枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○枝野委員 きょうは、私が在任中に幾つか取り組んだ政策について、その後の状況、きょうお尋ねする点については茂木大臣におかれてもおおむね前向きに進めていただいていると思っておりますが、特に問題意識や実施方法などについて、進みぐあいについてお尋ねをさせていただきたいと思っております。...全文を見る
○枝野委員 先ほど申しましたとおり、私は、多くの現場の東京電力の担当者の皆さんは被災者に寄り添ってやっていただいているものと信じたいと思っておりますが、何しろ大きなずうたいでありますから、個別には問題が生じることはあり得るんだと思います。そうしたときに国がしっかりと見ているんだ、...全文を見る
○枝野委員 もちろん、税金を使うわけですから、不正、不当なことがあってはいけませんが、お話しのとおり、柔軟な対応ということは本当に重要だと思っておりますので、ぜひ副大臣におかれても、今後ともそうした柔軟な対応を進めていただきたいと思っております。  今後でございますけれども、特...全文を見る
○枝野委員 お話しのとおり、今度のことで福島の特に浜通り、飯舘あたりまで含めて被災地域の皆さんには大変な御苦労をおかけしているわけですから、本当に未来に希望の持てる、今の質問だと先端のといいますか、そうしたことで雇用の場をつくっていくというというのは大変重要なことですし、特に若い...全文を見る
○枝野委員 積極的に取り組んでいただいていることを大変評価したいと思いますし、感謝もしたいと思います。  一点だけ。多分、この国会に出てくる法案などでも、決してずれていない、趣旨は十分共有してやっていただいていると思っているんですが、名前だけ、成長本部となっておられる。  も...全文を見る
○枝野委員 ぜひ、しっかりとした支援機関に対するサポートと情報の提供をお願いいたします。  今お話があったとおり、中小企業、小規模企業に対する支援は経済産業省の施策だけとは限らない。そこの部分についても、この認定支援機関制度は経済産業省でやっているわけですから、他省庁からの情報...全文を見る
○枝野委員 ぜひ、さらに積極的な取り組みをお願いしたいと思います。  大きな三つ目のテーマとして、クールジャパンについてお尋ねをしたいと思います。  クールジャパンで、日本的よさをしっかりと生かして海外で稼いでいくということは今後ますます重要になっていくかと思います。私の在任...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。  このクールジャパンなんですが、もちろん秋葉原や原宿が世界に売れていくというのも大事だと思いますが、同時に、特にいろいろな意味で疲弊している地方にも、クールジャパンで売れる潜在的な力というのはたくさん眠っているのではないだろうかと思っておりま...全文を見る
○枝野委員 伝統工芸展は、私も在任中に見せていただきまして、大変すばらしい、立派なものを毎年やっているんだなと思いましたし、それを観光庁とつないでというアイデアは大変すばらしい。いいことについては、私もちゃんと褒めたいと思います。ただ、さすがに長過ぎます、答弁。  きょうは、内...全文を見る
○枝野委員 後藤田副大臣におかれては、恐らく、奥様の代表作である「スチュワーデス刑事」なんかは、コンテンツとしてアジア各地で売れるんじゃないかなと思っております。そういった意味で、政治や行政は余りこういったところは得意じゃないという中では、どちらかといえば親和性のあるお立場にいる...全文を見る
04月04日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○枝野委員 枝野でございます。  前回に引き続いて、この一年三カ月ほどの動きと大臣の決意を中心にお尋ねをしたいと思うんです。  せっかく今辻元さんが熱の話をされて、大臣も十分おわかりだとは思うんですが、今の御答弁は、基本的には、ヨーロッパのように熱を中心にして何か全国的にがっ...全文を見る
○枝野委員 今のお答えにも若干言いたいことはありますが、きょうのテーマではありませんので。  まず、女性の経済分野における活躍の促進についてお尋ねをしたいと思います。  これは、男女共同参画政策とか女性政策とか、どちらかというと、従来、社会政策とか人権政策のカテゴリーの中で受...全文を見る
○枝野委員 今の具体的な例も、海外と国内、お示しいただいたとおり、女性が働きやすい環境をつくり、実際に女性に活躍をしていただいている企業は、明らかに統計上有意な数字になっているというふうに思います。  残念ながら、なかなか社会全体にそのことが知られていない。あえて言えば、お上が...全文を見る
○枝野委員 これは恐らく粘り強い活動が必要で、役員比率がばんと急に倍になったりしたら、それはそれでまたおかしなことなので、結果が出るのには時間がかかることですが、しかし、繰り返し発信をして、認識の共有化を図っていただくことが重要だというふうに思いますので、ぜひそういった努力を続け...全文を見る
○枝野委員 着実に努力を進めていただいているというふうに受けとめさせていただきました。これも時間のかかる、粘り強くやっていかなきゃならない案件でございます。  と同時に、足元では、例のウクライナの情勢が、日本の天然ガス、特に今後、シベリアからの天然ガスに対しては、日本側の期待と...全文を見る
○枝野委員 残りの時間を見ながら進めさせていただくと、多分これで最後のテーマになるかもしれないので、ちょっと順番を変えて、ほかのテーマはまた次回以降で申しわけないんですが、ミャンマーについて取り上げたいと思います。  二国間、いろいろな関係がありますけれども、私の在任中には、特...全文を見る
○枝野委員 ぜひ着実に進んでいくように、政府としても民間の努力を後押ししていただきたいと思います。私も、可能ならばゴールデンウイークに実際またティラワに行かせていただこうかなと思って、準備、検討しているところでございます。  残りの時間が少しなので、多分、大臣も御認識、あるいは...全文を見る
○枝野委員 終わります。
