枝野幸男

えだのゆきお

小選挙区(埼玉県第五区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数10回

枝野幸男の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第196回国会 衆議院 本会議 第2号
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○枝野幸男君 立憲民主党代表の枝野幸男です。(拍手)  質問に先立ち、一言申し上げます。  草津白根山の噴火によって、訓練中の自衛官の方が亡くなられました。心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。二次災害に十分注意しながら、万全の...全文を見る
02月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○枝野委員 立憲民主党の枝野でございます。  通告していました順番をちょっと変えて質問させていただきますので、御了承ください。  先ほど江渡委員との質疑において、厚生労働省、働き方の時間、これについての調査結果の報告を撤回をされました。  昨日、我が党の長妻代表代行がこの予...全文を見る
○枝野委員 総理も発言を撤回されていますが、要するに、総理は、一般の労働者の方が、いわゆる裁量労働制の働き方よりも時間外労働が長いということもあるんだということをこれまで繰り返し述べてこられた。  このデータが撤回されたということで、その根拠になるデータはなくなったということで...全文を見る
○枝野委員 これまで総理からも、裁量労働制の方がむしろ、時間外労働、トータルの労働時間は短くなるんだというような趣旨の答弁が繰り返される中で、いわゆる働き方改革についての議論がなされてきました。  どうも、このデータの出た時期を考えると、この間の労政審などの議論においても、こう...全文を見る
○枝野委員 理事会の前に、委員長も目の前で聞いておられましたよね。目の前で聞いておられて、この間ずっと、こういうデータに基づいて、間違った事実に基づいて説明が政府からなされてきた、それが撤回をされたということについては、委員長はどういう認識なんですか。
○枝野委員 時間が浪費をさせられてきた、間違ったデータに基づいた答弁で議論をさせられてきたということについては、これから理事会においても厳しく指摘をさせていただきたいということをまず申し上げておきますが、きのう長妻委員からの質疑があってから約二十四時間、どういう精査をして、それで...全文を見る
○枝野委員 いい答えを一ついただきました。  午後に佐川国税庁長官についても御指摘をしたいと思っていますが、このベースになっていたデータは全部残っているようですね。ですから、当然、どこの事業所においてとかというデータの部分は、その固有名詞は消さなきゃいけないと思いますけれども、...全文を見る
○枝野委員 打ち込んだデータということであるならば、事業所名などについて以外のところだけ打ち出していただくのは簡単だと思いますので、きょうじゅうにも出していただきたいと思います。  委員長、しっかりとお手配ください。
○枝野委員 この問題は、裁量労働制というのが今回拡大されようとしている。裁量労働制ということになると、実はいわゆる時間外ということが基本的にはつかなくなる。そうすると、時間外、どうせつかないんだから、長い時間働いてもらっても一緒じゃないかと、給料を払う側からすれば、普通はそういう...全文を見る
○枝野委員 法務大臣、これは、被控訴人、原審、地方裁判所では、被告人が国でその代表者は法務大臣である、上川陽子法務大臣である、こういうことでよろしいですね。
○枝野委員 この判決を、まず要旨を読んだときに、ちょっとびっくりすることが書いてありました。判決要旨のところに、「存立危機事態が生じることや防衛出動命令が発令されることがおよそ想定できないという被控訴人の主張は、」という言葉がありました。  要約だけでは危ないと思ったので、判決...全文を見る
○枝野委員 いろいろおっしゃっていますが、政府として、つまり国、その代表者、法務大臣が代理人を通じて、昨年の十一月二十七日、国難だといって衆議院解散があった後です、北朝鮮情勢が緊張している、今にも北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれないというような危機があおられているど真ん中で...全文を見る
○枝野委員 大臣が、これは国の代表者ですから、後ほど法務大臣にお答えいただきたいんですが、今の訟務局長の主張は、それはその後で、前後でやっているんですよ。この具体的に訴訟を起こした自衛官が、その命令が発動されるかどうか、そういう対象になり得る部隊なのか、そういう発動、命令が下され...全文を見る
○枝野委員 要するに、政府は、一方では、いかにもすぐにでも存立危機事態が生ずるかもしれないといって安保法制を急いだんですよ。そして、北朝鮮との関係、いや、客観的にはもしかすると危険があるのかもしれない、そこについて断定することは避けたいと思います。しかしながら、一方で、何かいかに...全文を見る
