大河原雅子

おおかわらまさこ

比例代表(北関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数1(参1)回

大河原雅子の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
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○大河原雅子君 民主党・新緑風会の大河原雅子でございます。八月の一日の意見聴取に引き続きまして、二度目、委員長に質問をさせていただきます。  あのときから半年、約たちまして、確かに緊急事態という中で委員会を発足、スタートさせて、委員長の責任というのは非常に重苦しく大変だったなと...全文を見る
○大河原雅子君 これまで原子力行政の基本的な方針の中には、やはり民主、自主、公開、この三つのキーワードがございました。委員長は、ここまでこの日本の原子力行政が、ある意味では私は失敗をしていると思いますが、日本のこの火山・地震列島という特殊性を含みながらも、何が足りなかったとお考え...全文を見る
○大河原雅子君 様々な分野で科学技術が進んで新しい知見が出てくる、新しい技術が出てくるということがあるわけですけれども、往々にして行政の中で、その知見が確定され、認知され、それが反映をされる事態に至るという時点では取り返しの付かないことになっているということが実はあります、薬の分...全文を見る
○大河原雅子君 ユーチューブなどで全ての議論が公開をされるというところでは、多くの国民がそれを、異論がぶつかっている場面を目撃をしているということがあると思います。しかし、学説的な、あるいは学問としての異論は、やはり委員長がおっしゃったように最終的にも相入れないもの、あると思うん...全文を見る
○大河原雅子君 その意味では、私どもは原子炉の安全よりも人の安全ということが優先していると思っています。  これからお作りになる地域防災計画の自治体とのヒアリング、またやり取りを含めて、その点で、最終的に原子力防災会議の長は総理でございます。そこに委員会として意見を付されるわけ...全文を見る
○大河原雅子君 最後の質問になりますが、明日からミニパブコメを取られるということです。パブリックコメントに英語でのパブコメを認めていらっしゃらないというふうにお見受けいたしましたが、それは本文がまだ英語でないということでしょうか。  日本の状況を十分知っているという方たちが世界...全文を見る
○大河原雅子君 ありがとうございました。
03月26日第183回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○大河原雅子君 おはようございます。民主党の大河原雅子でございます。  新しい政権の下で所信を大臣から伺いまして、今日はそれに沿って質疑をさせていただきたいと思いますが、まず最初の冒頭に、大臣にお礼を申し上げたいということが一つございます。  それは、原子力災害による被災者支...全文を見る
○大河原雅子君 私は、大臣の御英断というふうに申し上げましたので、大臣から御答弁がいただきたかったんですけれども。  このパッケージが発表されたときに、根本復興担当大臣の御発言がありまして、「支援法の目的・趣旨をしっかり読み込んで、それに対して具体的な施策を総合的に取りまとめる...全文を見る
○大河原雅子君 二〇一〇年の税制改正でガソリン価格高騰時についてということでこのトリガー条項が創設されたわけで、それは三・一一ということで凍結をされていますので、子ども・被災者の話から出ましたけれども、この影響は日本全土に及んでおります。そういう意味では、国土交通省は九割ですね、...全文を見る
○大河原雅子君 今日、通告なしにトリガーのことは口に出させていただいたので、これ日本全部のことですので、改めて要請に行かせていただきます、後日。  それでは本題に入りたいと思いますが、公共事業の在り方について、大臣の所信の中からもございましたけれども、改めてその基本姿勢を伺って...全文を見る
○大河原雅子君 確かに敗戦後、やはり産業インフラ、生活インフラ、そして今、それらの老朽化ということもあって、非常に公共事業の考え方を変えなきゃならないというところに来ていると、私も大臣と同じ思いでございます。  だからこそ、もう莫大なお金がこれからそのメンテナンスに掛かっていく...全文を見る
