衛藤征士郎

えとうせいしろう

小選挙区(大分県第二区)選出
自由民主党
当選回数13(参1)回

衛藤征士郎の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○衛藤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。何とぞよろしくお願い申し上げます。  本分科会は、法務省、外務省及び大蔵省所管について審査を行うことになっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴...全文を見る
○衛藤主査 この際、お諮りいたします。  ただいま前田法務大臣から申し出がありましたとおり、法務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○衛藤主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    平成七年度法務省所管予定経費要求説明書  平成七年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、法務省所管の一般会計予算額は、五千五百四十億三千四百万円であり、登記特別会計予算...全文を見る
○衛藤主査 以上をもちまして法務省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○衛藤主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○衛藤主査 これにて和田貞夫君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして法務省所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○衛藤主査 次に、大蔵省所管について、政府から説明を聴取いたします。武村大蔵大臣。
○衛藤主査 この際、お諮りいたします。  ただいま武村大蔵大臣から申し出がありましたとおり、大蔵省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○衛藤主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————  平成七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関收入支出予算に関する説明  平成七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所...全文を見る
○衛藤主査 以上をもちまして大蔵省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○衛藤主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○衛藤主査 これにて伊藤英成君の質疑は終了いたしました。  次に、近藤鉄雄君。
○衛藤主査 これにて近藤鉄雄君の質疑は終了いたしました。  次に、海江田万里君。
○衛藤主査 これにて海江田万里君の質疑は終了いたしました。  次に、矢島恒夫君。
○衛藤主査 これにて矢島恒夫君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして大蔵省所管についての質疑は終了いたしました。  次回は、明二十一日火曜日午前十時より開会し、外務省所管について審査を行うこととし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時四十三分散会
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○衛藤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  平成七年度一般会計予算、平成七年度特別会計予算及び平成七年度政府関係機関予算中外務省所管について、政府から説明を聴取いたします。河野外務大臣。
○衛藤主査 この際、お諮りいたします。  ただいま河野外務大臣から申し出がありましたとおり、外務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○衛藤主査 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ―――――――――――――    外務省所管平成七年度予算案の説明  外務省所管の平成七年度予算案について大要を御説明いたします。  予算総額は七千二百四十七億八千百九十四万九千円で、これを主要経費...全文を見る
○衛藤主査 以上をもちまして外務省所管についての説明は終わりました。     ―――――――――――――
○衛藤主査 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます。  なお、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入ります。  質疑の...全文を見る
○衛藤主査 これにて笹木竜三君の質疑は終了いたしました。  次に、江田五月君。
○衛藤主査 これにて江田五月君の質疑は終了いたしました。  次に、辻一彦君。
○衛藤主査 休憩前に引き続き会議を開きます。  外務省所管について質疑を続行いたします。前原誠司君。
○衛藤主査 これにて前原誠司君の質疑は終了いたしました。  次に、山原健二郎君。
○衛藤主査 これにて山原健二郎君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして外務省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  分科員各位の格段の御協力を賜りまして、本分科会の議事...全文を見る
02月22日第132回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○衛藤(征)委員 第二分科会における審査の経過について御報告申し上げます。  本分科会におきましても、二月二十日及び二十一日の両日審査を行いました。  質疑内容の詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものについて申し上げます。  まず、法務省関係...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、東京共同銀行問題、また行政改革の問題、さらには阪神・淡路大震災の復旧、復興等の件について質疑をいたしたいと思います。  冒頭に、東京共同銀行問題について大蔵大臣にただしたいと思います。  御案内のとおり、阪神・淡路地域にお...全文を見る
○衛藤(征)委員 この監督権限を委任されておる各都道府県知事でありますが、果たして各都道府県は信用組合の検査、監査能力は十分であるかということだと思うのです。先般、ある新聞が、この事件発覚後、緊急にアンケート調査をしておりました。この件につきまして、銀行局長、いかがですか。
○衛藤(征)委員 つまり、アンケートの調査結果を見ますと、都道府県知事は、各県は、お手上げなんですね。もう大蔵省にお返ししたい、こう言っているのでしょう、はっきり言って。私はそのように読み取りました。これは間違いないですね。
○衛藤(征)委員 つまり、監査、検査能力のない者にいわゆる権限を委任してさせておるというのが私は実態だと思うのですよ。極めて嘆かわしいと私は思うのですね。  例えば、東京都におきましても、調べて見ると、去年の十月ごろにはもうお手上げで、わかりやすく言いますと、東京都の信用組合課...全文を見る
○衛藤(征)委員 一昨年から大蔵省の方もお手伝いを始めているわけですね。これは、地方分権の立場からいたしまして、当然東京都の方から要請があって大蔵がお手伝いに入ったと思うのですね。これが平成五年。そして、御承知のとおり、これはひどいということで、指導項目を挙げまして、そして指導す...全文を見る
○衛藤(征)委員 いずれにいたしましても、わざわざ部長級の参事というものを設けまして検査、監査の徹底を図ろうとしたにもかかわらず、一向に充実できない、体制が整備できないという現状がこうした乱脈経営を露呈してしまったと私は思うのであります。  今国民の間にあっては、この乱脈経営が...全文を見る
○衛藤(征)委員 この日経記事の報道によりまして、両信組の預金が流動して動いたわけですね。そして、ざっくばらんなところ、東京都も大蔵省も大変緊張しているんですよ、いろいろ聞いてみますと。大変だ、この二つの信用組合が倒産するだろう、こういうことで大変緊張している。そして、また一方で...全文を見る
○衛藤(征)委員 こういう問題につきましては、大蔵省の行政の組織上、当然大臣とそして局長、ほとんどこの二人でこういうことについてのいろいろのことを進めてくるばずです。こういう問題について、例えば官房だとかあるいは他局にああだこうだということで御相談するはずはない。当然、秘密を守る...全文を見る
○衛藤(征)委員 十一月末、局長からのブリーフがいろいろある。そして、そのときに大蔵大臣は、一つはそういう銀行はつぶせ、こう言っているのですよ、はっきり。けしからぬと。そしてさらには、大蔵大臣は刑事責任まで追及しろと言っているのですよ。大蔵大臣が自分の口で言わないからあえて言いま...全文を見る
○衛藤(征)委員 業務改善命令を昨年の十二月八日に東京都知事が両信組に対して出しております。それは、協同組合による金融事業に関する法律第六条で準用する銀行法第二十六条の規定に基づいてやっているわけでありますが、「法令及び通達違反事項の是正を図ること。」「資産内容の健全化を図ること...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、大蔵大臣が昨年六月三十日に就任し、また局長が七月一日就任後、大変この問題に頭を痛めてきた。そしてこれは、平成五年の夏から大蔵省もお手伝いもずうっとしてきた。そして、途中で東京都が投げ出してしまった。日銀に助けを求めた、大蔵に助けを求めた。そこで、今申し上げ...全文を見る
○衛藤(征)委員 今、大蔵大臣のお話のありました、アメリカのSアンドLの問題ですね、私もこれは三年前、自民党の調査団の一員として現地を視察等々いたしました。それはそれで私もよく知っております。今、大蔵大臣から、自分のいわゆる熟慮に熟慮を重ねた決断をした、大蔵大臣として我が国の金融...全文を見る
