大口善徳

おおぐちよしのり

比例代表(東海)選出
公明党
当選回数9回

大口善徳の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○大口委員 新進党の大口善徳でございます。  きょうは、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  私の方からは、要介護認定につきまして、その認定の委員になられております市村様と赤倉様にお伺いをさせていただきたいと思います。  今の法案でございますと、まずその...全文を見る
03月21日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  きょうは、この介護保険法、まだまだ審議が不十分であると思いますし、地方公聴会に行きまして、地方の現場の声というものは相当いろいろとこれに対してはあるということを体験いたしました。そういう点でもっともっと現場の声を聞いていかなければいけな...全文を見る
○大口委員 また、この財政構造改革五原則の中で、社会保障制度との関係といいますか、これが議論になっておりますが、聖域なし、こういうことであるわけです。  そういう中で、これは前の委員との関連もあってお伺いするわけでございますけれども、羽毛田局長も、今回の介護法についての整備につ...全文を見る
○大口委員 我々としましては、本当に果たしてこのサービス水準が充足できるのかということで非常に心配しておるわけで、そういう点で、新ゴールドプランに加えてスーパーゴールドプランも策定すべきだ、こういうことであるわけでございます。今の局長の話ですと、この介護法案の中に組み込まれた事業...全文を見る
○大口委員 次に、今回の要介護認定の規定を見させていただきましたが、この要介護認定に関する規定は、省令に委任されていることが多くて、具体的にどうなんだということは非常にわかりにくい条文なんですね。ほとんどあとは、法案をつくってその仕組みについては省令で厚生省がつくってしまえばいい...全文を見る
○大口委員 調査項目ということがそういう点では非常に大事になってくるわけであります。  ただ、この調査項目につきましても、札幌の公聴会でいろいろ御意見がございました。札幌市の医師会の理事であります赤倉さんは、痴呆の判定はマークシート方式では対応不可能である、痴呆を同一のアセスメ...全文を見る
○大口委員 今回の要介護度の認定といいますのは、心身の状況のみを参考にする。ですから、心身の状況が同じであれば、家族の介護力あるいは所得の格差とかそういうものは全く考慮されない。とにかく心身の状況によって要介護度がⅠからⅥまでになる、こういうことであります。  そうしますと、こ...全文を見る
○大口委員 しかしながら、薄まるわけですから、当然、しわ寄せが来るということであると思います。  次に、要介護認定のプロセスについてお伺いしたいと思います。  私も条文を読ませていただきました。条文を読む限りは、認定のプロセスとしては、まず申請があって、それで市町村が調査をす...全文を見る
○大口委員 では、確認しますと、その調査員が、またはケアプランの機関のケアマネジャーであるその人が介護認定の申請のための調査またはケアプランのアセスも両方できる、そしてケアプランの案も出すというふうなことも可能ですか、もう一度お伺いします。
○大口委員 では、申請を希望する人が介護支援専門員の人に相談をしてやれば、こういう第二の類型ということもある、この法案上可能であるということでございますね。実態としては後者の方がむしろ多くなるのではないか。むしろ、ケアマネジャーが積極的に相談に乗ってあげて、申請もし、そしてまたケ...全文を見る
○大口委員 ただ、全体の迅速性ということから考えますと第二類型の方が早いのではないか、要するにアセスメントが重複しませんので、そう思うわけです。  だから、そういうことも可能性があるというような法律の案でないと、この法律だけ見てみますと第二類型の方が全然見えてこない。そういう点...全文を見る
○大口委員 そうしますと、調査員を頼む、だれを調査員にするかということは市町村で決めることだということなわけですけれども、申請代行をしたケアマネジャーに対して市町村が訪問調査を依頼するということも、これは禁止はしないわけですね。
○大口委員 私の危惧についてやはりきちっと対応していただかなければ、それこそ利用者の皆さんに非常に、これは逆選択でありますとかあるいは囲い込みという形になるのではないか、こう思っております。  こういう形で見ていきますと、私は、市町村の責任というのはかなり重いと思うのですね。市...全文を見る
○大口委員 ただ、協力関係もいいのですが、癒着となって本来の目的を逸脱することのないように、これは厳に考えていかなきゃいけないと思います。  そういうことで、利用者がそういう点ではサービス提供機関の情報というものをしっかりと受けやすいように、情報公開といいますか、あるいはしっか...全文を見る
○大口委員 この法案の二十七条の十四で、「処分は、当該申請のあった日から三十日以内にしなければならない。」こういうふうになっているわけです。それについては、できない場合についての規定もございますが、一カ月以内にやろう、こういうことなんですけれども、岡山の公聴会の常久さんが、実際に...全文を見る
○大口委員 ただ、要介護状態というのはしょっちゅう変わるわけですね。フォローしていかなきゃいけないのですから。先ほどの説明だと施行時だけ大変だけれどもという話ですけれども、これは継続していく話ですので、また人も変わっていく話ですので説得力はない、こう思っております。  それから...全文を見る
○大口委員 今の中に介護支援専門員というのは入っておりません。これについて明らかにしていただきたい。  それから、今回、介護支援専門員という、これは業者が指定を受ける場合にも必須の要件になっておりますし、こういう介護支援専門員については、最終報告の中に、介護支援担当者は、医師、...全文を見る
○大口委員 専門員は、人数はどれぐらいと予定していますか。
○大口委員 今、調査員が六千、専門員が四万、それから審査会の委員が二万ということですけれども、これを養成するのに、その指導者を養成するというところから始まりますと三年間ということで養成できるのか、これは極めて重要な役でございまして、非常に疑問なしと言えません。  次に、今回のこ...全文を見る
