大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第201回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串博志です。  早速質問に入らせていただきます。  まず、質問に入る冒頭で委員長にお願いをしたいことがございまして、ぜひ、この重要な予算委員会の審議、委員長として、公正公平、中立な立場から、しっかりとした委員会運営をお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○大串(博)委員 大切な質疑時間ですから、ぜひ、委員長、公正中立、公平にお願いしたいと思います。  さて、質疑に入りますが、安倍総理に、まず、先週の代表質問の際、玉木国民民主党代表の方から、選択的夫婦別氏制に関する質問がありました。選択的夫婦別氏制がないがゆえに結婚をちゅうちょ...全文を見る
○大串(博)委員 それだけですか。それだけですか、総理。  軽々に取り扱えるマターじゃないと私は思うんですよ。国会のことだからといって、国会に委ねられるような話ではないと思うんです。なぜなら、夫婦別氏制度というのは政府にとって大変重要な政策マターですよね。国連から何度も何度も日...全文を見る
○大串(博)委員 施政方針演説は、きれいな言葉がたくさん並んでいました。しかし、本当に実があるのか。多様性を認め合う社会をつくると。口だけなんじゃないですか。実際、そういう行動は、この場においてもとられていないじゃないですか。本当に多様性を認める立場を政府としてとられるのであれば...全文を見る
○大串(博)委員 それから、次に、二閣僚の任命責任の問題です。  去年の秋に、菅原一秀経産大臣そして河井克行法務大臣の二人が、一週間のうちに二人も政治と金の問題の報道をめぐって辞任されました。その後、安倍総理は、政治家としてお二人は説明責任を果たされるのが重要であると思うという...全文を見る
○大串(博)委員 端的に答えてください。この二名の元閣僚そして河井あんり議員は説明責任を果たしていると言えますか。
○大串(博)委員 端的に答えてください。この三人の皆さんは今説明責任を果たしていると総理大臣として思われますか。
○大串(博)委員 総理は常日ごろから、政治家一人一人が説明責任を果たすべきだとおっしゃいます。安倍総理自身も、その政治家のお一人ですよね。だから、安倍総理自身も説明責任を負うわけですよね。  安倍総理は、説明責任を果たせ、果たすべしとこの三人に言われました。安倍総理自身の説明責...全文を見る
○大串(博)委員 逃げそのものですね。説明責任を果たすのが政治家の務めだと言いながら、自分は何ら説明責任を果たさない。安倍総理の典型的な逃げそのものの答弁ではなかったかと私は思いますね。  そこで、これに関しては先ほど江田議員からもありましたけれども、河井あんり陣営に対しては、...全文を見る
○大串(博)委員 これも逃げの答弁ですね。河井あんり議員は、一億五千万円、しっかりと政治資金収支報告書に載せるというふうに言われている、受取を認めている。なぜなら、ことしの十一月三十日、末には、政治資金収支報告書は、河井あんり陣営も、あるいは自民党本部も公表になるんですよ。事実だ...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁を前提とすると、一億五千万円の振り込みに関しては安倍総理は知らなかったということですか。
○大串(博)委員 私は、全てのことに関して党務のことを答えてくださいと言っているわけじゃないんです。河井克行元法務大臣だから言っているんです。安倍総理が九月の頭に任命した法務大臣ですよ。法務省の役割は極めて重要ですよ。  法務省のホームページを見ました。「きっずるーむ」というの...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つ、先ほどの中で、申し上げておきますけれども、安倍総理の事務所の秘書さんたちが、四人、少なくとも、この河井あんり事務所には、何回か、複数回入って応援をされていたと。かなり安倍総理が力を入れて河井あんり事務所を応援されていた様子が報道上ではありました。かつ、...全文を見る
○大串(博)委員 それだけですか。個別の事件に関してコメントすることは事件に影響を与えるので答弁を差し控えさせていただくというふうに言われましたけれども、なぜ差し控えなきゃならないのか、私、よくわからないんですよ。問題がないのであればお話しいただいていいんじゃないかと思います。何...全文を見る
○大串(博)委員 国民の皆さんがこの事件を見て、多く思っていらっしゃるのは、あきもとさん、検察が発表した被疑事実によると、業者さんから、副大臣就任前に二百万円の講演料を受け取って、かつ副大臣就任時に三百万円の金を受け取って、かつ中国への出張、視察、あるいは北海道への出張、視察、家...全文を見る
○大串(博)委員 自民党の皆さんが後ろからいろいろやじられると、質問しにくいものですから、安倍総理の気持ちもわからないでもないですけれども。ぜひ、委員長、今後もしっかり差配してください、お願いします。  それで、続けますと、あきもと司氏がこれだけ金をもらっているということが被疑...全文を見る
○大串(博)委員 あきもと司元副大臣がどこかに働きかけをした、頼み込みをしたといった事実はあったんですか、なかったんですか。その点だけお答えください。
○大串(博)委員 何でこれを聞いているかというと、IR整備法の作成過程、二〇一七年から二〇一八年にかけて一年間にわたって、この間においてそれを担当していた副大臣があきもと司氏なんですよ。その人がその期間中に一貫して業者と会い続け、お金をもらい続けていたというのが被疑事実なんですよ...全文を見る
○大串(博)委員 赤羽大臣、今の答弁の根拠を、じゃ、教えてください。  今、二つおっしゃいました。IR整備推進会議で議論をした、かつ自民党等のワーキンググループの中で精力的に議論をした、よって、あきもと司氏の意見が反映される可能性はなかったとおっしゃいますけれども、まず、IR整...全文を見る
○大串(博)委員 与党のワーキングチームでは当然ないですよ、政務に入っているわけですから。政務に入っているけれども、法律をつくる段階での、二〇一七年の夏から二〇一八年の夏までの、担当の副大臣なんですよ。まさに、法律をつくる政治プロセスが、一方で自民党、公明党の中で八カ月ぐらいずっ...全文を見る
○大串(博)委員 赤羽大臣に聞きますけれども、あきもと司前副大臣が業者さんと会っていたということが被疑事実になって今回逮捕されているわけですけれども、この業者さんと会っていたということは政府として確認されているんですか。
○大串(博)委員 今の質問は事前にレクを受けました。そうしたら、あきもと司前副大臣がこの業者さん方と面会していた事実に関しては確認できなかったというのが政府のお答えだったんですよ。つまり、政府も知らないんですよ。知らないところでいろいろなことが行われているんですよ。だから、法案の...全文を見る
○大串(博)委員 今、先週、安倍総理が突然、政府側と事業者さんとの接触規制のルールを検討すると言われたのは、カジノ管理委員会からの指摘もありということでありました。  カジノ管理委員会はこの間発足したばかりでございますが、カジノ管理委員会の委員長に質疑したいんですが、来ていらっ...全文を見る
○大串(博)委員 残念です。  極めてこんなに大きな事件のある中でのカジノの問題で、規制委員会たる管理委員会が立ち上がって、その管理委員会が、まさに最初の私たちの目に見える仕事として、この接触ルールをつくるべきだということを国土交通省に言った。だから、総理も先週本会議場で、規制...全文を見る
○大串(博)委員 お願いします。  では、カジノ委員会の事務方に聞きます。  接触規制ルールの検討が必要でないかということを言ったのはなぜですか。
○大串(博)委員 国民の理解を得る上で必要だということで提言したということですけれども、これからどういうふうにつくっていかれるのかということが一つ、私、鍵なんだと思うんですね。  どのようなルールをつくられるか、私、非常に重要だと思います。それが本当につくれるのか。国民の理解が...全文を見る
○大串(博)委員 先ほど来話がありましたように、この後の日米の首脳会談の中で、カジノの参入を、日本に、免許を与えるように求められたという報道もありました。こういうふうに既に疑念がかなり生じているわけですね。  この疑念はずっとあった中で、今回、まさにあきもと司議員が、実際に業者...全文を見る
○大串(博)委員 カジノにしても河井さんらの閣僚にしても、総理、言葉と行動を一緒にしていただきたい。説明責任をしっかり果たしてもらうべく国会で議論することをお誓いして、終わります。
02月05日第201回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串博志です。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  これはさっき質疑もありましたけれども、新型コロナウイルスに関して、大変懸念される状況が続いております。  大型クルーズ船をめぐる状況に関して、けさ、先ほど来も話がありましたけれども...全文を見る
○大串(博)委員 厚労副大臣にお尋ねします。詳しく、かつ簡潔に説明をお願いします。