○大河原雅子君 今お答えいただきまして、割合まで済みませんでした。  新しい事業は極力なくして、必要なものは造ればいいんですけれども、そういった意味では、今あるものを長寿命化するというところで計画もしっかり選択と集中で立てていただきたいというふうに思っています。  もう一つの...全文を見る
○大河原雅子君 管理の主体は自治体の方が負うと、そのとおりだと思うんです。ですから、既にもうこういう施設は要らないということを市民とともに判断をするという自治体が増えてきておりまして、私がなぜこれを御質問したかといいますと、そういう発想を国も持つべきじゃないかという意味でお尋ねさ...全文を見る
○大河原雅子君 本当に、笹子トンネルの、九名もの方が亡くなるという痛ましいあの事故は、私たちに本当にこの国の社会資本整備、どういうふうにインフラがなっているのかということに大変注目を、関心を高めさせる結果となりましたし、それに対する対応をやはり国が早急に取っていく、データベース化...全文を見る
○大河原雅子君 平成十七年までは真にやむを得ない場合ということで、これをオープン化ということでも自治体に求められることが前提ということなんですが、私は、これ局長通達でそうなっていますけれど、これ実は今の時点ではすごく大事なことだと思うんですよ。人の命を守ることが大前提にならなけれ...全文を見る
○大河原雅子君 今、基準を作るっておっしゃっていただいたんですかね、今の御答弁は。安全性を確保するということでしたけど、それはこれから検討して、前向きに検討していただけるんですか。
○大河原雅子君 そうすると、自治体が求めてこられたものについて、国がこの道路橋の下はもう点検をしましたのでどうぞお使いくださいという姿勢になるということですね。何か起こったときは、それは自治体に求められたからそこに施設を造った側の責任になるのか、あるいは、点検をしたけれども、不備...全文を見る
○大河原雅子君 経済効果は、当初そういうふうになるはずという予測はするんですけど、最終的にどうだったかという結果、調査はなかなか行われないものだと思います。GDPなんかにはそういう意味では表れていると言われれば表れている部分もできるかと思いますが、私は、今、政務官がおっしゃった間...全文を見る
○大河原雅子君 建設産業で働くという意味では、昔は、ちょっときつい仕事だし、技能も必要なものだけれども、それに見合った報酬が得られるということで若者たちも参入していった、入りやすい仕事でもあって、一緒に働くことでまた技術も教えていただけるということがあると思うんですね。ですから、...全文を見る
○大河原雅子君 メンテナンスをするということでいえばもう持続可能な仕事になるわけですから、やはりそこのところはしっかりとベースを守る、そういう方策を取っていただきたいし、それには公契約条例は私は有効な方法だと思っています。  最後に伺いたいのは、都市農業の振興、羽田前大臣にも伺...全文を見る
○大河原雅子君 ありがとうございました。
04月11日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大河原雅子君 民主党の大河原雅子でございます。金子議員に引き続きまして、民主党二人目のバッターで立たせていただきます。  森大臣と私は〇七年当選組ということで、この消費者庁ができるときにも、私は野党の立場から、森議員は与党の立場から、この消費者行政をしっかりと前に進めたいとい...全文を見る
○大河原雅子君 今もやっぱり不思議に思ったんです。  今御決意を伺ったわけですが、この中で、消費者の利益とか、消費者を保護、擁護する、そういうこともおっしゃいました。もちろん、この消費者法ができてきた中に、消費者庁ができた中に、今おっしゃったような日本の殖産興業の時代から企業が...全文を見る
○大河原雅子君 言葉じりをとらえるというよりは、少し滑らか過ぎて、消費者の権利、よく八つの権利とか七つの権利とか言われますけれども、改めて大臣に、消費者庁として実現、守っていく消費者の権利、どのようにお考えでしょうか。どんな権利をどういうふうに守っていくのか、それぞれにお答えをい...全文を見る
○大河原雅子君 法律のあれはいいです。
