大口善徳

おおぐちよしのり

比例代表(東海)選出
公明党
当選回数9回

大口善徳の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  きょうは、総理に主に聞かせていただきます。  私は、二〇〇四年、党の消費者問題のプロジェクトチームの座長をしておりまして、消費者基本法の抜本改正にかかわらせていただきました。消費者というのは保護の対象であって、権利の主体である、こ...全文を見る
○大口委員 ありがとうございます。  次に、税体系の抜本改革につきましてお伺いをさせていただきたいと思います。  今、社会保障給付や少子化対策の安定的な財源を確保するためにも、税体系の抜本改革は避けることができません。総理は社会保障国民会議を設置されました。これはやはり、与野...全文を見る
○大口委員 次に、財政健全化と道路特定財源の関係についてお伺いしたいと思います。  二〇一一年までにプライマリーバランスを黒字化するということについて、前の先生方からもこれについての危機感というものの表明もあったわけでございます。そういう中で、道路特定財源の暫定税率がなくなると...全文を見る
○大口委員 道路特定財源には三つの偏りがあります。油種の中で、揮発油または軽油等に高い税率がかけられている。自動車のユーザーだけに課税されている。そして、東国原知事も主張されていますように、公共機関が発達していない地域、日常生活に自動車の利用が不可欠な方の負担がそうでない方よりも...全文を見る
○大口委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
02月22日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○大口委員 公明党の大口でございます。あと一時間ということでございますけれども、充実した審議をよろしくお願いしたいと思います。  私、資料を配付しております。資料一を見ていただきながら御質問させていただきたいと思います。  まず、道路特定財源につきまして議論をさせていただきた...全文を見る
○大口委員 納税者の理解を得るという受益者負担の原則ですね、それとやはり財政の硬直化があってはならない、この二つの要請を三条一項ただし書きで表現をしている、こういうことでございますね。  この資料一をもう少し見ていただきますと、この仕組みをよく見ますと、確かに翌年度以降に計算上...全文を見る
○大口委員 次に、地域間の格差の是正についてお伺いをしたいと思います。  地域間の格差の是正に関しては、本当に昨年も大変な議論になりました。それを受けて、今般、平成二十年度税制改正において、地域間の税源の偏在に早急に対応するため、暫定措置として法人事業税の一部を取り出して、二・...全文を見る
○大口委員 この問題は非常に難しい問題でございます。ただ、基本的な考えといたしましては、やはり地方に安定的な財源を確保するということが非常に大事だ、もちろん社会保障とかいろいろなことの安定財源は必要でございますけれども、しっかり議論をしてまいりたいと思います。  次に、資料の二...全文を見る
○大口委員 次に、この税制改正は来年度通常国会に提出されるわけですね。そして、早ければ本年十月一日にさかのぼって適用をする、こういう予定になっておるわけですね。  あわせて、その間に、現行制度の相続税の仕組みを、今回、長年とられていた法定相続分課税方式を改めて、相続人ごとに税額...全文を見る
○大口委員 今までも政府税調等でも議論をされてきて、これを機会に方向転換していきましょう、こういうことだと思うわけでございます。  それで、この事業承継における相続税の猶予制度について、平成二十一年度の税制改正で創設する、こういうことが閣議決定されたわけでありますけれども、我が...全文を見る
○大口委員 あと、もう時間も少なくなってまいりました。証券税制については、今般の改正によって個人の投資家が投資しやすい環境を整備し、利子、配当、株式譲渡益といった金融所得に対する税制上の中立性を確保する観点から、上場株式等の譲渡益及び配当に対する軽減税率を平成二十年末をもって廃止...全文を見る
