逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  竹中大臣とは、大臣が大学で教鞭をとられていた時代にも何度か、それから、私が前の仕事をしていたときにも、大臣室にお邪魔をいたしまして、日本の財政の将来についてとか地方財政についていろいろ一緒に考えていきたいななどという懇談をしたことが...全文を見る
○逢坂委員 竹中警戒論というのは、確かに、大臣お話しのとおり、交付税という問題もあろうかと思います。  ただ、私はそれ以前に、もしかすると、税でありますとか行政の仕事に対する基本姿勢の部分で、全国の自治体の皆さんからするとなかなか御理解いただけない部分があるのではないか。そうい...全文を見る
○逢坂委員 税に対するお考えをお話しいただきましたけれども、通常の、我々が日常使うお金というのは、例えば、大臣はコンビニエンスストアに行くかどうかわかりませんけれども、コンビニで五百円の買い物をする、私が千円札を出す、当然五百円のお釣りが戻ってくる、これが通常のお金ですね。コンビ...全文を見る
○逢坂委員 大臣のお話、全く同感であります。  だとするならば、先ほどの私の、自治体の皆さんの警戒論というあたりなんですが、多分、これは誤解もあるのかもしれないんですが、全国の自治体の皆さんが、もしかすると、竹中大臣が就任されたら、自治体行政のありとあらゆる面に市場原理が投入さ...全文を見る
○逢坂委員 とすれば、巷間言われている、この私的な懇談会というのは何か交付税の削減のための懇談会じゃないかというふうに言われているんだけれども、それは大臣は違うということに私は理解をいたしました。  しかしながら、この懇談会設置を表明した十二月九日の大臣記者会見では、交付税の適...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  実は私も、こういう仕事につくようになりましてから、全国の自治体からいろいろなメールなどをいただきます。きょうは、実は四国のある役場の職員からいただいたメールを若干紹介させていただきます。  本町は、人口四千二百人余りの小規模自治体...全文を見る
○逢坂委員 わかりました。どうもありがとうございます。
○逢坂委員 はい。恐縮です。
02月24日第164回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○逢坂委員 どうも、竹中大臣、お世話になります。  前回、一月の委員会のときに、私、大変失礼ながら、新聞記事を引用しまして、竹中警戒論があるということを紹介させていただいたわけでありますけれども、あの後、直接大臣のお言葉で、いろいろな場面で話を聞いたり、あるいはきょうの委員会で...全文を見る
○逢坂委員 今現在、来年度以降のことを考えているんだということでございますけれども、それは私も理解をいたしますが、実はきょう、全国の町村の職員が東京に集まりまして、今の町村の相当厳しい状況というものをみんなで確認し合い、そして、これを何とかしてほしいということで、先ほど、お昼、こ...全文を見る
○逢坂委員 内容についてはいかがでしょうか。
○逢坂委員 視点を変えまして、交付税でございますけれども、昨今、交付税の中に行政改革への誘引になるような要素を盛り込むべきだという声がいろいろなところであるわけでありますし、現実に、交付税の中に行政改革を誘引するような要素も昨年あたりから盛り込まれつつあるわけであります。  し...全文を見る
○逢坂委員 交付税に関しましては、私もこの自治の世界に身を投じるようになりましてから二十年以上になりましたけれども、随分と変質してきたというのも事実でございますので、あるべき交付税の姿を念頭に置きながら現状をどう変えていくかという議論をこれからも一生懸命やりたいと思っております。...全文を見る
○逢坂委員 今ファクトはしっかり集めるんだという話がございました。その中で、実は、大臣、いろいろな場面でお話しされているところなんですけれども、例えば今回の三位一体改革の評価に関するところで、大臣が、公立保育所の運営費の問題で自治体に自由度が高まったではないかという話をされている...全文を見る
○逢坂委員 それでは、内部の有能な職員の皆さんも巻き込んで、がっちりとしたものをつくっていただきたいと思いますが、このビジョン懇の今後のスケジュールと、そして、私的懇談会でありますから、政策にそのビジョン懇の結果をどう反映させるのかについてお聞かせください。
○逢坂委員 こうした懇談会の議論とあわせて、国民の声を聞く、意見を聞くということも非常に重要かと思っております。その意味で、大臣は一つ、カウンターパートナーという言葉を使われたかと思いますが、全国知事会などにもそういう委員会をつくってやられたらいいだろうという話をして、現に知事会...全文を見る
○逢坂委員 それは知事会を中心とする六団体ということになろうかと思いますが、その他、広く国民の声といいましょうか、そういう点ではいかがでしょうか。
○逢坂委員 委員の皆様のお手元に、資料として新聞記事を配付いたしました。これは、以前私が仕事をしておりました北海道ニセコ町などの例を中心とする情報公開に関する記事でございます。  情報公開というのは非常に重要なものでありまして、やはり情報が明らかになる、実態がわかるということで...全文を見る
○逢坂委員 情報を開示していくということは非常に大事なことだというふうに思いますし、情報公開というのは、求められてから提供する以前に、そもそも政策判断のもとになる情報というのは積極的に開示をしていくことが極めて大事だというのは、私のこれまでの二十数年の経験の中からもそう強く思って...全文を見る
○逢坂委員 大臣、それではこれからもよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、地域を考える上で極めて大事な郵便局の問題について若干お話をさせていただきたいと思うんです。  実は、二月十二日付の私の地元の北海道新聞に「日本郵政公社が、二〇〇七年十月の民営化までに実施する...全文を見る
○逢坂委員 事実ではないということでございましょうか。これは内部でも議論もしていないということでございましょうか。
○逢坂委員 改めて確認をいたしますけれども、内部でも議論をしていない、あるいは、内部の、例えば職員団体などがあろうかというふうに思いますけれども、そちらとも協議をしていないということで確認よろしいでしょうか。
○逢坂委員 私も全国いろいろなところを歩いておりますけれども、その中で特に北海道は広うございますけれども、北海道の新冠町それから豊富町、天塩町それから更別村、こういった自治体で既にこの集配業務廃止に対する反対運動が起きているということが、これも新聞報道でございますけれども、私も承...全文を見る
○逢坂委員 それ以降のことについては全く検討していないということでしょうか。どうもその辺の言葉がよくわからないのでありますけれども、十九年の今の計画の中に入っているという意味ですか、それとも、それ以降の時代のものについては全く検討も何もしていないということですか。その辺、明確にし...全文を見る
○逢坂委員 ただ、塚田執行役員さんですか、新聞にここまで詳しく出て、実は、具体的な局名も全部出ているんですよね。こういう情報というのは、新聞社が勝手につくるはずはもちろんありませんし、ここまで詳しいものというのは、本当に、内部で全く検討していないということでよろしいんでしょうか。...全文を見る
○逢坂委員 何か日本語としてよくわからない。別途検討したいと思います、まだ検討していませんという、よくわからないんですが、これ以上きょうここでやってもどうしようもないと思います。ただ、これは地域にとっては非常に重要な問題でございますので、それで、もう地域で反対運動まで起きていると...全文を見る
○逢坂委員 今何かちょっと私キツネにつままれたような気持ちだったんですけれども、皆さんいかがですか。三月末までに検討いたしまして四月には公表するとおっしゃっていましたけれども、それは何の計画のことでしょうか。
○逢坂委員 それでは、もう一度先ほどの新聞記事を私ちょっと説明したいと思いますけれども、いわゆる二〇〇七年十月までの集配局の計画は検討しているよ、その上乗せ分については全く、まだ検討どころか何にもないんだ、それについては職員団体ともどことも協議をしているわけでも何でもない、そのス...全文を見る
○逢坂委員 非常に重大な発言だというふうに思うわけですが、今のお話、本当によろしいでしょうか。よろしいですか。はい、わかりました。それでは、新聞記事の内容も含めてこれは間違っているんだという理解を、この時点では私もさせていただきますが、後に新聞記事もまた、まあ御存じかもしれません...全文を見る
○逢坂委員 現在、全国で市町村合併がどんどん進んでいるわけです。その市町村合併は合併として、ある程度進む、進まない、いろいろあるかと思いますが、それとはまた別枠で消防本部の合併が進む、広域化が進むということになって、出されたペーパーを見ますと、一応三十万人というのをある種の規模に...全文を見る
○逢坂委員 今の話を踏まえまして竹中大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、今、市町村合併は合併として進むと。それで、竹中大臣も、行政運営にはある程度のスケールメリットが必要なんだというお話をされているわけですが、私も、スケールメリットというのは非常に大事なものだと思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 そういった観点からいたしますと、私は、市町村合併は合併として進めるという、その思想はわかるわけですが、最終的には、どんなに合併をしたとしても、あるいは合併をしないといって小さなところも残ったりするわけですが、分野ごとの連携というものはこれからやはり非常に重要になるのだ...全文を見る
○逢坂委員 持続可能性のある地域のあり方というものについては私も全く同感でありますので、今後また、あるべき地域の姿の構築に向けて、ともに知恵を出していきたいというふうに思います。  次に、LGWANについてちょっとお伺いをしたいんです。  LGWAN、私は英語が余りよくわから...全文を見る
○逢坂委員 非常にこれは多額のお金をかけて整備をし、自治体もそれに呼応して整備をしたわけでありますけれども、現在の利用率はどの程度のものかというのをお伺いしたいということと、実は全国の自治体では、すべての自治体がそうだというふうには私も承知しておりません、すべて調査しておりません...全文を見る
○逢坂委員 電子ネットワークといいましょうか、コンピューターのネットワークといいましょうか、要するにネットワークというのはつながっていることが非常に重要なわけでありまして、かつての古い概念で、電話回線をどこかとどこかをつなぐというようなものではないはずなわけですよね。その意味にお...全文を見る
○逢坂委員 そういうことで、これはよろしくお願いしたいと思いますが、この点について大臣の方から御見解を。  無駄な二重投資と思われる、そこまでは断定しませんが、そういうこともあるということをひとつまず御理解いただきたいと思います。これはなかなか国民の目には見えない部分でございま...全文を見る
○逢坂委員 以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○逢坂分科員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうはいろいろお世話になりますけれども、よろしくお願いいたします。  きょう私は、道州制についてお伺いをしたい。その中でも特に、北海道道州制特区推進法案なるもの、仮称でございますけれども、これらが検討されているということで話を...全文を見る
○逢坂分科員 丁寧な御答弁、ありがとうございました。  ただいまの答弁の中に、内閣府として道州制についての理解、議論を進めるという答弁があったわけでありますけれども、大変恐縮ですけれども、内閣府として、内閣府の薄井室長として、今、道州制に対しての国民の理解というような点ではどん...全文を見る
○逢坂分科員 そこで、実はこれは二月二十六日付の読売新聞の記事で拝見をしたわけですが、ここから記事の引用でございますが、政府内でも、櫻田義孝内閣府副大臣らが三月中に法案を国会に提出したいとの考えで、週明けに法案のたたき台をまとめたいとしているというような記事がございました。ここで...全文を見る
○逢坂分科員 まだ内容を示すことができないということでありますけれども、これは先般、二月の十二日でしたか、北海道でこの道州制に関するシンポジウム、フォーラムのようなものが行われまして、その席に副大臣もいらっしゃったかというふうに思いますが、そこで、何とか小泉内閣のうちに法案を成立...全文を見る
○逢坂分科員 それでは、その前に、若干お伺いをしたいんですけれども、今回、地方制度調査会でも道州制の答申が出されたわけでありますけれども、主に中心になってこれを進めようとしている副大臣として、道州制の必要性といいましょうか意義といいましょうか、そのあたりについて御見解をお聞かせい...全文を見る
○逢坂分科員 そういう認識で道州制の検討をされていくということは、一つの考え方としていいのかなというふうに思いますが、これを現に進める、特区といえども北海道にとってはこれは極めて大きな問題だというふうに思うわけです。政府内での議論は今いろいろ調整中なのでまだはっきりできないという...全文を見る
○逢坂分科員 私も今も北海道に住んでおりまして、私の地元ニセコへ戻りますと、地域の方から、私のことを今でも町長、町長と呼ぶ人がいるんですけれども、町長、おい、道州制って一体何なのよ、よくわからぬけれども、最近新聞に出ているけれども一体どうなんだというような話を、ニセコだけではなく...全文を見る
○逢坂分科員 その四回のタウンミーティングがあるということ、あるいは市長会、町村会からも話を聞いているということ、議会からも意見書が出たというようなことを踏まえて、十分議論がされているであろうという副大臣の御答弁でありますけれども、しかし、副大臣、よく考えてみると、法案の中身が決...全文を見る
○逢坂分科員 今、副大臣は、北海道では十分に議論されているんだろうということでございますけれども、私の認識としては、これはまだまだ議論未成熟という感じがいたしますし、そもそも法案の中身、概要すらまだ公式には示せない段階でありますから、できますれば拙速は避けるべきではないか。これは...全文を見る
○逢坂分科員 熱意はよくわかるわけでありますけれども、これはちょっと例えは悪いかもしれませんけれども、バナナかなんかのたたき売りとは違うわけでありまして、みんなに勧めたいという熱意はわかるわけでありますけれども、中身も示さないで熱意を幾ら訴えても、中身のものを見せないで、いいもの...全文を見る
○逢坂分科員 意義そのものは、だから、冒頭にも申し上げましたとおり、総論としては、これはいいものだろう、検討に値するものだということは、多くの人は理解をしているというふうに思うわけですが、現実にそこで暮らし、生活をしている人たちがどう変わるんだ、単に効率的な政府を目指せばいいとい...全文を見る
○逢坂分科員 副大臣、これは地域を限定して適用されることになるかならないかという非常に重要な法案なわけですけれども、その憲法九十五条に該当するかどうかについても内容が固まっていない、いつ、どこで、だれが判断するかについても、内容が固まらなきゃ何も言えない話だということなわけですよ...全文を見る
○逢坂分科員 特に、今憲法九十五条との関連について絞ってお聞きをしたいんですけれども、第七回国会ですか、随分前の国会でありますけれども、このときに、首都建設法と北海道開発法がこの国会では提案されていたようでありますが、このときに、首都建設法は、その附則の二項に、「この法律は、日本...全文を見る
○逢坂分科員 すなわち、内容もなかなか説明できない、制定の仕方その他についても説明できないというようなことで、非常にやはり未成熟だという感じを私は強くするわけですね。これは、内部で幾らやっていますとか、我々は議論していますといっても、法を施行してその影響を受ける、客体という言葉が...全文を見る
○逢坂分科員 みじんもないという言葉をしっかりと受けとめまして、さすれば何のためにやるのだということであれば、やはりそれは、今の日本の国のあるべき姿を目指して、明治以来続いた中央集権型の社会を本当の意味での分権型社会にして、国民のために、大きな考え方のもとにやっていくということだ...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○逢坂分科員 竹中大臣、またきょうもよろしくお願いいたします。  きょうは、冒頭に、あらかじめお知らせしていることとは違う話を若干させてもらいます。  実は、この間、竹中大臣のスケジュールを一日分見せていただきまして、いや、これは大変だな、お昼御飯を食べる間もないじゃないかと...全文を見る
○逢坂分科員 済みません、余計な話をしまして。三権分立がどうのこうのという難しい話は置いておいて、率直に、何かこう、国民の目線で見ると、もう少し変わらないのかななんという印象を持っているところであります。  さて、それはともかくといたしまして、先ほど滝委員からもお話がございまし...全文を見る
○逢坂分科員 御丁寧な答弁、どうもありがとうございました。  実は私も、分権、あるべき国の姿を考えたときに、道州制というのは非常に重要なものだろうという認識を持ってございます。  そうした中で、今まさに大臣が御指摘されましたように、内閣府で北海道道州制特区推進法案ですか、これ...全文を見る
○逢坂分科員 どうも答弁ありがとうございました。ぜひとも慎重に、しかも大事なことでありますので、しっかりとやれればなと私自身も思っております。  さて、次にですけれども、国の施策を決める上でよく地方の意見を聞いてというような言い回しをすることがございます。本会議場の総理の演説の...全文を見る
○逢坂分科員 一般論としてそういうことがいろいろ言われているわけですが、だがしかし、現実には、例えば先ほど滝委員からも話のあったアスベストの対策、あるいはその他法令が決まっていくときに、法令の中で地方の意見を聞く前にある種の財政負担割合が決まっていくなどというものがあるのも事実で...全文を見る
○逢坂分科員 よくわかりました。  そこで、今の大臣の言葉の中に出てまいりましたが、地方六団体の位置づけというのが、やはり地方の意見を聞く場合に非常に重要になるわけです。それで、地方六団体の中身をどうするかは、これはまさに全国の市区町村、都道府県の問題ではありますが、大臣として...全文を見る