○大口委員 それでは次に、サービスについて若干お伺いしたいと思うのです。  一つは、ケアプランを作成する自由も作成しない自由もある、こういうことなんですが、ケアプランを作成しない場合は現物給付にならない、償還払いになる。ケアプランの提出というのが現物給付の要件である、これはその...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
04月01日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  今回の臓器移植法案につきまして、議員立法ということで、一生懸命努力をされている、そういうことに対して、非常に敬意を表したいと思います。  最近も、八歳の少女がアメリカに心臓の移植を受けに行かれたという報道もございました。この臓器移植の...全文を見る
○大口委員 それでは、この法律によって脳死を人の死と定めたわけではない、こういうことでございますが、脳死を人の死とするということについて、公的な、これは何といいますか、お墨つきを与える機能をこの法案が持っているということは認められますか。
○大口委員 ただ、これは脳死を人の死とすることを前提としている法律だということであります。そしてまたこれは、この第六条の一項において、「死体(脳死体を含む。以下同じ。)」こうなっておりまして、この条文の中でこのことを確認をしているわけですね。そういう点におきましては、法律というも...全文を見る
○大口委員 どうもよくわかりません。理解しがたい部分がありますが、次に進みませんと質問が進みませんので、そうしたいと思います。  それでは、人の死を一体だれが決めるのか、こういう問題がございます。  ある人によれば、脳死を人の死とすることは医学的に合理的な判断であって、そのよ...全文を見る
○大口委員 今、三徴候説については慣習であると。これは、脳死臨調の答申の中においても、死の三徴候については慣習として人々の間に受け入れられている、こういうふうに記載をされているわけでございます。  そして、今お話がありましたように、脳死につきましてもおおむね社会的な合意というも...全文を見る
○大口委員 そこで、その社会的合意の要件といいますか、これは、脳死臨調の答申には、「社会的に受容され合意されたとするためには、その事柄に正当性、説得性があることとともに、相当数の国民の賛成が必要であり、これら両者の適当な均衡の上に立って判断されるべきもの」、こういうふうに社会的合...全文を見る
○大口委員 着実に進んでいるということは、合意が成立してさらに進んでいるのか、合意が成立する過程にあるのかということがあると思います。  それから、今、正当性ということはおっしゃいましたが、説得性という要件もあるわけで、これについては国民がどうこれを理解するかということではない...全文を見る
○大口委員 これも脳死臨調の少数意見のところに、日本医大救急センターの調べでありますと、「家族の「脳死」を経験して、考え方に変化があった者のうちそれまで「脳死」は死であると考えたがそう思わなくなった人」が五七・一%いる。確かに身近にそういう事例が余りないというお話でございますけれ...全文を見る
○大口委員 どうも、根拠というよりも、結論がありきというような答弁であったような感じがいたします。まあ、これくらいにしておきます。  じゃ、国会の審議といいますね。東北大学の名誉教授であります阿部純二さんは、臓器移植の法案というような形で国会が認めれば、それは一つの合意の調達の...全文を見る
○大口委員 それでは、脳死を人の死とする考え方と、脳死を人の死としないという考え方、両方声が出ているわけでございますけれども、これによって臓器移植の要件について相違が出てくるかということについて、臓器移植の要件に違いがどう出てくるかということについてお伺いしたいと思います。
○大口委員 その中で、本人の意思、こういうものをどう考えるかということが私は根本的に二つの案において違ってくるんではないかと、こう思っております。  要するに脳死を人の死というふうに考えた場合は、これは、ドナーとは死体でありますので、その場合には、本人の意思とそれから家族の意思...全文を見る
○大口委員 次に、脳死を人の死とするということになりますと、これは、脳死者というのは死体である、そういう考えに立ちますと、例えば、この前、朝日新聞三月二十七日の朝刊に、臓器移植のために提供された肝臓をアメリカから日本に受け入れていく、こういうような記事が載っておりました。要するに...全文を見る
○大口委員 じゃ最後に、今回の第十条の脳死の判定等に関する記録に関して、この記録の重要性、あるいは殺人罪の公訴時効は十五年ということを考えますと、保存期間五年というのは短過ぎるのではないか、やはり十五年ぐらい必要ではないかという、これは日弁連も同じ考えでございます。  それから...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
04月03日第140回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○大口委員 私も食糧費についてお伺いをしたいのですが、会計検査院が各都道府県に、昨年十月末時点における内部調査を文書で報告するようにということで、六都道府県から報告があった。その後また、東京あるいは群馬県から出てきたということなんですが、これは、文書で報告するようにということにつ...全文を見る
04月08日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○大口委員 新進党の大口でございます。きょうは大変勉強させていただいて、ありがとうございます。  そこで、お伺いしたいのですが、今回の法案につきまして、臓器摘出についてのドナーの書面による同意、これが必要である、こういう形になっております。このことにつきまして、野本先生、移植学...全文を見る
○大口委員 あと、低温療法につきまして、これは患者の方からしますと、ぜひともこの低温療法はやってほしいという気持ちはすごくあると思うのです。こういう可能性があるわけですから。そういうことで、これは医学的に確立されたことが大事だと思うのですが、やはり竹内先生も、あらゆる治療を施すこ...全文を見る
04月10日第140回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○大口委員 今回の予備費につきましては、今、さきの委員からも御指摘がありましたように、当初三千五百億、それが実際補正予算に回されて一千五百億になる、こういうことで、昭和五十四年から三千五百億という形で計上されていますが、この金額につきましてはやはりこれからきちっと議論をしていかな...全文を見る
