大串博志

おおぐしひろし

小選挙区(佐賀県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

大串博志の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○大串(博)委員 立憲民主党・無所属の大串博志でございます。  早速、質疑に入らせていただきます。  今、国政の最大の重要事は、間違いなく新型コロナウイルス、これを乗り越えていくことですね、菅総理。私もそう思います。亡くなられた方も多くいらっしゃる。大変お悔やみ申し上げます。...全文を見る
○大串(博)委員 御子息の問題もしかりです。かつ、役所側の問題もしかりです。三十八件という会食、大変多い。  今、どういうことが起こったのか。論点は、私、大きく二つだと思うんですね。すなわち、行政がこの結果ゆがめられたのではないかという、このこと。そして、もう一つが、菅総理の御...全文を見る
○大串(博)委員 いいですか、総理。  一方の秋本局長は、答弁の内容を変えたことで先週更迭されているんですよ。答弁の内容を変えたことを彼自身認め、この場で、それが結果として、役職を外され、更迭されているんですよ。そうやって物事は、こういった物事は、調査をして明らかにするときは進...全文を見る
○大串(博)委員 別人格ということをこの間おっしゃいました。今日も、一切仕事の話はしていませんということで説明をされようとされています。しかし、それで国民の疑念が晴れるわけではないし、むしろ言い訳をされているような気がします。  その疑念を排していくためにも、菅総理にはきちんと...全文を見る
○大串(博)委員 私、先週金曜日に、菅総理におかれては、菅正剛氏に以下のことを確認いただき、その結果を二月二十二日の衆議院予算委員会において答弁をいただきたいということをきちんとお願いしているんです。  それはなぜかというと、総務省の答弁からも分かるように、菅正剛氏の先週までの...全文を見る
○大串(博)委員 菅総理にお尋ねします。  今のような話を菅正剛氏から菅総理もお聞きになっていらっしゃいますか。(発言する者あり)
○大串(博)委員 なぜこの点をお聞きしているかというと、今回の調査、私、非常に心配しているのが、本当に、あさって出てきたときに、ああ、これならそういうことだったのかと国民みんなが納得するような調査になっているかというのが非常に疑問だからなんです。  どうも、先ほどからの谷脇審議...全文を見る
○大串(博)委員 武田大臣にお尋ねします。  今回、非常に大きな事案ですね。延べ三十八件の会食。大きいなあと私は思って、これは元々、国家公務員倫理法というのができ上がったのは、いわゆる平成七年、八年、大蔵省接待不祥事を受けてのことでした。あの不祥事の中で大蔵省は解体、さらには、...全文を見る
○大串(博)委員 もう一回答弁してください。  関係者から話を聞く以外に、行政がゆがめられていたかどうか、どうやって判断を、調査をするんですか。お答えください。
○大串(博)委員 双方に聞いたら双方同じことを答えるに決まっているじゃないですか。両方とも、行政をゆがめるなんてありませんと言うに決まっているじゃないですか。それが証拠に、先週、双方とも、放送業界に関する話は出したことはありませんと虚偽の説明をしていたじゃないですか。そのような答...全文を見る
○大串(博)委員 菅総理、今の原官房長の発言を聞いて、どう思われますか。私は、年齢も近い、原さん、かわいそうだなと思いますよ。菅総理の前で、どうして総務省の官房長が、菅正剛氏の、仮にですよ、仮に影響があったときに、影響があったという報告書、そこもきちんと書きますとなかなか言いにく...全文を見る
○大串(博)委員 菅総理、それはよく分かったんです。それはもう、この委員会質疑の冒頭のところで総理にお尋ねしたことだったので、私、よく分かっているんです。  ただ、今までの一連の流れを聞いていただいて、行政にゆがみがなかったか、菅正剛さんからの菅総理を背景とした特別な圧力みたい...全文を見る
○大串(博)委員 徹底して事実解明をしてほしいというのであれば、私は、菅総理にこの場で、菅正剛氏から今週末聞いてきたこと、かくかくしかじかであったということを生の声で述べてほしかったと思います。そういう総理御自身の努力があれば、国民も、ああ、総理も努力されているな、疑念を払拭する...全文を見る
