大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串です。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  今回の毎月勤労統計の調査手法の問題、与党の皆様からは不適切な調査、こういうふうに言われましたけれども、私は不適切どころじゃないと思うんですね。はっき...全文を見る
○大串(博)委員 報告書に最終的な責任を持つ人は誰ですか。
○大串(博)委員 報告書を読まれましたか、大臣。
○大串(博)委員 冒頭、四ページの第一パラグラフ一番下、「厚生労働省監察本部長たる厚生労働大臣の下に設置された委員会である。」大臣は責任者じゃないですか。  あなた、今、読んだと言いましたよね。読んでいないじゃないですか。  自分のもとに置かれた委員会である、そこが出した報告...全文を見る
○大串(博)委員 いや、これは大切なところだからはっきりさせてもらいますよ。  報告書を委員長が出した、委員長として書いた、よって私は最終的な責任は負いませんということですか、大臣。この報告書の内容に大臣として最終的な責任を負わないということでよろしいですか。
○大串(博)委員 私は、内容に関して委員長がしっかり責任を持って取りまとめられるのはわかりますよ。だって、委員長なんだもの。  そこで、この委員長からの報告を受けて、わかりましたと大臣が言うのかどうか知りませんけれども、これを受けて、わかりました、これで世の中に公表していきまし...全文を見る
○大串(博)委員 驚きましたね。  厚生労働大臣が厚生労働省の予算を用いて内部の人にチェックしてもらうと手心を加えるかもしれないから、その発想はよくわかる。だから第三者の人にチェックしてもらった、その人に内容をまとめてもらった、それはわかるんです。  しかし、最終的な責任を負...全文を見る
○大串(博)委員 最終的な責任を負うとは最後までおっしゃらないとは、私は驚きましたね。この無責任体制が厚労省の今回の問題の根源にあるんじゃないか、私はそういう気がしてなりませんね。  一つお尋ねしますけれども、どういう方法でこれを調査したかということをよくチェックしていくべきだ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長も、やじがあったら注意してくださいね、橋本さんみたいに。
○大串(博)委員 この中に、監察チームがまずヒアリングをして、かつ特別監察委員会でもヒアリングしたとありますけれども、この中で、監察チームでは、局長・課長級延べ十四名、課長補佐以下延べ十五名、そして特別監察委員会においては、局長・課長級延べ二十七名、課長補佐以下では延べ十三名に対...全文を見る
○大串(博)委員 これは私はきのうから通告しているんですよ。あんな時間がかかるようだったら、委員長、即座に時計をとめてください、もったいないので。きのうからやっていますから、私。  六十九名というふうに書かれていますけれども、実際は三十九人にしかヒアリングしていないんですよ。こ...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、大丈夫ですか。私の質問をちゃんと理解できますか。  私が言ったのは、実員三十九名のうち、監察チームで一月十五日までにヒアリングしたのは何名で、特別監察委員会で一月十六日以降ヒアリングしたのは何名ですかということを聞いたんです。委員長、ちゃんと答えさせてく...全文を見る
○大串(博)委員 人数を答えていない。人数を答えていないです。
○大串(博)委員 いやいや、人数を答えていない。人数を答えていないです。人数を答えていない。人数を答えていないじゃないですか。(発言する者あり)
○大串(博)委員 もう一回確認しますと、特別監察委員会でヒアリングをした実人員が三十一名ですね。それで、監察チームでヒアリングをした実人員が二十四名ですね。ダブっているところもあるので、実人員でいうと三十七名、そういうことですね。  この報告書によると、延べ六十九名というふうに...全文を見る
○大串(博)委員 ごめんなさいね。私、ちょっと今のみ込めなかったんだけれども、つまり、監察チームでヒアリングをした人に関しては、外部の人じゃなくて、内部の人がヒアリングをしていたということですか。
○大串(博)委員 驚きましたね。だって、さっき大臣に私、最終責任を負うのは誰ですかと、この中間報告書、何度も聞いたら、大臣は、最終報告書は私ですとなかなか認めない。認めない理由は何かというと、樋口委員長、監察委員会の委員長に第三者として負ってもらっている、内部の人に調査をしてもら...全文を見る
○大串(博)委員 そんなことは聞いていません。当たり前でしょう、監察本部の本部長は大臣なんだから、そのチームが動いているのは御存じのはずですよ。  この実員、監察チームがヒアリングを行った二十四名に関して、外部の人はヒアリングをしないで内部の人だけでヒアリングをしていたというこ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、私、これで三度目ですからね。これで答えなかったら、こんな質問、続行できないですよ。肝のポイントじゃないですか。  外部だ、外部だと大臣が言うから、この報告書の正当性はあるんだと皆さん思っていますよ。ところが、その半分については内部がヒアリングしていた。...全文を見る
○大串(博)委員 驚きましたね。大臣は、有識者がヒアリングをしているという報告は受けてないと。つまり、事務方が大臣に意識誤認させていたんじゃないですか。つまり、外部です、監察チーム、外部の人が入っています、外部の人がヒアリングしていますということを大臣にさえ誤認させていたんじゃな...全文を見る
○大串(博)委員 事実関係を確認しますけれども、特別監察委員会がヒアリングを行った実員三十一名に関しては、これは全て外部の方がヒアリングをしているという理解でいいですかね。
○大串(博)委員 御指導のもとで一体となってという、非常に微妙な言葉が出てきましたですね。  もう一回聞きます。特別監察委員会がヒアリングを行った三十一人の中で、ちゃんと外部の有識者がきちんと最終、最後まで責任を持ってヒアリングを行い切ったのは何名なんですか、そうしたら。
○大串(博)委員 ちょっと、あいた口が塞がらない思いなんです。先ほど大臣は、自分のつい先ほどの答弁の中で、特別監察委員会に関しては外部委員会の皆さんがきちっと入ってもらってヒアリングをやりましたとこの場で答弁されましたよ。ところが、今、事務方、局長が言うには、実員三十一名の中で、...全文を見る
○大串(博)委員 大臣は、直接有識者の方々がヒアリングをしているのではなくて、今見ると、さっき言ったように、監察チームがヒアリングをした実員二十四名は内部の人がヒアリングをしていた。その後の特別監察委員会がヒアリングをした三十一名のうち二十名は、つまり三分の二ですよ、三分の二だけ...全文を見る
○大串(博)委員 いやあ、驚きですよ、大臣。  私、ちょっと求めたいと思います。  まず、この調査を行ったということが四ページに大々的に書かれています。外部の皆さんの力をかりてと大々的に書かれている。しかし、ふたをあけてみると、まだはっきりしない部分が残りますけれども、かなり...全文を見る
○大串(博)委員 いや、何で。定塚さんは何かまだ修正があるの。一体どういう関係になっているんですか、大臣と事務方は。どうなっているの。
○大串(博)委員 大臣がちゃんと事務方をグリップしているのか、全く私は怪しく思いましたよ。  その資料を出してください、ぜひ。その資料が前提としてないと、こんな、基幹統計がゆがめられた、偽装された問題ですよ、アベノミクスで、あの数字だ、この数字だと総理が言っている中なので、国会...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。  大臣の責任にも私は及ぶと思いますよ。中間報告の撤回を求めて、質疑を終わります。ありがとうございます。
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきます。  私も、統計不正の問題を中心に取り上げさせていただきたいと思います。  なぜならば、統計、確かな情報を知った上で、事実を知った上で政策判断をしていくというのは、私、国の基...全文を見る
○大串(博)委員 この手の発言のときには、誤解を与えたとすればと、常にそういうのはつくんですけれども、もう明らかにおっしゃっていますからね、子供を産まなかった方が問題なんだからと。私、この発言は本当に、私の知る人でも、悩みながらこの問題に直面されている方の心を傷つけたと思いますよ...全文を見る
○大串(博)委員 総理みずからが、政府統計に対する国民の信頼を損なっている状況になっているとお認めになっているわけですよね。  その中で、私たち、補正予算の審議をしているわけです。補正予算というのは、当然、本予算とも連関しています。本当にこの補正予算でいいのか、必要なのか、こう...全文を見る
○大串(博)委員 私が聞いているのは、大臣御自身、毎月という言葉を聞いて気づかなかったんですかということなんですよ。  しかも、今おっしゃった、一月四日の初閣議のときにそういう話があったので、事務方に確認したところ、そうだったので、聞いたところ、思いが至らなかったと。つまり、一...全文を見る
○大串(博)委員 事実確認はされなかった。しかも、一月四日の初閣議のときまで、ほかから知らされて気づいて事務方に問うたところ、事務方が、思い至らなかったということを言っていると。私、大変なタイムラグだと思うんですよね。  かつ、十二月二十一日には予算案が決定されているわけですね...全文を見る
○大串(博)委員 一月四日じゃなくて一月八日に、閣議のときに指摘されたので、十二月二十一日に確報が出されていることを事務方に確認したと。これは更におくれていますよ、大臣。更に十二月二十一日に確報値を出しちゃったということの問題点を認識するのが遅かったということですから、訂正してい...全文を見る
○大串(博)委員 いや、資料がなかったとは思えないですね。私も役人をやっていましたけれども、こんな重要な問題を大臣に説明するのに、資料なしで飛び込むということは考えられないですね。  大臣、訂正するならもう一回どうぞ。
○大串(博)委員 いや、本当に口頭かどうかは、私、よく確認しなきゃいけないと思うんですよ。  この鍵を握っているのが、まさに大西政策統括官なんですよ。持っていかれた人がその人ですからね。なぜ、口頭で伝えているんだったら、口頭でよかったのかということも確認しなきゃならないし、やは...全文を見る
○大串(博)委員 こういう問題が生じたから、いわゆる統計情報と政策評価に関することに関しては新しい政策統括官に担わせる、これはわからぬでもないですよ。それは判断があるでしょう。  しかし、事実解明するというのも今回極めて重要な任務じゃないですか。事実解明をしていくというのは、あ...全文を見る
○大串(博)委員 いや、大臣、繰り返し言いますけれども、大臣の判断で大西さんがここに来れるようになるんですよ。それを大臣が判断しないということであれば、これは大臣も組織的隠蔽に加担していると言われますよ。私は、それは政府にとってはいいことじゃないと思うから言っているんです。  ...全文を見る
○大串(博)委員 いかにも口封じをしようというのがありありですね。  これだけ大きな問題を起こしておきながら、そして、基幹統計ですから、信頼を回復することの大きな責務を大臣自身が負いながら、その真相解明をしていく、対外的にきちんと情報開示をしていく。このことに対して一番の責任を...全文を見る
○大串(博)委員 総理に、事案の内容、概要がわかったところで報告する前に、私、この手の話は一報、報告するべきだと思うんです。だって、基本構造統計あるいは小売物価統計、問題が発覚して即座に発表しているじゃないですか。こういう基幹統計で信頼が害されてしまう、これは大きな問題ですよ。 ...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、追加調査を行うということを発表されたその日、二十五日ですけれども、記者の皆さんに問われて、組織的隠蔽はなかったという理解でいいんですかと聞かれたときに、私はそのとおりだと思いますと引き続きおっしゃっていますよ。  この二十五日における自分の発言は取り消さ...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、ちょっといいかげんなことを言わないでくださいね。  私、ここに二十五日の大臣の記者会見を持っていますけれども、一々あげつらいませんけれども、組織的隠蔽はなかったと思いますと、そのことに関してはっきりおっしゃっているんですよ。自分の発言にぜひ責任を持って言...全文を見る
○大串(博)委員 わかりました。追加調査の結果を待って組織的隠蔽のことも変わってき得るということですね。  そうであれば、この追加調査は極めて大きなこととなっていくわけであって、本当に第三者性が確保されるのかという点にますます私は注目せざるを得ません。総理も本会議答弁の中で、事...全文を見る
○大串(博)委員 総理も、事務局機能を強めてとおっしゃる。大臣は、事務に徹して、あるいは庶務に徹して、こういうふうに言われていますね。(根本国務大臣「違う違う」と呼ぶ)
○大串(博)委員 事務に徹して、庶務に徹して、こういうふうに言われていますね。事務に徹する、庶務に徹するというのは具体的にはどういうことなんでしょうか。  つまり、委員会の皆さんがヒアリング、質問はされている、その質問をされるときに、ベースとなる質問項目、メモみたいなものですね...全文を見る
○大串(博)委員 委員会の方々が一月二十五日以降、四十人の皆さんにわたってヒアリングをやられた。その資料、先ほど言われたように、質問項目を事務方がつくって渡していらっしゃるんですね。関係資料も一緒に渡していらっしゃるんです。私、先週から、これを見せてくださいと、これも再三再四、要...全文を見る
○大串(博)委員 定塚官房長の話は極めて信憑性に乏しいものがありますね。  なぜなら、前回の厚生労働委員会閉会中審査の中でも、定塚さんは私にこう答弁しました。処分にかかわるヒアリングのことなので、一切公開しないのが常でございます、こういうふうに言われたんですね。これは、誰がどう...全文を見る
○大串(博)委員 この点は非常に重要な点で、第三者が本当に客観的に調査をしているのかというのを検証する意味で、非常に大切です。  理事会の場で、この資料、四十人のヒアリングに関する質問項目、個人にわたるところは黒塗りで結構ですので、出していただくように理事会でお取り計らいをいた...全文を見る
○大串(博)委員 ここまで、つまり、事務局機能を厚生労働省が負っている段階において、私は、極めてこの第三者性を欠いていると思うんです。  先ほど、樋口先生のお立場という論点もありました。これに加味して、事務局を厚生労働省が負っているという点において、私は、この問題に関する客観的...全文を見る
○大串(博)委員 今後、事務局的機能も強めるって、一体どうするんですか。言ってくださいよ。
○大串(博)委員 私は、極めてお手盛りの感が強くなってきていると言わざるを得ないと思うんですよ。  この追加調査にしても、なぜか大臣は、この事務局機能のところは厚生労働省に、厚生労働省にということで手放さないんです。私も役人だったからわかります。いろいろなやり方で議論の流れを、...全文を見る
○大串(博)委員 誰が担当大臣として精査しているんですか。
○大串(博)委員 これ、厚生労働省が調べることですか。基幹統計の一つたる毎勤統計がリバイスされた、改定された。これがどれだけ各省庁の統計、発表物に影響を与えるかということを調べるのが厚生労働省の仕事なんですか。私は違うと思うんですよ。  ちなみに、厚労大臣、各省庁に今集計をして...全文を見る
○大串(博)委員 それは、いつ、どのような方法で調査を始めてやっているんですか。具体的にお答えください。
○大串(博)委員 これは、先週、私、極めて詳細にレクしているんですよ、この点に関して。  加えて言いますと、私、資料を要求しているんです、先週から。厚労大臣がと聞いていたので、厚労大臣が各省庁にどういう統計、公表物に影響がありますかということを聞いているというふうにおっしゃるも...全文を見る
