大口善徳

おおぐちよしのり

比例代表(東海)選出
公明党
当選回数9回

大口善徳の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第136回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  先ほどの梶山官房長官の御答弁、ちょっと私、腑に落ちないものですから、お伺いしたいと思います。  同僚議員である山田宏議員が、総理に対して、住専の貸出先の政治献金について聞きましたところ、総理は、  私自身、この問題が発生をいたしまし...全文を見る
○大口委員 そうすると、閣僚の懇談の中できょうそのことについては打ち合わせをする、こういうことでございます。では、大いに期待をさせていただきます。  じゃ、今の長官のお話ですと、まだ長官自身は資料を見ておられないということですね。
○大口委員 それでは、これにつきましては前向きに、早急に結論を出していただきたいと思います。  最近、新聞を見ておりますと、連日のように、不良債権の飛ばしですか、それから株の仕手戦の失敗が住専である。がけ地に対する融資、または暴力団等に対して融資する。あるいは、地上げ等と関係が...全文を見る
○大口委員 今回のこの法案、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法の中で、こういうスキームの中でどういうふうに責任を明らかにできるんだ。今大蔵大臣おっしゃいましたが、うやむやになるんじゃないか。  破産の場合は、債権者集会というのが裁判所で開かれます。裁...全文を見る
○大口委員 要するに、今回のスキームというのは、母体行、それから一般行、そして系統、こういうものの責任というものをあらかじめ密室で決めてしまって、それに基づいて配分をする、こういうことなんです。だから、破産手続の場合はそもそもそういう責任自体についても、それは法的手続でやるから訴...全文を見る
○大口委員 預金保険機構で裁判官を入れるとか、裁判官というのは余り実務は、現場でこう暴力団と立ち向かうということはできませんね。裁判官とかあるいは検事だとか警察、警察庁も高級官僚ですからだめですね。そういうのを二十人ばかり入れてやろうということですが、二十人ばかりで到底これは厳し...全文を見る
○大口委員 先ほども紹介しましたように、大きな借り主ですね、これが倒産になっていない。まあ手形も出していないからそうなんでしょうけれども、一つは債権者が競売等をきちっと毅然とやらないと、そこにはそれだけの事情がある、こういうことでありますが、これはやはりきちっと断固としてやってい...全文を見る
○大口委員 八九年が、これは農林中金ですけれども、六千四百八十四億、それが九〇年には八千三百八十六億、農林中金だけでこうなっているわけですから、ちょっと見ればこれは危ないのは、見ておられるわけですからね。ですから、ちょっとこれは、農水省としても大きな責任があると私は思わざるを得ま...全文を見る
○大口委員 今大臣は、本当にこれからやはり注意していかなきゃいけないと、非常に大臣がそういうふうに言っているのに、お役人がそうでもないと。これは何か、どっちが上でどっちが下かわからないですよ。私、同じ政治家として非常に憤りを感じます。
○大口委員 それでは、少し総理にお伺いをしたいと思います。  昨日も奥田代議士の方からもお話がありましたが、小林豊機さんですね、それと今の総理との御関係はどういう御関係なんでしょうか。
○大口委員 そうしますと、今「溜池倶楽部(橋本竜太郎後援会)」この代表に小林さんがなっているということですね。
○大口委員 そうすると、この「橋本竜太郎後援会」という名称を使うことについては、それは許されておるんですか。
○大口委員 「橋本竜太郎後援会」と書いてあるかどうか事実確認をされていないということなんですが、年賀状を見ましても、   橋本総裁にとりましては、自民党の命運をかけた解散・総選挙を控え、さらに景気対策、住専問題などの難問題も抱え政治力量を問われる大変な年になりそうです。   ...全文を見る
○大口委員 名称を使う以上は責任も伴います。ですから、そこら辺は、もう総理になられたわけでございますから、日本国の総理になられたわけでございますから、そういうことも確認をされて、そして、その名称を使わせる以上はやはりそれに対して責任を持つ、そういう点で身辺をきちっとチェックをして...全文を見る
○大口委員 そうしますと、私も実は支部会長でございまして、そしてその支部における顔なわけでございますね。それから、今ローカルパーティーがあるんです。そのローカルパーティーの党首、これは例えば小選挙区でもローカルパーティーはありますし、県でローカルパーティーがある。この党首もこうい...全文を見る