○大串(博)委員 総理も、河野大臣の報道でのしゃべりぶりを聞かれていらっしゃると思うんですよ。四月はテスト的に始めるんだそうですね、試行的に始める。極めて少ない数で、場所によっては、年齢百歳以上、あるいは非常に高齢の方から、少なく始めて、うまく全体が流れるかどうかテストするんだと...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、総理、本格的に高齢者の皆さんが接種を始めるのは五月になるという理解でよろしいですか。
○大串(博)委員 いや、きちんと、これは全国の自治体の皆さんが固唾をのんでこの情報を待っていらっしゃるんですよ。四月と思っていたら、いつの間にか、二週間ほど前に、四月はなかなか難しそうだという声が聞こえてきて、本当に四月に供給が始まって接種を始めるのかということを、非常に自治体の...全文を見る
○大串(博)委員 確認ですけれども、河野大臣から、今週末前に、四月の高齢者の皆さんへの接種はテスト的になる、極めて数が少ない、よって、本格的には五月以降になるということは総理はお聞きになっていらっしゃいましたか。
○大串(博)委員 テスト的にしか始められないというのはお聞きになっていらっしゃいましたか。
○大串(博)委員 総理、今お聞きになったと思いますので。  四月はテスト的な高齢者の皆さんへの接種で、五月からしか本格的にならないというのは、河野大臣からお聞きになっていらっしゃいましたか。
○大串(博)委員 ワクチンに関しては、事ほどさように、政府の中からの発信が、やはり、非常に重要なものでも混乱しているケースが多々あるんです。  昨日、おととい、そして昨日の河野大臣のテレビでの発言、私も非常にはっとしました。今日も自治体の長の皆さんから、そうなるんですかという問...全文を見る
○大串(博)委員 試行的に、テスト的に四月から、四月は試行的にということは言われた。  総理、おっしゃったように、総理自身がテスト的にというふうに河野大臣が言われ……(発言する者あり)ちょっと、細田さん、やじがうるさいので、ちょっと委員長、注意してもらえますか。  テスト的に...全文を見る
○大串(博)委員 契約の内容は、いついつまでにどれだけの量をということを言えないような契約の内容になっていると。これは、なぜ言えないような契約の内容になっているんですか。
○大串(博)委員 今まで、こういう守秘義務契約があるから供給時期、供給量は言えないんだという答弁でずっと来られました。しかし、今起こっているのは、供給量がいついつまでにどれだけの量というのが言えないから問題が生じているんじゃないんです。供給が遅れているんですよ。  昨日、河野さ...全文を見る
○大串(博)委員 よく理解して答えてください。  日本の国内で、高齢者三千六百万人という非常に大きな数の方々の接種の開始が四月だったのが、五月以降にずれそうだ、これはオリンピック・パラリンピックの準備に影響を与えませんか、こういうことなんです。お答えください。
○大串(博)委員 今のことは、ワクチン接種を競技に参加する、参加しないの条件にするか等々の話だと思います。  ちょっと、丸川大臣には、大きな変更が今週、ワクチンスケジュール政策に関しては行われようとしているんですよ。このことを是非御認識いただき、そして、総理にも、先ほどお話のあ...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○大串(博)委員 立憲民主党・無所属の大串です。  早速質疑に入らせていただきたいと思います。  野上大臣、大臣所信に対する質疑、大臣の農林水産行政に対する思いを語っていただき、議論させていただく大変重要な機会。昨日は所信を聞かせていただきましたけれども、残念ながらその冒頭に...全文を見る
○大串(博)委員 私たち野党側からは出席を求めております。非常に重要な人物だと私は思っているので。  官房長、ちょっとお尋ねしますけれども、役所には倫理監督官という、事務方トップの、役所全体の倫理を統括する人物がいますね。農水省の場合は誰ですか。
○大串(博)委員 そういうことなんですね。つまり、農林水産省の倫理監督、つかさどるのは枝元事務次官なんですよ。その当人に今問題が生じているわけです。  だから、当人に来ていただいて、きちんとこの場で、どういうことだったんだ、これからどうしますということを言っていただかないと乗り...全文を見る
○大串(博)委員 一つ苦言を申しておきますけれども、私、今日質問しますと、通告を明示的にこの数日来しておきました。今朝、私たちは、野党合同ヒアリングを八時十分から開いて、その場でも同じ質問を投げていたんですね。私は先日来の通告の中で、野党ヒアリングでも同じ質問を投げていますから、...全文を見る