○枝野委員 先ほど、国の主張自体は明確に朗読させていただきました。国が準備書面として裁判所に提出している文書ですから、これはどう言いわけしても、国としてこういう認識であるということでないと、裁判では違うことを言って、こっちではあっちのことを言ってと、こういうことを裁判でやるという...全文を見る
○枝野委員 内閣法制局長官、体調がお悪いようですが、インフルエンザじゃなかったということで来ていただいているということでございますが、一般論、法解釈の一般論をまずお尋ねします。  項が幾つか並んでいた場合、一項、二項、三項、四項、五項、六項と並んでいた場合、その項の中で一見する...全文を見る
○枝野委員 もう一つ、法解釈の一般原則を聞きたいと思います。  新法と旧法で矛盾するような規定があった場合はどちらが優先する、私も四十年ぐらい前、もうちょっと最近か、大学一年生のときに教わりましたが、どういう一般原則ですか。
○枝野委員 ありがとうございます。  実は、答えていただきたいことは答えていただきました。一概に言えない、具体的な条文、規定を見ないとわからない。ですよね。  安倍さん、総理、条文を見せてください。三項に自衛隊を明記しても今までと変わらないと、ここで御答弁されています。どうい...全文を見る
○枝野委員 ここで私が取り上げたのは、総理が、先ほど法制局長官の答弁をよく聞いていただければわかるとおり、実際にどういう書き方をするかによって、従来の解釈が維持されるのか、それとも解釈が変わるのかというのは、実際の条文の書き方を見てみないとわからないんです、わからないのに、一項、...全文を見る
○枝野委員 国民投票を行うと、今の憲法改正国民投票法が成立したときの、これは議員立法ですので、議員立法でも、税金を使うことが必然の場合の法案は、必ず具体的な、幾らかかるのかということを提示しないと、議員立法は審議できません。そして、それに対して政府の見解も示されます。そのときの、...全文を見る
○枝野委員 議院内閣制の先進国、代表的な国で、誰も異論はないと思いますが、どちらも、内閣あるいは首相が独断では解散はできないという仕組みということでよろしいですね。
○枝野委員 どなたがお答えになるのかなと思っていたんですが、外務大臣にお答えいただいたので、そのまま外務大臣にお答えいただくんだと思いますが、ドイツ、イギリス、それぞれ、いつからか御存じですか。
○枝野委員 日本では、解散権は総理大臣の権限ということで当たり前。私も、実は十年ぐらい前までそう思っていました。  ところが、ドイツは第二次世界大戦後のボン基本法、ドイツは、東西ドイツ合併まで、ボン基本法という名前の実質的な憲法で西ドイツは動いていました。そこで、実は、首相ある...全文を見る
○枝野委員 政府の今の見解は、そのとおりなんでしょう。  そもそもが、議会の解散というのは、憲法という仕組みは、ヨーロッパの王制を前提として、そこから社会は立憲主義と民主主義へと動いてきた。そのプロセスの中で、王権を制約する存在としての議会というものがヨーロッパで順次できてきた...全文を見る
○枝野委員 まさに今の御答弁が、内閣が行政権をオールマイティーで持つということがいかにおかしなことかということを私はお答えになっている話だというふうに思うんですね、先ほど来の御答弁が。  安倍総理はここで、先ほど憲法の九条の話についても、ここは行政府の長として出てきているんだと...全文を見る
○枝野委員 予算も、それから政府が提出する法案も、与党の中で十分議論をして、基本的には異論がなくなって、つまり、与党はそろって賛成するという状況にならないと、法案は、与党・政府は提出をされない、こういう慣習、慣行でずっとやってきています。  確かに、政治ですから、時々イレギュラ...全文を見る
○枝野委員 合理的期間内に召集しなければならないというのは法的義務でよろしいですよね。過去に答弁ありますよね。
○枝野委員 ところが、昨年、通常国会が閉会をした後、野党から今の憲法五十三条後段の規定に基づいて臨時国会の召集要求が憲法の手続にのっとって適法に行われましたが、結局、秋の解散の、召集した当日に解散をするというその日まで、臨時国会は召集されませんでした。  憲法五十三条後段の合理...全文を見る
○枝野委員 一概に言えないというのはわかっているので、昨年のあの臨時会召集までの期間は合理的な期間を超えていないという説明をしてくださいと言っているんです。
○枝野委員 期待していた答えをいただきましたので、総理、大丈夫ですよ。  要するに、法的に判断できない。つまり、自由裁量に任されてしまっていて、法的義務ではあるけれども、時の政治判断でどうでもできちゃう規定になっているんですよ。でも、一方では、合理的な期間内に召集しなきゃならな...全文を見る
○枝野委員 立憲民主党の枝野でございます。  午前に引き続いて質問をさせていただきます。  立憲民主党は、草の根の暮らしの声、現場の声とどうつながっていくのか、その声をしっかりと受けとめて政治の場に届けていく、そんな役割を果たしていきたいということで、党に、つながる本部という...全文を見る
