大口善徳

おおぐちよしのり

比例代表(東海)選出
公明党
当選回数9回

大口善徳の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○大口委員 新党平和・改革を代表しまして、御質問させていただきます。  きょうは、院長、簡潔に答えていただきたいと思うのです、時間がもったいないですから。お願いします。  まず、今回、会計検査院法の改正がございました。その中で、二十条の三項で「会計検査院は、正確性、合規性、経...全文を見る
○大口委員 建設省なんかもいろいろ基準を考えたりしておるようでございますけれども、とにかく、いつごろまでにその基準を明確にして、それを会計検査院の方でどんどん推進していくのか、いつを期限にして考えていますか。
○大口委員 会計検査院も税金を使っているわけですから、早く基準を立てること。後でまたこちらに報告をしていただきたいと思います。  二番目に、今回、法律において、会計検査院は、議院そしてまた委員会また参議院の調査会からの要請で、特定の事項について検査を実施して、その検査の報告をす...全文を見る
○大口委員 第一の質問のことについてでありますけれども、その場合、国会からの要請について、中間報告とか、いわゆるまめに、タイミングを失することなく出していただきたいということ、これをお願いをします。  そして二番目の天下りにつきましては、とにかく再検討をしていただきたい、こうい...全文を見る
○大口委員 ここにホームページはございますけれども、これはなかなか読み取れないような、本当に小さく書いてあるわけですね。これでは、御意見をいただきたいという姿勢が見えていないわけです。私はまた一週間後にこれを見させていただきますが、ホームページがどう改善されているのか期待して、質...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 建設委員会 第4号
議事録を見る
○大口委員 新党平和の大口でございます。  きょうは、この法案の審議におきまして非常に時間が短い。これはもう大変重要な問題でございますので、本来もっと審議時間をたくさんとってしっかりと議論をしていきたい、そういう点では、我が党は一時間しかないということで非常に残念に思っておるわ...全文を見る
○大口委員 今お話がございました。平成九年度、そして十年度、この費用便益効果についての客観的な評価を実施されたということでございます。それこそ井上委員からもありましたように、第三者機関のことについても再評価のシステムの中に組み込んでいく、今大臣からこういうお話もございました。 ...全文を見る
○大口委員 新しい全総計画におきましても、多自然居住地域の活性化ということで、中山間地と都市部の連絡ということも非常に大事である、こういうことでございます。  費用便益システムというもの、それでもって分析していく場合に、こういう中山間地と都市部の道路についてどのような評価がされ...全文を見る
○大口委員 次に、道路というのは道路の空間というものが非常に大事なわけであります。そして、そういう空間に電柱等がありますと、空間を遮って、それがある意味では歩行者に対する障害ですとか自転車に対する大きな障害とかいう形になってくるわけです。  そういう点で、電線類の地中化というこ...全文を見る
○大口委員 大臣、これについて。
○大口委員 次に、高度道路交通システムというもの、これを今世界が躍起になって競争をしておるわけでございます。このITSというもののシステムが、交通事故の削減だとかあるいは渋滞の緩和等に大きな効果をもたらすわけでございますし、また、日本のリーディング産業である自動車産業におきまして...全文を見る
○大口委員 また、これはやはり国際標準にきちっと乗っからないと自動車ももう輸出できなくなるというようなことでありますので、やはりISOあるいはITU、こういうところに積極的に参加されていると思いますが、国際標準化への対応、これをしっかりとやっていくことが日本の将来を左右する重要課...全文を見る
○大口委員 最後になりますが、新しい全総計画がこの年度末に、私も審議委員になっておるわけでございますけれども、いまだにその案が私のところに来ないということで、何をやっているのかと思うわけでございます。  それはともかくといたしまして、その中に、道路のところ、広域的な連携の軸とな...全文を見る
○大口委員 どうもありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会 第28号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口でございます。  きょうは、有料老人ホームについてお伺いしたいのです。それから介護保険の適用との関係、それから消費者保護との関係、そしてまた建設省の高齢者のための住宅政策についてお伺いをしたいと思います。  有料老人ホームというのは、今、入居一時金...全文を見る
○大口委員 この協会は、平成五年度に二千三百五十四万六千円の補助金を受けています。平成六年度は四千三百五十四万九千円の補助金。平成七年度五千百五十一万九千円。平成八年度五千二百七十万九千円。平成九年度千七百四十九万八千円。また、本年度は三千万円というような形で補助金を受けているわ...全文を見る
○大口委員 しっかり指導していただきたいと思います。  次に、有料老人ホームにつきまして、昨年岡山で倒産したという例が非常に出ております。入居者の方は、ある意味では人生の後半を棒に振るというような、こういう非常に大変な事態になっているわけでございます。  入居率が七割を割ると...全文を見る
○大口委員 そういうことで基金制度を拡大するというか、対象を拡大するということについては、大臣としてはどうですか。前向きな答弁をお願いしたいと思います。
○大口委員 それから、情報公開が非常に大事だということでございます。確かに、これから市場原理というものも働かせてこういう福祉の問題をやっていかなければいけないわけですから、その場合はきちっと公正な取引が行われるよう、情報公開は大事だと思います。  昨年の十二月十九日、有料老人ホ...全文を見る
○大口委員 そうしますと、この公取の意見は前向きにこれから検討していくということですか。もう一度。
○大口委員 大変前向きの答弁、ありがとうございました。  冒頭でも言いましたように、それとともに、きちっと定期的にこの有料老人ホームについて調査をしていくということ、都道府県がかなりしっかりやってもらわなければいけないわけでございます。そして、そのことについても新指針で、きちっ...全文を見る
○大口委員 次に、介護保険が導入されますと、二〇〇〇年からこれが導入されるわけでございますが、そういうときにいろいろな問題が出てまいります。  一つは、入居一時金を払う、そしてまた、それが前払いの介護費用という場合も出てきます。そうなってきますと、介護保険法が適用されますと、こ...全文を見る
○大口委員 限りなく有料老人ホームに近い類型も今どんどん出ております。そういう点で、抜本的にもう一度きちっと情報開示をする、それから、それに対して入居者の保護をきちっとする。しかしながら、市場原理というものを働かせていかなければいけないということで、これから検討を要すると思うわけ...全文を見る
○大口委員 最後に、もう一つ、行政の関与によって消費者を保護するということとともに、やはり契約関係においてどう消費者を保護していくかということが、これから大事になってくるだろうと思います。特に高齢者の場合、理解力の問題もあります。また、入居一時金が多額になることもあります。  ...全文を見る
○大口委員 どうもありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○大口分科員 新党平和・改革の大口でございます。  まず、平成七年の六月に容器包装リサイクル法が成立し、平成九年四月より本格的にこれが施行されております。その際対象になったPETボトルの生産量とそれから回収量、回収率及び再商品化の現状はどうなっているのか、まず厚生、通産、お願い...全文を見る
○大口分科員 住民の協力によって市町村がPETボトルを回収して、そして指定法人が再商品化するというシステムになっているわけであります。指定法人がやらないところもありますが。それが、自治体の担当者は、回収に協力した市民に対して、どのようにリサイクルされたのか、何も説明ができなくて困...全文を見る
○大口分科員 このPETボトルのリサイクルで、再資源化の段階で選別が極めて重要になってきます。  せっかく市民の協力を得て回収量がふえても、その選別の段階で、これは例えば一日五トンとして一・五リットル入りのボトルで換算しますと、一本六十グラムなので、約十万本、この十万本の中に塩...全文を見る
