大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第182回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○大串(博)委員 ありがとうございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、閉会中ということでございますけれども、農林水産委員会を開催いただきまして、基本施策に関する件、畜産問題等ということで議論させていただく機会をいただきました。  林大臣とはこれまでも、私もいろい...全文を見る
○大串(博)委員 はい、わかりました。  そこで、確定判決となっている判決の中で言われておるのは、三年間の中で開門への準備を行う、いろいろな被害等々が起こらないように準備が必要だ、これをしっかり行った上で三年の後に開門しなさいというのが確定判決でございました。  開門を準備す...全文を見る
○大串(博)委員 補正に盛り込まれなかった理由を今言われました。補正の幾つかの重点項目に合致しないんじゃないかというふうなこともありました。私も長年予算をつくってまいりましたけれども、今回、先ほどの補正の項目の中に、暮らしの安心、安全といった項目もありました。これは実はかなり幅広...全文を見る
○大串(博)委員 今、大臣から、大臣なりの今後の工程に関するお話をいただきました。  佐賀県知事も申したように、私たちは最終的には全開門を果たしてほしい。これは、確定判決の中では開門という言葉でのみ語られております。これは、開門というからには私たちは全開門だというふうに思ってお...全文を見る
○大串(博)委員 今、ノリの漁期の話をいただきましたけれども、ぜひ現場を見ていただきたいというふうに思います。見ていただくと、今本当にノリの皆さん、一生懸命頑張っていらっしゃいます。ことしも赤潮の問題がございまして、非常に苦労しながらやられています。そういった中でありますので、ぜ...全文を見る
○大串(博)委員 三月九日の党での決定の話、先ほど来聞きました。政権公約の中でもその六項目を掲げられたのは、私も存じております。  その上で、要するに国民の皆さんあるいは農家の皆さんが知りたいのは、今何をやっている状況なのかというのが非常に気になられているわけです。私たちも聞か...全文を見る
○大串(博)委員 今、影響試算の話もございましたけれども、私たちのときにも、経産省が出した試算と農水省が出した試算が違うじゃないか、わかりづらい、どっちなんだ、こういうふうに非常に言われました。非常に難しい問題です。  先ほどおっしゃったように、前提条件がかなり違うのが根本の原...全文を見る
○大串(博)委員 対策を検討するということは参加を前提としているんじゃないか、そういう危惧もある。それは、私たちのときにも本当にそこは悩みました。おっしゃるとおりであります。  一方で、私が申し上げたいのは、農家の皆さんに不安を与えないようにしなきゃいけない。将来守られるのか、...全文を見る
○大串(博)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。     平成二十五年度畜産物価格等に関する件(案)   我が国の畜産・酪農経営は、配合飼...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○大串(博)委員 ありがとうございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは質問の機会をいただき、ありがとうございました。  TPP等の問題でございます。  私は、去年の秋まで、政府・与党でいる際に、内閣府の政務官として、国家戦略担当の政務官として、このTPP交渉を一...全文を見る
○大串(博)委員 先般までの説明ですと、この第二段落目、こういうふうに文章化する、これは大変難儀なことであった、こういった形をもってして、聖域なき関税撤廃ではないということを確認してきたんだということをるるおっしゃっていました。この聖域なき関税撤廃ではないということ、今の説明でも...全文を見る
○大串(博)委員 今、交渉の中でかち取っていくんだということを答弁の前段でおっしゃいながら、微妙に後半で修正されて、前提条件として聖域なき関税撤廃でないということを確認しなければならなかったんだとおっしゃった。私は後段の方が正しい公約の解釈だと思います。  では、前提条件として...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど申しましたように、自民党として立候補されて、候補として戦われた方、多くの方が、聖域なき関税撤廃であれば反対だに加えて、断固反対だというような印象を国民の皆さんに受け取られる。そう思っているからこそ、農業団体の皆様、あるいは農業者の皆様は今、納得できないとい...全文を見る
