大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第186回国会 衆議院 本会議 第4号
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○大串博志君 民主党の大串博志でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、平成二十五年度補正予算案三案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  我々民主党は、このたびの補正予算が、四月の消費税増税を控え、低所得者の方々への影響緩和や、駆け込み需要と反動減の...全文を見る
02月04日第186回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。よろしくお願いします。民主党の大串博志でございます。  きょうは、質問の機会をいただきましたので、安倍政権の基本姿勢ということで議論させていただきたいというふうに思います。  まずは、農業のことに関して議論させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○大串(博)委員 私は、ダボスでの総理の発言、元気いいなと思ったんですよ。過度に元気がいいんじゃないかというふうに思ったんです。  というのは、民間企業が障壁なく農業に参入し、つくれる時代がやってきます、あたかも全ての参入障壁がなくなるかのごときの発言でございました。ところが、...全文を見る
○大串(博)委員 この点は、去年の秋から農林水産委員会でもるる議論させていただきましたが、今、重要な答弁をいただきました。どちらかといえば後者、すなわち、飼料用米等へ主食用米の供給をスイッチしていくということの方なんだということでございました。  ただ、それにしても、農家の皆さ...全文を見る
○大串(博)委員 集落に払う経費が所得をサポートするかということに関しては、これまでも例があります。中山間地直接支払い制度やあるいは農地・水・環境保全対策、これらにおいても、農家の所得をどれだけサポートしているかというと、歩どまりがあるというのはもう結果として出ています。ですから...全文を見る
○大串(博)委員 今お話がありましたように、物価に関しては、しばらく上昇の足踏みがあるけれども、一四年度の後半に向けて二%の経路に達していく、二年間で二%を達成していく、こういうことでございました。  二年間で二%を達成していく、私、非常にそこは難しいところ、難しいところという...全文を見る
○大串(博)委員 なぜこれを聞いているかというと、単純な経済の理屈で、物価が上がると金利は上がります。金利が上がったときに、日本は国債をどうするのかという問題がある。  財務省でつくられている後年度影響試算においては、金利が一%上がると財政負担は一年後に一兆円、二年後に二・五兆...全文を見る
○大串(博)委員 金融政策は、もう今や財政政策とリンクしているとみんな思っています。  日銀が最近出した生活実態アンケートの中で、日銀を信頼できないという理由を問うたところ、政策の中立性がないからというふうに答えた割合が急増しています。そういう中ですから、総理にお尋ねしているん...全文を見る
○大串(博)委員 名目三%、実質二%、こういう目標を目指して成長戦略をやっていらっしゃるのはわかります。それを達成する責任を政府として負うというふうに考えるのもわかります。  しかし、財政は非常に日本は今際どい状況にあるというのは、みんなの目に明らかだと思います。であるがゆえに...全文を見る
○大串(博)委員 緊要性が高いというふうに言われますけれども、中身はほとんど、先ほど申しましたように、本予算を前にすき取ってきただけの話なんですね。それがなぜそんなに問題になってくるかというと、財政の中期計画との話です。  つまり、私たち民主党政権のときには、中期的財政計画は、...全文を見る
○大串(博)委員 この辺は、さらに議論させていただきたいと思います。  終わります。
○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  午前中の質疑、どうもありがとうございました。フォローアップも含めて、少し議論させていただければというふうに思います。  総理、午前中の審議を終えて官邸にお戻りになって、午前中の東京株式市場の状況を確認されたのではないかという...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。目標を共有していくと。  例えば、イギリスの中央銀行も、目標の設定は政府が行い、オペレーショナルインディペンデンシーという意味において、手段の独立性を中央銀行が持つ。そのことに関しても触れられたんだと思います。  目標を設定したのは政府...全文を見る
○大串(博)委員 早目の対応というのは必要だと思いますけれども、あわせて、やはり財源を毎年きちんと確保するというのも、消費税が上がる世の中において、低所得者対策として必要だと私は思うんですね。私はこの点の配慮も必要になってくると思います。  そして最後に、今回、補正予算の議論、...全文を見る
○大串(博)委員 今の点、理屈はわからぬでもないんです。一%以上金利が振れたことがあったということ。  ただし、いろいろなやり方があると思うんですね。金利が振れたときに予備費を使う、あるいはそのときに補正予算をそれこそつくる、そのときに国会も協力するというようなやり方も、私は、...全文を見る
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。先般に引き続いて質問させていただきたいと思います。  まず、ソチ・オリンピックが開幕しましたけれども、日本の初メダル、よかったですね。若い選手が大変いい演技を競技で示していただきました。メダルに届かなかった選手...全文を見る
○大串(博)委員 今法制局から答弁がありましたように、これまで、この集団的自衛権に関して、政府として、憲法の条文改正によらずとも、憲法の解釈の変更によってこれを行使することができるという政府答弁をしたことはございません。  御案内のように、集団的自衛権あるいは九条の問題に関して...全文を見る
○大串(博)委員 いま一度、私の質問に答えていただくように明確に質問をします。  一般論で今答えられましたけれども、集団的自衛権に関して、集団的自衛権の行使に関して、総理が二月五日に答弁したように、解釈を明らかにすることによってこれは可能であり、憲法改正が必要だという指摘は必ず...全文を見る
○大串(博)委員 集団的自衛権という個別の論点に関しては個別に検討されるべきであるという結論になっています。  しかし、私が尋ねたのは、集団的自衛権の行使に関してという、この論点に関して、総理がこれだけ明確に、解釈を明らかにすることによってそれは可能であり、憲法改正が必要だとい...全文を見る
○大串(博)委員 太田大臣、私の質問にぜひ端的にお答えいただきたいと思います。私は、安保法制懇のことは一言もお尋ねしておりません。  総理がおっしゃった、二月五日の、集団的自衛権の行使に関して、政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必要だとい...全文を見る
○大串(博)委員 いま一度確認させていただきます。  いろいろなところで発言されていることを認められたというふうにおっしゃっていました。  では、この言葉、集団的自衛権の行使に関して、政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによってこれは可能であり、憲法改正は必要ではない...全文を見る
○大串(博)委員 総理は、集団的自衛権の行使に関しては、政府が適切な形で解釈を明らかにすれば憲法改正は必要ではないと明らかにおっしゃっているので、私は、公明党の皆様の議論が本当に大事だと思うから、ありがたい議論だと思うから、この憲法改正が必要だという指摘は必ずしも当たらないという...全文を見る
○大串(博)委員 累次総理がこの国会においてお答えになっていることを含めて、それに対して同意をされているということであれば、いま一度確認させていただきますけれども、政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必要だという指摘は当たらない、これにも同意...全文を見る
○大串(博)委員 この集団的自衛権の問題は、先ほど申しましたように、これまでるる、長い歴史の中で、国会の答弁、政府の発言、質問主意書に対する答弁、これが積み重なって、極めてきちんとつくられた歴史があります。  それに対して、二月五日に、先ほど法制局が答弁したように、初めて政府と...全文を見る
○大串(博)委員 では、総理にお尋ねします。  政府が適切な形で憲法解釈を明らかにすることによって集団的自衛権の行使は可能であり、憲法改正が必要だという指摘は必ずしも当たらないと。これは、先ほどお話があったように、政府としてはこの答弁をしたことはございません。新しい意味としてこ...全文を見る
○大串(博)委員 今、総理、これまでの積み上げだけではだめなんだということをおっしゃいました、だから安保法制懇をしていると。  僕は法制懇のことだけをとって問うているわけじゃなくて、太田大臣に先ほどお尋ねしたのは、太田大臣が十一月五日に、憲法の明文の変更なくして集団的自衛権の行...全文を見る
○大串(博)委員 なぜ私がこの問題を取り上げたかというと、安保法制懇で議論される、私はいいと思うんです。個別のこともきちっと詰めて、その上で議論される、国民の皆さんも知った上で議論される、これは私はいいことだと思うんです。  ただ、心配なのは、よくないのは、長い年月を通じて積み...全文を見る
○大串(博)委員 個人的に発言されたことに対してコメントすべきではないという答弁、ずっとそうなんですけれども、しかし、NHKは法律に基づいて公共放送という極めて重要な役割を負っている組織であります。しかも、そこの経営委員というのは、経営に関して、これを監視するところ、その経営委員...全文を見る
○大串(博)委員 経営委員の国会への招致を委員長にお求めしまして、私からの質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
02月20日第186回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、NHK会長及び経営委員の皆さんの発言問題を中心に、前回に続いて議論をさせていただきたいというふうに思います。  NHK会長及び経営委員の皆さんの話、まずは会長の話ですけれども、私は、もちろん、一...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど申し上げたように、一月二十五日の記者会見での発言が物議を醸し、その後、説明をしていかなければならないという重い責任を負った会長です。それが、個人的発言だから取り消しますという発言をここで繰り返しおっしゃっていた。それが、二月十二日の経営委員会において、その...全文を見る
