市田忠義

いちだただよし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

市田忠義の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第186回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は水俣病問題に絞ってお聞きしたいと思います。  私、先週の金曜日、三月七日ですけれども、水俣市を訪ねました。市長さんとも、それから水俣病の患者団体、被害者団体、五つの団体にお集まりいただいて懇談もしてまいりました。偶然ですけど、...全文を見る
○市田忠義君 要するに、四月の最高裁判決の最大のポイントは、単独症状だけでも総合的な検討で水俣病と認めることがあるということを明確にしたところにあると思います。  もう一つ確認したいんですが、昨年十月の公害健康被害補償不服審査会の裁決、ここでは、魚介類に蓄積された有機水銀を特に...全文を見る
○市田忠義君 これは、やはり生活歴、居住歴があれば感覚障害だけでも水俣病と判断したという裁決だと思います。  もう一つ確認しておきたい。これは大臣の方が有り難いんですけれども、今回の通知は、単独症状でも水俣病と認めた昨年四月の最高裁判決を受けての措置だと、そう銘打っておられるわ...全文を見る
○市田忠義君 それはあなたの勝手な判断で、例えば日弁連だって、提言発表してこう言っていますよ。今度の最高裁判決は、行政認定制度の下では水俣病とは認定されずに棄却された患者について、司法判断として水俣病と認めたものであるから、昭和五十二年判断条件は否定されたに等しいと。  こうい...全文を見る
○市田忠義君 従来どおり、変更はないと。  大臣にお聞きしますが、今回の通知は、感覚障害だけで水俣病かどうかを判断するときは、原因物質である有機水銀に汚染された魚介類を多食した時期、たくさん食べた時期や、食生活の内容、魚介類の入手方法を確認して、次の四点、一は有機水銀の体内濃度...全文を見る
○市田忠義君 このできる限りの読み方なんですけれども、私、現地へ行きましたら、ちょうどその日に通知が出たときでしたから、患者団体からも、こちらの意見は言わずに率直に聞きましたけれども、そんな証拠がそろえられるはずがないと、なぜそんなことを被害者が証明しなければならないのか、証拠の...全文を見る
○市田忠義君 いや、それはひどい話なんですよ。単一の症状だったかどうかも承知していない、確認していないと。これ、裁判で証拠書類で出されているわけですから。これ、四例全て複数症状の人ばかりなんですよ、全部。ここに私、資料を持っていますが、時間の関係で全部読み上げませんが、これは総合...全文を見る
○市田忠義君 要するに、何か幅を狭めてハードル高くしていると。前は水銀値の値、必要なかったんですよ。それを、水銀値の値をはっきりさせないと駄目だと。こんなことが前面に出てくれば、これ本当に水俣病の患者被害者を救済したり補償するというよりも、できるだけ切り捨てるということに私はつな...全文を見る
○市田忠義君 いや、僕も通知をよく読みましたよ。限定しているわけではないと今おっしゃったけど、暴露一か月から一年程度と明記されているんですよ。例外的にこう書かれているんですよ、症状把握まで長期を要した臨床例もあるということを付記して、しかも、そういうことに留意しますと。そういうこ...全文を見る
○市田忠義君 それが否定されて、七〇年以降に生まれた人だっていっぱい症状の高い人がいるということを、私、調べてきて言っているわけです。しかも、この松岡奈緒美さんだけじゃないんです。この人一人だけじゃないんです。一九六九年十二月以降に生まれて、同じような症状を抱えた人がこのほかに数...全文を見る
○市田忠義君 最高裁判決は、原告が一、二回訪れた民間医師の診断書を決め手として水俣病と認定している。今度の通知はこういう私は司法の判断を事実上否定した規定だと。  もう時間なくなってきましたから、大臣に幾つかお聞きしたいんですけれども、通知の最後の留意事項なんです。物すごく重大...全文を見る
○市田忠義君 それが環境省かと。本当に水俣病の、誰に責任があるのか。本人には全く責任がないんですよ。チッソが水銀を垂れ流して、国と県がそれを見過ごしたためにいまだに苦しんでいる人がいっぱいいるのに、七七年基準を見直す必要はないと。  結局、七七年、昭和五十二年の基準がハードル高...全文を見る
○市田忠義君 間違いないかどうかだけ。
○市田忠義君 七七年の環境保健部長通知はこの一九七一年の事務次官通知を具体的に整理するという名目でやられたんですが、結果的には基準が狭められて認定者が激減したと。  今回の環境保健部長通知を読みますと、総合的検討の在り方を整理した、先ほど副大臣も総合的検討の在り方を整理したと言...全文を見る
○市田忠義君 時間が来たから終わりますが、やっぱり私、被害者や弁護士、医師、有識者などを加えた第三者機関で策定し直すべきだと思うんです。県の意見聞きながら環境省でと。言葉は悪いけれども、加害者同士で相談しているわけでしょう、国と県ということになれば。やっぱり被害者の意見をよく聞い...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、福島の復興にとって極めて重要な除染事業の在り方と町の復興の問題について幾つかお尋ねしたいと思います。  厚生労働省の福島労働局は、今月三月十二日に除染事業者に対する監督指導結果を取りまとめられました。これは厚労省にお聞きしま...全文を見る
○市田忠義君 今言われたような大変な数字であります。その中には、労働基準監督官に対して、賃金額について問われたら、手取り額ではなくて総額で回答しなさいと会社から言われたと申述した労働者がいたと。そうしないと、不当な天引きやピンはねがされていることが一目瞭然だからであります。あるい...全文を見る
○市田忠義君 定期賃金の支払に関する違反について、これは労働基準法第二十四条に関する違反ですけれども、労使協定を結ばず、締結せずに寮費、食費等を賃金から控除していると、こういう違反が最も多い。その他、除染に係る、先ほど先にお答えになりましたが、特別教育の受講に要した時間、あるいは...全文を見る
○市田忠義君 安全衛生関係についてですが、これ除染に係る特別教育が実施されているものの、その実施時間数や実施科目が不十分であったと、こういうケースや、また防じんマスクや線量計を正しく装着していないケース、こういう問題も散見されていますが、これも事実、間違いありませんか。
○市田忠義君 特殊勤務手当の不払、要するに危険手当ですね、こういうのが把握された場合には、福島労働局から福島環境再生事務所に情報提供を行っておられるはずですが、これまでの情報提供数は何件になっているか、これも厚労省、お答えください。
○市田忠義君 私、去年の五月九日と六月十一日の当委員会でこれらの問題について大臣にただしました。  今、昨年七月二十四日の福島労働局の監督指導結果に基づき事実関係を幾つか確認しましたが、それはこの間の私の指摘を裏付けたものであります。  当時の私の質問に石原環境大臣はこう答え...全文を見る
○市田忠義君 下期一件というのは、何が一件ですか。