○逢坂分科員 政策決定プロセスの中でどうやって意見を取り入れるかというのは、政策決定のレジティマシーというんでしょうか、いわゆる正統性をもある種左右する大きな問題だと思いますので、今後とも、これは大事な問題だと思いますので、私も一緒に考えてまいりたいと思います。よろしくお願いいた...全文を見る
○逢坂分科員 合併がいろいろ進みまして、合併は確かにスケールメリットを得るという点でよい部分もある、これは私も十分認めているところでありますが、その一方で、合併によって財政難が生まれたとか地域の声が反映されないとか、あるいは地域への愛着が薄れてきたという影の部分も生まれているので...全文を見る
○逢坂分科員 私は、基礎的自治体の財政基盤を強化するとか、いわゆる自治の能力を高めていくというやり方、その方向を目指すということには大賛成であります。  しかしながら、合併ということを考えてみますと、全国のそれぞれの地域は、地政学的にも経済的にもあるいは歴史的にも産業的にも、人...全文を見る
○逢坂分科員 最後のくだりのところは原稿をお読みになられましたが、それ以外は御自身の言葉でいろいろと答弁されている誠実さに、私もいつもいつも非常にありがたく思っているところであります。  実は、私は、自治の問題にこだわるのは、国家全体の民主主義を考える上で、自治がその要素になっ...全文を見る
○逢坂分科員 以上で終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
03月17日第164回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二と申します。  きょうはNHKさんに、主に放送の公共性とそれから情報公開のことについてお伺いをしたいと思います。  先ほど質疑をいたしました横光先生はまさにテレビの現場にいて活躍されていた方でありまして、テレビの裏も表も現場を知り尽くしている。私は...全文を見る
○逢坂委員 細かくお話しいただきましたが、放送法に規定があるよというふうなこと、放送基準というものがあるよというようなこと、ガイドラインの中に規範があるよ、審議会がある、モニターあるいは視聴者の声というようなことでやっている、端的に言うと、こういうことだったかと思うんです。  ...全文を見る
○逢坂委員 現在、公共性を担保する仕組みというのは機能しているだろう、おおむね評価しているというような話がございました。ただし、課題としては、視聴者の声というものをより番組に反映するというようなことが大事だ、まさにそうだというふうにも思うわけです。  私も余り詳しくないのですが...全文を見る
○逢坂委員 いろいろと御努力されていることはいろいろな話から理解はできるわけですが、私、NHKさんのいろいろな経営の方針でありますとか改革の中身などを見せていただいて、総論として感ずるのは、いろいろな対策を講じようとする文章としての姿は非常によく見えるわけですが、その次、具体性と...全文を見る
○逢坂委員 組織を改革していくときに、情報を明らかにして、課題を、自分たちにとって不都合だと思われるような情報も開示をしなければ変えていけない。特にNHKのような国民から広く負担を願って放送をしなければならない組織、団体では、なお一層それが重要だというふうに思うわけですね。  ...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、情報公開そのものが改革の大きな力になるんだということを御認識いただいて、積極的におやりいただきたいというふうに思います。  それともう一つは、外に対する情報公開ということも大事なことでありますけれども、内部で働く皆さん、組織の内部の方たちに対する情報公開という...全文を見る
○逢坂委員 きょうはまだ、私がNHKさんのことについて質疑をするのは一回目でございますので、表面を軽くなでたという程度の質問でございますけれども、いずれにいたしましても、公共性を確保するということと透明性、しかもそれを受信料を負担いただいている皆さんに説明する責任というのは非常に...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、私からも公務員の公務災害補償について何点かお伺いをしたいと思います。  実は私も、この公務災害補償の実務についても現場で多少携わったことがございます。これは、事故があったりいろいろな公務上のトラブルがあったときに大変重要...全文を見る
○逢坂委員 いずれにいたしましても、結構な数の公務上の災害というものがあるということなわけです。  これは実は必ずしも具体的に通告はしていなかったんですが、この認定事由の発生時点、例えば死亡したとか事故が起こったとかいろいろあるわけですが、そこから具体的にこれは公務上の災害であ...全文を見る
○逢坂委員 さて、ここからきょうの本題に入りたいと思います。  そこで、実は、全国の都道府県でありますとか市町村の担当者幾人かに聞いてみたところ、国の制度と地方の公務員の制度が違っているということを具体的に知っている者は余り多くなかったようですね。私自身も実は不勉強でありまして...全文を見る
○逢坂委員 これは大変大きな差だというふうに思うわけですが、地方公務員の場合は本人の請求だ、国家公務員の場合はそうではなくて、いわゆる実施機関、それぞれの各省庁というふうに言ってよいかもしれませんが、その義務において自動的に公務上の災害であるか否かを判断するんだということで、随分...全文を見る
○逢坂委員 私が聞きたいのは、今おっしゃったその違いはなぜあるのだというところを聞きたいんですよね。よろしいでしょうか。
○逢坂委員 そういう差というものは一応理解はいたしましたが、であるならば、国の職員と自治体の職員の間での取り扱いの差異、不公平感というものが生じる可能性はないのかというあたり、このあたりについてはいかがでしょうか。特に、時効の問題でありますとか、国なりあるいは基金の決定に対する不...全文を見る
○逢坂委員 私の問題意識は逆でありまして、国家公務員に対する不利益ではなくて、自治体の職員に対する不利益の方があるんじゃないかなという気がしないでもないんですが、それについては後にもうちょっと話をしたいと思います。  それでは、もう一回その事実を確認したいと思いますが、国家公務...全文を見る
○逢坂委員 今の話からもわかるとおり、私は、この公務災害、特に国の職員における公務災害の関係については極めて透明性が低いというふうに思うわけですね。それから、実施機関ごとに分かれてやっているわけでありますので、その統一性でありますとか平等性をどうやって確保しているのかというところ...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと私もまだ不勉強なところがありまして、質問が悪かったのかもしれませんが、国家公務員災害補償法第二十四条第一項の規定による審査というのは、今の答弁でよろしいということでしょうか。
○逢坂委員 というように、今一つの点を見ただけでも、これは自治体の職員の方が聞いたら物すごい差異だというふうに思うわけですね。決められたことに対する不服、これはおかしいんじゃないですかと言える期間が自治体の職員は六十日だ、行政不服審査法の規定のような適用があるわけですね。一方、国...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の答弁を聞いて、半分納得、半分は少し食い足りないなという不満が残るわけですが、私自身もこの点もう少し勉強させていただいて、やはり今、これだけいろいろなことが公務員に対して言われているわけですから、片や一方は、何となく都合のいい部分を温存して、表へ出ていない。 ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、さらにお伺いしたいんですが、現在、国の職員の段階で、この法律に該当するしないによってトラブルを抱えているもの、要するに、国はいろいろ、こういう認定をしようと思ったけれどもそれは違うよとか、あるいは、実は我々は過労によってこれは公務上の災害になるだろうというふう...全文を見る
○逢坂委員 訴訟は一件ですけれども、実務上、いわゆるもめるという言葉が適切かどうかはわかりませんけれども、そういう案件というのはないんでしょうか。
○逢坂委員 その十五件のうち、公務上と認められたものは何件ございますでしょうか。
○逢坂委員 実は、この問題につきましていろいろとお伺いをしてみますと、やはり情報の整理といいましょうか実態の把握が極めて甘いのではないかという印象を持ちます。それぞれの実施機関がある種独立にやっているというその意味、意義は理解はいたしますけれども、先ほどの後藤委員からの質問にもあ...全文を見る
○逢坂委員 三十分間の短い質疑でしたけれども、今の中からも、やはり国家公務員における公務災害制度は必ずしも透明性がない部分があるのではないかということが多少は感じられたのではないかと思います。  それに比較しまして、地方公務員の災害補償基金の方、インターネットを見てもホームペー...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。  私の立場、この憲法改正の国民投票法制でございますけれども、憲法改正が是であるか否であるか、あるいはまた、憲法改正の中身がどうであるかとは別に中立的な立場でこの投票法制ができるべきであ...全文を見る
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、いわゆる行政改革推進法案につきまして質問させていただきたいと思いますが、この法案を勉強させていただきまして、まさに総理がおっしゃるとおり、この小泉政権の最後を締めくくるにふさわしい法案だなというふうに思いました。  いや...全文を見る
○逢坂委員 竹中大臣、地方の実態を踏まえて、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  さてそこで、いよいよ法律の本題に入っていきたいと思いますが、まずそもそも論ですね。今回のこの法案、いわゆる行政改革推進法の第一条から第二条にかけてのところで幾つか御質問したいと思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 大体これまで話されていること、官から民へ、あるいは分権という話もされました、中央集権という話もされましたが、この法律の最初に、喫緊の課題である、大至急やらなきゃならない課題なんだということが書いてございますが、この喫緊の課題だという理由はなぜなんでしょうか。この点につ...全文を見る
○逢坂委員 中馬大臣、谷垣大臣、お二人の言うことはよくわかるわけでありますけれども、後段で谷垣大臣が財政の話をされましたが、こういう状況を引き起こした原因というのはどういうふうにお考えでしょうか。財政の悪い状況、こんなふうになってしまったんだ、もう喫緊の課題である、それに今もう大...全文を見る
○逢坂委員 ということは、バブルがはじけてもう十年以上たつわけでありますから、この十年余り全く対応を間違ってきたということなのではないかという気もしないでもないんですね。  私、自治体の現場におりまして、自治体の現場では、歳出をいかに減らすかということはもう十五年も前から、ある...全文を見る
○逢坂委員 私はそういうことを聞いたのではないんですが、ここでお答えになっていただくのはいろいろ難しいこともあると思います。  次に、第二条中に透明性の確保という文言がございます。これは非常に重要な言葉ですね。病気の患者さんを診察する、診断する、実態がわからなければ治療の方針は...全文を見る
○逢坂委員 透明性の確保というのは、私は、もっと当たり前のことなのではないかという気がするわけですね。法の条文に書いてあるからそのことをやるというようなものではなくて、そもそもきちんと明らかにするんだという基本姿勢を持たなければいけない。そうしなければ、せっかく改革をしても、やは...全文を見る
○逢坂委員 本当にそれでいいんでしょうか、今の姿勢で。院がチェックをしていただきたいというふうに言いました。院がチェックできる仕組みなんですか。  例えば、今通常国会の冒頭に出された平成十七年度の補正予算、四兆五千億円に及ぶものでした。例えば、あの子細にわたる積算資料を出してほ...全文を見る
○逢坂委員 いや、それが担当大臣の発言だとするならば、国民は何とも心もとない。担当大臣ですら実は情報をつかむために苦慮しているという今の御発言でありますけれども、一体こんなことでこの国はいいんですか。もう少しこの点については真摯な姿勢を持って明快にやらなきゃいけないんじゃないでし...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの答弁はそのまま議事録に残るかと思うんですが、やはりそういう実態があるということを政府・与党、大臣としてもお認めにならざるを得ないというのがこの国の病巣の根幹にあるというふうに思っております。うなずいていただきましたので、ぜひともこれはがっちりとやっていかなきゃ...全文を見る
○逢坂委員 いずれにしても、その検討を行った上でやるということでよろしいんでしょうね。よろしいですか。  それで、今回の改革でありますけれども、要するに、先ほどの答弁でもありましたとおり、官の仕事を民に移すというのがこの改革の根幹部分の一つであろうというふうに思うのですが、果た...全文を見る
○逢坂委員 私の質問の趣旨が十分心の中に入っているという答弁をいただきましたが、であるならば、単に国の仕事の仕分けをして民に移すではなくて、もっと、政府や自治体が本来行うべき仕事、公務とは何だ、政府のあり方とは今の日本のこの社会においてはどうなんだということを議論することが先決だ...全文を見る
○逢坂委員 どうもやはり本質が外れているというふうに、私は何度答弁を聞いても思わざるを得ません。  もうかれこれ二十年も時間が経過いたしましたけれども、国鉄がJRに分割・民営化されました。これは、国鉄の当時の状況を思えば、法人、組織としてのあり方、これをあのまま放置しておいたの...全文を見る
○逢坂委員 私はそういう話をしたのではありません。線を全部残せなどということは一言も言っておりません。公共交通機関の果たす役割というものをしっかりと考えた上で吟味、議論されるべきであって、会社のあるいは当時の日本国有鉄道の財務状況だけを一つの大きな制約条件にして物事を進めるという...全文を見る
○逢坂委員 人件費だけでという私の質問の意図は、実は、この四十二条の第一項にある人件費の総額の削減という人件費の中には実は含まれていない、人に払っているいろいろな対価があるのではないかということであります。  それも守備範囲にしなければ、先ほどの母屋、離れ、別荘の話でありますが...全文を見る
○逢坂委員 非常勤のところは多様性があって、あたかも、それは大変で手がつけられないからやらないというふうにしか聞こえないのでありますけれども、そういうところも実は先ほどの透明性という観点からいうと明らかにして、きちっとしたことをしていくのが私は大事だというふうに思います。  さ...全文を見る
○逢坂委員 その点がやはり私はこの法案の方向性の大きな間違いだという気がするわけですね。公務、公共サービスというものは、果たして経済活動に比例するんでしょうか。逆じゃないでしょうか。  経済活動が盛んなとき、調子のいいときは、どちらかといえば役所はそんなに手を下さなくても、いろ...全文を見る
○逢坂委員 ここでも誤解があるようでありますけれども、私は、公務をすべて、いわゆる公にかかわる分を全部公務員がやれというふうに言っているのではありません。  このGDPとの連動という観点において、経済が小さくなっていったときに、先ほど中馬大臣も、基本的に公務が担う役割があるとい...全文を見る
○逢坂委員 私はそういう話は一切しておりません。  私の経歴も御存じだと思うので言いますが、私のかつて勤めていた町でも、図書館の管理も役所が手放し、これは町民の方にやっていただきとか、道路の維持管理、除雪も、国がいわゆる外注だとかアウトソーシングだとか市場化テストと言う前に、既...全文を見る
○逢坂委員 やはりこの法律を基本的に担う根っこの部分の発想というものの大きな違いがある、これがやはりこの五年間の小泉改革に対する多くの国民の違和感ではないかと私は思っております。  いずれにいたしましても、ちょっと次の話題に行きたいと思います。  実は、先般、六日の日ですか、...全文を見る
○逢坂委員 北側国土交通大臣、今の北海道局長の発言、それから総理の発言を受けて、どのような感想をお持ちになられますか。
○逢坂委員 現場の声を聞くと、頭ごなしに二割、三割と言われても困るというようなことだというふうに私は思うのですが、中馬大臣、これも、先ほど私が指摘した第二条でありますけれども、整理等の仕分けを踏まえた検討を行った上で、やはりちゃんとした数を出さなければいけない。そういう検討も行わ...全文を見る
○逢坂委員 いろいろなところからいろいろな声があるようでございますけれども、雑音は少しおいておくといたしまして、私と大臣との話でございますので。  これはやはり、法律を今示して、これを議論して、法にはいろいろな手続、プログラムを書いている。しかし、それを飛び越えてないがしろにす...全文を見る
○逢坂委員 まさにそうだというふうに私も思うわけですね。払ったお金と受けるサービスとの関係が明確でないのが税の一つの役割であります。すなわち、市場原理に支配されていないのが税の役割の本質の部分であります。ただし、その価値を実行するためには、市場原理を使って最大限の効率化を得るとい...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○逢坂委員 今回の法律改正及び住民基本台帳カードのことでありますけれども、これまでの質疑を聞いておりますと、何か気の毒で、余り富田先生のように舌鋒鋭く質問できないなというふうに思っています。  と申しますのも、私もそうですし、ここに前武蔵野市長も前岡山市長もおりまして、多分、こ...全文を見る
○逢坂委員 公的認証サービスというのは、これだけで物が進むわけではありませんので、当然、住基ネットですとかさまざまなものを含めてやっている。しかも、それを動かすネットワーク、LGWANのようなものだとか普通のインターネットも必要ですから、膨大なコストがかかっているというふうに思う...全文を見る