○大口委員 各批判点につきましては十分検討していただきたいと思います。  特に、長期債務残高についての目標、これが外されたということについて、それから操作、繰り入れの停止とか繰り延べとか、こういうようなことによって小手先でやるのじゃなくて、真正面から取り組んでいただきたいと思い...全文を見る
○大口委員 決算委員会におきまして、予算についてどう執行され、そしてまたその予算にむだがないかどうかという観点からの検証等も非常に大事になってくると思います。行政監視院というようなお話もあるように、これからの決算委員会の審議ということを、大臣もきょう出席されておるわけですから、重...全文を見る
○大口委員 大臣に、今、十二年までについては前年度マイナスで一般歳出については考えますということであったわけですけれども、十三年以降についてどうなのか、そのお考えをちょっと伺いたいと思います。
○大口委員 この三年間、集中してやるということでございますね。そして、それ以降安定させていきたいということであるとお伺いします。  次に、大臣は、この企画委員会で御発言をされておるわけですけれども、その中で、社会保障について、社会保障を高福祉・高負担から中福祉・中負担に移行する...全文を見る
○大口委員 そうしますと、大臣としては一階建てへ移行をさせたいと、こういうことでよろしいですか。
○大口委員 この二階建てを一階建てへということについてはいろいろ、切りかえのときに、今までの既得権者が給付が減るわけで、この点についてどう手当てをしていくかですとか、あるいは、今まで掛けていて二階建てだと思っていたのが一階になるということで、期待権、この点についてどうやっていくん...全文を見る
○大口委員 年金財政、厳しいわけでございますけれども、その中でむだもあるわけですね。  例えば一つ、年金の行政事務について考えてみますと、今、偶数月十五日、年六回この支払い通知というのが行われております。これの行政コストというのが百億あるわけです。年金全体から見れば百億というの...全文を見る
○大口委員 今か今かと年金の日を待ちわびているわけですから、通知をしなくても大体わかっておるわけですね。こういうことはまず率先してコスト削減をしていただきたい、こう思うわけでございます。  また、この財政について首相も、今回、補正予算のあり方について財政構造改革会議において、景...全文を見る
○大口委員 今の大臣の御答弁で、平成八年度の補正予算のときにそういう御答弁がいただければよかったな、つくづくとそう思っておるわけでございます。  最後に、日債銀の問題につきましてお伺いをしたいと思います。  日債銀の問題につきましては、こういう事態になったということでは、やは...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
04月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第17号
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○大口委員 今回の健保法の改正につきましては、医保審の答申書も、「時的な財政対策との色彩が濃い。制度の総合的な改革に向けての取り組みが十分でなく誠に遺憾である。」と異例のコメントを出しているわけであります。今回、モデルケース一つとってみましても、サラリーマンの外来は二倍以上、七十...全文を見る
○大口委員 そうしますと、目安というか数値目標といいますか、それはどうお考えになっていますか。
○大口委員 国民負担率というのはいろいろな議論がございます。一人一人が個人的に負担する、家族が負担するというのがいいのか、あるいは公でやった方がいいのかとかいうことも含めて、この議論はしていかなきゃいけないと思います。  そこで、今回、前の委員からも今お話がありました医療保険制...全文を見る
○大口委員 そこで、自己負担の定率制につきましては答弁をされておりますけれども、年齢区分ですとか保険料とか公費についてのバランスといいますか、これをどう考えておられますか。
○大口委員 診療報酬体系の見直しについては、大臣もいろいろと答弁をされております。定額制と出来高払い制を組み合わせる、また、慢性的なものと急性的なものに分けるとか、いろいろな基準を出しておられます。そのことについては、大臣からこれから積極的に発信をしていただきたいと思います。年金...全文を見る
○大口委員 今回の健保法の改正の前の平成四年の改正のときは、ちょうど平成三年度が三千七百四十七億円、政管健保は黒字であったわけです。平成三年度は黒字であって、平成五年度は九百三十五億円の赤字になっております。平成四年に健保法の改正をしたわけです。このときに、保険料率を千分の八十四...全文を見る
○大口委員 当時の立法、国会の考え方ではセットだと思っていたと思うのですね。だから、すんなりと予算の前に決まったわけであります。ですから、そういう点では、この対応というのは立法に対して非常に不信感を抱かせるものじゃないかな、そういうふうに私は思っております。  次に、薬剤一日一...全文を見る
○大口委員 これは、よく薬の中身を見ておられますよ。特に御老人の方は、どういうメーカーの、有名なメーカーの薬かどうかというのをよく見ています。番号が振っていない、そういう薬だってあるわけですね。普通はブランドのマークが入って、番号もついているのがあるのですけれども、安い薬だとそう...全文を見る
○大口委員 国が余り関与し過ぎると、本当に企業というものは競争力を失う。特にこういう医薬関係というのは競争が激しいわけでありますから、そういう点で、今回の薬価の基準を見直していくという中で、こういう製薬業界の競争力との関係もきちっと考えますと、もう待ったなしである、こういうふうに...全文を見る
○大口委員 次に、医療機関の評価についてお伺いしたいと思います。  今回、財団法人日本医療機能評価機構が発足しました。これは厚生省の所管の財団であります。これにつきまして、設置の目的それから事業内容。それから、いろいろな医療情報といいますか、医療機関の情報というのは提供者の側に...全文を見る