○大串(博)委員 かなり船の中での生活が長期化すると思うんですね。そこで二次、三次、四次、五次と感染が広がっていくと、どんどんどんどん、また船の中に滞留せざるを得ないということが、更に延びていくと思うんですよ。ちょっと想像を超えるような状況になりかねないと思われますものですから、...全文を見る
○大串(博)委員 次に、昨日来までの審議に関してですけれども、桜を見る会に関する審議がきのうもありました。総理、かなりヒートアップされていらっしゃいましたね。何か、やや焦っていらっしゃるような印象すら私は受けました。焦っていらっしゃったように見えましたけれども、人を間違った事実に...全文を見る
○大串(博)委員 何でこの議論が相当ヒートアップしたかというと、前夜祭に関して、なぜそれを政治資金収支報告書に安倍総理は載せなかったか、この一点。  安倍総理の説明の道具はただ一つ、これは個々人の参加者の方々が契約をニューオータニと直接されたからだと、この一点によっているんです...全文を見る
○大串(博)委員 安倍総理、聞いたことだけに。  先週月曜日の黒岩委員に対して総理が答弁した、多少のキャンセルが出てもよいということで契約した、子供の料金は取らないという了解のもとだった、この契約や了解をしたのは安倍総理の事務所の皆さんじゃないですかということなんです。そこの一...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、先週、多少のキャンセルが出てもよいということで契約したということ、この契約は、契約ということではなかったと。何だったんですか、そうすると。
○大串(博)委員 安倍事務所の皆さんが、多少のキャンセルが出てもいいということで合意をしたと。その合意って、一体何ですか。
○大串(博)委員 合意って、それは、法律的な性格は何なんですか。
○大串(博)委員 国会の中で答弁されていること、しかも、非常に重要なことであるにもかかわらず、言葉がころころ変わるので、言葉の定義はしっかりしなきゃいけないですね。  そうすると、安倍総理、個々の参加者が契約をしたとおっしゃいますけれども、この契約というのは民法上の契約ですか。
○大串(博)委員 質問に答えてください、字義を明らかにしたいので。  参加者が個々に契約したというのは、民法上の契約ですか。総理に聞いています。総理が言った言葉ですから、総理に聞いています。  ちょっととめてください、時間を。質疑時間とめてください。とめてください。
○大串(博)委員 私も質疑時間が限られていますので、委員長。これは三回目の質問になります。これで答えていただかなかったら、質疑を続行することなんか到底できません。  民法上の契約ですか、それだけお答えください。
○大串(博)委員 契約という言葉が合意という言葉にきょういきなり訂正されたり、言葉の定義がころころ変わるものですから、しっかりしなきゃいかぬなというふうに思って確認しているわけです。  しかも、安倍総理自身が、契約という言葉は、何度とこの国会の中でみずから使われている言葉ですよ...全文を見る
○大串(博)委員 午後の質疑者でも聞く人もいるかもしれないですから、午後の質疑者のところにでも答えられるような形で準備をしておいていただきたいというふうに思います。  次に参ります。  参加者ですね。総理、聞いてください、質問しますので、次の質問。参加者ですね、桜を見る会の参...全文を見る
○大串(博)委員 御夫人からの推薦があって、総理自身、それを聞かれて参考にして、うん、これはいいな、この方はいいな、でもこの方は避けた方がいいな。どういう方々を避けられたんですか。
○大串(博)委員 個人のことは聞いていないです。個人のことは聞いていなくて、どういう観点から、この人はふさわしくないなという方はよけられたんですか。
○大串(博)委員 そうすると、個人的な理由でこの人はよくないなということではねられた方がいらっしゃるということですか。
○大串(博)委員 ちょっと不思議なんですけれども、この人はいいな、この人はよくないなという基準は、各界で功績のある人かどうかという基準なんじゃないですか。
○大串(博)委員 なぜこれを聞いているかというと、どういう人が呼ばれていたかということは、国民の関心事でもあるし、まず隠すべきことじゃないと私は思うんですね。  にもかかわらず、リストがないということで、全部、今検証できない状況になっているわけですよ。中止したこと自体が適切かど...全文を見る
○大串(博)委員 現代の焚書坑儒。すなわち、やばいなと思ったことに対してふたをするという意味で、歴史的なあれを引いて、現代の焚書坑儒と言われて、大変中国政府は非難されたんですよ。私は、似たような雰囲気すら覚えますよ。そういう意味から聞かせていただいているわけです。  いずれにし...全文を見る
○大串(博)委員 総理に声をかけないで。  カジノの問題に関しては、国会の議論を踏まえながら、かつ、国民の理解が大変重要というふうに安倍総理はおっしゃっています。  国民の理解が大変重要というふうにおっしゃっているからには、どうですか、安倍総理、カジノ、IRを推進するというこ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、端的に答えてもらってくださいね。  端的にお答えください。国民の理解は、IR、カジノ推進に関して今得られていると思いますか。
○大串(博)委員 すなわち、今、報道等でも、各種報道で、六割、七割の方々がこのまま進めるのはよくないという結果が出ています。これに関して、まだ国民の理解を十分得られている状況にはないという御理解ですか。
○大串(博)委員 これが議論のスタートラインなんですよね。  この言葉を使われ出したのは、例のあきもと元副大臣のカジノ汚職問題が発覚した以降なんですよ。(発言する者あり)あきもと司さんね、はい。以来なんですよね。  だから、私は、総理はある意味正直におっしゃっていると思います...全文を見る
○大串(博)委員 どう思われます。
○大串(博)委員 御自分がIRの担当、カジノ担当として任命された副大臣在職中に汚職の嫌疑をかけられた人ですよ。他人事で済まされる話じゃないですよ。ぜひ主体的に話をしていただきたいと思いますが、国民の理解を得るために、相当なことじゃないとこれは得られないと私は思うんです。  例え...全文を見る
○大串(博)委員 二〇一七年二月の朝食会、ワシントンでの、カジノの三社の経営者も含んだ朝食会でのことですけれども、その中で、総理は、その三カジノ業者から、統合型リゾート施設は観光立国を目指す日本にとって有益である点、また、IRに対する社会的懸念等の課題の解決に貢献していきたい旨の...全文を見る
○大串(博)委員 それは私が繰り返し質問の中で言ったことですから、繰り返していただかなくて結構です。もったいないですから。  委員長にも言いますけれども、今みたいに質問内容を繰り返し答弁されるようなことがあったら、即座にとめてください。委員長の差配としてそうするのは当然ですよ。...全文を見る
○大串(博)委員 参入の要請があったかということを聞いているんじゃないんです。自分は日本に参入しようと思っているんだという事実の話があったんじゃないかと思います。なぜなら、この二月、アデルソンさんは日本に来て、いろいろなシンポジウムに参加して、ばりばりと、俺は日本に参入するんだと...全文を見る
○大串(博)委員 私、もう質問時間、ほかの皆さんに迷惑かけたくないので、これで終わります。この点は極めて重要な点なので、真摯な議論を。  先ほど、茂木外務大臣から安倍総理に横から声をかけられたりされたりするのは、私、ちょっと困ります。ですからぜひお慎みいただいて、先ほど机の上に...全文を見る
○大串(博)委員 私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月05日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串です。  早速質疑に入らせていただきます。大臣、よろしくお願いします。  ちょっと順番を変えて、まず、食料・農業・農村基本計画のことから議論させていただきたいと思います。  今、四月一日に向けて作業中ということだと思います。それで、まずお尋...全文を見る
○大串(博)委員 その手元にあられるという原案、ぜひ見せていただきたいなというぐらいの気持ちではもちろんあるんですよ。より豊かな議論になるためにそうさせていただきたいなというふうな思いぐらいあります。ただ、大臣が自分の思いでこの骨子案のみならず盛り込んでいかれるということなので、...全文を見る
○大串(博)委員 畜産農家の方々が生産をされて、国内でそれを供給されて、かつ輸出もされていくというときに、日本の中でつくった畜産物だというようなことを言えるようにする、その気持ちは非常に私もよくわかるんです。ただ、それは、この自給率目標の中であらわすよりは、むしろ産地表示らによっ...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いしますね。  やはり農政がこっち行ったりあっち行ったりしているというふうに見られると、とてもやはり農家の方々は困るんです。ぜひ一貫した形でやっていただきたいと思います。  その観点でいいますと、今回の食料・農業・農村基本計画の策定過程におい...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと、もう一回言ってもらっていいですか。骨子案の一ページ目の真ん中のところですか。どこですかね、今の。ごめんなさいね、ちょっとよくわからなかった。
