衛藤征士郎

えとうせいしろう

小選挙区(大分県第二区)選出
自由民主党
当選回数13(参1)回

衛藤征士郎の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月30日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○衛藤(征)委員 自由民主党の衛藤征士郎であります。  時間がありませんから、ごく簡単に質問を申し上げますが、また答弁は簡潔にお願いを申し上げます。  まず私は、ただいま参考人が述べられましたこの一連の事件、特に赤坂支店、日比谷支店、神田駅東支店のことについて、またそれに関連...全文を見る
○衛藤(征)委員 ただいま参考人のお話のとおり、それぞれの支店、それぞれのこの実行者というものが限定されております。赤坂支店は二人の課長あるいは課長代理、また日比谷の方は課長と部長の中間でしょうかあるいは副支店長の中間でしょうか渉外担当次長、また神田駅東支店は渉外課長、こういうこ...全文を見る
○衛藤(征)委員 それぞれ三店の被害額でございますが、被害額は赤坂支店二百五十億、日比谷支店二十一億、神田駅東支店はゼロでありますか。  お尋ねいたしますが、この中でいわゆる告訴の手続をとったのは赤坂支店と日比谷支店ですね。神田駅東支店は二十二億円もの不正融資をしたにもかかわら...全文を見る
○衛藤(征)委員 被害額が結論としてゼロであったので、またいろいろと事後処理ができたので、結果として告訴しなかったという、そのいわゆる人事管理あるいは監督あるいはチェック、そして結果的には身内の者をかばう甘えの体質、そういうものが今回の大きなほころびを生ずる原因ではなかったのです...全文を見る
○衛藤(征)委員 それでは、重ねてお尋ねいたしますが、富士銀行としては、この佐々木渉外課長については今後とも告訴するつもりはない、こういうことですね。
○衛藤(征)委員 次のことでお尋ね申し上げますが、赤坂支店のことでございます。この赤坂の事案、この事件について簡単に御説明をお願い申し上げます。
○衛藤(征)委員 私が聞いたところによりますと、当初、平成元年二月にノンバンクから三十億円の預金の照会があって、この赤坂の事件が発覚した、それが端緒であった、このように聞いておりますが、これは間違いありませんか。
○衛藤(征)委員 今参考人の御意見を聞いておりますと、この定期預金証書、平成元年一月二十日中途解約をされていた。そして証書並びに質権設定承諾書が返ってきたのが二月十五日ごろになるんでしょうか。(橋本参考人「二月二十日」と呼ぶ)二月二十日ごろですか。そうしますと、この間約一カ月間、...全文を見る
○衛藤(征)委員 もう時間がなくなってしまったんですが、どの話を聞いてみましても私ども一市民としては納得のいかない話ばかりでございまして、これは言うまでもなく、この一行員の不始末ということではないんじゃないか。やはり組織、銀行、あるいは今日のようなバブル経済を結果として生み出した...全文を見る
○衛藤(征)委員 最後に、私から特にお願いをいたしますが、あくまでも頭取の自己責任において、また富士銀行の自己責任、名において解決をしていただきたい。間違っても、大蔵省が出してくる法律の規制によって、あるいは国税庁の出動によって、それを待つというものではなくて、あくまでも自己責任...全文を見る
09月25日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号
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○衛藤(征)委員 自民党の衛藤征士郎であります。  証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案につきまして若干ただしたいと思います。  冒頭、この法律案は内閣提出であるということをまず最初申し上げておきたいと思うのでありまして、その立場から大臣に冒頭確認をし...全文を見る
○衛藤(征)委員 ただいま大臣から最も直近の外遊日程といたしまして、十月十三日からIMF・世銀総会等がバンコクであるというようなお答えでありますが、私は大臣に確認をしたいことは、このIMF総会はもちろんでありますが、今後実力者の、またベテランの大臣として国際的にも高く評価されてお...全文を見る
○衛藤(征)委員 大臣の力強い重ねての決意を承りまして安心をいたしました。  それでは、若干の質問をさせていただきます。  昨日の私どもの委員会におきまして、九一年三月期のいわゆる損失補てんにつきましての公表が証券業協会からなされました。四百三十五億円、四大証券で延べ七十八法...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、証券業界並びに日本の証券市場を支えてこられた皆さんが、戦後日本の輝かしい復興に大きく貢献し、またその一翼を担ったということもしっかり認識をしております。まさに、それは大きな光の部分である。しかし、一方では今指摘されているような深い黒い影の部分もあるわけであ...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、証券局長から明快に、しっかりした法律があれはこういうようなことは起こらなかった、そういうような答弁が即座に返されるものと思ったのでありますが、今局長のお話でありますと、やや、何といいますか、証券局長、証券局として業界の育成、指導、信頼関係、そういうものをお...全文を見る