○大河原雅子君 消費者が持っている権利として、知る権利、そしてそれに基づいて選ぶ権利、知らされる権利、教育される権利、いろいろあるわけです。おっしゃったとおりなんですね。それに基づいてやはりできてきた法律はそのことを一〇〇%実現をするためにフルで活用されなければならないし、法の整...全文を見る
○大河原雅子君 それでは大臣、副大臣、恐れ入りますが、消費者の権利が侵害されているなというふうに思われる事例は、お一人ずつ、何か事例、お答えいただけますでしょうか。これまでの御自分の経験の中から一つずつお願いします。一つでも二つでもいいですが。
○大河原雅子君 ありがとうございます。  本当に消費者って弱い立場に置かれてずっと来ました。情報もない、一人では何もできない。そういう意味では、この消費者基本法ができて、消費者基本計画ができて、あらゆる分野での消費者被害をなくす、消費者の安心、安全をしっかりと確保していく。その...全文を見る
○大河原雅子君 二月に緊急にやられた消費者の意識調査、これも見せていただきました。  これから事業者の皆さんとということなんですが、リスクコミュニケーションをしようとしている。何をリスクコミュニケーションしようとしているんですか。何を伝えたいんですか。消費者に何を理解してもらい...全文を見る
○大河原雅子君 基準値以下のものは安心である、風評被害を防ぐというふうにおっしゃっているんですが、風評被害というふうにおっしゃる、この風評被害というのはどういう意味で使われておられますか。
○大河原雅子君 風評被害というのは、間違った情報とか意図的なデマ、あるいは根拠の不確かなうわさとか曖昧な情報をきっかけにして生じる経済的な損失のことというふうに私は理解をしておりますけれども、この放射能の問題というのは、現実にあのような大事故が起きて、そして日本中にというか世界中...全文を見る
○大河原雅子君 食品が汚染をされて、チェルノブイリの例を見れば、長く長くその汚染は残って、いまだにいろんなものから出てくるわけです。日本も当時、輸入する加工食品からも出てきたことから、非常に気を使って食べ物を選ぶという御家庭が増えていることは確かでございます。しかし、これまで、改...全文を見る
○大河原雅子君 今の基準値も、もちろん今の現在で最善を取っているというところにはあるんですけれども、それが絶対かといえば、そういう意味ではそれぞれの方々がお考えをいただくということが大事でございます。  それで、リスクコミュニケーションって本当に難しいと思うんですが、先日見せて...全文を見る
○大河原雅子君 リスクコミュニケーションということですので、安心だけではなくて、本当にリスクをみんながどのように理解をし、それを承知で選ぶということなんですね。非常に難しいことだと思いますが、しっかりとやっていただきたいと思います。  それで、消費者の権利についてということなん...全文を見る
○大河原雅子君 大臣の御出身の日弁連からは、この点についても、消費者の食品表示にかかわる権利というものはもっとはっきりと書いてほしいということを言われておりまして、大臣、そのことを重々御承知だと思うんですよね。この食品表示については、検討会が長く長く続けられてきましたけれども、消...全文を見る
○大河原雅子君 昨年の一月に、私、TPPの調査ということでワシントンDCに行ってまいりました。バイオ産業の業界の皆様とお会いしたときに、遺伝子組換えの日本での一部表示義務付け、こういうものはTPPに入れば全く必要がない、そういうものになるだろうと。要するに、表示はやめさせるという...全文を見る
○大河原雅子君 消費者庁のスタートに当たっては、このカウンターパートとなる消費者委員会の事務局に十分な人員が配置をされて、そして予算ももちろん十分に付いてというふうに期待を持ってきたんですが、私たちの民主党政権のときも、それをもっともっとというふうにはできませんでしたし、今度の安...全文を見る
○大河原雅子君 安倍総理は経済成長最優先ということなので、消費者は被害に遭う可能性が実はあるんじゃないかなというふうに危惧するところです。どうぞしっかりと消費者の権利を守るというそのお立場から御活動いただきますようにお願いして、質問を終わります。
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○大河原雅子君 それでは、質問をさせていただきます。  今日、このような与党の皆さんがいない中で、しかもテレビ中継もなく質疑をすることになりまして、本当に私残念に思っております。  民主党の大河原雅子でございます。常々疑問に思ってきたことを今日は総理に直接お伺いしたいというふ...全文を見る