04月16日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○枝野委員 枝野でございます。  前回の一般質疑のときに積み残しがありましたので、本来はそちらからやった方がいいのかもしれませんが、この間、四月五日に商品先物取引法の施行規則改正案が発表されてパブリックコメントにかけられている、これに対して四月八日には消費者委員会が意見を出して...全文を見る
○枝野委員 適用される商取引の類型も法の委託のもとに省令で決められるわけですが、一方で、その例外についても法の委託で決められる。  では、その例外については、二百十四条の九号に基づく例外を求める範囲については、省令に自由委任されているんでしょうか、それとも一定の要件が規定されて...全文を見る
○枝野委員 つまり、今回の施行規則改正案で提起されているものが、この法律で委ねられている消費者の保護に欠けない内容になっているかどうか、このことが問われることになるということだと思います。  では、これに対して、四月八日、消費者委員会が意見を出しております。順次聞いていきますの...全文を見る
○枝野委員 深く憂慮しというのは役所同士で出す意見ではなかなか意味が深いのかなと思っておりますが、その中身をさらに問う前に、消費者委員会、これをつくるときには私どもも対案を出して、当時の政府・与党ともいろいろと協議して、そうした中でこの消費者委員会はつくられておりますので、私にと...全文を見る
○枝野委員 今のとおり、法律上も、消費者委員会は、独立性を持って、各省庁の行うことが消費者保護に欠けることにならないようにしっかりとチェックしていく、そういう役割が与えられているというか、担わされているということだと思っています。  私自身は、消費者行政あるいは消費者保護をずっ...全文を見る
○枝野委員 三つ挙げていただきましたが、一つ目は、経緯等からまずいんじゃないかという話であり、二つ目は、実質的に消費者保護の観点に欠けるのではないかと。その中で、多分三つ目は大きくはその中に入ると思うんですが、消費者保護のために設けたとされる熟慮期間の話は役に立たないので、こうい...全文を見る
○枝野委員 確かに、高齢者の場合の方が金額が大きくなる、あるいは既に収入を得る道を失っているケースが多いでしょうから、損失を自己努力で取り返すことがなかなかできないとか、被害がより大きくなるという側面は否定しません。しかしながら、では、消費者被害のリスクがあるのは、高齢者というと...全文を見る
○枝野委員 ほかの部分のさまざまな弊害防止策のところとも共通するのかもしれないのですが、それでは、被害が出てしまった場合には、被害者にとっては何の救いにもならないんですね。契約の無効、取り消しではなくて損害賠償請求、不法行為あるいは契約不履行の損害賠償請求の場合に、監督指針に反し...全文を見る
○枝野委員 ちょっとまとめてお尋ねしたいと思いますので、今のところは置いておいて。  今回、パブリックコメントにかけている、例外を拡大し、でも被害が生じないように対応しますよということの中では、取引リスクを顧客が理解しているかどうかを確認するという自主規制がある、自主規制をちゃ...全文を見る
○枝野委員 書面でいろいろと消費者にあらかじめ告知しなきゃならないこと、それはいろいろな消費者保護の法制の中にたくさんあります。たくさんあって、間違いなく、そういうことをちゃんと確認して、確認しましたとサインをもらうということは、ないよりは大きく前進したと思います。  ですが、...全文を見る
○枝野委員 これも、逆の立場、業者の側に立っても、相当危ないルールじゃないかなと思うんですよ。  つまり、含み損が出そうだ、このままの相場でいくと六カ月先に損が出て、トータルとして含み損になりそうだというときは注意喚起しないといけない。恐らく、注意喚起がなされない、それでいろい...全文を見る
○枝野委員 大臣、いろいろお聞きいただいたと思います。  この話は、日弁連なんかは、これは危ないからだめだと。私も、昔お世話になった組織がそれぞれ意見が違っている、なかなか複雑な立場なのでありますけれども、いろいろお話を聞いたら、パブリックコメントを求めて、そういった声も踏まえ...全文を見る
○枝野委員 ぜひお願いいたします。  先物取引の世界も、健全に、一定の規模を持って、こういった相場がないと経済にいろいろな不都合がある、そういうことはよくわかっていますが、そこが健全にいくためにも、不招請勧誘のところで無理をする必要はないのではないかとそちらの観点からも私は思い...全文を見る
○枝野委員 今の答弁はもう一歩踏み込んでほしかったんですが、時間ですので、引き続き。  ぜひ、スピード感を持ってこれも進めていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  終わります。
04月17日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○枝野議員 経緯は、今、船田先生のお話しになったとおりであります。  民主党としても、党としての正式な機関決定を経た上で、自然人枝野幸男ではなくて、民主党を代表する立場で、憲法調査会長として署名したものでありますので、党として政治的な拘束力を受けるものだというふうに思っておりま...全文を見る
○枝野議員 御指摘のとおり、現行法の制定プロセスにおいても、民主党からは、憲法あるいは憲法改正の手続に対する各層への認識の共有化、周知ということは重要であるということを主張してまいりました。  子供たちに対する教育については、現行制度下でも、学習指導要領では小中高それぞれにおい...全文を見る
○枝野議員 私ども民主党の基本的な姿勢は、公務員の政治的行為全般についても、原則として、国民の一人として政治活動というのは自由である、ただ、例えば、一番極端な例は、地位利用、公務員として持っている権限等で一つの政治的な主張を強要するみたいなこと、こうしたことがあってはいけないとい...全文を見る
○枝野議員 御指摘のような場合、例えば一枚のビラに九割は本法で許される国民投票、憲法改正の賛否に対する意思表明、勧誘、ただ、最後の一割に公務員の政治的な行為として許されないものが加わっている場合であっても、それが一割入っているからといって、適法な九割のところまで黒になってしまうと...全文を見る
○枝野議員 その当時、具体的に、衆参両院の三分の二多数で発議をするということに向けた具体的な動きが存在しない状況でございました。ですから、発議がなされなければ実際に国民投票制度は運用されないわけで、したがって、政治的に、施行可能なのかどうかという法的議論と、先行してなのか、あるい...全文を見る