○大口委員 その中で知りたいことというのは、治療実績といいますか、これが知りたいことの一つになっていると私は思うのです。ところが、今、治療実績というものについては評価の対象になっていないということであります。  これは、例えば、死亡率が高くなる、そうすると評価は低くなるので逆選...全文を見る
○大口委員 次に、終末期の医療について。  今、新聞各紙でいろいろ連載をしております。臓器移植・脳死等の問題もありまして、生命倫理そしてまた患者の自己決定権、こういうようなこと、また、いろいろ事件があったりしていろいろ議論もされております。  そういう中で、日本尊厳死協会とい...全文を見る
○大口委員 これはいろいろな人生観、死生観ということで、個人によって違うと思うのですね。ただ、自分がどういう死に方をするのか、どういう場所で死にたいのかということに対する選択権といいますか、これをきちっと国としても考えていく、これはやはり人間の尊厳にとって非常に大事なことであると...全文を見る
○大口委員 次に、最近問題になっておりますヒト硬膜移植について、クロイツフェルト・ヤコブ症との関係についてお伺いをしたいと思います。  滋賀県の女性が八九年に脳外科手術でヒト乾燥硬膜移植というものを受けた。それによってこのヤコブ症にかかった。今、厚生省あるいは薬品メーカーに対し...全文を見る
○大口委員 八七年のFDAのことについては、今、省内において、訴訟もあるので調査をしておるようですから、その調査の結果がわかりましたら発表をお願いしたいと思います。  次に、歯科問題についてお伺いします。  医科と歯科の格差の是正ということで、私も昨年二月の予算委員会の第四分...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
04月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第22号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  今、前の宵山委員からも御質問がありましたが、大臣の答弁にちょっと私は疑問に思うところがありましたので、そこからまずお伺いをさせていただきたいと思います。  私たちは、この抜本的な改革というのは、やはり財政的な危機、これが改革への圧力に...全文を見る
○大口委員 今の大臣の御答弁では納得はできないのです。特に早く改革できるものもあると思うのです、性質によって。それから、若干時間のかかるものもあると思うのです。ですから、まず第一弾は一段ロケットをセットで出すべきだ、こう言っているのですよ。そこはどうですか。
○大口委員 全く納得できないわけでございますけれども。  また、今回の改革につきまして、非公式に四党協議が行われております。これは、国民の目から見て非常にわかりにくい。そして、成立を前提にして小手先のことをやる。例えば、今度、五月一日施行、これは不可能になりますので、その施行の...全文を見る
○大口委員 こういう医療保険改革の問題といいますのは、これは本当に国民にとって極めて重大な問題であります。私も、災害対策基本法というのを災害対策委員会でやったときに、我が党は五つの修正案を出しまして、与党も新進党の案がいいだろうということで、結局、大幅な修正で法案が通った例がござ...全文を見る
○大口委員 それでは、次に、医薬分業についてお伺いしたいと思うのです。  分業元年、一九七四年から二十三年たつわけでございますが、その医薬分業が進んでいない。やっと二〇%台になった。そしてまた、地域によって非常に格差があるわけです。これは、平成七年でいきますと、佐賀県は五〇%近...全文を見る
○大口委員 分業率の上位五県、そしてまた下位五県について、どうして分業が進み、あるいは進んでいないのかということの分析について、今、一般的なことをおっしゃったわけでありますけれども、そういうふうにきっちりとした、例えば備蓄がきちっとしているとか、受け入れ体制があるとか、あるいは薬...全文を見る
○大口委員 大臣、もう二十三年たっているのですね、医薬分業ということを言ってから。  それで、全国で分析が十分なされていないと思うのですね。今、若干そういう話がございましたけれども、これはやはり、進んでいるところと進んでいないところの分析をしっかりした上で、これから医薬分業の計...全文を見る
○大口委員 また、医薬分業が進んでいるということと薬剤比率の関係、やはりこれについて調査をすべきであると思います。もちろん、医薬分業というのは薬剤費の適正化だけではないわけでございますけれども、今、この点が非常に注目されているわけであります。昭和四十三年、上田市において研究があっ...全文を見る
○大口委員 これについても、しっかりこれから調査をしていただきたい、こう思っております。  一九九四年の八月から十月、千葉大学医学部の公衆衛生学教室ですか、ここで、「外来患者の医薬分業に対する意識を規定する要因」という調査研究が出ております。  これを見ますと、その「結論」の...全文を見る
○大口委員 特に、二十四時間体制というのは、応需体制というのは非常に大事になってくると思います。そういう点で、調剤支援センターの充実を図っていかなければいけない、こういうふうに思います。  医薬情報につきまして、一つは、かかりつけ医やかかりつけ薬局にいろいろなことを気軽に聞いて...全文を見る
○大口委員 また、これは朝日新聞の朝刊の全国掲載ということで、日本薬剤師会におきまして、デット・ジ・アンサーズということで、薬剤師さんにいろいろと、例えばこの薬の名前は何か、何に効くのか、注意することは、副作用は、他の薬や食物との飲み合わせば、こういうことでデット・ジ・アンサーズ...全文を見る
○大口委員 積極的にという、十一年待ったわけでございますけれども、具体的にはいつごろまでにこういう運動をやっていくということをお答え願えますか。
○大口委員 次に、薬価の問題について、高薬価というものが繁用されている、臨床効果が乏しいにもかかわらず高い薬価の医療品が繁用されている、こういう問題があります。この委員会におきましてもいろいろな事例が指摘をされております。  九一年七月二十九日付の「フォーチュン」で、日本で繁用...全文を見る
○大口委員 また、前回、ゾロ品のゼネリックのことにつきまして議論がございました。このゾロ品といいますか、これに対する評価、いろいろあると思うわけでございますが、まず、このゼネリックというのは、これは全く効能が同じである、要するに生物学的な同等性、バイオアベラビリティーといいますか...全文を見る