○大串(博)委員 六ページの2ですね。  それだけじゃなくて、二ページの一番上のところの、経営規模の大小や中山間地域といった条件にかかわらず、農業経営の底上げにつながる対策を講じて生産基盤の強化につなげる、ここなんかもそうなんですね。じゃないかと思うんですけれども。そうやって思...全文を見る
○大串(博)委員 というのは、この骨子案だけ見ていると、やはりその地域、中小、中山間というところに、いや、具体的に何がどう変わるんだろう、施策としてというところが読み取れないんですよ。書かれている内容を見てみると、今話のあったような、これまでの農政と同じような内容がずらずらと並ん...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、力説していただきましたけれども、私の感想を率直に述べさせていただきますと、ちょっと小ぶりなシフトになりそうだなという危惧が正直言ってあります。  やはり、シフトされるのであれば大胆に、この際、今のこれだけ危機感を、先ほど田村先生の質疑にもありましたけれど...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つ、輸出目標ですけれども、三〇年に五兆円という輸出目標なんですか。
○大串(博)委員 この輸出目標ですけれども、これも書かれるんでしょう。しかし、この輸出目標で本当に私はいいのかというふうに思うんですよ。  輸出に関しては七年連続でふえて、先ほど来、石川さんからも話がありましたけれども、一九年の速報値で九千百二十一億円、農産物に関しては五千八百...全文を見る
○大串(博)委員 大体七割というのは、根拠は何ですか。  委員長、いいです。いや、答えられないと思うから大丈夫です。答えるのは難しいと思うからいいです。あえて申し上げません。難しいと思います。  答えられますか。大体七割の根拠は何か。
○大串(博)委員 産業連関表で国内産由来というのが実はとれないんですよ。だから、その産業連関表由来で七割というのは、私はいつ聞いてもおかしいなと思っていたんです。産業連関表はあくまでも産業連関表なので、国内農産物由来かどうかというのはそれだけではわからないんです。  だから、大...全文を見る
○大串(博)委員 私も頑張っていきたいと思いますので、ぜひ大臣、力強くお願いします。  最後に、災害対応です。  昨年、佐賀県も、夏に大雨、災害を負いました。ここでも、秋の委員会で取り上げさせていただきましたが、大変作況の悪い去年でございました。それに対して、力強い、特段なら...全文を見る
○大串(博)委員 早急にだけじゃなくて、ぜひ力強く、特段ならざる支援をお願いして、私からの質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月24日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串博志です。  まず、新型コロナウイルス対策のことから議論させていただきます。  大分この委員会でも議論させていただきましたけれども、非常に厳しい状況がいまだに全国的に続いている。全世界においては、更に非常に厳しい感染拡大がオーバーシュートとい...全文を見る
○大串(博)委員 お聞きしているところによると、全体七回ということのようですね。先ほど言われたように、これまでは、冒頭が、個人の方からいろいろな話を聞かれた、個人を中心として、いろいろな方から聞かれた。それから、いわゆる飲食業、飲食業というかチェーン店を含めた方ですね。それから商...全文を見る
○大串(博)委員 二回目のときに農業ベンチャーの方の話を聞かれたということではありましたけれども、でも、この委員会で議論したこととは大分違いますね。この委員会で議論したことは、畜産の現場や花の現場、花の生産から流通の現場、あるいは野菜、果樹、酪農と、まさに現場の話、現場の苦境の議...全文を見る
○大串(博)委員 私、何でこれを言っているかというと、このヒアリングが始まったときに、当然、農林水産の現場の方々の声を聞くセッションもあるんだろうなと思っていたんです。それがなさそうなものですから、あれっと思いまして。  やはり対策、大臣、期待しています、しっかりやっていただい...全文を見る
○大串(博)委員 私も各地歩き回りましたから、先ほど申し上げた市場も、花市場も、青果市場も、魚市場も歩き回り、確かに、おっしゃるとおり、その種類にかなりよるところがあるんですよね。影響を受けていない魚種なり生産物種もある。しかし、がばっと影響を受けている魚種なり生産物種もある。魚...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃった例の話でいうと、道路ですよね。今、確かに農林水産省だけじゃなくてとおっしゃいましたけれども、農林水産省以外のところは、大臣、残念ながら所管ではいらっしゃらないわけで、なかなかそうはならないですよね。やはり農林水産省の中でどういうふうにやっていくかと...全文を見る
○大串(博)委員 確かに、これは基本計画なので政策集ではないんですけれども、実際問題はかなりいろいろな政策のことが書かれているんですよ。これだけ分厚いですから、かなりいろいろな政策は、もう総集積のように農林水産省の政策も書かれていますよね。  私は、具体性を持たせるとすると、や...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、その前に、細かいことを答えていただくときには政府委員で結構ですと言いましたけれども、細かいことを聞いていないので、大臣からお願いします。
○大串(博)委員 やはり、飼料用米で国産飼料自給率を上げることも大事です。なかなか達していないけれども、大事です。一方で、麦、大豆は、これは直接的にカロリーベースを上げるのには非常にやはりききます。だから、そういう意味で、実績を見て少々シフトが変わるというのはわかりますので、ぜひ...全文を見る
○大串(博)委員 私も、大臣が言われるように、大変意欲的と大臣自身認めていらっしゃいますけれども、本当にこれは大丈夫かなと、こういう目標を掲げて。単なる目標じゃありませんからね。国として食料安全保障を保っていくために食料自給率はかくあるべしということを定めるのが基本計画ですよね。...全文を見る
○大串(博)委員 それで、今の答弁を前提とすると、この審議会で議論が終わってこれが確定したら、例えば農産物一・四兆円の内訳とか、あるいは加工食品の二・〇兆円の内訳とかも出してもらえる、そういうことですか。
○大串(博)委員 もうちょっとお尋ねしますけれども、そうすると、内訳の議論はされているという理解でいいですか。
○大串(博)委員 積み上げの議論はされているのであれば、先ほど申し上げましたように、大臣は意欲的な五兆円目標と言われましたが、やはりみんな見ていますよ、これが本当に実現できるのかと。そういう内容であるので、私、別に、今議論をやっている最中に出せない理由もないなと。五兆円の内訳が農...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。早目に、議論は進んでいますから、早目によろしくお願いします。  それで、食料自給率が四五%に達するか。みんなが本当に得心できるようにしなきゃいかぬところだと思いますけれども、ちなみに、輸出が増になる、つまり五兆円まで伸びることによって...全文を見る
○大串(博)委員 五兆円の目標が仮に達成できれば自給率を三%改善できる、こういうことですね。計算上、輸出がふえれば自給率は上がりますから、そういうことなんでしょう。  しかし、私、それでいいのかなと、あえて疑問を呈させていただきたいと思うんです。先ほどおっしゃいましたように、こ...全文を見る
○大串(博)委員 終わりにしますけれども、私が申し上げているのは、この四五%の持つクレディビリティーなんですよ。国民の皆さんが、ああ、ここまで行けば食料安全保障は大丈夫だと思える食料・農業・農村基本計画にしなきゃいけない。それにもかかわらず、三%分も換算するこの五兆円目標が実は相...全文を見る
04月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○大串(博)委員 立憲民主党の大串博志です。  早速質疑に入らせていただきます。  新型コロナウイルスの蔓延をどうやってとめていくか。国難、まさに国難という時期でございます。とにかく蔓延を一刻も早くとめて、かつ、国民の皆様の生活、とにかく暮らしに影響を与えない、これを政府とし...全文を見る
○大串(博)委員 このユースビオさんに発注した布マスクは、枚数とか単価は契約の関係で言えないということでしたけれども、きのう事務方の方にお尋ねしたところ、三月二十四日に契約を結んで、三月中には納入してもらって、契約金額としては五・二億円であったということで間違いないですか。
○大串(博)委員 間違いないですか。間違いないか、確認です。
○大串(博)委員 全部しています。
○大串(博)委員 時期に関しても御確認の御答弁をお願いします。
○大串(博)委員 しています。
○大串(博)委員 三月十六日に緊急随契で契約をしたということですね。  これはどういう会社かというふうにお尋ねしましたところ、今、福島県福島市の会社で輸出入業務を行っている会社だとおっしゃっていました。本当ですか。