○枝野議員 その発言の趣旨はそういうことですが、恐らく次の問いというか御意見が予想されますので、ただ、私は、あるいは私どもは、そもそも憲法改正の手続に関する法律は、日本国憲法が公布されて施行されるまでの間か、その場合だと旧憲法下の議会ですので、それは避けるべきだという考え方がある...全文を見る
○枝野議員 我々は、三年三カ月、政権を担わせていただきました。したがって、我々が政権をお預かりしたところを起点にしても、三年という、従来の国民投票法の猶予期間の間は政権を担っていたという意味では、その間に、法律に附則とはいえ書いてある国政選挙の選挙権十八歳について進める政治的責任...全文を見る
○枝野議員 私どもはもともと、場合によっては十八歳選挙権だけが先行する、つまり民法等より先行することも含めて、十八歳選挙権ということをできるだけ早くやるべきだということは、繰り返しになりますが、国会にも法案を提出したこともありますし、主張でございましたので、他党、当時の野党の皆さ...全文を見る
○枝野議員 安倍総理に対する認識、評価は、私、変わっておりません。全く一緒です。
○枝野議員 実際そのとおりですし、既に七年おくれていると思います。
○枝野議員 私が申し上げたとおり、現行法の施行のときには安倍さんが総理でない状況にいたしました。  繰り返しになりますが、国民投票制度そのものは、本来、最後の帝国議会か最初の国会で制定されるべきものであった。その宿題が残っている。そして、現行法をつくるときの最終段階での当時の自...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○枝野委員 特許法等の改正についてお尋ねさせていただきます。  この法案に限らず、国会で最近、このところ御審議いただいているのは、私の在任中に審議会で御議論されていたり、そのころから、次の法改正ではこういうことをやりたいと話を聞いていて、そうですねなんと言っていた話がほとんどな...全文を見る
○枝野委員 その上で、大臣にこれはお答えいただきたい、確認をさせていただきたいと思いますが、法律を素直に読めば当然のことなんですけれども、一つには、この使命条項は、弁理士の皆さんが知的財産に関する専門業務を担うと書いてありますが、弁理士の皆さんのみが唯一の専門家であるという趣旨で...全文を見る
○枝野委員 もう一つ、弁理士法で、利益相反規定、利益相反の仕事を受けちゃいけませんよ、これは当然のことでございますが、これについての規定が緩和されて、みずからこれに関与したものを除き利益相反の対象から外れる。  大きな事務所などでは、自分が全然知らないところで、相手方というか、...全文を見る
○枝野委員 本当にこれは、研修等をきちっとやらないとなかなか大変だなというのは身にしみて実感しておりまして、当然、私も弁護士でございまして、弁護士も同じように利益相反禁止が求められています。弁護士の場合は、弁護士会の自治で倫理研修が義務づけられておりまして、たしか十年に一遍だった...全文を見る
○枝野委員 それでは、ちょっと法案の直接の話から離れまして、特許庁にもっと頑張ってもらおうという観点から質問させていただこうと思うんです。  我が国の知財戦略という観点からは、国際的な競争も激しいですから、特許等の審査がとにかく迅速に行われないといけない。このニーズはますます高...全文を見る
○枝野委員 私の知る限りでは、特許庁の皆さんは、今のような状況の中で、人も、少なくとも任期の定めのない公務員の数がふやせないという環境の中では、大変ないろいろな工夫をして努力しておられるというふうに思います。それは敬意を表したいというふうに思っております。  そこで、これは大臣...全文を見る
○枝野委員 全体の公務員定数自体については、私も違う立場の大臣をやらせていただいた経験もありますので、そこは抑える方向は続けていっていただきたい。  その中で、何とか、行政全体のやりくりの中で、ここは本当に物理的に仕事の量が多くて、今大臣御指摘のとおり、他国の同じような仕事をし...全文を見る
○枝野委員 大変前向きな御答弁をいただいたことは感謝申し上げたいと思います。  ただ、ちょっと一点だけ。  今、権利の保護と利用との関係ということで、その側面も大変大事だと思います。なかなか著作権の関係が複雑で、かかわっている八人ぐらいはオーケーなんだけれども一人だけノーと言...全文を見る
○枝野委員 終わります。
04月23日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○枝野委員 おはようございます。  前回の一般質疑では最後に広域的なガスパイプラインの質問をさせていただきましたが、きょうはまず電力の広域的な送電網についてお尋ねをしたいと思っております。  この後、電気事業法の改正が議論になってまいりますが、これを進めるに当たっても、広域的...全文を見る
○枝野委員 もう一つ、いわゆる北本連系線と言われる北海道と本州との間の送電能力、それから本州と九州の間の送電能力、これが従来どれぐらいの能力があって、今後どうなっていく見通しであるのかといったことについて、政府参考人の方でお答えください。
○枝野委員 関門の方は量的に多いのは今のお話でわかったんですが、最後のところで御説明された部分、特に二〇一一年、一二年ぐらいのときには、その間の送電の余力が十分ではないので電力不足が心配だといったことが今の最後に話された対応で大分よくなったという趣旨だと思うんですが、ちょっと具体...全文を見る
○枝野委員 今のお話で、関門の方は運用の見直しもしたことで、どこかの電力会社で局地的に電力不足が生じたとしても、九州から本州に送ったり、逆に九州が足りなくなったら九州に送ったりということについては大分かつてのような不安はなくなってきているというふうに理解をしましたが、北本の方は六...全文を見る
○枝野委員 ぜひ積極的、具体的に進めていっていただければというふうに思います。  ここから先の話は、多分認識が若干違うかもしれないのでお答えは結構なんですが、当面、足元での電力不足に対応と。二〇一二年のときは夏も冬も冷や冷やしながら、大丈夫かなと思いました。大分、夏については対...全文を見る
