての過去五年間を調べてみますと、現在公拡法で認められている一千五百万の特別控除を超える、つまり契約額が一千五百万円を超えた実績は大変極めて少ないというふうに承知をいたしているところでございます。  こうした契約実績等を踏...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 直接詳細については承知をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 跡地利用の重要性は本当に認識をしているところでございます。  ただ、その上で、先ほど申しましたとおり、過去五年間の宜野湾市における実績、それから現状の今御指摘いただきました租税特別措置、位置境界明確化後の権利関係の調整の件も含めて、他の制度との整合性と...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 振興法の作業と併せて検討作業を進めているところでございます。来年の通常国会には法案を提出したいということで、今そのための準備の作業が鋭意進んでいるという状況でございます。まだ残念ながら、こういった方向でといった、例えば骨子とかそういう段階にはまだ至ってお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の下の沖縄の部局、当然これについては関係省庁、防衛省やあるいは外務省などとも一定の御相談が必要でございますが、沖縄部局で検討を進めているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) まさに、どういった全体としての概算要求の基準の作り方になるのかということを、これは財務省を中心に検討、調整をしているところでございまして、概算要求のやり方がどうなるかということと併せて、一括交付金について概算要求段階でどういう扱いになっていくのかが連動し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一括交付金に制度を変えていくに当たっては、ある時期からとおんと全部一括交付金に変えることが簡単ではないというふうに従来から思っておりますし、申し上げてきております。  今御指摘いただいたとおり、従来はその高率補助の制度等を含めて積み上げで作られてきてい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄担当大臣としては、この間申し上げてきておりますのは、一括交付金については、これは国全体としてもそちらの方向を目指しているわけでございますが、沖縄については、沖縄振興の観点からも、また先行実施がしやすいということも含めて、沖縄については全国のスピードよ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 年単位で何年間か掛けさせていただきませんと、一括交付金化というのは、全部について、今の補助金の全部をというのは難しいと思いますし、直轄事業についての整理というのも難しいと思いますが、従来から十年単位で振興法できておりますので、これの来年四月スタートに向け...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄県全体でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 細かく言えばいろんなことがあろうかというふうに思いますが、やはりその原点となっているといいますか出発点になっておりますのが、沖縄のみがいわゆる第二次世界大戦の地上戦の戦場になったこと、同時に、その後の、第二次世界大戦後、アメリカの占領下に置かれていたこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その記者会見は官房長官としてお答えしたものでありますが、沖縄担当大臣としてもそのときと同じでございまして、検察審査会という準司法的な機関においてなされた決定について、これに行政府が何らかのコメントをすることは、司法の独立性の観点から適切ではないと考えてお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、次期沖縄振興法制に関する沖縄振興計画については、沖縄県の方から、県が策定し国がこれを支援する仕組みとするよう御要望いただいているところでございます。  基本的には、まさに沖縄県の主体性、自立性というものが重要であるというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 若干誤解を招くような言い方であったらおわびをしたいというふうに思いますが、まさに沖縄の特殊性とか今の置かれている状況、その振興のために何が必要、効果的かという観点から沖縄の一括交付金は必要であるというのが基本の軸でございます。それに加えて、全国的にも進め...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の視点は十分に考慮しなければならないというふうに思っております。当然のことながら、決めていくに当たっては、沖縄の皆さんにも、こういうことで政府としては考えているんだけれどもということで御意見を承ったりする機会も必要だろうというふうに思います。  ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも来年度の予算において沖縄一括交付金というものを組み込むことを意図して沖縄担当大臣としては予算編成に当たってまいりたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 沖縄総合事務局については、御指摘のとおり、県への移譲の要望が出されているところでございます。政府としても、出先機関、これは沖縄に限りませんが、アクションプランに基づいて、出先機関についての事務権限の移譲等を平成二十六年度を目指して進めていくという方針でご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) あえて率直に申し上げますが、沖縄担当大臣としては、沖縄担当部局の下の総合事務所ではございますが、それぞれの部局が行っている仕事の権限の基になっているのはそれぞれの事業官庁であったり規制官庁であったりいたします。そうしたところとの調整が多分一番大変なんだろ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでの措置によって、平成十四年度以降で見ますと、情報通信産業では約二百社の立地と二万人の雇用が創出されている、特別自由貿易地域においては二十六社の立地と四百四十人の雇用を創出している、規制改革等を行っている金融関連においても十四社の立地と六百人の雇用...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 税制の優遇、もちろん従来からも税制の優遇だけではなくて他の施策と組み合わせてやってきているということになっているわけでありますが、ここで税制をこういう分野へ優遇することが全体の産業の今後の見通しについてのビジョンとうまくつながっていたのかといえば、結果的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ポスト軍転法について、閣法でお出しできるような準備を進めていきたいということでその作業を進めておりますが、ポスト沖振法との関係で、形式的に一元化した形でお示しをするのがいいのか、それとも形式的には二つの法律の方がいいのかというところまでは、まだ正直言って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基地の跡地利用の新たな法整備についても、沖縄振興全体と併せて沖縄振興審議会や沖縄政策協議会において議論を進めてきているところでございまして、御指摘をいただきましたいわゆる県案についても、県でおまとめをいただいた要綱案についても、国の関係省庁と沖縄県との間...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の問題意識は十分持っておりまして、海上保安庁において、海上の漂流物について船舶交通の安全確保の観点から、航行警報等によって注意喚起をするとともに、必要に応じて回収も実施をしているところでございます。  今後、まだまだ恐らくこの災害による、地震によ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私が沖縄及び北方対策担当の内閣府特命担当大臣と内閣官房長官を兼務しているということについては、基本的には兼務をしていることで特に沖縄及び北方対策担当大臣としての職務にマイナスはないと思っておりますが、一点だけ確かに官房長官を兼ねていることで大変申し訳なく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、お言葉でございますが、先ほど北方領土と竹島と尖閣諸島を一緒くたにしてお話しになりましたが、尖閣諸島については我が国が今有効に支配をいたしております。我が国が有効に支配をしている尖閣諸島に対して他国が侵略をしてきたら、これはあらゆる犠牲を払ってでも自...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律に基づき実施しております独立行政法人北方領土問題対策協会の低利融資事業は、一世世代の方の事業や生活に対する支援として始められたものと承知をしております。したがって、融資資格の承継についても、一世世代の方々の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、沖縄県においては、例えば待機児童の割合が全国で最も高い、あるいは養育力の不足している家庭の増加が指摘されているなど、子育て環境について大変大きな課題があると認識をいたしております。特に私は、沖縄のアドバンテージの一つは全国と相対的に見ます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、日本全体を考えると、いわゆるインフラ整備ということに力を入れる時代はもうとっくに終わっているというふうに思っております。ただ、沖縄においては、この復帰までの様々な経緯等を考えると、これまでは道路等の基盤整備のところにウエートを置いて進めてきたという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一般的にこれまで沖縄県は、大消費地から遠く、また島嶼県であることから、農林水産業振興を図る上で流通コストの低減を図っていくことが重要な課題の一つであったというふうに認識をいたしております。今後もこうした側面は残っていくだろうというふうに思っておりますので...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的には国会でお決めをいただくことでございますので、そのことについてまで行政府の立場から申し上げられませんが、通常国会の早い段階に国会に提出をさせていただいて、四月一日に施行できるような国会での審議の日程をお取りいただけるような法案提出をするべく準備を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの振興法と同様に、四月一日から施行できるような国会審議の時間を確保できるよう通常国会に提出すべく全力を挙げてまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) せっかく御期待と御信頼をいただいておりますので、後で違っていたということにならないように慎重に御答弁を申し上げたいというふうに思っておりますが、二十二年度、二十三年度の二年間にわたって鉄軌道を始めとする公共交通システム導入の可能性の検討のための基礎調査を...全文を見る
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  国民栄誉賞については、昭和五十二年に内閣総理大臣決定で表彰規定が定められております。そこには、表彰の目的として、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者についてその栄誉をたたえることを目的とするとさ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 「もんじゅ」に関連した研究開発については、事業仕分で二回にわたって、平成二十一年十一月の第一弾、それから平成二十二年十月の事業仕分第三弾の前半で関連事業について議論を確かにいたしました。  事業仕分第一弾では、御指摘いただいているように、運転停止中の「...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘をいただきました日本原子力研究開発機構にとどまらず、独立行政法人からの業務の発注について、当該独立行政法人からの再就職あるいはそこにおける随意契約等の問題があるということを踏まえて、この間、行政刷新会議において、独立行政法人そのもののガバナンス、独...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、日本の国民の皆さんは、人気のある方に国民栄誉賞の授与をしたからといって内閣の人気が上がるというような民主主義の熟度ではないというふうに思っておりまして、こうしたことによって内閣の人気が上がるようなことがあるはずないというのは、私は、普通に国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府としてどのような表彰を行うかについては、表彰を受けることとなる方の功績などについてそれぞれ表彰の趣旨に照らして個別に判断することとなっております。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、戦争で亡くなられた皆さんに対する追悼、そして平和を祈念をするということについては、六十六年経過をしておりますが、しっかりとこうした思いをつないでいくことが重要であると考えております。  これまでも、八月十五日の戦没者を追悼し平和を祈念す...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、熱中症については、特に昨年死亡者数が急増いたしました。今年の夏も猛暑が続いておりますので大変深刻な状況だと思っておりまして、政府として極めて重要な問題として対応していかなければならないというふうに思っております。御党から猛暑対策ビジョン二...全文を見る
08月24日第177回国会 参議院 本会議 第35号
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○国務大臣(枝野幸男君) 魚住議員にお答えをいたします。  魚住議員からは、熱中症対策について御質問をいただきました。  質問の中にもございました猛暑対策ビジョン二〇一一を始めとして、御党からは熱中症対策について早い段階から広範かつ積極的、建設的な御提案をいただいておりますこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 水野議員から私へは、再就職等監視委員会についての御質問をちょうだいいたしました。  質問の中でも御指摘いただきましたとおり、再就職監視委員会のメンバーについては、既に本年五月二十六日、政府として国会に同意人事案を提示をしているところでございます。それま...全文を見る
09月15日第178回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、総合エネルギー調査会の人事案についてのお尋ねでございます。  この人事案については鉢呂大臣からしっかりと引き継ぎを受けておりまして、鉢呂前大臣の示された方針を踏まえて、半々になるかどうかというのは、これは、賛成か反対か、明確に二つに分けられるわけ...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  まず、御心配いただいております十津川揚水なんですが、これについては復旧をしたという報告を受けております。ただ、関西を初めとして、電力供給については大変厳しい状況が今後も続いていくことは間違いございません。  そうしたことの中で、一つには...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、この冬の電力供給について大変厳しい状況が続いていくということの中で、この夏との一つの違いは、この夏も、できるだけきめ細かく節電のお願いを、消費者、消費をどういう方がされるかごとにお願いをいたしましたが、よりきめ細かく、一番は医療だと思いますけれども、それから...全文を見る
○枝野国務大臣 御趣旨は大変理解をいたしますし、まさに、特にまずこの冬に向けて、特に産業用の電力をどうやって確保し、経済活動、生産について影響を与えるような無理な節電をお願いしないで乗り越えられるようにする。これについては、前内閣のもとにおいても、この冬を何とか乗り越えられないだ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、被害者の皆さんにお送りした書面、書類は、私も弁護士でございますが、多分、弁護士が読んでもなかなかすぐには読み切れないような中身ではないかというふうに思っておりまして、既に事務方を通しては改善を求めておりますが、本日、この予算委員会が終了しましたら、...全文を見る
○枝野国務大臣 事前の御通告がありませんでしたので、仕分けのときに私がどういう表現をしたかということは、正確には記憶をいたしておりません。しかしながら、そうした意見があることも踏まえた中で、公務員宿舎の問題については検討した方がいいということについては一貫して思っております。
○枝野国務大臣 個別の職員について、特に人事について本来申し上げるべきではないと思っておりますが、国会でのお尋ねですのでお答え申し上げますが、当該職員については、海江田大臣、鉢呂大臣のもとにおいて積み重ねられた判断のもと手続が進められており、私としては、これまでの判断を引き継ぎ、...全文を見る
○枝野国務大臣 当該職員については、海江田大臣のもとで、本来、大臣が直接するような仕事ではないと思いますが、大臣みずからもお話をされて、いわゆる退職勧奨を行って、それに御本人が一たん応じられたということで、私が大臣に就任した折に引き継ぎを受けております。
○枝野国務大臣 まず、海江田大臣のもとで退職勧奨したということについては、経産大臣の引き継ぎにおいても私は報告を受けておりますし、当時、私は内閣官房長官として、経産省においてそういった対応をするということをその時点でも報告を受けておりますので、事実関係としては間違いないと思ってお...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、東電に経産省から五十人天下っているということについては、私も昨日の報道で初めて知りまして、きょう早速、調査を指示しております。しっかりと事実関係を調べた上で、国会にも御報告をし、適切に対処したいと思っております。  それから、今の御指摘でございますが、法律...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、まず、先ほどの再就職五十人という話は、どうも経産省以外が多いということでございますので、調べられる範囲で最大限調べたいと思います。  今御指摘いただいた基本的な物の考え方は、私、塩崎委員と一緒でございます。ただ、気をつけなければいけないのは、もう一つ...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、衆議院の特別委員会からの要請で提出されたこの黒塗りの状況を報告といいますか、説明を受けまして唖然といたしたところでございます。  保安院が二〇〇二年に入手しているはずだということについては戻りまして確認をしたいというふうに思っておりますが、私のところには保...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、私がこの請求についての手続の書類等を拝見しましたのは、これが送付を始められていたか、その前日ぐらいのところでございます。  私が、これはあるところから、これ自体が大変問題だと思っておりますが、その今配られているところにも書いてあろうかと思いますが、合...全文を見る
○枝野国務大臣 委員の御指摘をされるお気持ちは重々御理解をさせていただきます。  これは、もともとの制度の問題として、原子力発電とか電力供給とか、こういったものを国から独立した民間企業がやっている。したがって、民間企業に対して、国として、行政としてやれることは、法律に基づく、も...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に事業者について、九月の損害が十二月とか一月になるということでは、これでは事業が成り立ちません。  そういったことを踏まえて仮払いということをやってきたつもりでおりますので、例えば、最初の本請求のときに仮払いのものを精算して、相殺してだなんとい...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○枝野国務大臣 まず、霞が関近辺が震災によって、災害等によって機能しない場合においては、内閣として、まず防衛省の建物の中で指揮をとるということになっております。さらに、そうした二十三区近辺全体が危険のある場合には、立川に政府機能のバックアップ機能があるということを承知いたしており...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、東京電力のここまでの対応は、少しでも賠償額を少なくできないだろうかという考えがあるというふうに受け取られてもやむを得ないだろうというふうに思っております。私もその点をきのう、副社長を呼びましたときに指摘をいたしました。  通常の取引等における法律...全文を見る
○枝野国務大臣 賠償の範囲をいう場合に、全面とかという言葉を使うことは一般的に多くないと思いますので、なかなか答えにくいんだと思っておりますが、当然のことながら、賠償といった場合には、相当因果関係の範囲にある損害についてすべて賠償するというのは当然でありまして、そうした意味で、そ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘は従来から指摘をされておりまして、私の判断によりまして、本日、経済産業省として東京電力に対し、いわゆる原子炉等規制法に基づく報告徴収の指示を行ったところでございます。  報告徴収に基づいて入手した手順書については、経済産業省、私のもとで、情報公開法に基づい...全文を見る
○枝野国務大臣 委員会だけではなくて、国民的に全面的に、情報公開法の例外規定に当たる部分以外は公開をいたします。
○枝野国務大臣 原子力の安全について一定の知見を持っている今の国の行政機関は、保安院と原子力安全委員会でございます。  御指摘のとおり、保安院については、過去にやらせ問題にかかわっていたという許しがたい事態が明らかになりました。今これについて、すべてのことを明るみに出せ、うみを...全文を見る
