市田忠義

いちだただよし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

市田忠義の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  大変、今日は貴重な御意見をありがとうございました。阿部参考人と梅林参考人に二つの問題についてお聞きしたいと思います。まず一つ目は、北朝鮮に対する対応、もう一つは、今議論になっています核兵器のない世界をどう実現するかという二つの問題なん...全文を見る
02月24日第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  平田参考人に二問お伺いします。  先ほどもお話がありましたが、COP21のパリ協定では、世界の平均気温の上昇幅について産業革命前の水準に比べて二度を十分下回る、このことが明記され、かつ今世紀後半には温室効果ガスが実質ゼロ、排出量ゼロ...全文を見る
○市田忠義君 前回、時間オーバーしたので、終わります。
03月10日第190回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、食品廃棄物の不正転売問題についてお聞きをいたします。  中間処理業者の許可を受けていた愛知県稲沢市のダイコーが、大きな社会問題にもなりましたが、壱番屋などから冷凍カツなどの食品廃棄物の処理委託を受けながら、その大部分を岐阜羽...全文を見る
○市田忠義君 今言われたように、食品廃棄物といっても大量の有価物が含まれているわけですから、食品の流通処理は大変に複雑で不透明なものとなっています。  今回、これは環境省にお聞きしますが、登録再生利用事業者であるダイコーに処分を委託して、ダイコーの施設内に保管をされていたり、み...全文を見る
○市田忠義君 警察に書類を押収されても、コピーぐらい、県、取っているでしょう。どうですか。
○市田忠義君 確かに、地元に行きましても事業者名は明らかにされませんでしたが、マルコメ株式会社など大手事業者が確認されていることは事実であります。  ダイコーは、食品廃棄物を堆肥にすると、堆肥化するとの処分委託契約をしながら、それをやらないで、受託した廃棄物を食品として転売をい...全文を見る
○市田忠義君 壱番屋は二〇一四年以降、六十万枚近いカツ類の廃棄をダイコーに処理依頼して、その大半が異物混入や汚れ付着のおそれが理由だとされています。多量発生食品関連事業者の責任というのは極めて重大で、岐阜の県の当局者は、不正転売防止するためにはマニフェストに食品を照合、確認するた...全文を見る
○市田忠義君 なぜ勧告、命令や罰則を科した例がないかと。私、東海農政局と中部地方環境事務所に行って事情を聞いてきました。管内に三百八十社の多量発生事業者があると。これは年によってちょっと、廃業されたところもあるから若干の異動はあるけれども、現在、三百八十社の百トン以上の多量発生事...全文を見る
○市田忠義君 尋ねていることにお答えになっていないんです。法律上、責任を明確にする必要があるんじゃないかと。省令だけになっているわけでしょう、食リ法では。そういうことは検討するつもりはないのかと聞いたんです。
○市田忠義君 岐阜県の担当者は、食品廃棄物を排出する食品関連事業者の責任が極めて希薄だということをおっしゃっていました。食品リサイクル法でも食品の安全性確保のため国としてしっかりした制度を確立してほしいと、これも県の担当者が要望しておられました。  省令のままの努力義務規定では...全文を見る
○市田忠義君 それはよく分かっているんですよ。廃棄物処理法に基づけば都道府県に責任があるというのは分かるんです。そこ任せにしておっては駄目じゃないかと、そこの力量では超えるものがあるから国としてもきちんと対応しないと生活環境に非常に影響を与えるよということを私指摘しているんです。...全文を見る
○市田忠義君 ごく限られた一部の悪徳業者というふうにあらかじめ見ないで、やっぱりそういうことがほかに起こっていないかというのは目を光らせる必要があると思うんですよ。  例えば、株式会社ニチレイフーズは今回の不正転売に関して、弊社がダイコーに廃棄依頼したものもありますが、それ以外...全文を見る
○市田忠義君 いや、よく分からないとおっしゃったけど、これ岐阜県の資料で、お配りしたものを見てもらったら分かるように、賞味期限が切れていないものをいっぱい委託しているというのははっきりしているわけじゃないですか。だから不正転売が可能になったわけで、食品流通の世界には、もうこれは釈...全文を見る
○市田忠義君 賞味期限内であっても異物が混入していたり、そういうのを処理する、それは当たり前の話。大丈夫なやつでまだ賞味期限があるのにそういうところへ委託すれば不正転売する、やっぱりそれが温床というか土壌になるじゃないかと、そこにはちょっとメス入れる必要があるよということを言って...全文を見る