○大串(博)委員 これは極めて大きな問題なんですよ。予算審議しているのは私たちなんです。予算というのは、国の根本を議論しているようなものなんですよ。毎月勤労統計が不正によってリバイスされた、改定された。だから、どこに、政府の統計のどれに、あるいは発表物のどれだけにどれだけ影響があ...全文を見る
○大串(博)委員 先ほどの件、よろしくお願いします。
○大串(博)委員 基幹統計の一つで不正があったということで、もう一つの側面、ほかの基幹統計は大丈夫なのか、ちゃんと集計されていたのかという論点があります。  これに関して、先週、二十四日ですか、総務省の方で基幹統計調査を発表されて、二十二が誤りがあったと。その後、一つ、二つふえ...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃいましたね、ここに書かれていること以外に、そのほか、決められたやり方以外にやっている調査がないですかというのを、その後追加調査を求めましたと。それは、いつ、どのような方法で各省に伝達したんですか。
○大串(博)委員 つまり、二十八日に新しい問題が構造統計で出てきた、それを受けて、あら、いかぬ、報告徴求に漏れがあったということで、紙で出したということですね。  そうしたら、じゃ、その日付の入った各省への伝達紙、これも出していただけますか。  なぜなら、私は、口頭で言ってい...全文を見る
○大串(博)委員 いいです、お願いですから。  厚生労働大臣に今お願いしています。
○大串(博)委員 では、電話とメールを出してください。いつやったか。(発言する者あり)メールを出してください、メールをね。  厚労大臣に最後、一つお尋ねします。(発言する者あり)
○大串(博)委員 追加調査が行われて、組織的隠蔽も含めて、これからもう一回検証されるということでありました。  となれば、厚生労働大臣、新しい結果が出たら、処分、二十二人に対して、この間二十二日に国家公務員法に基づく処分を出されました。追加報告の結果、組織的隠蔽も含めた新しいも...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますが、私、厚生労働大臣がいかに役所をグリップしない中でこのことに関する信頼回復が難しいかという、大臣の職責にあらずということは強く申し上げさせていただきたいと思います。  終わります。
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  統計不正を中心にきょうは取り上げたいと思いますが、まず冒頭に、豚コレラの問題、非常に、私も一旦終息していたかと思っていたんですけれども、このときに及んで五府県に...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  とにかく、初期の段階で、ありとあらゆる資源を投入して、まずとめるということが大切だと思うんです。それに対して万全な措置をとるということを、国として完全にバックアップしてあげてほしい。それが全国的な広がりを抑える安心感にもつながっていく...全文を見る
○大串(博)委員 その思いは、私、非常に受けとめるところでございます。かつ、樋口先生の御業績も含めて、私、非常にすばらしい御業績を上げていらっしゃると思います。  ただ、今大切なのは、国民の皆さんに信頼を持って第三者と見ていただけるかというところだと思うんです。これに関してどう...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど、責任感から、正義感からとおっしゃったので、私は、その御決意は本当に受けとめさせていただくと申しました。しかし、今の、きょう呼ばれたのは独立行政法人の理事長として呼ばれているから特別監察委員会の委員長としては答えない、これは世間に通用しますかね。この場にい...全文を見る
○大串(博)委員 この委員会において、その立場と答える内容とが完全に一致する場合じゃない場合もあるというのは多々あるんですよ。  例えば、大西さんだって、きょう来てくれていますけれども、今の職務は大臣官房付ですよね。大臣官房付としてここに呼ばれているわけですよ。しかし、前職のと...全文を見る
○大串(博)委員 これから調査委員会の先生方と話し合いながら進めていかれることに関しては、委員長だけで、今独断でしゃべることはできないということはあるのかもしれません。  ところが、先ほど私が聞いたのは、これまでの追加調査をどういうふうに行ってきたかという事実関係を聞いているん...全文を見る
○大串(博)委員 私は、二十六、二十七にどういうヒアリングをやったのかというのを、内容の細かいところまで教えてくださいとはまず言いません。  では、例えば、四十人に対して、二十六、二十七、何時から何時までやったのか、あるいはどういうふうに手分けをしてやったのか。この委員会でもこ...全文を見る
○大串(博)委員 では、お尋ねしますけれども、グルーピングとかそういうのはいいです、内容がわかるかもしれないという気持ちはわからぬでもない。そうしたら、質問するときに委員会のメンバーの皆さんが持たれていた質問票、これはどうやってつくったんですか。
○大串(博)委員 私は、内容を教えてくださいと言っているわけじゃないんです。その調査のやり方が第三者的にちゃんとなっているかを確認させていただきたいということを言っているわけです。  これはこの間の議事録なんですけれども、逢坂委員の方がこういう質問をされているんです。  中間...全文を見る
○大串(博)委員 この論点は極めて大切な論点ですよ。すなわち、樋口委員長が、第三者性を、第三者であるということを、本当にそうかということを示す極めて重要なポイントなんですよ。  すなわち、中間報告をつくるに当たって、三十七名にヒアリングしたけれども、そのうち三分の一しか委員会の...全文を見る
○大串(博)委員 何で、私、役人さんに、私に聞けと言われなきゃいけないんですか。おかしくないですか、定塚さん。のりを越えていないですか。私が質問するのは、私が質問したい人にきちんとする、それが国会での質問権じゃないですか。何を言っているんですか。ちょっと注意してください、委員長、...全文を見る
○大串(博)委員 私が聞いたのは、定塚さんが答えられる内容ではないんです。委員長が、定塚さんたち役人さんから、内部でヒアリングを行っていいですか、内部者でヒアリングを行っていいですか、しかも三分の二の分量に関して、いいですかと聞かれたときに、なぜ、第三者であるはずの樋口委員長がい...全文を見る
○大串(博)委員 この点は極めて大事な点。すなわち、中間報告が身内報告だったということで、追加調査、やり直しになっているんですよ。やり直しになった理由は何だったかというと、身内調査だったから。その身内調査を事務方から言われてお認めいただいた、認めたのが樋口委員長だったわけですね。...全文を見る
○大串(博)委員 私、ちょっと驚きなんですよ。身内調査でこれだけ統計に関する信頼を更に失墜させたこの政府が、更に理事長、委員長に対して。  委員長がなぜこういう身内調査を認めたかということに関する答弁を求めている。これは、国民の皆さんは、皆さん知りたいと思っていると思いますよ。...全文を見る
○大串(博)委員 身内調査を認めた委員長、しかも、それをなぜ認めたかを国会で説明しない委員長、この方が第三者の委員長として適切だということですか。
○大串(博)委員 私は、この大臣の答弁を聞いていて、国民の皆さんはどう思うだろうかなと思うんですよ。身内調査が明らかになって、一旦信頼を失墜しているんですよ。それで、なおかつこれから追加調査をしようとするときに、委員長がこのような身内調査を認めていたこと、それに対する説明もしよう...全文を見る
○大串(博)委員 はい。理事会で取扱いをお願いしたいんですけれども、樋口さんを、JILPTの理事長としてではなく、特別監察委員会の委員長として来てください。今すぐ決めてください、今すぐ。今すぐ決めてください。
○大串(博)委員 私は、与党の皆さんが、特別委員会の委員長として樋口さんがここでしゃべるということがなぜそんなにだめなんだろうなと不思議に思いますよ。  だって、総理、おっしゃっていましたよね。統計に対する信頼を確保するために全力を尽くすと、何度も国会でやられていましたよね。そ...全文を見る
○大串(博)委員 非常に残念です。この辺は、きちんと第三者委員会が第三者だということが証明できればなと思って私は質疑している。  樋口先生が立派な学者の先生でいらっしゃることは、私はよく知っているんです。仕事も実は前に一緒にさせていただきました。だからこそ、申しわけないなと私は...全文を見る
○大串(博)委員 大臣の意図を十分に理解せず、しかも大臣に報告しなかったのはなぜですか。
○大串(博)委員 今ちょっと言われたことの中で腑に落ちないことがあったんですけれども、厚生労働省としてのヒアリングにおける姿勢を示すという意味において、身内のヒアリングを申し出たものでございますと言われました。これは一体どういう意味ですか。厚生労働省としてのヒアリングにおける姿勢...全文を見る
○大串(博)委員 先輩方に厚生労働省としてもヒアリングをしているということを見せたかったということですか。どうもよくわからないんですけれども。  一つ、私は、事務方の皆さんがどうも、この一連、私もいろいろなヒアリングをさせていただいているんですけれども、やはり、この調査に関する...全文を見る
○大串(博)委員 それもきちんとただしていきたいと思いますが、このように、私、ずっとこの間、事務方の皆さんからヒアリングをしていて、先ほど申しましたように、事務局機能を放さない、どうもそこを、事務局機能を放さないことで全体をコントロールしようというような雰囲気が見てとれるんですね...全文を見る
○大串(博)委員 では、大臣、どう答えるんですか。賃金構造基本統計、この問題に関しては、今や総務省行政評価局が外部的な目からチェックするということになっているじゃないですか。なぜ賃金構造基本統計は外部、すなわち総務省行政評価局が評価をして、なぜこの毎月賃金統計の問題は、頑張るんで...全文を見る
○大串(博)委員 最後ですよ。だから、最後、今おっしゃった、統計に影響を与えていることだから外部の方にお願いした。だから、外部を本当に外部にすればいいじゃないですか。厚生労働省以外の外部に、統計の専門家に入ってもらってやればいいじゃないですか。厚生労働省で事務局をしっかり握って、...全文を見る
○大串(博)委員 全く意味不明ですね。  なぜか、この毎勤統計に関してだけは、絶対に役所からは手を放さない、そういう態度が見てとれる。これが、毎勤統計が去年の一月から上振れしていた、それがずっと外に公表されない中で、アベノミクスがよく見えるような何がしかのプロットがあるんじゃな...全文を見る
○大串(博)委員 しどろもどろじゃないですか、大臣。  こんな実質賃金の、参考値における本当の、政府が重視できる実質賃金を、数字を出してくださいと言っていることに対して、大臣が、統計の専門家にも聞いていますからと言うから、私たちは待っているんですよ。統計の専門家はいろいろいる、...全文を見る
○大串(博)委員 資料提出をお願いします。  この件に関して厚生労働省が、誰に対して、どのような形で意見を求めているのか、この事実関係だけでも理事会に提出していただくようにお願いします。  終わります。
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  きょうは統計の話を中心に議論させていただきたいと思いますが、私も、先ほどの話を聞いていて、総理の本多委員に対する、私がうそをついていると言っているんでしょうと決めつけみたいな言い方は、議事録を精査しますけれど...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ注意してください。(安倍内閣総理大臣「あなたに注意したい」と呼ぶ)何で私が注意されなきゃいけないんですか。(発言する者あり)
○大串(博)委員 ぜひ、総理、ここは冷静に、ぜひ冷静にお願いしますね。うそつきなんという物騒な言葉を、うそつきなんて言っていないのに言うというのは、ちょっと私はどうかと思いますよ、総理の品格として。そのことは申し上げさせていただきたいと思います。  統計の問題ですけれども、まず...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  大変明快な説明をいただきましたけれども、そうすると、私たち、今、国会の中でも議論していて、私たちの賃金は前年と比べて上がったのかな、下がったのかな、何%上がったのか、下がったのかなと、変化率をやはりかなり、実額の水準というよりも、前年...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃったように、いろいろな留意事項を考えながら、かつ、目的に応じてということでございました。先ほど話がありましたように、働いている方が賃金が上がったな、下がったなということの実感により近いのは、賃金変化率ということでございました。  そこで、ちょっとお尋...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと私、非常に困った立場にいるんですね。予算を審議していくときに、私も国民の皆さんからよく聞かれるんですよ、景気いいの、悪いの、賃金上がっているの、下がっているのと。非常に大きな要素なんですね。それに対して、端的に国民の皆さんの声に答える、その数字はどこを見...全文を見る
○大串(博)委員 実質賃金に関しては、だから厚労省で出していただかなきゃならないんですけれども、先ほど言われたように、サンプル数が少ないとか、共通事業所系列は新しい統計なのでということは、既に政府の文書の中で、総務省と厚生労働省が出した文書の中で、名目の共通事業所系列の値に関して...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと、次、質問に答えられなかったら、私はもう質問できません。  私が聞いているのは、名前なんて聞いていないんです。いつから、何人の方々に聞いているんですかということを聞いているんです。これを私はベースに質問を組み立てていますので、これは答えがなかったら私は...全文を見る
○大串(博)委員 一月以降というのはいつですか。厳格に。私、きのう、質問レクも、質問通告もしていますから、何月何日から始めたかというのをお答えください。
○大串(博)委員 それでは、これも質問レクをしていますので、お答えください。  その検討の場には、誰がどういう形で検討をお願いしたんでしょうか。もし会っていないのであれば、紙で投げたのなら紙を出してくださいとも私、レクしています。会ったのなら、どういう話の相談をしたのかというの...全文を見る
○大串(博)委員 電話などでと言われましたけれども、直接、役所等々で会ったことはあるんですか。
○大串(博)委員 さっき、私、質問していますけれども、誰がその電話の質問をしたんですか。
○大串(博)委員 電話などと言われましたけれども、電話ですか、メールですか、メールも含みますか。  メールも含むんだったらメールも出してくださいと言っておりますので、メールでやったんだったらメールの項目も教えてくださいというふうに言っていますので、電話かメールか、メールなんだっ...全文を見る
○大串(博)委員 電話だけですか。本当に電話だけですか。明確にお答えください。本当に電話だけですか。
○大串(博)委員 レクしていますのでお答えください。メールの中に書かれていた項目はどういう項目ですか。質問内容、これも聞きましたので、お答えください。
○大串(博)委員 相手方との関係で、この共通事業所系列の数字を実質化できないかという問いの項目を、どういう項目を相手に投げたかというのを、相手方の関係で開示できないというのは、世の中通りませんよ。  与党の皆さんからもちょっとあきれた声が出ていると私は思うんですけれども、お答え...全文を見る
○大串(博)委員 今、二月二日と四日とお答えになりましたけれども、議事録を精査しますけれども、国会の中でこれは随分議論になっていて、国会が冒頭から、代表質問に対する答え、総理の答えの中で、既に、実質賃金として出せるか検討していますと。これは議事録を精査しますけれども、専門家の意見...全文を見る
○大串(博)委員 大臣も専門家に話を聞かれましたということをおっしゃいました。  そうすると、さっきとまた更につじつまが合わないんですよね。二日に一人、四日に二人、藤澤さんは、私の下の人間が聞いたと言った。それと大臣はまた矛盾することをおっしゃっているんですよ。ちょっとわけわか...全文を見る
