枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第180回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 渡辺喜美議員にお答えをいたします。  東京電力の経営問題に関する御質問をいただきました。  東京電力と原子力損害賠償支援機構が今春を目途に策定する総合特別事業計画策定に際しては、一時的な公的管理も含め、あらゆる可能性を排除しない幅広い選択肢を検討する...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、原発再稼働の時期に関する御質問をいただきました。  総理からもお答えがございましたとおり、御指摘のような、四月より前に十基程度を再稼働させるとの事実はございませんし、総理初め私も、指示をしたことはございません。  原子力発電所の再稼働については...全文を見る
01月30日第180回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 水野賢一議員にお答えを申し上げます。  まず、東京電力の経営合理化と料金値上げに関する御質問をいただきました。  原子力損害賠償支援機構と東京電力が昨年十二月に公表した改革推進のアクションプランでは、緊急特別事業計画で示した十年間のコスト削減を更に約...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 藤原議員にお答えをいたします。  まず、原子力事故の賠償に関する御質問をいただきました。  原子力事業者は、過失の有無を問わず、JALなどの一般企業にはない原子力賠償法に基づく原子力損害についての賠償責任を課せられていますが、これは原子力損害の被害者...全文を見る
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○枝野国務大臣 最近の報道を承知しておりますが、その時点で、党においていろいろな議論をされているということの報告はございましたが、特段そこでの議論の状況についての報告はございませんでした。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、原発のテロ対策は大変重要であると認識しておりまして、昨年の十二月にもテロ対策の強化の施策を決めたところでございます。  海上保安庁や警察にも御協力をいただいて万全を期しているところでございますが、同時に、御指摘のとおり、それを超える有形力の行使等...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の官房長官談話に基づいても、まず一つは、国際共同開発や生産分野について包括的な基準を設けてまいりますが、この相手国あるいは共同開発すべき中身等については、きちっと事前に輸出承認を経産大臣の判断で行ってまいります。  それからもう一つは、平和貢献、国際協力分野...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の点は事実でございますが、一方で、いわゆる原油については高騰傾向にあるということは間違いないことでございます。  そして、今ガスについては、これも御承知だと思いますけれども、LNGの導入の経緯から、現状では、石油代替エネルギーとしての位置づけであることで、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような問題意識は共有をさせていただいております。  ただ、あと問題は、相手のあること、それから量をしっかり確保するということとの兼ね合いの中で、今後の交渉でございますが、交渉力を高めるという意味では、電力会社やガス会社等による共同購入であるとか、あるいは...全文を見る
○枝野国務大臣 これも御承知だと思いますが、今、私のもとで、電力の原価について検討をさせているところでございまして、また、それを含めた全体の電力システム改革の専門委員会も設置をしたところでございます。そこでの議論に、今、委員から貴重な御提言をいただきましたので、その御提言もしっか...全文を見る
01月31日第180回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) TPPの関連で正式にそうした申入れはいただいておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 米国国内においても様々な御意見があるようでございまして、そうしたことについて米国内でいろいろと御議論がなされているということ、それからTPPとは別の問題として、二国間の通商問題として従来から様々な御意見があること、それは承知をしております。  ただ、T...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、米韓の関係については、当事国でございませんのでそれについての評価は避けたいというふうに思いますが、我が国に一方的に不利になるような不平等な条約を結ぶつもりは全くございません。  それから、今交渉参加している九か国から順次情報収集を始めておりますが...全文を見る
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○枝野国務大臣 三次補正を編成して国会に御提起いただいた以降も、例えばタイの洪水の問題、あるいはヨーロッパの危機の問題、さまざまな状況が日々刻々と変化をしてきております。そうしたことの中で、特に三月の年度末に向けて、従来、三次補正までで用意していた金額では足りないのではないかとい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の点については、先ほども少し御答弁申し上げましたが、三次補正の編成後に、一つには、タイの洪水被害の状況が明確になってまいりまして、自動車産業を初めとして、日本の関連産業にとって大変大きな打撃になる。それから、ヨーロッパの財政危機の状況についても、これはいまだ...全文を見る
○枝野国務大臣 お尋ねのテントは、昨年の九月十一日に設置をされたものでございます。当然無許可でございます。自来、日々繰り返し速やかな撤去を要請してきているところでございますが、特に、テント内でこんろの使用等、防火管理上も危険な状態にあり、現に、昨年十二月三十日、ガソリン式の発電機...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力災害対策本部の議事を記した正式な記録がつくられていなかったことについては、原子力災害対策本部の事務局は経産省のもとの保安院が担っておりますので、大変申しわけなく思っております。当時、特に発災直後は大変緊急的な状況であったということはございましたが、それにして...全文を見る
○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  原子力発電所事故による被害は、もちろん一番大きいのは圧倒的に福島県でございますが、同時に、委員の御指摘ありました茨城県を初めとして、観光客数の激減や新規の企業立地が大幅に減っている等、さまざまな影響、被害を受けているところでございます。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、まず、昨年の五月十三日の参議院予算委員会において、東京電力の当時の清水社長が、退職金、年金の問題については現時点では検討いたしておりませんという答弁がございまして、それについて、官房長官当時、記者会見で聞かれましたので、東電の置かれている社会的状況...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○枝野国務大臣 お答えさせていただきます。  第一次補正予算、そして第三次補正予算では、東日本大震災による影響、直接、間接に被害を受けた中小企業の皆さんを対象にして、事業規模で約二十兆を超える資金繰り対策を行ってまいりました。  ただ、三次補正の編成以降に、タイの大洪水がござ...全文を見る
○枝野国務大臣 円高でありますとか、それから震災の影響、あるいはタイの洪水の影響、これはさまざまな産業分野に影響を与えているわけでありますが、特に日本の自動車産業は大変幅広い裾野を持っておりまして、日本経済全体に、つまり、自動車産業以外のところに対する影響、あるいは雇用に与える影...全文を見る
○枝野国務大臣 よく覚えておりますし、官房長官として、今の蓮舫大臣からの指示、よろしくお願いしますという趣旨のことを申し上げております。にもかかわらず、結果的に議事概要等が残っていない部分があったことは、大変申しわけなく思っております。
○枝野国務大臣 議事録をとるには、録音のための機器等を配置しているのが普通だろう、これは事実関係はわかりません、と思っていましたので、そういったものがない会議が、むしろ、特に最初のうち普通でありましたので、議事録そのものまで全部、速記のように起こしてというものがないものがあるであ...全文を見る
○枝野国務大臣 そのときの会見でも申し上げておりますとおり、議事録はないものが多いだろうと。ただ、議事メモという表現をしておりますが、まさに公文書管理法が施行されていることを承知もしておりましたので、公文書管理法に基づく、公式の会議等についての議事メモ、いずれも事務方もたくさん入...全文を見る
○枝野国務大臣 これは経産省あるいは原子力安全・保安院が事務局ということになっておりますが、そこだけではなくて、全省庁、事務方を含めて多数の方が会議に出席をしておりましたので、事務的には一月二十五日付で、そして、さらに一月二十七日は私から政務を通じて各府省に対して関係資料の提供を...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど、議事概要はつくっているものだと思い込んでいたということで申し上げましたが、逆に、震災発生後から、さまざまな非常に膨大な量の書類が、少なくとも私の前を通ったものだけでもございまして、まさに公文書管理の観点から、こういうのは捨てちゃいけないのはわかっているだろ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、特にSPEEDIにつきましては、その後、最近の報道で、米軍等に早い段階で情報が提供されていたというような報道にも接しまして、そういったところにまで情報が提供されておりながら、当時、官房長官として私がどうなっているんだということまで問いただしたにもかかわらず、...全文を見る
○枝野国務大臣 五月に記者会見で議事録等について聞かれておりまして、そのときにも、本部等の会議については議事メモ等は残っていると思うがというお答えをした上で、議事録についてはないのではないかということを申し上げました。  公文書管理法に照らしても、また議事の状況に照らしても、議...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 法令解釈担当大臣も命じられておりますので、法令解釈担当大臣としてお答えを申し上げますが、内閣の総合調整にかかわる役割のうち、一定の恒常性を持つものについては内閣府において、そしてアドホックなものについては内閣官房において主に処理するという使い分けがなされ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 法令の解釈論といたしましては、それぞれの法令は何年何月何日に改正されたと、その時点における他の法令の規定が前提になっておりますので、現在のような運用が法令の解釈上問題になるとは思いません。ただ、御指摘のとおり、法令は法制局などの専門家だけが使うものではあ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣は法律や法律上の組織に基づいて行政行為を行う、これについては、内閣が替わっても政権が替わっても、それについて国会の議決をいただかないとにかかわらずに設置をされると、こういう法律上の拘束力があります。ただ、国家行政組織法等においても憲法においても、内閣...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど来、憲法七十三条の第一項第一号をお読みになっておりますが、憲法七十三条は「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」となっておりまして、その一号に「法律を誠実に執行し、国務を総理すること。」となっておりまして、この憲法七十三条に基づき閣議にお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この話をし出しますと、行政法のまさに一つの大きな論点でございます。立法や司法についてはその範囲について明確に定義ができますが、社会の複雑化の中において、行政は国民生活の向上、国益、国民益の保護のために立法、行政以外の機能について果たしていくということにな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、それは先ほど私がお答えしましたとおり、憲法七十三条柱書きに基づき閣議決定したものでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 国家権力の体制について、一般的に三権分立ということがよく言われます。  ただ、大学レベルの憲法の教科書の、一般的に言いますと、実は三権分立と日本国憲法についての解釈、書いてありません。むしろ、権力分立原則と書いてあります。これは、同じ権力分立原則でも、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 経済産業大臣として答弁させていただきます。  御指摘のとおり、この円高、苦しい面もたくさんあるだけに、そのメリットを生かさなければならない。特に我が国は資源小国でありますし、昨年の電力の状況を踏まえますと、石油等の地下資源、それからレアメタル、いずれに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) リーマン・ショック後、中小企業などに対する資金繰り対策として緊急保証などを実施しまして、これは二年半で延べ二百二十万件の保証等を実施をいたしました。また、御承知のとおり、東日本大震災に対応して一次補正、三次補正で直接間接に、間接にというのは、つまり三県あ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中小企業の仕事をつくるということでは、新事業の展開や海外販路の開拓、それから技術開発に対する支援を行ってきております。  平成二十四年度の政府予算案でも、新事業の促進支援のために二十億円。例えばこれ農商工連携などございまして、私も視察に行きましたが、い...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどもお話をいたしました、海外での展示会への出展を中小企業庁として支援をする等の形の販路の開拓支援を更に強化をしてまいりたいというふうに思っておりますし、また、そうした企業に対する資金の面の支援のお話も先ほど申しました。さらには、中小企業は海外で資金調...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここは厚生労働省あるいは文部科学省とも連携、役割分担しながらやっているところでございますが、特に中小企業向けということで、まさにインターンシップを通じたマッチング、それからそうしたマッチングをウエブサイトを利用して進めていくこと、あるいは合同就職説明会の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) こういったところの支援としては、一つには金融政策ということで、中小企業庁の所管では日本政策金融公庫による新創業融資制度、あるいは信用保証協会による創業関連保証などを実施しておりまして、平成二十三年度十二月末時点で二万五千件、千三百億円の実績がございます。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えいたします。  まず、前提として、現在の電力供給システムの下では、送電線は電力事業者が実施を、造るということが原則になっております。これがいいのかどうかということはこれは別の議論として議論をしてまいりたいと思っておりますが、ただ、そうした中におい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道、山だけのように見えているようなことのようですが、全くそういう限定はありません。むしろ、適地であって、なおかつ脆弱な地域ということで考えておりますので、海岸であったりとかということ、当然対象になり得るということで御理解をいただければというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、過去に設置されて現在運転している発電設備については、通称RPS法、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法の適用を、認定を受けております。今度施行されます再生可能エネルギー特別措置法では、附則十二条において、そうした発電設備...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) 平成十六年三月十七日の当委員会における答弁、当時の資源エネルギー庁長官の答弁の件だというふうに思いますが、当時、経済産業省において内部調査を行った上で、これについての関係者の処分が行われています。ただ、残念ながら、当時のこの処分の調査の記録等残っておりま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当時の調査の中で、御指摘のような事実は確認されたとは調査をされておりません。当時の中川昭一大臣の会見を読む限り、当時、関係資料の徹底的な調査に加え、徹底的な内部調査を行った上で関係者の処分が行われたものというふうに承知をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 当時、中川大臣の下でそうしたことを含めて調査をされたものと承知をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) 指示があったという調査結果だというふうには承知をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 報道もたくさんございますので、いろいろな報道ございますので、報道だけで全て報道が事実であるというふうには認識することはできません。  御指摘もいただきましたので、当時の調査が、調査がしっかり行われたのかについては、確認のできることについてはしたいと思い...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当時の調査がしっかり行われたものであるのかどうかについての確認をしたいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 当時、中川昭一大臣の下でしっかりとした調査が行われ、それに基づいて既に当該、指摘されている人物も含めて一定の処分を受けているということで承知をいたしております。  ただ、せっかくの御指摘でございますので、その調査が適切であったのかどうかということについ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何か一定の事実関係を前提に御質問をいただいておりますが、私も現在経済産業大臣として、前任の、元の任の経済産業大臣の下でその当時しっかりと虚偽答弁という重大なことについて調査を行って、しかも大臣自ら徹底的な調査の下にこういう処分しましたという報告がなされて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点で再調査をするつもりはありません。過去の調査が適切に行われていたのかどうか、確認ができる範囲で確認はしたいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 具体的な通告ございませんでしたのですが、今回の福島原子力発電所事故の原因は、様々な調査進められており、これまでに一定程度明らかになってきていると考えておりますが、それによると、地震が津波の原因ではありますが、今回の事故の原因は津波でありまして、津波につい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事故の原因における地震の影響についてでございますが、これ、様々、若干それぞれの機関によって表現違いますが、地震の応答解析や現地調査から、地震による影響では安全機能を保持できる状態であったと推定されると。ただ、全く地震によって何の影響も受けていなかったかと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、こういう大きな津波が生じることについて事前に予想されていなかったわけで、その基になっている地震の想定について間違っていた、これは間違いありません。  その上で、実際のそれぞれの原子力発電所、特に福島第一原子力発電所に生じたあの揺れの大きさが当初予...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東北地方大震災のもとになった地震のことの知見、教訓を踏まえまして、地震の連動等についてはしっかりと検証しているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 東日本大震災、それによる福島原発事故というものを踏まえまして、今回の福島で生じました事態、つまり東日本大震災のような従来の想定を超える地震とそれによる津波ということがあった場合でも今回のような事故を起こさないようにということについての具体的な対策を指示し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の原子力発電所事故の発生あるいはその拡大を事前に防ぐことができなかった、そのことについては原子力安全・保安院としても、そしてそこを所管する経済産業省としても大変大きな責任があるというふうに感じております。  ただ、まさに原子力発電所については、再稼...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ストレステストは、別に再稼働のためではなくて、再稼働というプロセスがある中では、その中でより安全について確認をするプロセスを踏んでいるということでありまして、別に再稼働を目的としているわけではありません。ここで安全裕度が低く出てこれでは駄目だとなったら、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それぞれの原発の安全性確認に当たって、それぞれの周辺地域で影響を及ぼす可能性のある例えば地震の連動等、今回の東日本大震災で得られた教訓に基づいて安全性の確認作業を同時並行で行っておりまして、そうしたものやストレステストを総合的に判断して最終的に安全かどう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会の事故調で様々な検証に基づく教訓等が示されましたら、政府としてもそれをしっかりと踏まえて、組織であれ、それから規制であれ、それを踏まえた対応をしてまいります。  ただ、繰り返し申し上げておりますが、原子力については、じゃ、再稼働しなければ安全なのか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会の事故調、あるいは政府の事故調もまだ中間報告であります。それぞれからいただく意見については、その都度その都度しっかりと取り入れてまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) ソーラーパネルを飛躍的に普及させるために貴重なアイデアだというふうに思いますが、現在の値段その他を考えますと、節約された電気料金に頼るだけでは元本の返済に五十年ぐらい掛かるのではないかと見込まれまして、ちょっとなかなか回っていかないと。  そうしたこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ありがとうございます。  各国いろいろありますが、特に御指摘の三か国。  まず、ミャンマーについては、先月、私自身がミャンマー訪問をいたしました。それも私だけではなくて、関係独立行政法人、それから産業界の皆さん、そうした皆さんを合わすと五十人ぐらいの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部として昨年十二月にお示しをした基本的な考え方で、年間積算線量二十ミリシーベルトとなることが確実であることが確認された地域を避難指示解除準備区域と設定することとしております。つまり、二十ミリより下回るということが一つの基準でございますが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まずちょっと、先ほどの国賠法は法務省で、それから原賠法が文科省で、法令解釈担当として総合調整的にお答え申し上げますが、国賠法は原賠法があってもその適用は排除されませんので、国に故意、過失があった場合には国に対してこの被害を受けた方が国賠法に基づく請求する...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当時、菅総理の下で官房長官を務めておりましたが、総理を退任後何をおっしゃっているかについて、私、コメントする立場ではございません。  ただ、一般的に申し上げますが、東日本大震災が発災をして、この津波に対する対応、原発事故に対する対応、もちろん法令に反す...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部の議事概要等を作っておりませんでしたが、様々な、原子力災害対策本部、危機管理センターのところに来ております書類等、これは公文書として全部記録されているはずでありますし、また議事の内容についてはたくさんの官僚の皆さんが同席をしてメモを取っ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 従来の原子力行政が原子力の利用を主に行う資源エネルギー庁とその安全性をチェックすべき原子力安全・保安院が同じ経産省の下に置かれていたと、このことが今回の原発事故を防げなかった一つの要因ではないかということは、もう事故発生直後から御指摘をいただいているとこ...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) マニュアルそのものは見ております。
○国務大臣(枝野幸男君) マニュアル、大部でございますので、そこの具体的なところまで少なくとも認識はしておりませんでした。
○国務大臣(枝野幸男君) 同席をしていた役人の皆さんがたくさんいて、その皆さんのメモを全部可能な限り提出をいただいて、議事概要、議事要旨を作ろうという作業をしております。  それは、提出いただいたメモ自体も公文書でございますから、公開するかどうかはこれは情報公開法にかかわってま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 放射性物質の測定機器については、国際度量衡委員会の国際標準に沿って、計量法に基づいた国家標準として指定をされております。そして、実際には、現実には登録制、校正登録事業者制度というのがございまして、国に登録された校正事業者がIAEAから提供されております一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いや、経済産業大臣です。経済産業省の所管です。
○国務大臣(枝野幸男君) はい、まあそちらの立場でもあるかもしれませんが、計量法自体の所管、経産大臣でございますが。  世界の標準と同じやり方で計量器の測定と校正をしております。
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、まず、現状でも日本の中小企業は、雇用の面でもあるいは経済そのものにおいても、まさに日本を支えている、経済の中核を担っているというのは中小企業であるというふうに思っています。  しかも、これから世界的に産業構造が大きく転換しなければならない状況にあ...全文を見る
○枝野国務大臣 税制は、御指摘をいただきましたとおり、特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入、いわゆるオーナー課税について、平成二十二年四月一日以後に終了する事業年度から適用するということで、廃止という選挙でのお約束を実現させていただいておりまして、こうしたことで、実際の日々の経...全文を見る
○枝野国務大臣 一点目については、自見金融大臣も中小企業金融を大変気にかけていただいておりまして、昨年末でしたか、経済産業省の方においでをいただきまして、金融庁と中小企業庁、経産省がしっかりと連動して進めていきましょうということで、しっかりとタッグを組んでやらせていただいておりま...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、風力発電というのは大変なポテンシャルがあるというふうに思っております。ただ、風力発電に適した場所が必ずしも日本全国ではない。ある特定の地域、そのうちの一つ、一番大きいのはある意味では北海道だと思います。なおかつ、その適した地域は一般的に送電網の弱い...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、この地域間連系線の強化というのは大変重要な課題であると思っております。  その中で、北海道—本州間の連系線については、御指摘のとおり、今の六十万キロワットを三十万キロワット増強する、これをできるだけ早期に実現する、まずはこれをスタートさせます。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 粉じんやCO2などについて、かなり技術によって抑えることがもうできていますが、さらにこれを強化して、十分に活用してまいりたいと思っております。
○枝野国務大臣 御指摘のような中小企業を取り巻く厳しい状況、これは、消費税のいかんにかかわらず、現状において、必要なコストすら価格に乗せられずに下請等の仕事をさせられる。こういった企業取引のアンバランスというか不公正な状況が解決されなければ、いずれにしても中小企業の経営を圧迫する...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、議事概要をとっていなかった件についてでございます。  御指摘のとおり、マニュアルに議事概要等についての記載があります。それについて、にもかかわらず、議事概要を正式にはつくっていなかったということは、大変申しわけなく思っております。  当時の担当者からも話...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに最後のお尋ねともかかわりますが、原子力発電所は、稼働している稼働していないにかかわらず、大変ハイレベルの安全性を常に維持していかなければならないという状況にあります。それについて、原子力規制庁が発足するまでの間は、原子力安全・保安院において責任を持ってやって...全文を見る
○枝野国務大臣 委員のことにつきましては、できるだけ早く提示をできるように努力をしているところでございます。ぜひ、提示がされましたら、速やかに国会で対応していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○枝野国務大臣 これについては、まさに除染を最大限やっていくということの中で、どれぐらいならお待ちをいただけるのか。  一つの線として五年という線を出しておりますが、地元の自治体の皆さん、場合によっては、地元の個々の住民の皆さんともきちっとコミュニケーションし、なおかつ、帰る場...全文を見る
○枝野国務大臣 もし、ずっと帰られない、戻るのを諦めます、買い上げてくださいという場合については、一義的には確かに東京電力だと思います、賠償の範囲として。  ただ、それだけで足りるのかという問題もございますし、また、実は、東京電力の所有になってしまうのでは嫌だという心情的な問題...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来お答え申し上げているこの状況の中で、今の段階で面積がどれぐらいになるかということを残念ながら申し上げられる段階ではありません。  ただ、戻れない、そして関係者の皆さんもそのことはやむを得ないということについては、しっかりと、どこが買うかという問題もありま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、原発に近い地域から持ち出された車等が流通等をされたり使用されたりした場合、高放射線量の場合、可能性があるということで、これについては、今、最大限、可能な範囲で追いかけています。  今のところ、原子力発電所のサイトの中にあった車について、その一部に...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の原因が原子力発電ということでもあります。メガソーラーとかバイオマス発電ということについては、長期にわたって住めないかもしれないという地域にとどまらず、福島の復興に当たっての一つの大きなポイント、新・再生可能エネルギーというのはポイントだと思っております。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 メガソーラーの普及には、確かに、がんと一気に投資をすることによって量産効果が上がって値段も下がる、そのことによって、例えば個人の御家庭などでも使っていただけるような可能性が出てくるなど、そういった視点でこの問題に取り組むことが重要だというふうに思っています。  ...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特にこの局面においてのエネルギー基本政策の策定については、オープンな議論が重要であるというふうに思っております。  まずはそのメンバーの構成自体が、従前とは全く変わった構成といいますか、新たな方が相当入ってやっていただいている上に、ここは初めから...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に警戒区域、人が出ていってしまっている状況でございますので、火が出た場合の対応というのは、昨年の、特に乾燥が強くなる秋以降、大変心配をしている状況でございまして、これは現地対策本部、柳澤本部長を中心にして、今の消防庁、現地の消防本部、それから万が...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに警戒区域、人がいなくなって、消防の皆さんも近くにはいらっしゃらないという状況の中で、特に乾燥した秋から冬にかけて大規模火災ということについて心配をしておりまして、それについては、昨年の秋以来、順次対応してきております。  ただ、今のやりとり、繰り返しますが...全文を見る
○枝野国務大臣 現地で、周辺部で火災が出た場合ということについては本当に早い段階から我々は心配をしておりまして、ですから、今、具体的なことはともかくとして、自衛隊の皆さんとも、現地の対策本部長のもとで現地の消防本部や自衛隊の皆さん、警察の皆さん含めて、この間、そうした場合の対応を...全文を見る
○枝野国務大臣 これはちょっと言葉の問題かなというふうに思うんですが、いわゆる損害賠償として補償の対象になるのは、まさに相当因果関係のある範囲で、その失われた財産がどれぐらいであったのか、受けた損害がどれぐらいあったのか、吉野先生の御指摘の言い方ですと、まさにゼロに戻すのが、これ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の、お金だけもらってもだめなんだ、働いてということが本当に大事なんだということ、まさに御指摘のとおりだと思います。そして、まさに、農業をされていた方がやはり農業で働きたいという気持ち、これをしっかりと受けとめなければならないというふうに思っています。その場合...全文を見る
○枝野国務大臣 実態として、福島の、特にお子さんやお子さんをお持ちの親御さんたちが大変な御心配をされている、これに政府として何とか対応したいし、また、福島から若い皆さんを中心として人口流出がとまらない、これに対して何とか対応したいということについては、総理も福島でおっしゃられたと...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○枝野国務大臣 これについては、一つは、原賠法に基づいて賠償に充てられる資金の追加が必要であるということで、その認可をいたしました。これに対しては、賠償がまだまだおくれているし、十分ではないということについて、しっかりするようにということを申し伝えました。  それに加えて、三月...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、今回のストレステスト等に関連をして、原子力安全・保安院において、これまでに判明している事実に基づき、専門家の皆さんにお集まりいただいた複数の意見聴取会を開催してきているところでございます。  その検討によると、原子炉をとめる、冷やす、閉じ込めるということに...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどお話があった、現時点で確かなことは言えないという言葉も入っておるんですが、これについては、微少な漏えいが生じるような、つまり安全機能に影響を与えない程度の微少なものが生じていないということまでは言えないということは、それはまさにそのとおりだというふうに思って...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、繰り返し申し上げさせていただきますが、原子力安全・保安院の、先ほど、現時点で確かなことは言えないという言葉は、その前に、安全上重要な機能を有する主要設備のうち地震後に機能していたものは、今回の地震により機能に影響するような損傷は生じていないと考えられるという...全文を見る
○枝野国務大臣 総理からもお答えがありましたとおり、憲法上、「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。」となっております。したがいまして、これと抵触をする。あるいは、参考であるとしても、それがどの程度の拘束力を持つのか持たないのか、さまざまな状況によって、例...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の生物多様性の保全あるいはその持続可能な利用というのは、経済成長の観点からも大変重要であるというふうに思っております。  政府の総合政策である生物多様性国家戦略の着実な実施に取り組んでいくことが大事だと思っておりますし、また、持続可能なエネルギー源としての...全文を見る
○枝野国務大臣 今、関係各会議で議論を進めておりまして、この夏をめどに、原子力を最終的にどうするのかということについて、政府としての姿勢を示したいというふうに思っております。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、保守管理が便利だということで、どうしてもデータセンターが首都圏に集中をしている、ただ、企業の事業継続性確保という観点からは、大災害に備える対応としてこれではまずいと思っております。  したがって、既に、これまでもBCP、事業継続計画策定ガイドライ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、東京電力の自由化部門の電気料金値上げ表明によって、御指摘の電力多消費産業等において大変な悲鳴が上がっております。鋳造業、鋳物屋さん、私も、川口は選挙区じゃありませんが、あの埼玉のキューポラのある町が県内でございますので、そうした声を直接にも伺っているところで...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の点は二つの側面があると思います。  一つは、まず、貿易収支が赤字になったこと。これについては、輸入も一二%ふえておるんですが、輸出が二・七%マイナスになっています。その中で、やはり震災そのものの影響であったり、それからタイの洪水の影響による輸出減がありま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、大変期待のできる部分だというふうに思っております。ただ、一方では、従来の天然ガスと異なって、井戸を掘るだけでは、自分で噴き出すわけではないということで、生産技術を開発することが必要であります。  平成二十一年三月に策定した計画に基づいて研究開発を...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、東部南海トラフ海域における資源量ですが、御指摘の約一・一兆立方メートルというのは、LNG換算で約八億四千万トンに当たります。ただ、これが全部採掘可能であるのかどうかということは、必ずしもイコールではない部分がありますが、仮にイコールだとすると、我が国の天然ガ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、百十一億円のうち九十五億円は、先ほど申し上げた海洋産出試験、海を掘ってみて、そして圧力をかけたりなんとかいろいろなことをして、メタンガスと水を分解して、メタンガスが実際とれるかどうかやってみる、これが一番大きなところで、九十五億円です。それから、既存のデータ...全文を見る
○枝野国務大臣 なかなかまだ詳細な分析をできる段階までは来ておりませんが、先ほどのお話のとおり、今ほぼあるだろうと思われている部分が全部掘れるとして十一年分でございます。逆に、今、LNGの輸入金額が四・八兆円ですので、十一年分だと五十三兆になる。それから、日本周辺全体に百年分ぐら...全文を見る
○枝野国務大臣 できるだけその技術の専門家の皆さんには努力をして最大限やっていただきたいと思っていますし、最大限そのために必要な予算をつけていきたいと思っておりますが、それでも現在の計画では、今回から始まる海洋産出試験が平成二十七年度ぐらいまでかかるだろう。そこでうまくいった場合...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○枝野国務大臣 通商交渉、さまざまな分野でいろいろなことをやっておりますが、各国とも、各種関係者の皆さんから、各種団体から、それぞれさまざまな国内的な意見を背負っていらっしゃいます。しかし、そのことが自動的に各国の主張になって、外交交渉、通商交渉をすることなどありません。
○枝野国務大臣 持っておりません。
○枝野国務大臣 経済産業省の所掌からは、さまざまな、原発などに代表されるような、安全、セキュリティーの面でしっかり守らなきゃいけないという意味と、それから、ITと絡んだ産業を発展させるためには、日本にはセキュリティーの技術があるんだということが世界と競争していく上で大きな意味があ...全文を見る
○枝野国務大臣 福島県からは、原子力に依存しない社会づくりを進める、そのことの中で、市町村配分分を除いて申請しないというお考えを表明されております。  もちろん、国全体として原子力をどうするかはこの夏に向けて検討中でありますが、特に、事故の当事県である福島県がこうした御判断をさ...全文を見る
○枝野国務大臣 まだ相談を受け付けた中で買い取り決定やリスケ合意に至ったものが少ないということについては、当事者の皆さんのお立場に立てば、できるだけ早くということが必要だろうと思っております。ただ、例えば再生の可能性をしっかりと判断いたしませんといけないということがございますし、...全文を見る
○枝野国務大臣 周知、わかりやすさということについては、さらに努力して改善できる点がないかどうか、御指摘を踏まえて検討させていただきたいと思います。
○枝野国務大臣 御指摘の件は、十三日の緊急特別事業計画の変更認定に当たっても伝えたところであります。  東京電力は、和解仲介案ではなくて和解提示理由だから、まだ途中なんだとか、いろいろなことを言っていますが、国民的な常識に従って対応するように、さらに厳しく指導してまいります。
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○枝野国務大臣 基本的には同じでございますが、あえて申し上げれば、全ての品目は、やはり今申しましたとおり、一般的にはタリフラインのことである。そうしたことの中で、交渉のテーブルにはのせるけれども、その中で、我が国としてはセンシティブ品目について配慮をしっかりと行っていくということ...全文を見る
○枝野国務大臣 同じ認識です。  私が申し上げたのは、明治維新以来のいわゆる近代化プロセスの中において、特に戦後の復興、高度成長の時期などにおいては、まさに新興国が安い労働力を武器にして、規格大量生産によって、大量生産、大量消費で、非常に高い数字の経済成長を実現してきました。こ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、私の就任の折の記者会見なんですけれども、御通告がございませんでしたので、起こしたものを持ってきておりませんが、今おっしゃったような言い方はしていないと私は記憶をしています。  私は、今申し上げたような話、もちろん今は答弁の時間をいただきましたので丁寧に御説...全文を見る
○枝野国務大臣 アナリストのようだという御評価をいただきましたが、御質問にお答えを申し上げておりますので、まさに、我が国としてあるいはこの政権としてどういった成長戦略をしているのかというお尋ねでありませんから、そういうお答えをしたものでございます。  その上で、まさに今御指摘を...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○枝野国務大臣 いろいろな報道を御指摘いただきましたが、例えば原子力安全・保安院に関連して申し上げますと、必ず、過去三年間の企業や団体からの調査研究委託、企業、団体の委員会やシンポジウムへの参加によって報酬を得ているか等については、申告書の提出を就任前に求めておりまして、具体的な...全文を見る
○枝野国務大臣 透明性をより高めるという意味で、御指摘いただいた考え方というのは一考に値するというふうに思っております。  ただ、現在の委員の皆さんにこれまで提出いただいております資料については、公表をしないということを前提に提出していただき、なおかつ委員等に就任をいただいてい...全文を見る
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、円高のメリットを生かすということで、一つ大きな柱になるのは、エネルギーを含めた地下の天然資源について、この機会に権益をできるだけ確保するということだと思っております。  このため、平成二十三年度においても、例えば、カナダのシェールガス田の買収、マ...全文を見る
○枝野国務大臣 我が国においては、現状の供給に対して需要が不足をしています。しかし、多くの国民の皆さんが少子高齢化の中で本来手に入れたい財は、なかなか供給をされていません。少子高齢社会ですから、当然にふえている、高齢者の皆さんにとって安心できる老後を支えるためのさまざまなサービス...全文を見る
○枝野国務大臣 大変貴重な御指摘をいただいたと感謝を申し上げます。  先生も御承知かもしれませんが、特に中小企業について統計をとりましたら、海外に進出している企業の方が数年たつと国内での雇用をふやしている、こういう統計が、しかも、一回だけ出ているんじゃなくて、間もなく中小企業白...全文を見る
○枝野国務大臣 一つには、やはり資源、天然資源、我が国にとっての弱点、ウイークポイントでもあります。この円高の状況を踏まえて、特に今年度、二十三年度から相当力を入れてやってきております。また、二十四年度の予算においても、JOGMEC等を通じて、もちろん相手のあることでもありますの...全文を見る
○枝野国務大臣 この夏の電力需給につきましては、昨年の十一月の段階で整理をいたしまして、仮に原子力発電所の再起動がなく、二〇一〇年、一昨年、これは猛暑でございました、この猛暑の年並みのピーク需要となり、有効な対策を講じなかった場合には約一割の電力需給ギャップが生じる見通しであると...全文を見る
○枝野国務大臣 これは率直に申し上げますが、例えば原子力発電所の再稼働がどうなるのかということについては、今、一番早いもので、原子力安全委員会でのチェックを受けている状況でございます。そしてその後、もしそこでオーケーということが出た場合でも、地元の御理解がいただけないと再稼働でき...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘、全く同感でございます。  我が国にとって、中小企業の重要性、そして、中小企業の中でも特に事業規模の小さな企業の重要性、それは雇用を支えていただいているということからも、そして、そうしたところの中に実は技術力があったり、あるいは潜在力があったり、そしてもう...全文を見る
○枝野国務大臣 工場の撤退そのものについての統計は把握をしておりませんが、経済的な事情等で一カ月の間に三十人以上の従業員の方を退職させざるを得なかった場合には、事業主が大量雇用変動届を提出することが義務づけられております。この集計結果によりますと、二〇一一年上期、一月から六月まで...全文を見る
○枝野国務大臣 特に工場の撤退については、そのことが雇用に与える影響が大きいという観点から、先ほど御報告しました厚生労働省がとっております統計、そして、もちろんそのほかにも、事業団体、経済団体等の統計データやさまざまなヒアリング等を地方の経産局中心に行っておりまして、幅広く情報を...全文を見る
○枝野国務大臣 家電のエコポイント制度については、もちろん景気対策という側面もありますが、一つには環境対策、それから地デジの普及というような目的がありました。これらについては一定の成果は上がっているというふうに私は思っております。  それから、もちろん、景気対策ということについ...全文を見る
○枝野国務大臣 経済政策、経済対策というのは、短期的に激変を緩和させるためにやっていかなきゃならない政策と、中長期的に日本の経済が活力を維持する、あるいは活力を高めるためにやる政策と、両面あります。こうしたエコポイントのような需要の先食い政策というのは、まさに緊急避難的に、急激な...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどのお話ですが、私も、需要の前倒しになるような政策が非常にすばらしくて、万々歳だなんということは申し上げておりません。潜在的な需要をきちっと長期的に掘り起こしていく、そのために家計所得、可処分所得をふやしていくということが中長期的には本質だと私は思ってい...全文を見る
○枝野国務大臣 今のお話を聞いて、今の御趣旨は私は理解いたします。  個々の企業にとっては、これだけの国際的な厳しい競争の中で、事業の選択と集中はやむを得ないと私は思いますが、同時に、日本の国内でさまざまな公的なインフラ等を利用した中で企業活動をやっているわけですから、社会に与...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、異なった分野の中小企業がお互いの経営資源等を持ち寄って連携する、これは、本当に潜在的な力はまだまだ日本の中小企業にはたくさんある、ただそれが生かされていない、それはこういった連携によって生かされていくことにつながっていくと思います。特に、新商品の開...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の部分は、ある部分、しっかりと受けとめなければいけないと思っております。輸出といった場合も、我が国が高い技術力を持って、競争力を持って、オンリーワンあるいはナンバーワンの技術で世界と競争している部分と、それから他の、特に新興国と価格競争しなきゃならない部分と...全文を見る
○枝野国務大臣 かつて、APECのときの私の発言、国会でも取り上げられましたが、あのときは、私が申し上げていないことを言ったのではないかということを言われたので、それは明確に否定をしたものでございます。  ただ、あの時点から、センシティブ品目に十分配慮しつつ、交渉のテーブルには...全文を見る
○枝野国務大臣 円高のメリットを生かすという意味では、もっと大規模にやれるならばやる。その御提起については、そのとおりだと思います。  ただ、その一方で、やはり特に資源についてであれば、しっかりと将来にわたって、石油なら石油、あるいはレアメタルならレアメタルが出る可能性のあると...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○枝野国務大臣 御指摘いただいたとおり、震災の影響あるいは震災からの間接の影響とも言える電力需給の逼迫の問題を初めとして、中小企業を取り巻く環境は大変厳しゅうございます。これまで国会でお認めいただいた一次、三次の補正予算での保証や貸し付けについての執行、そして今の予算案でお願いを...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、再生可能エネルギーに対する直接の予算はまだまだ決して大きなものとは言えない状況でございますが、御指摘いただいた固定価格買い取り制度をしっかりと七月から運用していくこと、それから、今、立地に関する規制の見直しであるとか再生可能エネルギー発電設備の設置...全文を見る
○枝野国務大臣 女性の皆さんが、起業、会社を起こしたり積極的な就労をしていただくということは、男女共同参画という観点にとどまらず、日本の経済産業政策という観点からも、これから人口が減っていく中で、高い付加価値を産業活動で生み出していかなきゃならない、せっかくの女性の皆さんのさまざ...全文を見る
○枝野国務大臣 経産大臣としてお答えというよりは、当時の官房長官としての認識をお尋ねなのだと思いますが、少なくとも抽象的には、米国、それは米軍を初めとして米国からの支援については積極的に対応するようにということで指示をしておりましたが、個別具体的に、どういうルートでどういう支援の...全文を見る
○枝野国務大臣 それぞれの時点で把握をしていた事実関係とそれに基づいて発言をしたものでございます。
○枝野国務大臣 まさにその段階では、NRCと原子力安全・保安院等で、専門家同士で技術的ないろいろなやりとりがされていたというふうに思いますが、その技術的なやりとりの内容の詳細については直接承知をしておりません。
○枝野国務大臣 安全の基準といいますか、それについてはむしろ、この間、ストレステストとは別次元で、政府の事故調査・検証委員会においての検証、安全・保安院における技術的側面からの検証、それを踏まえた複数の公開の場での意見聴取会を踏まえて、中間取りまとめとして、「東京電力株式会社福島...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の原発事故が与えた教訓というのは、幾つかのものがあります。  その一つが、地震や津波、そしてそれによる全電源喪失によるリスクであります。これについては、既に緊急対策等を指示し、それが十分な効果を津波や地震に対して持っているのかどうかのチェック、確認をしている...全文を見る
○枝野国務大臣 事故の検証というのは、恐らく何十年続く話だろうというふうに思います。そうしたことの中で、今回、原発事故をもたらした地震と津波、同じような地震や津波によって同じような事故を起こさないということについての緊急対策は既に指示しているところでございまして、それが本当に機能...全文を見る
○枝野国務大臣 政府の事故調の中間報告においては、津波が今回の事故の原因である、もちろんその津波をもたらしたのは地震でありますが、そうした中間報告が取りまとめられております。  あるいは、これは保安院がみずから行っているものでございますが、技術的な知見について、公開の場で外部の...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、一点目の緊急安全対策については、緊急安全対策そのものにもそういう趣旨で書かれているかというふうに思いますが、いつ大きな地震や津波が来るかわかりませんので、そうしたことが起こっても今回のような事故をもたらさないようにという緊急の対策と、例えばそれが長期にわたっ...全文を見る
○枝野国務大臣 ちょっとどちらも、若干、緊急対策ですけれども、緊急対策としてお出しをしたのは、直ちに、まさに暫定的にでも対応してもらわないといけない。  例えば、電源等が落ちた場合の電源車のバックアップ等の、まさに緊急に、緊急の中でも緊急にやっていただかないといけないという種類...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに今回、事故の前に、大きな事故によって賠償その他のさまざまな大きな費用が必要になるということについて準備がなされていなかった。こういった状況の中で原子力発電所を運転していくということは、それは万一に備えた対応として不十分であると思っております。したがって、昨年...全文を見る
○枝野国務大臣 これはいずれも、一貫して多分ここでなかなかかみ合っていないことの原因だと思うんですが、私は、いわゆる安全神話のもとになっているのは、ここまでやれば大丈夫で、ある線を超えたら大丈夫で、ある線の下だったらだめだ、こういう二元論でこの原子力の安全について今まで判断してき...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の視点というのは、私も大変貴重な視点だというふうに承りました。  まず、公式見解から申し上げますが、経済産業省、中小企業庁が所管をしております従来の中小企業施策は、営利目的の事業を対象にしてやってきているということです。そして、建前論としては、例えば非営利...全文を見る
○枝野国務大臣 お答えはほぼ先ほどと同じになるんですが、まさに委員おっしゃるとおり、営利企業さえ支援しているんだから、その同じ枠組みを非営利のところに広げて当たり前じゃないかという、その発想自体は全く共感をいたします。  だからこそ、今、営利法人向けにつくられているスキームを非...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○枝野国務大臣 今回負担をお願いしております地球温暖化対策のための税は、御承知のとおり、我が国の温室効果ガスの約九割を占めるエネルギー起源のCO2の排出抑制対策の抜本強化を図るということでありますので、いわゆる石石税によって負担をいただくということでございます。  したがいまし...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどもお話ししましたとおり、今回お願いをしているのは、エネルギー起源のCO2の排出に限って課税の負担をお願いするということからは、温暖化対策という意味では、CO2の排出を抑えることと、それをいかに吸収するかということ、もちろん両面が大切であるわけですが、特にエネ...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○枝野国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、日米間の情報共有といいますか、意思疎通が十分ではなかったという嫌いがございまして、それを踏まえて、二十一日以降、合同調整会議を設置いたしまして、その結果として相当意思の疎通がよくなったという経緯がございます。  当初の段...全文を見る
○枝野国務大臣 当時の官房長官としての私の認識としても、それから今経済産業大臣として一連のいろいろな調査報告や、今回御質問を受けるということで保安院等にも確認いたしましたが、持っている情報はアメリカと共有をした上で、できるだけの御協力をいただくようにと官房長官として指示もしており...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、具体的な話として、どこかに来た話について、支援を断ったというような話については承知をしておりません。  ただ、民間事故調の報告書によれば、政府ではなくて、独立行政法人原子力安全基盤機構に対し支援の申し出があったことに対して、日本時間三月十二日の夜八時...全文を見る
○枝野国務大臣 十二日の未明の段階で、東京電力あるいは原子力発電所の方から、十分な情報、それも例えばベントができないということについて、なぜできないのかといった情報が入ってこないということの中で、事態の重要性に鑑みれば、誰かがしっかりと現地に行ってコミュニケーションのラインをつく...全文を見る
○枝野国務大臣 官房長官の役割というのは、内閣総理大臣を政治的に守るという役割と、もちろん国務大臣として国民益、国益のために仕事をするという両面があると思っています。時としてそれが矛盾をする場合もあり得るというふうに思います。  内閣総理大臣を守るという観点からは、体を張ってで...全文を見る
○枝野国務大臣 総理大臣を守るという観点からは、体を張ってでもとめるべきであったのではないかと思っておりますが、原子力発電所の事故をいかに小さく早く収束させるかという観点からは、菅総理が当時行かれたことは間違っていなかったと私は思っております。
○枝野国務大臣 十一日の深夜から十二日の未明にかけて、海江田経産大臣を先頭にして、東電のリエゾンの方、あるいは保安院の幹部、班目委員長にも途中からお入りをいただいて、相当激しく、何とか情報をちゃんと上げてくるようにということをやりとりしていたにもかかわらず、そして、ベントを早くし...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、ベントに対する影響については、これは、民間事故調の報告書あるいは政府事故調の中間報告等で、特に政府事故調の中間報告等で初めて私も知ったことがございますが、原発の線量の問題であるとか、それから、県とのやりとりの中で、避難を優先させた等という現地の、適切な判断だ...全文を見る
○枝野国務大臣 これも先ほどの、官房長官として内閣総理大臣を守るという観点からは、いろいろな視点から、総理大臣のリーダーシップのあり方であるとか危機管理のあり方について、政治的にあるいは社会的に批判を受けるということになるであろう、したがって、避けた方がよろしいですということは何...全文を見る