○市田忠義君 もう時間が来たからやめますが、前に登録をしたことは問題なかったけれども、今後は気を付けますよというのでは駄目だと思うんですよ。今のだとそういう話ですからね。やっぱり審査時に、単なる書類上じゃなくて、そういう悪徳業者だということを認定を受けていたわけだから、それを環境...全文を見る
○市田忠義君 もう時間オーバーだからいいですけど、食リ法というのは、環境省と農水省の所管でしょう。だから、その登録をしたのは環境省の責任じゃないですか。それを多県にわたっているから分からなかったと、そんな言い逃れをしていたらまた再発するよということだけ指摘して、終わります。
03月23日第190回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、建設作業や工事に携わっておられる方のアスベストによる健康被害の問題についてお聞きします。  先週、ある新聞に、「石綿飛散 防がず工事 慶大構内で大林組」という記事が載りました。その中に、作業員の方が、何の排気装備もなく、容赦...全文を見る
○市田忠義君 もっと具体的に言いますと、局所排気装置の設置が著しく困難な場合、又は臨時の作業を行う場合はこの限りではないと規定されていますよね。そこを読んでほしかったんですよ。要するに、局所排気装置を設置しない場合、使用者には、全体換気装置の設置や湿潤化を行うなど必要な措置を講じ...全文を見る
○市田忠義君 今御答弁がありましたように、アスベストの危険性が明確になっていたにもかかわらず、アスベスト含有五%以下の吹き付けは禁止されませんでした。また、吹き付け以外のアスベストも、禁止ではなくてあくまで安全に使用するというものでした。  経産省にお聞きします。  一九六〇...全文を見る
○市田忠義君 今お答えになったように、石綿スレート協会四十年史を見てみますと、六〇年には石綿波板・ボードの出荷実績が二千三百万枚程度だったのが、十年後には約四倍になっています。一九五〇年に建築基準法が制定をされて、石綿スレートは法制定時から不燃材料に指定されていましたが、それ以後...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、民間建築物の吹き付けアスベストの使用を全面禁止したのはいつからでしょうか。
○市田忠義君 今いろいろ言われましたが、昭和四十八年、一九七三年に、七一年版まではあった規定を削除したと、それから一九八七年、昭和六十二年ですね、吹き付けアスベストを官庁営繕工事において禁止したと。しかし、民間の建物の吹き付けアスベストの使用を全面的に禁止したのはそれから二十年近...全文を見る
○市田忠義君 じゃ大臣、そういうことを言われるならば、二〇〇五年に、アスベストについての環境省の過去の対応についてという検証結果報告、発表されていますよね。これはお読みになっていますか。
○市田忠義君 アスベスト問題で質問すると通告しているわけだから、環境省として過去のアスベスト対策はどうだったかという総括文書ぐらいはお読みになるのが当然だと思うんですよ。  今、これは環境省の管轄じゃなくて厚労省の管轄だから環境大臣としての認識は述べられないとおっしゃいましたが...全文を見る
○市田忠義君 私、実際に京都で聞いてきた被害者の声を紹介したのに何ていう冷たい答弁かと。本当に人の血が流れているんだったら、アスベスト被害で困っている建設作業員のこの言葉に真摯に耳を傾けるべきですよ。環境省の所管じゃないからコメント差し控えますなんて、まるで官僚が言うような答弁、...全文を見る
○市田忠義君 もう一回確認しますが、一人親方という形態であっても、元請がしっかり企業の責任を果たすべきだということでいいですね。
○市田忠義君 最近の京都地裁の判決では、こう言っているんですよ。建設作業従事者が一人親方等である場合においても、元請が下請に対して石綿関連疾患を発症することがないように配慮する責任を負う場合があり、この責任も建設作業従事者に対する第一次的な責任と言うべきであると。やっぱりこの判決...全文を見る
○市田忠義君 石綿救済制度というのはハードルが高いし、救済の金額も非常に安いんですよ。私はもう国や建材メーカーの責任は明らかで、被害者の皆さんは、危険なアスベスト建材を製造販売して利益を上げた建材メーカー、ここにも、国だけではなくて、相応の拠出をさせて建設作業従事者に係る石綿被害...全文を見る
○市田忠義君 国に対するいろんな要望書も出ておりますから、お読みいただきたいと思うんですけれども。  私は、アスベストを使った疑いのある建物は民間だけで推計二百八十万棟と言われているわけです。解体は二〇二八年前後にピークが訪れると言われているわけですから、この際、しっかりとした...全文を見る
○市田忠義君 環境大臣の認識がいかに冷たいかと。実際にアスベストの被害を受けた大工さんや左官屋さんとか屋根の工事やっている人々の思いをもっと素直に受け止めて、国とメーカーの責任を明確にした補償制度を確立することを強く求めて、終わります。