○大串(博)委員 これでわかりましたね。事務方が意見を求めたお一人は樋口委員長だったんですよ。  これは皆さん、おかしいと思いませんか。樋口理事長の今の対応は正しいと思いますよ。第三者委員会をヘッドとして今率いていらっしゃる。とても忙しいと思います。とても答えられない、だと思い...全文を見る
○大串(博)委員 統計委員長、もう一つお尋ねさせていただきたいんですけれども、当時の室長は、ローテーションサンプリングがうまく機能しないだろうから三倍補正をあわせて行うことにしたというふうに言われているんですね。私は、これはどうも統計的に理解できないんですよ。三倍補正を行わないと...全文を見る
○大串(博)委員 そういうことなんですよ。  だから、報告書の中に書かれている、当時の室長石原さんが、ローテーションサンプリングがうまく機能しなくなるといけないから三倍補正を行った、この説明はどうも腑に落ちない。  だから、一番の今の論点は、去年の一月になぜ突然三倍補正をし出...全文を見る
○大串(博)委員 先ほどの、総理の秘書官の方が、厚生労働省の中で、毎回毎回サンプリングを入れかえるたびに賃金が低く出る、この問題をどうにかしなきゃいかぬのかなということで厚生労働省内で議論が始まった、そのことに関して、先ほど菅長官の答弁によると厚労省から総理秘書官に連絡が行ってい...全文を見る
○大串(博)委員 今、重要な答弁でしたね。  秘書官の方が、厚生労働省の方から、一五年、毎月勤労統計のサンプルがえの影響に関する調査を始めているんだという話を聞いたときに、関心がある旨、秘書官から伝えているということですよね。(安倍内閣総理大臣「秘書官が」と呼ぶ)秘書官が伝えて...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますけれども、当時、第一回の毎月勤労統計の検討会、部長さんはこう言っているんですよね。実質賃金の動きが世の中的に大きな注目を浴びておりますと、わざわざこう銘打って、第一回の毎月勤労統計改善に関する検討会、部長さんが始めているんですよ。しかも、当時は、...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  まず、統計不正の問題から確認させていただきたいことがあります。  私たちが今ここで行っているのは、なぜ今回の毎勤統計の不正が起こったか、そ...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  そして、次にまたもう一度確認させていただきたいんですが、その次です。  総理は何とおっしゃったかというと、その上で、官房長官から答弁したとおり、当時、私の秘書官が厚生労働省の担当者からサンプルがえの状況等について説明を受けた際のやり...全文を見る
○大串(博)委員 二〇一五年の三月末でよろしゅうございますね。うなずいていらっしゃいますので、そう確認しました。  ということは、総理が九月に賃金についての国会質問を受ける、そのかなり前ですね。二〇一五年三月末ということでございました。  この日にちは非常に重要な日にちでござ...全文を見る
○大串(博)委員 もう一回確認ですけれども、三月末のすぐ後の四月の頭に、二〇一五年の一月からサンプルがえをした、それを受けた改定された数字の速報値が四月の頭に出ているんです。そこで賃金の数字が下がっているんです。改定されて下がっている。  このことを事前に説明を受けた際に、秘書...全文を見る
○大串(博)委員 毎月勤労統計の数字は、月初に速報値、月末に確報値です。朝発表されるケースが多いと私は知っています。これはマーケットにも大変重要な影響を与える数値でございますので、事前に漏れることは絶対にない数値だと私は理解しています。  にもかかわらず、今、官房長官は、四月の...全文を見る
○大串(博)委員 総務省のガイドラインがあるということでした。それに、総理、そして官房長官は入っていると。そのガイドラインを後ほど資料としていただきたいと思います。  そこに、官房長官、そして総理も、四月の頭の速報値に対して三月末に聞いたという、時間のかなり幅もございます。かな...全文を見る
○大串(博)委員 では、総務省のガイドラインに、誰と誰、官房長を含む、誰が、いつまでの早い範囲で事前説明をすることができるというふうに書かれているんでしょうか。
○大串(博)委員 公表発表前の情報を共有することができるということでしたけれども、それはどのくらいの範囲、どのくらい早く知ることができるのでしょうか、そのガイドラインによるとです。
○大串(博)委員 この点は、更にガイドラインを私たちも確認して検証していきたいと思いますが、ひょっとしたら、私は、でき上がった数値ではないかもしれないなという感じもしております、正直申し上げて。でき上がる前の数字ではないかなという感じもしています。  というのは、毎月勤労統計の...全文を見る
○大串(博)委員 当時、これを説明した厚生労働省の担当の方は誰でしょうか。
○大串(博)委員 この宮野総審と姉崎部長は、みずからが進んでアポを入れて中江総理秘書官に説明に行ったのか、それとも中江総理秘書官から求められて説明に行ったのか、いずれでしょうか。
○大串(博)委員 とすると、これは、厚生労働省の方から、まず、サンプル入れかえによって統計数字が下に下がる方向に変わるので、官邸にいらっしゃった厚労省出身の参事官の方に、どうしたらいいでしょうかということを相談された、その参事官を通じて中江秘書官に伝えたところ、中江秘書官の方から...全文を見る
○大串(博)委員 そういう経緯の中で、この宮野総括審議官と姉崎部長は、一体どういうふうな説明を、当時、総理秘書官になされたんでしょうか。
○大串(博)委員 このことは、きのう、レクの中で、もし厚生労働省で答えなければならないことがあったら、厚生労働省の方もしっかり準備しておいてくださいというふうに申し上げております。  厚生労働大臣にお伝えします。  当時、宮野総審、姉崎部長は何をどう説明したんでしょうか。
○大串(博)委員 考えておりますというふうに、ちょっと不確かな答弁でございましたので、確認させていただきたいと思います。  当時、宮野総審、そして姉崎部長が総理秘書官説明に使った資料、これをぜひ見させていただきたいと思います。これは、委員長、理事会でお取扱いいただきたいと思いま...全文を見る
○大串(博)委員 それで、そのような説明があったと。それに対して、サンプル入れかえによって過去にさかのぼって数値が大幅に変わってしまう理由や、専門家の意見を聞くなど、実態を適切にあらわすための改善の可能性などについて、総理秘書官がですよ、問題意識を伝えたことがあったということであ...全文を見る
○大串(博)委員 今の官房長官のお答えは、総理のきのうの答弁をそのまま繰り返して読んでいらっしゃるだけですね。  私は、きのう、それを踏まえて、まさに今言われた、サンプル入れかえによって数値が過去にさかのぼって大幅に変わってしまう理由や、専門家の意見を聞くなど、実態を適切にあら...全文を見る
○大串(博)委員 専門家の意見を聞くなど、つまり、問題意識ですからね。つまり、総理秘書官がその話を聞いて、今言われたように、サンプル入れかえによって過去にさかのぼって数値が大幅に変わってしまうということを説明に来られているわけですから。それは事実として今聞いたわけですよ。聞いた上...全文を見る
○大串(博)委員 実態を適切にあらわすために改善の可能性などについて問題意識、これは、秘書官は、実態に合っていないな、本当は、実質賃金、もっと高いはずだろう、もっと高く出るような方向への改善のために専門家の意見を聞いた方がいいんじゃないかという問題意識だったんじゃないですか。
○大串(博)委員 なぜかこの問題意識の内容を答えられない。  実際、官房長官、いいですか、総理はその後答弁で言っていますよ。専門家の意見も聞いてみたらどうなの、当時の秘書官の反応は至極当然のことだと総理は認めていますよ、専門家の意見も聞いてみたらどうなのと秘書官が言ったって。な...全文を見る
○大串(博)委員 では、専門家の意見を聞いてください、実態を適切にあらわすために改善をさせてくださいというふうに秘書官は言ったということですか。
○大串(博)委員 専門家の意見を聞くなど、実態をと、これ、日本語もよくわからないんですよ。数値が大幅に変わってしまう理由や、専門家の意見を聞くなど、実態を適切にあらわすための改善の可能性などについての問題意識を伝えたと。日本語としても比較的うまく流れていないですね。かなりばたばた...全文を見る
○大串(博)委員 それでは、厚生労働大臣の方に聞いた方がいいのかもしれません、これは。  この話を受けた宮野総審、そして姉崎部長、これは、この問題意識を受けてどう対応したんでしょうか。
○大串(博)委員 総理秘書官から問題意識を伝えられて、この年の六月に、いわゆる毎勤統計に関する有識者検討会を厚生労働省は始めていらっしゃるんですね。  それまでもいろいろな指摘があったからというふうに言われていましたけれども、私、総理官邸の総理秘書官からの問題意識、どう伝えられ...全文を見る
○大串(博)委員 この点は、二〇一五年からの大きな流れを知る意味において極めて重要な論点なので、ぜひ理事会での参考人招致をよろしくお願いしたいというふうに思います。  そして、きょう大西さんにも来ていただいているのでお尋ねさせていただきますけれども、私たち、酒光さん、当時の政策...全文を見る
○大串(博)委員 すなわち、担当室長から、抽出調査にしている、あるいは、三倍補正をやっていないというようなことを、政策統括官は聞かない限り全くわからないという立場に上下関係としてはあるということでよろしゅうございますか。
○大串(博)委員 政策統括官と室長の関係はかくのごときものだと私は理解しました。  だとすると、私たち、酒光さんと石原さんの参考人招致を求めています。酒光さんも十分答弁できない可能性もあるというのは今わかりました。よって、時期的にも、一五年の十月からずっとこの問題に関して担当し...全文を見る
○大串(博)委員 それから、大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、当時のこのこっそり三倍補正、あるいはローテーションサンプリングの導入等々のときに、私、どうもわからないのは、石原室長は、ローテーションサンプリングがうまく機能しないといけないから三倍補正をしたんだというふうに述べて...全文を見る
○大串(博)委員 驚きましたね。西村統計委員長の言葉を、西村統計委員長の許可を得ているんでしょうか、厚生労働省の事務方が、こういうことだと国会の場で断じてしゃべっている。  私、きのう、明確に聞きましたよ。三倍補正を行わなければローテーションサンプリングがうまく機能しないという...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ、この点は真相解明に、きょう申し上げた点は極めて重要な点なので、これがないと、国会として真相解明を真剣にしていることにはなりませんよ。この場でできることです。ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  最後に、大臣に来ていただきましたので、ぜひ山本大臣、...全文を見る
○大串(博)委員 国土強靱化の重要性はわかります。その十分な予算も必要です。  しかし、今言われたように、消費の平準化でも何でもないんですよ、この一兆三千四百七十五億。だって、年度当初から執行するんだから。十月以降の消費の落ち込みを埋めるものでは全くないんですよ。何なんだという...全文を見る
○大串(博)委員 外国人にもポイント還元が行くと。この制度が本当に消費平準化としていい制度なのか、私は更に議論が必要だということは申し上げさせていただいて、終わります。  ありがとうございました。
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速、質疑に入らせていただきます。  きょうは、統計不正の集中質疑ということでございます。  まず、総理にお答えをいただきたいというふうに思いますけれども、今般、毎勤統計を始めとする統計に関するいろいろな...全文を見る
○大串(博)委員 今、私たちが統計を使って何がしかのことをしようと思ったわけではないということをおっしゃいましたけれども、よく見せようというふうにしたとかいうことはないとおっしゃいましたけれども、果たしてそうでしょうか。  私は、国民の皆さんがこれだけ統計の日の標語に声を寄せら...全文を見る
○大串(博)委員 実質賃金が苦しい。実質賃金じゃない数値をるる挙げられてしゃべられるわけですよ。だから、国民の皆さんは、この人、何かおかしいことを言っているんじゃないかなと思っているから、こういう標語になるんですよ。(安倍内閣総理大臣「選挙五回勝っている」と呼ぶ)選挙五回勝ってい...全文を見る
○大串(博)委員 中江総理秘書官からの連絡、示唆を受けてこの質問をつくったのでは仮にないとして、そのほかから何がしかのインプットがあって、財務省の方で、今回これを取り上げようということで、財務大臣に対して発言要領をつくられたという経緯はないでしょうか。
○大串(博)委員 そうすると、麻生大臣は、あくまでもたまたま、たまたまこのときに統計の問題が非常に気になっていたので、たまたま取り上げた、そしたら、甘利大臣が、統計担当大臣としてそれに対して見事に拾ってくれて、結論を導くような答弁をその場ですぱんとやってくれた。アシスト・アンド・...全文を見る
○大串(博)委員 中江さん以外から何がしかのインプットがあって、省外からのインプットがあってつくっているということはないですか。そうじゃないと、この流れは説明できないんですよ。  見てください。中江秘書官が問題意識を伝えた。厚労省が検討会を開いた。第五回までは、ローテーションサ...全文を見る
○大串(博)委員 この間の動きは非常に、先ほど来話があったように、不可思議なんですよね。  実際、甘利担当大臣は統計委の担当大臣なので、この方向性をここで言うべき人じゃないんですよ。なぜかというと、統計委員会は国家行政組織法における八条委員会ですよ。大臣がこうだと決めれば統計の...全文を見る
○大串(博)委員 このように、統計委員会は諮問を受けて答申をするという形になっているので、大臣があらかじめ、この方向でいけば決まるんだというふうに言えるものじゃないんですよ。それを、のりを越えて甘利大臣はこういうふうに言われているんですね。  かつ、おかしいことに、この後に実は...全文を見る
○大串(博)委員 さっき、専門家の皆さんが議論されてと言われましたけれども、甘利大臣は、こんなしょっぱな、平成二十七年の十月十六日の段階でもう答えを出しているんですよ。答えを出しているんですけれども、実際は、十二月十一日、この基本統計部会のときに厚生労働省からローテーションサンプ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長にもう一回お尋ねします。  野党の多くは、姉崎さんに来てほしいと言っているんです、その方が真相解明に役立つから。絶対に、私、真相解明に役立つと思うんですよ。それなのにもかかわらず、それが成っていない。それは誰が反対しているということですか。与党の皆さんで...全文を見る
○大串(博)委員 じゃ、委員長はどう思われるんですか。委員長は、事態の解決をするためには、参考人の招致は、姉崎さんに関して、あった方がいいというような思いを持たれませんか。いかがですか。
○大串(博)委員 ありがとうございます。ぜひ協議ください。  この問題の流れ、どうしても不可解な流れを解決するためには、やはり姉崎さんに来てもらわざるを得ないんです。だからお願いしているわけですね。  そして、今総理がおっしゃいました、この問題と毎勤統計全体は違うんだとおっし...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つお尋ねしますと、そうすると、確認しますと、統計のいろいろな話をしているときに、東京に関しては全数調査じゃなくて三分の一のサンプル調査、五百人に限っているんだということは、たまたま言われたということでしょうか。そして、それは厳密にはいつだったでしょうか。