○大河原雅子君 パネルを御用意いたしました。(資料提示)  戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸民族の間に疑惑と不信を起こした共通の原因であり、この疑惑と不信のため...全文を見る
○大河原雅子君 総理は四月の二十八日に、サンフランシスコ講和条約の発効とともに日本の主権が回復したということで会を開かれました。日本が大戦後、国際社会に復帰をした、その場をどのようにとらえておられますか。
○大河原雅子君 日本は、国連加盟八十番目の国でございます。今総理がおっしゃったように、国連の加盟申請も、一九五二年に申請をしたけれども、冷戦中でソ連や社会主義国の反対に遭って即時には承認されなかった。加盟がかなったのは一九五六年です。  しかし、ユネスコへの加盟は、御存じですか...全文を見る
○大河原雅子君 さっきのユネスコ憲章は、第二次大戦後、あの憲章の言葉にあるように、二度と戦争を起こさないということで作られまして、これは一九四五年、昭和二十年、ロンドンで採択されて翌年から発効しておりまして、日本は昭和二十六年に加盟がかなっているんですね。だから、国連に入るよりも...全文を見る
○大河原雅子君 私も、国会議員になってこのユネスコ国内委員会のメンバーに議員枠で入れていただいて、大変光栄に思っております。  そして、このESDの目標、ここに描かれている、人がどのように発展をしていくか、自分の中の、人として教育にかかわる学ばなければならないこと、獲得しなけれ...全文を見る
○大河原雅子君 私も大変このESDには期待をしなきゃいけないと思いますが、現実は、報告書にもありますように、まだまだ実は知られていないと。報告書にそう書いてあるので、非常にショッキングでございました。  そして、ともすれば、今、道徳教育と相入れないことはないということなんですが...全文を見る
○大河原雅子君 文科大臣から決意を伺いましたけれども、どうしても、これ、国連よりも先にユネスコに入っていながら、このユネスコ憲章、ユネスコの理念、これを実現をするというところに日本の教育のベースが行かなかったということがあるんだと思うんですよ、まず。  だから、やはりその意味で...全文を見る
○大河原雅子君 今総理が御答弁になったこと、逆だと思うんですよ。総理が学者ならそういうふうにいろんなことを言うかもしれないけれども、総理は政治家で、しかも日本を代表していらして、日本は国連を中心とする、そういう国連を介して世界に平和を発信する国なわけですよ。その国の総理がこの国連...全文を見る
○大河原雅子君 賛成したかどうかは。
○大河原雅子君 賛成したってなぜはっきり言えないんですか。
○大河原雅子君 退席はしていないんですね。  はい。だから、この定義はもう国際的に認められている定義で、これは、起こることについてもちろんこれで判断をするということもありますが、これができた背景は、いろいろな侵略戦争という経験を世界中がしたわけですよ。だから国連でこの定義をつく...全文を見る
○大河原雅子君 私は学問的なことを聞いているんではなくて、日本の総理として、この国連の決議があった中で、定義がないわけじゃないわけですよ。だから、お立場としても、この侵略戦争に定義はないということが議事録に残るというのは私たちにとっては非常に不名誉なことなんですが、いかがですか。
○大河原雅子君 それでは、総理、この定義に従って、例えば、今安保理が決めるとおっしゃったんですが、過去の私たちの国がかかわった戦争というのはどういうものだったでしょうか。  二十世紀、戦争の世紀と言われて、戦争の惨禍というのは本当にひどいものがありますよね。今、資料の方にも第二...全文を見る
○大河原雅子君 日本がかかわったというか、日本が仕掛けたというふうにも言われるような、そういう戦争でアジア地域、非常に傷みました。本当にこの傷を癒やしていくのはまだまだ時間が掛かると思います。  私は国会議員になって、改めて余りにも戦後の処理が不十分だと。国会議員になりましたら...全文を見る