04月05日第190回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○市田忠義君 機構法の改正案について、大臣の認識をまず幾つかお尋ねしたいと思います。  環境研究総合推進費実施要綱の推進費の目的は、様々な分野における研究者の総力を結集して、環境研究・環境技術開発の推進戦略及び環境省が有するその他研究開発ニーズに沿った調査研究及び技術開発を総合...全文を見る
○市田忠義君 環境大臣が指示した機構の第三期中期目標では、独立行政法人として、研究開発を除く環境政策の唯一の実施機関である機構においては、こうしたニーズにも適切に応えられるように、現行の資金の確保、運用、分配能力を更に発展させる、法人全体の施策実施能力をより高めながら積極的に対応...全文を見る
○市田忠義君 今回の改正案を見ますと、科学的知見の集積や技術開発を促進する環境研究総合推進費の業務を機構に移行させることになっています。果たしてこれで環境省がいわゆるトップダウン的に研究テーマや研究リーダーなどの大枠を決めた上で、研究チームを競争的に選定するシステムを設けるなど、...全文を見る
○市田忠義君 現行の推進費を実施していく上において、事前評価、中間評価、事後評価及び追跡評価を行う評価委員会が設けられています。評価委員会には外部専門家、有識者等が加わる、各研究課題は必要性、効率性、経費の妥当性の観点から審査されるということになっています。  それでも、昨年三...全文を見る
○市田忠義君 中環審の専門委員会の報告書ですかね、これを読んでみますと、環境省も当時は抵抗されていたんですよね、結構、財務省、政府に。ですから、政府や財務省は研究開発の成果の最大化や効率的な運営体制を強くこの間求めてきていたわけで、このことが人の健康の保護と生活環境の保全を目的と...全文を見る
○市田忠義君 これは事務方で結構ですが、環境省にお聞きします。  一九八八年の第一種地域指定の解除の際の認定患者数と、新規認定が打ち切られた現在の認定患者数は、それぞれ何人になっているでしょうか。
○市田忠義君 今お答えになりましたように、ピーク時の認定患者数は十一万人ですが、減ってきているとおっしゃいましたが、新規認定が打ち切られた後も実は患者は増加しているんです。  東京都のぜんそく患者医療費助成制度の受給者を調べてみますと、二〇一五年七月末のピーク時、九万百九十七人...全文を見る
○市田忠義君 未認定患者の多くは、今なお症状も安定していないで、医療費負担も重くのしかかっております。やっぱり国は、この際、早急にぜんそく等患者の実態を調査して、医療費などの助成を積極的に進めるべきだということを指摘しておきたいと思います。  環境省は、昨年十二月に大気汚染に係...全文を見る
○市田忠義君 環境省は、二〇一三年の調査結果の訂正で、さきに公表した調査結果の概要では有意な正の関連性は認められなかったという記述を、大気汚染とぜんそくの発症に有意な正の関連性が認められた、要するに、関連性が前はなかったと記述をしていたんだけど、大気汚染とぜんそくの発症に関連性が...全文を見る
○市田忠義君 また、ぜんそく発症率に係るオッズ比による検査結果では、家庭内喫煙のデータを移行したことによって、さきに公表した調査結果の追跡調査で、NO2の〇・七九が一・一三、NOxの〇・八九が一・一〇、SO2の〇・四九が〇・八一、SPMの〇・九五が一・〇七と訂正されていますが、こ...全文を見る
○市田忠義君 これ重大だと思うんですが、これは大気汚染物質の大幅な訂正による有意な関連性を示しているというふうに思うんですが。家庭内喫煙データを移行したことによって二〇一三年度はそれぞれ大幅に増加して、NO2、NOx、SPMはぜんそく発症率と有意な正の関連性が認められました。これ...全文を見る
○市田忠義君 ずっと同じことを繰り返しておられるんですが、私そこが問題だと思うんですけどね。これまでも環境省は、常に有意な正の関連性が認められる一定の傾向はなく一時的なものだと、一定の傾向性があるわけじゃなく今後も注意深く観察すると、そういう立場にとどまっておられるところに問題が...全文を見る
○市田忠義君 大臣も同じ認識なんでしょうか、先ほどの質問聞いておられたと思うんですけれども。  因果関係が必ずしもあったわけではないと今答えられたんですけど、今度の解析結果の重要性をもっときちんと認識して、過去のことを私言っているんじゃないんです、次回のデータ解析にはやっぱり非...全文を見る
○市田忠義君 六歳児調査では毎年一・〇四から一・〇五でぜんそくとSPMの有意な正の関連性が認められてきたんですが、今回、これまで有意な関連性が認められなかった三歳児調査でも一・〇二で有意な正の関連性が認められたと。これは私大変重要な結果だと思うんですね。  ぜんそくとSPMの関...全文を見る
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  人の健康の保護と生活環境の保全を目的とする環境政策の遂行にとって環境分野の研究、技術開発は不可欠のものであり、国が主体的に取り組ま...全文を見る