○大串(博)委員 もう一回酒光さんにお尋ねしますけれども、先ほど長妻委員からの質問に対して、いわゆる三倍補正ですね、石原さんはこっそりやられていたわけですね、誰にも言わずに。このこっそり三倍補正に関しては、先ほど、全く聞かなかったというふうにおっしゃいました。というのは、先ほどお...全文を見る
○大串(博)委員 こう言われるように、上司の方が言われるように、抽出調査をしていたということであれば、毎勤統計のほかのセグメントもそうですけれども、いわゆる復元作業をする、当然だということですね、今おっしゃったように。  それをずっとやらずにいていたのが、三十年一月から突然、石...全文を見る
○大串(博)委員 みんな、この原因の解明をしたいと思っているんです。  今のこれまでの流れからすると、やはり二十七年当時の姉崎さん、そして三十年当時の石原さんに来ていただければ、前提条件がいろいろわかってくることがあるというのは相当見えてきているんです。にもかかわらず、最後の最...全文を見る
○大串(博)委員 それで、今回、毎勤統計の変更点、ローテーションサンプリングの導入、これは下振れしないようにということです、賃金が下振れしないように。ベンチマーク更新、これは〇・八上振れした、今回、上振れしました、三十年の統計が上振れした。上振れした部分も実は少なくないんです。〇...全文を見る
○大串(博)委員 端的に答えてください。  先ほど、統計委員会の承認も得ているという趣旨のことを言われました。統計委員会の承認というのは、全部この答申に出てくるんですね。平成二十九年一月二十七日。  この中で、ローテーションサンプリングに関しては直接接続と書いてある。しかし、...全文を見る
○大串(博)委員 平成三十年の八月と言われましたね。すなわち、もうこのベンチマーク更新、遡及改定せず、高い数字が出た後なんですね。  しかも、そこで、統計委員会は、どのような検討をどのような場で行って、どのような文書なり言葉なりを発したんですか。それは文書ですか、あるいは口頭で...全文を見る
○大串(博)委員 私は、統計委員会がオーソライズするような正式な文書なり、あるいは正式な言葉なりで、示達する形でやったのかなというふうに受け取ったからなるほどなと思ったんですけれども、何か今資料と言っていましたね、資料と。  資料は、厚生労働省の今回の毎月勤労統計におけるベンチ...全文を見る
○大串(博)委員 私も、質問時間が来ましたので終わりますけれども、要するに、今回、毎月勤労統計の問題点は、ローテーションサンプリングの導入をして下振れしないようにした。そして、さらに、ベンチマーク更新をして〇・四も上振れさせた、遡及改定しなくて。そして、日雇外しをして、これも上振...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  きょうは、陳述者の皆様にはお時間をいただき、本当にありがとうございました。そして、貴重な意見をいただきまして、大変勉強になりました。  午前中は、今お話もありましたように山ノ内町を訪問させていただきまして、...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。  それでは、藏谷顧問に御意見を承りたいと思いますけれども、もう一つ今回の衆議院予算委員会の中で議論になっているのが、この間の秋からの議論の継続なんですけれども、この四月から導入される外国人労働者への新たなる在留資格の付与の制度が始まる...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。  それでは、市村社長にもお尋ねさせていただきたいと思います。  小布施も私は何度も足を運ばせていただいて、大変すばらしい町だなと常々ずっと思っておりました。それで、各地の町おこしの場所も私は訪れるわけですけれども、きょうここに来る前...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つお尋ねさせていただければと思うんですけれども、意外と各地、私は九州、佐賀県の田舎なんですね。どこの町でも、例えば、中心市街地の活性化の事業を使って中心市街地を整えていきたい、こういうふうに希望するわけですね。そのときに、でき上がっていく町を見ると、私は、...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  それでは、加藤市長にお尋ねさせていただきたいと思います。  七十五歳以上が高齢者なんだという新しいテーゼを松本の市長さんと一緒に繰り広げられていらっしゃる。斬新な切り口だなと思いながら私聞いていたんですけれども、やはり、これだけの少...全文を見る
○大串(博)委員 そこで、追加の質問になりますけれども、今おっしゃった農業の面ですね。  私も実は、地方である程度の人の豊かさを確保していくためには、農業政策、これが一定程度所得を生むような形をつくっておくというのが非常に大切じゃないかなというふうに思っておりまして、これは実は...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきます。  統計不正の問題に関して事実を解明する、これは今、予算案を審議している私たちにとっては必須の課題だと思います。政府全体の統計に対する信頼が揺らいだまま、...全文を見る
○大串(博)委員 行ったようだけれどもと、そこまでは覚えていらっしゃるんですね。  中江秘書官にお尋ねしますけれども、本当に覚えていないんだ、こうおっしゃいます。ただ、私、ちょっと本当に信じられないのは、やはり当時の活動記録なりは、秘書官ですから、重要なポジションですから、総理...全文を見る
○大串(博)委員 実は私も、政府の仕事を、政務官やあるいは総理補佐官の仕事をしたときには、自分の手帳には公務の日程を書かなかったんです、余り。おっしゃるとおり、同じなんです。  なぜかというと、秘書官も含めて事務所が日程をちゃんとつくってくれるので、それが記録として残っているの...全文を見る
○大串(博)委員 すなわち、誰にも、当時の総理秘書官室の方々に記録を調べてくれという依頼をされていないということが今わかりました。  中江さんにお願いですが、当時の総理秘書官室、現総理秘書官室でも結構ですけれども、当時の秘書官の記録等々が残っていないか指示を出して、もし中江さん...全文を見る
○大串(博)委員 この中江さんの記憶というのは非常に大切なことになっています。状況を確認するのに非常に重要なことでありますので、ぜひ理事会で取り計らっていただいて、政府に対して、当時の中江秘書官の行動記録に関して残っていないかを綿密に調べてもらうように、しかも、もう時間のない中で...全文を見る
○大串(博)委員 続いて、姉崎さんにお尋ねしますけれども、先ほど、中江さんが言ったことに関しては、コメントであった、指示でない、それはしかも三月も言われていたんだ、こういうふうに言われました。それで、先ほどの小川さんが指摘された、きのう私たちがいただいた、研究会報告を九月十四日の...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、メールが発出されたのは、中江秘書官と姉崎さんが九月十四日に行った後、こういうことですか。
○大串(博)委員 かつ、姉崎さんの今の弁明は非常に苦しいなと、私、思いまして、担当の人が、阿部座長に、座長さんですよね、第五回から内容が変わってしまう、六回に向けて変わってしまう、その変更をするのに、部長から指示がありましてというのを言えないから、他の関係者と言い、他の関係者とい...全文を見る
○大串(博)委員 この間、大臣はこの場で、二日前ですけれども、その関係者とは、中江さんですということを、姉崎さんが言っているということをこの国会の場で言われました。よって、事実関係の解明が今進められています。にもかかわらず、今、答弁が変わったように私は見えます。  極めて心外で...全文を見る
○大串(博)委員 一人の人に聞いているにもかかわらず、メールが出ないというのは、どういう聞き方をされているんですか。つまり、その一人の方に、いつ、どういう聞き方でメールの件を確認したんですか、教えてください。しかも、その元補佐の方に、誰が、いつ、どういう聞き方でメールのことを確認...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁の中で漏れていました。今の担当課の人が当時の補佐に対して聞かれたということで、これは、いつ、どのような形で聞かれたんですか。面談ですか、それともメールですか。面談したとするんだったら、何十分ぐらいその担当者の方は前の補佐の方に聞かれたんですか。  ちな...全文を見る
○大串(博)委員 うそをつかないでください。通告がないなんて、極めて心外な答弁ですね。紙で、きのう渡しています、極めて詳細に。かつ、口頭で補足もしています。答弁の内容によっては、詳しく、誰が、いつ、どういう形で調査したのか、二回も来てもらって、私、聞いています。  まず答えてく...全文を見る
○大串(博)委員 内容だけなんて聞いていないんですよ。私が通告した紙を渡していますからね。読みましょうか。  メールを送った担当者はどの担当者か、どのレベルの担当者か、メールは見つからないのか、具体的な流れいかん、こう書いて紙で渡して、この具体的な流れいかんのところで、これはど...全文を見る
○大串(博)委員 非常にこの先後関係は事実を解明する上において大切ですから、ぜひお願いします。  そして、姉崎さんがおっしゃっていることは、まだつじつまが合わないことがあるんですね。  先ほどおっしゃいました、例えば、中江秘書官が言ったのは指示ではなくコメントであった、かつ、...全文を見る
○大串(博)委員 最後は確かにそういうふうに言われているんですけれども、その前の段階、その直前の段階で、サンプル入れかえのところで、総入れかえ方式ではなく、部分入れかえ方式を検討したいと思っており、実務的ないろいろな困難な問題があるということもありまして検討するのに時間がかかる、...全文を見る
○大串(博)委員 今井秘書官が出ていたかどうかは記憶に、はっきりとはしないということですね。  それで、そのとき総理から、総理は、この当時の答弁に対して、サンプル入れかえの影響もこれあり、賃金が下方修正されたんだということを答弁されています。ですから、レクにおいては、サンプル入...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと驚きましたね。厚労省から、サンプルがえに関して毎月勤労統計の検討会を開いていることに関して、九月十四日に報告を受けたかどうかは全く覚えていないというふうに言われましたけれども、そのときに、姉崎さんたちが来た本業の理由たる六月のボーナスのことに関しては、今...全文を見る
○大串(博)委員 説明が、姉崎さんにしても、中江さんにしても、少しずつつじつまが私は合わないし、説明されようということに関しては、しかも変わってきていますしね。姉崎さんは最初、関係者とは、中江さんのことだと思うというふうに厚労省に報告しておきながら、それが大きな問題になってくると...全文を見る
○大串(博)委員 指導力ゼロですね。これだけ国会、世論の中で大きな問題になっていること、これは当然、特別監察委員会で取り上げるべきアイテムですよ。それを、監察委員会の皆さんに任せているから私は何も言えません、指導力ゼロと言わざるを得ないと思いますね。  このほかにも、実は非常に...全文を見る
○大串(博)委員 質問に答えてください。  統計委員会の委員の先生方に了解を得て、これは国会に出されたものですか。いかがですか。
○大串(博)委員 統計委員会にも確認しないで、役人さんが勝手に、ベンチマーク更新をしたことに関して、遡及改定していなかったことに対して、諮問したのか、していなかったのかという事実関係の確認、そして、それが適切であったのかという確認を統計委員会の皆さんにも確認しないで、八条委員会で...全文を見る
○大串(博)委員 なぜこの問題をこんなに大きく取り上げているかといいますと、この資料二にもありますように、再集計した再集計値を見たとしても、なぜこれだけ大きな段差が三十年一月に出たか。つまり、賃金の上振れがなぜこんなに大きく出たかという要因に関しては、こっそり三倍復元が〇・三%ポ...全文を見る
○大串(博)委員 特別監察委員会で取り上げるかどうか、その一言。  これは、私は取り上げるべきだと思います。これだけ大きな、〇・四、一番最大の段差をこっそり生んでいる。これは特別監察委員会で、なぜこんなことになったのか、取り上げるべきだと思いますが、その一点、もう一度お答えくだ...全文を見る
○大串(博)委員 これも指導力ゼロだと私は言わざるを得ないと思います。  かつ、特別監察委員会の委員の皆さんに大いに期待したいというふうに思います。ここも取り上げないと、いいですか、今回、〇・八の上振れ要因があった、ここから統計委員会は、どうも段差があっておかしいなということか...全文を見る
○大串(博)委員 名前を出せなんて言っていません。  特別監察委員会が、この実質賃金化という、厚生労働省が守りに守ろうとしている、先延ばししよう先延ばししようとしているこのこと、これに、まさか厚生労働省が絡んでいないでしょうねと。特別監察委員会のメンバーは第三者性が重要だから、...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁を聞くと、残り二人の専門家と言われた方の中にも、特別監察委員会のメンバーが含まれているということがよくわかりました。すなわち、特別監察委員会のメンバーというのは、まさに実質賃金化のことに関しても厚生労働省としっかり寄り添ってやられているというのが非常によ...全文を見る
○大串(博)委員 特別監察委員会のあり方に疑義が生じています。これは一月においても、特別監察委員会メンバー、第三者でヒアリングをしていると言われたのが実は内輪のヒアリングであったということから疑義があった。それを、特別監察委員会をしっかりやろうということで、新たな再スタートを切ら...全文を見る
○大串(博)委員 事務局長さんと事務局員さん二人が追加されたということを二月に入っておっしゃっていますけれども、この方々は、事務局と言われるからには常勤ですね。
○大串(博)委員 驚きましたね。事務局長を置きました、事務局員を置きました、どの方も法曹関係の方ですということで、胸を張って言われましたけれども、その三名とも役所に常勤をされていらっしゃるわけではない。特別監察委員会、何回か開かれておりますけれども、その都度来て話合いに参加されて...全文を見る
○大串(博)委員 特別監察委員会の委員長は厚生労働省所管の独立行政法人の理事長、関係者ですね。かつ、実質賃金の専門家と厚労省が頼った方々も特別監察委員会のメンバーであった。特別な関係にある、厚生労働省と。そんな中で、本当にしっかりとした調査報告が出てくるのか、私は非常に疑問です。...全文を見る
○大串(博)委員 よくわかりました。  十月から消費税が上がる、その前に駆け込み需要を皆さんされますね、駆け込み消費をされる、そこで需要がばんと上がってしまう。一方、消費税が上がっちゃうと、みんな買い控えるというか、買物をしなくなる、そこで消費が落ちる。この差を埋めたいというこ...全文を見る
○大串(博)委員 麻生財務大臣が言われた経済の平準化になっていないと私は思いますが、麻生大臣、いかがでしょうか。
○大串(博)委員 ちょっと、山本大臣と茂木大臣の発言にずれがあったようですね。  山本大臣は、早期に執行していきたいと言われました。茂木大臣は、十月以降に向けた効果の発現も見ながら適切に執行していきたいと、後ろ送りされるような……(茂木国務大臣「違う、違う、そうじゃない」と呼ぶ...全文を見る
○大串(博)委員 わかりやすく教えてください。  都合四千億円の予算が投入されるということなんですけれども、国民が見ると、血税四千億円がどう行くのかというところが非常に気になるわけで、四千億円のうちのざっとどれだけが低所得者対策で、ざっとどれだけが中小事業者対策なんですか、教え...全文を見る
○大串(博)委員 それで本当に低所得者に対する需要平準化対策になるんですか。数字もわからない、それは対策と言えるんですか。
○大串(博)委員 それだけ誇って言われるのであれば、四千億円のうち、どれだけが低所得者の方に、いや、私は、所得階層別にどう使われるかなんて細かいことは聞いていないんです。低所得者の方々に行く分が四千億円のうちのどれだけで、中小事業者の皆さんのメリットになるものがどれだけなのか、そ...全文を見る