○大串(博)委員 この会社がどういう会社でいらっしゃるか、私もよくわかりません。ですから、きちんと調べさせていただきました。法務局に行きまして、法人登記を見せていただきました。  この会社、ユースビオは福島県福島市にあります。会社の定款にある目的、これに関しては、再生可能エネル...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つの会社の名前は何という会社ですか。初めて聞きました、今。
○大串(博)委員 いや、初めて聞いたから聞いているんです。(発言する者あり)
○大串(博)委員 そうすると、四社目がユースビオであったと、きのう官房長官が答弁されていて初めて明らかになったことなんですけれども、それは真実ではなかった、正確ではなかった、そういうことですか。
○大串(博)委員 ちょっと今になって新しいことがいろいろ言われて、極めて不透明な感じがするんですけれども、先ほどユースビオは布の調達及びその調整に関する業務みたいなことをやっていたというふうにおっしゃいました。よって契約の対象なんだみたいなことをおっしゃいましたけれども、それにし...全文を見る
○大串(博)委員 この会社の名誉のために言っておきますけれども、この会社が提供したマスクに関しては不良品はなかったということは私も知っております。しかし、今おっしゃった、他の布製マスクと同時に、政府として広く、経産省を主体としてですか、急いで調達できる先を声がけした、その中で上が...全文を見る
○大串(博)委員 済みません、この総理が配っていただいたマスク、ちょっと空気を吸うことがなかなか難しいと思ったのでかえさせていただきましたけれども。  これは実は地元の縫製工場がつくってくださったマスクなんです。私の地元には実は縫製工場がたくさんありまして、マスクを今回つくり出...全文を見る
○大串(博)委員 積極的に手を挙げられたのであれば、この会社が積極的に手を挙げて、政府内のどこに手を挙げていったんですか。
○大串(博)委員 余り申し上げたくないことではありますけれども、この会社の社長さんは少し前に脱税の容疑で告発されていらっしゃったりされますね。ただ、それが品質とどうこうということは言いません。しかしながら、随契で五億円ですよ。契約するためには、よほどの説明責任を私は政府は負うと思...全文を見る
○大串(博)委員 時間稼ぎはやめてください。  私は、四月一日のときになぜこの一億枚のマスクを配ろうと思ったか、そのときの判断の経緯を聞いたんです。それを、延々、全然関係のないことを言われる。いつものことですけれども。  これは、総理、今、普通のときじゃないんです、国難のとき...全文を見る
○大串(博)委員 はい。  国難の時期だから、国民の皆さんは、やはりリーダーとしての安倍総理が何をどうしてくれるのかと真剣に見ているんですよ。四百六十六億円のお金を使ってマスクを配ることが本当にいいのか。四百六十六億円のお金があれば、私たちの学費や生活費の支援をしてほしいと思っ...全文を見る
○大串(博)委員 総理は、四月一日にこれを発表されたときに、一億枚の布マスクのめどはついたというふうにおっしゃっていらっしゃいました、本部にて。本当にそうですか。  ちょっと確認ですけれども、本当は一億枚のめどはついていなかったんじゃないですか。四月に入って、慌てて駆け込むよう...全文を見る
○大串(博)委員 ということは、一億枚のめどは四月一日の時点ではついていなかったということですか。今、どこかやってくれる人がいないかということを発注している、そういうことですか。
○大串(博)委員 一億枚のめどがついていたということですけれども、それは本当でしょうか。後ほどまた検証させていただきたいと思います。まさか、四月に入って、慌てて駆け込むように、誰か下請で受けてくれる人がいませんか、誰か孫請で受けてくれる人がいませんか、誰か孫々請で受けてくれる人が...全文を見る
○大串(博)委員 いいですか。  四百六十六億円の予算、見直して、執行をとめて、この予算、もうやめたらどうでしょうか。  といいますのは、マスクを、やはり来てよかったなと思われる方もいらっしゃると思います。しかし、今どうやって命をつなぐか、生活をつなぐか、あしたがわからないと...全文を見る
○大串(博)委員 一カ月の給料なり一カ月のバイト代が入らなくてどうしようかという生活を総理は送られたことがありますか。私、浪人といいますか、役所をやめて政治家に飛び込んだとき、そういう状況だったので、ここの多くの皆さんもそういう経験をされたと思うんですけれども、世の中の多くの皆さ...全文を見る
○大串(博)委員 時間が参りました。終わりますが、今おっしゃったように、六千五百万人分の積算だそうです。つまり、二万円のクーポンを与える、二万円のクーポンを六千五百万人、つまり、人口の半分の皆さんに与える。五〇%分ですから、二万円のクーポンを使って四万円の旅行をしてくださいという...全文を見る
05月12日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○大串(博)委員 立国社の大串です。早速質問に入らせていただきます。  新型コロナウイルス対策ですけれども、多くの方々が罹患され、命を落とされた方もいらっしゃいます。本当にお悔やみを申し上げ、お見舞い申し上げながら、かつ、多くの事業者の皆様、農業者の皆様も含めて、過去、経験のな...全文を見る
○大串(博)委員 野菜価格安定制度、これで対応をするということを考えているということをおっしゃいましたけれども、タマネギに関しては、恐らくほかの野菜も似たようなところはあると思うんですけれども、業務用が非常に伸びていたんですね。これは、いわゆる農業政策の方向性として、業務用で需要...全文を見る
○大串(博)委員 いわゆる野菜価格安定基金制度が第一だ、こう言われる発想は、私、まさに平時の発想だと思うんですよ。平時ですね。平時のツールを用いて対応するのは平時の困難ですよ。平時じゃないから何をしなきゃいけないかということで、今、新型コロナウイルス対策をみんなで考えているわけで...全文を見る
○大串(博)委員 きのうの予算委員会でも、安倍総理、二次補正、私たち野党からも、とにかくつくるべし、つくるべしと、全然今やっていることは足りないから、つくるべし、つくるべしと言っているんだけれども、安倍総理もなかなか言葉を濁してはっきりしないんですね。その辺が危機感が緩いという感...全文を見る
○大串(博)委員 花に関しても極めて平時の発想なんですね。先ほどおっしゃった令和元年度の産地生産パワーアップ事業、これは令和元年度の補正じゃないですか。新型コロナウイルスが起こる前の予算を流用してという話だから、これまた、いかにも霞が関的な平時の発想なんですよね。  公共施設で...全文を見る
○大串(博)委員 農業の申請数は集約していないと。  農水省、知っていますか。どれだけ農家の方々が申請されているか。どうですか。事務方の方でもいいですよ。
○大串(博)委員 もう終わりますけれども、大臣、ちょっと甘いですよ。  農家の方々、私は持続化給付金対象だとみんな思っていらっしゃいますよ。私の地元では、かなりの方々から、俺、持続化給付金対象になるんだな、なれるわと、これはやらなきゃと。そのぐらい売上げが減少していらっしゃるん...全文を見る
06月03日第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串です。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  私も、持続化給付金の委託先、サービスデザイン協議会の問題を取り上げさせていただきますけれども。  私たち、問題にしているんです。  経済産業委員会、私は久しぶりに来ましたけれども、経...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。  それで、この事業ですけれども、問題の核心は、この七百六十九億円という委託費のうち九七%は再委託、三%だけが委託先であるサービスデザイン協議会、これは誰が見たって逆じゃないかと思いますよ。九七%を受けているところが委託先になって、三...全文を見る
○大串(博)委員 四月七日の何時ごろか、御存じですか。
○大串(博)委員 ありがとうございます。  すなわち、このA理事さん、元電通の方にこの業務、この持続化給付金事務事業の委託に関する業務の執行理事としてなってもらうということを機関決定されて、機関としてこれに対して手を挙げていくということを決められたということだったということです...全文を見る
○大串(博)委員 この四月七日という日は、私、予算委員会の理事もしているので、第一次補正予算を審議しなきゃいかぬなと思って、政府がどういうふうな動きをされるかなと、ずっとじりじり待っていた日だったんですよ。新型コロナ対策に関する緊急経済対策が閣議決定された日ですね、この七日の日は...全文を見る
○大串(博)委員 本当ですか。  もう一つ教えてください。  この持続化給付金の事務事業に関して、競争入札を行いますよという公示を行ったのはいつですか。
○大串(博)委員 ほら、そうじゃないですか。  競争入札しますよというのを経産省が世の中に知らしめた、競争入札ですから用意ドンですよ、四月八日じゃないですか。その前の日に、この法人だけが機関決定までして、よっしゃ、業務執行理事に元電通のA理事を決めて、よし、あなた頑張りなさい、...全文を見る
○大串(博)委員 それは、中小企業庁長官、あなたが承知していないだけなのか、事前の相談は絶対になかったのか、どっちなんですか。
○大串(博)委員 この三者をわざわざ閣議決定で政策が決まる前にヒアリングしているって、どんなヒアリングをしたんですか。しかも三者って、どうやって選んだんですか。