○大串(博)委員 官房長をヘッドとしながら、第三者調査委員会、今やってもらっていますね、その座長さん、元検察官の方の助けも得ながらということでありましたが、二つ申しておきます。  一つは、第三者の調査ではないですね、これは。大臣、申し上げますけれども、私、こういう状況ですから徹...全文を見る
○大串(博)委員 国家公務員倫理審査会の第三者性は、最終段階において報告を受けて、それでいいかというような、そういう類いの関与ですよ。調査する主体ではないんです、国家公務員倫理審査会は。ですから、私は第三者によるきちっとした調査を求めておきたいと思います。  それで、もう一つで...全文を見る
○大串(博)委員 そうすると、大臣にお尋ねしますけれども、大臣、所信の一番最初でおわびをされたわけですよ、農林水産行政に関して信頼が揺らいでいるというおわびをされたんです。大臣自身が所信で認められているんですよ。そういう状態が継続している中で、ここで法案審議をしろということですか...全文を見る
○大串(博)委員 もう一つ、第三者検証委員会、一月の末から、これはまさに行政がゆがめられていなかったかという観点から行われていらっしゃいますね。先ほどの第三者の司法の方も入って、やっていらっしゃいます。大臣、何回ぐらい会議を開かれて、どういう経過に今あるんでしょうか。
○大串(博)委員 調査に予断を与えてしまう等々のことが心配だと言われましたけれども、何回会議が開かれているかぐらいのことが何で予断を与えるんですか。全く与えないと思いますよ。  しかも、大臣、お尋ねしますけれども、この調査委員会、事務方は農水省の大臣官房でやっているということで...全文を見る
○大串(博)委員 そういうことなんですね。すなわち、農水省は事務方をつかさどっているんですよ。先ほど言ったように第三者性にも疑問が残りますし、そうであれば、事の進捗状況を農水省は知っているわけですよね。農水省は知っていて、農水委員会には言えない、それでは信頼の回復には私はつながら...全文を見る
○大串(博)委員 それでは話になりません。農林水産行政の信頼が今揺らいでいるわけですから、それをいち早く立て直して、この委員会を正常化するというのが大臣の務めだと私は思います。  これも委員長にお願いしますが、第三者検証委員会の経過及び結果を速やかに出すべきだと思いますが、速や...全文を見る
○大串(博)委員 そういう状況なので、徹底的にやっていただきたいということを申し上げておきたいんです。  それから、食肉鶏卵課以外の調査に幅を広げていくということを冒頭おっしゃいました。その中で私が是非お願いしたいのは、OBも含めていただきたい。辞めていらっしゃるので調査できま...全文を見る
○大串(博)委員 OBはどうですか、OBは。
○大串(博)委員 この消極性なんですよね。実際、接待を受けた方でOBになられている方もいらっしゃる。あるいは、本川元事務次官においてはクルーザーの問題も指摘されています。こういった中で信頼を回復するためには、OBも積極的に調査をしていかないとなりませんよ。  委員長、この点は、...全文を見る
○大串(博)委員 大臣、かくのごとく課題は山積なんです。大臣がイニシアチブを振るわないと、役所は、先ほど官房長が言われたように、OBに関しては調査できません、これで終わっちゃうんですよ。政治的にそれでいいのかという話なんです。是非、大臣にはイニシアチブを発揮していただきたいと思い...全文を見る
○大串(博)委員 引き続き、伏見さん、渡邊さんに同じ質問をお願いします。
○大串(博)委員 渡邊さんにお尋ねしますけれども、政治家と業者の方が参加されている会食に参加したことはあり、それは国家公務員倫理法に従って適切に対応しているということは、届出等々もきちんと出してきた、そういうことですか。
○大串(博)委員 では、委員長、お願いします。先ほどの届出をこの委員会に提出していただきますように、それを見て更に検証させていただきたいと思いますので、理事会でお取り計らいをお願いします。
○大串(博)委員 とにかく、しっかりとした事実解明、信頼の回復、大臣のイニシアチブでお願いしたいと思います。  さて、今、農政で問題になっています米の供給過剰の問題です。大変なお米の供給過剰、約三十万トンとも言われる量を転作奨励していかなきゃならない、こういう極めて緊迫した状況...全文を見る