○大口委員 お医者さんの中にゾロ品を使うことについて抵抗を感じる方の中に、その同等性ということについての不安があるということで使われていないという面もございます。そういう点で、これは早急にきちっと安心してゾロ品も使えるということの体制というものを、今つくっておるようですから実施し...全文を見る
○大口委員 四月二十二日のこの委員会における公聴会におきまして、日本医師会副会長の糸氏さんからこういう趣旨のお話がありました。要するに、後発品と効力が同じでも、二十年たっても先発品は依然として高い、長期収載を見直すだけで七千億円も節約できる、こういうふうに日本医師会の副会長が言っ...全文を見る
○大口委員 そういうことで、後発品に近づけていけば相当の薬剤費の削減になるということが明らかになったわけでございます。  この後発品については、処方についてですけれども、一般名で処方すべきじゃないかな、私はこう思っておるわけであります。「診療報酬請求書等の記載要領等について」と...全文を見る
○大口委員 いずれにしましても、ゾロ品を使う場合は、患者さんの意向といいますか選択権というものもあるわけですから、患者さんに対してインフォームド・コンセントをきちっとするということが前提ではありますが、そういう一般名による処方等も進めていくべきである、こういうふうに考えます。 ...全文を見る
○大口委員 この新GCPというのは、やはり厳格なる手続をして推進をいただきたいと思っております。  次に、薬の数についてお伺いをしたいと思うのです。  アメリカの医学教科書で「ドクターズルール四二五」というのがございます。その中に、四種類以上の投薬は医学知識の領域を超えるもの...全文を見る
○大口委員 そういう方向でということは、八種類から七とか六の方に削減するということも考えておりますか。
○大口委員 次に、医療機器についてお伺いしたいのです。  ペースメーカー、PTCAバルーンカテーテル、冠動脈ステント、これが欧米に比べまして三倍から五倍高い、こう言われております。その理由は、ペースメーカーについては、過剰な規制だとか過剰なサービス、例えば、ペースメーカーを埋め...全文を見る
○大口委員 もうこの問題は前々から言われていることで、このあたり、いつになったらペースメーカーが安くなるのか。それから、メンテナンスについては、別にメンテナンス契約を結べばいいわけですから、きちっとした明瞭な形でやらないと納得できないと思うのですね。ですから、参照価格制度導入なん...全文を見る
○大口委員 何かそこら辺がペースメーカーはもうどんぶり勘定なわけですね、要するに。どういう項目にどういうお金がかかるのかということをきちっとして、透明化しないと納得できないと思います。  もう時間も少なくなってまいりました。次に、乳幼児の医療の助成の問題についてお伺いをしたいと...全文を見る
○大口委員 その助成をしていないところと、償還払いのところは区別はしていないわけですね。ペナルティーを科していないわけです。そういう点では非常に整合性に欠けるのじゃないかな、こう思っております。これは指摘にとどめておきます。  大臣は、参議院の厚生委員会におきまして、高齢者施策...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
05月07日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
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○大口委員 私は、新進党を代表いたしまして、本日提出の修正案及び修正案を除く原案に対し反対の討論を行うものであります。  まず、今回の改正案及び修正案提出に至る過程におきまして、与党三党は、厚生委員会の審議をよそに与党三党の協議が行われ、国民の見えないところで合意をし、修正案を...全文を見る
05月13日第140回国会 衆議院 本会議 第34号
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○大口善徳君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  児童福祉法が制定以来五十年ぶりに抜本改正されることは、この間の児童や家庭を取り巻く環境の劇的な変化、なかんずく少子化の進行、子ど...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
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○大口主査代理 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大口主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ─────────────    平成六年度総理府所管一般会計環境庁決算に関する概要説明                環 境 庁  環境庁の平成六年度歳出決算につきましてその概要を御説明申し上...全文を見る
○大口主査代理 以上をもちまして環境庁所管の説明は終わりました。     ─────────────
○大口主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。瀬古由起子君。
○大口主査代理 これにて瀬古由起子君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして環境庁所管の質疑は終了いたしました。
○大口主査代理 これより会計検査院所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。疋田会計検査院長。
○大口主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院深田第一局長。
○大口主査代理 以上をもちまして会計検査院所管の説明は終わりました。     ─────────────
○大口主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。石井紘基君。
○大口主査代理 これにて石井紘基君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして会計検査院所管の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十七日午前九時三十分から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時四十五分散会