○逢坂委員 今後ふえていくだろうという認識でございますけれども、実は今回の公的個人認証サービスの対象手続で、例えば国に該当するものとして、自動車検査登録、あるいは国税の電子申告、社会保険関係手続、国民年金云々かんぬんというふうに、各十一省庁にわたってあるわけですね。  まず、こ...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと答弁漏れだと思うんですけれども、そのうち、電子で幾らやっているのかというのはわからないですか。
○逢坂委員 一一%というのを高いと見るのか低いと見るのか、いろいろな見方があるとは思いますけれども、先ほど大臣が、利用率を五〇%に上げるというふうにおっしゃいましたけれども、それはまさに今言った手続の総件数分の電子認証を利用したものというふうに理解してよろしいでしょうか。それは、...全文を見る
○逢坂委員 今の数字には都道府県、市町村は含まれるんですか。
○逢坂委員 先ほど来聞いておりますと、PDCA、きちんとそれを回していくことが大事だという話でございましたけれども、今の話を聞くだけでも、PDCAのPの部分、何が公的個人認証を使ったのかというのは必ずしも現時点では区分けがされていないというようなところもあるわけでございます。今後...全文を見る
○逢坂委員 今後の普及について、大臣、いかがですか。
○逢坂委員 先ほど、これを普及するためには、宮崎でしたかの例が出て、多目的に利用することが大事だという話がございました。ただし、多目的に利用しているところはやはりそれなりにコストをかけているということなわけですね。この点も考えないで、すべて自治体の責任だから、それは自治体がやらな...全文を見る
○逢坂委員 どうもこの問題は、私もいろいろ裏を知っていればいるほど、なかなか歯切れが悪くなって、何かいつもより若干調子が悪いんですけれども、本当に何か気の毒だなと思う部分もございます。  それはともかくとしまして、電子政府のようなものをどんどん進めていくということは、先ほどの繰...全文を見る
○逢坂委員 そこで、これらのものを進める上で非常に大事なのは基礎的な情報インフラの整備だろうというふうに思います。  お手元にちょっと資料を配付させていただきました。今週の月曜日に北海道総合通信局へ行きまして、たまたま私の地域の、北海道の高速インターネットサービスの提供の状態を...全文を見る
○逢坂委員 まさに大臣おっしゃられるとおり、やはり市場だけでは整備し切れないところもあろうかと思いますので、ぜひ国としての責務をしっかり果たしていただけるように、この部分、強く期待をしたいと思います。  それから、先ほどお配りした白黒の紙、これは実はカラーの原本でありますけれど...全文を見る
○逢坂委員 その悪意の部分は私もよくわかりますので、そんな細かい位置までじゃなくて、やはり各省庁が併存して整備している区間があることも事実でございますので、ぜひそういうことが国民にわかりやすく提示できるようにしていただきたいというふうに思います。  そこで、時間が残り少なくなっ...全文を見る
○逢坂委員 御丁寧に御答弁いただきましたが、とはいうものの実態はどうなっているかというと、個人情報保護制度ができて以来、あるいはその前後から、どんどんどんどん公表しない部分が多くなってきているのではないか、しかもそれはやはり過剰な反応ではないかという気がするわけですね。  たま...全文を見る
○逢坂委員 時間が来ましたのでこれで終わりたいと思いますが、お手元に千葉県議会の意見書の資料も用意いたしました。これについては、縦割りで、個人情報をどこが扱うんだということがなかなか明確でないというようなことがあったものですから、その例として使いたいと思っておりましたが、これはま...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、この決算行政監視委員会で質問の機会を得まして、大変ありがたく思っているところであります。  私は、十一年間自治体の首長をやっておりまして、去年初めて国会議員にならせていただいたわけですが、国会に来てみて、皆さんに聞いてみ...全文を見る
○逢坂委員 今まさに、個人情報の有用性に配慮しながら個人情報を保護していくというような答弁があったわけでございますけれども、法の趣旨はそういうことだ。だけれども、ちまたではいろいろなことが言われている。何かきのうの報道によりますと、内閣府の諮問の会議でもまた、学校の安全の連絡網が...全文を見る
○逢坂委員 先ほど、私どもの同僚の森本委員から日本語についてのいろいろなお問い合わせがあったようでございますけれども、私が聞いたのは、個人情報の保護と個人情報の有用性、このバランス、現状の社会を見て、法施行後一年見て、バランスとれていますかという質問をしたんです。お答えいただけま...全文を見る
○逢坂委員 余り日本語が通じていないようなんですけれども、何度も言うようですが、法の趣旨は、個人情報を保護することと個人情報の有用性、この両面がある、このバランスが大事だというところだというふうに思うんです。法の趣旨であるそのバランスというところが、法施行後一年を経過した今、バラ...全文を見る
○逢坂委員 審議会の状況などを踏まえて慎重に考えたいというような話でございましたけれども、大臣、今、先ほどの毎日新聞の社説というのは私は一つの事例として提示をしたわけでありまして、そのほかにも、ここ半年余りで、各種新聞に個人情報保護制度の問題点というのが相当たくさん、特集あるいは...全文を見る
○逢坂委員 ということであれば、要するに懸念がある、大臣としての職の上でこれは懸念があると思っているからそういう会議を開催しているんだという今の御趣旨でございました。  私は個人的にどう思うかということを聞いたわけですが、要するに、大臣として、やはりこの法制についてはいろいろ問...全文を見る
○逢坂委員 いろいろとたくさんお話をいただきましたが、私がこの問題を取り上げる理由は幾つかあるんです。  私たちの社会というのは、いろいろな他者とのかかわりの中でやはりでき上がっているわけですね。他者とのかかわりというものをないがしろにすると社会の意味をなさないわけであります。...全文を見る
○逢坂委員 あともう一つの観点が、昨年国勢調査が行われましたけれども、国がいろいろやる基礎的な統計データの収集、この点においても、個人情報保護法制の過剰反応によって適切に情報が集まらないということになる、そんな現象も生まれているのは大臣も認識しているかと思うんですね。  要する...全文を見る
○逢坂委員 いずれにいたしましても、やはり個人情報を保護するというのは非常に大事なことだと思います。私自身も自治体の首長をやっておりまして、個人情報というのは大切にしなきゃいけない、これはもう非常に大事な概念であります。でも、片や社会というもののあり方を見たときに、その有用性、こ...全文を見る
○逢坂委員 大体趣旨は御理解いただけているんだというふうには思うんですが、私は、このままこの個人情報保護法制全体を放置しておくと、やはり日本の社会全体が萎縮してしまう、社会全体の、地域力だけじゃなくて社会の活力をそぎ落とすというふうにも心配をするわけであります。  そういう意味...全文を見る
○逢坂委員 法に、附帯決議の中に三年以内とあるからそれを守る、あるいは国民生活審議会というのは大事だからそれを守るということは、基本姿勢としては大事でしょう。しかしながら、社会の中でいろいろな問題が噴出しているということになって、将来において取り返しのつかない事態になるとするなら...全文を見る
○逢坂委員 企業レベル、放送局レベルではいろいろな対応があるんでしょうけれども、私がやはり一つ懸念するのは個人のレベルです。個人のレベルで相当いろいろと、テレビなどをお買いになっている特に高齢者ですとか社会的弱者の皆さんなんかは、これを取りかえるのは結構しんどいんじゃないかという...全文を見る
○逢坂委員 いずれにいたしましても、二〇一一年の七月で今までのアナログがとまるということになって、受信できない世帯などが出るとこれは大変な混乱を招く、あるいはその時点でたくさんのテレビの廃棄物が出るということも、これもやはり相当ゆゆしきことだろうと思いますので、まず、個人のレベル...全文を見る
○逢坂委員 何らかの形でこれはやはり、特に最後の一%、二%の地域に住んでいる方というのは弱者が多い地域でもありますので、国を挙げて何らかの対応、対策というのが必要だというふうに思います。  それから、いろいろな新しい技術があって、それで対応できるという話でありますが、今回のデジ...全文を見る
○逢坂委員 御丁寧に答弁いただきましたので、質疑時間が終了したのですが、最後に、今、民放連も寡占化は多少緩和すべきではないかという話がある、それには地方局も入っているというお話でございました。  大臣、ここは非常に重要なポイントだと思うんですが、東京キー局と地方局というのは、や...全文を見る
○逢坂委員 以上で質問を終わります。  どうもありがとうございます。
04月27日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第10号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二と申します。  きょうは、三名の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。三十分にわたりまして私から幾つかお話を聞かせていただきたいと思います。  まず冒頭に、昨今、電子メディアが随分と取りざたされているわけでありますけれども、私の認識としまし...全文を見る
○逢坂委員 それぞれ、ある種の主張というものは必要だというお話だったかと思いますが、しかし、その背景はそれぞれ若干違っていたのかなというふうにも認識をいたしました。  ところで、実は、新聞の読者というものが選択をする、判断をするという話を三社の方がそれぞれされたように思います。...全文を見る
○逢坂委員 それで、先ほど来の話の中に、虚偽報道というものがよくわからないということでありますとか、規制というものは仮に訓示規定であってもまかりならないという発言があったかと思います。そして、そういう中で、活発な報道活動が行われること、あるいは、偏った意見については、その活発な報...全文を見る
○逢坂委員 次に、新聞社としてある種の主張をするんだというお話はお三方それぞれしておりますが、この新聞社としてのある種の主張というのは一体どういうものなのかということをお伺いしたいんです。それは、社長、社主、いわゆる経営者の主張なのか。はたまた、何か別の合議体のようなものがあって...全文を見る
○逢坂委員 いろいろお聞きしたいことがあるんですが、時間になりましたので最後の質問にしたいと思います。  最近、新聞紙面をテレビ番組で取り上げて報道するというニュース番組が非常に多いわけです。朝五時半ぐらいからずっと午前中もやっている、お昼もやる、夕方もやるというようなことであ...全文を見る
○逢坂委員 まだ聞きたいことはありますけれども、時間になりましたので、これで終わりたいと思います。  参考人の皆さん、委員長、どうもありがとうございました。
04月28日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二と申します。  北側大臣初め政府参考人の皆さんにはお世話になりますけれども、よろしくお願いいたします。  まず、冒頭にでございますけれども、北側大臣には、行政改革の中での、いろいろ総人件費の抑制など、随分御苦労されていると。特に、私の出身は北海道で...全文を見る
○逢坂委員 大臣から、やはり最後の、計画というところが非常に大事だという話をいただきまして、私も全くそのとおりだというふうに思います。  この基本法につきましては、私が今ここでくどくど申し上げるまでもなく、国会でもいろいろ議論をされ、これまでにもいろいろな話が出てきた中で、今回...全文を見る
○逢坂委員 それは、一般論として、私も全くよく理解をできるわけですね。物を始めるためには、やはりなるべく広く意見を聴取して、多角的な観点から考えていくということは非常に重要なことだというふうに私は思います。  しかし、局長、私は、どうもこの答申を読んでみて、役所の内部だけではな...全文を見る
○逢坂委員 一般的な流れとしては、私も役所におりましたのでそれは非常によくわかるわけでありますけれども、責任の所在という観点、あるいは、実際にだれが、こうした決断をしているのか、こうした内容についてアイデアを発しているのかという、政策の発生源といいましょうか、そういう観点からいい...全文を見る
○逢坂委員 極めてそれはあいまいだというふうに私は思うわけですね。役所が具体的にどうしたいんだということをやはりきちっと明確にする、だけれども、審議会で議論した結果、役所の思いとは違うものが出たんだ。それを、では、役所として、最後は実行の責任を持つ役所として、どれをとるかとらない...全文を見る
○逢坂委員 いずれにいたしましても、実は、この法案にかかわることだけではないのでありますが、諮問、答申、いわゆる審議会方式によるいろいろな問題解決の手法というのは、日本においてはもう限界に来ているというふうに私は理解をしております。  それは、私自身もいろいろな審議会などに参加...全文を見る
○逢坂委員 いずれにいたしましても、この審議会方式というものは見直すべき時期にもう来ているというふうに私は思いますので、そのことを強く主張したいと思います。  次に、この法案の第十七条に、都道府県計画の策定が位置づけられているわけですが、まず局長にお伺いしたいんですが、都道府県...全文を見る
○逢坂委員 この法案は予算関連法案というふうに位置づけられているわけでありますけれども、計画の中には、公営住宅の整備戸数が入ることになっているかと思います。これは、十八年度、十九年度の公営住宅の整備戸数、整備に対する国の支援というのは、この都道府県計画に盛り込まれる必要があるので...全文を見る
○逢坂委員 今、ちょっと何か聞き捨てならない発言があったんですが、事実上やりとりをしている、これは一体どういうことなんでしょうか。法案は今ここで議論をしているんですよね。事実上やりとりをしているということは、もう既に法案が決まったというようなことでやりとりをしているんでしょうか。...全文を見る
○逢坂委員 実態を御理解いただきたいという言葉がございましたけれども、実態を理解していないのは私は国土交通省じゃないかと思うんですね。  と申しますのは、これは大変局長には失礼な発言になるかもしれませんが、この件に関しまして、事前に国土交通省の職員の方に、具体的に都道府県とどの...全文を見る
○逢坂委員 大臣から力強い言葉をいただきまして、私の趣旨を理解していただいたと思います。  とにかく、きめの細かい、きちんとした、地域の実情に合う計画をつくることがこの法を動かすもとでありますので、単に来年の予算が間に合わないとか、早く出さないと住宅の交付金を出さないよみたいな...全文を見る
○逢坂委員 税源移譲をするということになれば、当然税源は地域にばらつきがあるわけでございまして、これはどういう方式で、もうばらつきが出て、とても困っている自治体も多分あるというふうに思うんですね。これは交付税で何とかばらつきを見直すんだということでありますけれども、総務省からも参...全文を見る
○逢坂委員 質問時間が終わりましたので、これで発言を最後にしたいと思うんですが、山本局長、三位一体改革でいわゆる一般財源化をした。でも、先ほどの答弁によりますと、十八年度以降、これは交付金の中で、さらに十八年、十九年と、今の予定では、制度を今度はまた延ばしていくわけですね。これは...全文を見る
○逢坂委員 地方はこの件で相当混乱を来すということだけを申し上げて質疑を終わりたいと思います。  どうもありがとうございます。
05月09日第164回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  早速本題に入りたいと思うんですが、その前に、民主主義というのは何かということはいろいろなところで語られることが多いわけであります。いろいろな定義があるのはもう皆さんも御承知かと思いますが、私は、民主主義とい...全文を見る
○逢坂委員 それで、大体今お考えはわかりましたけれども、これまでは、いわゆる国の政策を立案する過程で地方公共団体の考え方をどのように酌み上げていたかということですね。それを一点また参考人にお伺いしたいことと、今回の、当該連合組織に対する新しい第五項の措置によって、公共団体そのもの...全文を見る
○逢坂委員 政策決定をする上で地方六団体に意見を聞くというようなことは非常に有効であろうし、また効率性という観点からも悪いことではないのだろうという気がいたします。  しかしながら、地方六団体の構成というものを見たときに、とても小さな自治体から大きな自治体まである。あるいは、も...全文を見る
○逢坂委員 要するに、私は、連合組織に意見を聞くということで、その内部の個別のいろいろな違い、実は北の地方では全く連合組織の統一とは違った実情があるとか、南の地方は全く違うとか、いろいろな違いというものが隠ぺいされはしないかという懸念を持つわけでありますね。要するに、連合組織の意...全文を見る
○逢坂委員 いろいろな意見がある中である一定の方向を打ち出さなければいけないということは、これは私も十分理解をいたしますが、その中で、何度も繰り返すようではありますけれども、違った意見がたくさんある中でAならAという選択をしたんだということがやはり明確になっていることが大事だと思...全文を見る
○逢坂委員 そこで、次の問題でありますけれども、このように、地方自治法の中でいわゆる地方六団体の位置づけが今回の規定によってもまたさらにある種高まったというふうに言ってよいかと思うんですが、では、さすれば、その地方六団体のあり方といいましょうか現状というのはどうなのかなというとこ...全文を見る
○逢坂委員 最後におっしゃられた、自主性を確保するために押しつけるなどということはしないというようなあたりを、ぜひこれからも具体的な形で担保していただければというふうに思います。  そこで、実は、民主主義においては国民の多様な意見を形成するということは非常に重要なわけですが、手...全文を見る
○逢坂委員 今大臣から民放連の言葉が出ましたけれども、確かに、民放連というのも、先ほどの地方六団体の連合組織のような側面があるのではないかと私は思っております。  といいますのは、いわゆるキー局の経営基盤・内容とローカル局というのは全く違っている。非常に多様といいますか、多様ど...全文を見る