○大串(博)委員 だから、どうやってこの三者を選んだんですか。
○大串(博)委員 事業者から問合せがあったのがどこで、これまで関連する事業をやっていたから私どもから声をかけたのがどこですか。
○大串(博)委員 これ、競争入札と言うんですか。あなた、できませんかということを事前に声をかけているじゃないですか。実際、この二者が、手が挙がってきている。それで、もう一者は向こうから問合せがある。まあ、そういう問合せをされることもあるでしょうね、あれだけ報道が出ているから。 ...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、大臣、競争入札の公示が行われる前に、わざわざ経済産業省さんから、ちょっと、あなたとあなた、実績があるから来てくださいと言って、呼んでヒアリングをする、仕様書をつくるためとかいろいろ言われましたけれども、相手方はそういういろいろな内容を知りますよね。知...全文を見る
○大串(博)委員 多くの皆さんは、中小企業庁、サービスデザイン協議会、電通、この間に特別な関係があったんじゃないかというふうな疑念を持たれちゃっているわけですよ。それがくしくも、今、答弁を聞いてみると、事前に経済産業省、中小企業庁の方から声をかけてヒアリングをしていたと。私、驚き...全文を見る
○大串(博)委員 きのう、何でA理事と書いたんですか。
○大串(博)委員 問題の本質は説明責任をどう果たすかなんですよ、これだけ疑念の目が持たれている事業において。しかも、しっかりやってほしいからそう言っているんですよね。そこで、A理事といって隠してみたりするところがよくないんですよ。A理事というのは平川さんだということがわかりました...全文を見る
○大串(博)委員 元電通だということですね。  そういうことで、多くの皆さんは、この三者がどういう関係なんだろうということを気にされているわけですね。そういう中で行われた、公示前の、あえてこのサービスデザイン協議会とデロイトを呼んでのヒアリングだから、みんなやはり疑念の目が高ま...全文を見る
○大串(博)委員 今回、半端ない額なんですね。七百六十九億円の委託費に対して七百四十九億円という、九七%に至る再委託、丸投げなんですよ。こんなことであるということまできちんと記載されていましたか。
○大串(博)委員 また新しい事実がわかりましたね。金額の明記はなかった。  では、どのくらいの再委託が行われるというふうに中小企業庁は思っていたんですか。
○大串(博)委員 その電通を含むコンソーシアムというのは、結果から見ると、電通とパソナ、大日本印刷、トランスコスモス、こういうことなのかなというふうに想像しますけれども、そういうコンソーシアムが事務を実質的に負うということに関して、さっき言ったように、今回、半端ない再委託なんです...全文を見る
○大串(博)委員 これは、極めて重要なところの認識がなかった。そのままに決定をされているわけですね。  これは大臣、どうですか。今まさに問題になっている、九七%も丸々再委託されているというところが問題になっているにもかかわらず、そのことは知らずに、最終的に、最後は札だけ見て、提...全文を見る
○大串(博)委員 今の答弁はこういうことですね。すなわち、入札が行われて決定される四月三十日までの時点、提案書の段階では、九七%も再委託されるということは知らなかったと。まあ、コンソーシアムで連携してやられるというぐらいの認識であったと。実際に、四月三十日に封が開かれて、サービス...全文を見る
○大串(博)委員 再委託を一律には禁止していないとおっしゃいますけれども、経済産業省が示している、いわゆる委託の契約のひな形、この中で、いいですか、第六条、「委託業務の全部を第三者に委託してはならない。」と書いているんですよ。  九七%って、ほぼ全部委託じゃないですか。そういう...全文を見る
○大串(博)委員 いや、これは、大臣の判断が正しかったかどうかは、そのときの提案書にどう書かれているかを見ないとわからないんですよ。提案書を見て、ああ、これは再委託とちゃんと書かれているな、これは大部分が委託になるんだなということがわかった上でちゃんと判断されているなとわかれば、...全文を見る
○大串(博)委員 一つ質問します。  この段階において、極めて重要な役割を果たしていると思われるのは、やはりこの平川さんです、元電通の業務執行理事A。これは、業務執行理事にこの四月七日になったと言われていますけれども、実は、この方はもともと業務執行理事であったんです。皆さん、ネ...全文を見る
○大串(博)委員 これらのことをはっきりしないと、このもやもやは消えませんよ。  一つ、これは経産省に聞きますけれども、提案書が出されて、四月三十日までの間に、このサービスデザイン協議会にヒアリングしたんですか。私たちが聞いたところ、ヒアリングしていないというふうに説明されまし...全文を見る
○大串(博)委員 これも重要です。提案書のヒアリングもしていない。ヒアリングしたのは四月二日の、公示前の一回だけじゃないですか。こんなできレースだったということをうかがわせる、これはまだまだ明らかにしていかなきゃならない、このことを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうご...全文を見る
06月09日第201回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串博志です。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  新型コロナ対策に関する第二次補正予算、大変重要ですね。私たちもいろいろな提案をこれまでしてきました。第一次補正予算の足らざるところ、かなりいろいろな提案をし、政府・与党の皆さんもそれ...全文を見る
○大串(博)委員 端的にお答えください。  この驚愕の数字、十兆円。なぜ十兆円なんですか。なぜ五兆円では足りなくて、なぜ八兆円では足りなくて、なぜ三兆円では足りなくて、十兆円なんですか。お答えください。
○大串(博)委員 十兆円、なぜだったかと言われないんですよね。先ほどおっしゃった、うち五兆円に関して、個人給付で一兆円、事業者支援で二兆円、地方向けの医療、介護等の提供体制の強化等から二兆円。これは、十兆円と総理が決められて、つかみ金のように決められた後に、私たち野党側の方から、...全文を見る
○大串(博)委員 今おっしゃった新型コロナウイルスに感染するさまざまな、さまざまなって何ですか。
○大串(博)委員 結局、さまざまなと、新型コロナの影響を経済等々も大きく受ける。新型コロナほどの感染拡大があって、影響を受けない経済とか生活はないですよ。全て、それだと包含されちゃうじゃないですか。何でもありになってしまうんですよ。  現に、第一次補正予算においては、新型コロナ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長にお願いです。  今、総理は、国会で求められれば説明責任を果たしていくとおっしゃいましたので、これだけ注目されている新型コロナウイルス対策でございますので、これから予備費を使われる際には、ぜひ、もし仮に国会が閉じていれば、この予算委員会、閉会中でも開いて...全文を見る
○大串(博)委員 総理の言葉どおり、ぜひ、委員長、よろしくお願いします。  次に、この予算も問題だなと。ずっと続けられています持続化給付金の事務事業の問題でございます。  これは、先ほど来、川内委員等も言われましたけれども、全体の七百六十九億円の事務費のほとんどが、九七%が、...全文を見る
○大串(博)委員 当然、どういうふうに委託されて、再委託されて業務が行われているか、国民の皆さんの命、生活にかかわることですからね、把握していらっしゃることだろうと思いますが。  私、ちょっと驚きましたのは、先ほど、こういう委託、再委託の流れの中で、川内委員が、電通から電通ライ...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと、国会での答弁ですので、訂正するなら、なぜ間違ったか、どういう経緯で間違えたか。百七十九億円と八千万円を間違えるって大ごとですよ。しかも国会の場で。  しかも、経産大臣は先ほど、私は業務に関してきちんと確認しているとおっしゃったんだから。それでわかって...全文を見る
○大串(博)委員 計算間違いとは、どういう計算間違いをされたんですか。
○大串(博)委員 ほかの外注先への支払いを除いていたというのは、このパソナとか大日本印刷とかトランスコスモス株式会社への外注費以外をすっかり忘れていて、電通ライブに入れちゃっていた、そういうことですか。
○大串(博)委員 全然理解されていないじゃないですか。すなわち、電通に再委託されて、それがこの電通子会社に再々委託されて、それが再々々委託されて、パソナさん、大日本印刷さん、トランスコスモスさんに行っている。しかし、それ以外にも、TOW、A社、B社、C社、ここにも行っている。全然...全文を見る
○大串(博)委員 驚きましたけれども。これだけ話題になって、再委託、再々委託、再々委託となっているということが話題になっているにもかかわらず、かつ、このパソナや大日本印刷やトランスコスモス株式会社と書かれた資料、これは経済産業省から三日前ぐらいに私たちはもらっているんですよ、それ...全文を見る
○大串(博)委員 いつ報告を受けていたんですか。
○大串(博)委員 ですから、履行体制図はきのう届いた、でも、報告を受けていたのはいつですかと聞いているんです。