○枝野委員 その御説明がなかなかわからないところがあるのは、いわゆる隠れ待機児童ということが、その三十二万人の試算にどう反映されているのか。  例えば、一般的に、今、二万六千人余という待機児童の中には、地方単独事業、いわゆる認証を利用されている方は入っていない。それから、結局、...全文を見る
○枝野委員 そうすると、今の推計には、申請自体もう無理だと思って諦めていらっしゃる方は、試算の前提には入っていないということでよろしいですか。
○枝野委員 これがやはり、実態とずれていると言わざるを得ないと思っております。  そもそも、申込みが多くて認可保育園の数が足りないと利用調整をするわけですが、その選考基準はそもそも適正、公平だというふうに考えていらっしゃいますか。
○枝野委員 細かいところは通告していませんから、詳細は聞きませんが、その市区町村ごとの選考基準というのは把握はされているんですか、厚生労働省として。そのことだけはわかりますか。
○枝野委員 ぜひ、一つはまず、これは提案というか要請というか、四月に保育園に新たに入るに当たって、前年の秋に申込みを受け付ける。実は、毎年、一年ごとにその選考基準が変わる。例えば兄弟を保育園に預けているかどうかとか、そういったいろいろな条件ごとに点数がついて、その点数の高い人から...全文を見る
○枝野委員 地域主権、地方自治の観点に基づいて、地域の事情に合わせて基準をつくっているということ自体は、私は、保育という、非常に家庭ごとに、ということは地域ごとにもいろいろな状況が違っている問題ですから、理解をするんですけれども、それ自体をゆがめてはいけないと思うんですが、ただ、...全文を見る
○枝野委員 前向きのことを言っていただいたかと思ったら、最後は、していただいているものと思いますと。  実際に、現場の当事者の皆さんからの声で、例えば、認可に入っていると点数がつくとか兄弟がいると点数がつくとかということで、ある程度安心していたら、直前に変更になって入れなくなっ...全文を見る
○枝野委員 これは深刻な話ですので、待機児童がゼロになれば問題ないわけですけれども、現状はそういう状態じゃないということの中で、大変大きな問題だということをぜひ御認識をいただきたいと思います。  その上で、もう一つ。  先ほど、申請をしていない人は三十二万人の計算に入っていな...全文を見る
○枝野委員 各自治体がさまざま工夫して努力をされて、潜在的な需要を含めて頑張っていらっしゃる自治体もあることはよく承知をしています。  今の一連の質問は、三十二万人を二〇二〇年までに整備をする、その三十二万人の算定の根拠には、今のような、申請をしていない潜在的な待機児童は入って...全文を見る
○枝野委員 済みません、大臣はよくわかっておられてお答えいただけないんだと思うんですが、だから、そのマクロの計算をする三十二万人には、申込みをしていない人は勘定しないで三十二万人を試算しているという趣旨のお答えをしたから、お尋ねをしているんです。まず、その事実関係。  三十二万...全文を見る
○枝野委員 申込みをしていない方を把握するのは難しい、それは理解します。ただ、今、実はここで問題になっているのは、一方で無償化という話が出てきているからであります。  じゃあ、逆に、こういう聞き方をしましょう。  先ほど、待機児童二万六千人の中には、いわゆる隠れ待機児童と言わ...全文を見る
○枝野委員 じゃあ、逆に、こういう聞き方をしましょう。  二〇二〇年までに三十二万人分の受皿整備が整えば、少なくとも、現在想定されている女性の就労率と現在の申込率、今、三十二万人というマクロで計算しているその前提で考えれば、認証保育所はなくなっても大丈夫な状況になる、こういう理...全文を見る
○枝野委員 済みません、聞き方が悪かったかもしれませんが、三十二万人分の受皿整備というものの中には、認可以外の保育所は含まれているんですか。つまり、現在は地方単独事業で出されている、いわゆる認証保育所みたいなものが、三十二万の中に含まれているんですか、含まれていないんですか。含ま...全文を見る
○枝野委員 となると、先ほどの問いには、要するに、全て、つまり今の就業率、今想定されている就業率と今の申込率を前提にすれば、二〇二〇年度には認証保育所は要らなくなるという計算をしているということなんですが、本当にそうなるんでしょうかね。  先ほど言いましたとおり、フリーランスや...全文を見る
○枝野委員 私たちも、幼児教育、保育料を含めて無償化の方向に向かうことは望ましいことだというふうに思っています。子育てを社会全体で支え合うという考え方は、私たちも理念としては大賛成です。  ただ、優先順位が高いのかどうか。  厚生労働省に、例えば港区でどうなっているのとかとい...全文を見る
○枝野委員 ですので、保育料を無償にしても、例えば、親御さんが御病気で働けないということで収入がないという方は、もともと保育料を払っていませんので、負担軽減には全くならないんですね。で、住民税の所得割課税額が七十万円以上の方は、二万九千三百円、保育料が、新たに無償化をすると、免除...全文を見る
○枝野委員 今もおっしゃられた、社会全体で子育てを支援するという理念は大賛成であると申し上げました。  高校授業料を無償化したときに、金持ちまでやる必要ないじゃないかと国会で激しく批判をされていた方がそちら側に座っていらっしゃるんじゃないかなということを申し上げたいというふうに...全文を見る