○大口分科員 そういう点で、この分別、非常に大事でございます。このPETボトルの分別収集をする自治体数と収集量の見通しはどれぐらいか、それからまた、PETボトルの生産量の見通し、これはどうか。
○大口分科員 今答弁ありましたように、生産量が増加傾向である、回収する自治体数も増大をしてきている。そういうことで、リサイクル用品の利用促進が極めて重要になってまいります。  PETボトルが再生され、どういうものになるのかについて、現状は、国、市町村、民間企業、消費者とも、いま...全文を見る
○大口分科員 国会で成立した法律に基づいて国会が率先してやるということは、これは非常にアピール性は大きいと思いますね。ですから、早急にこれは検討していただきたい。それで、私も、その状況についてまた継続してちゃんとウォッチをしていきたいな、こういうふうに思っておりますので、よろしく...全文を見る
○大口分科員 国会は真っ先に導入を検討していただきたいと思います。そこら辺、どうですか。もっと積極性がないとだめですよ。どうぞ。
○大口分科員 国権の最高機関であります国会がまず率先するべきである、私はそう思っております。  また、三十万人を有し、広く国民に接しておられる郵便局の職員の方の制服、それから二十数万人の自衛隊員の方の制服、そしてさらに約二十二万人の警察官の方、それから十四万五千人の消防職員の制...全文を見る
○大口分科員 今、考えられるところについて一つ一つお伺いをしたわけでございますけれども、国が率先してやるということは非常に大事でありますので、そのことについて官房長官にお伺いをしたいと思うのですが、環境保全に向けての循環型社会の構築、そして国みずから率先して利用促進に取り組む必要...全文を見る
○大口分科員 官房長官から極めて前向きな、すばらしい御答弁をいただきました。これで橋本内閣の支持率はアップするのではないかな、こう思っておるわけでございます。本当に、そういう点でぜひとも推進方をお願いしたいと思います。  後でまた、どこで買えるかということは官房長官の方にお知ら...全文を見る
○大口分科員 官房長官から非常に前向きのすばらしい答弁でございました。私のきょうの質問の目的はこれで一応達せられました。  引き続きこれからも私自身も推進をしてまいりたい、この決意を述べまして、私の質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○大口分科員 平和・改革の大口でございます。  パラリンピックが長野でありまして、私も見させていただきました。非常に感動いたしました。その方が持っておる機能を最大限発揮して、そしてベストを尽くされるその姿、これは国民に大きな感動を与え、青少年にとっても非常によい効果を与えたと思...全文を見る
○大口分科員 これはぜひとも我々も一緒になって推進をしていきたい、こういうふうに思っております。  今、我が国において障害者総数というのは五百万、施設入所が五十七万、在宅が四百四十三万と、増加傾向にあります。  そういう中で、私、歯医者さんとおつき合いをしておりまして、特に障...全文を見る
○大口分科員 今大臣からも、そういう歯科医師さんの中に積極的にやっていこうという動きがあることはそのとおりだと思います。  しかしながら、障害者が患者さんであるもののうち、困難な歯科診療、これについては、各都道府県立の医療機関かあるいは都道府県の歯科医師会が設立した口腔保健セン...全文を見る
○大口分科員 障害者の歯科診療ということについて、お医者さん側から見てみますと、例えば知的障害者の歯科診療というのを考えてみますと、知的障害者の意思疎通能力の程度にもよるわけですけれども、非常にインフォームド・コンセントということを重視されているということで、医者と患者の信頼関係...全文を見る
○大口分科員 今大臣からそういう御認識がございました。  では実際、障害者の加算基準というものを見てみますと、現実のところは、保険診療をチェックする場合において、抑制具というものを、「抑制具等」となっていますけれども、抑制具、それから人によって押さえつけるということの手段の有無...全文を見る
○大口分科員 それは前向きな答弁だと受けとめます。  また、全く意思疎通のとれないような最重度の方については、全身麻酔をやっていくわけでありますけれども、これは一般の開業医では困難ですね。ですから、これは最低都道府県に一カ所以上拠点病院が必要だと思いますし、ある意味では、厚生、...全文を見る
○大口分科員 これは歯科にかかわらず、ちょっとお伺いしたいのですけれども、療育手帳を見ますと、AとBというふうにランクづけがされておりまして、判定基準があるわけです。  これは知的障害の方の場合であるわけですけれども、身体障害者の場合は一級から七級までというかなりきめ細かに区分...全文を見る
○大口分科員 あと、障害者に対する定期検診ということも推進をしていくべきだとも考えております。そしてまた、大臣、こういう障害者の歯科 診療に対して決意というものをお伺いしたい、こう思っております。
○大口分科員 よろしくお願いします。  それから、平成八年の二月二十九日の予算の分科会で、従来からの課題である医科と歯科の初診、再診の格差、それから感染予防について早急に是正するように質問をいたしました。また、総義歯の不採算の問題についても、総義歯の重要性ということを指摘しまし...全文を見る
○大口分科員 最後に一点だけお聞きします。  私のこの背広が二万八千円なんですけれども、これはPETボトルの再生品なんですよ。それからワイシャツ、これが三千九百円なんですけれども、こういう感じであります。  そこで、昨日も分科会で村岡官房長官にそのことを御紹介いたしまして、そ...全文を見る
○大口分科員 着用の方はどうでしょうか。
○大口分科員 ありがとうございました。  以上で終わります。
03月25日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○大口委員 新党、平和・改革の大口でございます。  きょうは、平成の目安箱ということで、その中でも公務員の倫理問題、そして天下り問題、これにつきましては大変声が大きいということで、それを受けました形の委員会であると考えております。私も、そういう点でこの平成の目安箱に寄せていただ...全文を見る
○大口委員 ことしに入ってからもいろいろ摘発をされております。一月十八日は日本道路公団の井坂氏の逮捕、そしてまた一月二十六日は大蔵省金融検査部の宮川宏一ほか二名の逮捕、そして二月十九日は大蔵OBの衆議院議員が自殺、そしてまた三月五日には大蔵省証券局の者が二人逮捕、そしてまた三月十...全文を見る
○大口委員 きょう午前中、参考人からいろいろとこの事情をお伺いして、なぜこのように役人が腐敗していくのかということはいろいろ話があったわけでございます。  その中で、やはり公務員の権限が非常に大きいということ、また、その割には専門知識がないために実は民間が下請をして、そこに官民...全文を見る
○大口委員 次に、天下りの問題につきましてお伺いをしたいと思います。  天下りということについて、今非常に批判が多うございます。国家公務員法の百三条がございます。そこで、人事院規則によって天下りについてはある一定の規制をしているわけでございます。天下りについては、今までは、天下...全文を見る
○大口委員 ただ、実態は、局長以上の方については、営利企業がつくっている例えば業界団体でありますとか、あるいは天下りの目的でつくった外郭団体でありますとか、また特殊法人とか公益法人ですとか、むしろこういうところに行っておりまして、余りかからないというふうな感じがいたします。ここら...全文を見る
○大口委員 やはり特殊法人、公益法人に対して、省庁というのは監督する立場にあるわけですから、例えばその省庁の事務次官よりも先輩の人が特殊法人の総裁になっている、理事長になっているということがあるわけですね。そうしますと、監督すべき立場だけれども、先輩がその特殊法人のトップになって...全文を見る
○大口委員 総務庁にお伺いします。  今、人事院のいろいろな諸施策が出たわけでございます。一つは、頭を上げる、定年を延長したり、あるいは特例定年というものを設けるというようなことでございますけれども、本質的に天下りをとめるのは、公務員が、公務員になった以上はその中で公務に徹する...全文を見る
○大口委員 事務次官で五十八歳、それから外局の長官、次官補で五十七歳、局長で五十四歳、これは平均退職年齢であります。そしてまた、四十九だとか四十七だとか、そういう形で退職されて次に行かれるというような例もございますと、やはりこれは省庁挙げて、内閣でもってこういうものを改めるべく努...全文を見る