○大口委員 金融関係の税制に関していえば、預貯金の利子は二〇%のまま、他方で株式が一〇%であるということは不公平ではないか、こういう認識を持っておるわけであります。私は、譲渡益、配当に係る税制はできる限り公平で中立なものとする、すなわち利子も含めて税率をそろえる、他方、損益通算の...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  きょうは、中里参考人、中林参考人、高木参考人、安藤参考人、本当にお忙しいところ、急なお話だったと思うのですが、来ていただきまして本当にありがとうございます。今、先生方から大変示唆に富むお話を聞かせていただいたわけでございます。  まず...全文を見る
○大口委員 ありがとうございました。これは政治家の責任でもございまして、きょうのお話をしっかり肝に銘じてまいりたいと思います。  そういう中で、税制、税体系の抜本的な改革、これをしていかなきゃいけない、喫緊の課題になっておるわけでございます。財政再建派あるいは成長路線派、こうい...全文を見る
○大口委員 これにつきましても、政治家がしっかり議論してまいりたい、こういうふうに思っております。  道路特定財源の議論に入りたいと思うんですが、これは中林参考人、アメリカの事情をよく御存じなわけでございます。確かに、税は一般財源であるというようなことについては、いろいろ議論が...全文を見る
○大口委員 大変示唆に富む御意見だと思います。やはり絶えず見直しをしていくことが大事ですし、国民に対して説明責任を果たしていくことが本当に大事である、こういうふうに思います。  そこで、高木参考人、全国を回られて、全国の状況というのを講演等でつぶさに見ておられると思うんですね。...全文を見る
○大口委員 ありがとうございます。  ただ、十年でとにかくしっかり整備して人口減少社会に備えよう、こういう声もあること、そして命の道路ということ、第三次救急医療施設に三十分以内で入っても五割の救命率だ、こういう緊急性もやはりありますので、そこら辺についてはまた議論をさせていただ...全文を見る
○大口委員 時間が参りましたので、以上で終わりにします。安藤先生、済みませんでした、一度も御質問できませんで。  ありがとうございました。
02月27日第169回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○大口分科員 公明党の大口でございます。  大臣初め、連日、大変御苦労さまでございます。私も財務金融委員会で道路特定財源のことを何回も質問させていただいております。とにかく、今、二〇一一年を目指してプライマリーバランス黒字化という時期に、暫定税率が廃止されますと国、地方で二・六...全文を見る
○大口分科員 この中部横断自動車道は、中部日本横断自動車道という形で上越市までつながるということでございます。東名、中央、そして上越自動車道とネットワークを形成しております。広域的に経済の振興に非常に資する路線であります。  今、この中部横断自動車道の清水港への延伸というものが...全文を見る
○大口分科員 大変重要な、また、地元にとってもありがたいお話でございまして、しっかり私も地元も頑張ってまいりたいと思います。  次に、国道一号静清バイパスの牧ケ谷インターチェンジでございますけれども、藁科川右岸、それから藁科川の堤防と丸子藁科トンネルの間の非常に短い区間にあるイ...全文を見る
○大口分科員 三月二十四日、昭府立体の供用開始ということで、これは私も本当に非常な思いがありまして、関係者の皆さんの努力でこういうふうに至ったと思っております。またしっかりこの件についてもお願いしたいと思います。  次に、地域高規格道路の静岡南北道路、通称の流通センター通りの立...全文を見る
○大口分科員 ありがとうございます。  ここが非常にこれからの静岡市の発展のため大事なところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  そして、この静岡南北道路が海岸部で接続する国道百五十号は、来月の三日に清水バイパスが四車線道路で供用開始される、先ほども御紹介があ...全文を見る
○大口分科員 ついては、河川局にお伺いしたいんですけれども、静岡市の安倍川というのがございます。これは三大崩れで有名な大谷嶺というのが源でございまして、静岡市内を貫流する延長五十一キロメートルの一級河川で、水質は日本一、こういうふうに言われておる河川でございます。  その安倍川...全文を見る