○逢坂委員 今答弁いただいたわけですが、経営統合するかどうかはその放送局の自主的な判断によるという内容でございますけれども、確かにそれは当然でしょう。それはある種の強制があってはならないとは思うわけですが、だがしかし、この地上波デジタルという問題が出てきた、そのことがてこになって...全文を見る
○逢坂委員 そういう懸念はないんだというか、デジタル化に結びつけているということではないということでありますけれども、結果として統合化になってしまうケースも否定できないというふうに私は思っているわけですが、その場合に、先ほど大臣も御指摘されましたように、それぞれのローカル局の自律...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終了いたしましたのでもうやめにしたいと思いますけれども、午前中の議論にもありましたとおり、実は、地方議会については、いろいろ自由度があるというところが余り地方に伝わっていない、あるいは、予想外に締めつけがというか、ある種の規制が多いということも伝わっていない...全文を見る
○逢坂委員 終わります。どうもありがとうございました。
05月12日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  いろいろ御配慮いただきまして、ありがとうございます。顔ぶれを見ますと、そちら側にもいろいろ知り合いも多いし、応援団もたくさんいるようでございます。よろしくお願いいたします。  それでは、私の方から何点か質疑をさせていただきたいと思...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人、それで、問題点というのはこの間の改正で何かなかったのかというあたりはいかがでしょうか。
○逢坂委員 今お話を聞いたように、それぞれの時代の要請に応じていろいろな改正というものを重ねてきたということでございますが、今回、いわゆる建築法制の法改正の提案がされているわけですが、いろいろな提案理由の書類を読ませていただきますと、今回の改正というのは当面急ぐものを手当てした。...全文を見る
○逢坂委員 やはり、時代が随分変化をする、それから経済情勢も変わる、技術も変わるということで、いろいろな対応をせざるを得ないということはよくわかるわけであります。それに対応しなければならない政府、行政庁の皆さんもいろいろと大変だろうなというふうには思っているわけですが、やはり頻繁...全文を見る
○逢坂委員 今局長からいろいろお話がありましたけれども、居住者の視点というところは評価できるということで、それ以外に幾つか課題を指摘していただいたわけですが、民間指定確認検査機関のあり方について御指摘があったんですが、私が現場でいろいろ聞いたところによりますと、違法なことがあった...全文を見る
○逢坂委員 実は、私の思うところ、平成十年の改正、なるほど時代の要請ということもあっただろうとは思いますが、全国を押しなべて広く見てみますと、この十年の改正がやはり適合する地域と必ずしもそうでない地域というのがあったのではないか。特に今私が指摘したような小規模な自治体においては、...全文を見る
○逢坂委員 ただいま山本局長から極めて誠実に御答弁をいただきましたが、この建築確認非該当物件というのは、統計はないけれども、実は相当数あるんだろうというふうには想像できます。  しかし、これも多分、今回耐震偽装のところだけがクローズアップされていて、地域に入ると、いろいろ課題が...全文を見る
○逢坂委員 時代の中でクローズアップされているところだけに心を奪われるのではなくて、やはりそうではないところにも配慮して建築行政を今後とも進めていただきたいというふうに思います。  そこで、ちょっと話題をかえまして、お手元に、平成十六年の十二月十六日に下水道部から全国の自治体に...全文を見る
○逢坂委員 私は、この中で特に詳しく聞いてみたいのが、実は二枚目の一の(二)のところでございます。「適切な下水道使用料の設定」というところがございまして、この中に「事業の管理・運営費用のすべてを回収できる水準に下水道使用料を設定し、これを確実に徴収するように努めなければなりません...全文を見る
○逢坂委員 ただいま、この通知を発する前の平成十四年の時点で四十四自治体、千二百三十六自治体のうち四十四自治体だけがこの一の(二)の基準を満たしているという話でございましたが、その後についてはまだ具体的な数を把握していないという答弁だったかというふうに思います。  実は、私も、...全文を見る
○逢坂委員 私が問題にしたいのは、もし真意が、近隣の自治体の水道料金に合わせるとか、あるいは水道料金見合いで下水道料も取るということが真意であるならば、そのとおり書けばいいわけでありますけれども、そうではない表現で、かかっているコスト見合いをちゃんと回収するんだということを書いて...全文を見る
○逢坂委員 さて、次に、またもう一枚資料を用意させていただきました。一枚物でありますけれども、「建築基準法等の改正回数」という資料でございます。  これは、昭和五十六年から平成十六年までの改正回数を建築指導課の方にお願いをしてつくっていただいたものであります。法レベルで三十七回...全文を見る
○逢坂委員 私、二十二年間自治の現場におりまして、そのうちの半分は首長としていたわけですが、この間の中で感じることは、現場でいろいろな問題が起こる、社会的な課題が起こると、あたかも国のレベルは川上のように見えて、川上から大きなボールがどんどんどんどん流れてくるわけであります。こう...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、上流からボールを流しさえすれば仕組みがうまく動くという発想を改めて、国民の目線で有効に機能する建築制度を確立願いたいというふうに要望を申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございます。
05月30日第164回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうもよろしくお願いいたします。  きょうの本題に入ります前に、大きく二つのことをちょっと先立って御質問したいと思います。  と申しますのは、週末地元へ帰るたびに言われるのが地方財政の問題でございまして、特に今回、二十一世紀ビジョン...全文を見る
○逢坂委員 ということでありますれば、二十一世紀ビジョン懇としてのある種の報告、そうしてそれを受けて総務省あるいは総務大臣としてどんな考えを持つかという、ある種二つのものが今後世の中に出るということなのかどうかということをひとつ確認したいということと、二十一世紀ビジョン懇は最終的...全文を見る
○逢坂委員 そのあたりが極めて不透明といいましょうか、地方の側から見ていると、大臣が幾らビジョン懇は政策決定する場ではないとは言いながらも、どうもビジョン懇の議論にいろいろなものが引っ張られていくのではないか、そして、そのビジョン懇の議論に対して地方の意見というのはどう反映された...全文を見る
○逢坂委員 竹中大臣から、このグラフを見て危惧をしているという言葉と、私が例示をした社説を見てもっと勉強してもらいたいという話がございまして、非常に私どもと気持ちを一にしているのかなというふうに思った次第であります。  しかしながら、こうした発言を地方の人たちがしても、どうせ自...全文を見る
○逢坂委員 いろいろな意見があるようでございますけれども、私は、ここの議論というのは本当にいい議論をしているなというふうに感じるんですが、実は先般、二十一世紀ビジョン懇の話にまた戻るんですけれども、二十一世紀ビジョン懇は自由な議論をするために個人ごとの発言の議事録を公開しないんだ...全文を見る
○逢坂委員 今の話を聞いておりまして、私は、実は、全国の自治体関係者がどれほどこの二十一世紀ビジョン懇の議論に注視をしているか、そして、その帰趨、議論の行方というものによって自分たちの地域の命運がどれほど左右されるか、本当にもうはらはらしながら見守っているという実態があるわけです...全文を見る
○逢坂委員 何度伺っても、このビジョン懇の議論を非公開にする理由というのは私には理解できないんですが、本題の方へ移ってまいりたいと思います。  きょうの官民交流法に関してでありますけれども、私は実は、組織を考える上で、組織の中には多様な価値が入っていることが重要だというふうに思...全文を見る
○逢坂委員 竹中大臣は、官民交流を初め、多様な公務員のありようにおけるデメリット、留意点についてどのようにお考えでしょうか。
○逢坂委員 私も自治体の首長をしておりましたときに、民間企業の職員を私どもの役所へ入れて研修をしていただく、これは大手企業、中小、いろいろございました。それから、新聞記者なんかにも来ていただいて職員として研修をしてもらう。あるいは、当然、職員も出ていくということもやりました。ある...全文を見る
○逢坂委員 今後、公務員のあり方も随分とやはり変わってくるのだろうというふうに思うわけで、実は、そのことが最終的に公務員の組織をある種強くし、柔軟性を高め、国民にとってプラスになるんだろうと私も認識をしています。  ただ、私は、留意点があるというふうに思っておりますのは、官民交...全文を見る
○逢坂委員 官民交流に限らず、やはり公務員の身分というのは、国民から見ればある種保護をされているということがどうしても前提になるものですから、やはり不透明さというものを排除することが極めて大事だというふうに思いますので、ぜひ、官民交流に限らず、今のようなお考えを広げていけるように...全文を見る
○逢坂委員 これで質問時間が終わりですので、最後に一言だけしゃべって終わりたいと思いますが、もし多様な意見を聴取するだけだということであれば、あえて懇談会の形をとる必要はなかったのではないか。しかも、議論に行きつ戻りつがあっていろいろと難しいところもあるというのであれば、事務方が...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○逢坂分科員 民主党の逢坂誠二でございます。  中馬大臣にはいつも大変お世話になりましてありがとうございます。  きょうは、ちょっといつもと違った観点で、国立国会図書館の関係と、広く一般に図書館というものについてお考えを伺いたいなと思っております。  まず、国立国会図書館に...全文を見る
○逢坂分科員 今、大臣の方から基本的な考えを聞かせていただきましたが、いわゆる一般の図書館というものは、通常の言葉でいうところの市場原理というんでしょうか、マーケットメカニズムというんでしょうか、そういうものに合致するようなものだというふうにはお考えでしょうか。民間企業がやればう...全文を見る
○逢坂分科員 私も、まさに大臣と同じ考えでありまして、いろいろと民がやった方がいい分野というものもあるかもしれないけれども、図書館のようなものというのは、そこから必ずしも収益が大幅に上がるというものでもないし、社会の中では必要なものではあるけれども、民に任せてはいけないというか、...全文を見る
○逢坂分科員 確かに、独立した国会、それから行政といえども、この厳しい財政の中ではいろいろと要請ということもせざるを得ないんだろうというふうには私も思うわけですが、この国立国会図書館のあり方を考える上でやはりどうしても注意しなきゃならないことがあるだろうというふうに思います。 ...全文を見る
○逢坂分科員 今、大臣の方から、単に減らすということだけではなくて、逆に機能を高めるというお話がございましたけれども、今のような時代だからこそ、この国立国会図書館の機能というものにきっちりと着目をして、単に減らすとか、あるいは何か統合をして組織がえすればうまくいくということではな...全文を見る
○逢坂分科員 まさに私も多分そういう側面があるんだろうというふうに思っています。  それで、大臣御承知かもしれませんけれども、実は私、今の仕事になる前に二十二年自治体の現場におりまして、その半分は首長をやっておりました。首長をやった経験から、今この永田町に来ていろいろと仕事をし...全文を見る
○逢坂分科員 実は、私が今も住んでおります北海道のニセコというところには非常に小さな図書館がございます。図書館と呼べるようなものであるか、それに値するかどうかもわからないぐらい本当に小さなものです。かつては古い郵便局だったんですが、それを当時の郵政省から譲り受けて、改装をしていわ...全文を見る
○逢坂分科員 まさに、今政府参考人の口から出ましたけれども、図書館というのはお金を取れない、お金をいただいてかわりにサービスを提供するということができない施設になっているわけです。いわゆる一般的に言う行政効率というのはなかなか当てはめづらいものだというふうに思いますので、やはりこ...全文を見る
○逢坂分科員 今御紹介いただきましたことというのは、やはり相当重要なことだというふうに思います。特に、自治体の財政が今厳しくなって、資料などは十分にそろえられない。だけれども、国立国会図書館には我々がそろえられないものもあるんだということが、国民全体に大きな安心感をもたらしている...全文を見る
○逢坂分科員 時間が多少残っておりますけれども、以上で質疑を終わりたいと思います。いつもありがとうございます。
06月08日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、いわゆる昨今の社会保険庁問題について多少質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず冒頭に、政府参考人の村瀬社会保険庁長官にお伺いをしたいんです。  就任されておよそ二年近くになろうとしてい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう一人、政府参考人として青柳運営部長さんにお越しいただいておりますけれども、お手元に、国民年金保険料の免除者数及び納付率等の推移という資料を配らせていただきました。  これをごらんいただきたいんですけれども、免除率を見ますと、平成七年から平成十三年まで一...全文を見る
○逢坂委員 平成七年から十三年までの分について、詳細な要因分析はないかというふうに話したら、事務方の方は、きのうの午後の時点では、現時点ではないというふうに言ったわけですが、今部長の方からそうではないという話があって、ちょっと私としては不満なわけでありますけれども。先ほど村瀬長官...全文を見る
○逢坂委員 免除の方については余り言及がなかったようでありますけれども、私は、以前、北海道のニセコというところで町長をやっておりましたが、年金の収納事務についても直接目で見、あるいは、いろいろな事案について私もかかわったことがございますけれども、この免除の基準が変更になったときに...全文を見る
○逢坂委員 また村瀬長官の方にお伺いをしたいのですけれども、今私が指摘した十三年から十四年への変化、このときに、現場で相当の混乱があった。  今、青柳部長は、必ずしも混乱というような表現ではございませんでしたが、いろいろな声があったということを話をされましたけれども、しかも、そ...全文を見る
○逢坂委員 これが、実は、私が昨日まで資料を求めていて、今長官が聞いていたというその内容、十三年から十四年に現場からどんな声があって、どんな対応をしているんだというものについて、出していただきたいと言ったら、きょうの午前中までは、その資料はない、見つからない、ありませんということ...全文を見る
○逢坂委員 私の方から何点か指摘をしたいと思いますが、収納というのは、これは実務をやっていればよくわかるんですが、特に私は青柳部長に申し上げたいんですが、一回収納できない、滞納が出てしまったら、それをもとの状態に戻すというのは、これは至難のわざなんですよ。だから、収納の現場での合...全文を見る
○逢坂委員 私は、だから今社会保険庁は、削減ではなくて強化が必要だと思うんですね。そういう中で、例えば、五月三十日に行政減量・効率化有識者会議から、社会保険庁を三千人減らした方がいいというような提案もされているんですが、全くとんちんかんな提案だということを指摘申し上げて、終わりた...全文を見る
06月08日第164回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、住民基本台帳法の改正について若干お伺いをしたいと思います。  実は、自治体の現場ではこのことについては随分悩みを持っておりました。随分とトラブルが多くて、これまでは原則公開だったものですから、私も町の議会でこのことについ...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁でわかるようなわからないようなというか、要するに、社会に還元されるようにというふうに言われているから告示の内容は社会に還元されるような内容になると思いますという答弁は答えになっていないような気がするんですが、きょうはここは余り突っ込まないことにいたします。 ...全文を見る
○逢坂委員 住民基本台帳に係る事務は、いわゆる自治事務ということで交付税の基準財政需要額の中に盛り込まれているんですね、ある種義務的な事務として。これを見ますと、標準団体の一般財源として一億六千九百万とかいうデータを総務省の方からいただきましたが、これが盛り込まれている。確かにこ...全文を見る
○逢坂委員 通告していない話を聞いて大変申しわけございませんでした。  財源の話が出たわけですけれども、そこで、今、我々が全国の市町村長あるいは役所の職員と話をすると、どうしても議論になるのが将来の財源の問題なわけであります。  それで、大臣の方にちょっとお伺いしたいんですけ...全文を見る
○逢坂委員 要するに、国の義務づけというか基準づけをどんどん減らしていくんだということでありますけれども、それでは、例えば今回の住民基本台帳事務のようなものというのは将来的にどのような位置づけというふうにお考えですか。
○逢坂委員 よく大臣がお使いになる言葉でありますけれども、今まさにこの時間も地方の事務というのは現在動いているわけであります。全体的に広い観点から考えたいという気持ちはわかるのでありますけれども、やはり財源の問題を含めて、自治体の現場では今はらはらどきどきの日々を送っているわけで...全文を見る
○逢坂委員 ということであれば、二〇〇七年度からできれば導入したいという意向のように私は今聞こえたわけでありますけれども、本当に大臣、人口と面積を算定基礎とするこの新型交付税で今の地方交付税制度が果たしている役割というものに取ってかわれるというふうにお考えですか。もし取ってかわれ...全文を見る