○大口委員 次に、日銀にお伺いをしたいと思うのですが、日銀で今回不祥事を出された。日銀の一般の銀行に対する影響力というのは極めて絶大であるということが言えると思うのです。銀行の中の銀行ではなくて、もうそのものではないか、こう思います。そこが吉沢容疑者の件になってくるわけでございま...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。  ありがとうございました。
04月21日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口でございます。  行革の議論、実は、自民党が野党時代、総理が「政権奪回論」という御本を書かれております。早速、私、当時与党でありましたが、この本を読んでおります。  ときに、この中から一つお伺いをさせていただきます。  総理は、この二百四十七ペー...全文を見る
○大口委員 明日、財政改革会議がある、そしてその中でいろいろと方針が決められると思うわけでございますが、今回の行革でどれだけ行政経費の削減ができるか、これがやはり将来の税負担に直結してくるわけでございますから、昨日からいろいろ、行政経費の削減については数値目標は出せない、こういう...全文を見る
○大口委員 今計算が可能だ、こういう御答弁でございました。でしたら、今計算が可能と言うのであれば直ちに出していただきたいなと思います。
○大口委員 この問題をやっていても時間がかかりますが、ただ、これは法案がもし仮に成立しちゃう場合、じゃ、いつごろまでに出せるんですか、政府として。これは総理にお願いします。総理に。
○大口委員 また、この本を見ますと、「第三次行政改革審議会(行革審)の最終答申に、私が猛烈なアレルギーを起こす問題点として出てきたのだった。」ということで、第三次行革審に対して非常に猛烈なアレルギーを感じておられたと。  そしてその中で、これは百七十九ページですが、「私の性格上...全文を見る
○大口委員 私も、環境庁については省に、環境省にした方がいい、こう思っておるわけでございますけれども、四年前とかなり違うということは言えると思います。  次に、ちょっと山一の問題についてお伺いをいたします。  山一証券の社内調査委員会というのが、これが昨年の十二月の下旬からこ...全文を見る
○大口委員 そして十一月十九日に、ここでまた、十一時三十分に野沢社長と藤橋常務が証券局長を訪問。そこで長野証券局長は、感情を交えずに淡々と言います、検討した結果、自主廃業を選択してもらいたい、社長に決断していただきたい、金融機関としてこんな信用のない会社に免許を与えることはできな...全文を見る
○大口委員 そして、飛ばしのディスクロージャーについてはタイムリミットが近づいている、十一月の二十六日が限界と考える、そういうことで、大蔵省は独自に簿外債務について十一月二十六日に発表する、こういうふうに伝えたと言われている。そしてまた、本件は大蔵大臣の耳にも入れた、こういうふう...全文を見る
○大口委員 大蔵大臣にはいつ御報告されましたか。証券局長、大蔵大臣にはいつ。
○大口委員 それで、十一月二十日の午前十時四十五分、三宅弁護士それから相沢弁護士、野沢社長、藤橋常務が、長野証券局長、大蔵省を訪ねた。そこで、「出席者のメモによる」ということで応答が行われた。  その中で、長野証券局長は、昨日、自分と野沢社長が会って話したことが代議士周辺から漏...全文を見る
○大口委員 内閣の判断という言葉は使われたのか。それから、今、総理や蔵相に相談し、指示を受けたということですが、いっそういう指示を受けることになったのですか。
○大口委員 じゃ、具体的に、大蔵大臣そして総理にどういう形で指示を受けたんですか。
○大口委員 状況の御報告というのは、隠れ負債、飛ばしについても報告したんですね。
○大口委員 そこで、総理にお伺いしたいのですが、昨年の十一月二十二日でございますが、ちょうど行革会議があって、そして夜中までいろいろ議論があった。防衛省の問題とか、議論があった。そういうことで、次はAPECに行かなきゃいけない、二十二日の未明ですね、そのときに総理は、この山一の問...全文を見る
○大口委員 ちょっとそこがおかしいですね。だって、十一月の二十日に、もう局長はその前、十九日に自主廃業ということを言っているわけです。二十日も、これは内閣の判断だという意味のことを、そういうふうに受け取れることを言っているわけですね。ですから、総理もその自主廃業ということについて...全文を見る
○大口委員 じゃ、局長がこういう対応をするということは、報告を受けていましたか。
○大口委員 大体その経過については伺ったわけでございますけれども、じゃ、そうしますと、こういう大きな判断について、総理が情報をできるだけ早く入手して、そして危機に対応していく、こういう体制が本当にあったのか。まさしく局長の報告どおりうのみにしていたのではないか。どれぐらいこの検討...全文を見る
○大口委員 次に、内閣の危機管理についてお伺いをしたいと思います。  この行革会議でも、内閣の危機管理の問題は非常に大きく議論をされました。そしてその中で、憲法の解釈、ロッキード事件の判決、そういうことからいって、内閣総理大臣は、閣議の決定した方針に基づいて、内閣を代表し、行政...全文を見る
○大口委員 ただ、私の質問に答えていただいていないと思うのですね。というのは、テロ事件の場合、発生した段階で、場合によって総理が行政各部に指揮監督できるわけですよ。ところが、災害の場合は指揮監督ができないのですね。これは内閣法六条なんです。ですから、そこを言っているのです。  ...全文を見る
○大口委員 総理がそういう判断をされるということであれば、それはいたし方ないわけでございますが、しかしながら、やはりこういう閣議決定をして、総理が例えばテレビでぱっと画面を見た、これはすぐに行政各部に指揮命令をしなければいけないという場面が必ずあると私は思うのです。そのための道具...全文を見る
○大口委員 本当にひどい話で、これは本年度中と言わず、本年度というと来年まで行きますから、本年中ぐらいにきちっとやっていただきたいと思うのですが、いかがですか。よろしくお願いします。
○大口委員 総理にお伺いしようと思っておりましてお待ちをしておりました。大変お疲れの御様子でございますが。  そういう中で、一つは、今回の基本法におきまして、私、ちょっと解せないことがございます。それは、内閣府の総合調整ということの中で、これはきちっと総合調整をすべきだ、こうい...全文を見る
○大口委員 今回の行革は何を目指すのか。やはり国民の生命、生存、安全、これをどう確保していくか、そしてこれからの高齢化にどう対応していこうか、その一番心臓部になるのが総理大臣であり、官房であり、そして内閣府なのですね。ところが、それがいろいろなうごめきの中で格下げされてしまったと...全文を見る
○大口委員 内閣府というのは内閣に置くということでございますから、内閣法の根拠に基づいていると思います。そして、それは横並びの官庁ではなくて、一段上の官庁である、こう思うわけでございます。もうこのことについてはくどく言いませんが、もう一度私は再考をしていただきたいな、こう思ってお...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。
04月28日第142回国会 衆議院 本会議 第33号
議事録を見る
○大口善徳君 私は、平和・改革を代表して、内閣提出の行政機関の保有する情報の公開に関する法律案等並びに民主党、平和・改革、自由党野党三会派提出の行政情報の公開に関する法律案に対し、総理及び関係大臣並びに野党提出者に対し質問を行います。  その前に、まず、昨日、金融機関から接待を...全文を見る
05月06日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○大口委員 新党平和の大口でございます。  きょうは、六人の先生方、大変お忙しいところをありがとうございます。連休明けということで、連休をつぶしてこちらの方に来ていただいたことに、心から感謝を申し上げます。  私の方からは、もう先生方お話をされておりますが、今回の省庁再編とい...全文を見る
○大口委員 この行革は、それこそ国家百年の計でございまして、そういう点では、本当に我々は真剣にやっていくべきである、こう思っております。今参考人からの厳しい御指摘がございました。またしっかり取り組んでいくべきだと思います。  そこで、行政改革というのと財政改革というのは、これは...全文を見る
○大口委員 次に、いろいろ大蔵省の接待の問題等がございました。山一の問題におきましても、証券局長の示唆があったということ、それが飛ばしにつながったんじゃないか、そういうことも議論されております。非常に官僚の権限というものが大きい、ここにメスを入れていかないと本当の行革とは言えない...全文を見る