○大口分科員 よろしくお願いしたいと思います。  次に、安倍川二線堤の秋山陸閘がございます。そこは県道大川静岡線が走っていて、通学路にもなっています。朝夕のラッシュ時は大変危険な箇所でもございます。通学する生徒の安全確保のため、例えば、道路管理者がいろいろ検討しておるんですけれ...全文を見る
○大口分科員 ありがとうございます。  ここも静岡市では大きな課題になっておりまして、今河川局長からそういうお話をいただきましたので、また鋭意しっかり地元の要望も聞いて進めてまいりたいな、このように考えております。  次に、県道藤枝静岡線の安倍川橋というのがあります。これは、...全文を見る
○大口分科員 ありがとうございます。  次に、東駿河湾環状道路についてお伺いしたいんです。  これは、東名高速、国一、国道二百四十六号、伊豆縦貫自動車道、さらに新東名とも接続する静岡県東部地域の骨格を形成する道路で、市街地の慢性的な交通渋滞の解消のみならず、災害時のライフライ...全文を見る
○大口分科員 次に、都市計画道路の志太中央幹線の藤枝工区についてお伺いしたいと思います。  今、静岡県民の熱い期待が寄せられているのが富士山静岡空港、これが来年の三月開港に向けて着々と準備が進められています。この空港がもたらすインパクトというのは、人の交流、物流は言うに及ばず、...全文を見る
○大口分科員 きょうは一部だけ道路整備について要望させていただきました。本当に、地方は道路の整備というのは要望がございます。本当に、将来の日本のためにも大臣にも頑張っていただきまして、また御協力をお願いしたいと思います。きょうは本当にありがとうございました。  以上で終わります...全文を見る
03月25日第169回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  来年の五月には裁判員裁判制度を実施する、こういうような段階に入ってまいりました。  判例タイムズに、今崎幸彦司法研修所の教官が、「司法研修所における裁判官共同研究の概要」ということを発表されております。そして、その裁判員裁判の審理に求...全文を見る
○大口委員 鑑定のあり方についても、また鑑定書がわかりやすいものである必要もあるし、あと一年でありますので、これから本当にしっかり検討していただきたいと思います。  また、今回の事件で、量刑のことも問題になったわけであります。  量刑は裁判員裁判でも極めて重要な問題でありまし...全文を見る
○大口委員 ばらつきが余りにも大きくなって、それで公平さを欠くというようなことになってきますと、裁判員裁判の信頼性にもかかわってきますので、しっかり準備をしていただきたいと思います。  次に、裁判員裁判というのは、裁判員と裁判官との評議のあり方も重要であると思います。先ほどの今...全文を見る
○大口委員 いかに裁判員とのコミュニケーションを図って引き出してくるか、これにやはり裁判員裁判の成否がかかっておると思うんですね。ですから、やはり心理学でありますとかコミュニケーションのいろいろな技術をどう学んでいくか、意識改革もしなきゃいけませんが、技術も大事だと思いますので、...全文を見る
○大口委員 裁判員裁判制度、審理について冒頭にもお話ししましたように、例えば正当防衛というものをどう裁判員に理解していただくか、あるいは責任能力、これも心神喪失や心神耗弱、こういう概念、あるいは殺意、共同正犯と共謀共同正犯とか従犯ですとか、こういう法律概念というのは、私どもは司法...全文を見る
○大口委員 とにかく失敗は許されないものですから、本当に今、最高裁も、裁判所も模擬裁判等で一生懸命やっておられるわけでありますけれども、ぜひともきょう質疑させていただいたことをまたしっかり認識していただいて、対応していただきたいと思います。  それでは、法務大臣の方にお伺いをさ...全文を見る
○大口委員 時間になりましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
04月04日第169回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  今回の法案につきまして、質疑をさせていただきたいと思います。  昨年の六月に、犯罪被害者等基本法あるいは基本計画を受けまして、被害者参加制度、この法律ができたんです。そして、この十二月にもこれが実施されるということであります。  こ...全文を見る