○逢坂委員 今の話からしますと、例えば基準財政需要額の中で義務的経費の割合というのが、市町村では約八割というふうに言われていますね、都道府県では約九割と言われている。では、市町村分のこの約二割の部分について新型交付税を検討してみてはいかがか、都道府県分については一割だというような...全文を見る
○逢坂委員 今のお話を聞いても私は感ずるんですが、義務的経費の割合というのは、八割か九割か、それはいろいろあるだろうけれども、厳密には申せないというような話をされました。厳密には申せない、義務的経費の割合が八割か九割、私が先ほど、市町村は八割で都道府県はおおむね九割というふうなこ...全文を見る
○逢坂委員 それは最初から、一から十まで、右から左まですべて詳細に決まっているということはあり得ないと思うんですね。しかしながら、今の交付税制度の問題点をどこに大臣が見ていて、新型交付税というものを導入することは、なぜそれが是であるのかというような、大きな方向を示すとはおっしゃっ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう少し詳しくお聞きしたいんですけれども、具体的なスケジュールは、仮に二〇〇七年度に導入するとすれば、具体的にどのような手順でお進めになろうとしているのか、その際に自治体の意見というのはどういう形で反映されていくのかをもう少し詳細にお知らせください。  そ...全文を見る
○逢坂委員 骨太の方針で最終的な方向が大体決まるという今のお話ですが、骨太の方針は、これまでの例によりますと、夏前には多分決まるんだろう。そうすれば時間はそんなにないわけでありますので、ぜひ自治体の皆さんにきちんとした議論のプロセス、情報を提示して、どういう根拠に基づいて今度決ま...全文を見る
○逢坂委員 今お話をいただいた中で、基準財政需要額に算入されている起債の元利償還額でございますけれども、これが十七年度の例で見ると七兆七千五百二十億ということで、基準財政需要額全体の一七%に達しているわけですね。これは実は、過去から見ますと、年々増加をして、この額に今なってきてい...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
06月14日第164回国会 衆議院 総務委員会 第29号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうもお世話になります。よろしくお願いいたします。  早速でございますけれども、いわゆる骨太の方針に関してですが、これに関して、六月の末もしくは七月の初旬には決まるというようなことが、与謝野大臣の口から諮問会議の中でも言われているよう...全文を見る
○逢坂委員 十九年度に新型交付税導入の入り口をつけたいということでございましたけれども、となりますと、精緻なシミュレーションというのは、まず十九年度に導入することを決定した後に順次いろいろなパターンに応じてやっていくということでよろしいのかどうかということ。  それからもう一点...全文を見る
○逢坂委員 ということであれば、新型交付税について、十九年度導入の入り口をつけて、そしてさらに具体的な内容を議論していくということでありますが、仮に十九年度導入の入り口をつけたとして、いろいろ議論していくプロセスの中で、どうもこれは自治体の実態に合わない制度である、いわゆる人口、...全文を見る
○逢坂委員 それでは、地方財政計画を根本的に見直すというようなものではない、考え方を大幅に変えるというようなものではないという御答弁でございますけれども、その中で、大臣、これまで、地方交付税における自治体へのいわゆる義務づけの内容ですね、この基準を減らす方向だということを何度も答...全文を見る
○逢坂委員 それでは、またちょっと、谷垣財務大臣の言葉のことに対する竹中大臣の感想というか、お考えをお聞きしたいんです。  去る六月七日の参議院の決算委員会、この席には竹中大臣もいらっしゃったかと思いますが、谷垣財務大臣はこんなことを言っているんですね。国と地方の財政の基礎的収...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ頑張っていただきたいし、その点においては応援もしたいというふうに思っております。  一方、文芸春秋のことしの五月号のインタビュー記事、竹中大臣のインタビュー記事を拝見いたしましたら、景気拡大よりも構造改革が重要というふうに前置きをした上で、このような発言を竹中大...全文を見る
○逢坂委員 質問時間がなくなりましたのであれですけれども、大臣はこの間いろいろと大きな仕事をやってこられた。郵政の民営化、それから、今もまた地方財政の制度を新たなものにしようとしているわけですが、郵政の民営化も、実は地域では集配局がなくなるというようなことで、いろいろな不満、不平...全文を見る
○逢坂委員 以上で質問を終わります。ありがとうございます。
06月16日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  私は厚生労働委員会のレギュラーメンバーではないんですけれども、きょうは、ちょっとよんどころなき事情があって、突然おまえやれということになりましたので、やらせていただきます。よろしくお願いいたします。  お手元に資料を配付させていた...全文を見る
○逢坂委員 市町村がやっていた時代とはいえ、今まさに青柳部長の方から、その詳細な分析はないんだという答弁がございました。類推だという言葉もあったわけですけれども、私、この罪は非常に重いのではないかなというふうに思うんですね。平成七年から十三年まで、全くその原因ということについてき...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。やはり政府参考人としては、予算の範囲で仕事をせざるを得ないということは、私も役所の職員をやっておりましたからよくわかります。しかし、収納というのは、特に長期継続して納めなければならないお金、これは社会保険料のようなものだとか税金のようなものなんというのは、...全文を見る
○逢坂委員 また六月八日の決算行政監視委員会の話に戻るんですが、その場で青柳部長がこう発言されました。十四年度に切りかえたときの不十分さは、御指摘の点が多々あろうかと存じますとの発言をしております。今大臣の方からも、やはりそれは十分ではなかっただろうという話がございました。私も、...全文を見る
○逢坂委員 今のお話を聞いて、国民の皆さんが、ああそうか、八〇%というのはこういう根拠に基づいてやるんだ、実現可能性は高いですねというふうに思えるでしょうかね。今の話を聞く限りにおいては、単なる目標値だという話ですね。  それから、厚生労働省に至っては、社会保険庁が八〇%と設定...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁を聞いて国民の皆さんは納得するかどうかですね。自分たちが失敗してきたこと、それを常にその場で言いわけをしているだけの繰り返しではないかというふうに思うわけです。  現在、不正免除の問題が随分大きくいろいろなところで議論され、この場でも議論されています。私はこ...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございます。
08月24日第164回国会 衆議院 総務委員会 第31号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうはお世話になります。よろしくお願いいたします。  まず、きょうの本題は郵政の関係なんですけれども、その前に、総務大臣にちょっとお伺いしたいことがございます。  ちょっと本題を外れて恐縮ではございますけれども、今、全国の自治体が相...全文を見る
○逢坂委員 大変ありがとうございました。  それで、ちょっと二点だけ再確認をさせていただきたいんですが、秋までにというようなことを今大臣はおっしゃいましたけれども、それは九月中というような押さえでよいかどうかということと、報道によれば、第三者機関、要するに、自治体がある種危険水...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。それでは、この問題につきましてはこれで終わりまして、きょうの本題に入りたいと思います。  郵政の民営化に関しましては、さまざまな議論があって今日を迎えているわけでありますけれども、この国会の休会中も、私自身の場合、北海道だけではなくて全...全文を見る
○逢坂委員 それでは、塚田執行役員に改めて確認をしたいんですが、この計画というのはことしの一月時点ではもう既にあったということでよろしいのかどうかということですけれども、どうでしょうか。
○逢坂委員 それで、この集配拠点の廃止の判断でございますけれども、これは一律の基準というものがあってやったのか、どんな基準をもって判断をされたのかお知らせください。
○逢坂委員 局舎施設設備なども考え、あるいは送達速度も考えということでございますけれども、判断の基準の先になるのは、局舎施設の問題も重要だとは思いますが、その地域でのサービスが低下しないということが最初に来るべきではないかと思うんですね。局舎施設があるかないかということだけで判断...全文を見る
○逢坂委員 それでは、六月二十八日に発表される前に、いわゆる計画策定途中というふうに言ってよいかもしれませんが、地元の関係自治体でありますとか住民などへの説明というのは、その計画策定の段階では行われたのでしょうか。もし行われていて、出された意見などというものがあれば、これは六月二...全文を見る
○逢坂委員 この六月二十八日の発表に当たっては、いわゆる今出されたような意見、職員がいなくなるとか、あるいはまた、一自治体に一つの集配局は残してほしいとか、自分の町より小さい町に集約されてしまうのは感情的に許せないというような、そういうことを加味して、変更してこれは発表されたもの...全文を見る
○逢坂委員 といいますと、今のお話からすると、いろいろ説明はした、それでもう聞いた、だけれども、それは計画には、直すとか、やはりこの点は指摘のとおりだなというようなことがあって直したということはないというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、今度は、報道発表、六月二十八日以降の話を伺いたいんですが、二十八日以降、大々的に発表されまして、今度は関係自治体でも、以前からいろいろと気にしている自治体はあったようでございますけれども、発表以降、さらに地元関係自治体などではいろいろな声が上がるようになりま...全文を見る
○逢坂委員 それでは、発表以降きょうまでの間にいろいろなプロセスがあったとは思うのですが、きょう現在でもきのう現在でも、直近で構わないんですけれども、この再編計画に対して明確に、これは受け入れられない、この計画のままでは困るというふうに言っている自治体というのは該当自治体のうちど...全文を見る
○逢坂委員 住民説明をしてもらっては困るということは、そもそも反対であるから住民に説明などをされては困るというような意味でしょうか。それとあわせまして、反対だけれども住民説明をしてくれというようなところはなかったんでしょうか。いかがですか。
○逢坂委員 まず二つお伺いしたいんですけれども、反対している自治体に対して今後どのような対応をとろうとしているのかということが一つと、今までの話を聞いてみますと、公社の中でいろいろ議論をして計画をつくった、意見は聞いた、だけれども、意見は聞いても、その意見というものを反映されてい...全文を見る
○逢坂委員 ここで生田総裁にお伺いしたいんですけれども、今までいろいろと塚田執行役員から説明をいただきましたが、私は自治体の皆さんの話を聞いていると、やはり効率化、今のこの時代において、何でもかんでも地元にたくさんいろいろなものがあればいいということではない、少しでも少ないコスト...全文を見る
○逢坂委員 今の大変丁寧な答弁で、最後の一言が欲しかったわけですが、要するに、主張している事由に妥当性があればそれは柔軟に考える部分もあるんだということでございますね。しかも、サービスの低下を起こさない前提でつくっているけれども、頭のトレーニングだけではだめなんだ、実際に現場へ行...全文を見る
○逢坂委員 それと、総務大臣にもう一点だけ確認をさせていただきますが、今後こういったような新たな郵政関連に関する変化の計画というものが出てくる場合に、やはりこうした計画策定というのは、地元への十分な説明、関係者への十分な説明というのが非常に大事なものだと思いますし、透明性を持って...全文を見る
○逢坂委員 今後ともその精神をしっかりと持ってやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは次に、郵便事業会社の収益見通しのことについて若干お伺いをしたいんですが、きょう、日本郵政株式会社から白金執行役員さんにもお越しいただいております。  先般、七...全文を見る
○逢坂委員 もし資料をお持ちでしたら出し惜しみしないで、二十年度だけじゃなくて、表に載っている十九、二十、二十一、二十二、二十三と教えていただきたいんですけれども。これは通告してあったはずですので。
○逢坂委員 さて、その一方で、今度は郵政公社の方にお伺いをしたいんですけれども、部門別の採算で、郵便事業の方の純利益が、十六年度は二百八十三億でしたね。十七年度の決算でいくと二十六億ということだったかと思います。先ほどの生田総裁のお言葉をかりれば、ほぼゼロに近いというような発言を...全文を見る
○逢坂委員 要するに、私が議論したいというか問題にしたいのは、先ほど、七月三十一日に発表された日本郵政株式会社の、いわゆる郵便事業会社の収支見通し、経常利益によれば、共済の追加費用を除いても常に百億以上の純利益が出るような説明になっているわけですが、現時点で、部門別採算をとってい...全文を見る
○逢坂委員 改めて確認ですが、それは、十八年度決算も、今説明が公社の方からございましたけれども、それを聞いた上でもほぼ大丈夫ということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 わかりました。  ということであれば、現在の公社の決算あるいは将来の見通し、将来といってもあと一年半しかございませんけれども、それらを含めて、今これから新しく動き出すであろう株式会社の事業見通しも整合性がとれているということでよろしいわけですね。
○逢坂委員 今回の民営化は、いわゆるユニバーサルサービスというものが議論の大きな争点になっていたわけでありますけれども、仮に郵便事業会社の決算が赤字になったというようなことがあってもその前提は崩さないということで、総務大臣、よろしいでしょうか。
○逢坂委員 それでは、次にお伺いしたいのは、先ほどの公明党の谷口委員の質問とも関連するんですが、現在の郵政公社の職員の身分といいましょうか処遇でございますが、これについてどうなるのか。特に、現在言われている特定局長さんに関してのところを再度御説明いただきたいというふうに思います。...全文を見る
○逢坂委員 実は、私ごとで大変恐縮なんですけれども、私の実家は郵便切手の売りさばきの業務をずっと長い間やっておりまして、要するに、郵便局という存在というのが地域で果たしている役割、あるいは特定局長さん、いろいろ世間で取りざたされていますけれども、やはり普通の職にはない苦労もされて...全文を見る
○逢坂委員 総務大臣の立場としてなかなか言いにくいところはあるかと思いますが、この「あすなろ村の郵便局」の紙芝居には、「そんな郵便局ができて、田舎の暮らしが便利になれば都会に行ってる仲間たちも、きっとこのあすなろ村に帰ってくるなあ。」というくだりがあります。郵便局がよくなって便利...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 本会議 第13号
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○逢坂誠二君 私は、民主党の逢坂誠二でございます。  ただいま議題となりました地方分権改革推進法案について、民主党・無所属クラブを代表して質問をいたします。(拍手)  私たちの日本は、戦後、新たな民主主義の国として生まれ変わりました。しかし、その民主主義は、真の民主主義とは質...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  分権改革推進法につきまして、菅大臣を中心に少し議論をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  一九八八年のことになろうかと思いますけれども、八八年から九年にかけて、ふるさと創生一億円という事業がありました。当時、...全文を見る
○逢坂委員 そうですね、地域の魅力おこしというか、地域の活力みたいなものに一石を投じたんだろうというふうに私も思っております。  しかし、あのふるさと創生一億円というのは、我々にいろいろなことを教えてくれたなというふうに思うわけですね。といいますのは、大ざっぱに言うと、一年間で...全文を見る
○逢坂委員 イレギュラーな話を聞きまして、大変恐縮です。  そこで、今回の分権改革の意義についてお伺いをしたいんです。  御承知のとおり、一九九三年、衆議院、参議院両方で一致して、分権を進めるべしという決議がされたわけであります。あのとき私は自治体の現場におりまして、その次の...全文を見る
○逢坂委員 分権改革によりまして、まさに今私が指摘した、あるいは大臣からもお話がありました、地域の特性に合わせた仕事ができるということ、これが一つあろうかと思います。  それからもう一つは、分権改革によりまして、例えば税財源が移譲されるということになりますと、国、都道府県、市町...全文を見る
○逢坂委員 分権改革については大臣からも力強い言葉があるわけでありますが、分権改革、地方分権という言葉が示すとおり、どうもこれは地方の改革であるというふうに思われがちですが、実は、地方の制度、仕組みを直すということは、裏返せば国の仕組みも直すということであるわけでありまして、私は...全文を見る
○逢坂委員 極めて重大な問題であるというお話がございました。  そこで、これまでの一九九三年からの分権改革に関する評価あるいは反省点についてお伺いをしたいんです。  私、手元に、フォーリン・プレスセンター・ジャパンという団体が出しているジャパン・ブリーフという記事を持ってまい...全文を見る
