衛藤征士郎

えとうせいしろう

小選挙区(大分県第二区)選出
自由民主党
当選回数13(参1)回

衛藤征士郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○衛藤委員 自由民主党の衛藤征士郎であります。  今回上程されております、いわゆる有事関連三法案につきまして、自由民主党を代表いたしまして、総理並びに各閣僚に質問をいたします。  昭和五十二年、福田内閣、このときから有事法制の研究が始まりました。既に二十五年たったわけでありま...全文を見る
○衛藤委員 また一方では、既に冷戦が終結したにもかかわらず、なぜ今このときに武力攻撃事態に対処するための法制を整備する必要があるのか、こういう素朴な国民の声もございます。  これらの法案を整備する必要性を国民にどのように御説明されるのか、総理にお尋ねをいたします。
○衛藤委員 ただいま総理の御答弁にございましたように、昨年十二月の不審船事案の発生等を考慮すれば、武力攻撃事態よりも、大規模テロであるとか不審船事案に対処する法制を急ぐべきではないかという、そのような国民の声がたくさんございます。また、戦後我が国に、二十一回にわたりまして外国の不...全文を見る
○衛藤委員 有事におきましては、国民の生命財産の保護が極めて重要な課題でございます。しかしながら、武力攻撃事態対処法案におきましては、国民の生命、身体及び財産を保護するためのいわゆる国民保護法制が先送りされています。このことにつきまして、総理のお考えを承りたいと思います。
○衛藤委員 有事におきましては、国民の理解と協力が不可欠であることは論をまたないわけでありますが、武力攻撃事態対処法案第八条におきまして国民が行うよう努めることとされておる必要な協力としては、具体的にいかなる内容を想定しておられるのか、お尋ねをいたします。
○衛藤委員 私どもの憲法第十二条には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」と。また、憲法第十三条には、「すべて国民は、個人...全文を見る
○衛藤委員 次に、地方公共団体との関係についてお尋ねいたします。  有事におきましては地方公共団体の協力が不可欠でありますが、法案では、内閣総理大臣が地方公共団体の長に対して指示やいわゆる代執行することができるとなっております。もし都道府県知事が防衛庁長官等の要請を拒否した場合...全文を見る
○衛藤委員 防衛庁長官にお尋ねいたします。  防衛出動との関連でありますが、武力攻撃事態対処法案の対処基本方針に防衛出動待機命令や予備自衛官の招集についてまで記載することになりました。これらにつきましても国会の承認が必要となったわけでありますが、自衛隊の円滑な行動の確保の観点か...全文を見る
○衛藤委員 続きまして、防衛庁長官にお尋ねいたしますが、防御施設構築の措置に関してお尋ねいたします。  今回の自衛隊法の一部改正案では、事態が緊迫し、防衛出動が発せられることが予測される場合に、防衛庁長官は防御施設構築の措置を命ずることができるというふうに、新たな自衛隊の行動が...全文を見る
○衛藤委員 また防衛庁長官にお尋ねいたします。  本法律案は、旧来型の脅威しか念頭に置いておらず、時代おくれではないかという指摘もございます。武力攻撃事態としてどのような事態を防衛庁長官は念頭に置いておられるか、お尋ねをしておきたいと思います。
○衛藤委員 本法律案が適用される武力攻撃事態には、武力攻撃が予測されるに至った事態が含められておりますが、これによりまして事態の範囲が拡大してしまうのではないかという懸念もございます。武力攻撃が予測されるに至った事態を武力攻撃事態に含めた理由は何か、官房長官にお尋ねをいたしたいと...全文を見る
○衛藤委員 国民の保護法制が未整備の状態でありますが、こういう状態のときにもし外部からの武力攻撃が、その事態が発生した場合には自衛隊はどのように対応するのか、防衛庁長官にお尋ねをしておきたいと思います。
○衛藤委員 防衛庁長官にお尋ねいたしますが、周辺事態と武力攻撃事態が併存しておる状況下で、周辺事態安全確保法に基づきまして支援可能な米軍の範囲はどうなるのか、また自衛隊の活動範囲はどうなるのか、この点についてお尋ねをしておきたいと思います。
○衛藤委員 ただいま長官は、外部からの武力攻撃に対しては、我が国防衛のために共同対処している米軍に対し武力の行使と一体化していると見られる支援をやったとしても、こうした必要な対米支援というものは憲法上もあるいは条約上も何ら問題はない、こういうことでございますか。もう一度お尋ねして...全文を見る
○衛藤委員 ただいま指摘されている外部からの武力攻撃事態が発生した場合に、日米で共同する対処の武力行使というものが国際連合憲章第五十一条に許されているところの自衛権の行使、今長官がおっしゃったいわゆる個別的自衛権の行使にこれは何ら抵触するものではないし、また国連憲章第五十一条には...全文を見る
○衛藤委員 私は、あえてここで確認しておきたいのですが、外部からの武力攻撃に対して自衛権を行使することは認められておる、これは当然でございます。また、今指摘ありましたように、国連憲章第五十一条の関連で我が国も個別的または集団的自衛権の権利を持っておる、これも間違いないと思います。...全文を見る
○衛藤委員 いわゆる駐留軍はその国の国内法が適用されない、このようになっておるわけでありますが、この場をかりまして、あえて、なぜ駐留軍は国内法が適用されないのか、これは問題はないのか。  さらには、大臣にお尋ねをいたしますが、米軍に対する支援について、具体的にどのような支援をす...全文を見る
○衛藤委員 近隣の諸国におきましては、このいわゆる有事関連三法案につきまして、一部懸念をしているという、表明をしている国もあります。これらの国の理解を得るために、政府として近隣諸国に対してどのように説明をされるのか、官房長官にお尋ねをしたいと思います。
○衛藤委員 本法律案では武力攻撃事態としてどのような事態を念頭に置いておるのかということは、いろいろの事態があるということはお答えいただきましたが、昨年九月十一日の米国における同時多発テロというものは、世界じゅうに新たなテロの脅威を印象づけました。仮にこのような事態が我が国におい...全文を見る
○衛藤委員 次に、事態対処法制についてお尋ねをしたいのでありますが、武力攻撃事態対処法案におきましては、事態対処法制の整備の目標期間を二年としております。国家の緊急事態への対処態勢というものは早急に整備されてしかるべきものだ、このように考えておりますが、それぞれ担当の大臣から、大...全文を見る