○大串(博)委員 今、理由は、発言が不正確になる可能性があるということでしたので、籾井会長に発言をお願いします。二月十二日の経営委員会で述べた内容を正確にここでお述べください。
○大串(博)委員 きょうは、公共放送等に関しての集中質疑です。まさにこの問題を取り上げるためにきょうは開かれたと私は理解しています。そのために、会長にも来ていただきました。  経営委員会が開かれたのは一週間以上も前です。議事録がどうとかという問題ではございません。御自分がその場...全文を見る
○大串(博)委員 経営委員会で発言した発言は自分の手を離れているので、ここで自分の発言とはいえども答えることができませんというふうにおっしゃいました。それはNHKのルールなのかもしれません。しかし、NHKの会長として、国民の皆さんに自分の考えを説明し、信頼を回復するという責任があ...全文を見る
○大串(博)委員 では、経営委員長にもお尋ねしたいと思います。  経営委員長も大変重い責任をこの期において持っていらっしゃいます。籾井会長が前回の経営委員会で自分の発言がどこが悪かったのかというふうな発言をされたかどうか、NHKの信頼を回復できるかどうかにおいては極めて重要、そ...全文を見る
○大串(博)委員 私は、このことをお尋ねするというのを、きのうのうちからNHKの方にお伝えしております。委員の方に確認をする必要があるのでという経営委員長の発言でしたので、そういうことかなと思って、必要とあれば籾井会長に確認をとった上で、きょう御両名から説明できるようにしてくださ...全文を見る
○大串(博)委員 こうおっしゃっていますね。きょうは定例記者会見ですから、もう就任会見のことは余り聞かないでいただきたいと思います。さらに、就任会見についてはもう聞かないでくださいと言った、それはどうしてかと聞かれて、済んだことだからですと言われています。済んだことなんでしょうか...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  早速質問に入らせていただきたいというふうに思います。  まず、質問の順番を変えまして、今、交渉もオンゴーイングで続いておりますTPPの課題から始めさせていただければというふうに思います。  報道等でもあ...全文を見る
○大串(博)委員 前回フロマン氏が来たので今回行ったということでございましたけれども、閣僚会合が今回大筋合意に至るかどうかという極めてセンシティブなところでの訪米、しかも突然の訪米でございました。やはりこちらが行くということに関しては、何がしかのお土産みたいなものを持っていかざる...全文を見る
○大串(博)委員 繰り返し、攻めるべきは攻め、守るべきは守るとおっしゃっていますけれども、守るべきものに関してどんどんどんどん、先方がその譲歩を明らかにしない中で、こちらだけ譲歩を示しているというのが現状じゃないかと思います。  実際、今回の交渉が大枠合意になるのかどうか、私は...全文を見る
○大串(博)委員 今、答えられましたので、それに関してもう少し突っ込んで議論させていただきたいというふうに思います。  今、五千事業に関して形骸化していた部分があるんじゃないかというふうにおっしゃいました。私が申し上げたのは、先ほどの第三者性ということで申し上げたかったのは、す...全文を見る
○大串(博)委員 この点、何度も何度も役所の皆さんとも議論をした上で質問しております。  さらに、これは大臣が今お答えになったことだから、外部有識者の目線が形骸化していたからよくなかったと。しかし、私は、外部有識者の目が入り得るということが大切だということを申し上げた。実際、大...全文を見る
○大串(博)委員 農水省だけですか。
○大串(博)委員 これは、去年、四月八日にも問題になったように、外部有識者がきちんと五千事業を見ているかという点で論点になったんです。しかも、大臣は、その点に関して一定程度私たちの発言に理解をしてもらって、外部有識者の意見を聞きながら選ぶということも考えられるのではないかというふ...全文を見る
○大串(博)委員 本末転倒ではないですか。今おっしゃいました、進行に問題があった場合には、評価を行う側に回っている外部有識者の皆さんから、今の進行はおかしいじゃないかと指摘を受けて、進行役が指摘を受けるというのは、これは全く主客転倒、本末転倒ではないですか。  この進行役という...全文を見る
○大串(博)委員 今るる説明されましたけれども、役所が自律的に改革をする、これでうまくいかなかったのがこれまでの流れじゃないですか。PDCAサイクルともう長年言っていましたよ。役所に自律的にやってもらう、これができなかったから、事業仕分けを入れ、行政レビューを入れ、公開性、外部性...全文を見る
○大串(博)委員 私に言わせると、過渡期ではなく逆戻り期になったということを申し上げさせていただいて、私の質疑を終わります。
02月25日第186回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  公述人の皆様には、それぞれのお立場から大変有益な御見識を御開陳いただきまして、ありがとうございます。大変勉強になりましたし、きょう、残りの時間を使って、いましばらく深めさせていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げま...全文を見る
○大串(博)委員 明快な説明、どうもありがとうございます。  もう一つ、私は、今回の政府予算あるいは政府予算の前提となる政府経済見通しを見ておって一つ気になったのが、今回、ずっとこの予算委員会でも経済の状況、財政の状況を議論してきたわけですけれども、政府の来年度経済見通し、名目...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  この辺は、またさらに私たちも委員会の中でも詰めていかなければならない論点かなというふうに思っているところでございます。  島本公述人にもお尋ねしたいと思うんです。  島本公述人は、マーケットの観点からも御専門でいらっしゃいます。こ...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  それと、あわせて、恐らく、財政赤字とあるいは貯蓄率と表裏の関係になると思うんですけれども、日本の貿易収支と経常収支、御案内のように、貿易収支は過去最大の赤字を記録し、経常収支も相当な勢いで今縮小している、このような状況にあるわけでござ...全文を見る
○大串(博)委員 本当にきょうはいろいろな意見をいただいて、木村公述人、菊池公述人にもいろいろな御意見をお尋ねしたいところでございますけれども、時間の関係で、全部尽くせぬところが大変申しわけなくございます。  ただ、非常に、きょうの朝の公述人の方々のお披瀝にも人口減少社会の話が...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志です。  早速質疑に入らせていただきたいと思いますが、その前に、委員長に対し、極めて強く遺憾の意と抗議を申し上げさせていただきたいというふうに思います。  ここまで、当予算委員会、粛々と、我が国が直面するいろいろな課題、例...全文を見る
○大串(博)委員 じっくり議論を深めることが重要ではないかとおっしゃったその大臣の真意、国会においても事前にきちんと審議を深めるという趣旨、その旨発信をぜひしていただきたいということを、改めて申し上げさせていただきたいというふうに思います。  国家安全保障会議担当の礒崎総理補佐...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ、閣議決定に至るプロセス、あるいは閣議決定をされた後のプロセスにおいても、十分な議論を国会の中で、国民の皆さんに知れる形でやれるような環境を整備していただきたいと、重ねてお願いを申し上げておきたいというふうに思います。  次に、NHKの会長、そして経営委員...全文を見る
○大串(博)委員 これは私、なぜ総理に問うているかと申しますと、先ほど申しましたように、経営委員の皆様は、総理が任命権者なんです。罷免権も総理はお持ちです。そして今、この件に関して、もちろん会長の発言に関しては二万件に上るコメントがNHKに寄せられて、その大半は批判的意見。経営委...全文を見る
○大串(博)委員 そのとおり、ぜひお願いしたいと思います。金利リスクから国債保有リスクが顕現化しないように、万端の対応をしていただきたいと思うんです。  それで、年金の議論に進みたいと思いますけれども、非常に重要な課題でございます。その中で、年金の運用に関して、長妻議員からもこ...全文を見る
○大串(博)委員 田村大臣ともちょっと議論させていただきたいと思います。  GPIFは、私たちの百兆を超える年金資産を運用しております。このGPIFは、前回の財政再検証のときから以降、求められている運用の目標といいますか、ございます。名目賃金上昇率プラス一・六%、足して四・一%...全文を見る
○大串(博)委員 今御発言がありましたように、GPIFは、これまで財政再検証で求められている運用利回りを達成してきています。ですので、ある意味、年金の運用、いわゆる百年安心の年金と言われてきた、百年後に一年分の年金支給分の積立金があるということを達成してきているんですね。  で...全文を見る
○大串(博)委員 マクロ経済スライドがかかる結果、基礎年金に係る所得代替率はほぼ六割ぐらいに下がってしまう。つまり、基礎年金を持っている方々の所得代替率は、これから平成五十年までの間に三分の二になってしまうということなんです。この現実を踏まえて、さらに年金問題、もっともっと議論さ...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは森林保険法の改正の議論ということで、私の方からは、先ほど来、森林保険法等々にかなり集中した質疑もございましたが、その中で少し幅を広げて、森林・林業政策等々も含めての視野から質問させていただけたらとい...全文を見る
○大串(博)委員 通告していた質問を幾つかまとめてお尋ねしたいと思うんですけれども、まさに面的集約を図っていく際に必要なこと、今、幾つかの認定要件の緩和みたいな話もいただきました。これも聞いております。ただ、ここはなかなか難しくて、認定要件を余りに緩和していくと、では、面的集積を...全文を見る
○大串(博)委員 私は、やはり今の支援策はとても大切なことだと思うんですね。森林というのは、今の段階から考えると、面的集積を図っていって、路網を整備して、できるだけ効率的な形で、最終的な利益が山元に返ってくるような形をつくっていくのが一番大事だと思うんですね。  そういった中で...全文を見る