○逢坂委員 菅大臣、大変失礼ながら、官僚の書いた原稿を読むときよりも御自身の言葉で話されているときの方が非常に生き生きとして、お気持ちが伝わってまいりますので、これからもそういうやりとりができればというふうに思います。大変失礼ながら、そんな感想を持ちました。  そこで、今のお話...全文を見る
○逢坂委員 まだ実情は必ずしも対等ではなくて上下の関係もあるだろう、三位一体改革も、いろいろな意見はある、少しは進んだという大臣の方からのお話でしたが、やはりそういう状況だからこそ、分権改革の重要性を思えば、これからもより強力に進めなければいけないというふうに私も強く思っていると...全文を見る
○逢坂委員 今前段で大臣がお答えになったところですね。まず、権限移譲をしっかりと図ることが肝要なんだ、私が指摘したいのはそこのところではなくて、権限移譲を図ることは、それは結果としてそういうことはあってもいいけれども、それを決めるプロセスのことを言っているわけですね。そこが一方的...全文を見る
○逢坂委員 そういった観点に立って、十月三十一日にも六団体の皆さんと意見交換をされていたかというふうには思いますが、地方六団体からはさらに一歩踏み込んだ提案というものがされておりますね。地方六団体と一緒に会議体をちゃんとつくってくれないかというような話が地方六団体からの要望として...全文を見る
○逢坂委員 地方の意見がなければできない、そのことに十分配慮をする、会議体がなくてもそれをきちんと担保するんだというお話をいただきまして、ぜひそのことはお守りをいただきたい。地方の皆さんから、いや、我々の声がやはり届いていないじゃないかということのないようにお願いをしたいと思いま...全文を見る
○逢坂委員 真実は現場にありということでありますので、ぜひ現場をたくさん歩いて、しっかりとした分権改革をやっていきたいと私も思っております。  さて、そこで、改革をする上で重要なことというのがあります。  例えば、病気になった患者さんを診断するというときに、熱が出ているとか血...全文を見る
○逢坂委員 情報公開はやはり限定的であってはいけない。要するに、請求されたから出せばいいんだということではなくて、国民にとってみますと、情報の総体、全体というものは必ずしも見えないわけでありますね。したがいまして、積極的に情報を出すんだ、それこそが健全な民主主義に資するんだ、民主...全文を見る
○逢坂委員 政務官からそのように改善に努めていきますという言葉を聞いて、私はほっといたしました。  それでは、多分そのようにこの先改善されるのだろうということで、あすからまた障害者の皆さんの声にこたえるために、一生懸命、機構なり厚生労働省に、情報を教えてください、どうなっていま...全文を見る
○逢坂委員 さて次に、これまでの分権改革を見てみますと、やはり中央省庁の抵抗というものが相当あったということが指摘をされております。三位一体改革しかり、以前の機関委任事務の廃止のときもしかりであります。  この中央省庁というのは、大臣、なぜ抵抗するんですかね。国民にとって分権改...全文を見る
○逢坂委員 さまざまな権限などに固執する人も多いということでございますけれども、やはり国民のために働いて、この国をより一歩でも一センチでもいい国にしたいと思うわけでありますので、官僚の皆さんも、これは優秀でありますから、その優秀な能力をやはり正しい方向に使ってもらわなきゃならぬと...全文を見る
○逢坂委員 最後の言葉に、それにふさわしい体制を整備していくこともというような話をしましたが、私が聞いているのは、それにふさわしい体制というのは何なんですかということを聞いているわけであります。あるいは、先ほど冒頭に、これからその時点で考える的な発言があったわけですが、そういうあ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今の私と藤井行政局長のやりとりを聞いて多少笑みを浮かべられましたが、大臣、今の答弁で納得できますでしょうか。いかがですか。
○逢坂委員 私は、これまでの分権改革を見ておりまして、特に十一年の分権推進委員会の議論を見ておりまして、推進委員会の議論そのものが、その時点でもう既にいろいろな抵抗に遭っている、勧告を出す以前の議論のところでいろいろな抵抗に遭っている。だから、勧告を出して、それを受けて具体的に何...全文を見る
○逢坂委員 そこで、今回これは実は三年という時限になっているわけですが、前回は五年でしたが、三年というと前回より二年短いわけです。議論をある程度集中させなきゃいけないのかなという気も私自身はするんですが、その点について、具体的なイメージ、議論を集中させるのかさせないのか、広範にや...全文を見る
○逢坂委員 三年あればさまざまな議論ができるということであるならば、限定的ではなくて、ある種広範囲にやるというふうに理解をしてよろしいわけですね。わかりました。  さて、次に、今自治体の現場では、ちょうど来年度の予算編成に向かってさまざまな準備、第二段階ぐらいのレベルに入ってい...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね、やはり相当地方は厳しいというふうに私も感じます。  私の住んでいるニセコという町でも、小渕内閣のころに一般会計予算が五十億を超えておりました。ところが、今はそれが三十億の前半。私が町長であったときにつくった財政計画では三十億を切り込まなければやれない...全文を見る
○逢坂委員 さて、そこで、地方交付税に関して、例えばことし一月、地方六団体から提出された、総務大臣と当時の地方六団体との会合において、地方六団体ではこんなことを言っているんですね。「地方交付税を政府の政策誘導の手段として用いることは、今後、順次縮小すべきである。」すなわち、現在の...全文を見る
○逢坂委員 今の岡本局長からのお話で、二つ話をしたいと思うんですけれども、政策誘導という言葉を私が使って、次に局長の方から、前半は誘導という言葉がありましたが、途中からはインセンティブという言葉になって、何か別のものであるかのようにおっしゃったんですが、インセンティブというのは、...全文を見る
○逢坂委員 大臣から予見可能性という言葉が出ましたけれども、それは自治体にとって極めて大事なことだと思います。いろいろな長期計画をつくっても、財政の予見可能性が低いために、そのせっかくの計画が魂が入らないものになるという場面が多々ありますので、ぜひその予見可能性については頑張って...全文を見る
○逢坂委員 これで終わりにしたいと思いますけれども、先日の、安倍総理が就任後初めての衆議院での演説の中で、地方の行財政改革などに絡めて、地方の自律ということを実は所信の中で述べております。このときの自律がぎょうにんべんの自律でした。私は、これを見て、総理は一体どんな意味でこの自律...全文を見る
○逢坂委員 以上で質疑を終わります。どうもありがとうございました。
11月08日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  今回提案されております道州制特区法案につきまして、佐田大臣を初め関係者の皆様とちょっと議論をしたいなというふうに思います。  お聞きしますと、佐田大臣、北海道にお住まいになっていたことがある。それは北海道の事情もよくおわかりかなと...全文を見る
○逢坂委員 きちっと北海道のためになるように、それが最終的に全国のためになるようにという考えは、私もまさに同感でございますね。やはり、新たなチャレンジというものをしない限りは変化に対応していけませんので、いろいろなことをやっていくというのは大事なことかなというふうに思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 今、林副大臣の方から、北海道発、地方発のアイデアであるという話がありましたけれども、私の認識は、どうもそうではなくて、その前に一つプロセスがあったのではないか。十五年の八月に小泉総理からの提案によって、提案、要請、それは言葉はどういうことか、私、ちょっときょうここで詳...全文を見る
○逢坂委員 ちょっとこれは私は大事なポイントだと思うんですけれども、北海道の方から議論が始まったといって今山崎室長の方から話がございましたけれども、総理から言われたことは、これは八月にはなかったわけでしょうか。
○逢坂委員 その面談の中身というのは、今ここでお知らせいただくことはできますでしょうか、経過として非常に重要なことだと思いますので。
○逢坂委員 これは非常に重要なことだと思うんですね。この議論の根幹をなす、いろいろな幾つかのこの道州制特区法案に関しての議論の柱というのはあると思うんですが、地方発だという議論があるわけですが、果たしてそうなのかなというふうに私は思うわけですね。  これは、たまたま衆議院の調査...全文を見る
○逢坂委員 公式の会議の場で議論が始まったのは十二月十九日かもしれませんが、私が聞いているのは発端を聞いているわけですね。突然北海道知事が十二月十九日の経済財政諮問会議に行きたいから発言をさせてくれといって行けるものなんでしょうか。そうじゃないというふうに思うんですね。それにやは...全文を見る
○逢坂委員 これは私どうも理解できないんですけれども、経済財政諮問会議で公式に議論が始まったということは、私もそれは理解をいたしますけれども、それは全く何の前ぶれもなく始まるものなのですかと私は聞いているわけですよね。それで、特に何にも事前の話し合いもなくして、北海道の知事であれ...全文を見る
○逢坂委員 いや、何回も同じことを聞いて恐縮なんですけれども、何でこんなこと答えられないんですかね。ちょっと私理解できないんだけれども、私もこだわり出したらこだわっちゃう方なんで、まあ、山崎室長も北海道にいたことがあるから余り冷たくはないんですがね。  だって、何回も同じことを...全文を見る
○逢坂委員 これは、実は北海道でも大きく報道されておりまして、手元に私も今、こんなことで議論がつまずくと思わなかったものですから、資料も持ってこなかったんですけれども、十五年の八月に総理から言われてこれがスタートしたということはもう周知の事実なんじゃないんですか、そうじゃないんで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、ちょっと質問の方向を変えますけれども、八月に面談した、中身は現時点では何を話したかはまだわからない。もしかすると後で資料が出てきて、こんなことを話したかもしれないということはわかるかもしれないし、後で私も部屋へ戻って報道なんかを調べれば、報道によればという言...全文を見る
○逢坂委員 これは多くの皆さんは余り重要ではないというふうに感ずるかもしれませんが、やはり物事のスタートの地点というのは極めて大事なことだというふうに思います。特に、今回の議論は、冒頭にありましたとおり、地方からのアイデア、地域からのアイデアという発言がありましたけれども、本当に...全文を見る
○逢坂委員 ぜひお願いしたいんですけれども、今のその発端のところですね。八月二十六日と今は思われておりますが、平成十五年の八月二十六日から十二月十九日に至るまでの経過、これについて整理をして、資料を準備していただけますでしょうか、これは非常に大事なポイントだと私は思うんですけれど...全文を見る
○逢坂委員 これは、正確な資料に基づいた話ではないんですけれども、私の感覚からいたしますと、北海道知事、今はわかりませんよ、発端のところは、やはり総理に話をされたということが非常に大きいというふうに思うわけですね。  これは、たまたま衆議院調査局のつくった資料ですから、正確かど...全文を見る
○逢坂委員 それでは、その点よろしくお願いいたします。  そういうところが明らかになれば、いかにも、あたかもといいましょうか、道民がこぞってこれを推進したいと思っているのかどうかというところについても、いろいろな考え方が理解していただけるのではないかなというふうに思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 細かく説明をいただきまして、ありがとうございます。  北海道から提案のあった権限がなぜ今回少なくなったのかというところについても、これは時間があれば、きょうでなくても、また後日もあるようですから、そこでまた伺いたいとは思うんです。  室長に一つお伺いしたいのは、今...全文を見る
○逢坂委員 以前に検討されていた、仮称で、北海道という冠がついた北海道道州制特別区域推進法案と今回の法案の大きな違いというのは何でしょうか。もう一度お願いいたします。
○逢坂委員 この前のいわゆる検討のプロセスの中の北海道道州制特別区域推進法案に関しても北海道といろいろやりとりをしていますね。北海道からもいろいろな意見が来ているかと思うんですが、このプロセスの中で北海道以外の地域に広げるべきというような意見があったんでしょうか。
○逢坂委員 余り難しく答えないで、北海道から全国展開すべきという、北海道からですよ、意見があったのかと私は聞いているんです、手元で、先ほど山崎室長から紹介してもらったことしの四月六日の北海道議会議長からの意見書によると、そこには少なくとも載っていないように私は読み取れるんですけれ...全文を見る
○逢坂委員 北海道からは全国展開してほしいという意見は必ずしもなかったように今のお話からは聞こえましたが、全国知事会などからそういう話もあった。では、その時間的経過をきちんと整理できますでしょうか。  前は北海道だけのいわゆる限定的な法案として、素案として考えていた、だけれども...全文を見る
○逢坂委員 事ほどさようにという言葉が世の中にありますけれども、私が思うところ、発端もどうも明確じゃないんですよね。地元発だということをよくおっしゃられているんだけれども、どうもそこもちょっと疑義がある。  それから、法案の中身に関してもいろいろやりとりがあった。だけれども、全...全文を見る
○逢坂委員 分権の時代だ、地域発でいろいろなものが出てくることも大事だ、私もそれは十分承知をいたしますが、今回のこの道州制もしくは道州制特区に関する議論、特にこの北海道に限定して言わせていただきますと、どうも必ずしも北海道発だったのではないのではないかという印象を私は持っているわ...全文を見る
○逢坂委員 ですよね。ですよねというのは、十七年の十月にそういうものが出ているんですよ。十七年の十月に出ているんだったら、最初に出てきた素案の段階のときになぜ入れていないんですか。  最初の素案が出てきたのは十八年ですね。たまたま私の手元にある内閣府の資料によれば、これは十八年...全文を見る
○逢坂委員 まったりとした議論が続いておりますのであれですが、さまざまな議論があったということは私も理解するんですよ。先ほど私が前の素案の段階と今回の法律では大きく変わっているのはどこですかと聞いたら、いわゆる全国展開するかしないかだ、北海道限定的な法にしたか、そうじゃない法にし...全文を見る
○逢坂委員 ちょっとその辺がよくわからないんですが、十七年の十月に知事会から出されていた、それから、十七年の十月から次の年の四月までの間はそのことについては余り議論されずに、北海道限定的なことを考えていた。だけれども、四月から五月までの、我々が今まさに議論する法案の段階になって、...全文を見る
○逢坂委員 大野総務副大臣、今おっしゃられたことでありますけれども、それは大体、総務省の予定としてはどれぐらいの期間を要するというふうに考えておられますか。もちろん、それは地元都府県での議論というものが合併をしようというふうに固まってからということになろうかと思いますが、それが固...全文を見る
○逢坂委員 それと、あわせてもう一つお伺いをしますが、現在、具体的に都府県の合併というものを検討している地域は、いろいろな構想とか道州制のプランみたいなものを出しているところがあるというのは私も承知をしておりますけれども、そうではなくて、具体的に、もう我々はやることを前提にして準...全文を見る
○逢坂委員 ここで佐田大臣にお伺いをしたいんですけれども、今回の法案、確かに北海道を一つのスタートとして全国に展開をしていくという規定になっているわけですが、全国に展開していくような現時点での見通しといいましょうか、目といいましょうか、現時点でですよ、都道府県合併という手続、プロ...全文を見る
○逢坂委員 まさに今、佐田大臣おっしゃられたように、全国でいろいろな議論はある、だけれども、具体的、現実に進んでいくような状況かといえば、必ずしもそうでもない。やはり北海道での取り組みの結果をある種踏まえて、ほかの県も、もしそれがいいということであるならば進んでいく可能性が、それ...全文を見る
○逢坂委員 何かキツネにつままれたような気持ちもするわけでありますけれども、今の話を聞いていると、北海道だけが特別にぜい肉がついているような感じにも聞こえなくもないし、行財政改革については九州の方が一生懸命特にやっていて、北海道の方はちょっとそうでもなさそうなニュアンスにも聞こえ...全文を見る
○逢坂委員 財政の厳しさは私も痛いほどよくわかっております。きのうも総務委員会でしゃべったんですけれども、小渕内閣のころに私の町の一般会計の予算、五十億を超えておりまして、ことし、どうも来年の予算を聞くと三十億ぐらいだ。私が町長のときにつくった長期財政計画によれば、それを二十億台...全文を見る
○逢坂委員 よその都府県も、三つ合併すればそれはできるんだとおっしゃいました。だけれども、先ほどの答弁では、現実的にはそれはすぐ実現はしないんだ。やはり事実上、北海道がやってみた結果を踏まえて、これを法案の中ではもしかすると知見などという言葉で表現しているかもしれませんが、そうい...全文を見る
○逢坂委員 少し議論をかえたいと思うんですけれども、今回の道州制特区であれ、道州制そのものであれ、いわゆる道州制というものを目指す目的、理由、それによって何が実現されるんですか。
○逢坂委員 今の大臣の言葉をおかりして整理させていただきますと、一つは、権限を渡すという意味での分権がありますでしょうということですね。  それからもう一つは、一体的に、総合的に、使い勝手よくという話がございましたが、それは例えば河川なんかも県ごとに分かれて管理するんじゃなくて...全文を見る
○逢坂委員 今の林副大臣の答弁から、私はやはり余り積極的な理由というのを感じられないんですね、分権と広域行政と行財政改革という観点でいいますと。分権と広域行政と行財政改革という観点でいったら、それはもう全国がやらなきゃいけないことだろう。北海道に限らず、九州、どこでもやらなきゃい...全文を見る
○逢坂委員 国の出先について業務の必要性があるのかどうかというお話がございましたけれども、ということになると、それは、言葉は選ばなきゃいけませんけれども、もしかすると二重行政というような意味合いでおっしゃっているんでしょうか。その点はいかがでしょうか。