○枝野委員 負担の話は、確かに、例えば七十万円以上だと、いろいろな方があり得ますから、私の手元にある、港区の例だと思いますが、住民税の所得割課税額が六十三万円以上七十万未満の方でも月二万七千六百円、決して安い値段ではないと思いますから、そういったものが軽減されるということはいいこ...全文を見る
○枝野委員 受皿づくりに努力をしていないというような御批判は申し上げていません。  ただし、現実の、さまざまなきょうの議論の中でも、足りない可能性がむしろ高いのではないかと危惧をしているし、当事者の皆さんからも、やはり無償化よりも全入化をという声が大変大きいということを聞いてい...全文を見る
○枝野委員 これは財務大臣にお尋ねすべきだと思うんですが、この森友学園問題の土地に係るさまざまな文書が破棄されたという国会での佐川当時の理財局長の答弁が繰り返されたわけですが、そもそも、こうした行政文書についての管理責任者は誰だったんでしょうか。
○枝野委員 ということは、その管理官が、記録は残っていないという報告を佐川当時の局長にしていたという理解になるんですが、そういうことなんでしょうか。
○枝野委員 そうすると、これは、処分をしていた、捨ててしまっていたという証言自体が、先週の金曜日にも二十項目ですか、新文書が出てきたというようなことで、そもそも処分していたという説明自体が違っていたということが一つあるんですが、処分が適切でなかったとすれば、その処分をした責任者は...全文を見る
○枝野委員 だけれども、今回出てきた文書の中に、一五年四月二日付の文書の中には、将来学園側から損害賠償を請求される可能性があると法務担当者が指摘をして、やりとりを整理し、可能な限り証拠を収集しておく必要があると。  そもそも、皆さんがお出しになった文書の中で、法務担当者がそうい...全文を見る
○枝野委員 何が関係ないのか、説明していただかないとわかりません。  一連の、初めは土地を賃貸借するという話だった、そうしたら、売ってくれ、買ってくれという話になった、ごみが出てきた、それは全部一連の流れで、その途中から突然、売ってくれ、買ってくれとか、突然ごみが出てきたわけじ...全文を見る
○枝野委員 委員長、今、答えておりません。私が聞いたのは、公開の話じゃなくて、破棄の話についてです。  ちゃんと時計をとめて、整理してください。(発言する者あり)
○枝野委員 破棄をしたことが適切でしたかと聞いているのに対して、破棄しちゃったから出してこなかったのは当たり前ですと答えていても、答えになっていません。  破棄したことは適切じゃなかったんじゃないですか。指摘を受けて、法務担当者から、証拠書類を残しておかないと後でトラブったとき...全文を見る
○枝野委員 この契約は、異例のことですが、買戻し特約がついていたと。買戻し特約がつくというのは、途中でトラブルが起こって予定どおりにいかないから買戻し特約が発効するのであって、予定どおりにいかないことを想定していなければ買戻し特約なんかつきません。一般的に売買にはつきません。今の...全文を見る
○枝野委員 だから、想定をしているんだから、買戻し特約が発効しなきゃならないような状況というのは、つまり、予定どおりに学校の建設が進まないで、ということはトラブルになって、トラブルになったときのために書類を残しておかなきゃならないという状況は、むしろ深刻化していたから、買戻し特約...全文を見る
○枝野委員 検討したことは、買戻し特約をつけたことが悪いとは言っていないんです。  買戻し特約がつくということは、予定どおりいかないことが想定されている。予定どおりいかなかったときには、どういう経緯でこれの売却になって、どういう価格になって、実際にこれは今回買戻し特約が発効をし...全文を見る
○枝野委員 私は法律違反なんという話をしていません。適切であるのかということを聞いているんです。  まさに、適切であるのかということで言えば、佐川国税庁長官が今のような趣旨の答弁を、捨てちゃいましたという話、これは明らかに、これは国民の皆さん、法律関係の問合せの文書だから残って...全文を見る
○枝野委員 この法律相談の記録のやりとりは理財局として出してきました。理財局が法務担当と省内でやりとりをしていたんでしょう。理財局の局内で、いや、一年未満で捨ててしまったものがあるかもしれないけれども、法律相談を担当していた担当者は財務省の中には残っていたでしょうし、ということは...全文を見る
○枝野委員 交渉記録はないけれども、交渉について関連して法律相談した記録は残っていた。これははっきりしているわけだし、法律相談をして文書をやりとりした担当者は財務省に、理財局にいたでしょうから、わかっていた。それでこれだけ、このやりとりはどうなっているんだ、財務省に不正があったの...全文を見る
○枝野委員 私も注意して、隠匿しただの隠しただの言っていないじゃないですか。政府として積極的に説明する、国民の理解を求めるという姿勢で、それをお示しになってきたじゃないですか。  そうしたことの中で、例えば、直接的な交渉記録じゃないにしても、交渉のいきさつについて証明する文書が...全文を見る