○大串(博)委員 財源も含めた対策というのは、最終的に非常に大切になってくると思います。必要な額もある程度見越されているところでありますので、ぜひよろしくお願いします。私たちもしっかり支えていきたいというふうに思います。  ちょっと質問の順序を変えて、山村振興法のことをお伺いし...全文を見る
○大串(博)委員 恐らく、政府の中でもいろいろ悩みながらやっていただいていることと思います。それ以上に、山村に暮らす皆さんは悩んでいらっしゃいます。これらを踏まえて、私たちも、議員立法ですから、次に向けてしっかり議会としての英知を集めていかなければならないのではないかというふうに...全文を見る
○大串(博)委員 では、最後の質問を行わせていただきたいと思いますが、後藤田副大臣、大変恐縮でございます。最後になりまして恐縮でございますけれども、国有林の事業に従事する職員の労働環境、労働条件に関することでございますけれども、かねてより議論してまいりました。  後藤田副大臣に...全文を見る
○大串(博)委員 では、諸般よろしくお願い申し上げ、質疑を終わらせていただきます。
03月27日第186回国会 衆議院 本会議 第11号
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○大串博志君 寺島議員に御答弁申し上げます。  戸別所得補償に対する御質問をいただきました。  御質問のように、私どもが提案をいたしております農業者戸別所得補償法案は、民主党政権時に実施しておりました戸別所得補償制度を恒久化するため、提案をさせていただいているものでございます...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、一般質疑ということで時間をいただきましたので、最近の農林水産行政の中の重要事項に関して、幾つか議論をさせていただけたらというふうに思います。  まず、畜産の関係で、豚流行性下痢、PEDの問題でご...全文を見る
○大串(博)委員 十七県ということですけれども、影響を受けた豚の頭数あるいは農場数等々はいかがでしょうか。
○大串(博)委員 件数が二百三十七、三万九千頭が被害を受けている、こういうことでございました。  これは私も当初から注意しながら見ているんですけれども、なかなかおさまりません。冬の間スプレッドする、こういうふうに言われていて、確かに広がってまいりました。これに対して、政府として...全文を見る
○大串(博)委員 私も現場の農家の方々等々の話を聞くと、とにかく、発生した場合には、防疫対策をしっかりやる、消毒をしっかりやり、かつ、人の移動も含めて非常に抑制して広がらないようにする、これに尽きるんだというようなことでございます。これも相当な費用がもちろんかかっているわけでござ...全文を見る
○大串(博)委員 この流れを見ていますと、どうも、話を聞くと、今申し上げているように、冬の間、拡散の傾向がどうしてもあるものだということらしいんです。それで、気温が上がっていくに従って次第に終息といいますか安定的になっていく可能性がある、こう言われているようにも聞いております。そ...全文を見る
○大串(博)委員 今話がありましたように、この豚流行性下痢、なかなか対応というか予防というか心構えが非常に難しいというような感じが私もしております。  すなわち、地域的な発生の状況を見ていると、沖縄から始まって九州の南部に、地理的に広がっていくのかなと思うと、佐賀県なんか、ぽお...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど、経営支援に対するセーフティーネットのこともおっしゃいました。そういうのがあるのも承知しております。今のところは申請がまだないということでございますけれども、現場の声等々を聞くと、やはり経営支援があればありがたいという生の声も出てきております。いずれそのよ...全文を見る
○大串(博)委員 これは、今後どうなっていくのかというのはまだ非常に不安な状況にありますので、ぜひ、手綱を締めて、あす会議が行われるということでございますので、万全の態勢をとっていただきたいというふうに重ねて申し上げておきたいと思います。  次の質問に参らせていただきます。諫早...全文を見る
○大串(博)委員 そういうことなんですね。  一つの福岡高裁の確定判決は、いわゆる既判力を有する。これはどこがどうなってももう変わらない、動かないという意味で既判力がある。一方は地裁の決定です。ですから、これを上級審に持ち上げるという意味において、異議を申し立てることができると...全文を見る
○大串(博)委員 私は執行力のことを議論しているんじゃないんです。すなわち、執行力というのはどちらをどう執行するかというときの話であって、今、どの方向を政府として、方針として向くかという、政策、方針のことを言っています。そこを規定するのは、先ほどの既判力、すなわち、どういう決定が...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○大串(博)議員 お答え申し上げます。  法案を与党時代に提出せず、野党時代になってから提出している、無責任だというお言葉をいただきましたが、心外でございます。  と申しますのは、戸別所得補償制度につきましては、御案内のように、政権交代が行われた二十一年度直後、まずはモデル事...全文を見る
○大串(博)議員 今回私たちが提案しました農地・水等共同活動促進事業に関しまして、これまで、北海道と都府県の支援単価には差がございました。  これに関して、私たちとしては、もう一回見直しを行った上で、今回、配慮規定として、この差について、それをどのぐらい考えるべきなのかというこ...全文を見る
○大串(博)議員 お答えいたします。  この農地・水保全管理支払いに関する資料、これは私たちも理解するところであります。  一方で、私たちは、北海道の皆様からいろいろな議論も聞かせていただきました。ここに書かれている数字が全てをあらわしているのかといった点も、私たちは政策責任...全文を見る
○大串(博)議員 お答え申し上げます。  多面的機能は、おっしゃるとおり、極めて重要な機能であるし、政策目的、政策目標として私たちも大きな力を注いで追求しなければならないというふうに思います。その追求の仕方が、恐らく与党が提出されている案と私たちの案が違うということだと思います...全文を見る
○大串(博)議員 お答えします。  先ほど、財源に関する議論がございました。ふるさと維持三法案は、現在予算措置で行われている三つの直接支払制度、これを基本的には踏襲して法制化したものでございます。一方で、戸別所得補償政策は、私たち政権のときに、ペイ・アズ・ユー・ゴー原則を厳密に...全文を見る
○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きのうに引き続き、質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず冒頭、委員長にお願いでございます。  先ほどの赤澤委員の質疑の中で、今いらっしゃいませんけれども、我が党の政策に対して、前科という...全文を見る
○大串(博)委員 よろしくお願い申し上げます。  まず、冒頭に意見を述べさせていただきますと、きのう私が指摘させていただきました豚流行性下痢の問題ですけれども、その後も広がりを見せているのが現状だというふうに思います。実際、私の県でも、きのうからきょうにかけてまた新しい例が、し...全文を見る
○大串(博)委員 統一的な定義を聞いているわけじゃないんです。よく質問を聞いてください。過去の実績を聞いているんです。これはレクのときにも申し上げました。  過去の貿易交渉の中で、除外、再協議となったもの、これは、その定義からすると、関税率が全く下がらない、変わらないという結果...全文を見る
○大串(博)委員 質問レクのときに同じ質問をしました。  質問レクのときの回答は、これまで、除外、再協議という言葉で、日本政府が使っている言葉をもってしてあらわした結果については、関税が下がったものは一つもないという説明でありました。私は念を押しまして、それは答弁のときもそうい...全文を見る
○大串(博)委員 私が聞いた答えもそういうことでございました。  除外というふうに区分されたもの、Xとかそういうふうな記号を通じて表記されるそうでございます。これは、関税が変わっていない。再協議、これは例えばR、リネゴシエーションですね、こういった区分で表記されることが多いそう...全文を見る
○大串(博)委員 そのとおりです。私たち院において、過去の事例なんかもしっかり踏まえながらこの決議を起案して決めてきたという経緯がございます。それを踏まえていただくとすると、この除外、再協議、過去の例をしっかり踏まえていただく必要があります。  となるとすると、今報道等々で言わ...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。  過去の事例はそうです。過去の事例がそうであるということを踏まえて、この決議を踏まえるというふうに今御発言がありました。であるとすると、今回の日豪EPAあるいはTPP交渉、導き出される結果はある程度見えてこざるを得ないというふうに思...全文を見る
○大串(博)委員 私は、その議論の過程が十分に世の中に開示されるべきだったんじゃないかというふうに思うんです。農家の皆さんに、やはり突然な猫の目農政だというふうに理解され、そして混乱を招くというのは、政策のよしあしは別として、非常に大きな問題を抱えるのではないかというふうに思いま...全文を見る
○大串(博)委員 ですので、戸別所得の見直し、日本型直接支払いということは、それに対する意見は別として、国民の皆さんも理解されていました。しかし、今言われているような大きな減反廃止、過去なかったような減反廃止なんだというようなことに関しては、必ずしも理解が十分ではなかったというふ...全文を見る
○大串(博)議員 戸別所得補償はいいというのは、戸別所得補償の説明はいいということですね。  私たちは、ふるさと維持支払いということで、今回、三法案まとめて法制化の提案をさせていただきました。基本的には、これまで定着化してきた農地・水、そして中山間、そして環境支払い、こういった...全文を見る
○大串(博)議員 ありがとうございます。  農政に与野党なしということ、全く同感でございます。  そのもとはどこにあるかというと、農業を行う方からしてみると、先の見える農業政策、それによって将来を見渡しながら安定的に農業をしていきたいということ、これが農業の特質なんだと思うん...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○大串(博)議員 お答え申し上げます。  私たちも私たちなりに、戸別所得補償制度をやってきたときの検証を行ってまいりました。  御案内のように、私たちのときには、まず、米のモデル事業から導入し、その後、本格実施を行ってきたという経緯の中で、事業の進捗を行ってまいりました。 ...全文を見る