○大串(博)委員 そんなこともわからないということでしょうか。すなわち、今回、どう再委託されているか、どう再々委託されているか、どう再々々委託されているか、誰がどこでどういう業務をしているか。多分、十八万人に及ぶ五月一日に申請をされた方々、固唾をのむような思いで見守っていらっしゃ...全文を見る
○大串(博)委員 それでいいんでしょうか。  例えば、電通テック。電通テックは、申請サポート会場の支援業務、申請サポート会場をつくる電通ライブの補助をする、非常に重要な業務をやっているんですね。そういったところが、ほぼこれは一〇〇%、再々々委託されていますからね。四次下請ですか...全文を見る
○大串(博)委員 説明責任は、私、全く果たされていないと思いますよ。  どのような流れでこのサービスデザイン推進協議会がこの巨額の受託をし、かつ丸投げするような形になったか、私たち、どうしても知りたいと思って、入札のときの提案書、そして落札した後の契約書、これを見れば、どういう...全文を見る
○大串(博)委員 努力をしているかどうかわからないですよね、こんな真っ黒だったら。しかも、経産大臣もどういう体制で事が動いているかすら知らない。確認のしようすらないじゃないですか。  私、入札の経緯からして、どうもやはりおかしいと思うんです。四月八日に入札しますよということが公...全文を見る
○大串(博)委員 サービスデザイン推進協議会のみならず、電通の人ももう参加されているんですよ。できレースじゃないかと思う。  更に言うと、四月二日に、今、ヒアリングをされた、事前ヒアリングされたと言われましたね。その前もありますよね。その前。四月二日だけじゃないですよね。三月三...全文を見る
○大串(博)委員 デロイトにも声かけされています。しかし、デロイトは、三月三十日のときは電話だけなんですよね。呼んではいらっしゃらないんですよ。明らかに差がある。私は、できレースじゃないかというふうな気がしているんですよ。  何か、入札前にこんなに情報を開示して、皆さん、しかも...全文を見る
○大串(博)委員 総理が全く的外れですとか全く当たりませんと言われるときには相当気にされているということだなというのはよくわかりましたので。よくわかりました。  私、このような、大臣が履行体制も把握していない、経緯もどうかと思われる、そして実際、今のところ給付業務にいま一つやは...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、落ちついて聞いてください。私が聞いたのは、八百五十億もまさかサービスデザイン推進協議会にするっと受けさせるということはないでしょうねということなんです。
○大串(博)委員 わかりました。よくこれから確認させていただきたいと思います。  ゴー・トゥー・キャンペーンもそうなんですよ。ゴー・トゥー・キャンペーンも、公募を行われる前に、この民間事業者という、公募を行われる前に民間事業者から話を聞かれていますね。電通からも事前に、公募の前...全文を見る
○大串(博)委員 電通も入っていますということですけれども、このように非常に国民の皆さんが疑念を持つような形で進められるのは、第二次補正予算、新型コロナ対策として私は遺憾だと思います。  ぜひ、この八百五十億、あるいはゴー・トゥー・キャンペーンの三千億の事務費、これが執行される...全文を見る
06月12日第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串です。  早速質疑に入ります。持続化給付金及びその委託、再委託、そして業者との関係についてです。  まずは、昨日来報道にもありました前田中小企業長官のいわゆる前田ハウスと言われるこの問題に関してですけれども、先ほど来いろいろな議論もありました...全文を見る
○大串(博)委員 それで、百人規模と先ほど話がありましたけれども、百人規模で間違いないですか。
○大串(博)委員 相当な規模ですね。このいわゆる前田ハウスに呼ばれている方が十五名、限定十五名ですから、それをはるかに上回る方々がパーティーには来られているということでした。  そのパーティーの費用は、先ほど言われたこの十五名の方々が二十一万の費用を払っていらっしゃるわけですけ...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと、もう少しはっきり言ってください。  持込みだけでパーティーが開かれていたのか、持込みだけではパーティーの費用は賄えなかったので、泊まった十五名の方々が払われた二十一万円の中から支払われていたのか。どうですか。
○大串(博)委員 そうすると、そこに集まられた方は、どういう方々ですか。
○大串(博)委員 前田さんの分の二十一万円は、自費で払われたんですか。
○大串(博)委員 旅費の請求及び精算の紙も見せていただきました。確かに、おっしゃるように、この間の宿泊に関しては、規定の費用を役所からもらって、二十一万には届かない、こういうことですね。  私、ちょっと不思議に思ったのは、タウンハウスみたいなところを借りていらっしゃる、そこに雑...全文を見る
○大串(博)委員 そういうことですね。旅費法に従って定額を払っているので、別に、それがどこのどういうふうな支払いに使われたかというのは問わない、だからどこに泊まられたかは役所としては関知していない、こういうことでよろしいですね。  報道にあったのは二〇一七年のサウス・バイ・サウ...全文を見る
○大串(博)委員 二〇一七年の前田さんの肩書、二〇一八年の前田さんの肩書、二〇一九年の前田さんの肩書、それぞれお述べください。
○大串(博)委員 先ほど、公務だとおっしゃいましたね、商務情報政策局の審議官として公務に当たって行ったんだと。二〇一七年、二〇一八年、そうやって行かれているわけですね。ところが、二〇一九年には中小企業庁の次長になられている。違う公務になられているわけですね。なのにもかかわらず、同...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと静かにさせてもらっていいですか。
○大串(博)委員 静かにしてください。(発言する者あり)静かにしてください。  委員長、今のやじは看過できないですよ、質問がくだらな過ぎると。ちょっと、今、委員長、注意してもらえますか。
○大串(博)委員 今のは誰ですか。質問がくだらな過ぎる、誰ですか、今言ったのは。手を挙げていらっしゃいますよ。委員長、注意してください。
○大串(博)委員 私も、いろいろ、きちんと税金の使い道を審議しているんですよ。皆さん、よく聞いてください。  二〇一九年は商務情報政策局から誰が行かれていますか。
○大串(博)委員 そうです。課長補佐が行っていたということですか。商務情報政策局から誰が行ったかという話。
○大串(博)委員 これを見ても、要するに、普通、仕事が公務としてあるんだったら、やはり局の仕事として行くんですよ。局の仕事として、二〇一七年、一八年、商務情報政策局の仕事として行かれたならわかります。とすると、二〇一九年は商務情報政策局の方が行くべきなんです。それを前田さんが行っ...全文を見る
○大串(博)委員 大臣は前田長官から直接は聞いていらっしゃらないんですか、話を。なぜですか。
○大串(博)委員 甘いんじゃないですか。これだけ持続化給付金にかかわる大きな信頼の問題にかかわってきているわけです。持続化給付金、四兆円の事業ですよ、大臣。ですから、ここは、そのような緩い対応ではなくて、きちんと大臣みずから確認して、事の本質を見抜いていただきたいと思います。 ...全文を見る
○大串(博)委員 平川さんと会われたのは、商務情報政策局に行かれる、二〇一五年の七月ですよね、商務情報政策局に行かれたのは。その前ということでしたね。先ほど、参議院の答弁では、広報政策評価の課長をされていたときに知り合われたということですね。その後、おつき合いをされているんだとい...全文を見る
○大串(博)委員 二人以上の多人数で食事をしたことはありますか。
○大串(博)委員 何度ぐらいありますか。
○大串(博)委員 そのときは割り勘だというふうに言われていますね。本当に割り勘ですか。きちんとした割り勘ですか。きちんと確認させていただきたいと思います。
○大串(博)委員 この辺は確認させていただきたいと思います。きちんとした割り勘だったということですね。わかりました。  それで、サービスデザイン推進協議会が設立される二〇一六年の春、五月、これは先日来議論がなされていますけれども、その前に、設立前、比較的近い前に、平川さんと会っ...全文を見る
○大串(博)委員 ないと思いますと言われましたけれども、記憶にはないということでよろしいですか。(前田政府参考人「はい」と呼ぶ)はい、わかりました。  次に、今回、持続化給付金が事業化されています。四月の八日公示なんですけれども、先般来議論されましたように、三月の三十日には、サ...全文を見る
○大串(博)委員 次に聞かせていただきます。  三月三十一日に、サービスデザイン推進協議会を呼んで事前の説明をされている。接触記録票を出していただきまして、ありがとうございました。  それで、三月三十日の三時から四時まで、サービスデザイン推進協議会の方々が電通や電通ライブの方...全文を見る
○大串(博)委員 いや、前田さんが知っているかどうかを聞いたんじゃなくて、担当の中小企業長官として聞いているんです。組織として今お尋ねしているんです。レクもしています、この経緯を聞きますよというレクをしています。  三月三十日の三時に、サービスデザイン推進協議会の方が電通、電通...全文を見る