○衛藤(征)委員 私が大蔵大臣の姿勢としてただしたいのは、この問題について特定の政治家が突出して関与する、あるいは歪曲させてしまう、あるいは公務員がこの問題にかかわっておる、そういうことがあれば大蔵大臣として断固処断をするんだ、また、その疑惑解明のためには大蔵大臣が先頭に立ってや...全文を見る
○衛藤(征)委員 私ども予算委員会といたしまして、委員長を通し、また議長を通しまして、東京都、大蔵省に対しまして、それぞれの資料を要求いたしました。預金者リスト、また融資先リスト、あるいは指導要綱、あるいは改善命令内容等々、私ども要求しておりますが、御案内のとおり極めて不十分であ...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、阪神・淡路大震災開運で、災害に強い国土形成、とりわけ国土軸の形成の問題とか、あるいはポスト四全総のあり方とかあるいは地震予知体制の一元化の問題とか、あるいは災害時における空中消火活動についての問題点とか、こういったことにつきましていろいろとお尋ねしたかった...全文を見る
○衛藤(征)委員 以上をもちまして終わります。ありがとうございました。
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○衛藤(征)委員 私は、自由民主党・自由連合を代表いたしまして、補正予算開運に対しまして、総理並びに関係閣僚に質問を申し上げます。  ただいま同僚の深谷理事からそれぞれ質問がございました。私の質問とダブっているところもあります。その辺のところは割愛をいたしますので、皆さんの御了...全文を見る
○衛藤(征)委員 御案内のとおり、来週はOECDの閣僚会議も始まりますし、またその後サミット、そして参議院選挙、そして秋の税制改正、さらには暮れの予算編成と、総理、関係閣僚におかれましては内外ともにスケジュールがメジロ押してございまして、どうか総理、ただいま所見表明されましたが、...全文を見る
○衛藤(征)委員 経企庁長官は、現状を踏んまえて今のままで大丈夫だ、こういうような御意見がありましたが、私はそうは思いません。極めて厳しい、このように思います。  それじゃ大臣にお尋ねしますが、潜在成長率程度の成長をなし遂げるに必要な公共投資額はどれくらいだとお考えになりますか...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、今は第一次補正でありますが、深谷筆頭理事の指摘したとおり、秋口等におきましてもやはり公共投資の追加をすべきだ、このように考えておりまして、せめて秋口には公共投資十兆円の、それくらいの積み増しをすべきだ、このように申し上げておきたいと思います。  次に、金...全文を見る
○衛藤(征)委員 ただいま大蔵大臣から、この不良債権の処理は五年をめどに決着する、こういう強い決意がありました。大変重大な決意であると私は思います。必ず、今大蔵大臣の御発言のとおり、五年をめどに不良債権処理問題を解消してほしい、このようにお願いしておきます。  なお、これにつき...全文を見る
○衛藤(征)委員 大蔵省の事務当局にお尋ねいたします。  土地の譲渡所得税の税収についてちょっとお尋ねしたいのですが、もとの二六%の段階のときに、これは平成元年でありますが、譲渡所得の税収はたしか十三兆三千億ぐらいあったのじゃございませんか。そしてこれを、平成四年に二六%を三九...全文を見る
○衛藤(征)委員 引き続きまして主税局長にお尋ねしたいのですが、平成六年度の土地譲渡所得税収、見込みで結構です。それから平成七年度、これを三九から三二・五%にしたわけですから、この辺のところを踏まえまして、この土地の譲渡所得税収の見込みはどれくらい見ておるのか、お尋ねします。 ...全文を見る
○衛藤(征)委員 政府の政策よろしきを得れば、大臣の仰せのとおり、地価のいわゆる高騰はない、このように御発言でありますが、私もそのように思っておるわけであります。  私の手元に「景気の先行きに不透明感を見る「日銀春の情勢判断」」という情勢判断資料があるのです。これは日銀が平成六...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、少子・高齢化社会が目の前に迫ってきている現状を思うときに、今の国の力が若々しいときにやはり備えておくべきだ、このように思います。  今手元に、厚生省が試算いたしました、中長期的な社会保障の負担率の問題とか、いわゆる国民負担率の問題等が試算されておるわけで...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、景気が極めて厳しいという認識に立っておりますから、ぜひ所得税減税は引き続き来年度も実施されるように強く要求しておきたいと思います。  次に、景気対策の一環でありますが、証券市場の活性化対策についてお尋ね申し上げたいと思います。  まず第一点の、みなし配...全文を見る
○衛藤(征)委員 同じく証券市場の活性化対策として、有価証券取引税の軽減、撤廃を私は強く要求したいと思います。この問題につきましては、武村大蔵大臣の財政演説の中にも触れられておるわけでありまして、ぜひとも先進国並みの有価証券取引税の横並びの制度にすべきだ、このように思います。 ...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は、主税局長にお尋ねしたいのでありますが、恐らく主税局長の頭の中は、有価証券取引税を撤廃すると大変な歳入減を起こす、このようにお考えになっておると思いますが、一体、昨年度あるいは一昨年度、この二年間の税収はどれくらいあったのですかお尋ねしておきたいと思います。
○衛藤(征)委員 主税局長にお尋ねをいたしますが、もし有価証券取引税を廃止した場合に、例えばキャピタルゲイン税が増収になり、法人税の増収になりとかあるいは企業マインドが好転して設備投資や個人消費の拡大で有効需要が生まれるとか、そういうような試算をまじめにしたことがありますか、お尋...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は大蔵大臣、主税局長にお願いをしておきますが、有価証券取引税を撤廃した場合、例えば、株価上昇等出来高増高によるキャピタルゲインの増がどういうものになるとか、あるいは機関投資家や証券会社の負担減による利益かさ上げ効果で法人税が幾ら増収になるとか、あるいは財産評価...全文を見る
06月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○衛藤(征)委員 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表して、証人出頭要求に関する動議を提出いたします。(発言する者あり)  このたびの予算の実施状況に関する件の調査に関し、旧東京協和・安全両信用組合問題について、山口敏夫君及び中西啓介君を証人...全文を見る
06月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第33号
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○衛藤(征)委員 私は、自由民主党を代表して、中西証人に対し尋問をいたします。  証人、あなたは株式会社サンティの顧問になっていますが、いつから顧問に就任したのかまた顧問料は幾らもらっておられるか、お尋ねをいたします。  また、ただいま委員長の尋問に対しまして、イ・アイ・イ・...全文を見る
○衛藤(征)委員 私は証人に、この会社の実質的なオーナーはどなたかとお尋ねをしたわけですが、いかがですか。
○衛藤(征)委員 これは全くおかしなことでございまして、いかにも、証人の答弁を聞きますと、フェスタコーポレーションと証人は全く無関係であるというふうな印象を与えますが、これは事実に反していると思いますよ。先ほど中西証人は私の尋問に対して、株式会社サンティの顧問であり、なおかつ平成...全文を見る
○衛藤(征)委員 中西証人のお答えは極めて不自然であります。  なぜ私が株式会社和興開発を出したか。これはかって和興開発が国土利用計画法違反で地検に摘発されましたときに顧問弁護士を務めたのは、言うまでもなく田中森一弁護士でありました。  また、この田中森一弁護士をお世話したの...全文を見る
○衛藤(征)委員 もう一点お尋ねいたします。  小沢一郎代議士を高橋氏に紹介したのはあなたですね。高橋氏は三月九日の本院の証人喚問で、あなたとは古いつき合いでじっこんの仲だと、また、高橋氏は参議院の証人喚問のときも、中西氏か山口氏かのどちらかに小沢一郎さんを紹介していただいた、...全文を見る
○衛藤(征)委員 本日は、証人、私が尋問する立場でありますから、もうこれ以上のことは申しませんが、持ち時間が参りましたので、以下の関連尋問は中島洋次郎君に譲ります。(発言する者あり)
08月24日第133回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) このたび防衛庁長官を拝命いたしました衛藤征士郎でございます。  委員長初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  国内外の諸情勢が目まぐるしく変化しているこの時期に我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることとなり、その使...全文を見る
09月14日第133回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 防衛庁長官の衛藤征士郎でございます。  国内外の諸情勢が目まぐるしく変化しているこの時期に、我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることとなり、その使命と責任の重大さを痛感している次第であります。  私は、我が国の平和と独立を守...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 数項目についての笠原委員の質問でありますが、まず、私の防衛についての基本的な考え方を申し上げたいと思います。  それは、一つは軍事大国化の道を歩まない、憲法を守る、そして非核三原則を守る、こういう立場で、あくまでも専守防衛に徹する、こういうことでござ...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 続委員にお答え申し上げます。  今御指摘をいただきましたことについては、十分承知をしております。