○大串(博)委員 今、農業団体の皆さんとも話をされているとおっしゃいましたけれども、団体の方々だけじゃないんです。総理を含めて、全国の皆さんにどういうふうな意図表明をされていたかということが問題なんです。  これは日本農業新聞、全国の農業者の皆さんはよくこれを読まれています。右...全文を見る
○大串(博)委員 政治家として選挙を戦うときに、あるいは、総裁として衆議院選全体を戦われるときもそうでしょう。マニフェストが重要なように、政治家として選挙を戦うときに、どういう団体の皆さんから、どういう支援者の皆さんから支援をいただくかというのは極めて大切なところであり、それは政...全文を見る
○大串(博)委員 この質問をする前に、総理に私ははっきり申し上げました。これは団体の皆様との話だけではないんだということを申し上げました。  先ほど申し上げましたように、大々的に全国の農業者の皆様に対して、TPP交渉参加に反対することが候補者の推薦条件として明確にされているとい...全文を見る
○大串(博)委員 この点、私は信義の問題として極めて大切だと思います。そして、結果責任と繰り返しおっしゃっている総理の結果責任という観点からして、全国の農業者の皆様からは結果として理解が得られていない、このことは重く受けとめていただかなければならない。今の発言からは、その重く受け...全文を見る
○大串(博)委員 二年間のことをおっしゃいましたけれども、交渉参加するというカードを失ってしまって、あとは自動車等々で譲りますという立場で交渉に入っていいのであれば、私たちだって参加することはできたと私は思います。しかし、それをすると交渉のカードを失ってしまう、だから、アメリカに...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますが、交渉参加ということがカードにならないという認識で交渉に臨んでいらっしゃるとすると、極めて敗北主義的な交渉にならざるを得ないということを申し上げさせていただいて、質問を終わらせていただきます。
04月04日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  早速、質問に入りたいと思います。  まず、国有林野事業から議論させていただきたいと思います。  国有林野事業は、平成十年の抜本改正、公益的機能を発揮するということで抜本改革が行われた後、先年、いわゆる管理経営法、これが成り...全文を見る
○大串(博)委員 事実関係は私が言ったとおり、わかっているんです。そうじゃなくて、勤務の実態、労働の実態、これが三月三十一日と四月一日を挟んで何も変わっていないにもかかわらず、労働条件が変わるというのは問題ではないかということを言っているんです。それに対して、労働行政を所管する厚...全文を見る
○大串(博)委員 いいですか、去年の四月、西村厚労副大臣はこう答えているんですよ。当時の管理経営法の審議のときです。「六十年間にわたって労使間の団体交渉によって職員の労働条件を決定するという労使関係法制の下に置かれてまいりました。」これは協約締結権の話ですね。「こうした経緯を十分...全文を見る
○大串(博)委員 今、ぽてんヒットというふうな言葉を使われましたけれども、全く意味なくぽてんヒットになっているわけじゃないんです。  いわゆる公務員の基本法、二十年に成りました。これは、今大臣御自身でおっしゃったように、当時の与野党、与党は当時、御党、公明党、私たちは野党、この...全文を見る
○大串(博)委員 これはぜひちゃんとやっていただきたいと思います、与野党合意ででき上がった法律の帰結ですから。  管理経営法を去年なしたときに、附帯決議をいただいております。この院でつけてもらっています。国有林野事業に関して労働条件を整備することということがついていますが、どう...全文を見る
○大串(博)委員 今るる説明いただきましたけれども、協約締結権がない、これは根本問題なんです。先ほど、与野党どちらかの責任ではないというふうにおっしゃいましたので、両方の責任として、ぜひしかるべき措置をとっていただきたいというふうに思います。  私たちは、この点を是正するために...全文を見る
○大串(博)委員 ノリの漁家の皆さんにとってみると死活問題なんです。  先ほど言われました、最初の時期においてはまずは塩水を入れて沈殿させていくというような話、あるいは、その次の段階で八門を緩やかにあける、さらには、その段階においては二十四時間モニタリングをして、何かあったらす...全文を見る