○市田忠義君 何か下期は物すごく問題が減ったかのように、一件だと言われると、そう、通報があったのが、報告があったのがそうだというだけの話であって、除染労働に従事している労働者の実態が極めて深刻で、労基法違反やその他はむしろ下半期の方が増えているという数字がこれは示されているわけで...全文を見る
○市田忠義君 もうおおむねどころか全く事実なんですよ。  福島労働局は、国直轄地域と市町村地域の作業員の平均日給の差額が僅か四千五百円しかないということを認めています。国が除染手当の支払を徹底していると、この間の質問のときも言われました。業者側が手当を支払う一方で賃金を引き下げ...全文を見る
○市田忠義君 除染手当、形骸化しているんじゃないかと、前に質問したときに徹底すると言ったけれども、いろんな中抜きの不当なことがやられているということを環境省としてつかんで、きちんと指導しているのかと聞いているんです。そこはどうなんですか。きちんとやられていると、確信持って言えます...全文を見る
○市田忠義君 全体を注視しているだけでは駄目なんですよ。やっぱり、巨額の予算を投入しておきながら、これ発注者は国直轄のやつは環境省なんですから、やっぱり発注者責任、大臣は前の私の質問のときにお認めになっているわけですから、その責任しっかり果たすと。幾ら民間契約であっても、これ本当...全文を見る
○市田忠義君 指導しているとおっしゃったけど、指導が余りされていないんです。  福島の労働相談センターに入った相談によりますと、国直轄事業で、寮費無料、賃金一日一万一千円と、こう書かれた広告を見て二次下請の会社に入った。危険手当一万円をもらえるんじゃないですかと会社に聞いたら、...全文を見る
○市田忠義君 これ宅地は五九%で六割近い、農地〇・一、道路一%、なぜこれだけ遅れているんですか、これだけの巨額を投じて。これ二〇一四年の三月二十八日までですね、工期は。間もなく終わるんですよ。これだけの進捗状況というのはどうしてですか。なぜこういうことが起こる。
○市田忠義君 仮置場なども例に挙げられましたけれども、奥村、西松、大豊のJVが作成した新規入場時教育用資料によりますと、葛尾村除染等工事の通常の賃金が福島県の最低賃金以上、特殊勤務手当が一人当たり一万円と明記されています。具体的な事例として、その下請の企業ですけれども、企業名は挙...全文を見る
○市田忠義君 労働相談センターに入った相談によりますと、国直轄の葛尾村で、同僚が一次下請の責任者から暴行を受けました。で、JVに対処を求めたら、被害者宅に一次下請の責任者がやってきて、自分でけがをしたと言えと、JVには何もなかったと報告しろと、こう言ってきたと。この件がJVに分か...全文を見る
○市田忠義君 非常に遅い進捗率なんです。このうち、飯舘村の「いいたて までいな復興計画」というのを読みますと、二〇一三年四月段階に、二〇一三年度で村全域の宅地及び農地の除染を達成する計画になっていた。そこで、帰村の見通しを、二〇一四年秋から一五年春頃に避難指示解除準備区域四行政区...全文を見る
○市田忠義君 時間になりましたので終わりますが、やっぱり過酷な現場作業員が報われない限り除染の加速はないと、やっぱり監督官が直接現場に入って違反の事態や暴力団の入り込みを厳しく指導を徹底していくと、国が発注者責任をきちんと果たすことが必要だということを改めて指摘して、終わります。
04月10日第186回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  私は、先日の環境委員会で水俣病認定の新しい指針問題、いわゆる環境省の通知の問題について質問いたしましたが、今日は水俣病の特措法問題について質問をしたいと思います。  水俣特措法は申請が締め切られて一年八か月が過ぎました。六万五千人を...全文を見る
○市田忠義君 二年も掛かっているのは、やっぱり丁寧にやっているからですか。
○市田忠義君 全くどうなっているかも知らされないまま、ヒアリングもないし公的検診もないという方がたくさんいらっしゃるわけですから。  じゃ、お聞きしますが、水俣病被害の全容を解明していくためにも、私、いち早くやっぱり公表すべきだと思うんです。いつ、どういう形で結果については公表...全文を見る
○市田忠義君 本来、国や県が早く不知火海全域の住民健康調査と環境調査をやっぱり行うべきだったと思うんですが、それが行われていない下で、最低限、今回の結果について、どの地域でどのような人たちがどういう理由でどれぐらい救済されたのか、年齢、地域別にはっきりさせると、これが文字どおりあ...全文を見る
○市田忠義君 相当な理由の相当というのはあなた方が判断されるわけでしょう、国が、本人じゃなくてね。五十年前の領収書がなくてもと、通勤していたとか云々とか言われましたが、じゃ、あれですね、メチル水銀で汚染された魚介類をたくさん食べたという証拠書類がなくてもいいわけですね、証拠書類は...全文を見る
○市田忠義君 結局、様々な条件付けてできるだけ救済の範囲を狭めようとするのがこの間の歴史だったと思うんです。私、出生年による差別もひどいと思うんです。  さきの委員会でも指摘した水俣市にお住まいの一九七〇年生まれの松岡奈緒美さん、四十三歳の方ですが、水俣病特有の症状があって、へ...全文を見る
○市田忠義君 そんな以前のメチル水銀に汚染されたへその緒だとか毛髪を残している人ってかなり少ないと思うんですね。  それで、今挙げた松岡奈緒美さんだけの問題ではなくて、芦北町にお住まいの鶴崎明成さん、この方とも会ってきました。四十一歳の方です。この方は一九七二年生まれ。両親が水...全文を見る
○市田忠義君 この鶴崎さんが、もう原因が知りたい、水俣病でないというならこの病気は一体どこから来たのか、小さい頃からつらい思いをしてきた、怒りのやり場がないと、そう言っておられました。そのほかにも、一九六九年十二月以降に生まれた同じような症状を抱えた人が数十人おられるということも...全文を見る
○市田忠義君 いや、対象地域というのを決めていることがもう破綻をしていると、その対象地域外なのにこういう形で特措法上の申請で認められた人もたくさんいるんだから。  それで、対象地域以外でも幾らでも認定するんだよとおっしゃったけれども、そういう場合は一般の人と条件が、対象地域内の...全文を見る
○市田忠義君 私は、とんでもないと思うんですね。  やっぱり、特措法自身にあたう限りの水俣病被害者を救済するということが書かれているのに、その精神がやっぱり全く私見られないというふうに思うんです。  さらに、もう一つお聞きしますが、昨年四月の最高裁判決、十月の不服審査会裁決が...全文を見る
○市田忠義君 極めて冷たい、やっぱり実務的、官僚的対応だと思うんですよ。  確かに、環境省の考えは、特措法による被害者の救済というのは紛争の終結を目指すものだから、それで一旦結論出たものをもう一度公健法上の認定申請をやるという権利はないんだという、そういう今の御説明だったと思う...全文を見る
○市田忠義君 特措法は、救済対象が確定をしてチッソによる一時金等の支払のめどが付けば、チッソは消滅をして新会社だけが残ると。チッソの加害責任を免罪すると、特措法はそういう私本質持っていると思うんですけれども、チッソは、チッソの消滅のための株式の譲渡申請を今進めようとしています。し...全文を見る