○大串(博)委員 困難だと言われました。あと幾つか確認した上でまた、茂木さんへ戻りますので、ちょっと待っててくださいね。  麻生大臣にお尋ねします。  今回、軽減税率も同時に導入される。軽減税率で穴があく財源一・一兆円、これをどう埋めていくのかということが大きな課題になってい...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ、大臣、肌身感で考えていただきたいと思うんですけれども、消費税の免税業者となっている方々、さっき申し上げたように、一千万円以上の売上げを持たれない方々ですよ。極めて零細かつ個人の事業者の方々、この方々、百数十万と言いましたね、百数十万の一番厳しい状況を負う方...全文を見る
○大串(博)委員 終わりますが、社会保障、子育ての財源を確保するために、広く薄く消費税を通じて負担をしていただくという考え方は極めて重要です。しかし、それを実行するための対策としては極めてちぐはぐなもので、社会に与える影響は極めて大きいということは言わざるを得ないということを申し...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○大串(博)分科員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、委員長、今の状況って、この委員会、定足を満たしているんでしたっけ。
○大串(博)分科員 三人いれば大丈夫だっけ。
○大串(博)分科員 はい、わかりました。  ぜひ、午後に向けてもしっかりやっていただきたいと思います。  それで、質問通告しておりますので、それに沿って質問しますので、的確にお答えください。  まず第一に、九月十四日朝に、手計補佐に修正の指示をしたと姉崎氏は言っていますけれ...全文を見る
○大串(博)分科員 姉崎氏は、恐らく口頭ではないかということですけれども、ぱっと思いついて、いかぬ、いかぬ、あのことを指示しておかなきゃと思って、誰とも打合せをせず単独で、ぱっと思いついて、ある日思いついて、十一日とかにぱっと思いついて補佐に指示したのか。課長とか、そのほかの人を...全文を見る
○大串(博)分科員 はい、わかりました。  次に、手計補佐は、十四日の朝に修正の指示を受けていましたけれども、なぜその修正が午後十時三十三分と遅くなったのか。
○大串(博)分科員 そうしたら、これも通告していますけれども、藤澤さん、事実関係は私もよく知っていますから、質問にだけ答えてくださいね、時間がもったいないので。  十四日午後二時一分にファイルの更新を行いました。その直前の更新は何日何時のものか。その更新から、十四日二時一分のフ...全文を見る
○大串(博)分科員 確認したいので、主査、お取り計らいを願いたいんですけれども、その今話のあった九月八日二十二時五十四分時点のファイルと、そして十四日午後二時一分の時点のファイルと、それと十四日午後十時三十三分時点のファイル、これを時間もきちんと確認できるように、それがそれだとい...全文を見る
○大串(博)分科員 ちょっと一つ戻りますけれども、九月四日と八日に補佐がメールを送付されています、座長に。これは、課内、部内でどのような議論を経てのことだったのか。独自にメールを送ったのか、メールを送ったことは、姉崎氏に事前若しくは事後も含めて情報共有しなかったのか。その経緯の詳...全文を見る
○大串(博)分科員 もう一つ、手計氏から阿部座長へのメールにあるCC、黒塗りされていました。この宛先の役職は何だったでしょうか。
○大串(博)分科員 横幕氏に関することです。  横幕氏に確認してお答えくださいと言ってありますけれども、本件に関して、三月三十一日以降九月十四日までの間、厚労省から何がしかの報告を受けたことはあるか。それはいつか、どのような報告であったか、何をそれに対して述べたか。九月十四日に...全文を見る
○大串(博)分科員 九月三日の総理レクに同席したか、これは同席していたということですね、同席していたと思うですね。  その際に、総理から何かコメントはなかったか、今井秘書官は同席していたか。この二点。
○大串(博)分科員 わかりました。いいです。  次に、ちょっと行ったり来たりしますけれども、特別監察委員会のことに関してお尋ねします。  特別監察委員会、事務局機能を強めたと言われますけれども、事務局長、事務局員の方々が三人ふえられたということですけれども、この方は常勤ではな...全文を見る
○大串(博)分科員 委員会の日には来られている、その他の日、必要に応じて厚労省に来られているということですけれども、特に例えば事務局長、名取さん、何日に何時間ぐらい来られているんですか。
○大串(博)分科員 通告はしているんですよ。今のことを知って、かなり詳しく聞くからと。かなり詳しく聞くからというふうに言っているんですね。  どのように具体的に事務局長なりが事務局機能を強めたかということに関して聞きます、かつ、答えによって、更問いに更問いを重ね、細かなる細かな...全文を見る
○大串(博)分科員 どうぞ、御本人が自分の第三者性を立証することに対して後ろ向きだと私は思いませんけれども、ぜひ相談した上で答えていただければというふうに思います。  ベンチマーク更新のことに関してです。ベンチマーク更新の遡及改定なしに関して。これは政府統一見解に関しては、一旦...全文を見る
○大串(博)分科員 内部の議論でやったということですね。はい、わかりました。  次にお尋ねしますけれども、追加給付のところに関して、今、統計委員会との関係で、二〇〇四年から二〇一一年に関して、統計委員会も認めるような形での数字をつくりなさいと言われていらっしゃって、それに対して...全文を見る
○大串(博)分科員 確認ですけれども、二〇〇四年—二〇一一年に関して、統計委員会も後々認めてもらえるような数字をつくっていくことに関しては誠実に対応すると。それはやられるんですね。やられるのではないかと。検討すると言われたので検討されるんでしょう。  にもかかわらず、給付に関し...全文を見る
○大串(博)分科員 わかりました。  一点、ちょっと戻りますけれども、特別監察委員会ですけれども、報告書が出る出ないという話になっていますけれども、今回、この報告書のドラフトは誰が書いたんでしょうか。事務局長を含む事務局の人が書いたのか。書いたとすると、どのような手続で彼らが書...全文を見る
○大串(博)分科員 わかりました。  では、先ほどの、事務局長さんを含めた方々がどのくらい厚労省に来てやっていらっしゃったのかということは、ぜひきょうじゅうに教えていただきたいというふうに思います。  あと、ほかの統計への影響は、十一統計に毎月勤労統計の影響があったというふう...全文を見る
○大串(博)分科員 終わりますけれども、委員長、お願いします。  実は私、繰り返し、先ほど一月二十九日という日にちをもってして関係省庁に調査の依頼をしたというふうに言われていますけれども、これは多分、文書あるいはメールで指示をしていないと各省庁には行き渡らないと思うんですね。そ...全文を見る
○大串(博)分科員 終わります。
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。早速質疑に入らせていただきたいと思います。  きょうは統計不正を中心に取り上げさせていただきますが、その前に、非常に重要な総理の現状認識、状況認識をお尋ねさせていただきたいと思います。  先ほど、長妻委員が、統...全文を見る
○大串(博)委員 総理、そういう上から目線の態度がよくないんですよ、よく聞いてくださいと。よく聞いたら、そう総理が言っていたんですよ。よく聞いたら。間違いかなと思ってメモまで起こしたら、私が国家ですとおっしゃっていたんです。間違いでよかったと、私は本当に思います。  その上で、...全文を見る
○大串(博)委員 自民党のことじゃないところまで広がってくるから心配しているんです。  つまり、先ほど申したように、今回の統計不正はやはり、私は役人をやっていました。総理官邸、総理秘書官、それに対する壮大なそんたく、何とかしなきゃという思いは、私はあったと思うんですよ。それを認...全文を見る
○大串(博)委員 霞が関がいかに総理の思いをそんたくするかというのを、やはり真摯に捉えるべきだと思うんですよ。  今回のことも、霞が関が勝手にやっちゃって、何やっているんだという思いもあられるのかなと私は思いますけれども、いや、それはやはり総理の官邸の意向をそんたくしているとこ...全文を見る
○大串(博)委員 どうもわからないんですね。非常に普通の感覚で、ぜひ委員長、お答えください。  全数調査でなく抽出調査としているという実態があった、それに対して全数調査と書いたらどうかというふうに総務省の担当者に言われたので、変えようかなと思ったけれども、抽出調査をしようとして...全文を見る
○大串(博)委員 後段におっしゃった、東京都等に関して抽出調査の旨の作業票を渡していらっしゃるというのは、それは当然のことです。それが作業自体なんですから。抽出調査そのものなんだから、抽出調査そのものを東京都に向かってやってお願いしているということなんですから、当たり前のことです...全文を見る
○大串(博)委員 いや、虚偽申述は今は関係ないんです。私が聞いているのは、極めて普通の、一般としての感覚なんです。  先ほど言われた、極めて不適切だということを認識しながら。この方の場合には、抽出調査であってしまっているということを認識されていますね。意図的に隠している。つまり...全文を見る
○大串(博)委員 白じゃないということは、隠蔽だったという可能性もやはりあるということですか。
○大串(博)委員 調査が甘いんじゃないかと私は思うんですよ。  今言われたように、ああなるほど、私はきのう読んでいて、組織的隠蔽はなかったというふうに結論づけられたのかなと思ったけれども、組織的隠蔽があったというところまで認められなかったという消極的なグレーさなんだなというのが...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど申しましたように、三十年一月というのは、この第二の不正の一番大きな論点なんですよ。だから、きちっとここを事実解明しないと、なぜこんなに大きな、〇・八もの上振れになったかの事実関係が出てこないんですね。  今おっしゃいました。と考えたのではないかというふう...全文を見る
○大串(博)委員 私が聞いているのは、なぜ説明が、前回と今回変わったかの明確な説明がこの報告書の中にはありません。なぜ、室長Fはこっそり三倍補正をやったか、〇・三%の理由を前回と今回で説明を変えたのかに関する記述がないので、その内容を聞いたのか聞いていないのか、聞いていたとしたら...全文を見る
○大串(博)委員 よって、お答えください。  なぜ、このFさんは、前の、ローテーションサンプリングがうまく機能しないと考えこっそり三倍補正をやったという供述から、本来の正確な統計を公表するために復元処理をしたと説明を変えたのか、その変えた理由をこの場でお述べください。お願いしま...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、より正確に表現すると後者のような表現だったということですか。  ちょっと、まだほかにも実は腑に落ちないことがあるんです。  この室長Fさんが政策統括官Hさんに、抽出調査を行ってしまっているということを言われました。そのときに、政策統括官は、Fさん...全文を見る
○大串(博)委員 その数カ月様子を見てから報告しようと思ったというのは、どういう意味ですか。つまり、政策統括官からしかるべき公表をするようにやれというふうに言われたことを数カ月何もしないで放っておいて、それから何を考えようということなんでしょうか。よくわからなかったので、もう一回...全文を見る
○大串(博)委員 語尾のところがわからなかったので、もう一度お願いします。一番最後のところがよくわかりませんでしたので、お願いします。
○大串(博)委員 部署を離れたというのはちょっと不思議な答弁なんですが、政策統括官に抽出調査であることを言ったのは、その冬なんですね。いいですか、冬。配置転換になる、あるいは部署がかわるのは、それから半年ぐらいたっているんです。半年間あるんですよ。その半年の間、なぜ政策統括官が言...全文を見る
○大串(博)委員 なぜすぐに対応しなかったのかというところの分析もなければ、記述もないんですよ。  隠蔽していたのかどうかという極めて重要な論点をあえてここに書かずに、ほかの論点に関しては、殊さら隠蔽しているというものとは見られないというような極めて短絡的な結論づけをしているの...全文を見る
○大串(博)委員 事務方から挙がってきているんですね。それを大臣が認めていらっしゃる、こういうことなんですよ。事務方がいかにそのような形で力を発揮したかというのが、私、わかります。  ちなみに、樋口委員長にお尋ねしますけれども、後ろから答弁の補助をされている方、厚生労働省の方で...全文を見る
○大串(博)委員 弁護士さんですかね、厚生労働省の方ではない、お二人とも。  答弁書は誰がつくられましたか。
○大串(博)委員 庶務という形で厚生労働省が入っていらっしゃるんですね。  その答弁録のワープロ作業をされたのは誰ですか。
○大串(博)委員 強く私は第三者性に疑問が推認されるんですね。だからこんな甘い報告になるんじゃないかという気がしてならないんです。  最後にお尋ねします。  組織的隠蔽ではないというこの結論に関して、この委員会において、全会一致ですか。きのうの記者会見においては、全会一致かど...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、きのうの記者会見では、樋口さんだけじゃなくて、荒井さんなんかも、言えないという答弁をずっとされていました。その整合性が極めて不可思議に思えます。  こういった非常に不可思議な中で、統計の信頼が確認されたとはとても言えない、そういった中で予算審議が深...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 本会議 第8号
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○大串博志君 立憲民主党・無所属フォーラムの大串博志です。  私は、会派を代表して、平成三十一年度一般会計予算案等について、反対の立場から意見を述べさせていただきます。(拍手)  反対のそもそもの理由は、予算案を議論する前提条件が整っていないことです。それは、政府統計の信頼性...全文を見る
○大串博志君(続) 必要な答弁者、参考人、資料を妙に隠し立てすることなく、素直に国会に出すべきです。それが本当の国会改革というものです。  強くこの点を主張し、私の平成三十一年度予算案への反対討論といたします。  御清聴ありがとうございました。(拍手)
03月07日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきますが、委員長、ちょっと一つ、細かいことですけれども、先ほど長尾さんに、亀井さんの質疑時間が終了しているので答弁短目にと言われましたけれども、質疑時間が終わってい...全文を見る
○大串(博)委員 まず、大臣、済みません、通告はしていませんけれども、極めて重要なことなので、豚コレラに関して一問だけ、基本的な所見を伺いたいと思います。  豚コレラに関しては、今、極めて重大な、難しい局面にあると私は思っています。これだけ罹患が広まる、しかも、早期に防疫措置を...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。非常に厳しい状態だと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  それでは質疑に入りたいと思いますけれども、大臣所信に向けて。  まず、私、中間管理機構の問題を取り上げたいと思うんですね。といいますのは、大臣所信でも、先ほど亀井委員が...全文を見る
○大串(博)委員 今お聞きになっていただいたように、よく皆さん御存じのことと思いますけれども、平成三十五年までに八割に担い手への集積を行うというふうに目標を立てられているのが、四八・七%から始まって、五年たった今でも五五・二%だということですね。わずか七%強しか伸びていないんです...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃったのは、これから法律を議論してほしいと言われているような内容に関して言われているわけですけれども、それで本当に、今、この数年間で七%ポイントぐらいしか伸びなかったものが、三十五年までにいきなり八割にいきますかねということなんです。  これは、私、思...全文を見る