○大串(博)委員 私たちは、引き続き、時期を前倒していただきたいということを申し上げたいと思います。やはり、十二月ということであれば、よほどのことがないとノリに対する心配は消えません。ですので、ぜひ大臣に、強い決意を持って、ノリに影響を与えないという方向性を見出していただきたいと...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますが、農家の皆さんが不安に思っていらっしゃるという現状を踏まえて、そうならないように、ぜひ農水大臣として御努力をいただきたいと思います。  ありがとうございます。
05月28日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  きょうは、宮家参考人、そして田中参考人、先ほど、専門家の立場から大変有益な言葉をいただきまして、勉強になりました。  今般、自衛隊法の改正の議論をしておりますけれども、私も、実は、前職のときに、二〇〇一年から二年間、大使館の...全文を見る
○大串(博)委員 今、宮家参考人の方からお話がありました。  私も、インドネシアで、日本人の方々の現地での企業も含めたオペレーションを見ていると、当然、政府からすると、本当に日本人の方々、企業人の方々も含めて、現地の大変深いところまで分け入って、いろいろな経済活動をされていらっ...全文を見る
○大串(博)委員 田中参考人にもお尋ね申し上げたいと思いますけれども、先ほど、武器使用基準の話がございました。先ほどの例では、イナメナス型作戦のところで、コンボイで移動している際に、予見のできないいろいろなリスクの変化状況があると。その中で、他国のコンボイが攻撃されている中で私た...全文を見る
○大串(博)委員 この問題は、長島委員からも先日、本会議でも提起がありましたけれども、ここでも先ほど議論がありましたけれども、PKOにおける駆けつけ警護の問題とも密接に、ある意味並ぶような論点なんだろうと思います。私も、昨年の秋までは内閣府の政務官としてPKOの担当でございました...全文を見る
○大串(博)委員 今御指摘いただいたことからも、車両による輸送ということになってくると、相当違ったリスクプロファイルが生まれるということが非常によくわかりました。私たちも、この点、この委員会における審議の中で議論を尽くさせていただく材料にさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  先ほど後藤委員からもありましたけれども、本国会、恐らく最後の一般質疑という形になろうかと思います。林大臣とも議論をさせていただきましたけれども、次につながるような議論をきょうもして、夏、秋というふうにつなげていきたいと思います...全文を見る
○大串(博)委員 今説明を聞きましたが、確かに、しっかりとした対策をとるためにも、対策工事は、入札も終わり準備が整っているということでありますけれども、それを行わせていただくために長崎の皆さんに理解をいただく、その努力が足りないのではないかというふうにみんな心配しているわけであり...全文を見る
○大串(博)委員 今説得に向けて活動を行っているという話がありましたけれども、大臣は二月の初めに現地に行かれましたね。お話をされました。その後、どういうふうな取り組みをされているのかというのを私も調べてみました。見てみるところ、農政局の事務所長さんが行かれているケース、これは大多...全文を見る
○大串(博)委員 今申し上げたように、前倒しの開門でなければだめだと思っている私たちの目にも、十二月でさえ非常に心配だという声が出てきているような状況であります。ぜひ政治として責任を果たすような取り組みをしていただきたい、これは、今国会、繰り返しになりますけれども、あえてこの場で...全文を見る
○大串(博)委員 TPPの影響には政府も試算を出されました。ラフな計算とここでおっしゃいましたけれども、農業生産に与える影響は三兆円マイナスと政府は認めていらっしゃる。学者の先生方が、農業生産三・数兆円、全体で十・五兆減というようなことも計算されている方もいらっしゃいます。それぐ...全文を見る
○大串(博)委員 自民党さんは、農政の大きな柱の一つとして、日本型直接支払い制度をつくっていく、私たちの戸別所得補償制度を見直して、こういうふうにおっしゃっています。これは農家の方々も相当気にしていらっしゃいます、どうなるんだろうと。この戸別所得補償政策が変わっていくとするとどう...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、私は、今の農政は非常に整合性を欠いているというふうに思うんですね。農家の方々もそういうふうに見られていると思います。一方で、TPPが進む、これからどうなるんだろうという不安感がある。戸別所得補償政策、定着してきているものが見直される。しかし、その内容はまだ...全文を見る