○大河原雅子君 私はドイツの例を単純に引けと言っているわけではないんです。日本の事情は更に複雑、更に深刻だと思います。ですから、日本がしっかりと、法的に解決は、処理は済んでいるというふうに言いっ放しにしないで、実際にやるべきことはやらなきゃいけないんじゃないかと申し上げているんで...全文を見る
○大河原雅子君 それぞれ分担してというか、縦割りなので役目が違うということがあるんだと思いますが、それだからこそなおさら解決がいろいろな面で遅いんだと思うんです。それで、法的に片が付いているという言い方しかこれまでの政府もしてこなかったということがありますし、その中で最大限やって...全文を見る
○大河原雅子君 対話の窓が開いているというふうにおっしゃるんだけれども、やっぱりこの朴大統領から未来世代に問題を残さないようにというところはお答えになっていないんですよ。未来世代が解決できる問題もあるかもしれないけれども、私たち現世代が未来世代のために解決をしなきゃならない問題と...全文を見る
○大河原雅子君 なかなか御理解がないんだなと思いましたが、この朴大統領からせっかくこのように未来世代に問題を残さないようにということを呼びかけられているんですよ。だから、六五年に完全かつ最終的に決着したといっても、それでもその両国間のわだかまり、そして実際にその被害に遭ったことを...全文を見る
○大河原雅子君 済みません、まさかその根幹のことまで通告しなきゃいけないと思わないので、通告にはありませんけれども、これは当然、日本外交の根幹に持っているものというのは、今おっしゃったように平和への願い、そして、パネルを出しますが、これは外務省のホームページにもあります。平和への...全文を見る
○大河原雅子君 今の御説明でしたけれども、この署名文書の中にいかなる状況でもという文言があったので署名できなかったというふうにも言われているんですが、そうなんですか。
○大河原雅子君 いかなる状況でも核兵器を使用しないと、やっぱりちゃんと言ってほしいです。逆に、どんな状況なら核兵器容認するのというふうに逆に聞かれちゃいますよ。  そんな矛盾した姿勢では、ここに書いてあるように、核兵器のない世界の実現に向けて、惨禍を訴える責務を有している、この...全文を見る
○大河原雅子君 核の使用はどんな状況でも容認はできないはず。そして、今大臣おっしゃったんですけど、世界の状況は確かに厳しいかもしれない。しかし、核の保有が抑止力になるということをやっぱり大声で言い続けると、これは核をなくしていくことにはならないですよね。この核廃絶という大目標を見...全文を見る
○大河原雅子君 質疑時間を過ぎているんですが、筆頭からの御厚意で少し時間を分けていただきましたので、最後の質問をさせていただきます。  今の御答弁でも被爆ということで要するに広島、長崎、それに続いて福島というふうに第三の被曝まで私たちは世界から見詰められています。ですから、プル...全文を見る
○大河原雅子君 非常に残念なんですね。今まで築いてきた政府と市民社会の対話というものをやはりしっかり守り続けていただきたいと思います。  御答弁では余りにも人数が大きくなっていたからということなんですけれども、しっかりと切り開いてきた参画の機会というのは国民からの信頼の道でもあ...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○大河原雅子君 おはようございます。民主党の大河原雅子でございます。  五月八日に、テレビは中継がございませんでしたが、この予算委員会で質疑をさせていただいて、あれから一週間でございます。総理が、侵略の定義については学説定まっていないというようなお答えがありまして、非常に総理の...全文を見る
○大河原雅子君 私は、この国連憲章で、戦争は人の心の中で生まれる、だから人の心の中に平和のとりでを築かなければならない、私はこの国連憲章大好きだというふうに、ごめんなさい、ユネスコ憲章大好きだと申し上げました。  日本は国連に加盟をする前にこのユネスコの加盟を認められました。私...全文を見る
○大河原雅子君 総理談話、官房長官談話で分けて総理お答えになるんですが、安倍内閣、安倍政権として閣内は一つの意見にまとまるというふうに思っております。今、お答えは別々だったんですが、村山談話、河野談話、共に継承していくというのが安倍政権の統一見解ということでよろしいでしょうか。