○枝野国務大臣 この問題については、いつまでにということについても期限を申し上げるべきではないと同時に、いつ以降でないとということについてもあえて申し上げるべきではないのではないか。  御指摘いただいた御意見というのは十分傾聴に値するというふうに思っておりますが、原子力安全・保...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) 二重債務問題については、六月十七日に政府として対応方針を決定いたしまして、これに基づきまして産業復興機構及び産業復興相談センターを県ごとに設立すべく、早急な対応を県及び地域金融機関と調整をしているところでございます。  それに加えて、野党から御提起をい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 法令解釈担当の大臣として御答弁を申し上げますが、総理決裁等も法的な根拠はございます。法律の根拠があるのかということであれば、法律の根拠によるもの、あるいは政令の根拠によるもの、あるいは総理の指示によるもの、いずれも法的な根拠はございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 申し訳ありません。  平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律、通称仮払い法と呼ばれているものですから、いろいろな趣旨がこの法律の中に入っている中で、若干説明が分かりにくくなっていることはおわびを申し上げます。  この法律の十四条に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど申し上げましたが、このいわゆる仮払い法と呼ばれている平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律に基づく、この規定第十四条に基づく基金の話と、それから一般的にこの法律以外の基金の設立についての話と、それから仮払いについても、東電が現に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のお尋ねは、いわゆる仮払い法第十四条に基づく基金という趣旨であるとすれば、この基金については、これは法律上も御理解いただいているというふうに思いますが、原発事故による被害について地方公共団体が行う応急の対策に関する事業のために原子力被害応急対策基金を設...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部として、原子力安全委員会からのコメントに対する対応ということでございますので、まず原子力安全委員会の担当大臣から御答弁をいただきましたが、今、細野担当大臣から御答弁がございましたとおり、この原子力安全委員会からコメントされたとする十三日...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当時、私違う立場でございましたが、必要な情報を全て集約することができなかった、結果的に、部分があることは間違いありません。それから、指示が現場まで十分に下りてなかった部分があるのではないかというふうにも思っております。それについては、内閣内部においても自...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部の副本部長でございますので、全体について関与している立場でございますので御答弁申し上げますが、詳細に何月何日であったかというのは、少なくとも私のところに事前の御通告として来ておりませんので、正確な日にちは今お答えできません。(発言する者...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の本については、私は拝見を、拝読をいたしておりません。ただ、今読み上げられたような受け止めが一部でされているとすれば、それは菅内閣を支える官房長官という役目を務めてきた私としては、不本意な部分もございますし、あるいは不十分な点があったのかなというふうに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 櫻井委員御指摘のとおり、日本の今後の経済の競争力を維持していくためには、総理からも御答弁がございましたとおり、研究開発がしっかりと行われる、それも国内で行われるということが大変重要であると。そうした観点からは、最近の円高による空洞化の危惧、あるいは実績で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー、特に電力について、この夏大変な御不便、御迷惑をお掛けをいたしました。  これについては、いわゆる民生の部分と業務用の部分と産業用の部分とございます。民生についても、例えば医療あるいは病気の方など、大変重要で節約を無理にお願いできない部分がご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、ある時代までは国内に非常に多くの同業他社があって競争したということが日本の成長の一つの要因だったのかもしれませんが、まさに経済の国境がなくなってくる中で、世界の中で競争ということになると一社一社の規模が非常に小さいと、結果的に一種の過当競...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、もちろんいわゆるセーフティーネットとしての、苦しい企業を支援するというのはその側面で重要なことだというふうに思いますが、雇用や地域の活性化、復興に向けては元気な企業が軸となって地域を復興していただく、あるいはそこで雇用が生まれればそこから...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 八月の二十六日、それから九月二日及び九月七日に衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員長から東京電力福島第一原子力発電所の事故時運転操作手順書等の提出が求められたところでございますが、それを受けて、原子力安全・保安院から東京電力に対し要求された資料を提...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりの状況だというふうに思っております。  これ、我々も自戒しなきゃいけないと思っておりますが、やはりこの原子力発電所の事故というものは、これまで原子力行政を推進してきた政治、行政と、それから実際事故を起こした当事者である東京電力と、これらは...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、大変国民の皆さんからの関心も高い重要な案件でございますので、保安院においてまずは一次的にはチェックをしていただいた上で、最終的には私が判断をして、公開できるものは全て公開をいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 太陽熱発電について取り上げていただいたこと、大変感謝を申し上げます。  御指摘のとおり、日本の国内では気候的になかなか適しないという部分がございますが、日本はこれに対する非常に高い技術を持っております。したがいまして、こうした技術を海外において、気候的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたとおり、潮流発電、これがうまく機能すれば非常に安定的な電力の供給ができるというふうに思っておりますので、そうした意味で是非これが本当に実用性を持って使えるようになることが望ましいと思っております。  御指摘のとおり、研究開発を推進を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 工業用水における水利権の設定は、河川法に基づいて国土交通大臣が経済産業省との協議を経て判断をされるという規定になっているところであります。  協議に当たりまして、経済産業省においては、ユーザー企業の現在の需要を確認し、各種統計に基づく水の使用量などによ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力に対する指導監督権は経産省に現時点ではございますので。御指摘のとおり、当時の映像があるならば、それは当然公開するべきものであって、国会ないしは経産省から求められなくても出すのが私は当然だと思っております。出してない部分があれば出すよう促した上で、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私が報告を受けております政府・民主党の合意によりますと、エネルギー政策の観点を踏まえつつ保有の在り方を検討することにより、売却可能となった政府保有株式をできる限り速やかに売却することとするというふうに承知をいたしておりまして、エネルギー関連株の売却に当た...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) むしろ御指摘ありがとうございます。  私としても、あるいは経産省としても、あるいは政府全体としても、今御指摘いただいたとおり、エネルギー安全保障の観点から株を全て売れるとは思っておりません。これからまさにきちっと精査をしてまいりますが、エネルギー安全保...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 財務大臣から心強い答弁がありましたので、それを踏まえてしっかりとやってまいりたいと思っております。  水産加工業は従来の制度においても対象になっておりまして、実際に第一次補正の執行においても約半分、九十一億は水産加工業のグループに出ております。また、運...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、本件の補助金に伴う県には負担分がございますので、これについては特別交付税措置で裏打ちできるように、総務省を始めとして関係省庁と相談しているところでございまして、前向きに取り組んで、できるだけ早く結論をお示ししたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりでございまして、文部科学省の審議会で出しております指針も、それから今回東電が言っております指針も、それだけということではありませんで、実際に本件の事故と相当因果関係のある被害については東京電力が賠償する、そういうものでございます。  関係...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 伊達市での決議については承知をしておりますし、地元からのそうした声、要望を踏まえて、また再度のモニタリングも実施したところでございまして、点なのか面なのかということについてはございますが、特に地域の事情あるいは妊婦さんや子供さんのいる家庭を考慮した柔軟な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指名でございますので、国務大臣として答弁をさせていただきます。  内閣報償費については、国民の皆さんから厳しい目、使い方どうなっているんだという目があること、私自身も野党時代にそうした視点で物を申し上げたこともございます。そうした観点で、国民の皆さん...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島県民の皆さんの中長期的な健康管理は大変重要でございまして、これ、実施主体ということでは、やはり県民の皆さんとより身近なところで接しておられるということで福島県が実施主体ということになります。ただ、これは当然国の責任でやらなければならないものでございま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の段階でハードの具体的な規模とかそういったところまでということになるとなかなかお答えにくいのですが、必要なものについては当然ハードの部分もあり得ますので、県の御要望あるいは県の実情を踏まえながら、関係省庁と連携し、最終的には財政当局と折衝して、お金がな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の経済産業省の元職員のことにつきましては、いろんな経緯はあったことは事実上は承知をしておりますが、私がこの方の人事にかかわりましたのは経済産業大臣に就任してでございます。そして、私は基本的には、個別の職員の、次官とか局長は別かもしれませんが、あるい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの政治主導のお話ですが、私は、私の表現では官僚依存からの脱却とずっと言ってきておりますが、それは従来、残念ながら、ある部分においては官僚の皆さんが本来の官僚の皆さんとしての役割を越えて政治をやっていた。それは、政治がしっかりと政治の果たすべき役割を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国民投票というのは、間接民主主義の足らざる部分を補う一つの有効なツールだと私は思っております。ただ、原発については、一般的に言いますと、総理もよくおっしゃられているとおり、脱原発か推進かという二項対立でとらえるべきではない。恐らく多くの国民の皆さんもその...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一般論といいますか、抽象論としてもまさに御指摘のとおりだというふうに思っています。  いろいろなことがなされていることをあえて善意で解釈すれば、非常にたくさんの被害者の方がいらっしゃる中で、例えば観光業などについても、その関係業界の方と御相談をして大量...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨日、リトアニアのエネルギー大臣とお目にかかりました。リトアニアでの原子力開発について、我が国の企業と今年の七月だったと思いますが契約が結ばれたということでございまして、それに関連して日本においでになりまして、これもあの原子力発電所事故以前からのいわゆる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国の政府は我が国の国土と国民の皆さんの安全に責任を持っておりますが、それぞれの国はそれぞれの国の国民と国土の安全について責任を持っておられます。三月十一日の原子力発電所の事故について十分お知りになった上で、なおかつ、相対的なものだとは思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) よろしいでしょうか。  TPPは交渉参加国の間で今交渉をしている途中ですので、その交渉参加国の間でもドラフトが固まっているわけではありません。できるだけそういったところから情報を取って、開示できるものは開示をしてまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電について、中長期的には原発への依存度を可能な限り引き下げていくという方向性は総理もおっしゃっているところでございます。  その上で、経済産業省としては、原発への依存度を可能な限り引き下げていくための手段は、一つは省エネルギーの推進であり、もう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的にどうなるか、今の段階で分かりません。しかしながら、新エネルギーの開発促進、そして省エネルギーの推進、この二つをとにかくできるだけ最大限進めていくということであります。
○国務大臣(枝野幸男君) ベストミックスという言葉は、原発があることを必ずしも前提条件にしておりません。いずれにしても、エネルギーは多様なエネルギー源をうまくベストミックスさせなきゃならない。その中に、原発に対する依存度を限りなく引き下げていくということでやっていくということでご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 詳細は政府の検証委員会で第三者的に検証をしていただいているものと思っておりますが、私が承知をしている認識としては、第一原発からの撤退の申出を受けたと私自身の記憶では認識しております。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、今回の原発事故は、東京電力と、そして広い意味でのこの間の長年にわたる原子力行政と、両方に大きな責任があると私自身強く思っております。そうした思いがしっかりと被災者、被害者の皆さんに伝わっているかどうか、常に我が身を振り返らなければならないというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つには、その書類にも対応をする意欲と能力のある方もいらっしゃって、できるだけ早く手続を進められるところは進めた方がいいだろうということがございます。  ただ、大部分の方はそうではないだろうということで、私からは、まずはできれば全ての被害者の皆さんのと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私のところに来ている報告では、事前に相談はありませんでした。ああいった手引書等については、発送の当日だったか前日だったかに、こういったもので送るというその報告があったものでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 今年の七月だったと思いますけれども、エネルギー・環境会議の下で、経産大臣も含めまして、この冬、来年の夏の見通し、その段階のものを取りまとめて発表をしております。残念ながら、その時点では、今年の冬も来年の夏も、原発が全て止まった場合にはマイナスになるという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 確かに、水力がもっと活用できるというようなことであれば、それは望ましいことだというふうに思っておりますが、詳細、本当に稼働率の見通しとか、どこまで稼働、同時期に稼働できるのかということについては、御党からの御提案も含めてしっかりと検証して、そして需給の見...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 周辺自治体である牧之原市の市議会の決議というものは大変重いものであるというふうに思っております。  いずれにしても、原子力発電所の再稼働については、安全性を二重、三重にチェックをすると同時に、周辺住民の安心ということで、周辺住民の皆さんの一定の理解がな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点で出ている議会における議決であるということで、それについては重く受け止めたいというふうに思っておりますが、その詳細や、あるいは安全性が高まった段階でまたどういうようなお考えになるか、様々な状況があると思いますので、今の時点で私に断言をしろと言われる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 従来から申し上げておりますとおり、安全性について今回の事故も踏まえた対応がしっかり取られているということについて、原子力安全・保安院、そしてストレステストを行うことによって、それに原子力安全委員会も関与をいただき、そうした情報もしっかりと公開をする中で安...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 単に三つの機関が行うにとどまらず、特にストレステストについて、そのプロセス等もしっかりと国民の皆さん、周辺住民の皆さんに公開をしていくと。その公開性の中で国民の皆さんにもチェックをしていただくと、あるいは国会においても間接的にチェックをしていただくという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の原子力発電所の事故の原因については一定の見解は出ております。もちろん、例えばその間接的な背景となった制度、システムであるとか、そういったことなどについて更に明らかにならなければならないことは少なからずあることは否定をいたしません。ただ、いわゆる物理...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事故の原因といった場合にいろんな側面があると思っておりまして、例えばいろいろ、こういうときにこういう対応をしていれば、こういう例えば津波で電源が落ちたとしてもより小さな被害でとどまったのではないかとか、そういったことなどについてはまだまだ検証すべきことが...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の大きな事故に至った原因は津波が原因であるというふうに思っておりますが、そのことについて異なった意見をおっしゃられる方もいらっしゃることは間違いありませんので、それについては、まさに周辺自治体、住民の皆さんの理解を得るためにも、例えば、その津波の前の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 長年原子力問題に対しては厳しい目で見てこられた社民党の御意見、御提起というのは真摯に受け止めて、できるだけ取り入れるべきものは取り入れたいと思っておりますが、今の点については、果たしてどうしても収束が条件なのかというようなことについては、まさに安全性がし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどもお答えを申し上げましたが、どういった機関がチェックをしたのかということは、周辺住民の皆さんを始めとして国民的な理解を得られるかどうかということで大きな要素であるということは私もそう思っております。ただ、今現に保安院も安全委員会も、これは今回の事故...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 無効ということの今法的な意味をどう解釈するかということであるかと思いますが、率直に申し上げると、特に私の直の下の組織であります原子力安全・保安院がこうした事故を防げなかった、そのことについて国民の皆さんから強い批判の目を向けられている、ある意味当然のこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所から発生する放射性廃棄物は、含まれる放射性物質の種類や濃度、性状に応じて処分をされます。  低レベル放射性廃棄物、原子力発電所の運転に伴って発生した低レベル放射性廃棄物については、青森県六ケ所村の日本原燃低レベル放射性廃棄物埋設センターが最...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現に、我が国のこれまでの原子力発電所の運転によって、処分が必要な高レベルの放射性廃棄物があるのは間違いございません。  したがいまして、国民の理解を得つつ必要な調査を行った上で最終処分場を決めていかなければならないという、これは既に、これがいい悪いでは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のような御意見があることは重々承知をいたしております。  一方で、現に、我が国はこれまで原子力発電所を利用して、その結果として高レベルの放射性廃棄物を現に我が国が生み出したものとして持っておりますので、我が国の政府を引き継いで今経産大臣である以上は、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のような意見も国民の中に有力な意見としてあることは承知をいたしております。そうした意見も含めて、原子力発電所への依存をどうするのかということは、まさに国民的な議論の中で決めていただくことだと思っております。  まず、現時点で経済産業省としてできる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国の産業政策として、広い意味でのインフラ輸出を促進をしていくということは従来から政府の方針であり、この大きな方針自体は変わっておりません。その上で、JBICにおいてそうした経験、知見をお持ちの前田さんには、そうした側面で参与として内閣として御助言をい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、事実関係として、前田参与が働いていらっしゃるJBICは形式としては特殊法人という形式だったと思いますが、国が全額出資をしていて、これは利益を上げる目的のいわゆる会社ではなくて、国としての政策遂行のための機関として会社形式を取っているものでございます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでの国策の中では、三月十一日まで、それが正しかったかどうかという御批判、御検証はあろうかと思いますが、原発も含めたインフラ輸出を国策として進めておりました。それについて、その国策に基づいて特殊な法人形態の中でいろいろな仕事をしてきた機関がJBICで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発輸出等に関する政府としての権限は、経産大臣だけが全てではありませんが、主に経産大臣である私が持っていると思いますが、その私が申し上げているのが政府の見解でございまして、内閣官房参与として内閣官房に意見を言うことができる一個人であります前田さんの意見と...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まずは、とにかく放射性物質による汚染の不安を一日でも早く解消できるように除染を効果的に進めていくことが何よりも重要なことだというふうに思っております。  なお、自主避難をされている被災者の皆さんについては、紛争審査会の中間指針における損害類型としては示...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いずれにしろ、福島を中心として、お子さんあるいは妊婦さんなど未来を担う人たち、そしてそうした皆さんは放射線に対する感受性が高いわけでございますので、そうした皆さんの安全と安心を確保するために更なる努力をしてまいりたいと思っております。