○大串(博)委員 おっしゃるとおりで、集積、集約が目的でないですね。この中間管理事業の法律に関する第一条、一番最後に書かれているのは、「もって農業の生産性の向上に資することを目的とする。」と、これは法律にうたわれているんですよ。加えて、大臣は、コスト削減のこともおっしゃいました。...全文を見る
○大串(博)委員 第一条の法律の目的に一番大きく書かれている生産性の向上というものが数量的にあらわれているかどうかの検証もできない、そういう政策を推し進めるということはいいんでしょうか。私は、何か、本当にいい政策かどうかがわからないものをむやみやたらと農水省が今推し進めようとして...全文を見る
○大串(博)委員 改めて、思想、考え方が違うということは申し述べさせていただきたいと思います。  ぜひ、実りのある議論をするのであれば、繰り返しになりますけれども、先ほど申したように、五五・二%まで担い手への集積が伸びたことでどれだけ全国的に生産性が上がってコストが下がったかと...全文を見る
○大串(博)委員 現場のヒアリングを行って秋ぐらいに諮問をしていきたいということでしたけれども、秋までは具体的に何をするんでしょうか。
○大串(博)委員 今のようなヒアリングが、秋というタイミングを言われていましたけれども、秋までかかる根拠を教えていただきたいんです。これを、これ、これ、これ、これを、この段階、この段階、この段階でヒアリングするから秋までかかっちゃうんだと。秋と決めていらっしゃいますから、ヒアリン...全文を見る
○大串(博)委員 秋までかかる根拠なんて一言も出てこないですね。すなわち、秋ありきなんですよ。秋まで先送りすることありきなんじゃないですか。秋まで食料・農業・農村基本計画を議論しない、先送りしたいという思いが見透けてくるんですよね。選挙があるからなのか、私はわかりません。しかし、...全文を見る
○大串(博)委員 非常に厳しい状況であるからこそ、中山間で土地の集積というのはなかなか進まないと思うんですね。  一方で、中山間を歩いていると、こういう声も聞こえてくるんですね。中山間直接支払制度、これはありがたい、しかし、我が方の地域においては、まず事務を行ってくれる人もいな...全文を見る
○大串(博)委員 その対策のみをもってして、本当に中山間における離農、耕作放棄地の増加、これを食いとめることができるか、私は非常に疑問ですね。地域をぜひ歩いてみてください。本当に厳しい現実が浮かび上がってくると思うんです。  これも、要するに、何のために農政を行っているかという...全文を見る
○大串(博)委員 私は、やはり中山間直接支払制度だけでは力不足だと思いますよ。棚田を今守っていくのであれば、やはり棚田からまず戸別所得補償制度を復活させて、地域、そして多面的機能を守っていくという後ろ支えをしっかりしていくべきだということは主張させていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○大串(博)委員 先ほども申しましたように、昨年八月に大臣御自身が委員長として決議されていることですから、ぜひ、そのような方向で、組合員の自主判断だということで実行していただきたいというふうに思います。先ほどの最後の答弁のところの、大臣の恐らく答弁書にはなかったであろう御所見に関...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。終わります。
03月12日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきます。  まず、私は統計不正をきょう取り上げるんですけれども、大臣と定塚官房長に発言を求めます。  一月二十四日の厚生労働委員会閉会中審査の場において、特別監...全文を見る
○大串(博)委員 一番基本的な、第三者性があるかどうかという、大臣が繰り返し主張してきていた根本論のところで誤った答弁をしている。そもそも、ここからこの統計不正の問題の事後対応においてもとんでもない問題になっていると私は思うんですよね。  国会の場で事実と異なった虚偽の答弁をす...全文を見る
○大串(博)委員 この委員会の冒頭に言いました。事実と違う答弁を委員会でする、これは極めて重いことです。  藤澤さん、あなた、二月二十七日の分科会で、ここに私が資料で示しているように、主に前半部分を修正したもので、当該部分に関しては一番最後の部分であったために修正が間に合わなか...全文を見る
○大串(博)委員 手計さんがそう言ったのでそういうふうに答えたということですけれども、私は、この二月二十七日の分科会の質疑をするときに、手計さんに間違いなく確認してきてくださいねというふうに申し上げたんです。そして、きのうレクをするときにも、もう一度分科会で聞いたことをきちんと確...全文を見る
○大串(博)委員 藤澤さん、今答弁しているのは手計さんじゃないんですよ、あなたなんです。  藤澤さん、私はあなたに二度にわたって、この事実関係に関しては間違いなく確認してきてくださいというふうに言っているんです。ファイルも提出してもらっているのはあなたも御存じのはず。だから、正...全文を見る
○大串(博)委員 にわかに確認できないじゃないんです。私、昨日、詳細にレクをして、特に十四日のこの事実関係に関してはもう一度誤りがないか確認してから来てくださいと言っているんです。にわかにじゃないんですよ。きちんとあなたは見ているはずです、これを。  二月の末に、この資料は私に...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、厚生労働省の組織は今どうかしていますよ。  これだけ明確な資料、これはマスコミに全部渡していますからね、公表されていますからね、これだけ明確な、政策統括官の答弁とは違う資料が出てきているにもかかわらず、主に前半部分を修正していたんだ、だから後半部分のとこ...全文を見る
○大串(博)委員 お尋ねしますけれども、国会では口頭で指示をしたということでしたね。個別にとおっしゃいました。十一日の金曜日か十四日の朝に、中江さんのところに行く前に指示をしたと覚えていらっしゃるのであれば、個別に指示をした、個別にどういう指示をしたんですか。部屋に呼ばれたんです...全文を見る
○大串(博)委員 その記憶は確かですか。その記憶は確かですか。  今おっしゃいました、指示をしたと覚えている理由については、仕事が忙しいときには金曜日か若しくは土日に考えて月曜日の朝に指示することが多いものだから、金曜日の晩か月曜日の朝に指示をしたと思うというふうに言われました...全文を見る
○大串(博)委員 私のことまで役人出身なんと言われましたけれども、ちょっと、国会で、この間の内閣法制局長官の発言といい、あなたは官僚だったから官僚の行動パターンがわかるでしょう、そう言われるのは、事実ではありますよ、しかし、何であなたに私がそんなことを言われなきゃならないんですか...全文を見る
○大串(博)委員 その上で申しますと、役人の行動パターンからすると、むしろ、中江さんからの指示を受けてやはり指示をしたんだなと思えるような情況証拠が高まりに高まっているわけですよ。  だって、中江さんのところに行く前に指示をしたということに関しては記憶は曖昧である、だろうという...全文を見る
○大串(博)委員 姉崎さんの証人喚問を求めて、質問を終わります。なぜかというと、補佐に責任を負いかぶせるようなことがあっては絶対だめですよ。姉崎さんの証人喚問をぜひお願いします。  終わります。
03月19日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串です。  早速、質問に入らせていただきます。  統計不正に関する集中質疑ということですので、しっかり事実解明をさせていただきたいと思いますが、まず冒頭に、これは厚生労働省のどなたに答弁をいただいても結構で...全文を見る
○大串(博)委員 存否及び真正性を確認していますというふうに言われました。それらしきものの存在はあったんですか。
○大串(博)委員 藤澤さん、誠実に答弁してください。同じ答弁を繰り返されるのは極めて心外です。委員会ですからね。  存否及び真正性の確認をしているとおっしゃったので、真正性とおっしゃったから私は聞いているんです。真正性を確認する段階に至っているのであれば、これかなと思われる文書...全文を見る
○大串(博)委員 質問を繰り返してくださいじゃないんですよ、委員長。そんな変なことを言わないでくださいね。質問を繰り返してじゃないんです。  真正性を確認していると言われたので、真正性を確認すべきものは何がしかのものがあったんでしょうと言っているんです。いかがですか。
○大串(博)委員 それが真正なものかはわからないというのは、真正性のチェックをするというのはわかります。よくチェックしてください、真正性のチェックはよくしてください。  一点お尋ねしますけれども、石橋氏がきのう言ったタイトル、一月調査、第一種云々かんぬん、彼はきのう文書のタイト...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、よく質問を聞いてくださいね、私の質問を。彼は同じことをずっと答弁しているんですけれども、私は彼の答弁を受けて一つ一つ積み上げる質疑をしているので、委員長、それに答えていなかったらその瞬間に、審議はもうそれでできないから、とめてくださいね。  私が聞いて...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、委員長は私の質疑を理解していますか。
○大串(博)委員 完全に一致するものは見つかっていないということなので、そこから推測するに、極めて近いものは見つかっているということだと思うんですね。  石橋氏は、関連する文書を出してくださいと言っています。それだけ出してくださいと言っているわけじゃないんです。関連する文書を出...全文を見る
○大串(博)委員 お願いします。それを事実解明の一助としていきたいと思います。  藤澤さんにお尋ねします。  先般、この委員会で私が問わせていただいた二〇一五年九月十四日の経緯ですけれども、資料を皆さんに配っているのでもう一回見てくださいね。九月十四日にはこういうことがあった...全文を見る
○大串(博)委員 姉崎さんは、当時、補佐に具体的にどことどことどこを修正しなさいというふうに指示したか、具体的に修正の指示した箇所を覚えていますか。覚えていたら言ってください。
○大串(博)委員 藤澤さん、矛盾しませんかね。姉崎さんはどこを具体的に直せということを言ったか覚えていないとおっしゃっているんですよ。あなたは今答弁の中で、藤澤さんは、姉崎さんから指示を受けたここと、ここと、ここと、こことも十四時〇一分のときに修正をしてありますよねと言いましたよ...全文を見る
○大串(博)委員 資料から見てもらってもわかるように、極めて苦しい答弁をやりくりされて、何とか中江秘書官からの指示がなかったということを取り繕おうとされているのがもうありありなんですよね。  一つ聞きますけれども、補佐は、姉崎さんから指示を受けたということを明確に覚えているんで...全文を見る
○大串(博)委員 記憶は定かでないということなんですね。記憶が定かでないということを頼りにして、中江さんからの指示ではないということだけを立証しようとしている。きのうも参議院の予算委員会でも議論になっていましたけれども、かなり無理くりの説明をしようとして、事実を隠蔽しようとしてい...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、野党は求めていますので、与党の皆さんの方から出席できないということだった、そういうことですね。
○大串(博)委員 国会も問われると思うんですよ、真相を明らかにしようとしているかどうか、どれだけ議論しようとしているかどうか。ぜひ与党の皆さんにも、与党からも求めたんだという声がありましたので、本当かなと私は思いますよ、ぜひ真剣に私たちと一緒にやっていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。  代理にもう一つお尋ねしますけれども、今答弁されようとしたときに、私から見てすぐ右隣のお二人の方が答弁補助をされていらっしゃいますけれども、そのお二人の方はどちらの方でいらっしゃいますか。私から見てすぐ右手のお二人の方。緑のリボンをつけ...全文を見る
○大串(博)委員 答弁補助をつけられるということが理事会でも認められると聞きましたけれども、何となく私は妙な感じもするんですね。独立した委員会ですよ。  きのうのレオパレスの第三者委員会の報告書、報道でも皆さん見られたと思います。非常に厳しい中間報告が出ていました。それに対して...全文を見る
○大串(博)委員 それでは、この室長Fさんが抽出調査をしていることを政策統括官に言ったときに、政策統括官からしかるべき対応をしなさいよと言われた、しかるべき対応をしなさいと言われたにもかかわらず、これを放置した。これに関して、私が予算委員会で聞いたときに、樋口委員長は、放置してお...全文を見る
○大串(博)委員 そこがやはり隠蔽じゃないかということが問われるわけですけれども、この隠蔽のことに関しては、殊さら意図的に隠そうとしたものとは見受けられなかったという表現がこの追加報告書にたくさんあります。  ところが、これに関して、樋口委員長は私に予算委員会の場で、これは白と...全文を見る
○大串(博)委員 この場合は、黒なのかどうかということをはっきりさせなきゃならない、これが追加報告書の使命だったと思うんですよ。黒という投げかけに対して黒とまでは言えないということ、消極的に言っているだけの話だったら、証拠不十分、誰でも言えますよ。これは本当に追加報告書としての、...全文を見る
○大串(博)委員 私はそれをぜひ公でやっていただきたいと思うんです。内部でこちょこちょとやらないで、ぜひ公の場で。統計委員会は公ですから、それでもいいですし、ぜひ公の場できちんとやってほしい。  かつ、厚生労働省の中にも、内部だけで検討して統計委員会に答えるんじゃなくて、この特...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますけれども、きょうは統計委員会の担当者も来ていただいていると思いますので、統計委員会も極めて重い責任を負うというふうに思うということを私がここで述べていたということを委員会の先生方にお伝えいただくことをお願いして、質疑を終わります。  ありがとう...全文を見る
03月19日第198回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  きょうは、地方創生特別委員会、大臣に対する、所信に対する質疑ということで、片山大臣、どうぞよろしくお願いします。  地方に関する悩み、思い、皆一緒だというふうに思います。喫緊の課題である...全文を見る
○大串(博)委員 私は佐賀県の生まれでございまして、佐賀県で、高校卒業するまで育ちました。皆さん、いろいろな生い立ちをお持ちですから、どれがどうということはございませんけれども、地方創生担当大臣でいらっしゃるから、ぜひ地方のことを肌身で感じて活動していただけたらなというふうに思う...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっとよくまだわからないんですね。  今話された中で、地方が衰退している、元気がない、厳しいということの原因をよくわかっていないと、そもそも対応策なんてとれないんじゃないかなと思うんですね。そこでお尋ねしているわけです。基本論ですからね。基本論ですから、大臣...全文を見る
○大串(博)委員 そこなんですね。  いろいろな要素があるということで、かつ、まち・ひと・しごと、これら総合的な要素なのかなと考えておりますということなんですけれども、そういうばくっとした、漠然とした問題意識でいいのだろうかなと、私、思うんです。  そういう、いろいろな要素が...全文を見る
○大串(博)委員 いや、大臣、私が聞いているのは、どういう対策をしているかじゃなくて、まず、対策をとる前に、なぜ問題が生じているかがわかっていないと、対策のとりようもないじゃないですかということを申し上げているんです。  先ほど、なぜ地方は厳しいかの一番最初の理由の一つとして、...全文を見る