○大口委員 それじゃ、ローカルパーティーのはどうですか。答弁漏れです。
○大口委員 支部の会長とそれからローカルパーティーの党首と区別の基準が非常にあいまいな感じもしますが、私は、法律論ではなくて、その精神として、その法の精神といいますか、候補者で、その選挙区においては首相たりといえどもこれは候補者でございますから、その候補者と候補者の武器の対等、公...全文を見る
○大口委員 それでは、以上で終わります。
02月28日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大口委員 新進党の大口です。  大臣、就任されて、一月十三、十七日と阪神入りをされたということでございます。そしてまた総理も、二月十八日に現地入りをされて、そして、十九日に大臣に対して指示をされた、こういうことでございます。  そこで、総理から具体的にどういう指示をされたの...全文を見る
○大口委員 今大臣からもお話がありましたように、住宅の問題というのは非常に深刻でございます。そのことにつきましては、過日、石井一代議士の方から予算委員会の方でも質問がありました。  そこで、その公的な住宅の供給について今どのようになっているのか、御答弁願いたいと思います。
○大口委員 最近のデータによりますと、その五万四千戸のうち、用地確保をしているのは三万二千三百戸、着工が九千百四十九、こういう状況なのですね。そうしますと、用地確保についてはまだ二万戸以上確保しなければいけない、それから 着工が九千、それで来年には仮設住宅の二年の期限が切れる、...全文を見る
○大口委員 「災害復興住宅入居希望者登録結果について」という報告があるわけですけれども、これは災害復興住宅の入居希望におけるアンケートなんですが、その中で、三万三千九百六十二の登録件数の中で、世帯主が六十五歳以上の登録者は全体の二九・八%を占めるということで、高齢者の世帯主の方が...全文を見る
○大口委員 建設省も前向きのようですので、そこで自治省に、建設省がそういう形で何らかの補助をした場合に、自治省としても補助をするかどうかについて聞きたい。
○大口委員 次に、二十年前、当時東大の助手でありました石橋克彦さんの発表されました東海地震説、これが二十年たちまして、私ども静岡、地元なんですが、静岡新聞社において二十五回にわたってその連載をしております。そこで、最近のその予知体制についていろいろな課題というものが浮き彫りにされ...全文を見る
○大口委員 判定会の会長がそういうことを指摘しているわけですから、そういうことも含めてしっかり検討をしていた、だきたいと思います。  そして、昨年七月十八日に、総理府に地震調査研究推進本部ができました。そして、この地震調査研究推進本部、ここで地震調査研究に関する基本施策の立案、...全文を見る
○大口委員 判定会との役割分担についてはどうですか。
○大口委員 次に、昭和六十年四月十七日に建設省で、建築物の窓ガラス、屋外突起物等の落下物による災害の防止について通達を出しておりまして、これによって避難路や避難地沿いなどにある三階建て以上のビルを対象に落下物調査を十年前からやっているわけでございます。  これにつきまして、静岡...全文を見る
○大口委員 あと、情報開示の件について。
○大口委員 私は適マークのようなことを考えてみてもいいんじゃないかな、こう思っております。  それから、私毎回言っておりますけれども、応急危険度判定士への支援体制のことについてです。  これは、二次災害防止のために応急危険度判定士支援体制が非常に大事なわけですが、阪神・淡路大...全文を見る
○大口委員 最後に、今の応急危険度判定士については、身分保障をしっかりしないとなかなかこれは推進できないということを指摘しておきます。  そして、これは、災害医療における歯科診療体制ということで、厚生省防災業務計画で、歯科巡回診療車あるいは携帯用歯科診療用機器の確保、こういうこ...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○大口分科員 新進党の大口でございます。私は本日、歯科医療等を中心に質問したいと思います。  阪神・淡路大震災から一年たったわけですけれども、神戸市歯科医師会が発行しております「歯科医師からのレポート 震災でわかった歯と食のはなし」、これを見ておりますと、その中で、入れ歯救急隊...全文を見る
○大口分科員 新年度から、静岡市の歯科医師会において、高齢者の自宅へ出かけて診療するサービス、これをこの秋にもスタートさせたい、こういうことで努力をされておられます。医師と歯科衛生士がペアになって高齢者の自宅を訪れる、そのときに診療機器などを完備した往診車で行く、こういうことでご...全文を見る