○枝野国務大臣 何も変化しておりません。あえて言えば、聞かれ方が違ったということでございます。  従来から、電力の需給状況が大変厳しくなるということは政府の見解としてもお出しをしているところでございまして、それから、再稼働がなければ、そこにパネルが出ておりますが、いずれにしても...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○枝野国務大臣 第百八十回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政や原子力事故を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして、経済産業大臣、原子力損害賠償支援機構担当の内閣府特命担当大臣、そして原子力経済被害担当大臣として、申し述べさせていただきます。  東日本大震災...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○枝野国務大臣 平成二十四年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  東日本大震災から間もなく一年となりますが、いまだ多くの被災者が大変厳しい状況のもとでの生活を強いられています。世界経済、日本経済も厳しい状況にあります。こうした状況を踏まえ、平成二十四年度に向け...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、半導体産業は、まず直接には約十七兆円からの出荷額、それから約四十五万人の雇用を抱える重要な産業であります。加えて、東日本大震災でも明らかになりましたとおり、世界の自動車やエレクトロニクス製品の生産に不可欠な国際的なサプライチェーン確保の観点からも、...全文を見る
○枝野国務大臣 半導体産業の重要性に鑑み、さまざまな支援を今後も検討していかなきゃならないだろうと思っております。  その一方で、半導体の分野でも、フラッシュメモリー、イメージセンサー、マイクロコンピューターなど、この二月に決めました国内の企業立地の補助金でもこうした分野が採択...全文を見る
○枝野国務大臣 電力需給の安定供給というのは大変重要な課題でございます。短期、中期、長期にわたって、それぞれしっかりと対応してまいりたいと思っております。
○枝野国務大臣 関係国との協議でございますが、内容的には必ずしも難航しているという状況ではないと思いますが、相手国が九つあるという状況でございますので、それぞれの国の事情を踏まえて今話をしている状況でございます。  今後、いつごろまでにその九カ国との協議が進むのかということにつ...全文を見る
○枝野国務大臣 参加国それぞれ、いつごろまでにしたいとかできそうだとかという見通しとか、それはメディア、関係者を含めていろいろな見方があるようでございますが、具体的にいつごろ妥結ができるのかということについて、今予断を持ってお答えできる段階ではないというふうに思っております。
○枝野国務大臣 まだ我が国が交渉に参加するのかどうかということが決まっている段階ではありませんし、それから、今申しましたとおり、今参加国、九カ国との間でもいつ妥結できるのかということは決まっておりません。また、その内容自体も決まっていないわけでありますので、具体的に見通しを申し上...全文を見る
○枝野国務大臣 米国とはいわゆる事前協議の途中でございますが、今の段階で、具体的に米国政府として、その参加に当たってこういう条件だとかそういったことが言われている段階ではありません。  その上で、一般論として申し上げたいというふうに思いますが、アジア全体の人口規模やこれからの成...全文を見る
○枝野国務大臣 中国が、今言われているTPPなどでのさまざまな協議の状況等を前提としても、今すぐにこうした中に入ってこられるような市場の開放状況であるかといえば、なかなかそれは難しいだろうというふうに思います。だからこそ、もちろん、FTAAPに向けては、当然、中国は重要な要素であ...全文を見る
○枝野国務大臣 EUの場合は、いわゆる先進国と必ずしもまだ先進国とは言えない国とが一つのEUをつくっているわけでありますが、しかし、EU全体として見れば、やはり投資についてのルールにしても、知的所有権でしっかりと守らなければならないものをたくさん持っているということから考えても、...全文を見る
○枝野国務大臣 一般論あるいは抽象論として言えば、TPPはハイレベルな自由貿易を目指していくということであります。  恐らく、米韓のFTAについては、当事国ではありませんので論評しかしようがないわけですけれども、最近結ばれたFTAですので、そういった意味では非常にハイレベルのも...全文を見る
○枝野国務大臣 条約等を結んで国際約束したことについて国際社会の中でどうやってその実効を担保するのかというのは、これは現在の世界秩序の中ではなかなか難しい問題であります。しかしながら、国際約束について、できる限りその実効を担保するための手段を含めて合意をする、そしてその手続を実施...全文を見る
○枝野国務大臣 別に、TPPだけではなくて、条約と国内法は、基本的には条約の方が上位である。したがって、条約を締結、批准するに当たっては、国内法と矛盾、抵触しないことを十分に留意した上で条約は締結をされ、国会に批准をお願いするということでございます。  当然のことながら、今後、...全文を見る
○枝野国務大臣 もちろん、TPPを仮に結んだとしても、TPPだけで空洞化が阻止できるわけではありません。それをいかに活用するかということであります。  ただ、まさにTPPを含むEPAで我々が目指しておりますのは、貿易と投資のルールをしっかりとつくる。特に新興国との関係において、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、原発のコストがどれぐらいなのかというのは、実は原発だけじゃなくて、エネルギーのコストをあらかじめ確定的に見積もるということ自体が私はできないと思います。  例えば、火力だって、原油等の価格は、相当大きく、例えば三十年ぐらいの単位で見れば乱高下して...全文を見る
○枝野国務大臣 原発の発電コストについては、まさにこれが、一番安くいろいろなものを見積もってもということでありますので、原発の今後のコストが安いということを前提にエネルギー基本計画を立てるつもりは全くありません。
○枝野国務大臣 計算ができないということになれば、ほかも全部できない、あえて言えばと思います。いずれも幾つかの仮定を置いて、幾つかの仮定の中でこうなりそうだと。  特に原子力については、福島の原発事故の被害の総額が最終的に幾らになるのかは確定していない。そうすると、万が一事故が...全文を見る
○枝野国務大臣 おっしゃりたいことの趣旨はよくわかりますし、その趣旨を踏まえて、先ほどお答えしましたとおり、この八・幾らというので、他の電源に比べて安いんだから原発を今後も使いましょうなんて発想には全く私は立っていませんし、今回のエネルギー基本計画の策定に当たっても、そういう議論...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも原発については、最低幾ら以上ということですから、その最低の線の金額が余り意味を持つものではないというのは、そのとおりだと思います。
○枝野国務大臣 きょう、コストという観点からの切り口でお尋ねになりましたが、原発というかエネルギー政策に当たって、コストとして幾らなのか。そして、今御指摘のとおり、私もそのライプチヒ保険フォーラムの話はよく聞いておりますが、コストとして計算するとすごく高くなるとか、見合わないとか...全文を見る
○枝野国務大臣 今政府として決めているのは、依存度を限りなくゼロに向けて引き下げていくということであります。最終的にそれをゼロにするかどうかというのは、まだ決めていません。  まさに、エネルギー基本計画の議論などを踏まえて、最終的にゼロにするのか、依存は限りなくゼロにするけれど...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりLNG価格は、特に中期的な我が国のエネルギー供給ということを考えたときに、当面、やはりかなりの軸になってさらに拡大をしてもらわなきゃいけないという状況にありますので、大変重要だと思っております。  一つは、シェールガスが生産拡大されて、これが値段を...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、短期的には、国際的な天然ガスの値段が下がるという期待は大変大きいわけでございますが、一方でやはり、いずれにしろ実証、商業化までには一定の時間かかるわけですので、十年、十五年先の状況というのはまたどうなっているか、ある意味予測もつかないところもありま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、日本にとってイノベーション、もちろんいろいろな分野であると思います。今お話ありましたクール・ジャパンの分野もありますが、しかし、やはり軸になるのは技術の部分だろうというふうに思っております。  そして、いろいろな競争力の低下は言われていますけれど...全文を見る
○枝野国務大臣 中小零細企業には、さまざまな形での指導あるいは支援が必要である。その担い手を広げようということで、税理士さんとか地方の地場の金融機関等にも担い手になっていただこうという法案を国会にお願いをしておりますが、しかし、やはり軸になるのは、商工会議所、商工会、長年、こちら...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に昨年の原発事故以降の電力需給の逼迫状況を踏まえますと、海底ケーブルにとどまらず、地域間の連系線についての安全確保といいますか、しっかりとしていかなきゃならないという強い認識を持っております。特に、御指摘のとおり、海底、しかも公海に当たるというこ...全文を見る
○枝野国務大臣 大変貴重な御提起をいただいたと思っております。  今、本州—北海道間の連系線含めて、全国規模での地域間連系線の強化について、総合資源エネルギー調査会総合部会の電力システム改革専門委員会のもとに、技術的な問題等多々ありますので、地域間連系線等の強化に関するマスター...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、地域間の連系ということは、特に電力需給が逼迫をしている現状において大変重要な課題であると思っておりますので、それについては、具体的に、できれば公費等を使わないでやりたいと思う一方で、例えば、風力発電を今後ふやしていくに当たっては、特に有望かつ電力網...全文を見る
○枝野国務大臣 確かに、平成二十一年十一月の事業仕分けにおいて、税金の最も効果的な活用という観点から、石油備蓄日数の縮減という提起がなされているところでございます。  一方で、IEA等の指摘もございます。また、全体としての国際環境の中における必要性等を鑑みたときには、他国並みの...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、東日本大震災の折には、まさに、原油の備蓄はあったけれども製品が不足をしてと。もちろん流通の方にも大きな原因がありましたので、こちらの強化が何よりも重要でありますが、同時に、大きな災害の折には、精製等の手続、処理をしなくてもすぐに製品として供給できる...全文を見る
○枝野国務大臣 政務官から御答弁しましたとおり、いわゆる天下りでもありませんし、それから入札手続が適正に行われているものではございますが、今委員御指摘のとおり、一社応札で全ていっているというのが不自然だという指摘を外から受ければ、そのとおりだと思いますし、それに当たって、役所のO...全文を見る
○枝野国務大臣 本来、できるだけ早く、特に国民の皆さんの原子力に対するさまざまな疑問や不安に対してお答えをするホームページができているべきであるというふうに思います。これがいまだできていないこと、大変申しわけなく思っております。  実は、ここは縦割りという御批判を受けるかもしれ...全文を見る
○枝野国務大臣 不正確情報対応事業という事業の名称のつけ方が、私はいかがなものだったかなというふうに思っております。ネット上に流れている不正確な情報を監視して、何かそれは違いますよというような、ネットを監視するかのごとき印象を与えてしまっているということは真摯に反省をしなきゃいけ...全文を見る
○枝野国務大臣 金額の縮小について、契約段階で予定していた事業の見直し等を踏まえて経費は節減したいということで、今最終的な詰めをしております。恐らくできるだろうというふうに思っております。  それから、繰り返しになりますが、各省庁ごとにQアンドAをつくったということについてよか...全文を見る
○枝野国務大臣 インターネットに流れている情報を監視しようとか、そういう趣旨の事業であるというふうには思っておりません。国民の皆さんがどういうところに疑問や不安を持っていらっしゃるのかということを把握するツールとして、インターネット上でどういうふうな疑問の声が出ているのかというよ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、石炭は、化石燃料の中でも経済性にすぐれていること、それから供給国が分散をしていること、その結果として安定供給が確保しやすいということ、非常に重要なエネルギー源であると思っております。そして、唯一の弱点といいますか課題はCO2であるということですので...全文を見る
○枝野国務大臣 一カ月前の御質問の後ですから、もうちょっと具体的なことをお答えしたいところでもございますが、一方で、この一カ月間で何をやってきたかというと、北海道電力と東北電力に送電網の詳細なデータをお出しいただきまして、そして一方で、風の状況のデータを持った調査会社にも御協力を...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに委員御指摘のとおりでして、エネルギーについては、一方ではエネルギーの地産地消ということで、今の規模よりもさらにすごく小さな規模でエネルギーを自給自足するような方向でちゃんと回そうというのも一つの動きでありますが、同時に、大きな電力については、ヨーロッパでは国...全文を見る
○枝野国務大臣 あえて申し上げれば、ヨーロッパや北アフリカなどと比べると非常に広いということと、それから、日本が一番ある意味ではこうした中では電力の供給が充実しているということがありますので、必ずしもすぐに国際的な電力のネットワークということがメリットがあるという状況ではありませ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、中小企業憲章は、つくったことに意義があるのではなくて、つくった中身を実際の具体的な政策に落としていかなければならないというふうに思っております。  ただ、残念ながら、まだまだ中小企業憲章そのものの周知が十分に図れていないということでございますので...全文を見る
○枝野国務大臣 平成二十三年度下半期については、円高等の影響を踏まえて、原則全ての業種をセーフティーネット保証五号の対象としてまいりました。  四月以降の取り扱いについては、景気の状況や業況、それぞれの業種ごとの経済状況等を見きわめて判断したいというふうに思っておりますが、現在...全文を見る
○枝野国務大臣 現在、そうした状況を調査するとともに、その調査を踏まえて検討しているところでございます。
○枝野国務大臣 まず、一般的に中小企業を取り巻く状況は大変厳しいものが続いているということについては、私もそう思っております。ただ、その上で、個々の業種ごとにどういう状況にあるのか等については、しっかりと把握をさせていただいた上で、そして必要なところには必要な手当てがしっかりなさ...全文を見る
○枝野国務大臣 一〇〇%保証は、本来であれば、金融機関の業務というのはまさにお金を貸し出すこと、そのリスクを背負う一方で、そのことによって利息等の利潤を得るというのがビジネスでありますので、一〇〇%保証を受けるということでは、金融機関が金融機関では本来なくなってしまうというような...全文を見る
○枝野国務大臣 もちろん、実際の中小企業を取り巻く実情、実態というものを十分に考慮しながら政策を進めてまいりたいというふうに思っておりますが、その一方で、やはり一〇〇%保証というのは、金融の原則からいえば例外的な措置、特別な措置であるということを踏まえて、でき得るならば、一刻も早...全文を見る
○枝野国務大臣 商店街の振興は、特に地域のコミュニティーの担い手であるということに鑑みると、産業経済政策にとどまらず、大変重要な課題であるというふうに思っております。  中小商業活力向上事業ということで十八億円の予算を今回予算案にのっけておりますし、地域商業再生事業として十五億...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは、笠井先生、お立場が違いますが、資本主義のマーケットの中で電気料金まで負担をするというのは、なかなか理屈が立てにくいなというふうに思っておりますが、電気料金の大幅な節約と温暖化対策、そして電力の供給にも大変大きく資する街路灯のLED化などについては、中小商業...全文を見る
○枝野国務大臣 つまり、電灯の周辺まで全部変えなきゃいけないというわけではありませんが、電灯を変えることにあわせて活性化施策は出していただいた方がこの制度の趣旨にはかなう、こういう制度になっております。
○枝野国務大臣 あえて申し上げれば、中小企業とか商店街支援策ということよりも、むしろ防犯、治安対策とか、そういった趣旨で例えばお金が出ないだろうかということの検討をしていただいた方がリアリティーがあるのではないのかなというふうに思っております。
○枝野国務大臣 今、五十嵐副大臣からもお話がありましたとおり、申告の制度等との関係の中で検討をしてまいりたい。そこにはいろいろな技術的に複雑なことがありますので、今一概に私が何か方向性をお答えできる段階ではありませんが、今の検討の中で現場の実態についてはお伝えをしていきたいと思い...全文を見る
○枝野国務大臣 この総合特別事業計画の策定に当たっては、東京電力が原子力損害賠償支援機構と協議をする、この支援機構の運営委員会の議決を経なければこの事業計画を私のところへ出してくることはできないということでございまして、この運営委員というのは、まさに、専門家を含めた第三者の皆さん...全文を見る
○枝野国務大臣 恐らく、正確に言うと、東京電力も発表はしていないんだと思うんです。つまり、どこかから取材をしてきて、多分こんなもんだろうということでマスコミがお書きになっているんだろうというふうに思います。  東京電力も、東京電力だけで支援機構などの了解なしに勝手に外に出したら...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、実は、自由化をしたことで隣の地区の電力会社から電力を買える仕組みにはなっているにもかかわらず、それが一件もなされていないということがもし相談をしてなされていれば、これはカルテルだろうと思います。ただ、恐らく、相談をしないであうんの呼吸でやっているん...全文を見る
○枝野国務大臣 まずは、ストレステスト等の手続で安全性がしっかりと確認されること、これが全ての前提でございまして、あえて申し上げると、この誤記の話も、まさに、こんなに誤記がある会社だから、みずから厳しく体質改善してもらって、こういう安全にかかわるところはきちっとやる体質に変わって...全文を見る
○枝野国務大臣 現在の使用済み核燃料の再処理については、平成十七年に閣議決定された方針に基づいているものでございますが、昨年の原子力発電所事故を受けて、今後の核燃料サイクル政策について、現在、原子力委員会において核燃料サイクルの選択肢の提示に向けた議論を行っているところでございま...全文を見る
○枝野国務大臣 過去のさまざまな経緯の検証というものは今後に向けて重要なことであるというのは、一般的に私もそう思いますし、これだけ重要なことがどういうプロセスで決まってきたのかということについては、何らかの形で検証がなされる必要があるのかなというふうに思う一方で、これはもう率直に...全文を見る
○枝野国務大臣 国会の事故調がどうされるか、これは私が口を出せる話じゃありませんからわかりませんが、例えば国会などからお求めが国会の決議に基づいてあったりとか、それから、例えば原発事故の検証については、民間の事故調に対しても、東京電力はともかくとして、経済産業省は協力をさせていた...全文を見る
○枝野国務大臣 事業者、事業主体においても、国の方が、電力政策、原発政策、当然のことながら、この再処理問題についてゼロベースで議論をしている。したがって、この夏にどういう結論になるかわからない。つまり、その段階でやめたということになるかもしれないということもわかった上で、なおかつ...全文を見る
○枝野国務大臣 基本的には、原子力発電事故を踏まえて、新たな次のステップといいますか、というような前に進むための研究開発のお金というものはやめて、それはむしろ安全対策等に回すということで、ただ、結論がどうなるかわかりません。やめたとなるかもしれないし、それともやるということになる...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、今やっているガラス固化のところのアクティブ試験というようなものは、実際にいろいろなものが今詰まってしまって、その詰まりがどういう原因で詰まっているのかということをチェックして、詰まらないようにということの実験をやっているわけでありますが、例えば、当該試験設...全文を見る
○枝野国務大臣 そもそも前提になっている、今後も原子力発電を、特に新たにやるのかどうかということについては、まさにこの夏の結論を見ませんと、現時点では、もう新規はやらないかもしれないという状況でありますので、御質問の中にもありますとおり、今後も新たな原子力発電所の開発や建設をもし...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、卸電力市場が活性化をしなきゃならない、だから、そこで取引される電力の比率を高めなきゃならない、全くそのとおりだというふうに思っています。  ただ、具体的に、一定量の義務づけという形がいいのか、どういう形がいいのかというのは、電力システム改革専門委...全文を見る
○枝野国務大臣 今御質問の点については、政府の方針は、私は明確にお示しをさせていただいているつもりでおります。  原子力に対する依存度はできるだけ引き下げる。一方で、それにかわって、省エネルギー、節電によってエネルギーの効率を図ることと再生可能エネルギーの開発と利用の最大化とい...全文を見る
○枝野国務大臣 この夏をめどにお出ししたいと思っております。
○枝野国務大臣 全く同感でございます。  特に今、二つの意味で中小企業は大事だと思っていまして、一つは、地域主権とか地方分権と言われていますが、幾ら行政が分権しても、当該地域が元気になるためには、まさに地場の中小企業が元気にならなければ、地域の活性化なんてあり得ません。  そ...全文を見る
○枝野国務大臣 これまでの中小企業政策は、資金面のところを中心にして、苦しいところを何とか支えましょうという傾向がやはりどうしても強かったというふうに思います。私、そのこと自体がこれからもある程度必要だということは否定しません。しかし、とにかく今何とか頑張ればということだけでは、...全文を見る
○枝野国務大臣 地熱は本当にポテンシャルがありますし、それからうまくいけば安定電源になりますので、大変期待をしておりますので、チネッターだと思っております。
○枝野国務大臣 確かに、クール・ジャパンに対しては、そんなものは民間でやらせればいいじゃないかという声が時々あります。でも、私はそれはちょっと違っている、実態も違っていると。  一つは、大きいのは、クール・ジャパンの担い手となるべき力を持っていらっしゃる方の多くが中小零細企業だ...全文を見る
○枝野国務大臣 そうした目標で目標値を示してまいりたいと思っていますが、前段に御指摘いただいた経産省の体制、確かに、御指摘いただくと若干縦割り的になっているところが、本当に縦割りのままですといろいろな弊害が出てくるだろう、その御指摘はまさにもっともだと思います。  組織自体を変...全文を見る
○枝野国務大臣 まずは、先ほど中根政務官から御答弁させていただきましたとおり、分散化に向けた具体的な方針をこの夏のエネルギー基本計画の中にしっかりと織り込んで具体化をしていく。エネルギー基本計画はかなり重たい基本計画でございますので、それが一定の拘束力といいますか実効力を持つだろ...全文を見る
○枝野国務大臣 今の点については、多分、二つのアプローチがあり得ると思っています。  一つは、今御指摘いただいたとおり、ピーク時ほど稼働率の低い発電を使わなきゃいけなくなるわけですから、当然ながらコストが上がるし、従来であればそこが例えば火力であったりするわけですので、燃料のコ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、このLNG価格の問題を解決するというか前進させるためには、北米のシェールガスの権益をしっかりととっていくということは大変重要だと思っています。  表に見える動きだけでも、昨年の九月に、牧野副大臣が米国のチュー・エネルギー省長官と会談した際にLNG...全文を見る
○枝野国務大臣 昨年末、三菱重工のストレステストを見させていただいたときには、議員にも御一緒いただきましたこと、ありがとうございました。  私自身、もちろんどういうテストをやっているのかというのはわかっていたわけですけれども、実際に現場で作業に当たっていらっしゃる皆さん、そして...全文を見る
○枝野国務大臣 東シナ海のガス田については、二〇〇八年六月の日中合意に反しているのではないかと疑われるような事象が幾つか出ている、これは間違いございません。ただ、現時点で、合意に反することが確認をできている状況ではないということでございます。  そうした中で、これは、外交ルート...全文を見る
○枝野国務大臣 中国側のこの海域に対する対応状況等を見ながら、我が国としてどういった対応をとっていくべきであるのかということは決めていかなければならないというふうに思いますが、今後どうするのかということについて、特に、中国との関係においてあらかじめ何かを申し上げておくことは外交駆...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のいわゆるERIAの予算については、諸外国にも応分な負担を求めるべきとの指摘を受けております。私自身、御指摘のとおり、行政刷新を担当していた者としてその指摘を重く受けとめておりまして、二十四年度の関連予算については拠出金を一割削減しているところでございます。...全文を見る
○枝野国務大臣 議長役が日本ということですからそう見える側面はあるかもしれませんが、実際に国際会議で各国の認識、意見がそろいませんと、なかなかそういうところでの合意には至りません。  したがって、各国とも、ERIAにこうした局面で活躍をしてもらいたいし、その力があるんだというこ...全文を見る
○枝野国務大臣 ERIAの拠出金については、昨年八月の東アジア経済大臣会合において、中国、韓国を含む参加国が、拠出が可能な国は自発的に拠出を行うことを求めていくということとされております。  今の甘利大臣のお話について私はコメントする立場にはございませんが、あえて申し上げれば、...全文を見る
○枝野国務大臣 拠出金は圧倒的に日本が占めているわけですし、事務総長も日本から、経産省のOBでございます、行っているわけでございますから、今御指摘いただいたような指摘も、ある意味ではしっかりと受けとめなければいけないなと思っておりますが、一方で、一応これは国際機関でございますので...全文を見る
○枝野国務大臣 東アジア版のOECDということがどういうことを具体的に意図しているのかということについては、若干多義的かなというふうに思いますが、まさに東アジアにおけるFTAの統合とか経済連携の強化、そして地域の全体的な発展に向けて、どこかの国に偏ったのではなくて、東アジア全体の...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、どちらかが先行してとかどちらかを優先してという性格のものではないのではないかなと思っております。最終的にアジア太平洋全体におけるFTAAPを目指していく、そうしたことの中で、ASEANという一つの核がありますので、ASEANプラスプラスということは一つの軸...全文を見る
○枝野国務大臣 アジアからルールメーキングをして、そこから太平洋に広げていくということも一つの重要なアプローチの視点だろうというふうに思います。また、このERIAがそうした場合の一つの大きな役割を果たしていくことも期待されているというのは、まさに同感でございます。  ただ、アジ...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○枝野国務大臣 細野大臣が黒川さんとお会いになっていたことも報道で知りましたし、局長がそれに同席していたことも今伺いました。初めて伺いました。
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○枝野国務大臣 この場合の軍用、つまり武器ということの意味は、当該物の形状、属性などから客観的に武器専用品と判断できるものを武器に該当するものとしてきております。逆に、民需実績があるなど軍民両用のいわゆる汎用品については武器に該当しないという運用をしてきているところでございます。...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、三月十一日の直後、違う立場から見ておりましたが、保安院が保安院として集めた、得た情報を、例えば官邸の幹部等に十分に伝達をする役割、機能が果たせていなかったというのは、真摯に受けとめて反省しなければいけないというふうに思っております。  その事態を...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今回の事故では、各炉が隣接をしていたため、例えば、ある炉の水素爆発の瓦れきが、高い放射線量で他の作業に対してマイナスの影響を与えた等ということがございました。いろいろなところから指摘を受けているところでございますので、今、ストレステストを踏まえた専...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおりでございまして、当然、政治ですので、政治的リスクを常に考慮しながら政治家は活動しているわけです。大震災発生直後から、私自身、ここの局面は、この原発事故や災害対応、これがあらゆる政治的リスクよりも優先すると判断をしておりましたし、恐らく当時の菅総理にお...全文を見る
○枝野国務大臣 私の所管は電気料金ということになるかというふうに思います。  電気料金については、最近の燃料の高騰、それから原子力発電所の方が少なくとも従来の計算ではコストが安いことになっていたことと比べて、原子力発電所を使えないという状況の中では、その代替手段を使えばコストが...全文を見る
○枝野国務大臣 まず前提として、選挙制度については、議会政治の根幹にかかわる問題でありますので、各党会派において御議論いただくべき事項でありますし、それについての憲法解釈についても、一義的には議会において御検討いただくべきことと思っておりますが、あえて議会の側からお尋ねでございま...全文を見る
○枝野国務大臣 ストレステストの一次評価においても、大飯原発のように複数の号機を持っている発電所の場合には、今回の教訓に学びまして、全ての号機が同時に同程度の被災をする、その場合を前提に評価しているところでございます。  ちなみに、一次評価によって、原発、今回の福島と同様な地震...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  平成二十二年度には、円高・デフレ不況といった大変厳しい経済情勢、そして先行き懸念の高まりという状況がございました。このため、当初予算等に加えて、ニーズの高まっていた借換え、それから条件変更の推進などのために、補正予算において予算...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、中小企業、特に零細な企業にとっては資金繰り、それを支える金融というのは大変大きな意味を持っているし、また、特に当事者の皆さんからすればそれが十分ではないんではないかという御指摘はしっかりと受け止めなければならないだろうというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、一般的な言い方をすると、長期的で安定的な電力の供給を可能とする長期固定電源の設置の促進や安全確保、電力系統の技術開発などを図ることとされておりますので、具体的に例示をされております地熱、水力、対象になっております。  ただ、これまでは、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 平成二十四年度予算案における経済産業省の電源開発促進勘定の予算内訳によりますと、原子力関係が約一千三十二億円、水力等の再生可能エネルギー関係が約百二十九億円、火力関係が約十四億円、その他特定の電源には分類できない項目で約三百二億円となっております。
○国務大臣(枝野幸男君) 二十四年度の電源開発促進勘定における原子力関係予算以外の経済産業省予算は対前年比で約四百六十一億円の減少となっておりますが、電源種別に分類できないものもあって正確に算出することはできないわけでありますが、水力、火力など電源種別に分類できるものだけでいえば...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年十月に会計検査院から受けました随時報告の中の今の御指摘の事項はまさにごもっともな御指摘だということで、それを真摯に受け止めまして、平成二十四年度予算案においては、東京電力福島第一原子力発電所の避難道路の整備等のために四十九億円取り崩しているところでご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の電源開発促進勘定の予算は、従来の財務当局の査定に加えて、行政刷新会議における事業仕分、そしてそれを全ての事業において詳細を把握をして広報する、それをチェックするという行政事業レビューを実施することによって、支出先の把握、公表、事業内容の効果の点検...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最終処分地決まっておりませんから、そのことに対する直接の支出はないわけでありますが、最終処分に向けた調査検討等についての一定の経費は掛かるということでございまして、そうしたことに支出されているという状況でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、処分施設建設地の選定に必要な技術の整備を行うとともに、長期にわたる地層処分事業を的確かつ効率的に推進するために必要な技術の開発ということで、例として、設計・施工技術の体系的な整備と技術オプションの整備、様々な設計オプション、例えば廃棄体の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、このNUMOの人件費については、多過ぎるのではないかという指摘を踏まえて精査をいたしたいと思っております。  従来は、電力会社との交流人事が多いということで、電力会社を参考に給与体系を決定していると聞いておりますが、そもそもその電力会社...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、全国の原発について今やっておりますのは、津波だけではなくて地震についても、従来の想定を超えるような地震があった場合でも耐えられるのかどうか、どこまでなら耐えられるのかどうか、それから地震の予想についても改めて再検討をして安全性を確認するということを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 二次評価については昨年末を目途に報告するよう指示してきているところでございますが、残念ながら、このストレステストを確実に実施できる国内のキャパシティーが十分ではないようでございまして、現時点ではどの事業者からも提出をされていないところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、大飯原発については、かつては想定される地震動の最大値は四百五ガルでございましたが、最新の活断層調査等の結果を踏まえて、御指摘のとおり七百ガルに引き上げたところでございまして、今のところこの七百ガルを基準値にしておりますが、同時に、三つの活断層の連動...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、終わっていないということを付記しております。ですから、このバックチェックで、もしこの前提となっている七百ガルというのが違うと、もっと高いという評価を受ければ、今は一・八倍の余裕度ということになっておりますが、この一・八倍ということが小さくなる可...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 保安院の妥当という評価についての意味がちょっと誤解をされているのかなと思います。  保安院が今回ストレステストについて妥当と評価をしたのは、ストレステストがストレステストとしての手続として定められている手順に基づいてきちっと行われているということについ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私は経産省関連について申し上げます。  特に、会計検査院から随時報告いただいた周辺地域整備資金についての会計検査院の御指摘は、私も全く同感でございます。この報告においても、一方でこういうことでためなくてもいいじゃないかという御指摘と同時に、原子力...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のように、原子力損害賠償支援機構法四十五条二項において、特別事業計画に記載をしなければならない事項の中に、原子力事業者による関係者に対する協力の要請という規定がございます。これに基づいて十一月に東京電力と支援機構が策定した緊急特別事業計画では、まず...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、メルトダウンがこれから起こるかもしれないということについての議論ということで玄葉大臣からございました。あのときには、まさに冷却ができなくなったというところから、これは恐らくほとんど全ての方が、冷却ができないということは燃料が空だきになってメルトダウ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のは、お答えしたのは、このままだとメルトダウンになるかもしれない、メルトダウンまだしていないけれどもこれからなるかもしれないということの議論が先ほどの玄葉大臣の話です。  それから一方で、実際にもう既にメルトダウンをしているのかもしれないということに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事前の通告ございませんので正確な時間まで分かりませんが、三月十三日の、何回かやっておりますが早い方の記者会見で申し上げております。
○国務大臣(枝野幸男君) 当時の官房長官として、現場の様々なデータを、東京電力もそもそも取れていなかった部分もありました。それから、取れていた情報についてもしっかりと集約、収集ができなかった、つまり把握ができなかった、そのことについては大変申し訳なく思っております。  ただ、私...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、原因が分かっていないという御指摘もあるんですが、例えば政府事故調による中間報告、それから原子力安全・保安院においても、調査に基づき、また外の皆さんとオープンの意見聴取会を実施をしております。その結果、ここまでのところ、いわゆる津波によって電力が使え...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず一点目でございますが、御指摘のとおり、一義的には東京電力の責任であるとはいえ、これは国策として原子力政策を推進してきた国の責任は大きいというふうに思っております。  廃炉については、政府・東京電力中長期対策会議というのを政府と東京電力で一体になって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、この電力需給に当たっては、需給の安定という観点からは確かに原発の再稼働問題は大きいんですが、そちらの需給の問題のために安全性をないがしろにするということはできませんので、まずはこれが全く動かないということを前提としたときにどうなるか。この場合、昨年...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今経済産業大臣を仰せ付かっている立場からは、今回の事故を事前に防げなかった原子力安全・保安院、経済産業省全体について大変な責任を感じているところでございます。  やはり、その原因、背景として、電力需給に責任を持ちエネルギー政策を所管するという経済産業省...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のように、中国によるこれは冒認商標出願問題というんですけれども、大変ゆゆしき事態であるというふうに思っております。政府としても、中国政府に対してこの制度と運用の改善を継続して働きかけを実施してきているところであります。最近ですと、昨年十二月に、北神...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、中小企業の海外展開に当たって、商標権をちゃんと確保するための費用は、弁理士費用や翻訳費用など含めて大変大きいということで、現在まで都道府県等の中小企業支援センターを通じて海外出願に係る手続の一部を補助するという仕組みをやってきております。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大変貴重な御指摘をいただきました。今、中小企業支援のために、税理士さん、公認会計士さん、弁護士さんなどには様々な形で具体的な御協力をしていただいていますし、弁理士さんにも様々な形でやってはいただいていますが、きちっと更に明確に位置付けて、弁理士さんの力を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 公正な貿易ルール、商業ルールという下で国際間で様々な取引をしていくと。特に、日本にとって中国との特に農産物などの関係、大変これから重要でございます。総力を挙げて中国に対して厳しく迫ってまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、廃炉、一号機から四号機が仮に廃炉になっても、これは規則改正でできますので、これ立地市町村からは要請、要求来ていますので、申請出ていますので、必要額も予算計上しておりますので、御要望のある市町村に対しては出します。  それから、県からの御趣旨も、ま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、グループ補助金について、もちろんできるだけ早く使っていただいて復興していただきたいんですが、被災地の状況によってはどうしてもスタートが遅れてしまうということあり得るわけで、また、そういうところほど実はこういった補助金が必要なケースが多かっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ありがとうございます。  御党からは三月七日にも電力料金に関する緊急提言をちょうだいをいたしました。いろいろと貴重な御提言いただいておりますが、まさに御指摘のとおり、一番は徹底した合理化をすること、それも自己満足で終わらせずに、ユーザーの皆さんにそれを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについてはパブリックコメントを取っているところでございまして、まだその最終形はできておりませんが、これについてはおおむね御理解がいただけているというふうに思っておりまして、こういう方針で年度内には決めたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、特に深夜などに大量の電力を使っている方、定率で上げようという最初計画でございましたので、物すごくそういったところにダメージが大きいということで、節電の割引のプランなどについてもっときめ細かくやれと。一度、案出てきておりますが、これもユーザーの皆さん...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これも御指摘のとおりだと思っております。  原価変動調整積立金、そして別途積立金、まさにこういった事態のために積み立てられているわけでございますので、各電力会社も自主的に、まずはこの取崩しと自主的な合理化努力によって、東京電力以外は今のところ値上げとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、産業復興機構のところで相談窓口になっております産業復興相談センターには、三月二日時点で七百三十五件の事業者の相談に対応しているところでございます。そのうち、岩手、福島、宮城の被災三県においては六百六十九社の相談に対応しており、各種制度の説明等や助言...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、事業者の再生の可能性をしっかりと判断をすること、それから不動産の鑑定等が必要になります。そして、何よりも大変なのが債権者間の調整が必要であります。こうしたことのためにある程度の時間が必要という点については御理解をいただきたいと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この法案の附帯決議においても、窓口を共通にしろというだけではなくて、業務運営における密接な連携を確保することというふうに御指摘をいただいているところでございまして、まさに、こっち行ったら損だ、こっち行ったら得みたいなことになってはいけませんし、現場が混乱...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力の自由化部門の料金については、御指摘のとおり、まさに自由化部門でございますので、上げさせないという権限は私にはございません。  ただ一方で、東京電力に対しては原子力損害賠償支援機構が総合特別事業計画等を作らせるというような関係がありますので、内...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここはそうではありませんで、賠償については別枠で、国会の議決に基づいて賠償機構で税金を一時的に使っていただいて、賠償に遺漏なきをやっていただいております。  それから、もちろん今後廃炉等について費用掛かってきます、将来的にはございますが、今回東京電力が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 多分、これは経産大臣としてになるかと思います。  御指摘のとおり、実は、一次、二次、三次という公募を掛けておりまして、足し合わせると八百八十六グループ、六千四百六十二億円の申請なんでございますが、一次で入らなかった方が、若干、グループを組み替えてという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の高度化貸付制度は各県の支援機関より無利子の貸付けが行われるということでございまして、グループ補助金が交付決定された場合、自己負担分四分の一について無利子で、これを活用すれば、調達をしていただけば資金的な手当てができると、こういう制度になってござい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のグループ補助金を始めとして、この間国会で御承認をいただいた様々な中小企業の支援ツールについていよいよ現場で実行できる、例えば地域としての復興計画などがまとまって、じゃ、いよいよこの場所でできるとかということがかなり具体化をしてまいります。したがいまし...全文を見る
03月14日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○枝野国務大臣 御指摘のパート労働者への社会保険の拡大適用に当たりましては、党の方で大変熱心な御議論をいただき、また、その際には、経済産業部門会議の皆さんを中心に、中小企業への影響をしっかりと考慮するようにという強い御指摘をいただいたというふうに承知をいたしております。その結果と...全文を見る
○枝野国務大臣 これは法律自体がこれから御議論をいただくものでございますので、もし法律の方を国会で御承認いただければ、具体的な制度設計に当たっては、総合資源エネルギー調査会の省エネルギー基準部会というのがございまして、そこに建材に関する小委員会を設けて、議論をしていくということに...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、十日の日に、豊田市のスマートコミュニティーを視察させていただきました。それから、実は、住宅の断熱といいますかエネルギー効率を高めるという意味では、今回対象になるのは新設の場合でありますけれども、既存住宅の断熱効果を高めるのに非常に簡便で効果の高いと思われる塗...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、最終的には地元の皆さんの一定の御理解ということが前提になりますので、最終的な判断は、地元に説明をして御理解をいただけたときということになります。  地元に御説明申し上げるに当たっては、もちろん技術的なところは専門家の皆さんに検討、確認をしていただ...全文を見る
○枝野国務大臣 三十項目の中には、さまざまな種類のものがございます。  そうした中で、地元の御理解をいただくために今必要なのは、福島第一原発の事故を招いたような大きな地震や津波について、同じような、従来の予測を大きく超えるような地震や津波があった場合でも、炉心溶融に至ることがな...全文を見る
○枝野国務大臣 三十項目の中には、まさに中長期でやっていただくというものも含まれております。  では、それができていないと、福島のような事故に大きな津波が来たときになるのかというと、そうではなくて、まさに緊急対策として、そういったものが来ても福島のような事故に至らないという対策...全文を見る
○枝野国務大臣 個別には、ストレステストによる評価も含めてきちっと整理をして、わかりやすく、国会にも、当然地元の皆さんにも、国民の皆さんにも説明をしたいというふうに思っておりますが、まさにその緊急安全対策がどれぐらい機能するのかということを、今ストレステストなどで確認をしていただ...全文を見る
○枝野国務大臣 念のため繰り返しますが、いろいろな報道が出ていますが、まだ安全委員会の確認の報告を受けておりませんので、もし安全委員会が確認をいただけた場合でありますけれども、その場合、政府の責任で地元の皆さんにきちっと御説明をし、御理解がいただけるのかどうか、御理解がいただけな...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力安全委員会は、実は経済産業省の所管ではなくて内閣府の所管でございますが、原子力安全委員会としては、三月中に大飯のストレステストについての確認作業は終わらせたいということをおっしゃっていただいていると聞いております。ただ、きのういろいろな議論はあったようでござ...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、安全基準は、法律に基づく安全基準。これは逆に言うと、今、多分、大飯を含めて、とまっている原発はほとんどそれは満たしているんですね。ただ、地元の御理解をいただくとか、福島原発の知見を踏まえたさらなる安全対策と安全確認をするということについては、それぞれ、原子力...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、いずれにおいても、私が申し上げておりますのは、電力使用制限令を出さずに乗り切りたい、そのことについて十分な可能性があるということを申し上げておりまして、まさに今、供給力の積み増しと、それから、どういうきめの細かい節電のお願いをすれば、できるだけ産業活動あるい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、エネルギーに関連しては、総合資源エネルギー調査会のもとにさまざまな委員会や部会がございます。それぞれのテーマごとに、一種同時並行に進んでいる部分もございます。  ただ、そういったところの議論の結論が出ないとエネルギー計画がつくれない部分と、そうは...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに原子力大綱それから環境の方の問題、一体となって、しかもしっかりと政治主導で、エネルギー・環境会議という閣僚レベルの会議体もつくりまして、日々それぞれの進行状況を把握しながら、最終的には、多様な幅のある御意見がエネルギー基本計画についてもございますので、政治的...全文を見る
○枝野国務大臣 この周波数の統一、本当に、白地に絵を描くのであれば、ぜひ日本全国一本であるべきだというふうに思うんですが、御指摘のとおり多額の費用がかかります。今、電力の供給サイドのことだけ考えても、おおむね十兆円規模で費用がかかるのではないかと見られております。  さらに、実...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、電力システム改革専門委員会の検討なんですが、六月とおっしゃられたんですが、六月というのは、取りまとめの時期としてどこかで示したことはあったでしょうか。一応私からお願いをしておりますのは、全体としてのエネルギー基本計画が先ほどのようなプランでございますので、そ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、前提として、今のところ、東京電力以外の電力会社は、経営効率化努力や過去の積立金の取り崩し等で御努力をいただいておりまして、現時点で値上げの表明はありません。ただ、中期的にはもちろんそういったことも視野に入ってくるのかなとも思っております。  その一方で、石...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいたとおり、私の所管ではない部分が中心になりますが、まず、財務大臣や日銀などに対しては、私の立場からは、円高による中小企業の実態、非常に苦しい状況、これについては、これまでもでございますが、今後も引き続きしっかりとお伝えをして、それを前提にした対応をと...全文を見る
○枝野国務大臣 新聞で大きく取り上げられましたし、新方針とか方針転換という御指摘をいただいているんですが、三月十一日より前とは違うのかもしれませんが、実は昨年、途中でストレステストをかませるということで一旦頓挫いたしましたが、海江田経済産業大臣の当時も、国として安全であるというこ...全文を見る
○枝野国務大臣 これまでに政府として、原子力発電に対する依存度を最大限引き下げていく、これはもう政府の方針としてお示しをしています。  ただ、では具体的にどういうスピードで依存度を下げていけるのか、いくのか、それからその上で、依存度を引き下げた上でありますけれども、依存はしない...全文を見る
○枝野国務大臣 過日御提起いただきました御党からの御提言、本当に大変重要な点を御指摘いただいておると感謝を申し上げます。  今お尋ねのうち、規制料金について、徹底した合理化を行って、なおかつ、ユーザーの皆さんにしっかりと中身を公開する、それを踏まえた上でなければいけないというふ...全文を見る
○枝野国務大臣 東京電力以外の電力会社においては、そうした積立金を取り崩すことも含めた企業努力によって、今のところ、値上げの申請、あるいはそうした打診ということはございませんが、引き続き、最大限の合理化と、資金をできるだけ社内に留保して、できるだけ長く、値上げによらずにコストを吸...全文を見る
○枝野国務大臣 東日本大震災によって、これまで供給力確保に主眼が置かれて、需要家の選択行動を活用して需要を抑制することで供給力に余裕を持たせるという視点が乏しかったこと、それから分割された区域内における供給という点に重点が置かれまして、全国規模での最適需要構造を目指すとの視点が乏...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の閣議決定は、独立行政法人の類型ごとに最適なガバナンス体制を構築することで効率化を図り、政策実施機能を高めることを狙いとして見直しを行うものです。  これは、私が刷新大臣のときに、独立行政法人といっても、目的とかやっていることが多種多様で、一つの基本法でガバ...全文を見る
○枝野国務大臣 いろいろなところから経営努力が足りないという指摘については、私からも申し上げておりますが、しっかりと受けとめて、最大限の経営合理化努力をするようにという指示をいたしているところでございます。  例えば、上田知事からは、こういうところで経費が節減できるのではないか...全文を見る
○枝野国務大臣 私から指示をしなくても当然やるべきことだと思うんですが、念のため、私から、埼玉県に対して具体的にきちっと説明をしろ、しかも公開の場で説明をしろということを指示いたします。
○枝野国務大臣 これは、内閣官房の大臣としての原子力経済被害担当大臣としての私、そして、内閣府特命担当大臣としての原子力損害賠償支援機構担当としての私、つまり、内閣府がまさにその被害についてしっかりと賠償させるということについての所管でございます。
○枝野国務大臣 個々具体的なところについて確認、調査をしたわけではなくて、今のお話を伺った限りでございますが、東京電力は、紛争審査会の中間指針をすればいいのではなくて、それは最低線であって、それぞれの実情に応じて、きちっと真摯に、相当因果関係のある損害、風評についても賠償する責任...全文を見る
○枝野国務大臣 ここはなかなか難しい点が一点だけありまして、これは文部科学省の所管ですが、紛争審査会が四県に限ってと。まさに最低線といいますか、この県なら無条件ということを決めることで、県全体無条件ではないけれども、ちゃんとそれ以外のところもやるんですよという意味ではあるんですが...全文を見る
○枝野国務大臣 二つありまして、一つは、もちろん、裁判なんていうことはよほどの多額の訴額で、そしてそれなりの、例えば大きな事業者とかでないとなかなかハードルが高い。これは十分承知しておりますので、ここはADRの機関を置きまして、このADRの勧告には、東電は無条件で従えということを...全文を見る
○枝野国務大臣 イベントとしてやっているつもりは全くございません。これはまさに中小企業、特に小さな企業の政策をつくるに当たって、例えば商工会議所は商工会の幹部の方、例えば日本商工会議所の会頭からはいろいろな御意見をいただいておりますが、実は地域ごとに違うし、規模によっても違うし、...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の中小企業等グループ補助金、大変重要な復興に向けた施策であると思っております。これは、県において認定したグループの復旧事業の実施に必要か否か、そして必要なものであって資産計上されるものに対して補助金の交付を行うということでございまして、汎用性が高い...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず前提として、政府として再稼働に前向きではありません。まさに今、科学的、技術的に専門家の皆さんに様々な確認をしていただいているというところでございます。  それぞれ、いろいろな立場の方がいろいろな御発言をされていることは報道等を通じても承知をしており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 依存度を下げていくそのスピード、それから、依存度は下げていきますが、下げた上で実際に原発そのものを全くゼロにするのかどうか、これについては経済産業省の総合エネルギー調査会で御議論をいただいています。  率直に言って両方の意見がございますが、そうした議論...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 若干補足をいたしますが、今、建設途上である原子力発電所は幾つかあります。その中には九十数%までできているものがあります。これについてどうするのかということについては、事業者、地元、そういった皆さんなどとも御相談をした上でやっていかなければならないという部...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発への依存度を最大限引き下げていくと、これは政府の方針で明確でございます。その上で、先ほど申しましたとおり、最終的に全くゼロにするのかどうかということについては、これは率直に申し上げて、国内にも両極端のものも含めて様々な御意見がある。そこを、従来の総合...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、枝野、おまえの個人の意見で勝手に決めていいと言われればそれはあしたにでも決められますが、まさに国民的に様々な御意見があるのはこれ間違いありません。そして、それぞれ、例えば将来の再生可能エネルギーの見通しその他について、これについても様々な御意見ご...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中長期的な原子力政策の在り方、あるいはエネルギーの在り方については、今申し上げたとおりのプロセスの中でこの夏までに結論を出したいと思っております。  その一方で、今現に存在する原子力発電所について、これは、福島のような従来の予想を超えた地震や津波があっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中長期の原発への依存度を最大限引き下げていくというこの大きな方針は決まっているわけでございますので、その方針に沿って、なおかつ短期的には、先ほど申しましたとおり、安全性を最優先した上で、なおかつ地元の皆さんの御理解というものを前提にしながら判断をしていく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 再稼働問題は確かに重要な問題でありますし、特に周辺住民の皆さんなどの十分な御理解をいただけない中でやってはいけないと思いますし、さらに、今回の福島事故のような予想を超えた地震や津波があっても同じような事故にはならないということをしっかりと科学的、技術的に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 念のため、誤解を招いているぞという御指摘を受けたので申し上げますが、電力使用制限令という強制措置です。これを仮にお願いしなくても相当な節電の御協力をお願いしなきゃいけないだろうというふうに思っています。強制的な電力使用制限令に至らなくても相当な自主的な節...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年に比べれば、もちろん昨年の夏は動いていた原発がかなりたくさんありました。これが全くゼロになるのかどうかはまさに今後のことでありますけれども、昨年の夏よりは相当原子力による供給電力量は少なくなる、これは間違いありません。  その一方で、この間の時間的...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、やはりピーク時には特に民間部門で相当な節電の御協力をお願いをしなければいけなくなるだろうと、これは原発再稼働いかんにかかわらずそういう状況だろうと思っております。  そうしたことの中で、できるだけ周知を図って、例えば全く冷房を止めていただくとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実はまだ最終的には決めておりません。というのも、ここは若干のジレンマがございまして、できるだけ遅ければ遅いほど様々な、特に供給力の積み増し等についての具体的な見通しをお示しできると。ただ、一方で、余り遅いと、様々準備、対応していただく上での余裕がなくなる...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基本的には、いわゆる九電力の持っている発電所の能力等についての基本的データは各事業者が持っておりますので、そこのデータを基本にしなければならないというふうに思っておりますが、本当にそれしかないのかとか、それから自家発等を持っていらっしゃる方にどれぐらい御...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、電力会社の情報を信用できないということに対しては、最終的には電気事業法で報告徴収、罰則付きの報告徴収を求める権限を持たせていただいておりますので、例えば疑念のあるところについては、より詳細なデータを出せ等について、こうしたこともやってまいりたいとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりです。