○大口委員 そこで、中北先生にお伺いをしたいのですが、先ほども、事前裁量型の行政、それに対してルール型行政、こういうことがある。特に金融行政というものは、そういう点で事後チェック的に非常にきちっとやっていかなければいけない。検査官一千人体制をつくるべきだ、まさしく非常に正しい御指...全文を見る
○大口委員 どうもありがとうございました。
05月11日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○大口委員 ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案に対する修正案について、提案の趣旨と概要について説明いたします。  中央省庁等の再編成に当たっては、言うまでもなく、権力を中央から地方へ、そして官から民へと分権化していく理念が不可欠であります。また、その上で、中央省庁の...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 予算委員会 第33号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口善徳でございます。  まず、東急百貨店について、初めてこの問題を認識したのはいつですか。
○大口委員 あなたは、九一年八月二十四日の会議、あるいは九一年十一月二十四日の会議、そしてそこで、山一が引き取るか引き取るべきでないか、その仕分けがあったわけですね。そして、九一年八月二十四日から九一年十一月二十四日の間も、あなたはたびたびこの会議にも出ております。そういう点で、...全文を見る
○大口委員 九一年十一月二十四日、かなりのものを簿外債務で処理する、こういうことは行平社長は了承したわけですけれども、あなたはそのとき反対をしなかったのですか。どういう態度をとったのですか。
○大口委員 非常に重要な決定について、あなたは仕方がないという態度であったわけでございます。  そういう状況の中で、一月二十二日、松野証券局長と会うわけであります。それで、松野証券局長と会うわけですけれども、今、企画室長の藤橋さんから連絡があったということでしたね。藤橋さんから...全文を見る
○大口委員 後は担当者を呼んだということは、じゃ、あなたが呼ばれる前に、大蔵省の業務課と、それからあなたの方の、山一さんとの、担当の打ち合わせみたいなものですね、そういうものがいろいろあったんですか。
○大口委員 そうしますと、あなたがいきなり行ったわけであって、その前に大蔵省の業務課と山一の例えば企画室長とかあるいは小西本部長とか、これは会っていないんですか。
○大口委員 そこで、あなたが呼び出しを受けて、飛ばしについて示唆を受けた、こういうことなわけですけれども、それで、その二十二日、本社に帰ったときに、一時間ぐらいの会議で方針変更をしたということなんですが、その方針変更について全然議論はなかったんですか。
○大口委員 そうすると、あなたは余り事情も聞かないで、それで、よく中身もわからなかった。逆に松野局長はよくわかっていた。それで、海外へと示唆されて、そのまま持っていって、そのまますんなり、一時間ぐらいのあれで了承された。こういうことですと、松野局長の示唆というのは、これは絶大なも...全文を見る
○大口委員 その後は、あなたは、証言によりますと、報告に行った、ねぎらいの言葉をかけられた。そして、一相場あれば解決ですね、こういうふうに言われた。このときには、行平社長と一緒に行ったんですか、報告に。
○大口委員 そうしますと、行平さんもこのことは同じように受けとめていたんですか。
○大口委員 ですから、要するに、飛ばしをすることについてねぎらわれたというような感じを、行平さんもそういうふうに受けたんですか。
○大口委員 この当時、堀田業務課長は、全くこのことについてはタッチしていない、こういうことのようでありましたが、堀田業務課長は参議院の予算委員会の中で、恐らく春、早ければ二月ごろ、あるいはもうちょっと遅かったかもしれないけれども、山一に対して社内調査を要求した、だけれども、それに...全文を見る
○大口委員 あなたは、社長になられて、九三年六月の二十四日、小川局長に呼び出されましたね。小川局長、山本証券業務課長、それからあなた、三木さん、そして藤橋さん。行ったわけでありますけれども、そのときに小川局長から、ゆゆしい事態だと。  ちょうどこれ、大蔵の検査、証券監視委員会の...全文を見る
○大口委員 ただ、一緒に同行した藤橋企画室長が、経営改善計画の策定に当たっては、もうオフバランスの含み損、簿外債務も検討するしかない、こういうふうに受けとめているんですよ。企画室長はそういうふうに受けとめているのに、あなたはそういう感じだったんですか。
○大口委員 その後、大蔵省の検査におきましても、あなたの方として、例えば取引高の上位リストの虚偽の提出をしたり、あるいは郵船アカウンティングの買い取りについて、これも虚偽の報告をしたり、それからまた山一の事業負担、あるいは負担のおそれのあるもの、飛ばしの取引その他の有無、内容につ...全文を見る
○大口委員 あなたは、じゃ、これは全くあなたと無関係だというふうにおっしゃるんですか。
○大口委員 あなたは、その後いろいろ会社を是正するチャンスがあったわけですね。その中で、例えば、九五年の八月五日から六日まで一泊二日で、藤橋企画室長あるいは企画室付部長が、常務以上の役員を対象とした一泊二日の合宿をやる、オフバランスの含み損をディスクローズする、そういう検討会をや...全文を見る
○大口委員 まずは現状を認識するために検討しようということでやっているわけですね。ところが、あなたはその分析自体も否定したということですか。
○大口委員 九六年十二月二十五日、あなたは山一ファイナンスへ一千五百億円の支援の決定をした。それが九七年三月三十一日に実行されたわけですね。この問題につきましても、山一本体の償却ということを、これを本当は真剣に考えなきゃいけないんじゃないですか。そのあたりはどうでしょうか。
○大口委員 それで、ちょっと前に戻りますが、一月二十二日の三木さんと会ったときに、松野局長は催告書のことを、これは知っているような口ぶりでしたか。
○大口委員 あなたに対しては、株主から、三十八人の株主から、本年四月二十三日、訴えも提起をされております。それから、社員の方も、融資制度を使って、マイホームを買わないで山一株を買った、自社株を買った。カウンターレディーまで買った、こういうようなことですね。  あなたが本当に大蔵...全文を見る
○大口委員 中身も、その資産の中身を言ってください。今の資産の中身を言ってください。あなたが持っている資産の中身を証言してください。
○大口委員 しっかりと責任をとっていただきたいと思います。  以上で終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 建設委員会 第12号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口でございます。きょうは、建築基準法の改正につきまして質問をさせていただきたいと思います。  私も、平成七年一月十七日の阪神・淡路大震災の発生いたしましたときに、その日の夕方現地に入りまして、そして被害の実態をつぶさに見てまいりました。対策本部を党とし...全文を見る
○大口委員 今大臣から、教訓について、また建築行政の取り組み方についてお話がございました。  私も、平成七年の十月十九日、建設委員会におきまして質問をさせていただきました。そしてその中で、応急危険度判定制度、それから耐震改修制度の充実、今大臣も述べられましたが、そういうことを主...全文を見る
○大口委員 先ほども引用いたしました建築審議会の答申の一ページに、本来、国民の経済社会活動や家庭生活の基盤である建築物の安全性を確保することは、国民の生命、健康、財産を保護するために不可欠のものであると。また、三ページに、震災を踏まえた新たな視点からの安全性確保の要請、こういうこ...全文を見る
○大口委員 今、マーケットメカニズムとか自己責任、そういうことは非常に大事な視点だと思います。工事監理の問題も、今の業界の慣行ということとちょっとずれたりしておるわけでございますけれども、こういうこともきちっと確立していかなければいけないと思います。  いずれにしても、七期五計...全文を見る
○大口委員 私も少し勉強させていただきましたが、イギリスやアメリカの先進国におきましては中間検査を含めた検査が実施されていて、イギリスの検査は建築主事によって最低五回、アメリカも検査官によって最低五回、追加検査もある、そういう状況であります。イギリス、アメリカ等の検査は最低五回実...全文を見る