○大串(博)議員 お答え申し上げます。  私たち民主党政権において行っていた戸別所得補償政策等々の中で、米のいわゆる定額補助にのみ光が当たる傾向がありますけれども、のみならず、需要が増加傾向にありました飼料米を新規需要米と位置づけて、戸別所得補償制度の中で水田利活用自給力向上事...全文を見る
○大串(博)議員 私たちの案は、鈴木委員も御理解のように、十・五万円という形で飼料用米への急激なシフトを想定しているものではなくて、むしろ、戸別所得補償政策の米の定額、これが選択的減反制度とリンクしていたがゆえに、これによって自然な形で過剰作付が減ってきていたという実績を出してき...全文を見る
○大串(博)委員 民主党の大串博志でございます。  きょうは、私、農林水産委員会の理事としましても、この佐賀の地で地方公聴会を開催していただくこと、座長を初め委員の皆様、そして、きょう意見陳述をしていただきました皆様、さらには、準備も含めて当たっていただきました皆様に心から感謝...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  光吉さんにもお尋ねしたいと思います。  戸別所得補償の米の一万五千円分が七千五百円になっていって、さらにこれからなくなっていく、そのときに農家の所得が減るのではないかという議論が、農林水産委員会の中でもたくさんあります。  それに...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  米の需要が減ってきている中で、今回、政府の方からは、飼料用米に移りましょうという推奨が強くなされています。それによって所得を上げていこう、これは減反の廃止と言われることともつながっていると思いますけれども、さらに、収量を標準単収から、...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  秋吉さんにもちょっとお尋ねさせていただきたいんですけれども、私もよく現場も見せていただいて、本当にすばらしい、すごい農政をされているなといつも感心しておりまして、一時期、私の縁者もお勤めさせていただいたし、本当に、いつもありがとうござ...全文を見る
○大串(博)委員 私の質問の趣旨は、集約、規模拡大を今まで長年農政の中で推進してきたんだけれども、低平地の佐賀県でも、秋吉社長のようなところがたくさんあるわけでは、なかなかできていないですね。なぜそううまくいかなかったのかなという御認識を一つと、集約できたとして、何十ヘクタールぐ...全文を見る
○大串(博)委員 終わります。ありがとうございました。
04月15日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○大串(博)議員 お答え申し上げます。  農地・水保全管理支払い、確かに、カバー率が全国三四%、いい制度というふうに言われている割にはなかなか伸び悩んでいるというのは御指摘のとおりでございまして、政府の方からも今その要因等々に関して説明がありましたけれども、私たちも、その内容に...全文を見る
○大串(博)議員 お答え申し上げます。  私たちに関しては、対象者の範囲を全ての販売農家というふうにしてきたわけでありますけれども、これは、できる限りシンプルな制度とすることとして、農業者の規模や形態を区別せずに、農業者が抱える恒常的なコスト割れの部分の問題を解決するという考え...全文を見る
○大串(博)議員 おっしゃるとおり、稲作経営の皆さんが販売農家のかなりの部分を占められている、それは事実でございます。それも含めた上で、私たちは今回提唱している、あるいはこれまでやってきたような制度で行ってきておりまして、やはり経済の原則からすると、一律の価格で、公正かつ透明な形...全文を見る
○大串(博)議員 お答え申し上げます。  今、私たちの規定ぶりを御指摘いただきました。適切に評価され、適切に反映されるように行わなければならないということでございますけれども、先ほど来、政府の方から答弁のありました農地・水、これまで五年間継続したところは七割五分という単価になっ...全文を見る
○大串(博)議員 私たちは、今回、中山間、農地・水、そして環境払い、これを法制化する提案をさせていただいております。  この意味は、今まさに岩永委員から言われたように、これまで予算措置としてやってきた、その中で五年後という見直しの概念がそこに盛り込まれていたものですから、各地域...全文を見る
○大串(博)議員 これも、地元で農家の方々の声を聞くとよく言われるのが、今のような制度になっているという政府の御答弁ではありましたけれども、いやいや、年度末が近づいてきました、この事業はなかなか終わらない可能性があります、そうすると召し上げられてしまうのではないかという思いから、...全文を見る
○大串(博)議員 確かに、P掛けるQですから、面積が大きければ受け取る予算の額も大きくなるということは事の理でありまして、面積の大きい一割の農家に六割が配分されているということも、その面から説明されてしまう面も多いのではないかという御疑問なり問題意識は、そのとおりだと思います。 ...全文を見る
○大串(博)議員 今お話のありました、小規模な農家の方々の思いだと思うんですね。  私たちは、御案内のように、全ての販売農家で十アール控除をして、やっています。その小規模な農家の方々が、コストが割れてしまって利益は出ないんだけれども、例えば自分の年金収入とかそういうのを充てて、...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  法案審議が続いておりますけれども、これまで掘り下げられてきた論点に加えて、私なりに幾つか、さらに確認しなければならない論点があるなというふうに思いますので、議論させていただきたいと思います。  まず私たち...全文を見る
○大串(博)委員 今言われたように、先般来もいろいろ議論はありましたけれども、二十三年の八月に三党合意が成って、これから効果の検証をしようという話になった。その検証に関して時間がかかったじゃないか、そもそも実務者協議の場をつくっていく中でも、それなりに時間はかかっていたわけですけ...全文を見る
○大串(博)委員 特例公債を通したときの三党協議の俎上に上ったのは、全ての政策じゃないですからね。幾つかのマニフェスト事項に関して、それは自民党さんからも累次にわたって批判されていたマニフェスト事項に限って、これらをこうしようという枠組みをつくって、三党合意をし、特例公債を通した...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁を私はなるほどなと思いながら聞かせていただきました。  餌米の流通システムの構築がうまくいっていなかった、麦、大豆だけではなかなか代替できなかった、さらには需給情報システムが完全には働かなかった、極めて現代的な、今回もまた議論されているような課題だなと...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃったようなことは、実は米政策改革大綱に、当時も、自主的な仕組みをつくるといったくだりの後に、助成措置について、いわゆる産地づくり推進交付金を創設して、新たな多様な取り組みを支えていくんだというようなことも書かれています。餌米に対する、飼料米に対する助成...全文を見る
○大串(博)委員 そういう目標に向けてやるということだというふうな説明でありましたけれども、一度うまくいかなかった経緯もある。そして、今回また新たな政策変更に直面している農家の方々に、そういう方向に頑張りますと言うだけじゃなくて、こういう制度、こういう仕組み、こういう取り組みを通...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、私も、この政策を打ったらこうなるということを機械的に説明してくださいというところまでは求めません。やはり難しいと思います。自由主義経済ですから、皆さんそれぞれ経済主体として判断をされている、それはそれでいいんです。ただ、本当にそうなるかということは極めて怪...全文を見る
○大串(博)委員 この点を申し上げて、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○大串(博)議員 私たちが政権におったときも、自給率をどういうふうに考えるか、それをどう目標づけるかというのを、大変議論をたくさんしました。おっしゃったように、輸出の分を除くと、それで自給率は上がるんですね。あと、残渣の問題もございました。  ですが、いろいろ考えた結果、いろい...全文を見る
○大串(博)議員 お答え申し上げます。  私たちも、政権時代の米の定額支払い金一万五千円については、先ほどの政府の説明と同じでございます。そして、今回私たちが提案している衆法におきましても、同じく反当たり一万五千円を基礎として考えておりまして、その考え方は、今説明のあったとおり...全文を見る
○大串(博)議員 私たちは、戸別所得補償制度と、これまでの農地・水、中山間等々を法制化するという提案をしているわけでございますけれども、戸別所得補償制度は、価格によって消費者が負担を余儀なくされるコスト割れ部分、これを財政支出で広く薄く国民の皆様に、直接支払いという制度ですから、...全文を見る
○大串(博)議員 私たちは、政府のように、これは産業政策、地域政策と分けるのではなくて、戸別所得補償制度において営農を継続できる形をつくっていくことによって、ひいては多面的機能の発揮にもつながるというような連関性の中で考えておるところでございますので、地域政策と産業政策をきっぱり...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○大串(博)議員 お答え申し上げます。  私たちの農地・水、そして中山間におきまして、農振地域以外の農用地においても支援を行っていく旨を規定しましたが、これは、いわゆる多面的機能を守っていくという活動を見据えた場合に、農振指定のある農用地以外の農用地でも、一定程度それと同じ目的...全文を見る
○大串(博)議員 はい。  私たちは、まさにそこの問題点が産業政策と地域政策を分けることの問題点だと思っております。  地域において営農を継続できるような形をつくっていく。営農を継続できるような形をつくっていくことによって、農地が農地として守られていく。それによって、先ほどお...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○大串(博)議員 お答え申し上げます。  コスト割れをしていたら、ほかの農産物あるいは工業製品についても必ず財政支援を行うのかという問いがまず一つありました。  私たちは、農業者戸別所得補償制度は、るるこの委員会でも御答弁申し上げましたけれども、農業者の営農を継続させて、それ...全文を見る