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答えを申し上げます。  防衛庁の定員の問題でございますが、これはいわば平時における定員ではございませんでして、有事における定員の一つの枠を示したものでございまして、一般公務員につきましてはいわゆる平時における行政需要を前提とした定員であります。防衛...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 確かに、続委員御指摘のように、充足率は大変低うございます。  私といたしましても、有事におけるこの定数の枠、そして平時における充足卒、この乖離というものが我が国のいわゆる財政事情、そういうものにも起因しておりますし、さらには私どもといたしましては、優...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 承知しました。
○国務大臣(衛藤征士郎君) ただいま山口委員の御指摘がございましたが、予算書にしろ決算書にしろ、これは国民にとってわかりやすく、しかも簡素であることが望ましい、当然でございましょう。  私も地方の首長の経験がございますし、山口委員もそのとおりだと承っておりますが、防衛庁の中で工...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 聴濤委員にお答え申し上げます。  九月二十七日の2プラス2、日米安全保障協議委員会でございますが、この席におきまして、今御指摘のありましたことにつきましては新しく協定をいたしたいと思っております。つまり、現行の特別協定が来年三月で失効いたしますので、...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 御指摘いただきましたように、ハワイにおけるペリー国防長官との会合におきましてACSAの導入についても話題にはなりました。しかし、PKOにACSAを適用するか否かとかいう具体的な枠組み等につきましては、何ら確定的なことを私の方では申し上げておりません。
○国務大臣(衛藤征士郎君) 冷戦後の日米安保体制のあり方は、これから国会の場で議論される問題だと考えておりますし、また今、聴濤委員御指摘の日米首脳会談に向けた前防衛庁長官の話等々いろいろの検討がございますが、私は ずれにいたしましても、こうした検討は日米安保条約の実質的な改正を行...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 小島委員からただいま北東アジアの軍事情勢に対する御見識が指摘されました。ほぼ私も同じような考えを持っておるわけでございます。  ロシアにつきましても、依然として我が国周辺地域の安全に対する不安定要因になっていることは間違いない、このようにも思っており...全文を見る
10月11日第134回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○衛藤国務大臣 お答え申し上げます。  沖縄の基地は、御案内のとおり我が国の在日米軍基地の七五%がここに集約をしておるわけでありまして、この問題からいたしましても、沖縄県、また県民の皆さんには大きな負担がかかっておる、こういうことでもございます。  政府といたしましても、今日...全文を見る
10月12日第134回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○衛藤国務大臣 松田委員にお答えを申し上げます。  先般、この署名拒否の理由につきまして知事から文書を受け取っております。正確を期するために、この点について私の方から申し上げたいと思います。  まず第一点は、沖縄県の米軍基地が米軍統治下の布令布告により地主の同意も得ずに強権的...全文を見る
○衛藤国務大臣 松田委員にお答えいたします。  大変大所高所からの沖縄支援についての御提言をいただきまして、まことにありがとうございました。  私から申し上げるまでもありませんが、委員御案内のとおり、沖縄県の基地関係周辺対策事業につきましては、障害防止事業あるいは民生安定事業...全文を見る
○衛藤国務大臣 松田委員にお答えを申し上げます。  委員御指摘のように、私もPKO法見直しの一つの問題点といたしまして、武器使用のあり方が問題になってくると思います。  いずれにいたしましても、私どもといたしましては、国会等における議論を十分に踏まえながら、現行法のもとでの運...全文を見る
○衛藤国務大臣 東中委員にお答えを申し上げますが、今までの沖縄基地の返還の経緯について正確に申し上げたいと思うんですが、御指摘いただきましたとおり、沖縄復帰時におきましては八十三施設、約二万七千八百ヘクタールございましたが、二十年後の現在、平成七年九月三十日現在で四十四施設を返還...全文を見る
10月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○衛藤国務大臣 安倍委員にお答えを申し上げます。  御案内のとおり、中国は最近とみに軍事費を増強しておりまして、一九九四年を見ますと、対前年度比で、財政支出に対する軍事費の割合が約一〇%、伸び率にいたしまして二二・四五%、また一九九五年は、同じく財政支出に対する軍事費の割合が九...全文を見る
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) お答えを申し上げます。  北朝鮮の核兵器開発問題につきましては、防衛庁としては、この問題は我が国の安全に影響を及ぼす重大な問題であると、かように認識をしております。
○国務大臣(衛藤征士郎君) 沖縄開発庁長官がお答えの前に、基地問題にかかわる問題ですから、防衛庁長官としてお答えを申し上げたいと思います。  委員御指摘のとおり、沖縄が本土復帰した、それは昭和四十七年五月十五日でありますが、それから今日まで沖縄の基地の返還が遅々として進まない、...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 照屋委員にお答えいたします。  沖縄の米軍基地は米軍統治下の布令と布告によりまして強権的に接収、構築されてきたわけでありまして、そういう意味では本土における米軍基地とは違う面があるわけであります。この点を私どもは留意する必要があるということでありまし...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  沖縄の基地の問題につきましては、去る九月二十七日、ニューヨークにおける2プラス2の会合におきましても共同発表の第五項目に特記したところでございます。その項目におきましても、沖縄の基地の整理統合につきまして積極的に取り組むという...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  普天間の飛行場の返還の問題でありますが、これは既に十事案の中に一部返還ということが検討項目に入っておるわけでありまして、その問題につきましても引き続き私どもとしては努力をしてまいりたいと思います。もちろん、この一部返還を含む十...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) この問題につきましては、先ほど総理の御答弁のように内閣を挙げての問題でございまして、官房長官、外務大臣、沖縄開発庁長官、不肖防衛庁長官、四者、各閣僚がその都度集まりまして協議をしておることでございますしかるに、私が沖縄を訪問することになりますれば政府を...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 聴濤委員にこの事実経過だけ正確にお伝え申し上げたいと思います。  九月二十七日のニューヨークにおける2プラス2、日米安全保障協議委員会の共同発表におきまして第五項目にわざわざそのことをうたいとげたわけであります。  ちょっと読み上げたいと思うんです...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 島袋委員にお答えいたします。  今、委員御指摘の件でありますが、二十三事案プラス三事案等すべてが返還された場合、沖縄の基地の面積がおおむね九%から一〇%程度削減されるのではないか、このように思います。よろしいでしょうか。
○国務大臣(衛藤征士郎君) それから、全国の施設・区域面積に対する割合でございますが、平成七年九月三十日現在では沖縄県には米軍施設は七五%、すべて委員御指摘のように返還されたと仮定した場合、七三%になります。  以上であります。
10月17日第134回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○衛藤国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて防衛庁職員の給与の改定等を...全文を見る
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 清水委員にお答えいたします。  この沖縄問題の解決につきましては、先般総理が御答弁されましたとおり、内閣一体となってこの問題に取り組むというのがまず基本の姿勢でございます。私もその基本姿勢に立ちまして誠心誠意知事との会談に臨みたい、このように考えてお...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 沖縄の基地の整理統合、結果として縮小については政府も今まで努力をしてまいりましたが、昨日もお答えいたしましたとおり、まだまだ政府の努力は不足するものがあったと、私はそのように申し上げておるわけであります。  そこで、政府を代表いたしまして沖縄に参りま...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 在沖縄の米軍の第三海兵師団の占める基地の面積がいかほどであって、そしてそれが撤去された場合というような前提がついておりますが、実はそういったことについてはまだ一度も検討したことはございません。  また、御案内のとおり、これはまさに日米安保条約に基づく...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 委員御指摘のとおり、三事案の中で県道一〇四号線越え実弾射撃訓練の問題ですね、この件につきまして地位協定の中における日米合同委員会の中に特別作業班が設置されました。これが十月五日で、第一回の会合が十月十二日に開かれたわけでありまして、実質的にはこの特別作...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 御指摘の問題につきましては、二十四、二十五の二日間にわたりまして沖縄に参りますし、また大田知事が同行くださいますので、十分知事のお話も承り、ただいま御指摘のありましたことについての実態もしっかりと把握しておきたいと思います。