○大河原雅子君 総理にお答えいただきましたので、内閣の皆様はそういった意味では総理の今の言葉でしっかりと統一されたというふうに思いたいです。ただ、大臣の中には、例えば稲田大臣は、政治家として村山談話と河野談話の撤回を最大の課題としているというふうにおっしゃっていまして、私は、やは...全文を見る
○大河原雅子君 なかなかこれまでの御発言もあるので、今のことでみんなすっきりというふうにはなかなか実はならないです。それでも、やはり国際的な評価というものはされてしまうわけなので、その意味では、極力、今日の答弁あるいはこれから先の答弁も変わっていくんじゃないかなと私は期待をさせて...全文を見る
○大河原雅子君 私も、他党のということはよく分かります。しかし、憲法改正、基本的人権、平和主義、そして国民主権、このことをやはりしっかりと守っていかなければならない、その意味合いが込められている憲法を一緒に変えようとしていらっしゃる、そういう政党の方々にやはりどのぐらいの差別があ...全文を見る
○大河原雅子君 橋下共同代表、石原共同代表は私は都議会議員をしておりましたので以前から女性蔑視の発言は目に余っております、そして、今日ここにその橋下共同代表をかばうような御発言もあって、本当に……(発言する者あり)石原共同代表がですね、私はもう本当にこの問題取り上げたくありません...全文を見る
○大河原雅子君 総理と橋下共同代表、維新の会の共同代表の価値観というのは違うんだろうと、違ってほしいというふうに思います。  次に移りたいと思います。  総理は、激論を闘わせても最後はまとまるのが自民党、これが伝統だともおっしゃいました。それが良いところともおっしゃいました。...全文を見る
○大河原雅子君 私は、TPPを慎重に考える会という議員の集まりで事務局長をしてきました。二年にわたっていろいろな勉強をさせていただきましたが、まず、このTPPというのは、これまでにない経済協定。それは、十年間のうちに関税をゼロにする、そして全てのサービスや非関税障壁もなくしていく...全文を見る
○大河原雅子君 それでは、まだTPPに入っていないわけです、もちろん。そうすると、この二国間の協議の中身というのは法的な拘束力がありますか。そして、あるとすればそれはいつから発効するんでしょうか。
○大河原雅子君 では確認ですが、万が一TPPが壊れてこの二国間協議だけが残る、二国間で決めたことだけが残るということはないんですね。
○大河原雅子君 ちょっとパネルを出してください。  次、総理に伺います。  オバマ大統領はこのTPPは非常に大事ということで、アジア太平洋地域の経済連携はTPPだけではありません。これは新聞の中から取らせていただきましたが、市場の規模が書いてございますので、ちょっと金額が入っ...全文を見る
○大河原雅子君 総理は先日の答弁の中で、このTPPでも食の安全をしっかり守る、遺伝子組換えの表示も守り切る、そのために指示を出したとおっしゃいました。韓国の例でいえば、米韓FTAの中では、交渉の中に、本体の中には直接入ってきませんでしたが、それ以前に、実は遺伝子組換えに関する覚書...全文を見る
○大河原雅子君 ありがとうございました。  日米同盟を基準にすると何でものみ込むことになります。是非国民に開示をした議論をしていただきたいと思います。
05月28日第183回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○大河原雅子君 おはようございます。民主党の大河原雅子でございます。  今日は道路法等の一部改正をする法律案について質疑をさせていただきます。  高度経済成長期を中心にして半世紀、道路の整備というのは着々と進められてきました。私も横浜で育って東京で成人後暮らしておりますので、...全文を見る
○大河原雅子君 五百八十万台中三分の一の百九十二万台が違反車というのは、ちょっと聞くと本当にびっくりするわけなんですけれども、こうした違反車がこれだけあるんですが、言わばこれまではそれがそのまま、まあ道路が良くなれば大きな自動車も本当に通るようになったと思いますが、違反が言わば今...全文を見る
○大河原雅子君 違反をする方の問題というのは非常に取締り難しいのかもしれませんが、先ほど御紹介のありました自動計測装置が付いている、そういうものが全国に三十九か所というふうに今お聞きしたわけですけど、何か三十九か所って少な過ぎるんじゃないかなというふうにも思うわけなんですけれども...全文を見る