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○枝野国務大臣 まず、岩手県がかなりスピード感を持って進めていただいておりまして、産業復興センターは九月三十日に事務所を開設し、三日に開所式を実施しました。七日から、沿岸部の十二事務所を含め、一斉に相談受け付けを開始いたします。産業復興機構の方は、九月中に運営会社を選定済みで、実...全文を見る
○枝野国務大臣 この間、金融庁の試算によりますと、ことしの六月末時点で、被災三県において約定返済を一時停止している債権額、それから条件変更契約を締結した債権額は、住宅ローンを除くと約五千億円となっております。  また、農林漁業関連では、農林水産省の試算によれば、沿岸部の農協、漁...全文を見る
○枝野国務大臣 電力供給が不足をしていることが、この夏、製造業に大変御迷惑をおかけしました。この冬から来年に向けて、全体としての電力供給は原子力発電所の稼働状況によって大きく変わってくることは間違いありません。  ただ、そうしたことの中で、よりきめ細かく節電等御協力をお願いする...全文を見る
○枝野国務大臣 個別の原発ごとのことについては、済みません、私のところへ通告、そういったことは来ておりませんでしたので、個別にはお答えできませんが、一個一個、できるものについてはできるだけ早くと思っております。  ただ、今申し上げました関西電力の、指示に基づく調査が、データが、...全文を見る
○枝野国務大臣 できるだけ早く、きちっとしたデータに基づく検査がなされれば、それに基づいてできるだけ早く保安院がチェックをし、安全委員会にお諮りいたします。
○枝野国務大臣 エネルギー基本計画の改定が年内ということを確定的に申し上げたことは、前内閣も含めて、ないというふうに私は思っております。  エネルギー・環境会議を中心にして、原子力委員会、そして総合エネルギー調査会などと連動しまして、今回の原発事故を踏まえた、エネルギーや原子力...全文を見る
○枝野国務大臣 震災以降も、原子炉圧力容器の部材、蒸気発生器などの主要資機材の輸出の実績がございます。  ただ、個別の輸出案件の詳細な内容については、民民の、私企業間の契約でありますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○枝野国務大臣 前内閣以来一貫をして、既にある原子力協定、あるいはそれについての交渉が進んでいて国会にお願いしている案件、あるいはいわゆるインフラ輸出的なところで既に進行している案件、これはもう、国際間の信義の問題があります、従来どおりしっかりと進めていく、このことでございます。...全文を見る
○枝野国務大臣 大変建設的な、有意義な御提案をいただいて、感謝を申し上げます。  御指摘のとおり、現下の電力供給の状況を踏まえれば、特にピーク時をどうやって抑えて平準化をして、産業に影響を与えることなく、そして我慢の節電をお願いせずに電力を節約できるか。そのためにあらゆる政策手...全文を見る
○枝野国務大臣 福島を初めとして、特にお子さんをお持ちの親御さん、あるいはお子様御本人も、被曝による健康被害の不安というものに大変つらい思いをされているということをしっかりと受けとめて、そうした不安を少しでも解消できるようなさまざまな施策を進めてまいらなければならないと改めて決意...全文を見る
○枝野国務大臣 安全と安心は違うという御指摘は、私もまさにそのとおりだというふうに思っております。幾ら専門家が大丈夫だと言っても、本当に親御さんなり御本人なりがそれで安心をしていただくことができないとしたら、それは安心をしていただくためのさまざまな努力をしなければいけないというふ...全文を見る
○枝野国務大臣 補償ということになりますと、原発事故との相当因果関係がある健康悪化や疾病などが万が一生じた場合には、これはすべて東京電力の損害賠償の対象となってまいります。  ただ、それを超えて、まさに健康チェックなどのところでどこまで何ができるのかということについては、これは...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、私からの報告徴収の指示に基づいて、保安院には全面黒塗りのないものを既にお預かりしています。その上で、情報公開法などの基準に基づいて、本当に出せないものがあるのかどうかということで、その意見聴取を東京電力から行ったところでございます。  残念ながら、全体で見...全文を見る
○枝野国務大臣 これについては、原子炉の状況で、解除が可能な状況という時期が来ました。それに、その前からなんですが、周辺自治体の皆さんとは、解除されたらどういう段取りでどういうことをすれば実際にお帰りいただけるかということを相談いたしまして、その上で、実際に解除できる状況、環境に...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいたように、解除をしたからといってすぐ帰れるわけではない。除染のこともあります。インフラの整備、復旧のこともあります。  したがいまして、この解除は、警戒区域で立入禁止のところを解除しましたから、さあ、今まで全く入れなかった人が戻れます、入れますとい...全文を見る
○枝野国務大臣 今の相当の期間のその視点は、町や村で立てていただいた計画でこのころに帰りましょうと言っている時期から計算して、考えて相当な期間ということであると私は認識をしておりますので、解除からではありません。
○枝野国務大臣 ただいまの御指摘の電力料金に含まれているバックエンド費用及び電源開発促進税については、一キロワットアワー当たり七十三銭。平均家庭、標準家庭月間使用量を三百キロワットアワーで試算すると、二百十九円でございます。  これらを積み立てた、あるいは引き当てた総額でござい...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、電力料金の全体のあり方については、まさに電力の抜本的な制度見直しの中で、ゼロベースで見直してまいります。したがって、先ほどの付加金等についても、その中で見直しをしてまいります。  それから、積み立てられているさまざまなお金についてですが、今のところ、一応こ...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 固定価格買取り制度における買取り価格や期間については、これは法律に基づいて新たに設けられる調達価格等算定委員会の意見を尊重して決定をするということになっておりますので、まずはこの委員会を早期に立ち上げて御議論をいただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、岩手県では産業復興相談センターが先月設立され、明日から相談業務が開始をされます。こちらでは二重債務問題に関するワンストップの相談窓口となりまして、個人事業者や小規模企業者を含む中小企業はもとより、農林漁業者、医療法人などの幅広い事業者から...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的に、産業復興機構への債権買取りの要請を行うに際しては、事業者が再生に向けた意欲を持ち、かつメーン金融機関等も新規融資により再生を支援する意向のあるものが対象になるということで、この資料は岩手県が作成したものでございますが、そうした趣旨で書かれている...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) センターそのものは県の方でやっていただいているわけでありますが、当然この趣旨から鑑みれば、今のような御相談からきちっと乗っていただいて、そして必要な書類、こういったもの要るんですよとか、それのお手伝いを含めてやっていただくことがないと実際の二重ローン問題...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、旧債務の買取りの問題と新規の融資がなければそもそも二重債務にならないわけでございますし、復興につながりません。したがいまして、一次補正予算を活用し、直接、間接に被害を受けた中小企業者を対象として保証限度額を過去最大規模に拡大した東日本大震...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私は債権放棄を求めたことはありません。様々な可能性、選択肢の中として、ステークホルダーに御協力を求める、その中の可能性としては否定されるものではないと私は今も思っておりますし、今回の報告書も三月三十一日時点の財務状況等を踏まえて御報告いただいており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 紛争審査会は、紛争審査会がなければ賠償をしないとかできないという性格のものではなくて、本来、自主的にといいますか、積極的に東京電力において賠償をしていただくのが本来でありますが、大規模、広範ということを踏まえると、類型化して基準をお示しをすることで迅速な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発の安全性を確保する上で、いわゆるテロなどに対する対応ということも重要である、必要であるということは十分に認識をいたしております。  ただ、ストレステストということになりますと、これは、ストレステストはそのテストのプロセス含めて、そして実際に、例えば...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず賠償についてでございますが、御指摘いただいたように、例えば旅館業者にとどまらず、そこに関連している業者の皆さんも今回の事故による風評でお客さんが減ってということで被害を受けていらっしゃいます。こうした皆さんの損害もしっかりと賠償ができるように、手続含...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 除染や健康管理調査等については、御承知のとおり、この本法に基づく基金ではない基金が設けられているところでございます。それでは不十分な部分があるという御指摘だろうというふうに思いますし、もしそういう部分があり、本法に基づく基金が必要であるとすれば、これは県...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、今御指摘いただいた透析のような患者さん、これは賠償されなければいけない、東京電力によって賠償されなければいけないと思っています。  それから、自主避難者についても、指針が出る出ないにかかわらず、明らかに自主避難によって被害を受けている、自主避難を...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○枝野国務大臣 第百七十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政や原子力事故を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして、経済産業大臣、原子力損害賠償支援機構担当の内閣府特命担当大臣、原子力経済被害担当大臣として、申し述べさせていただきます。  本年三月十...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  補助金交付を決定した案件については、原則として当該年度中に事業を終了していただくということになっておりますが、御指摘のとおり、特にこの震災後の状況で、さまざまな事情、状況がありますので、実際には工期がおくれたり物資調達が想定どおりいかない...全文を見る
○枝野国務大臣 十二市町村の住民の皆さんに対しては、六月二十七日から内部被曝のホール・ボディー・カウンターによる検査が行われております。九月三十日現在で四千四百六十三名の方が検査を受けられました。  そして、セシウム134及び137による預託実効線量、つまり内部被曝によって一生...全文を見る
○枝野国務大臣 ホール・ボディー・カウンターが一番しっかりと内部被曝がはかれるわけでありますが、御指摘のように、尿検査などでできないかという御指摘はあろうかと思います。  ただ、なかなか、実際には尿検査で内部被曝の量を正確に推定するのは大変難しいというふうに専門家の皆さんから報...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の原発事故を受けて、野田総理も、原子力に依存しないで成り立つ社会を目指していくということをおっしゃっております。私も全く同じ思いのもとで、できるだけ早く原子力に依存せずに成り立つ社会をつくっていく。そのためには、一つには、新エネルギーの研究開発と普及を強力に進...全文を見る
○枝野国務大臣 電源立地地域対策交付金あるいは電源開発促進税の使途ということについては、今回の原発事故を踏まえて、原発に依存しないで済む社会を目指すという観点の中から見直さなければならないと思っております。  ただ、電源立地地域対策交付金については、地方の皆さんとお約束をしてい...全文を見る
○枝野国務大臣 機構法五十一条それから六十八条による資金交付は、交付国債による資金援助の補完的な措置として定められているものと理解をいたしております。  その上で、今二兆円とおっしゃいましたが、これは現在の予算措置で二兆円としているものでありまして、当然、今後もし賠償額が大きく...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 第百七十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政や原子力事故を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構)、原子力経済被害担当大臣として申し述べさせていただきます。  本年三月...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○枝野国務大臣 直球でお答えをさせていただきます。  エネルギー政策については、政府全体として、エネルギー・環境会議がございまして、来年夏をめどに革新的エネルギー・環境戦略を取りまとめる方針になっております。  そうした全体の枠組みの中で、エネルギー基本計画については、十月三...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきましたとおり、自動車関連諸税は、自動車産業にとっての問題ということを超えて、ユーザーの皆さんにとって、そしてもう一つは、今日本の自動車産業の置かれている位置を考えますと、大変広いすそ野の中で、輸出については円高を初めとして大変厳しい状況にある。この自...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、クール・ジャパンという視点といいますか問題意識を持って日本の産業、経済を考えていくということは大変重要だというふうに思っております。アニメや漫画といういわゆる典型的な部分から、食文化、宅配便、旅館、伝統工芸品など、日本の商品やサービスについて大変国際的にも人...全文を見る
○枝野国務大臣 二つのお話があったかなと思いますが、まず一つは、私自身、この一月から七カ月半ほど内閣官房長官を務めさせていただきまして、特に震災以降はその立場でさまざまな仕事をさせていただきました。  もう委員も御承知のとおり、我々国会議員、政治家は、与党であったり、野党であっ...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆるグローバル化という言葉がもう定着をしているように、経済の分野における世界の国境が大変低くなっているという状況の中では、やはり世界のさまざまな要因によって我が国の経済に避けがたい大きなダメージが与えられるということは、今御指摘いただいたリーマン・ショックや円...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、短期で物を考えて、短期の施策として、例えば御指摘いただいたような法人税の特定地域に対する特区的優遇とか、これは国際環境の大きな変動に対する迅速適切な対応として、さらにしっかりとした組み合わせをしていかなきゃならない。立地補助金などの拡充を進めておりますが、税...全文を見る
○枝野国務大臣 過度な、また急激な円高は産業の空洞化を加速させる、その結果として国内の雇用を失わせていくということでありますので、これに対しては必要なときに断固たる措置が必要であると思っております。閣議決定をした円高への総合対策においても、「為替市場の過度な変動は、経済・金融の安...全文を見る
○枝野国務大臣 今、御指摘いただいたうち、円高については、経済の実態を反映しないレベルで、乱高下というか、むしろ円高の方向に急激に動いているという状況に対して、必要に応じて適切、大胆に対応していくというのは、これは私の意見にとどまらず、内閣として閣議決定している方針でございます。...全文を見る
○枝野国務大臣 今の点については、特に関係する諸国とIEAの際にはバイの会談を行いました。アメリカのチュー・エネルギー長官ですとか、あるいはトルコの大臣など、大変御関心をお持ちでありましたので、今の考え方をきちっと説明してまいりました。  つまり、原子力について我が国は、これま...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の原発事故によって生じた汚染の除染でありますとか、あるいはもう明らかに今回の原子力事故の結果として放射線量の高い地域、これは国の責任でしっかりと予算についても確保して行っていく。それから、広域的なことについても、航空モニタリングを初めとして、どの地域ぐらいまで...全文を見る
○枝野国務大臣 急にという御指摘でございますが、本来は、ことしの六月を目途に方針を固めるべきという方針でありましたが、御承知の東日本大震災への対応に専念するということの中で、むしろこれをおくらせたということでございます。  そうしたことの中で、もちろん外交関係でございますので、...全文を見る
○枝野国務大臣 TPPについてのさまざまな御懸念があることに対する一例として申し上げましたので、シンガポールが全体についてすべてを主導しているから大丈夫だということを申し上げたつもりはございません。  ただ、では、アメリカがすべてを主導しているのかといったら、私はそうではないと...全文を見る
○枝野国務大臣 率直に申し上げまして、マクロ経済にどういう影響を及ぼすのかということは、TPPの交渉自体が、我が国は交渉に参加しておりませんので、直接の当事者としてすべての情報をとれる状況ではありませんし、交渉の結果どういうことになるのかということも、まさに交渉途中ですので、すべ...全文を見る
○枝野国務大臣 何度も申し上げますが、今、我が国は交渉当事国ではありません。そういったことについて確実な情報をとるためには、交渉に参加をさせていただければ、さまざまな情報をとることができる可能性は今より大きくなると思います。  一方で、先ほどTPPに参加した場合の経済の試算につ...全文を見る
○枝野国務大臣 白紙見直しの作業を既に始めております。全く一緒です。
○枝野国務大臣 はい、ゼロベースで見直します。何らの前提、予断を持たずに見直します。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、閣議決定には一定の法的拘束力、内閣あるいは内閣のもとにある行政各部に対する拘束力があることは、御指摘のとおりでございます。  そして、現在のエネルギー基本計画が一定のその拘束力を今持っていることは間違いありませんが、一方で、法については、新法は旧...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどお答え申しましたとおり、法理論的には、エネルギー基本計画そのものを白紙撤回するのか、それとも、エネルギー基本計画、閣議決定でありますので、同格の法形式である閣議決定をもって、その部分、一部分について執行停止するなり変更するなりというのは、同じような法的意味を...全文を見る
○枝野国務大臣 端的に申し上げて、記憶はございません、どなたからなのか。  多分、推測ですね、間違っている可能性もあるということでお聞きをいただきたいと思いますが、マスコミなどから聞かれたのではないかなというふうに思います。SPEEDIというのがあるはずだけれども、どうなってい...全文を見る
○枝野国務大臣 客観的に残っている記録では、原子力安全委員会が試算を開始したのが十六日でございますので、その前、つまり、十五日か十六日かに、逆算できるじゃないかということを申し上げていると思います。したがって、SPEEDIというのがあってどうこうという話を聞いたのは、十六とか十五...全文を見る
○枝野国務大臣 せっかく言っていただいたんですが、早い段階で私が重要性を認識していたというよりも、とにかくさまざまな関連する情報は徹底して情報公開をするべきであるということも指示をしておりましたので、あるはずなのにこういうデータが出ていないのはどういうことだという指摘があったので...全文を見る
○枝野国務大臣 班目委員長は、内閣からも一定の独立性を持った第三者委員会的な委員会の委員長でございますので、そのことについてどこまで直接的に申し上げていいのかどうかは難しいところがございますが、若干反省も込めて申し上げますと、科学的にどういう意味を持っていて、どういう性格のもので...全文を見る
○枝野国務大臣 いずれにしても、あの時期の時系列のところは、正確に記憶そのもので持っているものではありません。  実は、SPEEDIの最初の公表がなされたのが三月二十三日で、そのきっかけになったのが、私が先ほど来申し上げている、逆算できるではないかという話をしたところでございま...全文を見る
○枝野国務大臣 私の記憶を正確に申し上げますと、今の答弁でもありましたとおり、私が、使えないのかと言って、使えないと言うから、逆算してみたらどうだということを言って、それに基づいて試算を開始されたのが十六日で、その試算結果が公表されたのが二十三日でございますので、十六日の当日か、...全文を見る
○枝野国務大臣 エネルギー基本計画の方は、計画そのものを白紙で見直しします。これは、先ほどお尋ねがありました、八月十五日に閣議決定で、白紙から見直すという閣議決定をしております。  それで、温室効果ガスの方については、こうしたものとの関係で見直すかどうかということ自体が白紙であ...全文を見る
○枝野国務大臣 六重苦については、実は、雇用、労働の話と環境については必ずしもマイナスだけではないというふうには思っておりますが、そのほかの四つは明らかに日本の経済にとってマイナスでありますし、雇用や環境についてもマイナスの側面があるのは間違いない。そうしたことに同時に今直面をし...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきましたとおり、できるだけ早く見通しをお示しする、その中で、一定の節電への御協力はこの冬もお願いせざるを得ない、これは精査の途中ですが思っておりますので、できるだけあらかじめいろいろな準備や想定をしていただけるような時間的余裕を持った方がいいと思ってお...全文を見る