○大串(博)委員 当方の方から連絡をとった。誰が、いつ、サービスデザイン推進協議会に連絡をされたんですか。
○大串(博)委員 経緯を調べておいてくださいというのはレクをしています。三月三十日に十五時から一時間、サービスデザイン推進協議会と電通、電通ライブの人を伴われて会いに来たということは、資料もきのうからいただいております。だから、経緯を聞きますよというレクもしています。  私が思...全文を見る
○大串(博)委員 持続化補助金のところからサービスデザイン推進協議会に、持続化給付金に関してちょっと話を聞かせてもらえませんかということを数日前に連絡をとって、三月三十日の三時に来てもらうことになったという理解でよろしいですか。
○大串(博)委員 デロイトに関しては、同じ日の十一時四十五分に奈須野部長の方から、中小企業庁奈須野部長の方から電話をされて、こういうことをやろうと思っているんだ、どうですかという電話をされているんですよ。  すなわち、同じように、中小企業庁から少し前に、数日前にサービスデザイン...全文を見る
○大串(博)委員 手続の公正性が問われるから聞いているわけですよ。  それで、やはりできレースだったんじゃないかと私は言いました、国会の場でも。  デロイトは、一本の電話、三月三十日、もう一回が四月三日、五時から一時間だけデロイトと会っていらっしゃいます。もう一方で、サービス...全文を見る
○大串(博)委員 いや、私が不思議に思っているのは、やはりデロイトとサービスデザイン推進協議会を比べると、圧倒的に、事前接触記録を見ても、サービスデザイン推進協議会及び電通、電通ライブの方が突っ込んだ話をされているんですよ。  四月二日の協議あるいは四月三日の協議においては給付...全文を見る
○大串(博)委員 前田さんの答弁でそこまでしゃべっていらっしゃるから、かなり綿密に、四月八日の前に、三回のミーティングの中で制度の根幹のことを話していらっしゃるという、それだけサービスデザイン推進協議会が一者だけ先行していたんじゃないかと私は見ざるを得ないと思うんですね。  ち...全文を見る
○大串(博)委員 サービスデザイン推進協議会及びデロイトから、八日に公示をされて、提案書が提出されたこと、これはいつですか。四月八日に公示をされて、サービスデザイン推進協議会そしてデロイトから提案書、これが提出されたのはいつですか。
○大串(博)委員 それで、落札者が決定された日はいつですか。
○大串(博)委員 両者からヒアリングはしましたか。
○大串(博)委員 可能ですか、これ、大臣。  十三日に二百ページに及ぶデロイトからの提案書を受け、このサービスデザイン推進協議会の提案書も二百ページ近くあります。十三日に提示されて、ヒアリングもせず、翌日に入札者を決める。事前に有意な打合せをせずに、書面を二百ページ読むだけで、...全文を見る
○大串(博)委員 二百ページにも及ぶ提案書の中身を十三日にもらって、一日かけて読み込んで、十四日に、どうやって、どっちがすぐれているかなんて決められるんですか。八日の公示前に相当な話が進んでいるということがない限り、決められるわけないじゃないですか。  そして、もう既に出されて...全文を見る
○大串(博)委員 それで本当にいいんでしょうか。今、これだけ税金の使い道に厳しい目が注がれている中で、業者さんとの関係、前田中小企業長官の前田ハウスの問題、さらには、こうやって出向者の、内閣官房という非常に、ある意味、そんなに人数は多くないですよ、事務局は、そんな小さなところにも...全文を見る
○大串(博)委員 八百五十億円の、次の事務費を誰が委託を受けるのかという問題もあります。何事もなしに、するっと過ぎるべき八百五十億円ではありません。これらも含めて、国会が来週閉じるのかどうか、私はわかりません。当然国会は閉じるべきじゃない、八百五十億円の使い道も含めて、私は国会を...全文を見る
06月24日第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○大串(博)委員 立国社会派の大串博志です。  早速質問に入らせていただきます。  まず、政府の信頼の問題に関して取り上げさせていただきたいと思います。  新型コロナウイルス対策を十全に進めていくためには、かつ経済に負荷を与えず国民の皆さんの協力を得ながら進めていくためには...全文を見る
○大串(博)委員 西村副長官は、それで国民の皆さんの信頼は回復されると思われますか。  加えてお尋ねしますけれども、総理、先週十八日の記者会見でそういうふうなことをおっしゃいました。コロナ対策に関する文脈でも、そういう問合せを受けて、今のような答弁をされました。  さらに、こ...全文を見る
○大串(博)委員 具体論も何も、いいですか、今、政府の信頼が低下しているから、コロナ対策もうまくいかないんじゃないんですか。この状況で、皆さん、今の政府が信頼を得られていると思いますか。  接触確認アプリだって、頒布して、まだ三百万しか登録されていないでしょう。これが経済に対す...全文を見る
○大串(博)委員 答弁者が答弁できる形での質問というのは、私よくわかりません。  では、確認の質問にさせていただきます。  参議院決算委員会、月曜日ですね、そこで岡田副長官は、私と同じ今の問い、一億五千万円、自民党からの河井さん側への支出が違法な支出につながったのではないかと...全文を見る
○大串(博)委員 安倍総理は、二階幹事長の、党本部では公認会計士が厳格な基準に照らして事後的に各支部の支出をチェックしているところであり、巷間言われているような使途に使うことができないことは当然でありますという説明を引いて、安倍総理は、一億五千万円が違法な支出に使われたことはない...全文を見る
○大串(博)委員 済みません。私、委員長にお尋ねしたいんですけれども、私、問うたのは、岡田副長官の今週月曜日の国会での答弁ですね、これを先ほど読み上げました。これは事実を読み上げただけです。それで、二階幹事長の発言をベースにそのような答弁をされていたので、ところが、二階幹事長がき...全文を見る
○大串(博)委員 わかりました。じゃ、質問の趣旨をきちんと精査させていきますけれども。  一つには、私、きのうきちんとレクをしています。この河井夫妻の問題に関して、今いろいろな情報が出てきているけれども、これらを踏まえて、政府としてどう説明責任を果たしていくのかしっかり答えても...全文を見る
○大串(博)委員 党として答弁を差し控えるという答弁をずっとこれまで何カ月もされてこられたのにもかかわらず、安倍総理は十八日の記者会見で、二階幹事長の発言を引かれながら、公認会計士がチェックしているので巷間言われているような使途に使うことができないということを二階幹事長が言い、そ...全文を見る
○大串(博)委員 二階幹事長の記者会見を知らないということなので答弁できないということでした。  しかし、公然のことになっておりまして、二階幹事長は、きのう、どなたの場合でもその先まで党は承知をしておりませんというふうに、安倍総理の記者会見及び岡田副長官の今週月曜日の答弁の土台...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。  これは予算委員会の集中審議も求めているんです。予算委員会の集中審議できちっと総理に来てもらえれば、更に事実解明ははかどると思います。ぜひその点も皆さんには、ただ、それを与党は今拒んでいらっしゃいます。残念です。きょうも筆頭協議をや...全文を見る
○大串(博)委員 問題は、これがどのくらい大きな問題かというところに関して言うと、私は、これはどのくらいの組織性を持っていたかということと、どのくらいの広がりを持っていたかということだと思うんです。  組織性に関しては、組織性はなかったというふうに聞いておると大臣は言われました...全文を見る
○大串(博)委員 ちょっと、もう少し詳しく、きちんと答えてください。  組織性がないということだというふうに言われたので、組織性がないと言うからには、これは非常に重要なポイントですから、そこはきちんと大臣として、省として、確認しなければならない論点だと思うんです。これは組織的に...全文を見る
○大串(博)委員 いや、大臣、聞いたことに答えてくださいね。  私は、組織性があったかないかをどのような内容として確認したんですかということを問うているんです。大臣が答えにくかったら、事務方の方が答えてください。
○大串(博)委員 委員長、適切に答弁を指示していただきたいです。組織性がないと認めるどのような事実認定をしたんですかということを問うています。大臣と事務方が同じような、抽象一般的な外れた答弁をされては困ります。  組織性がないというふうに確認した事実関係をお答えください。それと...全文を見る
○大串(博)委員 又聞きですよね、又聞き。確認もされていない。  では、組織的でなかったということを加えて聞きますけれども、資料をきょうおつけしております、いわゆる持続化給付金の事務事業の履行体制図です。四月三十日の当初契約時に経産省に届けられたもの。三枚目、四枚目が、五月二十...全文を見る
○大串(博)委員 それでいいんでしょうか。何でそれで組織的じゃないと言えるんですか。かつ、大臣は、これ以上の調査をするつもりはないと、もう断言されました。しかし、パソナとか大日本印刷とかトランスコスモスとか横に並んでいる会社に同じような圧力が行っていないかを確認しないで、なぜ組織...全文を見る