○大口委員 私も弁護士でありましたものですから、欠陥住宅問題にもかかわってまいりました。とにかく、法律相談の中で欠陥住宅に関する相談というのはかなりございました。マスコミからも言われて、三十年ぐらいずっと問題化されているわけでございます。欠陥プレハブ住宅だとか欠陥マンションである...全文を見る
○大口委員 最近、私は映画を見ました。「大安に仏滅」という映画で、私の好きな橋爪功さんや吉行和子さんが演じておるわけでございます。これは、主人公がかなり年配になって、娘を嫁がせるというような年齢になってマイホームを買った。ところが、それが一年、ようやく一年ぐらいですが、雨漏りがし...全文を見る
○大口委員 欠陥住宅の実態について、日弁連が平成八年と九年に欠陥住宅被害一一〇番というものを実施いたしました。平成八年、第一回目では一日だけやったのですが、七百二件相談件数があった。昨年六月も二回目をやりまして、二日間で九百六十六件相談があったわけでございます。  この分析結果...全文を見る
○大口委員 今の局長の話はよく理解できるわけでございますが、ただ、本当にこの欠陥住宅の問題は深刻でございます。もうそれこそ、サラリーマンにとって、男の生涯をかけた一つの仕事だ、そういうのが庶民の感覚なわけでございます。  そういう点で、最近も雨漏りの問題でマンションで二億円の賠...全文を見る
○大口委員 ほかの局のことを言いたくはないのですが、道路局のホームページに道路一一〇番というのがあります。私も役所のホームページをよく見ておりまして、それでよく決算行政監視委員会にも注文するわけでございます。道路局のことは余り言いたくないのですけれども、道路局は道路一一〇番という...全文を見る
○大口委員 では、住宅局のホームページを楽しみに待っております。できるだけ早くお願いをしたいと思います。  欠陥住宅の予防と救済対策ということで、我が国においては、住宅建築の事前の予防と事後の対策、この二つの面においてまだ不十分ではないかと思うわけです。今消費者が最悪の状況に置...全文を見る
○大口委員 それから、最近広告を見ていますと、高耐震とか高耐久とか、そういう表現が出ていますが、一般の方は、高耐震とか高耐久と言ってもなかなかわからないのですね。私も、言ってみろと言われたら、すぐには答えが出てこないわけです。  これから、建築基準法の改正で性能規定化がなされて...全文を見る
○大口委員 大臣、どうでしょうか。三つ星とか四つ星とか、ちょっと御感想をいただければと思います。
○大口委員 大臣の前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。  次に、完了検査の問題でございます。  今、年間約百万件、建築確認の件数がある。今局長は、完了検査の実施率は三五%ということでございました。今度行政事務を民間開放するということで、検査体制の充実が図られる...全文を見る
○大口委員 大体全体の三割程度しか中間検査は見込めないのじゃないかなというふうなことを思っておるわけですけれども、そういうことからいきましても完了検査は一〇〇%完全に実施するということが非常に大事であろう、こう思うわけでございます。  そういう点で、建築基準法第一条、国民の生命...全文を見る
○大口委員 今、住宅金融公庫の融資との連携ということがございました。そういう点では、この検査済み証というものをどういうふうに位置づけるかということが私は問題だと思います。  ですから、私は、検査済み証の交付、それと住宅金融公庫の残金を出すということ、これをリンクさせていくことが...全文を見る
○大口委員 次に、日弁連の一一〇番の契約年数別の集計結果というものを見ますと、新築からかなり経過して消費者が住宅の欠陥に気づくというケースがあります。ところが、旧四会約款でも瑕疵担保期間は二年ということになっておりますし、そういう点で、瑕疵担保保証制度は、何年保証するか、ある程度...全文を見る
○大口委員 本当にこれは知られていないのですよね。だから、これをもっと大いに普及させていくべきではないか。真剣に考えていただきたいと思います。  また、こういう欠陥住宅の問題というのは、裁判による解決ということもあるのですが、裁判している途中で工務店が倒産したりとか、こんなこと...全文を見る
○大口委員 欠陥住宅の根絶につきまして、るるいろいろな観点から質問させていただいたわけでございますが、この根絶について大臣の決意をお伺いいたします。
○大口委員 力強い決意をいただきましたので、しっかりお願いしたいと思います。  次に、連担建築物の設計制度につきまして各委員から質問がございました。  一つは、私が若干危惧をしているところは、確かにこういう土地の有効利用は基本的には大事だと思います。ただ、今の現状を前提とした...全文を見る
○大口委員 川内議員が御指摘をされました空中権の売買みたいな形になると思うのですね。隣同士の契約でお金が行き来して、空中権を売り買いするというような感覚にもとらえられるのですね。  それで、不動産登記制度との関係が非常に大事になってくるのです。建設省としても、これは法務省と検討...全文を見る
○大口委員 斉藤委員に御了解を得まして、もう一問だけ質問させていただきます。  先月の十四日、埼玉の学校で、防火シャッターに小学校の三年生が挟まれてとうとい命を失いました。私も、本当にこれはショッキングな事件でございました。この死亡事故を重く受けとめて、二度とこのようなことがな...全文を見る
○大口委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口でございます。  きょうは、特に社会保障関係について小泉大臣にお話をお伺いしたい、こう思っております。  まず、今回の財構法の改正等につきまして財政構造改革会議がございました。小泉大臣がその中で、公共事業だけ上積みして社会保障関係費だけそのままなら...全文を見る
○大口委員 確かに、八千億増のところを三千億に抑えるとかいうこともあるし、それから、社会保障関係費と公共事業関係費を見ますと、公共事業の方は、当初予算じゃなくて、柔軟に補正でもってできる、そしてまた建設国債という形の手当てということもある。社会保障の場合、大体当初予算で決めていか...全文を見る
○大口委員 それで、平成十一年だけキャップを外す、こういうことなわけですが、平成十二年はまたキャップをつける。集中改革期間、十、十一、十二のうち十一だけ外すということですね。それで、また十二になると縛りがかかってくる。果たして社会保障費をまた十二年にもとに戻して縛るということでや...全文を見る
○大口委員 昨年の二兆円の負担増のときも、医療改革の問題、医療費の問題ですけれども、健康保険の改正のときも二兆円負担増、そのときに、抜本的な改革をする、何回も医療改革についてはおっしゃったわけです。社会保障制度においても構造改革というものは当然必要になってくるわけでございます。だ...全文を見る
○大口委員 次に、二〇〇〇年から介護保険が施行される、こういうことで、私も地元の首長さん等々といろいろとお話をする機会があります。介護保険施行に向けてどう対応しているか。そこでやはり一番問題になるのは、確かにこの介護保険について、考え方として在宅というものを充実させていくというこ...全文を見る
○大口委員 もちろん各自治体の計画の中ではありますが、前倒しをしてまいりたいという気持ちが首長さんの中に多いわけであります。そういう点で、一つの道だけじゃなくて、やはり複数の道をつくって、調整は必要でしょうけれども、それを前提とした形で調整していく。ただ一本の道だけしか認めないと...全文を見る
○大口委員 次に、厚生共済会の問題を私も四月下旬に取り上げさせていただきましたが、そこの調査をいろいろさせていただいて、非常に問題があるということで、きょうは、その部分について質問をさせていただきたいと思います。  国立病院とか療養所における経営の改善、これはもちろん国も努力を...全文を見る
○大口委員 機関誌の発行というのは、四千七百五十部発行しているというのは、私なんかもっと発行していますよ。四千七百五十部で不特定多数の方に対してどんな公益的な向上ができるのかわからないですし、それから今、研究助成金交付事業、七、八本ということですが、金額はどれぐらい助成しているの...全文を見る
○大口委員 たった四百八十万ということですね。その上、何かコンピューター講習会事業なんというのも平成八年でやめていますし、それから広報誌の「医務だより」というのもやめてしまっていますし、公益法人という看板だけはあるのですが、中身はほとんど公益的なことをやっていない、こういうふうに...全文を見る
○大口委員 さらに、収益事業の実態について、私の調べた範囲で指摘していきたいと思うのです。  収益事業の中でやはり一番大きなものは物品販売等、こういうのがあるわけですね。平成八年度の厚生共済会の物品販売等という項目を見てみますと、これは国立病院との契約でいきますと、例えばCTな...全文を見る