○枝野国務大臣 定期検査で停止中の原子力発電所については、七月二十二日に保安院から、いわゆるストレステストの実施を指示したところでございまして、これに基づいて、各事業者が現在ストレステストの作業を行っている状況でございますが、現時点においては、まだ事業者から保安院に対する評価結果...全文を見る
○枝野国務大臣 さまざまな外的要因、つまり経済上のニーズとか、さまざまなことは十分に配慮、考慮しなければならないと思っておりますが、その一方で、周辺住民の皆さんを初めとする国民の理解を得るためには、それこそ期限ありきでというプロセスではなかなか理解を得ることは難しいのではないかと...全文を見る
○枝野国務大臣 指針といいますか、これについては、例えば事故を踏まえて、今般の事故と同程度の津波が発生した場合でも深刻な事態に至ることなく冷温停止につなげるための対策などを実施する、これに向けての指針はもう出して、実際に実行していただいております。  ストレステストがすべてでは...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりだというふうに思います。単に安全というだけで、専門家が安全だと思っているだけではだめなので、住民の皆さんに一定の御理解をいただくためのわかりやすさということが重要だと思っております。  気をつけませんと、保安院が安全だ、安全だというアピールをする側...全文を見る
○枝野国務大臣 これについては、恐らく三つぐらいのカテゴリーがあるんだと思っております。  一つは、原発輸出そのものではなくて、原子力協力といいますか、特に今回の事故で得られた教訓等を世界に提供して、それぞれの国で現に動いている原発はたくさんあるわけですから、そういったところに...全文を見る
○枝野国務大臣 蛇足かもしれませんが、あえて念のために申し上げますと、どこからが新規でどこまでが継続案件か、この線引きは実は簡単ではない、一刀両断に分けられるわけではありません。実際にベトナムも、何か発注契約が既になされているわけではありませんが、いろいろな継続がある中で、事故は...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘は重く受けなければいけないと思っております。  率直に申し上げて、詳しく丁寧に説明しようとすると、非常に大部なものになって、ある意味わかりにくくなるし、かといって、はしょってしまうと、本当に大丈夫かということになってしまいますし、なかなか難しいんです。こう...全文を見る
○枝野国務大臣 率直に申し上げて、少し抑え目に発言をさせていただいているところがあるのは間違いございません。  といいますのも、すべての皆さんがみんな賛成だと言っていただける案件ではないということは十分承知をしておりますが、しかし、少しでも多くの方に御納得をいただいた上で交渉に...全文を見る
○枝野国務大臣 TPPに限らず、国際交渉を行うに当たっては、成功裏にまとめようという意思を持って参加をしなければいけないし、それが前提であるというのは当然であります。  また一方で、あらゆる交渉がすべて必ず交渉の結果まとまるものではなくて、過去の歴史を振り返っても、交渉がまとま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいたとおり、電気料金については、透明性や公平性という観点から、かなり抜本的に見直す必要があるだろうと思っております。  総括原価方式という、方式も含めた抜本的な見直しについては、これは少し時間をいただいてしっかり検討いたしませんと、例えば、諸外国にお...全文を見る
○枝野国務大臣 官邸という言葉は多義的でございますので、物理的なスペースとしての官邸にある危機管理センターと思われますが、オペレーションルームに最初に送付をされたものは、三月十二日の午前一時三十五分ごろというふうに聞いております。
○枝野国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたが、まず最初に国民の皆さんに公表されたのは三月二十三日、原子力安全委員会が行った試算でございます。これについては、三月十六日に、私から原子力安全委員会に対して逆算できるではないかということを指示して、それを踏まえて試算を開始して、二十...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、放射性沃素を吸い込んで内部被曝をしてしまった可能性のある方については、福島県と一体となりまして、しっかりとした健康調査を継続的に行っていく必要があるというふうに思っております。これについては、関係機関とも協力をしながら、既に予算措置等も含めて着手をしていると...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆるストレステストにおきましては、設計上の想定を超える地震、津波及びその複合事象、あるいは全交流電源喪失、冷却機能の喪失の複合事象等が生じた場合の安全裕度、あるいはシビアアクシデント、つまり炉心損傷や格納容器破損等が出た場合の発生時の対応等を評価いたしまして、...全文を見る
○枝野国務大臣 既に使用しているものを実証実験するということの意義、重要性について、きょう初めてお伺いしましたので、どの程度の重要性で受けとめなければならないのか、即断がなかなかしにくいところでございますが、御指摘を踏まえて、専門家等の意見をしっかりと聞いて、必要な措置はとってい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、どの産業が伸びそうなのかということをあらかじめ見きわめることができれば、むしろ実業家をやったら大金持ちになれるわけでありまして、それは、政治家にしろ官僚の皆さんにしろ、必ずしもそこに適性があるかどうかということや、そういったトレーニングをされている...全文を見る
○枝野国務大臣 バランスの問題かなと思うんですけれども、やはり呼び水というのが意味を持つということは少なからずありまして、よく例に取り上げているんですが、私が大臣になって最初に視察に行きましたのが、都内で江戸小紋の染物をやっている染物屋さん。こちらが、ヨーロッパ向けに江戸小紋の染...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、大部分は私の就任前に行ってくれていたわけでありますが、概算要求に当たって、平成二十二年度事業から平成二十四年度の新規要求に至るまでの約九百五十事業に及ぶすべての事業に対して、行政事業レビューを経産省は実施いたしました。ミクロで見ますと、恐らく、多分私がチェッ...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) この夏の節電については本当に国民各界各層の皆さんのに御協力をいただきまして、ありがとうございました。  これについてのまとめは十月十四日に公表をいたしているところでございますが、まず、東北それから東京の管内の大口需要家に対して電力使用制限令を伴った措置...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、御家庭においては、東京電力、東北電力、関西電力、いずれの管内においても、月間の電力使用量総体で見ますと昨年に比べて一七%という節電を行っていただきました。  ただ、ピーク時がこれはやっぱり一番問題でございまして、ピーク時の節電率は実は目標に達して...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) レアアース、大変重要な課題であると思っておりまして、国内的にできる努力としてのリサイクル等の努力を進める一方で、中国に対しても安定供給と価格高騰の是正を要請してきているところです。私自身、過日、中国広州で温家宝国務院総理それから陳徳銘商務部長と面会をした...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在の円の為替の水準は本当に我が国として危機感を持って対応せざるを得ない状況にあるというふうに思っております。十月二十一日の金曜日には円高への総合的対応策を閣議決定をしたところでございます。経産省としては、第三次補正等を活用しまして、国内立地補助金の抜本...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大変深刻な状況でございます。それに対しては、先ほど少し申し上げましたが、三次補正で立地補助金を抜本的に拡充するというような対応策を進めているところでございます。  ただ一方で、今般、海外にいろいろと出張させていただいた折に、できるだけ現地に進出している...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 世界的に、二国間あるいは地域におけるマルチのいろんな経済連携がこの間進んできております。特に、日本を含むアジア太平洋地域において、そういった動きの一番先行しているのはこのTPPの交渉であります。  これは、多国間で関税を始めとして様々な貿易に関するルー...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 過去のことを申し上げれば、ウルグアイ・ラウンドのときのいろんな対応策にとどまらず、残念ながら今、日本の農業は後継者が少ない、非常に高齢化をしてしまっているということの中で、TPPのいかんにかかわらず、例えば自給率を維持して高めていくということに向けて、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただいたような危惧はあるということは十分承知をしておりますが、まずこれは経済連携の話でありまして、例えば医療保険制度であるとか、医療をどういう水準でどういうふうに例えば医師の免許を出すのかとか、こういった話は経済連携の話とは違います。  それは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) もちろん、日本と今既に二国間での自由貿易協定がある国、あります。それから、今後もそういった努力を進めていきます。  ただ一方で、現状でも九か国という、しかもアメリカを含むアジア太平洋地域においては、かなりまとまった形での多国間のルールが今作られようとし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり原発事故の当時官房長官という職にありまして、先ほどお話ありました飯舘村には私も避難の前の段階で入らせていただいて、本当に美しい村で、何とか早くあの村に皆さんお戻りいただけるように最大限の努力をしなきゃいけないと、一個人としても強く感じている...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、ストレステストでございますが、従来の、従来のといいますか、その何というか安全指針は、ある線をクリアしているのかどうか、マルかバツかということで、もちろんバツであったら駄目なわけで、ある線を超えています、クリアしています、マルですということが全部そろ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この夏の電力需給対策については先ほど高橋委員からの質問にもお答えをいたしました。大変な皆様に御協力をいただきましたことに感謝を申し上げます。  そして、御指摘いただきましたとおり、今回は大口の皆さんにかなり御無理をお願いをしたと、そのとおりでございます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 地元住民の皆さんを始めとして、国民の皆さんに原子力発電所の安全について信頼をいただいて再稼働ができるとすれば、まずは、客観的、科学的な安全性について、透明性を持って公開のプロセスの中で専門家の皆さんにしっかりと御評価をいただくということがまず重要であろう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、エネルギーの問題については、短期だけで物事を決められる話ではなく、むしろ中長期の視点の中で短期を考えると、まさに御指摘のとおりだというふうに思っております。  エネルギー・環境会議でも、今後三年間の短期と二〇二〇年を目指した中期、そして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国は、残念ながら資源小国でございます。したがいまして、エネルギーの安全保障を確保することは国の根幹を支える重要課題であるというふうに思っております。  この間、特に第一次オイルショック以降、石油依存度の低減や省エネの推進ということに努力をしてきまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 電力多消費型産業への賦課金の減免措置が設けられておりますのは、まさに電力料金負担増による産業空洞化等への懸念ということでございます。  したがいまして、この制度が適切に運用されることが重要であると思っております。もちろん、まずは現行法に基づいた枠組みの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 地熱発電の東北地方における可能性というのは大変大きいものがあると承知をいたしております。  それは、復興計画の全体の中でどう位置付けるかというのは平野復興担当大臣ともよく御相談をしたいと思っておりますが、いずれにしても、そうした可能性を最大限生かすこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、京都議定書で現在削減義務を負っているのは世界の約三割に満たない状況でございます。したがって、この京都議定書発効、結んだときには一定の意義があったものだというふうに思っておりますが、この京都議定書の第二約束期間を設定するということは地球規模...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー基本計画を見直すに当たっては、地球温暖化対策との関係性というものは大変避けては通れない課題であります。これについても、しっかりと地に足の付いた議論を、しかもエネルギー基本計画の策定作業としっかりと連携する形で進めていかなければならないと。  ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 同じ埼玉というよしみでもあって御激励をいただきまして、ありがとうございます。頑張ってやってまいりたいと思っております。  このエネルギー・環境会議でございますが、エネルギーの問題は、今、温暖化対策を始めとする環境戦略、環境対策などともう密接不可分な状況...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー政策基本法では、エネルギー基本計画の案を作成するに当たって、この案を作成するのはあくまでも経済産業大臣となっております。総合資源エネルギー調査会は、関係行政機関の長と並んでこの私が、経済産業大臣がエネルギー基本計画の案を作成するに当たって意見を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 端的に申し上げまして、夏というのを具体的にいつかというところまで今決め切れている状況ではございません。ただ、御指摘のとおり、来年の七月一日というのがエネルギーに関して一つの大きなポイントになっているということは十分認識をさせていただいておりますので、その...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 電力の需給という関係からすれば、一定の見通しをできれば早くしっかりとお出しをする必要、ニーズがあるということは十分承知をしているつもりでおります。ただ一方で、原発事故を踏まえて、原発の周辺の皆さんを中心に国民の皆さんには、原子力の安全性について、あるいは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今候補者案の検討を進めているところでございます。  これについては国会の御同意が必要な案件でございますので、できればこの国会で御同意をいただけないだろうかということを視野に、その場合、当然国会の方に御迷惑掛けないように一定の時期のめどがあろうかなと思っ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、一昨年の事業仕分で支援策は固定価格買取り制度へと集中させるべきという指摘を受けまして、買取り制度の対象となる分野での事業者向けの設備補助事業については、平成二十三年度以降について新規案件の採択を停止をしているところでございます。  やは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政治的にといいますか、あるいはメディア的にはTPP協定交渉への参加をするのかどうかということだけが注目をされておりますが、今我が国として行わなければならない高いレベルの経済連携ということでは、私が所信で申し上げた中には交渉中の豪州あるいは韓国とのEPAの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これはなかなかどこかの側面だけを切り取ってお話をするのが難しい話だと思っておりまして、まず一般論として、外交交渉でございますので、いろんな交渉をしたけれども交渉がまとまらないケースも一般論として多々あります。現にポスト京都議定書の議論はなかなかまとまらな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 誤解を全て網羅的に挙げることは難しいかなというふうに思っておりますが、例えば公共調達について、これTPPで取り上げられると、日本が、いろんな他の国から日本の公共事業にたくさん入ってきて大変じゃないかというような意見を時々伺いますが、実は、今の九か国と比べ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず一つは、原子力発電所の再稼働問題については、安全性のチェックがどういうふうにいつできるのか、これは政治的に決められることではなくて、科学的、客観的にチェックをしていただいた上で出てくる話でありますので、率直に申し上げて、今の段階でいつどういうことにな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、電力の供給量と同時にその価格が産業に与える影響というのは大変大きなものがあるわけでございまして、特に今の円高等で大変厳しい状況の中で電力料金が上がることになれば、日本の経済に更なる大きな打撃を与えると。したがって、いかに電力料金の上昇を抑...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 午前中から申し上げていることでございますが、住民の皆さんに御理解をいただけるとすれば、それは、まずは安全性についてはまさに中立的、客観的、科学的に確認、チェックがされるということが大前提であります。  事実かどうかは別としても、少なくとも国民の皆さんの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、改めてより分かりやすく、特に事業者からストレステストの結果等についての保安院への報告がなされた以降の手順、段取りについて整理をしてお示しをしなければいけないかなと、今御指摘をいただいて改めて認識をしておりますので、そこはしっかりとお示しを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、経産大臣はこの間替わっておりますが、私、違う立場でこの問題について、危機管理の担当でもありましたので十分経緯承知をしているつもりでございます。  御指摘のとおり、中国側による採掘の可能性はあるというふうに見られておりますし、見ております...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 掘っている疑いがある、断定できないという状況というのが長く続くということは、我が国の国益にとってはもとよりでありますが、二国間関係にとっても決していいことではないというふうに思っております。そうした意味では、より確実な事実関係を判断するための調査ができな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、東京電力による賠償についていろいろなところで至らない点が多々あり、そこについて経済産業省として指導が十分でないことについてはおわびを申し上げたいというふうに思っております。  まず、根本的な私は認識のずれが東電にもあるのかなと思って、ち...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) できるだけ早く、戻れるのか、戻れるならいつごろ戻れるのかという見通しをお示しをしなければならないと、そのことについては強い問題意識を持っております。  一方で、早くいつ戻れるのか戻れないのかを示してほしいという御要望と、一方では、戻りたいんだから、とに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いろんな避難の指示の解除に当たっては、今御指摘いただいたとおり、森林については、どうしても遅れるのは残念ながらやむを得ない状況だろうというふうに思っています。もちろん環境省において林野庁とも御協議いただいて、できるだけ早く効果的にやる方法をさらに模索、努...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 民主党政権全体としては結論ありきと受け取られている傾向があるということは真摯に受け止めなければならない一方で、先ほど関口先生からは、結論をはっきり言わないとお叱りを受けたところでございまして、またお叱りを受けそうでございますが、参加のメリットは多々あると...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 余りこの手の話で仮定のお話を申し上げるべきではないのかもしれませんが、まさにこれ国際交渉でございますので、仮に例えば日本が交渉に参加をしたいと言ったときに、じゃ交渉に参加を認めるかどうかというのはこれ九か国が決めることでございますので、それから、日本が交...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今御紹介をされた考え方というのはどなたなのかなと大体想像しておるんですが、かつてそういった意見を耳にしたときに、私は、歴史の評価としてはあるんだろうけれども、それに基づいて先のことを考える、決断するというのは大きな間違いをもたらすものだというふうに今御紹...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そういった趣旨のことをおっしゃっている方がいるというのは報道で拝見をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、九月の二十三日にシンガポールでゴー・チョクトン前首相、現在上級相と会談をさせていただきました折のゴー前首相の御発言として記者の皆さんに御紹介をしたものでございます。私自身の認識等をそこで語ったものではございません。  そしてその上で、先...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘は全く同感でございます。  普天間のことがあったからという誤解があるようでございますが、特にこのTPPについて参加するかどうか検討しようということを言い出す時期から、これはやっぱり国内的にそう簡単にみんなが、じゃ是非交渉に参加しようということにな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは御指摘のとおり、一定の幅の範囲内では燃料代にリンクして上がるということが認められておりますが、ある線を超えれば改めて認定を得なきゃいけなくなりますので、その範囲を超えるような大規模な値上げにはならないと、そのときはチェックがなされると、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力への依存度をゼロを目指して限りなく、できるだけ早く下げていくという方針で、そしてそれのためには、今御指摘いただいたとおり、これに代わり得るエネルギーというものの開発と普及を急がなければならないと。