○大口委員 その昨年の刑訴法の改正に当たって、これはちょっと異例のことだと思うんですが、いろいろと審議もしました。  その中で、やはり被害者の方には、被害者参加制度について、国選弁護士を付すべきである、こういうことで、政府の法案をさらに修正して、附則の中に「資力の乏しい被害者参...全文を見る
○大口委員 今大臣から、この意義についていろいろ深く考えられてのお考えをお伺いしました。  とにかく、犯罪被害者の方は、大事な方を亡くされた遺族を含めまして、本当に精神的にも、あるいは経済的にも苦境に陥っておられる、そういう方々の尊厳を回復していく、名誉を回復していく、そのため...全文を見る
○大口委員 これは、ただ単にマニュアル等の書いたものだけで周知徹底ができるかどうかということでありますので、どう周知徹底させるか、研修等も含めたことをやはりよく検討していただきたいと思います。  しかも、この被害者参加制度が十二月には実施されて、そして来年の五月には裁判員制度が...全文を見る
○大口委員 次に、国選弁護士の選定の請求の要件についてお伺いしたいと思います。  今も赤池先生から御質問がありましたけれども、資力が一定の要件を満たさない被害者参加人について、請求により国費で弁護士を付す、これは原則として費用の償還は不要であるということであります。被疑者、被告...全文を見る
○大口委員 もう一つ、基準額についてお伺いをしたいと思うんですけれども、基準額は政令で定める、こういうことになっていますが、具体的にどれぐらいの額なのかということでございます。  被疑者、被告人国選弁護の場合は、今も答弁がありました五十万ということでございますね。これは、一カ月...全文を見る
○大口委員 それから、参加弁護士の候補者を指名するに当たっては、法テラスにおいて最適の人を選ぶということはしっかりやっていただきたい、こういうふうに思っております。被害者の置かれた大変厳しい境遇ということをやはり本当に理解して、その運用をしていただきたいと思うわけでございます。 ...全文を見る
○大口委員 スウェーデンの例もあったわけでございますけれども、これについては、被害の直後から、犯罪被害者の相談、マスコミの対応、刑事告訴、法廷付き添い、訴訟記録の閲覧、謄写、意見陳述の助言等各種の支援について弁護士費用の援助を受ける制度、犯罪被害者等法律援助事業というのがあります...全文を見る
○大口委員 このほか、経済的支援に関する検討会では、昨年の法改正の中で損害賠償命令制度というのができました。今回の被害者国選弁護士に、それについても代理人として仕事をできるようにしてはどうかという意見もあったと思いますけれども、これについてはやはり法律扶助制度と本当に有機的な連携...全文を見る
○大口委員 時間になりましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。
04月22日第169回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  本日は、山下参考人、筒井参考人、柄澤参考人、今尾参考人、坂参考人、各参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。  まず、山下参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、山下参考人が「アクチュアリージャーナル」というところで、保険法の...全文を見る
○大口委員 その中で、今回、何といいましても告知義務の問題が非常に重要な改正であろう、こう思っています。自発的な申告義務から、質問応答義務ということになったわけであります。  ただ、この点につきまして、危険に関する重要な事実について、質問応答義務になるということによって、例えば...全文を見る
○大口委員 自発的申告主義から質問応答義務に変更したということで、これが契約者に過度の負担にならないように、やはり危険における重要な事項ということについてわかりやすく、そしてまた後で問題が起きないようにやっていかなきゃいけない。そういう点では、生保また損保、そして共済の各業界の方...全文を見る
○大口委員 あと、新聞では大変話題になったことがございますが、現物給付について。  生命保険契約あるいは傷害疾病定額保険契約については、こういう現物給付ということによって、高齢化社会において、例えば介護サービスの提供とかあるいは老人ホームへの入居権を付与するというものを考えたら...全文を見る