○大串(博)委員 いや、大臣はこれから、このサービスデザイン推進協議会及び丸抱えしている電通に対して第二次補正予算の八百五十億を担わせるかどうかという判断をしなきゃならない立場にあられるんですよ。もし法令違反をしているような組織であったら、八百五十億、第二次補正予算の事務費を担わ...全文を見る
○大串(博)委員 これで終わりますけれども、何かサービスデザイン推進協議会そして電通をかばおう、かばおうと、経産省自体がこのシステムと癒着しているんじゃないかというふうなことを強く推認させる疑念が残りました。このことを更に追及させていただくことをお願いして、質疑を終わります。 ...全文を見る
09月02日第201回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○大串(博)委員 おはようございます。立国社会派の大串でございます。  早速質疑に入らせていただきます。  参考人の先生方には、きょうは、どうもお忙しい中ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  予算委員会でございますけれども、私は残念に思っているところが...全文を見る
○大串(博)委員 新型コロナ対策に空白があっては絶対になりません。先ほどおっしゃった、先月二十八日金曜日にコロナ本部で出された新パッケージ、これが今後を通じて活用されていくということを言われましたけれども、本当に新総裁になってこれがきちんと実行されるかどうか、担保は私はないと思う...全文を見る
○大串(博)委員 ありがとうございました。  秋冬に向けた対策だということです。そうすると、もう秋冬もそんなに遠くないですから、すぐですよね。  まず足元の感染状況ということをおっしゃいました。足元の感染状況に関しては、先般来、八月の末の分科会で、尾身先生なんかにも御意見を頂...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひ、継続的に、今私たちがどういう状況に置かれているかというのがわかるような指標を政府においても用いながら、私たちにコミュニケートしていただきたいと思うんです。そういった中で、秋冬の感染状況に応じた対策というのがより敏感にとられていくことになると思うんですね。 ...全文を見る
○大串(博)委員 重症化を防ぐために資源を投入していく、集中していくという考え方は私も賛成です。ただ一方で、それによって何か大きく緩む、緩和されることになって、感染が更にそこから広がるということになるのは、私は逆効果だと思います。  その点でいうと、軽症者の皆さんも含めて入院す...全文を見る
○大串(博)委員 いや、だから、重症化しないように資源を集中するというのはわかると申し上げているんです。  私が聞きたいのは、それで緩む方向に、緩むという言葉が適切じゃないのかもしれないけれども、でも実態はそうですよね、現行よりは宿泊、自宅と、こうなっていくときに、そういうおそ...全文を見る
○大串(博)委員 医療が逼迫しないようにと、その上でこういうふうに入院勧告の権限の運用の見直しなんかを言わなきゃならなくなった理由は、政府が医療提供体制、宿泊療養体制も含めて、整備をすることに力を注ぐことを怠ってきたからじゃないかと私は思っているんですよ。  この間、五月、六月...全文を見る
○大串(博)委員 後手なんですよ。九月分は八月五日に執行を決めているんですよ。十月は、もうあと一カ月以内に始まろうとしているのに、今まだ財源を検討中。政府がこういう態度だから、自治体も困っちゃうんですよ。病床の確保、宿泊療養施設の確保、なかなか進まないのは政府の責任じゃないですか...全文を見る
○大串(博)委員 要請、働きかけを行っているというだけなんですか。  二社、今、認可を受けていらっしゃいますね。一社は五月中旬に認可を受けて一日二・六万件、もう一社目は八月十一日に認可を受けて一日当たり十万件。二十万件には遠く及ばないんですよ。かつ、五月の中旬に認可を受けている...全文を見る
○大串(博)委員 今の御答弁の中で、もう一度確認しますけれども、ゴー・トゥー・トラベル・キャンペーンがあったから減少率が減ったというエビデンスはありますか。
○大串(博)委員 明らかに、菅官房長官、次期総裁候補と言われていらっしゃいますけれども、根拠もなく、ゴー・トゥー・トラベル・キャンペーンがなかったら大変なことになっていた、非常に根拠のない発言をされていたということを私は言わざるを得ないと思います。  違った形で旅行業、観光業、...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○大串(博)委員 立憲民主党の大串でございます。  今国会の憲法審査会の自由討議が行われるに当たって、私自身、いま一度、この憲法審査会、そしてその前身の憲法調査会の成り立ちと、そこの思いを振り返ってみました。  特に、憲法調査会会長として、長年にわたり衆議院での憲法論議、国民...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○大串(博)委員 おはようございます。立憲民主党の大串博志です。早速質疑に入らせていただきます。水産流通適正化法の質疑でございます。  まず、大臣、御就任おめでとうございます。どうぞひとつよろしくお願いします。  水産は、佐賀県でいうと、玄界灘が日本海側に、そして有明海が内海...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、今、ある程度絞るにしても、知事や市長さん、首長さん方あるいは漁業団体の皆さんなど各方面との面会、そして、会場がどうしても密になりやすいとか、御高齢の方の参加も想定されるとか、だから新型コロナウイルスの感染状況を勘案する必要があるとかおっしゃいましたけれども...全文を見る
○大串(博)委員 初めて、できるだけ早期にという話をいただきました。できるだけ早期にという話でございますので、本当にできるだけ早期に、ぜひお願いしたいというふうに思います。  なぜならば、大臣自身は、この諫早湾干拓問題、二十数年、潮受け堤防がおろされてから係争状態が続いているん...全文を見る
○大串(博)委員 私、きのうちょっと気になったんです。きのうも大臣談話に沿って解決することが望ましいとおっしゃいましたけれども、大臣談話に沿って解決するとはどういうことですか。
○大串(博)委員 その開門によらない和解という提案、国は提案されました、百億円の基金。しかし、それは全然進まなかったんですよね。  なぜかというと、開門判決は確定しているんです。開門判決が確定している原告団、弁護団の方からすると、開門を前提としない和解案というのが、それを政府側...全文を見る
○大串(博)委員 漁協の皆様の意思表示は非常に大事ですけれども、でも、開門判決を持っているのは原告団、弁護団です。原告団、弁護団が納得しなかったら和解にならないんです。  大臣に私が聞きたかったのは、和解をしないという選択肢は農水省にあるんですかということなんです。和解をしない...全文を見る
○大串(博)委員 いや、それがベストだと考えられているのはよくわかります。その上でお聞きしているんです。  今のこの状況、判決も両様の判決が出ている面があるということを考えると、解決するためには何がしかの和解を図る以外にないじゃないですかと私は思っていて聞いているんです。和解以...全文を見る
○大串(博)委員 先ほどから繰り返し言っていますように、裁判上の確定判決を得ているのは原告団、弁護団です。私も一緒に活動していますけれども、原告団、弁護団としては、開門によらないというのが前提になると和解できないんです。大臣が和解をしたいということであるならば、何がしかの和解の考...全文を見る
○大串(博)委員 江藤大臣の談話を引かれたのはわかりました。  和解しないということを言ってくださいとここで申し上げたら、和解しないとは言われなかった。かつ、江藤大臣の、一堂に会する機会があるんだったらそれもよしということも言われた。ということは、やはり和解しかないんですよ。 ...全文を見る
○大串(博)委員 わかりました。  ということであれば、私も事務方の皆さんにお尋ねしていたところ、そういうことで、農水省は、一部都道府県への権限委任という中で、新しい課室を農水省の中につくって届出業務等々を担っていくんだということでございましたが、そこで私は非常に気になったこと...全文を見る
○大串(博)委員 ぜひよろしくお願いします。特に、農水省の中でも地方支分部局への削減率が高いとか、まさに地方が極めて厳しい状況になっているとか、あるいは、きのうも話がありましたけれども、独立行政法人の施設整備費、効率化係数が一義的に掛けられているものですから非常に運営が厳しくなっ...全文を見る
○大串(博)委員 ステージ3に当たるかどうかの判断も地方が決めることだということなので、私は非常に、今の内閣が地方に丸投げ、責任を転嫁している感がしてなりません。これではなかなか感染はとまらないんじゃないかな、その結果、農林水産政策にも大きな影響が来てしまうんじゃないかと非常に懸...全文を見る
12月03日第203回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○大串(博)委員 立民会派の大串でございます。ありがとうございます。  私も引き続き、国民投票法改正案に関して意見を述べたいと思います。  まず、第一に、いわゆる七項目案についてです。  この案は、その内容におおむね問題はないのではないかとの見方が述べられていますが、それで...全文を見る