○大串(博)委員 さっき後藤先生がおっしゃったように、しっかりとした数字に基づいた検討をしていただかなければなりません。その上で、農家の皆さんの先を見通せるというニーズにも絶対に応えなきゃならぬと私は思うんですね。ですから、検討スケジュールは極めて重要だというふうに思いますので、...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。総理、よろしくお願いします。  きょうは、三十分時間をいただきまして、予算委員会で現在の国政の重要事を議論させていただきたいというふうに思います。  きょうは、私自身も、先ほど篠原委員からも話のありましたTPPの課題、あるいは財...全文を見る
○大串(博)委員 いま一つ、総理、確認させてください。  本会議でも総理は質問に答えて述べられました。このTPPに関しては、国民の皆さん、どういう議論になっているのか大変知りたいという声が多うございます。各国政府とも、交渉に参加している国は、いろいろな方法を通じて情報開示を国民...全文を見る
○大串(博)委員 情報開示をできるだけしていきたい、そういう政府としての方針だというふうに理解しました。  その上で、本当にそうなっているのかということを確認させていただきたいと思います。  私たち、七月の末から本交渉に日本は入りました。マレーシアの会合です。それ以降、いろい...全文を見る
○大串(博)委員 情報開示に関するこの政権のスタンスが非常によくわかると思うんですね。すなわち、秘密保持合意の中で、何が出していい情報で、誰にどういう情報を出していけないのかも言えない、そういうお答えなんです。  しかし、資料をきょうお配りさせていただいていますけれども、二ペー...全文を見る
○大串(博)委員 私が申し上げているのは、先ほど甘利大臣が口頭でも言ったようなことを各国は文章にしてホームページにも載せているということなんです。どういう文書は出せて、どういう文書を誰には出せないかと。しかも、政府の外の人間であっても、交渉に関して相談するべき人間がいたら、そこに...全文を見る
○大串(博)委員 情報開示をしっかりしていくんだという思いを国民に信じさせてほしいんです。そのためには、一つ一つ、まさか疑われるようなことがあってはいかぬと思うんです。例えば、まさにこの秘密保持合意に関する情報開示すらこれだけ劣っているということが国民には疑念を抱かせる、そういっ...全文を見る
○大串(博)委員 交渉の状況をお尋ねしているのではないんです。党の総裁に、自民党J—ファイル二〇一三に書かれている、農林水産分野の重要五品目等の聖域を確保する、この意味は、重要五品目でこれまで一度も関税撤廃等々がなされていない五百八十六品目、これを意味するんですかということを聞い...全文を見る
○大串(博)委員 今の発言からすると、党の方で検証が五百八十六品目について行われるということを許されるということは、農林水産分野の重要五品目等の聖域というのは、五百八十六品目、一マイナスも一プラスもないということではなくて、検証された後、五百八十六品目より少ないものが守られる結果...全文を見る
○大串(博)委員 私は、あくまでも、このJ—ファイルに何が書かれているのか、どういうふうにこれを読むべきか、どういうふうに解釈すべきかという、きのうも実は、私、地元の農業地域を歩いてきました。そうしたら、口々に言われたことが、自分たちは、ここに書かれている重要五品目、聖域というの...全文を見る
○大串(博)委員 何度お尋ねしても、五百八十六品目だ、これを守るということが私たちの約束だという言葉が出てこないのが私は不思議なんです。というのが私の地元の農業の現場の肌感覚とは違います。そこが、非常に私たちは不信感、先ほどの情報開示が足りないものも含めて不信感を抱かせる結果にな...全文を見る
○大串(博)委員 私は、これが公約かどうかということをお尋ねしたわけで、申し述べることが適当であるかどうかをお尋ねしたわけじゃないんですよ。交渉との関係でお尋ねしたわけじゃなくて、この読み方をお尋ねした。  どうもTPPに関しては非常に歯切れの悪い答弁が続くというのが私の前国会...全文を見る
○大串(博)委員 それでは、次の質問に入りたいと思います。  消費税の決断をされました。そして、そのときに経済対策のアナウンスもされました。その中で、復興特別法人税の一年前倒しでの廃止ということも決められました。それが本当に効果を持つのかどうかということが大きな論議の対象になっ...全文を見る
○大串(博)委員 要請をされるのはよくわかります。要請だけなのかという気も同時にいたします。本当に、大衆消費増税をして企業減税なのかという声に対応するには、もっとしっかりした仕組みをつくらなければならないんじゃないかと思いますし、賃金というものに対する正しい理解をしていただきたい...全文を見る
○大串(博)委員 正しく理解していただきたい。ベースアップというのは、賃金表全体が上がるということなんです。労使交渉では最もハードルの高いものなんです。一つ一つの個人に対する手当、住宅手当、あるいは子供に対する手当、疾病に対する手当を上げましょう、上げません、これも交渉としてあり...全文を見る