○市田忠義君 最後に、時間が来ましたので一つだけ質問して終わりますが、特措法の該当者が多数出ている市、町、村ですね、市町村では、水俣病被害者に係る医療費の国民健康保険の市町負担分が急激に増えるおそれがあります。水俣市に行きましたら、国民健康保険の医療給付費のうち水俣病給付費総額は...全文を見る
○市田忠義君 もう終わりますが、十五分の三残っておるわけでしょう。それをゼロにするという方向で検討しているんですか、それだけお答えください。
○市田忠義君 終わります。
04月15日第186回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  放射線発散処罰法とも深く関わる信頼性確認制度の問題を中心に今日は質問したいと思います。  本法案では原子力施設又は原子力施設の運転を妨害する行為を処罰するということを明記していますが、確認しておきたいんですが、改正案の原子力施設若し...全文を見る
○市田忠義君 原子力施設又は原子力施設の運転の防護措置としての内部脅威者対策の中心的な手段は、信頼性確認制度であります。  原子力規制委員会の核セキュリティに関する検討会の下にある有識者作業部会、これは、三月十七日、原子力関連施設で働く作業員らの犯罪歴や薬物使用歴などを調べる身...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、この一部報道は誤報だということですね。じゃ、そういう法制化の検討は一切やっていないということですか。
○市田忠義君 じゃ、時期は別だが法制化の検討はしているということでいいですか、もう一度。
○市田忠義君 我が党は言うまでもなく、テロ行為等から原子力施設を防護すると、これ当然だという立場です。また、そういうテロ行為に対して処罰を規定するというのは当然だという立場であります。  同時に、テロ対策を理由に従業員などを内部脅威者と捉えて信頼性確認の対象ということにすれば、...全文を見る
○市田忠義君 二〇〇五年六月の総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子力防災小委員会の原子力施設における内部脅威対策への対応と、この文書を読みますと、内部脅威対策の中心的な手段となっている信頼性確認措置について、憲法上の基本的人権の尊重に抵触するおそれがないか、プライバシ...全文を見る
○市田忠義君 要するに、引き続き慎重に検討するということですね。これ、確認しておきたいと思います。  次に、二〇〇七年二月の核テロリズムを主題とした会合で、アメリカのエネルギー省幹部と日本の文部科学省原子力安全課とのやり取りの内容が、在日米大使館の公電として明らかになりました。...全文を見る
○市田忠義君 この電報を知り得る立場にないということですか。知らないという、こういう事実はないということですか。それとも、知り得る立場にないということは、ネット上でもこれ公開されていることですが、見たこともないし聞いたこともない、全く知らないということでしょうか。
○市田忠義君 公電そのものを見たということを聞いているんじゃない。そういうことがあったということについては御存じかということは、知っておられるわけですね、こういう事実については。
○市田忠義君 ちょっと日本語は分かりにくいので、承知していないというのは、知り得る立場にないのでコメントする立場にはないけれども、報道では接したということですか。
○市田忠義君 これはもうネット上でも明らかになっているわけですし、これはアメリカの内部告発サイトであるウィキリークス、これが二〇一一年五月に公開した在日米大使館の公電で明らかになったことであります。  やっぱり信頼性確認制度を法制化すること自体、私、大問題だと思っているんですが...全文を見る
○市田忠義君 そうすると、私が指摘した信用状態、薬物、アルコールの影響、精神問題の通院歴などそういうことも含めて検討しようという議論が行われたと、論点整理としてそういう文書が出されたと、これは間違いないんですね。
○市田忠義君 それを決めたというんじゃなくて、論点整理の資料として出されて、そういうことも議論の俎上に上ったということは事実かどうかという確認をしているんです。
○市田忠義君 これから検討するんですね。
○市田忠義君 私は、国の利益を害する活動への関与の有無から、信用状態、薬物、アルコールの影響、精神問題での通院歴、こういう多岐に及ぶ調査はまさにプライバシー権の侵害だと、テロ防止のためだったら何をやってもいいということに私はならないということを指摘しておきたいと思うんです。これは...全文を見る
○市田忠義君 私、なぜこういう問題を口を酸っぱくして言うかというと、これ単なる中部電力の裁判だけではないんです。一九八四年五月の神戸地裁判決での関西電力事件、一九九四年三月の長野の地裁判決での東京電力訴訟、同年五月の千葉地裁判決での東京電力訴訟などでもこの中部電力と同じような不法...全文を見る
○市田忠義君 終わります。
05月15日第186回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は大変お忙しい中を四人の参考人の皆さん、貴重な御意見をお聞きすることができました。ありがとうございました。  私たち日本共産党はこの間、鹿やイノシシによる農林被害あるいは生態系に対する影響が大変大きくなっていると、これは憂慮すべ...全文を見る
○市田忠義君 塩原参考人と坂田参考人は現場を熟知されて、大変被害を減らすために様々な試行錯誤を重ねながら御苦労なさっているということがよく分かりました。  私たちは、鳥獣の保護管理を進めるためには、野生動物管理の専門的な技能や知識を持っている行政職員の配置と事業への国の支援、こ...全文を見る
○市田忠義君 坂元参考人にお聞きしたいのですが、今のお二人の御意見も踏まえながら、かなり意見陳述の中で行政職員としての専門家の配置の必要性、重要性強調されましたが、ちょっと今のお二人の発言とかみ合う形で御意見がありましたら、お伺いしたいと思います。
○市田忠義君 石崎参考人にお伺いしたいんですけれども、お話を伺っていて、鹿肉を流通させるというのは、言葉で言うのは簡単だけれども、大変な御苦労があるんだなということがよく分かりました。  やっぱり安全、安心な鹿肉を安定して供給するというのは我々も必要だと思っているんですが、その...全文を見る
○市田忠義君 もう時間がありませんので、最後に坂元参考人に簡潔にお願いしたいんですが、鳥獣行政担当職員に求められる技能とか知識ですね、この点が必要だというのがありましたらお聞かせいただけますか。それで終わります。
○市田忠義君 ありがとうございました。  終わります。
05月22日第186回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  大変皆さんお疲れでしょう。私が最後の質問者ですので、あとしばらくよろしくお願いします。  今、ニホンジカやイノシシ等による自然生態系への影響あるいは農林水産物の被害、大変深刻化しています。我が党としても、一刻も早く適切な対策を実施し...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、一九九〇年と二〇〇〇年と直近の二〇一一年の鹿とイノシシのそれぞれの捕獲数ですね、これは狩猟と有害捕獲、合計で結構です。