○大口委員 最後、未成年の死亡保険につきまして、日弁連がいろいろ意見をおっしゃっておられます。これは業法の問題、監督法の問題でもあるかもしれませんが、問題点について御指摘があればと思います。
○大口委員 時間が参りました。ありがとうございました。
04月25日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○大口委員 公明党の大口でございます。早速質問させていただきます。  大臣、「金融商品取引法」、こういう書物まで著されておられまして、やはり非常に政治家らしく、一般の方にわかりやすいように工夫されて書かれていて、私も読ませていただきました。そういう中で、今回、タイムリーにも、こ...全文を見る
○大口委員 次に、今大変な話題になっております、日本の証券会社のトップ、野村証券のMアンドAを扱う企業情報部に所属していた中国人社員が、留学生仲間であった二人と二〇〇六年から二〇〇七年にかけて内部情報を流して、一年半で二十一銘柄、そのうち、この担当になっているもの以外が十六銘柄だ...全文を見る
○大口委員 九万とか六万とか五万とか四万とか、こういう課徴金もあるわけでございますので、やはりこれは考えていかなきゃいけないと思います。  また、相場操縦、なれ合い売買、仮装取引、変動操作、安定操作、風説の流布、偽計取引等々の不正取引、あるいは開示書類の虚偽記載の罰則、こういう...全文を見る
○大口委員 平成十五年、金融庁は、大和証券のSMBCに対する行政処分、これを行っておりまして、このときは、事業法人部ですか、業務停止命令と、あと、業務改善命令ということで、法人関係情報の厳重な管理の徹底、十分な研修の実施等による役職員の法令遵守の徹底、再発防止策の策定、厳格な社内...全文を見る
○大口委員 そういう点でも、金融人材をしっかりと育てていくということが本当に私は大事だと思います。今のニューヨーク等の市場あるいは香港の市場等からいっても、日本の金融の人材というものは、私は、いろいろな面でもっと育てていくべきではないかと思います。  そういう点で、市場参加者や...全文を見る
○大口委員 時間が参りましたので、以上で終わります。  ありがとうございました。
05月15日第169回国会 衆議院 本会議 第29号
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○大口善徳君 公明党の大口善徳でございます。  私は、自由民主党、公明党を代表し、ただいま趣旨の説明がありました特定商取引に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  質問に先立ちまして、一言申し上げます。  去る五月二日にミャンマー...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  まず、民法七百七十二条の嫡出推定規定をめぐる、いわゆる離婚後三百日問題についてお伺いをいたしたいと思います。  この問題については、子の福祉を図る観点から、これまで公明党としても、また与党としてもさまざまな検討を重ねてまいりました。そ...全文を見る
○大口委員 家族会の方も、大臣に大変丁寧に聞いていただいたということで、本当に喜んでおられまして、また、ただいまの御答弁につきましては、これは本当に裁判所もよく考えていただきたい、こういうふうに思っております。  その中で、もう一つ、離婚後三百日以内に生まれた子の中に、懐胎した...全文を見る
○大口委員 大臣のリーダーシップをぜひともよろしくお願いしたいと思います。  それから、昨年の通達で、別紙として、懐胎時期に関する証明書の様式に、懐胎の時期の算出根拠、一というのがありまして、超音波検査による頭殿長を考慮して、頭からおしりまでの長さを考慮して決定された妊娠二週ゼ...全文を見る
○大口委員 ただ、本当に実際の証明書が実態と合わない、不自然な結果がある場合もあるんですね。よくそこら辺、また医学関係者と連携をしていただきたい、これでいいのかということをですね。今、大臣の御答弁にもありましたように、短縮という方向についてもやはり柔軟にやっていただけるように御検...全文を見る
○大口委員 東京家裁で現実にあったことを私は聞いていますし、大臣も聞いておられるんですよ。だから、そういうものがないということはないんです。その方がうそをついているとは思いません。もっと実務取り扱いについて総点検をしていただきたいと私は思うんです。  それで、こういう場合はDV...全文を見る