○国務大臣(枝野幸男君) LNGについては、原油は輸入の依存度が八割中東なんですが、LNGについては中東依存度が三割弱にとどまって、供給源が多様化しているということがございます。  もちろん御承知だと思いますが、個々の会社ごとに見ますと、非常にLNGへの依存度が高く、なおかつ中...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一次評価とそれから二次評価を含めた総合的な評価ということについては、それぞれ目的や趣旨が違いますので、ただ、その上で、原子力発電所の再稼働については、当時は別の立場でかかわっておりましたが、前内閣において、ストレステストの一次評価によって、福島のようなこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) もし私の理解が違っていたら班目委員長に御確認いただければというふうに思いますが、原子力発電所の再稼働に向けて、福島のような予想を超える地震、津波があっても福島のような過酷事故に至らないということを確認するための手続としての一次評価と。  それから、今回...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 是非、私の直後に班目委員長にも私の認識で間違いないか確認していただきたいんですが、原子力安全委員会は再稼働についてイエス、ノーということを言う立場にないということをおっしゃっているのであって、これは現在の法制上も、それから原子力安全委員会の機能上もそうい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、私は、先ほど私が前々回にお答えをしたことについて班目委員長も同じような認識だと、先ほどの班目委員長の答弁で安心をいたしましたし、先ほど私が申し上げたことについても是非、目の前にいらっしゃいますから、班目委員長にも確認をしていただければ、私が言っ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 三連動の可能性、それから三連動した場合の想定される地震の揺れの最大値については、現在、専門家において改めて確認検査をしていただいています。  その上で、ストレステストについてはまさに裕度を測っているものでございますので、その検討が終わった上でどれぐらい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今申し上げたとおり、これはまさに専門家の皆さんに御評価をしていただかないと、私も三連動で最大どれぐらいの揺れになるのかということは何とも申し上げられませんので、全てのチェック、確認が終わるか、少なくともどんなに三連動があった場合でもこれぐらいの揺れにしか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) やっぱりこの地元の御理解ということについて何をもって理解とするのか、それからどの範囲をもって地元とするのか、これ機械的にできる問題ではないと思っておりますので、まさにそこは政治的に責任を持って判断をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 申し上げておりますとおり、機械的に判断できるものではないと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 何をもって理解と判断できるかということを含めて機械的に判断できることではないと思っておりますので、これは政治的にしっかりと責任を持って判断はいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、機械的に判断できることではなくて、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解が得られているということを政治的にしっかりと判断いたします。
03月15日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 第百八十回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政や原子力事故を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、原子力損害賠償支援機構担当の内閣府特命担当大臣、そして原子力経済被害担当大臣として申し述べさせていただきます。  東日本大...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今の世論調査そのものについては直接承知をしておりませんが、一般論として、原子力発電所の再稼働に当たっては、地元の皆さんを中心として、国民の皆さんの一定の理解が前提であるというふうに考えております。  それに当たっては、地元の民主的に選ばれた首長さんや議...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、昨年の地震の発生後、耐震評価に反映すべき新たな知見について、保安院からJNESと各電気事業者に対して指示をし、九月以降、その報告内容を意見聴取会で議論をいたしました。そして十一月に、断層連動を考慮する必要がある旨、これは意見聴取会の御意見等を踏ま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中身という意味がもし技術的なという意味であれば、あの東日本大震災が、非常に大規模なものでありますけれども、今まで連動していないと思われていた断層が一気に地震の地震源になったことからこれだけ大きな地震になったと。  その知見を踏まえて、これまで別々の断層...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは実は二段階ございます。一つは、元々いろいろなところの耐震バックチェックというのは不断に見直しておりまして、昨年二月に敷地前面海域の断層の連続性について専門家から指摘があり、保安院から連続性を評価する必要があるかどうか検討するよう指示をしておりました...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 耐震バックチェックは従来から順次いろんなところでやっておりますが、その中で、昨年の二月にあった指摘は、指摘というか保安院からの指示は、連続性を評価する必要があるかどうか検討するよう指示をしたものでありまして、それに基づいて連続性をきちっと評価する必要があ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 二つ申し上げなければならないと思いますが、一つは、昨年の二月の段階で専門家の指摘を踏まえて保安院から事業者に指示をしたのは、連続性を評価する必要があるかどうか検討するよう指示していたものであって、連続性を評価する必要があるのでそれを評価しろという指示では...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ストレステストだけで何か安全性をチェックしているわけではありません。先ほどの耐震バックチェックに基づく見直しと、それから、この間、既に原発事故の知見を踏まえた緊急安全対策を指示し、それの実施状況等をしっかりと確認をした上で、その上で、福島のような従来の予...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) バックチェックを始めとして、近くに断層のないところ、あるいは連続の断層の可能性のないところもありますので、それぞれ原子力発電所ごとに事情は違いますが、福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、それぞれ専門家の皆さんからの御意見を伺いつつ、その連動の可能性であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 北電泊原発に限らず、この耐震バックチェックのための連動についての調査等については、全ての事業者に対して全ての情報を公開するように求めているはずでありますし、念のため確認をして、全て情報を公開させます。  その上で、それに対しては、保安院だけではなくて、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 従来から、原子力発電所の再稼働に当たっては、地元の皆さんを始めとして国民の皆さんの一定の理解が必要であるということを申し上げてきておりまして、これについては、何らかの機械的に判断のできる性質のものではありませんので、政治的にしっかりと判断をさせていただく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 失礼をいたしました。  大間原発については再稼働の問題ではなくて新設の稼働の問題でありますが、再稼働について、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解が必要であるというこの事情は全く同様であるというふうに思っておりまして、その上で、今の御指摘も...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○枝野国務大臣 この再生可能エネルギー特措法の審議に当たっては、委員におかれましても大変な御尽力をいただきましたこと、御礼を申し上げます。  御指摘をいただきましたとおり、再生可能エネルギーの導入促進のための制度であります。国会でお決めをいただきました法律の事項としても、効率的...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘のような手続で最終的な安全性と地元の理解を確認して、判断をいたします。
○枝野国務大臣 御指摘のうち、安全性について、これは政治判断をするわけではありません。政治レベルでの判断に先立って、技術的、科学的、客観的に、専門家の皆さんにできるだけ透明性を持った形でプロセスを今進めていただいておりますので、安全性については、まずそのことでしっかりと担保される...全文を見る
○枝野国務大臣 これも、最終的な線引きも機械的にできる性格のものではないのではないかというふうに思っております。  もちろん、立地県や立地市町村の首長さんなどとは、理解を求めることができる段階がもし来れば、そのことのお話と同時に、地元の皆さんの理解ということについて、どういった...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、安全性の確認ということについては、客観的に、明確に専門家の皆さんにやっていただくということが必要であるし、全てそれが前提だというふうに思っていますが、まさに国民の皆さんあるいは地元の皆さんの一定の御理解がいただけているのかどうかというのは、逆...全文を見る
○枝野国務大臣 これも、例えば距離で機械的にはかれるのかといえば、まさに地元の皆さんを初めとする国民の皆さんの一定の理解でございますので、あえて言えば、全ての国民の皆さんが、どこに立地している原子力発電所であれ、その安全性についてはある意味当事者でございます。  そうしたことの...全文を見る
○枝野国務大臣 どの範囲が地元なのかというお尋ねをいただきますと、先ほどのようなお答えをせざるを得ないかと思っています。もちろん、例えば福井県とか、おおい町とかというのは、どなたがお考えになっても常識的に結論ははっきりしていると思っておりますが、では、どこかで線を引いて、この線か...全文を見る
○枝野国務大臣 ですから、どこかで線を引くことはできません。総合的に判断するしかない。  先ほど申しましたとおり、あえて言えば、日本国民全ての方が、どこにある原子力発電所の再稼働についてもまさに御関心をお持ちになって、本当に安全なのかということについて一定の御理解をいただかなけ...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに総合的に判断するしかないと思っています。
○枝野国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、安全については、これは科学的、客観的に専門家の皆さんにできるだけ透明性を持って御確認をいただいているところでございます。  その上で、まさに内閣を挙げて、その共通の認識を持った上で、地元の皆さんに御説明しなきゃいけないと思ってお...全文を見る
○枝野国務大臣 今具体的に、大飯原発については安全性が確認をされるかどうかというプロセスの最終段階におります。まだ安全性は確認されておりません。  私は今、安全性の確認について所管をする大臣であります。安全性が確認をされていない段階で、こんなに原発の再稼働は必要なんだ、重要なん...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、三月十一日の事故を受けて、今再稼働について、より念には念を入れた安全確認をするというプロセスの最初のケースが最終段階に来ています。まず、この安全確認のプロセスが、エネルギー需給などの観点からの原発の必要性ということに影響されず、純粋に安全性の観点からしっかり...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、政府全体の見解として、大きな中長期的な方向として、原子力発電への依存度を最大限引き下げていく、これは政府の方針として明確にお示しをしているところでございます。  それから、その上で、繰り返しになりますが、今三・一一を踏まえた、より慎重な安全確認、再起動に当...全文を見る
○枝野国務大臣 独立性を持って議論をされている原子力安全委員会について、どういう報告書を提起いただくのか、予断を持って申し上げるわけにいきませんが、その内容次第によっては、そういったことが申し上げられる状況ができるかもしれません。
○枝野国務大臣 そもそもが、ストレステストによって、念には念を入れた安全性を確認するというプロセスは、菅内閣において決めたプロセスでございます。  その折の一次評価と二次評価の意味づけは、原子力発電所を再稼働するに当たって、福島の事故を踏まえ、福島のような予想を超える地震や津波...全文を見る
○枝野国務大臣 別途の作業というよりは、今、委員会で御配付をいただいた今後の規制に反映すべきと考えられる事項、三十項目、これに基づいて既に安全対策を、緊急のもの、中長期を要するもの、まさに新しい知見に基づく一種の規制に基づいて、各事業者にはこれの実施を既に求めていますし、幾つかの...全文を見る
○枝野国務大臣 正確に申しますと、これに基づいて対応したことの成果、結果を確認させていただいているということです。
○枝野国務大臣 福井県知事の御趣旨というものについては、安全委員会等の確認がもしとれましたら、さらにしっかりと真意をお尋ねした上で、それにきちっとお答えする形で御説明しなければいけないというふうに思っております。  私どもの理解、趣旨としては、福島事故を受けて、その教訓を踏まえ...全文を見る
○枝野国務大臣 今御指摘いただいたものそのものを、私が、形式的にも実態的にも、これはまさに専門家でないとつくれませんので、保安院等の専門家ともきちっと相談しながら、実態としては、先ほど来申し上げているとおり、原発事故を踏まえて新たにやらなきゃならないことをきちっと決めて、それをや...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、このうちの対策の一から四は外部電源対策で、そもそも外部電源が落ちなければ、今度のことも、配電盤が水をかぶったという問題はありますけれども、事故の対応は相当違っていたと思います。ただ、外部電源の対策には、これは若干の時間がかかるということでございます。  ...全文を見る
○枝野国務大臣 福島の事故の教訓を踏まえて、従来の想定津波高さではいけないのではないかということで、可能なところ、つまり、福島の知見を踏まえて、想定よりも高い津波を想定すべきであるということを合理的に評価できるところについては、それを取り込んだ形でストレステスト等を行う、余裕度を...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力安全委員会によって、保安院のストレステストのチェック、確認のプロセスが適正であるのかをもし御確認いただけたら、そのときにその耐震バックチェックの専門家の皆さんの御議論の状況と突き合わせをします。二十八日まで待たないと判断ができないのか、それとも二十八日を待た...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに最終局面なので、そうなったらという仮定の話でお答えしにくいんですが、しかし、まさに原子力発電所の安全性についての重要な問題でございますので、これについては私の方から説明をさせていただきたいと県知事の方にその段階で打診というかお願いをしたいと思っています。
○枝野国務大臣 もし安全委員会等のプロセスが全部済んでおれば、どう安全なのかということを私から御説明したいと思っています。というのは、もちろん安全を判断するのは専門家の皆さんでございます。しかし、今、原子力に対する国民の皆さんの見詰めている目からは、専門家だけではなくて、自分も安...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、まずは福井県知事とそのあたりのところを御相談させていただきたい。私からは、そうした状況になれば、ぜひお伺いしたいと申し上げたいと思っていますが、その上で、どういう人間がどういうふうに御説明に上がるのが一番適切であるのかということ自体、地元の...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは、昨年の夏、原子力規制庁がつくられるということを前提にせず、現在のプロセスを決めたところでございます。  今、国会の方に原子力規制庁の創設についてお願いをしているところでございますが、原子力規制庁を発足させていただける折には、規制庁が新たにできて、従来の保...全文を見る
○枝野国務大臣 規制庁の発足後の規制庁における安全確認手順については、規制庁ができた後は、むしろエネルギー需給担当大臣、需給について責任を持つ担当大臣の方が残る立場から、余り踏み込んだことを申し上げるべきではないんだろうと思いますが、その一方で、これは二次評価がどれぐらい進むのか...全文を見る
○枝野国務大臣 正確に申し上げると、除染費用のうち、原発事故と相当因果関係の範囲にあるものについては東京電力に対して求償するべきだろうというふうに思っております。つまり、これは、被害者の皆さんに対する賠償等と同じように、相当因果関係の範囲にある損害についての原状回復の費用というこ...全文を見る
○枝野国務大臣 今、技術的なやりとりですのでどこまで立ち入っていいのかどうか、よくわからないところはあるんですが、今やりとりをされていたのは、それぞれの原子炉が燃料が溶融するような状況になって、通常時では考えられないような圧力や高温になった中でどうなったのかというお話ではないかと...全文を見る
○枝野国務大臣 今のお尋ねが、ストレステストを行うに当たって、実証実験に基づいてシミュレーションをかけなきゃいけないという趣旨であるとすれば、必要なところについて実証実験がなされているのか、実証実験がなされていないところについては、シミュレーションだけで十分な評価ができるのか、こ...全文を見る
○枝野国務大臣 現在の防災指針においては、八から十キロの防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲が定められております。  これについては、各自治体が避難の計画を含む防災計画を策定しておりまして、大飯原発については、おおい町、高浜町、小浜市が策定をしているところでございまして、公共...全文を見る
○枝野国務大臣 自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の特例として法律に基づき実施されている競輪及び小型自動車競走は、これらの売り上げを通じて機械事業の振興や公益の増進に寄与するとともに、地方財政の...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) むしろ、可能というよりも、平成十四年に福祉部局との連携について各電気事業・ガス会社あてに通達を出しているところでございまして、料金未払による生活困窮者と把握できた場合には、是非早期に福祉部局に連絡するよう要請しているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 特に電気事業者等からの連絡が少ないという実態もあるようでございます。  御指摘のとおり、恐らくこの場合、二十三条ではなくて十六条の方に該当するんだというふうに思いますが、明らかに個人情報保護の適用除外に該当する、つまり、困窮が原因によって料金が止まって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今日も記者会見があって記者の方に申し上げたんですが、東京電力の総合特別事業計画の認可権限は私が持っておりますが、私のところに資本注入をまだ求められておりませんし、何らかのことが決まったということは全くございません。  ただ、会見等でお尋ねがあって、もし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) あえて申し上げれば、頭の中でいろんなケース、いろんなことを想定をしているところではございますが、支援機構と東京電力において、かなり厳しい議論の中で総合特別事業計画の検討を行っている途中であるということの報告を受けておりますので、今、その内容が、つまり申請...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のうち、賠償をしっかり行わせる、それから廃炉を着実に進める、そして、今はかなり事実上独占に近い形で関東エリアに電力を供給していますので、この電力供給の安定をしっかり確保すると。これは総合特別事業計画全体について、資本をどうするかにかかわらず目的であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道は拝見をしておりますが、具体的な話として報告が何かあるわけではございません。  もちろんこれ、金融機関と東京電力、そして機構が加わった形で様々な検討をされているかというふうに思いますが、今停止中の原子力発電所が再稼働するのかどうかというのは、大前提...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 三・一一以前の債権者、それは銀行も含めてですが、の皆さんにも応分の協力を求めるようにということは、これは機構法に書いてあるところでございます。その趣旨は、ステークホルダーとして、それはどの程度の比率かは別としても、当然、今回の事故による損害が発生している...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私のところに報告が上がってきておりますのは、これまでのところ、確定給付年金についての給付利率を二・〇から一・五%に引き下げると。それから、八十歳以上は確定給付年金に代えて一律の終身年金を受給することになっているそうですが、これを、従来月額七万円だったもの...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、競馬でありますとか宝くじも若干類似点がある。そういった意味では、少なくとも、特に今回、競馬所管の農水省、それから競艇所管の国交省とは十分な意見交換を行った上で法案を提出しているところでございますし、今後も、宝くじを含めて、できるだけ統一的に物事が進...全文を見る
○枝野国務大臣 私は、自転車に対する思いというと、ちょうど逆に、中学校のときに、学校からの距離で、ここから内側は歩いてこい、ここから外側は自転車でオーケーという、実は境目ぎりぎりのところで自転車通学が許されない範囲で、夏休みの部活動なんかのときだけ自転車で行けて、大変うれしかった...全文を見る
○枝野国務大臣 この夏の需給ですが、電力使用制限令は出したくない。出さないで済む可能性は十分にあるというところまで申し上げています。  それから、計画停電について、これもできればやりたくないというところまで申し上げておりますが、やらないで済むかどうかということは、まさに今、需給...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりの事業仕分けの結果は、私が取りまとめ役で取りまとめたところでございます。  JKAの役員の中の国家公務員OBは、今御指摘いただいた二名おります。これは、二十三年四月、昨年の四月に役員の改選があって、四名から二名に減少したところでございます。ただ、ま...全文を見る
○枝野国務大臣 私自身、いわゆる天下りはやめるべきであると。私、今、経済産業省の所管の大臣でありますので、事業仕分けを担当していたときと同じように、天下りはやめるべきであると。これは国会でも長年御議論いただいておりますが、天下りといった場合に、いわゆる役所があっせんをして、口をき...全文を見る
○枝野国務大臣 JKAそのものではないんですが、過日、JOGMECの理事長の公募のプロセスがございました。結果的に、経済産業省のOBをJOGMECの理事長に再任することにいたしました。  率直に申し上げて、公募のプロセスの中において、公募を点数をつけたりして外部の皆さんにやって...全文を見る
○枝野国務大臣 これについては、当時の事業仕分けの天下り以外のところの指摘もございまして、それに基づいて、一つには補助率の明確化をいたしました。従来はこれがなかったということで非常に問題があったわけでありますが、明確化することで補助先にも必ず負担を求めるというルールにしております...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の五十五条の三は、御承知のとおり、五十五条の二の新設に伴って新設をするものでございまして、五十五条の二でいわゆる競輪最高会議を事実上法定化することで、各施行者相互、あるいは関係者の皆さんが広く横断的に連携をして、さまざまな知恵、工夫を出していこうということで...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、レアアースの供給源、供給国を多様化するということは大変重要なことだというふうに思っております。  例えば、ベトナムとの関係については、昨年十月、野田総理とズン首相の間で、レアアースの探査、探鉱、開発及び分離精製に関する官民協力の促進を確認いたしま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、平成二十二年度の補正予算で代替材料の開発や使用量削減のための技術開発、それから、リサイクル、ユーザー企業への設備投資支援などの総合対策を実施して、ここから本格的なサポートを進めてきているところでございます。その結果、研磨剤、それから自動車の排ガス触...全文を見る
○枝野国務大臣 希少金属について特定国への依存度が高いという状況の中で、我が国の産業、そして生活をしっかりと守っていくためには、こうした状況に備えた十分な対策、先ほど来御指摘いただいている供給源の多様化であるとか、それからできるだけ使わない技術の開発等を含めて、最大限やっていく必...全文を見る
○枝野国務大臣 恐縮ですが、現状何をしているのか、これから具体的に何をするのかは、先ほど申しましたとおり、取引市場に対して影響を及ぼして、逆に、日本がそういうことをやるんだったら先に押さえようとかいろいろなことがあったら困りますので、お答えできませんが、その重要性をしっかりと踏ま...全文を見る
○枝野国務大臣 LNGの、特に火力発電についての重要性が今高まっております。したがいまして、LNGを安定的に供給する必要が高まっている状況にございます。  一方で、これも御承知だと思いますけれども、LNGを液体の状況でためておくということは非常に高いコストがかかるというのも原油...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような状況が長期にわたって続けば、そういうことになるんだろうというふうに思います。それは、さまざまな事情で三つの目的が果たせない年度があり得るというのは、こうした事業にかかわらずあり得るわけでございます。  そうしたことの中で、単年度あるいは何年間かの努...全文を見る
○枝野国務大臣 従来から、機械工業の振興と公益の増進、そして地方財政の健全化という三つの目的、もともとのスタートは地方財政の健全化であります。したがって、これは事業主体である地方自治体が、赤字がまさに恒常的に続くのであれば、この目的に照らして、事業主体として、まさにみずからのとこ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、御指摘の中で、地方財政のことが大変重要であるということ、御指摘のとおりでありますが、同時に、車券を買われる方は、施行者の自治体の住民の方だけではありませんので、広く全国民が買える状況ですので、これが多分、大分大昔にですが、地方財政のことだけではなくて機械振興...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のうち、確かに、これはまさにギャンブルの例外規定でありますので、三つの目的がしっかりと果たされなければこれはその妥当性がなくなる、御指摘のとおりだというふうに思います。  したがって、将来にわたってその目的を達し得ないという状況になれば、これはもう制度の仕...全文を見る
○枝野国務大臣 率直に申しまして、観客のいないところで競輪をやることと比べても、何十倍も何百倍も、いわゆる金融のカジノ化と言われている現象は深刻かつ緊急対策を要する事項だというふうに思っております。  具体的な御指摘については、直接所管でございませんのでお答えを差し控えたいと思...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、赤字で、将来にわたってこれが改善の見通しがないということであれば、中央政府が促さなくても、自治体持ち出しになっているわけですから、当然そういう行動をとられるだろうと思いますし、実際にそうした御判断をされて、この間、撤退をしてきているところも少なから...全文を見る
○枝野国務大臣 そちらの側から延命というような捉え方をされれば、確かに延命という見え方もあるのかもしれません。  ただ、これまで、基本的には各施行者の自主的な努力の中で、それぞれの施行者とほぼニアリーイコールである自治体の財政に寄与してきた。その施行者の皆さんが、自主的な努力で...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは地域主権というか地方分権との絡みのところで、なかなか難しい御質問だなと思っています。  あえて言えば、そうしたことについて、もし撤退すべき状況にもかかわらず、さまざまなことを考慮して撤退しない首長を選んでいれば、当該自治体の財政状況が悪化して、結果的にはそ...全文を見る
○枝野国務大臣 収益金はその施行団体である自治体が使うということが基本線だと思います。  先ほどもちょっと御答弁しましたが、施行するのは各自治体ですが、車券などを買われるのは全国民の皆さんでございますので、そうした意味で、その主催自治体の公益にとどまらず、他の自治体に住んでいら...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、JOGMECの例を先ほど出しました。これは一番極端でわかりやすいということで例を出させていただきましたので、より代替性があるほかの民間の方であるとか、あるいはもっと短期間で内部の人を登用できるような、育成ができるとかという事情は、JOGMECが一番...全文を見る
○枝野国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(枝野幸男君) 水野議員にお答えをいたします。  石油石炭税に関する御質問をいただきました。  我が国のエネルギー需給構造が他国と比べて著しく脆弱であること等を踏まえれば、我が国のエネルギー政策は、長期的視点から安定的財源に基づいて計画的に遂行することが不可欠である...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 再質問でございますが、私の答弁は、重要だからということだけお答えしたのではなくて、エネルギーとしての最終的な石油や石炭の利用者の皆さんとの受益と負担との関係も踏まえて特定財源とされているということを申し上げました。  なお、この納税者の理解の観点につい...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、原子力規制庁が設立されるまでの間は資源エネルギー庁が執行することとなっておりまして、予算成立させていただけば、速やかに執行できるよう努めてまいります。
○国務大臣(枝野幸男君) 全需要家数でいきますと、需要家、約二十三万七千件になります。現時点で約六〇%の需要家に対して東京電力は個別に連絡を取り、交渉を行っているという報告を受けております。ただ、どの程度合意ができているのかというのは、現在交渉の途中でもあることから、現時点では東...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、四月一日以降に契約更新を迎える方については、まさに契約期間が残っているわけでありますので、東京電力と需要家との間の契約に基づいて当然その期間まで値上げを東京電力から言うわけにはいかないのが本来の筋でありまして、したがって、期間より前倒しし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直に申しまして、これは個別の問合せのあった顧客に対してはその旨を説明してそういった対応をしていたようでありますが、需要家の方が気付かなければ、一方的に通告に基づいて、何も言われなければ一方的に合意したものだということで対応しようとしていたと思われても仕...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御党からそういった提起いただきまして、東京電力に対しては柔軟かつ現実的に対応するよう事務方から既に伝えているところでございますが、先ほどのあの契約更新時期の話も、個々の顧客に対して誠意ある説明を徹底するよう求めて、分かりましたと言わせていたにもかかわらず...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 電気事業法三十条は次のような条文になっております。「経済産業大臣は、事故により電気の供給に支障を生じている場合に一般電気事業者又は特定電気事業者がその支障を除去するために必要な修理その他の措置を速やかに行わないとき、その他電気の供給の業務の方法が適切でな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は私も、この条文でこの自由化部門の値上げについて業務改善命令ができないかということは検討をいたしました。ただ、これ、先ほど読み上げました条文にもありますとおり、事故により電気の供給に支障を生じている場合にその除去のための修理その他の措置を速やかに行わな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません。「の」は本当ケアレスミスで大変申し訳ありませんが、事務方の報告に基づいてではなくて、私自身法律家として自分なりにしっかりと研究、検討をしたつもりでございますが、法律のこの条文の解釈としては率直に言ってなかなか無理な解釈だというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つは、この五十キロワット以上の自由化部門においては、東京電力以外の新電力も既にこの規制に服してこうした事業化を、需要家を対象として事業活動を行っている新電力も存在をしているというのが実態としてございます。そのことはきちっと考慮をせざるを得ないというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、ゼロベースのところで、今からどうしましょうかということであれば、私は現在のように実際に参入している新電力が事実上選択肢になり得ないような状況で料金だけ自由になるという自由化だけを進めるというやり方は良くないというふうに思っておりますが、沖縄はま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、余り数字の暗記得意じゃないんですが、たしか百六十円だったと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、全体としての原油価格が上がっていて、これが大変重要な問題になっている中で、投機資金が国境を越えて活発に移動している状況があります。商品先物市場の透明性を高めることによってこうした動きを国際的にもしっかりと抑制をしていく、あるいは相場操縦行...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、増収についてですが、先ほど高原長官から御答弁いたさせましたとおり、単純計算をすると七百億の増収になるという試算になりますが、燃料調達の時期とか景気全体の動向によって変化をしてまいります。  実際に、昨年の四月から本年一月まで、つまり原発事故以降の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 高レベル放射性廃棄物の最終処分については、もう大分前になりますが、平成十一年に、核燃料サイクル開発機構、現在の日本原子力研究開発機構が研究開発の成果を取りまとめて、日本においても、地盤の安定性その他、安全に処分をできる場所はあるという一応報告を出しまして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この平成十一年の報告によりますと、日本における火山の配置、規則的で、二百万年前から現在に至るまで火山の活動地域はほとんど変化をしていない、また全国の活断層の分布はおおむね把握されている等ございまして、日本の中でも長期、超長期にわたって安定している地区はあ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私、三月十一日から原発事故の対応を官房長官という立場でまさに直面をいたしました。そのときの反省と経験を踏まえれば、できるだけ早く原子力を使わないで済む社会をつくることが望ましいと、ただし、そこに向けてどういうプロセスで進んでいくのかということについては、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、県においてもそうした旨の復興計画を決定していることも承知をしております。こうした地元の声というものを重く受け止め、これを踏まえながら対応してまいりたいと思っております。
03月22日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答えをいたします。  まず、東日本大震災を受けて日本経済全体に大きな影響があったわけでございますが、この震災の影響については、例えば津波浸水地域でありますとか福島の原発周辺地域などを除けば、ほぼ、例えば鉱工業生産指数なども三・一一の直前ぐらいの状況に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私も長年国会で仕事をさせていただいてまいりました一人として、この原発事故を防げなかった、一言で言えば、いわゆる安全神話の上に原子力発電所あるいは原子力政策が進んできたことを止めることができずに三月十一日の事故に至ってしまったということに対して大変大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 炉心溶融、いわゆるメルトダウンにつきましては、これはもう皆さんもそうだったと思いますが、電源が止まって注水ができないという状況が十一日に生じました。この段階から、注水ができなければ、放っておけばいずれメルトダウンになると、したがってそうならないように最善...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、メルトダウンについてお話をさせていただいたところからも明らかなように、正確な情報をしっかりと把握をするということが必ずしも十分にできなかった。それから、もちろん事故でいろんなパラメーターが正しくない数字を出してくるというようなことはあらかじめ想定をし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この事故に対する対応としては、まずはこれ以上、何というんでしょう、事故を拡大させない。具体的には、放射性物質が外に出るという状況をこれ以上させないという問題。それから、中長期的にはそういう状況を安定させて、最終的には廃炉にしなきゃならないという問題。そし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣の一員として、総理が記者会見でおっしゃった発言について、私が、何というんでしょう、それについて評価をするとか否定をするとかということは、なかなか難しい立場であるということは御理解をいただきたいと思います。  ただ、御指摘いただいたように、あくまでも...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、一般論としても、従来から原子力政策の推進に当たっては地元の皆さんの御理解を得ながら進めてきたところでございますが、特に今回の事故を踏まえて、そうしたことの重要性は高まっております。さらに福島については、まさに今回の事故で直接大きな御迷惑をお掛けをし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに今回の原発事故を踏まえて、その教訓や反省、そしてさらには、それに付随して様々生じて顕在化している問題を真摯に受け止めて、ゼロベースでこれまでの政策を見直すというプロセスにこれは政府として入っているところでございますし、その方向性としては、中長期的に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島の事故を踏まえて、福島のように従来の予測を超えた大きな地震や津波があった場合でも福島のような過酷事故に至らないということを確保するということは急を要する大変重要な課題であると思っております。  これに対しては、事故直後から得られた知見に基づいて順次...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、四大臣における判断の際、安全性そのものについては、これは専門家ではありません、政治で判断できることではありません。安全性については、あくまでも保安院、そして原子力安全委員会、オープンの場で外部の専門家も加わっていただいた場で積み上げられてきた安全性...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事故を踏まえた新しい安全規制、安全基準については、まさに知見を得られたところから順次、緊急安全対策等の指示の下に新しいハードルを各事業者に課してこれの実施をさせ、その確認をしてきているところでございます。  これはもう委員御承知のとおり、再稼働問題が非...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどもお答えをいたしましたので、できるだけ重複せずにという視点で申し上げますと、まあ重複してしまいますかね。  やはり様々なこの原発に対する備えというものが十分でなかったということは、これは私も強く認識するところでありますし、反省をすべきことだという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部の議事の内容はしっかりと記録に残すということについては、公文書管理法の施行前、最初の一週間前でございますが、しかし法律が制定されていたわけでありますから、本来この事務局、保安院ということで、現に保安院を所管している大臣として大変申し訳な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所については、今回の事故を踏まえて、損害賠償とか廃炉とかのコストを本当にコストに入れたら幾らになるのかということはちょっと別の次元の議論としてありますが、少なくとも従来、原子力発電所はコストが低いということで様々なコストが計算されていました。そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどございましたとおり、この夏の電力需給の見通しについては、昨年十一月に見通しを立てた試算がある状況でございまして、これは御指摘のとおり、原子力発電所の再稼働がなく、一昨年並みの猛暑であった場合に、ピーク時において一割の電力需給ギャップが生じるという見...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) コストについては先ほどお答えをさせていただきました。  環境面については、確かに化石燃料と例えば原子力発電所を比べれば、二酸化炭素の排出という観点からは、片方ゼロでございますので、全く違っているということでございます。ただ、一方では、原発事故を踏まえて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 官房長官も必ずしもそういった趣旨をお答えしたわけではないというふうに伺っておりますが、政府としては、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の御理解ということでございますので、何かこう機械的に線を引いて、この内側だけでいいとか、この外は要らないとか、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただいた三十項目の安全対策は、先ほど来お話しさせていただいている事故を踏まえて対応すべき事項、明らかになったことから順次やってきているものを整理してまとめた安全対策の方向性をまとめたものでございます。  ただ、この三十項目、御覧をいただければ御...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に意味を持ってということよりは、あえて言えばより正確を期したと言うべきなのかもしれません。  というのは、御承知かと思いますが、定期検査中の原子力発電所は検査の最終段階で起動をして検査の最後を終わるということで、それで検査済証が出て正式稼働になるとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は十分に理解をいたします。特に、資源エネルギー庁を所管している大臣としては、エネルギー需給の視点からそういった方向性についていろいろと説明をしたり、あるいは遵守をしなきゃいけないんだろうというふうに一方で理解はいたしております。  ただ、現...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただいた政治レベルでの総合的判断については、今御指摘いただいたような誤解を招くおそれもあるかなということは十分に配慮しなきゃいけないと御指摘を受けて思っておりますが、繰り返し申し上げておりますとおり、安全は技術的、科学的、専門的にやっていただいた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私も決して楽観的に受け止めているわけではございません。電力使用制限令というのは一律強制的な手段でございます。できれば避けたいと、これは強く思っておりますし、相当様々な節電の御協力をいただく、そうしたことが前提でなければ使用制限令を避けるということは難しい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在の、何というんでしょう、燃料比率の状況、それから原油価格については連動することになっていますので、自動的に価格に吸収されているわけでありますが、ユーザーの立場からすれば、上がっているという意味では産業界にも影響を与えると。こういった構造は日本の産業政...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、固定価格買取り制度は、制度そのものに加えて賦課金をお願いをするということでございますので、国民の皆さんに十分御存じいただき、また御理解を得ることが重要だと思っております。  法律を制定いただきまして以降、各地での説明会とセミナーの実施、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 集中的な広報活動を実施すべく既に準備、検討を始めています。具体的には、交通広告、インターネットのバナー広告、それから新聞、雑誌の特集紙面の作成、あるいは各地での対話型セミナーなどを検討しています。  事務レベルとの検討の中ではテレビコマーシャルという話...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 電力会社の皆さんにもその領収書とか請求書等の中で周知をいただければ有り難いと思っておりますが、国が定めた制度で、電気料金に合わせてサーチャージをお願いするわけでございますので、国が責任を持って周知に努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) 関係する事業者の皆さんの御準備等を考えると、できるだけ早くという必要がある一方で、今御指摘いただきましたとおり、価格の算定自体が、大変これが機能するかどうかの重要なポイントですので慎重にと、慎重かつ迅速な御審議ということでお願いをしております。  なお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 発電所から電力会社の送電網まで、既存の電力会社の送電網までの接続費用については、一般論として言えば再生可能エネルギー発電事業者が負担する経費であると考えておりますが、調達価格等算定委員会で取扱いについては最終的に御議論いただきたいと思っています。  た...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 詳細なデータ、申し訳ありません、なかなかないんですけれども、御指摘いただいたこと大変重要だと思っておりまして、特に大規模風力については適している場所が特定の地域に限られていて、そういった地域が、そもそも既存の電力会社の送電網が脆弱であると。それから、特に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中小企業は、中小企業庁を設けて、この間全力を挙げてその支援に当たってきているところでございますが、中小企業といっても大変いろんな規模がある、幅が広いということの中で、法律上の小規模企業、あるいは法律上はそこに入らないにしても、かなり規模の小さい企業が一つ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 小規模企業に特化したという意味では、小規模事業者経営改善資金融資、いわゆるマル経融資でありますとか小規模企業設備資金貸付などがございます。  ただ、いわゆる一律の下支えのための施策にとどまっているという御批判を甘んじて受けざるを得ないかなというふうに思...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは今月三日に第一回を開催をいたしました。各種団体の代表者にとどまらず、各地で元気に頑張っておられる小さな企業の経営者、特に若手の経営者の方や女性経営者の皆さんに集まっていただいて、第一回も二時間という限られた時間でしたが、それぞれ経験に基づいた、資金...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、アメリカには十分日本のこれまでの努力を御評価いただいたところでございますが、一方、EUでは、一月二十三日にイラン産原油の輸送等に係る保険や再保険の提供を禁止するという決定をしておりまして、今EU部内においてその措置の詳細を検討中だというふ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今EU等の間でそうした事態に至らないよう、何というんでしょう、民間の従来のシステムの中で対応できるように交渉しているところでございますので、それがうまくいかなかった場合ということを余り表に向かって言わない方がいいかなということは御理解いただければというふ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 叱咤と激励をいただきまして、本当にありがとうございます。  議員から御指摘いただきましたとおり、私自身、三月十一日の時点で内閣官房長官務めさせていただいておりまして、昨年の九月に、図らずも経済産業大臣をやるようにと野田総理から言われました。もちろん、誰...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ダボス会議は二つの目的といいますか、テーマで伺いました。  一つは、原発事故あるいは大震災そのものを受けて、危機管理、リスクの問題について、これは日本だけではなくて、例えばタイは大きな洪水などもございまして、タイの副首相とも同席をいたしましたが、大きな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 申し訳ありません。私の方が説明を求められて、まさに、新たに今後爆発をしたり放射性物質が更に拡散をするような状況を抑え込んで一定の安定状態には来ていますという具体的な中身を御説明をするようにしておりますが、相手方から今こういう状態なんでしょうというようなこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 本当に率直にお答え申し上げますが、多分、最初にこの冷温停止とか冷温停止状態と使い始めたときは何らかの意図があったわけではございませんで、まさにどんどんどんどん原子力発電所の炉の状態、温度が上がったり圧力が上がったりという状況が続いて、そうしたことで中から...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在の機構法を国会にお願いする前段階、政府内部で東電のことについて検討している折には、私、官房長官の立場で加わっておりましたが、私自身、実は法的処理を主張いたしました。できるならば法的処理をする方が、東電の再生のためにも、それから被害者の皆さんを始めとし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー基本計画の議論に当たっては、原発への依存度を限りなく引き下げていくという方向性を明確にお示しをした上で御議論をいただいているところでございまして、ゼロベースということでございますので、その中には早期にゼロにするということも当然議論の俎上にのせて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会に御審議をいただいておりますので、国会での御審議の、何というんでしょう、タイミングその他について、これは党の方、国会の方で、院の方で御検討をいただくということでございますが、政府、法案を出している立場としては、できるだけ早く御審議をいただき、できれば...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、安全についてはもう専門的、技術的にやっていただきますが、その安全については専門家だけで通用する説明では駄目だと思っておりますので、専門家ではない政務が、専門家の説明を聞いて、国民的に理解ができる中身になっているかどうかは、これは判断...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島第一原子力発電所の一号機から四号機については廃炉をするということを決定をいたしております。五号機、六号機も含めては、福島県が復興計画において全てを、県内の全てを廃炉にすることを求めるという旨、決定、公表しているということを承知をしておりまして、これは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は最終的には、これは事業者があえて言えば判断をすべきものであるのが建前になっているわけでございます。  ただ、東京電力、福島においてこれだけ大きな事故を起こしたことも踏まえて、政府として、県の決定、公表している全てを廃炉にすると、求めるということを重...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 県の復興計画に示された御意向は県内の全てを廃炉にすることを求めるということでございますので、同様でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、言葉の前後は決して優先関係を意図したものではないということを釈明させていただいた上で、御指摘のとおり、経済産業省も政府の一員でございますので、政府の事故調査に政府の一員としてしっかりと対応をするということと、国会の事故調査に協力をするということ、そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、憲法にそう書いてあるからということにとどまらず、私も国権の最高機関は国会であるというふうに思っております。今は行政府で仕事をさせていただいておりますが、国会がまさに国民の負託を受けて最も最高機関として機能していただくことは大変重要であると...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 家電エコポイントは私も活用させていただきまして、地デジのテレビとたしか冷蔵庫だったかと思いますが、買いまして、ポイントに替えて商品券になって今まだ使っておりませんが。そういった意味では、消費の押し上げ効果ということも含めたこういったポイント制の利点は十分...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(枝野幸男君) この夏の電力需給については、これも御承知だと思いますが、昨年のたしか十一月だったと思いますが、平成十年の猛暑並みのピーク需要で有効な対策を講じなかった場合には約一割の需給ギャップが生じるという試算をしています。今、予算や規制改革を通じた供給力の積み増しと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力は特に原子力損害賠償支援機構法に基づき支援を受けているところでありますので、他の電力会社以上に徹底的な経営合理化が求められているし、これは支援をするに当たっての大前提であると思っております。  今、今春をめどに策定する総合特別事業計画を東京電力...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私、申し上げていつもおりますが、自由化といいながら、結局ユーザーの側には供給者を選択する自由が事実上ないにもかかわらず、料金の値上げだけ自由になっているというのは本当にゆがんだ自由化であると。このゆがんだ自由化の構造は変えていきます。  そのために、総...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、現状のこのずれについて関西電力からヒアリングをした関西電力の説明について申し上げると、一般水力について渇水時を想定した堅めの評価で出していると。それから揚水発電については、節電の効果で電力に余裕があると、その間に水を上に揚げておいて足りないときの供...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは今のパネルにも多分書いてある、赤字で書いてあるとおり、昨年は一昨年に比べれば猛暑の度合いが低かったということと、関西地区では数値目標付きの節電のお願いをして、その効果が大きく現れています。  上の段の、一番の方の需給ギャップの出発点のところは、一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー基本計画については、最終的には経済産業大臣の権限で決めることになっていますが、今、総合資源エネルギー調査会で、これは原発についての立場について幅広い皆さんに、まずはその前提としての御議論をお願いをしている途中ですので、その御報告をいただいた上で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所の原子炉等の重要施設については、爆弾等の攻撃を想定した設計は行われていない、ただ、一般的には相当の程度の堅固さを有する施設であるということでありますが、原子力発電所の安全が原子炉や建屋などの中心的な施設のみならず冷却系や電源等の施設に依存をし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年の三月十一日より以前の対応策については申し上げませんが、三月十一日の原子力発電所事故を踏まえた対策として、昨年十二月に原子炉等規制法に基づく関係省令を改正をいたしまして、立入り制限区域を設けてフェンス、カメラ等を設置すること、それから建屋内にある主要...