特に経済産業省、その新エネルギー、代替エネルギーを普...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、報告をいたさせましたとおりの状況でございます。  いずれにしろ、こうした国際条約がしっかりとルール化をされるということは我が国にとっても国際社会にとっても必要かつ重要なことだというふうに思っておりまして、これは実は私が官房長官時代に官房長官として指...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の前任は海江田元大臣ではございませんが、先ほどの本会議のことを私も違う立場でお聞きをしておりまして、内閣官房としてもしっかりと経済産業省と連携してやらなければならないとそのときも思ったものでございまして、そのときからこの問題について海江田大臣と当時は官...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発事故の収束に向けた道筋において、冷温停止状態は三つの要件、圧力容器底部、底の部分の温度がおおむね百度以下になっていること、格納容器からの放射性物質の放出を管理し、追加的放出による公衆被曝線量を大幅に抑制していること、敷地の境界において一ミリシーベルト...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも直接的に関連性を持って何か議論をしたということではございません。確かに、一般的に冷温停止という表現使うのは普通の状態の原子力発電所の場合でありますので、全くイコールではないというのは御指摘のとおりだと思います。  ただ、一定の安定的な状況、も...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の①のような状況になっていた場合であっても、一応今想定されている状況では、格納容器の温度あるいは放射線量等から見て、何というんでしょう、高い温度で高いエネルギーを出している状況であるという可能性は非常に小さいというふうに見ています。  したがって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 現実問題として、これ一定の専門的な知識を持った皆さんに、特に安全性のチェック、保安院が現場でやっているような作業についてはやっていただかなければいけません。そうした意味では、かなりの人間が原子力安全・保安院から移籍をするという形になるのが自然な形であろう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、これは仮称原子力安全庁という案にまとめるプロセスでは政府内においても様々な議論がございました。完全な独立性を持った場合、いわゆる三条委員会的な機関にするというのも一つの案として、有力な案として検討をいたしました。  ただ、実際に今回の事故対応を直...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大変重要な御指摘いただいたと思っております。  この機械のことも含めて十分に検討させていただいて、できるだけ具体的な積極的な対応を努力してまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 事務方に指示をいたしまして福島県の意向を把握するよう指示をしたところでございまして、今、福島県と鋭意御相談をしているところでございます。現時点では、原子力損害賠償紛争審査会の議論の推移や東京電力の対応を見極めながら、基金の設置、あるいは、それは設置されれ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の透析を受けていらっしゃる皆さん始めとして、先ほど幼稚園のお話もございましたが、この原子力事故によって被害、影響を受けておられる方には、あえて言えば定型的なパターンとしてこういう被害ですねということで大くくりの中でいろいろとお話ができて、ある程度そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の我が国としての、我が政府としての避難区域の解除については、国際機関であるICRP、国際放射線防護委員会の示した基準に基づいて、つまり国際基準に基づいて対応しているものでございます。したがいまして、米国が出されたアラートは、このICRPの国際基準とは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここは荒井議員と私、認識共通だと思うんですけれども、私はいっときグローバルスタンダードという言葉がはやったときに、それはグローバルスタンダードじゃなくてアメリカンスタンダードじゃないかと。決して世界の共通標準ではない。アメリカ標準が世界共通標準だという幻...全文を見る
10月28日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今福島県において、まず皆さんの避難の状況等について、これ事後的に記憶を喚起していろいろと書いていただくこと自体が大変な御無理をお願いをしているわけですけれども、確かにどの時点でどういうところにおられたという状況によって被曝した可能性のある量が大きく違って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、資料でも御提示をいただきました三月十三日〇九時三十分付けの指示(案)について、こうした指示(案)があったにもかかわらず、当時の混乱した状況とはいえ、しっかりとしたこれに対する対応がなされていない、更に加えて、それに対する対応の経緯自体が残念ながら現...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、所管が複雑に入り組んでおりまして、いわゆる仮払い法に基づく基金については私の所管でございます。  今事務方に指示して福島県の意向、これは県が基金をつくってそこに国がお金を出すというスキームでございますので、県と鋭意相談をしているところでござ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力の賠償に当たっての対応については大変遺憾な点が多いというふうに思っておりまして、以前にも森議員からいろいろ御指摘いただいて対応させていただきましたが、いまだ不十分だと強く思っております。過日も副社長を呼んで指示はいたしましたが、残念ながら徹底がさ...全文を見る
11月01日第179回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) 環太平洋経済連携協定についてのお尋ねがございました。  この協定の問題に限らず、複雑化した国際経済の社会において、一つの政策が単独でバラ色の未来をもたらすとは私は考えておりません。さまざまな経済状況、さまざまな他の施策との総合的な判断の中で結論が導かれ...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○枝野国務大臣 お答えを申し上げます。  まずレアアースについてでございますが、昨年、中国からの輸出停滞問題が起こりまして、大畠大臣の御尽力によってこれは解消しましたが、その後、さらなる輸出枠の縮小、また新たに価格の高騰や内外価格差問題が顕著になってきているところでございまして...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただきました海底の資源は大変重要であるというふうに思っております。  まず、メタンハイドレートでありますけれども、これはとにかく、井戸を掘るだけではだめなものですから、要するに氷のように固まっているものですから、そのための生産技術の開発ということで、今御...全文を見る
○枝野国務大臣 固定価格買い取り制度の価格の決定については、調達価格等算定委員会に御議論をいただくことに法律上なっておりまして、これについては国会同意人事でございますので、国会での同意が得られた後に委員を任命することになります。  ただ、例えば算定委員会の運営等に関する規定等、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今回の原発事故がありまして、東京電力の経営財務についていわゆるデューデリを行った結果として、これは東京電力に限らない全体としての総括原価方式のもとでの問題点が幾つも浮かび上がってきていると思っております。  そこで、まずは現行の制度のもとでできる...全文を見る
11月07日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  今回の原発事故による放射線の影響、特に健康に対する影響については、福島県の皆さんはもとより、周辺の皆さんにも大きな不安を抱いていらっしゃる方が少なからずいらっしゃるということは十分に認識をしているところでございます。  宮城県...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、オンサイトでの事故収束に向けた直接的な予算ということは出てきておりませんが、収束に向けて何をどうやっていかなきゃならないのかということについては、この後、細野大臣から御答弁あるかと思いますが、政府とそれから東京電力と、そして海外の知見など...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○枝野国務大臣 委員長の御指名ですので、御答弁をいたします。  内閣の一体性と憲法との関係では、閣議で決まった内閣としての方針と閣僚が異なった行動をとる、あるいは発言をするということは、これは憲法上の疑義、問題があるということでございますが、ただ、閣議で決まった方針に従うという...全文を見る
○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  私は、三月十一日からの最初の二週間で三十九回記者会見を行っておりますが、このうち、直ちに人体あるいは健康に影響がないということを申し上げたのは、全部で七回でございます。  そのうちの五回は食べ物、飲み物についての話でございまして、現在の...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、二点目から申し上げますが、少なくとも、アメリカからの協力について私が協力は要らないというような趣旨のことを申し上げたことは、一度もございません。  それから、具体的なことについては、これは実務ベースで専門家同士で詰めてくださいということで、専門家同士でお話...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返し申し上げますが、私のところにはアメリカからも協力の要請があるし、私や菅総理の方からも、米軍などにも最大限の協力をしてもらえというようなことを、危機管理監であるとか保安院であるとかそういったところに指示はおろしましたが、協力を拒否するような話は一切していない...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力事故の際の安定沃素剤の服用については、厚生労働省の所管ではなくて原子力災害対策本部の所管でございます。したがいまして、当然のことながら、医学的あるいは医療的な知見、見地に基づいて行うものでありますが、今回も、放医研を初めとするそういった専門家の皆さんの御助言...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力災害対策本部の所掌でございますので、原子力災害対策本部長は、当時は菅直人内閣総理大臣でありました。
○枝野国務大臣 吉野先生の御指摘のとおり、できるだけ早く国の職員を張りつけてということで、原子力行政を担っている立場の経済産業省も、環境省に対してできるだけ人を出すということでやらせていただいておりますが、ぜひここは御理解をいただきたいのは、これは市町村の皆さんと共同の作業をした...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の五つの約束は、十一月四日に緊急特別事業計画を認定するに当たって約束をさせたものでございます。  そして、この緊急特別事業計画に伴いまして、原子力損害賠償支援機構から東京電力にスタッフを常駐させまして、この五つの約束がしっかりと守られるかどうかということを...全文を見る
○枝野国務大臣 これは委員も御承知のとおり、この原子力損害賠償紛争審査会は、国から、つまり、役所や政務から独立した立場の専門家の皆さんが一つの指針をお示しになる機関でありますので、第三者機関が出したものについて直接行政の立場で何か申し上げるべきではない、あるいはそういう性質のもの...全文を見る
○枝野国務大臣 緊急特別事業計画で認定をした、交付したお金については、その時点で東京電力と支援機構が、来年の春先ぐらい、総合特別事業計画までの間に必要な賠償額を見込んで行ったものでありますが、もしその額以上に賠償のためのお金が必要になるという状況になれば、その時点でこれを見直すこ...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○枝野国務大臣 原子力災害対策本部の副本部長という立場から御答弁をさせていただきます。  今回の原子力事故が生じたことによって、特に警戒区域等を設定した初期の段階においては、まずは人命、人に対する健康を守るということに全面的に徹せざるを得ない状況の中で、動物に対する対応が十分で...全文を見る
○枝野国務大臣 ぜひ御理解をいただきたいのは、これは、今回の原子力発電所事故以降の対応について、こうした大きな事故についての準備ができていなかったということの結果として、特に周辺地域の住民の皆さん、そしてそこにいた動物も含めて、十分な対応が、当事者の皆さんから、至らない点が多々あ...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、今回のTPPを別としても、当該規定を諸外国と結んできている例がありますが、そうしたことによって我が国の企業が訴えられて問題になったケースはない。逆に、現下の国際的なさまざまな投資環境等を総合的に判断すると、我が国の企業が諸外国において差別的な取り扱い等...全文を見る
○枝野国務大臣 ちょっと、御質問の趣旨を十分に理解できているかどうかわかりませんが、最終的にそれぞれの国の裁判所が判断するプロセスのところでの流れだというふうに理解していますが、ちょっと待ってください、質問の趣旨を勘違いしていますか。ごめんなさい。
○枝野国務大臣 まさに組み方の問題だというふうに思っておりまして、国際機関において決定された決定を最終的に各国において執行していかなきゃならないわけですから、その執行の権限と決定の権限をどう組むのかということは、例えば法の執行については各国が基本的には主権のもとで握っているわけで...全文を見る
○枝野国務大臣 まさにそういったことを含めて、細かい議論をしていかなきゃならない。済みません、今ちょっと質問の最後の方を十分に聞き取れなかったんですが、細かいことをしっかりと、こういったことを組み込むに当たっては、かなり慎重に細かい制度設計について詰めていかなきゃならないと思って...全文を見る
○枝野国務大臣 若干、ダブルスタンダードになっているという誤解を生じさせていることについては、しっかりと整理していかなきゃいけないと思っておりますが、国としては、一年間の積算線量二十ミリシーベルトという線で線を引いて、それを超えると推定される地点とその近傍地点について特定避難勧奨...全文を見る
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○枝野国務大臣 法令解釈担当大臣としてお答えを申し上げますが、閣議決定で決めていることも、法改正を要することについては国会において御承認をいただかなければ実行できないのは当然のことでございまして、実際にこの閣議決定に基づいて国会に御審議をお願いした結果、残念ながら、現時点で法改正...全文を見る
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  少子化、人口減少等を初めとして、国内市場が縮小していく中で、国境を越えた日本企業の事業活動を円滑にしていくということは、日本企業の海外戦略の上でも、そして日本の経済の成長にとっても欠かせないものだと思っています。  そうしたことの中で、...全文を見る
○枝野国務大臣 一つは、先ほどの御答弁でもございましたが、FTAAP全体についての考え方の中で、ASEANプラス3とかASEANプラス6と同様に、TPPについてもAPECなどで位置づけられているわけでありまして、そうしたことでは、単独でこれを評価するというよりも、全体としてのFT...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、実際に、TPPにしてもFTAAPにしても、そのことによって関税がいつどう下がっていくのかということについては、まさにこれからの交渉であります。  しかしながら、例えば日本の企業にとって、あるいは日本でさまざまな経済活動を行っている皆さんにとって、今後アジ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、この交渉の現状については、政府として把握していることは正直にきちっと皆さんにお伝えをしてきております。  ただ、これは今まさに、九カ国においても外交交渉の途中にあるものであります。ですから、九カ国の間でも何か確定的にこうなりますと決まっているわけではないわ...全文を見る
○枝野国務大臣 経済産業省が昨年お出ししましたここに出ております試算は、一つの仮定条件のもとで出した試算であります。ただ、まさにその前提条件が、TPP交渉の中においても現状において確定をしているものではありませんし、少なくとも、TPPだけでも判断できない幾つかの仮定条件のもとに置...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆる政府調達分野については、現在TPP交渉に参加している九カ国よりも、日本の方が既に開放的になっております。日本はすべての都道府県と政令指定都市を開放しておりますが、例えば米国は、州というレベルで見て、五十州中三十七州しか開放しておりません。  また、P4協...全文を見る
○枝野国務大臣 恐縮なんですが、私どもは非常に正確に状況を御報告しようと思って、発言を申し上げています。  今、交渉をこれからするかどうかという話であるし、九カ国においても交渉の途中です。ですから、その交渉のプロセスの中で、九カ国の中のどこかの国が、全く合意の可能性のないことに...全文を見る
○枝野国務大臣 ISDSを含む投資関係協定は、自民党政権の一九七八年以降、既に二十六件締結をされております。そうしたことの中で、まず客観的事実として、今までに提訴をされたことはありません。ちなみに、アメリカとの間ではありませんが、アメリカの多国籍企業等は第三国を通じてこれを訴えよ...全文を見る
○枝野国務大臣 実際にもし我が国が交渉に参加をして、最終的にどういう協定になるのかということで確定的なことを申し上げられませんが、例えば工業製品等の関税が引き下がるということについては、必ずしもデフレの要因になるとは言えないというふうに見ております。  つまり、値段が下がるとす...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、私もかつては、投資をしやすくなれば空洞化が進むのではないかと心配をしておりました。  しかし、実際に統計上も、中小企業の統計なんですけれども、日本から海外に投資をした企業の方が、投資から五年ぐらいたつと日本の国内における雇用も実はふえている、投資をしない企...全文を見る
○枝野国務大臣 復旧復興に向けては、まさに今、きのう御承認をいただきましたが、この補正予算を初めとして、全力を挙げて最大限のことをやっているところであります。  この包括的経済連携については、もしTPPに交渉参加をして、日本にとっていい形で合意ができたとした場合には、中長期的に...全文を見る
○枝野国務大臣 直接的には国土交通大臣が主担当だと思いますが、通商全体について目配りをしなければならない立場であると思いますので、私からお答えをさせていただきます。  先ほどお答え申しましたとおり、日米で、確かに、米国の立場からは、日本の公共事業等に参入できないということについ...全文を見る
○枝野国務大臣 委員の御指摘でございますが、WTOという、国際的にもうほとんどの自由貿易の国が入っているところでのルールは、我が国としても、そこで合意していることについては従わなければならないということは当然であるというふうに思います。  その上で、繰り返し申し上げますが、交渉...全文を見る
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) 林先生、十分御承知の上でお尋ねになっているんだろうというふうに思いますが、当然、外交交渉、通商交渉をやるに当たっては、我が国としてここはしっかりと守らなければならない、何が何でも守るということについてのしっかりと戦略を立て、その意思をしっかりと固めた上で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 例えば、アメリカとオーストラリアのFTAでは一部除外品目も認められていて、米国などはTPPにおいてもその維持を目指していると承知をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 林先生、これも御理解の上お尋ねになっているんだと思いますけど、私どもが今TPPに交渉参加をしようかどうかということを考えているのは、FTAAPに向けた一つのプロセスとして検討していることであって、日米のバイのFTAができないから代わりにTPPをやるとか、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 経産省の試算についてお尋ねがございましたが、これについては昨年の段階でこういう試算をいたしましたが、その後、今のような御指摘を踏まえて、こうしたことも出発点にしながら内閣府において一括した、総括した試算をしていただいたものでございますので、あえて言えば、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) より総合的な内閣府としての試算が出てきましたので、経産省の所管範囲内におけるある部分的なものについての役割は終わったものであるということです。
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、日本は人口が減少にもう既に入っております。それから、残念ながら経済の成長トレンドというのも、例えば高度成長期などと比べると大幅に下がってきております。そうしたことの、国内市場が縮小しているということは間違いない客観的事実でありまして、アメ...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  事業者の再生に不可欠なニューマネーの提供については、本来、従来から、民間金融機関からの十分な資金供給が得られない場合に政策金融機関が補完的な役割を果たすことが期待をされているところでございますが、今回の修正案において、特に六十二条三項でし...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、議員修正で修正の条文がつくられているわけでありますので、条文のとおり、「必要な資金の貸付けを行うように努めなければならない。」という趣旨に基づいて、各政策金融機関が役割を果たすよう指導してまいりたいと思います。