○大串(博)委員 終わりますが、甘利大臣の先ほどの発言も間違っていて、賃金改善分という先ほどの項目には一時金は入っていないんです。  こういった非常に雑な理解のもとに賃金のことを語られる。極めて心配。(発言する者あり)
11月07日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、農林水産委員会で質問の機会をいただきました。私も、前質問者の皆さんに続いて、生産調整の見直しあるいは戸別所得補償制度の縮減等々のことについて議論させていただきたいと思いますが、まず冒頭、委員長にお...全文を見る
○大串(博)委員 それでは、質問に入らせていただきます。  昨日発表されました、生産調整の見直しを含む戸別所得補償政策の見直し等々についての議論でございますが、まず、お米政策を中心に。  先ほど今村委員の方からも話がありました、農業政策は稲作を中心にやはり考えざるを得ないので...全文を見る
○大串(博)委員 私は、正直言って、これは今後五年間の実態にも相当よるところがあるのじゃないかと思うんですね。  きょう幾つか確認したいところがあるんですけれども、きのう出たばかりなので、私も内容がよくわからないところがあります。恐らく全国の農家の皆さんも、まだよくわからぬなと...全文を見る
○大串(博)委員 まだよくわからない、これからまたさらに詰めていくんだという御答弁でありますけれども、それに対して申し上げなければならないことは、見た目には大きな改革となり得るものが今提示されている、それは非常に、農家の皆さんにどうなるんだろうという気持ちを抱かせるものであります...全文を見る
○大串(博)委員 はっきりしていないんですね。  農家の方々がこれを見て持たれる疑問は、先ほども申しましたように、自分はどうなるんだろう、自分の農業は続けていけるんだろうか、自分は続けていけるような立場にある農家なんだろうか、あるいは、自分が売る米の価格は下がるんだろうか、こう...全文を見る
○大串(博)委員 今申し上げましたように、不安を持っている方々が、小規模な農家の方々のみならず、大規模な農家の方々にもある、こういった状況なんです。それに対して、まだ決まっていない、中間報告だからこれから決めていくところもありますということでございました。  不安感を持たせると...全文を見る
○大串(博)委員 私は、この農地維持払いは極めて大きな問題をはらんでいる可能性があると思っています。  といいますのは、まず、多面的機能を維持する、この目的だというふうに言われましたけれども、共同活動に係るコストをそれを行う組織、集団に渡すだけで、どうやって多面的機能が守られる...全文を見る
○大串(博)委員 しっかり検討していくということでございましたけれども、経済合理性を確保しながらやっていくのに、非常に難しい方向に進まれているんじゃないかなという気がします。  先ほど申しましたように、私たちは、戸別所得補償はコストを埋めるという、極めて経済の原理に基づいた考え...全文を見る
○大串(博)委員 確認させてください。  五百八十六品目は何であったかということも含めて、その場で説明していただけるんでしょうか。
○大串(博)委員 五百八十六品目は、交渉が終わった後は、これであったということを示していただけるものだというふうに理解させていただきました。  そして、TPPとの絡みでいうと、農業に大きな影響のあるものとして、きのう、総務省の自動車関係税制のあり方に関する検討会報告がまとまった...全文を見る
○大串(博)委員 答弁はそういうものであろうと思いました。しかし、担当としてこれにかかわってきた者として、心配しているから申し上げているんです。  かつ、よく政府であるのは、何がしかの措置がとられて、これはTPPに対しての対応ではございません、国内的な要因からこういうふうな政策...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。  最後の言葉、いずれの地裁判決が出ても、高裁判決は確定したものであるということを踏まえてやっていく、すなわち、長崎県の理解を得て対策工事をやるということがまず第一になっていく、ここは勇気づけられました。そのことはぜひ実行していただくと...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○大串(博)委員 民主党の大串でございます。  きょうは、質問の時間をいただきましたので、法案の審議等々を進めさせていただきたいというふうに思います。  まず、法案の審議に入る前に、質疑に入る前に、先週報道でも大きく取り上げられました諫早湾干拓の問題を取り上げさせていただきた...全文を見る