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでの取組を御評価いただいたことに感謝を申し上げ、更にこの医療通訳の充実といいますか、推進に向けて努力をしてまいりたいというふうに思っております。  ただ、特区制度との関係になりますと、ここはなかなかどうしたらいいんだろうと若干迷いがございまして、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大規模風力の重要性、そしてこの大規模風力を実現をするためには、御指摘のとおり、その適した地域が送電網の脆弱な地域が多い、北海道もその有力な一つでございます。したがって、本来電気事業者が整備すべき送電網について、大規模風力の適地で特に送電網が脆弱な地域につ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 恐縮ですが、政府として原発の再稼働を求めるということはまだ決めておりません。  今日、原子力安全委員会が、大飯の原子力発電所二基について報告があったということを承知しておりますが、これからしっかりとこれらを読み込みまして、もちろん安全性の確認をするのは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは御指摘のとおり、しっかりやらなきゃいけないと思っています。  確かに、昨年の十一月にエネルギー・環境会議で最終的に整理をした見通しで、全国ベースで約一割の需給ギャップが生じる見通しをお示ししましたが、午前中の質疑でもお答えいたしましたが、こうした...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、安全委員会の見解については、今日出てきたものをまだ私読んでおりませんので、しっかりと読ませていただいて、どういう御趣旨であるのかを判断したいと思いますが、一般論として申し上げたいと思いますが、従来の原子力政策の間違いの大きな一つは、いわゆる安全神話...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最近になって新しいプロセスが加わったという印象を与えているとすれば、従来の説明が不十分であったということを反省しなきゃいけないと思っておりますが。  地元の皆様にもし再稼働のお願いというか御説明に政府として上がるとすれば、今日まで進んできた専門家による...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、地元の範囲といいますか、私はいつも、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解と申し上げています。これについては機械的に判断できるものではないと、これは一貫して同じことを申し上げ続けてきているところでございます。  そして、したがって、機械...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私がではなくて、保安院に対してストレステストの結果等について説明を求めてこられましたので、当然のことながら、全ての国民の皆さんから御説明の要求があれば、保安院の人間行かせるというわけにはいきませんが、四十七人しかいない各県を代表する方から御要請がありまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 四十七都道府県に分かれている、四十七分の一で国民のある意味では一定の代表をされている方からの御要請があったので、その御要請に応じて説明に行くということ、それ以上でもそれ以下でもございません。  説明を求められれば、例えば大飯原発について、北海道知事であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、繰り返し申し上げておりますとおり、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の御理解がなければ再稼働はいたしません。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘いただきましたマテリアルフローコスト会計は、製造工程において廃棄、排出されてロスとなる原材料やエネルギーを金額換算するシステムでございまして、先生始め皆様方の御尽力もあって、昨年九月、国際標準が発行をいたしました。  コストの削減や環境負荷の低減...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) TPPの場であるかどうかは別としても、国際的にこうした環境に配慮した形の企業価値、企業評価というものを共有をしていくということは我が国にとって大変重要なことだと思っております。  ただ、現状では、先ほど御指摘いただいたマテリアルフローコスト会計について...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ホール・ボディー・カウンターについては、現在の生産はいわゆる受注生産方式になっていると承知をしております。現在のところ、被災地を含む全国の原子力発電所や被曝医療機関等の需要に対して国内メーカーの生産能力が不足をしているという状況にはないというふうに承知を...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  まず、現状でも原油価格が上がっているという状況にございます。これは、実は需給の関係からいくと必ずしも現時点で逼迫をしているという状況ではありませんで、これは産油国の皆さんなどとも協議をしている中で、むしろ投機的動き、これに対して...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中長期的なエネルギーの在り方を考えた場合には、昨年の三月十一日の原発事故を受けて、今、内閣としては、原子力への依存度を最大限低減するという大きな方針の下で、経済産業省ですと総合資源エネルギー調査会、そのほかにも原子力委員会等幾つかの機関がございますが、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のBOPビジネスは、途上国の低所得者層の皆さんが抱える社会的課題の解決に資するという社会的意義があり、同時に中小企業の海外展開の機会としても大変重要であると思っております。  先日、三月九日に中小企業海外展開支援大綱を改訂したところでございますが...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 万が一ホルムズ海峡に不測の事態が起こった場合の影響でございますが、御指摘のとおり、原油については約八割、それから石油ガスについても、この方が多いですね、九割ぐらいのものがホルムズ海峡を通って日本に来ているという状況でございます。これらについては国内に一定...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所の事故の教訓を世界の原子力安全の向上のために生かしていくということが歴史的な責務であるという認識の下で、IAEAとして事故を踏まえた行動計画を推進をしておりますので、ここに対して、今回の事故の状況や得られた知見、教訓を取りまとめて、昨年の六月...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど野田総理がおっしゃられました脱原発依存は、我が国として原子力発電所への依存を最大限引き下げていくという、今の内閣としての姿勢を示したものであります。一方で、国際社会においては、それぞれの主権国家としての責任と判断の下で原子力発電所を今後も活用してい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先生が地元が福島であられるというお立場も含めて、今のような御主張をされるお気持ちは私もほぼ共鳴するものでございます。一方で、エネルギー政策は各国の安全保障とも結び付いている政策分野でございますので、基本的にはやはりそれぞれの主権国家が主権国家としての責任...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の特例として法律に基づき実施されている競輪及び小型自動車競走は、これらの売上げを通じて機械事業の振興や公益の増進に寄与するとともに、地...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(枝野幸男君) 平成二十四年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  東日本大震災から一年が経過しましたが、いまだ多くの被災者が大変厳しい状況の下での生活を強いられています。世界経済、日本経済も厳しい状況にあります。こうした状況を踏まえ、平成二十四年度に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 日本の経済は、足下の東日本大震災、歴史的な円高ということにとどまらず、この二十年ほど残念ながら大変厳しい状況が続いてきていると思っています。これまではどうしても、今何とか我慢して乗り切ればいずれ良くなるのではないかという守りの姿勢が強かったと思いますし、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 日本は自由貿易によってこれまでも成長してまいりましたし、これからの経済の活性化のためにもこの自由貿易を維持し更に推進をしていくことが重要であると。そうした一環、そうした全体の戦略の一つとして例えばTPPもあるわけですが、同時に二国間のEPAも大変重要であ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) なかなか実感、国民の皆さんの実感というのを政府の立場で何か定義するということは難しいと思っております。一般的には、経済の好転とは、経済が悪化している状況から持ち直し、改善していく過程にある状況のことをいうものと思っておりますが、これについては様々な経済指...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力への依存度を限りなく引き下げるということが政府の原点の方針でございます。その結果として、依存度はゼロになることを目指していくわけですが、原子力をゼロにするのかどうか、これはエネルギーの供給という観点にとどまらず、実際に総合エネルギー調査会では、狭義...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 基本計画の見直しに当たっては、先ほど来申し上げたかもしれませんが、ゼロベースで見直しを進めていこうということ、そして先ほど申しました原子力への依存度を可能な限り引き下げていこうという方針の下で御議論をいただいています。具体的にどれぐらいのペースで引き下げ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の東京電力の原発事故については、長年にわたって政府が原子力政策を主導、誘導してきたわけであります。また、そうした中で、この原子力発電所の安全に対する規制や措置、準備、対応等について、十分なものが備えられていなかったということが事故の遠因であったことは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、原発事故で福島の皆さんを始めとする多くの国民の皆さんに大変な御迷惑、御苦労をお掛けをしていることについては、ここ数十年にわたる原子力政策を含めて、政府の責任は大変大きいというふうに思っておりまして、大変申し訳なく思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今経済産業省としては電力システム改革の議論も進めておりますが、これは従来の電気事業のシステムが原子力発電所事故と因果関係がある、だからこれを変えるんだという、こういうものではありません。もちろん、遠因としてはあり得るというふうに思っておりますが、今回、電...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 若干、私は繰り返し、可能性は十分あるという言い方をしておりまして、制限令を出さないで済みますということは申し上げないようにしてきておりますし、現時点で出さないと公言できる状況ではありません、率直に申し上げて。  まさに、今、各電力会社において供給の積み...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、債権放棄が必要だということまでは申し上げておりません。なかなか、報道ではそういうとらえられ方をしているようでありますが、そこは正確に話をしているつもりです。つまり、金融機関においても一定のステークホルダーとしての協力がいただかなければならないという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、報道などでも、何か当たり前のように、福井県にお願いに行くことが決まっているかのように報道されているんですが、現時点で決めておりません。もちろん、科学的な評価は政治にはできませんので、それは保安院の確認と安全委員会のチェックといいますか評価で科学的な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 再稼働については、あくまでも私が申し上げているのは、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の御理解をいただく必要があるということでございますので、もちろん一番まさに地元中の地元である福井県あるいはおおい町等にはしっかりとした御説明と御理解をいただくこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ケミカルシューズは存じておりましたが、こういう組合の具体的なことについては、今回御質問いただくということで、十分に認識をいたしました。
○国務大臣(枝野幸男君) 平成二十三年の実績で、輸入が一億七千万足余り、それから国内生産が千五百万足余りでございますので、済みません、算数が得意じゃ余りありませんが、一〇%以下であるという状況でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 阪神大震災によって大変大きな打撃を受けられて、これから本当に御苦労をされて復興の努力が一定程度は進んで、私が把握をしたところによると、平成六年に三千万足余り、三千百万足の生産であった国内生産が、一旦半分以下に落ちたものが、平成十一年には二千百万足まで上が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 製造産業局で用意をしてくれた次元を超えたお尋ねになっておりますが。  実際に、これは今、ケミカルシューズ工業会の参加企業の中にも、様々な経産省の支援策を活用して自社ブランドを立ち上げて中国などで直営店を展開している企業もあるというふうに承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、現在の経済産業大臣として、当時の経済産業省の内部においてあったことについて御報告を申し上げますと、中村審議官御自身からも交代の申出があったことは事実であります。  それから、中村審議官、元々国際的な、国際関係の対応をしてもらう必要があって、実際に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の点は真摯に受け止めなきゃいけないと思っております。記者会見で自分でしゃべっていますが、当然自分も同じ認識を持って、炉心溶融に至っている可能性は十分にあるし、そうなっている一番悪いケースを前提に対応しなきゃいけないということでやってきていたのは間違...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 少なくとも私の主観的には、あらゆるデータ、分かっていることは全部出すべきであるという思いでやっておりましたし、データ等、少なくとも私が把握をしていることはしっかりと会見その他の機会に発表をしてきたというふうに自信を持っております。  あえて申し上げれば...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大阪市の場合は、株主としての立場と、それからユーザーの相当の部分の皆さんを代表する、民主的に代表する立場であるという二つの立場があろうかと思っておりますが、株主としての立場で株主総会でどういったことを御提起をされるのかというのは、まさに、あえて言えば民間...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ある意味では御評価をいただきましてありがとうございます。また、長年にわたって早い段階からこのクール・ジャパンの視点で御指導いただいていることに感謝を申し上げます。  私自身、日本の成長、これからの成長が期待される分野で、私は一番はこのクール・ジャパン関...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ただいまの東京電力の対応ぶりということについては、私は東京電力の従業員の多くは大変厳しい状況の中でお客様に頭を下げて御理解を求めたり、被害者の皆様の立場に立って真摯に賠償に当たってくれていると思っておりますが、しかしながら必ずしもそれが徹底していない。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここまでのところは、廃炉をいかに安全に安定的に行うのか、そこに向けた原子炉内部をどうやって把握をするのかという手法についての基盤整備、それから屋内、建屋内にアクセスするための除染方法であるとか、あるいは内部に入って、将来的には最終的にはロボットのような形...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、当然相当因果関係がある、そして本来、元々原子力発電所の廃炉って各事業者の責任ですから、その範囲のことについては当然求償をする余地があると思っています。  一方で、そもそも国がお金を出して研究開発する部分と東電自らが研究開発する部分とに今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここは、この問題に限らず、文部科学省の研究開発予算と経済産業省の研究開発予算というののすみ分けというのはなかなか難しいところがございまして、まさにその汎用性のあるうちで基礎基本にかかわる学術研究の延長線の範囲のところは文部科学省になりますし、まさに産業技...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のうち、まさにエネルギーの分散化が重要であるということは私も全く同感でございます。もちろん、一方では大型風力とか、例えば大規模なソーラーパネルということも重要ではありますが、こちらもしっかりやりますが、一方で、やっぱりそれぞれの御家庭ごと、地域ごと...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) お答え申し上げます。  もし万が一今回の事故による被曝に起因する健康被害が将来生じることがあれば、いずれにしろ政府として、保健、医療、福祉にわたる措置を総合的に講ずる責任は負っているものというふうに考えておりますが、まさに健康被害の不安をお持ちになって...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(枝野幸男君) 率直に申し上げて、競輪もオートレースも賭けたことはございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘はある意味そのとおりだと思います、これは赤字でやる意味はないわけでありますから。法の趣旨から考えても、赤字であれば、なぜ賭博罪の例外になっているのか、意味がなくなるわけでありますので。  ただ、それぞれの事業者がこれまでも、特に赤字のところは努力...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 長期にわたって売上げが下がってきているという中では、確かにこの売上げ自体を、まあ人口減少ですから、大幅に伸ばすということができるかどうかはともかくとして、この下降線のトレンドを変えなければ実際に赤字の事業者がどんどん増えていくという傾向は確かに止まらない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、本当に赤字では三つの要件というか目的を達せられない、それでは賭博罪の例外にしていることの意味がないと、全く同感でございます。  ただ、これは確かにトレンドとしてずっと下がってきているということはありますが、やはりこれは単年度ベースで見る話ではない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、今の点は、私、この立場に立つ前に、事業仕分のときに全く同じ論点、まあ逆方向から従来の仕組みについて議論があって、それで今回の法改正につながっていくわけですが。  御指摘のような点はあるんだと思います。だからこそ、従来は特定の使途のものについて還付...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、日本の競輪選手がオリンピックで競輪種目以外のスプリントでもメダルを取っていますし、北京のオリンピックでは競輪で永井選手が銅メダル。今回、女子も競輪が始まるという状況でございます。国内の競輪事業ということからいえば、これまでオリンピックに女...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直に申し上げまして、これはこの改正を機に、これまでも努力をされてきていると思いますが、施行者の皆さん、あるいは広く、例えば競輪、オートレースの関係者の皆さんの努力次第だというふうに思っています。ただ、その努力の余地、自由の余地を大きくするということが今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点で具体的にそこまでの見通しを立てているということではございません。もちろん、競輪が賭博罪の例外にされている趣旨からすれば、地方財政や公益の目的のために役に立たないということであれば当然認められないものでございますのでJKAの利益も上がらない、公益目...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) なかなか、賭博罪の例外をどういう要件で認められるのかという本質問題だと思いますので軽々にお答えしにくいですけれども、あえて申し上げれば、とにかく全体として公益に役に立つ、立っている、立つものである、それが目的であるということが賭博罪の例外であることの本質...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ありがとうございます。  まず、震災復興ということで、JKAとの関係を申し上げると、実は、二十三年度に被災地での支援拠点づくりや被災地復興活動に対して五十五件、一億五千万円近くの補助をしておりますが、その中で、今との関連で申し上げますと、福島県の北塩原...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○枝野国務大臣 九八年の金融危機のときは、御指摘のとおり、当時の野党の民主党で私、当時の与党自民党では今の石原幹事長が交渉窓口ということで、金融の法案について協議をいたしました。  党内外から、一気呵成に解散に追い込んで政局にすべきだという強いプレッシャーがございましたが、日本...全文を見る
○枝野国務大臣 現在、政府で決めているストレステストのプロセス、昨年の七月に決めました折には、福島のような予想を超える地震や津波があった場合でも、福島のようないわゆる炉心溶融のような深刻な状況に陥らないということ、これは技術的、専門的に御確認をいただく必要がある。その上で、原発を...全文を見る
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御家族の勤務先ということになりますと、経産省幹部であれ国会議員のお嬢さんであれ、そういったことはプライバシーの問題でありますので経済産業省として把握しているものではありませんが、今御指摘いただいた報道、つまり経産省があっせんをしているようなことがあったら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 経済産業省の子弟、国会議員の子弟、過去に遡って調査をさせます。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の件については、御党の松田議員も過日の経済産業委員会で、御本人が東電にお電話をされて、非常に冷たい回答が参りまして、理由はどうあれ支払を怠ると五十日過ぎると止めるというのは契約で定められておりますという対応があったという御指摘を受けましたので、こう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、一定期間後に一律かつ機械的に供給を停止することは社会的に許されないというふうに指導しております。
○国務大臣(枝野幸男君) 税制調査会において、税制調査会には牧野副大臣が出ておりますが、経済産業省として、消費税引上げの際には、関係省庁間で連携し、政府一体となって消費税の円滑な転嫁を実現するための取組を行うべき、また税率引上げと併せ、中小事業者等への影響を最小限に抑えるための措...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまでも独占禁止法のより厳格な適用等について、公正取引委員会とも連携いたしまして、特に転嫁を拒否する、やり方によっては下請法等の違反あるいは最終的には独禁法違反になってまいりますので、こうしたことの監視あるいは啓蒙活動について進めてきたところでございま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ここについては、率直に申しまして全ての取引関係を全部チェックできているわけではございません。ただ、まさにルールとしてしっかりと転嫁できることがこの税法の趣旨でありますし、あるいは下請取引法等においてはその法の趣旨でございますので、徹底をしてそうしたルール...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 本来であれば、税法の趣旨からすれば、それぞれの事業者において、特に消費者と直接接する事業者においても転嫁をしていただくというのがこの法の趣旨でございますが、一方で、なかなか経済実態の中で厳しいという声があるのも十分承知をしております。  一方で、小規模...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、原子力施設の安全の問題は空白が許されない問題でございます。何度も申し上げておりますが、稼働していない原発だからといって安全なわけではありません。そこには、つい先日まで稼働していた燃料棒等があれば、冷却が止まればいずれメルトダウンに至るとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この夏の電力需給については、仮に原子力発電所の再起動がなく二〇一〇年の猛暑並みのピーク需要となった場合には、有効な対策を講じないと約一割の需給ギャップが生じる見通しであるというのを昨年の秋にまとめております。その後、供給力の積み増しについて各電力事業者を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 電力の需給やあるいはその燃料代等による経済等に与える問題というのは大変重要であると思っておりますが、それ以上に、原発事故が起こった場合の影響の方がより大きい、その程度は比較にならないと思っております。したがいまして、まずは、原子力発電所の安全性の確認とそ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、石油、灯油あるいはガソリン含めた様々な石油製品について、災害時に、避難所であるとか、あるいは役所の車を動かすためのガソリンが足りなくなったということもございました。災害時の石油供給協定を自治体の皆さんと地元の石油組合の皆さんで結んでいただ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 委員も福島でいらっしゃいますから、事情は十分御承知だというふうに思いますが、まさにそれぞれの区域の見直しについては地元の自治体の皆さん、そして住民の皆さんのコンセンサスを得ながら進めていきませんと、大変重要なことでございます。  先ほど御指摘いただきま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず一言だけ。午前中の様々なやり取りについては、委員の皆様に御迷惑掛けたこと、おわびを申し上げます。  その上で、今のお尋ねでございますが、御指摘のとおりでございまして、今そうした風力を始めとして自然エネルギーをしっかりと系統に本格的につないでいくため...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つは、今申し上げたシステム改革の中で、必要なところ、特に送電網の脆弱なところで特に風力については期待ができるものですから、どういうシステムが組めるかということも検討をしているところでございますが、一方で、やはり圧倒的に送電網が脆弱なところが非常にポテン...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の放射性廃棄物、特に高レベルのものの処分については、私も大変重要な課題であると認識をしております。既に高レベル放射性廃棄物は発生をしておりますので、これをいかに将来世代に負担を掛けないで最終処分を安全に行うかということは大変大きな課題であるというふ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の問題意識は、私も全く同じ問題意識を持っております。だからこそ、原発への依存度をできるだけ早く限りなく下げていくという大きな方針は政府として示しているところでございますが、そうしたことの中で、既に出ている高レベルの放射性廃棄物をどうやって安全確実に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一月末にレビューを受けたIAEAからは、まず勧告の前段で、ストレステストに関する保安院の指示及び審査プロセスが基本的にIAEAの安全基準と整合していると結論付けられるという御指摘をいただいています。そして、緊急安全対策の迅速な実施や審査プロセスの透明性が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点で、残念ながら二次評価はどの事業者からも報告がなされておりません。  私自身、直接、なぜ二次評価が出ないのかと、急がなければいけないじゃないかということで調べましたが、一次評価は実は原子炉ごとの評価でございます。そして、二次評価はサイトごと、つま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては御批判を甘んじて受けなければいけないだろうというふうに思っております。    〔理事武内則男君退席、委員長着席〕  どれぐらいのスピードで一次評価、二次評価ができるのかと、最大限急がせなければならないと、一方でなかなかそのスピード、困難...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘はごもっともだというふうに思っておりますが、先ほど申したとおり、一つには、事業者が炉のメーカー等の関係事業者と協力をして実際にストレステストを行うわけであります。これ自体が正確を期さなければなりません。残念ながら現に、一次評価ですが、ストレステスト...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の一号機から三号機の原子炉内の状況でございますが、昨年十一月にシミュレーションを発表いたしましたとおり、炉心が損傷していることが推定され、これは専門家の間でもこの認識は共有をされております。また、温度計について故障も生じてはおりますが、冷却がなされ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、普通のきちっとした状態の原子力発電所の場合の基準がですが、敷地境界で年間一ミリシーベルト以下であるということが要求されている基準でございますが、これについては今の福島の第一原子力発電所の状況もそういった状況に抑えられています。  若干、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、東京電力と原子力損害賠償支援機構との間で総合特別事業計画の取りまとめに向けた検討が行われております。この計画の中においては、経営責任の明確化に関する事項がしっかり盛り込まれるよう求めているところでございまして、計画の認定申請があった場合には、御指摘の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一〇〇%減資をするためには債務超過を認定をしなければなりません。債務超過の認定をするということは、いわゆる法的処理をするということになります。  この場合、私も、法的処理が賠償や廃炉やあるいは国民負担の最小化に向けて適切であるならばそれが望ましいと、実...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、資料を持ってきませんでしたから、どこまでの範囲か正確に記憶をしておりませんが、今、社長、会長等は、ある意味当然だという御指摘あるかもしれませんが、無報酬で仕事に当たらせておりますし、また総合特別事業計画において、一義的には申請主義で、申請して...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この原子力災害対策本部の議事の記録を残す責任は、原子力安全・保安院が事務局をこの本部について務めておりましたので、原子力安全・保安院において適切な資料を直ちに作っていなかったことについては、大変申し訳なく思っておるところでございます。  その結果として...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私自身、全て、むしろ記憶力がいい方ではありませんので、全てのことを正確に記憶しているわけではございませんが、あらかじめその十二日の第四回の菅総理の発言等について御指摘いただいておりますが、原子力災害対策本部の当時の議事は、そこで関係大臣その他から問題意識...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 被災六県の産業復興相談センターにおいては、三月二十三日までの統計でございますが、八百六十三社の事業者の相談に対応し、債務の返済期間の延長など金融機関と条件変更について合意したものが二十三件、債権買取り件数については、その後三月三十日に岩手の復興機構におい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 安全性については政治判断いたしませんし、そもそもできません。  まさに、原子力安全・保安院が行った緊急対策とその確認、そしてストレステストの一次テスト、それに対するIAEAや原子力安全委員会の評価というものを踏まえて、安全性が確認されたものと受け止めら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 官房長官の発言は、地元の範囲を狭めるという趣旨だったというふうには思っておりません。防災のための視点と再稼働に当たっての地元と言っている話は別の次元の話で、再起動の理解を求める範囲が何かで機械的に決まるわけではないという趣旨を述べたものだと承知をしており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 再稼働について、三月十一日まで、これ再稼働について地元の同意必要だったでしょうか。  まさに三月十一日のことを受けて、従来、非常に狭い範囲の地元の同意で様々な原子力政策動いてまいりましたが、大変広範囲にわたって様々な影響を及ぼす、そして、あえて言えば、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 井上委員と私は余り考え違っていないんじゃないかと思うんです。私も、だから、どこかの何キロ、例えば五キロとか十キロとか三十キロで線を引いて、その内側さえ良ければいいという視点には立ちませんと。まさに、影響を受ける範囲というのは季節や風向きによっていろいろ違...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これも早い時期から申し上げておりますが、住民の皆さんの一定の理解といったときに、首長さんや議会というのは民主的なプロセスを踏まえて選ばれている皆さんですから、当然、住民の皆さんの一定の理解を評価、判断する上で大変重要なものだというふうに思っておりますが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ドイツは停止をしたんでしょうか。停止を決めたんじゃないんでしょうか。  まさに我が国も、原発事故を踏まえて、これから原子力への依存度を引き下げていくべきだということで議論をしています。そのスピードや最終ゴールについては様々な御意見のあるところでございま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まだ安全だと判断しておりません。様々な今のような経緯等について、原子力安全・保安院や原子力安全委員会での議論の経緯や、そこからの報告書を今精査をしているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 精査の途中でございますので、まだ判断をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 保安院における審査の過程で、公開の場で外部の専門家の意見を聞きました。そこで提起された論点についてきちっとした答えが返されているのか、それとも意見の聞きっ放しで答えが示されていないのか、その辺りのところをしっかりと読み込み、もちろん専門家ではありませんの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何度も申し上げておりますとおり、私は地元だけでいいと申し上げておりません。地元の皆さんを始めとする国民の一定の理解が必要だと。もちろん、例えば原子力発電所の立地町とか立地県という方の意向は物すごく重要だというふうに思いますが、それ以外も広範に原子力事故が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは本当に本質的な話だと思っていまして、やっぱり三月十一日の東京電力の事故の教訓というのは、大変広範囲にわたって万が一大きな事故が起こったら影響を及ぼすと。そうした場合に、あえて申し上げれば、日本全国にあの福島の事故は直接、間接の影響を及ぼしています。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の時点では認められないということなら私もそうです。なぜなら、今、原子力安全・保安院と安全委員会等のやった専門家の皆さんの分析評価というものを精査している途中で、それについて得心を得ていませんから。  したがって、もし得心が得られて、そういったことを説...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) あえて聞かれれば、日本中地元です。
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、滋賀県と京都府からは、説明に来るように、そして意見を聞くようにとお申出がありましたので、させているところでございますし、今後もそういった御要請が、全ての、率直に申し上げます、全ての市町村から求められたときに全部対応できるのかということはあります...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げておりますとおり、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解が得られなければ再稼働はいたしません。その場合においては、どこかで線引きをして、ここの内側さえオーケーなら大丈夫とか、この外側は関係ないとかという、そういう線引きを私はすべ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 本当に、例えば五キロなり十キロなり五十キロなりという線を引いて、その内側の人はオーケーです、その外側の人たちは関係ありませんという性質のものなのかといえば、それは私は、実際、この原発事故の、福島の影響を考えても、そういう性質のものじゃないと思うんです。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のお尋ねにどうお答えしても、じゃ、どこはどうなんですかと全部聞かれたときに、じゃ、どこで線を引くのかと言われたら、先ほど申したとおり、全て日本中の皆さんが原発事故が起きれば影響を受ける可能性はあるので、どこから先は関係ないということは逆に言えません。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 地形や天候等によって影響を受ける可能性の高い地域の皆さんというのは、まさに地元を始めとするの地元の要素が強い皆さんとして重く受け止めなければならないと思っています。  そうした意味では、京都や滋賀県というのは、まさに具体的に事故が起こった場合に影響を受...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、済みません、保安院がもし適切でないことをレク等で御説明していたらおわび申し上げますが、私は一貫して同意とかという言葉使っておりません。地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解が必要であると。  その場合に、地元の範囲はどこかとか地元に入る...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、既に東京電力から機構に対して一兆円の資本注入の申請が出ております。これ、まだ機構でどういう精査をするか分かりませんが、もしこの規模で資本注入の申請があれば、当然、今の様々な資本構成から考えれば、二分の一を大幅に超える株主になりますので、当然のことな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 発送電分離については、これは正確に言いますと、送電部門の中立化はさせます。つまり、これは御承知だと思いますが、例えば通信部分については資本分離していません、NTTの東西は。資本分離しておりませんが、一定程度の中立公正化によって、auであったりソフトバンク...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(枝野幸男君) 昨日の予算委員会集中審議において、自民党の岩城議員の質問の最中に、私が大臣席から不規則発言をいたしまして退席を命じられたことについては、予算委員会の審議の品位を傷つけるものであり、深く反省し、今後こうしたことがないようにするとともに、おわびを申し上げます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ございません。
○国務大臣(枝野幸男君) 直接、総理の御発言をお聞きをしておりませんし、前後の文脈や全体の雰囲気分かりませんので、何ともお答えしようがありません。    〔委員長退席、理事川上義博君着席〕
○国務大臣(枝野幸男君) 逆にアメリカ側にもあるようでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) しっかりと国益を守る、あるいは国益のためにプラスになるというようなことが関係閣僚等の間で一致ができるということが必要だと思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、我が国が単独で判断できる性質というよりも、IEAなどを通じて国際的に協調しながらやっていく必要があろうというふうに思っております。原油価格の高騰のこの間のペースを踏まえて、米国などとも問題意識は共有をしているというのが現時点でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 電力を中心とする省エネの問題については、原発の再稼働のいかんにかかわらず、相当の原発が停止をしたままこの夏を越えるということは間違いありませんので、まさにそうした中で、いかに産業活動やあるいは生活の快適さを損なわない範囲、やり方での省エネができるか、ある...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現状の電力需給の逼迫している状況の中では、石炭火力についても最大限その能力を発揮していただくという、そういう想定、前提で様々な需給見通しを立てているところでございます。また、中期的には、従来、石炭はCO2の排出等の環境への影響が大きいということを言われて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 消費税の転嫁対策については、弱い立場の事業者が不利益を被ることのないよう、事業者の実態を十分に把握し、関係府省が一丸となって対策を講じてまいりたいと考えております。  具体的には、今回、段階的な引上げになることも踏まえ、一つに、消費税の転嫁、表示等に関...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東電関連企業からのパーティー券という話については、多分一月の朝日新聞の報道だと思いますが、これについては参議院本会議で水野議員から御質問を受けて明確にお答えをしておりますが、私自身そもそもパーティー券、パーティーそもそもほとんどやっていません。過去十年間...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の官房長官と全く同じ認識でございます。
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(枝野幸男君) 四月二日の予算委員会集中審議において、自民党の岩城光英委員の質問の最中に、私が大臣席から、帰ってもいいのかと発言し、委員長から注意を受け、退席を命ぜられたことについては、予算委員会の審議の品位を傷つけるものであり、深く反省し、今後こうしたことがないように...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、これまでの産業政策、特に中小企業政策が、何とか今息継ぎをしようと、今何とか耐えていればいずれ良くなるんではないかと、残念ながらこういう姿勢が多かったのではないかと思っておりまして、私、就任以来、これでは駄目だと、攻めの姿勢でいかないと、じ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 全く同感でございます。  歴史的なことを言えば、やはりそれぞれ一個一個の施策が、それぞれの目的があって、それぞれの趣旨があって、できるだけ、裁量な行政で余り現場の判断で恣意的になっちゃいけないということで様々な基準を作ってやってきたと。そのことには歴史...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに、この御指摘のコーディネーター、大変重要だというふうに思っております。  御指摘をいただいた、廃止をされたというのは中小企業応援センター事業のことだというふうに思いますが、これ、まさに私がかつてやっておりました行政刷新会議の仕分の対象になりました...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 主に原油の輸送のことですので私からお答えさせていただきますが、先生御指摘のとおり、確かに海上保険、つまり荷物や船そのものに対する保険の再保険であるとかそれに関連する戦争特約等についての再保険は止まっています。ただ、この部分については、日本の保険会社の自ら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、ある意味では、再保険が利かない分については、荷主である石油会社とか、それから船会社そして保険会社等、EU以外の、つまり日本関係のところでリスクを分け合っているわけでありますので、それを安定的に長期にわたってという状況が継続できるというのは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、石油等の輸入に当たってのホルムズ海峡の重要性ということから、ここが閉鎖をされた場合の影響、大変大きいと思っておりますし、また実際に封鎖が完全にできなくても、御指摘のとおり、保険料の高騰というのは大変大きなリスクであるというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 既に、原子力損害賠償支援機構法に基づく支援に当たって、二月までに認定あるいは認定変更した緊急特別事業計画においても、コストの削減、その中には人件費の削減や、不動産を始めとする資産等の売却、あるいは購買、物を購入する場合のやり方の改革などを通じて十年間で二...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まあ具体的な、例えば東電や機構から提案があるわけでもございませんし、具体的にどなたをどうこうするということを決めているわけではありません。それから、経営陣といったときの範囲等についても今具体的に何か視野に置いているわけではありませんが、まさに今回の経営責...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 全くそれについて後退させたつもりはありません。同じ趣旨でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、昨年の五月から、東京電力に対しては東京電力に関する経営・財務調査委員会を設置をしまして、経営、財務などの調査を行いました。これが実は原子力損害賠償支援機構に引き継がれておりますが、こちらの委員長は下河辺さんという弁護士さんにお願いをして、厳しく財務...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は私も十分理解をしているつもりでございます。経営陣が今後どうなっていくのか、まさにこれからの話でございますが、新しい経営陣には、もちろん内部からの登用はゼロになるというふうには思っておりませんけれども、当然外部から入ってもいただくということ、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総合特別事業計画、今、東電と損害賠償支援機構との間で協議をしている段階でございますが、これから何年か先の経営計画を示していただくということもその一つの大きな要素でございます。  率直に申し上げて、その中で料金についても議論されているということは承知をし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに、今後、中期的な経営の見通しを立てるに当たっては、今、東京電力の原子力発電所は、福島は当然でありますけれども、全て稼働を止めているところでございますが、これについてどういう見通しを立てるのか、それとの兼ね合いで料金、原価がどうなっていくのかというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は理解しないわけではございませんが、まず一つ、賠償については、今回東電が機構に申請している中でも賠償にかかわるお金とまさに資本にかかわるお金は別で、しかも処理も今後別にされていく、つまり、賠償に充てるために国から東電に出すお金は全く別、独立し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回のエネルギー基本計画の議論については、とにかくできるだけ私なり経済産業省なりがその議論に介入しないで自由にやっていただこうと。もちろん、最終的には、そこでの議論はあくまで参考にするということですので、決めるのは経産大臣の責任です。経産大臣としては、内...全文を見る
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(枝野幸男君) どちらでもありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 今、安全性についての確認のプロセスをしています。安全性が確認をされればですが、安全性が確認されるかどうかは、まだプロセスですので、現時点では前向きでも後ろ向きでもありません。安全性をまず確認しています。
○国務大臣(枝野幸男君) 契約期間終了後も合意を得られない顧客に対して、一定期間後に一律的かつ機械的に供給を停止することは社会的に許されず、個別の顧客の置かれた状況を踏まえ柔軟かつ丁寧に対応することということを行政指導、正式にいたしております。これを踏まえて適切に対応するものと考...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 後で御議論があるんだと思いますが、法的根拠に基づいて具体的な何か指示、指導等ができればしたいところでございますが、私、その後も、委員から御指摘いただいてその後も検討いたしましたが、現状の制度の下では行政指導によるものが最大限であるというのが現行法でござい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 委員から配付いただいた資料を基に御答弁するのもなんなんでございますが、ここの、これ多分コンメンタールだと思いますが、コンメンタールにもありますとおり、基本的にこの三十条は、規制料金部分、規制部門のところについてはしっかりと改善命令を出せないと困るというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これ、実は原子力損害賠償支援機構を担当する特命大臣と経済産業大臣とを併任しておりますので、なかなか立場が難しいんですが、総合特別事業計画においては、中期的にしっかりとした経営合理化の視点が約束されているのかどうかということを踏まえて、もし値上げが経営計画...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) それぞれ、法の趣旨あるいはそこに求められている要件、違いますので、当然それぞれの法に基づいて認定を行います。したがって、一般論として、総合特別事業計画を認定するに当たっての料金についての要件よりも、具体的、個別の料金値上げ申請に対する査定の要件の方が厳し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これについては、既に私の方から、規制料金についてもし具体的に何か判断を示すことがあれば、それを踏まえて遡及的に自由料金にも及ぼすようにということで、東京電力もこれは了解していると承知をしています。
○国務大臣(枝野幸男君) 既に私からは、個別の顧客の置かれた状況を踏まえ、柔軟かつ丁寧に対応することを正式に行政指導しているところでございますが、今委員の御指摘をされたようなやり方については、東京電力社長も今聞いておりますし、国会でそうした知恵、工夫を御指摘を受けたということも踏...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力協定、条約ですから、最終的には外務大臣の権限でございますが、これは前内閣において、原子力発電所の、国内における原発依存からの脱却ということと、それから従来、事故前からの外交的に様々積み重ねられていた各国との協力の関係について、そのときは当時の経産大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在、私の下で保安院が作業をいたしております。数日中というか、今日の午後にもその作業状況を把握をいたします。そこから先のことについては四大臣で集まっての会合次第でありますので、具体的な日程が決まっているわけではありません。
○国務大臣(枝野幸男君) これまで一年間にわたって緊急安全対策等を具体的に指示をして実施をさせてきているところでございます。  安全対策を指示するということは、何らかの安全の基準を満たすべく安全対策を指示しているわけでありますが、きちっと整理された形で、原子力発電所事故を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、総理の指示、新たな安全基準という言い方はされていないと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど申しましたとおり、福島の原発事故を受けて、安全対策はとにかくできるところから順次やっていかなきゃならない。それは、大きな地震や津波というのは、安全基準を作ってそれに基づいた安全対策を指示してということを待ってくれないかもしれませんから、できることか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総理の指示を受けて私が保安院に指示をして整理をさせていて、今日の午後、その報告を受けて、それを四大臣会合に御報告するという手順でございますので、まだ内容を承知しておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 事故究明は、まさに政府の事故調、国会の事故調を始め様々な部分で行ってきておりますが、技術的にどういうプロセスでどういう原因で事故に至ったのかということについては一定の見解がまとまっているというふうに認識しています。
○国務大臣(枝野幸男君) 事故原因ということについては、行政的、社会的、様々な要因も含めて事故の原因については様々な検討が今後もなされていくだろうと思っておりますが、技術的な事故に至ったプロセスや、したがってその原因ということについては一定の見解がまとめられているというふうに承知...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 様々な検証をしていろんな部局でやっているわけでありますが、それらの検証結果が地元の皆さんを始めとする周辺住民の皆さんに一定の御理解をいただけるものであるのかどうかということについてはこれから判断をいたします。
○国務大臣(枝野幸男君) 今の時点で、保安院を所管する経済産業大臣としては、先ほど申したとおり、その事故に至った行政的あるいは政治的、社会的要因等についてはむしろこれからだろうと思いますし、事故の拡大をどう防げなかったのかということについて、これは私も一種当事者でございますが、こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 四大臣でも、まだこれで事故の技術的な究明が納得できるものだと結論を出しているわけではありません。まさに、おとといですか、第一回を行いましたが、技術的にはプロセスと原因についてははっきりしているということについて報告いたさせて、それを我々がまず納得できるも...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、今日も予定されておりますが、四大臣会合でそれを検討、分析するんです。
○国務大臣(枝野幸男君) 今日、時間が取れれば四大臣会合を行うということについては、発表しているのか、少なくとも実務的には調整しておりますが、それ以降の日程は全く白紙です。
○国務大臣(枝野幸男君) 大飯原発については、大飯原発に影響を及ぼすような断層の連動等について一定の見解がまとめられて、報告を受けております。それについて、地元の皆さんを始めとする国民の皆さんの一定の理解を得られるような内容になっているのかどうかということについては、しっかりと検...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 決して急いではおりません。  昨年の七月に、当時の内閣で、そのとき別の立場で当事者でございますが、決めた手続に基づいて粛々と進めているものでございまして、急いでもいませんし、かといってサボタージュをするつもりもありません。
○国務大臣(枝野幸男君) 今までやったことの整理だけとは、私、お答えしていないというふうに思います。大部分については、まさに一定の安全の基準があるからこそ安全の緊急措置をしてきたと、そういうものの積み重ねがあって、それを整理しろと。  加えて、この間の明らかになった事故の原因等...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、福島の事故の教訓は、安全の問題を白か黒か二つに一つにしてきたということです。それが安全神話をつくりました。ある線を超えれば、あるチェックを受ければこれなら安全だと、それ以下のものは安全ではないと二項対立にしました。  その結果として、一度ある基準...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一刻も早く新しい規制庁をつくっていただきたいと繰り返しお願いを申し上げているところでございますが、保安院も、院長も交代をいたしましたし、福島の事故を受けてこうしたことを二度と起こしてはいけないと、その少なくとも使命感は強烈に持って今仕事をしてもらっている...全文を見る
04月13日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○枝野国務大臣 まず、原発への依存度を最大限引き下げていく、最大限ということはゼロを目標に引き下げていく、これはもう、私のというよりも政府の明確な方針でございます。  ただ、これはどれぐらいのスケジュール感を持って引き下げていくのか、あるいは、いわゆるエネルギーとしての依存が引...全文を見る
○枝野国務大臣 私自身、個人としてどう考えているのかということはございますが、まさに政府として責任ある立場で今答弁をさせていただいております。私の希望どおり皆さん実現をしていただけるなら私の希望を申し上げますが、まさに責任を持って政府として方針を決めるということは、私一個人の考え...全文を見る
○枝野国務大臣 ここは私の考えではなくて、政府としても、経済産業大臣としても、明確に、原発依存からの脱却を最大限進めていく、これは政府としての明確な方針でございますし、私自身も、できるだけ早く原発依存から脱却をして、原発への依存をゼロにしたいと思っています。