○市田忠義君 今説明がありましたように、二〇〇〇年当時までは十五万頭にも及ばなかったのが、今は三倍近くの四十万頭以上のイノシシや鹿を捕獲していると。この十一年間の合計で見ますと、イノシシでは三百万頭以上、鹿では二百五十万頭以上捕獲していると。特定計画もできて、これだけの鹿、イノシ...全文を見る
○市田忠義君 検討していくことが重要だということは、これまで、生息数の調査はやったけれども、季節ごとの移動を含めた調査は国としては十分にやってこられなかったというのは今お認めになったと思うんですけれども、こういうことをきちんとやってこなかったことが被害の広がりの一つの私は要因だっ...全文を見る
○市田忠義君 やはり捕獲を進めるためには、当然財源が必要だということは明らかだと思います。ハンターに支払われる額が低いと、捕獲してもその個体処理に困ってしまうと。北海道の浜中町でも日高町でも兵庫でも、山の中だと近くに加工処理場、焼却場、処分場がないと。運搬に物すごくお金が掛かる、...全文を見る
○市田忠義君 あなた、尋ねていることに答えていないんですが。新しい法改正の話を私しているんじゃなくて、現行法でも禁止されていると、禁止されているけれども放置されている例があるよと、こんなことをほっておけば生態系に大きな影響を与えるんじゃないかということを聞いているんです。法の改正...全文を見る
○市田忠義君 生態系に大きな影響を与えると、これはお認めになりますよね、撃ってそのまま放置しておいた場合に。現行法では禁止されているけれども、その法の網の目をかいくぐってそういうことも現に行われていると。お金も掛かるし、やむを得ない状況で放置していると、それが重要な生態系に影響を...全文を見る
○市田忠義君 高い山の上の話だけじゃなくて、今聞いてきた話は、お金が掛かり過ぎるから、ちゃんとしたへい獣処理場はあるんだけれども、自分でやってくれと言われるものだからやむなく放置せざるを得ないと。そういうことになりますと、これはもう釈迦に説法ですけど、放置された鹿を食べた熊類の行...全文を見る
○市田忠義君 僅か三〇%の県で、一人しか置いていない県は七県なんですよ、十四都道府県しか置いていない。置いている県でも、一人が七県、二人ないし三人が三県という状況であります。これはやっぱり私は重大だというふうに思うんですけれども。  人材を確保したのは、制度創設後十年以上経過し...全文を見る
○市田忠義君 これもあっさり五つしかないと認めたらいいんですよ。私が聞いているのはたった五道県だよと、検討しているところすら一県しかないよと。私の問題意識、お分かりだと思うんですよ。専門的な職員をきちんと行政機関に置く、あるいは研究機関と連携することが大事だとずっと言われてきたの...全文を見る
○市田忠義君 事業者の方が捕獲の技能や知識、スキルは高いんですよ。専門の行政職員がほとんどいない、研究センターとの連携も取れていないというのは今の質疑の中で明らかになったわけで、幾らそうきちんと監視しますと言っても、相手がプロでこっちが素人、問題点を見抜いて指導監督できるかどうか...全文を見る
○市田忠義君 そういう条件、枠をはめるということは私も必要だと思うんですよ。それが担保されるかということを心配して聞いているんです。よほど周知徹底しないと危険性は回避できないし、今回の措置では安全性が担保されたとは思えないと。  認定事業者に委託をすれば、委託期間中であればいつ...全文を見る
○市田忠義君 むやみやたらに捕りたいところで捕ることはないんだと、その保証が本当にあるのか、私は極めて甘いと思うんですけれどもね。  やっぱり、そういう認定事業者を監視指導する専門知識を持った体制がない中で幾らそういう枠組みだけ決めても、事業者が決められた枠組みどおりに捕獲する...全文を見る
○市田忠義君 個体放置が許されるのは、生態系に重大な影響を及ぼすおそれがないときと、その他環境省で定める場合というふうに限定されていますよね。これは大事なことだと思うんですけれども、そういうおそれがあるかないかの判断は誰がやるんですか。  もう一回言います。分かりにくかったかも...全文を見る
○市田忠義君 そんなことは当たり前なんですよ。これがおそれがあるかどうかや生態系に影響を及ぼすかどうかは現場で捕獲を実施する認定事業者に事実上は委ねられるんですよ。そんな一々、猟に行っているところへ後ろ付いていって、これは約束に反していますねと、そんなこと言うはずがないわけだから...全文を見る
○市田忠義君 私は、この個体放置というのは科学的、計画的な管理をしていく上で逆行する措置だということを指摘しておきたいと思います。  次に、夜間発砲について。  今年一月の中環審の答申を読みますと、夜間の銃による捕獲は適切な方法で実施しなければ危険が高い、急速に捕獲効率が低下...全文を見る
○市田忠義君 ハンターから直接話を聞きますと、どこでも夜間発砲なんてとんでもないと。やれても、日の出前、日没後十五分から長くても一時間以内だと。たとえ、慎重の上にも慎重にやったとしても、事故を起こさないという保証はないと。私は、やっぱり夜間発砲を認めるような法改正はやめるべきだと...全文を見る
○市田忠義君 なぜ規定していないんですか。規定してこそ効果が上がるのに、どうして法律にそれを規定しないのか。いろいろいろんなことを言ったけれども、財政的支援がいかに必要かと、みんな、今日、立場の違うこの法案に賛成の委員の方からもそういう意見が出ていると。なぜ法律にこれ規定していな...全文を見る
○市田忠義君 何の説明にもなっていないですよ。都道府県がやることだからと、そんなの地方自治、地方分権の取り違えですよ。もっと国がこういうことについて責任を持たなかったら駄目です。  大臣、今度の法律に、通告していなかったけれども、やっぱり財政支援を明記していないと財政的保障がな...全文を見る
○市田忠義君 農水省の特措法では、ちゃんと法律に明記されているんですよ、財政支援が。これは今後だというふうないいかげんなことではやっぱり私は駄目だということを指摘しておきたいと思います。  次に、先ほどもちょっと指摘しましたが、専門的知見を有する職員の確保の問題ですが、新しい制...全文を見る
○市田忠義君 こういうときこそ国が指導性を発揮すべきなんですよ。そんな言い方は、私はないと思う。やっているところもあればやっていないところもあると、地方がそれぞれお考えになってと。これだけ重要な問題を今議論しているわけですから、積極的にやっぱりそういう問題は指導すべきだということ...全文を見る
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されている案文のとおりであります。  その趣旨について御説明申し上げます。  日本共産党は、鹿などによる被害防止が...全文を見る
06月12日第186回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は除染問題についてお聞きをいたします。  まず、事実の確認ですが、除染の目標については、市町村によって年間五ミリシーベルト以下に定めているところもありますが、国の除染目標は長期的に年間一ミリシーベルト以下にすることを目指すと、そ...全文を見る