○枝野委員 これは、財務省のことだから担当者が答えればいいという話ではありません。一年前の理財局長の主観的認識を聞くんですから、本人じゃなければ答えられない話ですから、本人に出てきていただかなければいけないというふうに思っています。  そして、まさに今、多くの国民の皆さんから、...全文を見る
○枝野委員 財務大臣は、先日、もしかすると、何という表現をしたんですかね、トラブルが起こるかもしれない、問題が生じるかもしれないと、この佐川さんが今国税庁長官をやっていることについて若干御答弁になりました。本当にそういう認識で、いよいよ確定申告が本格化する、これを税務署の現場の職...全文を見る
○枝野委員 それは、拒否したらペナルティーを科せられるんですから、拒否したくたってできないですよ、国民は。  しかしながら、税というのはやはり、そうはいったって少ない方がいい、払わないで済んだ方がいいと思う気持ちが半分ある一方で、みんなのために、社会のために納めなきゃならないよ...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○枝野委員 順番を変えて、今の話、財務大臣、私からもう一回聞きます。  決裁の担当者、決裁に、形式的には判こじゃないですが、判こを押した当人が、決裁文書を読んでいませんでしたと公然とおっしゃる。役所として、たがが外れ過ぎじゃないですか。
○枝野委員 決裁をしているということは、決裁者が中身を読んで、その担当者としてしっかりと責任を持って了解をする。その担当者が了解をする必要があるから、決裁権者の中に入っている。その人が読んでいなくて決裁をしていた、十分懲戒処分の対象じゃないですか。
○枝野委員 決裁権者として、中身を判断して、きちっと判断に基づいて決裁しなきゃならなかった人が、読んでもいなかったと公然と認めた。当然、懲戒処分に向けた対処を始めます、最低限そうならないとおかしい。  もはやこの国の行政機関の建前が崩壊しているんじゃないか。社会というのは建前も...全文を見る
○枝野委員 いいですか、この三月三十日の会見。何なら皆さんの会社に行って是正勧告してもいいんだけれども、どこの会社でもあるんですよ、そういう点で、皆さんの会社も労働条件に関して決して真っ白ではないでしょうと。  権限を背景にして、しつこく聞いてくる記者に対して恫喝しているんです...全文を見る
○枝野委員 これが厳しいと思われるかどうか、最終的には国民の皆さんだというふうに思いますが、私は、全く軽過ぎると言わざるを得ません。こうした恣意的に権限、権力を使っていいんだという内閣の全体の空気に染まってやっているから甘く処分せざるを得ない、こういうことだと見ざるを得ないという...全文を見る
○枝野委員 東京電力は、福島第一原発事故の当事企業です。賠償、廃炉などの事故処理に当たって、多額の将来にわたるものも含めた負債を抱え、実質債務超過になった。ただ、賠償を将来にわたってしっかりとやっていただかないと、被害に遭われた皆さんは、被害に遭った上に賠償も東電から取れない。こ...全文を見る
○枝野委員 電力の低廉な安定供給という観点からは、これは私はかなり疑問があると思いながら、何かCMを再開するとかガス事業の方に乗り出すとかいろいろな話があることについて、これはいろいろな意見があるだろうけれども目をつぶる。でも、他の原発に出資するという話は、これはちょっと質が違う...全文を見る
○枝野委員 今でも国は事実上の株主でしょう。本当にこの経営判断でいいと、つまり、原発事故を起こした当事企業が賠償や廃炉もまだまだ始まったばかりだというのに他の原発に資金援助をする、このことはいいと思っているわけですね。
○枝野委員 特に福島で原発事故の被害に遭われた皆さんを中心として、私はこの東電の原賠機構からの出資というスキームをつくったときの当事者でもあります、国民の皆さんからここまでのことは理解は得られない。それでも原発を進めるためには前へやっていくんだという政府の姿勢だということを指摘を...全文を見る
○枝野委員 前段の八割の話は当たり前の話で、そんなことは聞いていません。最後のところだけ伺ったんです。  総理の意向を確認もしないで、総理の意向かどうかわからないことを勝手に秘書官が言うことはない。それでは、愛媛県の文書は、どこかで誰かがうそをついて偽造したということですか。
○枝野委員 御自身で言っていただきましたから。  昨年は、文部科学省の文書の中に、官邸の最高レベルが言っていることという、今回も登場する内閣府審議官の藤原豊氏の発言とされるものが記載をされていた。  最初、官房長官は、怪文書のようなものと言いましたね。怪文書のようなものだった...全文を見る
○枝野委員 だから、結論は怪文書のようなものだったんですか。文部科学省のちゃんとした文書だったんじゃないですか。
○枝野委員 文部省の中にちゃんと残っていた文書の中に、官邸の最高レベルが言っていることという藤原さんの発言が記録されていたんですよ。それだけでも、藤原さんが勝手に言ったのか、文部科学省が勝手に書いたのか、これは二つに一つなわけです。  今回は、愛媛県の文書の中に、柳瀬当時の秘書...全文を見る
○枝野委員 聞いたことに答えていただいていません。  論理的に、柳瀬さんがうそをついているか、愛媛県の担当者が聞いてもいないことを勝手に書いたか、二つに一つじゃないですかと聞いているんです。
