大口善徳

おおぐちよしのり

比例代表(東海)選出
公明党
当選回数9回

大口善徳の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第174回国会 衆議院 本会議 第3号
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○大口善徳君 公明党の大口善徳でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度第二次補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  本補正予算に賛成する理由は、ただ一点、国民の生活を守るということ、その観点から、景気対策である第二...全文を見る
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○大口委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度第二次補正予算二案に対し、賛成の立場から討論をいたします。  本補正予算案に賛成する理由は、ただ一つ、国民生活を守るという観点でございます。  補正予算案に盛り込まれた施策については、エコポイントやエコ...全文を見る
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  今回、政治と金の問題を中心に質問させていただきます。  その前に、昨年の八月三十日、選挙がありました。私、いろいろな現場に回らせていただいたんです。その中で、やはり事業仕分け等、本当に税金の無駄遣いをなくすべし、非常に国民の皆さん...全文を見る
○大口委員 総理は、もちろん内閣総理大臣ではございますけれども、民主党の代表でもございます。最大の議席数を持った総理が、やはりこれについてもリーダーシップを発揮していただくということが私は大事であろうということで、思い切ってここは、今の現場の皆さんの気持ちというもの、国民の気持ち...全文を見る
○大口委員 結局、国民が納得できる形で今責任を果たしていない。だから、政権交代しても政治は変わらない、もっと前の古い政治が続いている、こういうふうに評価されているわけなんです。だから、支持率も結局、不支持率が上回る。こういうことを国民は見ているんです。そこを、総理、しっかり受けと...全文を見る
○大口委員 答弁が、だから、実質の罪である、こういうことでよろしいんですね。確認します。
○大口委員 重く受けとめるということでございます。  そして、小沢幹事長、これは不起訴に決まったとき、二月の五日、六日のマスコミの世論調査では、小沢氏のこれまでの説明については納得できないという方が九割近くにも上っているわけです。そして二月の八日、小沢幹事長は記者会見で、検察か...全文を見る
○大口委員 総理、幹事長を指名したのは総理なんですよ。ですから、これは総理にも責任があるんです、小沢幹事長の説明責任について。そこを何か他人事のように小沢幹事長に任せるということが、私は国民が理解できないと思うんです。そして、国民の意識と小沢幹事長の意識が余りにもギャップがあるも...全文を見る
○大口委員 普天間のことも大事です。本当に離脱を覚悟の上で強くおっしゃいました。  それと同じぐらいに、この政治と金の問題、社民党は今まで一生懸命やってこられたじゃないですか。社民党の支援者が今失望しているんです。福島さんは、この三つのKのうちの政治と金の問題について、もっと離...全文を見る
○大口委員 本当に国会でそれをやるべきということを明確にしていただきたいと思うんです。  そして、これは、「民主党は自浄能力を発揮したか」という直近の読売新聞の世論調査では、八八%の人が「そうは思わない」、こういうふうに言っているんです。  枝野大臣、枝野大臣は事業仕分けで本...全文を見る
○大口委員 その自浄作用を具体的にどう発揮するのかということに対して具体的に発言がなかったことは残念だと思います。  それでは、今回、石川議員、離党届を昨日出された、こういうことでありますが、これまで民主党は、議員の不祥事に対しては非常に厳しい対応でしたね。山本譲司さんにつきま...全文を見る
○大口委員 二十年前に発行されました「永田町下級武士たちの反乱」、ユートピア政治研究会編著の四十六ページに、政治資金の透明度をいかに高めるか、討論がありました。総理もここに出ておられて、そして、おやじも弟も国会議員をやっておりますから助けてもらっていますと。二十年前からお父さんや...全文を見る
○大口委員 それで、総理はお母様と年に一、二回ぐらいしか会っていない、こういうことだったですね。しかし、与謝野議員の質問等があって、結構そうでもない、あるいは電話等での連絡等はあったんじゃないですか。どうですか。
○大口委員 この「総理側への偽装献金の全体像」、これを見ていただきますと、六幸商会の管理ということでお母様から十二億六千万、総理が三億二千万。総理のこの三億二千万も、最近は一千万ちょっとになっているんですね、徐々に減っているんです。それから、総理の個人口座からのお金。これが個人事...全文を見る
○大口委員 これは朝日新聞の記事の図を紹介させていただいて、それで今確認をさせていただいたわけです。  この中で、お母様の十二億六千万、これは先ほどの答弁ですと現金だ、こういうお話ですが、毎年一億八千万、月に一千五百万、これは現金ということでよろしいですか。
○大口委員 今、書類がなかったから現金ではなかったかと思いますということは、そうすると、書類がないということは、この十二億六千万、この金額よりも大きい場合もあるということですか。  そして、口座振り込みとか小切手でないということは、要するにそういう口座関係の書類とかそういうもの...全文を見る
○大口委員 ただ、その書類がないと今おっしゃいましたね。ですから現金と。口座ですと金額がはっきりするわけです。  帳簿等はしっかりあるんですね。どうぞ。
○大口委員 帳簿がない。それで金額がどうやって確定するんですか。考えられないですよ。調べようがないじゃないですか、帳簿がなければ。答えてください。
○大口委員 今、企業は内部統制ということで、本当にこういう財産の管理、厳しくやっているんですよ。今の、帳簿もないということは本当に信じられない。ですから、御説明も結局信用できないということを、今わかったわけでございます。  ところで、二月の八日、我が党の斉藤政調会長が総理に対し...全文を見る
○大口委員 だったら、もう何でも隠すのはやめてくださいよ。こういうものは別に出したっておかしくないんです。仮配分のときもそうでしたよ。しっかり出していただきたいと思います。  そして、この資料のコピーですね。この資料のコピーは検察庁に任意提出したと。私も弁護士ですから、資料は当...全文を見る
○大口委員 弁護士の常識からいうと考えられないです。それは、昔のように毛筆で写している場合はそうかもしれません。今は高速のコピー機というのがあるわけですから、とても今の説明では納得できません。  そして、もしコピーがないとしたら、刑事訴訟法百二十三条で仮還付できるわけです。これ...全文を見る
○大口委員 とても、ちょっと常識では考えられないことであります。  そして、二回にわたって上限制限をオーバーしたというのが、これが北海道新聞の平成十四年の九月十三日、そしてその後、これは平成十六年にそういうオーバーしたということで、北海道新聞に二回書かれたんですね。  それで...全文を見る
○大口委員 ですから、今の答弁を聞きますと、まず、相続税法のみなし贈与にはこれは該当しないんです。私も見ました。五条の生命保険、六条の定期金受給権、そして七条の低額譲り受けによる利益、八条の債務免除による利益、九条のその他の経済利益、そして九条の二から九条の五、これは信託受益権。...全文を見る
○大口委員 それで、一つ指摘しておきたいんですが、民主党の北海道第九総支部の家賃問題があります。  この民主党北海道第九総支部の事務所というのは、今は道議の田村龍治さんの事務所になっております。そこに北海道第九総支部の事務所があるわけです。実はこれは、田村龍治氏は、半分は御自分...全文を見る
○大口委員 政党支部ですよ。まさしく政治家の、政党の、鳩山総理の選挙区の拠点ですよ。そこが実態がないということはとても考えられないわけですよ。ですから、これは政治資金規正法の不記載の可能性がある、私はこう思います。  次に、自由党をめぐる金の流れということでございます。  こ...全文を見る
○大口委員 その後、二〇〇二年に藤井前財務大臣、これは自由党の幹事長、代表が小沢一郎氏でありますね、十五億二千万、これも政党交付金が行っている。国民の税金が藤井さんのところに行っている。ところが、そこから先は結局追いかけられないんですね。小沢幹事長関連の政治団体に行っているとも言...全文を見る
○大口委員 いずれにしましても、しっかり国会の自浄作用と再発防止をやっていこう、こういうことをやっていかないと国民から理解されないんです。ぜひともこれはやってまいりたいと思います。  総理は、政権公約を実現する会をつくられました。未届けであったんですが、今回、二月三日に届けられ...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。三公述人の先生方、大変お忙しいところ、ありがとうございます。また、貴重な御意見、本当にありがとうございます。  まず、子ども手当についてお伺いしたいと思います。  昨日から子ども手当の審議に入りました。ここで、やはり財源の確保というこ...全文を見る
○大口委員 公明党は、児童手当を財源との見合いで、こつこつこつこつやってまいったわけでございます。二十二年度限りのものについては、児童手当プラスアルファという形の設計になっているということでございます。  さて、実は本日、公明党は午前中、我が党の山口代表が首相官邸を訪れまして、...全文を見る