○大串(博)委員 双方の要因だということですね。コロナによる一時的な要因と構造的な要因と二つある。  まず一時的な要因からいきますと、一時的な要因があるということをお認めになったわけですね、コロナによる。私、それであれば、この一時的な要因にある部分に関しては、これは構造的な政策...全文を見る
○大串(博)委員 全くちぐはぐですね。一時的な要因で余っているんだったら、一時的に市場から切り離さなきゃ駄目ですよ。全く違ったことをやっちゃっているということだからね。大臣が今言ったことは、構造的な米余りに関する対策なんですよ。それはそれでやってもらわなきゃならない。  しかし...全文を見る
○大串(博)委員 農水省の政策自体がちぐはぐになっているんですね。食料自給率目標とも全くちぐはぐなことに今進もうとしている。非常に私はダッチロールしていると思いますよ。  麦の政策に関してもかなり心配です。麦に関しても、かなりの供給過剰が今懸念されています。大麦、小麦、両方です...全文を見る
○大串(博)委員 よく現場の声を聞いてください。それが進まないんですよ、外麦が入ってくることを前提に内麦の契約は進まないんですよ。全然内麦優先になっていないんです。これは国家貿易とは言えないですよ。だから、大臣、ここは現場の声をよく聞いてもらって、しっかりと内麦優先の原則は透徹す...全文を見る
○大串(博)委員 ここは、大臣、自ら積極的にやってください、是非。  最後に、坂井副長官、るる議論してまいりましたけれども、やはり農林水産行政への信頼があってこそです。  今回、私はやはり、菅総理が、前の安倍総理からもそうですけれども、西川公也さんを内閣官房参与として指名され...全文を見る
○大串(博)委員 それが結果としては今回のような接待問題につながっているということを菅総理には重く反省していただきたいということを申し上げ、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月17日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○大串(博)委員 有明海及び八代海等を再生するための特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び主な内容について御説明申し上げます。  本法は、平成十二年の有明海におけるノリの大不作を契機に、平成十四年に議員立法で制定した法律で...全文を見る
○大串(博)委員 本法は、平成十二年の有明海におけるノリの大不作を契機として、貴重な自然環境及び水産資源の宝庫である有明海等の海域環境の保全及び水質資源の回復による漁業の振興を期して、平成十四年に議員立法により制定された法律です。  制定以来、本法や公害財特法に基づく財政措置を...全文を見る
○大串(博)委員 お答えします。  諫早湾干拓調整池からの排水についてでございますけれども、一度に大量に排水すると海域の環境やあるいは漁業に悪影響を及ぼす可能性があるという懸念もあることから、これまで、できるだけ一回の排水量を小さくして、分けて小まめに排水をするという、いわゆる...全文を見る
03月30日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○衆議院議員(大串博志君) お答え申し上げます。  今御質問いただきました海岸漂着物の処理でございますけれども、これまでは支援の対象として、本法においては漂流物の除去その他という文言があったところでございます。ところが、近年、九州においては、皆様も御案内と思いますが、昨年七月の...全文を見る
04月15日第204回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
議事録を見る
○大串(博)委員 立憲民主党の大串博志です。  昨年秋のこの憲法審査会の場で、私は、審査会の前身たる憲法調査会を立ち上げられたときの会長、中山太郎先生の英知に触れさせていただきました。すなわち、国会における憲法の議論は、立場の異なる間においても静かな環境下で議論が進むように、野...全文を見る
05月19日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○大串(博)委員 立憲民主党・無所属の大串です。  早速質疑に入ります。  貯保法ですけれども、私は、農中さんの最大の役割というのは、全国の一次産業の皆さんから集まってくる預金、百兆円とも言われています、その大宗が運用先を求めて農中さんに届いてくるわけですけれども、これを、適...全文を見る