10月18日第134回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  御案内のとおり、二十三事案プラス三事案、こういう問題については逐次今返還に向けての作業が進んでおる。また、この事案については基本的には日米双方におきまして返還の合意が成り、手続を進めようというそういう合意が相なっておるわけであ...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 我が国の国土の○・六%の面積、この沖縄県に対しまして在日米軍の基地が七五%あると。二十三事案プラス三事案全部、この返還が済みましても七三%になる、こういうことでございまして、私は今、委員御指摘のとおり、この沖縄の基地の効率的な運用がさらに考えられないか...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○衛藤国務大臣 去る八月八日、防衛庁長官を拝命いたしました衛藤征士郎であります。  神田委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  国内外の諸情勢が目まぐるしく変化しているこの時期に、我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることになり、その...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○衛藤国務大臣 まず事実関係についてお答えを申し上げたいのでありますが、昨日官邸におきまして、防衛施設庁長官、古川官房副長官、折田外務省北米局長、この三者が沖縄問題につきまして会合したのはそのとおりであります。この三者の会合の席において、ただいま委員御指摘がございましたような発言...全文を見る
○衛藤国務大臣 ただいま宝珠山施設庁長官が答弁いたしましたとおり、総理の頭を整理していただいた上で地方自治法の規定に従い云々、こういうような発言を記者懇でやったというようなことでありますが、今委員御指摘のようなこと等々につきましても、任命権者である防衛庁長官といたしまして、この事...全文を見る
10月19日第134回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) ただいま議題となりました国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇等に関する法律案について、その提案理由及び内答の概要を御説明いたします。  防衛庁といたしましては、国際社会の平和と安定のためには、軍備管理・軍縮または人道支援の分野における国際社会の努...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 委員にお答えを申し上げます。  第一点のいわゆる安保、またそれに裏打ちされるところの地位協定の問題でございますが、これにつきましては、言うまでもなく我が国の安全を確かに守り抜くために、確保するために我が国の専守防衛努力と、そしてもう一つの柱として日米...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 国際平和協力法の見直しにつきましては、ただいま官房長官が答弁されたことに尽きるわけであります。また、本庁におきましても、官房長官から関係省庁の協力を得つつ所要の作業を開始するよう指示がありましたので検討を開始しておる、こういうことであります。
○国務大臣(衛藤征士郎君) 御指摘の件につきましては教訓、反省事項の中でも最たるものでございまして、この問題につきましてはこれまで国会等におきましても議論をされておりますし、またいわゆる国際平和協力法の見直しに当たってもこの問題が見直しの検討項目に入ってくる、このように認識をして...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 村山総理も予算委員会で御答弁されましたが、一つは日米安保を堅持する、それからもう一点は沖縄が置かれておる戦後五十年の特別な状態、状況というものをしっかり踏まえて問題の解決に当たる。そして、この問題については、特に知事が機関委任事務であります署名押印の拒...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  七八年十一月の日米防衛協力のための指針、それに取ってかわる新しい指針をつくる、そういうふうなことを決めたということはございません。
○国務大臣(衛藤征士郎君) 防衛庁は防衛庁として粛々として行政事務を執行しておるわけでありまして、ただいま答弁申し上げたとおりであります。
○国務大臣(衛藤征士郎君) 十一月のクリントン大統領来日の折の村山・クリントン共同文書、それにどういうことを盛り込むかについては日米双方の事務方で今詰めておるところでありまして、防衛局長の方から今までの経緯について説明をいたさせます。
○国務大臣(衛藤征士郎君) ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて防衛庁職員...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) これは外務省の所管だそうでありますが、防衛庁長官として答弁をいたします。  F15の墜落事故は極めて遺憾な事故でありまして、時あたかもこの沖縄の基地問題等につきまして国会におきましてもいろいろと審議が行われているところであります。防衛庁といたしまして...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答えを申し上げます。  御案内のとおり、我が国の制空権を航空自衛隊がしっかり担保しておるわけでございまして、そのためには御案内のとおり二十四時間体制を組んで事に当たっておるわけであります。この事故につきまして、事故の原因究明をすると同時に、一方では...全文を見る
10月20日第134回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○衛藤国務大臣 ただいま議題となりました国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛庁といたしましては、国際社会の平和と安定のためには、軍備管理・軍縮または人道支援の分野における国際社会の努力に積極的に...全文を見る
○衛藤国務大臣 先般沖縄で発生いたしました少女に対する暴行事件、極めて痛ましい遺憾な事件でありまして、私ども早速米側に、このことについての強い抗議と、事件の再発防止のために軍人の教育訓練、綱紀粛正、またさらには周辺地域の皆さんとの十分なコミュニケーションの促進、そういうことをそれ...全文を見る
○衛藤国務大臣 確かに御指摘のとおり、戦後五十年たちまして、しかも冷戦構造が一応終わりを告げた、ポスト冷戦のこの国際政治、経済、軍事情勢の中における我が国の安全保障のあり方、そういうものをもっともっと積極的に議論すべきだと思います。  そこで、防衛庁といたしましては、昭和五十一...全文を見る
○衛藤国務大臣 野田委員の御指摘のとおりでありまして、私も全く同じ考えを持っておりますし、これから、沖縄の問題につきましても、また我が国の安全保障の問題につきましても、単にセントラル、中央だけの問題ではなく、ローカルの問題として、全部の国民の共有の、共通の問題としてこういったこと...全文を見る
○衛藤国務大臣 極めて示唆に富んだ、含蓄のあるお考えでございまして、私ども十分にそのこともしっかり受けとめて今後対応してまいりたい、かように考えております。ありがとうございました。
○衛藤国務大臣 御審議をいただいております本法案に基づいて派遣するわけであります。したがって、防衛庁の職員の識見とか技能とか国際機関からの要請等を考慮して、本法に規定されたものに基づいて本体の業務を行うわけでありまして、そういう懸念が起こらないようにしてまいりたい、このように考え...全文を見る
○衛藤国務大臣 まず冒頭に私の方から、このたびの前防衛施設庁長官宝珠山氏の発言が沖縄県民の皆さんに大変な御迷惑をおかけしたこと、また国会の皆さんにも大変御迷惑をおかけしたことをまずおわびを申し上げたいと思います。  宝珠山前防衛施設庁長官は、昨日、私の方に退職願いを出しました。...全文を見る
○衛藤国務大臣 当時、私は衆議院の予算委員会の理事をしておりました。また、昨年九月の宝珠山発言というものは、私は、配慮に欠けた発言である、このように考えておりました。  以上です。
○衛藤国務大臣 配慮がない、欠けておる、こういうふうに思っておりました。
○衛藤国務大臣 それは任命権者が判断する問題でありまして、そのことについては私の方からは発言を差し控えたいと思います。
○衛藤国務大臣 大田知事は、この問題につきまして、まず基本的な考え方として国と対峙、対決、対立するものではないというメッセージを送ってまいりました。私もそれをしかと受けとめまして、私どもが用意する交渉のテーブルにぜひ着いていただきたい、そして解決に向けたお話を始めさせていただきた...全文を見る
○衛藤国務大臣 それは政府と沖縄県御当局で詰め合わせをした日程でありますから、極めて重いものであります。国会の日程の調整が整えば、また国会日程に支障がなければ、私としては変更はございません。
○衛藤国務大臣 私は昭和四十年に、これは学生時代でありましたが、沖縄の米軍基地、特に瑞慶覧のキャンプを訪れまして基地の実態を視察いたしたことがありますし、また、同じように昭和四十年の、これは暮れでありましたが、韓国に参りまして、板門店の基地を視察し、いわゆる停戦ライン等の視察と米...全文を見る
○衛藤国務大臣 この地位協定の問題の中で、十七条50項のことについてでありますが、これはあくまでも現在作業が進んでおります合同委員会における日米専門家委員会の結論を踏まえて対応を考えていきたい、このように考えております。  どういう結論が出るかわかりませんが、私どもといたしまし...全文を見る