○大口分科員 これは、静岡の場合は事業費が八年度五千六百万ですね。そういうことを比較しますと非常に微々たるものである、そういうふうに考えます。  次に、歯科と医科の初診料あるいは再診料、この初診、再診の点数、この格差についてお伺いをしたいと思うのです。  これはもう前々から言...全文を見る
○大口分科員 そこで、その診療行為というものを比較してみますと、平成元年四月十七日にHIV医療機関内感染予防対策指針、これが出ておるわけでございます。そこで、「観血的な処置を行う頻度が高い。」「歯科医師をはじめ歯科診療従事者は、常に適切な感染予防対策を行う必要がある。」こういうこ...全文を見る
○大口分科員 早急な是正を私は要求したいと思います。  平成四年二月一日に放映されました「NHKスペシャル」で、「かめない話せない笑えない・入れ歯のハナシ」、こういう特集がありました。大臣、記憶があるかもしれません。この特集の中で、二〇二〇年には六十五歳以上の方が四分の一を占め...全文を見る
○大口分科員 ただ、二五%ということですが、アンケートからいきますと非常に低過ぎるという感じがいたします。  そこで大臣に、総義歯あるいは鋳造冠の不採算を解消して、患者も医師も安心して入れ歯をつくれる時代、これをつくっていただきたい、こう思うのですが、その取り組みについてお伺い...全文を見る
○大口分科員 平成八年度の社会保険診療報酬改定の中で、今いろいろ話題になっています補綴物の維持管理料の新設、こういうことについて非常に臨床医の歯科医師さんの中でいろいろ御意見があります。  その御意見の中には、例えば、これは時期尚早である、総義歯とか鋳造冠の不採算の解消が大前提...全文を見る
○大口分科員 次に、身元不明遺体の確認手続についてお伺いします。  身元不明の確認手続については、警察の協力歯科医が作成するデンタルチャート、これを歯科医師に確認をして、そして身元の確認をしているわけでございますけれども、今、パントマグラフィーにかわるポータブルレントゲンという...全文を見る
○大口分科員 最後に、乳幼児の医療費の無料化の制度化について、私は毎回これは聞いておるわけですけれども、平成七年四月現在の全国の乳幼児の医療費の無料化の実施状況を見ますと、対象の年齢、所得制限、それから一部負担等々内容に格差があるわけであります。  これは新聞報道でも、例えば東...全文を見る
○大口分科員 大臣、この点について一言御答弁を。
○大口分科員 ありがとうございました。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○大口分科員 新進党の大口でございます。本日は、コンピューターウイルスあるいはハッカーの対策等につきまして、質問をしたいと思います。  昨年パソコンの出荷台数が五百七十六万台ということでございます。また、行政の情報化ということで、これは昨年ですか、行政の情報化についての五カ年計...全文を見る
○大口分科員 それでは簡単に。
○大口分科員 そういうことで、予算委員会の分科会ですから、予算が本当に一億ちょっとで果たしていいのかということだと思うんです。  暗号関係については三百億という形で投入してありますが、ウイルスについてもこれにもっと私は投入をすべきである、こういうふうに思うわけ でございます。...全文を見る
○大口分科員 その中で私が指摘した部分についてはどうですか、どう検討されていますか。
○大口分科員 これらについては早急に対応すべきである、そう思います。どんどんウィルス被害の届け出件数もふえているわけだし、金融機関のようになかなか届け出をしないというふうなところもありますが、実態は相当被害が広がっている、こう思うわけでございます。  次に、ウイルスの被害に対応...全文を見る
○大口分科員 その専門家の育成について、どの機関がどういう形で育成していくのか、この点についてお伺いします。
○大口分科員 セキュリティー教育について、これはしっかりとやっていただきたいと思います。  それで、ワクチンを製造する民間会社が今大きいところで十数社ある、こういうことですが、IPAでもインテグリティー法の開発をしている、こういうふうにお伺いしております。  そこで、そういう...全文を見る
○大口分科員 インテグリティー法については、「マクロウイルス」とか「ステルテス」とか新しいウイルスヘの対応が厳しいのじゃないかとか、通産省あるいはIPAの方でインテグリティー法について一生懸命研究しておられますが、それを超えるような新しいものがどんどん出てきておりますので、民間と...全文を見る