○大串(博)委員 今回の農中さんの議論を契機に是非いい議論をしていただきたいと思いますし、間違っても過度に経済重視、経営重視、効率重視みたいな農協改革論にくみすることにはならないような形を、是非、念頭にきつく置いていただきたいと思います。  次の質疑は、諫早湾干拓問題を取り上げ...全文を見る
○大串(博)委員 委員長、しっかり聞かれたことに対して答えるように言ってください。  牧元局長に聞いているのは、しっかり頑張りますということを聞いているんじゃなくて、基金案がこれまでうまくいかず、今後うまくいくと信じるに足る新たな事実関係が今一つでもあったら、この場で言ってくだ...全文を見る
○大串(博)委員 裁判に関することは答えられないというふうに答弁されると思ったがゆえに、皆さんが一般論であえて答えていらっしゃるので、私も一般論で聞いているんです。  一般論として、今後うまくいくと信じるに足る新たな事実関係が一つでもあるなら、ある、何がと答えてください。ないな...全文を見る
○大串(博)委員 聞いていただいている皆さんもよくお分かりになったと思いますけれども、基金案が今後はうまくいくという、何か新たな事実関係があるわけではないんです。すなわち、このままでは進まないんです。  大臣にお尋ねします。基金案は前に進みません、絶対に前に進みません。というか...全文を見る
○大串(博)委員 今、開門は現実的にも難しく深刻な状況を引き起こすと言われましたけれども、深刻な状況とは何ですか。
○大串(博)委員 今、防災上の理由と、農業面から、塩水化すると影響があるんじゃないか、この二つを言われました。  私たちも、開門を求めながら、当然、防災上の懸念を持つ皆さん、農業上の懸念を持つ皆さんと理解し合えるようなもので進めなきゃならないと私たちも思います。当然です。私たち...全文を見る
○大串(博)委員 皆さんもお聞きになっていて想像できると思いますけれども、諫早湾干拓、堰がありまして、外側が海ですね、内側が調整池です。  今、有明海というのは干満の差が非常に激しくて、潮が引くときは六メートルぐらい下まで下がるんですね。ですので、その干満の差を利用して、調整池...全文を見る
○大串(博)委員 今、管理規程のことを少し言われましたけれども、管理規程は元々国が定めたものですから、自分が定めたものを前提にできませんと言うのは全然説得力がありませんので、意味がないと思います。  その上で、引き続き言われた塩水化することの農業への影響ですけれども、そのことは...全文を見る
○大串(博)委員 それは非常によく分かっているんです。干拓農地の農業者の皆さんが農業をしなきゃならぬ、これは非常によく分かります。ですから水が必要だ、これは非常によく分かる。そこは畑作農業が中心ですから、それに必要な水をどう確保するのか。水田とは違う水の量ですよ。それはよく分かる...全文を見る
○大串(博)委員 二千九百万立方メートルですね。それだけの巨大な調整池ですよ。そういう中において、本当に一立方メートルでも二立方メートルでも塩水が入るということは駄目なんですか。そういう、一ミリでも譲歩するような、譲歩という言葉がよくないのであれば、一ミリでも柔軟性を示すようなス...全文を見る
○大串(博)委員 それは先ほどから繰り返し言われていることなんです。二千九百万立方メートルの調整池に対して一ミリでも海水が入っては駄目な理由はあるんですかということなんです。  干拓地の農家の方々が、一ミリでも塩水が入っちゃ駄目だ、農業ができなくなるということなんでしょうか。干...全文を見る
○大串(博)委員 今問題となっているのは和解です。和解は双方が譲歩しないと成りません。しかし、今国が取っている態度は、理由が全く言えない中でかたくなな態度を取り続けている。極めて問題の大きい態度だと私は思います。この点、是非、裁判や国会を通じて更に議論させていただきたいと思います...全文を見る
06月03日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○大串(博)委員 立憲民主党・無所属の大串です。  早速質疑に入らせていただきます。まず、私も養鶏業者との接待問題についてですけれども。  今朝早く、これまで長く調査になっていた、第三者検証委員会による、行政へのゆがみがなかったかということの調査と、追加的な接待に関する調査の...全文を見る