○市田忠義君 朝日新聞と福島放送が実施した県民世論調査があります。それによりますと、人が住んでいる地域の除染を年間一ミリシーベルトになるまで下げてもらいたいと、そう答えた方が六三%でした。その必要はないと答えた人は二七%、これを大きく上回りました。また、福島県自身が三月二十八日、...全文を見る
○市田忠義君 今後も堅持するということを確認しておきたいと思います。  私、先日、市町村実施除染事業の進捗状況について福島県当局と伊達市当局から説明を受けて、大変驚きました。それは、市町村の除染実施計画を定めているにもかかわらず、その除染をまだ実施していないのに、資料でもお配り...全文を見る
○市田忠義君 これも資料にありますが、会津坂下町、一戸も除染していないんですね、ところが調査にて終了が八百二戸。玉川村というところはこの除染実施計画に入っているんですけれども、実施されたのは八戸ですね、調査にて終了というのが二百八十六戸になっています。市町村実施地域で除染実施と調...全文を見る
○市田忠義君 住民アンケートを取ったら七割近くが不安だと答えているのは、これは住民の合意を得たと私到底言えないというふうに思うんです。  放射性物質汚染対処法の第三十七条、除染実施計画の変更という項を読みますと、関係者の意見を聴くとともに、環境大臣に協議しなければならないと、こ...全文を見る
○市田忠義君 時間がないので、全ての自治体と住民が納得する形での除染事業の遂行を強く求めておきたいと思います。  次に、国直轄地域の除染事業についてお聞きしますが、まず、環境省に事実を確認します。  放射性物質汚染対処法の第三十五条の除染実施区域に係る除染等の措置等の実施者と...全文を見る
○市田忠義君 法律上は、国が管理する土地は国が除染を実施するとなっている、これは間違いないということを確認しました。  先日、国直轄地域の葛尾村の除染事業を私見てきました。葛尾村では国有林に囲まれた中で除染事業が進められているわけですが、世帯数四百六十一戸の除染の総事業費は五百...全文を見る
○市田忠義君 宅地や道路の除染が終わっても、山林などから雨や風で流されてくる放射性物質で再度線量が上がると。やっぱり森林を含む面的な除染の徹底を強く求めておきたいと思います。  それから、環境省は、一度除染したところは再除染はしないが、フォローアップで追加的な除染はすると、こう...全文を見る
○市田忠義君 大臣に確認しておきたいんですが、一旦除染終了した地域でも年間一ミリシーベルトを超える地域、これは再除染を行うという方向で頑張るという点ではいいですね。今、事務方もそういう方向を言われましたけれど。
○市田忠義君 時間の関係で、次の問題に移ります。除染労働者の労働環境についてお聞きします。  私、前回の当委員会でもこの問題を取り上げたんですが、葛尾村の元請JVが下請業者に示した文書を見てみますと、特殊勤務手当一万円、これ当時は、最初は払っていなかったんですけど、かなり問題に...全文を見る
○市田忠義君 確かに、国土交通省が定めた福島県の除染労働者の労務設計単価というのは引き上げられてきたんです。特殊勤務手当が加われば、今年の一月まで二万五千円、二月から二万六千円になっているはずのものなんです。  しかし、幾ら労務設計単価が上がっても、手当一万円と賃金六千円しかも...全文を見る
○市田忠義君 特殊勤務手当一万円をピンはねしていたという問題を僕は大分前の委員会で問題にしました。それを払う代わりに、総額を変えずに今度は基本賃金の方を下げるという形でピンはねすると。国交省が決めた価格が上がっても、そういうことをずっと繰り返されているわけで、その上、この危険手当...全文を見る
○市田忠義君 除染工事は適用されていないんですね。適用されていないでしょう。二十八業務に限るということになっているわけでしょう。だから適用されていないと、全体としては。
○市田忠義君 もう時間が来ましたから締めくくりにいたしますが、ほかもう少しお聞きしたかったんですけれども。  やっぱり省庁を超えて、前、大臣が、これは環境省だけではなくていろんな省庁を超えて連携を図りながら、除染労働者が本当に大変な作業をやる場合にきちんとした労働条件の下で、あ...全文を見る
○市田忠義君 終わります。
06月17日第186回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○市田忠義君 日本共産党の市田です。  石原大臣の発言については、木曜日にこの問題に限っての審議がございますので、そこで厳しくやらせていただきたいと思います。ただ、今日の昼の記者会見で、誤解を招いたとかいうこともおっしゃっていましたが、誰も誤解はしていないわけで、最後は金目の問...全文を見る
○市田忠義君 それなら法文にちゃんと明記されたらいいわけで。  環境省にお聞きしますが、なぜトラスト活動の主体を公益財団法人から収益事業が多くを占める一般財団法人等に広げたのか。その上、新たに参入する一般財団法人等は、自然環境トラスト活動だけではなくて、地域計画を策定する協議会...全文を見る
○市田忠義君 メモばっかり読まないで、もうちょっと短く答えてくださいよ。  幾ら基本方針やガイドラインがあっても、現場の判断で利用促進につながる危険性は大きいと。地域計画の作成、実施に関する協議会のメンバーは収益重視の企業が加わることによって自然環境の保護よりも活用が優先される...全文を見る
○市田忠義君 私、北海道を見てきたんですけれども、トラスト活動で取得した土地を、本来は良好な環境のままで保存すべきなのに、多くの人に利用してもらうんだといって、貴重な自然が残る地域に遊歩道を造ったり、デッキや情報センターを造って、逆に自然環境に悪影響を与えると、そういうところもあ...全文を見る
○市田忠義君 貴重な自然環境を守って次世代に引き継いでいくというためにも、これ利用促進ではなくて、自然環境の保全を強化するということが私大事だということを指摘しておきたいと思います。  次に、入域料についてお聞きします。  これは環境省にお聞きしますが、既に国立公園内の天然記...全文を見る
○市田忠義君 環境大臣にこれはお聞きしたいんですけれども、大勢の利用による環境破壊から自然環境を守ると。そのためにはオーバーユースですね、過剰利用、これを解消することが私極めて重要だというふうには思うんです。ゾーニングによる利用分散なんかがより効果的だと思うんですけれども、二〇〇...全文を見る
○市田忠義君 調べてみましたら、この利用調整地区制度、せっかく設けられたのに、たしか大台ケ原と知床国立公園ぐらいですよね、二か所ですよね。これをもっと広げるべきだということが私大事だと思う。そうすれば今度のような法案は必要がないと。  最後に、時間が参りましたのでもう一問聞いて...全文を見る
○市田忠義君 もう時間が来たので終わりますが、やはり自然環境を守るという点では国の責任が極めて重要で、それを一般財団法人等がこの法に基づいて収益優先で利用を促進していく、そういう危険性が非常に濃い法律であるわけで、やっぱり国民の貴重な共有財産である自然環境を守るために国がしっかり...全文を見る
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律案に対する反対討論を行います。  国民の貴重な共有財産である自然公園は、一度壊してしまったら二度と元どおりに戻すことはできません。それだ...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  先ほど石原環境大臣は、金で解決するとは毛頭思っていないと、語気を荒らげて、陳謝の場にはふさわしくない大声で言われましたが、本当にそう思っているんだったら、最後は金目でしょ、こういう発言は出ません。これは単なる品位に欠ける発言どころか、...全文を見る