○大口委員 親子関係不存在の確認の調停ですと、前夫が当事者であるため、前夫が呼び出しに応じないと調停が不調になったり、それから、前夫との合意が成立しないため、家事審判法二十三条の合意に相当する審判をすることが不可能となって、訴訟に移行せざるを得ないわけであります。  これに対し...全文を見る
○大口委員 強制認知は、嫡出否認とか親子関係不存在と比べますと、当事者にとって、子の母そして子供にとって大きなメリットがあるわけです。  昭和四十四年五月二十九日の最高裁判決でも、離婚後三百日以内の出生子であっても、母とその夫とが、離婚届に先立ち約二年半以前から事実上の離婚をし...全文を見る
○大口委員 しっかりお願いします。  離婚後三百日以内に生まれた子の前夫を父としない戸籍の届け出を可能とするため、親子関係不存在の確認とか強制認知など、調停や裁判手続について、利用者である申立人に裁判所もアンケートをとって、利用者の申し立ての負担を減ずる方策を検討すべきである、...全文を見る
○大口委員 どうか調査をしていただきたいと思います。  時間がもうなくなってまいりましたので、法テラスのことでちょっとお伺いしたいと思います。  日本司法支援センター、法テラスは本年四月に二周年を迎えまして、今般、法テラスが実施した認知度調査によれば、法テラスの存在を知ってい...全文を見る
○大口委員 大臣、私も認知度が二割というのはびっくりしたんですよ。裁判員制度の広報も大臣が「裁判員誕生!」という流れに変えたように、やはり大臣のリーダーシップで広報活動について根本的に考えていただきたいな、私はこう思っております。  きょうは本当にありがとうございました。以上で...全文を見る
05月27日第169回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  いよいよ少年法改正の審議が始まりました。  昨日、あすの会の岡村代表を初め、今、それこそ早川先生からも御紹介のありました鈴木八恵子様、最愛の息子さんを本当に残虐な方法で亡くされた、そういう思いのつづられた手紙も読ませていただきました。...全文を見る
○大口委員 今回の少年法改正の最も大きな柱は、被害者等による少年審判の傍聴の規定を新設するということであります。この傍聴規定が新設される理由は、事件の真相を知りたい、審判の具体的状況を知りたいという被害者等の心情が尊重されるべきである、また被害者等の立ち直りに資する上、少年審判に...全文を見る
○大口委員 この傍聴制度と少年の健全な育成という少年法の目的の両方を調和させていくということで、家庭裁判所が傍聴の相当性を判断するときの考慮事情として、少年の年齢及び心身の状態、事件の性質、審判の状況その他の事情を挙げておる、そして少年法第一条は少年の健全な育成を期することを目的...全文を見る
○大口委員 また、今回の改正案については、十四歳未満の触法少年に係る事件も被害者等による少年審判の傍聴制度の対象とされておる。その理由として、一、被害者等の心情は、加害者が犯罪少年か触法少年かで特段異なるわけではない、二、触法少年については、刑事裁判になる可能性がないため、少年審...全文を見る
○大口委員 次に、今回の傍聴の対象事件、これは故意の犯罪行為により被害者を死傷させた罪及び業務上過失致死傷等の罪の事件に限定しております。また、その中でも、被害者を傷害した場合については、生命に重大な危険を生じさせたときに限っているわけです。まず、この生命に重大な危険を生じさせた...全文を見る
○大口委員 次に、被害者等から傍聴の申し出があった場合に、裁判所が少年や付添人からの意見を聴取することを傍聴許可の要件に加えるべきであるという意見もあるわけであります。少年審判には、裁判所がみずからの手続を主宰する職権主義的審問構造がとられておりますので、法的に必ず意見を聞かなけ...全文を見る
○大口委員 また、裁判所が被害者等の傍聴を許可する場合に、少年に付添人のないとき、例えば業務上過失致死傷等の罪では国選付添人というのはつかない場合が多いわけでありますけれども、そういう場合、裁判所が国費による弁護士付添人を選任すべきである、こういう意見についてはどうお考えでしょう...全文を見る