○枝野委員 委員長、あるいは国民の皆さん、この文書には明確に、柳瀬秘書官と会ったと愛媛県の文書には書いてある。愛媛県も、その中身は正しいと知事がわざわざ会見までやって発表しています。  それがうそを書いている、間違ったことを書いているのか、愛媛県とあの日会っていないという柳瀬元...全文を見る
○枝野委員 おかしいでしょう、委員長。  ということは、今、事実上、柳瀬さんの言っていることは正しいと。じゃ、愛媛県はうそをついていると言っているわけですよ。おかしな文書をつくったと言っているわけですよ。  委員長、これ、国民の皆さんも、どっちが本当なのかと。いや、ほとんどの...全文を見る
○枝野委員 違いますよ、委員長。委員長の認識を聞いているんですよ。  そうじゃありませんか。じゃないと真実はわかりませんよ。あなた、どう思うんですか。  今のそのさばき、おかしいですよ。聞いてもいないことを長々と答えさせて、聞いたことを答えさせないで、時計もとめないで。あなた...全文を見る
○枝野委員 委員長、総理が聞かれてもいないことを長々しゃべるのはとめてください。聞かれたことにちゃんと答えるように指揮をするのが委員長の仕事じゃないですか。  いいですか、国民の皆さん。新聞をとっていない方もいらっしゃいますから。  今、明らかになって、報道が、複数の社が明確...全文を見る
○枝野委員 都合のいいところだけ引っ張ってきていますが、仕組みとして最終的に総理が決裁するということは初めからみんなわかっている話で、まして、関係している役人の皆さんはみんなわかっている話で、それとは別に、官邸の最高レベルが言っているという記載があるということと、いや、これ一つだ...全文を見る
○枝野委員 やたら酒井弁護士に御配慮されているようですね。酒井さんという弁護士です。  御本人でファクスを流されて、籠池さんは財務省から身を隠しておけと言われたとここでも、国会でも御発言されていますが、そうしたことはなかったということをわざわざファクスで発表して、私の名前は出さ...全文を見る
○枝野委員 この酒井弁護士には、トラックの台数、何かごちゃごちゃという話を持ちかけたわけですから、大分昔から親密な御関係なんですよね、財務省理財局とは。急についた弁護士さん、知らない弁護士さんに口裏合わせを持ちかけるだなんてことをしたら、その場ですぐにマスコミになんかばあっと言わ...全文を見る
○枝野委員 今、さっきも申しましたとおり、弁護士さん、二月になってから、口裏合わせを、ちょっと前から接触が始まった、どういう弁護士かよくわからないのに口裏合わせを申し込む、つまり、相手を選ばずに口裏合わせをするような慣習があったんですか、財務省には。相手を選ばないと、口裏合わせの...全文を見る
○枝野委員 太田さんは非常に優秀な官僚の方だということを、昔から尊敬をしておりましたし、特に財政規律などについては大変真面目な見識を持っておられるということは私もよく存じ上げていますので、ここからの質問は本当に残念なんですけれども。  昨年の二月二十二日、官房長官のところへ佐川...全文を見る
○枝野委員 このとき、太田さん、佐川局長と太田さんと中村理財局総務課長、この三人で行ったということになっているんですが、メモとりの、中堅、若手のスタッフ、連れていかなかったんですか。
○枝野委員 ということは、その前の太田さんの答弁、つまり、説明は佐川さんや多分総務課長がされたんでしょう。そうすると、財務省のお役人が三人行って、お二人が説明で、太田さんは説明をする立場でなかったなら、太田さん、当時のメモを出してください。
○枝野委員 これも、国民の皆さん、よく考えてくださいね。  総理の奥様の名前が出て、総理がちゃんと調べろということを官房長官に指示して、それに基づいて財務省の局長が官房審議官と一緒に説明に官房長官のところへ行っているんですよ。そこで官房長官からいろいろ指示が出るかもしれない。そ...全文を見る
○枝野委員 念のため。中村さんはメモとっていませんでしたか。
○枝野委員 じゃあ、もっとダイレクトに聞きましょう、太田さんはそこのやりとりを聞いていたわけですから。  このときに、文書の改ざんとか、あるいは決裁文書とか、そういう話題は出ませんでしたね。自信を持っておっしゃれますか。
○枝野委員 では、総理夫人の名前が出てきているということで説明をしろということで打合せがあったわけですが、総理夫人に関連してどういう話があったんですか。
○枝野委員 その問合せの話は、証人喚問のときに初めて出てきたんですよ、我々は知ったんですよ。ああいうファクスがあることは、知って隠していたということですね。
○枝野委員 国民の皆さん、思い出してくださいね。証人喚問、私、立たせていただきました。そのときに、谷査恵子さんからかな、財務省との間で、ファクスが籠池さんのサイドから出てきて、慌てて財務省は出したんですよ、それまで言っていなかったことを。だけれども、官房長官に説明に行った二月の時...全文を見る
○枝野委員 いいですか、安倍総理も一貫して、その八億円余りの値引きは適正なものだったんだからこの件は問題ないんだとずっと現時点まで言い続けているんですが、皆さん、今の説明、おかしいんですよ。  確かに、八億円分のごみがある、すぐに全部撤去すると八億円ぐらいかかる、だから八億円値...全文を見る