○大串(博)議員 私たちは、政権時に、食料自給率五〇%という目標をつくってまいりました。そういった中で、あわせて多面的機能を守っていくという目標もつくってまいりました。この委員会においても、それらは私たちが取り組みが始まってから十年ぐらいをかけてやっていきたいというふうな思いを持...全文を見る
○大串(博)委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付したとおりであります。  以下、その内容を申し上げます。  本法律案は、第百八十三回国会に提出され、継続審査となっていたものであり、提出か...全文を見る
○大串(博)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 本会議 第21号
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○大串博志君 民主党の大串博志でございます。  ただいま議題となりました、政府提出、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案、農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案に対し、民主党・無所属クラブを代表し、反対の立場から討論をいた...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○大串(博)委員 民主党の大串博志です。  早速質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、TPPの話題から入らせていただきたいというふうに思います。  きょうは、西村副大臣にも石原政務官にも来ていただきました。どうもありがとうございます。  TPP及びそのほ...全文を見る
○大串(博)委員 江藤副大臣にお尋ねしたいと思います。  今回の合意が、先ほど大臣も少し触れられていらっしゃいましたけれども、国内畜産業にどういうふうな影響を与えるというふうに考えていらっしゃるのか。対策も含めて、何か考えていらっしゃるところがあったら教えてください。
○大串(博)委員 どのような影響があって、どのような対策を打っていくかということに関しても、副大臣からはいつも、ぎりぎりの線はできたのじゃないか、こう言われる。何がぎりぎりなのかということは、いつか詰めて、また議論させていただきたいと思います。何がぎりぎりなのか、何を根拠として、...全文を見る
○大串(博)委員 今、私はもう一回確認させていただきたいんです。  踏まえるという意味は、何がしかの取り決めは、最終的には国会でエンドースを受けなければならないので、エンドースを受けられるようなものにするということがこの決議を踏まえるの意味であって、すなわち、例えば日豪EPAの...全文を見る
○大串(博)委員 いや、だから、そこはどうもやはり緩いような感じがして、心配なんです。  すなわち、私たちは、この委員会で決議をつくるときに、一生懸命、文章を一つ一つ、文言も含めて、練りに練った上でつくったつもりであります。一項目一項目が極めて大事。特に、農業者の方々は、この一...全文を見る
○大串(博)委員 委員の一人がとおっしゃいましたけれども、過去の事例は、先ほど申しましたように、除外、再協議において関税が引き下がった例はない、これは厳然とした事実です。確かに、私は一人の委員としてここで申し上げております。しかし、この委員会の中にも同じ思いでいらっしゃる方々は多...全文を見る
○大串(博)委員 大辞泉は私も見ましたよ。見た上で聞いているんです。だから、随分ニュアンスが違うなと。判断のよりどころとするというのと事柄を理解する、随分違いますよね。だから、農家の方々は、それを聞かれて、えっ、なぜ安倍総理大臣は受けとめるなのかというふうに心配になっていらっしゃ...全文を見る
○大串(博)委員 米韓FTAでも、完成車の関税、あるいは貨物車、トラックの関税に関しては、一定の期限を持った上での撤廃ということになっていますけれども、部品は即時撤廃なんですよね。こういうことも踏まえていただいて、ぜひ部品に関してもしっかりやっていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○大串(博)委員 私は仮定の質問をしているんじゃないんです。この日米合意の内容自体がどういうものですかというものを聞いているんです。  すなわち、TPP交渉における、ほかのあらゆる物品の中で、わざわざあらゆると書かれているんですよ。あらゆる物品の中で最も長い段階的な引き下げと書...全文を見る
○大串(博)委員 石原政務官、済みません。政務官の分野まで副大臣が答えてくださっているので、それはそれでどちらでも結構なんですけれども、政府として答えていただければ結構なんです。  いいですか、あらゆる物品の中で最も長い段階的な引き下げですよ。あらゆると書かれているんですよ。ア...全文を見る
○大串(博)委員 副大臣の理解を聞いているのではないんです。  当時の、これをつくったときの、あらゆる物品の中でと書かれているので、そこはこういうことですよねと確認された上で、こういう約束になっているんでしょうか。まさか、こんな大事な文書を確認もしないでするっと通して合意されて...全文を見る
○大串(博)委員 審議が審議であれば、答えになっていませんと言って審議をとめてもらうところです。私は、確認したのかということを聞いているわけですから、今の答弁と求めているものは違います。  ただ、わかることは、極めてあやふや、あるいは緩い形での議論の中で進んでいるということが非...全文を見る
○大串(博)委員 そういう答えだろうなと思っておりましたけれども、そのときはやってまいります。そのときに、ぜひ国民の皆さんに対して最も説明のつく解決策を出していただきたい、このことを申し上げて、質問を終わりたいと思います。
05月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志です。  きょうは、予算委員会、質問の時間をいただきました。早速質問に入らせていただきたいと思います。  私は、まずTPPの問題について議論をさせていただきたいと思います。  単刀直入に議論に入りますけれども、TPPの前...全文を見る
○大串(博)委員 これまで政府の大臣の方々は、決議を踏まえる、あるいは、受けとめる、いろいろな言葉を使っておっしゃってまいりました。しかし、事、では結果はどうなんだという問い合わせになると、それは国会の方で判断してくださいと、他人にげたを預けるような言葉、これは、農家の方々に対し...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど、除外、再協議に関しては定義が確立したものはないと、これまた農家の方々に対しては大変元気をなくす答弁なんですね。  見てください。政府がつくった資料の中で、除外については「特定の物品を関税の撤廃・削減の対象としないこと」、再協議、「特定の物品の扱いを将来...全文を見る
○大串(博)委員 決議に違反しているかどうかを私は聞いているんです。それは国益にかなった結果になったかどうかというのは、再三にわたって総理はおっしゃっています。  しかし、先ほど申しましたように、除外、再協議という言葉は、関税を引き下げるものはこの除外、再協議には当たらないとい...全文を見る
○大串(博)委員 決議というのは重いんです。最終的に国会で認められる、それは当然です。その決議をどのくらい重く踏まえてもらっているかということなんです。  この間、農林水産委員会に総理は来られました。決議との考え方について、いろいろな大臣は、決議を踏まえるという言葉を使われまし...全文を見る
○大串(博)委員 今も踏まえるという言葉を使われなかった。言われないんですよ。全国の農家の方々が今聞かれていると思います。総理は必ず、踏まえるとは言わない。決議を日豪EPAが守っているかどうかも言わない。これが非常に不安の種になっているわけです。  ぜひ総理、全国の農業者の皆さ...全文を見る
○大串(博)委員 答えられなかったですね。  私がなぜこれを聞いているかというと、去年の二月から四月にかけて、TPP交渉に入ったときに、このような合意を日米でされています。すなわち、車に関しては、左側ですけれども、「TPPの市場アクセス交渉を行う中で、自動車に係る米国の関税がT...全文を見る
○大串(博)委員 何を守るか、どう守るかということに関しては、結構日本政府は言っているんですよ。重要五品目、決議を踏まえて頑張ります、こういうことをおっしゃっている。しかし、交渉の中のことは言えないからということで、自動車に関して関税撤廃してくれということを言ったかどうか、これは...全文を見る
○大串(博)委員 要するに、情報開示に関しては、極めて、一貫して否定的なんです。というのは、保秘合意の話もありましたけれども、ニュージーランドなんかは保秘合意のひな形自体をホームページ上に公開しています。アメリカは、この右手にありますけれども、TPA法案の中で、国会議員に対して交...全文を見る
○大串(博)委員 議論の筋道を少し整理させていただきたいんです。  芦田修正をとらないというのはよくわかりました。しかし、四十七年の政府見解を引っ張りながら、これを踏まえた考え方ですというふうにおっしゃっている。四十七年見解は、まさに先ほど私が読み上げたような、そのための必要最...全文を見る
○大串(博)委員 芦田修正論でないことはよくわかりました。その上でのさらなる質問なんです。  すなわち、従来の七二年見解を前提として、それを踏まえて考えるというふうにおっしゃった場合に、それを乗り越えて集団的自衛権を可能とする解釈があり得るとすると、私もいろいろ考えましたけれど...全文を見る
○大串(博)委員 なぜこれを聞いているかというと、世上よく言われているのは、必要最小限の範囲が現下の安保環境で変わったからそれを認めていこうというようにとられているケースも結構国民の皆さんの中にはあると思うんですね。  しかし、今おっしゃいました必要最小限の範囲というのは、実は...全文を見る
○大串(博)委員 私は、例があるかどうかを聞いたわけじゃないんです、総理。しっかり質問を聞いてください。  私は、総理があえて二例を挙げて、だから集団的自衛権の憲法解釈変更は必要なんだと言うだけの大きな可能性を秘めたものなんですか、それを証明できますかということを聞いたんですよ...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますけれども、憲法解釈変更という極めて大きな課題ですから、本当に起こり得ることを総理として立証してもらった上で、国民の胸にぽとんと、納得できるような形での議論を望みたいということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。