○大口委員 今回、法文上、被害者等の少年審判の傍聴の方法として、モニター傍聴は認められていません。このモニター傍聴に関して、先日二十二日の本会議において、民主党の加藤理事の質疑に対して鳩山法務大臣は、法制審議会において、モニターによる傍聴であっても被害者等から見られているという点...全文を見る
○大口委員 時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。どうか大臣、よろしくお願いいたします。
05月30日第169回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  きょうは、酒巻参考人、斎藤参考人、土師参考人、原参考人、お忙しいところありがとうございます。  土師参考人については、私も著書を読ませていただきました。被害者の側の思いというものを述べていただきまして、本当にありがとうございます。また...全文を見る
○大口委員 土師参考人にお伺いします。  著書の中でも、少年法の壁という表現をされておられました。そして、傍聴制度、本当に真実を知りたい、こういう思いがつづられていたわけでありますが、今、酒巻参考人のこういう考え方に対してどのように評価されるか、お伺いしたいと思います。
○大口委員 この考え方について、斎藤参考人はどういうようにお考えですか。
○大口委員 このように、関係性、相当性の判断をする場合にもいろいろな考え方があるわけですね。そういう点で、この相当性の判断のことを考えてみましても、原則どうなのかということが非常に大事になってくると私も問題意識を持っております。ただ、やはり平成十六年の犯罪被害者等基本法の精神とい...全文を見る
○大口委員 私も、さきの委員会質疑で、モニター傍聴についてお伺いをしたわけであります。特に、被害者の方が同じ部屋で加害少年と顔を合わせたくないというような場合に、選択肢の一つとしてそういうモニター傍聴を認めてほしいという場合が私はあると思います。それに対して種々の弊害があるという...全文を見る
○大口委員 今回こういう法改正をするに当たって、私は、やはり裁判官あるいは捜査に当たる者、そして付添人の役割は非常に大事だな、こう思っております。加害少年が本当に反省するかどうかということにおいて付添人というのは非常に大事でございますし、また傍聴を認めるという上において付添人の役...全文を見る
○大口委員 ありがとうございました。
○大口委員 ただいまの御質問にお答えしたいと思います。  触法少年というだけで、やはり一般的に精神の発育が十分でなく、その心情の安定への配慮の要請がより大きいということで、今回その配慮という規定を置かせていただいたわけであります。  さらに、低年齢の場合、特に中学校に入学する...全文を見る
○大口委員 お答えいたします。  付添人は、やはり加害少年のいろいろな相談を受ける、そして、とにかくいろいろと教育もしていく、そして更生に対して努力をしていく、そういう点で、少年と付添人の信頼関係というのは非常に特別のものがあると思うんですね。  そういうことからいきますと、...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○衆議院議員(大口善徳君) ただいま議題となりました少年法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明いたします。  政府提出法律案は、平成十六年に犯罪被害者等基本法が議員立法として全会一致により成立したことなどを踏まえ、少年審判に...全文を見る
○衆議院議員(大口善徳君) 木庭委員にお答えいたします。  これまでも何回も答弁をさせていただいておりますけれども、やはり少年審判は、少年の健全な育成を図ることを目的としていると、こういう少年法の理念、目的というのは、これは極めて大事なことであると。また、これは犯罪被害者基本法...全文を見る
○衆議院議員(大口善徳君) これにつきましては、やはり被害者の方あるいは御遺族の方、こういう方がその尊厳にふさわしい処遇をしなきゃいけない。その場合、これまでも閲覧や謄写の制度、それから審判の結果の通知制度があって、そして今回、一定の重大な被害者の方々についてはその傍聴を認められ...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○衆議院議員(大口善徳君) 平成十二年十一月十六日、我が党の高木陽介からこの三点についての懸念が指摘されております。  これにつきましては、先生ももう議論していただいたわけですけれども、平成十六年に犯罪被害者等基本法の議論がありました。そして、平成十七年には犯罪被害者等基本計画...全文を見る