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
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○大口分科員 新進党の大口善徳でございます。  きょうはまず第一に道路整備の必要性ということにつきまして。大臣も過日、ある総会で大きな声で勢いよくその推進方を訴えておられました。私は静岡県静岡市でございます。昔から、東海道などの七道、これは、並木が植わって、道標があって、一里塚...全文を見る
○大口分科員 非常に大臣らしい表現をお使いになって、非常に意気盛んでございます。私たちも道路の整備の大切さということをしっかりと訴えていきたい、こう思っております。  我が静岡におきましても、二十九年という歳月を経まして、ここにも局長いらっしゃいますが、静清バイパスというのが、...全文を見る
○大口分科員 前向きの答弁をしていただいたと思います。  今その都市計画の変更については市の方でも準備をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  また、今回のバイパスは、これは暫定の二車線になっております。しかしやはり、冒頭述べましたように、東海地震というのも予...全文を見る
○大口分科員 このバイパスができたことによって、その辺の渋滞緩和というのか、非常に流れがスムーズになってきたということは本当に地元も喜んでおるわけですが、その中で、騒音問題といいますものが、これは必ずつきもののことでございます。  私も、騒音ということで、地元から苦情が出ておる...全文を見る
○大口分科員 建設省にお伺いしたいのですが、そういう点では、私も現場を見てまいりました。唐瀬と瀬名のインターチェンジのランプですね、遮音壁を設置するスペースはあるのですが、まだ遮音壁が設置されていない。地元としてもこれは設置を要望しておると思います。また、昭府町のトンネルの開口部...全文を見る
○大口分科員 これは毎日夜を迎えるわけでございますので、そこら辺をきちっとやればまたその住民の道路行政に対する理解もさらに深まるのではないかな、私はこう思っておるわけでございます。  次に、交通安全対策ということでお伺いをしたいと思うのですが、全国における交通事故で亡くなった方...全文を見る
○大口分科員 交通の安全の点検をしますと、道路の構造的な問題とともに、信号の問題ですとか交通規制の問題ですとか、警察ももちろんこれは一体となって非常に努力していただかなければいけないと思います。  そこで、そういうことからいきましても、今コミュニティーゾーン形成事業というのを建...全文を見る
○大口分科員 最近の自転車事故の死亡者というのは、全体の約一〇%で推移しているわけです。その中で、中学生、高校生の死亡者数といいますか、自転車に乗用中の死亡者数というのは、これを調べてみますと、平成四年が百五、平成五年が七十三、平成六年が七十九、平成七年が六十九、平成八年が五十六...全文を見る
○大口分科員 そういう中で、市内の通学路危険マップ集成というものが示され、地元の警察にも出されておるわけです。いろいろ改善策とか具体策とかいうものも提言されておるわけですが、それに対して警察の取り組みはどうなっておりますか。
○大口分科員 これは危険なところでありますので、早急にすべてについて改善をお願いしたい、こう思うわけでございます。  その中で県道奈良間手越線の向敷地地区を朝の登校時に私も見てまいりました。大変危険なところでございます。これについては県の方も動かれておられるという中で、改良工事...全文を見る
○大口分科員 この陸聞についても私も朝見てまいりました。非常に危険であります。これからも推し進めていただきたいと思います。  最後に緑化対策についてお伺いしたいと思います。  建設省は環境大綱という大きな立派なものをつくりました。そしてまた、緑の政策大綱ということで、緑サンサ...全文を見る
○大口分科員 最後になりましたが、屋上緑化について、地方自治体においてはいろいろやっておりますけれども、やはりインセンティブを働かせる施策がまだ十分ではないのじゃないか。  それで、市役所とか区役所とか地方公共団体の建築物の屋上緑化を率先してやっていくべきでないか、こう思います...全文を見る
○大口分科員 どうもありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第2号
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○大口主査代理 これにて渡辺博道君の質疑は終了いたしました。  次に、平田米男君。     〔大口主査代理退席、主査着席〕
○大口主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院関本審議官。
○大口主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
○大口主査代理 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大口主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ─────────────    平成六年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算に関する概要説明                法 務 省  平成六年度法務省所管一般会計及び登記特別会...全文を見る
○大口主査代理 以上をもちまして法務省所管の説明は終わりました。     ─────────────
○大口主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。河井克行君。
○大口主査代理 これにて河井克行君の質疑は終了いたしました。  次に、武山百合子君。
○大口主査代理 これにて武山百合子君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして法務省所管の質疑は終了いたしました。     〔大口主査代理退席、主査着席〕     ─────────────
