大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○大串委員 民主党の大串博志でございます。  きょうは、独立行政法人緑資源機構法を廃止する法律案ということでお時間をいただきました。  これは、皆さん御案内のとおり、かねてより発生しました、この緑資源機構という独立行政法人の林道整備の事業において、調査業務でしたけれども、談合...全文を見る
○大串委員 今問題と対応策に関してざっと御説明いただきましたけれども、今おっしゃった中で、これは非常に国民として問題の多い、いわゆる税金の無駄遣い。談合が行われるということは、それだけきちんとした競争入札が行われないということでございますので、結局税金にはね返ってくるわけでござい...全文を見る
○大串委員 今、特殊法人整理合理化計画の内容を引っ張られて、補助金というものも財源の一つになっていいんだと。確かにそのとおりなんです。制度上は許されている。しかし、問題は、それがほぼすべてである。つまり、運営費交付金がない。つまり、自由裁量をもってして効率化に努めようとするインセ...全文を見る
○大串委員 私もほぼ同じものをいただきましたけれども、今の説明からすると、では、なぜ前の緑資源機構においては海外農業開発事業は運営費交付金ではだめだったんですか、端的にお答えください。
○大串委員 要するに緑資源機構の時代には、非常に小さい業務で内容が明確だった。しかし、今回、国際農林水産業研究センターの中では、幾つも業務があって、その中の一つとしてやるから運営費交付金になるという説明なんですけれども、要するに新法人、つまり新しい法人、国際農林水産業研究センター...全文を見る
○大串委員 私はこの仕組み、第三者委員会においていい取り組みだと言われていますけれども、本当にそうかなと思う面もあるんです。  この設置要領をいただきましたけれども、こういうものは人が非常に重要です。事業担当部局以外の部局がチェックするから第三者的な目があるだろう、そういうこと...全文を見る
○大串委員 農林水産省全体の取り組みとして、七月三十一日に農林水産省の直轄事業に関しての取り組みを決めたんだということを今おっしゃいました。私は農林水産省の方々が一連出されたいわゆる考え方を見て、これは農林水産省全体で網の目からこぼれることのないように対応がとられているかというの...全文を見る
○大串委員 いろいろ農林水産省の方から、当省直轄の公共事業以外のいわゆる発注に関してはどうなんですかという説明をるる受けると、ちびりちびりと資料が出てくるんですね。  そして、大臣が今おっしゃった「随意契約の適正化の一層の推進について」という文書もこの委員会に来るほんの数十分前...全文を見る
○大串委員 大臣、読んでいらっしゃいますけれども、今公共事業以外の物品等の調達についてもこれはカバーしているんだとおっしゃいましたけれども、それは何をカバーしているかというと、本当に随意契約でやっていいんですねということの第三者の目からのチェックを物品等にも目を光らせますよという...全文を見る
○大串委員 すなわち、今回の緑資源機構の問題を契機として、農水省としては、水資源機構におけるいわゆる公共事業の発注の形態、発注のあり方に関して適正な改善がなされるような指導、対応をとっていらっしゃらないということですか。いかがでしょうか。
○大串委員 レクのときにも、幅広くここは聞きますからねというふうにお伝えしているので、よろしくお願いします。  今おっしゃったように、例えば緑資源機構で官製談合が起こった、そして同じような業務の形をしている水資源機構に関しては今回特別の措置をとっていない。もちろん、水資源機構に...全文を見る
○大串委員 いかがなものかという一言で今判断を終わられましたけれども、それこそいかがなものかです。  大臣、公益法人が指名競争入札で入札に応じるのはやはり理としてかなわないだろうということがここで指摘されているんです。私もそのとおりだと思います。緑資源機構で悪いことが起こったか...全文を見る
04月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○大串委員 民主党の大串博志でございます。  私は、きょうは、一般質疑の時間をいただきまして、諫早湾干拓事業に関して大臣と議論を交わさせていただきたいというふうに思います。  この諫早湾干拓事業は、もとは五十有余年前に長崎の大干拓計画に端を発した長年の計画でございまして、それ...全文を見る
○大串委員 ここにもありますように、今大臣が御説明されましたね、第一回計画変更時に妥当投資額がふえました。他方、事業費もふえました。費用対効果は、最初一・〇三と見積もられていたものが、第一回変更のときに一・〇一になりました。第二回変更時には、今大臣もおっしゃいました妥当投資額、効...全文を見る
○大串委員 今大臣がおっしゃいました後背地の町において防災効果が見られる等々のことは、私も否定しているわけではございません。それはあるでしょう。潮受け堤防をつくり、干拓事業を行っているわけですから、そのような効果がないと申し上げるつもりは毛頭ございません。  ただ、事業を行う側...全文を見る
○大串委員 ありがとうございます。  これは資料の二枚目にありますね、失敗知識データベースと。今まさに御答弁いただいたように、失敗知識データベースは、事故や失敗の事例を分析し、得られる教訓とともに共有できる知識として整理し、収録したデータベースです。今もおっしゃいました、広く皆...全文を見る