○大串(博)委員 第三者の調査といっても、五十一名のヒアリング対象中、六名しか実際には第三者検証委員会の人が自らヒアリングをしていない。お手盛りですよ。厚生労働省の統計疑惑のときもありました。第三者といいながら、結局事務方の皆さんがヒアリングをしていた。同じじゃないですか。  ...全文を見る
○大串(博)委員 関係書類の中にメールは入っていますか。
○大串(博)委員 メールは五十一人の方々に関して全員分を確認されたんでしょうか。
○大串(博)委員 そうすると、メールというのは、出してくださいねと言われたものだけをチェックしているということですね。これだと、さっき言ったように、自主的に出してくださいねだと適正な調査になるわけがないんですよ。そのような調査で行われている中で、かつ、吉川さんと西川さんはヒアリン...全文を見る
○大串(博)委員 委員会というのは誰ですか。
○大串(博)委員 なおさら、委員長、四名の皆さんの、吉川、西川、このお二人にヒアリングをしなかったということ、四名の方々がそういう意思決定をされた。決定的な意思決定ミスだと思います。  是非、今後、また別の機会に改めて、井上座長にこの場に来てもらって、なぜ、西川、吉川、このお二...全文を見る
○大串(博)委員 検証委員会の報告は、問題がなかった、行政の公正性はゆがめられなかったということですけれども、論旨を見ると、吉川大臣の問題が起こったのは平成三十年の秋の就任、そして令和元年までの大臣が在任期間中のことを中心にやられているわけですね。論旨を見ると、大臣の在任期間中前...全文を見る
○大串(博)委員 それは、いつ、誰との会食でしょうか。
○大串(博)委員 どうして差し控えなきゃならないんですか。問題になっているのは、吉川大臣着任前から既に接待が行われていて、事務方に対しても含めて、それによって既にアニマルウェルフェアに関してはゆがめられていたんじゃないかという論点があるのが明らかになっているじゃないですか。そのこ...全文を見る
○大串(博)委員 ゆがめられたかどうかに関して第三者委員会に検討を求めているということですけれども、第三者委員会の検討報告書の中で、確かに、食事によってゆがめられたのではないかというところも検証されています。  では、今言われた新たに発覚した二件について、この第三者検証委員会の...全文を見る
○大串(博)委員 そこまで言われるんだったら、いつだったのかということを言ってください。横山官房長は、いつ、誰とは言えないと言われた。しかし、今、青山総括審議官は、かなり前だったから関係ないということでここには書かなかったと言った。そこまで言うんだったら、いつかを言ってください。...全文を見る
○大串(博)委員 全く、真実、重要なところは解明されていないということがよく分かると思います。これでは幕引きにはなりません。お手盛り、結果ありきと言われても仕方がない。非常に残念と言わざるを得ません。  委員長、引き続き、第三者委員会の委員長、そして次官にもちゃんと来てもらって...全文を見る
○大串(博)委員 諫早湾干拓の問題に移らせていただきます。  四月二十八日に裁判所の方から、和解すべきだ、双方譲歩すべきだという極めて重要な考え方が示されました。これを受けて、昨日、六月二日は第一回目の進行協議期日でありました。大臣にお尋ねします。第一回目の進行期日協議、六月二...全文を見る
○大串(博)委員 弁護団の皆さんは昨日、見解をメーリングリストで示していらっしゃいまして、国は、裁判所の考え方、和解すべし、両方譲歩すべし、四月二十八日に示された考え方への対応について更に検討したいということだったというふうに言われています。今、訴訟中のことに関して答えられないと...全文を見る
○大串(博)委員 ごめんなさい、最後の一般論のところをもう一回言ってもらっていいですか。今言われた最後の、一般論のところをもう一回言ってもらっていいですか。よく聞き取れなかったので、ごめんなさい。
○大串(博)委員 開門によらない基金による解決策が一般論としては国のスタンスだということを先般までは言ってこられました。今、一般論としておっしゃったのは、訴訟に関することに対して一般論として誠実に適切に対応していきたいというふうに、若干トーンが変わられたかなというふうに私は思いま...全文を見る
○大串(博)委員 私は、和解すべしという裁判所から示された考え方に関して拒否するというのは、国としてもできることではないと思います。かつ、開門によらない基金案というものが四年半以上前に国から既に示されて一歩も進まなかったという現実を踏まえれば、また開門によらない基金案というものを...全文を見る