○枝野国務大臣 まず、私の四月二日と四月三日の発言の違いでございますが、まさに予断を持たずにこの再稼働問題に私は対応をしてきているところでございます。これに先立って、原子力安全・保安院が、安全委員会における手法等についての確認を踏まえて、安全性が確認されたと思いますという報告が私...全文を見る
○枝野国務大臣 決定打があったものではありません。まさに、保安院の報告書等も、専門家の皆さんが専門的、技術的に報告書をまとめたものでありますので、少なくとも専門家ではない私がただ読んでも理解できないことが少なからずありました。それについては、保安院に対しても、これはどういうことな...全文を見る
○枝野国務大臣 北海道から沖縄まで全ての国民の皆さんです。  ただし、それぞれ万が一事故が起きた場合の受ける影響の蓋然性というのは、地域によって大きく違います。当然のことながら、万が一の事故が起きた場合の影響を受ける蓋然性の高さによって、我々としても、それぞれの皆さんの理解をど...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、言わずもがなのことだと思っていますが、念のため繰り返し申し上げますが、万が一の場合に大きな影響を受ける蓋然性の高い福井県あるいはおおい町の御意見というのは、圧倒的に重要であるということは言うまでもありません。  ただ、その上で、国民の皆さんから一定の理解を...全文を見る
○枝野国務大臣 福井県知事が安全基準を求めておられたということは一定の考慮要素だったかと思いますけれども、そのことによっていわゆる判断基準、三つの判断基準を決めたわけではありません。これも何度も申し上げてきているかというふうに思いますが、安全性については政治家が判断できるものでは...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、自分に関することは、まさにさまざまな検証の場でしていただけばいいと思いますが、菅総理がベントを指示したというのは事実と違うと思っています。東京電力がベントが必要だと十一日の深夜か十二日の未明ぐらいに言ってまいりましたことに対して、保安院、安全委員会もそれが必...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、だからできるかどうか慎重に判断している、検討しているわけです。
○枝野国務大臣 万が一の事故があった場合には大きな影響を受ける、原発の近くにお住まいの皆さん、あるいはそうしたところの首長さんなどが現時点でそういう評価をされるのは、私は当然のことだというふうに思います。  私も四大臣会合の一員として、国民の皆さんに、安全ですから、もし必要性が...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、二〇一〇年並みの猛暑の場合、ピーク時において、全国で約七%、一千二百六十一万キロワットの需給ギャップが生じるという予想をしております。  このうち関西電力については、これは大飯の問題もございますので、資源エネルギー庁においてはさまざまな、特別に努...全文を見る
○枝野国務大臣 八つの条件については、報道等は承知しておりますが、もし大阪市なり大阪府なりとして正式に御決定をされれば、政府にもしかすると御要請等はあるかもしれませんが、現時点でそうしたものはございませんので、コメントは控えたいと思います。
○枝野国務大臣 原発の安全性をしっかり確保することは大変重要な政府としての責任であると思っていますが、同時に、電力をしっかりと供給するということも政府としての大変重要な責任だというふうに思っております。  そうしたことの中で、関西電力の現時点で想定される需給ギャップというものは...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今回の福島の事故に至ったということは、この五十年来、政府、専門家を含めて、原子力にかかわってきた全ての信頼が失われている状況だと思っています。  そうした意味では、政務という意味での政府、そして今、保安院を所管しているという立場からは、保安院とい...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、東京電力においては、需要家の皆さんの御理解を得るために経費節減の最大限の努力を行う、それから、その上でもこういうふうに値上げがないとだめなのだということを詳細かつ丁寧に需要家の皆さんに説明する責任があるというふうに思っております。少なくとも、ある段階ま...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、私も東電は法的整理をした方がいいと思っています。私自身そのことを、特に昨年の今ごろ強く主張をいたしました。ただ、幾ら議論をしてもどうしてもひっかかるのが、課題になるのは電力債です。  電力債は、これは法律に基づき一般担保つき社債となっています。法的整理をし...全文を見る
○枝野国務大臣 それは、社債の話、社債の優先度ですね。  今後の立法政策論としてはあると思いますが、その法律を前提として結ばれている民事契約を、繰り返しになりますが、さまざまな政策上の目的で、租税債権など国の持っている債権の優先度を破綻処理の場合に劣後させる、こういう立法例はあ...全文を見る
○枝野国務大臣 原因を一概に申し上げることはなかなか難しいんですが、反省も込めて申し上げると、記載が不十分な申請書が散見されたということでございますので、公募期間が一カ月というのは短かったのではないか、しかも、年末の多忙期と重なって、準備の期間が十分にとれなかったのではないだろう...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、この法の趣旨から考えると、できるだけ中小企業の皆さんに活用していただくことが期待されているというふうに思っております。  そのため、先ほど申しました反省を踏まえて、御指摘のとおり、募集の期間を四週間から八週間に倍にいたしました。それに加えて、書類...全文を見る
○枝野国務大臣 岡田大臣は、担当大臣として、公文書管理法全体の中で、この会議とその議事要旨の位置づけということではなくて、一般論をおっしゃられたというふうに聞いております。  公文書管理法の適用があるのかどうかはともかくとして、公文書管理法の趣旨は踏まえて、この四大臣会合におい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、仮に、現時点での安全基準を満たしたとしても、まさに信頼性、安全性向上に向けた不断の取り組みを継続していくということがまず何よりもの責任だというふうに思っております。  まさに万が一の場合でありますが、福島の事故についても、原子力損害賠償法、そして...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、三月十一日以降、もし再稼働をすることになれば、先ほどのお話のとおり、より政府、政治が責任を負わなければならないと思っています。  ただ一方で、しっかりとした検討が必要だと思っておりますのは、いずれにしても、原子力発電所の日々の現場のオペレーション...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば福井県であるとかおおい町というのが地元であるというのは間違いないし、まさに地元中の地元でありますので、こうした皆さんの意向というのは一番重要視しなきゃならない、これは間違いありません。そして、距離的に近いとか地形とかいろいろなことの関係で、万が一の場合の影響...全文を見る
○枝野国務大臣 今の御意見は、非常に貴重な御意見として承らせていただきました。  と同時に、繰り返しになりますが、この線の外側と内側で何か、白か黒、全然関係ないよと受け取られるのもちょっとよくないのかなというふうに思っておりまして、今いただいた御意見も参考にしながら、まさに地元...全文を見る
○枝野国務大臣 もし、再起動をお願いするということになる場合には、福井県については、ストレステストの評価等の御説明に牧野副大臣にたしか行っていただいたと思っていますが、そのときにも御意見等をいただいて、もし再起動するならば、大臣に説明に来てほしいという趣旨のことをいただいておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 これは若干、官房長官の御発言、誤解をされて受けとめられている向きがあるかと思いますが、法律または特に安全協定上同意という言葉が使われている場合がありますので、そこでの同意ということの意味と、一般的な意味での同意という言葉の意味、同じ言葉でも、やはり法律や協定等が背...全文を見る
○枝野国務大臣 こうして直接議論させていただいている佐藤議員には誤解を招くことはないと思うんですが、多分、新聞等で切り取られると、関係当事者の皆さんに誤解を与えることになるといかぬなと思いながら御答弁を申し上げるんですが、京都や滋賀を今具体的にお出しになりましたが、そういった具体...全文を見る
○枝野国務大臣 まずは安全性というのが絶対的条件である、全てはそれがクリアされなければそもそも問題にならないということが大前提でございますが、安全性がクリアされたとしても、あける必要がないのであれば、まさに必要がないんですからあけないという判断があるというふうに思っています。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 貴重な御提言だと受けとめさせていただきたいと思います。  ただ一方で、なかなかどこかで明確に線を引きにくい話である、それから重要な要素が需給であるということを申し上げましたが、需給だけなのかどうかということも総合的に考えなきゃいけないだろうと思っています。  ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、電気事業法の十九条の二それから十八条二項における最終保障約款等の規定があるということは御指摘のとおりでございます。  現在この適用が問題になるような事例まで至っていないというふうに承知をしておりますが、一方的に機械的に供給を停止する可能性があるん...全文を見る
○枝野国務大臣 現状の総括原価方式が、御指摘のとおり、燃料購入費を引き下げるインセンティブが働かないと言い切っていいかどうか、若干迷いがありますが、ほとんど働かないことになっているという問題点は、これは料金制度と運用の見直しに係る有識者会議等でも指摘を受け、まずは、現行の法制度の...全文を見る
○枝野国務大臣 ちょっと詳細な御通告として伝わってきてなかったものですから、正確なところは場合によっては保安院からお答えができればさせたいと思いますが、いわゆるPとBの違いが、福島と違いがございます。違いがございますので、基本的には、格納容器が非常に大きい状況にありますから、水素...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、科学的、技術的なことは政治家が判断できることでもありませんし、するつもりもございません。  専門家の皆さんが御判断されたことを、一般人、一般国民として理解し納得可能であるのかどうか。遺憾ながら、専門家の皆さんが専門家同士で話している、あるいは専門...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどの引き波の話なんですが、引き波については、想定値とポンプの取水位置との関係で大丈夫だということではなくて、一つには、そもそも引き波時に備えて、ポンプを停止させる等で焼き切れないようにするという手順を決め、これをしっかりやらせると同時に、通常のポンプで取...全文を見る
○枝野国務大臣 委員会の運営については、これはまさに諮問をお願いしている側でございますので、委員長を初めとする委員の皆さんの審議そのものについては、答申をいただいたところでそれをどう扱うかというところであって、私が諮問をお願いしている側で余り介入をしているようなことはよくないので...全文を見る
○枝野国務大臣 明らかに政府の方針とは異なっておりますが、まさにそうしたことも含めて自由に御議論いただくのが重要だと私は思っておりまして、原発への依存度を減らすという方針と異なっているという意味で、三五%という御提起は全く異なっております。  例えば、それ以外のところで今後の経...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、コジェネを初めとして、広い意味での自家発の余剰電力を積極的に集めるということは大変重要なことだと思っておりまして、この間も、インバランス料金の是正とか、それからできる規制緩和等も進めてきておりますが、本質的には、やはり余剰の電力をどう系統で受けて全...全文を見る
○枝野国務大臣 個別の具体的な事情の詳細まで把握しているわけではありませんので、私の勘違いかもしれないということを前提にした上でお答えをさせていただきたいと思いますが、そのときの議論でお話がありましたが、町が丸ごと何個もできるような、いわゆる大型の開発が幾つもなされた、だけれども...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、昨年の東京電力の福島での事故のときに、私も官房長官という立場で対応に当たりました。  官房長官というのは実は最終決定権のない仕事でございますので、そういった意味では、あのとき経産大臣であったり総理大臣であったりするとまさに最終決定権を持っていまし...全文を見る
○枝野国務大臣 再稼働ありきと報道されていることは大変残念に思いますし、反省をしなきゃいけないかなと思っておりますが、この間、特に安全委員会等の話が出て以降、私自身が一人で精査をしているときもそうでしたし、今も、四大臣会合では、一生懸命再稼働しない理由を見つける努力をやっています...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 中小企業の海外における商品の需要の開拓の促進等のための中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在、内需の減退、震災の影響や未曾有の円高等、我が国中小企業をめぐる経済...全文を見る
04月18日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○枝野国務大臣 おはようございます。  御指摘のとおり、人工衛星と称するミサイルの発射は、我が国を含めた地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為でございます。それから、国連安保理決議、これは弾道ミサイル技術を使った発射をこれ以上実施しないことを北朝鮮に要求しております...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、できるだけ法文を見てわかりやすくということは立法政策上重要なことだと思います。今局長から答弁させていただいた各答弁は、個々にお尋ねいただくと今のようなお答えになるかと思いますが、全体の法律案、全体を見ていただければ御理解いただける方向性とか目的とか...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的特区とかということと絡めてしまいますとなかなかお答えしにくいんですが、仙台は、東北の中心都市であると同時に、特に技術系の、私は文科系なんですが、技術系の立派な大学がありますので、さまざまな意味でのアジアの拠点になり得るところだと思いますし、また、残念な地震と...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、対日直接投資が減ってきてしまいました。シンガポールや韓国など、他の地域の誘致支援策の強化であったり、それから、アジアの新興国の経済成長によって我が国市場の相対的な地位が縮小しているということがございます。また、個別具体的に見ますと、外資系企業の我が...全文を見る
○枝野国務大臣 グローバル企業の立地に当たって企業側が考慮する要素として、法人税の実効税率というのは一つの要素であるのは間違いないと思います。したがいまして、今回の法案でも、この点についての特例措置を設けてということになります。  他の競争相手と想定される国々の状況との比較の中...全文を見る
○枝野国務大臣 この法律案を成立させていただいたときの直接の効果の見通しとしては年間三十社の誘致ということでございますが、我が国に拠点を海外から誘致する全体としては、これでは足りないというのは御指摘のとおりだというふうに思っております。  大切なことは、例えば、この法律案に基づ...全文を見る
○枝野国務大臣 一次公募で中小企業の比率が少なかったことについては、先般の委員会で佐藤議員にお答えしたとおり、若干、手続の面のところで改善すべき点があったのではないかということで、その改善を行っております。  その上で、全体の規模等との関係で申し上げますと、そもそもが、この国内...全文を見る
○枝野国務大臣 過日、第一回を開催しましたデフレ脱却等経済状況検討会議では、デフレ脱却と経済活性化に向けて、政府と日本銀行の連携のもとで、効果的かつ体系的に経済政策を構築し、物価等経済状況の点検を行っていくことといたしております。これまでも、デフレからの脱却と経済活性化に向けて、...全文を見る
○枝野国務大臣 法人の実効税率が我が国の企業の国際競争力や海外企業の我が国への立地に大きな要素であるということは、御指摘のとおりであると思います。そして、残念ながらとあえて申し上げますが、かなりの国が世界の中で法人税の引き下げ競争をやっている。ただ、これは継続性のあるやり方ではな...全文を見る
○枝野国務大臣 一月末から原油価格が上昇し、それを受けて、国内の石油製品価格も上昇傾向で来ております。四月九日の週から一応頭を打って下落に転じていますが、引き続き高い水準でありますので、このような事態が継続すれば、国民生活、企業の生産活動への影響が懸念される状況でございます。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 昨年の七月に経済産業省で調査を行っているんですが、平成二十二年度に海外で新規投資または追加投資を行った我が国企業が投資をしたポイントとしては、現地の旺盛な製品需要が見込まれるとした理由が全体の七割強と最も高く、次いで、現地の近隣国での需要が見込まれる、納入先などの...全文を見る
○枝野国務大臣 内部留保は、御指摘いただいた資料でも、利益剰余金と資本剰余金と引当金を合わせたもので、これが伸びているわけでありますので、引当金のところについてのいろいろな評価はあるかと思いますけれども、投資をするのではなくて内部留保に回っている金額が伸びている、この実態はあると...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、例えば日本企業が海外に進出するに当たっての理由は必ずしも税ではない、そういう調査の結果があるのも間違いありません。  ただ、例えば一方で、海外に進出をしようとしている海外企業が、アジアの拠点をどこかに置こうと思って、そのときに、韓国がいいのか、日...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に補助金のように税金を直接使って政策を実行した場合には、その効果が上がったのか上がらなかったのか、それを踏まえてまた次の施策を考えていくということは重要であるというふうに思います。  今御指摘いただいている自治体からの補助金で企業誘致ということ...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、先ほど来御答弁申し上げておりますとおり、法人実効税率が、それだけで企業誘致ができるとも思っていませんし、企業誘致についての一つのファクターであるということで申し上げてきているつもりでおります。  したがって、この法律と、特区法であったりとか、これは先生から...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来御答弁しておりますとおり、今の問題意識は私も全く共有をしております。各国が、企業の事業環境を相対的によくするための手段として法人税の引き下げ競争を繰り返していけば、結果的に世界経済を破滅させると私も思っています。  したがって、御指摘のとおり、OECDに...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、御指摘のTDKの再編については、秋田県からも、経済産業省としても相談に乗って対応をしてほしいというような御相談等もございまして、いろいろと情報把握等を行っておりますが、秋田県を中心に、分散している小規模工場の生産の効率化を図るための拠点の集約化であって、生産...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、従来型の高度成長型の大型工場はなかなか競争上苦しくなってきているということの中で、今回御審議いただいているのはアジアの拠点を立地するということでございますが、それはあくまでもワン・オブ・ゼムであって、全体としては、まさに競争力を今後も維持、高められ...全文を見る
○枝野国務大臣 エルピーダの会社更生法の適用は大変残念なことでございます。また、今御指摘いただいた資金のことについては、平成二十一年度の予算において予算措置がなされておりますので、新たな国民負担は生じないものでございますが、やはりこうした形で使われることになるというのは残念なこと...全文を見る
○枝野国務大臣 インサイダーの件で当省の職員が捜査をされているということは、大変遺憾に思いますし、申しわけなく思います。今後そうしたことのないように、省内の綱紀粛正を徹底してまいりたいと思っております。  ただ、そのことと、当時の支援をすることについての判断、決定には関連性がな...全文を見る
○枝野国務大臣 これから決める省令で、さまざまな要件、事実上の要件を決めていくことになります。ここをできるだけ具体的、明確に決めていくということが重要だろうと思います。  一方で、完全にこれは裁量性のないやり方でできるのかということになると、事柄の性質を考えると、本当に研究開発...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような側面があるのは、これは否定できないだろうというふうに思います。  例えば、家事使用人の件なども、後で御質問が別途あるかもしれませんが、ポイント制を導入しようということで、経済産業省としてはぜひ早く、できるだけ大規模にということで強く働きかけまして、...全文を見る
○枝野国務大臣 山内さんのように国際派だと、余り広げ過ぎるとという方向に目が行くのかなと思いますが、逆に、私は、どちらかというとドメの人間で、昨年、大震災の後、官房長官として広報をやっていましたときに、外国語による発信がなくて、早くしてくれという非常に強いさまざまから御要望をいた...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、海外の企業から我が国に立地をしていただくに当たって、教育と医療というのがやはり大きなポイントだろうと思います。  私も、この半年ほど、経産大臣の仕事で、日本から海外にいろいろ投資等を進めていくに当たって、相手国の教育と医療、特に医療の最低限の水準...全文を見る
○枝野国務大臣 一般論として申し上げれば、御指摘のとおりだと思います。補助金とか減税とかということで財政に影響を与えるやり方以外のことを、あらゆることをやり、それでも足りないところを財政的なやり方で補うというか、底上げをするというのが基本だろうというふうに思います。  ただ一方...全文を見る
○枝野国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
04月18日第180回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(枝野幸男君) 四月二日の福島委員に対する私の答弁がいろいろな意味で物議を醸していること、大変遺憾に思っていますし、不徳に、不徳に、ところでございます。  いろいろな意味で、政治家の発言ですから、ある部分だけ取り上げられて、それで評価を受けるということ、そのことも当然...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 客観的状況は変わっています。その時点では、私自身がその保安院等からの報告について十分に理解、納得しておりませんでした。その後、更に私自身の持っている疑問点等を説明をさせたところ、一定程度の納得が得られたということで、私、それは状況は変わっているというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) あのときの議論でも申し上げましたけれども、原子力発電所については、安全性が確認されていないものについては再稼働すべきでない、私は強く思っています。したがって、安全性を自分自身でも得心できていない段階では、たとえどなたが再稼働すべきだと言っても反対である、...全文を見る
04月19日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、日本国内はもう人口減少が急激に始まっています。こうした構造の中で、マーケットとしての日本市場は、様々な努力もしてまいりますけれども、大きくなっていくという状況ではありません。  一方で、近隣のアジアの国々、アジア太平洋地域においては、ま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、主務大臣が内閣総理大臣というのは、これは法制上の仕組みで内閣府特命担当大臣はこの手の主務大臣になれないということで、全て内閣総理大臣が主務大臣で、実態として特命担当大臣が仕事をするという、こういう扱いでございます。  それから、今朝報道されました...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、私の発想も今委員御指摘いただいた発想と基本的に一緒でございまして、科学技術の最先端で、じゃ高く売れるのかという時代に入っていますから、いろんな工夫で、実際に例えば、私もパリに行きましたときに、パリ拠点にアフリカの貧困地域で味の素の小袋がべらぼうに売...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のように、これが何か民業圧迫みたいな形になってはいけないと思いますし、率直に申し上げて、この手の種類のもの、いろんなたくさんの種類があってなかなか整理が付いていないということ、これは別途きちっとこれから見直しをして分かりやすく整理をしていく努力とい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、それぞれの原発ごとに想定される最大の津波高さというものが、これは専門家の皆さんによって分析をされております。しかし、今回の福島の事故はそれを大きく超える津波が襲ったということでございます。  昨年三月十一日以降、それぞれ想定地震、想定津波について...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは福島原発よりも高かったのは承知をしています。数字までは覚えておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) まず、一般論として申し上げますと、津波の高さは、すぐ隣だから同じぐらいであるということにはならない。これはもう地形、地形というのは陸の地形もありますし湾になっているかどうかもありますし、それから、近いところの海底の地形にも大きく影響されますので、基本的に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) こういうところをしっかりとこれから説明していかなきゃいけないと思うんですが、福島のことを受けて九・五メートルの上乗せをしただけではないんです。まさに今回の地震や津波の教訓を踏まえて、そこで得た知見も踏まえて、改めて個々の原子力発電所について、今回、大飯に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになりますが、科学的には、その九・五を足してない数字を超える津波は考えられないということを、福島の事故の後、例えば大飯なら大飯について専門家の皆さんで検証いただいて、それで出てきている数字があって、それゆえに、でも、それであえて安全なのかもしれま...全文を見る
05月29日第180回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(枝野幸男君) まず、私から、得られた知見の反映に関する御質問に対して御答弁申し上げます。  今般の事故の原因については、政府の事故調査・検証委員会から中間報告が出ております。また、原子力安全・保安院に四つの意見聴取会を設置し、外部の専門家も加わっていただいた上で、公...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○枝野国務大臣 御質問ありがとうございます。  御指摘のとおり、日本のこれからの経済のためには、アジアの成長を取り込んでいくということが大きな柱であるというふうに思っております。  したがって、アジアの特に拡大する中間層をいかに取り込んでいくのかということで、効率的な生産ネッ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の国際競争力の比較というのは、一つの比較ではありますけれども、大変示唆に富んだ、そして深刻に受けとめなければならない問題だろうというふうに受けとめております。  そのうち、この資料五にもあります「競争力向上のために望まれること」の一番最初にあります持続可能...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 環境委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○枝野国務大臣 従来から、安全性については、既存の仕組みのもとでありますけれども、最大限しっかりと確認をする、同時に、その安全性について、周辺住民の皆さんを初めとする国民の皆さんの一定の理解を得ることが必要であるということを申し上げてまいりました。  この間、周辺住民の皆さんを...全文を見る
○枝野国務大臣 必要性についての議論を早目にやっておくべきではなかったかという御指摘は、一つの御見解として真摯に受けとめなければならないと思っておりますが、私は、まず安全性の確認が優先であって、安全性が確認されていない段階で必要性の議論をするというのは、そうではないにもかかわらず...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、前段のお尋ねでございますが、原子力発電所といいますか、燃料は、使用した後でありますと、停止中であっても崩壊熱を有しております。したがいまして、動いていようがとまっていようが、崩壊熱を有する状況でありますと、万が一福島原発のように炉心冷却ができない状況になれば...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、原子力発電にかかわることについては、これは国が判断をしなければならないことである、最終的な判断は国が国の責任で行わなければならないことであるというふうに思っております。  ただ、昨年の福島の事故を踏まえれば、国民の皆さんの一定の理解というものを前提にしなけ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、稼働して、またすぐとめてということの技術的リスクは、これはいろいろな見方があるようでございます。ただ、少なくとも、大きな事故になるかどうかはともかくとして、人為的に動かし始めたりとめたりというときにはいろいろな作用が働きますから、大きなリスクであるかどうかは...全文を見る
○枝野国務大臣 特に二〇〇四年の美浜三号機の事故については、御通告がありましたので調べてまいりましたが、御指摘のとおり、配管の点検リストへの記載漏れが不適切な減肉管理をもたらした、メーカーによる点検不備を関西電力が適切に発見し改善できなかった、なおかつ、それについて当時の原子力安...全文を見る
○枝野国務大臣 三・一一までの原子力規制に問題があったことは、私もそのとおりだというふうに思っております。  ストレステストの一次評価についても、御指摘のとおり、メーカーが行ったものを電力会社が提出してくるという形でございます。これは率直に申し上げて、このストレステストを実際に...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、大飯原発の再稼働は急いでおりません。  昨年の七月、当時の三大臣で、原子力発電所の再稼働について、原子力事業者からすれば何の法的根拠もなく、行政指導によってストレステストという、法律に基づかない安全チェックのための手段を課した上で、そうしたものをクリアしな...全文を見る
○枝野国務大臣 ですから、ことしの夏に間に合わせようと思ってこのプロセスを踏んできたことは全くありません。  たまたまこういう時期になって、そして、もちろん、必要性がないのに安全性が確認されたからといって再稼働する必要はないわけですから、必要性についても十分精査をした上で説明も...全文を見る
○枝野国務大臣 間違っています。  今、原子力安全・保安院がやっておりますのは、保安についての確認をいたしております。これは、いずれにしても、稼働しようが稼働しなかろうが、原子力発電所についてはしっかりと保安、安全を確保しなければなりません。三十年以降、四十年、五十年という十年...全文を見る
○枝野国務大臣 法的な裏づけのないという御指摘ですが、そういたしますと、原発は再稼働してしまうんです。今、法律に基づかずに再稼働をとめています。行政指導です。法律では今とめられないんです。  今、各定期検査が終わった原子力発電所事業者から審査書が提出されてくれば、法律上はそれを...全文を見る
○枝野国務大臣 通告がございませんでしたから正確ではありませんが、経済産業大臣が原子力発電所の稼働をとめる権限の条文はありますが、これについては、まさに安全などについての具体的な危険があるという場合しか使えません。  ですから、昨年の浜岡の原発について、これをとめるのに法律上の...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、今稼働をとめているのは、行政指導でないととめられないんです。ですから、行政指導を解除することについて、行政的に基準をつくるしかない。法律に基づいてとめているんだったら法律に基づく解除をつくらなければなりませんし、つくるのは当然ですけれども、と...全文を見る
○枝野国務大臣 反対と慎重は違うと思います。私は一貫して慎重な立場でこの問題に対応してきておりますし、現時点でも慎重な立場から対応しております。
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、再生可能エネルギーにつきましては、七月一日に固定価格買い取り制度が施行されます。現在、ここに向けてさまざまな投資案件が検討されていると承知をしておりまして、今のところ、本年度だけでも二百五十万キロワット程度の再生可能エネルギーが導入されると見込まれ...全文を見る
○枝野国務大臣 この夏の電力需給については、原発の再起動がなく、二〇一〇年並みの猛暑を想定し、定着した節電効果等についてはしっかり勘案した場合、全国でプラス〇・一%。しかし、火力発電などが故障することというのは必ず常にあり得ますので、予備率三%は最低限必要ということで、これを踏ま...全文を見る
○枝野国務大臣 何か報道が幾つかあることは承知しておりますが、もちろん、政治家をやっておりますから、不特定多数のたくさんの人が議員会館とか事務所とかいろいろなところへ来ていますから、その中にいたかどうかは存じ上げませんが、事務所で働いていたりとか、事務所で継続的なボランティアをし...全文を見る
○枝野国務大臣 少なくとも、私は全く承知をしておりません。
○枝野国務大臣 私自身、当時、その報道されている時期に該当する時期から継続して我が事務所におりますスタッフ全員に確認しましたら、顔、名前、承知をしていないということであります。
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、可能性の問題としては、事務所とか、それからいろいろな各種行事には不特定多数のたくさんの方がいらっしゃいますから、そうした方の中にそうした方が入っていた可能性は否定しません。  しかしながら、継続的に事務所に出入りをしていたというような方で...全文を見る
○枝野国務大臣 今、アジアの成長を取り込むということで、中国と韓国が主体であるかのような御指摘をいただきました。  中国や韓国がどうでもいいと言うつもりはありません。しかしながら、韓国はもちろんですけれども、中国、韓国は、かなりの程度、経済成長を遂げております。むしろ、東南アジ...全文を見る
○枝野国務大臣 エネルギー基本計画の見直しについては、総合資源エネルギー調査会基本問題委員会で議論を進めているところでございますが、過日、エネルギー・環境会議の方にその中間報告をいたしました。  原発への依存度を最大限引き下げていく。そして、それとも連携をいたしますが、省エネを...全文を見る
○枝野国務大臣 三月四日の予算委員会の分科会でもお尋ねがございましてお答えをしておりますが、そのときにもお答え申しましたように、原則は電力事業者によって整備されるべきでありますが、今のような、風力に特に適した地域の送電網が脆弱である部分について、なかなか電力会社の経営努力では送電...全文を見る
○枝野国務大臣 政府の事故調査委員会は、最終報告は出ておりませんが、中間報告が出ております。また、保安院においては、外部の有識者を含めた公開の意見聴取会を行ってきております。参考かもしれませんが、民間の独立検証委員会の報告書も参照いたしましたが、いずれも、今回の事故がいわゆる過酷...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、免震棟の話でございますが、これについては、中央制御室、これは免震構造になっておりまして、そして、仮に過酷事故が炉で起こった場合でも、放射性物質が入ってくる等についてのフィルター措置などが十分とられている、こちらにおいて対応ができるということが評価をされた上で...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどの地震の件でございますが、原子力発電所ごとの再稼働問題を初めとする安全対策に当たっては、その原発にそれぞれ関係する可能性のある、例えば断層等についてはそれぞれ最新の知見を集めて対応しております。  現に、大飯以外のところでは、新たな知見で連動の可能性...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、いかに事故を起こさないか、起きた場合でも事故そのものを拡大させないかということの対策に加えて、事故がいわゆるシビアアクシデントになってしまった場合の原子力防災ということについても、当然、原子力発電の安全を守るという観点から、大変重要なことであると思...全文を見る
○枝野国務大臣 私の過日の委員会の発言も、今の引用されたような中身ではなかったので、ここで明確に訂正をさせていただきたいと思います。  私が申し上げたのは、原子力発電所は、三・一一の事故を受けて、動いているものはもちろんですが、とまっているものも含めて、では事故が起きました、事...全文を見る
06月13日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会行政監視に関する小委員会 第1号
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○枝野国務大臣 決議のうち、原子力関連予算の独立行政法人及び公益法人への支出について、経済産業省における取り組み状況を御報告いたします。  経済産業省の原子力関係予算については、東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ、平成二十四年度予算においても抜本的な見直しを行っております...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(枝野幸男君) 今回の件、大変遺憾でございますが、この件についての詳細な調査結果について、六月八日、当該法人から保安院に対して報告書が提出され、それが私のところにも報告されております。その報告によりますと、国益に関したりあるいは安全に関するような重要情報は流出していない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力の安全性については、組織の問題と中身の問題、それから法規制の問題と、様々な観点がございます。確かに、原子力の規制組織についてもっと早くできなかったのかという御指摘はしっかりと受け止めなければならないと思っておりますが、一月に国会に法案提出させていた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力と消費者の皆さんは対立構造にあるかと思いますが、政府は全面的にユーザー、消費者と納税者の観点に、立場に立って対応いたします。
○国務大臣(枝野幸男君) これは東京電力の言い値でございます。これに対して、まずは経済産業省においては電気料金専門委員会を設置し、消費者団体のオブザーバーの参加も得つつ、専門家、東電とは利害関係のない専門家の委員の間で検討を行っていただいているところでございますし、消費者庁、消費...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今申しましたとおり、東電と利害関係のない専門家に消費者団体等のオブザーバーの参加も得て検討をいただいているところでございますので、その答申を踏まえて最終的に判断をしたいと思っておりますが、様々な客観的な状況を踏まえた中で、もちろん、これ電力の供給を継続し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所の順次停止に伴いこの夏の大幅な電力不足が懸念されておりましたことから、それから、前からもやっておりましたが、昨年十一月のエネルギー・環境会議で需給ギャップ縮小の対策を整理をして、それを踏まえて具体的に対応してきております。  再生可能エネル...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道がなされていること、大変遺憾に思っておりまして、経済産業大臣としては、この夏の電力需給見通しについて今の時点で変更するつもりはありません。節電の要請について、今の段階でこれを緩めるつもりはありません。  現実に原子力発電所がもし再稼働がなされて予定...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、総合資源エネルギー調査会の議論は、これはいわゆる実質的に経産大臣の諮問機関ですので、そこでの御議論はいろんな御議論があり得るということで、決してそこで三五という議論があったからといって政府がそう考えているというわけではありません。  それから、今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 政府が暫定的と申し上げているのは、原子力発電所の安全性については、法改正や組織改正などの形式手続を待たずに実質的に安全対策を進めてきて、そして安全性を確認をしてきたと。今後、まさに組織改正や法改正などの形式手続的なところが行われるという意味で暫定と申し上...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ベントについても、免震事務棟などについても、いずれについても、この間の安全性確認の中で福島のような地震、津波に襲われても炉心損傷に至らないための対策として十分である中で、しかし、福島の反省、教訓を踏まえて、より安全性は不断に高めていくということの中で、ベ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 安全神話に陥ってないからこそ、それがなくても安全だという専門家の分析があるにもかかわらず、更なる安全性向上のためにこれらについては関西電力に対して指示をしてやらせているところであります。
○国務大臣(枝野幸男君) 耐震バックチェックは、改定された耐震設計審査指針に照らして既設の原子力発電所の耐震性が確保されているかどうかを確認し、安全性向上を図るための取組として位置付けられており、新しい知見が得られればこれを反映させていきます。  大飯原発周辺の幾つかの活断層に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の指摘は、この間、大飯原子力発電所を造るときの適性の審査のときに、調査をしたときに使われたスケッチを御覧になって、それでそういう可能性があるのではないかという御指摘をされていますが、そのとき、そしてその後耐震バックチェックをもう一回やっております。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、福島とおっしゃられましたが、福井。
○国務大臣(枝野幸男君) 福井については、福井の安全委員会については、もちろんその結果については我々重く受け止めなきゃいけないと思っておりますが、福井県が自主的、独立的に行っておりますので、そのプロセスにおいてどういう御議論があったかということについてコメントする立場ではありませ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 従来の独占、事実上の独占状況の下における電気料金の在り方については、三・一一の教訓、それを受けての東京電力の財務内容あるいは企業体質に対する大変な批判や問題点ということを踏まえて抜本的に見直しを進めているところでございます。  現在の制度の下で経済産業...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年まで、昨年の三月十一日までの東京電力が利益を上げている構造の中における構造だったわけでございまして、全く東電の財務状況、経営状況は三・一一以降大きく変化をしています。  そうしたことの中で、規制料金と自由料金、今の制度の中では規制料金しか直接は政府...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど小野先生に対する御答弁でも申しましたとおり、東京電力とは利害関係のない会計等の専門家の皆さんに、消費者団体の方にもオブザーバーとしてお加わりいただき、そうしたユーザーの皆さんの受け止め等も踏まえた中で厳しく精査、査定をしていただいているところでござ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは電気料金の査定以前の問題として、総合特別事業計画においても、配当を行わない、それから内部留保をため込むというようなことはしない、そのことはもうむしろ決まっております。
○国務大臣(枝野幸男君) そういった総合特別事業計画の前提の下でありますけれども、まさに今専門家の皆さんに、その部分も専門家の皆さんの検討会でも論点になっていると、議論になっていると承知をしております。  私は、繰り返しますが、東電と利害関係のない専門家の皆さんの分析ですので、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 十年超の延長で運転を認めるという事実はありません。報道間違っております。  先ほど細野大臣からも御答弁を申し上げましたが、保安の審査を行うというものでございまして、動く動かないと関係ありません。古いものについては十年ごとに安全性について保安の観点からし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 違います。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の福島の水力発電所については、発電所自体の損害と同時に、その関連河川において大変な水害を発生させたということを踏まえて、この水利ダムについての改修それから発電施設についての改修等を進めてきておりますが、まさに水力発電所が水害の原因になったということ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げておりますとおり、免震事務棟についても、それからフィルター付きベントについても、静的触媒式水素再結合装置についても、これ原子力発電所の形態が福島とは違います。そうしたことの中で、福島のような地震、津波に襲われても炉心損傷に至らないための対...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(枝野幸男君) 藤村官房長官の発言は、停止中の原子力発電所の再起動について、法律などの枠組みで何らかの同意が義務付けられているわけではないという客観的事実を述べられたものと承知をしております。これについては、私、全く同じ認識でございます。  一方で、私は、特に福島第一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この一年ほど、政府としては、福島原発事故を踏まえて、原子力安全委員会を踏まえた専門家の意見、その中にはIAEAなどの国際機関も含めてでございますが、そうした意見を伺いながら、公開の議論を通じて、慎重に知見を集約し、かつ対策を積み上げてまいりました。  ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 夏の電力需給見通しについては、遅ければ遅いほど企業や国民の皆さんの対応の御準備等をお願いをする上で苦しくなると。しかし、時期が早ければ早いほど様々な対策の積み重ねが進んでいない状況であり、また様々な不確定要素が大きくなるという兼ね合いの中で、バランスを見...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直に申し上げますが、私、昨年の今ごろ、違う立場で電力需給の問題に対応しておりましたが、そのときには私自身もいわゆる埋蔵電力がもっとあるのではないかと思っておりました。しっかりと経済産業省や電力会社が努力をすれば、もっと供給力が積み増せるのではないかと漠...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 報道等はいろいろ躍っておりますが、例えば大飯原子力発電所が本当に再稼働をして、そしてその出力がフル稼働をして供給力として計算が立つのかどうかというのはまだ分かりません。仮にそうなるとしても、その時期がいつになるのかは分かりません。したがいまして、関西地域...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、過日の野田総理の記者会見のときに総理御自身からもお話をいただいたところでございますが、再起動に当たって特に必要性の観点で考慮すべきことは、もちろん直近に一番問題になるという意味では夏場の短期的な電力需給がまさに一番直近で問題になる課題、テーマであ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 商工会や商工会議所の行っている経営相談であったり巡回指導などの地道な取組は、地域の中小企業にとっても重要なものであると認識をしております。特に、何といっても地域に密着をしている、それから都道府県組織、さらには全国会などを通じてしっかりとしたネットワークを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中小・小規模企業の経済状況ですが、非常に、足下の短期で見れば、大震災後の持ち直しがあり、その一方では、これまでの円高、原材料、原燃料価格の高騰などの影響が懸念され、横ばいの動きというのが公式見解でございます。  ただ、御指摘のとおり、もうちょっと長いス...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 事業仕分、それから最近はそれを内製化するということで行政事業レビューを、それを進めているわけでありますが、これらは主に、といってもほとんど全部と言っていいと思うんですけれども、それぞれの政策目的の重要性について評価をしているものではありません。それぞれや...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当該記事の不良債権予備軍が二十六兆円という数字等については、その根拠を報道を通じてしか承知をしておりませんので直接のコメントは避けたいと思いますが、ただ、金融円滑化法の下で条件変更が行われた中小企業が相当数に上る、これは間違いございません。したがって、法...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 金融の分野においても、民間でできることは民間でやっていただくということが原則ではありますが、その一方で、特に大きな経済の変動であるとか、それから災害などに対応するというようなケースに象徴されるように、民間だけでは金融の業務を全て賄えるかというと、現実には...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○枝野国務大臣 小規模企業は、御指摘のとおり、我が国の企業の約九割を占めていますし、地域の経済を支える、あるいは雇用の受け皿である。そして、本当にさまざまな業種がございます。我が国の産業のサプライチェーンの担い手という側面もあります。  私自身も、実は、私ごとですが、うちの父親...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、アピールが大事だということについては、本当にしっかりと受けとめなきゃいけないと思っています。小規模企業の位置づけとか、小規模企業施策のアピールそのものも大事だと思いますが、同時に、人材の確保という観点から、小規模企業の魅力というものをしっかりと若い皆さんにア...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、もちろん、円とドルの為替関係も大変重要でございますが、円高・ユーロ安は、各企業が想定しているレートのずれの幅、今御指摘いただいた変動の幅がドル・円以上に大きいということで、ヨーロッパでの売上高が大きい日本企業の営業収益に大きな影響を与えているという...全文を見る
○枝野国務大臣 長期にわたって続いているデフレ状況からの脱却は、大変重要なことであるというふうに思っております。また、デフレからの脱却に当たって金融政策も重要であることは否定をいたしません。  しかしながら、日本がデフレであることの本質的な原因は、基本的には、物が売れない、物が...全文を見る
○枝野国務大臣 外需の重要性については御指摘のとおりでございますが、外需とともに内需がしっかりと安定的に拡大をしていかないと、デフレ状況も解消できないと思っておりますし、日本の経済の安定的な活性化ということも困難であるというふうに思っているところでございます。  そうしたことの...全文を見る
○枝野国務大臣 基本的には、実体経済の側面のところで、先ほど申しましたとおり、内需と外需、つまり物を売れる構造にしない限りは、金融政策であったりさまざまな政策を幾ら打っても実はデフレは解消しないし、経済成長率は確保できないというふうに思っています。  そして、繰り返しになるかも...全文を見る
○枝野国務大臣 太陽光発電については、エネルギー政策という観点からも、そして、日本が今、少なくとも相対的に一定の競争力がある分野であり、国際的な需要もこれからどんどん拡大をしていくという、産業分野としても大変重要であるというふうに位置づけているところでございます。  七月に、ま...全文を見る
○枝野国務大臣 日本の技術開発などについては、これまでも支援をしてきましたし、だからこそ、その技術力については現時点でもやはり世界一だと思いますし、これをさらに磨いていくということについての支援はしっかりと、一種の国家プロジェクトとして支援をしてまいりたいというふうに思っておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 区分所有建物における建物全体としての意思決定をどうするのかということについては、建てかえ問題なども初めとして、一般的に非常に悩ましい問題であるということは御承知のとおりでございまして、あえて言えば、むしろ本質はそちらの方の問題にあるかなというふうに思っています。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 そのときもその趣旨はその後の更問いでお答えをしているかというふうに思いますが、最初の三キロの拡大については、私自身、直接関与していないというふうに思います。  御承知のとおり、三・一一の地震、津波、そして原発事故ということが起こりました。官房長官の職責としては、...全文を見る
○枝野国務大臣 国会の事故調における質疑のところでも記憶がないのか関与していないのかという更問いがございまして、今のような趣旨のことを申し上げました。  ただ、まさにそういうことでございまして、認識がない、記憶がない、恐らく関与していなかったはずであるという趣旨のことは、ちょっ...全文を見る
○枝野国務大臣 これは本部会議で決定をしたのではないんじゃないか、本部長決定ではないかと思います。
○枝野国務大臣 これも国会事故調のところで申し上げたというふうに思っておりますが、十二日の未明、要するに三時の段階で、ベントをするという東京電力からの申し出に基づいて、それを官房長官会見もいたしまして発表いたしました。  当時、東京電力からの報告では、すぐにでも始まるという報告...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、記憶にないというお答えの仕方をしたことについては、私も、子供のころ、ロッキード事件の証人喚問とかをテレビで見ていましたので、私の真意とは違う受けとめ方をされるんだろうなということは十分認識をしておりました。ただ、まさに、国会事故調、当時の認識や事実関係をいか...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、先ほどの答弁についてでございますが、私、自分の責任を逃れるような発言をしたつもりはありません。当時の客観的な事実関係についてお尋ねをいただきましたので、三キロの決定のときに知っていたか知っていなかったか、これは知っていなかったのに、知っていたということを申し...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、結果的に福島の皆さんには大変な御苦労をおかけしていること、政治は結果責任だと私は思いますので、当時の閣僚の一人として大変申しわけなく思っております。  ただ、事実関係は正確にしていただきたいというふうに思っておりまして、私が承知をしている限...全文を見る
○枝野国務大臣 なぜそうなっているのかというまさに釈明のメモはあるんですけれども、私は、そうであるにしても、結果的にこういう構造になっているということは、特に家庭用料金を支払われているユーザーの皆様から納得いただけるものではないというふうに思っています。  実は、従来は、自由化...全文を見る
○枝野国務大臣 現状の規制部門と自由化部門の構造については、必ずしも御指摘いただいたことだけではない事情もあるのは報告を受けておりまして、その部分には一理はあるんですが、結果としてこれだけ大きな差がありますと、やはりユーザーの皆さんに御理解、御納得いただける構造ではないというふう...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど若干申しましたとおり、現状が、自由化部門ですら本当の意味での競争になっていない、なおかつ、全部自由化をしたときに、本当に御家庭などが大きな電力会社と価格の交渉力がないということを考えますと、ただ自由化するというだけでは、恐らく規制なき独占という状況になりかね...全文を見る
○枝野国務大臣 この値上げの認可申請につきましては、御指摘の電気料金審査専門委員会において、客観的、専門的な立場から、さらには消費者団体などの御意見も伺って、十分な検討をお願いしているところでございます。  その進行については安念委員長にお任せをしておりまして、たしか行政手続法...全文を見る
○枝野国務大臣 総合特別事業計画の事実上の主務大臣である損害賠償支援機構担当の内閣府特命担当大臣の立場と、料金認可の経産大臣の立場、両方持っておりますので、ある意味では、ここは論理的に使い分けなきゃいけないと思っております。  総合特別事業計画の方でも、例えば一〇・二八%という...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のセーフティーネット保証五号については、三月にあることを決めています。  つまり、二十四年度上半期は、引き続き原則全業種指定の運用を継続する、個別の中小企業の状況にきめ細かく対応するという観点から、現在中分類で行われている業種指定について、二十四年度下半期...全文を見る
○枝野国務大臣 抜本的改善という評価結果で取りまとめられたということは事実であります。  その具体的な中身は、中小企業金融に与える影響を慎重に見きわめつつ、特に、信用補完制度が持続可能かつ中小企業の経営改善に資するものとなるよう改善の措置をとること、その際、以下の点に留意する必...全文を見る
○枝野国務大臣 再生支援協議会は、案件の相談を受けて再生計画策定支援を行うわけでありますが、従来、デューデリジェンスをみずから行うということで六カ月以上の期間を要していました。これは迅速な対応という観点からはやはり問題があるということの中で、何とか短縮をして、たくさん数も対応して...全文を見る
○枝野国務大臣 再生支援協議会を通じた再生計画策定支援が全てではないというふうに思っておりまして、御指摘いただいている政策パッケージの中でも、金融機関によるコンサルティング機能の一層の発揮ということをまず掲げております。ここがなかなかうまくいかないというものについてこの支援協議会...全文を見る
○枝野国務大臣 具体化という意味では、この間も着実に取り組んできているところでございまして、例えば、再生支援協議会における迅速、簡易な支援については、五月二十一日に既に実施基本要領を改定したところでございますし、また、これを周知徹底するために、再生支援協議会を集めて、全国で十五回...全文を見る
○枝野国務大臣 これは数え方と範囲の設定の仕方にもよるんだと思いますが、経済産業省は総合資源エネルギー調査会を持っております。環境省は環境という、CO2排出などということの関連で、中央環境審議会を持っております。内閣府には原子力委員会がございます。  そして、これらは、それぞれ...全文を見る