○大串委員 事業をトータルとして見るとなると、やはりこの費用対効果なんですよ。〇・八三なんです。先ほどおっしゃった、防災効果があった、あれもあった、これは私も認めます。町の方々も恩恵を受けていらっしゃる、これは私も認めます。しかし、トータルとして見ると、やはり費用対効果の数字〇・...全文を見る
○大串委員 諫早湾干拓事業の便益をかさ上げするためにやったものではない、これは他省庁横並びでやったものなんだ、その経緯は私も説明を聞きました。  私が大臣にお尋ねしたかったのは、全省庁一致して行っていらっしゃる、真新しいものをもう一回つくると、という再建設費を効果額として計算す...全文を見る
○大串委員 一般の感覚からすると、通常はそうではない。不動産でも、先ほど申し上げましたように、保証等々を考えるときには通常は減価償却という考え方を入れるんです。そういう観点からすると、この公的な公共事業に関する効果の計算方法は明らかに過大だと思うんですね。  こういうふうに効果...全文を見る
○大串委員 災害の防止をするのであれば、もともと内側にあった堤防を強くする、高くする、強化することで済むわけであります。この堤防を守るために外側にもう一個つくり、外側にもう一個つくった堤防の効果は何かというと、内側の堤防が壊れないということです。どう考えても一般の方々には理屈がつ...全文を見る
○大串委員 今の説明は、私は、ますます国の公共事業はこれでいいのかという思いを強くさせるんです。すなわち、他地区においても伊勢湾台風は必ず来るという、確率論を入れない設計高水位でつくっている、そういうことなんですね。  これが本当にいいんでしょうか。伊勢湾台風が必ず来る。そして...全文を見る
○大串委員 その大臣の説明は説明として私は聞きました。  しかし、結果として費用対効果が一を下回るような事業が今後も起こる仕組みになっているわけであります。今、これを変えなくていい、この仕組みでいいんだとおっしゃった。私はその感覚には同意することはできません。結果として一を下回...全文を見る
○大串委員 私も、よもやないだろうというふうに思います。訴を提起するというのは、憲法上定められた個人の権利、個人に認められた権利でございます。その中で、自分としてはこういう行き方でいきたいというふうにお考えの方がいらっしゃるということでございます。  大臣にいま一つお尋ねしたい...全文を見る
○大串委員 ありがとうございます。ぜひ今おっしゃったような公正な運営をお願いしたいというふうに思います。  先ほど、この裁判の中でも言いました、裁判所は漁業被害との因果関係については定量的にはこれを認めるに足りる資料がいまだないと言っています。十四ページの資料をいま一度見ていた...全文を見る
○大串委員 資料の十六ページを見ていただければと思います。農林水産省の方から「中・長期開門調査が困難な理由」を、今大臣も触れられましたが、いただきました。幾つかのことがここに書かれています。開門調査を行うと速い潮の流れが生じるので漁業に被害が起きるとか、後背地へ影響を生じる、すな...全文を見る
○大串委員 今、豪雨のときのことなんかもおっしゃいましたけれども、予期せぬ豪雨が来たら閉めればいいわけです。だって、今もとめているわけですから。とめているがゆえに豪雨に対して対応できると言っているわけですから、そのときは閉めればいいわけであります。そういうふうな対応は十分できるわ...全文を見る
○大串委員 農業が開始された今、かつ、きょう議論できませんでしたけれども調整池の水質の問題も大きく取り上げられている今、その調整池の水質の問題があるがゆえに干拓地で行う農業についてもきれいな水をどうやって確保していくのかという問題もある今、私は、中長期開門も含め、近隣の漁業と農業...全文を見る
04月21日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○大串分科員 おはようございます。衆議院議員の大串博志でございます。  きょうは、冬柴大臣の時間をいただきまして、議論をさせていただきたいと思います。  私はきょう取り上げたいと思いますのは、九州新幹線長崎ルートの問題と城原川ダムの問題、そういう公共事業のあり方に関する問題に...全文を見る
○大串分科員 きょうは委員長の御了解をいただきまして資料を配らせていただいておりますけれども、ポイントは、肥前山口駅から諫早に向かう路線が経営分離対象であるかどうか。ここが、反対をしておった市町においては、意見を物申す機会があるのかどうか、その立場を与えられるのかどうかという非常...全文を見る
○大串分科員 先ほどから繰り返し申しておりますけれども、該当する江北町、鹿島市においては、もちろん白石町そして太良町もそうですけれども、経営分離路線に当たるかどうかというのは、この市町が新幹線建設に関してちょっと待ってくださいということを言える権利、立場を持つかどうかという非常に...全文を見る
○大串分科員 大臣、今鉄道局長がおっしゃったことは極めて佐賀県としては衝撃的なステートメントでございます。  なぜならば、今おっしゃいました、三者合意の前の段階においては国として地方の地元調整を見守る段階にあったので、その段階における、どこが経営分離区間であって、どこが経営分離...全文を見る
○大串分科員 大臣、ぜひ深く町の現状を御理解いただきたいと思います。  四ページの資料でございますけれども、これは国土交通省の方からいただいた資料でございます。見ていただきますと、今回の並行在来線を経営分離するか否かという区間は、ここにもございますように肥前山口から諫早まででご...全文を見る