04月21日第190回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  PCB特措法が施行されてちょうど十五年がたちました。国やJESCOによってPCB廃棄物行政がどのように取り組まれてきたのか、そして今教訓とすべきことは何か、その点に絞って今日はお聞きしたいと思います。  PCB特措法は二〇〇一年に制...全文を見る
○市田忠義君 ところが、施設整備は順調に進まないで、トラブルが続いて、処理も計画どおりに進みませんでした。  結局、処理期限を延長せざるを得なくなったわけですが、いつまで延長したんでしょう。
○市田忠義君 PCB廃棄物適正処理推進に関する第二回検討委員会、ここでJESCOが処理期間についての事業所ごとの見通しを作成しています。現状のまま処理が推移すると、各事業所はどのくらい処理期間を延長しなければならなくなるのか、五つの事業所ごとに主なものを簡潔に述べてください。要す...全文を見る
○市田忠義君 今言われましたように、西暦で言いますと、処理期限は二〇一六年三月なのに、豊田事業所の車載型トランス、これは二〇三六年三月ですね、今、平成四十八年とおっしゃった、二〇三六年三月。それから、東京事業所の大型トランス、この場合は、二〇三八年三月まで延長しなければならない。...全文を見る
○市田忠義君 様々な要因はあるでしょうけれども、その中で特に国の責任はどうお感じになっているかという問いに、全く責任がないとは言わないがと、極めて中途半端な、余り潔さのない答弁だったと思うんですけれども。  大臣おっしゃったように、世界に類のない開発途上の化学処理技術だったこと...全文を見る
○市田忠義君 コンプライアンスの問題をおっしゃいました。あるいは、衆議院の委員会なんかではガバナンスの問題についても指摘しておられますが、設備の不備についてはどういう認識ですか。設備に不備があったと。たしか衆議院の答弁で、設備の不備にとどまらず、JESCO本社のコンプライアンス、...全文を見る
○市田忠義君 設備に不備があったということをお認めになりました。  先ほど紹介した報告書には、設備の不備について、固形物充填槽排気については、ベンゼンの存在を前提としていない排気処理施設であったため本事案が発生してしまいましたと。これ、鎌形さん今おっしゃいました。これは間違いあ...全文を見る
○市田忠義君 さらに、報告書に、最初から、一期施設、二期施設とも、固形物充填槽内の固形物中にベンゼンを微量含む処理済油が付着することはあったとしても、付着した処理済油からベンゼンが揮発するとの認識はなかったと、こう書いていますが、これも間違いありませんね。
○市田忠義君 設備上の不備があった固形物充填槽の排気については、二〇一一年五月以降、換気ダクトから油垂れが発生したことを受けて、何回か改修工事や運用方法の変更を行っています。高濃度のベンゼンが発生したのは、この改造工事などを行った固形物充填槽の排気ラインからのものということでよろ...全文を見る
○市田忠義君 そこで、今の事実確認に基づいて大臣の認識をお聞きしたいんですけれども、北九州事業所では、設備の改造や運用方法の変更に伴って行われるべき環境安全のための十分な審査が行われていませんでした。設備の不備や安全意識の欠如は、結局、設備は新日鉄等のプラントメーカー、運転は新日...全文を見る
○市田忠義君 設備に不備があったということは先ほどお認めになったんです。  じゃ、プラントメーカーにも責任があったというのを改めて確認しますが、それは確認していいですね。当然、不備な設備を造ったんだから、運転会社が子会社だというのはさておくとしても、そういう機械を、設備を造った...全文を見る
○市田忠義君 プラントメーカーの責任はあったということは端的にお認めにならないんですか。それはお認めになるんですね。
○市田忠義君 なぜ、私、そこまでプラントメーカーをおかばいになるのか分からないんですが、元々、設計上、ベンゼンの存在を前提とする排気処理設備ではなかったんですよ。ベンゼンが付着した処理済油からベンゼンが揮発するとの認識もなかった。実績もノウハウもないJESCOが分からないのは僕は...全文を見る
○市田忠義君 私、請負の全てが悪いと言っているんじゃないんです。こういうやっぱり人の命に関わるような問題はきちんと責任を持ってやるべきだということを言いました。大臣も責任という点ではお認めになりました。  やっぱり、元々JESCOは、処分事業を自らやったという実績がなくて、PC...全文を見る
○市田忠義君 大半が国民の税金ということですね。約七千万のうちの大半が税金だと、国からだということでいいですね、今の答弁はね。いいです。  じゃ、念のために聞いておきます。  いろんな改修工事、何回かやられていますが、平成二十四年十一月、二〇一二年の改造工事、これはどこが負担...全文を見る
○市田忠義君 平成二十四年の改修工事はメーカーが負担したんですね。じゃ、平成二十五年、二〇一三年の改造工事、これはどこが負担しましたか。