○大口委員 大臣にしては、いつも歯切れがよくて、私もファンの一人でございますが、ちょっと歯切れが悪いな、こう思うわけでございます。  さらに、私の調査によりますと、そういうことで、厚生共済会というのは営利事業なんですよ。だから、ほかの同業者、要するに、ほかの営利事業との関係でい...全文を見る
○大口委員 もうこれは改善の余地はないのですよ、ここまでいっちゃうと。だから、今大臣がおっしゃったのは、改善の余地ということを含みに残しましたが、改善の余地がないということは、これはもう解散というようなことだと私は受けとめたいな、今の大臣のお言葉はそういうことだ、今うなずいておら...全文を見る
○大口委員 今、そういうお言葉でございました。ですから、これは絶対やっていただかなければいけないことだ、こういうふうに思っております。  確かに、この厚生共済会の場合も、ここで働いている方が三百七十二名ですか、おられる。そういうようなこともございますので、いろいろと悩ましい問題...全文を見る
○大口委員 それで、今まで大臣から、改善するというお言葉でございました。私は大臣の言葉を信用させていただきたい、こう思っておりますが、今私がいろいろ指摘させていただいたことについて、いつまでに改善するのか、そこをもう一回。前回の委員会においてもそういうお話をいただいたわけですけれ...全文を見る
○大口委員 では、そのできるだけ早くということはどういうことなのか。前回の委員会におきましては、平成十年度中というお言葉だったわけです、具体的に。それで、できるだけ早くということは、今の大臣のお話ですと、当然それは前提でできるだけ早くとおっしゃっているわけですから、平成十年度中と...全文を見る
○大口委員 ですから、平成十年度中にやるという答弁よりは後退したんですか、それともそれよりも進んだんですか、どちらですか。
○大口委員 非常に歯切れのいい、そういうふうにわかりやすく言っていただければいいんです。  いずれにしましても、公益法人の問題というのは、時代の変化によって公益の概念も変わってきますし、本当に今、この厚生共済会というのは氷山の一角のそのちりみたいなものだ、公益法人の問題というの...全文を見る
○大口委員 長官、この場で大臣に要請してください。よろしくお願いします。  それと、あと私が危惧したことについて、どうでしょうか、前向きに考えていただけるのですか、そこの部分も。
○大口委員 時間になりました。そういうことで、きょう指摘させていただいたことを十分酌んでいただきまして、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。
05月22日第142回国会 衆議院 建設委員会 第14号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革の大口善徳でございます。  時間もございませんので、簡潔に答弁はしていただきたいと思っております。  まず、昭和三十八年に名神高速道路が開通以来、高速道路の果たしてきた役割は多大なものがある、本格的なハイウエーライフ定着の時代を迎えています。今回の改正に...全文を見る
○大口委員 そういう中で、今回の高速自動車国道活用施設に係る連結許可及び利便増進施設に係る占用許可の運用に当たって、きちっと運用基準を明確にしていただかなければいけないと思います。そして、これが複数の事業者からそういう申請があった場合、公平も保たなければいけない。そういう点では、...全文を見る
○大口委員 開放型の高速自動車道の活用施設の通路というのは、従来のインターチェンジと同じような機能を果たすのではないかな、そう思います。そういう点で、インターチェンジの配置計画との整合性、これはどのようにとられるのでしょうか。
○大口委員 次に、高速自動車国道の活用施設の、開放型と閉鎖型と二類型あるわけですが、開放型の方は、国幹審、なかなか開かれない国幹審、重いと言われていますが、それの議を経て整備計画という形になるわけですね。だからこの開放型をつくるというのはなかなか大変なのですね。だから、どうしても...全文を見る
○大口委員 次に、道路施設協会が、今回の高速自動車国道活用施設、また利便増進施設を設置することはあるのか。
○大口委員 次に、公団がこの利便増進施設の建設、管理事業に投資をするということでございますが、その投資の必要性、それから投資の基準、これがどうなっているのか、そして、この法案では高速自動車国道活用施設については投資しないというふうに条文上読めるわけでございますが、それはなぜでしょ...全文を見る
○大口委員 次に、連結料と占用料について議論がございました。石井委員とのやりとりがございました。  私は、連結料の算定基準について、管理費用が増加する、これは当たり前ですから、それに対してお金をいただくというのも、これは当たり前だと思います。それから、高速道路と連結すれば、それ...全文を見る
○大口委員 算定基準はこれからだと思いますが、きちっとまた政令等でこれは決めるようでございますけれども、また利用者にもはね返ってくる、転嫁されるという面もございますから、しかしながら、やはりこういう国の財産というものを利用させるわけですから、しっかりとここはきちっとした基準で取っ...全文を見る
○大口委員 次に、全国で五百七十カ所のインターチェンジがあります。もちろん、道路の安全とか円滑な通行を確保する、これはもう前提でご ざいますが、そういう中で、潜在的に利便増進施設が設置可能な箇所、これは全国でどれぐらいあるのか。そして、私は静岡県ですので、静岡県的はどういうイメ...全文を見る
○大口委員 具体的に地名まで挙げていただきまして、大体イメージがわかってまいりました。  次に、第二東名の整備の見通し、これをお伺いしたいということと、今回のこの活用施設、利便増進施設の事業化の可能性、それはどの段階で具体化をしていくのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。
○大口委員 次に、現在高速道路の休憩施設は道路施設協会が独占をしておりますが、夜に弁当を買っても冷たいまま平気で出すということで、利用者サービスがよくない、こういう指摘もございます。これを改善するために、やはり競争原理を導入しないともうだめだと思っております。そういう点で、いろい...全文を見る
○大口委員 私は、第十二回の経営改善委員会、これを読ませていただきました。委員の方が結構活発に議論をされております。  そこで、道路公団の情報公開ということはしっかり努力をしていただきたいな、こう思っておるわけです。今、年報とか「みち」だとか一さまざまな冊子ですとかパンフレット...全文を見る
○大口委員 情報公開というのは大きな流れでございますし、私も今回、本会議場で情報公開法の代表質問もさせていただきました。本当に、そういう点では積極的に、どこの公団よりも情報公開において道路公団は進んでいる、そういうふうに評価されるような姿勢を示していただくことが、それが道路行政に...全文を見る
○大口委員 また、このVICSについて警察庁にお伺いしたいと思います。  一般道路におけるVICSのサービス提供を積極的に推進すべきである、こういうふうに考えております。警察庁の取り組みがどうなっているか、また静岡県での展開、これはいつなのか、お伺いしたいと思います。
○大口委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
08月28日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○大口委員 新党平和の大口でございます。平和・改革を代表いたしまして、質疑に入らせていただきます。  本日、一万四千円を日経平均株価は割りました。非常に私は深刻に受けとめておりますし、非常にこれは政治家としてやはり責任を感じます。一番感じていただかなければいけないのは小渕総理で...全文を見る
○大口委員 このことについては、さらに真剣にいろいろ検討しなければいけないことがあると思いますが、野党のよさというものもよく理解をしていただきたい、こう思っておるわけでございます。  次に、我々庶民的な感覚でいきますと、超低金利でございます。超低金利ということは、これは家計に対...全文を見る
○大口委員 細かい数字は結構です。  ただ、これによりますと、これは九六年度の国民経済計算でいく上三年連続二十四兆、金融機関は得ております。それに対して家計の方は、五年間連続で十五兆円、マイナスである、こういうことでございます。  とにかく、今や、五万二千円の定期を預けたら、...全文を見る