○枝野国務大臣 たくさんあってわかりにくいという御指摘は真摯に受けとめなければいけないと思いますが、例えば国家戦略会議は、あえて言えば国家戦略なので、あらゆる政策マターは国家戦略会議の必ず所掌の範囲というかテーマの対象ということですので、ちょっとこれは異質かなと思っています。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、現時点で、資源エネルギー庁に電力会社の出向者はおりません。それから、他の民間企業からは出向者がございますが、出向元の企業に対する処分権限を有する職務を担当する役職や、補助金を交付する職務を担当する役職にはつかせておりません。  いずれも調査等の仕事に携わっ...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的には、八月をめどに決めたいと思っている中長期的なエネルギー政策の決定を待って具体的な検討に入っていくのかなと思っておりますが、いずれにしろ、今あるものはいずれは廃炉になるということでございますし、原発依存からの脱却という大きな方向から考えると、その後のことと...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、エコカー補助金、大きな金額でやっている方は、もちろん省エネの効果も期待をしておりますが、メーンは、むしろ緊急的な経済対策という側面が主たるものでございまして、そういった意味では、必ずしもあそこまで大きな金額をかけて、省エネをメーンということではない政策である...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、結果的にこうした事故を防げなかったということについては、もちろん東京電力はもとよりでございますが、政府としても大きな責任を感じなければならないというふうに思っております。  特に、吉井先生には、三・一一以前から、原発の安全性について、国会においてさまざまな...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の視点は大変重要だと思っております。  まず、政府事故調については、政府が設置した事故調でございますが、まさに政府からの独立性ということが何よりも重要だということで、設置をした時点は官房長官でございますが、その当時も含めて、内閣の側からは、何か具体的な指示...全文を見る
○枝野国務大臣 まず一言だけ、先ほどの検証の指摘について、保安院だけではなくて、経済産業省全体としても、さまざまな不作為の責任についての検証をしっかりとしていただくために、情報提供その他については最大限協力してきたつもりでおりますし、今後もしてまいりたい、それは責任だというふうに...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の点については、委員にも大変な御協力をいただきまして、ありがとうございます。引き続き、被災者、被害者の立場に立った賠償が進められるように、経済産業省としても最大限の努力をしてまいりたいと思います。  東京電力と千葉県の旅館、ホテル業者の皆さんとの協議につい...全文を見る
○枝野国務大臣 確かに、こうしてその部分だけ切り取って読みますと、数時間で見解が変わったのではないかと受け取られかねない発言であったことは、これは間違いないというふうに思っております。  いずれも、そのときのお尋ねを踏まえて、例えば六月八日の、再稼働を急いでいるわけではないとい...全文を見る
○枝野国務大臣 今問題の、私の急いでいないという発言の連合審査のときの答弁でも申し上げましたとおり、昨年、これは玄海原発が再稼働を正式決定する直前のところまで一度いきました。しかし、あれだけの大きな事故を受けて、もちろん、緊急対策などはその時点でも玄海原発は行っていたわけでありま...全文を見る
○枝野国務大臣 この夏の電力需給の厳しい時期を前にして、一年かけてきたさまざまなプロセスと地元自治体を初めとする理解を得るプロセスの最終段階に来たというのは、これはたまたまでございます。  昨年の七月にこのプロセスは決めました。昨年の七月にこのプロセスを決めたということは、昨年...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、原子力発電所の場合は、事故が起こった場合に、まさに無限に発散をする、そういう性質を持っている、そういった意味では、他の安全を確保しなきゃならないさまざまな施設設備とは本質的に異なる、私も全く同じ認識でございます。  そして、人間のやることに絶対は...全文を見る
○枝野国務大臣 中小企業の海外における商品の需要の開拓の促進等のための中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在、内需の減退、震災の影響や未曽有の円高等、我が国中小企業をめぐる経済環境が大き...全文を見る
06月15日第180回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(枝野幸男君) 私には二問のお尋ねをいただきました。  まず、八番目の質問にお答えをいたしたいと思います。  今回の事故については、組織としての保安院として深く責任を感じ、その反省を踏まえ、新組織発足までの間、原子力安全の確保に取り組んでいるところでございますが、個...全文を見る
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) これは一次と二次の間にはめ込んだのではなくて、先ほどもお話あったかと思いますが、昨年の六月の段階だったでしょうか、玄海原発が従来の手続にのっとれば再稼働するという段階になりました。しかしながら、福島原発事故を踏まえて、従来の手続で緊急安全対策等は取られて...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 二次評価の作業は、既に各電力事業者に対して指示をいたしまして作業を進めていただいているところでございます。その二次評価がまだ残念ながら一つも提出されてきておりませんが、提出された場合、どういった観点から評価をチェック、確認をするのかということについての検...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 法律上は、五年間の経過措置を除けば駄目です。
○国務大臣(枝野幸男君) 厳密に言いますと、まず行われるのは起動です。起動をして、その上で実はこの定期検査が最終完了します。起動検査をした上で、定期検査が最終完了して検査済証が渡されるとまさに稼働運転になるということですので、入口が起動で、起動作業が全部順調にいけば稼働になるとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、私は原発を推進しておりません。経済産業大臣でありますが、原発の利用側を所管する、資源エネルギー庁は利用側を所管しますが、推進はいたしておりません。まずそれが事実として明確にしておきたいというふうに思います。  それから、当時、特に福島の皆さんを始...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず十一日の時点では、私の承知している限りは、私のところにはこのまま行くとメルトダウンというような情報までは上がってきておりません。当然のことながら、私、原子力については、ましてや三・一一以前は専門家でありませんから、が、しかし、原子炉というのは冷却がで...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず正確に言うと、私は菅内閣以降、十日間、政府の一員ではございません。ですから、継続ではございません。  菅総理は、記者会見においていわゆる原発依存からの脱却をおっしゃられましたが、それの意味について、国会で、これ菅内閣当時に質問主意書にも答弁がなされ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、現行法では、原子力の安全については、原子力安全・保安院が経済産業省の所管でございますので、閣僚の中では経済産業大臣が責任を負っております。  今、原子力発電所が稼働していないのも経済産業省設置法に基づく私の行政指導に基づいておりますので...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○国務大臣(枝野幸男君) 現在、東京電力の値上げ認可申請手続が上がってきておりまして、ここで原価に含まれる費用については、利用者の理解を得る上でも、可能な限り詳細を公開をしてまいりたいと思っております。  なお、尾本委員については、三月三十一日に嘱託社員を退任しておりますので、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の、済みません、法案の解釈について、私、所管でございませんのでなかなか直接お答えできませんが、行政の範囲ということで、独立行政法人については戻れないんだろうというふうに思います。それ以外の所管する公益法人ということになりますと、これはちょっと幅が大き過...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 安全性が確認をされても、必要性がなければまさに開けないという趣旨のことを申し上げましたときに、その必要性のところで、最も早い段階で問題になり、ある意味では最もと言っていいぐらい大きい課題が需給問題であるということで、相当この需給問題について強調して話をし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに私は、一番大きな課題の一つが需給の問題であると思っておりますが、需給の問題を始めとして、必要性について、もちろん安全性の確認が前提でありますけれども、必要性があるということであれば、それは原発を利用するということは、少なくとも当面の間あるというふう...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、国会で規制機関について御審議をいただいております。  この法律が可決、成立をして施行をされれば、施行された以降は安全性については一元的に規制委員会が行いますので、今の保安院と安全委員会を前提とした昨年七月の三大臣合意というのはそこで効力を当然に失う...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年の福島の原発事故を踏まえると、これはある意味当然のことですが、人間のやることに絶対はない。絶対はないということは、必ず原子力発電にはリスクがあると。このリスクは極小化をするべく最大限努力をするわけですけれども、それが顕在化をした場合、あの福島の事例で...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つ一つの発電所のことについては、これは全体としてのまさに計画的、段階的な原発依存度の低減に向けた大きな枠組みが固まった後に、一つは新規制機関による安全性についての評価ということがあろうかと思いますが、もちろんそれ以外の要素によってどういうふうに段階的に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、大飯の再稼働プロセスについて、これが一つ決定がなされたからといって、他の原発についてもずるずるとというか、なし崩し的に再稼働するつもりは全くありませんし、またそれができるプロセスにもなっておりません。  先ほど申しましたとおり、新規制機関ができれ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 残念ながら、何というんでしょう、こういった情報はこのレベルまで上げるということについての、少なくとも詳細、具体的な基準がなかったがために、今回の米軍のモニタリングの結果あるいはSPEEDIの一単位当たりのシミュレーション等が的確に幹部のところに上がってこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これ、組織が変わりますが、特に検査の現場を担う人間は現状の保安院の人間で問題のない人間が多く行かれると思いますが、このまさに原子力の検査官の検査の業務に当たられている職員は、元々、原子力発電所の検査をするということでございますので、全国各地の原子力発電所...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、ちょっと具体的な数字まで把握をしてきているわけではございませんが、ここは一般的な、特に現場を抱えている公務員の一般的な話として、余り長期にわたるとその地域の、逆に言うとその原子力発電所と癒着と誤解をされるようなことになってもいけないということ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、経済産業省は、昨年の三月十一日までは原子力の推進の官庁であったかもしれませんが、昨年の三月十一日の事故を踏まえ、特に菅内閣以来、原発依存からの脱却を目指すという内閣全体の方針の下にありますので、もはや原子力の推進省庁ではありません。原子力の利用をす...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 内閣としては、御指摘のような視点から、安全性を技術的にチェック、確認をするのは専門家であっても、それを受け止めて国民の皆さんに責任を持って説明をする、そして政治的責任を負うのは内閣であるべきではないかということで国会に法案を提出したわけでありますが、日本...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 規制委員会に限らず、日本の行政組織上は、他の府省、委員会等が他の府省、委員会等に対して指揮命令をするという組立てにはなっておりません。ただ、それぞれの法律上の根拠に基づいてそれぞれの権限を行使した決定が結果的に他の行政を事実上拘束する、つまり、例えばこの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、法律の要件に該当せずに運転を止めろという話であった場合、今の吉野さんの御答弁のとおりであります。  ただ、今、大飯も現時点ではまだ止まっていますし、ほかの原発が止まっているのは、これは行政指導です。電気事業法の原子炉にかかわる部分等が、この法案が施...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一応、現状における原子力経済被害の担当大臣としてお答え申し上げますが、新規制機関発足後については、確かに所管大臣がなく、内閣から独立をしておりますので、もし規制委員会の判断に従ったにもかかわらず事故が起きた場合、内閣の政治責任というのは、これは権限のない...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(枝野幸男君) 特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、アジア各国では、グローバル企業誘致のため、税制面を始めとする各種支援措置の強化に取り組んでおり、世界的な企業誘致競争が激化して...全文を見る
06月20日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○枝野国務大臣 もし必要があれば、細かいことは中小企業庁長官に聞いていただければと思います。  中小企業の重要性は繰り返しませんが、特に、現下の経済状況の中では、あえて言えば、大手であれば、海外展開が中小に比べて圧倒的に容易である、このことによって、企業内における国際分業等によ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、国内で地域に密着してしっかり仕事をしていくという中小企業、やはり数的にはこちらの方が圧倒的に多いんだろうというふうに思います。  今回の法案でも、そうした皆さんが厳しい経済環境のもとで力を発揮していただくためのやはり広い意味での知的インフラといい...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど長官の方から御説明申し上げた大枠の基準を超えた、より詳細な部分については現在も検討中でございますが、御指摘いただいた税理士の会計参与への就任実績などは、この詳細、具体的な認定基準をつくるに当たって十分考慮すべき項目であるというふうに思いますので、御指摘を踏ま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、これは大変重要な課題であるというふうに思っております。支援組織はもとより、金融機関もみずからさまざまな努力に向けた準備というか作業はもう進めていただいておりますが、きちっと常に状況を把握しながら、万全を期してまいりたいと思っております。
○枝野国務大臣 余り具体的になっていない段階で政府の側が補正予算の話をするのは、逆にお叱りを受ける可能性もあるかなというふうに思いますが、特に、今長官からもお話がございましたが、今回、支援のスキーム、枠組みを法律でつくっていただく。それがきちっと動き出せば、このスキームに乗って、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の日中韓投資協定では、投資後、参入後の対応についてはかなりの水準までできたのではないかと思っておりますが、他国との投資協定の中には盛り込まれていることの少なからずある参入段階での内外無差別等に関する規定が含まれておりません。この点を初めとして、適切な機会を捉...全文を見る
○枝野国務大臣 これは結局、率直に言って通商交渉、相手国のある話でございます。  今回、日中韓投資協定の改定に当たっても、できるだけしっかりとした投資規律をつくりたいということで努力いたしましたが、残念ながらそこまでは今回いきませんでした。引き続き、繰り返し、しかもさまざまな、...全文を見る
○枝野国務大臣 いずれも、我が国、当事国ではありませんので、間接情報でございますが、メキシコが交渉参加、それからカナダについても報道されていると同様の情報は入手をしているところでございます。  我が国としては、交渉参加に向けて、現在の九カ国それからカナダやメキシコともさまざまな...全文を見る
○枝野国務大臣 アメリカからは、これは議会の承認が必要になりますが、そうした議会や利害関係者が強い関心を有している問題として、自動車それから牛肉それから保険ということに強い関心を議会や利害関係者が持っているということについて指摘を受けているところでございます。
○枝野国務大臣 アメリカ政府というよりは、アメリカの議会や利害関係者から、日本の自動車市場が閉鎖的ではないかという指摘を受けているということを聞いております。  その上で、そうした皆さんの意見を踏まえたさまざまなアイデアとして、透明性であるとか流通の問題、技術基準の問題等々が示...全文を見る
○枝野国務大臣 まさにそれは相手側も、通商交渉、TPPの交渉そのものの中でやるべき話の部分のところは今の段階で話をすることではないということは、十分認識をされているんだと思います。  だからこそ、もちろん、これは相手国のあることで詳細な内容まで立ち入ってお答えできるものではあり...全文を見る
○枝野国務大臣 委員を初めとして我が国には、一刻も早く参加表明をまずすることだ、そこから初めて具体的な中身の交渉ができるのであってという、強い御指摘を受けていることは十分承知をしております。  同時に、政府全体としては、国内のさまざまな声があることを踏まえて、交渉参加に向けた協...全文を見る
○枝野国務大臣 他の国との通商交渉がほかの別の第三のところとの通商交渉に与える影響が全くないということを言うつもりはございませんが、日・EUのEPAの問題とTPPの話との相関関係はそれほど強くはないのではないかというふうに私は思っています。あえて言えば、FTAAPに向けたアジア太...全文を見る
○枝野国務大臣 委員の御指摘、私は全く同感でございまして、まさに今世界の中で置かれている日本の立ち位置を考えれば、成熟した債権国として、海外で稼いで、そのお金が日本に還流してきて生かされる、この重要性というのはもう否定できないというふうに思っております。  したがって、関係省庁...全文を見る
○枝野国務大臣 クール・ジャパン、私もせっかく経済産業大臣を拝命して仕事させていただいておりまして、ほかの大臣とは違う個性を一つぐらいは出したいと思って、クール・ジャパンこそ力を入れてやっているテーマでございます。  そして、どうしても従来、クール・ジャパンといったときに、これ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、商工会議所、商工会などの商工団体には、長い歴史そして実績がございます。ですから、今回の法律で、それはもう終わったんですという意味では全くありません。まさに、それに加えて、専門家の皆さんにより幅広く協力をしていただき、でき得るならば、そうした幅広い皆...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりでございます。
○枝野国務大臣 まず、当時の時点では、そうしたものがあること自体、私のところには報告がございませんでした。  いつなのかというのと、それが同じものなのかどうかというところも実は確証はないんですが、今回、当然公表もいたしましたし、公表に当たって私のところにも報告がありました図を見...全文を見る
○枝野国務大臣 入っていれば、避難地域の拡大等についての議論は断続的にというか行われる状況でしたから、当然その資料もあわせて検討をしろということになったはずであります。しかし、残念ながらそうした情報自体がありませんでしたので、他の、広い意味での日本がやっているモニタリングの結果等...全文を見る
○枝野国務大臣 ここはなかなかちょっと断言はしにくいなという状況でございます。  地上でのモニタリングも、特に北西方向が高そうだということは、少なくとも二十日ぐらいの状況ではある程度は認識しておりました。したがって、北西部分の、地上におけるまさに人体に直接影響する部分に近いとこ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、これの公表がその当時なされなかったし、判断をするべき担当者に情報が上がっていなかった、役に立ったかどうかは別としても、そのこと自体は、これは特に被害を受けられた皆さんに対して、大変結果として申しわけないことだというふうに思っています。  その上で、今のやり...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、背景については、経済が多様化、複雑化して、中小企業を取り巻く環境もまさに多様化、複雑化しているという背景がございます。  その上で、商工会議所、商工会等の商工団体は、中小企業の経営の支援のために、この間も大変御尽力をいただいてきているところでありますし、今...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、従来においても、例えば規模が大きくて、いろいろな余力とまではいかないまでも、人的な資源その他に恵まれている商工会議所においては、相当高度な経営相談等を行ってきた部分はあるんだろうというふうに思いますが、では、それが全ての地域でできているかというと、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、中小企業政策審議会企業力強化部会の昨年の中間取りまとめで指摘を受けた「法的措置を検討すべきである。」ということを踏まえて、今回の法律案になっているわけであります。  このことによって、問題点を解決する上での基盤整備は大きく進むというふうに思ってお...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、支援機関となり得る者は三つぐらいのカテゴリーがあるかと思っていますが、一つは商工団体、これは従来から努力をしてきていただいていますので、一定の水準が確保されれば認定される。  それから、金融機関や士業関係で、実際には、中小企業の支援ですから、地銀、そして信...全文を見る
○枝野国務大臣 認定支援機関の数については、数千ということを想定しております。まさに、どれぐらい手を挙げていただけるかということ、どれぐらいの水準を確保できるかということにかかわってくると思っております。  それから、当然、財務、会計等の専門的な知識や実務経験については、もし法...全文を見る
○枝野国務大臣 この資料は自営業者とあるので、これは法人成りをしているものは入らないのかなと一般的には思います。その限りでは、日本の場合は、いわゆる自営業者の方も法人成りをした方がいろいろな面で便利だということで、中小・小規模企業のかなりの比率で法人成りをしているということがある...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆるセーフティーネット保証五号については、既に本年三月、三つのことを決定しております。一つに、平成二十四年度上半期は、引き続き原則全業種指定の運用を継続する。二つ目に、個別の中小企業者の状況にきめ細かく対応するという観点から、現在中分類で行われている業種指定に...全文を見る
○枝野国務大臣 今、私が申し上げた本年三月の決定でも、個別の中小企業者の状況にきめ細かく対応するという観点からと申し上げておりまして、まさに現場の中小企業の状況を踏まえて対応してまいりますので、御心配には当たらないと思っております。
○枝野国務大臣 最後の部分は同感でございます。  ただ、東京電力は、この後、株主総会で御了解をいただければ国が株主として議決権を行使する立場でありますし、これだけ大きな事故を起こした当事者企業でありますので、行政指導としてもさまざまなことをこの間やってまいりましたが、今回の受け...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、役員の再就職を受け入れているところは、むしろ役員を受け入れているぐらいですから、今の東電の置かれている状況を踏まえて、従来の契約期間にかかわらず、大幅に割引をしていただくのが当然のこととしてやっていただいているものと思っておりますし、そうい...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、これは二度、これに関連する事業が事業仕分けの対象になっていますが、どちらにもかかわっております。  一つは、商工会議所、商工会が国の予算をつけてもらって相談業務を行っていた。これは、もちろんそういう財政的な支援の必要性自体が全くゼロだと言うつもりはありませ...全文を見る
○枝野国務大臣 ジャカルタなどがかなりビジネスインフラがあるということはそのとおりだというふうに思いますが、その一方で、今回、中小企業の海外進出の支援でありまして、実際にこの間、進出をされている中小企業にジャカルタでもたしかお会いをしました。それから、金融機関も、従来おつき合いを...全文を見る
○枝野国務大臣 さまざまな直接的な支援はどうしても対象が絞られてきて、それを受けられている部分は非常に小さい。ただ、それぞれ目的を明確に定めてやらせていただいている。  全体としての中小企業の支援策は、これまでは融資制度だということで、ここについてはそれなりに幅広く御活用いただ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、今グローバルに展開をされている過酷な弱肉強食の競争というものがあらゆる分野で成り立つのかというと、私もそれは違うと思っています。ただ、やはり資本主義である以上は競争であるというのも、これは否定できない事実であるというふうに思います。  そうした中...全文を見る
○枝野国務大臣 間違いなく、TPPについては、もし、これが国内の一定の合意ができて、いい条件で参加することができれば、中小企業も含めた、日本経済にとっては大きなプラスになると私は思っております。  それから、税と社会保障の一体改革についてでございますが、これはやり方を十分注意、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の前提が若干違うかなと私は思っていまして、ある程度の中間的な規模の商工会、商工会議所であれば、そこにいらっしゃる中小企業の皆さんが、ほとんどネットワークはきちっとできていて、情報をお互い持っているよねということだと思うんですが、逆に、非常に過疎地域まで行きま...全文を見る
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  まず、これからの原子力をどうするのかということを中心にした今後のエネルギーについては、あえて言えば、昨年の三月十一日以来、マスコミ報道を含めて、国民の皆さんがさまざまに御議論、お考えになってきている話だというふうに思っています。これをある...全文を見る
○枝野国務大臣 経済社会の行き詰まりを打開し、豊かさを実感できる成長を実現するために、経済産業省としては、産業構造の転換を進めるとともに就業構造の転換を進めなければならないと考えております。  まず、成熟を力にした価値創造経済を実現するため、ヘルスケアや子育て、そして新たなエネ...全文を見る
○枝野国務大臣 貿易赤字の要因の大きなものにエネルギーの部分があるということは御指摘のとおりでございます。  まずは、できるだけ安くエネルギーを外国から買うということで、それでも時間がかかることですけれども、一番可能性があるのが、天然ガスについて、これはシェールガス革命によって...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力発電所の再稼働問題については、実は何度か申し上げてきておりますが、昨年の夏に玄海原発が、三・一一以前の手続によれば、再稼働の直前まで行っておりました。  しかしながら、三月十一日の原発事故を踏まえて、三月十一日以前の手続で再稼働をするということはよくないで...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、この渡辺先生の御指摘は、昭和六十二年の、この大飯原発をつくるときの安全審査の際に使われたスケッチをもとに御指摘がされていると承知をしております。そして、このスケッチを踏まえて、もとにしながら、昭和六十二年にも、トレンチ調査などによって、この破砕帯が十二から十...全文を見る
○枝野国務大臣 六十二年の段階で、今回、渡辺先生が御指摘になっている図を専門家、それはいろいろな専門家がいらっしゃいますが、その専門家がごらんになり、なおかつ現地も掘った調査をして、そして、いわゆる活断層ではないということを評価いただいて、そして、その当時も使われていた資料に基づ...全文を見る
○枝野国務大臣 政府としては、これまでの分析結果をもとに、安全上重要で主要な設備については、微少な漏えいが生じるような損傷が主要な設備に生じたかまでは現時点で確かなことは言えないが、安全を保持できる状態にあったものと推定をしているということでございました。  他方、今回、国会事...全文を見る
○枝野国務大臣 政府としては、昨年来、原発への依存をできるだけ引き下げるという大きな方針を固めています。今回お示ししている選択肢も、その枠の中でのお示しをした選択肢であります。ただ、原子力のあり方あるいはエネルギーのあり方については、まさに百人百様の御意見があろうかというふうに思...全文を見る
○枝野国務大臣 これだけの事故で、今も県民の皆さんに大変な御迷惑をおかけしている福島県、地元の御意向というのは大変重たいというふうに思っておりまして、そのことを踏まえて対応するというふうに考えております。  ただ、最終的には、これは会計等にもかかわってくるところでございまして、...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー基本計画そのものは所管は私でございますが、今回のエネルギー・環境会議での三つのシナリオを基にした国民的議論、これを踏まえて大きな方向性が示されましたら、それを受けてエネルギー基本計画を改定するということになっております。その場合に、どういった具...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 米国エネルギー省の航空機モニタリングの結果が適切に公表されず、また、政府内においても十分に共有、活用がされなかったことに関して、原子力災害対策本部の事務局を担う原子力安全・保安院を中心に文部科学省とともに、浪江町長を始めとして、被害に遭われた、特に被害の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) エネルギー省のモニタリングの結果については、外務省から原子力災害対策本部の事務局を担う原子力安全・保安院に対して、昨年三月十七日の結果が翌十八日に、十九日の結果が二十日に、二十日の結果が二十三日にそれぞれ送付をされました。また、文部科学省に対しては、十七...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現時点の経産大臣として、逆に当時の報告をいただけなかった官邸の立場でも二重にありますのでなかなか答弁が複雑なんですけれども、私は、そういった立場から、私個人的にも、なぜ官邸に報告が上がらなかったのかということについては厳しく省内、保安院について問いただし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島の事故の教訓を踏まえて、周辺地域の皆さんの万が一の場合の避難の体制については、昨年の三月十一日以来、順次強化をしてきているところでございます。また、今回規制委員会を設置をしていただくということ、国会でお決めいただいたことを含めて、これでまた法制上しっ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福井県内については、県がイニシアチブを取られて十分な配慮をされて様々な計画立てられていると承知をしていますが、県以外については承知をしておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 具体的な御通告ありませんでしたので確認をしておりません。その舞鶴市についてというような具体的な少なくとも通告はいただいておりませんので確認をしていませんので、今申し上げましたが、直接そうお聞きになっているならそれが正しいんだと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、三十キロ圏内の全てについて避難計画等が全て作られているということを確認をしておりません。福井県内については、県が大変御尽力をされているので、そういったことを対応されていると聞いているところであります。
○国務大臣(枝野幸男君) 福井県において、万が一のことに備えた、関西電力ともちろん保安院とも協力した上での避難訓練を行っているところであります。
○国務大臣(枝野幸男君) シミュレーションをやったということは報告受けておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 所管大臣でございますので私から答弁をさせていただきたいと思いますが、ふくしま産業振興企業立地補助金については、まさに福島の産業振興のために必要となる予算を措置しているものでございますが、お申出をいただいた内容については、その趣旨については、まさに福島の産...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 何か政府が一律に計画について半額に圧縮することを求めていると、かと取れるような記事でございますが、そうしたことはございません。個別個別に一件一件、この補助金の趣旨を踏まえた中で福島の産業立地のために必要かつ効果的なものであるかということについて精査をお願...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど来申し上げておりますとおり、この福島の産業振興という趣旨に鑑みたときに、個別の一件一件申請されている補助金の中身、どういった項目に充てられるのかということの中身について精査をさせていただいております。  そうしたことの中では、御指摘のような福利厚...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、補助率を下げることをお願いをしている部分もあるということを、事務方ではなくて最高責任者である私が答弁をさせていただいているものでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 経済産業省としては、理事会で確認をされた政府参考人についてはしっかりと出席をさせていただいているところでございます。  それから、今のお尋ねについては、事務方ではなくて省の責任者として、確かに、先ほど来繰り返し申し上げておりますとおり、この産業立地の法...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど来申し上げておりますとおり、この立地補助金の趣旨は福島の産業復興の目的の立地補助金でございます。そうした観点から、もちろん福島に立地をしていただくというその趣旨、目的そのものは、いずれの企業においても大変大事な目的のために御尽力をいただいているとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 例えば、三分の二の補助率を三分の一に減らさせていただきたいということで提案をし、県においていろいろ調整していただいているのは負担能力の高い大企業向けの補助についてでございまして、補助金がなくても立地をしていただける負担能力がある一方で、あえてこうした状況...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 複数の中小企業などから構成されるグループで復興事業計画を作成していただきまして、その中で地域経済や雇用維持に重要な役割を果たすものとして県が認定をしたものについて、施設設備の復旧に対して国が二分の一、県が四分の一の補助をするものでございます。  予算に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現在、今年の予算で計上いただきました補助金について五次公募いたしましたものの審査を県で行っていただいているところでございます。これが七月中には何とか交付決定に持っていきたいというふうに思っているところでございます。  この精査のプロセスにおいて採用にな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この補助金は、福島県が原子力災害によって大変甚大な被害を受けられている、そこから速やかな産業復興と雇用の確保を図る必要があるということで、総額一千七百億円の補助制度を創設したものでございます。  これから警戒区域等の解除とか、それから進行が、特に原発の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど申しましたし、そのパネルにもございますとおり、この補助金については、平成二十六年度までの申請で事業期間として二十八年度までという、復興に向けての中期的なプロセスを踏まえて計画的に使っていただくということで創設した制度でございます。  大変多くの皆...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) お答えいたします。  ちょっと集計が前になりますが、六月二十九日時点の集計でございます。被災六県の産業復興相談センターにおいて千二百四十四件の事業者から相談に対応をしてきております。そのうち対応を終了したものは八百五十八件、引き続き対応継続中のものが三...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直に言ってもっと多いのかなというふうに当初思っておりましたが、一つには金融機関による柔軟な条件変更、それから仮設店舗などの整備によっての対応、それから一番多いのが、被災地の復興計画の進展を待っておられて、その間は古い方の債務についての取立てを金融機関も...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東日本大震災の被災地は、従来から再生可能エネルギーの適地が多かった地域でございます。このため、復興支援ということと再生可能エネルギーの普及ということの両面から、昨年の三次補正予算で三つの予算を手当てをしております。一つは再生可能エネルギー発電設備の導入補...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 万が一の事故に至らないよう、判断基準に照らして確認をしているところでありますが、万が一シビアアクシデントが発生した場合は、換気空調系を有し、通信機器も配備された発電所内の緊急時指揮所において緊急時対応を行うこととしております。
○国務大臣(枝野幸男君) この緊急時指揮所の周辺には、同じように換気空調系を有し、つまり外から放射性物質が入ってこない、そしてこの建物自体は免震構造でございます、こうした部屋が緊急時指揮所の周辺にもございまして、必要な人員がしっかりとそこで対応できるということについては確認をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、一般原則としては、個々人の労働の対価として支払われる顧問料等の内訳は個人情報に属し、一義的には公開することは妥当でないと思っておりますが、受取人の職務、立場等を踏まえ、個々に公開の可否が判断されるべきであり、御指摘のような原子力委員会の委員の職にあ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) いつも、これまで申し上げてきておりますとおり、これまでの様々な検証を踏まえて、地震や地震直後において微少な漏えいが生じているような損傷が生じたかまでは現時点で確定的なことは言えませんが、安全機能を保持できる状態にあったものと推定をしているところでございま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最終的な最終処分建設予定地については現時点では決まっておりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどもお答えをしましたが、地震による損傷がないという認識をしているものではありません。安全上重要な主要な設備について、地震及び地震直後において微少な漏えいが生じるような損傷が主要な設備に生じたかについてまでは現時点で確かなことは言えないが、安全機能を保...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大飯原発についての設置当初の基準地震動は四百五ガルでございました。平成十八年九月の耐震設計審査指針の改訂を受けて、これを六百ガルに引き上げました。それから、その後、耐震バックチェックを経て、平成二十一年三月、七百ガル、これは断層の連動も考慮すべきというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに技術的な問題でございますので私が御答弁申し上げるのが適切かどうかはともかくとして、現時点の私どもが認識をしている見解としては、施設の耐震設計の基準となる基準地震動は、発電所ごとに敷地周辺の活断層などの地下構造の特性や過去に起きた地震の規模など、地域...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この間、三・一一の原発事故を受けて、様々な可能性を想定しながら、それについて専門家の皆さんに検証をいただき、そしてストレステストによってそれに耐え得るのかということについての検証を進めてきたところでございます。  同時に、安全神話に陥ってはいけないとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは何度も御説明申し上げてきているんですけれども、今回、これ渡辺先生とおっしゃるようですが、御指摘をされているのは、昭和六十二年にこの大飯原発を設置をするときに地質について調査をしたときの残っているスケッチを基に、破砕帯が活断層である可能性があるのでは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 当時のものが間違っていたということの具体的な根拠を示して指摘をされているのかどうかは、これは専門家ではないので私、評価できません。したがって、専門家による公開の場においてそれについて確認をさせていただくことは、これはしっかりとやらせていただくということを...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の方から事実上の行政指導として東京電力に求めております。東京電力においては前向きに検討をしていただいていると報告を受けております。  ただ、幹部以外の皆さんも、従業員の皆さんなどが非常にたくさん映っていらっしゃるなどということを聞いておりまして、その...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今申し上げましたとおり、幹部の方は顔や名前が出て当然だと思いますが、それ以外の方もたくさん映っているそうでございますので、そうしたことへの対応をどうするのかということを始めとして、幾つか内部的に検討をしたいと。  ただ、前向きに出す方向での検討をしたい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、法律に基づいて、権限に基づいてやっているものではなくて、行政指導として指導をしているものでございますので、期限をこちらで一方的に切ったりとか、あるいは公開の仕方をこちらから指定できるものではありません。  確かに、私は、幹部などはプライバシーの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、資料が全部出てないという話ですけれども、現時点で出てない話とちょっと整理をさせてください。  その昭和六十二年のときに調査をしたときの全体の資料のうちの一部を指摘をされて、これ活断層ではないかと渡辺先生がおっしゃっている。したがって、全体を見て、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 敦賀原発は、様々な御指摘を踏まえて様々な検討をした結果、活断層である可能性があるということで、現地調査を指示してやらせているところでございます。当然これが、結論が出るまでは再稼働の問題には新しい規制委員会においてもならないというふうに思っているところであ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 農業はこれからまだまだ潜在力のある、伸びていける成長力のある産業だと思っております。既に農商工等連携促進法がございまして、これに基づいて商品開発その他支援をいたしておりますが、どうしても農商工連携といいますと食品加工みたいなところが中心に行われてきたかな...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○枝野国務大臣 お答えをいたします。  自動車産業は、御承知のとおり、一産業ということにとどまらず、日本の全製造業の出荷額の約二割を占めますし、幅広い裾野産業のある分野でございますので、就業人口の約一割、五千四百五万人を抱える基幹産業でございます。  ここに、昨年末に、エコカ...全文を見る
○枝野国務大臣 お答えいたします。  まず、お答えの前に、先ほど、自動車産業の就業人口をちょっと読み間違えたようでございますので、正確に申し上げると、就業人口全体の約一割、五百四十五万人を抱える極めて広い裾野産業であるということでございます。  その上で、御指摘のとおり、経済...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、中小企業は日本の雇用を支えています。それから、特に地方の地域経済を支える柱になっております。  そうした現状自体が大変重要であるのに加えて、御指摘のとおり、今の日本を引っ張っている大企業の多くが六十年前は中小企業であった。特に、この二十年ほど、日...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘、全く同感でございまして、原発への依存度をできるだけ早く引き下げていきたい。そのためには、もちろん新エネルギーの普及拡大というのも重要でありますけれども、いかに、あるエネルギーを効果的に使うのか、少ないエネルギーで快適な生活やしっかりとした産業活動を行うかと...全文を見る
○枝野国務大臣 このエネルギーミックスについての議論、そもそも、多様な意見がございますが、その多様な意見の分かれているポイントの一つが、将来の経済見通し、これについての意見自体、見方自体が分かれているということで、総合エネルギー調査会の基本問題委員会でも、まさにこの数字について、...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、将来のエネルギーミックスについて、国民の皆さん本当に多様な意見に分かれておられます。私ども、本当に率直に、まずは国民の皆さんの御意見が那辺にあるかということを踏まえた上で、その上で、政府として責任を持って、そのエネルギーミックスの結論について...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますけれども、今回の選択肢をお示しするに当たっては、まさに、政府が何かを誘導するのではなくて、国民の皆さんのさまざま、多様な意見、その中で政府の目標ということを十分承知をいただいて、その上でも、選択肢を示すに当たっての参考数字はこの数字をベースにして...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになってしまうんですけれども……
○枝野国務大臣 政府として、エネルギー基本計画、まさにこれからのエネルギーをどうするのかということを、今決めたのではありません、これから決めていくに当たって国民の皆さんに御議論をいただく。その御議論の中身、ベースについても、政府があらかじめ結論ありきというような形で誤解を招いたの...全文を見る
○枝野国務大臣 今までの経緯を申し上げました。先ほど来申し上げましているとおり、いろいろな議論、その議論のポイントが、成長見通しがどうなるのか、それによってエネルギーはどれぐらい節約できるのかということが、まさにエネルギー調査会における意見の分かれている議論のポイントの一つでもあ...全文を見る
○枝野国務大臣 先生のような御議論がこれだけの原発依存体質をつくってきたんだなというふうに思いながら承っておりました。  私どもは、昨年の東日本大震災の教訓を踏まえて、強い意思を持って原発への依存度を引き下げていく、これは私は大方の皆さんの、国民の意思だというふうに思っています...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、ちゃんと議事録を見てください、事故につながった要因だなんて一言も言っていません。
○枝野国務大臣 私の感想がもし質疑者に対して失礼があったとすれば、それについてはおわびを申し上げますが、私はそういう印象を持たせていただいた、印象の問題でございます。  その上で、繰り返しこれは言わせていただきますが、この省エネ、どれぐらいできるかというのは、これも大事なポイン...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知のとおり、観光などに対する風評被害については、福島、茨城、群馬、栃木は中間指針がありますのでこれに基づき、それから、それ以外の千葉県と山形県においては、観光関係団体と東電の間で賠償を類型化して、できるだけ迅速にお支払いをするという協議を行って、合意できたとこ...全文を見る
○枝野国務大臣 いわゆる遊漁船の損害については、漁業という形での営業損害で請求いただいても、それから観光業ということの風評被害ということで請求いただいても東京電力は賠償の請求を受け付けているという報告を受けておりますが、もし門前払いをされているようなことがありましたら、具体的に御...全文を見る
○枝野国務大臣 総合エネルギー調査会の基本問題委員会について御議論、フォローいただいていること、大変ありがたいと思っております。  エネルギー・環境会議に報告をした中間まとめについての御評価、これはさまざまな御評価があろうかと思います。  その上で、これからの国民的議論にしっ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、前提として御理解いただきたいのは、三択で、何か議論が終わったところで、これのどれか、そのままの形でこれに決めますということで選択肢をお示ししているというものではございません。  例えば、いわゆるゼロシナリオにしても、二〇三〇年までにゼロですから、多分、その...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、シナリオという表現がいいのかどうかというのは御指摘を踏まえてよく考えなきゃいけないと思うんですけれども、私の思いとしては、どうも選択肢というと何か三つの中の一つのどれかしかないんだ、こういう印象を与えてはいけないなということで、余り選択肢を意図的に使っていな...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどの、もっと多様な軸があるのではないかというお尋ねとも共通するかと思います。なおかつ、もっといろいろな可能性があるじゃないかという御指摘だと思いますし、私もそう思います。  二つ理由がありまして、一つは、まさにこれは本当に多様な組み合わせがあって、百人百様と...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘は、ある意味、うなずきながら聞かせていただいているところでございます。  率直に言って、私自身、迷いました。総合エネルギー調査会の御議論、これを誘導することはしちゃいけないというふうに思いましたけれども、どういうふうに整理していただくかについては、一定の示...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに新増設をどうするのかというのは大きな論点だというふうに思っていますが、全体として原発をどうするのかというまず大きな方向性について、国民の皆さんの御議論を踏まえた方向性を示す。  極端にわかりやすい話をすれば、例えば二〇三〇年ゼロシナリオであれば、これは、新...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘は真摯に受けとめなければいけないと思っておりますし、また、特に住民の皆さんからどう受けとめられているのかということは、本当に真摯に受けとめなければならないというふうに思っております。  ただ一方で、今御指摘いただいたことについては、除染、それから賠償、避難...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、まず一言だけ。  先ほど、避難指示解除準備区域の件についてでございますが、もし、この区域見直しによってすぐに従来の生活に戻れるという受けとめをされた方がいらっしゃるとすれば、そこはさらに丁寧にしなきゃいけないと思っていました。そこを誤解のないように、...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(枝野幸男君) 野党時代も、例えば消費者庁法案であるとか、それから、古く遡れば金融国会のときであるとか、野党の立場から対案あるいは修正案等を国会でお示しをして、それを当時の与党の皆さんが一部受け入れていただいて、修正合意をして成立させたという経験何度かございます。  ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力発電所の再起動については、昨年の夏以来一年以上の時間を掛けて、専門家による四十回以上の公開の議論を通じて対策や知見、そして判断基準を積み重ねてきたところでございますが、最終段階で四大臣会合等が行われて、それまでの一年間の積み重ねということではなく、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会で原子力規制委員会について法律を成立をしていただきました。原子力発電所の安全性については、内閣から完全に独立をした形でこの原子力規制委員会において判断をしていただくということになりました。  したがいまして、もちろん、規制委員会発足までの間は原子力...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 規制委員会が発足しましたら、規制委員会が独立して安全性を判断いたしますので、その判断なしに再起動ということはあり得ません。したがいまして、規制委員会発足後も、電力の供給、安定供給という点について引き続き所管をします経済産業省としては、これ独立委員会ですか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しになるかもしれませんが、まさに独立性を持って独立して判断していただくことが重要だと思っております。  電気事業法を所管する立場として、新しい規制機関との関係はもとより、経済産業省資源エネルギー庁自体も、電力会社からの影響を受けているのではないか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 最近、自動車の分野はアメリカとの関係で貿易黒字がずっと続いておりますが、それはアメリカも、特に工業製品についてWTO体制の下で自由貿易を基本とするという構造の中にあり、そして両国の自動車産業の構造が少なくとも最近のしばらくの間、日本の自動車産業に競争力が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部の議事内容の記録については、原子力安全・保安院長に対して私から指示を行いまして、整備を行わせました。関係省庁を含めた関係者から収集した資料を基に、原子力災害対策本部の意思決定の過程や実績も含め、当時の議事内容の記録を具体的に議事概要とい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回、今公表したという御報告をしました原子力災害対策本部の議事概要については、国会事故調から提出の御要請がございましたので、本年三月までにこれを提出をしているところでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 原子力災害対策本部の意思決定の過程等でございますので、ここには東京電力等加わっておりませんので、東京電力とのやり取り等についてはこの中に含まれているものではございません。  国会事故調などを始めとして、例えば菅総理が、当時の菅総理が東京電力の本社にお伺...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 固定価格買取り制度は、発電事業を行う事業者のために行う制度ではございません。我が国における総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が大変低い、水力を除くと約一%であるという現状に鑑み、エネルギー自給率の向上や温室効果ガスの削減、そして多くの国民の皆さんか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、先ほどのような目的の再生可能エネルギー拡大のための固定価格買取り制度でございますので、それぞれの皆さんの電力の消費量に応じて電気料金にオンさせて負担をしていただくというのは、私はフェアなやり方だというふうに思っております。  ただ、その負担が過大...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、福島において、太陽光であるとか風力であるとか、まさにこの電力にかかわることで大変な御迷惑をお掛けをしているわけでありますので、この再生可能エネルギーについて、できるだけ福島において、地元の皆さんの御要望も踏まえて、これに関する事業が、まあ優先的にと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 現状の例えば太陽光であるとか風力という実情では、確かに、風が吹くか吹かないか、太陽が照るか照らないかによって発電量が大きく変化をいたします。したがって、それに対するバックアップ電源というものを十分に備えておかなければならないということは間違いありません。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、本年度の当初予算五百億円活用したグループ補助金については、五次公募について七月中にも交付決定を行うべく審査を進めているところでございまして、まずはこの審査を迅速に的確に行って効果的、効率的にこの五百億円を活用していくということであると思っておりまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 委員からは貴重な御提起をいただき、これ、沖縄にとっても大きいですし、我が国全体を考えても、国内で供給できる資源の開発、大変重要でございます。  今年の二月に海底熱水鉱床の調査をする船「白嶺」を就航させました。私自身も就航のときに実際に中をよく視察をさせ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この「白嶺」、新しい船は、新たに大型のボーリングマシーンを設置をして、かなり正確な資源量の評価ができる、それから、今までまだ確立できていない海底で掘る技術の開発のために、経済産業省の開発している試験機を用いて実際に採掘を行うことができるということで、この...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○枝野国務大臣 御質問、ありがとうございます。  私自身、男女共同参画政策を、スタートとしては、社会政策あるいは人権政策の観点から、初当選以来取り組んでまいりました。もちろん、そうした観点も引き続き大変重要でありますが、特にこの立場で仕事をさせていただきますと、我が国の経済の活...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに趣旨といいますか、意義は先ほど私が答弁をしたような問題意識でございまして、そうした観点から、積極的に女性の経済社会における潜在力を引き出すということを進めていこうということでございます。  そして、具体的な三本の柱を掲げておりますが、その一番目が、先ほど私...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、私も先ほどちらっと申し上げましたが、女性の労働力、数、量の問題ももちろん一つの大きな柱ですが、質といいますか、まさに経済、経営に女性の視点や声というもの、あるいはその能力というものが発揮されるということも、我が国の経済にとって大変重要であるというふ...全文を見る