06月04日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志です。  まず、委員長、一点苦言を呈させていただきたいと思います。この委員会の離席率の高さでございます。  先ほどの鷲尾委員の質疑の際にも、定足数を割っていたタイミングがあったのではないか。私は、ざくっとしか数えておりませ...全文を見る
○大串(博)委員 今回、更新をお願いされた理由を聞いているんじゃないんです。なぜ時限立法なのかということなんです。  恒久法でいいんじゃないか、本当に必要な法律であれば。私たちは、非常に必要性が高いと思っています。恒久法でいいんじゃないかというふうに思いますけれども、どうでしょ...全文を見る
○大串(博)委員 貿易自由化による状況の変化にその都度その都度対応するように時限立法、こういうふうに言われていますけれども、基本的には、対象品目に関してはずっと追加されてきているんですね。追加されてきて、六十三年時点で影響のあったものは、ずっとこれまで対象とされてきているわけです...全文を見る
○大串(博)委員 臨時措置法とすることによって、金利など非常に低い形での支援が得られる、そういうことでございまして、それはそのとおりの今の政府の取り扱いになっています。果たしてそれがいいのかということを、政府ですから、もう一回考える必要があると私たちは思うんですね。これだけずっと...全文を見る
○大串(博)委員 決まり切ったそういう答弁を繰り返していると、これは更新できなくなりますよ。  例えば、この五年間で、今回の更新の理由に関しては、引き続きこれらの業種の直面する状況が厳しいからということで、私たちは、支援は必要ですから、賛成です。賛成ですけれども、余りに特別に、...全文を見る
○大串(博)委員 今お尋ねしましたように、それぞれ支援策が仕切られた感が非常にあるんですよね。  この制度はこの目的のためにやっている、これはこれでいいことなんです。しかし、ほかの制度との連携、ほかの制度と同じような、貿易自由化ではなくても、輸入量の急増で影響を受けているところ...全文を見る
○大串(博)委員 今申し上げたように、作物支援等々も含めて、本当にこの制度が有効な制度になっているのかというのは、不断の検証をしていただきたいと思うんです。  一つお尋ねしますけれども、この制度が効果的な支援となっているということを農水省はどのようにして確認しているのか、簡潔に...全文を見る
○大串(博)委員 ニーズがあるということはわかるんです。一方で、この支援を受けたところが本当にきちんとその後成長していっているのかということが、効果的な支援策であるかどうかのメルクマールだと思うんですね。  これは五年前もそうでしたけれども、この点を問うと、農水省から必ず出てく...全文を見る
○大串(博)委員 この多面的機能支払いが、いい制度と定着すればするほどニーズが上がり、農業の盛んな地方であればあるほど、一般財源が弱いので、より心配になるという構図があるものですから、ぜひ地方の負担には格段の配慮をお願い申し上げて、私からの質問を終わりたいと思います。  ありが...全文を見る
○大串(博)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   農産加工業は、...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、一般質疑ということで、いろいろ議論させていただきたいと思います。  まず、私も先ほどの石田先生に続いて、今回、内水面の漁業の振興についての議論を、委員長の方からも議員立法の提案ということがあるや...全文を見る
○大串(博)委員 二年前に緊急対策をとられて、それをだんだんアップグレードされてきて、今では、先ほどおっしゃったように、シラスウナギの採捕、親ウナギの漁業、あるいはウナギ養殖業の方々も含めて、三位一体で適切な資源管理をしながら漁業が進められるという状況をつくってきたということでご...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど来お話をいただきましたように、これまでも、緊急対策から三位一体の対策等々行われてきたわけですね。それで、なかなか漁獲量の減少等々には歯どめがきかなかったという厳しい現状があった。  そして、今回、私たちが聞いているところでは、委員長提案ということで内水面...全文を見る
○大串(博)委員 立法化された暁には適切に対応していくということでしょうけれども、これがもし立法化されたときには、適切に対応していただくと同時に、先般の調査捕鯨のときにもありましたけれども、やはり相手は国際社会でありますので、日本として、こういうふうな仕組みをつくってきっちりとや...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひそこはよろしくお願いします。それがないと、やはり車輪が欠けた形になると思うんですね。  そして、もう一つ、現在の問題に対する抜本的な解決策となり得るものの一つとして、先ほども話がありましたけれども、サイクルとして日本の国内で完全養殖を果たしていく、この技術...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ全力を傾注していただきたいと思います。  そして、内水面に関して、お願い、意見を二点述べさせていただくと、内水面の漁業組合員資格、これは、年間三十日以上採捕活動を行っていかなければならないというふうに法律上はされています。これが非常に要件として厳しいという...全文を見る
○大串(博)委員 あしたから支払いになる可能性は極めて高い。一年間で一億八千万円ぐらいになるんです。  大臣、私は、開門を確定判決としたときに関与していました。そのとき、農林水産省からは、最高裁まで持っていくべきだという意見が強く寄せられていました。最高裁まで行って、そこで開門...全文を見る
○大串(博)委員 司法に頼る態度自体が四十九万円を生んでしまっているということは、ぜひ御認識をいただきたいというふうに思います。  終わります。
○大串(博)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。     内水面漁業の振興に関する件(案)   内水面漁業は、水産物の供給の機能及び多面的...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  きょうは、質問時間をいただきましたので、質疑に臨ませていただきたいと思いますが、まず、昨日、御嶽山の噴火に対する捜索が打ち切られました。亡くなられた皆様、被害に遭われた皆様に心から御冥福をお祈りすると同時に...全文を見る
○大串(博)委員 さらには、上から二番目、三番目、二十一年の八月二十四日、二十一年の八月三十一日、これは選挙運動に対する寄附であったということで、選挙運動に関する収支報告書の訂正がなされたという事案でございます。  これも、当時の江渡大臣の認識がどういうものであったかということ...全文を見る
○大串(博)委員 それを述べた上で、二十一年七月一日、そして二十一年十二月十五日の百万円、そして二十四年の五月二十五日、二十四年十二月二十八日、これらについての、いま少し、若干の確認をさせていただきたいと思います。  二十一年七月一日、二十一年十二月十五日、これに関しては、大臣...全文を見る
○大串(博)委員 非常勤、週に二日ほど出られていたということでございますけれども、この三年間において、高橋氏への人件費、通常の人件費の支出はどのような態様でなされていたんでしょうか。例えば、月一回、給与振り込みの方法でやられていたとか、あるいは不定期にどなたかの手からぽんと渡され...全文を見る
○大串(博)委員 それは、人件費として、これがあなたの人件費、給与ですよ、報酬ですよということで、毎月、大臣の手から渡されていた、こういうことですか。
○大串(博)委員 それでは、二十四年の五月二十五日、二十四年の十二月二十八日、この支出に関してでございますけれども、この支出に関しては高橋さんへの人件費支出だということでありますけれども、このときは、この二件に関しては、いま一度、昨日参議院でも議論はありましたが、どのような態様で...全文を見る
○大串(博)委員 もう少し具体的に聞かせていただきたいんですが、この二十四年五月二十五日、二十四年十二月二十八日の手渡しをされるときに、それは、誰か事務のみをつかさどる方が銀行から資金をおろしてこられて、それを江渡大臣に渡されて、そのときに江渡大臣が仮領収書として領収書を書かれて...全文を見る
○大串(博)委員 この高橋さんは、聡友会、資金管理団体の会計責任者であり、かつ事務担当者でもありますね。ですので、大臣がお金をおろしてきてくれというふうに高橋さんに指示をされたというのはなるほどかなというふうに思います。  一方で、会計責任者たる高橋さんに、この金を銀行からおろ...全文を見る
○大串(博)委員 いろいろな方のいろいろな事務所がありますので、判断を差し挟むことではありませんけれども、いずれにしても、今、何も言わずに、使途は言わずに、とにかくこれだけのお金をおろしてきてくれというふうに高橋会計責任者に言われたということでありました。  一方で、後日、その...全文を見る
○大串(博)委員 二件に関してはそうですね。それに関しては、いま一つはっきりしません。人件費なんでしょうか、人件費じゃないんでしょうか。すなわち、政治資金収支報告書も含めたところに記入するにはそれなりの精度が必要です。これは人件費だったんでしょうか。
○大串(博)委員 高橋さんは人件費という認識で受け取られたのでしょうか。
○大串(博)委員 人件費という認識であったということであれば、政治資金収支報告書をつくる際に会計帳簿というものをつくっていく必要がございます。今、人件費ということでありましたけれども、その都度その都度、政治資金収支報告書には、それに至る会計帳簿をきちんとつくっていく、こういう義務...全文を見る
○大串(博)委員 人件費の中にいろいろなものを丸めて入れた、それで、地元、東京も含めてお願いしますねということだったということですね。  一つ確認しますけれども、高橋さんは、二十四年以前は地元と、東京以外のことは、すなわち地元のことに関してはある意味触れられていなかった、すなわ...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど言われましたように、もし、そういうことで人件費だということで大臣が意を含めて渡されて、先方もそういうふうに理解したということであれば、先ほど申しましたように、政治資金収支報告書をつくる段階で会計帳簿というものをつくる必要があります。その中にはいろいろな支出...全文を見る