○市田忠義君 誤解じゃないんですよ。誰も誤解していない。真意と受け取っているんですよ。  誤解というのは非常にひどい発言なんですよ。自分は正しいことを言ったんだけど、誤解した相手が悪いと。何にも反省していないんですよ。誤解は誰もしていない。福島県民も国民も、あなたの発言、これは...全文を見る
○市田忠義君 双葉町の町長、町民がふるさとを追われて苦しい避難生活を強いられながら、必死に帰還と町の復興に力を尽くしていると。そこへこの中間貯蔵施設の建設計画が持ち上がりました。住み慣れたふるさとの土地が取られてしまう、帰還したくても帰還できなくなるということになってしまうと。 ...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、端的に聞きます。福島県知事の発言や自民党も含む福島県議会の全会派一致の意見書、抗議書、大熊町、双葉町の町長の発言、これは誤解ですか。  この発言は自分の真意を理解していない、誤解だと。誤解している方が悪いというんです、その誤解という発言は。誤解という発言は撤...全文を見る
○市田忠義君 私聞いているのは、福島県議会や福島県知事や双葉町の町長や大熊町の町長が考えていることは誤解だと、間違って理解していると、そうではないなら、ないと言いなさいよ。
○市田忠義君 中間貯蔵施設の候補地とされている地域は、双葉町の十分の一の面積に相当し、将来の町の復興、再興へも大きな影響を与えるものとなっています。そこで、町や住民は、地域振興策、町民全体の生活再建支援対策などを求めておられますが、説明会でも具体的な回答はなかった。地元住民、大変...全文を見る
○市田忠義君 環境省は、閣議決定で、中間貯蔵開始後三十年以内に福島県外で最終処分場を完了する旨を更に明確化するために法律で規定したということで、日本環境安全事業株式会社法に中間貯蔵施設に関する国の責務を明確に位置付けた上で閣議決定の内容を明確に規定したと、こう言っておられます。ま...全文を見る
○市田忠義君 もう時間が来たから終わりますが、自ら品位に欠ける発言をしたって大臣はおっしゃっているんですよ。品位に欠ける発言するような人が大臣の座に居座るのはまずいんですよ。見識も問われておると。国民や多くの福島の苦しんでいる人に誤解を与えるような発言をする、そういう大臣がいつま...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 本会議 第33号
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○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、石原伸晃環境大臣の問責決議案に賛成する討論を行います。  中間貯蔵施設の建設をめぐっての石原環境大臣の最後は金目でしょという発言は、大臣が環境委員会で釈明した、被災者の皆様の心に寄り添ってどころか、全く正反対の被害者の気持ちを踏みにじる...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○市田忠義君 日本共産党の市田です。  今日は、環境問題と大企業の社会的責任という問題について、幾つかの事例を挙げながらただしたいと思います。  最近、鉄鋼スラグやダストが土壌汚染を引き起こして、ヒ素、鉛、あるいは水銀、フッ素などが基準を超過して検出されて、その原因の究明と汚...全文を見る
○市田忠義君 私、先日北海道に行って、産業廃棄物になっている鉄鋼スラグなどによる土壌汚染問題を調査をしてきました。  まず、登別市の市内、緑町というところの消防署建設予定地から土壌環境基準を超えるフッ素が検出をされました。そのために、登別市は消防署の建設を断念をして、民間への売...全文を見る
○市田忠義君 これ、売却九六年なんですね。新日鉄室蘭による埋立地であることはもう明白になっておるわけですから、当然新日鉄側には説明責任があると。  この登別市の消防署建設予定地と地続きになっている室蘭市の旧東中学校跡地、ここを室蘭市が民間企業であるイオンに売却しようとして土壌調...全文を見る
○市田忠義君 尋ねていることに答えていないですよ。新日鉄室蘭側がきちんとその土地を売却するときに、そこはそういうもので埋め立てた場所だよということをちゃんと説明する必要があったんじゃないかと。そういうことを知っていたら、そこを消防署の予定地にしたりする必要はなかったわけで、そうい...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、汚染原因はちゃんと解明させるんですね。重要な環境問題が起きているわけですから。登別市や室蘭市、大変な損害を被っているわけですよ。汚染原因きちんと解明しなさいという指導はやる予定ですか。
○市田忠義君 じゃ、大臣の認識を問いたいんですけれども、私が調査したのでは、新日鉄室蘭は、産業廃棄物である鉄鋼スラグを低湿地に埋め立てた土地を造成して、そのことを説明しないで自治体などに売却してきた。購入した自治体が公舎の建設や民間への売却の際にその土地を調査したところ、土壌汚染...全文を見る
○市田忠義君 大臣の方がしっかりした答弁ですよ。  民法の五百六十六条の規定でも、契約の解除又は損害賠償の請求は買主がその事実を知ったときからとされているんですね。ところが、室蘭市も、私、市議会の会議録を読んでみましたら、これは法成立以前に埋め立てたんで、だから適法なんだと盛ん...全文を見る
○市田忠義君 そこまで新日鉄を別にかばう必要はないんですよ、あなた。  私聞いたのは、その埋立地は、市の調査報告書を見ても、あなたが冒頭答えたように、この土壌汚染は新日鉄室蘭が一九六三年から七四年にかけて約百七十万トンのダスト等を埋め立てたために起こったことであると、ちゃんと市...全文を見る
○市田忠義君 法律施行は一九七一年だと。それ以前に埋立てをやっていたか以後でやっていたかで適法かどうかというのは違うというお話です。  私、適法かどうかということももちろん法律上は重要だと思うんですけれども、法の施行以前であったとしても、現にそこに住んでいる住民やあるいは住宅地...全文を見る
○市田忠義君 法規制以前の問題としてやっぱり責任を回避してはならないと。大企業の廃棄物処理、土壌汚染対策にはやっぱり重大な問題点があるということを指摘しておきたいと思うんです。  次に、姫路市にある新日鉄住金広畑第一製鋼所での今年四月の建屋解体に伴うアスベスト処理について、私、...全文を見る
○市田忠義君 個別のこと言えなかったら言えないでいいよ。そんなこと聞いていないんだから。
○市田忠義君 事前の届出はなかったんですよ。姫路市の建築課に、解体工事やるときには市に届出をしなければなりませんが、その文書を見ると、アスベストが含まれていないということで、一般の届けが市にやられただけで、労働基準監督署に届出はなかったと。この現場は、必要な届出もなくて、シートの...全文を見る