○大口委員 ケアつき住宅といいますか、こういうものも、我が党、今回の提言の中に入れております。いずれにしましても、住宅あるいは人権擁護、しっかりやっていきたいと思います。  そういう中で、高橋伸彰先生、今回のことで、雇用税の導入をおっしゃられました。要するに、法人税の引き下げと...全文を見る
○大口委員 以上で終わりたいと思います。  S&Pの格付が引き下げられたというようなこともありまして、財政規律はしっかりやっていきたいと思います。  ありがとうございました。
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。  前原大臣には、海洋基本法、基本計画等で一緒にいろいろと勉強してきたわけでございますけれども、命を守るという総理の理念というのはだれも反対する人はいない、そういうことで、その視点からきょうは質問させていただきます。よろしくお願いしま...全文を見る
○大口分科員 梅雨の前ということだから、六月の早い段階でということですか。ちょっと明確に。
○大口分科員 今局長からも話がありましたように、このことについては、東名高速道路牧之原地区地震災害検討委員会が発足をしたわけですね。そして、この検討委員会では、地形、地質、周辺の震度、降雨状況等から当該のり面崩落の原因分析、本復旧対策工、そして条件が類似した盛り土箇所の抽出とその...全文を見る
○大口分科員 地震はいつ発生するかわかりませんので、本当にしっかり調査をしていただきたい、こういうふうに思っております。  それで、今回の地震はマグニチュード六・五の地震だったんですね。ところが、想定される東海地震、これはマグニチュード八、それから東南海・南海地震、マグニチュー...全文を見る
○大口分科員 よろしくお願いしたいと思います。  その上で、この地震で東名高速道路の盛り土の部分が崩落したわけでありますが、高速道路の盛り土部分の土構造物について、新聞報道では、どこでも明確な耐震基準がない、こういう報道であったわけであります。聞きますと、のり面、斜面安定工指針...全文を見る
○大口分科員 では、今後ちゃんとしっかり見直しをしていくということでございますね。できるだけ早く見直しをして、今調査中でありますから、ちゃんとそれを発表していただきたいと思います。  次に、東名高速道路というのは日本の大動脈ですね。それが、震度六弱、マグニチュード六・五でああい...全文を見る
○大口分科員 本年六月ごろを目指し、高速道路無料化の社会実験が実施される。平成二十三年度より段階的に無料化を実施すると聞いています。しかし、真に必要な高速道路の整備というのがあるし、また、今長寿命化という、もう東名の場合は四十年たっていますから、そういうこともやっていく、耐震強化...全文を見る
○大口分科員 特に維持管理費とか更新とか、そういう金額はどんどんこれから大きくなってくるわけですから、しっかりそこら辺のバランスを考えていただきたいと思います。  次に、ことしの二月十五日の夜、JR高円寺駅で二十歳の女性が転落し、幸い、目撃した男性がよく救助をしていただいたと思...全文を見る
○大口分科員 バリアフリー法の基本方針である、ホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックその他の視覚障害者の転落を防止するための設備の整備の進捗状況、これはどうなっておりますか。
○大口分科員 大臣、まとめて聞きますけれども、こういうことで、実は、私の地元のJR藤枝駅、これは大体一日一万人を超える乗降客があるわけですが、昨年末、残念ながら、五十代の男性、これはJRの職員の方で勤務中ではなかった方ですが、とうとい命を落とされたわけでございます。  今ありま...全文を見る
○大口分科員 昨日二月二十四日、新介護ビジョンを公明党は出させていただきました。これは十万件のアンケート調査をもとにして、鳩山総理にお渡しいたしました。  ここで、高優賃とか高専賃等の整備の充実とともに、公共の住宅や空き学校などを活用してケアつきの高齢者住宅の大幅拡充を求める、...全文を見る
○大口分科員 昨年十月一日より、住宅瑕疵担保責任の履行を確保する法律が新しく施行されたわけであります。  住宅事業者はこの法律に基づいて、保険法人による保険に加入するか、あるいは、保証金の供託により必要な資力の確保が義務づけられています。保険に加入するには、地盤調査をして、軟弱...全文を見る
○大口分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  四人の陳述者の方々、大変お忙しいところありがとうございます。  それでは、私の方から、まず小西先生にお伺いしたいんですけれども、二十三年度、今二十二年度の審議ですが、二十三年度については非常に心配だ、こういうお話をいただきました。...全文を見る
○大口委員 長期金利の件は。
○大口委員 そういう点では景気対策が非常に喫緊の課題であると思います。ただ、二十一年度の第一次補正の二・九兆円の凍結をしましたね。これがやはり相当きいている。その後、凍結の後、デフレ宣言を菅大臣がおっしゃったわけですが、デフレ対策も十分ではない。こういうことで、私どもは、早く景気...全文を見る
○大口委員 東大阪といえば、東の大田区、西の東大阪というぐらい、我々静岡の人間も物づくりということで注目をしているわけです。そして、この東大阪というのは、今、嶋田さんあるいは三谷さんがおっしゃいましたように、集積をしていて、本当に、一つのネットワークということで、いろいろなものに...全文を見る
○大口委員 この試作品の開発支援の補助も、本当にそういう点では、現場では強い要望があるんですが、残念ながらこれが仕分けになりました。ですけれども、やはり、特に東大阪のように一つのネットワークがあるところであればこそまたいろいろな試作品も、人工衛星までやっておられるわけですから、本...全文を見る
○大口委員 ありがとうございます。  四人の方々から貴重な御意見をいただきました。しっかりまた対応していきたいと思います。介護従事者などの待遇改善は、本当にこれは喫緊の課題であると思います。またしっかり力を入れていきたいと思います。  以上です。
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○大口分科員 公明党の大口善徳でございます。  きょうは、いろいろと課題になっていることをお伺いしたいと思います。  まずは、公訴時効制度の見直しにつきまして、昨年十一月十七日、私は法務委員会で、早急な検討が必要という質問をさせていただきまして、この二月の二十四日に法制審議会...全文を見る
○大口分科員 公訴時効に対して短いと答えておられる方の理由、例えば、時間の経過で犯人が処罰されなくなるのはおかしい、これが七九・八%、時間が経過しても被害者の気持ちは薄れない、五五・二%、時間が経過しても犯人が判明する場合がある、三六・九%、こういうことで、公訴時効の根拠について...全文を見る
○大口分科員 法制審の答申を重視する、こういう御答弁だというふうに受けとめさせていただきたいと思います。  そこで、公訴時効の見直しについては、一方、慎重であるべきだとの意見も見られます。これは民主党の中でもそういう御意見の方も結構いらっしゃって、今いろいろ御苦労されておると聞...全文を見る
○大口分科員 今の御答弁の中で、DNA鑑定の非常に著しい進歩等々はあると思います。ただ、これは扱いを気をつけないといけないと思うんですがね。  それともう一つは、取り調べの透明化ということで、可視化ということを大臣はにじませていたと思うんですね。そういうこともあるのでということ...全文を見る
○大口分科員 それから、いわゆる遡及効の問題ですね。  法制審議会の答申内容の公訴時効改定規定は、改正法施行前に犯した罪であっても、施行時に時効が完成していないものについては適用されると、いわゆる遡及適用を認めているわけです。  この規定が設けられますと、例えば、本年七月に時...全文を見る
○大口分科員 公訴時効完成に対する期待権というものは保護に値しないという御見解なのかなと今お伺いしました。  次に、取り調べの可視化についてでございますけれども、これも昨年十一月、法務委員会で質疑をさせていただきました。その後も、法務省、警察庁、民主党の中でもいろいろ議論されて...全文を見る
○大口分科員 大臣は、一月ですか、韓国に行かれた、それで、取り調べの可視化についての現状視察をなさったということでございます。  聞くところによりますと、韓国における取り調べの録音、録画は、義務づけではなく、検察官の裁量によって行われているというふうに聞いております。また、取り...全文を見る
○大口分科員 各国それぞれの制度が違いますので、やはりぴったりとくるものはないんですね。日本は日本の刑事訴訟法体系の中で考えていかなきゃいけないと思うわけであります。  そういう中で、千葉大臣は、二月二日の記者会見で、中井大臣の御認識については、私から申し上げることではありませ...全文を見る
○大口分科員 大臣も、所信表明で、法務行政には、他の省庁が所管する事項と密接に関連する事項が少なくありません、従前、往々にして省庁間の調整に時間を要していたようですが、現在は、政務三役が中心となって、機動的かつ風通しよく、他の省庁の政務三役との間で意見交換を行い、迅速な意思決定を...全文を見る
○大口分科員 そうすると、この通常国会で提出するというのは厳しいという御認識なんですか。
○大口分科員 次に、足利事件についてでございますけれども、私も菅家さんにお話も直接お伺いしました。これは人一人の人生を台なしにすることである。本当に我々はしっかり見ていかなきゃいけないと思うんですね。  二月十七日に開かれた検察長官会同において、樋渡検事総長は、足利事件について...全文を見る
○大口分科員 夫婦別氏につきまして、大臣は大変熱心に取り組んでこられました。平成八年二月二十六日の法制審の答申から、はや十四年たったわけでございます。所信表明でも、選択的夫婦別氏制度の導入などについて規定を整備するため、民法及び戸籍法の一部を改正する法律案(仮称)を国会に提出する...全文を見る