○大串(博)委員 会計帳簿がどうなっていたか、政治資金収支報告書と同様のミスがそこにあったということでございますけれども、会計帳簿が具体的にどのようになっていたのか、これは大変重要な資料でございますので、委員長におかれて、ここに提出していただくように理事会で御協議をお願いしたいと...全文を見る
○大串(博)委員 会計帳簿も間違っていたということでございます。  しかし、なかなかちょっと腑に落ちないんですね。すなわち、会計責任者であり、会計責任者であり、かつ事務担当者でもある方が、大臣からこれは人件費ですよというふうに渡され、であるにもかかわらず、であるにもかかわらず会...全文を見る
○大串(博)委員 実は、そのくらいの認識で書かれている法律じゃないんですね。  大臣、これは、領収書を徴求するということをしなかった場合には、同法の第二十四条で、「第十一条の規定に違反して領収書等を徴せず、若しくはこれを送付せず、又はこれに虚偽の記入をした者」に関しては、「三年...全文を見る
○大串(博)委員 私の質問に端的にお答えいただきたいと思います。  人件費としてお支払いいただいたということを示す客観的な資料があったら出していただきたい、そういうことなんです。  というのは、資料をお配りさせていただいておりますけれども、大臣への個人的な支出と思われるものが...全文を見る
○大串(博)委員 何をおっしゃっているのか、私よくわかりません。  今申し上げたように、個人にかかわることは全て黒抜きで結構ですと申し上げているんです。名前、住所、費用、その他の収入、全て黒抜きで結構です。  ただ一点、当委員会で問題になっている、二十四年の収入の中で、聡友会...全文を見る
○大串(博)委員 個人のことに当たるというのは、どの部分のことなんでしょうか。私が今お願いした条件の中で、個人のことに当たるからできない。個人のことに当たるというのはどの部分なんでしょうか。
○大串(博)委員 全てのことがどうして個人的なことに当たるということなんでしょうか。もう少し具体的におっしゃってください。
○大串(博)委員 大臣は、国の安全保障をつかさどる極めて重い責任を持っているんですよ。こういうことで疑念を抱かれているいとまはないはずなんです。それに対して、最善の努力を行って晴らすというのが大臣のとるべき態度だと私は思います。  政治資金収支報告書に人件費と一括して書いてよい...全文を見る
○大串(博)委員 委員長にお願いします、委員長にお願いします。  プライベート、個人に関することは全部黒抜きでいいと言っているんです。ただ一点、聡友会、そして五百六十万八千二百五十四円、これだけが白抜きで書かれている確定申告書の情報開示請求の結果のものを出していただければいいと...全文を見る
○大串(博)委員 委員長にお願いします。  先ほど申しましたように、この委員会は法案も抱えています。私たちとしてもしっかり審議していきたい。そのためには、隊員の命、国民の命を預かる大臣たるのか、きちんとした説明責任を果たす意欲と責任感のある大臣なのかということをきちっとはからせ...全文を見る
○大串(博)委員 お願いを申し上げておるところでございます。  なぜこのように繰り返し申し上げているかというと、ぜひこういう疑念は払拭していただきたいという私なりの真摯な思いなんです。  先ほど繰り返し申しましたけれども、大臣の収支報告書を見ると、大臣個人への資金の流れは大変...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  早速質疑に入らせていただきたいというふうに思います。大臣、副大臣、どうぞよろしくお願いします。  前回に引き続きまして、江渡大臣の政治資金のことから議論をさせていただきたいというふうに思います。  この...全文を見る
○大串(博)委員 私が聞いているのは、確定申告をした時期がいつかということだけ聞いているんです。後段のことは聞いていないです。  確定申告をした時期がいつかということに関しては、きのう質問通告をきちんとしています。高橋さんに確認して、この場で言ってくださいというふうに質問通告も...全文を見る
○大串(博)委員 そこが今回の問題の鍵なんです。  人件費として払われたということであれば、通常は、その年を受けた確定申告期に確定申告されるはずなんです。それが本当だということを確認したいから、大臣に説明責任をきちんと果たしていただきたい、その機会を持っていただきたいと思うから...全文を見る
○大串(博)委員 二十四年の、寄附から人件費へと訂正されたこの百五十万円、二十四年の高橋さんの収入です。これに関する確定申告を高橋さんは行ったというふうに大臣は答弁されました。  この確定申告を行ったのはいつですか。
○大串(博)委員 答えになっていないですよ、答えになっていないですよ。  だって、これまで大臣は、ある意味、きちんとここまで、高橋さんということも含めて、どういうふうに手渡したかも含めて、あるいはどういう働き方をされたかも含めて、そして確定申告をしたということも含めて、ここで述...全文を見る
○大串(博)委員 もう一度聞きます。  これはきちんと通告もしています。いつかを確認してくださいと通告もしています。それに対して、説明責任を果たすという大臣の立場からすると、この場で答えていただかないと、その後の審議が続かないじゃないですか。しかも、ちゃんと時間もあるんですよ、...全文を見る
○大串(博)委員 私は、正直申し上げて、大臣が、寄附から人件費へと訂正された、こういう説明をされました。るる、御親族の方あるいは高橋さん、いろいろ名前を挙げて詳しく説明されました。それは非常によいことだと思いました。私も、信頼、信用しかけました。  しかし、この一点、すなわち確...全文を見る
○大串(博)委員 この間、こうやってやられているんです。十分大臣と気脈を通じて、こうやってやっていただいているんですよ。大臣の説明責任を果たすということのためにやっていただいているんですよ。  いつ確定申告されたか、これは極めて重要なんです。なぜかというと、正直言って、大臣の説...全文を見る
○大串(博)委員 私は、本当に、大臣の最初の説明はある程度具体性もあるし、なるほどな、そういうこともあるかな、それは私は大臣の説明責任の果たし方だ、なるほどなと思いました。しかし、その後は、その後が私は理解できないんです。なぜ時期を言われないのか、そして、その時期が言われないとい...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、ちょっと今の発言は、また大臣の国会での答弁を、本当に真実を語られているのかということを疑わせしめる発言です。  なぜならば、これまでの答弁録を精査してみてください。大臣は、ここで働いている人は、聡友会で働いている方は高橋さんお一人です、人件費は高橋さんに...全文を見る
○大串(博)委員 今の説明は納得しました。ほとんど数万円か、五万円以下だったと思いますということでありました。  では、そうであれば、同じく要請させていただきます。この高橋さんの確定申告書、五百六十万八千二百五十四円じゃないかもしれません、しかし、五百五十数万何がしという数字が...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、先ほど申しましたように、この方は大臣と一定の指揮命令関係があるかどうかは、今はわかりません。わかりませんけれども、少なくとも、収支報告の訂正をしてくれと大臣が言ったら、こうやってやってくれる人なんですよ。大臣の説明責任を果たすべく、こうやってやってくれてい...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、今のこの委員会の状況をよく把握されていると思います。この審議、私は非常に重要な審議だと思っています。すなわち、これから大臣はいろいろな法案も抱えていらっしゃいます。いろいろな案件も抱えていらっしゃいます。大臣といろいろな議論をこれからさせていただきたいと思...全文を見る
○大串(博)委員 いや、御本人がつらい立場に立たれている可能性があるというのは、私、それはよくわかります。これだけ名前が出る。ただ、大臣を支えてこられた、やはり重要なポジションにいらっしゃった方なんです。その方の責任も、申しわけないですけれども、御高齢の方なので申しわけないですけ...全文を見る
○大串(博)委員 ここはこの一連の論点のポイントだと思っているんです。すなわち、私は、この資料が出てくれば、もっと詳しく言うと、所得の内訳、こうありますけれども、普通の方は所得がたくさんありますので別表にされています。別表でいいんです。別表の全部、白でいいんです。全部白で、聡友会...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど申しましたように、法案を抱えていらっしゃいます。先ほど申しましたように、収支報告書の訂正の問題のみならず、大臣のこの委員会での答弁を私たちは信頼を持って聞けるか、ひょっとしたら虚偽なのではないか、こういうふうな雲が垂れ込めている、こういう問題なんです。 ...全文を見る
○大串(博)委員 時間もなくなりましたので、一つだけ大臣にちょっと確認したいんですけれども、もう一つ出していただきたいものがあるんです。  大臣の自民党支部の、二十四年ですけれども、大臣は十一月に四百万円の寄附を出されて、十二月には寄附を五百万円受けられている。出し入れがありま...全文を見る
○大串(博)委員 その答弁が正しくないと私は思うんです。  二十四年の二区総支部の収支報告書を見てくださいよ。千三百万円を選挙関係費用として使っている痕跡なんかないですよ。なぜそういうふうに事実と違った答弁をされるのかという問題があるものですから、私は、もう少し説明を求めたいな...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○大串(博)委員 お疲れさまでございます。民主党の大串博志でございます。  午前中に引き続き、派遣法の改正法案、議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず冒頭に、私も先週の金曜日はびっくりいたしました。まだ法案の実質委員会審議も始まる前に、与党の一部の皆様から修正...全文を見る
○大串(博)委員 大臣が今答弁をされたところから、少し私は掘り下げさせていただきたいと思うんですね。  今、有期雇用に係る一事業所単位での派遣に関しては三年を制限とするというふうに言われました。三年とする制限、法文でも私は読んでいます。これがなぜ臨時的、一時的ということに資する...全文を見る