○市田忠義君 そうなんですね。平成二十四年の改修工事はメーカーが負担し、平成二十五年の場合はJESCOが全額負担。今度は大半を、七千万近くを国が負担する。  国が負担するということは、結局国民負担なんです。私は、先ほど来言っているように、プラントメーカーや運転会社に責任を取らせ...全文を見る
○市田忠義君 全然答えになっていないじゃないですか。そんなこと知っていますよ。そこが問題だということで聞いている。その点について、事務方が答えられなかったら、それは政治的な判断だから。  これまではプラントメーカーやJESCOがお金出していたのに、今度の改修の工事では七千万近い...全文を見る
○市田忠義君 そんなことは分かっているんですよ。  設備上不備があったということをお認めになって、その不備な設備で事故が起こっているわけですから、以前はその改修費用をプラントメーカーに出させたりJESCOに出させていたのに、今度はその大半を国民の税金で賄うというのはおかしいじゃ...全文を見る
○市田忠義君 全然納得できませんが、私、プラントメーカーや運転会社にきちんと責任取らせないということが事故に対する認識をやっぱり甘くする、モラルハザードを生む要因になると思うからくどく指摘しているんです。やっぱり、そのようなプラントメーカーや運転会社に施設整備や運転丸投げにした国...全文を見る
○市田忠義君 風通しが悪いという程度の話じゃなくて、私隠蔽体質と呼んでもいいと思うんですよ。  JESCOの隠蔽体質はそれだけではありません。各事業所は、事故やトラブル、労働災害などを未然に防ぐためにヒヤリ・ハット活動を実施しています。しかし、北九州事業所だけは、その件数や概要...全文を見る
○市田忠義君 もう時間がないので、次に掘り起こし調査についてお聞きしたいと思います。  まず、掘り起こし調査で何よりも大事なのは、他の委員も述べられましたように、全てのPCBを把握することだと思います。環境省は、掘り起こし調査を実施している自治体に対してデータを提供しておられま...全文を見る
○市田忠義君 各自治体の実態を環境省としてしっかり把握をして、実効性が上がるようにするために責任を果たしていただきたいというふうに思います。要するに、一刻も早く整理、突合したデータを都道府県や政令市に提供するように要請しておきたいと思います。  さらに、これも他の同僚委員からも...全文を見る
○市田忠義君 国がしっかり支援していきたいとおっしゃいましたが、改めて大臣の御決意をお聞きしたいんですけど、北九州では、四回の掘り起こし調査を行って、一回当たり数百万円掛かったそうです。埼玉県は、臨時職員を三名雇い入れました。報告徴収や立入検査の権限拡大、これは今度、私いいことだ...全文を見る
○市田忠義君 時間が来ましたので、終わります。
05月10日第190回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、水俣病問題についてお聞きをしたいと思います。  公害の原点とも言われる水俣病が公式確認されてから、今年の五月一日で六十年になりました。各紙もいろんな特集記事を組みましたが、朝日新聞が、熊本学園大学と共同で実施したアンケート結...全文を見る
○市田忠義君 しかし、それで終わることはありませんでした。  提訴から二十二年間闘い続けた関西水俣病訴訟は、二〇〇四年最高裁判決において、被害を拡大させた行政の責任とともに、国の認定により幅広い救済を認めさせました。しかし、国は、認定基準を見直さないまま、軽い症状の人の医療費等...全文を見る
○市田忠義君 それでも認定申請数は激増して、約三千人の人たちが裁判を起こしました。そのために、再び国は事態収拾に乗り出さざるを得なくなったと。その対応策として二〇〇九年に成立したのが水俣特措法であります。これはどれぐらいの人たちが救済されたんでしょうか。
○市田忠義君 今言われましたように、四万人近くの人が救済されました。  環境大臣にお聞きしますが、しかしこれで果たして納得のいく救済がされたかと。朝日新聞のアンケートによりますと、患者や被害者らは、いわゆる特措法の対象年齢や対象地域の線引きについてもっと広げるべきだった、そう答...全文を見る
○市田忠義君 重く受け止めると言われましたので、お聞きしたいんですが、新潟でも患者会から同じような話を私聞きました。特措法は五十歳以下の人を対象としていないために、対象外となる人はほとんど申請しませんでした。しかし、現実はどうか。  ある四十代前半の男性の方は、一九六五年に新潟...全文を見る
○市田忠義君 私はそういう捉え方が問題の解決を遅らせていると思うんです。依然として潜在被害者はもう多数残されています。  これは環境省にお聞きしますが、公害健康被害補償法、いわゆる公健法、これに基づく認定患者は、熊本、鹿児島、新潟の三県でどれぐらいいますか。