○枝野委員 今の話を聞かれていた皆さん、納得できるでしょうか。  八億円分のごみがあって、本来的には運び出さなきゃいけないから八億円分値段が値引きをされて、わずか一億で国有地が売られたんですよ。だけれども、結局、ごみを持ち出していない。  わかっているんですよ、ごみを持ち出し...全文を見る
○枝野委員 きょうは文科大臣呼んでいないのか。  今、先方の判断だと。そんなところに学校の設立の認可しているという話ですからね、今度は、政府全体からすれば。  将来、校庭からごみが出てくる、地下九メーターのごみが、そういうおそれがあるから、だから安くした、そんな子供だましみた...全文を見る
○枝野委員 同じように、総理が国会で答弁しているんですから、後で違う事実が出てきたら大変なことになりますからね、今井秘書官と谷査恵子さんとの間で、この土地の貸借、売買等に関して、ファクス、メール、その他含めたやりとりはありましたか、ありませんか。
○枝野委員 ですから、去年国会で問題になる前の時点で、メールやファクスを含め、あるいは、当時、今井さんというのは役所にいれば多分局長級か次官級のキャリアですから、直接ではなく、間に間接の、中間の官僚を含めても、それまで接触、この件に関してのやりとりはなかったという理解でよろしいで...全文を見る
○枝野委員 総理が国会で答弁されたので、大変重要な答弁をいただいたというふうに思っております。  日報問題も触れておかないといけないというふうに思いますが、時間の関係で、いろいろなことを聞きたいんですが、まず、イラクの一年前に発見されたのが三月三十一日に大臣のところに報告をされ...全文を見る
○枝野委員 それを報告したのは誰ですか。何人かで報告に来たのは、その中で一番官僚として、あるいは自衛官として位の高いのは誰でしたか。
○枝野委員 統幕の総括官は、前年三月に発見されていたということはその時点で知っていたんですか、知らなかったんですか。
○枝野委員 逆から行きましょう。  昨年の三月に陸自の研究本部で日報を確認した、それが本年の一月十二日まで陸幕総務課に報告しなかった、こういう事実経緯だと思うんですが、この判断をしたのは陸自研究本部の本部長のような方なんでしょうか。この方は自衛官だと思うんですが、位はどれぐらい...全文を見る
○枝野委員 そんな基本的なこともまだ確認できていないんですか。だって、昨年の三月二十七日に研究本部が日報を確認した、だけれども、本年一月十二日まで陸幕の総務課には報告していなかった、ここまでは明確なんですよ。ということは、少なくとも、陸自研究本部の本部長まで上げてそこでとまってい...全文を見る
○枝野委員 本当に、まさに時間稼ぎと後ろからも来ていますが、明らかになったことからどんどん出していってください。いろいろなところで新しい日報が見つかりました、どんどん出てきていますが、国会を一種だましていたわけですから。辻元議員がこれもあるはずだから出せと言うのに、ないと答えてい...全文を見る
○枝野委員 内部的に調査チームをつくろうが何しようが、それは内部的にしっかりとやっていただく話ですが、国会に結果的にうそをついていたという話なんですから。国会できょう集中審議をやるのはわかっているんですから、少なくとも、きょうまでにわかることについては、きちっと整理をして、きょう...全文を見る
○枝野委員 委員長は中立公正でなければいけませんし、最終結論は理事会で決めていただかなきゃいけないんですが、ただそこに座って指名するだけだったら、あなたがやる必要はないんですよ。ちゃんとさばいてください。  この問題、イラクもそうだし、それから南スーダンもそうなんですが、そもそ...全文を見る
○枝野委員 そもそも、今のような話は軍事に素人でもわかる話ですよ。自衛隊は、七十年近くやってきて、やっていなかったはずがないと私は申し上げているんですよ。  にもかかわらず、いろいろなところから情報公開請求が来る、あるいは、南スーダンのことについては、その日報を本当に公開したら...全文を見る
○枝野委員 本当に、現場の皆さんは、きょうも土砂災害などにも行っていただいていますし、日本の周辺環境が緊迫する中で大変な御苦労をいただいています。私、個人的にいえば、三・一一のときの関係者として、あのとき、自衛隊には物すごい無理をお願いして、それをこなしていただきました。本当に現...全文を見る
05月30日第196回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○枝野幸男君 立憲民主党代表の枝野幸男です。  まず冒頭、きょうのこの持ち時間については、無所属の会の岡田克也代表に御配慮いただきまして二分譲っていただきました。御礼を込めてここで御報告させていただきます。  とはいえ、十九分しかありませんので、早速お尋ねいたします。  総...全文を見る
○枝野幸男君 今、一連お述べになった答弁は、当然調べてきております。  そういった趣旨の御発言もありましたが、しかしながら、じゃ、金品の授受がなければ問題ないんだというように受け取られるような発言ではなかったというふうに思っておりますし、多くの国民の皆さん、この間の経緯を追いか...全文を見る