○大串分科員 ありがとうございます。  地域の皆さんは、新幹線が認可されて、それを受けて、もし新幹線がこのまま認可されてでき得るという流れになっていくのであれば、それを踏まえた上での考えをしていかなければならないという、ある意味で苦渋の決断といいますか、市民、町民の将来を考えて...全文を見る
○大串分科員 ぜひ佐賀県全体の、県地域全体の声を聞いていただければというふうに思う次第でございます。  次の議題に移らせていただきます。城原川ダムでございます。  城原川についても、過去何回か取り上げさせていただきました。これも、地域の皆さんが本当に必要なんだろうかという声を...全文を見る
○大串分科員 これまで取り上げさせていただきまして、住民の皆さんからいろいろな声が出ていることに関して、住民の皆さんの声を丁寧に伺いながら進めてまいりたいというふうに大臣にはこれまで言っていただいているところでございます。ぜひそうしていただきたいと思います。  なぜならば、これ...全文を見る
○大串分科員 今、繰り返し、丁寧に聞きながら進めていくというお言葉をいただきました。ぜひお願いします。  先ほど申しましたように、いろいろな流域委員会等の議論があった後でも、新たな事実等が提示され、新たな考え方の進み方もございます。そういうものも含めながら、ぜひそれらを踏まえな...全文を見る
05月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○大串委員 民主党の大串博志でございます。  きょうは、農政に関しまして、まずは、農林水産省予算三兆円弱でございますけれども、この予算の使われ方が効率的、適正になっているかという観点、これまでもたびたび取り上げさせていただきましたけれども、これを取り上げさせていただきたいと思い...全文を見る
○大串委員 あっさりした答えですけれども、あっせんというのは関与の度合いもいろいろあるんだということで答弁を済まされているわけですけれども、事実として、このように役所が関与した形で、すなわち知っている形で二カ所に天下っていらっしゃるんですね。二つのところから職を求めていらっしゃる...全文を見る
○大串委員 では、事実としてお答えください。この竹中さんと石原さんは、常勤ですか、非常勤ですか、この二つのところは。
○大串委員 片方が常勤で、片方が非常勤。言外にどういうことを言おうとされているか私も存じませんが、常勤、非常勤だから大丈夫じゃないですかということなのかもしれませんけれども。片方が常勤で、片方が非常勤、これは当然です。常勤二つというのは理屈上あり得ない。いいですね。常勤二つという...全文を見る
○大串委員 その額に関しては団体が決めることだから言えることではないということでしたけれども、常勤、非常勤の両方のところから給料をもらっているという状態であっせんされる、これがおかしいんじゃないかと私は思うんです。天下り一つでも、あっせん一つでもおかしいと言われているこの中で、二...全文を見る
○大串委員 理事会が勤務の実態に応じて給与を決定するのは当然です。そこをおかしいと私は申しません。私が申し上げているのは、さっきの役職員報酬規程にあるように、非常勤役員の報酬は理事長が定めるとなっていることからしても、理事長が非常勤で給与をもらいながらここにいらっしゃるのは非常に...全文を見る
○大串委員 大臣の思いはそうですね。  ただ、先年の、人材バンク、天下りバンクの審議の中でもあったように、押しつけ的天下りあっせんなのかそうじゃないのか、非常に不分明なんですね。相手側にとってみると監督官庁ですから、監督官庁からこういう人もいらっしゃるよと言われたときに、それが...全文を見る
○大串委員 この辺がいま一つどうしても踏み込んでいただけないところがある。これは本当に税金の無駄遣いの問題なんです。天下りと談合と水増し発注、そしていろいろな浪費とがつながっていたことが、道路に関する予算等の問題でも明らかになった今、なぜ農水省においてももう一歩踏み込んで言えない...全文を見る
○大串委員 農業利用の目的というものが阻害されないように管理されなければならない。大臣、それは農水省できちっと管理されているんでしょうか。管理の実態はいかがなんでしょうか。そこについてのしっかりした管理がないと、つくりっ放しになって終わってしまうんじゃないかと非常にそこを危惧する...全文を見る
○大串委員 今おっしゃった調査も、十六年のときに元年から何年かのところの調査が行われただけなんです。その後一体どうなっているんですかと役所の方にお尋ねしても、そのときの調査はしました、そのときの結果は今おっしゃったようなことですということはおっしゃるけれども、それ以降どうなってい...全文を見る
○大串委員 これだけ厳しい予算の中で行っている事業でございます。ですから、その効果を発揮しているかどうかというのは、しっかり管理、確認してやっていっていただきたいというふうに思います。  時間を予想外にとりましたので、最後に一つだけ。きょうは米の生産調整の話と、あと食料自給等の...全文を見る
○大串委員 いつごろまでに、どうやって把握されるんでしょうか。  というのは、私非常に心配しておりまして、もう作付は始まろうとしています、ほぼ始まっているに等しい。農家の実態からすると、もうほとんど頭の中に入っているんです、ことしどうつくろうかなんて。にもかかわらず、今まだ確認...全文を見る