○枝野国務大臣 これについては、岩手県、地域の金融機関、そして独立行政法人中小企業基盤整備機構において、この間鋭意相談をしてまいりまして、当面ということの当面の期間、具体的な数字で申し上げることはなかなか難しいんですが、五百億円の出資額、そして足元においては約百億円の出資をすると...全文を見る
○枝野国務大臣 交渉参加に向けた協議を行うための話をしました。
○枝野国務大臣 交渉参加に向けた協議を始めるに当たっての話をしてきました。
○枝野国務大臣 交渉参加に向けた協議を始めるに当たっての話をしてきたということに尽きます。
○枝野国務大臣 交渉参加に向けて関係国との協議に入るということでありまして、それ以上でもそれ以下でもなく、そのまま受けとめていただきたいと思います。
○枝野国務大臣 経済産業大臣は、各種業種を所管するということで所管大臣であると同時に、中小企業政策全般の観点でも主務大臣になっております。  特に中小企業という観点では、まさに被災の状況、復興に向けた状況等をしっかりと踏まえた上で対応していかなければならないと思っておりますし、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の件については、事務作業等でおくれているという報告を受けておりますが、まさに被害を受けた当事者の皆さんからすれば、いつごろ補償が入るのかということは生活設計それから経営の上でも大変重要なことでありますので、一度十一月末ということをおっしゃった以上は、できるだ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、買い取りの対象については、「「産業復興機構」による支援の対象とすることが困難なものとし、」「各県の「産業復興機構」と相互補完しつつ、支援の拡充を図る。」と三党合意においてされているということは十分承知をいたしております。  その際に、御指摘のとお...全文を見る
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 国務大臣の任命権は内閣総理大臣におありになりますので、私が申し上げるべき筋のものではないと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 私自身も野田総理から任命を受けている立場でありまして、野田総理大臣の国務大臣に対する任命について私が何か申し上げるのは僣越だというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) ステップツーの終了を踏まえて、そしてモニタリングをしっかり行う、あるいは除染によってどの程度の効果が出るのかということをしっかり実証していく。そうしたことと同時に、もしそうしたことで警戒区域等が解除できる場合に、インフラであるとかいろんなものを整備してい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えをいたします。  東京電力は、今回の原子力事故と相当因果関係のある被害について賠償する責任を負っているわけであります。中間指針等の賠償審査会で示されている指針は、本当に多くの皆さんが被害を受けているということの中で、類型化できるものについて類型化...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基金については、福島県と様々な御相談をさせていただいているプロセスでございまして、現時点で具体的に基金について設置をするということについて、詰めた話、御要望等について出てきている状況ではございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 広く応急対策を実施し得る基金として、この基金、法律でつくっていただいていますが、住民と住民の皆さんの間、地域間の公平性や税金を充てることの妥当性を考慮すると、この基金をつくる場合には事業の内容や規模をある程度具体化する必要があるというふうに考えておりまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただいた学校法人等を含む営利を目的としない法人について、御指摘いただいたとおり、利益を基礎とする算定方法では不都合が生じるということで、東京電力では別途、公益法人様等用の請求様式を定め、営利法人とは異なり、利益ではなく事業収入や交付金等、私立学校...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、現時点では市町村に御対応いただいているところでございますが、これは専門家の知見を様々集めて整理をして分かりやすくということ、必要性は大変重要でございますので、県と相談の上、適切な情報の普及に向けて必要な体制を構築してまいりたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません。御通告がございませんので、条文の条数に何が書いてあるかまでは承知をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣の法令解釈担当として、特に政府の法律その他の憲法適合性について御答弁をすることについて担当しておりますが、全ての我が国で今適法にというか、運用されている法の全ての条文について持ってこようと思えばこの部屋いっぱいになってしまいますので、そういったことは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 恐縮ですが、全ての法律の条文を持ってくることは不可能でありますので、御通告をいただければちゃんと用意をしておきます。  御指摘をいただいた国家行政組織法第十六条第二項は、「副大臣の定数は、それぞれ別表第三の副大臣の定数の欄に定めるところによる。」と規定...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 第三項には、「副大臣は、その省の長である大臣の命を受け、政策及び企画をつかさどり、政務を処理し、並びにあらかじめその省の長である大臣の命を受けて大臣不在の場合その職務を代行する。」と規定をされております。
○国務大臣(枝野幸男君) 法令に基づき副大臣としての権力行為等を行使するに当たっては、法令に基づいた任命行為等が必要であります。しかしながら、今回の件は法令に基づく任命行為等を行ったものではなく、補佐をするようにということでございまして、事実上の行為として、閣僚あるいは副大臣、政...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 補佐をすることについて、おっしゃられたことは、法令上の問題は生じません。もちろん、国会との御関係において、答弁等についていろいろあったことについては申し上げませんが、法令上の問題は生じません。
○国務大臣(枝野幸男君) 法律に基づかなければ権力行為はできませんけれども、法律に書いていないことが一切できないということではございません。事実上の行為として、事実上の行為として様々な事実行為を行ってきておりますし、そのことと、法令に基づかないとできないことと法令に基づかずに事実...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、このことというのは、今、申し訳ありませんが、原子力発電所事故によってなぜ被害が拡大したのか、あるいはそれによる影響等については、これは国会にも調査委員会できましたし、政府としては第三者委員会をつくって全体としてそれを検証しています。今、このこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現地対策本部の福島県庁への移転についてということであれば、御指摘をいただきまして、担当者、当事者の皆さんにヒアリングを行いまして確認をいたしました。三月十五日の十一時少し前から移転をいたしたわけでありますが、この際、福島県庁への移転に当たって三つのルート...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いわゆる組織対策費等については、各党においても行われ、政治資金規正法等の法令には問題はないというふうに考えておりましたが、より政党の財務状況についての透明性を高めるという見地から支出をしない方が望ましいというふうに判断したものであります。
○国務大臣(枝野幸男君) 各党においても、自民党においても同様の趣旨の支出があるということを承知をしておりまして、問題のあるものだとは考えておりませんが、問題がなければいいということではなくて、より高い透明性を求めることが政党には求められると思っておりまして、私はそういう判断で、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のお二人の大臣と重複するところは省略させていただいた上で、住宅太陽光発電システムに係る補助金については施工会社等による代行申請が認められておりまして、基本的にはこういったシステムでなされています。  そういたしますと、太陽光発電システムの設置と断熱改...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 太陽光発電について、まず、平成二十一年十一月から余剰電力買取り制度が実施をされております。  一方で、来年七月一日から再生可能エネルギーの固定価格買取り制度がございますが、まず二十一年から施行されている方について御説明申し上げますと、住宅等の施設内で消...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 十一年目以降は国が定めた買取り価格での買取りは終了いたしまして、電力会社と太陽光発電の設置者との間の相対交渉で買取り契約が結ばれるということが基本になります。  ただ、この十年間とこの価格で初期投資の大半は回収できるように買取り価格を設定をいたしまして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のような戦略の下、経済産業省としては、産学官連携の下、二〇二〇年までに二〇〇六年との比較で蓄電池容量を三倍、コストを十分の一とするなどの具体的な開発目標を設定をいたしまして技術開発を進めるほか、さらにはリチウムイオン蓄電池とは異なる原理の次世代の蓄電池...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは住宅のエネルギー管理システムでございまして、エネルギーの消費量を見える化し、どこでどれぐらいどう使っていると、家の中でですね、目に見えるようにして、それを空調や照明などと連携をすると。そうすると、全体としてこういうところを抑えなきゃいけないとか、そ...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) 福島の皆様方の中長期的な健康への不安にしっかりと対処するべく、二次補正予算で原子力被災者・子ども健康基金を福島県に創設をいたしました。この基金を活用して県民健康管理調査を実施中ということでございまして、基本調査については、浪江町、飯舘村、川俣町の山木屋地...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、経産省としましては、一次補正でお認めをいただいた六・七億円の貿易円滑化事業費補助金を用いまして、輸出品に係る放射線量検査について、中小企業については九〇%、大企業についても二分の一という補助の制度をつくっております。これについては、十月現在で、工業...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、中東に総理と外務大臣は行かれておられないわけですけれども、経産大臣は民主党政権になっても何度か行っておりまして、私も就任直後にサウジアラビアとUAEを訪問をして資源外交をしてきております。  その上で、廃プラスチックについては、残念ながら約百五十...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、原油の生産が事実上ない日本にとって本当に都市油田と言ってもいいような部分でありますので、対応を考えていかなきゃいけないと。油田についても、日本の国内にはないけれども、地下資源について日本が権益を持ってしっかりとそれを確保するということをや...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中小企業基盤整備機構を活用した政府の二重債務対策は、中小企業基盤機構が各県ごとに設置をされる産業復興機構に八割の出資をするということで二重債務の買取り等を行っていくわけでございます。  岩手県で十月七日から相談センターの相談業務が開始をされ、十一月十一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そして、これの実際の買取りについては、残念ながらまだ生じておりません。そう遠くない時期に買取りの第一号が出るものというふうに思っているところでございます。  県や地域金融機関等との調整に時間が掛かったということでございますが、当初想定をしていた、実は議...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 産業復興相談センターの統括責任者については、地域事情に精通した地域金融機関のOBや中小企業診断士が就任をしております。それから、岩手の産業復興機構については、具体名を申しますとルネッサンスキャピタルグループの東北みらいキャピタル株式会社が運営を行うという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 産業再生機構の設立に当たっての契約においては、利益の獲得を安易に目指すのではなくて被災事業者の再生を進めることが目的であるということ等、契約できちっと決めているところでございます。  そして、実際に被災者の皆さんの事業の再生を図るということの目的に鑑み...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません。ここは経産大臣として御答弁申し上げます。  御指摘をいただきました資金繰り対策として、三次補正では六千百九十九億円を計上いたしております。事業規模では十一・六兆円となります。  具体的に申しますと、緊急保証について、事業規模五兆円になりま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、しっかりとした周知ができませんとお使いいただけないということになってはいけません。成立後速やかに、中小企業団体、政府系金融機関の窓口、地方公共団体、それから中小企業を支援する士業の団体等を通じてチラシ等を配布して幅広く周知を図ってまいりた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 帰還に向けては、実際にどういう見通しでどういう段取りでということを含めて、当事者、被害者の皆さん、大変首を長くして見通しが示されることをお待ちだろうというふうに思っております。  今、ステップツーの終結、まずこのことが第一条件でありますが、それと同時に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今実態的にも、被害を受けられている、避難をされている皆さんの対応については原子力災害対策本部の被災者生活支援チームが中心になって、また地元の皆さんとの御相談等も進めさせていただいていますので、ここは政府としての原子力災害対策本部ですが、総理が本部長で副本...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は総理よりも一日早く日本を出発しておりまして、その前段階で国内においてどういう結論になるのか分からない状態でありましたので、いろんな可能性について想定をして資料を事務方に用意をさせておきました。それで、ぱらぱらめくりまして、国内での結論は御承知のとおり...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 県外の避難者の方についても、県内に避難をされている方と同様に内部被曝検査の案内を発送するとともに、例えば、特に福島県からの避難者が多い新潟県においては、福島県が新潟県に委託をして、十月二十四日から新潟県放射線検査室において検査を開始したという報告を受けて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 早期にできるだけたくさんの方にホール・ボディー・カウンターによる検査を受けていただくことが望ましいと私どもも考えております。このために、二次補正予算で用意しました基金を用いまして福島県がホール・ボディー・カウンターの機械の購入をしております。既に十一月十...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 申し上げておりますとおり、これ、機械の数と、それから機械の回転量ということでございますので、そこに物理的な制約があります。そうしたことの中で、更により早く調達をすることができないかどうかなど、できることがあればやりますと申し上げているんです。
○国務大臣(枝野幸男君) 次々と呼出しを受けているということについて、どういったことをおっしゃっているのか。もしも原子力発電所のサイトの中で働いておられた方ということであるならば、こうした皆さんも、もちろん今回の事故については政府と東京電力の幹部については大変な大きな責任があると...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その周辺で働いていた方という方について事前に御通告で御報告いただければよく調べておきましたが、ホール・ボディー・カウンターについて、政府そして福島県としてできるだけ早くたくさんの機械を調達して、できるだけ速いペースでやっていただくということについて政府と...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、近隣にお住まいだった皆さんの不安の解消のためにホール・ボディー・カウンターを使って検査をするということについて、これは原子力行政を推進してきた政府とそして東京電力の責任ですから、最大限のペースでやっています。  それと別の仕組みの下において、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは原発事故に対する対応全般について言えることでございますが、原子力行政を推進をしてきたのは何十年間にわたって中央政府でやってきたことでありますから、そのことについては本来、一義的にも本来的にも政府が直接被災者、被害者の皆さんに対する対応をすべきである...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実際に原発周辺におられた皆さんの不安は大変大きなものだろうというふうに思っております。それに対して政府としても、できるだけそうした皆さんが少しでも安心していただきたい、そのためにはできるだけ早くホール・ボディー・カウンターによる検査を受けていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今環境大臣の方から御答弁がありました、今後の除染によってどの程度下がるのか、そしてより詳細なモニタリングもやっております。こうしたところから、どの辺りの地域がどれぐらいの期間でどの程度の数字まで下がっていくのかということの見通しを年内ぐらいには何とか付け...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 直接的に、いつ戻れるのかという話と直接的な相関関係があるわけではないというのは御指摘のとおりかもしれません。  ただ、例えば、かなり、この間、記者の皆さんも細野大臣に同行してサイトへ行っていただきましたので、もう冷温停止、ステップツー達成に近いというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力においては、今回の原子力発電所事故によって被害を受けられた、損害を受けられた皆さんについては、審査会での結論いかんにかかわらず、指針いかんにかかわらず、相当因果関係のある損害については賠償する責任があるというふうに思っております。  審査会は、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの原子力委員会もスリーマイルでの対応について参考にしろということでございますので、スリーマイルで関係業界に本当に具体的にどういう協力を求めたのかということはしっかりと調べてみたいとは思いますが、まず、少なくとも今回の事故によって生じた損害等について...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 平成二十二年度末の数字でございますが、電力事業十社が積み立てております再処理等積立金の残高は二兆四千四百十六億円であります。高レベル放射性廃棄物等の最終処分積立金の残高は八千三百七十五億円であります。それから、原子力発電施設解体引当金の残高を十社積み上げ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所で使用した核燃料、使用済みの核燃料、そこに含まれるウランとプルトニウムを分離して回収をします。そして、回収したウランとプルトニウムを燃料に加工してもう一度原子力発電所で利用する。これが核燃料サイクルでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 六ケ所再処理工場の竣工時期は十八回変更されております。建設費は、平成元年の事業指定申請時に七千六百億円と見込まれておりましたが、現時点では二兆一千九百三十億円と見込まれているところでございます。  この建設費の増加や竣工時期の変更は、当初想定していなか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この高濃度の放射性廃棄物の最終処分として、地層処分、地中の奥深くに埋めるということですね、の取組を確実に進めていくということに従来なってきておりますが、最終処分地はまだ決まっておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) これまで募集に応じ文献調査を開始した市町村はありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 東日本大震災、原子力発電所事故を受けて、最終処分地の受入れについて一層困難な状況が高まっているというふうに認識をしております。そうしたことも含めて、エネルギー政策、原子力政策全般についてゼロベースで見直しを進めているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所に係るシンポジウム等においていわゆるやらせのことがあったことは大変遺憾でございまして、第三者調査委員会をつくりまして第三者において調査をいただきました。  その最終報告書においては、泊原子力発電所に係るプルサーマルシンポジウムにおいて、資源...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いずれの原子力発電所についても、定期検査によって停止した後、検査を厳格に行う、その検査において今回の地震、津波の知見も含めたバックチェックをしっかり行うということに加えて、いわゆるストレステストによって公開性、透明性をより高めた形で、どのくらい様々なスト...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) カーク通商代表の御発言を踏まえてですので、カウンターパートである私から御答弁申し上げますが、通商交渉ですから、それぞれ各国とも取り上げてほしいテーマがありますし、そこで絶対勝ち取らなきゃならないテーマもございます。  カーク通商代表はアメリカの立場から...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、配付資料に、これがカーク通商代表との会談の確認作業をしている枝野経産大臣が手にしていた資料の映像とありますが、これは事実誤認であります。