○逢坂委員 とすれば、分権の観点は全国展開がやはり必要ですよ。あるいは行財政改革だって、これは何も北海道に限ったことじゃない、全国必要ですよ。では、北海道がよそと違う要素、要因というのは、今の道州制を目指すということの中で何なのかというところなんです。  もうちょっとはっきり具...全文を見る
○逢坂委員 となれば、分権的な視点からも行財政改革的な視点からも、北海道をモデル的にやるメリットというのは、今の話の中からは聞こえてこないわけですね。  道庁が総合的に行政をやっているのではないか、それがもしやられているというのであれば、国の出先とのやりとりみたいなものについて...全文を見る
○逢坂委員 今の議論を聞いていて、これは多分道民の皆さんもいろいろなところできょうの議論を聞いてくれると思うんですが、やはり将来の姿が必ずしも描けないというような気が私はしますね。私の聞き方が十分ではない部分もあろうかと思いますが、どうも説明を聞いていても理解できないところがあり...全文を見る
○逢坂委員 これは佐田大臣にお伺いした方がいいかと思うんですが、分権改革推進法も地方の意見を聞きながらいろいろと進めていくということ、それからこちらの道州制も、例えば今ですと、北海道の知事が参与に入って、本部に来て、いろいろ議論をしてやっていくというような法律の仕組みづくりになっ...全文を見る
○逢坂委員 道州制特区法案の方と分権改革推進法を比べると、その推進のエンジンといいましょうか、道具立てといいましょうか、随分差があるんですね。これは何か道州制の方だけが妙にこぶしが入って、知事の意見を聞くとか、参与だとか、しっかり意見を聞くんだ、地元の議論がと言っているんですが、...全文を見る
○逢坂委員 どっちが先走っているとかというよりも、私の問題意識は、それを推進するエンジンの部分ですね。それから、地元との関係ですね。あるいは、地方分権改革推進法にも、例えば知事会などからは、地方の人間も入って議論できる会議体をつくってくれよというような要望もあった、だけれども、分...全文を見る
○逢坂委員 先ほど道州制に関して、道州制というのはある種分権の究極の形だという議論がある、そんなところもあるという話がありました。  私も、究極の形かどうかはわからないけれども、道州制というのは分権のある種の発展形態である、ある種の、一つの発展形態なんだろうなという印象を私自身...全文を見る
○逢坂委員 エンジンの大きさについて、先ほど佐田大臣はこっちの方が大きい、飛び過ぎないようにという話がありましたが、いかがですか。  私は客観的に見て、道具立てはやはり道州制特区推進法の方がいろいろなターボがついていたりするんじゃないかなという気がするんですが、どうですか。
○逢坂委員 それではエンジンの大きさの議論はこれぐらいにしまして、きょう、法制局から宮崎長官にもお越しいただいているんですけれども、先ほど来の議論を聞いていただいていたかと思うんですが、実は今回の法案の出る前に、内閣府では素案、要するに北海道に限定した法の素案をつくっていたわけで...全文を見る
○逢坂委員 これは十一月一日の内閣委員会での質疑の中で宮崎長官がしゃべっていることですが、この九十五条問題に関して、政令で北海道しか今回の法律の該当になっていないんだ、だけれども、法律の形として、あくまでも具体的な都道府県を特定していないから、一定の要件を備えた都道府県であれば、...全文を見る
○逢坂委員 それでは、確定的な案が届いていないというのはなかなかあれですね、国の仕事というのはゆったりしておるんですね、素案をいろいろ議論している段階で確定的な案が届いていないからしゃべれないとかということもないと思うんですが。  先般の、やはり十一月一日の石崎委員への質疑を見...全文を見る
○逢坂委員 あともう一つ、何か理事の方から聞きますと、後にもまだ私の質疑の時間をいっぱいとってくれているらしいので、そのときにもまたお伺いしたいと思いますけれども、最後に、法制局長官にお伺いしたいんです。  法制局長官は、このときこうも言っているんですよね。特定の地方公共団体の...全文を見る
○逢坂委員 法制局長官の話は理解はしませんでしたけれども、話としては承りまして、また少し勉強させていただきたいなというふうに思います。  さてそこで、最後でありますけれども、この道州制特区法案を議論する上において、地元発だという話があったり、地元の十分な理解というものが大事だと...全文を見る
○逢坂委員 きょうは長い時間にわたりまして、ありがとうございました。以上で終わりたいと思います。
11月10日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、本当に御苦労さまでございます。  先ほど来、それぞれ十分ずつのお話を伺いまして、極めて意義深い四十分間だったなというふうに思いました。今回の法案の持つ意義あるいはまた課題というものがよりつまびらかにな...全文を見る
○逢坂委員 四名の方からそれぞれ、いわゆる道州制というものについての、お考えというよりもイメージのようなものを伺ったわけですが、この道州制そのものに対しては、やはり多くの方がある種の期待というものを持っているのかなというふうに思います。  私自身も、分権のある種の究極的な形とし...全文を見る
○逢坂委員 まさに、今回の法律の対象の地域になるには三県合併しなければいけないという二つの地域からお越しの石井参考人、井上参考人から、大変貴重な話を聞かせていただきました。ありがとうございます。  次に、北海道のことについて若干お話をさせていただきたいと思うんです。  今、北...全文を見る
○逢坂委員 先ほど、相内参考人から極めて興味深い発言がございました。それは、今回の道州制特区というのは単なる行政の広域化ではないかというような話がありました。もし広域行政ということを考えるのであるならば、既に北海道は広域行政をされているではないか。  具体的に言いますと、例えば...全文を見る
○逢坂委員 先ほど石井参考人から、道州制を考えるときには、国民に、必要性の提示でありますとか、メリットだとか課題というものをわかりやすく示すことが大事だという発言があったかと思います。私もまさに同感でございます。  ところが、今、道州制特区推進法案、この法案に限ってでございます...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの冒頭の相内参考人からの話で、いわゆる特色ある地域というものをつくるときには、その内容について、策定のプロセスの自己決定権というようなものを自分たちがやはり手にすることが大事なんだ、だから独自の政治システム、決定システムを持つ必要がある。その決意を持つためには、...全文を見る
○逢坂委員 単にこの法案に賛成か反対かということであれば不十分だという相内参考人の御意見がございましたけれども、とはいうものの、基本的には、住民投票というものがいろいろな意味で必要な側面も多いのだというような御意見かと思います。  実は、私は、この道州制というものを進めるときに...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○逢坂委員 おはようございます。民主党の逢坂誠二でございます。  先般は、委員長を初め派遣委員の皆様方が北海道に来られまして公聴会が開催されたということで、私も北海道に住む者として、皆様が北海道に来られたことに対して本当にうれしく思うと同時に、願わくば、もう少し余裕があって、北...全文を見る
○逢坂委員 さて、それで、まずお伺いをいたしますけれども、これは石井参考人がしゃべったことでありますけれども、道州制の検討に当たっての留意点というようなことで幾つかしゃべっておられましたが、その一点目は、目指すべきこの国の形というものを、国、地方を通じて、あわせて一体的に示してい...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の話、まさにそのとおりだというふうに思うんですが、その一方で、私はこのようにも感ずるんですが、地方分権などを議論するときに、国と地方の役割の明確化という話をよくされるわけであります。  まず、役割を明確化することが大事なんだということでありますが、大臣、これ...全文を見る
○逢坂委員 私は、ここで申し上げておきたいのは、実は分権を考えるときに、国と地方の役割、国においては、例えばよく言われるのは、通貨だとか防衛だとか外交だとか、まさに国にしかできないものをやるのが国の役割であるというようなことを言われるんですが、その役割を考えるときにいつもやはりジ...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしましたが、これまでの国と地方の議論を聞いていて、私が言うところのファジーな部分の交通整理というところには余り踏み込まれていないのではないかという気がするものですから、あえてこの場で、総務副大臣もおりますけれども、指摘をしておきたいと思います。  それから次...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは次に、先般の参考人の話の中で随分話題になっておりましたのが、特定広域団体の件でございますね。いわゆる三つの県以上の、合併というふうに言ってよいんでしょうか、集まってつくる特定広域団体でございますけれども、これについて、これは法文の中には...全文を見る
○逢坂委員 合併をする、そして都道府県ということで理解をしてもらいたいということでありますから、当然、いわゆる市町村の合併のような都府県合併というふうに理解をしていいのかというふうに思いました。  この中で、実は、この三つ以上の、特定広域団体ですか、これに関して、「自然、経済、...全文を見る
○逢坂委員 この点に関しましてなんですが、本部が判断をするということですが、これは岡山県知事を務めておられる石井参考人からも、それから関経連の井上参考人からも出ていた話ですが、まず石井参考人からは、いわゆる県の合併というのは現時点では簡単ではないだろう、相当な時間を要するというよ...全文を見る
○逢坂委員 その今の大臣の説明というのは私もよくわかるわけであります。いわゆる最終的に目指す姿としては都道府県の合併だよということでありますけれども、現実にはなかなか難しいではないかというのが岡山県の知事さんの話であり、あるいは関経連からの代表の井上さんであれば、具体的に実践、実...全文を見る
○逢坂委員 大臣、本当にそうお考えでしょうか。都道府県の合併というのは、モデル的に、実験的にやるようなことを前提にして県民が合併を選択するとお思いでしょうか。そうではなくて、もし合併をするということであるならば、分かれるということは基本的にはできないわけでありますから、相当な決意...全文を見る
○逢坂委員 大臣、議論の前提が全く違うわけですね。市町村合併というのは、モデル的にやる何かのために合併をする選択をしているわけではありません。これから先、未来永劫、この地域がどうなるかということを地域の住民の皆さんが強い決意を持って、よし、我々はいろいろ相談をした結果、この地域を...全文を見る
○逢坂委員 この道州制的なる広域的な行政、それは国民的な要請というか流れだという話がございました。だとするならば、なぜ北海道だけを取り上げて先にやるんでしょうか。であるならば、全国展開ができる仕組みを設ける方が合理的なのではないでしょうか。  関経連の井上さんからは、関西におい...全文を見る
○逢坂委員 いえ、私が言いたいのは、九州だとかでこれから進む可能性もあるということを聞いているのではなくて、先般の井上参考人の、関西ではこれまでも十分議論をしてきている、だけれどもネックになっているのは三県合併だけなんだという話だったわけですよね。ではそういう声にどうこたえるんで...全文を見る
○逢坂委員 この問題、幾ら議論しても御理解をいただけないようですので、このあたりでやめたいと思いますが、法の中に幾ら書いてあっても、しかもそれをやりたいと思っても、できないハードル、目の前にそちらのハードルの方が高い。そちらのハードルというのは、三県が合併するというハードルが高い...全文を見る
○逢坂委員 北海道でやることに対する試みとしては理解できるのではないかという話でありますけれども、私が聞きたいことはそうではなくて、井上参考人が言っている、そもそも広域行政的なるものが北海道よりもどちらかというと進度が低い、そういう地域でこそやって意味があるのではないかということ...全文を見る
○逢坂委員 またここで堂々めぐりなんですけれども、何か言っている話がよくわからないですよね。井上参考人の話というのは、冒頭に大臣も理解できるという話をした。だけれども、井上参考人は、三県の合併というのはハードルが高い、もっとフレキシブルな制度にすべきだという指摘をした。話は理解で...全文を見る
○逢坂委員 私、林副大臣が大好きなんですが、この委員会での質疑答弁になると、必ずしも好きでなくなるものですから。  まあ、冗談はさておきまして、であるならば、あえて林副大臣にお伺いをしますが、今回の法律で、北海道で実現すべきというふうに思われていることは一体何なのかということで...全文を見る
○逢坂委員 この法律の第一条、「広域にわたる行政の重要性が増大していることにかんがみ、」ということなんですよね。「広域にわたる行政の重要性が増大していることにかんがみ、」というのがこの法律の目的であります。  今の話からしますと、広域よりも先とは言いませんでしたが、他の地域と違...全文を見る
○逢坂委員 でも、そういうふうにして考えてみますと、本来の広域行政を何とか実現したいというふうに考えるのであるならば、北海道以外の他府県の地域と北海道の違いというのは何でしょうか。ただ一つだけなのでしょうか。要するに、北海道という広い島全体を道庁という一つの役所が広域自治政府とし...全文を見る
○逢坂委員 しつこいようですが、第一条を読みますと、市町村合併のことが最初に書いてありまして、「経済社会生活圏の広域化、少子高齢化」「経済社会情勢の変化に伴い、広域にわたる行政の重要性が増大していることにかんがみ、」と書いてあるんですよね。今の林副大臣の話からすると、私自身もそう...全文を見る
○逢坂委員 この点も、なかなか一致点は得られそうで得られないのでありますけれども、では、ちょっと大臣にお伺いしますけれども、いわゆるこういう言い方をちまたではしているようですが、よく二重行政という言われ方をします。北海道においては二重行政だという言われ方をするのですが、この点にお...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の話から、やはり私は、北海道という島に国の出先もあり道庁もある、だから、エリアが一致しているから二重行政だということではないと思うんですね。逆に言うと、例えば本州だと、青森、秋田、岩手などがあって県はばらばら、だけれども、例えば地方整備局などというものもやはり...全文を見る
○逢坂委員 今のお話、自治というものをいろいろ分解していくと、その要素は三つだ、組織、権能、運営だというふうにおっしゃられましたが、これは、いわゆる地方自治の本旨という言葉がございますけれども、これとの関連というのはいかがでしょうか。地方自治の本旨ですね。
○逢坂委員 いや、とりあえずそのように申し上げますはいいんですが、自治の憲法上の規定を分解すると、組織、権能、運営というところにある種分解されるんだという答弁がございまして、そのことと、巷間よく言われる地方自治の本旨というところとの関連はどうなるんですかということを私はお伺いをし...全文を見る
○逢坂委員 いや、ですから、自治体の自律とかいう話をされましたが、では、その本旨というところは一体何なのかということをお聞きしたいんですね。本旨というものを踏まえつつ、その合理性、必要性が認められるものに限局してという言葉でしたか、先般は。だから、この本旨というものを踏まえつつの...全文を見る
○逢坂委員 この問題をやっていくとなかなか深遠な議論になりますので、これはまた別のところでやるべきかなというふうには思いますが。  私は、今、法制局の方から言われた組織、運営、権能という言葉というのは、これは自治体の自主性、自律性を考える上で極めて重要なことだというふうに思いま...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは次に、これはちょっと法制局に聞いた方がいいのかどうか、私も悩むところなんですが、これは実は法制局の方からも、この住民投票というのは最終的に国会が決めることですという発言をされております。これは御承知かと思います。なるほど、そうだなという...全文を見る
○逢坂委員 総務副大臣からの説明は非常によくわかります。それは、要するに国会が判断した後のということでございますね。  私は、その国会の判断にということを、この委員会で何度か言葉を聞いているんですが、では、国会の判断のその具体的な手続というのはどうなのかというところについてはい...全文を見る
○逢坂委員 ということは、この法律が九十五条に該当するものだということであるならば、それは例えば否決をされるなどのことがなければ、その判断、九十五条に該当するということの議論にはならないということなんでしょうか。
○逢坂委員 せっかくの機会ですから、これは林副大臣に聞くのが適当かどうかわかりませんが、これまで九十五条の住民投票に付された案件、十数件ございましたけれども、その場合は、これはどういう手続で、手続というか、国会の判断になっていたんでしょうか。それは法案の中に書いてあったんでしょう...全文を見る
○逢坂委員 大変申しわけございません。これはちょっと通告外の話でありましたので、この程度にしたいと思います。  いろいろ、さっきの自治の本旨もそうでありますけれども、我々がついつい口に簡単にしがちなことであっても、よくよく調べてみると、あれっ、どうだったかなということが結構ある...全文を見る
○逢坂委員 今の話はわかるんですけれども、この参考人の疑問というのは、算定基準が必ずしも明確じゃない、この点、いかがですかという話ですね。それから、将来どうなるのかは二十七年に見直すという話でありましたが、算定基準の点についてはいかがでしょうか。
○逢坂委員 参酌して、減らないような形でという話がありましたけれども、減らないという言葉が出ると、地元の人は多少安心するのかどうか、この辺はちょっとわからないんですが。  あと、使い勝手がいいという話がありましたけれども、交付金は、でも、これは分野ごとの交付金ですね。河川は河川...全文を見る