○市田忠義君 違反しているとすればではなくて、こういう事実、これが事実なら違反していますね。
○市田忠義君 じゃ、調べてください、そういう事実があるか。私は調べましたから、調べてください。いかがですか。
○市田忠義君 問題は全部個別企業で起こるんですよ。個別企業のことだから言えないといったら全然議論にならないわけ。調査した結果をちゃんと資料として提出すると。これ理事会で、委員長、検討してください。
○市田忠義君 解体、飛散した青石綿を重機でかき集めてピットにもし埋めたとしたら、これも明らかに廃棄物処理法に違反する行為だと思うんですが、これは環境省、いかがですか。
○市田忠義君 全国的にいろいろ調べてみますと、もちろん自社敷地内であっても法の適用をされるのは私も知っているんですよ。しかし、自分の会社の土地なら何を埋めようがどうなろうと、ほかからとやかく言われる必要はないと言わんばかりのいろんな行為が全国で起こっているから私この問題提起してい...全文を見る
○市田忠義君 今大臣、当然必要だということを言われたので、私は個別企業の名前を幾つか出しました。個別企業のことでこの場で言えないというのなら、しっかりと調べて調査の結果を文書で提出すると、これも是非理事会で取り計らっていただきたいということを述べて、時間が来ましたので終わります。
11月06日第187回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○市田忠義君 今日は望月大臣の後援会の収支報告書の内容について幾つかただしていきたいと思います。  まず、総務省に幾つか事実関係だけ確認しておきたいことがあります。公職選挙法の第一条、この法律の目的には何と書いてありますか。
○市田忠義君 その目的を金銭でゆがめるような買収、違法な寄附があった場合の罰則がどうなっているかについてお聞きしたいと思いますが、まず買収についてですが、公職選挙法第二百二十一条三項の一号には、公職の候補者、これは現に公職にある者も含みますが、例えば当選を得ることを目的に供応接待...全文を見る
○市田忠義君 私が今言ったことが間違いないかどうかだけでいいです。そのためにそういう聞き方をしたんです。
○市田忠義君 では、次に寄附についてお聞きしますが、公選法第二百四十九条の二の一項には、公職にある者や候補者が選挙区内の者に対して寄附をした場合、「一年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金」となっているが、これも間違いありませんか。
○市田忠義君 じゃ、政治資金規正法第一条の目的には何と書いてありますか。
○市田忠義君 じゃ、この政治資金規正法に違反をして報告書に虚偽記載をした場合の罰則、第二十五条の一項には、「五年以下の禁錮又は百万円以下の罰金」となっておるのも、これも間違いありませんね。
○市田忠義君 大臣にお聞きしますが、買収や違法な寄附はもちろんのこと、虚偽記載や不記載も、単なる実務的、形式的な軽いミスではなくて、今説明があったように、この法律の目的の根本を踏みにじるものでかなり重い罰則が科せられている重大な犯罪である、これは大臣も同じ認識ですね、一般論として...全文を見る
○市田忠義君 単なる形式的、実務的なミスではない重大な犯罪に当たると、罰則も重いということについては大臣もお認めになりました。  では、具体的な問題についてお聞きしていきます。  望月義夫後援会の収支報告書の二〇〇八年、二〇〇九年の分を見ますと、いわゆる賀詞交歓会大会費として...全文を見る
○市田忠義君 つまり、支出だけがあって収入が記載されていないこの後援会の収支報告書というのは、現職国会議員の後援会である望月義夫後援会の資金で新年会を開いて支持者を招待したことになると。しかも、二〇〇九年の交歓会は、その年の八月が総選挙ですから、この賀詞交歓会は恐らく一月に開かれ...全文を見る
○市田忠義君 実行委員会は後援会とは別の団体だったと、これまでの同僚議員の質問にもお答えになりましたが、私、写真も見ましたが、賀詞交歓会の看板には、正面に望月よしお後援会賀詞交歓会とあって、あなたがはっぴを着た姿で真正面に写っていると。これは誰が見ても後援会が主催してやったとしか...全文を見る
○市田忠義君 実行委員会主催の賀詞交歓会だったら後援会の収支報告に書く必要はないですよね。なぜ紛れ込んで、いろんな中でこれだけが間違って記載されたんですか。
○市田忠義君 あなたは記者会見の後で配られたペーパーでこうおっしゃっているんですよ。資料もないし領収書もないし期限も過ぎていると。しかし、元職員などにいろいろ聞いてみたと。そうすると、支出に計上されている額に相当する組織活動費を支出していたことだったと。ところが、この種の支出は当...全文を見る
○市田忠義君 それはなぜ社会的批判を浴びそうだということをおもんばかったかということなんですが、大臣は、批判されると思って妻がおもんばかっただろうと推測したと、こうおっしゃっているんですよ。なぜ推測したのか。国民に批判されるような実は支出があったことをあなたもお分かりだったからじ...全文を見る
○市田忠義君 普通のまともな会合費とか後援会のいろんな行事に使ったお金だったら、そのまま書けばいいのに、なぜ書かなかったのか。社会的に批判を浴びないじゃないですか、普通の後援会行事だったら、会合費だったらね。社会的に批判を浴びそうだと妻がおもんばかったんだろうと。奥さんは死んでお...全文を見る
○市田忠義君 そんなこと聞いていないんです。  事実と違う記載をしたのは虚偽記載だと。誰に責任があるか、あなたに責任があるかどうかはちょっと横に置きましょう、私、あなたにも重大な責任あると思うんだけれども。少なくとも、当時の会計責任者なりその事務を担当していた人が事実と違うこと...全文を見る
○市田忠義君 そんなこと聞いていない。  じゃ、別の角度からちょっと聞きますが、大臣は二〇一〇年から二〇一一年の時期、自民党の静岡県連会長をしておられた。これは間違いありませんか。
○市田忠義君 自民党静岡県連が、二〇一〇年、二〇一一年の間に、女性が接客するクラブやラウンジでの飲み代に六十六万円も政治資金を使っていたということが大きな問題に当時なりました。大臣は、そのとき記者から聞かれてこうコメントされているんですね。私は出席したことがないが、これ誰かと似て...全文を見る
○市田忠義君 先ほど来の議論を聞いていても、妻や後援会がやったことだから自分には法的責任はない、あるいは実行委員会がやったんだと。もう本当に無責任な、私、言い訳に終始されていると思うんですよね。やっぱり、これは公職にある国会議員としては、私、許されないというふうに思うんです。 ...全文を見る
○市田忠義君 時間が来たので終わりますが、出の問題も大事なんですけど、入りの問題、やっぱり自ら汗をかいて、国民の中で政策を語って支持をお願いして、一人一人の国民からいただいた浄財で政治活動、選挙活動をやるのが民主主義の在り方だと思うんですね。  ところが、国民の税金である莫大の...全文を見る
11月13日第187回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は大変お忙しい中を、大迫参考人、大島参考人、貴重な御意見をありがとうございました。  まず、大島参考人にお伺いをいたします。  大島参考人が書かれた、福島原発事故のコストを誰が負担するか、こういう論文の中で、福島復興指針による...全文を見る