○大河原雅子君 三十九か所の場所がどこかというふうなことを公表すると、そこを通らないで逃げ道をという、抜け道をというような方たちが、不届きな方たちが増えるんじゃないかということも確かにあるんですけれども、こういうものがきちんと付いているよということがあれば、むしろそれが抑止力にな...全文を見る
○大河原雅子君 是非、この法の改正を生かしていただきたいというふうに思います。  次に、工事代行について伺いたいと思います。  平成十九年からは、長寿命化修繕計画の策定費用、これの補助も実施されておりますし、二十年からは点検費用に対する補助も実施されております。これらの実績は...全文を見る
○大河原雅子君 今御紹介いただきましたように、修繕計画の策定状況は、都道府県で九八%、市町村で五一%、これは昨年の時点ですから、既に実施済みというものの数は、パーセントはすごく低いわけですね。都道府県では一七%、市町村では三%ということなので、まさしくこれからということで、特別な...全文を見る
○大河原雅子君 イメージ、多少湧いてまいります。  大型、大規模というだけでなくて、小さくても技術力が必要というものはあるわけですね。そういうものがある地域というのは町の中とかではなくて、むしろ人口が本当に減って過疎化をしたようなところの実は命の橋であったり命のトンネルであった...全文を見る
○大河原雅子君 今御答弁いただいたように、国土交通省所管の社会資本は今出てきたものですけれども、地域には更に生活密着型の医療関連の施設、介護関連の施設、学校、公共施設、様々なタイプがあります。  ですから、やはりこれらも老朽化が進んでいて、人口減少でその町がこれからどういうビジ...全文を見る
○大河原雅子君 人材育成は本当に大事だと思います。そして、必要とされる社会資本整備は時代によって変わってきましたし、地域によっても異なるということがあると思います。でも、第一はやはり公共事業としての信頼性だというふうに思いますので、誰からも納得され必要とされる公共事業をしっかりと...全文を見る
○大河原雅子君 私は、ただいま可決されました道路法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、生活の党、社会民主党・護憲連合及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     道路法等の一部...全文を見る
○大河原雅子君 私は、ただいま可決されました港湾法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、生活の党、社会民主党・護憲連合及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     港湾法の一部を改...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○大河原雅子君 おはようございます。民主党の大河原雅子でございます。  水防法及び河川法の一部改正法律案について質疑をさせていただきます。  平成十六年には、観測史上最多の台風が上陸して、大変大きな被害が全国各地で起こりました。そしてまた、二年前にも平成二十三年新潟・福島豪雨...全文を見る
○大河原雅子君 ありがとうございます。  本当に、私もこの提言読ませていただきましたけれども、災害によって失われるのは、もちろんその大切な命と日々の暮らしであると。死者、行方不明者、負傷者、床上・床下浸水の家屋とか、いろいろ被災の程度を表す数字にどうしても私たち目が行きますけれ...全文を見る
○大河原雅子君 今御答弁いただいたように、水防団員の方々の確保というのは、確かに活動していらっしゃる場面は、なかなか火事とか、消火というところとは違うので、人目に付かない、啓発を一生懸命してもなかなかそれが進まなかったんだということもあるかと思います。  処遇の改善というのも実...全文を見る
○大河原雅子君 今、取手の例は兼任水防団ということでよろしいんですか。
○大河原雅子君 水防団の報酬はもちろんそれぞれの自治体が条例で決められているために、国が取り決めるような問題ではないと確かに思います。しかし、これから先の防災・減災ということも考えていくときには、やはり国土交通省としても、今御答弁いただいたように、積極的に地方公共団体に水防団の処...全文を見る