○大串(博)委員 今、人口のそもそもの減に加えて社会減が大きいということ、これは私も感じます。社会減の中で、なぜ若年層の皆さんが地方にとどまられないのかということを問えば、仕事、学問、あるいは、そもそも、文化とか楽しさ、こういったこともあろうかというお話がありました。  その中...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、人々がつきたい仕事が地方にない、こういうことですか。そういう理解だとすると、それはなぜなんでしょうか。
○大串(博)委員 つきたい仕事が地方にはないという中で、なかなか大企業の本社機能が地方には移転しない。一部リサーチ機能だけでも地方に持っていけないか、これもなかなか進んでいない。そこで、起業、起こす業ですね、これなんかもやっていきたい、こういうことなんですけれども、確かに、本社機...全文を見る
○大串(博)委員 今、RESAS、情報支援、人材支援そして財政支援ということで、三本の矢ということでおっしゃいました。  中央部への人の流れが変わっていないというその結果をもとに、結果を出していないわけだから十分な政策ツールがあるとは言えない、こういうふうに言われたわけですけれ...全文を見る
○大串(博)委員 私ね、安倍内閣の、地方創生と打ち出した割には取組が非常に、ミクロも大事ですよ、大事だけれども、ミクロだけにとらわれ過ぎていないか。とらわれてもいいんですよ、ミクロも大事だからやっていただいた方がいいんですけれども、それだけで解決できる課題ではないんじゃないでしょ...全文を見る
○大串(博)委員 終わりますが、本当に国家的な課題ですから、これは私たち国会議員もみんなでその思いを持ってやっていければなと思いますので、ぜひこの委員会でも熱心な議論を続けさせていただきたいと思います。  ありがとうございます。
04月11日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速、質疑に入らせていただきます。  農地中間管理事業の推進に関する法律の一部を改正する法律案でありますけれども、先ほど坂本委員からも話がありましたけれども、これが立ち上がるときの法律、...全文を見る
○大串(博)委員 成果と聞くと、集積が五五・二%まで来ましたということと、機構として十八・五万ヘクタールの取扱いをしています、こう必ず言われますね。  そこで、私、この間の一般質疑の中で、それだけでいいんですかと。集積だけでいいのか。つまり、一定の農業の団地があって、そこに、ち...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと私、聞き間違いかなと思いましたけれども。  済みません、農地バンクの全体の取扱い件数は、そういえば全国でどのくらいなんでしたか。ざっとでもいいですよ、何万なのか。  ごめんなさいね、通告していない質問だったから。それは、今答弁をいただいたので、あれっ...全文を見る
○大串(博)委員 これは、八割でなければいけないんですか。八割に到達すると何が得られるんですか。
○大串(博)委員 まあ、ふわふわとした感じがするんですね。それに基づいて政府の一丁目一番地の政策が動いているというと、ちょっと私、ここも、農家の方々の実感からすると、どうかなという感じがすると思うんですよ。八割目標ということを考えると、全国の耕作面積、先ほど坂本先生もおっしゃいま...全文を見る
○大串(博)委員 事例としてこういうのはあるというふうに、成功事例を取り上げて言われましたけれども、本当にできているのかということなんですね。  中間管理事業の見直しの議論の中で、中山間地において、出し手はいる、なかなか、もうできないから出し手はいる、しかし、なかなか受け手がい...全文を見る
○大串(博)委員 中山間における農地集約というのは、相当苦労していらっしゃると思うんですね。農水省の資料にもありました。集積は進んできているけれども、最近鈍化している。これは、低平地における、できるところの集積が当初進んだけれども、それが伸び悩んでいるんだ、一方で中山間地において...全文を見る
○大串(博)委員 外から入ってこられるというのはなかなか簡単なことではなかったんだと思うんですよ、五年間の実績を見ても。数%というふうに言われていました。  ただ、ちょっと冒頭に返りますけれども、中間管理事業というのをあえてやろうと思った趣旨はまさにそこにあったんじゃないかと思...全文を見る
○大串(博)委員 まさに今言われたように、そこで私、再三、集約の事例を聞いていたんですね、数が幾つありましたかとか詳しく聞いていたんですよ。なかなか、私、全国的にもいろいろこれは聞いて確認しましたけれども、低平地で集積をします、集積をした上で中間管理機構が一旦中間管理権を発揮して...全文を見る
○大串(博)委員 当時、この予算のことも相当議論したんです。こういう予算の使い方が本当にいいものになるかどうか、五年後にしっかり見直させてくださいということで、実は、見直し規定の中に、財政的なあり方も含めて見直すんだということを見直し規定の中に盛り込ませていただいたんですね。 ...全文を見る
○大串(博)委員 全体で、全国千百人いらっしゃいますね。都道府県にいらっしゃるということですね。今、話の中でも、その方々、随分地域に出向いていらっしゃって話をされているというふうな話でしたね。  なぜこの中間管理機構なるものを都道府県に置かなきゃいかぬのかなと私は思うんですよ。...全文を見る
○大串(博)委員 今、なぜ都道府県に置くかというと、農地バンクという公的機関が一旦借り受けて、それを配分していくということを一つおっしゃいました。もう一つは、地域の中だけでは担い手が見つからない可能性があるから、地域外も含めて探していかなきゃならないから、広域たる都道府県で、こう...全文を見る
○大串(博)委員 済みません、大臣に決意をもう一言お尋ねしたいと思うんですけれども、それでもことしは、三十年度の二万一千十三名から二万七百四十三名と、ぐっと減っていますね。これも、他省庁に比べると激減ですよ。  この春は、夏に向けて、次期の五カ年の定員削減計画に関しての議論が行...全文を見る
○大串(博)委員 適切にではなくて、大臣、全力でやりますというふうに言っていただきたいと思いますし、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  機構に関しては、きょう、まず、さわりの議論をさせていただきました。ただ、さわりを議論しただけでも、中間管理事業としていかに成果...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。
04月17日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  中間管理機構の改正法案に関して更に質問をさせていただきたいと思います。  まず大臣に、御感想も含めてお尋ねしたいと思うんですけれども、予算委員会でも大分統計問題を私、取り上げて、大臣も聞...全文を見る
○大串(博)委員 私もそう思いますよ。やはり政策をつくる上では、どのようなことが実態に起こっているかというのを、数値、数字が、できる限り追えるものは追った上で、それに基づいて客観的に判断していくべきだと思うんですね。  そういった意味で、この農地中間管理機構、先ほど来、田村委員...全文を見る
○大串(博)委員 これは前回も申し上げましたけれども、今、中間管理機構は本当に有用だったのかという極めて重要な議論をしているわけですよ。本当に、集約化してコストが下がって、それで日本の農業が立ち行くような形になっていくのかという極めて大きな議論をしているときに、出てきた資料として...全文を見る
○大串(博)委員 大澤さん、私が言ったのは、比較可能な経営形態なんですかという、そこですから。前半部分は長々と要りませんからね。
○大串(博)委員 今言われたように、統計として提示できるようなものではないということなんですね。  こういうものによって立ったところで議論して本当にいいんだろうか。周りの、私たちが全国的に聞く声では、中間管理機構をもってしてこういう効果が上がったということを実感している声がどん...全文を見る
○大串(博)委員 ここなんですよ。もともと中間管理機構の役割は、一旦受けて、中間管理権というもので受けて、中間管理して、それを交換分合、リシャッフルを行って集約化することによって、効率が上がり、コストが下がるというロジックだった。これが規制改革推進会議のロジック、中間管理機構をつ...全文を見る
○大串(博)委員 今言われたように、これから伸びていくというふうに思いますというふうに言われましたけれども、実際問題でいうと、やはり、今回法律でやろうとしていることは、人・農地プランに回帰しようとされているわけですよね。すなわち、市町村をベースに行ってきた人・農地プランをより実質...全文を見る
○大串(博)委員 混乱ということでいうと、私は、この中間管理事業をつくって行ってきたこの四年間の方がよほど、全くなかった、無のところに、私に言わせると、かなり無理を生じながら集積、集約の仕事を負ってもらってきている。現場の方々は本当に頑張っていただいていますけれども、なかなかやは...全文を見る
○大串(博)委員 農業委員会、地域の集積の活動の一番重要なところですから、ここをしっかり支援していただきたいというのは繰り返し申し上げさせていただきたいと思います。  重要な論点なので、ちょっと違う論点にも行かせていただきますけれども、日米貿易協議、二日目が終わったという速報を...全文を見る
○大串(博)委員 しっかりやっていただきたい、重要な協議ですので。  どうも、与党自民党の皆さんの中では決議をされたようでいらっしゃいますけれども、私は、もしそういうふうな決議をやられた、それはすばらしいことだなと思いますけれども、であれば、この委員会として、ぜひ、与党の皆さん...全文を見る
○大串(博)委員 時間が来たので終わりますけれども、中間管理事業、私たちの修正案、ぜひ御真摯に御議論いただきますようお願いして、質疑を終わります。  ありがとうございました。
06月05日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速、質疑に入らせていただきます。  まず、諫早湾干拓問題に関する点ですけれども、先般、最高裁が一つの判断を示しました。判断といいますか、アクションを起こしました。  去年の七月に福岡...全文を見る
○大串(博)委員 引き続き関係省庁と連携しながら適切に対応していきたいだけですか。  いいですか。今、裁判は長引きに長引き、開門判決が確定している中で、それに対して農水省は、強制力をなくしていこうという、ある意味、私に言わせると奇手に出たわけですね。しかも、漁業権は十年で切れる...全文を見る
○大串(博)委員 開門によらない基金による解決策だとしかこれまでおっしゃらなかったのが、これが基本だと考えるけれども、関係省庁と連携をして適切に対応していきたいと。少々発言ラインが変わられたと、私、今お聞きしました。  といいますのは、開門によらない基金案による和解、これは成り...全文を見る
○大串(博)委員 開門が著しく困難と言われましたけれども、それは国が積極的な取組をしてこなかったからですよ。  先ほどから申しましたように、開門をしない前提の基金案は和解案にはなり得ません、受け入れられません。その中で、何がしかの解決をしていくためには、開門も含んで、しかし、長...全文を見る
○大串(博)委員 棚田に対していろいろな支援策は考えていただいているとは思います。  特に、中山間直接支払いを含め、先ほど急傾斜加算のことの言及もありましたけれども、この急傾斜加算は、私が、農林水産委員会、ここで野党側の筆頭理事を務めているときに、皆さんに視察もしていただいて、...全文を見る
○大串(博)委員 私は、それだけで本当に足りるのかというのは、極めて疑問なんですよ。今の棚田の厳しい状況を踏まえると、やはり戸別所得補償を行って、一定の所得の安定を保ちながら地域を守ってもらうしかないんじゃないかなと私は思うものだから、こういう提案も私たちの会派からさせていただい...全文を見る
○大串(博)委員 現状はなかなかそこまで、私が見た感じではいっていない感じがしますので、引き続きしっかりお願いします。  終わります。
06月14日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○大串(博)委員 立憲民主党・無所属フォーラムの大串でございます。  早速質疑に入らせていただきます。  今話題になっている、論点になっています金融庁金融審議会による老後の資産形成に関する報告書及び年金の不安の声に関する質疑、極めて重要な質疑だと私は思っています。  私自身...全文を見る
○大串(博)委員 まさにそこなんですよ。法令上は、審議会というのは、有識者の先生方に専門的な観点から審議をしていただいて、いいアドバイスを下さいねということで、総理大臣がですよ、金融庁の場合、総理大臣が、その権限委任を受けている麻生金融担当大臣が諮問をして意見をいただく、こういう...全文を見る
○大串(博)委員 金融審議会との関係で、大臣の置かれた立場は、諮問する立場です。金融審議会の進め方、取り進めに関しては、基本的には会長に権限が渡されている、こういうものになっています。受け取らない、つまり、ワーキンググループでの結論を本会、審議会に上げる前にそこでとめさせる、受け...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、今回、審議会に出て、あるいはワーキンググループに出て金融庁の立場を適切に述べたといったレベルの話じゃないですよ。大臣自身が、ワーキンググループの結論が出たところで、そこでぴしっと線を引いちゃって、これで終わり、もうこれ以上上げてくるなととめちゃっているんで...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、ちょっとお願いしますけれども、大臣の声が聞き取りにくいので、マイクの音量を上げられたら上げていただきたいと事務方の皆さんにもお願いしたいというふうに思います。
○大串(博)委員 お願いします。  ところが、大臣、老後の世帯に五万円の収支差がある、これは、まさにこのワーキンググループで、先ほど来話がありましたように、厚生労働省の方が、課長さんが出られて、この場で報告されていることなんですよ。しかも、この報告書の十ページにあった、二十一万...全文を見る
○大串(博)委員 私は、公的年金に不足があるなんということが書かれているというふうに言っているわけじゃないんです。  高齢者世帯で五万円の収支差があってこれを何とかしなきゃならない、年金が柱であることは間違いないけれども、それでも五万円の収支差があって何とかしなきゃならない、さ...全文を見る
○大串(博)委員 今まで厚労省がこの五万円の収支差のグラフを使って説明してきている中で、世論的に、選挙の前だからなのか知りませんけれども、国民の皆さんが、これはというふうに注目が集まった、そこで、焦っていきなり、政府のスタンスとは違うとか、誤解と不安を与えたとか、そういった詭弁を...全文を見る
○大串(博)委員 誤解や不安を与えた、理解されなかったというのであれば、では大臣自身が最初誤解していたということですか。大臣自身が報告書の内容を是認していらっしゃったじゃないですか、発表直後。かつ、七日の記者会見においても、アバウト二千万円という話だろう、大体、単純計算すればそん...全文を見る
○大串(博)委員 済みません。大臣、七十九歳でいらっしゃいますけれども、受け取っていないと思いますと。御自分が年金を受け取っているかどうかも御存じない。今、事務方の方からあれされていますけれども、後ろの方から聞かれないと、自分が年金を受け取っているかどうかもわかられない、そういう...全文を見る
○大串(博)委員 済みませんね、大臣、通告もしないで。年金を受け取っていらっしゃるかどうかという質問だったものですから、さすがにこんな質問であれば、通告しないでも即座にお答えになるだろうなと思って、私、通告もする必要ないだろうなと思って聞いたんです。  それを今お答えになってい...全文を見る