○大口分科員 また、このコンピューターセキュリティーというのは、安全保障とも非常に重大なかかわりがあります。  アメリカでは、国防総省、ペンタゴンにおいて非常に研究が盛んでして、例えば電磁波による爆弾、強烈な電磁波を出して電子機器類を破壊するとか、あるいはいろいろ、米統合参謀本...全文を見る
○大口分科員 十分であるなんということは言える根拠も何もないわけですから、そこら辺については、そういう答弁では私は非常に納得がいきません。絶えずやはり防衛を預かる身として十分なんという言葉は使わないでいただきたい、こう思っております。  イラクの防空システムに、湾岸戦争のときに...全文を見る
○大口分科員 時間も来ましたのでこれで終わりますが、特に原子炉あるいは防衛システムにつきましても、インサイダー、中にいる人がそれを侵入させる、こういうことが一番心配でございますので、しっかりとやっていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
04月11日第136回国会 衆議院 本会議 第16号
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○大口善徳君 新進党の大口善徳です。新進党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました公営住宅法の一部を改正する法律案につきまして、橋本総理並びに中尾建設大臣に対し質問をいたします。  戦後、我が国は、国民のたゆみない努力によって驚異的な経済成長を遂げましたが、それが国民の...全文を見る
04月17日第136回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○大口委員 新進党の大口善徳です。  今回の改正について、また住宅政策一般につきましてお伺いしたいと思います。  昨年の六月に、二十一世紀に向けた住宅・宅地政策基本体系というものが住宅宅地審議会から答申をされました。その中で、住宅供給における公的な役割あるいは民間の役割、これ...全文を見る
○大口委員 そういう中で、平成九年度ベースで——新規の公営住宅につきましてはこの法律が通りましたらこれは適用されるわけでありますけれども、そのときに、収入分位が二五%というのは大体五百万ぐらいというふうに私聞いております。それから、三三%というのは大体五百七十万ぐらいと聞いており...全文を見る
○大口委員 そういう状況の中で、そうしますと受け皿住宅というのが非常に大事になってくる。特に、新規で二五%を超えた場合は高齢者世帯等でない限り入れないわけですから、そういう点ではその点を考慮しなきゃいけない、募集倍率も相変わらず非常に高いわけでございますから。  それはそれとし...全文を見る
○大口委員 二倍以下ということなので、その事例等も考え合わせて決めていくというふうに理解をしておきます。  そこで次に、この入居資格の基準というものが変わりましたことによって、先ほども申しましたように、特に三三%から二五%収入分位の人につきましては、これは新規の公営住宅には入れ...全文を見る
○大口委員 いずれにしましても、公営住宅の応募倍率等を見ますと、これは新築の場合ですが、三大都市圏で十六倍、東京都では三十四倍、大阪府では二十四倍、こういう現状で、中には三百倍を超えるところもあるということで、住宅に対する国民の皆さんの求める気持ちというのは非常に高いわけでありま...全文を見る
○大口委員 今、二十万戸の供給についてはしっかりやります、こういうことなのですが、特に地主さんの協力といいますか、これが非常に大事になりてくると思うのですね。そういう点では、それに対する税制上の措置、例えば相続税の軽減とか、そういうことについてもこの際考えるべきではないか、今まで...全文を見る
○大口委員 大臣、これにつきまして、税制について大臣からも決意を。
○大口委員 次に、特優賃について、まだこの制度自体もう少し改善すべきではないかという声がございます。特に、毎年五%ずつ家賃が上昇していく。これについては、最近の家賃の上昇というのを考えていきますと、平成六年、総務庁の「家賃等の消費者物価指数」によると、総合〇・七%ぐらいしか上がっ...全文を見る
○大口委員 次に、公団についてお伺いをしたいと思うのです。  公団については、一九八六年から毎年大体六千から七千ですか、建てかえをずっとやっているわけですけれども、家賃が従来の三倍以上になる、こういうことで、建てかえした後戻れない、こういう状況が現実にあるわけですね。そしてまた...全文を見る
○大口委員 いずれにしましても、例えば年金を十六万円もらっていて、そこから二万五千円の家賃を払ってきた人が、今度建てかえによって九万四千円という四倍近い家賃を払わなければいけないとか、そういうことで結局は老人ホームに行かれたというようなこと、あるいは三十万円近い家賃のものを公団が...全文を見る