○大口分科員 我が党もこれを推進してまいりました。そういう点では大変御苦労されていると思いますけれども、千葉大臣になったその成果の一番の試金石でございますので、どうぞ御努力をお願い申し上げたいと思います。  以上でございます。
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○大口委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十二年度一般会計予算など三案に対して、反対の立場から討論を行います。  以下、主な理由を述べさせていただきます。  第一には、経済立て直しに向けた視点を欠く予算案であるという点でございます。  鳩山内閣は、平...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  今回の裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に公明党としては賛成をいたします。  その上で、平成十三年の四月に、最高裁判所事務総局で、司法制度改革審議会からの照会ということでこの増員の計画が出されたわけですね。平成十四年から十年か...全文を見る
○大口委員 だから、いつまでに計画を策定するんですか。それをお伺いしたいと思います。
○大口委員 ただ、二十四年度以降は増員計画がないわけだから、二十四年度以降、増員計画をスタートさせるということは間違いないですね。
○大口委員 いずれにしましても、これは、この法務委員会でもしっかり議論していかなきゃいけないものですから、やはりある程度スケジュールを裁判所としても出していただいて、そして国民各般のいろいろな御意見も聞きながら、これはやっていかなきゃいけないと思いますので、対応をお願いしたいと思...全文を見る
○大口委員 この平成十九年、大谷人事局長にたしかお伺いして、そのようにお答え願ったわけですね。七年、八年目というのは別に大都市部だけじゃないわけでしょう。それなのにこれは進捗していないと。二年半前に私が質問して、それでそう答えられたことに対して十分進捗していないということは、これ...全文を見る
○大口委員 しっかりやっていただきたいと思います。  それから、法科大学院の定員数の削減についてお伺いしたいと思います。  法科大学院につきましては、本当に七、八割の方が司法試験に合格して、こういうことで、大臣、千葉大臣も御答弁されたわけです。我々もそう思っていた。法科大学院...全文を見る
○大口委員 私どもは、これは四千人ぐらいまでは本当に減らすべきだということを、私も常々言っておりました。この二十二校が定員を削減すれば、二百五十から三百は減るのではないかな、こういうふうに思っております。しっかり進めていただきたいと思います。  この問題で、「法科大学院教育の質...全文を見る
○大口委員 それで、改善策を、改善計画を立ててやっているわけですが、なかなか、意識が法科大学院によって違っている、十分進んでいないところもある、危機感が足りない、こういうことも言われているわけであります。  そういう中で、今、中教審の法科大学院の特別委員会の議論の中で、要するに...全文を見る
○大口委員 大臣が所信で、「新たな法曹養成制度における問題点の検証を行い、法曹養成プロセスの改善を図ることが必要不可欠」、こうお述べになって、二月五日に文科省と、これは副大臣同士が主宰者という形で、法曹養成制度に関する検討ワーキングチーム、これが設置されたわけでございます。  ...全文を見る
○大口委員 法曹人口につきましては、大臣は昨年十一月十七日に、二十二年ごろに三千人程度を目指すという閣議決定、これは堅持すると今御答弁ございました。ところが、二十一年の合格者は二千四十三人、こういう状況であります。  それで、合格者の三千人の目標というのは、平成二十二年度以降で...全文を見る
○大口委員 日弁連の会長の問題はこの法曹人口が争点になったということでありますけれども、きょうの朝日新聞の社説にもあります、昨年八月現在で、全国二百三ある地裁支部の管轄地域のうち、弁護士が一人もいない地域が二カ所、一人しかいない地域が十三カ所ある、こういう問題もあれば、法テラスの...全文を見る
○大口委員 時間になりました。以上で終わります。ありがとうございました。
03月26日第174回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○大口委員 公明党の大口でございます。質問させていただきます。  まず、平成十八年の一月に最高裁の判決がありまして、貸金業についてのいわゆるグレーゾーン金利を実質認めない判決が出た。  過払い金返還請求というのは、多重債務者の救済の切り札ということがあるんですが、一方、多重債...全文を見る
○大口委員 大臣も、弁護士自治というのを御配慮されてのお話でございますが、これはやはり率直に、こういう被害も本当に出ているということで、弁護士でもあられますし、大いに発言をしていただきたいな、こういうふうに思っております。  また、金融庁におきましては、今、改正貸金業法の完全施...全文を見る
○大口委員 しっかりよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、死因究明制度の改革の推進ということで質問させていただきたいと思います。  死因究明というのは最後の医療行為であり、いわば命の尊厳を守る最後のとりでである、こういうふうに思っております。  平成十八年に、パロマ...全文を見る
○大口委員 そして、この死因究明で、重点施策として私どもの議連でも五つ挙げています。警察における検視の実施体制の充実、医師の検案能力の向上、法医学に係る教育及び研究拠点の整備、行政解剖を担う体制の充実、死亡時画像診断の活用、こういうものを重点施策として挙げているわけなんです。 ...全文を見る
○大口委員 そういう点では、一般の警察官の能力の向上ということも大事で、研修も年に一回、一週間ぐらい、各警察署から一名ずつ出してやっておられると聞いております。  それと、あと、薬毒物の検査、これにつきましては、トライエージというんですか、薬物検査キットというものを配備していて...全文を見る
○大口委員 そういう点では、法医学における教育研究拠点の整備ということがさらに大事になってくるわけであります。  大臣もおっしゃいましたね、御答弁されましたように、今、法医解剖の解剖率が大体一〇%、そして、日本法医学会の調査では、この法医解剖、これは司法解剖と行政解剖を含みます...全文を見る
○大口委員 本当に将来心配でありまして、このあたりはしっかり推進していただきたい、こういうふうに思っているわけであります。  もう一つ、法医中毒学者の育成、これも問題になっていまして、これも、警察庁の研究会のメンバーの福岡大学の影浦光義教授が、法医中毒学というのは、事件、事故と...全文を見る
○大口委員 それから、これはまた警察庁の研究メンバーの方で、中園一郎日本法医学会の理事長さんが死因究明センター構想というのを発表されていて、やはり国の予算で、専門知識を有する医師による検案、そして死因を明らかにできない場合は解剖をする、こういう新たな組織を都道府県単位で設置すべき...全文を見る
○大口委員 Aiの装備を充実するということも本当に大事だと思いますが、エコー、CTスキャン、またMRIもしっかりしていただきたいと思います。  最後に、警察庁の今回の研究会のホームページを見ましたが、議事要旨ということでプリントアウトしたら、議題が書いてあって、議事概要が本当に...全文を見る
○大口委員 以上で終了します。ありがとうございました。
04月16日第174回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  きょうは、まず足利事件に関してお伺いをしたいと思います。  三月二十六日、再審無罪判決で、本件確定審で主な証拠とされた二つの証拠について、本件DNA型鑑定には証拠能力が認められず、自白についても信用性が認められず虚偽のものであることが...全文を見る
○大口委員 当然、裁判官の独立というのはあるわけですからね。やはり素早く最高裁がこういう形で検証をやりますよということを、質問しないと答えられない、これはおかしいんですよ。あの判決が出たらすぐさまそういうことを発表する、それぐらいでないと、国民から最高裁が、裁判所が信頼されないと...全文を見る
○大口委員 この問題は、当然、弁護士の弁護活動についてもいろいろと研究をしているようでありますが、日弁連から、このことについて、やはり裁判所、検察庁、警察庁、当事者の検証では限界がある、ですから、これにつきましては、独立性が保障され、十分な権限、調査権限を含む、を付与された公的な...全文を見る
○大口委員 裁判官の独立という問題はあるんですが、ただ、無駄ではないということじゃなくて、千葉法務大臣、これはやはり国の責任として、こういうことを繰り返さないようにどうすべきなのか。そのことは、だれかがやってくれるのかということじゃなくて、やはり法務大臣でございますから、例えば日...全文を見る
○大口委員 特に今回はDNA鑑定のことが問題になりました。このDNA鑑定に対して理解が不足していたという反省もあり、それを前提として自白を強要したということがございました。  そのほかに、これはことしの一月、神奈川県警が、誤って登録したDNA型データベースをもとに、事件とは無関...全文を見る
○大口委員 次に、前回も取り上げさせていただきましたが、過払い金返還の問題についての、一部弁護士、司法書士と、依頼者である多重債務者のトラブルの問題につきましてお伺いをしたいと思います。  とにかく広告を派手派手しく出して大量に仕事を受けて、そしてそれを処理しないまま放置すると...全文を見る
○大口委員 では、具体的に聞きます。  日弁連も日司連も、この広告のことあるいは報酬のこと等について、会則でもって義務づけということを考えています。  日弁連の場合の会則、それから日司連の場合は各単位の司法書士会の会則ということでありますが、例えば、日弁連の指針の中に「債務整...全文を見る