○衛藤国務大臣 若干というよりも大変誤解があるようでございますから申し上げたいと思いますが、茨城県の百里基地における記者会見で私が申し上げましたことは、身柄の引き渡しについて十七条50項のそれぞれの縛りがある、しかし、外務省が努力をすることによって起訴前であっても身柄が引き渡せる...全文を見る
○衛藤国務大臣 基地の返還の問題でありますが、よく整理統合、縮小が全く進んでないというような御意見が出たりするわけでありますが、実はそうではございません。  沖縄返還が昭和四十七年五月十五日でありますが、その前の年の返還協定締結時、昭和四十六年の六月十七日現在で見ましても、この...全文を見る
○衛藤国務大臣 沖縄の県民の皆さんは、また大出先生もさようでありましょう、沖縄のいわゆる基地が沖縄の復帰のときにお約束されたようにすべて本土並みに、こういうようなことでございまするから、最終的にはそのようになるように我々としてはあらゆる努力をせねばならぬと思います。  ただ、こ...全文を見る
○衛藤国務大臣 まず第一点の日米双方で合意された残りの十事案、この十事案の速やかなる返還、これについてはあらゆる努力をいたします。必ず十事案返還いたしたいと思います。  それから、沖縄の県道一〇四号線越えの実弾射撃訓練場の本土移設、分散、これにつきましては、概算要求でも要求して...全文を見る
○衛藤国務大臣 この問題につきましては御指摘のとおりでございまして、訴訟に持ち込まれますと大変なことになるわけであります。ですから、それがよくわかっておりますので、私ども、総理の方針のとおり話し合いでと言っているわけでありまして、これを総理の署名を強要するようなことをしたらもう大...全文を見る
○衛藤国務大臣 くどいようでありますが、五カ所が調査されるわけですから、調査結果が出てここだここだとなれば、それは腹を決めてそのとおりやります。
○衛藤国務大臣 大出先生から十七条、十八条のことが今提言されておりますが、まずは十七条、この日米合同委員会における専門家会議の結果が出ますから、まずはそれです。そして、それを踏まえて次の段階に、今先生の御指摘のこともこれからの問題だと思います。  十分腹の中に置いておるわけであ...全文を見る
○衛藤国務大臣 月末にペリー国防長官がおいでになりますので、今大出先生が御指摘されたことを十分に踏まえて話をいたしますし、また十一月、APECのときにおける村山・クリントン会談におきましても、沖縄県民の基地に対する気持ち、また今まで国会で議論してきたこと、こういったことが十分反映...全文を見る
○衛藤国務大臣 理性的でないという、それには私は同調できません。国の方針といたしまして、沖縄の基地の整理統合、そしてこれからの縮小、そういったことにつきましては、国会の論戦の場でも総理、外務大臣、官房長官、私も答弁してきたとおりであります。それは、一つの国の方針が出ているわけであ...全文を見る
○衛藤国務大臣 地位協定の中に合同委員会の設置がうたわれ、また、その合同委員会では日米間のこうした問題についてはあらゆる議題を議題として、そして話し合うことができる、こうなっていることは御承知のとおりでありますから、私どもといたしましては、今まで合意してきたこと、手続が始まったこ...全文を見る
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○衛藤国務大臣 沖縄の基地の整理統合、縮小につきましては、従前、政府も努力してまいりました。しかし、御案内のとおり、二十三事案プラス三事案につきましても、まだまだ努力不足は否めない、私はこのように思っておる次第でございまして、この戦後五十年の節目に当たりまして、村山 総理のお答...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 依田委員にお答えを申し上げますが、御案内のとおり、世界じゅうで、その一国のみで国の安全を確保できるという国はないと思います。また、一国のみで平和を達成できるという国もないと思います。そういう意味で、我が国におきましても我が国の力のみで我が国の確かな安全...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 依田委員にお答えを申し上げます。  冷戦下の安保体制、これは御案内のとおり、どちらかといえば紛争を抑制するためのもの、あるいは我が国に対する侵入、侵略等を抑制する、そういうような側面から安保体制を見ておりました。ポスト冷戦にありましては、これに加うる...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  この問題は、確かに国の機関委任事務でございまして、行政事務行為でございますが、しかし一方におきましては、沖縄の基地問題についてはやはり政治的な配慮とかあるいは政治的な要素が多分にございます。  そこで、この問題の解決に向けま...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) お答え申し上げます。  この内閣は御案内のとおり三党連立の内閣でございまして、そういう立場からいたしましても、まず三党の沖縄問題に対する考え方が一致せねばならぬ、これが一つであります。  そこで、政府といたしましては、与党イコール政府、政府イコール...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 我が国を取り巻く周辺の国際政治情勢あるいは軍事情勢、そういうようなものにつきまして総理から判断をいただきたいと思うのでありますが、御案内のとおり、冷戦後、確かに世界的な規模の戦争とかそういったことは考えられない、このように思っております。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 御案内のとおり、日米両国間の相互協力及び安全保障条約の中で、きょうの午前中も審議されました第五条、第六条、御案内のとおりでありますが、この第五条と第六条が担保されることによって第二条に規定された内容がより実効が上がる、こういうことだと私は思っておるわけ...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 島袋委員にお答えを申し上げます。  この基地の整理統合、縮小につきましては、かねて政府も努力してまいりましたが、努力不足の面もあったことは否めない、このような認識に立ちまして、村山総理がこの問題については内閣の命運をかける、そして内閣一体となってこの...全文を見る
○国務大臣(衛藤征士郎君) 先ほどの委員の方にもお答え申し上げたんですが、この沖縄の基地というものが、本土における基地と同じように、日米安保条約の五条、六条、こういうものから私ども日米安保条約の必要性を考え、またそのしっかりとした担保を日本政府がしなければならないということで取り...全文を見る
11月02日第134回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 沖縄の基地の問題の解決に向けた高いレベルでの検討をすべきだという松田議員の御指摘でありますが、ただいま河野外務大臣のお答えのとおり、新たな協議の場を設置することが日米間で合意されました。この新たな協議の場におきましては、防衛庁からも局長クラスのほか防衛...全文を見る
11月08日第134回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 高野議員にお答えをいたします。  沖縄県の振興開発政策につきましては、ただいま万般の問題につきまして総理から御答弁がございました。私に対しましては、基地の代償としての沖縄振興のための具体的な支援に限って質問がございましたので、お答えを申し上げたいと思...全文を見る
11月09日第134回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○衛藤国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  昭和五十一年に、坂田防衛庁長官のときにつくられました防衛大綱、これが二十年たちまして、このたび、私どものときに新防衛大綱をつくる、こういうことになったわけでございます。  ただいま渡瀬議員からいろいろと御高説がございました。...全文を見る
○衛藤国務大臣 お答えを申し上げます。  今渡瀬議員御指摘のように、我が国の専守防衛力、防衛基盤の確立というものは、確かに一面におきましては、各論を明確に位置づけをいたしまして、そして総論がその後についてきた、こういうような位置づけをした面も否定できないと思います。  しかし...全文を見る
○衛藤国務大臣 まず中国に対する認識でございますが、御指摘のとおり、中国は近年国防費を大幅に増額をしておりますし、また、国防力につきましては、量から質への転換を図っております。一九九四年、一九九五年度は、対前年度比で国防費は二〇%以上の増加を見ておりまして、海空軍力の近代化は目覚...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、国際平和協力法の見直しにつきましては、八月十日で施行後三年が経過したわけでありまして、政府といたしましては、見直し時期を迎えたということから検討を開始したところでございます。今後、見直しに当たりましては、既に終了いたしましたカンボジア、モザンビーク...全文を見る
○衛藤国務大臣 ただいま渡瀬委員から御指摘のありました大規模災害等への対応、こういうようなことでございますが、防衛庁といたしましては、大規模な災害等につきましては、言うまでもなく人命または財産の保護を必要とする各種の事態に際して、関係機関から自衛隊による対応が要請される場合などに...全文を見る
○衛藤国務大臣 御指摘のとおり、我が国の防衛産業というのは、ある意味では我が国の防衛基盤の一環をなすものである、私はそういう認識に立っております。御指摘のようなことが大変心配をされておるわけでございまして、装備面から見ました防衛力は、工業力を中心とする国の産業力、基盤でありますか...全文を見る
○衛藤国務大臣 長い間、自衛隊の存在とかあるいは日米安保体制とかこういうことにつきまして我が国の主要な政党の中でもいろいろと議論がありまして、むしろ否定的に見ておる政党もありました。しかし、ここ数年の間に環境が随分変わってきたわけでございまして、大きな全国市町村の組合、自治労とか...全文を見る