○大串(博)委員 驚きました。年金をもらう年齢に入っている方が、自分が年金をもらっているかもらっていないか知らない人はいるか。私はいないと思いますよ。それどころか、年金をもらう年齢になる前から、自分の年金はどれだけになるのかな、暮らしていけるのかな、まさにこの報告書にあったような...全文を見る
○大串(博)委員 心配したことがあるかどうかというのは御自身のことですから、私がとやかく言うことじゃありませんが、少なくとも、国民の年金に対する不安に対しては極めて感度強く働いていただきたい。その意味からすると、今回の報告書をなきものにする、国民の不安がふたをされるように抑えてし...全文を見る
10月24日第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○大串(博)委員 共同会派の大串でございます。  早速質疑をさせていただきたいと思いますが、まず、吉野委員長、農林水産委員会の委員長としては初めてということでお話をお伺いしましたが、ぜひ円滑、円満な運営でよろしくお願い申し上げたいと思います。  私も長くこの委員会におりますけ...全文を見る
○大串(博)委員 いろいろ枝葉はいいので、端的に答えてください。委員長も、端的に答えるように言ってください。  英語の訳として、さらなる交渉による関税撤廃という言葉と、政府の説明書、公式の説明書にある、自動車及び自動車部品の関税については関税の撤廃に関して更に交渉する、ピリオド...全文を見る
○大串(博)委員 関税撤廃が前提ということ、これはどこで約束されたんですか。どこに書かれていますか。端的に答えてください。
○大串(博)委員 アメリカの附属書がアメリカの義務を書いていることは当たり前です。  当たり前のことを言われただけですので、委員長、ここでお願いしたいんですけれども、明らかに、このアメリカの附属書に書かれている自動車の関税撤廃に関する訳が、日本の政府の資料、二つ、異なります。ど...全文を見る
○大串(博)委員 なぜこういうことを問うているかというと、農業にも大きな影響を与えると思っているからなんです。  大臣、先ほど農業に関して、今回のこれでよかった、よかったというか、これでまあまあだなというふうに地元の人からも言っていただいているというふうに言われましたけれども、...全文を見る
○大串(博)委員 私、これは重要な発言だと思うんですよ。セーフガードは極めて重要な貿易交渉上の一要素ですよ。関税を撤廃するときに、社会を破壊してしまうような流入があってはならないということでセーフガードが入るわけです。  今、セーフガードはどういうふうになっているかというと、先...全文を見る
○大串(博)委員 確認しますけれども、九十日以内にまとまらないということを今是認されたという答弁ですか。
○大串(博)委員 TPP以内かどうかというところが論点になっている、それは決まり事がどうかということですよ。決まり事に関しては、明らかに、セーフガードのレベルに関しては、抵触した瞬間に、十日以内に協議を開始し、九十日以内にコンクルードするものとする、こういうふうになっているわけで...全文を見る
○大串(博)委員 私は昔、役人時代は英語の通訳もやっておりましたので、英語はそれなりに自信を持っておりますけれども、そういう目から見ると、実は、このウイズ・ア・ビュー・ツーというのは、かなり方向性は出ているんですよ。ウイズ・ア・ビュー・ツー、多分、英語を皆さん勉強されて、わかると...全文を見る
○大串(博)委員 過去あった規定というのは、この協定の本文にあるような、いわゆる付表の中にそれぞれのグッズがあって、そのグッズに関して、それぞれマークがついていて、これに関しては更に交渉していくんだ、こういったことが、再協議規定という、それぞれの欄に入っている例は確かにこれまでも...全文を見る
○大串(博)委員 審議官、先ほどから何回もちょっと言っていますけれども、端的に答えてください。関係ないことを言われると困ります。  私が言っているのは、茂木大臣は、これから四カ月、さらなる交渉において、車の関税撤廃に関してはネゴシエーションに上せるんだ、上げるんだ、こういうふう...全文を見る
○大串(博)委員 注意してください。聞かれたことに答弁してくださいと、私、申し上げているんです。協議の対象がどうなるかは聞いていません。  いいですか。私が聞いているのは、イン・フューチャー・ネゴシエーションズの中で、農業のグッズに関してアメリカは特恵的待遇を追求するということ...全文を見る
○大串(博)委員 そういうことなんです。  すなわち、これから日本が車の関税撤廃を求めて交渉すると茂木さんは言っていますよ。大臣もとりますと言っています。その傍ら、アメリカの方も、農業に関するネゴシエーションだということで、特恵的待遇を求めることができるようになっています。 ...全文を見る
○大串(博)委員 試算に関してお尋ねします。  大臣、先ほど、農林水産物の生産量は減らないというふうにおっしゃいました。先ほどの答弁は、その前振りのところは、これまでの経験があっていろいろと言われたところは聞きました。ただ、私には、とても客観的な分析に基づく、生産量は減らないと...全文を見る
○大串(博)委員 非常に重要な論点ですね。そこのところに関しては、この協定がこれから、まあきょうは一般質疑ですけれども、協定が議論されることになるでしょう、連合審査をやってくださいと私は申し上げました。そういった中で、必ず私たち見ないと判断できないと思うんです。  今、審議官か...全文を見る
○大串(博)委員 かくのごとく、この日米貿易協定は非常に問題が多い、かつ心配です。ですから、この問題は委員会でみっちり議論させていただきたいとこれからも思います。  そして、大きな論点として一つ、食料・農業・農村基本計画なんですけれども、見直しの議論が進んでいますね。ぜひしっか...全文を見る
○大串(博)委員 私が住んでいるところは佐賀県小城市三日月町初田という地区で、百二、三十戸ですよ。もともと農村地帯です。三十八ヘクタール、もともとあります。二十ヘクタール台に今なっちゃっているんですけれども、もともとは米づくり日本一にもなった町、三日月町なんですね。  これは実...全文を見る
○大串(博)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
11月06日第200回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○大串(博)委員 立憲民主党の大串博志でございます。立国社共同会派を代表して質問させていただきます。  まず、私も災害についてですけれども、佐賀県、私の地元も八月の末に大きな大雨災害を受けました。その後、全国は、台風十五号、十九号、そして大雨の被害、大変広範に及んでおります。ぜ...全文を見る
○大串(博)委員 端的に答えてください。  二人から事実確認は聴取していないですね。
○大串(博)委員 要するに、事実関係の確認なんかやっていないということですよね。そういう態度だからまた起こるんですよ。もう九人ですよ、この第二次安倍内閣において。これは、マスコミの皆さんも言っていますけれども、決して少ない数ではないですよ。そのたびに行政の停滞が起こっている。この...全文を見る
○大串(博)委員 自分の責任に関してどう考えるかという答弁をお願いします。
○大串(博)委員 この二閣僚が、六日のうちに二人辞任する、しかも政治と金の問題で。あり得ないようなことが起こっているにもかかわらず、この軽い取扱いというのが私は気になってなりません。言語道断だと私は思います。こういったこと自体が内閣全体の緩み、おごりにつながっているんじゃないでし...全文を見る
○大串(博)委員 本当にそれができるのかということなんですね。  今回のこの英語民間試験、これが導入されて、大きな混乱を今回、延期されて生んでいるわけでありますけれども、私、この導入の経緯が本当によくわからないところがありまして、(パネルを示す)ここにありますように、事の一番の...全文を見る
○大串(博)委員 公開は当然だと思いますよ。だって、非常に不可思議な状況になっていまして、先ほど言われたように、第一回から第九回までが議事録も何も公開されていない。ブラックボックスなんです。ところが、十回、十一回、この実施方針の計画の決定に当たるところの会議に関しては、議事要旨と...全文を見る
○大串(博)委員 今の一回目から九回目までの資料はぜひ公開していただいて、この委員会に提出していただくよう委員長の方でお取り計らいをお願いします。
○大串(博)委員 そして、もう一つブラックボックスなのが、けさ、報道がありました。昨年の十二月から、文科省の中で有識者の方々に集まっていただいて、この英語民間試験に関して議論を複数回行ってもらった。そこでは異論が続出したということが報道され、にもかかわらず、この会議に関しても、非...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ公開していただきたい。一体どういう議論だったのか。  報道によると、昨年の十二月から、とにかく民間入試に関しては、非難、やめるべきだという声が強かったというふうに言われています。そういったものが公になるかならないか、文科省の方で隠すということがあってはなら...全文を見る
○大串(博)委員 二年ほど前というふうに言われましたが、私、今回の民間試験の話は、どうも、やはり民間にどれだけ任せていいものかという基本的な論点をはらんでいるような気がするんですよ。公の教育にかかわるものをどれだけ民間の皆さんに任せていいものか。  規制なり制度を変えていくこと...全文を見る
○大串(博)委員 今回のことは、先ほど申しましたように、教育の制度を変えることによって民間業者の方々の活動範囲が広がるわけですね。加計学園においては、学校が学部を開くことができる、そこがある意味、政権に近い人であったらそういうことが認められるのか、そういう疑念を呼んだわけですよね...全文を見る
○大串(博)委員 私、これまでの検討は、やはり民間参入ありきだったと思うんですよ。  この教育再生実行会議、下村博文大臣のときの立ち上がりですね。下村大臣は、当時ですけれども、この教育再生実行会議のメンバーの中に、御自身が献金を受けていらっしゃった大手塾グループのメンバーがこの...全文を見る
○大串(博)委員 もう一回確認ですけれども、メンバーの中に、どういった方を任命するかはこれから考えるということでしたけれども、実施業界の方々が入られないと今明言されないんですか。した方がいいんじゃないかと私は思うんです。高校生の皆さんの懸念を払拭するためにも、否定された方がいいと...全文を見る
○大串(博)委員 言われないんですよね。委員の中に業者の方々を入れませんということをはっきり言えない。これが、私、非常に心配なんですね。  というのは、安倍総理御自身も、教育に関して、民営化ということは相当強く意識されていますね。先ほど申し上げた下村博文大臣、一番最初、第二次安...全文を見る
○大串(博)委員 民間企業の知恵そして活力を活用していく、これは大事なことだと思います。しかし、それを過度に推し進めてはいけないエリアがあると思うんです。更に言うと、それが政権の利益誘導のような形に、国民に疑念を持って見られるようなことがあってはならないと思うんです。加計学園の問...全文を見る
○大串(博)委員 民間試験の白紙撤回を求めて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月20日第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○大串(博)委員 立国社共同会派の大串でございます。  早速、質疑に入らせていただきたいと思います。  肥料取締法を改正して、名前も変えていくということでございますけれども、その前に、幾つか大事な点を確認させていただきたいと思いますが、まず、桜を見る会の問題が今、国会の中でも...全文を見る
○大串(博)委員 そのリストの中に、例えば政治家の皆さんからの推薦とか、そういったものはありますか。
○大串(博)委員 五年間保存されているという推薦者のリストですけれども、これは公開を求めた場合には公開できるものですか。
○大串(博)委員 状況によっては、きちんと公開して税金の使い道を明らかにするというのは必要になってくると思いますので、また議論させていただきたいと思います。  さらに、大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、例えば、ことしの桜を見る会、非常に大きな論点となっています。参加総数一万...全文を見る
○大串(博)委員 確認ですけれども、江藤大臣には、推薦枠なるものはありますよ、どうですかという問合せもなかった、そういうことですか。
○大串(博)委員 誰も推薦しなかった事実は先ほどの答弁でわかりましたので、私の質問はその先の質問でありまして、これこれの人数なりの人々をリストとして出していただければ、推薦していただければ御案内できますよ、江藤補佐官はどうされますかというようなオファーみたいなものはありましたか、...全文を見る
○大串(博)委員 補佐官枠がなかったとしたら、政治家、自民党の一政治家たる江藤衆議院議員にはなかったんでしょうか。
○大串(博)委員 わかりました。では、調べていただいて。  自民党枠六千人でいらっしゃいますから、江藤先生においても何がしかのことがあられてどうされたのかなというような意味からの質問でございますので、後日でも、委員会の場で答えていただけたらというふうに思います。  このように...全文を見る
○大串(博)委員 大臣の思いに対する私たちの応援も足りなかったかなと反省もしておりますけれども、財務当局との話もありましょうから、財務省も呼んでおけばよかったですね。そういった意味での応援もしなきゃならぬと思いますので、この話はここで結論というわけではないと私は受け取らせていただ...全文を見る
○大串(博)委員 来年の営農に向けて営農意欲をぜひ継続していただけるように、例えば来年の営農に向けた出資とか、来年の例えば営農を始める段階でのいろいろなコストとか、そういった面に関しても普通の支援策のメニューがあると思うんですけれども、そういったものを強化するとか、いろいろな知恵...全文を見る
○大串(博)委員 やはり、裁判での解決は無理です。やはり国がきちんと間に入って、両者が納得するような、裁判上の開門判決の権利者たる原告団、弁護団は、開門を前提にと、こういうスタンスが明らかでございますので、これはかたくありますので、それを前提に、さきの三の二開門の内容がよく知られ...全文を見る
○大串(博)委員 その産業副産物利用の促進を図っていきたいという言葉の中に、視野として、汚泥系の副産物、これも非常に有望な要素として入っているという理解でよろしいですか。
○大串(博)委員 いやいや、局長、しっかり答えていただけると思いますけれども。  そうすると、汚泥に関しては、今使われている以上に使われなくてもいい、使われることを想定してつくった法律ではないということなんですか。
○大串(博)委員 そういうことですよね。汚泥に関して、今、使えるんだけれども、なかなか、そんなに簡単に使われていない。それを、原料の規格というものを新たに設けて、原料規格の中に汚泥系副産物というものを位置づけることによって、汚泥系副産物も原料として使っていいんだということが明らか...全文を見る
○大串(博)委員 そうした場合に、原料の規格として汚泥系副産物と書いただけで、なぜそれがより今より使われるようになるんでしょうか。
○大串(博)委員 ちょっとよくわからないのは、今でも実は汚泥は使えるんですよ。業者の方々、汚泥が使えることは知っていますよ。  なぜそれを、原料の規格というものを設けて、原料の規格の中にあえて今でも使える汚泥系副産物と書くだけで、これより汚泥が使われるようになるのかというところ...全文を見る
○大串(博)委員 局長も、法案を出されるときには内容を熟知されて答弁された方がいいと思います。私、汚泥のことをずっと聞いているので、食品産業副産物のことを聞いているわけではありません。  ちょっと、話が進まないのが非常に不満ではありますが、大臣、時間もあれなので、ちょっと、やや...全文を見る
○大串(博)委員 終わりますけれども、私も、この法案審議に至るまで、随分事務方の方々とも議論させていただいたんです。ですから、問題意識も十分わかっていただいた上でこの場に臨んでいただいているだろうなと思ったものですから。  とにかく、今大臣がおっしゃったような、使うという点と、...全文を見る