○枝野委員 やはりこれは、具体的にそこに工場が建ち、日本を初めとして世界に名の通った企業が出てきたということになると、ミャンマーの国民の皆さんも、なるほど、民主化をするとこういういいことがあるんだなということにつながって、民主化を後押しすることにもつながっていくんだと思いますので...全文を見る
○枝野委員 関心を示す企業が順調に出ていることは結構なことだと思うんです。とはいいながらも、いろいろと障害というか問題、課題があるのも間違いないと思います。  二つ側面があると思っていまして、ティラワ工業団地固有の問題点、それからもう一つ、全体としてのミャンマーに経済進出をする...全文を見る
○枝野委員 そこで、今の課題の幾つかについて具体的にお尋ねをしたいと思うんです。  一つは、ティラワに必ずしも固有とは限りませんが、特にティラワに進出するに当たっての課題として、インフラ全般に問題があるわけです。特に、一つは電力の安定供給、それからもう一つはヤンゴンとの間の円滑...全文を見る
○枝野委員 特に橋の問題は、私がお訪ねをしたのは二〇一三年の一月だったと思いますが、そのころから、ここがネックだよねと。工業団地本体に幾ら我が国が支援をしても、ここがネックになっていると日本企業が十分に活動できません。大分時間がたっていて、これは後でお尋ねをするように、ミャンマー...全文を見る
○枝野委員 ぜひ、さらにきちっと進めていっていただければと思いますが、ミャンマーに対する支援をしっかりしていく上では、相手側、受け入れ側の体制整備といいますか、ソフトインフラの整備というのが大変重要であると思っています。  最近民主化をされて、それまで民主化されていなかった期間...全文を見る
○枝野委員 鉄道なんかもなかなか大変らしくて、ヤンゴンの環状線は、山手線と同じ年にでき上がったものだけれども、その後のメンテナンスが全然違うので、山手線と比べるとなかなか状況がわかるよということで、実際に今回も時間があればちょっと乗ってこようと思っているんですけれども、ぜひそうし...全文を見る
○枝野委員 和解を進める上でも、あるいはまた和解が進んでそれを安定させるためにも、もちろん少数民族以外の皆さんも大事なんですが、少数民族の皆さんの生活の安定、あるいは改善、向上、こういったことが重要であるというふうに思います。  そうした観点からの生活支援といいますか、そうした...全文を見る
○枝野委員 大臣、お聞きいただいているとおり、日本企業が進出をして日本経済にいい影響を与える、あるいはミャンマーが経済的に発展してくれることでいろいろな効果があるということで、ミャンマーについてのコミットは大変重要である。  これは軸になるのはやはり経産省というか、日本の民間企...全文を見る
○枝野委員 ありがとうございます。  今の大臣の決意はしっかりと、ミャンマーに行ったときに相手に伝えてきたいと思います。  最後に、時間が短いので簡単に。  最近、ベンチャー有識者会議という大臣の諮問機関が報告書を出されたということで、幾つかおもしろい点があるんです。ベンチ...全文を見る
○枝野委員 終わります。
04月24日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○枝野議員 まず、私も、ちょっと訂正の指摘をさせていただきたいと思います。  申しわけないんですが、中谷先生から、九条について、過去に解釈の変更がなされてきたという趣旨の御発言がありましたが、これは、自民党政権を含めて歴代政府の公式見解として、憲法九条について、過去に解釈の変更...全文を見る
○枝野議員 まず、できるだけ自由にというのは、民主党が申し上げているだけではなくて、先ほどもどなたか御紹介がありましたが、最高裁判所の判決で、公務員の政治活動等についての規制は、合理的かつやむを得ない場合に限って制約が認められるという判決が確定しております。つまり、これは要するに...全文を見る
○枝野議員 今、北側先生からの御答弁と全く同じ認識でございます。  なお、憲法の全文を一気に書きかえるというのは、広い意味での革命でありまして、民主党は革命政党ではありませんので、そうしたことは考えておりません。
○枝野議員 済みません。訂正させていただきます。  十八歳で憲法改正国民投票の投票権を得ることに四年後に自動的になると申し上げたので、十八歳成人というのは、若干言葉の使い方が適切ではなかったとおわびをして訂正いたします。
○枝野議員 今、笠井委員が御指摘をされたあの当時の考え方と、基本的な考え方は変わっておりません。
○枝野議員 民主党は一貫して、四職種含めて規制をかける必要はないというのが我々としての主張であります。  ただ、まさに他の党の皆さんが全て民主党の意見で一致をしていただければいいわけでありますが、できるだけ広範な合意に基づいてということの中では、民主党の強い主張に基づいて譲って...全文を見る
○枝野議員 先ほど来の船田先生からの御説明でもお話をいただいているんだと思いますけれども、基本的に、国民投票の勧誘行為等については原則規制なしでいいだろうという観点に立ち、そうすると、国家公務員については、いずれにしろ、現行の国家公務員法上も、もし国民投票が行われた場合の運動自体...全文を見る
○枝野議員 いや、まさにそうだからこそ、今回も、国民投票運動について原則規制をかけないという提案の中身になっている。  あのときには、部分的には何かかけた方がいいんじゃないだろうかなどという他党の御意見などもあり、我々は、四特定公務員は別として、今回のような規定で十分だ、あとは...全文を見る
○枝野議員 国家公務員についても、当然、ほかの公務員規定で、例えば職務専念義務違反で勧誘行動をしちゃいけないわけで、そんなことは当然のことであって、運動、活動、行為として他の政治的な行為を伴うものでなければ自由にできるという、まさに原則自由が今回の提案で貫かれているというふうに認...全文を見る
○枝野議員 前回のときには、まさに宿題として残されて、つまり、この十八歳投票権の問題と公務員の規制の問題は少なくとも解決をしないと、法律を成立させて施行されても、現実には国民投票ができないという状況でした。にもかかわらず採決を急ぐ必要は全くない、ちゃんと議論をさらに時間をかけて深...全文を見る
○枝野議員 前回は、結論が出ないにもかかわらず、法律を成立させるということをなぜ急ぐんですか、おかしいじゃないですかと。今回は、一旦、規制をしないという結論を出しています。規制をしないという結論を出した上で、でも、検討を今後もしたいという党派の方がいらっしゃるので、それは検討なさ...全文を見る