○枝野国務大臣 性的マイノリティーの皆さんを含めて、まさにダイバーシティーといった場合には、自分とは違う意見、考え方、視点を持っている、そういう人たちの声というのを大事にする。  社会にはさまざまな声、視点があるわけですから、そうしたことを踏まえて企業経営を行っていかないと、結...全文を見る
○枝野国務大臣 経済産業省を含めて政府としては、その(1)で示されている、これが三つのシナリオをとった場合の想定される温室効果ガスの削減量ということでございます。その政府としての見解をまとめるプロセスにおいて、多分(2)のような数字も経済産業省の資料にはあったかというふうに思いま...全文を見る
○枝野国務大臣 国内において、電力、発電などを通じて行うことのできる見込み、見通しの数字としては、そういった数字を今お示ししているものでございますが、国民的議論を経てエネルギー・環境戦略が策定をされましたら、つまりその方向性がはっきりしましたら、二〇一三年以降の温暖化対策について...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しますが、今パネル(2)で示されたのは、政府としての考え方を決定するまでのプロセスにおいて参考資料として出たものであって、経済産業省としても、政府の一員として、エネルギー・環境会議で一致をして国民の皆さんにお示しをしている、例えば一五%シナリオであればマイナ...全文を見る
○枝野国務大臣 今、横光副大臣からお話があったとおり、大変困難である、他の要素を加えたとしても大変困難であるというのはそのとおりだというふうに思っております。
○枝野国務大臣 政府事故調に対しては、その調査が十分だったのか、なかったのかということを、むしろ調査を受けてきた、受ける立場でございますから、二重、三重の意味で申し上げるべきではないというふうに思いますが、この検証をしっかりとやっていかなきゃならない。一般論としても、政府事故調も...全文を見る
○枝野国務大臣 私のところに上がってきている報告ですと、宮城県の農水産物への賠償については、風評被害も含めてですが、農畜産業については約百四億円の請求に対して六十九億円、漁業に関しては三・三億円の請求に対して二・七億円しか支払われていないと言うべきなのか、ここまで支払われたと言う...全文を見る
○枝野国務大臣 四十年経過した発電所は原則廃炉にするというのが政府としての考え方でございますが、この法案を国会で御議論いただいている際に、御党を初め、それについてはもう一度専門家による検証をした上でやるべきだということで、見直し条項がついております。  規制委員会が立ち上がりま...全文を見る
○枝野国務大臣 政府は、国会でお決めいただいたことには従わなければなりません。国会で、御党を初めとして御意見があって、修正をされた条項には従わざるを得ないというふうに思っておりますが、できれば政府としては、そこで検証いただいても政府の方針を御支持いただいて、四十年でやめるという結...全文を見る
○枝野国務大臣 法的分離か機能分離かということについては、さらに技術的に詰めて、弊害のないようにということをやっていただこうというふうに思っていますが、いずれかの方法で発送電分離を徹底させる。これについては、できるだけ早く国会に法案をお出しして審議をお願いし、できるだけ早く実行し...全文を見る
○枝野国務大臣 輸出企業だからといって、大企業だけに優遇をしているということではありません。そもそも優遇ではないということは今政務官の方から御説明したとおりでございますし、まさに、輸出するときに消費税がかからないというか取れないのにもかかわらず仕入れのときの消費税を負担するという...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、消費税に関する事務というのはなかなか軽いものではありませんから、これまでも免税点制度や簡易課税制度を設けて中小企業の事務負担への配慮をしてきたところでございます。  今回、税率は引き上げになりますが、二段階あるということで、その作業を二回やってい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、この三つの選択肢について、わかりにくいのではないか、説明が十分ではないのではないかという御指摘をいただいています。率直に申し上げて、これはやむを得ないと思っています。  なぜかといいますと、これは総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会のこの間の...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、大前提として申し上げなければいけないのかなと思いますのは、これは三択で一つを選ぶということで選択肢をお示ししているわけではありません。  国民的議論を進める上で、本当に十人十色の多様な意見がある中で、それで白紙で議論をしてくださいと言っても国民の皆さんも困...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどの話の繰り返しは申し上げませんが、まさに大きな方向性としての国民の皆さんの御意見が那辺にあるのかということを今国民的議論の中で把握させていただきたいということでございまして、もちろん、前提として、二〇から二五は、これは客観的な事実としては、原子力発電所の新、...全文を見る
○枝野国務大臣 政府の成長戦略に掲げられた数字は、政策努力の目標として、その達成に全力で取り組むものでございまして、私も閣僚の一員として全力で取り組みたいと思っておりますが、一方、こうした目標とは別に、他の一定の経済見通しを前提とする場合もほかにもございます。例えば、財政運営戦略...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、最終的に、特に経済産業省の立場からすると、これはエネルギー基本計画に集約されていくものでございます。そのエネルギー基本計画においては、もちろん、原発比率をどうするのか、国民的な関心の強い一番大きな前提であるかもしれませんが、同時に、他の発電手段ある...全文を見る
○枝野国務大臣 現在までの、二〇二〇年の二五%削減という目標も原子力発電所の新増設が前提になっております。これはあえて申し上げれば、昨年の三月十一日に当初の見通しどおりやるということは不可能になったという状況でございまして、そうしたことを踏まえれば、これは直接所管大臣の言葉を私の...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の選択肢と同時に付随してお示しをしている経済影響評価について、これも総合エネルギー調査会で、その試算の仕方そのものについてもさまざまな議論がある中で、もちろん異論もありましたけれども、おおむね合意をいただいた前提、原則のもとで、しかも複数お示ししたのを、ちゃん...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、どうしても将来の経済見通しについて、コストの部分のところの方がクリアに試算をしやすいという側面が、私は専門家ではありませんが、この四つの試算の数字その他、あるいはエネルギー調査会での議論等を踏まえて思っております。  むしろ定性的には、今日本の置...全文を見る
○枝野国務大臣 わかりやすくお示しをする一方で、正確性や中立性などをきちっと確保する、正直言って苦慮しながらやっております。今の御指摘は私もうなずきながら聞かせていただいたところでございますので、さらに努力をしたいというふうに思っているところでございます。  また同時に、そもそ...全文を見る
○枝野国務大臣 なかなか国民の皆さんのマジョリティーが那辺にあるのかということを機械的に判断するのは難しいというのは、先生も十分、政治の世界では共有だというふうに思っております。  全国十一カ所での意見聴取会、これは意見発表していただくだけではなくて、アンケートという形で来てい...全文を見る
○枝野国務大臣 八月を目途に革新的エネルギー・環境戦略を策定します。  繰り返しになってしまいますが、ここにおいては、三つの中のどれかを選ぶではなくて、三つの選択肢をベースに、今お示しをしている選択肢のようなベース、レベルの大きな方向性について決定をしたいというふうに思っていま...全文を見る
○枝野国務大臣 二〇三〇年における検証ということなんですが、不断の検証をしていく、これはあらゆる政策、あらゆる行政活動について当然のことでありますが、この二〇三〇年の検証ということについては、もちろん何か選択肢ではありませんが、選択肢と一体となって国民の皆さんに御議論をいただく課...全文を見る
○枝野国務大臣 電気料金については、これまで、自由化が部分的にしか進まず、いわゆる総括原価方式で料金の規制をするというやり方でやってまいりました。そうしたことの中における総括原価の原価の算定、会計のルールその他を踏まえた中では、最大限の努力をさせていただいたつもりでおりますが、ま...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のように、北米のシェールガスは、本当に大きく世界のエネルギー状況を変えつつあるというふうに思っております。したがって、この状況にしっかりと対応して、アメリカ合衆国あるいはカナダなどからできるだけ安価な天然ガスを安定的に供給を受けるということは、我が国にとって...全文を見る
○枝野国務大臣 いずれも、消費者、ユーザーの立場からすればもっともなお話だと私も思います。  ただ、一つは、東北電力や日本原子力発電からの購入電力料については、これが単に買っているということであるならば買わないということでありますけれども、これの対象になっている原発はいずれも、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘を受けて今思いましたのは、日本原電とそれから東京電力との契約の内容がコストを分担し合うという長期契約になっているという、この契約内容も専門家に確認をしていただきました。そもそも、その契約自体が妥当であるのか、適切であるのか、そういう問題は、私自身もそういった...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、先ほどの点、ちょっと誤解を招くと危ないので、もう一言だけ申し上げさせていただきたいと思います。  発電していないから買わないというところを徹底すると、日本原電には収入がなくなる。収入がなくなれば、これは必然的に破綻に追い込まれるでしょう。破綻に追い込...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに大臣の実質的な行政指導というのが、どこまでやるべきであり、あるいはどこまで許されるのか、正直言って、率直に言って、迷いながら対応してきているところでございます。  今回、間もなく国が圧倒的株主、三分の二を占める株主になり、そのことを見込んで、今回、取締役の...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、破綻処理で対応できるなら破綻処理すべきであると一貫して思っています。  ただ、例えばJALなどと違うのは、もちろん、社会的責任として金融機関などに債権放棄を求める、実際、会社更生手続では債権放棄をしています。ただ、御承知のとおり、電力会社、東京電力の場合、...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、今度はこの間国会で成立をしていただいた原子力規制委員会設置法ですので、今の保安院が答えるのはなかなか立場上難しいので、私からお答えさせていただきますが、これで原子炉等規制法の改正を決めていただいております。これでいわゆるバックフィット制度が導入され、これに...全文を見る
○枝野国務大臣 具体的に、この項目、この項目ということについて御指摘いただいたことについては、先ほど来申し上げている、安定供給や賠償に影響を与えない、それが守られる前提の中で最大限取り入れさせていただきましたが、その調達のあり方などを初めとして定性的に問題点が指摘をされていること...全文を見る
○枝野国務大臣 災害時における石油の供給不足への対処等のための石油の備蓄の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今般の東日本大震災では、製油所、油槽所等の石油施設及び道路、鉄道、港湾やタンクローリー等の物流施設が広...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○枝野国務大臣 御指摘の閣議決定は、昨年六月の「政府の支援の枠組みについて」における「具体的な支援の枠組み」の中の文言と思われますが、これは、当時の原子力損害賠償支援機構法案の土台となる問題意識や基本的な考え方などを記述したものでございます。これを踏まえて機構法案の制度設計がなさ...全文を見る
○枝野国務大臣 前段の部分について、昨年のこの機構法をどうするかということの準備段階から私はかかわってきておりますが、残念ながら、そういう条件がクリアされることはないと思っています。
○枝野国務大臣 残念ながら、クリアされることはないと思っております。もしこういうやり方なら可能だという御提案があれば、具体的に御提示いただければと思います。
○枝野国務大臣 総合特別事業計画において、東京電力はステークホルダーへの協力の要請の一環として、金融機関に対し十分な与信を求めることとしております。その際、五年以上の長期与信を実行する場合には、私募債を活用することも可能とするなど、長期のコミットメントを確保すべく金融機関と調整し...全文を見る
○枝野国務大臣 東京電力の賠償、廃炉、そして電力の安定供給をしっかりと実施させるに当たって、国民の負担が極小化をされる、その目的のために、さまざまな可能性はあるというふうに思っております。
○枝野国務大臣 私も、それが国民負担の極小化につながるのであればそうしたい、今もそう思っています。  ただ、委員、しっかりと調べていただければおわかりになるというふうに思いますが、今のように、ステークホルダー、特に金融機関等の例えば債権をカットするということについて実施をしよう...全文を見る
○枝野国務大臣 法的整理後の資金については、それは国が保証すれば、新たなニューマネーは、銀行も、政府保証ですから貸してくれるでしょう。でも、それはまさに政府保証ですから、国が貸しているのを代行しているにすぎません。法的整理をすれば、法的整理の段階でそれまでの既存債権はそこで遮断を...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○枝野国務大臣 お答え申し上げます。  福島県内におられる方ももちろんなんですが、特に県外におられますと、情報あるいは御相談がなかなかしにくいという実態にある。  そうしたことの中で、県外においても、避難者の多い地域において東京電力が十カ所の相談窓口を設置しておりまして、きめ...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、機構法の附則六条二項は、ステークホルダーの負担のあり方を含め見直しを行うという規定で、これは、特に参議院の復興特別委員会の附帯決議で施行後二年を目途として見直しを行うこととされております。ただ、いずれにしても、ステークホルダーの皆さんには応分の負担をお願いし...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、産業空洞化を防止をし、国内経済を活性化するためには、海外の企業と対等に競争できる国内立地環境の整備が重要であると考えております。そのために、三年後からの法人実効税率五%の引下げ、平成二十三年度補正予算による国内立地補助事業などを実施をして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 立地補助金は、全国を対象にしたいわゆる国内立地推進事業費の補助金と、それから震災対応の被災地を中心とした立地補助金ございます。  いずれについても、現在、申請に対する審査のプロセスを県中心に行っておりますが、今御指摘いただいたような中間貯蔵と何かリンク...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) どこの国に立地をするかということの判断は総合的になされるものでありますので、必ずしも法人税率だけではないとは思いますが、一方で、その総合判断をする上での一つの大きなファクターであることも間違いないというふうに思っております。  したがって、国内企業の国...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、やはり日本の特に国際的な経済の活躍の上では人材ということが一番重要であると思っておりますし、またその際、言葉の壁というものが大きな障害になっていると。個人的に申し上げても、私自身、この三十数年間、言葉ができないことで大変不便をしておりまし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この法律案は成立をさせていただいても海外の企業に知って使っていただかなければ意味がありません。ジェトロや在外公館などと連携し、海外メディアを通じた情報発信など、あらゆる機会を通じてグローバル企業に向けた情報発信をしてまいりたいと思っており...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、様々な調査において我が国の魅力が相対的に低下をしていることを示すそうした材料が多々出ているということは、率直に認め、受け止めなければならないと思っております。  この背景には、一つには、シンガポールや韓国に代表されるように、アジア各国が...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これはちょっと直近と言えるかどうかは難しいんですが、直近では、平成二十一年に経済産業省が他のアジア諸国との比較による我が国の魅力について、外国企業、外国人がどう評価をしているのか、調査をいたしております。この際には、研究開発環境の質や能力、それから知的財...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、電力の安定供給は、国民生活にとどまらず、企業活動にとっても不可欠なものでございます。この電力の安定供給というものが見通せなければ、なかなか海外からの投資先として日本に高い評価をいただくことは困難であるというふうに思っております。  今、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に、東日本大震災の後、歴史的な、そして急激な円高という要因が加わっております。様々な情報を総合すると、やはりこの急激かつ歴史的な円高という状況が我が国企業の海外への移転、いわゆる空洞化に一番大きな影響を与えているのではないだろうかというふうに見ていると...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 火力発電所についても電気事業法で定期検査が義務付けられております。ただ、この電気事業法には、災害その他非常の場合においては検査期間の延長ができるという規定がございまして、現在、電力の需給状況に鑑みて、この定期検査の延長の承認を行うことで電力需給を何とか足...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、これは政府の国家戦略会議需給検証委員会において、各発電のコストを計算をするに当たって試算をしたものがございます。報道等はそれを受けたものかと思いますが、平成二十二年度決算における原子力の発電費が九電力会社合計で約一・七兆円。このうち、発電...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは率直に申し上げれば、これは、私も東京電力、先生もそうですが、東京電力の消費者の立場とすれば、できるだけ電気料金安い方がいいわけでございます。したがって、じゃ、どこまでが切下げとして適切であるのかというのは、これは率直に言って多様な御意見あるだろうし...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 昨年、三十一年ぶりの赤字となった要因は、御指摘もいただきましたように、輸出の減が前年比マイナス二・七%、輸入が前年比で一二・〇%の増加となっておりまして、あえて申し上げれば、震災があって生産力が落ちたというようなことがございます。また、円高も大変厳しく急...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、国際社会の中でどうやって稼いでいくのかということを考えたときに、やはり新興諸国が安い労働力とそれから急激な技術力の強化ということを背景にして規格大量生産分野でどんどんシェアを拡大していく、このことに同じ土俵で戦って稼ぎ続けるということは率直に言って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今、御指摘をいただいた考え方というのは、私も同感でございます。繰り返しになるかもしれませんが、せっかく先輩世代の皆さんが蓄積していただいた技術力とそして資本があるわけでございます。その資本を最大に活用して国として稼いでいく、そのために投資を積極的に活用し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 個々の企業においては、持っている技術力を生かしていかに事業としてもうけるかということに努力はされていると思うんですが、やはり長年の傾向として、いいものをつくっているんだから売れるはずだという、こういうやっぱり考え方がどうしてもまだまだ残っているのではない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 全くここは委員と私、認識一緒でございます。私、こういう立場に将来就くと思っていませんでしたが、野党時代からも日本はもっとインテルに学ぶべきじゃないかと。皆さんの持っているパソコンは、いろんな日本のメーカー含めてブランド付いているけれども、ほとんど全部イン...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) やはりインテルが成功をしたということは、うまくある部分をオープンにし、ある部分はクローズにするという、何というんでしょう、使い分けというか、これを戦略にうまくやった結果であろうというふうに思っています。    〔理事轟木利治君退席、委員長着席〕  こ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 日本の今の置かれている経済状況、そしてこの法案の目的、趣旨に鑑みれば、一日でも早く成立をさせていただいて、税法の方も通していただいておりますので、これを実行するということは大変重要であるというふうに思っております。  そうした中においては、委員から冒頭...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この法案を国会に提出して御審議をお願いをした時点から、特に大震災がございましたので、大変大きく環境が変わっているというのは御指摘のとおりであるというふうに思っております。  このうち、この法律で直接的対応をしておりますアジアの拠点化を推...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に韓国との比較ということで、大変韓国は意欲的なというか、大胆な施策を行っています。そこだけを見れば間違いなく日本は見劣りをするということだというふうに思います。  あえて申し上げると、ただ、様々な財政制約がかぶってくればなかなかそういう施策が取りにく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、東京都のアジアのヘッドクオーター特区は大変意欲的で効果的な取組を進めておられると承知をしております。この法律案等によって、経済産業省としても全国レベルでできる取組を進めていくわけでありますが、地方公共団体が独自に誘致促進策に取り組むという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘ありがとうございます。  まず、この賠償基準とそれから区域の見直しの関係なんでございますが、区域は線を引きますけれども、実際、土地建物や精神的損害に係る賠償については、この区域で決めるのではなくて、実際に避難指示の解除がいつなされるかということに...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 年度は四月始まりというのは日本の文化、慣習に基づいておりますので、基本的には国際比較等、暦年でやるのが一般的かというふうに思いますが、一方でその予算措置その他との関係を見る場合には、やっぱり国内的には年度で見るということも重要で、それぞれちゃんと統計が取...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は政策的に対応できる部分ということを行政としては重視をしなきゃいけないわけでありますが、そのことを理解をしているという前提で、特にこの中期にわたってのトレンド、二十年間にわたるトレンドについて言えば、日本は人口増加が頭打ちになり人口減少が始まる、そして...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、我が国としての投資、我が国が投資先として認めていただけるかどうかというのは政策誘導だけでは無理であると。まさに持っている潜在力をベースにしなきゃならないと。  そういった意味では、今回、研究開発拠点とアジア拠点にターゲットを絞っているということは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) なかなか、今の円高、そしてそれ以前にアジアの成長、そこに豊富な安い労働力があるという構造で、従来と、あるいは相手方と同じ土俵でこれからも戦い続けていくということはなかなか困難が大きいというふうに思っている中で、持っている技術力をしっかりと国内に残しながら...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の資料は、まさに本当に端的に御指摘をされた、まさに最後は数字が決めているんじゃないかということを明確に示しているということについては私も同感でございますし、また、どこに立地するのかということに当たってシビアに法人実効税率がその大きな要素となるという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、なかなかどの切り口からお答えをしたらいいのか難しいんですけれども、商品を売るためには、商品の魅力をいかに伝えるかということだと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 二年前には行政刷新大臣をやっておりまして、そのときに余りジェトロにメスを入れなくてよかったなと経産大臣になって思っているんですけれども。率直に言って、本当に日本という国、日本という国の経済の魅力をセールスをするということは大変重要だし、それはやっぱり国家...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これから専門的に、安定供給を損なわないという観点で、かなり細かい実務的な詰めを専門的にしていただかなきゃいけないと思うんですが、現状までの議論等を踏まえると、やはり独立した中立機関が機能分離でやるといっても、それの、何というんでしょう、土台、足場というも...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 率直にあえて申し上げます。東京電力は事実上国が所有をすることに間もなくなりますので、所有分離をするための可能性はあると思います。  しかしながら、他の電力会社について言えば、これは別に今債務超過なわけでもありませんので、株主の皆さんの財産権があります。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のアメリカから送付されたモニタリング結果が当時適切に共有、活用されなかっただけではなくて、この間、これに関連する、原発事故に関連する情報公開については、各省とも徹底して出すようにということについては繰り返し指摘をし対応させてきたものでありますが、に...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 東京電力の特に福島に所在する原子力発電所の今後については、地元の皆さんの明確な意思が示されているというふうに思っております。そして、これだけの被害を地元の皆さんにお与えをしている以上、政府としてもこの地元の皆さんの意向を踏まえた対応をしなければならないと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ただいま御決議をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
07月27日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、大きな災害のときにはサービスステーションの役割は大変重要でございます。東日本大震災の折にも、ガソリンが足りなくて並ばれた方も大変だったと思いますが、御自身も被災をされている中で、過酷な環境で必死の給油活動に当たられた被災地のサービスステーションの皆...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、地域の防災拠点、一般的には学校施設などが中心となっていますが、今回の東日本大震災の教訓を踏まえると、そうした公的機関だけではなかなか十分ではない、量的に不足をする、あるいは配置的に不足をするという側面があったのは私も認識をしているところでございます...全文を見る
○枝野国務大臣 確かに、今回は津波の影響が大変大きかったということでありますので、津波のリスクのないところにも分散をするべきではないかというのは一つの視点だろうというふうに思います。  ただ、これから何に備えなければならないのか。大きな津波もリスクでしょうし、一方では、では内陸...全文を見る
○枝野国務大臣 委員におかれましては、このスコーピング作業の最終段階のところでも実際にブリュッセルへ行って、大変な御支援をいただいて、感謝を申し上げます。  私も、特にこのスコーピング作業を、まず早く終わらせるということで、たまたまことしの前半のEUの議長国がデンマークで、デン...全文を見る
○枝野国務大臣 昨年の教訓は、私は違う立場で対応しておりまして、正直言って、何度か、経済産業省は何をやっているんだと思いました。量的には石油は国内で足りている、どんどん現地に送っている、にもかかわらず、実際には現場でスタンドにたくさんの車が並ぶという状況ということで、どうなってい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、給油所というのは、これから過疎化が進む中では本当に欠かせないインフラであるというふうに思います。  今、委員おっしゃられたとおり、郵便局の話などとも共通する話で、日本全体の人口が減っていきますから、過疎地域において人口が戻ってくるということはなか...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、為替介入を単純にやるよりも、せっかくというか、片方では大変な円高によってマイナスがあるわけですから、円高のメリットを生かすという意味では、こうした機会に資源の権益などを確保するということは、それが介入と同等の効果を上げるということだけではなくて、大...全文を見る
○枝野国務大臣 いずれの御指摘も大変貴重な御指摘だというふうに思います。エネルギーの安定供給、そしてエネルギーの権益確保、しっかりと進めてまいりたいと思っています。
○枝野国務大臣 今回の規制料金の値上げは、そもそも仕組みとしてユーザーの皆さんが電力会社を選べない、こういう構造の中で、いや応なく全ての皆さんがかぶる。そうしたことの中で、大変、それぞれ、さまざま、家庭の経済をめぐる環境が厳しい中で、圧縮が若干できたとはいえ値上げをお願いせざるを...全文を見る
○枝野国務大臣 本当に十分な周知、説明ということが重要であるというふうに思っております。特に、ここまでの経緯において、今御質問の中で御指摘がありましたように、さまざまなことがございましたので、それを踏まえると、本当に相当な注意と努力が必要だと思っております。  ただ、経営陣がか...全文を見る
○枝野国務大臣 今の電力料金が、使用量が多くなるほど割高、値上げ率が高くなるということについては、なかなか悩ましい、私も苦慮しています。  つまり、いや応なく多電力ということになる、例えば規制料金の対応の範囲の方が少なからずある、クリーニング屋さんみたいなところですね、というこ...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、訓練をこういうふうにやりますと決めてもらうだけでは意味がなくて、実際に訓練を行ってもらい、場合によったら、訓練の結果こういう問題点があったからこう直しますとか、こういった報告等がしっかりとなされないといけないだろうというふうに思いますので、そうした...全文を見る
○枝野国務大臣 輸送や液化の費用ということを見込んでも、今、アメリカのシェールガスの価格と比べて日本の価格が高い。これは二つ原因があって、一つは、価格決定が長期契約になっている、それからもう一つは、原油価格に連動した価格決定方式になっているということ、この二つの点で、高どまりをし...全文を見る
○枝野国務大臣 これは本質的には、現在の原価算定制度というものが、バーゲニングパワーを発揮して燃料を安く調達するというインセンティブを与えない仕組みである、やはりこの仕組み自体を変えないと本質的な解決にはならないと思っています。  したがって、現在の原価算定方式といいますか、規...全文を見る
○枝野国務大臣 私も、こういう立場になりまして、何でLNGは下がらないんだと、説明を繰り返し事務方にしてもらいまして、どうも大分昔からこういうことになっているということだということはわかりましたけれども、なぜ連動させなければ契約が結べないのかということについては、私自身も納得でき...全文を見る
○枝野国務大臣 個別のことについてはこの後もお尋ねがあるかと思いますが、全体の構造としては、この調達は五年程度の一定間隔で価格を見直すという長期の契約である、この長期の契約をしているということは私は十分納得できる。量的にも長期にわたって確保しなきゃならないし、価格も余り乱高下のな...全文を見る
○枝野国務大臣 一個一個の契約がいつまでの契約期間であってというようなことについては、これは専門家の皆さんに一件一件全部チェックをしていただきました。  ただ、今回のこのセルト社の件については、今回、御質問をいただくということで、私も、説明、報告を受けましたが、セルト社自身が東...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、総括原価方式と燃調制度というものが企業のインセンティブを誘引しない、むしろ封じ込めるという仕組みであって、そのことが、我が国の燃料調達、そして電力料金の高どまりの原因になっているということは私も全く同感でございます。一刻も早くこれを変えたいと...全文を見る
○枝野国務大臣 今の守秘義務の話というのは、直接のやりとり、詳細を承知しているわけではありませんし、繰り返しになりますが、東京電力の一〇〇%子会社ならそんなことはとても言えない。三菱商事がどれぐらいの持ち分を持っているのか、それから、三菱商事の会社としての意思、意向というものを十...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、東京電力と三菱商事の出資の比率であったりとか契約の具体的詳細な内容を拝見しませんと、今すぐに対応ができる性格のものであるのかどうかということはなかなか即答できませんので、これは十分に調べさせていただきたいというふうに思います。  あえて申し...全文を見る
○枝野国務大臣 法律がない状況で、これは一週間程度各石油会社の調整に要したわけで、まあ、調整しながら動いたわけでありますが、そのことで結果的に被災地の皆さんに大変御苦労、御迷惑をかけました。  あらかじめそういう調整を行政指導で事前にさせておけばいいじゃないかということかもしれ...全文を見る
○枝野国務大臣 この必要性というか趣旨は省略をさせていただきますが、オール・ジャパンで戦略的に資源を確保する体制を構築するために、外務省等関係省庁の協力を得て、経済産業省として立てた戦略でございます。  ただ、その内容を構築するに当たっては、関係省庁との連携をしっかり行ったもの...全文を見る
○枝野国務大臣 閣議決定等をしている文書ではございませんので、法的な意味づけという意味では違っているかというふうに思います。  それは、本当にこれは柔軟に、この大きな戦略に基づいて具体的な行動、対応をとっていくことが重要であるということを考えますと、まさに各省で経産省が中心にな...全文を見る
○枝野国務大臣 大きな指針としては、この二〇〇八年の資源確保指針を踏まえておりますが、同時に、二〇〇八年以降の大きな環境の変化ということを踏まえた戦略といたしているところでございます。  なお、資源確保指針そのものも、改定をする、あるいは新たにつくる必要性は認識をいたしておりま...全文を見る
○枝野国務大臣 こうした関連省、特に経産省と外務省、JOGMEC、ジェトロ、JICA、そして民間の商社等において連携をして戦略を進めていくということでは、実は、パッケージ型インフラ海外展開関係大臣会合がございます。ここには、テーマごとに、関係する民間の方、あるいは独法の方などにも...全文を見る
○枝野国務大臣 今の御指摘は全く私も同感でございます。そして、恐らく日本のやり方の方が中長期的には国益に資するというふうに思っておりますし、その効果はかなり徐々に明確にあらわれてきているんじゃないか。日本に投資を期待する、日本ならば人を育ててくれる、現地の状況に対応したやり方をし...全文を見る
○枝野国務大臣 ジェトロの海外事務所については、今の立場に立ちますと、一つでも多ければありがたいし、それは間違いなく多い分だけ効果は上げるだろうと思いますが、限られた資源、予算の中でございます。そうした中で、常に適正配置をしていかなきゃならないと思っています。  特に、近時は、...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○枝野国務大臣 東海第二の事故というか、地震直後の対応についてしっかりと検証するということは本当に重要なことだというふうに思います。こうして国会で取り上げていただいて、大変感謝をしております。  既に、地震の影響調査等は進めた上で、専門家による意見聴取会において公開の場で専門家...全文を見る
○枝野国務大臣 人材育成の重要性は、私からも繰り返すまでもないことだというふうに思っております。  今、エネルギー、原子力政策の見直しの議論を進めております。これの状況を踏まえながら、二十四年末をめどに原子力関連の独立行政法人のあり方について検討すると閣議決定もされておりますの...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、官邸周辺で毎週行われているデモについては、国民の皆さんに、原子力という国民生活に大変大きくかかわる問題について、法に反しない範囲内でさまざまな形で声を上げていただくというのは民主主義の観点から大変すばらしいことだというふうに感謝をいたしております。  その...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、足元の電力需給については、関電は予備率は一〇%を下回っておりません。ほかのところで若干ありましたけれどもという状況でございます。  一つには、供給面で、例年に比べて発電所の計画外停電、つまり火力発電所の故障等が少ない。これは、私からも、本当に電力...全文を見る
○枝野国務大臣 御承知のとおり、電力は絶対にゼロに、マイナスにしてはいけないというふうに思っています。つまり、突然の停電にしてはいけない。したがって、予備率がある程度以下になれば計画停電をお願いして、これまた大変な、中小零細企業を初めとして御苦労をおかけしますので、これも絶対にし...全文を見る
○枝野国務大臣 この需給については、私が電力会社とやったわけではありません。これは、経済産業省が従来、電力会社と需給見通しについてやってきたというやり方自体が信頼性が得られないということで、経済産業省が行わずに、したがって私が行わずに、内閣府において、外部の有識者の皆さん、これも...全文を見る
○枝野国務大臣 いや、ですから、政府としては、その内閣府のもとで、外部の有識者の皆さんに透明性を持って検証していただいたその数字をもとに対応しているということであります。
○枝野国務大臣 私は責任がないなんて申し上げておりません。外部の専門家の皆さんのもとで透明性を持ってやっておりますので、これしか縮まらなかったというのは全く理由にならない。具体的にどういうところで切り込みが不足であるのか、専門家の皆さんに切り込みをやっていただいたのに足りない部分...全文を見る
○枝野国務大臣 もしそういった判断がなされれば、当然とめてもらいます。その時点で炉規制法に基づく行政権限が私に残っていれば、私が行政指導いたしますし、そうでなければ規制委員長が行政指導することになるかと思いますが、政府としては、とめるということを指示するのは当然です。
○枝野国務大臣 意見聴取会に積極的に足を運んで、そこで意見を述べたい、あるいは意見を伺いたい、ほかの人の意見を聞きたいという、この問題について積極的に強い意思を持っておられる方の中で、ゼロシナリオを支持する方の比率が圧倒的に高いというのは大変重く受けとめたいというふうに思っていま...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、古川大臣も、私、期限を切ってはいないという発言はしていないと思いますと記者会見でおっしゃられております。  古川大臣と統一をした見解は、結論ありきで硬直的に進めるつもりはないが、国民の皆様の御意見を丁寧に伺いながら、この夏、八月を目途に革新的エネルギー・環...全文を見る
○枝野国務大臣 古川さんは、八月を目途に取りまとめたいというふうに考えておりますけれども、最初からこの結論ありきでですね、硬直的に進めるつもりではない、そういうことを申し上げたということでありますとおっしゃっておりまして、同じことを言っています。言う順番が違うだけであります。硬直...全文を見る
○枝野国務大臣 再生可能エネルギーについては、固定価格買い取り制度に加えて、立地規制の見直しや研究開発支援などの政策を総動員してまいります。また、省エネについては、従来型の機器等がその時点で適用される最高効率の機器等に耐用年数が経過した時点で順調にリプレースされるようにするため、...全文を見る
○枝野国務大臣 今回の三つのシナリオに対する国民の皆さんの御意見については、パブリックコメントをお願いしております。基本的には、国民の代表である国会議員の皆さんとか、地方公共団体を代表して御意見をおっしゃるというのはちょっと別として、どなたであってもパブリックコメントを通じて意見...全文を見る
○枝野国務大臣 何度か御答弁申し上げておりますが、今回の選択肢をお示しするに当たっては、どこかのシナリオに誘導しているかという誤解を与えないよう最大限努力をしなければならないという見地から、それぞれの選択肢については、一年弱にわたる総合エネルギー調査会の基本問題委員会での御議論を...全文を見る
○枝野国務大臣 総合エネルギー調査会でのさまざまな御議論を踏まえて、今回政府がお示しをした選択肢の参考資料として、総合資源エネルギー調査会で示された幾つかのシミュレーションをお示ししているものでございます。  政府として、今後の経済成長、経済見通しに基づくシミュレーションをしっ...全文を見る
○枝野国務大臣 そこは見解の違いだと思います。  総合エネルギー調査会は、経済産業大臣が意見を聞く機関であって、そこが何か決定権限を持っているわけではありませんし、いわゆる行政権能を果たすものではございません。なおかつ、法律上、総合エネルギー調査会の何か答申を出されたとしても、...全文を見る
○枝野国務大臣 太陽光パネルについて言えば、研究開発の問題というよりも、もちろん、これをさらに進めてもらうことによって効率化を進めていただかなければいけませんが、むしろ、値段を下げるためには、量産化であるとかという形でコストを下げていくということの方が中心になるべきで、むしろ研究...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のような、なかなかわかりにくいという御指摘は真摯に受けとめなければいけないというふうに思っておりますが、そうしたことの中でも、国民の皆さん、相互に、それぞれさまざまな立場から、さまざまな御意見であったりとか、その御意見の背景になる将来見通しなどについても、本...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、結論ありきで硬直的に進めるつもりはありませんが、国民の皆さんの御意見を丁寧に伺いながら、この夏、八月を目途に革新的エネルギー・環境戦略を取りまとめたいと考えている、この考え方は全く変わっておりません。
○枝野国務大臣 御指摘の電力多消費産業の賦課金の軽減措置は、国会において修正をして加えていただいたものでございます。その趣旨を踏まえてしっかりと運用をしたいと思っておりまして、本年度の軽減対象に関する経済産業大臣の認定の申請をちょうど七月十三日に締め切ったところでございます。現在...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、海江田元大臣は国会で、標準家庭で一月当たりの負担額が百五十円を超えないように運用することを想定すると答弁をされておられました。これは、政府の原案についての考え方でございます。  御承知のとおり、国会において、再生可能エネルギーの導入を一層促進する...全文を見る
○枝野国務大臣 住宅用の太陽光発電に対する導入補助制度は、価格を五年で半減させるという目標を立てて開始をしたものでございます。実際に、その導入以来、年間導入件数が、二十一年から二十三年までの変化で、補助開始前の四倍に拡大をしておりますし、七十万円程度であった一キロワット当たりの価...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、再生可能エネルギーの爆発的普及のためには、系統接続が大変重要でございます。  御指摘をいただいた情報開示や処理期間の短縮については、再生可能エネルギー事業者を含む関係者の皆さんと連携しつつ検討しておるところでございますが、二十四年度中というのは、...全文を見る
○枝野国務大臣 経済界のごく一部にはそういう声もあるのかもしれませんが、七月一日の制度のスタートを契機に、全国でさまざまな事業化プランの検討が進んでおります。政府の試算では、本年度だけでも設備容量ベースで二百五十万キロワット程度の再生可能エネルギー導入の拡大が進むと見込んでおりま...全文を見る
○枝野国務大臣 全く御指摘のとおりでございまして、初期投資を行った事業者にとっては、この価格で買い取ってもらえるということで投資を行いますし、金融機関もそうしたことで事業の将来性を見込んでいるものでございます。  法律上も、途中で価格を変えられる条件というのは、「物価その他の経...全文を見る
○枝野国務大臣 現状として、原則、そういう制度になっております。
○枝野国務大臣 まず、総合資源エネルギー調査会は経済産業大臣に意見を具申する機関でありますので、そこで何か取りまとめられたものについては、発電事業者あるいは一般電気事業者を含めて、何をも拘束するものではありません。したがって、この中間取りまとめを根拠にして物をおっしゃる電力会社が...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、エネルギー・環境会議からお示しをしているシナリオ、選択肢、どの選択肢をとっても再生可能エネルギーの拡大は簡単なことではないというふうに認識をいたしております。さまざまな政策手段を総動員して、国民の皆さんにも一定の御協力をいただかなければいけないとい...全文を見る
○枝野国務大臣 まさにこうした送電網の整備というものが、特に風力発電というものの導入拡大に向けて大変大きな要素である。同時に、それについては大変大きな費用がかかるということの中で、やはり再生可能エネルギーの普及拡大ということに向けては、先ほど御答弁申し上げました、国も例外的に支援...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておりますとおり、北海道の一部や青森県の一部、秋田沿岸、酒田・庄内地区などといった、電力需要は小さいものの、特に風力発電に適した良好な地点であるという地点は明らかになっております。  こうした地域における送電網充実のための、国の例外的な、現...全文を見る
○枝野国務大臣 国会と政府の事故調において、かなり詳細な検証をしていただいております。規制庁が発足をし、保安院がなくなるということに先立って、原子力安全・保安院としてこうした事故調での指摘を真摯に受けとめ、そして、そのことに対して、見解といいますでしょうか、反省といいますでしょう...全文を見る
○枝野国務大臣 人災という言葉も、恐らく短期的に皆さん受けとめられているので、ストレートにお答えするのはなかなか難しいんですけれども、今御指摘のあったとおり、事故は起こらないんだということをある意味前提にしてしまった、いわゆる安全神話のもとで、もっと対策をとっておけばこうした重大...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどの私の官房長官時代の答弁は、その時点において政府で何か確定をしているわけではないという趣旨を申し上げたんだというふうに思いますが、現在、政府としては、原子力発電については、中長期的には原子力への依存度を最大限引き下げていくという方向を目指すべきと考えており、...全文を見る
○枝野国務大臣 恐縮ですが、今、政府の公式な見解としてお話しできるのは、計画的、段階的に原発依存度を引き下げ、原発に依存しない社会を目指すべきとの考えであるということでございまして、今のお尋ねにどうお答えするべきかということの具体的な中身について三つのシナリオをお示しした国民的な...全文を見る
○枝野国務大臣 今、国民の皆さんの中にはさまざまな御意見がある。先ほどの質問でもありましたとおり、政府の示している三つのシナリオの最も原発比率の高いシナリオでも、これでは少ないという御意見も一部にはある。  ということの中で、国民の皆さんに活発な御議論をいただき、そしてその声を...全文を見る
○枝野国務大臣 原子力発電所が廃炉の正式の手続、手順をいつ、どうとるのかという問題と、再起動、再稼働問題とは全く別次元であるというふうに思っています。  先ほど申しましたとおり、特に福島の原子力発電所については、社会状況から考えて、福島県民の皆さんの意向に反した対応はとれないと...全文を見る
○枝野国務大臣 当時の官房長官としての認識等については国会事故調及び政府事故調において既に申し上げ、それを踏まえて報告書がそれぞれ出ております。調査を受けた当事者として、その調査報告書の中身について、第三者的に何か論評する立場ではないというふうに思っております。その内容については...全文を見る
○枝野国務大臣 経済社会課題対応事業の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  エネルギーの利用の制約や少子高齢化の進展による生産年齢人口の減少といった課題に加え、昨年発生した東日本大震災の影響や現下の円高の進行により、経済の空洞化等のリスク...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○枝野国務大臣 商店街を復旧復興させていく、大変重要だというふうに認識をしております。そうした中小の商店街の復興にも、グループで具体的な共同事業を行うということであれば、商店街について復旧整備を図るものも現行のグループ補助金でも対応はできるということになっているところであります。...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘いただいた中小企業基盤整備機構による仮設店舗については、一定の御評価をいただいて、これがあって助かっているという声もいただいているところです。  ですから、同じように本復旧においてもというお気持ちは十分わかる一方で、この小売の世界は、地域によって、あるいは...全文を見る
○枝野国務大臣 基本的には、加害者側としての基準というのは七月二十四日に東京電力が公表した賠償基準でございます。ただ、今回の賠償基準は、国が進める避難指示区域の見直しと密接にかかわるものであること、それから、今後の生活再建に関し、賠償だけでは全ての課題を解決できるものではありませ...全文を見る
○枝野国務大臣 事実上なのか公式になのか、いわゆる行政指導になるんだと思います。
○枝野国務大臣 当事者の皆さんのお気持ちは十分わかるんですが、何か基準をつくる以上は、どこかで線を引かないと基準はつくれません。全ての人のそれぞれの事情に全て応じてそれぞれ対応をするということであれば、逆に基準なしで、ということは、一件一件全部、相当因果関係がある損害がどれぐらい...全文を見る
○枝野国務大臣 これも、お気持ちは重々わかるんですが、基本的には、やはり損害賠償ということになると、逸失利益を補填するというか補うということでございます。そうしたことから考えると、もちろん土地については、地震、津波の被害を受けた場合であっても原子力損害のみの場合と同様に対応すると...全文を見る
○枝野国務大臣 東電が昨年払った仮払金の返済を求めているケースはないはずでありますので、念のため、国会で御指摘を受けたので、ないだろうなと東電には確認いたします。  ただ、あくまでもこれは仮払金でありますので、賠償のうちの一部を先に仮に払ったということでありますから、本賠償の際...全文を見る
○枝野国務大臣 実は、東電の社長にも親身、親切な対応ということで指示をいたしましたときにも、そこで社長とも話をしたんですが、大分、新しい執行部、これは我々がかなりコミットして選びましたから、問題意識を共有してもらっていると思いますが、何しろ膨大な職員が対応に当たっています。現場の...全文を見る
○枝野国務大臣 幾つかの話がちょっと混在してお尋ねになられているなということなので、整理してお話し申し上げたいんですが、まず、今回の総額一千七百億円の立地補助金は、警戒区域等の解除や復興の進捗といったスケジュールも見据え、五年間の管理運営を前提として十分な額を措置したものであり、...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の積立金は、まず、法律に基づいて積み立てられておりますので、何か別の使い方をしようと思えば法改正が必要になりますが、それ以前の問題として、仮に今後再処理を行わない場合であっても、既に建設をした再処理工場建設費の借入金の返済、それから再処理を行わない...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 再処理を引き続き続けた場合の費用については、今具体的な話はございません。今のお尋ねを踏まえて、やめた場合であっても、少なくとも今後必要となる費用が二・三兆円、未償却の建設費用が一・三兆円で、むしろ二兆七千億円に対して九千億円程度の、やめた場合でも資金不足...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 我が国としては政冷経冷にならないことを期待をしております。  ただ、これはひとえに中国側がどういう対応をするのかと。まあデモのようなものも起こっているようでございますが、そうしたことに対してどう毅然として対応されるのか。あるいは今回不法入国を、これは香...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、平成十八年からスタートした情報処理システムの開発プロジェクトは予定どおりに進行せず、外部有識者委員会からの技術的な検証を踏まえて、一旦中断し、対応策を講じた上で再開をするということで対応をさせていただいているところでございます。  昨今...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これから契約書に基づく対応を当該事業者との間でしなきゃなりませんので、正確には、どういうふうに申し上げたらいいか非常に微妙な問題でございますが、一旦中断をして新たなやり方でできるだけ迅速に対応する、そのもう作業を進めているということでございます。
○国務大臣(枝野幸男君) 技術的なところをどれぐらい私が説明し切れるかどうか自信ありませんが、私が承知をしている範囲では、やはり特許の検索システム全体を新たにつくり替えようと、それで全体のシステムを一気に構築しようということで当初スタートをさせたようでございますが、なかなかそうす...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の点、大変重要なことだというふうに思っております。条約加盟の件も含めて、それから国内でできるだけ、特に御指摘いただいた中国を始めとする情報を適切に集めて、適切に速やかに対応するということについて、これは特許庁においても優先度の高い課題として取り組ま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 営業秘密をしっかり守る、技術流出をそれでおかしな形でさせないということは大変重要なことだと思っております。  そうした観点から、直接、行政権の行為としては、この間、不正競争防止法の累次の改正において営業秘密侵害罪を創設してこれを強化をしてきているところ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、過去に検査ミス等の問題があり、また、これについて総務省の政策評価・独立行政法人評価委員会からも事務及び事業の見直しを行うよう大変厳しい御指摘をいただいているところでございます。  また、全部ではないにしても、報道されているようなことが受...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) やはり原子力についての専門的な技術を持っている人ということで、原子炉のメーカーの出身者であったりとか、それから電力事業者出身の方、それからそうしたところからの出向者が中心を占めている、特にメーカー出身の方が大変多いという状況でございます。  もちろん技...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 実は、規制委員会の発足に向けて、特に中心部分は、原子力安全・保安院が廃止をされて、その仕事の大宗を規制委員会が今後引き継ぐということでございますので、保安院の方には既に私の方から指示をいたしまして、特に今回の原発事故を踏まえて、民間を含めて三つの事故調な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 福島の事故の反省と教訓を踏まえて、中長期的には原発依存からの脱却が私自身の思いでもありますし、政府の方針でもございます。その一方で、まさに昨年の三月十一日まで我が国は原発に依存をして社会を成り立たせてきたものでございます。そうしたことの中では、将来的には...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、ちょっと数字は余り得意じゃないんですが、五割ぐらいがたしか三・一一以前の原子力についての将来見通しだったと認識しています。
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、本当に数字の記憶が余り得意じゃないんですが、足下のところで三兆円ぐらいの費用が、コストが掛かるということだったと記憶をしています。
○国務大臣(枝野幸男君) 大変重要な、そしてなかなか今まで指摘をされていないポイントを御指摘いただいて、大変有り難いというふうに思っております。  原発依存から早期に脱却をする、そして足下においても安全性の確認できない原発は稼働させないということをやれば、特に近い時期ほど化石燃...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) できるだけ上流から権益を確保するということ、それから、今の御指摘、お話ですと、電力会社とガス会社が協力をして、あるいは電力会社同士などが協力をしてということでできるだけ交渉力を持ち、安価に安定的に取っていくということ大変重要で、この間、経産省も更に努力を...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この件については、私も経産大臣就任以来約一年になりますが、アメリカの関係者と会談をする折には最優先事項として要請をしてきているところでございます。  相手方の国内の事情や手続等もございますので、どこまで申し上げていいのかなかなか難しいところでございます...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の会計検査院の指摘踏まえて、今御質問の中にもありましたとおり、二十四年度予算では四十九億円を取り崩したところでございますが、この会計検査院の指摘、それから提言型政策仕分においてもこの件については指摘をいただいておりますので、こうした指摘を踏まえなが...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 財源はいわゆる電促税でございますので、やはりこれは電源立地の促進といいますか、そういったことに、広い、少なくとも広い意味で使わせていただくという趣旨の法制度だというふうに思います。  今後は、まさにエネルギー政策全体の見直しの中でどうあるべきかというこ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これはたしか電気料金に併せて、まあ電力会社にお預かりをいただいて納めていただくという形だったと思います。