○大口委員 低金利で六千六百億の損である、こういうことでございました。これにいろいろ、デフレによってそういう実質の損ということになりますと一兆二千億とも言われているわけでございます。これは、今厚生年金基金が非常に危機的な状況にある、基金によっては解散しなければいけないところも出て...全文を見る
○大口委員 本当に、今私が申し上げたこと、そして庶民の思いというものをやはり銀行トップはしっかりと受けとめてもらいたい、そういうふうに思うわけでございます。  次に、今回、三月に資本注入をされました。そして、長銀におきましても、一〇%以上という自己資本比率でございました。ところ...全文を見る
○大口委員 全然納得いかないですね。それは、今のはおかしいですよ。どうですか。きのうの段階で、この資本注入を受けたところは株価が、普通資本注入をすると株価が上がるのですよ、というのは、委員会のお墨つきがある、そして国がバックアップした一株価が上がるのが普通でしょう。そして、貸し渋...全文を見る
○大口委員 全然理解できませんね。しかも、発言について自信を持たなければだめなんですよ。日銀の場合は、例えば中原さんなんか積極的に金融緩和策を言っています。それはもうニュースに出ているわけです。表に出ても自信のあることを議論を闘わせる、そういう時代なんです。ですから、今理事長がお...全文を見る
○大口委員 そういうことを言うから。もう少し味のあることを言ってくださいよ。やはり総理は人格者だと。だから、国民の思いを今言ったわけですから、もう少し何か誠実な答弁はないのですか。どうぞ。
○大口委員 こうやって隠すものだから、ますます下がってくるのですよ。情報開示はこれから大事なんです。そのことを一番わかっておられるのは日銀総裁じゃないかな、私はそう思っているのですよ。一番市場に近いわけで、敏感なわけでございます。  そこで、今回の十九行の財務諸表の中で、銀行の...全文を見る
○大口委員 若干時間をとってというようなお話でございましたが、この六月十六日の時点におきましては、トータルプランを待っていたらもう間に合わないのだ、九月、十月、間に合わないのだと、非常にせっぱ詰まった総裁の記者会見であったわけでございます。ですから、いろいろな圧力もあるのでしょう...全文を見る
○大口委員 そういうことで、大手行の中にもそういう形で情報開示しようという動きが出てきた。この中間期の九月決算で、そういうことで態度を決めていかなきゃいけない、こういう状況にあるわけです。  それで、やはり今の市場というのは、三月に護送船団方式のように軒並み資本注入をやった、そ...全文を見る
○大口委員 今大蔵大臣から明快な答弁があったわけでございますが、ただ、その点について、どうですか日野長官、お伺いしたいと思います。
○大口委員 それと、やはり特にこの分類債権については、特に第二分類については、定性的な基準プラス定量的な基準というもの、これをつくって一そして引き当てをきちっとやっていくということを、金融監督庁、そして日銀、それから公認会計士等協議をして、そういうものを早急につくって、基準を明確...全文を見る
○大口委員 非常に、お役人がいろいろ細かいことを考えたものにのっとった答弁だったな、こう思うのですね。  建設省、どうですか。これは、特優賃だとか公営住宅ということ等の関係でいえば、別に公平性は変わらないんですよ。どうですか。
○大口委員 何か、どちらが総理かわからないような答弁がございました。  以上で終わります。ありがとうございました。
09月18日第143回国会 衆議院 商工委員会金融安定化に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○大口委員 平和・改革を代表いたしまして、質問をさせていただきます。  まず、八月二十八日の中小企業等貸し渋り対策大綱によって、二十兆円の特別の保証制度、これが創設されるということになりまして、そして、予算の手当てとして、信用保証協会に国から全額補助の二千億、中小企業信用保険公...全文を見る
○大口委員 それでは、見込み違いの場合は予算措置をさらにするということでいいですか。そこをちょっと答えてください。
○大口委員 そして、事故率を一〇%というふうなところに持っていく、そこまで制度設計の段階で考えるということですと、審査の基準、これは相当緩やかになってくるのじゃないか、非常に保証を受けやすくなってくるのじゃないか。また、そうでなければ貸し渋りがここで防止できないですから、そこら辺...全文を見る
○大口委員 やはりネックは、てん補率ですね。保険のてん補率が八〇%、二〇%は信用保証協会の方が負担しなければいけない、こうなっておるのですね。そのことを思うと、緩めようと思ってもやはりその二〇%の負担というのがあるということで、これは地方のレベルの要望として、このてん補率八〇%を...全文を見る
○大口委員 ただ、その二千億で果たして緩むのか。確かに効果はあるでしょう。ただ、やはりてん補率もアップすることの方が私は効果は非常に高い、こういうように思います。  損失を二千億でカバーできる場合はいいですが、それを超える場合も十分考えられますので、そういうことを考えますと、や...全文を見る
○大口委員 次に、野党案についてお伺いします。  今、この貸し渋り対策ということでいいますと、野党の方は、信用保証協会に三千億、そして信用保険公庫に一兆円ということで、一兆三千億。これは政府の一兆円と比べますと大きな額になるわけですね。そういう点で、私は思い切った案であると思い...全文を見る
○大口委員 それから、この貸し渋りの方のてん補率、保険のてん補率ですけれども、大臣の方は二対八がいいじゃないかというお話でございますが、例えば九対一とかということも考えられるわけですね。そこら辺についてどうお考えでしょうか。
○大口委員 私は、信用保証協会の窓口の方のことを思いますと、やはりてん補率はもう少しアップをしてあげた方が保証をつけやすい、これはもう現場の感覚であります。そういう点で、野党三会派のこの思い切った、一〇〇%とするかどうかはともかくとして、こういう発想は大事であり、ここはしっかり与...全文を見る
○大口委員 そうするとまた、今回の、保険公庫において中堅企業というものも対象にするということで、中堅企業、資本金一億円超から五億円以下、これが入るわけですね。そういう場合に、保険公庫の中に区分経理をするかどうかという問題が一つあります。そして、区分経理をしないとしたならば、中小企...全文を見る
○大口委員 そういう中で、中堅企業について保証限度は三億、こういうことでありますが、中堅企業がその三億で十分なのか、こういうことが一つあると思います。これは斎藤先生、この前来られておりましたが、やはりちょっとけたが、必要なけたが違うんじゃないかという点がどうなのかということと、あ...全文を見る
○大口委員 あと、五兆円以上というのはどれぐらいかですね。
○大口委員 最後に、野党の方は中堅企業ということについてカバーをしているわけですが、それでは政府の方で、金融が破綻した、その金融機関が清算をして、そしてその場合の中堅企業の救済というのはどうするのか、特に短期資金、短期の運転資金はどうするべきか、そこについて、大蔵省、お願いしたい...全文を見る
○大口委員 ブリッジバンクでない場合に清算の場合はどうなのかと聞いたわけでございますが、時間も来ましたので、これで終わります。  どうもありがとうございました。
10月15日第143回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○大口委員 平和の大口でございます。平和・改革を代表いたしまして、質問をさせていただきます。  まず、私がいろいろ自衛隊の皆さんの会合にお伺いをするときに言っていることは、本当に、災害においてもPKOにおいても、そしてまた日本の国民の財産と生命を守っていただける、そしてまた防衛...全文を見る
○大口委員 また、国民に対する信頼回復ということを、本当にもう一度一から出直してやっていく。そのためにも、今回のこの文書の隠ぺい問題についての事実関係を明らかにするということが非常に大事だと私は思ったわけでございます。  そういうことで、長官がこれにつきまして、四社事案関連文書...全文を見る
○大口委員 これは官の不祥事なんですから、やはり政がこういうときは出てやるべきだと思うのですよ。自民党の皆さんの中でもそういうふうに、政務次官がやるべきだ、政がやるべきだという意見もあるわけですね。私は、出発から間違っていた、こう思っております。  それで、今回二百名の事情聴取...全文を見る
○大口委員 二百人聴取した時期は。
○大口委員 長官が九月末ごろということを、非公式ではあるけれども、そのぐらいに出していきたいということであったわけです。それから、調査員が二十人ぐらいいるわけですね。あと、上の人が五人ぐらいいるわけですから、五、六人、事務次官も入れれば七人いるわけですから、大体九月の末に、聴取も...全文を見る