○衛藤(征)委員 今証券局長のお答えの百二十五条並びに五十八条、この適用、運用というのが難しい面もある、こういうことでありますが、今次発生しておりますところのこの証券不祥事、とりわけ株価操縦等の問題、あるいは健全性の問題等々、こういうことは多くの国民がこのことに関心を持っておるわ...全文を見る
○衛藤(征)委員 ただいま大臣の指摘されました五点のことでございますが、とりわけ行政サイドの責任問題でございますが、いわゆる監督不十分あるいは指導の徹底を欠いておる、こういうことを言われております。そういう中に、よく天下りの問題、こういうのが出まして、天下りをしておるからその指導...全文を見る
○衛藤(征)委員 行政に対する国民の一層の信頼を高めるために、大臣といたしましてさらなる御努力をお願い申し上げたいと思います。  次に、行政と同時にいわゆる業界に対する信頼というものを我々はさらに回復せねばならぬわけでありますが、とりわけ、いわゆる業界がどのような自主規制機能を...全文を見る
○衛藤(征)委員 今お二人から答弁がありましたけれども、私も自主規制機関の機能の充実強化、これが極めて大切である、このように考えておるのであります。  さて、ただいま長岡理事長、渡辺会長のお話の中にございました自主ルールをつくる、その自主ルールに法的ないわゆる権威を付与せねばな...全文を見る
○衛藤(征)委員 今回の損失補てんのそもそもの出どころというのは、最初はいわゆる国税調査であったわけなんでありますが、私が懸念するのは、この国税の調査でこれは損失補てんだ、このように認定されればいわゆる証取法違反の損失補てんになるのかどうか、この点について証券局長、お答え願います...全文を見る
○衛藤(征)委員 業界の参考人にお尋ねいたしますが、この法律というのは成立後三カ月後に施行されると思うのでありますが、この間に四百六十通を超すようなこの通達の内容等をきれいに振り分けしなきゃいけないわけなんですね。その作業等々につきましておおむねどれくらいかかるか、いつまでに目安...全文を見る
○衛藤(征)委員 時間がありませんが、最後に大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  先般行革審の方から証券・金融の不公正取引の基本的是正策に関する答申が出されました。九月十三日でありましたが、その中で特に検査・監視体制のあり方について大蔵大臣としてはどのような所見でございま...全文を見る
○衛藤(征)委員 当然、行革審の答申が出されたわけでありますから、政府、大蔵省としてはこれを尊重いたしまして、これに対する対応というものがなされなければならぬわけであります。  冒頭、大蔵大臣は、監視・監査の機構についてはいずれにいたしましても予算を伴うものであるがゆえに、この...全文を見る
○衛藤(征)委員 最近、大蔵省は、ワシントンで行われておりますところの証券監督者国際機構の会議、年次総会で、日米欧ともに銀行のBIS規制のような、証券会社にもいわゆる自己資本規制というものをつくるべきではないか、こういうことについて合意したかのような報道もあるのでありますが、その...全文を見る
○衛藤(征)委員 いずれにいたしましても、東京の市場というのはニューヨーク、ロンドン等世界の三大市場であることは間違いありません。
○衛藤(征)委員 また、いつも言われますようにロンドンにおいてもニューヨークにおいても日本の証券市場に対する期待というものは極めて大きい。これもそのとおりであります。それであるがゆえに、日本の証券市場、証券業界に対する国際的に通用するところの透明性、いわゆるディスクロージャーとい...全文を見る
○衛藤(征)委員 私が申し上げたいことは、この点につきましては十分にひとつそのことを踏まえていただきまして……
○衛藤(征)委員 その自己責任というものを大事にしていただくようにお願いをいたしまして、私の質問時間は二時間でありますが……
○衛藤(征)委員 同僚議員の方からそのことを補完をさせていただきたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
○衛藤(征)委員長代理 これにて沢田君の質疑は終了いたしました。  次に、草川昭三君。
○衛藤(征)委員長代理 これにて草川君の質疑は終了いたしました。  次に、冬柴鐵三君。
09月26日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号
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○衛藤(征)委員長代理 渡辺参考人、簡単に、質疑者の聞いたことを。
○衛藤(征)委員長代理 これにて渡辺君の質疑は終了いたしました。  次に、仙谷由人君。