○国務大臣(枝野幸男君) 省エネルギーとそれからいわゆる再生可能エネルギーの普及拡大ということは、これは二本柱であると思っておりまして、どちらが優先という話ではない、どちらも最優先でやっていくということだと思っております。その上で、やはり火力に一定程度、特に足下では頼らざるを得な...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません。御質問の御通告をいただいて、また今のお尋ねもいただいて、いろいろ若干表現はもうちょっと気を付けなきゃいけなかったかなと反省もいたしております。  あくまでも、昨年の時点のものも省エネが先に書いてあるかと思いますが、どちらが優先ということより...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりでございまして、原発依存度を限りなく低減する、脱原発依存を目指すということの中でのクリーンエネルギーへの転換でございますので、原子力は含みません。少なくともここで表現しているクリーンエネルギーには原子力を含みません。
○国務大臣(枝野幸男君) 当然、ここでいいますグリーンには原発を含んでおりません。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりだと思っております。  今回、国の方からお示しをした選択肢は、ある時間の軸の中、時点における原発の依存度ということでお示しをしましたが、実際これを踏まえての国民的な議論の中においても、むしろ時間軸について多様な御意見も実際にいただいている...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回お示しした選択肢では、二〇三〇年に省エネ全体で二〇一〇年比約二割減、省電力で二〇一〇年比約一割減ということの見通しをお示しをしています。これについては、総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会など政府の会議体でも、幅広い皆さんの下で多様な御議論をいた...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、例えば二〇〇六年の新・国家エネルギー戦略では三〇%以上の省エネを図るべきということに確かになっております。新・国家エネルギー戦略の目標が二〇〇三年比で二〇三〇年に三〇%以上の消費効率改善でありますが、今回のエネルギー・環境会議の選択肢の省エネ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 幾つか大きなポイントがあると思っています。一つは、今先生御指摘のとおり、省エネ投資をいたしますと、そのことによって電気代等が少なくて済むということで、投資した分は数年で回収できるというようなケース少なからずあるわけでありますが、どれぐらい投資をすればどれ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 後ろ向きと受け取られたらちょっと本意ではございません。  会計検査院から御指摘いただいたとおり、不要不急の積立ては減らすべきであるということ、まさにそのとおりだと思っておりますし、それからその使途についても、より幅広く、特に安全対策等に使えるようにとい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) むしろ、会計検査院の指摘より更にどう踏み込めるかということで検討というか抜本的な議論が必要だという状況という位置付けでとらえております。率直に申し上げて、十四基どころか、今後の新増設どうするのかということ自体、そもそもゼロベースでも議論をしなければならな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、私自身が行政刷新大臣として公益法人との、省庁との関係については大変重要なポイントであるとして取り組んでまいりましたので、この調査の結果が二十三年度第一・四半期と、私が就任する前の調査結果であったことですから個人的にはほっとしておりますが、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) あの三・一一の教訓を踏まえて、安全、安心の審査の経過については公開性を高めているところでございます。  御指摘の大飯原発の破砕帯の活動性を確認する現地調査についても、一方では、地面に深い溝を直接掘って断層の性状等を確認するものでありますので、地盤の崩落...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 三・一一以前の原発の安全性のチェックについては、結果的に福島の原子力発電所が津波によってこうした大きな事故になったわけでありますので、適切でなかった部分があるということはこれは間違いないことだというふうに思っております。  なぜ今、御指摘いただいた志賀...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そういった意味では、まさに公開性、透明性ということで、先ほど申しましたとおり、大飯についても、あるいは志賀についても、当然、こうした検証をするに当たって専門家の方から御要望があれば、安全確認の上でしっかりと透明性を確保する手段については取ってまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まさに先ほど申しましたとおり、御指摘もあったので、当時のその活断層評価の資料等どうなっているのかを確認いたしましたが、顧問会というところでやっていたようでございますが、専門家の皆さんの意見聞くのは非公開で行われ、審議資料も公開していなかった、また議事録は...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 国会事故調のこうした指摘というのは真摯に受け止めなければいけないだろうというふうに思っております。  なかなかその現場の実態や情報をしっかりと把握をしなければ行政できないという側面はあります。したがって、電気事業に携わっている者と経済産業省などが一切接...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 三・一一の知見、教訓も踏まえて、現在、保安院では原発周辺、敷地周辺の断層の活動性、連動、海溝型地震や津波の評価の見直しを進めてきておりまして、全国の原発の敷地内の破砕帯についてこれまでの評価を見直しているところであり、この見直しに当たっては、先ほど来申し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 大変、このグループを形成して復興していこうということの取組に多くの皆さんが積極的に対応していただいたこと、大変有り難いというふうに思っているところでございます。  見通しがどうであったかという御意見はあろうかと思いますが、本当に、これは東日本大震災が類...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、特に経済産業省は人が財産、予算も余りございませんので、しっかりと知恵を使ってこの国の経済産業を活性化していくという役所でございます。間違っても、シンクタンクに丸投げして、何かそちらの知恵がないと物が動かないというような役所になってはいけな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 特に原発の安全規制に関して、まさにこれは国会の事故調からも厳しい御指摘いただいたところであり、実際に、特に専門性非常に高いということなどもあって、保安院の中にも十分知見持って、すばらしい能力持っている人間もいること知っておりますが、どうしても業者頼みにな...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(枝野幸男君) ただいまの日本原子力研究開発機構におけるもんじゅ関連施設の未活用と経費支出の透明性確保等について及びエネルギー対策特別会計電源開発促進勘定の周辺地域整備資金の有効活用についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも適切に対処してまいる所...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(枝野幸男君) 産業復興機構につきましては、まさに二重ローンがこれからの復興に向けて対策が必要になってくるという観点から、政府としてしっかりと対応していこうという観点で国会に御審議を法案をお願いをして設立したものでございます。  それに加えて、議員立法でもう一つの機構...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 金額の目標に何かがあって、それに達しなきゃならないという性質のものではなくて、これはまさに復興のために必要な部分について必要に応じて対応していくという性質のものであって、一千五百億円を何か全部使わなきゃいけないという性格のものではないということは十分御理...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 廃炉が安全に、そしてできるだけ迅速に進めていくことについて国が責任持ってやらなきゃならないということについては全く同感でございます。したがって、東京電力が資金難などによって遅れたりする、あるいはやるべきことをやらないことになったりしないように、そこは国有...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の考え方、基本的には私も同感でございます。できるだけ早く元の場所で元のような生活をしていただけるようにしたい。その戻られるまでの間も別の場所でできるだけ元の生活に、元と近い生活をしていただけるようにするということが基本であると思います。  ただ一...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) もちろん元の場所ではありませんので、元の生活と同じ生活をしていただくということはこれは不可能なわけでありますけれども、できるだけ事故の前の生活に近い状況を取り戻していただけるように国としても最大限の努力をしていく必要があると思っております。
○国務大臣(枝野幸男君) これ、賠償は民法に基づいて東京電力と被害者の皆さんの間における関係ではありますが、避難指示区域の皆さんの賠償というのはまさに今の生活再建などとも大変密接にかかわり大変重要なものでありますので、国として、まあ基準ですので、個別にはもちろんいろいろな事情に応...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど申しましたとおり、この賠償基準というのは、これしか賠償しませんという性格のものではありません。本来であれば、損害の額というのはそれぞれ個別にいろいろと積み上げていかなければならないわけで、それによって千差万別であります。  しかしながら、これだけ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のような声というのは非常に重く受け止めなければならないというふうに思っております。  その一方で、まず一つは、これは損害賠償の基準をお示しをしたということであります。御承知のとおり、損害賠償というのは加害行為によって生じた損害の補填をするという性...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、先ほど来申し上げておりますとおり、あくまでも今回基準をお示しをしているのは賠償の話であります。賠償だけで、何というんでしょう、今回の被害を回復できる方もいらっしゃるかもしれませんが、賠償だけではできない方もいらっしゃる。これ、間違いないと思って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返しのお答えになりますが、おっしゃることの趣旨は理解をいたします。  ただ、賠償という仕組み、枠組みの中でできることと、その枠組みではできないことがございます。賠償という枠組みの中でできる最大限のことはやってきているつもりでございます。そして、全体...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今のお話は、そもそも今の民法の損害賠償法理自体が適切なのであるのかどうかと。そもそも損害賠償法理自体が、例えば万が一、被害者側に落ち度があれば過失相殺されるという仕組みですから、一〇〇%被害者に落ち度がないということの中で加害者がどういう賠償をするのかと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 破砕帯を確認する調査は地面に穴を掘るわけですので、地盤の崩落等の危険もありますから、この安全確保に万全を期す必要が一方であります。したがって、無制限にどなたでもいつでも入ってくださいというわけにはいかないんですけれども、一方で、県や町などにおいて立会いの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一つは、御承知のとおり、原子力損害賠償法の法律の規定で損害賠償は事業者が行うということがありますが、さらに実質的なお話をすれば、先ほども少し御答弁申し上げましたが、まさになぜ原発依存から脱却しなければならないのか。それは、もちろんこうした大きな被害を与え...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○国務大臣(枝野幸男君) 民主党政権は、昨年の菅内閣の当時から、原発依存からの脱却を目指すということを政府の方針として申し上げております。  その際に、原発依存からの脱却を目指すということは、脱却をするということは、最終的にはゼロを目指すということ、私、菅内閣の官房長官当時にも...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発依存からの脱却を目指すと私たちは一貫して申し上げています。  昨年の三月十日まで残念ながらこの国は原発に依存をしていました。依存をしてきた構造から脱却をするということは、依存から脱却するためのプロセスが必要であります。  確かに大飯原発の再稼働を...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(枝野幸男君) おはようございます。  災害時における石油の供給不足への対処等のための石油の備蓄の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今般の東日本大震災では、製油所、油槽所等の石油施設及び道路、鉄道、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、将来の原子力をどうするかということいかんにかかわらず、これを減らしていくという方向ということであるのは間違いないわけですので、そうしたことの中で火力、発電における火力のウエートが、どの程度の期間か、どの程度のウエートかは別としても、より重...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、LNGを米国から輸入するに当たっては、日本の場合はその許可が必要となります。このため私、就任以来、米国に対して様々な形で働きかけを行っております。特に直近のところでは三月にチュー・エネルギー庁長官と会談いたしました。また、六月と七月には相...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これまで、御指摘のカタールを始めとして中東の幾つかの天然ガスの産出国には、日本に対する安定供給に大変御協力をしてきていただいているところでございますが、同時に、供給先、調達先を分散化していくということは大変重要であると思っております。  そうしたことの...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、我が国の社会経済が成り立っていくためには、資源を量的にもそれから価格的にも安定的に確保するということは不可欠の前提であるというふうに思っております。そのために、官民のリソースを最大限に生かして、オールジャパンで戦略的に資源を確保するという...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、この中核SSの話だけを取り上げますとそういった印象をお与えをするのかなというふうに思いますが、今般の東日本大震災の反省、教訓においても、実はガソリンスタンドそのものは、例えば被災されているけれども施設ちゃんとあって、実は地域の皆さんにガソ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御趣旨のようなことをやっていただければより安全度というか安定度は高まるかなと思いますが、当然、例えば五割減ったときに新たな石油を運んでいく場合と二割減ったところで運んでいく場合とではまさに、何というか、送っていく日常的な輸送のコスト、頻度が高まりますので...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 将来のエネルギーミックスの在り方については、国民的議論の中でいただいた様々な御意見について検証会合などを通じて、定性、定量両面から総合的に評価、検証を行っております。今日の夕方、これの第三回会合があって、専門家の皆さん含めた議論を古川大臣から御報告いただ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 原発を必要としないで済む日本に早くしたいというふうに思っています。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、火力発電所の発電効率が上がれば、それだけ発電量当たりのCO2の排出量が少なくなるということでございますので、火力発電所の効率向上というのは大変重要であると思っております。  御指摘のありましたLNG火力についての高効率コンバインのガスタ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) JOGMECを通じた出資、それから債務保証などの金融支援については、現行法の場合には、できるのが三百三十六億円という規模でございました。今回の法改正で産投資金が使えるようになれば、四倍弱の一千二百三億円のリスクマネーを供給できることになります。当然のこと...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、復興財源確保法の附則第十三条には、「エネルギー対策特別会計に所属する株式について、」、途中飛ばしますが、「その保有の在り方を見直すことによる処分の可能性について検討を行うこと。」ということで、売れるものは売れということが書いてあるわけであ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今月中にも政府としての見解をまとめて発表できるような作業を進めているところでございます。ただ、端的に申し上げて、与党の内部でも様々な御議論があって、その議論をしっかりと踏まえてほしいというふうなお話もございます。  それから、これをここで言っていいのか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘の趣旨は十分認識をしているつもりでございます。  まさに、当面原発を活用するとしても、何基、どの原発が使えるのかというのは、これはもう国会でお決めをいただいた原子力規制委員会が、経済産業省はもとより、内閣から独立して技術的に判断をいたしますので、...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、特に石油、天然ガス、こうしたエネルギー資源をしっかりと安定的に、できるだけ安価で確保するということは我が国の国民生活を成り立たせる大前提の一つであるというふうに思っております。  例えば、先ほどもお答えしました北米のシェールガス、しっか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回、法改正をお願いをして迅速に成立に向けて御協力をいただいたことに大変感謝をしております。  御指摘のとおり、同時に法改正を要しない事項等については予算措置を始めとしてできるところから着手をしてきているところでございますし、今後もこの法改正だけでは足...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の御指摘にもあったとおり、今年の五月のG8サミットで、IEAに対して適切な行動を取るよう要請する用意がある旨の声明を出しております。これは基本的にまだ生きているんだと思っておりますが、したがって、我が国としてもこうした首脳の声明を踏まえた石油市場のモニ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の安藤部長の答弁の裏返しになるかと思いますけれども、一つは、国家備蓄がこういった事態にも対応できるようにということで、一つは、原油だけではなくて石油製品でも備蓄をする、それからもう一つは、それについてこうした大災害の場合にも放出できるようにする。あるい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) こうした災害対応の政策については、できるだけ早いことが望まれるということは当然だというふうに思っております。  そうした観点から、例えば全体としてのエネルギー基本計画の見直しの作業をしているわけですが、そうしたこととは切り離して、先行してこれについては...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 将来におけるエネルギーミックスの姿については、国民的な議論を踏まえて政府として責任を持って判断をしようという、その段階に入ってきているところでございます。  できるだけ早く原発への依存体制から脱却をしたいという大きな方向の下で、一方で、依存から脱却をす...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、この今回の竹島と尖閣の問題は極めて遺憾であります。政府として毅然とした対応を取る必要があると考えております。私自身も国務大臣の一人としてその毅然とした対応をしっかりと貫いてまいりたいと思っております。  ただ、なお、今回出席いたしますのはASEA...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、現在の状況でも、国内の備蓄は民間備蓄が石油製品四十五日分、今回の法改正で国家備蓄が当面四日分ということでございますので、相当な大規模な災害であったとしても、この石油製品について海外からの輸入に頼らずに供給継続は可能であるというふうには思っています。...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 緊急事態に対しての何らかの権限、判断というものをできるだけ一本化をした方が望ましいのではないかということについて、そういう側面があることは私も否定いたしませんというか、間違いなくあると思います。  ただ一方で、私自身も昨年の三・一一のときに官邸におりま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) その官房長官時代の発言は私も記憶をしております。  この趣旨は、あえて言うと今も変わっていません。原発に依存をしない社会をつくりたい。つまり、原発に依存をしないということは原発を使わない。原発がゼロといえば、象徴的に最近原発ゼロという言葉が使われていま...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の点、二つの側面あるかと思うんですが、万が一の原発事故が起こった場合に、その周辺住民の自治体に、住民の皆さんに外からどう持ってくるのかということでありますが、これについては、これは私自身、率直に申し上げて当時の反省点の大きな一つでございますが、屋内退避...全文を見る
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(枝野幸男君) この件では、福島の皆さん始め、御心配をお掛けをしていることを大変遺憾に思っております。  ちょうどこの委員会の前に最新の状況の報告を受けたところでございます。  まだ原因を確定できる状況ではございませんが、二つの要因から、泥のようなものが循環している...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今回の事故で、特に避難を余儀なくされている皆さんの生活をできるだけ事故前の状況に近い形でやっていただく、あるいは戻していくということについては、賠償だけでできるものではないし、ましてや賠償の中の一部である財物賠償だけでできるものではないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 総合的に様々な生活再建に向けた施策を同時にお示しをすることが望ましいし、我々もそうしたいというふうに思っています。ただ一方で、全ての総合的な施策がそろうのを待っていたのでは、様々、例えば今後の生活をどう立てていくのかということについて、例えば実際にこの財...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは、実際の再稼働の問題が議論されているときから申し上げてきておりますが、結果的にどうなるかという話ではなくて、電力は一瞬たりとも不足をさせてはいけませんので、様々なリスクというものを考慮に入れて、それでも電力不足を起こさせないようにするということで準...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、火力のバランス停止、これは燃料代がどうこうということよりも、全体の需給の前日等の見通しに基づいてやっているものでございます。  それの停止分を上乗せをするということは当然あり得ますが、一方で、供給力の方には①、②の図の①と②の違いのところの、関西...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) このまず夏について、繰り返しになりますが、結果的に、先ほど申しましたとおり火力の故障等がなかったりとか雨が多かったりとか、あるいは期待どおり節電に御協力をいただいたということがあったために、結果的にその数字だけ見れば再稼働しなくても電力足りたのではないか...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御承知のとおり、今般、国会で原子炉等規制法を改正いただきました。これによって、最新の知見を技術基準に取り入れ、既に許可を得た施設に対しても新たな基準への適合を義務付ける、いわゆるバックフィット制度が導入をされております。新たな基準へ適合しないと認めるとき...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、公表していなかったというのは私の承知している限りでは違って、口頭であるのがいいのかどうかという、そこの評価はあるかもしれませんが、情報自体は原子力機構が十二月十六日と一月とに、二十二日ですか、それぞれトラブルがあったこと自体は報道機関を含めて公表は...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) みそもくそも一緒にした議論はやめていただきたいんですが……(発言する者あり)
○国務大臣(枝野幸男君) 私は間違ったことを言っているとは思いませんけれども。  福島を始めとして、必要なところで必要な事業が執行されていない、そういった部分があるということは大変申し訳ないと思っています。しかし、それは先ほど平野大臣もおっしゃられたとおり、例えば地域における計...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 買取りを求める等というようなことについて御判断できないという方がほとんどであると、これについてはこれから増えていくだろうというふうに我々も予想しておりまして、それに十分対応できるように進めております。  それから、グループ補助金については、これはいろん...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 一生懸命そうしたことについての精度を高める努力をいたしているところであります。  福島立地補助金につきましては、地元の状況の皆さんというものをしっかりと踏まえながら、一方でこれについても予算使わせていただいておりますので、しっかりと精度を高めていただく...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほどの私の発言の冒頭部分は余り上品でなかったと思いますので、その点はおわびをして、撤回をさせていただきます。  それから、ただし、そのことについて言ったのは、私に対する直前の御発言について申し上げたのではなくて、先ほど来の貴殿の御発言全体について申し...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 委員長から御指摘をいただきました。  午前中の答弁の中に適切でなかった部分があるという御指摘については真摯に受け止め、反省をしてまいりたいというふうに思っております。  今の御質問でございますけれども、御記憶を喚起していただきたいんですけれども、昨年...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 中小企業が採択先となっているもの六百四十五億円、それ以外のものが二千三百五十六億円でございます。
○国務大臣(枝野幸男君) その後、被災地域を除けば日本経済全体としては昨年の三月十一日以前の様々な数値、水準に戻ってきている現状にありますので、なかなか当時の状況というのを、何というんでしょう、思い出していただくこと難しいかとは思うんですが、やはり元々、円高その他大変厳しい状況の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど御指摘のあった国内立地補助金についても、被災地域との関係でしっかりとそこでの投資が被災地域にプラスになることという要件を厳しくそこは見させていただいているのと同様に、グループ補助金についても、そのグループ補助金が地域の復興のリード役となり得る中小企...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 必ずしも、予算がないからグループ補助金の要件に達しているようなものについて採択をしないということをやってきているものではございません。熟度に達するものがあればしっかりとそこに対応していこうということで今御支援をさせていただいているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、政府が行っている支出の中には東京電力の原発事故との相当因果関係があるものが含まれている可能性は高いと思っておりますし、それは当然、最終的に東京電力に求償するべきものであると思っております。実際に、損害賠償の中間指針においても、国だけではな...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この国内立地補助金は、何というんでしょう、弱くてかわいそうな会社だから、あるいはそこが被害を受けたからそこを支援しましょうという趣旨ではないということは、予算編成の段階からそういうことを申し上げてきている。まさに、サプライチェーンなどの観点から、そこに立...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この震災対応あるいは復旧復興全体ということについては、当然その被害を受けられた生活者の目線からということが大変重要であるというふうに思っております。ただ、その全体の復旧復興政策の中の一つのパートとして被災地の産業を復旧復興させなければならないと。  そ...全文を見る
10月19日第180回国会 参議院 行政監視委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(枝野幸男君) 詳細その時点で承知しているわけでありませんが、本日の質問に際してこういった資料に関連して御質問があるということで承知をしております。
○国務大臣(枝野幸男君) この震災復興政策全体について、どういう考え方、理念であるのかということについては先ほど平野大臣が答弁されたとおりでございますが、これは、その全体としての復旧復興政策の中の一パートである国内立地補助事業の説明を、解説をしているペーパーでありまして、被災地の...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先生から、これはこの一行ではなくて前後もちゃんと書くべきではないかという御指摘があったので、趣旨としては変わりありませんが、そうした御指摘を踏まえて対応したものであります。
○国務大臣(枝野幸男君) 本質的には最初の紙のとおりだと思いますが、御指摘を受けて、そう書いた方がいいんじゃないかと御指摘をされたから、それに応じて変えたら、変えたのはけしからぬというのは、ちょっと御指摘の意味が不明です。
○国務大臣(枝野幸男君) お尋ねの件について事務方に報告を求めたところ、以下のとおり聞いております。  当初の文章については、この補助金の背景と概要のほか、具体的な幾つかの採択案件について、採択された企業の了解を得た上で個社名は明記しない形で波及効果等について簡単に記述をしてお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これは委員も御承知だと思いますけれども、これに関連して実際には被災地からいろんな調達関係を行っているし、この立地補助金使った設備投資によって更にそれを拡大するという明確な計画があるから立地補助金の交付先として決定をしているんですが、にもかかわらず、そうい...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 済みません、事前の通告ございませんでしたので、今の点について調べておりませんが、被災地域における産業の振興ということ、これは例えば宮城とか岩手とかについても、当該個社が被災を受けているかどうかではなくて、当該地域の雇用につながるとか、そういったことで被災...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ですから、内容的には変わっておりませんが、先ほど申しましたとおり、現実にまさに復興のために被災地域のために大変御尽力をされていて、なおかつ被災地域からの調達を増やすことで被災地域を支援をしたいということで手を挙げられた個社の企業が、若干誤った報道によって...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 公金が使われる以上、個別企業が受けた補助金の金額であるとか、まさにこの国内立地推進事業費補助金は、それによって設備投資、雇用を増やす、それによって被災地の復興に資する、こういう目的でございますから、そうしたことについて御報告を申し上げるのは当然だと思って...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、その被災地との関係等についてきちっとまずは執行権を持っている行政の立場でチェックをしなきゃいけません。そして、それが十分であるのかどうかということはもちろん議会の権能としてしっかりとチェックをしていただく、これは大変重要なことだと思います...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私は、今御指摘のとおり、行政における情報公開は大変重要だと、徹底して出せるものは出すべきだというふうに思っています。しかしながら、企業、民間からこの段階までは公表されないという前提で提出された材料を、途中で状況変わりましたから公表しますと、これは逆に守秘...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) この事業自体は、隠れてこそこそやっている事業じゃありません。こういう条件で、こういうやり方で、こういうふうに復興債でやりますということは皆さんも御承知でした。これは、その復興債との関係で、あらかじめどういう企業が申請し、幾らぐらい申請し、そこは被災地との...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 繰り返し申し上げますが、私は公表できるものはできるだけ早く最大限公表するべきだという立場で対応させていただきます。  ただ、まさに個別の企業の皆さんの競争上の不利になるような情報を、まさにあらかじめ出しますよということの了解なしにお出しをするというのは...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私の答弁が経済産業省の答弁です。  出せるものは最大限出します。ただし、まさに競争上不利になるものの実質秘があって、それについて、事前に了解を取らずにいただいている情報についてですから、一定程度の範囲、守秘義務が掛かります。私は実質秘が外れればそれはお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 被災地の皆さんの直接に対する支援については、グループ補助金があったり、福島については特別な立地補助金があったりということで、おおむね四千億円弱の予算措置をしっかりと付けて対応をしております。  まさに国内立地推進補助事業というのは被災地以外の、もちろん...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) これ、一概に答えを出せる話だとは思っておりません。なぜならば、例えばその被災地の中で、いわゆるグループ補助金であるとか、それから福島の立地補助金であるとかという被災地に特化して使える制度ではない部分のところで、なおかつ意欲を持ってなされるという方がどの程...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) ちょっと事実関係を訂正させてください。先ほど六%と申し上げたのは、被災三県に限ると六%、被災地域ということであると件数で一八%、金額で約二〇%ということで訂正をさせていただきます。  その上で申し上げますが、私はまさに今回の特会で、そして特別の増税でお...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今の宮沢先生の引用をされた話は、まさに皆さん御理解されているということじゃないですか。まさに復興債を使ってやるからサプライチェーンなどを通じて直接、間接に被災地にしか及ばない。だけれども、間接で及ぶことについては補正予算に入っている。だけれども、当時、そ...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) そこまで広げた予算にするわけにいかないじゃないかということでありまして、むしろ私の主張を裏付ける話をしていただいたと私は思っています。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおり、私昨年の七月の段階で行政刷新担当大臣兼務しておりまして、「東日本大震災復興関連事業の精査について」というのを刷新会議で決定し、それに基づいて、例えば、これは蓮舫さんに大臣が替わっておりますが、行政刷新会議からチェックシートを作成するよう各...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 改めて正確に申し上げたいと思いますが、交付金が使われる以上、個別企業が受けた補助金の金額がしかるべきタイミングで開示されることは当然だと思っておりまして、先ほどのお話のとおり、現時点では、補助金の金額等を公表すれば投資額等の推定がライバル企業にとって可能...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 先ほど私も答弁いたしましたが、現時点では、先ほど申しましたとおり、競争上の地位を著しく阻害する可能性があるということで、実質秘だというふうに思います。  まさに、設備投資が完了をし、投資計画に従った事業が開始されれば、こうした競争上の地位を著しく阻害す...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 具体的にどのタイミングで、状況で競争上の地位を著しく阻害する可能性が解消され、いわゆる守秘義務が解除されるかということはございますが、そうしたものが解消される段階では予算等をしっかりと公表させていただくということです。
○国務大臣(枝野幸男君) 御指摘のとおりのプロセスで、事務局に設置された第三者から成る審査委員会での審査に基づいて採択企業を決めています。  一方で、審査委員の名前が公表されれば関係各方面から様々な問合せが審査委員に寄せられるなど、審査委員に対して様々なプレッシャーが掛かり、公...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) リストラが行われるということは避けられるような経済状況にしていくこと、また各企業においても厳しい経済状況の中でも雇用をしっかりと確保するために努力していただく必要があること、その点については全く同感でございます。ただ一方で、残念ながらこの間、大震災等の影...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 私、野党時代からもそう申し上げておりましたし、経済産業大臣としても、例えば各企業、特に大きな企業においては、できるだけ雇用を維持する中で、この厳しい経済環境を乗り越えるために最善を尽くすべきだというふうに思っております。そうした最善を尽くさない企業、ある...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) 今おっしゃられたこと、一般論として全く同感です、私も。  ですから、例えば個別企業、具体的な御指摘あれば、それを踏まえて、もちろん調べた上で、調べて問題があると思えば対応したい、物を言っていきたいというふうに思いますし、これどこまで言っていいのか分かり...全文を見る
○国務大臣(枝野幸男君) まず、国内立地補助金についてでございますが、今後、具体的な生産等が始まってまいりましたら、採択先企業に対して毎年度、生産、雇用その他の事業概況等について報告を求め、検証していくことといたしております。その中では、被災地への波及効果についてもきちんと報告を...全文を見る
10月31日第181回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(枝野幸男君) お尋ねのございました国内立地補助金でございますが、東北経済産業局は、事前の御相談などに応じる等の業務には関与いたしておりますが、案件の審査、採択、あるいは補助金の執行等の主要な業務については携わっておりません。  また、中小企業等グループ補助金について...全文を見る
11月01日第181回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(枝野幸男君) 阿部さんから、私には二問いただきました。  まず、被災中小企業の実情等をしっかり聞くようにという御指摘でございます。  御指摘のとおり、被災地の中小企業を支援する政策を講じていくに当たっては、そうした企業の方々の生声をしっかりと聞いて、実情や実態を踏...全文を見る
11月02日第181回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○枝野国務大臣 第百八十一回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政や原子力事故を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして、経済産業大臣、原子力損害賠償支援機構担当の内閣府特命担当大臣、原子力経済被害担当大臣として、申し述べさせていただきます。  東日本大震...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○枝野国務大臣 お答えをいたします。  政府は、先日決めました革新的エネルギー・環境戦略において、エネルギー政策上の判断については、政府として、革新的エネルギー戦略において、「二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する。その過程において安全性が確認さ...全文を見る
○枝野国務大臣 重要電源として活用するということでありますから、最終的にこれは地元自治体の御理解ということが必要になりますので、安全性が規制委員会で確認をされれば、政府としてはエネルギー政策上重要電源としてこの過程においては活用するということを決めておりますので、その姿勢に基づい...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおりです。
○枝野国務大臣 一義的には電力事業者でありますが、政府としては、繰り返しになりますが、過程において安全性が確認された原発は、エネルギー政策上の判断として重要電源として活用するという、この必要性については、政府がしっかりと御説明申し上げて、御理解をいただく必要があるというふうに思っ...全文を見る
○枝野国務大臣 今申し上げましたとおり、エネルギー政策として、安全性が確認された原発は云々の過程においては重要電源として活用するというこの政府の決定方針について、地元の皆様の御理解をいただく上で、御要望があり必要があれば、最終的には所管大臣として御説明に上がることもあり得るという...全文を見る
○枝野国務大臣 繰り返しになりますが、政府として閣議決定をした方針でございますので、その方針についてしっかりと地元の皆様に御理解をいただく。そのために、最終的には所管大臣である経済産業大臣が汗をかかなければならないというふうに思っております。
○枝野国務大臣 日本経済を取り巻く状況については、今御指摘をいただいた足元の話の前に、従来、我が国の成長のエンジンとなってきた産業構造自体が世界経済の大きな変化の中で通用しなくなってもう久しい、にもかかわらず日本の産業構造、就労構造がそれに対応できていない、同時に、そこに少子高齢...全文を見る
○枝野国務大臣 東京電力の事故の教訓を踏まえれば、安全性というものがあくまでも最優先であるということ、これは揺るがすことはできないと思っております。安全性をしっかりと確認ができた場合においては、特に足元の電力不足あるいは電力料金の問題ということを視野に入れれば、まさに二〇三〇年代...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘の四十年運転制限制は、法定もされておりますし、これを厳格に適用していくということは、原発に依存しない社会の実現に向けた原則であるというふうに思っております。  その上で、二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするというのは、グリーンエネルギーの拡大、省エネや新...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほど申しましたとおり、二〇三〇年代までにですから、二〇二〇年代かもしれませんし二〇三〇年代かもしれない、もしかすると、残念ながら、思ったとおりに新エネ、省エネが進まないということでもっとおくれるかもしれない。ただ、我々は二〇三〇年代には遅くとも可能にするようあら...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、原発稼働ゼロが可能になったとき、あるいは可能である、できるという蓋然性が具体的に見えてきたときに、法制度、法整備なども含めて、そこで具体的なフェードアウトの仕方ということの判断ができるというふうに思っておりまして、現時点でそういった制度はありません。
○枝野国務大臣 経済産業省設置法に基づく行政指導です。
○枝野国務大臣 福島の原発事故という、それまで、率直に言って、十分にそうした事態を想定していなかった事態に対応して緊急性を要す中で、当分の間とめてくださいということでありますので、これは行政指導でできるぎりぎりの範囲だろうというふうに思います。  例えば、原発稼働ゼロにする、脱...全文を見る
○枝野国務大臣 行政指導というものは、まさに行政指導でありますので、それを任意で受け入れていただかなければ効果が生じないということであります。あくまでも行政指導ということで停止をお願いしたということでありますので、従っていただけない場合には、少なくとも制度的にはそれ以上のことはで...全文を見る
○枝野国務大臣 正確に申し上げると、新しい原子力発電所の建設等についての許認可権限というものは、規制委員会の発足によって規制委員会に移管をしておりまして、経済産業大臣には、ゴーサインを出す権限もとめる権限もございません。  そうしたことの中で、それはある意味で法律上明らかなこと...全文を見る
○枝野国務大臣 安全性の観点からのとめる権限は、経済産業大臣、内閣の方にはありません。規制委員会に専属的に属しております。  設置認可のときに経済産業大臣の意見を聞くという規定がありまして、そこのところで、エネルギー政策の観点からのことを申し上げますが、それをどう扱われるかも、...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、新増設を行わないという原則が先にあります。そのことの前提の中で、安全性が確認された原発は過程において重要電源として活用するですので、ここで安全性が確認された、重要電源として活用するの対象になるのは、既存の原発で安全性が確認されたものというのがエネルギー・環境...全文を見る
○枝野国務大臣 現行法上、それを強制的にとめる権限はありません。  ただ、一方で、これは既に立地自治体の皆さんにもまだ具体的、個別的な御相談に深く入れている状況ではありませんが、例えば、建設計画があったけれどもまだ建設認可がおりていない原発を初めとして、もちろん稼働中の原発がフ...全文を見る
○枝野国務大臣 文部科学省における大学設置認可に関連する法令を熟知しているわけではありません。大臣にどの程度の法律上の裁量権があるのかとか、その手続等も承知をしておりません。  また、田中大臣がどういう意図で、どういった判断で御発言をされてきているのかも伺ってきておりませんので...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、もともと数字が苦手なもので、数は承知をしておりませんが、総合エネルギー調査会であるとか産業構造審議会であるとか、さまざま非常に多くの審議会にまさにいろいろな専門的な知識や現場の実情などを踏まえた御議論をいただくことが重要だと思っておりますので、審議会も...全文を見る
○枝野国務大臣 私、人脈も余り広くありませんので、全ての人を、私がこの人、この人をということではございませんが、事務方がそれぞれの専門分野で適切と思われる方の候補を報告してまいりますので、それに対して必要に応じて、この人は少しとか、こういう人を入れてもらった方がいいんじゃないかと...全文を見る
○枝野国務大臣 これは実は、今回のことを機にではなくて、従来、経産大臣に就任した直後から、それぞれの審議会での議論が法的にどういう位置づけになるのか、つまり、まさに参考にすればいいのか、それとも一種の行政手続の中の必要条件にされているのか、その場合であっても答申とか意見というもの...全文を見る
○枝野国務大臣 福島企業立地補助金のことかというふうに思いますけれども、実は、これは福島県に国はお金を出して、執行されるのは福島県であるということでございます。その補助率については、補助率の上限を決めて、それでこの制度を動かしたわけでありますけれども、その上限と、確実にその上限ま...全文を見る
○枝野国務大臣 当然、重要な要素として含まれます。
○枝野国務大臣 細かくはいろいろなところに多様に使われているとも聞いておりますけれども、特に重要なのは高性能の磁石、したがってこの磁石というのはモーター、モーターということは例えば自動車産業ということで、現状ではなかなかレアアースがないと非常に高性能の磁石がつくりにくいというよう...全文を見る
○枝野国務大臣 レアアースを初めとして、特に我が国周辺の海洋において鉱物資源が存在し、また、それを採算に合うような形で採掘、活用できる可能性が見えてきているという状況にあります。  したがって、足元に役に立つかどうかは別としても、我が国が資源の輸入に依存しているということが産業...全文を見る
○枝野国務大臣 よくというのがどの程度かという問題はありますけれども、最近、特に海洋における資源開発、そしてこのレアアースの問題であったりとか天然ガスの問題であるとか、幾つか非常に前向きな可能性のある話というのが上がってきておりまして、これもまだ十分に確度の高さということをどの程...全文を見る
○枝野国務大臣 南鳥島は、東京都であることまでは承知をしておりますが、何町、何村に属するのかまでは承知をしておりません。鳥島は人は住んでおられなかったんじゃないかというふうに思います。
○枝野国務大臣 排他的経済水域であるかどうかという確認はしてきておりません。申しわけありません。  ただ、御指摘の南鳥島周辺海域の海のレアアースについてはJOGMECが白嶺を用いて探査を行っておりますが、外国企業による申請などを受け付けないようにするため、探査活動の場所や内容に...全文を見る
○枝野国務大臣 済みません、領海基線からだったか、二百海里と言われております。今、事務方がメモをくれましたけれども、排他的経済水域の中に入っているかどうかの方ではありませんでした。  二百海里というふうに承知をしております。
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、これが商業化できれば大変大きな意味があるというふうに思っております。  一方で、これは、研究されている東大のチームも現時点では採算性がないということをおっしゃっておられるのと、正確な資源量評価を行うにはまだボーリングの数が少ないというようなことが...全文を見る
○枝野国務大臣 資源をしっかりと確保しておくということからは、まさに御指摘のとおりだと思います。先ほど、正確に御指摘、御指導いただいてありがとうございます。我が国が排他的にこの権益を持っているわけでありますから、いずれにしろ、将来にわたって我が国のために使えるものであるということ...全文を見る
○枝野国務大臣 まさに、課題があるからこそ国が積極的に研究、探査を行わなければならないという御指摘、全く同感でございまして、その点については応援をいただいた趣旨と受けとめさせていただき、御礼を申し上げたいというふうに思います。  具体的には、今、白嶺を用いてJOGMECが直接探...全文を見る
○枝野国務大臣 あえて申し上げれば、残りの泥の話と、今の周辺環境に及ぼす影響の話というのは、決定的、致命的な問題であるというふうには私は思っておりません。  当然のことながら、鉱物資源を例えば日本の国内の陸上において行う場合でも、これは環境にしっかり一定の配慮をしなければならな...全文を見る
○枝野国務大臣 これは、この先生方のチームがレアアースの含有量を分析するという研究を二〇〇八年に行う際に支援を行いました。その成果を踏まえて、今回の二〇一一年、二〇一二年の発表につながったというふうに承知をしております。
○枝野国務大臣 民主党の文書ではなくて、経済産業省の文書でございますので、経済産業省としてどういう支援を行ったのかということについて、御報告を紙の上でさせていただいたということでございます。
○枝野国務大臣 この東京大学の研究チームに対する直接の支援はしておりませんが、先ほど来若干申し上げておりますとおり、民主党政権になった以降の平成二十四年度において、この先生方の研究成果を踏まえて、南鳥島周辺海域における海のレアアースの探査を、JOGMECが保有する白嶺を用いて着手...全文を見る
○枝野国務大臣 自民党政権時代の五百万余りの支援について、私が自民党の高市議員に説明申し上げるのもなにかもしれませんが、この間、この件に限らず、いろいろな学者さんあるいは企業の皆さんが、海のレアアースに限らず、我が国の領土、領海あるいは排他的経済水域における資源開発について、私の...全文を見る
○枝野国務大臣 革新的エネルギー・環境戦略は、二〇三〇年代に原発ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入するという方針を決めております。そして、九月十九日の閣議決定においては、二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入するということを含めた革新的エネルギー...全文を見る
○枝野国務大臣 まず、今回のエネルギー・環境戦略では、核燃料サイクル政策について何らかの変更をしたものではないということは御承知かというふうに思っております。海外再処理により回収された分も含め、国内において有効利用を進めていくということでございますが、我が国の核燃料サイクル政策を...全文を見る
○枝野国務大臣 原発依存からの脱却のためには、省エネと、それから風力に代表される新エネルギーが一番注目をされているところでありますが、御指摘のとおり、石炭は比較的安定的な価格でありますし、これがCO2の排出等の環境負荷を小さくすることができれば、これも大きな要素になるし、少なくと...全文を見る
○枝野国務大臣 先般決定した革新的エネルギー・環境戦略においても、バックエンドの問題に正面から取り組んでいくという決意を明記しているところでございます。  いずれにしろ、使用済み核燃料などのいわゆる核のごみの問題は、原発をやめていくにしても、では既に生じているごみを誰が、どう、...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、エネルギー資源の安定と同時に安価な確保ということは、これまで以上に重要になってきているというふうに思っております。さきの通常国会でJOGMEC法を改正いただきまして、リスクマネーを供給することで上流権益をしっかりと我が国企業が押さえるといったことを...全文を見る
○枝野国務大臣 日本の領海あるいは排他的経済水域内の海底における資源ということは、先ほど高市議員からレアアースについてのお尋ねもいただきましたが、大変潜在的な期待が持てる部分であるというふうに思っております。  ただ、レアアースなどと比べると、まだまだ探査、調査ということをしっ...全文を見る
○枝野国務大臣 中小企業、なかんずく小さな企業がその潜在力、活力を十分に発揮していただくということは、地域経済を支える柱であったり雇用を支える柱であるということにとどまらず、これからの日本の経済を考えると、新興国と戦えるのは、むしろそうした小回りのきく企業が強みを発揮する少量多品...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、研究開発税制は、企業の研究開発投資を促進し、我が国の国際競争力を強化していく上で重要だと思っております。日本再生戦略にもその趣旨はしっかりと明記をされております。  一方で、民間研究開発投資はこの間減少しておりまして、対GDP比三%という政府目標...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、山中先生のiPS細胞に代表されるように、我が国の再生医療に関連する分野の研究開発は本当に世界のトップクラスである。しかし、その実用化、産業化の部分については、実はこれは再生医療に限らないんですけれども、他の研究開発分野にも似たようなところが、特に医...全文を見る
○枝野国務大臣 医療に関連しては、内閣官房に医療イノベーション推進室がございます。そして、医療イノベーション五カ年戦略を立てて、この医療イノベーション推進室を中心に関係各省が協力して対応するという仕組みをつくっております。  今回の経済産業省の研究会の中間取りまとめもその取り組...全文を見る
○枝野国務大臣 今、日本じゅうの原発が大飯原発の一部を除いてとまっておりますのは、経済産業省設置法に基づき、行政指導で再稼働するなということを行った結果でとまっているものでございます。  ただ、その根拠になっている経済産業省設置法の規定は、原子力の安全に関する権限が原子力安全・...全文を見る
○枝野国務大臣 先ほどお答えしましたとおり、革新的エネルギー・環境戦略は、その実行に向けての当面のプロセスを含めて閣議決定したものだというふうに認識をいたしているところでございます。  それから、閣議決定いたしました革新的エネルギー・環境戦略では、二〇三〇年代に原発稼働ゼロが可...全文を見る
○枝野国務大臣 東京電力の経営陣の皆さんがいろいろと御検討されている話は報道等でも承知をしておりますが、それについては、発表がなされたら、それに対しての見解をお示しする必要があれば、お示しをしようというふうに思っております。  いずれにしても、まず、東京電力は、事故を起こした当...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○枝野国務大臣 御指摘のとおり、特に政権交代後、レアアースの権益確保の支援ということ、そして多様化ということに努力をしてまいりました。  その結果として、昨年三月には、既にオーストラリアのマウント・ウェルド鉱山の権益を確保し、来年から輸入を開始する見込みとなっております。これで...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘、大変ありがとうございます。  原発依存からの脱却に向けては、どうしても発電の部分のところにばかり注目が行っておりますが、御指摘のとおり、蓄電というところの技術を高めコストを下げるということが同じように重要であると私どもも思っておりまして、実は、政府として...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○枝野国務大臣 福島の原発事故を受けて、多くの国民の皆さんが、一日も早く、できるだけ早く日本で稼働する原発をゼロにしたい、そう思っていらっしゃると私は確信をしています。  一方で、過去五十年、約五十年にわたって、原子力政策はさまざまな現実の積み重ねがあります。あるいは、国際社会...全文を見る
○枝野国務大臣 例えば、規制委員会がどの原発について稼働をお認めになるのか、これは不確定要因であります。でも、これは将来にわたって常に不確定要因です。なぜならば、バックフィット制度を導入するということが決まっておりますので、一旦規制委員会が安全だと稼働を認めた原発であったとしても...全文を見る
○枝野国務大臣 御指摘のとおり、再生可能エネルギーの導入の進んでいる国と比べて、特にこの十年間、日本の導入のスピードが大変遅かったということは間違いないと思っております。そうした中で、政府としても、再生可能エネルギーの導入拡大に最大限の努力をしていくという決意をしております。 ...全文を見る
○枝野国務大臣 電機電子産業の業所管大臣としてお答えを申し上げます。  エレクトロニクス産業の世界的な競争が激化する中、各社において事業体質強化に向けたさまざまな対応が検討され、あるいは実施をされています。こうした中で、企業にとって事業の選択と集中が不可避であるということも一方...全文を見る