○大口委員 そういうことで、広告規制の会則化、あるいは報酬等についてのこういう対応については、独禁法上問題ないということを今お伺いしました。  その上で、今回、日弁連や日司連からいろいろと、きのうも宇都宮会長ともお会いしたんですけれども、相談に行くと思います。日弁連、日司連も、...全文を見る
○大口委員 時間になりましたけれども、授業料の免除ですとかあるいは奨学金の返還免除についても、やはりもう一度これはしっかり議論して、負担の軽減を図っていかないと大変なことになると思っております。またよろしくお願いしたいと思います。  時間になりましたので、以上で終了いたします。...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  最後、聞かせていただきますが、かなり論点、同じようなことが聞かれております。ただ、私も公明党の代表として聞くべきところは聞いていかなければなりませんので、重複になるかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。  我が党も、法...全文を見る
○大口委員 公訴時効制度の趣旨との関係でございますけれども、公訴時効制度の趣旨は、もう何回も答弁されていますが、一般的に、時間の経過によって、有罪、無罪の証拠が散逸する、時間の経過によって、被害者及び社会の処罰感情が希薄化する、一定期間訴追されていないという事実を尊重する、こうい...全文を見る
○大口委員 証拠の散逸の問題は、これは比較考量の問題なんですか。
○大口委員 これも聞かれているわけでありますけれども、民主党のインデックス二〇〇九、政策集において、「公訴時効のあり方については、法定刑に死刑が含まれる重罪事案のうち特に犯情悪質な事案について、検察官の請求によって裁判所が公訴時効の中断を認める制度」を提案していますと。  この...全文を見る
○大口委員 昨年の七月の段階ですから、もうすべての論点がある程度わかっておりました。その上でこれは判断をされたと思うんですね。違うところといえば、法制審議会の議論が入った、そのことがかなり影響されたのかなという感じもいたします。  次に、これも公訴時効の見直しと対象範囲の問題で...全文を見る
○大口委員 そういう点では、今後この委員会でさらにいろいろと議論をさせていただいて、次に展開できるような形にしていきたいと思っています。  特に、死刑に当たる罪のみを廃止の対象としているわけですが、無期刑に当たる罪も相当悪質でありますし、また、人を死亡させるという結果が出る場合...全文を見る
○大口委員 ただ、結果的加重犯、強盗致死、これにつきましても時効が廃止されているわけですね。これもやはり廃止の対象にすべきだ、こういう考え方があると思うんですね。それに対して、強姦致死、集団強姦等致死、それから強制わいせつ致死罪、こういうものについても、やはり死という結果を及ぼす...全文を見る
○大口委員 これも課題になると思いますけれども、殺人未遂事件においても、死亡という結果は生じなかったけれども、例えば植物状態になられる方、それからもう本当に重篤な後遺障害が残っておられる方、こういう方々は、被害者本人、家族の処罰感情は日々これは大きくなっていくのではないかな、こう...全文を見る
○大口委員 法制審議会でもいろいろ法的な議論がなされたということも受けられてのことだと思います。また理論的な構築はしていかなきゃいけないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  既に時効が完成した事件について、いわゆる遡及適用でございますけれども、これは、それこそ時効...全文を見る
○大口委員 次に、冤罪防止の措置についてということでございますが、何十年もたってから突然逮捕される被疑者、被告人にとって、アリバイの証明、正当防衛、緊急避難の立証など、防御をすることが困難になる、その結果、冤罪が発生するおそれがある、こういうことで、日弁連等、この冤罪防止等につい...全文を見る
○大口委員 中井大臣、お待たせしました。  こういうふうに公訴時効の廃止に伴って殺人事件などの捜査体制を見直す必要があると思うわけでありますけれども、その前提として、まず、現在の殺人事件などの捜査本部の体制がどのようなものになっているのかと。今後、公訴時効が廃止、延長された場合...全文を見る
○大口委員 今、DNA鑑定の件が出ましたので、では、そちらのお伺いをします。  参議院で、マイナス二十度で冷凍保管した場合、どれぐらいもつのか、要するに、鑑定試料を劣化させないで保管できるのかということに対して、大臣が、「世界中DNA鑑定というものが出てきて二十年という状況であ...全文を見る
○大口委員 それで、法務省にちょっとお伺いをしたいんですけれども、殺人などの公訴時効が廃止される事件について、どの程度の期間が経過したら、検察として警察から事件の送致を受けるのか。また、そのように送検がなされた場合、検察としてその事件をどのように処分するのか。これまでは時効送致と...全文を見る
○大口委員 時間が来ましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
04月22日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  きょうは、各参考人の先生の皆さん、大変中身のある御意見を賜りまして、ありがとうございます。  私の方からは、まず、今回、幹部人事の弾力化についてお伺いをさせていただきたいと思います。  やはり、幹部人事というのは国民から理解され...全文を見る
○大口委員 それで、早期退職勧奨の問題でございますが、実はこれについては、民主党さんは、平成十九年の天下り根絶法案で明確に早期退職勧奨の禁止規定がありました。しかし、鳩山内閣におきましては、現在まで退職勧奨を続けておりますし、また、仙谷大臣も、再就職のあっせんをしない退職勧奨はあ...全文を見る
○大口委員 次に、今回、政府案は、民間人材登用・再就職適正化センター、これを設けたわけでございます。その中で、組織の改廃等による分限予定者への再就職支援はするということでございます。そしてまた、行為規制についての違反についてしっかり監視するということで、再就職等監視・適正化委員会...全文を見る
○大口委員 どうもありがとうございました。  以上です。
04月23日第174回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○大口委員 公明党の衆議院議員の大口でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。これまでも被害者の会の方々からはいろいろお伺いをさせていただいたりして、ようやっとここまで来たというふうに思います。  それでは、まずお伺いをさせていただきたいと思...全文を見る
○大口委員 今の件につきまして、江藤参考人はどうお考えなのか。  それともう一つ、捜査資料の保管のあり方、これが非常に重要になってきます。特にDNA型鑑定試料については、これは非常に決定的な証拠になるわけです。しかし、足利事件がありました。ただし、科学的な進歩は非常に進んでいま...全文を見る
○大口委員 次に、小林参考人、よろしくお願いいたします。  小林参考人は、殺人事件の被害者の遺族の方の会ということで宙の会を結成されて運動されてきました。その思いがこういうことになってきていると思うんですが、今回、人を死亡させた罪で、しかも法定刑が死刑というふうなもの、こういう...全文を見る
○大口委員 ただ、廃止の対象を、例えば強姦致死のように人格を根底的に覆すようなものについても広げるべきじゃないか、あるいは、植物状態になっておられるような方、重篤な後遺症がある方、こういうことについても広げようじゃないか、こういう御意見もありますが、いかがでございましょうか。
○大口委員 では、片山参考人、お願いいたします。  片山参考人は、捜査機関から十分情報が提供されていない、そこはやはりしっかりしてほしいということでこの中間総括というものを提案されたということであります。そういう点では、今の警察の情報提供についてはどういう点が不満なのか、もう一...全文を見る
○大口委員 最後に、大澤参考人、今回の時効廃止、また延長するということが犯罪の抑止力になるのかどうか、そこら辺の議論を簡潔にお願いしたいと思います。
○大口委員 四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  以上で終わります。ありがとうございます。
04月27日第174回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  先週、私は、公訴時効の趣旨と今回の廃止、延長の関係性、それから、被疑者、被告人になろうとする人の防御権の問題、そしてこの廃止等の対象の事件についての問題、さらに、進行中の事件への適用について憲法三十九条あるいは平成十六年の改正との関...全文を見る
○大口委員 これはもう法制審議会でいろいろ議論がされたわけでありますけれども、証拠の保管等については、平成七年九月六日付で警察庁から各都道府県警あてに、適正な取り扱い及び保管の推進に向けた指針が出されているわけですね。この指針においては、具体的に保管期間をどうするのかということが...全文を見る
○大口委員 次に、四月二十三日の日弁連の江藤参考人の提案で、捜査機関は、捜査資料、証拠物の適正かつ確実な保管に努めるとともに、捜査機関以外の第三者機関による保管体制を含め、公正かつ中立な保管のあり方が確立されることは必要、こういうふうに主張されています。  法務大臣、こういう提...全文を見る
○大口委員 特にDNA型情報等の管理、使用について、今、国家公安委員会規則、DNA型記録取扱規則で定められています。この内部規則で定めることについては限界があるのではないか。また、警察サイドだけで管理、利用されていることも問題であって、DNA型情報等の管理、使用等の正確性を担保し...全文を見る