○大河原雅子君 私も、伝統工法の継承というのは大事だというふうにもちろん思っております。しかし、場所場所によって、その被害のフェーズによっては近代工法じゃなければできないというところもありますので、そういう意味で、タイの洪水にも排水ポンプとか持っていきましたよね、ああいうような形...全文を見る
○大河原雅子君 今お答えにありましたように、地域密着型の、そういう小さな建設会社ですとか、そういうところが活躍されるというようなイメージでよろしいんですね。あとは町内会やら自治会やらと、多様なその担い手ということがあるかと思います。資格要件を緩和することということで、それに伴って...全文を見る
○大河原雅子君 水防協力団体で、先ほどの自治会とか町内会とかいわゆるボランタリーな感じのところというのは、やはり器材の購入はかなり、市町村を通じてやるわけですけれども、負担に、重荷になるかなという危惧を持っております。  そして、今、河川の占用許可手続の簡素化ということなんです...全文を見る
○大河原雅子君 大臣自らお答えをいただきまして恐縮ですが、ハリケーン・サンディの例まで引いていただきました。  この計画の策定率はちょっと、ざっくり言うと半分しかできていないのかというような感じです。でも、このことを、やはり多くの地下街利用者の方たちが必ずそこに避難計画ができて...全文を見る
○大河原雅子君 本当にこの防災・安全交付金をしっかり使っていただくということだと思いますけれども、この地下街のほかに要配慮者利用施設、高齢者の施設や障害者の施設、そういったところについても利用者の洪水時の避難計画の作成と、大規模工場については浸水防止計画の作成、また、自衛水防組織...全文を見る
○大河原雅子君 要配慮者利用施設の計画というのは、実際その窓口を国交省につくるということですけれども、これ実際の厚生労働省とのやっぱり検討がしっかりとまず必要なんだと思うんですが、その点はもう既にどのようにやっていくかお決まりなんでしょうか。
○大河原雅子君 こういう施設では人員が経営的にも非常にぎりぎりのところでやっているところが多いわけですね。お一人では避難できない方たちがたくさんいるということでは課題は非常に大きなものがあると思います。是非、厚生労働省としっかり協議をして国土交通省の知恵を投入していただきたいとい...全文を見る
○大河原雅子君 私も都議会議員時代から多摩川のクリーン・アンド・ウオッチングというのをやっておりまして、清掃作業などもやっているんですが、収集したごみの処分の仕方というのも非常に市民団体にとっては重荷になっていたりもいたしましたので、こういう協力団体の皆さんへの支援というものもし...全文を見る
○大河原雅子君 河川協力団体をパートナーというふうに御答弁いただいたので、それはいいなというふうに思います。  この河川協力団体の指定については、入口で縛るんではなくて活動を評価する仕組みということも検討しなければいけないと思いますが、外部有識者、市民参加の下で評価する仕組み、...全文を見る
○大河原雅子君 昨年二月の総務省の社会資本の維持管理及び更新に関する行政評価・監視結果報告書、これでいろいろと指摘を受けましたし、勧告をされております。都道府県から資料の提供がされていなかったり、河川現況台帳の記載に問題があるものというものもありました。こういうところの改善をやは...全文を見る
○大河原雅子君 私は、ただいま可決されました水防法及び河川法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、生活の党、社会民主党・護憲連合及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     水防法...全文を見る
06月12日第183回国会 参議院 本会議 第26号
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○大河原雅子君 民主党の大河原雅子です。  ただいま議題となりました食品表示法案につきまして、民主党・新緑風会を代表して質問いたします。  本法案は、民主党政権下において検討され、法制化に向けて準備してきたものです。これまで、食品の表示は、食品衛生法、JAS法、健康増進法など...全文を見る