○市田忠義君 認定されたのは、今言われたように、たった三千人弱なんですね。  これも環境大臣にお聞きしますが、患者として認められないで、補償を受けられないで低い額の一時金や医療費などの救済を受けた被害者は七万人以上に上っています。これは余りにも認定基準が厳し過ぎるからであります...全文を見る
○市田忠義君 いろいろ言われたけど、現行の認定基準は適正だと。  最高裁判決にのっとって新しい通知を出したと、幅を広げたとおっしゃいましたから聞きたいと思うんですけれども、現行の認定基準よりも幅広く症状を認めた二〇〇四年の関西水俣病の最高裁判決、最近でいいますと、症状の組合せが...全文を見る
○市田忠義君 何が幅を広げたんですか。たった六名じゃないですか。なぜこんなに少ないと大臣は思われますか。
○市田忠義君 全く認識が間違っているんですよ。幅を広げたのにたった六人しか認定されない、そんなことあるはずがないんですよ。  なぜこんなに少ないか。それは、環境省が出した新しい指針が、現行の認定基準は全く変えないで、一つの症状で認定する場合の条件にどういう条件を付けたか。できる...全文を見る
○市田忠義君 特措法に書いてあるあたう限りの救済という言葉が泣くと思うんですよね。日本語の読み取り方からすれば、やっぱり被害を受けた全ての人を救済する、補償するというのがあたう限りという意味であって、できるだけのことをやりましたというのはあたう限りじゃないと思うんですよ。しかも、...全文を見る
○市田忠義君 じゃ、加害企業や国、県に対してその責任と損害賠償を求めて裁判も起きていると思いますが、現在はどれぐらいの人たちが訴訟をしておられるでしょうか。
○市田忠義君 今言われたように、水俣病の公式確認から六十年を経て、今なお四千人近くの人たちが補償、救済を求めていると。  そこで、環境大臣にお聞きしたいんですが、大臣は四月二十八日の記者会見でこう言っておられます。今もなお認定申請や訴訟をしている人が多くいるという事実は重く受け...全文を見る
○市田忠義君 なぜ解決がしていないかと、いろいろ理由があるが、原因究明に時間が掛かったと。原因究明、とうの昔にできていたんですよ。分かっていたのに規制しないで国が必要な対策を取らなかったというのが最高裁の判決でしょう。  十年前の大臣の私的懇談会の提言の中でも、国の不作為、もっ...全文を見る
○市田忠義君 時間が来たので終わりますが、健康や環境の調査を、悉皆調査といいますけれども、阿賀野川周辺に住んでいたり不知火海沿岸に住んでいた、居住歴のある全ての人々の調査をやることも提言の中でも言われているわけですし、そういう問題や異議申立ての権利を認める問題など、引き続き追及し...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、電力業界の温暖化対策と二国間クレジットの問題についてお聞きしたいと思います。  地球温暖化対策計画案では、二国間クレジットについて、温室効果ガス削減目標積み上げの基礎とはしないが、日本として獲得した排出削減・吸収量を我が国の...全文を見る
○市田忠義君 京都メカニズムクレジットとは、政府事業により取得した約九千七百四十九万トンで一・六%、また民間事業により取得した約二億九千四百九万トンで四・六%、この政府取得と民間取得合わせて六・二%が削減目標の達成のために活用されました。  政府の一・六%取得のための予算措置は...全文を見る
○市田忠義君 電気事業連合会は、二〇〇八年から二〇一二年の目標を九〇年比二〇%削減で排出原単位を〇・三四キログラムに引き下げることを自主行動計画として示しておられました。しかし、二〇一一年三月の東日本大震災の影響もあって、二〇一二年度の排出原単位は〇・四八七キログラムとなりました...全文を見る
○市田忠義君 以上の事実を確認した上で大臣の認識をお聞きいたしますが、この電事連の自主行動計画に定められた排出原単位〇・三四キログラムの削減目標は、原子力発電の稼働に依存していたこと、そして日本国内の石炭火力発電の排出増加を京都メカニズムクレジットに依存して相殺していたことになり...全文を見る
○市田忠義君 今、大臣、今後が大事だとおっしゃいました。私も大事だと思うんですね。その場合に、やっぱり過去どうだったかということをきちんと見ることが、そこから教訓を酌み出して今後どうするかということにつながると思うんですね。  電力業界はちゃんと自覚していらっしゃいますというこ...全文を見る
○市田忠義君 国内での排出増加をクレジットで穴埋めをする、そういう電力業界の姿勢は私は到底容認できない。国内対策で目標を達成するよう、排出総量の削減、そういう施策をやっぱり私、見直すべきだと思います。  環境省に聞きます。  今回のパリ協定を踏まえた対策計画案では、政府事業に...全文を見る
○市田忠義君 環境省にまたお聞きしますが、電力業界はこれまで京都議定書で定められた共同実施、クリーン開発メカニズムでのプロジェクト、世界銀行の炭素基金や日本温暖化ガス削減基金などへの出資でクレジットを取得してきました。今回も民間事業による貢献分として、電力業界や鉄鋼業界などが先進...全文を見る