○衛藤委員 ありがとうございました。  片山総務大臣にもお尋ねいたします。
○衛藤委員 川口外務大臣にもお尋ねをしておきたいと思います。
○衛藤委員 では、村井仁大臣、危機管理担当大臣にお尋ねをいたします。
○衛藤委員 二年以内ということでありますが、私は、それを前倒ししてでも、できるだけ速やかに法整備をしておく必要があると思うのであります。  今、各大臣から決意が語られましたが、それを集約される、総括される官房長官のお考えを承っておきたいと思います。
○衛藤委員 国民の協力についてお尋ねしたいわけでありますが、災害対策基本法にうたわれておるいわゆる緊急時における国民の協力あるいは責務、今次における、この武力攻撃事態対処法案における協力、片や災害対策基本法の中には、協力の責務がうたわれておると思います。我が国のいわゆる武力攻撃事...全文を見る
○衛藤委員 この法律案には、武力攻撃事態発生のときには、国のとるべき責任と義務、また地方自治体がとるべき責任と義務、また指定公共機関がとらなきゃならない責任、義務がうたわれておるんですね。私は、もっと明確に国民の協力について、責務についてもしっかりうたい上げておく必要があるのでは...全文を見る
○衛藤委員 いずれにいたしましても、みずからの国はみずからが守るというその責務というものは極めて大事である、このように申し上げておきたいと思います。  最後に、総理にお尋ねをいたします。  緊急事態に的確に対処するためには迅速な意思決定が極めて大事でありますが、今回の法案の提...全文を見る
○衛藤委員 このたびのいわゆる有事三法律案は、日本国憲法の保障する国民の自由と権利を尊重して、もしこれに制限が加えられる場合には必要最小限とすることが明記されております。また、その手続というものは公正かつ適正に行わなきゃならないことが明記をされております。  一方、日米安保条約...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第16号
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○衛藤委員 第四班、佐世保班の派遣委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、団長として私、衛藤征士郎と、玄葉光一郎君、近藤基彦君、田中和徳君、末松義規君、田端正広君、中塚一宏君、赤嶺政賢君、今川正美君、井上喜一君の十名で、現地において北村誠吾議員が参...全文を見る
○衛藤座長 これより会議を開きます。  私は、衆議院武力攻撃事態への対処に関する特別委員会派遣委員団団長の衛藤征士郎でございます。  私がこの会議の座長を務めさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  この際、派遣委員団を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上...全文を見る
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、光武顯君にお願いいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、茅野丈二君にお願いいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、北川誠一郎君にお願いいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、辻昌宏君にお願いいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、前原清隆君にお願いいたいます。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、舟越耿一君にお願いいたします。
○衛藤座長 ありがとうございました。  次に、千田稔君にお願いいたします。
○衛藤座長 どうもありがとうございました。  以上で意見陳述者からの御意見の開陳は終わりました。  午後一時から会議を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時三十四分休憩      ————◇—————     午後一時二分開議
○衛藤座長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員からの質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田中和徳君。
○衛藤座長 これにて田中君の質疑は終了いたしました。  次に、玄葉光一郎君。
○衛藤座長 これにて玄葉君の質疑は終了いたしました。  次に、末松義規君。
○衛藤座長 これにて末松君の質疑は終了いたしました。  次に、田端正広君。
○衛藤座長 これにて田端君の質疑は終了いたしました。  次に、中塚一宏君。
○衛藤座長 これにて中塚君の質疑は終了いたしました。  次に、赤嶺政賢君。
○衛藤座長 これにて赤嶺君の質疑は終了いたしました。  次に、今川正美君。
○衛藤座長 これにて今川君の質疑は終了いたしました。  次に、井上喜一君。
○衛藤座長 これにて井上君の質疑は終了いたしました。  これにて委員からの質疑は終了いたしました。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  意見陳述者の方々におかれましては、長時間にわたりまして貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。  本日拝聴...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 本会議 第5号
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○衛藤征士郎君 ただいま、院議をもって永年在職の表彰を賜りました。身に余る光栄でございます。  先輩、同僚議員各位の御厚情と、本日までの御指導、御鞭撻に心からの御礼を申し上げます。また、郷土大分県の皆様が、昭和五十二年、参議院選挙に、三十六歳の若輩である私を全県一区の代表として...全文を見る