11月05日第141回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  今回、特に安田病院等の問題がありまして、週刊誌等でもかなりセンセーショナルに報道がされている。まじめにやっておられるお医者さんも非常にこの点については迷惑をこうむっている、こう思うわけですね。そういう点で、不正請求等の内訳についてきちっ...全文を見る
○大口委員 それと、あと、保険者のそういうことについての申し立て権、知事に対する、例えば指定取り消しの申し立て権とか、そういうこともやはり考えるべきじゃないかと。
○大口委員 それでは、制度的にやはり、そういう苦情とかそういうものを受け入れることをきちっとやるということと、それから、なぜ安田病院がおくれたのか、そういうことをまた報告をお願いしたいと思います。
11月12日第141回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○大口委員 新進の大口でございます。  今お伺いした中で、この四社について、取引停止処分が日本工機それから藤倉。それからニコーとあるわけですが、取引停止処分あるいは入札参加の留保ということは行政処分でありますので、これはペナルティーを科した、こういうことではないかと思うのですね...全文を見る
○大口委員 アメリカ任せという部分があって、そのあたりの安全保障上のことの危惧も私はしておりますが……。
11月19日第141回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○大口委員 私からは、まず、動燃のウラン廃棄物貯蔵ピットの予算執行の問題についてお伺いをしたいと思います。  この問題については、科学技術庁長官も現地に行かれまして、そしてまた、その中でも施設に収納したドラム缶が腐食したり破損したりということを現実に見てこられたということで、い...全文を見る
○大口委員 全然今のは理由になっていないですね。これはもう危険だということで、こういう形で予算をつけたわけですよね。それで二年で中断した、その理由は全然言っていないではないですか。答えてください。
○大口委員 それで、その後はどうしたんですか。計画を見直して、それでどうしたんですか。
○大口委員 その減容装置というのはUWTFですか。
○大口委員 そのUWTFというものと連動させて計画を見直していくということですね。
○大口委員 その次に、平成五年度から、今度は貯蔵ピットの改修ということで予算要求がなされているわけでございます。  この平成五年度で見ますと、「予算要求の考え方」の資料の中で、平成五年にこれは建屋の設計をする、そして平成六年で建屋の建設をする、平成七年、八年で改修し減容する、こ...全文を見る
○大口委員 そういうふうに後の方でもってやるということになったわけでありますが、これが変更されているわけですね。いつ、それはどういう理由でUWTFとの関係でやっていくのか、そのことについて。
○大口委員 今のは全くきれいごとでして、平成四年に、これは早くピットを改修してやらなければいけないということで、簡易な方法でやる、こういうことになったわけでしょう。ところが、またUWTFというのが出てきた。それで先に延びるわけです。だから、緊急だと言っておきながら、延ばしていい。...全文を見る
○大口委員 これはむしろ、科学技術委員会でも答弁していますように、この問題というのは、今、動燃でいろいろ問題があって注目されている、余りピットの上でいろいろ建屋をつくるとかいうことになると目立つ、だからそれを避けたいということで、緊急性はあったのだけれどもやはり引き延ばしたのだと...全文を見る
○大口委員 もう全くおかしいわけで、緊急だということで簡易でやっておく、ところが、この時点で、UWTFができるというのは平成九年度ですね。この平成六年の段階ではかなり先の話でしょう。だから、数年延びるということであるわけですね。そういう方向でいいということにした理由、これをUWT...全文を見る
○大口委員 それで、変更になる。今度は建屋を平成八年度につくることにする、そして平成九年 度、UWTFが完成した段階でそれを減容処理する、こういうことなわけですね。ところが、平成八年度に建屋は建っていないのですね。この報告書を見ますと、なぜ平成八年度に建屋を建てなかったのかにつ...全文を見る
○大口委員 この報告書にはそういうことを全然書いていないわけですよ。  それで、会計検査院の担当官が動燃にいろいろと聞きました。どうして平成八年度に建屋が建っていないのかと聞いたら、答えられなかった。答えられなかったということであるわけです。ですから、今言ったのは後で考えた理由...全文を見る
○大口委員 平成九年度、建てなかった理由はわからないね。もう一度言ってください、平成九年度になぜ建屋を建てなかったのか。
○大口委員 科学技術庁に聞きます。  これは報告書のとき一番問題なわけですよ、平成八年度、九年度、なぜ建屋を建てなかったのか。そのことが一言もここでその理由は出ていないのですね。だから私は、動燃は、建屋はもう最初から建てる気はなかったのだと。要するにこれは、予備費的に確保しよう...全文を見る
○大口委員 長官、このことにつきまして、平成八年度、建屋のことについて全然報告されていない。これはおかしいと思いますが、どうでしょうか。
○大口委員 きょうは時間もないですから、これは引き続き決算委員会でもこの報告を受けてまたやっていきたいなと思っております。  会計検査院、こういう予算制度に対する挑戦的な動燃の態度、そしてまた原子力の安全に対して非常にゆゆしき問題、この流用問題について、どういうふうに会計検査院...全文を見る
○大口委員 特定検査状況について、院長、これは掲記すべきであると思いますけれども、どうでしょうか。
○大口委員 長官、どうぞ。ありがとうございました。  次に、特養の問題についてお伺いをいたします。  彩グループのこういう問題、丸投げというような問題で、会計検査院としても注目をしているわけであります。そういうことで会計検査院として 実地検査をされた、こういうことで、六月に...全文を見る
○大口委員 では次に、彩グループ以外に、六十施設、これについて検査をされて、問題となる施設数、それからその契約工事等の態様、類型、そしてそれを不当事項として指摘するのか、そしてまた、その各金額についてお伺いしたいと思います。