05月08日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○枝野議員 御指摘のとおり、そもそもが、政治活動の自由というのは、基本的人権の中でも特に徹底した保障が求められる分野であります。  一般的に言っても、公務員の政治活動の自由については、公務の中立公正などの観点から必要最小限のところにとどまるべきものでありますが、特に憲法の改正の...全文を見る
○枝野議員 国民的な合意づくり、あるいはその前提となる国民的な議論を盛り上げるための努力をさらに進めていくということについては、委員御指摘のとおり、重要なことだろうというふうに思います。  と同時に、今、三谷提案者、大変いい御指摘をされたというふうに思っておりますが、当事者にな...全文を見る
○枝野議員 最低投票率についてはいろいろな御意見がありますが、例えば、仮に最低投票率を有権者の五〇%とした場合に、絶対得票率が四八%賛成で、一%反対という場合でも、これは最低投票率に満たないので、否決をされます。一方で、絶対得票、賛成二六%、反対二五%だと、投票者が五一%になりま...全文を見る
○枝野議員 先ほど申しましたが、公務員に限らず、政治的行為の自由というのは基本的人権の中でも特に重視をされなければならない、必要最小限の制約以外は受けないということの中で、特に憲法は公務員制度自体の基礎になっている国家統治システムを構築する制度ですから、それについて、その上に乗っ...全文を見る
○枝野議員 今の大学の先生の御意見というのは私は初めてお聞きをするのですけれども、では逆に言うと、国会で抽象的に三分の二の賛成があり、国民投票はしないのでしょうから、何となく世論調査で半分賛成していれば解釈を勝手に変えていいのかということになると、基本的には、憲法に限らず、法令解...全文を見る
05月21日第186回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○衆議院議員(枝野幸男君) 私どもが政権を、つまり国会の多数をお預かりをしているときに附則にあった三年以内のこの投票権年齢あるいは成人年齢に関する宿題を解決できなかったということに関しては、その結果の責任の一端を負っているということ、大変申し訳なく思っております。  震災のせい...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 私あるいは私どもは、今回の機会に選挙権年齢も投票権年齢も成人年齢も一気に十八歳にしてしまうことの方が望ましいと今も思っていますし、そのことを主張をいたしましたが、まさに広範な合意形成がなければ、幾らそれが望ましい、正しいことだと叫んでも、多数決民主主義...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 釈迦に説法ですが、憲法に限らず法令解釈一般について、解釈を変更する場合においては、その法令の文言、そして過去の解釈との論理的整合性が求められる、これはもう法令解釈の基本中の基本であると。憲法においては、特に法治主義の基本、法令解釈の基本に加えて、公権力...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 詳細に分析をまだしているわけではありませんが、あの会見を見ていて私が非常に違和感を持ちましたのは、個別的自衛権だけでは足りないから集団的自衛権と言いながら、一生懸命、日本国民の命を守るのにこれが必要なんですという説明をされていました。  集団的自衛権...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) まず、民主党云々という以前に、公務員の政治活動については、これはもう判例積み重なっておりまして、最高裁でも要するに必要最小限の制約にとどまるべきであると、言葉としては合理的かつやむを得ない場合に限られるべきであると。これはもう確定判決、判例ですので、こ...全文を見る
05月28日第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○衆議院議員(枝野幸男君) 憲法は公の権力の濫用を防ぐ、そのことによって国民の権利、自由、暮らしを守る。国会も公の権力であります。いっときの多数意見で少数の権利、自由、暮らしを脅かすことにならないように慎重に議論をし、一般的な多数ではなく、より広範な合意に基づいて憲法改正をする必...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 民主党も、憲法について不磨の大典とは考えておりません。時代の状況、国民の声を踏まえて、変えるべきところがあれば変えるという考え方で議論を進めてきております。  そうした観点からは、一つには、これまでの解釈の積み重ねによってルールとしての拘束力が弱まっ...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 従前の附則の趣旨は、これはこの間、他の提案者からも御答弁いろいろさせていただいておりますが、従前の、まあ現行もそうですけれども、公務員法に基づくと、国家公務員については公の投票についての何らの規制も明文上ありません。したがって、国民投票について、殊更何...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) おっしゃるとおりで、少なくとも国家公務員については、現行の公務員法の規制上も違法とは解釈されないであろう行為について、国民投票運動について確認的に合法ですよということを確認しているんであって、まさに萎縮的な効果を働かせないためには大変重要なことであるし...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) そういう趣旨です。