○市田忠義君 検討中ということですね。  これは経産省に確認しますが、排出削減ポテンシャルについては、電事連が電気事業における環境行動計画の中で、二国間オフセットメカニズムを含む国際的な制度の動向を踏まえ、地球規模での低炭素化を目指すとしておられます。高効率のプラント導入等によ...全文を見る
○市田忠義君 次、大臣にお聞きしますが、電力業界は高効率の石炭火力発電などの排出削減ポテンシャルを示して、また鉄鋼業界は優れた省エネ技術、設備の普及で排出削減ポテンシャルを示していらっしゃいます。しかし、日本の約束草案によりますと、国内の排出削減・吸収量の確保により、二〇三〇年度...全文を見る
○市田忠義君 電力業界自身が、京都議定書の目標達成で、クレジットに頼ることなく取り組むことが第一だと、次の計画策定に当たり、まずはクレジットに頼らず何ができるか考えたいとも口では一応言っていたわけですよね。ところが、いわゆる京都議定書の際にも、そのクレジットで言わば相殺して、国内...全文を見る
○市田忠義君 原発はJCMから除外するとは断言されませんでした。今後の二国間での協議によって決まっていくというふうに今おっしゃって、これ重大だと思うんですが、京都議定書削減目標達成でも、政府取得だけではなくて、電事連などの民間取得も加味してやっと達成させたんですね。原発は対象にし...全文を見る
○市田忠義君 結局、過去も今後もそういう方向で行くということがレール敷かれているんですよ。二国間の協議で決まると環境大臣はおっしゃったけれども、やっぱり相変わらずこういう方向なんですよ。  それで、技術会議の計画では、海外移転を進めるためにODAを通じて促進する、また、国際協力...全文を見る
○市田忠義君 現時点では考えていないとおっしゃる。ごまかしたら駄目だと思うんですよ。対策計画案、政府の、まだ閣議決定はされていないけれども、対策計画案では環境エネルギー技術革新計画を踏まえつつ開発、実証を進めると明記されているんですよ。その計画では、高効率火力発電や原子力発電など...全文を見る
○市田忠義君 先ほどは、途上国には石炭火力を要望するところ、選択するところもあるだとか、国際的な協力関係で話合いの中で決まるんだと。国際協力と言いながら実際は国益優先、企業利益優先の姿勢で、私は、パリ協定にも相反するもので到底容認できないと。  まだまだ追及したいことはあります...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は三人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見ありがとうございました。  まず、上園参考人に二点お伺いしたいと思います。  事前にいただいた資料を読ませていただきましたが、その中で上園参考人は、温暖化対策を進めるに当たって、個人の努...全文を見る
○市田忠義君 山岸参考人にお伺いします。  いただいた資料を読ませていただきました。その中で、山岸参考人は、現状の石炭火力増設を考慮すると、排出量は目標値よりも更に五千万トン以上増えるということをお書きになっています。また、国際的な排出量削減への貢献は国内削減目標とは別建てで考...全文を見る
○市田忠義君 最後に、原澤参考人に。  先ほどもちょっとお述べになりましたので若干ダブりますが、削減目標、削減量を引き上げれば対策費用などを減らすことができると。既にそういうことを法制化しているイギリスの事例などをいただいた資料の中では紹介されています。  日本においても排出...全文を見る
○市田忠義君 終わります。
05月19日第190回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  今日は、再生可能エネルギーの導入問題と地方公共団体の実行計画の策定の問題についてお聞きします。  日本が国連に提出をした約束草案では、各部門における二〇三〇年度の排出量の目安が示されています。エネルギー転換部門では、二〇一三年一億百...全文を見る
○市田忠義君 電事連の電気事業における環境行動計画を見てみますと、二〇〇五年度の電源種別の発電電力量の割合は、原発が三〇・八%、石炭火力二五・六%、地熱及び新エネルギー〇・九%となっています。これが二〇一四年度は、原発〇%、石炭火力三一・〇、地熱及び新エネルギー三・二%になってい...全文を見る
○市田忠義君 環境大臣もまだまだ低いとお認めになりました。  今回の法改正においても、民生部門の四割などの大幅な削減が必要だとして、低炭素製品への買換え、あるいは低炭素サービスの選択などを国民に求めるということになっていますね。確かに二〇一四年度のCO2総排出量のうち家庭が一五...全文を見る
○市田忠義君 家庭部門とか民生部門といっても電力由来が多くを占めているわけだから、もっと電気業界が、電気関連産業がきちんと削減の努力をすべきだと。その辺の認識はおありですか。
○市田忠義君 家庭部門の四割削減のうちの二六%は電力由来の削減だという説明がありましたが、じゃ、二六%削減の電源種別の割合はどうなっていますか。