○大口委員 厚生省に聞きます。  今会計検査院から、彩グループについて、これは不当事項と指摘する予定になっている、こういうことであります。そうなってきますと、これは国から県に補助が行き、また県が各法人に行っているわけですから、国が県に対し補助金の返還を要求することになります。そ...全文を見る
○大口委員 草川委員に御了解を得て、あと一点お伺いをしたいと思います。  平成九年の四月十日、決算委員会で、私は、年金の行政事務の効率化についてお伺いをいたしました。年金の行政事務について、要するに偶数月十五日に年六回支払い通知が行われている、こういうことである、このコストが百...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
11月26日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○大口委員 新進党の大口でございます。  それでは、時間もありませんので早速本題に入りたいと思いますが、本年五月十三日、本会議におきまして、私は重症心身障害児の教育現場での医療のバックアップ体制について質問をさせていただきました。それに対して、橋本総理また小泉大臣から、「重症心...全文を見る
○大口委員 この医療ケアを必要とする児童の数というのは千六百四十六名とも言われております。そういう中で、やはり教育現場は非常に困っておるわけであります。そういう点で、国が医療ケアの基本方針についてきちっと出していただかなきゃいけない、こう思うわけでございます。  また、平成十年...全文を見る
○大口委員 現場はそれを待っておるわけなんですが、いつごろまでに結論を出すのか、来年度、実践研究をした上で。どう考えておるのか、どうでしょうか。
○大口委員 その早期にというのはいつごろですか。平成十年度を受けていつごろになりますか、早期にというと。
○大口委員 これにつきましては、厚生省も協力をしていくということで大臣の御答弁もあるわけでございます。  実際、宮城県におきましては、訪問看護ステーションの活用ということを県で助成をしてやっております。それから専門医の巡回指導、これにつきましては、東京都、横浜市でもう既にやって...全文を見る
○大口委員 訪問看護ステーションについては今の段階では保険の適用はないわけでありますけれども、この点についてはどうお考えですか。
○大口委員 この問題は、文部省と厚生省の縦割り、それから厚生省の中のいろいろな縦割りの問題もあります。特にそういう点で厚生省の協力というものは不可欠であります。その点について、厚生大臣からその取り組みについてお伺いしたいと思います。
○大口委員 次に、情報公開についてお伺いしたいと思います。  我が党におきましては、患者の保護と情報公開に関する法律、仮称ですけれども、そういうことで、レセプトあるいはカルテ等の開示の問題を含めまして、今、法案の作成について検討しておるところであります。そういう中で、まずレセプ...全文を見る
○大口委員 この通知の中で、一つは「診療報酬明細書等を管理する保険者の判断による」ということで、保険者がこれを開示するかどうかを判断するわけであると思います。しかし、その中で、本人が傷病名等を知ったとしても本人の診療上支障が生じない旨を医療機関に確認する、主治医に確認するというこ...全文を見る
○大口委員 例えば悪性でないようなものについて開示を拒否する、診療上差しさわりがあるというような、まあどう考えても合理的な理由が保険者としても認められない、こういうような場合についても保険者としてはその主治医の意見に従わなきゃいけないのか。それからまた、こういうふうに開示を拒否さ...全文を見る
○大口委員 このことにつきまして、明らかにそういう理由がないような場合に保険者の判断で、主治医は拒否していてもそれが合理的でないという場合は保険者の判断としてやはり開示をする場合があると思うのですけれどもね。それからまた不服申し立ての機関につきましても、どう考えておるか、大臣から...全文を見る
○大口委員 ただ要するに、主治医が開示すべきでないという場合も、根拠がないような場合は保険者の独自の判断として、やはり判断権は保険者にあるわけですから、開示をする場合もあるということはお認めになりますか。いや、これは大臣、お答えください。
○大口委員 次に、カルテの記載とレセプトの記載が同一でない場合があります。これは、診療報酬を請求する請求書であるレセプトと診療の記録であるカルテとの性格の違いもあるわけでありますけれども、例えば、軽い高血圧に抗うつ剤を打つとか、あるいは胃炎についても抗うつ剤を打つですとか、あるい...全文を見る
○大口委員 次に、医療費の明細書についてなんですが、今大臣はレセプト開示について、開示をすべきだ、こういう前向きの答弁があったわけでございますけれども、患者が医療費の明細書を交付してほしいという場合には、これは基本的にそれに応すべき義務といいますか、そういうものをやはり医療機関が...全文を見る
○大口委員 次に、カルテの情報提供についてお伺いしますが、これにつきましては、ことしの七月十日からカルテ等の診療情報の活用に関する検討会、こういうものがスタートしたわけであります。私は、このカルテの情報提供ということにつきましても、患者さんが、みずからの病状に関する記録なわけであ...全文を見る
○大口委員 今大臣が引用されました検討会、これは平成九年度に報告を出す、こういうことであります。来年の三月三十一日までということでございます。そういう点で、この結論は、皆さん待っておるわけでございますから、情報公開の流れの中でも早急にやるべきだと思います。大臣として、この結論、こ...全文を見る
○大口委員 できるだけ早くということですけれども、大臣としてはいつごろを考えておりますか。
○大口委員 それじゃ、通常国会で議論ができるということではないか、我々もその法案を出す予定でもおりますので、よろしくお願いしたいと思います。  このカルテにつきましては、これを開示されても、やはりそれが患者が読めなきゃいけないという問題もございます。大臣は余り外国語を多用すべき...全文を見る
○大口委員 最後に、レセプトの審査の電算化についてお伺いをします。  さきの決算委員会におきまして、高木局長の方から電算化につきましては答弁がありました。それは、医療機関が九割方既にコンピューターを導入している、そういうことで、厚生省としても来年度中、平成十年度中に大部分がそう...全文を見る
○大口委員 では、以上で終わりますが、来年度中にその体制をとるという局長の答弁について、私はしっかり見ておりますので、よろしくお願いします。  以上です。