○大口委員 収入の三割ぐらいの家賃になっているところもありますし、この辺、非常に検討していただきたいと思います。  また、公営住宅あるいは特優賃、また公団というようなことで、公的住宅の一元化というのもやはり大事だと思います。というのは、一定の所得層に固まってしまうと、これは余り...全文を見る
○大口委員 また、公営住宅の再生ということについて話をしていきたいと思いますが、静岡のある団地においては、これは、県営団地は六百九十四戸のうち三十戸も空き部屋がある、市営につきましては千五百三十九戸のうち四百五戸も空き部屋がある、こういう状況があります。なぜ空き部屋があるかという...全文を見る
○大口委員 時間も参りました。とにかく、モデル的に、形としてそういうものをひとつ実際にこれから推進をしていただきたいと思います。  あと、リフォームヘルパーの制度の問題あるいは住宅統計調査のあり方の問題等々、まだ聞きたいことがたくさんあるわけですけれども、時間が来ましたので、こ...全文を見る
06月11日第136回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○大口委員 新進党の大口でございます。今回の改正案について質問をしたいと思います。  まず、今回の改正案の中で、五十五条、七十七条に関して、債務者のほかに不動産の占有者という形で範囲を広げたということなわけですが、これにつきましては、判例理論におきまして債務者、所有者の関与とい...全文を見る
○大口委員 そこで、民事執行法ができましたときの審議の状況を見ますと、これが八十四回国会において衆議院で可決されたわけですが、八十七回国会においてこれが修正をされた。  その修正された理由というのが、労働組合や労働者の権利を不当に脅かすおそれがあるとする労働界の意見があったとい...全文を見る
○大口委員 今の答弁に関連してですが、そうしますと推定規定のようなものは考えなかったのでしょうか。
○大口委員 もう一つ、配慮といたしまして五十五条の三項を新設した、こういうことです。この五十五条の三項は、七十七条の二項あるいは百八十七条の二の五項という形で準用されているわけであります。  このことについて、これを必要的な審尋と、ちょっと言葉の言い回しを変えたようでございます...全文を見る
○大口委員 この五十五条の三項の「必要があると認めるとき」、それが必要があると認めるかどうかは裁判所の裁量だということですから、審尋六は義務的ではないというふうに考えるのが普通ではないか、こう私は思っております。  いずれにしましても、その「必要があると認めるとき」、これはいか...全文を見る
○大口委員 今労働組合活動ということでございましたが、それだけなのですか。まだいろいろなものがあると思うのです。そういうことについての一つの基準といいますか、これはやはり明らかにしてもらわぬといけないと思います。
○大口委員 そうしますと、労働組合運動あるいは労働者の運動に絡んだことについては必ず審尋をする、こういうふうに伺っていいのでしょうか。
○大口委員 その場合、労働運動等に仮装することとの区別ですね。仮装するような場合の区別の仕方が難しいと思うのです。やはり審尋してみないとわからないということがあります。そういう仮装をするような場合についても、これは必要的な審尋となるのでしょうか。
○大口委員 今回の改正については、判例実務というもの、これを条文化をした、こういうことなんですが、ますます競売の妨害というものは巧妙をきわめてきております。これは、例えば引き渡し命令の前、確定前に、ころころ占有者をかえるとかいう形で、占有屋ですとかあるいは暴力団、こういうものが非...全文を見る
○大口委員 それで、執行官による保全処分命令の公示という問題がございます。これは、民事保全法上の仮処分について不作為を命じる仮処分とともに、公示を執行官に命じることは法的に必要がないというようなことになっております。それに対して、民事執行法の保全処分については、これは第三者に保全...全文を見る
○大口委員 また、八十三条の引き渡し命令につきまして、これも八十七回の参議院の法務委員会で、「八十三条も、引き渡し命令という簡易な債務名義により、あとう限り有利な状態で不動産を買い受け人に引き渡そうとするものでありますが、これにより、差し押さえ前より正当な権原により不動産を占有す...全文を見る
○大口委員 最後に、最近の不動産競売の売却率の推移を見ますと、平成三年、四年、五年、六年と三〇%から四〇%ということで、非常に売却率が低うございます。やはり、もっと一般市民が競売不動産を買い受けやすくする、こういうことの制度を抜本的に改革しなければいけないと私は考えております。 ...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