○市田忠義君 要するに、二六%削減と言っているけれども、電源種別の割合はどうなっているかはつかんでいないと。結局、私、それ電力業界任せだと思うんですよ。それでは再生可能エネルギー由来の電力の飛躍的な拡大は望めないのは明らかだというふうに思います。  では、具体的な問題でお聞きし...全文を見る
○市田忠義君 一般論としては当たるかもしれないけれども、八丁原ではそういう影響は出ているとは聞いていないというのが今の答弁ですね。  では、大臣にお聞きしますよ。  私は、関係自治体である九重町に当時の関係資料の情報公開を求めました。その公開資料によりますと、一九八九年四月に...全文を見る
○市田忠義君 そこまで言われるんだったら、じゃ、九州電力はどうして給湯、配湯をしているんですか。
○市田忠義君 開発と因果関係がはっきりしないけど事象は起こっていると。それなのに、九州電力は賠償の意味で配湯しているんですか。前の答弁では、以前、それは地域との共生のためにやっているんだとたしか局長おっしゃって、今もそういう認識ですか。その点、どうですか。
○市田忠義君 それは違うんですよ。  地元の関係者はこうおっしゃっていますよ。九州電力からお湯をもらっているが、それを言うと観光業にダメージがあるので九州電力は配湯している旅館を公には言わない、配湯は地域との共生ではなく補償だ、二基の発電施設で十五本の生産井を維持するため五十三...全文を見る
○市田忠義君 九重町に聞くべきなんですよ、県からの報告だけじゃなくて、ちゃんと九重町と。町も挙げて協定結んでいたのは九重町だということを言っているわけですから。  九州電力は今、二〇一二年三月に公園特別地域外からの傾斜掘削ができる規制緩和が行われたのを受けて平治岳で調査井掘削を...全文を見る
○市田忠義君 違うんですよ。去年の十月に更なる規制緩和が行われたことによって第一種特別地域の地下部への傾斜掘削を認めることにしたと。これについて日本温泉協会は去年の十月三十日に、火山地域の国立・国定公園内に存在する日本の主要温泉の大部分や自然環境の危機は目前に迫っている、重大事態...全文を見る
○市田忠義君 共存共栄というと聞こえはいいんですけれども、全然共栄になっていないんですよ、共に栄えていないんですよ。異常なああいう掘削のために温泉の温度が下がり、自噴の量が激減しているという客観的な事実がやっぱり出ているわけですから、言葉だけの共存共栄にしないと。  例えば、八...全文を見る
○市田忠義君 私、地熱の利用一般に反対しているんじゃないんです。やっぱり限りのある有限の資源に対して、しかも大量の水や濃硫酸を使用して温泉資源や自然環境に影響を生じさせるような様々な問題を含んでいるので、やっぱりそこに留意すべきじゃないかということを指摘しているわけで、国際協力、...全文を見る
○市田忠義君 東京都の環境基本計画を見ますと、二〇三〇年までに二〇〇〇年比で三〇%削減という目標を掲げている。これは、国の目標である一三年比で換算すると三八%削減という非常に積極的な削減目標です。また、電力に占める再生可能エネルギーの利用比率を三〇%程度に引き上げるとしています。...全文を見る
○市田忠義君 終わります。
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっています地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、日本の二六%削減目標が九〇年比で一八%程度という、先進国の中でも極めて不十分な削減目標となっています。...全文を見る
09月29日第192回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○市田忠義君 ただいまから資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、中西健治君、中西祐介君、二之...全文を見る
○市田忠義君 これより会長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○市田忠義君 ただいまの森本君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○市田忠義君 御異議ないと認めます。  それでは、会長に金子原二郎君を指名いたします。     ─────────────    〔金子原二郎君会長席に着く〕
09月29日第192回国会 参議院 本会議 第3号
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○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問をいたします。  まず、熊本地震の被災者の皆さん、一連の台風、大雨、洪水被害に遭われた各地の皆さんに心からお見舞い申し上げるとともに、被害からの復旧と生活、なりわいの再建のために政治が全力を尽くすことを強く政府に求めます。...全文を見る