○大口委員 DNA型情報につきましては、これは今回、時効が廃止されるわけでありますが、非常に決定的な証拠になってくるわけであります。その中で、被疑者、被告人の側のアクセス、これが本当に今のままでいいのか。それから、こういう重要な証拠物につきまして、果たして規則でいいのか。ここは、...全文を見る
○大口委員 前向きの答弁でありますが、具体的にやはり検討していただきたいと思います。  次に、犯罪被害者等に関する施策でございます。  犯罪被害者等基本法ができまして、五年間の計画期間に基づいて第一次犯罪被害者等基本計画の施策が着実に進み、いよいよ来年から第二次になってくるわ...全文を見る
○大口委員 とにかく、被害を受ける前に知っていたというのは一割程度であったと。ただ、本当に被害を受けた直後というのは、いろいろなサービスがあるということが頭に入らない状況なんです。ですから、本当に被害を受ける前にどう周知徹底させるかということをしっかりやっていただきたいと思います...全文を見る
○大口委員 次に、犯罪被害者給付金支給制度の見直し、あるいは新たな補償制度、こういうことが今、大きなこれからの課題になってくるわけでございます。経済的支援ということに対して強い要望が出されているわけであります。  あすの会の、一月二十三日、第十回の大会で、現在の被害者はもちろん...全文を見る
○大口委員 しっかり実態調査もしていただきたいと思います。  最後に、宙の会の代表幹事の小林賢二さんから、遺族に対する民事賠償の代執行の措置という提案がありました。要するに、被害者の民事訴訟の損害賠償請求を国が肩がわりするということだと思います。これについては、今大臣が何回か答...全文を見る
○大口委員 時間が参りました。ありがとうございました。
05月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○大口委員 公明党の大口善徳でございます。  きょうは、総務委員会で質問させていただく機会を与えていただきましてありがとうございます。  それでは、放送法改正についてお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、この放送法改正等については、例えば毎日新聞では「電監審の機能...全文を見る
○大口委員 重野委員からもそこは質問があったわけであります。具体的にはどういうことなのかということに対しては、放送行政の透明性、一層の普及、それから総務省の恣意的な介入のチェック、こういうことを大臣は挙げておられるわけですね。  ただ、例えばこの五十三条の十二の二の二号には、「...全文を見る
○大口委員 もう一つ危惧されることは、これは現行法五十三条の八、改正法の百七十五条で、総務大臣は、法律の施行に必要な限度において、政令の定めるところにより、放送事業者等に対しその業務に関し資料の提出を求めることができる、こういうふうになっているわけでございます。  例えば、総務...全文を見る
○大口委員 大臣は、今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラムを立ち上げられて、今五回ですか、議論をされています。そして、言論の自由を守るとりでについて真剣な議論がなされていて、BPOのことでありますとか、あるいは独立の行政機関みたいなものがアメリカ等あり...全文を見る
○大口委員 これは突然、三月五日閣議決定されたことなんですよ。それ以前にいろいろな場で大臣が発信され、いろいろ議論がされているならば、この問題についての懸念というのは少しは解消されたかもしれません。私は、なかなかこれは、この条文自体問題があると思います。こういう電監審の機能強化の...全文を見る
○大口委員 平成十九年に経営委員会が強化された。それは、それまでは弱かったから強化したわけですよね。ところが、今度はまた弱めるというようなことで、平成十九年で改正して今二十二年、三年たってまたそれを変えていくということが果たして本当にいいのか。  そして、会長は、経営委員会の要...全文を見る
○大口委員 いずれにしましても、これは情報通信審議会で何ら議論も一切しておりませんし、答申にもなかった、こういうものが突然ここに入ってきたという唐突感というのを非常に私は感じるわけでございます。やはりもっと適正な手続、そして経営委員会の方々にもちゃんと理解してもらえる、そういうこ...全文を見る
○大口委員 原口大臣のお人柄についてはよくわかっておりますが、ただ、大臣はかわるわけですね。ですから、やはり属人的なそういう発言はいかがかな、むしろ、だれが大臣になってもこれは濫用されない、こういうことが大事ではないかな、私はこういうふうに思っているところでございます。  そう...全文を見る
05月25日第174回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○大口議員 ただいま議題となりました政治資金規正法及び政党助成法の一部を改正する法律案につきまして、公明党を代表して、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政治資金規正法は、政治資金の流れを透明にして、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視の...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○大口委員 先ほどの法務大臣の答弁を聞いて、私は唖然としました。というのは、この可視化の問題、これは副大臣に任せてあるから副大臣に答えさせる、とんでもないことじゃないですか。今回の大阪地検の問題、村木さんの問題、捜査のあり方が一番の問題になっているんですよ。それを副大臣に任せると...全文を見る
○大口委員 今質問をされたことは基本的なことですから、細かいことじゃないんですよ。大筋のことはやはり大臣が、こういう村木事件、しっかりこれは受けとめる。そして、大阪地検の犯罪の証拠隠滅あるいは犯人隠避罪、こういうことが起こっているわけですから、そして村木さんについては無罪判決が出...全文を見る
○大口委員 本当に核心的な部分ですからね、可視化の問題は。とにかく、大臣がみずからしっかりこれには取り組んでいただきたいと指摘しておきたいと思います。  その上で、これは元東京高裁の判事、木谷さん、今法政大学の法科大学院の教授でございますが、こういうふうに指摘しています。これは...全文を見る
○大口委員 今回の村木事件、そして大阪地検の一連の事件、また、最近、大阪東警察署でのICレコーダーで録音したものがテレビに出ました。これは本当に、捜査官なのか暴力団なのか、国家権力を持っているか持っていないかわからないような強烈な取り調べがオンエアされたわけでございます。そういう...全文を見る
○大口委員 可視化の実現の前提条件として、この新たな捜査手法の導入というのはリンクしているのか、前提条件なのかを聞いているんです。
○大口委員 だから、リンクしているのかどうか。前の千葉大臣はリンクしないと答弁していましたよ。変わったんですか。
○大口委員 私が質問したときに、平成二十一年十一月十七日、千葉大臣は、リンクをするとか、あるいは条件になるということは考えていないと。こういうことですから、変更されたわけですね、考えを。
○大口委員 では、リンクする可能性もあるということですね。(柳田国務大臣「両方です、両方」と呼ぶ)いや、両方なんてないでしょう、リンクするかしないかでしょう。(柳田国務大臣「それを検討している、それも含めて」と呼ぶ)  そうすると、前の大臣の答弁と違いますね。これは引き継いでい...全文を見る
○大口委員 会議録を見てくださいよ。二十一年十一月十七日、リンクをするとか、あるいは条件になるということは考えていないということで、リンクをしないと明確に言っているんですよ。私がそれを質問して、その答弁を聞いているんですから。ちゃんと私は議事録で、会議録を確認して聞いているんです...全文を見る
○大口委員 要するに、この可視化の導入を、新たな捜査手法の導入がなければ可視化はやらない、そういう点では新たな捜査手法の導入ということが可視化の実現の条件になっているということについて、条件になっていない、そういうふうに千葉前大臣は答弁しているんです。それについてどうかということ...全文を見る
○大口委員 では、リンクをしているということですね。それが、新たな捜査手法というのが、この導入を決めなければ結局可視化も導入しない、こういうことでいいんですね。  民主党は、今までその新たな捜査手法ということを全く度外視して、それで可視化の方の法案だけ出していたんですよ。その延...全文を見る
○大口委員 だから、その新たな捜査手法の検討をするということは今も検討しているわけですよ。そうじゃなくて、可視化の導入ということの前提条件に、新たな捜査手法の導入というのがあるのかどうか、それを聞いているんですよ。
○大口委員 では、リンクしているということで受けとめました。  では、国家公安委員長、同じ質問です。三点。
○大口委員 そうしますと、国家公安委員長は、目的について、取り調べの適正化というものは目的に入っているということでいいのか。それから、取り調べの全過程の録音、録画ということは治安水準との関係でどうなのか。  それで、三番目に、セットとおっしゃいました。これは、要するに、可視化と...全文を見る
○大口委員 国家公安委員長は民主党の議員さんですよね。それであの可視化の法案を出されました。ですから、今のは、要するに、可視化の目的が捜査の適正化のためかどうか、取り調べが適正かどうかも検討しておられる、それから取り調べの全過程かどうかも検討している、それからセットかどうかも検討...全文を見る
○大口委員 まず、国家公安委員長に。(発言する者あり)
○大口委員 いや、今、国家公安委員長に聞いているんですよ。  時間がもったいないので、とめてくれますか。
○大口委員 いやいや、そうじゃない。  国家公安委員長が今、確認をして、その上で聞きますよ。