○市田忠義君 もう一問、大島参考人にお伺いしたいんですけれども、大島参考人は、確かに対策を東電任せにするのではなくて、国が前面に出て国内外の英知を結集して事故収束を進めることは必要だということをお認めになった上で、しかし、それは国費の無原則な投入とは異なると。対策の実施主体が誰か...全文を見る
○市田忠義君 大迫参考人に幾つかお伺いしたいと思うんですけれども、大迫参考人が放射能汚染廃棄物の中間貯蔵及び処理処分における技術的課題、こういう論文をお書きになっていますが、その中で、焼却減容化後に生じる十万ベクレル、一キログラム当たりですけれども、この十万ベクレルを超える焼却残...全文を見る
○市田忠義君 そうすると、余り作業員の被曝や漏えいのリスクは少ないという認識ですか。
○市田忠義君 最後にもう一問、大迫参考人にお聞きしたいんですが、人工システム内での移行と制御、環境回復という報告を拝見しますと、長期隔離から見た廃棄物等の特性評価と施設機能要件の課題として、除去土壌、焼却灰の安全な処分というのを挙げておられます。その中で、処分の安全評価期間の設定...全文を見る
○市田忠義君 もう時間が来ましたのでやめますが、可能性としてそういうこともあるということであって、必ずしも土壌貯蔵施設を廃止するという意味ではないと、こういうふうに解していいんですか。確認しておきたい。そういうことですね。
○市田忠義君 終わります。
11月18日第187回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  まずお聞きしたいんですが、中間貯蔵施設を予定している双葉地方に対する生活再建策、地域振興策として政府はどのような財政支援措置を提案しているか、環境省、簡潔にお答えください。
○市田忠義君 二千三百六十五件の地権者への用地補償額は、原発事故前の取引価格の、農地と宅地の場合は半額、山林が三割減ということになっています。説明会に集まった地権者からは、先祖代々の土地を原発事故で奪われ追い出された、この額では生活再建は見通せない等々、批判や不信の声が相次ぎまし...全文を見る
○市田忠義君 この地権者の説明会には、二千三百六十五件の対象地権者のうち延べ九百一名が参加されましたが、政府への批判、不満の声が相次ぎました。大規模に集落が失われる、すなわちコミュニティーそのものが失われるわけですから、そういうときに機械的な条件設定とか単価でいいのかと、それでは...全文を見る
○市田忠義君 実は、私、この二つの町に最近行ってまいりました。両町ともこうおっしゃっているんですね。中間貯蔵施設を設置する側の立場ではなくて、設置される側の立場で考える必要があると絶えず我々は主張してきたと。ところが、国は住民説明会も地権者説明会も一方的に決めてやっている、まさに...全文を見る
○市田忠義君 金さえ払えばそれでおしまいということでは、私、住民の理解は得られない、前の大臣が結局金目でしょとおっしゃったわけですけれども、それで、私、住民の理解は到底得ることはできないし、生活の再建もできないし、町づくりもできないと思うんです。  今年九月一日、これは環境省に...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、中間貯蔵施設では除染土壌などをどのように貯蔵するか、いろいろランク分けがあると思うんです、簡潔に説明してください。
○市田忠義君 今、三つの形を説明になりましたが、先日の参考人質疑の際に参考人から、これだけの量を貯蔵するスペースはないと、最終処分を考慮すればどれだけ分別、減容化を図り、貯蔵量を削減するかが課題となっていると。特に、約百五十五万立米の焼却灰を溶融分離して貯蔵量を減らすことが最大の...全文を見る
○市田忠義君 政府は福島県外での最終処分までのステップというのを示しておられますが、減容化、再生資源化等の可能性の検討等を踏まえた最終処分の方向性検討をステップ四に挙げておられます。減容化、再生利用のために施設外へ搬出した後にステップ五で最終処分地に係る調査検討、調整に入るという...全文を見る
○市田忠義君 中間貯蔵というけれども、自然的、物理的減衰や減容化、再生資源化によって大半の汚染土壌等は大熊町、双葉町に残されて、事実上最終処分場化される、町の復興を阻害することになるんじゃないかと多くの方が心配しておられるということを指摘しておきたいと思います。  それから、そ...全文を見る
○市田忠義君 本来、対処法の中に国の責務として中間貯蔵施設の整備、管理、維持等を規定すべきだったんじゃないかという問いに対する答えにはなっていないと思うんですが、時間の関係で次に進みますが。  本来、放射性物質汚染対処法では、除染や中間貯蔵施設の費用は汚染を引き起こした東電に請...全文を見る
○市田忠義君 ところが国は、二〇一三年十二月に原子力災害からの福島復興加速に向けて、いわゆる福島復興指針ですけれども、これを決定されました。それを読みますと、原状回復費用のうち中間貯蔵施設の建設、管理等の費用が一・一兆円程度になることを示すと同時に、国と東電の間の負担の在り方の見...全文を見る
○市田忠義君 結局、東電に請求する、求償するんだと言いながら、実質上の原子力事業者に対する補助金に私なるというふうに思うんです。東電が賠償すべきものを国費で充てるということは、東電の私は加害者救済策につながると。国民の理解を得て国費を投入するためには、東電の法的整理を行うこと、そ...全文を見る
○市田忠義君 質問に答えていない。そういう趣旨で聞いたんじゃない。いいです。全然質問の趣旨を捉えておられません。その件についてはこれから聞きます。  今回の法改正で、その前に聞きましょう、JESCOは現在どういう会社なのか。これは環境省でいいです。簡潔に、時間がありませんので。
○市田忠義君 JESCOは現在全国五か所でPCB廃棄物処理を業務としており、この十年間は、先ほども他の委員からもありましたが、事故、漏えい等のトラブル続きで、処理も六〇%台にとどまっていると。更に十年間の処理延長をせざるを得なかったばかりの政府一〇〇%出資の特殊会社であります。 ...全文を見る
○市田忠義君 これは大臣にも同じような質問なんですけど、今いろいろ小林局長言われたんですけれども、JESCOのPCB廃棄物の処理実態を見てみますと、他の同僚委員からもいろいろありましたが、国の強い指揮監督の下に運営管理等が行われているのではなくて、新日鉄など化学処理プラントメーカ...全文を見る
○市田忠義君 時間が来ましたので終わりますが、JESCOのトラブルは北海道事業所で四十三件、北九州事業所で十五件が公表されていますが、公表されていないヒヤリ・ハットを含めると相当の事故、漏えい等が起こっていると。こういう事故による運転停止などで処理が遅れて、十年間も更に期限を延長...全文を見る
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています日本環境安全事業株式会社法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  除染は福島の復興にとって重要課題としながら、原発事故から三年八か月が過ぎても大幅に遅れています。この責任は、原発再稼働優先、避難解除...全文を見る