12月17日第139回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  今回の厚生省の不祥事につきましては、これからの高齢化社会を考えてみましても、安心できる老後という国民の期待をこれは裏切るものである。これは非常に深刻な問題でございます。そして今回、厚生省につきまして処分が行われたわけでありますけれども、...全文を見る
○大口委員 ただ、今、小泉大臣は大臣でありますから公務員のトップであります。そこを考えていただかなければいけない。政治家であるとともに、公務員のトップである、そこの認識がないのじゃないか、こう私は思うわけです。  もう一つは、今回、ワタキューセイモアの問題につきましても新聞で出...全文を見る
○大口委員 それでは、ワタキューセイモアも含めまして、今回公取で警告を受けた四十三業者等も含めてお調べになったのか、調べてなければ、いつごろ特に問題のあることについては調べられるのか、そのことをお伺いします。
○大口委員 次に、今回の厚生省の処分についてでございますが、非常に割り切れないものを感じます。  一つは、岡光次官との余りのアンバランスでございます。  岡光次官の場合は、退職金ももらえる、そしてまたボーナスももらえる、こういうことであります。ところが、この研究会の実は責任者...全文を見る
○大口委員 今の答弁は全く納得できませんね。  悪いことをした場合に刑事処分を受けるのは当たり前のことであります。そうでなくて、厚生省としてどうしていくのかということなんです。これは組織的な問題になっています。そして、ナンバーツーが懲戒免職にまでなっているわけですから、そうでな...全文を見る
○大口委員 官房付にする等、幾らでもこれはやり方があったわけです。それについて、私は、非常に割り切れないものを感じますし、国民の皆さんもそうである、こう思っておるわけでございます。  二番目に、特殊法人に対する出向あるいは地方自治体に対する出向というものが入りますと、たとえ懲戒...全文を見る
○大口委員 さらに、今回、今現に出向している人が二人いるわけですが、この人については不処分になっています。具体的には、黒川さんそれから大田さん、この二人が厚生省から出ておって処分ができない、こうなっているわけですね。本来からいえば、こういう人たちはまず厚生省に戻して、そして、懲戒...全文を見る
○大口委員 寄附をするということは感謝されることで、名誉なことになってしまうわけですね。ですから、本当によくわからないわけであります。  それから、黒川さんについて、懲戒処分というのが全くない、白紙になっているわけですね。これも非常に割り切れないものを感じるわけであります。 ...全文を見る
○大口委員 さらに、この研究会におきましては、参議院議員の阿部正俊さん、これは老健福祉局長ということでありますけれども、この方もメンバーに入っておりますが、退職されて今参議院ですので調査の対象にはならなかった。こういうことも銘記しなければならないと思っておるわけでございます。 ...全文を見る
○大口委員 総務庁にお伺いします。  人事交流というのが閣議決定でなされました。この人事交流、出向ということは一体どういう目的のためにあるのでしょうか。  そしてまた、国から地方に出向した場合に、例えば補助金の交付決定ですとかあるいは許認可が早まる、こういうことはその出向制度...全文を見る
○大口委員 もう一つ質問したのですが、出向者を受け入れるところと受け入れないところで都道府県に格差が生じるというようなことはどうでしょうか、出向制度のあり方からいって。
○大口委員 大臣が横にいるのでそういう答えしかできないのでしょうけれども。  もう一度、それじゃ大臣にお伺いします。そういうふうに出向者を受け入れているところと受け入れないところに格差が生じることはよくないことじゃないですか。
○大口委員 今、青山委員の了解を得て、若干お伺いをしていきます。  十二月十三日、全国社会福祉施設関係主管課長会議、こういうものが行われたわけですね。これは非公開であったということで、課長さんたちの中には、公開してもっとオープンに議論すればいいじゃないかと。どういうことを議論す...全文を見る
○大口委員 プライバシーと関係ないことですし、こういう問題は国民全体が非常に関心のあることですからやはり公開にすべきである、私はそう思います。そういう厚生省の体質というのがいろいろな不祥事につながっておる、私はそう考えるわけです。  最後に、共同募金について。  今回も、ジェ...全文を見る
○大口委員 当委員会でそれの提出を要求いたします。  以上で終わります。ありがとうございました。