○枝野幸男君 答えていただいたのは最後の部分だけです。  そして、実は、谷査恵子さんが籠池前理事長から手紙が来てという話は去年の話でありまして、先日財務省から公表された資料を先ほど私は読み上げました。  その知り合いの方から、社会福祉法人同様、優遇を受けられないかと総理夫人に...全文を見る
06月27日第196回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○枝野幸男君 総理、まず、簡潔にお答えいただけるはずのお尋ねから最初に申し上げたいと思いますが、消費税についてです。  来年の十月に二%引き上げて一〇%にするという予定になっておりますが、これは予定どおり実施するという考え方でよろしいでしょうか。
○枝野幸男君 言うまでもなく、消費税の引上げには、納税者、国民の皆さんには強い抵抗感があります。国民の理解を得るためには、政治に対する強い信頼が欠かせないと考えます。  そんな中、自民党は、会期末が近づいて、突然、来年の夏から参議院の議員定数を六増員するという案を提起をされまし...全文を見る
○枝野幸男君 残念ながら、今日も聞かれたことにはお答えをいただいておりません。その直後に予定されている消費税増税との見合いで理解を得られるかということについてはお答えいただいていない。今回の提案の趣旨は十分に聞いております。  ちなみに、二〇一二年十一月の党首討論で、当時の野党...全文を見る
○枝野幸男君 子供を産む産まないという自己決定の話についての総理の御事情というのは、実は我が家も長年不妊治療に取り組まざるを得ない中で、我が家の場合、幸い十年弱で子宝に恵まれました。総理の今の子育てに対する御発言については、総理の真摯な思いだろうと受け止めたいというふうに思います...全文を見る
07月20日第196回国会 衆議院 本会議 第45号
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○枝野幸男君 立憲民主党代表の枝野幸男です。  まず冒頭、さきの大阪北部地震及び今般の豪雨災害でお亡くなりになられた方々に改めて衷心から哀悼の意を表します。また、被災された全ての皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  発災以来、消防、警察、海上保安庁、自衛隊、そして自治体職...全文を見る
○枝野幸男君(続) 黙らせてください。
○枝野幸男君(続) 黙らせてください、議長。(発言する者あり)
○枝野幸男君(続) ちなみに申し上げますが、指摘されている我が党の会合は、議員や政治家の内輪の懇親ではありません。外部の方が参加する会であり、例えば、私も参加いたしましたが、挨拶だけで短時間で退席しております。議員が集まって盛り上がっていたとツイッターされているような会合とは、趣...全文を見る
○枝野幸男君(続) こうした初動についての指摘を受ける中で、カジノや恣意的な選挙制度の改悪を災害対応に優先をさせた、その一点をもっても不信任に値すると考えます。むしろ、この災害対応を加速させるためにも安倍内閣は不信任すべきである、そういう思いの中で、今回、内閣不信任決議案を提出さ...全文を見る
○枝野幸男君(続) それでは、ここから大きく七つ、安倍内閣の不信任に値すべき事項についてお話をさせていただきたいと思います。  まず第一は、過労死をふやすことになる、国民の命を危機にさらす、高度プロフェッショナル制度を強行したことであります。  この問題の本質は、労働時間規制...全文を見る
○枝野幸男君(続) そもそも、今のような保守概念からすれば、日本における保守とは何を大事にしなければならないのか。  明治維新以来の百五十年も確かに日本の歴史であります。しかし、日本の歴史は、文字に残っているものだけでも千五百年を超える歴史を持っています。明治維新以降の歴史だけ...全文を見る
○枝野幸男君(続) 黙らせていただけますか。議長、不適切発言に対しては指導していただきたいと思います。(発言する者あり)
○枝野幸男君(続) ミズタ議員、黙っていていただけますか。  この八億円もの値引きがどうしてされようとしていたのか。  財務省の皆さんは、それには批判もあるかもしれませんが、国民の皆さんから、納めるべき税金は一円とも間違いなく、落ちなく納めていただくために努力をされています。...全文を見る
○枝野幸男君(続) 安倍総理の頭の中は、二十年以上時間がとまっておられるんだと心配をせざるを得ません。  七つ目の問題点を申し上げます。それは、官僚システムの崩壊です。  日本は、政治は二流とか三流とかやゆされても、官僚システムが一流だからしっかりしているんだということが言わ...全文を見る
10月29日第197回国会 衆議院 本会議 第2号
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○枝野幸男君 立憲民主党代表の枝野幸男です。  私は、立憲民主党・市民クラブを代表して、総理の所信に対し質問いたします。(拍手)  さきの通常国会の閉会後、大島議長は、今国会を振り返っての所感という談話を出されました。  談話は、立法府と行政府の間の基本的な信任関係にかかわ...全文を見る