○大口委員 ただ、今法務大臣は、可視化には全過程についての録音、録画と言っているんですよ。それについても検討しているということだと。  これは、大体、法務大臣が刑事訴訟法改正の所管ですよね。ですから、これは法務省、法務大臣がまずリーダーシップを発揮して、この可視化について、刑事...全文を見る
○大口委員 国家公安委員長、私の質問を聞いてください。  刑事訴訟法改正については法務省が所管ですよね。ですから、法務大臣がこういうふうにおっしゃっているわけですから、その方向性を受けてやらなきゃいけないんじゃないですか。ですから、可視化の問題、刑事訴訟法改正の問題については、...全文を見る
○大口委員 では、刑事訴訟法改正については、これはどうなんですか、これは所管はどこなんですか。  では、いいです。法務大臣、ちょっとこれは食い違っているんですよ。
○大口委員 法務大臣、私は細かいことを今回確認したわけじゃないんですよ。可視化の一番根本的なことを確認したんです。そのところは、やはり法務大臣が方向性を出していただかなきゃいけないし、それについては法務大臣も今答弁されたわけです。  要するに、可視化の目的は取り調べの適正化とい...全文を見る
○大口委員 では、その大事な二点についても、その目的についてもまだ検討中だ、こういうことですね。  では、相当民主党のマニフェストと食い違ってきていますね、そうしますと。民主党のマニフェストとの関係はどうなんですか。
○大口委員 民主党のマニフェストに対する感覚というのを私は驚いた次第でございます。  では、もう時間がないものですから。本当に、もっと衝突事件のこともやりたかったわけでありますけれども。  では、これはちょっと求めておきたいと思いますが、今回、大阪地検の検面調書、これがことし...全文を見る
○大口委員 国会でしっかり議論をしてくださいというのが、これは国民が、今検察に対して信頼が毀損されているわけですよね。我々は、国民の代表として、しっかりこのことを議論して、二度とこういうことが起きないようにしなければいけないです。ですから、私は、この報告書について提出してください...全文を見る
○大口委員 時間がもうないものですから、もう一つ。  今度はこれは衝突事件の方でございますけれども、富田議員も九月三十日の予算委員会で指摘しましたけれども、船長、容疑者が否認しているわけですね。ですから、普通は、勾留の当初から接見禁止とするのが通常であったわけです。今回、九月八...全文を見る
○大口委員 今、警察庁はちゃんとこうやって答弁しているんですよ。ところが、法務省は答弁しない。おかしいですね、役所によって。  それはともかくとしまして、この問題はまだまだやらなきゃいけないことがたくさんあります。今、私は、外務省の職員の証拠化した捜査報告書等についての提出も要...全文を見る
○大口委員 では、これで終了させていただきます。  ありがとうございました。
10月29日第176回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○大口委員 公明党の大口でございます。質問の機会を与えていただきました。  まず冒頭、きょう、岡崎国家公安委員長にも通告をさせていただきました。内閣委員会の方は十一時三十分まで岡崎国家公安委員長に対する通告はないんです。ですから、来ていただこうと思えば来られるわけですけれども、...全文を見る
○大口委員 そして、今回の尖閣の問題につきまして、十月二十五日の参議院の予算委員会で、我が党の草川昭三議員も確認しているわけですが、国際関係への影響を考慮して刑事事件の処分を判断した前例は、法務省が知る限り、一件もない、こういうことでございます。  本来、国際関係への影響を考慮...全文を見る
○大口委員 当初から否認しているわけですから、そして、そういう手紙等が来ることも十分予想されていたわけですね。それにもかかわらず、当初から接見禁止をしなかった、非常に私はそこに政治的な判断といいますか、それが何らかの形で圧力として那覇地検に及んでいる、こうとしか考えられないわけで...全文を見る
○大口委員 一つは、では、その海上保安庁が撮影したビデオの映像すべてが那覇地検に行っているのか。これは、海保に確認しましたら、すべて行っていると言っているんですよ。これを答えてください。それから、よく抽出というお言葉を使うんですが、編集と今回抽出して作成した違いは何ですか。二点。
○大口委員 ジョゼフ・ダイス議長を初め皆さん、本当にきょうは歓迎を、国連の議長が来られるということは、我が法務委員会の大変名誉なことでございますので、心から敬意を表したいと思います。(拍手)  さて、抽出、そして作成ということと、編集、これはどう違うんですか。
○大口委員 いずれにしましても、改ざん等は一切していないということを、ちゃんと国際社会に対して誤ったメッセージがないようにしていただきたい。今の説明では私ははっきり納得できない、こう思います。  そして、オリジナルが今那覇地検にある、全部映っている。相当の時間ですよね。それが六...全文を見る
○大口委員 ですから、また仙谷官房長官、もしこれが事実だとしたら、法律の専門家といいながら、実は誤ってその話をしたということでございます。とんでもない話でございまして、ここはまた、今後、この法務委員会でもしっかり追及していきたい、こういうふうに思っております。  法務大臣は今回...全文を見る
○大口委員 今の大臣の答弁は科学的でないんです。目からの情報、耳からの情報というのは、人からの伝聞に比べると、図面等を見ても、はるかに違うんですよ。  やはり、この問題の責任者である、しかも、これは検察の問題として今の政府はそこに閉じ込めているわけですから。そうなってきますと、...全文を見る
○大口委員 今回、那覇地検検事正から要望があった、そしてまた官房長官からも予算委員長に要望があったと。  この要望について大臣は関与されているのか、そしてまたDVDの国会提出について関与をされているのか、お伺いします。
○大口委員 提出前に報告を受けたんですか、それとも提出後に報告を受けたんですか。要望書についても、要望書が提出された後ですか、前ですか。
○大口委員 それに対して、どういう判断をされたんですか。
○大口委員 ビデオも見ていないのに、そういう判断がよくできるなと。私は、本当に法務大臣としての自覚をもう一度再認識していただきたい、こういうふうに思っております。  さて、今回、那覇地検から衆議院に提出されたDVDを、この法務委員会に提出されるよう求めます。  と申しますのも...全文を見る
○大口委員 次に、可視化の実現の前提として、新たな捜査手法の導入が不可欠と考えるのか。  平成二十一年十一月十七日の当委員会で、当時の千葉法務大臣は、取り調べの可視化は新たな捜査手法導入を前提としない、リンクしないと答えているわけです。  前回、当委員会で、柳田法務大臣の答弁...全文を見る
○大口委員 しっかりそういうふうに答えていただければよかったんです。  次に、柳田法務大臣は、もし、この大阪地検の問題について、一連の事件について、事件当時に大臣であった場合は監督責任はあったと考えられますか。これは仮定の話ですから。
○大口委員 ちょっと誤解をされているんですね。  大臣が責任はないとおっしゃったのは、その当時、大臣の立場になかったから。もし仮に大臣の立場であった場合は、監督責任があるんですかということを聞いているんです。
○大口委員 柳田法務大臣が、もしそういう立場、法務大臣であった場合はということを言っているんですよ。
○大口委員 よく質問を聞いてください、時間が無駄ですから。今のは時間をカウントしないでくださいね。  法務大臣は、今回の一連の大阪地検の事件については責任がないとおっしゃった。それは、その時点、大阪のいろいろな一連の事件当時、法務大臣でなかったから責任がないとおっしゃった。では...全文を見る
○大口委員 いや、これは一般論ですよ、聞いているのは。仮定の話じゃない。一般論として聞いているんです。
○大口委員 何回も同じことを聞かせないでくださいよ。大臣の責任はどうなのかと聞いているんですよ。
○大口委員 そうすると、前回の委員会の大臣の答弁は変更されたことになるんですよ、副大臣に。要するに、大臣が今回の大阪の一連の事件について責任がない、それは自分が法務大臣でなかったからだ、こういうことをおっしゃったわけですよね。(柳田国務大臣「処理ができないんですよ」と呼ぶ)いやい...全文を見る
○大口委員 理由を答えてください。よく聞いてくださいよ。
○大口委員 大坪元特捜部長らが本年二月に犯人隠避罪を犯したわけですよね。そのときの大臣は千葉大臣でした。ですから利害関係があるんですよ。こういう人が、検察のあり方も、今回この問題も対象になるわけですけれども、座長にしていいんですかと聞いています。大臣、答えてください。
○大口委員 そうすると、この犯人隠避罪も含めた検察組織のあり方について、監督責任があって本来からいえば何らかの責任をとらなきゃいけない千葉大臣が、座長でこういうあり方について仕切ること自体、私は国民から不審に思われると思いますが、大臣、いかがですか。
○大口委員 本当にこれを聞いた国民の皆さんはあきれますよ。大臣は、前回の委員会で、この一連の事件について、大臣の身分がなかったのでその監督責任がなかったと。ということは、逆に言えば、これは大臣の身分があったら監督責任があるということを、こういうふうに認めていたわけですよね。  ...全文を見る
○大口委員 本当に今、検察に対する国民の信頼が大きく傷ついているんです。だから、座長になる人は、一点の曇りもない人が、また検察と利害関係のない人がきちっとやるというのが、これは法務大臣として当たり前のことでしょう。だから、法務大臣は今回の問題について全然深刻に考えていない。私は、...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  ちょっと海保の長官の関係で質問順序を入れかえますので、よろしくお願いいたします。  まず、民事訴訟法、民事保全法の一部を改正する法案、これにつきましては、私どもも賛成をしております。また今回同じものが出されましたので、賛成をいたします...全文を見る