○衆議院議員(枝野幸男君) いや、罰則を付けるという方向での議論をするという合意はありません。少なくとも現時点で、私どもは、罰則を付ける必要はないし、罰則を付けるとすれば、こういうふうにすれば曖昧さを排除できるということについての案を持っておりませんから、罰則を付けるということを...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 宿題にもいろいろありまして、このページからこのページまでちゃんとあしたまでにやり終わって持ってこないと宿題やったことにならない、これまでの三つの宿題はそういう宿題であったと思います。  今回は、あえて宿題に例えれば、もし面白いテーマがあって、これに基...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 年齢については結論は出ておりますので、二十歳より上に年齢をしたらこれは憲法上の問題になりますが、成年年齢よりどれぐらい下にするかしないかと、これは立法裁量の問題で、これについて四年後に十八歳にするという結論をもう出しているんですから、これ、結論、中途半...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) ようやく最低投票率で発言をさせていただいてうれしいんですけれども。  各党間での検討はありませんでしたが、当然、国民投票法を改正するに当たって、各党と協議をするに先立ち、私どもは党内で、この宿題もあることだし、これについてどうしようかという話は党の憲...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 他党の党内の議論まで申し上げる立場ではありませんが、当然、この七年前の附帯決議については各党踏まえた上で、そして国民投票法の改正を各党で議論しましょうというときに、党内においてこれを踏まえた議論があって、それでやっぱり最低投票率設けようとか、あるいは、...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○枝野委員 動議提出者の皆さんには、お疲れさまでございます。  基本的に提出者の皆さんにお尋ねをしますので、その上で、政府の側は基本的にはそれで間違いないですねという確認をとりたいと思っています。そうであるならば、長々と答弁しないでいただいて、結論だけ端的にお答えください。でな...全文を見る
○枝野委員 まず、法務省の政府参考人に、今の理解でよろしいですね。
○枝野委員 次に、この七条一項の適用の対象ですが、いわゆる児童ポルノを例えば第三者から勝手にメールで送りつけられたであるとか、それから勝手にかばんの中に放り込まれたとか、自分のロッカーの中に入れられてしまったとかいうような場合は、自己の意思に基づいて所持するに至った者に該当しない...全文を見る
○枝野委員 今の後者の点は大事なところだと思いますが、これは他の質問者が確認をしていただけると聞いておりますので、そこは今のお答えにとどめておきたいと思いますが、今の理解も、法務省、共通の理解でよろしいですね。
○枝野委員 そこで、提案者にお尋ねしますが、本条項については、単純所持を処罰の対象とした規定と受けとめている向きもありますが、単純所持を処罰の対象としているのではなくて、自己の性的好奇心を満たす目的で自己の意思に基づいた所持について処罰する、所持全般が処罰対象になったものではない...全文を見る
○枝野委員 これは大事なところなので、法務省は政務の方でお答えください。今の理解でよろしいですね。
○枝野委員 さてそこで、この罪は、自己の性的好奇心を満たす目的が構成要件でありますし、第三条の「適用上の注意」で、今回新たに、学術研究、文化芸術活動、報道等を例示列挙して、こういったところの権利侵害になってはいけないという趣旨のことが規定をされております。  その適用上の注意を...全文を見る
○枝野委員 これも大事なところですから、政務の方から、法務省、お答えください。
○枝野委員 これは、お答えまではいいですけれども、ここはなかなか大変なところで、いわゆる研究機関とか図書館とかアーカイブス、出版社、報道機関等、法人ですから、そもそも性的好奇心を満たす目的は法人は持ちませんし、そこははっきりしているんですが、個人、例えばフリーのジャーナリストとか...全文を見る
○枝野委員 これは、法務省、政府参考人、今の理解でよろしいですね。
○枝野委員 そこで、先ほどもちらっと申し上げかけましたが、まさに、本法の最初の、児童ポルノが処罰対象になるような、入手をすることが処罰対象になるような時点以前には、これはいい悪いは別として、歴史的な客観的事実で変えられませんから、児童ポルノに該当するようなものが残念ながら世の中に...全文を見る
○枝野委員 今の点、これは、政府参考人、よろしいですね。
○枝野委員 きのうですか、栃木の女児殺人事件については、いろいろなものを、特にコンピューターの中をいろいろ調べたら、まさにこの殺人事件の証拠になるようなものが見つかったということで、これは大変時間はかかりましたけれども、そうしたことに至ってよかったことであります。  逆に言うと...全文を見る
○枝野委員 今の理解で法務省は、政府参考人、よろしいですね。
○枝野委員 階さん、ちょっと順番を変えて、一番最後のものはちゃんと確認をとっておかないと危ないところなので、先にやらせてください。  今回、漫画、アニメ、CGなどと児童の権利を侵害する行為の関連性についての検討規定は設けないものとするということで各党一致をしたということでござい...全文を見る
○枝野委員 ここは、保護法益が違う、ましてや、個々人としての児童の権利を守るという、なおかつこれが、今回の改正がなされることもその大きな背景ですが、守り切れていないという、大事な大事な目的を持っているこの法律に、全然保護法益が違うものをごちゃごちゃにしようとすれば、本来の目的が不...全文を見る
○枝野委員 今と似ていますが、今の規定の後段は、「不当に侵害しないように留意しなければならない。」とされていたものが、「児童に対する性的搾取及び性的虐待から児童を保護しその権利を擁護するとの本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあってはならない。」ものとす...全文を見る
○枝野委員 次に、十六条の三で新設されます雑則、インターネットの事業者に対する努力義務規定についてお尋ねをしたいと思います。  これはもう皆さん御承知のとおり、インターネット事業者が、インターネットコンテンツセーフティ協会、ICSAを二〇一一年ですか設立して、警察やインターネッ...全文を見る