○衛藤国務大臣 浜田議員にお答えを申し上げます。  脅威の問題でございますが、脅威は、侵略し得る能力と侵略しようとする意図が結びついて顕在化するものでありますが、意図というものは変化いたしますし、また、我が国の防衛を考える場合には、我が国周辺における軍事能力について配慮する必要...全文を見る
○衛藤国務大臣 基本的には浜田議員と全く同じ認識に立っております。  御案内のとおり、冷戦下におきましては、地域の紛争諸問題解決のために関係国が主体的な立場に立って積極的にその紛争を解決する、そういう行動をしておりますために、結果的には不透明感とか不安定とか不確実性が増してきて...全文を見る
○衛藤国務大臣 中東和平実現に向けまして一貫して努力してこられましたラビン首相がテロの凶弾に倒れたことは、まことに残念であります。私も、先日駐日イスラエル大使館に弔問にお伺いをいたしまして、駐日大使に哀悼の意を表した次第であります。  首相代行にペレス外相がおつきになりましたけ...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、UNDOFと中東和平というのは二つのものでありまして、もっとはっきり言えば、ポストUNDOFですね、UNDOFの後に中東和平がこれから進められるわけでありますから、私どももそういう認識に立って、引き続きこれからも中東和平のしっかりとした足取りがここ...全文を見る
○衛藤国務大臣 UNDOFに携行する武器の問題でございますが、確かにゴラン高原におきましては二十年間一発の銃声も響いていないというような、そういう比較的平和な環境にあることも十分承知はしております。私は防衛庁長官といたしまして、カナダ部隊が担当するUNDOFをそのまま日本が引き継...全文を見る
○衛藤国務大臣 今防衛局長も答弁いたしましたが、大きな見直しの視点の三つの中の一つに災害対策等に対する派遣出動というものがあるわけでありまして、これは極めて大きな要素を占めている、このように思います。  ですから、しっかりとした災害派遣、そういうものがなされるように、御案内のと...全文を見る
○衛藤国務大臣 基本的には、量がコンパクトになる、質的にはレベルアップする、こういうことでございまして、その辺のところは、装備面を含め、あるいは人的なそういう面の手当ても含めまして、しっかり対処をしておる次第であります。  なお、子細について、ちょっと防衛局長の方から答弁させた...全文を見る
○衛藤国務大臣 特に大切な視点といたしまして、情報機能の強化ということをこの新大綱の中で、ただいま浜田委員御指摘された面を補完する意味で、情報の収集、解析、伝達、そうした機能強化をしっかりと図る所存であります。
○衛藤国務大臣 基地の規模縮小等々、こういう問題についての御懸念でございますが、これにつきましては、合理化とか効率化を進める一方におきまして、必要な機能の充実、そして防衛力の質的な充実を図るということを基盤といたしまして、結果的にはそういう事態が起こらないようにいたします。  ...全文を見る
○衛藤国務大臣 浜田議員が御指摘されました自民党の「今後の防衛力のあり方」の提案、防衛庁としては大変重く受けとめております。  また、御指摘をいただきました点につきましては、御案内のとおり、国の防衛とかあるいは一国の安全保障というものは、単に一国のひとりの力で達成できるものでは...全文を見る
○衛藤国務大臣 今回、沖縄で起きました不幸な事件、極めて遺憾でありまして、残念に思っております。再発の防止あるいは在日米軍の綱紀粛正、そういうことにつきましても訓練面につきましても再考を促したい、このように思っております。  なお、御指摘の点でありますが、沖縄の基地問題、これは...全文を見る
○衛藤国務大臣 お答えを申し上げます。  物品役務融通協定、つまりACSAでございますが、これは、昭和六十三年の第十八回日米安保事務レベル協議、SSCにおける日米間の話し合いを受けまして、現在、この仕組みの導入にかかわる法的な側面等について検討しておるわけでありまして、また在日...全文を見る
○衛藤国務大臣 どちらに重点を置くかということでございますが、先生御指摘のとおりでありまして、私どもは、我が国を取り巻く国際情勢、軍事情勢は極めて不透明、不確実、不安定なものである、そういうところにアクセントを置いておるということでございます。
○衛藤国務大臣 社会党の認識よりももっと厳しく現実を踏まえておる、こういうことであります。
○衛藤国務大臣 国際的なトレンドとして軍縮・軍備管理があることも事実であります。  しかし、今議員御指摘のような我が国周辺の軍事情勢、そういった問題をとらえてみますと、私ども政府として新防衛大綱に示したそういう基本認識をとることがいいのではないか、このように思っております。
○衛藤国務大臣 一国のみで国の確かな安全を確保することはできません。当然その前提となるものは、日米安保体制というものをしっかり踏まえた我が国の防衛力のあり方、こういうものが検討されましたし、またさらには、単に安全保障、防衛力という面のみならず、外交あるいは政治あるいは経済の安定、...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、ヨーロッパと違いまして、アジア・太平洋地域におきましては、その国々のよって成り立つ政治とかあるいは経済とか、そういうような発展過程も違いますし、また、NATOのような一つの信頼関係でもって構成された地域集団安全保障体制というものはアジアでは急にはな...全文を見る
○衛藤国務大臣 ポスト冷戦のいわゆる九五新防衛大綱、その前提となっておりますものは、まず日米安保体制、そして我が国の専守防衛の基盤的防衛力整備、こういうことになっておるわけでございます。  結論といたしまして、ナイ・イニシアチブ、すなわちナイ報告に見られますように、十万人の前方...全文を見る
○衛藤国務大臣 連立政権ではございますが、各党それぞれの立場がございまして、各党の立場について防衛庁長官として論評することはいささか避けたいとは思いますが、あくまでもそういうことも視野に入れて、政府、防衛庁としての考え方をここで申し述べておるつもりでございます。
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、昭和五十一年にできました防衛大綱、それが二十年たちました。そして冷戦が終えんし、ポスト冷戦の新大綱というものを私ども政府としてお示しし、そしてこれから連立与党のそれぞれの政策調整機関で盛んな真剣なこれについての議論が行われるものと。私どもは、政府と...全文を見る
○衛藤国務大臣 集団的自衛権の行使、これは国際法上認められておりますが、我が国は憲法上これを、この範囲は許されない範囲である、そういう認識に立っておるわけでございます。
○衛藤国務大臣 ポスト冷戦、この時期にありまして、確かに、愛知議員御指摘のとおり、これから国際環境、軍事情勢、いろいろと激しく動くだろうと思います。とりわけ、これから年末にありますロシアの下院選挙、またロシアの来年六月の大統領選挙、さらには来年十一月の米大統領選挙、そういうものも...全文を見る
○衛藤国務大臣 御指摘のとおり、安全保障というものは国の存立の根幹にかかわる問題でございますし、全く御指摘のとおりだと私も思っております。  また、こういった新大綱をお示しするその国内の政治環境、こういうことも今御指摘がありましたが、私は、自衛隊の問題あるいは日米安保体制、こう...全文を見る
○衛藤国務大臣 日米安保体制に対する定義あるいは評価が、若干そのような意見の分かれるところであるということも認識をしております。  それは、我が国にありましては長い間いわゆる第二の政党でありました社会党が、自衛隊を認めず、また日米安保体制に反対する、そういう立場でこの問題が議論...全文を見る
○衛藤国務大臣 例えば地位協定の見直し等の問題については、御案内のとおり、地位協定につきましては見直しをせず運用の面において対処するという日米の合意ができたばかりでございます。  それ以外の問題点につきましては、ACSAの問題等いろいろと御指摘されましたが、防衛庁といたしまして...全文を見る
○衛藤国務大臣 この問題につきましては、先ほど防衛局長にも答弁させましたし、私も触れたところでありますが、我が国が国際法上集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上当然でございますが、憲法第九条のもとにおいて許容されている自衛権の行使というものは、我が国を防衛するための必...全文を見る
○衛藤国務大臣 新大綱におきましても、憲法上許される最大限のところを私どもお示ししたつもりでございまして、その辺のところについては御理解をいただきたいと思います。
○衛藤国務大臣 御指摘のとおり、国の守り、安全保障というものはまさに総合的な安全保障政策が確立されるべきである、こういう認識に立っておりまして、私ども防衛庁といたしましても、いわゆる政策官庁としてのしっかりとした位置づけもこれから必要になるであろう、このように考えております。
○衛藤国務大臣 あくまでもシビリアンコントロールでありますから、その基本原則にのっとりまして、今愛知議員御指摘の点につきましても十分対応してまいりたい、このように考えております。
○衛藤国務大臣 連立三党の政府でありますから、当然それぞれ各党の防衛政策についての意見があることも、よく承知をしております。また、岡田議員御指摘の根幹の問題につきましても、いろいろの御意見もありましょう。私ども政府といたしましては、与党の各党の考え方を十分にお聞かせいただきまして...全文を見る
○衛藤国務大臣 我が国の防衛基盤、これはある意味では独立国家の基本にかかわる問題ですから、絶対的な概念というものがあります。と同時に、周辺諸国の相対的な国際環境とか相対的な軍事情勢とか、そういうものの中で対比される中でそれぞれ基盤的防衛力を整備していく、こういうふうに私は考えてお...全文を見る
○衛藤国務大臣 確かに脅威対象型の安全保障論というものは非常にわかりやすいと思います。しかし、そうではなくして、地域の危機問題に対していかに我が国の安全を確かなものにするか、こういうことについては、大変説明のしにくい、わかりにくい問題ではあります。しかし、私どもといたしましては、...全文を見る
○衛藤国務大臣 このたびお示しをいたしました新防衛大綱の中におきまして、御案内のとおり、即応態勢ということをうたっておるわけでありますが、予備自衛官とともに即応自衛官といいますか、そういうものを体制整備をしていきたい、そして予備自衛官の、今御指摘ありました問題点をそういう面で補完...全文を見る