○大口委員 次に、検察の在り方検討会議、いよいよ、十一月十日に第一回の会合がありました。メンバーも決まって、動き出しました。大臣も出席されました。政務三役もできるだけこれに出席をするということでございます。検察の在り方検討会議、これは政治主導でしっかりやっていただきたい、こう思っ...全文を見る
○大口委員 その上で、本来、むしろヒアリングの対象になる人ですよ。いろいろと、今まで形成してきたことについて、反省も述べていただきたいし、そういう対象にある。ある意味では、被告席とまで言いませんけれども、その辺に近いところに座っていただかなきゃいけないこの但木元検事総長をメンバー...全文を見る
○大口委員 今、両論併記だとかそういう言葉が出てきました。千葉座長は、できるだけ一つの意見にまとめたい、こういうふうにおっしゃっていました。一つの意見にまとめなきゃ提言にならないわけですよ。両論併記ということじゃなくて、一つの方向で、こういう形でいくということでなければならないん...全文を見る
○大口委員 元検事総長というのは利害関係人なわけですよ。そういう方は普通は議決に参加しないわけです。ですから、そういう、状況を聞くとかいうことはヒアリングでもよかったわけでありますので、ここはやはり一つの方向でまとめないと、両論併記では何とも提言にならないんですよ。今回の検察の改...全文を見る
○大口委員 この検討会議の議論については、議事録も顕名で速やかな公開を行うようになった、こういうふうに聞いています。それは評価したいと思います。ただ、議事の傍聴や同時中継など、会議を公開し、議論の経過を国民にわかりやすく明らかにすること、これは検察への不信の払拭や検討会議の結論の...全文を見る
○大口委員 次に、尖閣諸島沖の中国漁船の映像の流出事件についてお伺いをしたいと思います。  これは、警視庁あるいは東京地検に海上保安庁が刑事告訴をしたということでございますが、それは国家公務員法違反と不正アクセス禁止法違反容疑だということが今答弁にございました。  国家公務員...全文を見る
○大口委員 また、本件映像は、公判請求されれば、まあ、事実上されないわけでありますが、これは公開される予定のものなんですね。そういう点で、政府が秘密にすべきだと指定しただけでこれが守秘義務の対象となる秘密にはならないわけで、実質的に秘密として保護に値するか、これも大きな論点だと思...全文を見る
○大口委員 だから、大臣に報告して、了解を得て告発をしたということでよろしいですね。そこだけもう一回確認したい。
○大口委員 だから、了解したからでしょう。了解しなければ告発しないんだから、指揮監督を受けているんですから。もう一回。
○大口委員 そして、平沢議員も紹介されましたが、二〇〇一年には、奄美大島沖の北朝鮮工作船事件で、生々しい銃撃戦の映像を事件発生後二日で公開しているんですね。  これも大臣経験者から聞きました。海保の慣行では、海上における職務については常に公開前提で映像を撮り、一定の幹部が共有し...全文を見る
○大口委員 そうすると、現実にいろいろなところでそういう証言が出ているんですが、これはどういうふうに説明されますか。
○大口委員 ですから、本当に秘密の概念にこれは当たるかどうかということも私は疑問に思っているわけです。  今回、公務執行妨害罪を犯した中国漁船の船長は釈放された。これは刑法九十五条一項によると、三年以下の懲役または禁錮または五十万円以下の罰金なんですね。こっちは三年ですよね。と...全文を見る
○大口委員 ところで、仙谷官房長官は十日の記者会見で、国土交通大臣と、それから海上保安庁法第十条の二項の国交大臣の指揮監督を受ける海上保安庁長官の責任について、政治職と執行職のトップでは責任のあり方が違う、強制力を持った執行部門はそれなりの強い権限があるかわりに重い責任を負うと述...全文を見る
○大口委員 実は、このビデオの公開の問題も、参議院では、昨日、これは参議院の予算委員会が、この委員長というのは民主党の前田委員長ですよ、全会一致で、インターネットに流出した映像記録については、もはや秘匿する意義が薄れていることにかんがみ、参議院予算委員会に提出の上、直ちに国民に公...全文を見る
○大口委員 どうもありがとうございました。
11月16日第176回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○大口委員 公明党の大口でございます。  裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律等の一部改正案について質問をさせていただきます。  きょうの答弁の状況も踏まえてこの賛否については決めたいと思っておりますので、どうか実のある御答弁をよろし...全文を見る
○大口委員 次に、省庁の事務次官に相当する判事一号以上の報酬を受けている裁判官の役職、それぞれの人数、またそれぞれの報酬の年額について、どういう状況でございましょうか。最高裁、お伺いします。
○大口委員 普通は事務次官というのはその省庁で一番最高の金額なわけですが、裁判官、検察官につきましては、もちろん認証官がいる、あるいは憲法で裁判官の地位が保障されている、また、検察官も司法に準ずるということでありますけれども、なかなかこういうことを我々は知らないものですから、国民...全文を見る
○大口委員 次に、法務省には法曹資格がある裁判官、検察官出身と法曹資格を有しない一般事務官が在籍しているわけでありますが、法曹資格者と非資格者とでは、給与体系の違いによって、同じポストにありながら給与の差が生ずることになると思います。  果たして実態はどうなのか。法務省局長以上...全文を見る
○大口委員 そうすると、三百二十万ぐらいの差があるということでございます。  それから、実態をお伺いしたいわけですけれども、なぜ、同じポストで同じ業務につきながら、裁判官、検察官出身者がそうでない方よりも給与に差をつけるのか、その根拠についてお伺いします。
○大口委員 この法務省の特殊性なんですが、ここはやはり大臣、聖域のない改革ということ、民主党政権の一つのあれでございます。何でも変えればいいというものじゃないですけれども、ただ、やはりこういう法務省の組織のあり方がほかの省と、特殊性を持っている、その上で今後考えていかなきゃいけな...全文を見る
○大口委員 そうしましたら、これは衆議院のときのマニフェストに、その削減をどうするかという中で、地方分権推進に伴う地方移管、それから国家公務員の手当、退職金などの水準、定員の見直しなどによって二割削減となっています。また、労使交渉によって給与を決定するということで、労使交渉でやる...全文を見る
○大口委員 大臣、また質問に答えていただいていないんです。  マニフェストで、こういう方法で削減をする、こういうふうに書いてあるわけですから、大臣のお考えとして、どういう方法でその削減をしていくのか。裁判官も検察官もこの対象だと明言されたわけですから、当然お考えがあると思います...全文を見る
○大口委員 これは来年の通常国会に出すわけですよね。ですから、大臣の頭の中に、ある程度そういうものがないと私はいけないと思うんですね。  こればかりやっていても仕方ありませんので、含まれるということでありますけれども、今回の、裁判官については二百八名、検察官については六十九名も...全文を見る
○大口委員 次に、今、ことしの十一月一日に「公務員の給与改定に関する取扱いについて」が閣議決定をされた、こういうことですね。そして、来年の通常国会に、自律的な労使関係制度を措置するための法案、これを出す、それまでの間、人件費を削減するための措置ということで必要な法案を出すと。これ...全文を見る
○大口委員 そうしますと、次期通常国会における労働基本権を付与する改正案が今検討されていると思いますが、団結権、団体交渉権、協約締結権、争議権、こういうものは認めないということと伺っていいんでしょうか。法務大臣。
○大口委員 今最高裁判所は、憲法で身分を保障されているので認められないと言っているわけです。今最高裁の御意見を聞いておられたわけでしょう、法務大臣。だから、もう一回答弁してください。
○大口委員 今の最高裁の見解は、きょう初めてお知りになったんですか。
○大口委員 労働基本権に関する感覚といいますか、来年、通常国会でこれは議論するわけですから、ちょっと余りにも認識がないと心配しております。  次に、検察官については、検察庁法には労働基本権の規定はなく、一般職の国家公務員に準ずることになるようでありますが、検察官に、団結権、協約...全文を見る
○大口委員 それでは、検察官の場合、仮に団体交渉権の協約締結権が認められた場合、検察官についてはどのような俸給の定め方をするのか。それから、協約締結権が裁判官の方は認められないわけですよね。そして、もし検察官の方も認められない場合は、何を基準にしてこういう俸給の改定を行うと考えて...全文を見る
○大口委員 次に、諸外国における裁判官、検察官に対して、どの程度の労働基本権が認められているか、お伺いします。法務省。
○大口委員 フランスも、団結権はありますが協約締結権、争議権はないということでございます。  今後検討していただくということでございますけれども、裁判官と検察官についての労働基本権というのは、これまで、例えば行革推進本部の専門調査会において議論をされていたのか、あるいは国家公務...全文を見る
○大口委員 ですから、これまで全く裁判官、検察官については検討していないわけですから、これは急いで、今、白紙だという御答弁でございました、今後検討するということですから、具体的に、そういう委員会等をつくって検討するのか、そしてパブリックコメント等も求めていくのかとか、こういう手順...全文を見る
○大口委員 本当に全く議論されていないので、ほかの公務員についてはここ何年間議論されているわけですから、本当にここは法務大臣が責任を持って検討していただきたい、こういうふうに思います。  さて、報道によりますと、本年七月十五日、茨城県桜川市において、保護司さんが、みずから担当し...全文を見る