○衆議院議員(大口善徳君) ですから、そういう懸念があるので、こういういろいろな仕組みをつくって、そしてこれが少年の健全育成を害しないようにしっかりしていこうと、こういうことでございます。
11月18日第170回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  それでは早速この法案について質問させていただきますが、森大臣、また副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。きょうはしっかり質問させていただきたいと思います。  本年六月の四日、最高裁判所大法廷で、日本の父と外国人の母から生まれ...全文を見る
○大口委員 そういう中で、判決でもそうでございますけれども、私どもも一番注意しなきゃいけないのは、偽装認知による国籍取得の防止対策、これをしっかりやらなきゃいけない、こういうことでございました。  そういう点で、今回新たに、法務局に対し虚偽の国籍取得届けを行った場合これを処罰の...全文を見る
○大口委員 偽装認知の防止策につきましては、本当にこれは国を挙げてしっかりやっていただきたいと思いますし、特に法務省は警察庁と連携して対応していただきたい。また、外務省もそうでございますし、本当に各省がきちっと対応していただきたい、こう思っておるわけでございます。  そういう中...全文を見る
○大口委員 さらに、稲田委員からも御指摘がありましたけれども、国内外のブローカー等、こういう犯罪者集団といいますか、そういうところの組織的な偽装認知に基づく虚偽の国籍取得の動き、こういうのをいち早く察知していただかなければいけません。  そういう点では、入国管理局や警察関係当局...全文を見る
○大口委員 父子関係のDNA鑑定につきましては、詳しく稲田委員から質問がありまして答弁いただきましたので、これにつきましても今後の課題としたいと思いますが、外国籍の子だけについてこういう扱いをするということについてはやはり憲法上の疑義があるんではないかな、こう思います。  次に...全文を見る
○大口委員 そこで、この法律が、まだ改正前においても、特に最高裁の判決がおりた前においても、従前の届け出において、法務局の戸籍窓口に相談に行った段階で戸籍が取得できないと言われ断念したり、あるいは届け出に行ったが父母の婚姻要件を欠いていたため受け付け手続が行われなかった方もいらっ...全文を見る
○大口委員 今回の改正では、平成十五年以降に従前の届け出をしていた者及び最高裁判決の翌日以降に従前の届け出をしていた者が経過措置により国籍を取得する場合、その効果が届け出のときにさかのぼるとされております。  この遡及の理由、遡及のメリット、それから附則第五条の国籍を取得した者...全文を見る
○大口委員 今回の附則第四条で従前の届け出を行っていなかった者でも、平成十五年以降に改正後の国籍法第三条一項の要件に該当したものについては、改正法施行後三年以内に限り、法務大臣へ届けることにより日本の国籍を取得できるものとしているわけであります。  どのような者がこの措置の対象...全文を見る
○大口委員 今聞いて、ぱっとわかった人は余りいないんじゃないかと思うんですね。こういう方が一番多いわけですので、届け出を従前にしていない方が。ですから、本当にこれはもうわかりやすく広報するということが非常に大事である、こういうふうに考えるわけですけれども、こういうものについてのい...全文を見る
○大口委員 特に、重い罰則等があるということにつきましては、これは偽装認知防止のためにもなります。本当にこういうことをやっても割に合わないんだということを、どう知らせていくかということが非常に大事だと思うんですね。今簡単に答弁されましたけれども、そのことについてもう一度御答弁願い...全文を見る
○大口委員 最後の質問なんですが、日本人の父が外国人の母との間で出生した子を認知する場合に、認知の要件を満たすことを証する書面の提出が求められるわけですね。特に外国人の母の本国が、例えば独身証明ですとか、あるいは身分関係の証明書とかの公的な証明を発行しない場合があるわけです。こう...全文を見る
○大口委員 持ち時間が終了しましたので、以上で終わりといたします。ありがとうございました。