○衛藤国務大臣 ソフト面において、運用面において支障を来しておるというのであれば、しっかりそれを検証いたしまして、フォローアップしてその埋め合わせをする、しっかりとしたシステムをつくり上げたいと思います。
○衛藤国務大臣 これは、一つは法の整備の問題でありますから挙げて国会の問題でもあると思いますが、防衛庁といたしましては、有事法制については当然のことながら研究にとどまらず、その結果に基づき法制が整備されることが望ましいと考えておりまして、法制化をするか否かという問題は高度の政治判...全文を見る
○衛藤国務大臣 その問題は重ねて、国会の論議にまちたい。また与党三党の、今御指摘のありました有事法制についてのお考え、そういうものもしっかり踏まえて政府として対処してまいりたい、このように考えております。
○衛藤国務大臣 米国にはシンクタンクのCATO研究所のような御意見もあり、またナイ・イニシアチブに見られるような御意見もあると、十分私も承知をしております。この二つを、立場を踏まえて、我が国周辺諸国、とりわけ朝鮮半島情勢をしっかり見きわめなきゃならぬ、こういう御指摘でありますが、...全文を見る
○衛藤国務大臣 国防というものは、当然国民の納得をいただかなきゃなりませんし、納税者の観点に立たねばならぬ、それも当然でございます。また、安全保障は国の根幹にかかわる問題でありますから、そういう面もしっかり踏まえてこれをとらえていかなければならぬ、このように思っております。  ...全文を見る
○衛藤国務大臣 ただいま大出議員が指摘された点については、検討事項でありますから十分、指摘されたことについても、私どもしっかり踏まえて検討してみます。
○衛藤国務大臣 ただいまの爆音規制問題でありますが、近々に日米間に設置されます新しい協議機関、スペシャル・アクション・コミッティー、この場にその問題を提起いたしまして十分議論をして、今御指摘をいただきました点につきまして対処するように努力したいと思います。
○衛藤国務大臣 日米安保条約は、両国の主体的な意思のもとに、また両国の主権のもとに、両国国会におきまして批准された条約でありまして、この日米安保体制は、日本にとりましては日本を支えていただき、また米国にとっても米国の利益をしっかりと担保しておる、そういう両面を持っておる、ですから...全文を見る
○衛藤国務大臣 ナイ・イニシアチブは非常に現実的なガイドラインを示しておる、まずこういう認識を持っておりますし、また、これから先、例えば五年、十年、こういうようなタームをもってこれから先の国際政治情勢並びに不安定な軍事情勢、そういうものをしっかり視野に入れたナイ報告である、私はこ...全文を見る
○衛藤国務大臣 まず、ホスト・ネーション・サポートの前提として日米安保条約の第五条、第六条、そういうものをしっかりと踏まえ、日米安保体制の有効的な活用を円滑にするためにもこのホスト・ネーション・サポートは大変大切なものである、このように思いますし、また、ホスト・ネーション・サポー...全文を見る
○衛藤国務大臣 日米安全保障体制は、我が国の平和とか安定に貢献するのみでなく、アジア・太平洋地域の安定と平和、そして繁栄に大きく貢献しておりますし、また、これからもそういう分野がますます大きくなることを期待しているわけであります。当然、沖縄の基地の問題は、そういう意味で沖縄県のロ...全文を見る
○衛藤国務大臣 私どもにとりましてPKOは国際平和協力業務の最たるものである、こう位置づけておりまして、新大綱におきましても新しい三本の柱の中の一本として打ち出しておるわけでありまして、このPKOを円滑にかつ効果的に進めるためのいろいろな環境整備、そういうことにつきましては、私ど...全文を見る
○衛藤国務大臣 この問題につきましては、日米安保条約の第六条に規定されるこの範囲をまず想定いたしまして、我が国周辺地域と、このように考えているところであります。
○衛藤国務大臣 アジア・太平洋地域は、まさにアジア・太平洋地域でありまして、日米安保体制が、我が国の安定と平和に貢献するのみならず、このアジア・太平洋地域についても十分に新しい国際環境の構築に向けての貢献をしておる、そういう側面をも大いに議論をした、こういうことであります。
○衛藤国務大臣 六条に規定された極東地域を議論する場合も当然その周辺地域のことをよく議論をしなければならないのでありまして、それは言うまでもなくどちらもしっかりと私どもとしては視野に入れておる、そして議論もした、こういうことであります。
○衛藤国務大臣 ただいま申し上げましたとおり、「この地域」というのはまさに周辺地域のことを指しておるわけでございまして、二十一世紀に向けてさらに確かなお互いのきずなを強めていこう、こういうことも、十分にこれから先の国際政治環境あるいは軍事情勢、そういうものも視野に入れた上での私ど...全文を見る
○衛藤国務大臣 ポスト冷戦後、そして冷戦下の日米安保体制の持つ意味合いというものは随分変わっておると思います。冷戦下におきましては、むしろ力による抑止力、軍事力による抑止力、そういう側面が前面に出た形だったと思いますが、ポスト冷戦におきましては、新しい平和の国際環境をつくり出す、...全文を見る
○衛藤国務大臣 地位協定の改定、見直しの問題でありますが、それについては、まず十七条5の同につきまして速やかなる運用改善の成果を得た。  さらには、いろいろな問題につきましては、この実質的な運用改善によりましてそれぞれの問題を解決しよう。そのためには今までにはなかった日米間に新...全文を見る
○衛藤国務大臣 結果としての果実の評価をするのではなくして、一つの明確な目標を持って、そして、しっかりとしたアクションプログラムのもとに基地の整理統合、縮小をやろう、こういうことでございます。
○衛藤国務大臣 クリントン大統領訪日時、クリントン・村山会談が行われまして、新しい協議機関についてのスキーム、これにつきましての発表もありますし、また、いつ第一回の新しい協議機関、SACの会合を行うか、こういうことも発表になるもの、このように思っております。  当然そのスキーム...全文を見る
○衛藤国務大臣 その報道記事だけを読みますと、そのようにとられるかもしれませんが、実は今、沖縄で動いておりますいわゆる三者協議機関というのがあります。当方の那覇防衛施設局長、沖縄県そして在沖米軍調整官、この三者協議におきまして、実は那覇防衛施設局あるいは沖縄県のそういう要望が壁に...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、引き続き検討事案として残された十八事案がありますが、御指摘のとおりでありまして、それにつきましても新たにできる新協議機関で検討する、こういうことであります。
○衛藤国務大臣 まずは知事からの強い要望のありましたいわゆる三事案ですね、この三事案の解決。そして、引き続きましての検討事項がございますが、この検討事項を、やはり俎上にのっておるわけですからこれをまず解決する。そしてその後に、今御指摘のような新たな問題点につきましてもSACの方で...全文を見る
○衛藤国務大臣 本土を含めまして、その射程五キロということにつきましては、今御指摘をいただいたようなところになろうと思いますが、いずれにいたしましても、十月の十二日から作業部会が動き出しました。そして、これから調査をする、そして報告が出る。報告が出たものにつきましては、最大限それ...全文を見る
11月10日第134回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(衛藤征士郎君) 北澤議員にお答え申し上げます。  防災問題懇談会の提言を受けまして、災害派遣の要請手続を簡略化したものでございます。現行では「派遣を必要とする期間」となっておりますが、これを「派遣を希望する期間」に改めるものであります。また、現行第三号の「派遣を希望...全文を見る
11月29日第134回国会 衆議院 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○衛藤国務大臣 鈴木委員にお答えを申し上げます。  御案内のとおり、昨日安全保障会議の議決をいただき、それを踏まえまして閣議決定が行われました。私は、この新防衛計画大綱、この決定を大変重く受けとめておるところでございます。  この大綱につきましては、国際情勢の変化あるいは自衛...全文を見る
○衛藤国務大臣 在日米軍の四万七千人のいわゆるプレゼンスという問題でありますが、これは在日米軍総体の数でございまして、沖縄県におきましてはおおむね二万七千人ぐらいではないか、このように思っております。  そういう中にありまして、米国から示されました、日米安保体制を維持する上で在...全文を見る
○衛藤国務大臣 ただいま鈴木議員御指摘のとおりでございまして、できるものから逐次解決していく、こういうことが肝要であると思っております。とりわけ、沖縄県が御要望の十項目につきまして、地位協定の運用改善によりましてできるものもあるわけでありますから、一つ一つ早期にそういうものを解決...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、この問題につきましては、村山・クリントン会談におきまして、ことしの一月に、これを進めるということが合意されました。また、それを受けまして、その後、五月でございますか、玉沢前防衛庁長官とペリー国防長官の会談でもその話が確認されたわけでありまして、それ...全文を見る
○衛藤国務大臣 全く御指摘のとおりでございまして、最高指揮官並びに防衛庁長官といたしましては、この問題については、不退転の覚悟ではありませんで、不退転で取り組むわけであります。
○衛藤国務大臣 安倍委員にお答えいたします。  我が国のより確かな防衛、そして安全保障を担保するためには、一国の専守防衛力のみではこれは完全ではありません。防衛の責任者といたしまして、従前どおり、この安保体制のもとにありまして、それをしっかりと補完し担保するということは当然であ...全文を見る
○衛藤国務大臣 日米安保体制をさらに質的にレベルアップする面におきましても、今御指摘のありましたACSAの問題は重要な問題であると思っておりますし、なおかつ将来私どもが大きく国際の平和、秩序また安全な環境を整備するという面からも、国連の旗のもとにPKO活動に参画をしておるわけであ...全文を見る
○衛藤国務大臣 沖縄県の基地問題等の歴史的背景及びその認識はもう既に何度も述べてきておりますから、きょうはそれについては言及いたしません。  問題はこれからどうするのかということでありますが、一つは、西暦二〇〇一年、西暦二〇一五年に一つの区切りとして沖縄県御当局がこの基地整理統...全文を見る