これは、ニュージーランドの貿易担当大臣との会談前の打合せを撮らせてほしいということで、そこについて日本テレビのカ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理の記者会見の前に私は日本を出発しておりまして、その時点でかなり分厚い資料で、いろいろな可能性がありましたので、それぞれの場合についてどういう対応をするのかということについて事務方が用意をしてくれた紙でありますが、まさに決断の内容がここに書いてある紙の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、この紙が作られたのは、内閣として総理の御判断をいただく前の段階で、どういう決断がなされるのか、どういう結論がなされるのか分かりませんでしたから、いろいろな可能性について、それはそれぞれの可能性の、こういった場合にはこういった交渉をしなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) TPPの協議において何がテーマになってきているのか、あるいはテーマになり得るのか、なりそうなのかという問題と、それから日本と米国との間で通商関係について、これはTPPにかかわらず、従来から例えば自動車についても牛肉についてもアメリカはアメリカの言い分があ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 日本は過日、交渉参加に向けて協議を始めるということを表明した段階で、まだその九か国との間で具体的な交渉参加に向けた協議はスタートしておりません。もちろん、事前の様々な牽制というような趣旨でとらえ得るような発言があることは否定いたしておりませんが、じゃ、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げますが、少なくとも、私もカーク通商代表を始め、九か国のうちの幾つかの国の通商担当大臣とホノルルで会談をいたしましたが、私どもの交渉参加に向けて協議を始めるということに対して歓迎をするというコメントございましたが、じゃ交渉参加に向けてこうい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何度も申し上げておりますとおり、FTAAPに向けては、TPPとASEANプラス6、ASEANプラス3と、この三つのルートといいますか、これが議論をされております。  そうしたことの中で、今現実の交渉が進んでいるのはTPPということで、それに対してどう対...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 畑村委員会設立時の官房長官でもありますし、また原発事故発生時の官房長官という立場でございます。そして、畑村委員会は独立性を持ってやっていただくということを発足時にもお願いをしておりますので、その独立性を持った中で委員会としての御判断であるというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事故発生後の政府の対応ということについては、調査をし、何らかの事実関係を判定されるのであれば、逆に当事者として私の何か知っていることについて聞いていただいた上で認定をされるんだろうというふうに思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 当時の私の関与している事実関係について、私にヒアリングせずに事実認定をしてもらっては困るという立場であるということでございますが、まさに独立性を持って判断される機関でございますので、私から望んでとか望まないとかという話ではない。もちろん御要請があればしっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この事故調査・検証委員会は原則として公開で行う、そしてできるだけ国民の皆さんに対する公開性、透明性を持って進めていただきたいということで、発足の時点だったと思いますが、私からも当時官房長官として記者会見で申し上げております。  ただ、その原則に基づいて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) もちろん、すみ分けという衆議院における附帯決議は重視をしなきゃいけませんが、しかし一方で、産業復興機構についても小規模事業者を含む幅広い事業者を支援の対象としております。  実際に、今、安住大臣からもお話ありましたが、岩手県の相談センター、既に立ち上が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり実際の現場のトップは民間の方で、民間の知恵、活力も必要だと思いますけれども、しっかりと法の趣旨に基づいて運用していただくためには、中小企業庁の職員、それから東北経産局の職員、そして公的機関であります中小企業基盤整備機構がしっかりとモニタリン...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一件目がどういう対象になるか、まだ具体的報告を受けておりませんが、少なくとも早い段階で、今御指摘いただいたような、この支援の対象が幅広いんだと、しっかりと小規模事業者含めて再生に向けて役に立つんだということが分かるように、これ申出の順番と事業者同士の公平...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、APECの首脳会議で、二〇〇五年に対して二〇三五年までにAPEC地域全体で四五%改善を目指すということが宣言をされました。これは従来、二〇〇七年のAPECの宣言で二〇三〇年に二五%改善という目標に合意をしておりますが、こうしたことを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、これ、各国ともそれぞれ国内で四五%削減というようなことであれば、これは相当な議論をしないと、そして検証しないとできることではありませんし、我が国として今そういう目標を立てられる状況ではないと思っておりますが、域内全体としての目標とし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、エネルギー基本計画は来年の夏をめどに作ろうということで進めておりますが、その中に、もちろん今回の趣旨は当然影響すると思いますが、そこで四五%の効率化ということを入れ込んでいくという趣旨ではありません。
○国務大臣(枝野幸男君) この試算、見通しは、電力の使用制限を行い、平年並みの暑さであった場合ということを前提にしております。  この夏、各企業に御協力いただいて、例えば休日をシフトさせていただいたりとかいろんなことをやっていただいておりますが、その結果として、労働条件が非常に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 安易に再稼働させるつもりは全くありません。安全性についてしっかりとチェックをし、その上で、周辺住民の皆さんが安心していただけていると、そういったことを判断できない限り再稼働させるつもりはありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 原発事故を受けて、各原子力発電所において緊急安全対策等の対策を講じてきているところでございます。また、耐震バックチェック等については、今回の地震によって得られた新たな知見を踏まえて現在進めているところでございまして、再稼働に当たってはこうした今回の地震に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の事故で得られた知見に基づいた安全性のチェックはいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の事故で得られた知見を踏まえて安全性をチェックいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の地震と津波によって得られた知見に基づいて、その点については根本的にチェックをして、そしてその上で、そうしたプロセス等についても周辺住民の皆さん含めできるだけ透明性を持ってお伝えをし、それを踏まえて判断をいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の事故を踏まえて、緊急安全対策等の対策を講じ、これについてのチェックを進めております。また、今回の地震、津波の知見を踏まえた耐震バックチェックを今進めているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) まさに、この耐震バックチェックを再開をし、この新たな知見等の評価については公開の意見聴取会で行うなど、プロセスの透明性を確保し行っているところでございまして、そうしたところで出されている意見等も全部公開をされているわけでありまして、そうしたことも含めて、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在、耐震設計審査指針について、今回の事故を踏まえて検討作業が行われています。ここで行われている検討作業を踏まえた上でいわゆるストレステスト等が行われます。  最終的に確定をされていれば当然それに従いますし、確定されていなければ、確定されていないという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の事故で得られた知見を踏まえて耐震設計についてバックチェックを行っているところでございまして、このバックチェックのプロセス等を踏まえながら安全性についてチェックをすることになってまいりますので、今回の事故の知見を踏まえた対応になります。
○国務大臣(枝野幸男君) 都道府県知事については、民主主義の手続に基づいて各都道府県民の皆さんが選挙で選ばれるわけでありますので、そのことについて私の立場から申し上げる立場ではないと思っております。  ただ、九州電力については、自らが委託、委嘱をした第三者委員会が提出した報告書...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 九州電力に対する評価は全く同感でございますが、発送電分離については、まさに電力の安定供給をしっかりと行っていく、それから、しっかりとここに一定の合理的な範囲内での競争原理を導入して新エネルギー等が積極的に導入されていくようなことをつくっていく、あるいは省...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  御指摘のとおり、中国は我が国にとっての最大の貿易相手国の一つでございます。両国の経済関係、ますます重要性を増している中にあると思っております。私自身も就任直後に日中震災復興協力の一環として、中国の広州交易会において、被災地の宮城...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 憲法解釈の問題になりましたので私から答弁をさせていただきますが、最高裁が昭和四十八年のいわゆる全農林警職法事件で言っておりますのは、人事院勧告は憲法に保障する労働基本権の代償措置という側面を持つということで、憲法上の意味を持っているということでございます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の仮払い基金法に基づく基金については、福島県側の意向を把握するよう事務方に改めて指示をしたところでございまして、これまでも意見交換を通じて新たな支援措置の必要性について御意見を承っているところでございます。  これについては、紛争審査会の議論や東...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のようなことは全くございません。県の方から、あるいはこれ市町村も設置ができますので、県や市町村から具体的にこういうことでという御提案があれば、前向きに受け止めたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 今のような御提案あった場合も、その具体的な制度設計とか対象産品とかによって実は所管省庁、主務官庁が変わってくる可能性はあります。  ただ、そうした声を受け止める場としては、しっかりと原子力災害の現地対策本部とそれから復興本部の現地対策本部できちっと一元...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力に対する行政指導権を持っているのは私ですので私の方から申し上げますが、今のようなことが本当に、お金がないからということで必要な、しかも能力の高い方を辞めさせるようなことがあったとすれば、それはもう事業者としてあり得るべきではないことでありますので...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の調査結果については、住民の皆様のまさに率直な声として厳粛に受け止めるとともに、今後の除染や被災者支援の参考にしてまいりたいと思っております。  そのために、今週の水曜日、二十三日に原子力災害対策本部が福島大学災害復興研究所と意見交換を行う予定で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは福島大学が調査をされたと承知をしております。済みません、そこまで間接的に公費がどういう流れ方しているかは確認をしておりませんが、基本的には福島大学のお金だと承知をしております。そうした意味では、今回のこのアンケートは本当に福島大学が自主的、自発的に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、福島大学の調査については、今後更なる深化させるために予算が必要でお金がないということであれば、どういった出し方ができるかはともかくとして、二十三日の際に御相談させていただいて、そうした御要望を踏まえてちょっと検討してみたいというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今最後に申しましたとおり、基金については市町村も主体になり得ますので、具体的な御要望があれば前向きに検討したいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 九月三十日付けの避難区域等の解除については、日本政府としては国際的な考え方と矛盾することのないよう国際機関が提案している参考値に基づいて決定をしているものでございまして、したがいまして、各国の政府におかれましても、この国際機関が提案している数値に基づいた...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○枝野国務大臣 これは本賠償とも絡んできますので私の方から御答弁させていただきたいんですが、もし財物価値が本当にゼロということで、そのゼロを前提にして仮払いをするということは、まさにその土地を国が買い上げてお金をお支払いするということとイコールに経済的な意味としてはなってしまいま...全文を見る
○枝野国務大臣 これは本賠償がどうなるかということと絡んでくる話でありまして、そもそも、五割どうといったときの何が特に不動産についての損害かということについては、それは、値段が下がりましたから、その値段が下がったところにこれからも住み続けるので、値段が下がった分についてのその半額...全文を見る
○枝野国務大臣 既に動いている産業復興機構の方の所管でございます私の方から御答弁させていただきますが、新しい支援機構の方の法案の附帯決議、参議院においてですが、「両制度の利用しやすさを第一に考え、業務運営における密接な連携等を確保すること。」とされております。当然、被災者の皆さん...全文を見る
11月29日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○枝野国務大臣 吉田所長が交代をされるということで、まず、そのこと自体で御心配が多いかと思いますが、後任者をしっかり決めて、しっかりと東京電力としてもやるということを言っておりますので、そこをしっかりと見守りたいと思います。  今お尋ねの件については、プライバシーにかかわること...全文を見る
○枝野国務大臣 放射線被曝による病気であると疑われるようなものは、今のところ見つからない。病気の性格等から考えても、そういったものである可能性はないだろうというふうに受けとめていただいていいと思っております。
○枝野国務大臣 最終的には医師の方に最終確認をしていただかなきゃいけないと思っておりますが、そういったことをどこまで確認できるのか、できるだけ早いタイミングで、できるだけ可能な限り明確な形でお示しをできるように努力したいと思います。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、仮払い・基金法には、市町村に基金をつくることも、県につくることもできるということになっております。先ほど御指摘のとおり、県知事の方からも、これについてよく相談をしたいというお話もいただいております。また、市町村でもそうした声があれば、前向きに御相談...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  御指摘のとおり、エネルギーの全体構造については総合エネ調とかエネルギー・環境会議で議論をしているところでございますが、導入目標をどれぐらいにするかということは、そういったことの全体の広範な議論の中で、しかも透明性を持って議論を進めていくと...全文を見る
○枝野国務大臣 調達価格等算定委員会の委員候補については国会の方に提示をさせていただいたところでございますが、この人選については、法律の第三十三条で、電気事業、経済等に関して専門的な知識と経験を有する者のうちから選任することとされております。  この委員会自体が、国会において、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の件については、野田総理からは、オバマ大統領に対して、TPP交渉参加に向けて関係国と協議に入っていくということ、そして昨年十一月に決定された包括的経済連携に関する基本方針に基づき、高いレベルの経済連携を進めていくという趣旨の話をされたと承知をしておりますが、...全文を見る
○枝野国務大臣 特にTPPをめぐる問題、これに付随する通商関係の問題については、従来からも国民の皆さんに対する説明や情報提供が不足しているという指摘を受けていたところでございまして、これに対しては、政府として一層の説明や情報提供に努めていくこととして従来から来ておりました。  ...全文を見る
○枝野国務大臣 いずれにしろ、テレビで放映された紙は、交渉といいますか、会談の場では全く使っていない資料でもございます。ただ、そうした資料が報道されたことで国民の皆さんに誤解等を生じたとすれば、そうしたことについては、誤解を生じる原因になった事務的、手続的な問題について、しっかり...全文を見る
○枝野国務大臣 いろいろな資料を用意しろという指示をいたしまして、実際に私、複数の種類の紙を見ております、日本にいる時点で。ただ、あのときに私の手元で持っていた、まず大臣用ということでファイルがつくられるわけですが、そのファイルの中に入っていたのは一枚であったということであります...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどから出ておりますセンシティブな品目に配慮しつつというのは、今回のAPEC前後のところで決めたものではありませんで、昨年閣議決定をしている我が国の包括的経済連携についての閣議決定内容でございます。今回のことでの、一連の中で出てきたものではございません。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 三月十一日からの私の官房長官時代の記者会見については、それぞれその時点その時点における把握できている客観的状況に基づいて、国民の健康と安全を守るという観点から、正確かつ可能な限り詳細に発言をしたものでございまして、そのことについて、一個一個きちっと、当時の私の記者...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、三月十一日からの数週間は、私自身ほとんど新聞もテレビも見ておりません。どういう報道をなされていたのかということ自体は直接把握をしておりません。そういった余裕は全くありませんでした。  その上で、これは私自身、今のような誤解を招くことのないように、一個一個の...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今回の原発事故は、事故自体も時間の経過につれて状況が悪化をしていきました。さらに、把握できる情報というのも、時間の経過とともにより詳細な情報がとれるようになっていきました。したがって、時間の経過とともにより詳細な情報を踏まえて、あるいは時間の経過に...全文を見る
○枝野国務大臣 自分たちの政権でやった政策を仕分けのような俎上の場で議論をして、場合によっては見直すということが問題であるとは私は全く思っておりません。  日本に限らず、一般に、行政にさまざまな問題が生じることの一つの要因は、行政の無謬性という一つの神話だというふうに思っており...全文を見る
○枝野国務大臣 これは行政の行動でありますから、行政経費を使っているものと承知しています。
○枝野国務大臣 まず、仕分けについて法的拘束力がないということを繰り返しておっしゃられていますが、直接的な法的拘束力はございませんが、これは閣議決定だったと思いますが、それに基づいて設置をされた行政刷新会議という公的機関のもとで行われているものでありますので、私は、そういった意味...全文を見る
○枝野国務大臣 この冬の電力需給見通しについて楽観的という御指摘をいただきましたが、例えば電力使用制限令は出さないで乗り切りたいということで見通しを示しておりますが、関西を初めとして節電への御協力については引き続き、この夏同様、強くお願いをするということの中で、そうした御協力を得...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、あるいは政府全体としても、ストレステストだけで判断するという趣旨のことは申し上げたことはないと思っております。従来の安全チェックに加えてストレステストも行う。  ただ、このストレステストというのは、マルかバツかという結論が出るものではございませんので、その...全文を見る
○枝野国務大臣 昨年は中国のレアアースの輸出停止問題が生じましたが、これは一たん解消しております。ただしかし、さらなる輸出枠の縮小、それから価格の高騰や内外価格差問題というのが顕著になってきておりまして、そういった意味では、関係業種はもとより、日本経済にとって憂慮すべき状況である...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません。ちょっと詳細な数字等については、恐縮でございますが、後ほどお届けさせていただきたいと思います。  ただ、実は、一番の問題は、供給量よりも、内外価格差と価格の高騰ということで、枠があっても実は使えないという声が非常に上がってきておりまして、そうした意味...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような視点も大事かなとは思う一方で、実際に東京電力の経営・財務調査委員会の報告では、四・五兆円ぐらいの賠償の規模の試算が出ているところでございます。これは、特に被災をされている、避難をされている皆さんの視点に立てば、間違っても、東京電力は金がないので支払い...全文を見る
○枝野国務大臣 なかなか、いろいろな要素の絡み合う難しい問題だと思っております。  そうしたことの中で、原子力損害賠償支援機構法の中で、株主を含むステークホルダーに対し、「必要な協力を求めなければならない。」としていただいた上で、特別事業計画の中でも、株主に対しては、「当面の間...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に、このクール・ジャパン、クリエーティブ産業、私は、大臣にならせていただいて、各地、海外へ出させていただいて、私の思っていた以上に海外の多くの地域で、ジャパン・ブランドといいますか、日本のさまざまな価値に対する非常に高い評価と期待を受けていると実感をいたしてお...全文を見る