○大口委員 大体九月末には終わっておりますね。評価というのは入っていないのですよ。事実認識についてなんですよね。だから、大体調べ終わって、それで二週間もたっている。これでは余りにも、会期末ぎりぎりに出すという意図的な、そういうおくらせるという面が私はあったと思いますね。本当にそれ...全文を見る
○大口委員 中身は前任者に聞けばわかるのでしょう。二百人も調べて、この文書に前任者と書いているわけでしょう。中身を調べなかったのですか。前任者に聞かなかったの。
○大口委員 では、どういうものがないかというのはわからないと。それでどうやってさらに調べるのですか。焼かれているわけでしょう。前任者の記憶があいまいでしょう。それをどうやって調べるのですか。
○大口委員 だから、この文書に前任者と書いているということは、これは相当重要な事実だということでここに書いているわけでしょう。ここには文書にならないいろいろなことが、報告事項が、事実があるわけだけれども、その中で、重要だからこれは書いたわけでしょう。  そして、これはもう一カ月...全文を見る
○大口委員 長官、こういういいかげんな、中身も確認しないで焼却しちゃうようなこういう人たち、処分を考えていますか。
○大口委員 それから、この四ページの、平成十年八月から九月にかけて、これにかかわった者、それからその責任者はだれか。それで、何名ぐらいメンバーがかかわったのか。その課はどういう課なのか。人選はどういうふうにしたのか。荷物を積みかえるのに、青山墓地等でやったといいますけれども、その...全文を見る
○大口委員 この五ページのところで、「押収を避けたいとの意識も働いていたものと思われる。」こういうふうに記述があるわけですが、この「押収を避けたいとの意識も働いていたもの」、これはだれの供述ですか。そして、その根拠はどういうことですか。
○大口委員 これは主語が「数名が」となっているわけですね。その数名の中に藤島官房長だとかあるいは田中副本部長が入っている。ですから、藤島氏ですとか田中氏もこういう押収を避けたいという意識があった、こういうふうに判断したわけですな。
○大口委員 まだまだ――こればかり聞いていると時間がありませんので。  こういうことで、長官は、さらにこれについて調査をして、最終報告をする、できるだけ早くする、こういうふうに言っているわけですけれども、これについて、例えば調査の方法ですとか、あるいは責任者をかえるとか、さらに...全文を見る
○大口委員 中間報告の中にも、防衛庁の体質そのものが今問われている、こういうことが書かれております。そういう中で、調本の組織のあり方についてやはり検討しなければいけない。これについては、長官、きょうの答弁の中で、長官が本部長となって、調本の組織のあり方について、解体も視野に入れて...全文を見る
○大口委員 時期について明示をされませんでしたが、早急に結論を出していただかないと、結局は言葉だけに終わってしまうということになってしまいますので。どうですか。
○大口委員 それから今、防衛産業自体に対する疑惑といいますか、これが出ておるのですね。それで、これは新聞記事、十月十一日の読売ですが、そこに会計検査院対策の講義ということで調本から出席者が来て、「ひのき会」というのを持って、航空機関連メーカー二十社が加盟をして、そして会計検査院対...全文を見る
○大口委員 いや、いいです。  それでは、最後に会計検査院に聞きますが、こういうふうに国民の防衛産業に対する不信があるわけです。ですから、会計検査院としても、防衛装備品の調達については専従班をつくって、早急に検査していただきたいのですよ。  会計検査院の院長、非常に人柄がいい...全文を見る
○大口委員 早急にやってください。  それで、会計検査院からきょう報告書が出ました。この報告書を見ていまして、会計検査院は本当にまじめにやっておられるのだけれども、非常に歯切れが悪い報告書でございました。  平成七年一月の東通についての記述を見まして、あきれたのですね。「本院...全文を見る
○大口委員 本当に、今の話を聞いて、きちっと見れば数億の問題を見過ごしていた、とんでもないことだと私は思います。  それだけではなくて、平成九年八月、これも「当時の実情を良く知る責任者は退職したりしていて、返還金額の妥当性の検証ができなかった。」亡くなったわけじゃないのです。生...全文を見る
12月18日第144回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○大口委員 公明党・改革クラブを代表して、質問させていただきます。  まず、両参考人、お忙しいところをありがとうございます。皆さんの御説明は非常に参考になります。  そこで私からは、まず一つは、今古川委員からもお話がございましたように、JCIFで報告書を出す、サマリーを出す、...全文を見る
○大口委員 特に、これからABSとかMBSとか、もうアメリカでは非常に大きな市場になっておるわけだし、日本もいろいろな証券化というような時代に入ってまいりました。ところが、こういうMBSとかABSというものを、仕組みをつくる段階で格付会社が入っているというのが現状です。しかも、そ...全文を見る
○大口委員 次に、格付を下げるとか上げるとかということは、社債の問題だけじゃなくて、株価ですとか、いろいろな形ですごい影響を及ぼすわけでございます。そういうことで、格付の公表のあり方というのは非常に私は大事なことではないかと思います。  格付会社によって、その刊行物を購読する方...全文を見る
○大口委員 それから、これは格付会社の営業政策の問題でありますが、勝手格付をして、ちょっと辛目に格付をして、そしていろいろな有利な情報は聞いてあげますよという形で依頼格付に持っていくというようなことが、事実かどうかはわかりませんが、そういう可能性はあると。そういうことについて、ア...全文を見る
○大口委員 では、以上で終わります。ありがとうございました。
○大口委員 公明党・改革クラブを代表して質問をさせていただきます。  まず、証券取引等監視委員会にお伺いします。  設問します。設定をしますが、一つは、例えば格付会社のアナリストがある会社について格付をする、これは勝手格付の場合で、しかも公開情報で発行者と接触がない、こういう...全文を見る
○大口委員 では、今の設問は、かなり限定しているわけですけれども、当たるか当たらないか、どっちですか。はっきり言ってください、時間がもったいないから。
○大口委員 全然接触がないわけですよ、それでもって第一次情報受領者になるのですか。
○大口委員 ということは、今のは要するに公開情報だけでやっていますから、当たらないということですね。
○大口委員 はい、いいです、時間がもったいない。それは最初に言ってくださいよ、時間がないのですから。  それと、格付を下げるとか上げるということ、認定事実ではなくて格付を上げるとか下げるとか、そういうことは、この百六十六条の二項の四号の重要事実に当たるのですか、当たらないのです...全文を見る
○大口委員 規制の対象者からいいますと、そこを明確にしてもらわないと大変なことになるのです、これ。そこの基準を明確にしてください。
○大口委員 これ以上やると時間のむだですからやりませんが、これは規制の対象者にとっては非常に大事なことなんですから、明確にしていただきたいと思います。  次に、日債銀では、柳沢大臣、決断をされたことに対し、私も敬意を表したいと思います。  そういう状況の中で、金融監督庁が一斉...全文を見る
○大口委員 ということは、乖離があったということですね。
○大口委員 次に、大臣、長銀、日債銀以外で債務超過銀行はあるのかないのかということで、記者会見では、ない、こういうふうにおっしゃっております。そういうことで、債務超過銀行があるかないか、この衆議院の場でお答え願いたいということと、それと、早期是正措置の対象となる銀行があるかないか...全文を見る
○大口委員 早期是正措置の対象については、聞いている限りはどうでしょう。
○大口委員 そこら辺は一番市場も関心のあるところですから、早く発表していただきたいと思います。  次に、日債銀は十二月十四日、国有化ということになったわけですけれども、中間決算が十一月二十四日にありました。そして、その中で、百億の黒字の決算で、自己資本比率が八・一九で、九九年三...全文を見る
○大口委員 最後に一点だけ。  大臣、格付会社の格付と行政の規制ということが非常に今関心になっております。それについて一般的なお答えをしていただきたい。ただ、日本においてはやはり会計制度、監督制度をしっかりやらなきゃだめだということを私も思います。どうぞ。
○大口委員 ありがとうございました。