○枝野委員 今の点は、法務省、それから、これは実際には運用するときに警察がかなり関係してくると思いますが、それぞれ政府参考人、今の理解でよろしいですね。共有ですね。
○枝野委員 あと、このインターネット絡みでいいますと、附則の三条の第一項について、いわゆる閲覧制限についての技術の開発の促進について政府は十分に配慮するという規定になっているところであります。  こういったものの技術の進歩は大変大きいですし、そうした中で、先ほどの団体をつくって...全文を見る
○枝野委員 そうしたことも含めて、政府として努力をしてもらいたいわけですが、これは、予算の話になると総務省だと法務省さんがおっしゃったと聞いていますが、なので総務省さんも政府参考人に来ていただいています。  総務省の政府参考人として、まず、必要があれば予算要求するようなことも含...全文を見る
○枝野委員 基本的に、役所は各省、自分のところの予算をふやしたくて、境目にあると両方が要求するというのが一般的なんですから、余り腰を引いたことを法務省はおっしゃらない方がいいと思います。  最後、間に合いました。この附則の三条の二項では、技術開発の状況等を勘案しつつ検討して、必...全文を見る
○枝野委員 終わります。ありがとうございました。
06月11日第186回国会 参議院 憲法審査会 第8号
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○衆議院議員(枝野幸男君) 私どもは七年前と考え方は全く変わっておりませんし、今回提出された法案も私どもの七年前の考え方とそごはないというふうに考えておりまして、公務員の政治活動の自由を新たに制約するものでもなく、また、国民投票運動については、必要最小限の規制を除いて原則的に自由...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 特定公務員について、百条の二の規定が適用されないために現行の国家公務員法、地方公務員法の規定がそのまま適用されてしまうことから、解消されたはずの不均衡が再び起きてしまうのではないかという趣旨だと理解をいたしますが、それは私は誤解であると思っております。...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) ここは立法判断としていろんな意見はあり得るのかなというふうには思いますが、今御指摘をされたような、警察官の方が私服で自分の所轄の範囲内でもないようなところでというようなことが公務員の特に警察行為、これは特になぜ警察が規制の対象になるかといえば、国民投票...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 私どもは、そういった運動について規制をする必要があるのではないかという視点と同時に、公務員の運動は政治活動は原則自由であるということと、双方をしっかりと検討、考慮しなければならない。そして、私どもは、今、福島委員がおっしゃられたように、一人でオーケーな...全文を見る
○衆議院議員(枝野幸男君) 私はそもそも、何か十五事例というのを出されておりますが、あの十五事例、精緻に分析をすると、いずれも集団的自衛権ではない、あれを無理やり集団的自衛権だと理屈付けようとしている方がどうかしていると。  したがって、あれを全部認められることにしたとしても、...全文を見る
10月03日第187回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず最初の一問、これはむしろ激励をさせていただくような中身ですので、余り緊張せずに、短くお答えいただきたいんですが、拉致問題です。  拉致の解決、そのためには、これはもう与野党なく、国家を挙げて頑張っていかなければならない課題だと思っ...全文を見る
○枝野委員 ちょっと先が思いやられるんですが、これは激励をして期待を申し上げている質問に、最後の部分だけで十分でございますのに、長々と時間を使われたのは若干不本意でございます。  先ほどの山井議員の質問、やはり重要なところで気になりますので、改めて確認をさせていただきたいと思い...全文を見る
○枝野委員 先ほどの山井さんの話にそうお答えをいただければよかったんですが、ここから先は今後の審議の中で、今のお答えどおりの中身であるのか、我々はそうは見ておりません。むしろ、希望しない派遣の方がふえるという中身になっていると思っておりますので、これは今後の議論の中でさらに細かく...全文を見る
○枝野委員 先ほど高市議員が模範回答をされたので、同じ逃げられ方をするのかなと思うんですが、これは、まさに憲法がどこまで解釈変更の余地があるのか、まさに公権力を縛るルールについて、解釈の幅について閣議決定したものですから、これは内閣がかわるごとにころころ変わってもらっては困ります...全文を見る
○枝野委員 菅大臣だけは、今後もと言っていただきました。  今回の閣議決定の大事なポイントは、閣議決定そのものに「憲法第九条の下では今後とも維持されなければならない。」と決めているということであります。  憲法の解釈が、総理大臣がかわるたびにころころ変わっては困ります。そんな...全文を見る
○枝野委員 小渕大臣には答えていただきましたが、石破大臣のお答えは不十分かなと思います。やはり、一度憲法の解釈を変に変えると、総理がかわるたびに変わる余地があるんだなということの疑いを持たせていただかざるを得ないと思っております。  さて、中身です。  その後の(3)で、いわ...全文を見る
○枝野委員 実は、昭和四十七年見解のこのパネルをつくるときに、私はわざと「自衛の措置は、あくまで外国の武力攻撃によって」というのを外に出しました。今回の新要件はよくわからなかったので内側に入れましたが、あえて言います。時々我々が曖昧だと言われる、批判のもとでもあるんですが、「国民...全文を見る
○枝野委員 でもいいですよと申し上げた。
○枝野委員 そう答えないとつじつまが合わないんでしょうね、きっと。  「くつがえされるという急迫、不正の事態」と「覆される明白な危険がある場合」というのがイコールですか、日本語として。それは実際に、今まで、まさに自国防衛については、実際に武力攻撃の着手がなければ、この四十七年見...全文を見る