○逢坂委員 ちなみに、今回の法案の中で予定されている、もう既にこの法案の中に含まれている砂防だとか河川の事業というのは、何事業入っているんですか。
○逢坂委員 すなわち、五カ所という開発道路もありましたけれども、残りのものは二カ所だと。二カ所の中で融通がきくということだということで、大臣、よろしいんでしょうか。その点だけがいわゆる補助金とは違うということでよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 これは非常に寂しい話でありまして、一カ所ずつついていた補助金が二カ所一本になりました、端的に言うとそういうことだということでありますね。これは極めて残念な内容かなというふうにも思いますが。  何かこれから権限が百も二百もという言葉が出てまいりましたけれども、大臣、百...全文を見る
○逢坂委員 さて、それに関連して、第六条に特定広域団体の提案ということがあるわけでありますが、「特定広域団体は、」「道州制特別区域計画の実施を通じて得られた知見に基づき、」ということが書いてございます。  この「知見に基づき、」という、これは実績とも書かずにあえて知見という言葉...全文を見る
○逢坂委員 何か、私は、だんだん議論していくうちに、この法案の意味というものがどんどんわからなくなっていくんですね。  というのは、日常的に、地方団体、自治体は、国に対してこうあるべきだ、こうした方がいいという提案は、やはりこれはできるのが多分今の日本の社会ではないかと思うんで...全文を見る
○逢坂委員 ますますわからなくなるんですね。ますますわからなくなるというのは、基本方針というものがありき、そしてそれに基づく計画ありきなわけでありますけれども、基本方針、計画というものをあえて形のあるものにするということの意味合いなんですね。  すなわち、先ほど来の議論からして...全文を見る
○逢坂委員 委員長の方も大分この辺に笑みが漏れておりますが、余り私には理解できないところがあるんですね。もし私が総理だったら、こういう法律はつくらないかもしれない。もっと虚心坦懐に地方の声を聞くということの方が、現実的に日本の国における広域行政が進むのかなという印象を持っておりま...全文を見る
○逢坂委員 私が聞きたいのは、なぜそれが四月から五月の間だったのかというところなんですね。それまで長い時期があったはずですね。北海道だけに限定させる合理的な理由はないと。しかも、秋口の段階で地方六団体の方からも、あるいは知事会でしたか、全国展開できるような法律にしてほしいという声...全文を見る
○逢坂委員 余り生臭い話をするのもなんなんですが、先般の参考人の発言の中に、いや、一般法にしたのは、実は九十五条における住民投票を避けるために便法的に急ごしらえで入れたんじゃないのというような指摘が、こういう言葉ではなかったと思いますが、あったんですけれども、こういう議論はこの法...全文を見る
○逢坂委員 余り議論しても、多分もうしゃべらないと思いますので、これ以上この点については私は追及をしません。  ただ、冒頭にも申し上げましたとおり、せっかく広域行政を前提とする道州制というものを考える、それはやはり、いろいろな識者の皆さんを含めて、これからの日本において大事なこ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、きょうの質疑の最後でありますけれども、やはり、この法案の持つ最大の弱点といいましょうか疑問点、最後にお伺いをします。  この法案は道州制というこれまでの日本の行政の中では余りなじみのなかった言葉が使われているわけでありますけれども、最終的に、道州制の定義と...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終了しましたが、ずばり、道州制とは何かというところについてはいかがでしょう。
○逢坂委員 以上で質疑を終わりたいと思います。長い時間にわたりまして、ありがとうございます。
○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、皆様、御苦労さまでございます。  私は、道州制につきましては、分権の一つのある種の究極的な形であり、これは十分に検討に値すべきものだろう、しっかりと検討することが大事だというふうに思っております。  しかしながら、今回...全文を見る
○逢坂委員 私が聞きたかったのは、それは検討するというふうに言うべきだったのではないかという点に関して聞きたかったわけですので、もし時間があれば、それをまたお伺いしたいと思います。  もう一つですが、憲法九十五条に関する住民投票ですが、これは一の地方公共団体のみに適用される特別...全文を見る
○逢坂委員 はい、大変申しわけございません。  政令市との関係についてはいかがお考えでしょうか。
11月28日第165回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  それでは、これから二十分間という時間ではありますが、総理を中心に幾つか質疑をさせていただきたいと思います。  早いもので、総理も就任されて二カ月が経過をし、お祝いの時期でももうないだろうというふうにも思います。先般の新聞を見ておる...全文を見る
○逢坂委員 そこで、ちょっと別件なのでありますが、いわゆる郵政民営化に反対された方を今度復党させるという問題について一点だけお伺いしたいんですが、この皆さんたちから誓約書をおとりになったということが報道されておるんですけれども、その中に、この誓約に違反した場合は政治家としての良心...全文を見る
○逢坂委員 質問の趣旨は、今回こうした誓約書をとるということが憲法上問題がないのかということと、これは院の問題であろうと。辞職するしないということを誓約をとることそのものに重大な問題があるのではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○逢坂委員 同じ方向へ向かっていく意思を表示するということは、それはそれで問題はないというふうには思うのですが、だからといって、その担保として議員をやめるという誓約をとることに問題はないのかどうか、憲法上の問題はないのかどうか。しかも、議員というのは国民に選ばれているわけでありま...全文を見る
○逢坂委員 きょうの本題はこれではありませんのでこのぐらいにしたいと思いますけれども、この点、重要な課題ありというふうに私は思っておりますので、いろいろな声があるようでありますので、真摯に受けとめていただきたい。オープンに議論をしているということでありますけれども、これが果たして...全文を見る
○逢坂委員 そこで、今回の法案でありますけれども、この法案の中には、地方分権改革推進法案ということになっているわけですが、以前の分権の法案はこの改革という言葉が入っておりませんでした。今回の法案に改革という文言を入れ込んだその意図、思いというのはどういうことなのでありましょうか。...全文を見る
○逢坂委員 時代の要請に合わなくなった制度を時代の要請に合う形にしていくことが改革の一つだというような話を先ほど総理はされましたが、国と地方の関係を見直していくということもぜひしっかりとやっていただきたいというふうに思うわけですが、この改革の推進の主体というのは一体だれになるのか...全文を見る
○逢坂委員 私は、改革の主体というのはやはり国民だろうというふうに思うんですね。政治のリーダーシップというのも極めて大事だというふうに思いますが、国民がやはり主権でありますから、主権者たる国民が、これはやはり直すべきだ、これはやはりこのままでいいんじゃないかというような、そういう...全文を見る
○逢坂委員 さてそこで、分権改革でありますけれども、せっかく分権だと言っている中で、昨今、自治体の首長の不祥事が随分出ているという話が先ほど来もございました。この自治体の首長の不祥事と多選との関係ですね、自治体の首長の任期が長くなるから不祥事が出るんだというようなことについてもい...全文を見る
○逢坂委員 総理から後段、不祥事があるから分権の流れをとめるということではなくて、分権をきちんとすることで、とめるということは本末転倒なんだという話がありましたけれども、私もまさに同感でありまして、どんどん分権化を進めることによって、こうしたことについても地域の自己規律が働いてい...全文を見る
○逢坂委員 きょうは冒頭に少し重たい問題を話したものですから、予定のことをすべて聞けているわけではないんですけれども、市町村合併について、総理はどのようにお考えでしょうか。  これまで随分進めてまいりましたが、これの評価、よい点、あるいは市町村合併をしたことによって地域ではこん...全文を見る
○逢坂委員 最後に、合併に関して、日本の国土の実態を見ると、人口密度の高いところ、人口の多いところもたくさんあるのも事実でありますけれども、人口が極めて希薄なところもたくさんあるわけであります。私の住んでいる北海道・ニセコなどは、人口十万人集めようと思うと、面積四千平方キロが必要...全文を見る
○逢坂委員 この点について、もし何かあればもう一度お伺いして、終わりたいと思います。
○逢坂委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
11月28日第165回国会 衆議院 本会議 第18号
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○逢坂誠二君 民主党の逢坂誠二でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりましたいわゆる道州制特区推進法案につきまして、反対の立場から討論を行います。(拍手)  私は、現下の日本の諸課題を解決し、この国がさらにしっかりと未来に向かって進んでいくため...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうはよろしくお願いいたします。  この民主主義社会の中で、主権者たる国民の意思といいましょうか、判断というものを仰ぐというのはなかなか難しいものだなということを私自身実感をしております。多くの国民がAだと言っているからAのとおり政策...全文を見る
○逢坂委員 今の話から、両者ともに、ある種、投票への限界ということについての認識はあるように感じたわけでありますけれども、私は、憲法における国民投票というのは重要なもので、これしかこの憲法改正のかぎを握っているものはないのだろうというふうに思う、その前提で話をしているんです。とは...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、今度は、まさに憲法に関する国民投票における部分を聞きたいんです。  憲法に関する国民投票において、いわゆる無効訴訟というようなレベルの問題ではなくて、手続的、法律的には全く問題がなかったという投票結果が出た。しかし、その結果が、結果が出てしまった後にど...全文を見る
○逢坂委員 今の両者の話からも、憲法に関する国民投票というのは、その結果の取り扱いにおいて相当に厳格なものである、かつまた、それであるがゆえに相当慎重に、通常の首長選挙ももちろん慎重なものでなければならないのですが、それ以上に相当慎重な取り扱いというものが必要なのだなというような...全文を見る
○逢坂委員 以上の観点からいたしますと、これも両者にお伺いしたいんですけれども、今我々がこの憲法改正の国民投票の議論をしているこの時期でございますけれども、この今の時期というのはこの議論をする上で適切な時期というふうにお考えでしょうか。この点について両者からお伺いします。
○逢坂委員 今二人の話はまことにもっともで、私もよく理解できるわけでありますけれども、ただ、憲法改正の内容に関する議論が静かな時期に、改正内容にかかわらず粛々と議論を進めることがいいんだという考えがある一方で、憲法改正に関する投票法制を議論するということそのものが、いやが応でも憲...全文を見る
○逢坂委員 両提案者のきょうの話を聞いて、私自身も、この憲法改正の手続というのは、やはり粛々と、改正するしない、内容にかかわらず進められるべきであるということを改めて強く認識をしたわけであります。  しかしながら、極めて重要な問題であることは言うまでもありませんし、冒頭に述べた...全文を見る
12月08日第165回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうはお世話になります。よろしくお願いいたします。  きょうの郵政公社の決算に入る前に、一点だけ簡単にちょっと菅大臣に御質問したいんですけれども、実は、先ほど後藤委員からも話のありました夕張市の関係でございます。  夕張市の財政再建...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の話は私も非常によくわかるわけでありますね。基礎的なサービスというのは提供するのが前提でその財政再建計画というのはつくられなければいけないというのは当然のことだというふうに思うわけです。  しかも、夕張市の場合、類似団体の倍近い職員がいるということで、それも...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。いろいろな方法がある、だけれども、最終的には基礎的な行政サービスを提供する責任者としてきちんとしなければならないという御答弁だったというふうに理解をいたしました。  それから、これはちょっと言うつもりはなかったのでありますけれども、二度発言されまし...全文を見る
○逢坂委員 今のは、前段お話しになった、こういうことをやって、それで後段にお話しになった十九年度の五百十七億からの当期純利益が出てきますよという話なんですけれども、今の郵政公社の段階の状況を見ると、どんどんそちらの分野は縮小しているというか、苦しい状況になっているわけですね。それ...全文を見る
○逢坂委員 次に、もう一つ質問したいんですけれども、そういうもろもろのことによって、今この骨格見通しというのは、確実性はまあ二十年ぐらいは大丈夫だろうというような話というふうに私は承ったのであります。しかし、世の中の動きというのはなかなか複雑で早いものでありますから、万が一これが...全文を見る
○逢坂委員 としますと、何としても赤字にはしないんだという強い決意だというふうに思うわけですが、ただ、今の御説明からいうと、新規事業分野の話も若干あったかと思いますが、先ほどの骨格見通しには新規事業分野というのは入っていないんですよね。どうでしたか。
○逢坂委員 それで、今までの話を踏まえまして、日本郵政株式会社の西川社長にお話を伺いたいのですが、今、まだ先の会社のことでありますので、どうこう言うのはいかがなものかという考えもあるかもしれませんが、でも、もう一年を切っているという段階でありますので、特に、国民が一番懸念している...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ来年の秋以降の会社も、きちっとしたサービスが提供できるように、しかも安定的な経営ができるように、私も強く望みたいと思います。  次に、これは国民の皆さんに非常に密接、近い仕事でありますので、国民の皆さんに安心感を与えるということも非常に重要なことかと思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 この点につきまして、いわゆる形式上は株式会社でありますから、一般の株式会社と同じ考え方を持っていればいいという形式的な思いもあるかもしれませんけれども、私は、今回の郵政民営化で生まれる株式会社というのは、やはり、経歴からいっても、さまざまな経過からいっても、通常の株式...全文を見る
○逢坂委員 それでは、今後も、単なる株式会社としてではなくて、国民により身近な、公共性の強い株式会社としての立場を十分に踏まえた説明責任と情報公開の姿勢を持っていただきたいということを強く要望しておきます。  次でございますけれども、私が田舎に住んでいるものですから、近所の話題...全文を見る
○逢坂委員 随分御苦労されてやられていることというふうに思いますけれども、今話のあった七十六自治体でありますけれども、来年の三月までに何とかしたいということでありますが、仮定の話なんですけれども、この七十六自治体が、説明した結果やはり同意が得られないというような場合、どうされるの...全文を見る
○逢坂委員 いつも仲よくしている塚田常務なので、余り質問を繰り返したくはないのですが、聞いたことにお答えになっていないので聞かざるを得ないのです。  説明会も開催できないというような場合どうするんですかと、私は二十一のところについて聞いたんですけれども、いかがでしょうか。
○逢坂委員 その結果、三月末までに説明会が結果として開くことができなかったというようなところはどうするんですかということを私は聞いているんですね。  それともう一つ、実は、私がよく地域を回っていて言われるのは、確かに説明会は開きましたよ、それは説明させるのは道理だと思うよ、説明...全文を見る
○逢坂委員 それでは、現時点で、説明会が開けないとか最終的に了解の得られないところについては、まだ方針が決まっていないというふうに理解をしていい、粘り強くとにかく説明をして御理解をいただくことを今旨としてやっているというふうに理解をさせていただきました。  さて、そこで、生田総...全文を見る
○逢坂委員 結論から言うと、基本方針は変えないというふうには読み取れたわけでありますけれども、それであれば何のために説明して歩いているのかなという気もしないわけでもないわけでありまして、ぜひ本当に地域の声に真摯に耳を傾けてやるという姿勢をお持ちいただきたいということを強く要望して...全文を見る
○逢坂委員 それは、まことにもってごもっともな答弁だというふうに思いますが、ただ、解散した、七百六十九億かかった、それであのような選挙結果が出た。その結果、きょうここでまた民営化のことなどいろいろ議論しているわけです。ところが、今回十一名の方が復党されたというようなことですね。大...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終わりましたので、これでやめたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、余りころころ目先が変わるようなことを七百六十九億円もかけてやるのは、やはり慎重でなければならない。私は、特に国民の皆さんに申し上げたいのは、簡単に解散、解散、選挙、選挙と言うけれども...全文を見る