○枝野国務大臣 お認めをいただいた三次補正の執行についてはできるだけ早くということについては、さらに努力をしてまいりたいと思っております。実際に、全国の生産拠点の立地対象の国内立地推進事業については、既にきのうから公募開始をいたしました。  それから、金融の方については、やはり...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、事業承継税制は大変御活用いただいて、地域経済、中小企業政策という観点から大きな成果を上げているというふうに思っております。そして、御指摘のとおり、より使い勝手をよくするという観点での見直しは必要だと思っております。  このうち、御指摘のあった雇用...全文を見る
○枝野国務大臣 ありがとうございます。  まさに、今御指摘いただいたことは大変重要な視点であるというふうに思っておりまして、現在、総合資源エネルギー調査会の省エネルギー部会で検討をお願いしております。今の視点で、まさにピークカットをトータルとしての年間消費量を減らすということと...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の件については、この報道に先立って国会でもお取り上げいただきましたので、直ちに東京電力から事情を聴取しました。そして、報道にありますとおり、報道に先立つ十一月十一日に、当初の約束である十一月中の支払いが困難であることを東京電力が宮城県の農協中央会に伝えたこと...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、若干モグラたたきのような状況になっているのは本当に遺憾に思っております。  それで、特別事業計画の折に機構と東電の両方のトップで経営改革委員会をつくり、それから、東電の若手、中堅社員と機構の職員でワーキンググループをつくりました。これで、トップと...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、紛争審査会の指針は、類型化をできるものについて類型的なある意味での最低限の線を示したものであって、東京電力のみずからの判断においてそれを超える賠償をするのは、まさに相当因果関係の範囲においては責任でありますので、しっかりやってほしいということを促し...全文を見る
○枝野国務大臣 引き継ぎ以前の問題として、当時、内閣官房長官として、この確認事項の作成やそれに対する東京電力からの回答について、直接認識、把握をしております。
○枝野国務大臣 東京電力は、ことしの四月から十月末までで切っておりますが、長期借入金について約一千七百億円の返済をしております。短期借入金について、約五千二百億円を借りかえたという報告を受けております。  なお、個別の銀行ごとの返済額ということでは、個別取引に関する事項であるの...全文を見る
○枝野国務大臣 この東京電力が六月に出したとされる文書、融資の継続を要請するに当たって債権放棄や金利減免を要請することはないとした文書を送付したことは事実として確認しておりますが、あらかじめ事前に相談を受けたものでも、事後的に了承したものでもありません。政府としては、これに拘束さ...全文を見る
○枝野国務大臣 来年の春を目途に、総合特別事業計画を策定するということになっております。この際に、いかなる可能性も排除しない幅広い選択肢の中から、金融機関との調整などを精力的に進めるよう伝えたところでございます。  もちろん、賠償実施を円滑に行うための資金を確保するという観点で...全文を見る
○枝野国務大臣 十一月二十九日現在で、支払い実績は、仮払いと本賠償を合わせて約一千六百四十九億円でございます。
○枝野国務大臣 まず、私の官房長官当時の発言については、そういう趣旨に受け取られるかもしれませんが、正確な引用ではないというふうに思いますので、それは御指摘をしておきたいというふうに思います。  その上で、例えばこの間も、いろいろな経営状況、さまざまなことを判断するのに加えて、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の島村委員会は、元原子力委員である島村氏が委員を退任後の一九八五年から九四年にかけて開催した私的な勉強会であるというふうに承知をしております。そこで議論をされた記録がテープ起こしのような形で文書化されているというふうに承知をしておりますが、これについては、今...全文を見る
○枝野国務大臣 これまで原子力に投じてきた研究開発等のお金に比して、新エネルギーとかエネルギーの効率化、省エネルギーなどについての研究投資というのは非常に微々たるものと言わざるを得ない、これはもう事実であると思っていますし、これについて大きくシフトをしていく必要があるということに...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような問題意識は一応持っているようでございまして、平成十八年から二十二年の五カ年間で、フランクフルト、リスボン、ミュンヘン、リヨン、メルボルンという先進国五カ所を閉鎖して、バンガロール、サンクトペテルブルク、プノンペン、チェンナイ、武漢という新興国に事務所...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の視点は、大変重要なことだと思っております。  私は、経済産業省はきれいでおしゃれなところがメーンの仕事ではなくて、新興国、発展途上国の経済発展を支援しながら、我が国もそれに伴って国益をふやす、それから資源などをしっかり確保する、どちらかというと、おしゃれ...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、モニタリング調査の時期から今回の設定の時期まで非常に間が空いたということについては、除染の進捗や線量の変化を踏まえつつ、両市とそれぞれ慎重に協議を行ってきたものでございます。また、除染の方針等についても考慮しながらやってきたものでございますが、当事...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○枝野国務大臣 特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、アジア各国では、グローバル企業誘致のため、税制面を初めとする各種支援措置の強化に取り組んでおり、世界的な企業誘致競争が激化しています。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 昨今の円高の進行というものは、景気の下振れのリスクであり、また産業空洞化のリスクであります。それも、今御指摘いただいたとおり、本当にそれは根本的な問題を生じつつある大きなリスクであるという危機感を持って対応をさせていただいているところでございます。  これに対し...全文を見る
○枝野国務大臣 確かに、この間特に急激な円高の進行などさまざま産業をめぐる環境の変化がありまして、それに迅速に対応しなければならない、そういう側面があるのは間違いございません。また、三・一一もいろいろな意味で我が国の経済に影響を与えております。  ただ、一方で、日本がこれからこ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、災害、これは自然災害だけではなく、例えば感染症などもあり得ます。こういったものは、本当に天災は忘れたころにやってくるという世界です。  今回の東日本大震災で、こうしたものに対して、特に中小企業が乗り越えて事業を継続していくということの困難さと重要...全文を見る
12月05日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第12号
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○枝野国務大臣 環境大臣の臨時代理としてお答えをさせていただきます。  御承知のとおり、住民の皆さんの生活している近隣の災害廃棄物は仮置き場に搬入がおおむねできておりますが、その他については、実は解体を要する家屋が多々ございます。これに、所有者の意思確認に時間を要しているという...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、東京都で受け入れて処理していただいた、あるいは処理していただいていることによって、安全に処理ができているということがもう裏づけられております。その結果として、住民の皆さんなどから東京都に当初は多数の苦情があったと聞いておりますが、そう...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、都道府県に対しては、知事会で総理と環境大臣から各地に呼びかけたほか、各都道府県の担当部局に環境省からの協力依頼は直接行っているところでございます。  ただ、市町村ということになりますと、これまでのところ、都道府県を通じて周知をお願いしてい...全文を見る
12月05日第179回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○枝野国務大臣 まず一点目でございますが、この確認書に基づいて、三党の皆さんには今回の同意人事についてそれぞれ御推薦をいただきました。ただ、三党で何か調整をされて今回の案が決まったということではなくて、各党から御推薦をいただいたのを踏まえて、私のもとで今回国会にお願いをしている人...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほど御答弁申し上げたのは、一般論として、国会同意人事は、政府の中において国会に御推薦をお願いいたしますし、また、国会の方のルールで、あらかじめその人選の候補については国会に御提示するまでお示しをしないということになっていると承知をしておりまして、そうした、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような点について、この法律の制定過程でいろいろな御意見があったかというふうには思いますが、国会でお決めをいただいて、まさに発電設備の区分や、設置の形態及び規模ごとにこの買い取り価格は決めるということは明確に決まっておりますので、その調達委員会でこのことを覆...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、野田内閣になってから原発の再稼働に前のめりという客観的な事実はございません。従来どおり、まず安全性についてしっかり確認をした上で、周辺住民の皆さんを初めとして、安心という観点からも御理解をいただいた上で、稼働できるものがあれば稼働するという姿勢、方針は、前内...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、東京電力からは、一九八九年から二〇〇九年までの約二十年間で、原発立地県等に対して約四百億円の寄附を行ってきたという事実の報告を受けております。  ここから先が難しいんですが、電力は、規制料金で守られている規制部門と自由部門があります。少なくとも、...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは、御指摘のお立場、御趣旨というのは理解はいたしますが、例えば、純粋な民間企業でも、工場とかお店を立地する際に、地元の皆さんの御理解をいただくためにみずからが自由競争の中で得た利益の中から寄附等地域貢献をすることで理解を求めるということは、一民間企業としてはあ...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○枝野国務大臣 原子炉の内部は残念ながら外から見られるわけではございませんが、圧力容器の底の部分の温度に加えて、その外側の格納容器、そこに燃料が一号機についてはかなりの部分が行っていると推測されているわけでありますが、ここの、雰囲気温度と呼ぶそうですけれども、そこの内部の大気の温...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに御指摘のとおり、今はいろいろな大きなシステムの中で冷却ができて、温度が百度以下、百度から相当下回った温度に冷ましていることができている状況でございますが、何があっても、例えば、事故の直後にあったポンプなどをすべて用意してありますので、しっかりと冷却を継続して...全文を見る
○枝野国務大臣 仮払い・基金法の基金につきましては、吉野議員からも国会で何度も御指摘をいただいております。  私からも、十一月二十四日、福島県知事がおいでになられましたときに、今後、基金について具体的な使途等を詰めた上で相談したいというお話がございまして、要望があれば相談してほ...全文を見る
○枝野国務大臣 今私が申し上げた趣旨は事務方にもさらに徹底をしたいと思いますが、ここはちょっと御理解をいただきたいのは、今、この基金の主務庁は、原子力政策を推進してきた責任も含めて経済産業省で担わせていただいておりますが、ただ、福島の支援についてはいろいろな省でさまざまな支援措置...全文を見る
○枝野国務大臣 避難する権利という呼び方がいいのかどうかということは別としても、先ほど総理も若干お触れになりましたが、これまで自主的避難という言い方をしてきておりますが、本質的には、政府からの避難指示地域以外の方で避難をされている方ということになるわけです。  避難指示地域とい...全文を見る
○枝野国務大臣 文部科学省がやっておられますこの審査会の指針というのは、あくまでもこれは類型化をされた方々に対する類型的な賠償についてお示しをするものでございまして、類型化をする以上は、どうしても何らかの基準でこの範囲の皆さんについてはということにならざるを得ないというのは御理解...全文を見る
○枝野国務大臣 この場合は、個別に、これも機構などが弁護士などのチームを福島に送っていろいろ御相談に乗ったり、あるいは裁判外紛争機関で決着がつくようにというシステムをつくっておりますので、そうしたプロセスの中で、相当因果関係のある自主避難やその周辺の皆さんについては賠償の対象にさ...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力発電所の安全性については、もし再稼働する場合については徹底した安全性を求めてまいりますが、しかし、人間のやることでありますので、一〇〇%ということはあり得ません。したがいまして、常に万一の場合を想定した対応をしっかりとあらかじめ備えるということが必要だと思っ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいたドイツの試算というのは、試算根拠が不明でございますので、これを評価するのがなかなか難しいかと思っておりますが、今回の福島の事故だけをとらえても、まだ最終的にこれによる損害、つまり、損害賠償の対象になったり、除染の費用の相当部分は、国としては、東京電...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の福島の原発事故によって生じた損害については、政府としてもこれまで原子力政策を推進してきた責任があることを踏まえながら、まずは、一次的に東京電力が本来負担するべき賠償についても肩がわりをするというスキームの中で進んでいるわけでありますが、こうした事故が現に生じ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の視点は全く同感でございます。つまり、万が一の場合にしっかりと賠償がなされるためのスキームと資金が確保されているということは、もし原発を再稼働する場合の、周辺住民の皆さんに安心をいただくための一つの要素として欠かせないものだと思っております。  そこに向け...全文を見る
12月07日第179回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答えいたします。  浜岡原子力発電所に係るプルサーマルシンポジウムにおきまして、原子力安全・保安院の原子力安全広報課の職員が中部電力の担当者に対して、会場の空席が目立たないよう参加者を集めること、そして、中部電力において質問文案を配付して参加者に質問...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、避難指示区域以外の皆さんも、自らの御判断で避難をされたり、あるいは避難をされなかった方も、様々な精神的そして実際的な、経済的な負担、損害が生じているものと思っております。  文部科学省の方の紛争審査会で昨日出された指針は、本当にたくさん...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今読み上げられた項目については、いずれも一般的に申し上げれば相当因果関係の範囲内の損害と思われますので、特にこうした今回自主避難等の皆さんについて、定額の賠償について決められた地域の皆さんがそうした実際的な損害が生じている場合については、当然損害賠償の範...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、これまで風力発電を始めとする、いわゆる新エネルギーに対しての政策的な支援というのは十分でなかったと強く思っております。  今、エネルギー・環境会議等においてエネルギー政策の抜本見直しを進めておりますが、その中において、間違いなくこうした...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 円高を始めとして、そして円高以上にもしかすると抜本的に厳しいのは、世界的な産業構造の変化とでも言っていいんだろうというふうに思いますが、従来我が国が競争力を持っていた分野が、新興国が相対的に安い労働力を持ちながら製品の質のレベルのところで相当追い付いてき...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 個別企業がまさに社会的責任を負っていると思いますので、例えばその地元の自治体の企業誘致の際の様々なインセンティブとの関係でどのような社会的責任を負っているのかというのは、これは個別に問題として取り上げていただければ、それについてはいろいろと評価の判断のし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のホール・ボディー・カウンターなどが物自体が足りなくてということについては、これはもう経済産業省としても最大限供給に向けた努力を厚生労働省等とも連携してやってまいりたいと思っておりますが、今回のこの事業は、もちろん今、目の前の除染とかホール・ボディ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、三・一一の現実の前に、従来の原子力行政、そして原子力関連の予算というものは大きく見直すということは当然であるというふうに思っております。  従来、原子力については様々な研究開発を含めた予算が多々付いて、一方、同じように、少なくとも三・一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ただいまの福島第一原子力発電所の事故により露呈した安全対策の不備等について及び原子力発電に係るシンポジウム等における不適切な関与についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) これは、福島県に基金をつくる、そして、そこに国がお金を入れるという仕組みでございます。今、福島県と、具体的にどういった御要望でどういった内容の基金をつくられる御要望なのかということについて、今実務的な詰めをしております。そこで、具体的な御要望に基づいて必...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 渡利地区の住民の方から要望書が来ているのではないかという御指摘だと思うんですが、住民説明会などで住民の皆さんとの意見交換で御要望は承っておりますが、要望書という形では受け取っていないと聞いております。  ただ、御指摘のとおり、それぞれの御家庭の事情等に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 聞いておりませんので、御指摘いただければと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 今の発言が事実とすれば、それはもう東京にいるとか福島にいるとかという問題ではなくて、十分に法の趣旨や今の実態ということを踏まえない発言だというふうに思いますので、厳しく省内、指導いたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 福島第一原発の事故の収束に向けてやらなければならないことについてしっかりとやっていく、このことについては、今統合本部、統合室をつくって、政府がしっかりとコミットした上でやらなければならないことをしっかりと東京電力にやらせています。そのお金を誰が出すかとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 四月十九日の記者会見では、私は、従来から燃料の一部が損傷している可能性があるというか高いというか、そういうことは申し上げてきたところでございますということを述べた上で、今後、冷却を継続できれば再び燃料が損傷していくことはないだろうということを申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この防波堤、仮設防潮堤については、本年三月十一日の地震の際のプレートの動きを踏まえ、今後発生する可能性のある地震から想定される津波の高さを勘案して設置されたものでございます。想定される津波の高さに応じた高さで設置をされております。また、想定される波力、波...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げますが、もちろん原子力政策を推進をしてきたという政府の責任ございますし、国民の生命、財産を守るという責任ございます。  ですから、政府としてしっかりと、例えば先ほどのオンサイトにおける様々な対応であるとか、それからその建屋等が壊れないだ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) しっかりと補強工事をして、補強工事をした上でなおかつその強度についてチェックを受けて、その上で大丈夫だということの専門家の評価を受けているということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 現在、政府から避難指示が出ている地域以外の方も被曝、放射線に対する様々な不安の中で大変御苦労をお掛けをしていることは大変申し訳なく思っております。  そうした皆さんについても、御承知のとおり、紛争審査会で定型的、一律の賠償については指針を出したところで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在、そのそれぞれの地域の放射線量をしっかりとモニタリングをしながら、地域の広がりとして二十ミリシーベルトを超えるということの皆さんについては、もう地域全体として、産業活動、社会活動ぐるみでそこを離れていただきたいということで指示をお願いをしております。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回は、定型的にある地域を決めて、ここにいらっしゃった方については、そういった個別の事情を、例えばこれだけ実費掛かったんですとかというような話がなくても、あるいは避難された方もされなかった方も全ての方一律にということで、もう無条件でお出しをしてくださいと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の御指摘を踏まえて、どういう対応ができるか、前向きに検討させていただきたいと思います。