市田忠義
いちだただよし
比例代表選出
日本共産党
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月20日 | 第198回国会 参議院 環境委員会 第4号 議事録を見る | ○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。 今日は、水俣病問題で質問をします。 ノーモア・ミナマタ第二次国賠訴訟では、水俣病特措法以後のいわゆる対象地域外、未申請者を含め、全ての水俣病被害者を司法の場で救済しようという訴訟であります。 環境省に確認します。 この国賠...全文を見る |
○市田忠義君 この日本神経学会の回答は、昨年五月七日付けの環境省特殊疾病対策室長名で当室の今後の業務の参考にするためとして回答を依頼したのに対して、日本神経学会は三日後の同月十日に回答したもの、この経緯も間違いありませんね。イエスかノーかだけで結構です。 | ||
○市田忠義君 環境省は三つの問いの回答依頼に当たって、当室としては、すなわち環境省特殊疾病対策室ですね、当室としては、メチル水銀中毒による神経疾患の場合、暴露終了から長期間の潜伏期間を経て発症することは考えにくく、潜伏期間は数か月からせいぜい一年であり、どれほど長くとも数年程度で...全文を見る | ||
○市田忠義君 私は訴訟の中身に関して云々しているんじゃないんです、公にされている事実を確認しているだけで。なぜこんな簡単なことに答えられないの。これ、質問できないじゃないですか。 委員長、ちゃんと答えさせてください。 | ||
○市田忠義君 判断を聞いているんじゃないんですよ。こういうことを問い合わせて答えられたものを、こういう問合せしたんでしょうと。 大臣、どうですか、事務方が答えられないなら。こんなことぐらい別に、何か裁判に影響を与えるんですか、このことを述べると。こんなことを答えるのは当たり前...全文を見る | ||
○市田忠義君 事実関係を聞いているだけなんですよ。それぐらい答えられないんですか。もうけしからぬですよ。 この対策室長の依頼と学会の回答、たった三日の間で行われた。もう大変驚きです。問合せしてから三日後に答えが来た。しかも、当室の今後の業務の参考にするため、まあ、事実上そうい...全文を見る | ||
○市田忠義君 公正中立の論拠を挙げてください。 | ||
○市田忠義君 環境省の業務の参考にするって、うそついているんですよ。そう言って学会に問合せしておいて、それを裁判の証拠資料とした。そこを言っていますよ。 弁護団の公開質問状に対して日本神経学会はこう答えていますよ。業務の参考にするためにとは聞いていたが、訴訟に使うなんてことは...全文を見る | ||
○市田忠義君 この高橋良輔代表理事は、回答した十六日後の五月二十六日には代表理事を退任しているんです。 高橋良輔氏は、京都大学の臨床神経学の教授で、二〇一四年から二〇一八年まで日本神経学会の代表理事を務めておられました。また、同氏は、文部省研究振興局、科学技術・学術審議会専門...全文を見る | ||
○市田忠義君 厚生労働科学研究費補助金取扱細則を読んでみますと、補助金の交付先の選定に関わっていた者の事務方のトップは大臣官房の総括審議官となっています。 この五年間で、厚労省の厚生労働科学研究補助金八千九百九十一万円、日本医療研究開発機構から事業費補助金九千四百八十八万円の...全文を見る | ||
○市田忠義君 高橋氏が代表理事在任期間中の補助金の合計、何と五億八千五百七十八万円なんですね。このほかにも、分担研究者としての補助金も受けていると。 梅田環境保健部長に聞きますが、部長は、たしか環境省に出向する以前、二〇一五年当時は厚生労働省の大臣官房審議官だったと記憶してい...全文を見る | ||
○市田忠義君 今回の日本神経学会に回答を求めた特殊疾病対策室長も、実は厚生労働省の出身者であります。国から様々な補助金を受けて研究している人物が代表者となって被告である国に都合のいい回答を学会として行って、裁判で原告側の主張を否定する、被告、国側の証拠として利用されていると。 ...全文を見る | ||
○市田忠義君 対象地域外でも救済されているけど、それは五十年も前に魚介類を多食した証拠書類があるかと。そんな、五十年前、行商人から魚買った領収書を残しておく人がどこにあるかと。そういうことをやっておきながら、口だけそんなことを幾ら言っても駄目ですよ。 中央環境審議会の委員でも...全文を見る | ||
○市田忠義君 対象地域外でもこれだけいるんですね。 特措法における一時金等対象者の該当者数は、熊本県と鹿児島県で三万人超えているんです。神経内科専門医が四肢末梢優位又は全身性の感覚障害ありと認めた人が不知火海沿岸に三万人以上いたということにこれはなるわけで、まさに特措法の集計...全文を見る | ||
○市田忠義君 いや、何を言っているんですか。裁判所が出せと言っているのに応えるべきじゃないかと聞いたんですよ。予断を持って答えるべきじゃないと、そんな答弁ないでしょう。大阪地裁がこれをきちんと出しなさいということを言っているんですよ。出したらいかがですか。 いや、大臣。大臣が...全文を見る | ||
○市田忠義君 なぜ出すと言えないんですか。 | ||
○市田忠義君 いや、御容赦賜りたいって、賜れませんよ。大阪地裁が出しなさいと言っているのを何で応えられないの。出せば何か不都合なことがあるの。 これによってどういう地域でどういう被害者がいるかと、このときも発表しているわけでしょう、現に。鹿児島はやっていませんけど。地裁が出し...全文を見る | ||
○市田忠義君 個人が特定されるおそれのある現住所や氏名などの部分は別に黒塗りにしてもいいんですよ。 文書送付嘱託というのは、御存じのように、民事訴訟法の二百二十六条に基づいて、裁判所が文書の所持者に対してその文書の送付を嘱託し、これに応じて送付されてきた文書を証拠とするもので...全文を見る | ||
10月04日 | 第200回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号 議事録を見る | ○市田忠義君 ただいまから資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。 本院規則第八十条の八において準用する第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより会長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はい...全文を見る |
○市田忠義君 ただいまの斎藤さんの動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○市田忠義君 御異議ないと認めます。 それでは、会長に宮沢洋一さんを指名いたします。(拍手) ───────────── 〔宮沢洋一君会長席に着く〕 |