○枝野委員 法というのは、その法の基本になっている物の考え方と、それに対してどういう事実が当てはまっていくのかということで組み合わさっています。  四十七年政府見解は、「外国の武力攻撃によつて」というのは、まさに事実の、こういう事実の場合についてという話です。この四十七年政府見...全文を見る
○枝野委員 閣内一致のための模範答弁だと思います。我々もそういったところは見習わなきゃいけないなと思います。  では、総理にお尋ねをしましょう。  これは総理自身が七月十四日の予算委員会閉会中審査において、日本の経済に与える打撃によって、そういうものを勘案しながら総合的に判断...全文を見る
○枝野委員 日本が、石油が入ってこないとか食料が入ってこないというのは本当に深刻な打撃を与えることになりますが、経済的な事情で間接的に影響を受けるというようなことを根拠にして武力行使をしていいのかどうか。  例えば日中戦争のときも、生命線という言葉が今総理の口から出ましたが、満...全文を見る
○枝野委員 四十七年見解、つまり自国が攻撃された場合の必要最小限というのは、これはわかりやすいんですが、今のような、受動的な、機雷の除去ぐらいならいいかと何となく思ってしまいがちです。でも、機雷の除去に行くのは民間の皆さんじゃないですよね。丸腰で行くんじゃないですよね。自衛隊の皆...全文を見る
○枝野委員 今の御発言の担保は、この新三要件のどこにもないんですよ。  例えば、機雷が敷設されていることが、日本にエネルギーが入ってこない、食料が入ってこない、だから国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険だというときに、どんどんどんどんまかれ続けている状況...全文を見る
○枝野委員 はい。短くします。  安倍総理は大見えを切っておられますが、明白な危険の範囲がどこまでなのか全く明確な答えはないし、必要最小限度だって、それは安倍総理の思い込みはそうかもしれないけれども、必要最小限という範囲でどこまで読めるのか全くはっきりしません。本当に受動的なも...全文を見る
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○枝野委員 民主党の枝野でございます。  まず、大臣の資質等に関する総理の認識、見解についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  残念ながら、政治と金をめぐるさまざまな報道、あるいは国会での議論が行われております。  私も、大変お恥ずかしい話でございますけれども、事務所...全文を見る
○枝野委員 誹謗中傷はやめるべきだという趣旨の部分はどうですか。
○枝野委員 私は、総理の発言と称される報道について、総理が本当におっしゃったのですかということを今確認しました。  報道等では、そういう報道のされ方を、私の発言が、されているようですけれども、単純ミスということで理解できるような内容ではない、もうちょっと具体的に説明をいただかな...全文を見る
○枝野委員 もし私の説明に足りない部分があれば、私が答弁をする立場では、国会は、ありませんから、党などを通じて、こういう部分をもっと説明しろということがあれば、幾らでも説明させていただきたいと思います。  今の総理の御発言は、例えば普通の議員について問題が生じたとき、それは、今...全文を見る
○枝野委員 今、お尋ねに対して答えていません。しっかりと閣僚の皆さんに、特に指摘をされている件についてきちっと説明しろということを指示されたのかどうかということについてはお答えをいただいていません。  よく安倍総理は、民主党政権の時代はということを答弁の中でおっしゃられますが、...全文を見る
○枝野委員 誹謗中傷合戦はやめた方がいいとおっしゃったのは総理だというふうに思っていますが、私はあのときも明確に答弁をしております。  私は、総理も政労会見等で公的な存在として、社会的存在として認めておられる連合加盟の産別とはおつき合いをしていますが、そうしたところの中にいろい...全文を見る
○枝野委員 総理は、三日の予算委員会の質疑の中とか、その後の参議院の総括質疑の折にも、経済は生き物であるというような趣旨のことをおっしゃいました。我々が政権をお預かりする直前にリーマン・ショックがあって、非常に、経済状況は極端に急激に落ちたところでありましたし、震災がありましたの...全文を見る
○枝野委員 全体像を見ていただければ、リーマン・ショックの直後は大変日本の経済が落ち込んだところで、我々も苦慮いたしました。我々がやったことが全てよかったと言うつもりはありません。途中に東日本大震災があって、これは間違いなく経済には大きなダメージを与えることもありました。  で...全文を見る
○枝野委員 部分だけ取り上げられても困るので、日本にとってアメリカは大変大きな市場でありますけれども、現地生産がふえているのは、アメリカ合衆国だけではありません。むしろ、アジア等の新興国等においても非常に現地生産が伸びています。  そして、世界的に見て、アメリカに対する輸出だけ...全文を見る
○枝野委員 その傾向は、では、今後変わるんですか。
○枝野委員 目の前に輸出数量のグラフがあるんですよ、これ。確かに、私が経産大臣をやっている時期の二〇一二年の後半は若干下がっていますが、これは全体像として、私のときに急減をして、自民党のときに急増しているグラフですか。これは、見ていただく方は一目瞭然だと思いますよ。  しかも、...全文を見る
○枝野委員 最後の方でおっしゃられた、為替状況が今後どうなるのかという見通しが企業の投資を海外にするのか国内にするのかということの大きな要因になるとお認めになったことは、評価をしたいと思います。  だから、それで決定的な要因にならないわけですよ。これからも円安傾向が続くのかどう...全文を見る
○枝野委員 政策論争を深めたいんですけれども、本当に総理は聞かれてもいないことをだらだらだらだら、野党の持ち時間を減らそうとしているとしか思えない。そういう答弁は本当にいいかげんにやめていただきたい。  私は、雇用者数の推移のグラフを配って、雇用者数がふえていないじゃないかと言...全文を見る
○枝野委員 この雇用者数、実際に非正規から正規に移った人がいても、その分、正規でなくなる人がいて、非正規がふえている。トータルとしては非正規がふえていて正規がふえていないという、そちらのことこそが大事なんじゃないですか。  そうした認識の中で、非正規雇用を拡大させることにつなが...全文を見る