○衛藤国務大臣 今までのいわゆる政府の考え方と、このたびの空中給油機の導入ということになれば基本的に考え方が変わるのじゃないかということでありますが、私はそのように理解はしておりません。またその整合性、また議論の過程、いろいろございましたので、防衛局長の方からその点答弁させたいと...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、我が国の防衛につきましては、まずは適正な専守防衛力をしっかりつくる、それから、それをさらにより確かなものにするために日米安保体制というものがあるわけでありまして、この日米安保体制も、今前原委員御指摘のような懸念を払拭する一つの安全装置にもなっている...全文を見る
○衛藤国務大臣 国の守りは、安全保障、防衛、それと同時に、その前にありますのは我が国の外交であります。当然外交の力によりましてそういう事態が起こらないように私どもは対処しているわけでありまして、しかるに、そういうことを前提といたしまして「現実の問題として起こりがたい」、このように...全文を見る
○衛藤国務大臣 朝鮮半島の情勢というものは、御案内のとおり極めて不透明な面もありますし、不安定、不確実性を擁しております。それだけに、我が国の防衛、安全保障を考えるときには、しっかりとそれを視野に入れておくべきであります。当然であります。
○衛藤国務大臣 周辺諸国のそういうような不安定、不確実性、不透明性、そういうものを視野に入れまして、当然防衛大綱にそれは反映されておるわけでありますし、また我が国の防衛政策にもそれを反映させねばならない、このように思っております。  具体的にノドンとかそういうミサイル攻撃につい...全文を見る
○衛藤国務大臣 この「歴史的」という意味は、一つは、戦後五十年の節目に当たっていたというそのときであるということ。それからもう一つは、ポスト冷戦のときにありまして、国際環境の変化あるいは日本を取り巻く周辺諸国環境の変化、そういうものにしっかりと対応して、冷戦時代からポスト冷戦への...全文を見る
○衛藤国務大臣 確かに委員御指摘のとおり、日米安保条約の中にうたわれている地域の安定と平和、そしてさらには、冷戦時代とは違いまして、冷戦崩壊後の大きな、北東アジアから総理の使うアジア・太平洋地域のことにまで、私どものこの日米安保体制が新しい平和の国際環境を構築する上で貢献していか...全文を見る
○衛藤国務大臣 第六条にうたう極東条項というものは、これは限定されるものでありまして、結果として日米安保体制がアジア・太平洋地域の安定と平和に、そして国際秩序といいますか平和の環境整備にも貢献をしていく、私はこのように理解をしています。
○衛藤国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、前大綱における基盤的防衛力構想、これは基本的に踏襲をしております。そして、新大綱におきましては、前大綱と異なりますのは、冷戦後の国際社会における日米安全保障体制が、地域の平和と安定及びより安定した安全保障環境の構築の面で果たす役割に...全文を見る
○衛藤国務大臣 いわゆる与党三党の合意というものがありますが、その合意の中に国の防衛、安全保障についての合意事項があります。当然、この日米安保体制を堅持する。もちろん、その前段にありますのは独立国家の固有の権利であります自衛権の行使、つまり専守防衛でありますが、それはしっかりと踏...全文を見る
○衛藤国務大臣 平成七年度の補正予算の折にも、御案内のとおり、防衛庁といたしまして補正予算を要求し、約百十億円の補正予算をここに達成したわけでありますが、ただいま委員御指摘のことにつきましては、大変厳しい財政状況の中ではあります。そして、シーリングという枠もございます。そういう中...全文を見る
○衛藤国務大臣 防衛局長が答弁しましたが、防衛の同じパイの中で今委員御指摘のようなことになりますれば、だんだんとそういう訓練費が圧縮されまして連動をしていく、いざ有事の事態に大変なことになる、こういうようなことを御心配されておりますが、そういうことにつきましても、十分そういうよう...全文を見る
○衛藤国務大臣 もちろん、我が国自衛隊が主であります。
○衛藤国務大臣 日米安保条約という、いわゆる日米間の主体的な意思のもとに条約が成立をされて、その条約にのっとりまして在日米軍がプレゼンス、またコミットメントしている、こういうことでございますのでありますから、その一つの、日米安保条約の、規制された安保体制の枠の中のいわゆる沖縄の基...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、日米安保体制、これは安保条約に規定されておりますが、とりわけ五条、六条、こういうことに思いをいたしますときに、往々にして片務性、こういうことがよく言われます。もちろん六条でホスト・ネーション・サポート等をしっかり担保しておる、基地の提供を担保してお...全文を見る
○衛藤国務大臣 この問題につきましては、政府として基地の整理統合、縮小に全力を挙げるということを閣議でもあるいは国会の場でも総理みずから御発言され、また関係閣僚もそういう発言をしてまいりました。この発言のとおり、沖縄の基地問題解決に向けて一つ一つ解決するように全力を挙げると、それ...全文を見る
○衛藤国務大臣 一月十七日の阪神・淡路大震災、その直後におきまして大変混乱いたしました。最近になりましてだんだんとそのときの混乱の状況というものもわかってまいったわけでありまして、自衛隊が待機していた状況、また自衛隊が出動した状況、そしてまた現場に向かいますまでの交通渋滞に巻き込...全文を見る
○衛藤国務大臣 御案内のとおり、今回新しい協議機関が二つできまして、防衛庁の中にも在日米軍基地全体を見る委員会も設置いたしました。そして、今までにあります三者協議会につきましても、これを補強しょうということになりました。三者協議会におきましていろいろな事案が取り上げられましても、...全文を見る
○衛藤国務大臣 この問題につきましては二つの協議機関にしっかりと協議をいただき、そして十分なる協議の上、今御指摘いただきましたことにつきまして一つ一つ解決してまいりたい、かように考えております。もちろん、これにつきましては一定の期間を切って解決をする問題でもあります。  また、...全文を見る
○衛藤国務大臣 本日の連合審査の場における仲村委員の御発言を大変重く受けとめております。  御案内のとおり、五月における軍転法の成立は議員立法をもって行われたものでございますが、事の重大さを思いますときに、決して政府が逃げるわけではありませんが、軍転法絡みのこの問題、あるいは与...全文を見る
○衛藤国務大臣 嘉手納また普天間の騒音防止につきましては、新しくできた新協議会の場でも検討させますし、また、具体的にはその幹事会でも技術的な問題等々踏み込んで検討させたいと思っております。
○衛藤国務大臣 これを防衛局長がいろいろと与党三党の意見等々も踏まえて取りまとめた経緯がありましたので、その経緯を防衛局長に説明はさせますが、武器輸出三原則は、これは防衛新大綱には盛り込みませんでしたが、この武器輸出三原則は基本的に堅持する、こういう立場に立ちまして、官房長官談話...全文を見る
○衛藤国務大臣 私が聞き及ぶ限りには、むしろ自民党の主張に沿った、こういうことだと思います。
○衛藤国務大臣 これにつきましては、今申し上げましたとおり、大綱には載せない、しかし官房長官談話の中に盛り込む。その盛り込む文言につきましても、三党で十分協議をして合意をしたものを盛り込んだ。しかし、あえて言うならば、それは、官房長官談話の中に盛り込む文章等につきましては、合意は...全文を見る
○衛藤国務大臣 結論から申しますと、この問題につきましては、このたびの新防衛大綱に盛るにはなじまない、こういうことで、あえて、御心配の向きもあろうということで、官房長官談話に盛らせていただいた。でありますから、官房長官談話も、「新「防衛大綱」においては、まず、日本国憲法の下にこれ...全文を見る
○衛藤国務大臣 当然、内閣の官房長官でありますから、官房長官談話はその内閣を代表する官房長官の談話であります。そういうことで御理解いただきたいと思います。
○衛藤国務大臣 私どもの政府は連立三党の政府でありまして、その村山内閣の官房長官の談話でございます。この官房長官談話というのは極めて重いものである、このように私は理解をしております。
○衛藤国務大臣 この問題につきましては、野党の皆さんが政権をおとりになったときに新しい総理、そして官房長官が誕生するわけでありますから、その官房長官がどういう談話を発表するか、あるいはこの官房長官談話をどのように扱うか、それはそのときの政府のお考えだ、このように思っております。
○衛藤国務大臣 連立三党なりあるいは連合政権なり、そのときの内閣あるいは政府がそういう問題についてはどうするかということを決めるわけですから、そのことについてまで私がこの立場で言及するのはいささか僭越だと思います。
○衛藤国務大臣 今経緯を述べましたが、あくまでも政府といたしましては日米安保体制を中軸、中核としていわゆるバイラテラルの関係をしっかり踏まえまして、その周辺に他の諸国との緩やかなバイラテラルの関係、そういう全般的な関係、こういうふうに考えているということを申し上げたいと思います。
○衛藤国務大臣 ACSAにつきましては、あくまでも平時のACSAを考えておるわけでありまして、その基本は日米共同訓練ということでありました。この基本をしっかり踏まえまして、私ども、ACSAはこの新大綱におきましても日米安保体制の効果的な運用という文言で十分読み取れるわけでございま...全文を見る
○衛藤国務大臣 那覇軍港の移設、これは非常に大きな、三事案の最たるものではありまして、結局、緊急性というものがありまして、浦添のいわゆる再開発の計画がある、そういうことにつきましてそれを移設をしておこう、こういうようなことの必要に迫られたのじゃないかと思います。  いずれにいた...全文を見る
○衛藤国務大臣 お答えを申し上げますが、在日米軍の四万七千、この大枠を固定して沖縄県の場合の基地整理統合、縮小はできるのかということでありますが、例えば沖縄県におきます騒音のこと、あるいは基地被害のこと、あるいは規制された空域とか水域とかそういう問題のこと、そういった問題につきま...全文を見る
○衛藤国務大臣 古堅議員にお答えを申し上げます。  沖縄の基地の問題解決に向けましては、第一は、基地の統合整理、縮小についてのプロセスといいますか、それは大変大切だと思いますし、プロセスについても県民の皆さんにも十分御理解をいただくようにしなければいけない、それについて不安ある...全文を見る