市田忠義

いちだただよし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

市田忠義の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月20日第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
議事録を見る
○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  新型コロナウイルスの感染拡大は、世界と日本の暮らしと経済を直撃しています。国際エネルギー機関は二〇二〇年の世界のエネルギー需要が前年比六%落ち込むとの予測を示していますが、これは第二次世界大戦が終わった一九四五年以来の減少幅と言われて...全文を見る
06月16日第201回国会 参議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○市田忠義君 私は、日本共産党を代表して、科学技術基本法等改正案への反対討論を行います。  本法案は、現行の科学技術の振興と並べてイノベーションの創出の振興を目的に書き込み、科学技術政策の柱に据えています。これは、科学技術基本法の性格をより産業に直結した成果を追求するものに変え...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○市田忠義君 日本共産党の市田忠義です。  菅総理は、所信表明演説で、我が国は、二〇五〇年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすると、そして、長年続けてきた石炭火力発電に対する政策を抜本的に転換しますと、そう述べられました。また、地球温暖化対策推進本部で、議論を重ね、地球...全文を見る
○市田忠義君 財界の総本山である経団連も、私は驚いたんですが、最近発表した新成長戦略の中でこう言っているんですね。利潤追求のみを目的とした経済活動の拡大は、環境問題の顕在化など影の部分をもたらしたと。もちろん対策は相変わらずの対策ですけれども、少なくともこういう認識をしていると、...全文を見る
○市田忠義君 きっぱりやめるとは明言されませんでしたが。  同時期に梶山経済産業大臣、二〇三〇年に向けてエネルギー基本計画に明記している非効率石炭火力発電のフェードアウト、まあ消えてなくなっていくという意味だと思いますが、その新たな規制措置の検討を指示されました。  お配りし...全文を見る
○市田忠義君 気候ネットによりますと、高効率火力によるCO2排出がロックインされて二〇五〇年まで残ると、たとえ非効率を全て廃止したとしても、これまでの運転開始分だけで一億二千三百万トン、そこへ新設認めると合計で一億七千二百万トンの排出となる、これでは二〇五〇年実質排出ゼロは不可能...全文を見る
○市田忠義君 間違いないということを確認しました。  環境影響評価での環境大臣意見でも、度々、今後はより着実に低効率火力の休廃止、稼働抑制が行われる必要があると、そう指摘しています。しかし、電気事業者の自主的取組に任せておれば、二〇三〇年近くまで大規模な新設計画があるが、廃止計...全文を見る
○市田忠義君 いろいろ言われましたけど、現実には既存の火力発電の廃止は全く、ほとんど進んでいないし、新たに新増設認めるという方針なんだから、これでは二〇五〇年にCO2実質排出ゼロは不可能じゃないかということを私指摘しているわけで、数字がちゃんと政府の資料で現実にこういうことになっ...全文を見る
○市田忠義君 これまで環境省は、石炭火力の新たな増設認めないという立場だったんですよ。この経産省とのいわゆる二月合意で、いろんな条件付けながらもそういうことを可能にしたのが二月合意なんですよ。これが足かせになっているから、しかも、なかなか事態が進まない場合には見直しをやると、以前...全文を見る
○市田忠義君 二〇五〇年にはなくしていくと言いながら、石炭火力も重要なベースロード電源だと、これは見直すべきじゃないですか。いかがですか。
○市田忠義君 重要なベースロード電源という点について、その考えを改めるとは明言されませんでしたが、今後見直すということをおっしゃったので、是非そういう方向で議論していただきたいと思うんですけれども。  地球温暖化対策計画の見直しも大変先送りになっています。全国百七十自治体で二酸...全文を見る
○市田忠義君 時間が来ましたので、一言だけ。  二〇五〇年実質排出ゼロのために石炭火力発電に代わって原発政策を進めるというのは、私は言語道断だと思っています。原発事故による生活環境への被害が甚大なことは、福島第一原発事故でもう証明済みであります。  原発推進ではなくて、国際再...全文を見る