○大口委員 これは七月の事件ですから、もう今は十一月ですので、調査中というのは余りにもおかしいなと私は思うんですよ。いつまでに結果がわかるんですか。
○大口委員 この茨城県の件につきまして、九月二十四日、茨城県保護司会連合会が法務省の局長に対して、保護観察対象者の行為によって財産に重大な損害をこうむった場合の補償制度の確立を求める陳情書というのをお渡ししたわけですね。局長も、関係機関と協議しながら法整備に向けて検討する、こうお...全文を見る
○大口委員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
11月25日第176回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○衆議院議員(大口善徳君) ただいま井上委員からこの法案に対して賛意の御指摘がございまして、ありがとうございます。  まず、衆議院法務委員長も答弁いたしましたけれども、本当に最近の法科大学院の志願者が急減しています。平成十六年に比べても、それこそ三分の一になっているんですね。ま...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○大口議員 ただいま手塚委員から御質問ありました点について御答弁申し上げます。  その前に、この法案は昨年の十一月十一日に提出をさせていただきました。そして、本年五月二十五日に趣旨説明をさせていただきまして、今、手塚委員から冒頭ございましたようなことがあって、ようやく、一年を越...全文を見る
○大口議員 手塚委員にお答えをいたします。  冒頭でも申し上げましたように、とにかくこの政治資金の入りと出、これをきちっと正しく収支報告書に記載するということが民主主義のインフラ、根幹だ。ですから、虚偽記載、不記載は極めて重い罪である。こういうことが前提です。  その上で、会...全文を見る
○大口議員 手塚委員にお答えします。  まず、相当の注意を怠ったということの立証責任は検察にあります。ですから、検察はこれを立証するために、厳しく証拠を吟味してやることになります。ですから、そういう点では裁判所のチェックもありますし、厳格にこれは相当の注意ということを判断する、...全文を見る
○大口議員 手塚委員にお答えをさせていただきます。  それこそ、今御指摘ありましたように、登録政治資金監査人による政治資金監査、これが行われているわけです。これは、この政治資金規正法改正法案のときの与党、当時は私どもは与党でありましたけれども、与党プロジェクトでやってきたことで...全文を見る
○大口議員 石田委員にお答えをさせていただきます。  平成十九年の政規法の改正につきましては、石田先生とも毎日のように、数カ月にわたっていろいろ議論させていただきました。武部先生、また我が党の東委員、また佐々木憲昭委員、あの事務所費の問題があって、本当に真剣な議論をして、それで...全文を見る
○大口議員 石田委員にお答えします。  確かに、これは罰金だけではなくて、公民権の停止、そしてまた失職ということでございますので、そういう点では、この相当の注意の構成要件について、厳格に捜査当局あるいは裁判所においても解釈をしていただきたい、こう思っておりますし、それは、そうな...全文を見る
○大口議員 今後いろいろ議論をしていきたいと思いますが、これにつきましては、私も先ほど申し上げましたように、情状によって公民権停止の規定が適用されない、あるいは期間を短縮するということを裁判所がきちっと判断するという規定もございます。いずれにしましても、先生の問題提起は問題提起と...全文を見る
○大口議員 富田委員にお答えいたします。  菅総理がどこまで現行法についての御理解があるのかちょっとわからないわけでございますけれども、先ほどから述べておりますように、選任アンド監督について相当の注意を怠る場合については、罰金だけじゃなくて、公民権停止、そして失職という厳しいペ...全文を見る
○大口議員 富田委員にお答え申し上げます。  まさしく、小沢民主党元代表が「日本改造計画」でこのように記述されているわけです。今御紹介があったとおりです。そして、違反の言い逃れを封じるために連座制も強化する、こういうふうにおっしゃっているんですね。  私ども、今の政治資金規正...全文を見る
○大口議員 富田委員にお答えいたします。  まず、単純ミスでも議員本人に責任が及ぶことへの懸念、この文言でございますけれども、今何回も申し上げていますとおり、政規法二十五条の二項の前項の場合とは、会計責任者が故意に同条一項に違反した場合と解釈されているわけでございます。会計責任...全文を見る
○大口議員 富田委員にお答えいたします。  とにかく、これは、一般の世間の市民の皆様から言わせれば、秘書がやったことだ、秘書に任せている、だから自分は責任を負わない、こういうことはほとんど通用しない。民間の場合は、部下のやったことについてこれは当然責任があると。これが、今厳しい...全文を見る
○大口議員 富田委員の御指摘は全くそのとおりでございます。  本来、新生党の資金であります。新生党の趣旨に賛同されて寄附された、そういうお金も入っているわけです。あるいは、ここでは詳しく記載されていませんが、政党助成金、こういうものも入っているわけです。  解散時に、例えば政...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えをいたします。  この小沢元代表の問題のようなケースにつきまして、これまでは、会計責任者の選任かつ監督、双方について相当の注意が必要であったわけであります。  しかし、この改正後は、会計責任者が故意に政治資金収支報告書の虚偽記載等の違反をした場合...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えいたします。  小沢元代表が議院運営委員長として作成した政治倫理綱領の一つに、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。」こういう項目が...全文を見る
○大口議員 佐々木憲昭委員にお答えいたします。  先生御指摘のとおりでございまして、二〇〇七年、二〇〇九年、二〇一〇年と、そんな短期間の間に全く違う説明をしている。供述の変遷というのは供述者の信用性がないということなんですね。ですから、国会においてきちっと説明をしていただかなけ...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えします。  私もけさ読売新聞を見まして、びっくりしました。驚きました。本当にまた新たな疑惑が出てきたわけでございます。  そして、改革フォーラム21でありますとか小沢元代表が実質支配している団体については、いろいろな疑惑がこれまでも指摘されている...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えいたします。  一つは、政党助成金というのはまさしく税金でございます。ですから、政治資金が一円以上であれば、政党助成金も一円以上でしかるべきじゃないか、こういう議論はございました。ですから、それも推進していこうということであったわけですね。これにつ...全文を見る
○大口議員 今回の法案とは別の案件でございますし、私が党を代表するものではございませんけれども、ただ、今佐々木委員がおっしゃったように、現行の小選挙区比例代表並立制というのは、これは御案内のとおり、民意の集約と民意の反映という二つの考え方で成り立っているんですが、四割の得票で七割...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えいたします。  先ほども申し上げましたように、この小選挙区比例代表並立制自体も民意の反映という点では問題があると思うわけです。しかし、それが百八十という形で入っている。その百八十からさらに八十削減するということは、これは選挙制度の根幹にかかわる問題...全文を見る
○大口議員 佐々木委員にお答えいたします。  実態は、日常活動の中で、広報活動も含めて、さまざまお金がかかっている実態があると思います。そういう点では、当初の金がかからないということは幻想であったという高木議員の指摘というのは、私もそのように実感をいたします。
○大口議員 中島委員にお答えをいたします。  政治と金の問題が、本年に入りましても、鳩山前総理、そして小沢民主党元代表初め、小林元議員等と、次から次へとこういう問題が、本来からいえば国の予算をしっかり審議すべきでなければならないわけでありますけれども、疑惑を究明せよという国民の...全文を見る
○大口議員 中島委員にお答えいたします。  この平成十九年の政治資金規正法の改正案によって、一件一万円超の支出について、人件費を除いて収支報告書に明細を記載することが義務づけられたということで、今回、先生御指摘のようなことがマスコミ等で報道され、明らかになったわけでございます。...全文を見る
○大口議員 中島委員にお答えいたします。  公明党も、企業・団体献金の全面禁止をすべきだ、こういう考えでございます。  そのためにも、各党協議機関の設置を我が党は提唱しておりまして、合意形成に努めてまいりたい、こういうふうに考えております。
○大口議員 中島委員にお答えをいたします。  現行法は、選任及び監督の双方について相当の注意を怠った場合に問い得るけれども、例えば、選任について相当の注意を怠っていなければ、監督につき相当の注意を怠っていたとしても、結果として政治家の言い逃れを許すことになる。秘書に任せた、秘書...全文を見る
○大口議員 中島委員にお答えいたします。  今回出させていただいた代表者の責任というのは、代表者みずからの責任ということでございまして、それは、会計責任者が故意に虚偽記載とか不記載等の政治資金規正法違反をした場合に、相当の注意を怠っていた場合は責任を負うということでございます。...全文を見る