○大串(博)委員 その中の一つとして、一事業所単位で見ると派遣の期限は三年である、しかし、それに関しては例外もあるという規定になっていると思います。そのことを大臣が今おっしゃったから、それがなぜ一時的、臨時的という考え方の原則に基づくものなのですかという考え方を聞いているんです。
○大串(博)委員 確認させていただいていいでしょうか。過半数組合等の了解を得なければならないということは、法律上、どこに書かれていますでしょうか。
○大串(博)委員 さらに詳しく聞かせていただきます。  その部分が臨時、一時的な考え方の原則をあらわしているとおっしゃいますけれども、過半数労働組合等の意見を聴取することが、なぜ臨時的、一時的な原則に資するんでしょうか。
○大串(博)委員 今の答弁の中で、過半数組合等の意見を聞けば、それは一方的には物を決められないというふうにおっしゃいました。しかし、その過半数組合等というものがレジティマシー、正統性を持つかどうかというのは非常に重要な論点だと思うんですね。そこがレジティマシー、正統性を持たないの...全文を見る
○大串(博)委員 この過半数組合及び過半数組合がない場合の過半数代表者ということの実態に関しては、資料もお配りしています。これは厚生労働省の資料です。  これに関して言うと、もちろん、組合の組織率は今二割を切っている、こういう状況にある。その中で、では、残り、過半数代表者は実態...全文を見る
○大串(博)委員 まさにこの過半数労働組合のない場合の過半数代表者がどういうふうに選ばれるか、極めて大事なところなんです。  これは法文で言うと、当該条項、四十条の二の三項、四項のところで厚生労働省令に落とされているんですね。省令で決められる手続によって決めます。これは極めて大...全文を見る
○大串(博)委員 いや、だから、まさにそれを聞いているんです。  今までも、過半数組合あるいは過半数代表者等というものが重要であった法規制があるんです。そこには、今まさに大臣が今回の労政審建議でこういうふうに書かれましたと言われたことと同じことが省令に、すなわち、「管理の地位に...全文を見る
○大串(博)委員 今、仮に省令がパワーアップされたものになるとするととおっしゃいました。  これは、非常にここが肝なんです。過半数組合が適切に、民主的に、働いていらっしゃる皆様の民意をあらわしているか、これは肝なんです。それがわからないと、大臣がおっしゃったような、大丈夫です、...全文を見る
○大串(博)委員 あと、私、もう一つお尋ねしたかったのは、意見聴取をすると。意見聴取をすることで、大臣、なぜこの規定は実効性があると言えるんでしょうか。
○大串(博)委員 これは、あくまでも意見聴取なので、意見を聞けばいいということに法律上の義務としてなっているんですね。意見を聞けばいい、すなわち経営側は意見を聞けばいいというだけの義務を負っているにもかかわらず、それによって経営者側が拘束されることはあり得ないと私は思うんです。 ...全文を見る
○大串(博)委員 意見を聴取するということは経営者側にはプレッシャーになるというふうにおっしゃいました。しかし、法文上は意見聴取をするのみが義務です。  経営者側が意見聴取をした、意見聴取をした上で期間を延ばした、そういう手続を踏んでいる中で、手続さえきちんと踏んでいれば、労働...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁はとても大切で、反対が多かった、反対一色であった、にもかかわらず経営者側が期間を延ばしました、強行しましたという場合には、労働局も指導監督しますとおっしゃいました。極めて重要なポイントなので、ぜひこの法文に、それを修正して出し直してほしいと思います。 ...全文を見る
○大串(博)委員 今大臣がおっしゃいました、反対が多い、一色である、それを無視して継続した場合には労働局は指導に入るということだと思いますとおっしゃいましたけれども、その労働局が指導に入る根拠、これをお示しください。
○大串(博)委員 今の四十八条の読み方はそういうことであるというふうに引かれました。これは実は、全国のいわゆる経営陣の皆様にとってはとても大きな今の大臣の発言だと思います。  一体どういう場合には労働局の指導が入ってくるのか。反対一色とおっしゃいましたけれども、反対が九割あるい...全文を見る
○大串(博)委員 もう一度聞きます。  大臣は先ほど、反対一色の中で延長を強行した場合には指導の対象になるというふうにおっしゃいました。反対一色の中、つまり八割、九割、どういうふうな場合に継続した場合には指導の対象になるんですか。そのことを端的にお伝えください。
○大串(博)委員 いや、先ほど大臣は、完全に無視したような場合には指導に入るとおっしゃいました。完全に無視したような場合というのは、かなり幅のある概念だと思います。事業者の皆さんは大変困られると思います。どういう場合が、大臣がおっしゃる、指導に入る完全に無視したような場合になるん...全文を見る
○大串(博)委員 今大臣がおっしゃったことは極めて実はこの法律が書いていたことと違うことで、すなわち、反対の意見があるのに、会社がそれを聞かないで継続した場合には指導に入るとおっしゃっていること、この法律の中にどこにも書かれていないんですよ。  その点は法律に書かれていないから...全文を見る
○大串(博)委員 もう一回確認します。反対意見があるにもかかわらず、それを聞かないで継続した場合には労働局は指導に入る、これでよろしいですね。
○大串(博)委員 まさにそこのところがこの法案の鍵なんですよ。どれだけ実効性があるか、これだけ議論になっているじゃないですか。  よって、反対一色である、まあ一色であるということも非常に幅のある言葉です。では、どれだけの反対があれば、どれだけの反対の中で継続すれば労働局が指導に...全文を見る
○大串(博)委員 今も大変大事な発言をされました。適切な運営そして就業が図られていない場合にはというような前提でおっしゃいました。幅を言うことは難しいけれども、これから労政審でいろいろ議論して、基準をつくるとおっしゃいました。  その基準が極めて大切。その基準はどういうものです...全文を見る
○大串(博)委員 いやいや、もうこれだけ違うことを答弁されたんですから、少し質問させていただいて。  省令をこれから決めると。基準じゃなくて省令なんだと。そうすると、この省令が極めて極めて極めて大切なことになると思うんですね。  この省令はどんな省令になるんですか。(発言する...全文を見る
○大串(博)委員 では、最後に一言。  先ほどの四十条の二の三項、四項、五項のあたりにあるこの厚生労働省令、大臣がおっしゃいました、これらに違反している場合、すなわち、違反して、反対一色の場合に延長した場合には指導に入るという極めて重大なことをおっしゃいました。これがどのような...全文を見る
○大串(博)委員 終わります。
11月12日第187回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。民主党の大串博志でございます。  科学技術・イノベーション特別委員会、私も、与党におったときには科学技術等々の政務官もさせていただきました。きょうは、知財のことと科学技術全般のことの議論をさせていただきたいというふうに思います。  先ほど...全文を見る
○大串(博)委員 今お話がありましたように、日本の職務発明制度は、特許を受ける権利は、企業の中で働いて発明をされた個人にまず帰属する。その帰属したものを、契約とか勤務規則などで企業が譲り受ける。その企業が特許出願をする。日本の場合は、特許出願はほとんどが企業ですので、企業が特許出...全文を見る
○大串(博)委員 ちなみに、グローバルな競争という話でございましたけれども、全世界的には、特に先進国における、そのほかの取り扱いはどのような形になっていますでしょうか。
○大串(博)委員 大ざっぱに言うと、日本とドイツ、アメリカは、まずは発明した従業員に帰属し、それを、何らかの法的あるいは契約上の仕組みを通じながら、使用者、企業に転換していく。イギリス、フランス、スイスに関しては、まず使用者に帰属する。こういうふうな大まかな違いがあろうかというふ...全文を見る
○大串(博)委員 今、御報告がありましたけれども、今回、産構審においては、職務発明に関する特許を受ける権利については、これまでは従業員に帰属というものを、初めから法人に帰属する形に変えるという。これは、私、先ほど他国の例も聞かせていただきましたけれども、日本においては極めて歴史的...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど来理由として説明された一製品多特許化あるいは一発明に携わる研究者の増加などに加えて、今、いわゆるオープンイノベーション、多国籍的な共同研究の進展等々も言われました。  それらもわかりはするんです、わかりはするんですけれども、何せ、今回の検討されている内容...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃいましたように、発明したときの法定対価請求権と、またはそれと同等の権利を保障する、これはある意味当然だと思うんですね。  それと同時に、働いている方が、ああ、あれだけのものがあれだけ働いていけばもらえるんだなというふうに予見できるようにするために、予...全文を見る
○大串(博)委員 今のように、東京商工会議所の調べですけれども、現実は、中小企業においては六割がこの規定がない、こういう状況になっておる中で、そうなってくると、慎重に検討していきたいとおっしゃいましたけれども、今後の産構審における審議のスケジュール、こういったものがどういうふうに...全文を見る
○大串(博)委員 今申し上げたように、この点、非常に、日本の将来何で食っていくかという、知財の方向性を左右するような、今回、大きな改正だと私は思うんですね。  そういう議論が行われている中においてでありますから、私が願いたいのは、その議論の中で今いろいろな意見が出てきているわけ...全文を見る
○大串(博)委員 御答弁いただきましたが、本当にこれは歴史的な大転換を含む改革なので、ガイドラインというものの性格が極めて極めて重要になってくる。それが結果として、最終的に日本にとって最善なものとなる。これは、いろいろな立場の方々のいろいろな意見がございますので、トータルとして日...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  今御答弁いただきましたけれども、いろいろ取り組みはされていると思うんですね。SIPあるいはImPACTといった重点化のための枠組みも決められております。  ただ、そういった中で、私もずっと予算等々を担当していて、戦略的に予算を組んで...全文を見る
○大串(博)委員 終わりますが、科学技術の戦略性をどうつくっていくかでございますので、ぜひしっかりお願いしたいと思います。  ありがとうございました。