○大串(博)委員 福岡高裁による開門、確定した義務というのは、対策工事をとった上で、三年間のうちにそれをとり、その後五年間開門しなさいというものでございました。その三年間という期日は、きょうは十一月二十日でございますが、あとちょうど一カ月後の十二月二十日が期限でございます。そうい...全文を見る
○大串(博)委員 今、大部に及ぶ、五百九十三ページに及ぶ内容を吟味しておるということでございましたけれども、まず筋として、開門義務というのは確定した法的な義務ということであれば、それと異なる仮処分が出たのであれば、それに異議申し立てをするのが筋であろうということを今申し上げたわけ...全文を見る
○大串(博)委員 これまで、開門義務というのは法的な義務であるということで、開門に向けた努力をされているという答弁でございました。長崎の皆さんとの理解も得るべく一生懸命やっている、今後もやっていくというような御答弁でありました。  という流れで来ているのであれば、今二つの異なっ...全文を見る
○大串(博)委員 裁判所が、ある意味勝手に異なった二つの判断をしているというだけでもないと私は思うんです。  といいますのは、今回、高裁判決とは異なった方向のように読める判決が出ています。しかし、これに関しては、今回の判決はわざわざ断り書きをつけている。どう書いているかというと...全文を見る
○大串(博)委員 最後に、大臣の答弁を一言またいただきたいと思いますけれども、今のように、即時全面開門の訴訟においての損害賠償を求められていることから漁業被害に関しては主張しなかったということであれば、聞きようによっては、そういうものがなければ漁業被害のことを主張してもよかったと...全文を見る
○大串(博)委員 あと一カ月すると、十二月二十日という期限が来ます。その際に、福岡地裁の確定判決を保持している原告団、弁護団は、もし開門がなされていなければ、強制執行や間接強制というような、そうお願いするということすらあり得る。  仮に間接強制ということになった場合には、国は、...全文を見る
○大串(博)委員 そういう答弁かなと思っていたところでありますけれども、しかし、恐らく受け取っている農家の側からすると、米本体すら明言できないのかという素朴な思いを持たれる方は多いと思うんですね。だから、私は非常に、いわゆる日本の農業をめぐる状況が激動どころか激震、激々震ぐらいす...全文を見る
○大串(博)委員 そのような説明も、実はこれまで何度もずっと聞いてきたような説明でもあるんですね。過去の資料も読みますと、ずっと今のような理由づけが書かれているわけです。うまくいってきたかというと、なかなか苦しい道のりであったというのがこれまでだったと思うんです。  ですから、...全文を見る
○大串(博)委員 そういった考え方もあると思うんですね。すなわち、ちゃんと受け手がある中で出し手があるのかというところは、一つの塩漬けにならない大切な点でありまして、かつ、受け手がしっかり営農を、地域との調和要件、先ほど来議論もありました。農業委員会の皆様あるいはきょうの参考人の...全文を見る
○大串(博)委員 その辺が、この中間管理事業のうまくいくか、うまくいかないかの、一番、細部のように聞こえて極めて大事なところだと思うんですね。  すなわち、人・農地プランができていない、そういった中で、仮にそういうところで出し手から土地を受ける、そこで受けた出し手の出してきた土...全文を見る
○大串(博)委員 今、公募して何とかするという話、あるいは中間管理機構の人たちが努力をするという気合いみたいな話がありますけれども、本当にそれでうまくいくのが日本の農業の現状なのかと心配なんですよ。  そういう点から判断すると、私は、やはり人・農地プランというものを前提にまずは...全文を見る
○大串(博)委員 今話がありました、こういった形状のものなら借りてもいいけれどもなというニーズ、あるいはまとまっていれば借りてもいいけれどもなというニーズといったことは、地元を歩いて頑張ってマッチングをしてくださろうという方々がいてくだされば、これは進むんだと私は思うんですね。 ...全文を見る
○大串(博)委員 私は、十年間で五割から八割に、担い手に集積していくということであれば、中間管理機構の予算のスキームに関しては、時限として考えてもいいぐらいのことではないかというふうに思うんです。その中で、十年間で集中的にやっていくというぐらいの考え方が一番正当なんじゃないかなと...全文を見る
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○大串(博)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。     平成二十六年度畜産物価格等に関する件(案)   我が国の畜産・酪農は、配合飼料価...全文を見る